2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/30(水) 23:20:55.15 ID:9WrC3T2Y0
佐天「ねぇ、初春~」

初春「何ですかぁ?」

佐天「ちょっと面白い噂を耳にしたんだけどさぁ?」

初春「またですか?」

佐天「なんでも解いただけでレベルが上がる教材ってのがあるらしいのよ」

初春「むっ・・・・・・・」

佐天「ね―――」

初春「佐天さん!」

佐天「え!?」

引用元: 黒子「進研ゼミですの!」 



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/30(水) 23:24:50.64 ID:9WrC3T2Y0
初春「なんで!?どうして!?あんなことがあったのに!レベルアッパーのこともう忘れたんですか!?」

佐天「じょ、じょーだん!・・・」

初春「私がどんな思いで・・・、御坂さんや白井さんがどんな思いで戦ったと思ってるんですか!?」

佐天「・・・ご、ごめん初春・・・。」

初春「そんなもの、ある訳ありません!」

佐天「そ、そうだよね!ある訳ないよねーへへへ」

初春「当たり前です!そんなものがあったら私だってとっくに使ってます!」

佐天「・・・そうだよ・・・・ね。。。(マズイ・・・、この雰囲気なんとかしなきゃ・・・)」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/30(水) 23:28:41.52 ID:9WrC3T2Y0
佐天「あ、あのさ初春」

初春「もう、なんですか!」

佐天「今日返された中間テスト、どうだった?」

初春「(ギクッ!・・・)」

佐天「お!その反応は!初春も良くなかったんだー」

初春「『も』ってなんですか『も』って!佐天さんと一緒にしないでくださいよぉ!」

佐天「じゃあ、出来たんだ?」

初春「・・そ、それはぁ・・・」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/30(水) 23:33:18.46 ID:9WrC3T2Y0
佐天「ちょっと見せてみ!」ガサゴソ

初春「や!ちょっと!やめてくださいよ!人のカバンを勝手に漁るのは!」

佐天「別にいいじゃん減るもんじゃないし!おっ!あったあった!どれどれ~・・・・・は・・・はちじゅってん・・・」

初春「こ、今回は色々事件が重なってテスト勉強に割く時間がなかたんですよぉ~!」

佐天「・・・これで、出来が悪いと・・・・・・・」

初春「もー、私のも見せたんですから佐天さんのも見せてくださいよ~」

佐天「え?い、いやああたしのはいいよ。とにかく初春よりは上、とでも言っておこう!(言えない。一番良かったので65点なんて絶対に言えない・・・)」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/30(水) 23:37:10.26 ID:9WrC3T2Y0
初春「えーそんなのずるいですよ~、大体私より良い点数だったら見せてくれてもいいじゃないですか!」

佐天「い、いやぁそんなことしたら初春がショック受けちゃうと思ってね。ま、佐天さんの優しさだと思って、受け取ってくれたまえこの気持ち」

初春「むっ・・・・なんか、納得いきません」

・・・・・・

佐天「(マズイ・・・さっきより雰囲気悪くなっちゃったよ・・・。もう、こうなったら!)」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/30(水) 23:41:11.41 ID:9WrC3T2Y0
佐天「まあさ、今回は仕方ないよ!期末へ向けて頑張ろう!というわけで今日出た宿題さっさと片づけちゃいたいんだけど初春の部屋で一緒にやらない?」

初春「なんでまた私の部屋なんですか?第一、私も分かりませんよあの問題」

佐天「じゃあ、どうするつもりだったのよ?」

初春「それは・・・、御坂さんに聞こうと・・・」

佐天「ズルいっ!」

初春「ズルい!って!」

佐天「あーあ、言っちゃおうかな白井さんに。初春が御坂さんを独り占めしようとしていたと」

初春「それはやめてください!!!」

佐天「じゃあ、その計画にあたしも混ぜなさい」

初春「・・・」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/30(水) 23:44:32.94 ID:9WrC3T2Y0
佐天「交渉成立ね!ていうかなんで白井さんじゃなくて御坂さんなのよ」

