はぐれほむら「はぐれたわ」

さやか「やさぐれたね転校生」

はぐれほむら「とろけたわ」

さやか「どろどろだね」ﾍﾞﾀﾍﾞﾀ

はぐれほむら「触らないで」ｽｯ

さやか「はやい」

はぐれほむら「はぐれだもの」

さやか「メタルじゃないの」

はぐれほむら「えっ」

さやか「えっ」

ぶちほむら「ぶちぶちよ」

マミ「あらかわいい」

ぶちほむら「砂漠にいきたいわ」

マミ「ぶちぶちねえ」ﾂﾝﾂﾝ

ぶちほむら「ちょっと話をきいてよ」

マミ「砂漠にいきたいの？」

ぶちほむら「ええ」

ぶちほむら「そこが私の居場所のような気がするの」

マミ「じゃあパフェにしましょうか」

ぶちほむら「よくわからないのだけれど」

マミ「デザートよ」

ほむらベス「ベスよ」

杏子「かぶってるじゃねーか」

ほむらベス「私はオレンジ、あなたは真紅」

杏子「色以外の違いは？」

ほむらベス「とくにないわ」

杏子「何のためのマイナーチェンジなんだ」

ほむらベス「出会ったら最後、逃げられないわ」

杏子「今はくっちゃべってるだけじゃねーか」

ほむらベス「ガールズトークに花を咲かせましょう」

杏子「逃げてえ」

ホイミほむら「ホイミほむら、略してホイほむよ」

QB「とても人間とは思えないね」

ホイミほむら「傷つくわ」

QB「ごめん」

ホイミほむら「でも大丈夫」

ホイミほむら「ホイミ」

QB「おお」

ホイミほむら「便利ね」

QB「グリーフシード、意味ないね」

ホイミほむら「そうね」

QB「僕達の計画もおしまいだ」

ホイミほむら「やったわ」

キングほむら「満を持して登場よ」

まどか「でかい」

キングほむら「キングだもの」

まどか「オスなの？」

キングほむら「そんなわけないじゃない」

まどか「付けヒゲみたいなのはえてるよ」

キングほむら「えっ」

まどか「ほむらちゃん・・・」ｽｽｯ

キングほむら「引かないでまどか、私は本当にメスなのよ」ｽﾞｽﾞｯ

まどか「よらないで、こわい」

キングほむら「傷つくわ」

まどか「ホイミは？」

キングほむら「ないわ・・・」

ほむらつむり「殻をかぶってみたわ」

さやか「引きこもりだ」

ほむらつむり「そんなわけないじゃない」

ほむらつむり「私は常にアグレッシブを志して生きているわ」

さやか「そんな常時ねぼすけっぽい目で言われてもなー」

ほむらつむり「人の目にとやかく言わないでほしいわね」

ほむらつむり「ラリホー」

さやか「うわっ・・・ぐーすか」

ほむらつむり「まったく、どっちがねぼすけなんだか」

ほむらつむり「・・・このままここで寝かすわけにもいかないわね」



さやか「・・・ん、ここって」

さやか「暗いな・・・」

ほむら「起きたかしら」

さやか「転校生の殻の中！？」

ほむらナイト「ほむらナイトよ」

マミ「上の人はダレかしら」

ほむらナイト「ナイトさんよ」

マミ「中の人はダレかしら」

ほむらナイト「中の人などいないわ」

マミ「・・・デュラハン？」

ほむらナイト「首はあるわ」

マミ「わからないわね」

ほむらナイト「こう、全体で一つの生物ってことで考えてちょうだい」

マミ「不思議ね」

ほむらナイト「不思議よ」

ドラゴほむら「がお」

杏子「わお」

ドラゴほむら「ドラゴンになったわ」

杏子「ヒレが生えてる・・・」ｸﾞﾆｸﾞﾆ

ドラゴほむら「触らないでちょうだい」ｽｯ

杏子「逆鱗って奴？」ﾂﾝﾂﾝ

ドラゴほむら「ちょっと、おこるわよ」

ドラゴほむら「ドラゴラム」ﾎﾞﾑｯ

ドラゴンほむら「がお」

杏子「完璧に魔女だな」

ドラゴンほむら「そうかしら」

杏子「私の槍でも食らわせてやりたいぜ」

エンゼルほむら「天使になったわ」

QB「おかしいね」

QB「君たちは死んだら魔女になるのだけれど」

エンゼルほむら「そういう霊的なアレじゃないのよ」

エンゼルほむら「こういう種族」

QB「つまりはコスプレかい？」

エンゼルほむら「やめてちょうだい、勘違いも甚だしいわ」

QB「でもその羽は飛べないだろう？」

エンゼルほむら「・・・そうよ」

QB「なら、実用性に欠けるよね」

QB「好きでやってるのかい？」

エンゼルほむら「否定を無視してコスプレという前提で話を進めないで」

ダークほむら「ダークほむらよ」

まどか「いつものほむらちゃん」

ダークほむら「ちょっと違うわ」

まどか「どこが」

ダークほむら「心が」

まどか「やめてよ」

ダークほむら「今日の私はダークだから」

ダークほむら「腕時計で太陽光を反射して目に当てるわ」

