1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/16(木) 17:49:30.85 ID:z9NBDEd50
「・・・」ふわふわ
夏目「何だろう・・・」
『・・・夏目様・・・友人帳の夏目様ですね?』
夏目「うわっ!靄が喋った!?」
『あっ・・・この様な姿で失礼を。少々お待ち下さい』ふわっ
・・・
夏目「何だろう・・・」
『・・・夏目様・・・友人帳の夏目様ですね?』
夏目「うわっ!靄が喋った!?」
『あっ・・・この様な姿で失礼を。少々お待ち下さい』ふわっ
・・・
引用元: ・夏目「何か浮いてる・・・」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/16(木) 17:50:32.51 ID:z9NBDEd50
煙々羅「私は煙々羅と申します。少し、お時間を頂けませんか?」
夏目「わざわざ人の姿になってもらって悪いが、今日は早目に帰らなきゃいけないんだ」
煙々羅「そんな・・・」
夏目「またなー」
煙々羅「うぅっ・・・」グスグス
夏目「えっ」
ニャンコ先生「迎えに来てやったぞーー、っと、にゃんとぉ!?」
夏目「ああ先生、迎えに来てくr」
ニャンコ先生「夏目が女を泣かせとるー!」
夏目「い、いや、違う!違うんだよ先生!」
ニャンコ先生「まさかお前が女を泣かせる日が来るなんて思わなんだ」
夏目「違うって言ってるだろ!それに、そいつは妖だ!」
ニャンコ先生「・・・そうか、人間にモテないあまり、妖に手を出したか」
夏目「違う」ゴスッ
ニャンコ先生「んにゃふ」
夏目「わざわざ人の姿になってもらって悪いが、今日は早目に帰らなきゃいけないんだ」
煙々羅「そんな・・・」
夏目「またなー」
煙々羅「うぅっ・・・」グスグス
夏目「えっ」
ニャンコ先生「迎えに来てやったぞーー、っと、にゃんとぉ!?」
夏目「ああ先生、迎えに来てくr」
ニャンコ先生「夏目が女を泣かせとるー!」
夏目「い、いや、違う!違うんだよ先生!」
ニャンコ先生「まさかお前が女を泣かせる日が来るなんて思わなんだ」
夏目「違うって言ってるだろ!それに、そいつは妖だ!」
ニャンコ先生「・・・そうか、人間にモテないあまり、妖に手を出したか」
夏目「違う」ゴスッ
ニャンコ先生「んにゃふ」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/16(木) 17:51:05.71 ID:z9NBDEd50
・・・
夏目「はぁ・・・何か疲れた」
ニャンコ先生「あれしきの冗談でこの私に手を上げるとは・・・鬼だな」
夏目「本気だっただろ、絶対」
ニャンコ先生「・・・」
夏目「本気だったろ」
ニャンコ先生「にゃんっ☆」
夏目「尻尾の毛抜いてやるー!」ガバァ!
ニャンコ先生「うるさい馬鹿者ー!紛らわしい事をしとるからだ!それに匂いで分かっておったわー!」キシャー!
夏目「分かってたなら逆ギレしないだろっ!」
ニャンコ先生「黙れ白アスパラー!」
煙々羅「うふふ」
夏目「ん、笑った?」
夏目「はぁ・・・何か疲れた」
ニャンコ先生「あれしきの冗談でこの私に手を上げるとは・・・鬼だな」
夏目「本気だっただろ、絶対」
ニャンコ先生「・・・」
夏目「本気だったろ」
ニャンコ先生「にゃんっ☆」
夏目「尻尾の毛抜いてやるー!」ガバァ!
ニャンコ先生「うるさい馬鹿者ー!紛らわしい事をしとるからだ!それに匂いで分かっておったわー!」キシャー!
夏目「分かってたなら逆ギレしないだろっ!」
ニャンコ先生「黙れ白アスパラー!」
煙々羅「うふふ」
夏目「ん、笑った?」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/16(木) 17:51:32.88 ID:z9NBDEd50
ニャンコ先生「隙ありー!」シュバッ!