初春「・・・ゃしいじゃないですか」

佐天「?」

初春「悔しいじゃないですか!同い年なのに!能力では負けてるけど、勉強では負けてると思いたくないんですよ!」

佐天「そ、そうね・・・(そんなこと言ったら無能力者で勉強も毎回初春に教えてもらってるあたしはなんなんだ・・・)」ショボーン

トボトボ

初春「(あ、あれ・・・?なんか雰囲気がすっごく悪い気がする・・・)」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/30(水) 23:48:41.66 ID:9WrC3T2Y0
佐天「そう・・・。でも御坂さんが部屋にいない可能性もあるんじゃ・・・」

初春「あ・・・」

佐天「やっぱり」

初春「でも絶対にいます!御坂さんは!」

佐天「何その自信」

初春「さぁ!行きましょう!いざ、常盤台学生寮へ!」

佐天「お、おーう」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/30(水) 23:51:39.87 ID:9WrC3T2Y0
―美琴と黒子の部屋―

黒子「まったく・・・今日はお姉様との同棲200日記念日ですのにおとなしく始末書なんて書いていられませんの」

黒子「しかし、後日固法先輩にはたっぷりお灸を据えられそうですわね・・・」

黒子「まぁそれはそれとして・・・」ニヤニヤ

黒子「(お姉様はぐっすり眠っていらっしゃいますわね)」

黒子「(昨日の、題して『わざと大きないびきをかいてお姉様を眠らせませんの!』作戦が成功したようですわね)」

黒子「(おかげでわたくしもよく眠れていない上に寮官にたっぷり叱られましたけど・・・。そんなにうるさかったのでしょうか?)」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/30(水) 23:54:37.49 ID:9WrC3T2Y0
黒子「(まぁ、ともかく作戦は成功しましたので良しと致しましょう)」

黒子「(にしてもあのパジャマ・・・なんとかなりませんのでしょうか?)」

黒子「(仮にも我が常盤台中学のエースで仰せられるというのに・・・)」

黒子「(まぁ、今日は手始めとしてお姉様にピッタリな、もとい、常盤台のエースとしての品格漂う下着をプレゼントして差し上げますの)」ニヤニヤ

黒子「(さすがにいつまでもあんな子供じみた下着では困りますもの・・・。ついでにあの短パンもどうにかしてもらいたいのですがそれは順を追って解決致しますの)」

黒子「(さて、それではこの黒子が、お姉様が気持ちよく眠っていらっしゃる間に着替えを済ませてあげますの。グヘヘ)」

そろ~・・・

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/30(水) 23:58:42.74 ID:9WrC3T2Y0
ピンポーン!

黒子「なっ・・・!」

ピンポーン!ピンポーン!

初春「あれ?出ませんねぇ・・・」

佐天「やっぱりいなんじゃない?」

ピンポーン!ピンポーン!ピンポーン!

黒子「(なんですのこのバットタイミング!やっとズボンを下ろし終えた所だと言いますのに!今お姉様に起きられたら・・・殺されますわね)」

ピンポーン!ピンポーン!ピンポーン!ピンポーン!

黒子「(しつこいですわね・・・。これでは居留守は使えませんの。ええい!こうなったら一気にズボンを上げて受話器までテレポートすれば・・・)」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/31(木) 00:02:25.21 ID:GU+I0Gff0
バッ!ビリッ!

美琴「痛ッ!」

サッ!

ピンポーン!

佐天「やっぱいないんだよ」

初春「仕方がありませんね・・・」

ガチャッ!