まどか「やめて」

ダークほむら「ダークほむらよ」

まどか「想像以上にダークだった」

ダークほむら「ふふ」

ゴールデンほむら「デリシャス」

さやか「うわ、宝石だ」

ゴールデンほむら「純金よ」

さやか「硬いわね」ｺﾂﾝｺﾂﾝ

ゴールデンほむら「触らないで」ｽｯ

ゴールデンほむら「価値が下がるわ」

さやか「自分を売るの？」

ゴールデンほむら「売るわけないじゃない」

さやか「じゃあ触ってもいいよね」ｺﾂﾝｺﾂﾝ

ゴールデンほむら「やめなさい美樹さやか」

さやか「へへ」ｺﾂﾝｺﾂﾝ

ゴールデンほむら「やめて」

ほむら「ほむ」

マミ「あら、いつもの暁美さん」

ほむら「戻ったわ」

マミ「どうしたのかしら」

ほむら「どうもしてないのだけど」

ほむら「なんというかその、わかりやすい奴がひと通り終わったのよ」

ほむら「まあ、まだ特徴あるのはあるのだけれど」

ほむら「キャラバンハート様々ね」

マミ「何のこと？」

ほむら「・・・こっちの話よ」

マミ「？」

はねほむら「はねよ」

杏子「エイみたいだな」

はねほむら「ちゃんと飛ぶわ」

杏子「ハンググライダーみたいだな」

杏子「ていうか滑空？」

はねほむら「・・・そうね」

はねほむら「これが私の限界よ」

杏子「ハンググライダーのコスプレか・・・」

杏子「センスねーな」

はねほむら「どうして皆コスプレ扱いをするの」

杏子「え？　そうじゃないのか？」

はねほむら「・・・もういいわ」

スノーほむら「2Pカラーよ」

QB「真っ白だね」

スノーほむら「貴方と一緒のカラーだなんて」

スノーほむら「嫌だわ」

QB「僕は大分気に入ったよ」

QB「どうだい、QBほむらに名前を変えてみるのは」

スノーほむら「やめてちょうだい、縁起でもない」

スノーほむら「丁重にお断りするわ」

QB「それは残念だね」

ほむらツリー「ツリーよ」

まどか「さくらんぼの種でも食べたの」

ほむらツリー「なんの話」

まどか「マイナーな童話」

ほむらツリー「よくわからないけれど」

ほむらツリー「果実が取れたわ」

まどか「うまい」

まどか「ほむらちゃん味」

ほむらツリー「照れるわ」

デビルほむら「デビルほむらよ」

さやか「うわっ転校生、まだ10月は遠いよ」

デビルほむら「仮装じゃないのよ」

さやか「お菓子か、お菓子がほしいのか」

デビルほむら「やめてちょうだい」

デビルほむら「これはコスプレじゃないわ」

さやか「はいお菓子」

デビルほむら「話を聞きなさい、いたずらするわよ」

さやか「それもいいかもね」

デビルほむら「えっ」

さやか「えっ」

デビルほむら「・・・困るわ・・・」ｵﾄﾞｵﾄﾞ

さやか「小悪魔系め」

ほむらボックス「正六面体よ」

マミ「サイコロかしら」

ほむらボックス「私よ巴マミ」

マミ「あら暁美さん」

ほむらボックス「もう何がなんだかよくわからないわ」

マミ「マスコットみたいでかわいいわね」

ほむらボックス「あなたはすぐそれね・・・」

マミ「ほんと、かわいいわ」ﾑｷﾞｭ

ほむらボックス「手足が出せないからって抱きしめるのをやめて」

マミ「かーわーいーいー」ｷﾞｭｰｷﾞｭｰ

ほむらボックス「やめて・・・やめてください」

ほむらボックス「死んでしまう」

ストーンほむら「ちゃんと目は２つあるわ」

杏子「何のことだい」

ストーンほむら「こっちの話よ」

ストーンほむら「見た目通り、硬いわ」

杏子「本当だ」ｺﾞﾂｺﾞﾂ

ストーンほむら「やめてちょうだい」ｽｽｯ

杏子「すぐこれだ」

杏子「シャイガールめ」

ストーンほむら「そういうわけじゃないわ」

ストーンほむら「ただ珍しいって理由だけで触るのはやめてほしいのよ・・・」

杏子「ところでアメコミにこんな奴いなかったっけ？」

ストーンほむら「ファンタスティック４ね」

ストーンほむら「・・・佐倉杏子、あなたも話をきかないのね・・・」

ほむらファング「野生に帰りました」

QB「これはこれは」

QB「先祖返りかい？」

ほむらファング「進化の可能性よ」

QB「その鉤爪は・・・」

QB「アメコミにそんなのがいたね」

ほむらファング「ウルヴァリンね・・・皆アメコミ好きなのかしら」

QB「映画化してるのしか知らないけどね」

ほむらファング「意外とミーハーなのね・・・」

ほむらタワー「重なってみたわ・・・」

まどか「ほむらちゃんがさんにん」

ほむらタワー(1)「異空間同位体よ」

ほむらタワー(2)「タイムパラドックスよ」