夏目「甘いぞ先生っ!」パシッ、カリカリカリカリ
ニャンコ先生「んにゃふんにゃふん」ゴロゴロゴロ
煙々羅「ふふっ」クスクス
煙々羅「仲が良いのですね」
夏目・ニャンコ先生「どこが!?」
煙々羅「うふふ」
夏目「甘いぞ先生っ!」パシッ、カリカリカリカリ
ニャンコ先生「んにゃふんにゃふん」ゴロゴロゴロ
煙々羅「ふふっ」クスクス
煙々羅「仲が良いのですね」
夏目・ニャンコ先生「どこが!?」
煙々羅「うふふ」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/16(木) 17:52:08.16 ID:z9NBDEd50
・・・
夏目「それで、用と言うのはやっぱり・・・」ゴソゴソ
夏目「この友人帳か」
煙々羅「はい。名をo」
夏目「分かった、すぐ終わるよ」
夏目「・・・我を護りし者よ、その名を示せ」パラパラ・・・
ニャンコ先生「また薄くなるなー・・・お人好しが」
パラパラパラパラ・・・パサッ
夏目「えっ?」
ニャンコ先生「ん?」
煙々羅「あの・・・何をされているのですか?」
夏目「いや、名前を返そうと」
煙々羅「いえ、私の名前をお渡ししようと来たのです」
夏目「それで、用と言うのはやっぱり・・・」ゴソゴソ
夏目「この友人帳か」
煙々羅「はい。名をo」
夏目「分かった、すぐ終わるよ」
夏目「・・・我を護りし者よ、その名を示せ」パラパラ・・・
ニャンコ先生「また薄くなるなー・・・お人好しが」
パラパラパラパラ・・・パサッ
夏目「えっ?」
ニャンコ先生「ん?」
煙々羅「あの・・・何をされているのですか?」
夏目「いや、名前を返そうと」
煙々羅「いえ、私の名前をお渡ししようと来たのです」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/16(木) 17:52:33.62 ID:z9NBDEd50
夏目「えぇー!」
ニャンコ先生「自ら名前を渡すなど、正気か?」
煙々羅「はい・・・私は煙の妖。流れ流れて、何処へ行くか解りません。ならばせめて、この場所くらいには戻れたら、と思いまして・・・」
ニャンコ先生「呼ばれたらいつでもここへ来れる、と言う訳か」
煙々羅「はい」
夏目「でも・・・」
ニャンコ先生「自ら名前を渡すなど、正気か?」
煙々羅「はい・・・私は煙の妖。流れ流れて、何処へ行くか解りません。ならばせめて、この場所くらいには戻れたら、と思いまして・・・」
ニャンコ先生「呼ばれたらいつでもここへ来れる、と言う訳か」
煙々羅「はい」
夏目「でも・・・」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/16(木) 17:53:01.02 ID:z9NBDEd50
・・・
夏目「結局、もらってしまったなぁ・・・」
ニャンコ先生「あやつは自分の意思で名前を渡したのだ。何を気にする必要がある」
夏目「それはそうだけど・・・」
ニャンコ先生「ふん、この地に未練があるのだろう。まー、あの妖には、我々に危害を加える力など無い。どっしり構えておればいいのだ」
夏目「未練か・・・」
夏目「結局、もらってしまったなぁ・・・」
ニャンコ先生「あやつは自分の意思で名前を渡したのだ。何を気にする必要がある」
夏目「それはそうだけど・・・」
ニャンコ先生「ふん、この地に未練があるのだろう。まー、あの妖には、我々に危害を加える力など無い。どっしり構えておればいいのだ」
夏目「未練か・・・」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/16(木) 17:53:35.00 ID:z9NBDEd50
・・・
塔子「ごめんなさいねぇ、庭掃除手伝ってもらっちゃって」
夏目「いえ、これくらい」ザッザッ
塔子「助かるわぁ」
夏目「後は任せて下さい」
塔子「うーん・・・じゃあお言葉に甘えて、お買い物に行っちゃおうかしら」
夏目「はい」
塔子「そうそう、はいコレ」
夏目「これは?」
塔子「お芋を頂いたの♪落ち葉を燃やす時に焼いてね?」
夏目「ありがとうございます」
ニャンコ先生「にゃんっ(焼き芋ーっ!」
塔子「くれぐれも火には注意してね?火をつける前にバケツに水を汲んで、それから・・・云々」
夏目「はい」
塔子「ごめんなさいねぇ、庭掃除手伝ってもらっちゃって」
夏目「いえ、これくらい」ザッザッ
塔子「助かるわぁ」
夏目「後は任せて下さい」
塔子「うーん・・・じゃあお言葉に甘えて、お買い物に行っちゃおうかしら」
夏目「はい」
塔子「そうそう、はいコレ」
夏目「これは?」
塔子「お芋を頂いたの♪落ち葉を燃やす時に焼いてね?」
夏目「ありがとうございます」
ニャンコ先生「にゃんっ(焼き芋ーっ!」
塔子「くれぐれも火には注意してね?火をつける前にバケツに水を汲んで、それから・・・云々」
夏目「はい」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/16(木) 17:54:16.06 ID:z9NBDEd50
塔子「じゃあ、後はお願いねー」
夏目「はーい、いってらっしゃい」
ニャンコ先生「夏目!さっさと火をつけろ!焼き芋だー」
夏目「はいはい」カチカチ・・・ボッ
ニャンコ先生「早く芋を焼くのだ!」
夏目「さっきからうるさい」
パチパチ・・・パチッ
夏目「ふー、温まるな」
ニャンコ先生「芋ー!芋はまだか」
夏目「まだだよ、先生。さっき入れたばっかりだろ」
ニャンコ先生「ぬうう・・・」
ユラ・・・ユラ
夏目「・・・ん?煙が」
ニャンコ先生「どうした?焼けたか夏目?」
ユラユラ・・・ボッ!
夏目「はーい、いってらっしゃい」
ニャンコ先生「夏目!さっさと火をつけろ!焼き芋だー」
夏目「はいはい」カチカチ・・・ボッ
ニャンコ先生「早く芋を焼くのだ!」
夏目「さっきからうるさい」
パチパチ・・・パチッ
夏目「ふー、温まるな」
ニャンコ先生「芋ー!芋はまだか」
夏目「まだだよ、先生。さっき入れたばっかりだろ」
ニャンコ先生「ぬうう・・・」
ユラ・・・ユラ
夏目「・・・ん?煙が」
ニャンコ先生「どうした?焼けたか夏目?」
ユラユラ・・・ボッ!
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/16(木) 17:54:47.37 ID:z9NBDEd50
夏目「うわあっ!煙から顔がっ!」
ニャンコ先生「んん?」
煙々羅「こんにちわ~」
夏目「煙々羅!?」
煙々羅「来てしまいました」
夏目「な・・・」
ニャンコ先生「お、おい!芋が出てしまっておるぞ!」
煙々羅「驚かせてしまってすいません・・・夏目様が名を呼んで下さらないので、こちらからお邪魔しました」
夏目「そうか・・・ビックリしたよ」
ニャンコ先生「おい!夏目!芋を戻さんか!」
煙々羅「どうして名を呼んでいただけないのですか?」
夏目「いや、どうしてって言われても・・・」
ニャンコ先生「こうなったら私が直々に芋を戻し・・・熱ーっ!」たしっ!たしっ!
ニャンコ先生「んん?」
煙々羅「こんにちわ~」
夏目「煙々羅!?」
煙々羅「来てしまいました」
夏目「な・・・」
ニャンコ先生「お、おい!芋が出てしまっておるぞ!」
煙々羅「驚かせてしまってすいません・・・夏目様が名を呼んで下さらないので、こちらからお邪魔しました」
夏目「そうか・・・ビックリしたよ」
ニャンコ先生「おい!夏目!芋を戻さんか!」
煙々羅「どうして名を呼んでいただけないのですか?」
夏目「いや、どうしてって言われても・・・」
ニャンコ先生「こうなったら私が直々に芋を戻し・・・熱ーっ!」たしっ!たしっ!