ほむらタワー(3)「ドッペルゲンガーよ」

まどか「各々の見識に僅かな相違が見られる」

ほむらタワー「私のくせに・・・×3」

まどか「それで処理していいんだ」

ほむらタワー「いいのよ×3」

ほむッピー「脚力強化よ」

さやか「足でかっ」

ほむッピー「飛ぶわ」

さやか「こんどはジャンプか・・・」

ほむッピー「まだまだ自力での飛行の日は遠いわ」

ほむッピー「でもその時まで切磋琢磨、ホップステップよ」

さやか「がんば」

ほむらボーグ「ウィンガッシャン」

マミ「ﾋｭｰｯ!」

ほむらボーグ「何よ」

マミ「何でもないわ」

ほむらボーグ「・・・まあいいわ」

マミ「カッコイイわね」

マミ「かなり！」

ほむらボーグ「どうやら琴線に触れるものがあるらしいわね」

マミ「ええ」

ほむらボーグ「私的にはキカイダーなのだけれど」

マミ「良心回路は働いているかしら」

ほむらボーグ「いつでも不完全よ」

マミ「健全ね」

ベビーほむら「ばぶ」

杏子「なんだこの赤ちゃん」

ベビーほむら「私よ」

杏子「お前、暁美ほむらっ！？」

ベビーほむら「まったく、なんでこんな目に」

杏子「かわいいじゃねえか」

杏子「●●●●飲むか！？」

ベビーほむら「でないでしょう、あなたは」

杏子「そうか・・・」ｼｭﾝ

ベビーほむら「・・・仕方がないわね、人参を擦ってちょうだい」

杏子「お、おう！　しょうがないなーお前は」

ベビーほむら「・・・世話好きなのね、意外と」

杏子「まあ、お姉ちゃんだからな」

グランほむら「おばあちゃんよ」

QB「壮年の男性の特徴的な要素である白髭をたっぷり蓄えておいて」

QB「おばあちゃんを騙るにはちょっと無理があると思うんだけど」

グランほむら「それでも私はメスなのよ」

QB「よくわからないよ・・・」

グランほむら「いつも小さいあなただけれど、今回は豆粒のように見えるわね」

QB「僕は君の目の前に居ると、常に戦々恐々だよ」

QB「文字通り、恐れ入るね」

グランほむら「私は怪獣か何かなのかしら」

QB「マシュマロマンじゃないかな」

スピンほむら「触らないで」

まどか「えい」ｸﾞｻｯ

まどか「痛い」

スピンほむら「だから言ったでしょう」

スピンほむら「まるでフグね、自分で言うのもなんだけれど」

まどか「おいしい？」

スピンほむら「どうかしら」

まどか「ほむらちゃん味？」ｼﾞｭﾙﾘ

スピンほむら「味をしめないで・・・」

マグマほむら「触らないで」

さやか「・・・さすがに触らないわよ」

マグマほむら「よかった、そこまで馬鹿じゃないのね」

さやか「どれだけ私のこと低く評価してるのよ・・・」

さやか「にしても、温度が急に上がったね、さすがに」

マグマほむら「ごめんなさい、でもこれが私なの・・・」

さやか「まあ、でも冬だしね。もう少し一緒に居ようよ、転校生」

マグマほむら「あら、隣に置いてくれるの？」

さやか「あったかい」

マグマほむら「・・・そうね」

ほむキャンサー「蟹よ」

マミ「往年にして蟹はどん底キャラよね」

ほむキャンサー「何よ」

マミ「活躍話数がたった3話で退場するわよ」

ほむキャンサー「それはあなたじゃないのかしら」

マミ「経験者だからこそ言っているのよ・・・」

ほむキャンサー「そもそも神話からして最悪な設定よね」

ほむキャンサー「踏まれて死んだだけなのよ・・・」

マミ「キャンサーって名前も、ねえ・・・」

ほむキャンサー「・・・癌・・・」

ほむらヒーロー「ヒーローよ」

杏子「うわ、なんだこれ、うわっ」

ほむらヒーロー「どうしたの、佐倉杏子」

杏子「お前、ほむらじゃねえだろ！　ほむらっぽい着ぐるみをきた、何かだ！」

ほむらヒーロー「信じて、私はこれでも暁美ほむらなのよ」

杏子「嘘だ、信じられねえ！」

杏子「変質者だ！」

ほむらヒーロー「叫ばないで、佐倉杏子。お願い、信じて」

杏子「む～・・・」

ほむらヒーロー「・・・こう、全体含めて暁美ほむら、ってことで妥協してもらえないかしら」

杏子「し難いなあ」

ほむッパー「お手てがでかいわ」

QB「僕の耳みたいだ」

ほむッパー「でも性能は全然違うわ、飾りじゃないのよ腕は」

QB「すごいね、優に三倍は超えているよ、通常の」

ほむッパー「赤くはないのだけれど」

QB「しかし、これだけ破壊力を増していそうな腕があれば、きっと魔女狩りにも有利だね」

QB「せいぜい頑張ってくれ」

ほむッパー「・・・まずは貴方達を根こそぎ駆逐してしまおうかしら」