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/16(木) 17:55:16.56 ID:z9NBDEd50
夏目「俺は、妖を操る気は無いよ」
煙々羅「・・・そうですか」
ニャンコ先生「聞いとんのか!こら!」
煙々羅「・・・」
夏目「・・・ああ、もう少しで芋が焼けるんだ。食べるか?」
煙々羅「はいっ」
ニャンコ先生「私の分が減ってしまうではないか」
煙々羅「・・・そうですか」
ニャンコ先生「聞いとんのか!こら!」
煙々羅「・・・」
夏目「・・・ああ、もう少しで芋が焼けるんだ。食べるか?」
煙々羅「はいっ」
ニャンコ先生「私の分が減ってしまうではないか」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/16(木) 17:55:45.99 ID:z9NBDEd50
・・・
夏目「焼けたぞー」
ニャンコ先生「やっと出来たか。一番デカイのをよこせ」
夏目「はいはい、先生はこれな。煙々羅はこれ」
煙々羅「ありがとうございます」
ニャンコ先生「すぐに食って二本目に・・・あーーん」がぶ
夏目「熱いから気をt」
ニャンコ先生「んなー!」
夏目「・・・だから言ったろ」
ニャンコ先生「フーフーしてから渡さんかー!」キシャー!
夏目「そんなことするかー!」
煙々羅「ふふふっ」
夏目・ニャンコ先生「何がおかしい!?」
煙々羅「ふふふふっ」
夏目「焼けたぞー」
ニャンコ先生「やっと出来たか。一番デカイのをよこせ」
夏目「はいはい、先生はこれな。煙々羅はこれ」
煙々羅「ありがとうございます」
ニャンコ先生「すぐに食って二本目に・・・あーーん」がぶ
夏目「熱いから気をt」
ニャンコ先生「んなー!」
夏目「・・・だから言ったろ」
ニャンコ先生「フーフーしてから渡さんかー!」キシャー!
夏目「そんなことするかー!」
煙々羅「ふふふっ」
夏目・ニャンコ先生「何がおかしい!?」
煙々羅「ふふふふっ」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/16(木) 17:56:31.05 ID:z9NBDEd50
・・・
夏目「で、どうして名を呼ばれたいんだ?」
煙々羅「えぇと・・・それはですね」
ニャンコ先生「むう」たしっ!たしっ!
煙々羅「・・・昔、こんな事がありました」
ニャンコ先生「おい、フーフーしてくれ」
夏目「で、どうして名を呼ばれたいんだ?」
煙々羅「えぇと・・・それはですね」
ニャンコ先生「むう」たしっ!たしっ!
煙々羅「・・・昔、こんな事がありました」
ニャンコ先生「おい、フーフーしてくれ」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/16(木) 17:57:06.65 ID:z9NBDEd50
~~~~
煙々羅「ああ、いい天気」ふわふわ
『お前なんてどっかいけ!』
『そーだそーだ!』
煙々羅「・・・喧嘩?」
男1「そーら!」バシッ!
男2「もう姿を見せるな!」ゲシッ!
女「っく!・・・このっ!」バチッ!
男1「いってぇ!こいつ!」
ユラ・・・ユラユラ・・・
男1・2「ん?」
女「?」
煙々羅「ああ、いい天気」ふわふわ
『お前なんてどっかいけ!』
『そーだそーだ!』
煙々羅「・・・喧嘩?」
男1「そーら!」バシッ!
男2「もう姿を見せるな!」ゲシッ!
女「っく!・・・このっ!」バチッ!
男1「いってぇ!こいつ!」
ユラ・・・ユラユラ・・・
男1・2「ん?」
女「?」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/16(木) 18:01:12.40 ID:z9NBDEd50
ユラユラ・・・ボウッ!!
男1「うわああああ!」
男2「な、何だっ!」
ボウッ!!モクモクモク
男1「に、逃げろ!」ダッ!
男2「うわあっ!」ダッ!
煙々羅「ふう・・・女一人に二人がかりなんて・・・」
女「・・・ありがとう」
煙々羅「えっ?」
女「・・・」
煙々羅「私が見えるんですか?」
女「まぁね。貴方、妖よね?」
煙々羅「・・・はい」
女「所で、貴方、名前は?」
男1「うわああああ!」
男2「な、何だっ!」
ボウッ!!モクモクモク
男1「に、逃げろ!」ダッ!
男2「うわあっ!」ダッ!
煙々羅「ふう・・・女一人に二人がかりなんて・・・」
女「・・・ありがとう」
煙々羅「えっ?」
女「・・・」
煙々羅「私が見えるんですか?」
女「まぁね。貴方、妖よね?」
煙々羅「・・・はい」
女「所で、貴方、名前は?」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/16(木) 18:01:55.20 ID:z9NBDEd50
煙々羅「煙々羅と申します」
女「そう、可愛い名前ね」
煙々羅「い、いえいえ!そ、そんな・・・!」
女「ねぇ、私と勝負しない?」
煙々羅「勝負、ですか?」
女「私に勝てば何でも貴方の言う事を聞いてあげる。負けたら、私の子分になるのよ」
煙々羅「勝負だなんて・・・」
女「悪い条件じゃ無いと思うけど」
煙々羅「し、勝負なんて無理ですー!」ふわっ
女「あっ、ちょっと!」
煙々羅「私は、空から見守ってますから」ふわふわ
女「・・・そう」
女「そう、可愛い名前ね」
煙々羅「い、いえいえ!そ、そんな・・・!」
女「ねぇ、私と勝負しない?」
煙々羅「勝負、ですか?」
女「私に勝てば何でも貴方の言う事を聞いてあげる。負けたら、私の子分になるのよ」
煙々羅「勝負だなんて・・・」
女「悪い条件じゃ無いと思うけど」
煙々羅「し、勝負なんて無理ですー!」ふわっ
女「あっ、ちょっと!」
煙々羅「私は、空から見守ってますから」ふわふわ
女「・・・そう」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/16(木) 18:02:28.58 ID:z9NBDEd50
~~~
煙々羅「と言う事があって、この辺りに戻ってくるのも久し振りで・・・」
煙々羅「友人帳の噂を聞き、夏目様に名前をお渡ししたのです。この地にまた、戻れる様に」
夏目「・・・その女の人って・・・」
煙々羅「どこか、夏目様に似ていたような気もします」
ニャンコ先生「レイコか」
煙々羅「レイコ?」
夏目「・・・夏目レイコは俺の祖母なんだ。妖に勝負を挑んで打ち負かしては、友人帳に名前を書かせていたらしい」
煙々羅「・・・そうでしたか」
ニャンコ先生「ちなみに、こんな姿だったろう?」ボンッ
レイコ(先生)「どうだ?」
煙々羅「あ・・・あの時の!?・・・それで、そのレイコさんは何処に」
夏目「レイコさんはもう他界したよ。亡くなったんだ」
ニャンコ先生「あ、よっこらせ」ボンッ
煙々羅「と言う事があって、この辺りに戻ってくるのも久し振りで・・・」
煙々羅「友人帳の噂を聞き、夏目様に名前をお渡ししたのです。この地にまた、戻れる様に」
夏目「・・・その女の人って・・・」
煙々羅「どこか、夏目様に似ていたような気もします」
ニャンコ先生「レイコか」
煙々羅「レイコ?」
夏目「・・・夏目レイコは俺の祖母なんだ。妖に勝負を挑んで打ち負かしては、友人帳に名前を書かせていたらしい」
煙々羅「・・・そうでしたか」
ニャンコ先生「ちなみに、こんな姿だったろう?」ボンッ
レイコ(先生)「どうだ?」
煙々羅「あ・・・あの時の!?・・・それで、そのレイコさんは何処に」
夏目「レイコさんはもう他界したよ。亡くなったんだ」
ニャンコ先生「あ、よっこらせ」ボンッ
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/16(木) 18:03:02.62 ID:z9NBDEd50
煙々羅「そん・・・な・・・私が、居ない間に・・・」
ニャンコ先生「人間の命など短いものだ、仕方がないのさ」
夏目「煙々羅・・・やっぱり、名を返すよ。受け取ってくれ」
煙々羅「・・・はい」
夏目「我を護りし者よ・・・その名を示せ・・・」
パラパラパラパラ
ビッ
・・・パンッ!
フッ
シュウウウ・・・
夏目「ありがとう、煙々羅・・・祖母の、優しい友人」
ニャンコ先生「人間の命など短いものだ、仕方がないのさ」
夏目「煙々羅・・・やっぱり、名を返すよ。受け取ってくれ」
煙々羅「・・・はい」
夏目「我を護りし者よ・・・その名を示せ・・・」
パラパラパラパラ
ビッ
・・・パンッ!
フッ
シュウウウ・・・
夏目「ありがとう、煙々羅・・・祖母の、優しい友人」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/16(木) 18:04:04.94 ID:z9NBDEd50
・・・
夏目「今日も落ち葉が凄いなぁ」ザッザッ
ニャンコ先生「にゃん、にゃん!」ガサガサ
塔子「またお掃除手伝って貰っちゃってごめんなさいねぇ。猫ちゃんまで」
夏目「いえ、これくらい」
ニャンコ先生「にゃん」
夏目「今日も落ち葉が凄いなぁ」ザッザッ
ニャンコ先生「にゃん、にゃん!」ガサガサ
塔子「またお掃除手伝って貰っちゃってごめんなさいねぇ。猫ちゃんまで」
夏目「いえ、これくらい」
ニャンコ先生「にゃん」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/16(木) 18:04:33.57 ID:z9NBDEd50
塔子「また任せてお買い物に行ってもいいかしらぁ?特売なのよー」
夏目「はい、後はやっときます」
塔子「ごめんなさいね。・・・それでね、また、お芋を頂いたのよー。よかったら食べてね?」
夏目「はい、いただきます」
塔子「火には気を付けてねー」
夏目「いってらっしゃーい」
ニャンコ先生「今日も焼き芋だー!」
夏目「今日は塔子さん達の分も残すからな」
ニャンコ先生「いいから焼け夏目ー!」
夏目「はいはい」
夏目「はい、後はやっときます」
塔子「ごめんなさいね。・・・それでね、また、お芋を頂いたのよー。よかったら食べてね?」
夏目「はい、いただきます」
塔子「火には気を付けてねー」
夏目「いってらっしゃーい」
ニャンコ先生「今日も焼き芋だー!」
夏目「今日は塔子さん達の分も残すからな」
ニャンコ先生「いいから焼け夏目ー!」
夏目「はいはい」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/16(木) 18:05:01.24 ID:z9NBDEd50
・・・
ユラ・・・ユラ・・・
ボッ
煙々羅「こんにちは~」
夏目「うわっ!」
ニャンコ先生「また芋が出てしまったではないか馬鹿者ー!」
煙々羅「す、すいません・・・!今夜辺り、遠くに流されそうですので、ご挨拶に・・・」
夏目「そうか・・・ああ、そうだ。まただけど、焼き芋食べるかい?」
煙々羅「はいっ」
ニャンコ先生「おい!聞いとんn熱ーっ!」たしっ!たしっ!
ユラ・・・ユラ・・・
ボッ
煙々羅「こんにちは~」
夏目「うわっ!」
ニャンコ先生「また芋が出てしまったではないか馬鹿者ー!」
煙々羅「す、すいません・・・!今夜辺り、遠くに流されそうですので、ご挨拶に・・・」
夏目「そうか・・・ああ、そうだ。まただけど、焼き芋食べるかい?」
煙々羅「はいっ」
ニャンコ先生「おい!聞いとんn熱ーっ!」たしっ!たしっ!
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/16(木) 18:06:21.04 ID:z9NBDEd50
終わり
いつまでも煙々羅が出ないのでむしゃくしゃしてやった
反省も後悔もない
いつまでも煙々羅が出ないのでむしゃくしゃしてやった
反省も後悔もない
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