黒子「な ん で す の ! ど な た で す の !(ふぅ・・・。なんとか間に合いましたわ)」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/31(木) 00:05:58.53 ID:GU+I0Gff0
初春「え!?白井さん・・・?」

黒子「その声は・・・初春ですの?何ですのこんな時間に」

初春「こんな時間って・・・まだおやつの時間ですけど・・・。そんなことより白井さん、始末書はどうしたんですか?」

黒子「あー、あれはサボってきましたの」

初春「サボったって・・・後で固法先輩に何をされるか分かりませんよ?」

黒子「それは覚悟の上ですの。今日はそんなことより大切な事がありますの。それより初春の方もわたくしに何か用があってここまで来たのですのよね?」

初春「いや・・・それは・・・」

佐天「どうするの初春?」

黒子「その声は佐天さんもいらっしゃいますのね?まぁ、いいですわ。とりあえずお部屋に上がってくださいまし」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/31(木) 00:07:10.37 ID:GU+I0Gff0
なんか・・・寝ますの・・・

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/31(木) 08:46:58.02 ID:GU+I0Gff0
残しといていただいたので再開しますの

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/31(木) 08:54:49.55 ID:GU+I0Gff0
ガチャ

初春「・・・」

佐天「んま、まぁいいじゃん別に。ていうかさ、もう上がらざるを得ないよこれ」

初春「そうですね・・・」

佐天「どんだけ落ち込んでんのよ・・・」


美琴「ふわぁ~~あ、ん?誰?お客さん?っていうか何よこれ!?なんでズボン破けてんのよ!」

黒子「あらお姉様。お目覚めになられたのですのね?そのズボンは恐らくお姉様がベッドから落っこちた拍子に破けたものだと思われますの。」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/31(木) 09:00:41.32 ID:GU+I0Gff0
美琴「じゃあ黒子がまたベッドまで上げてくれたって訳ね?まぁ、あんたの能力なら訳無いわね。とにかくありがとう」

黒子「いえいえ、これ位当然のことですの。(良かったですわ・・・。バレていないようですの・・・)」

美琴「それより黒子、お客さん来たんでしょ?早く着替えなきゃ!っていうかなんで勝手に上げんのよ!あんたは良くてもあたしは良くないんだから!」

黒子「あ~、それなら心配ありませんの。お客様というのは初春と佐天さんでございますから」

美琴「あ~それなら・・・って!良くなあああああああああああああああああああああああああああい!!!」ビリビリッ!

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/31(木) 09:04:41.83 ID:GU+I0Gff0
ガチャッ!

佐天「おっじゃましまーす!!」

初春「お、お邪魔します・・・」

黒子「いらっしゃいですの」

美琴「い、いらっしゃい・・・」

佐天「・・・御坂・・・さん?何してるんですか?何でズボンが思いっ切り破けて・・・」

美琴「・・・」

黒子「あら?知りませんの佐天さん。お姉様のファッションは時代の最先端を先取りしたものですのよ?まぁ、流行るのは今から何年先か分かりませんですけれども」

美琴「・・・フォローしてくれるのは嬉しいけど実はそれ全然フォローになってないわよ黒子」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/31(木) 09:08:17.34 ID:GU+I0Gff0
佐天「ま、まぁ深い事情は聞かないことにします・・・」

黒子「で、初春?今日は何の用ですの?わたくしに用があってここまで来たのでしょう?」

初春「いや・・・そうじゃなくて・・・」

黒子「?」

初春「御坂さんに・・・」

黒子「お姉様に?」

美琴「あたしに?」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/31(木) 09:12:21.37 ID:GU+I0Gff0
初春「はい。あのぉ、その・・・宿題を教えて頂きたくて・・・」

美琴「宿題?なんだぁそんなことか。別にいいわよ」

初春「あ、ありがとうございます!」

佐天「あの!あたしも!」

美琴「うん!みんなでやろ!」

黒子「・・・何かわたくし抜きで話がどんどん進んでいますけど・・・はっ!(まさか初春!わたくしからお姉様をせしめるつもりじゃ!?)」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/31(木) 09:15:49.02 ID:GU+I0Gff0
黒子「ちょっと待ってくださいませ!初春!その程度の問題、わたくしにも解けますの!貸して御覧なさい!」

佐天「(やっぱり言ったw)」

初春「それじゃダメなんです!」

黒子「どういう意味ですの!?」

初春「ダメったらダメなんです!御坂さんがいいんです!」

黒子「(やはり完全にお姉様の魅力に取り憑かれてますの。なんとかしなければ・・・)」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/31(木) 09:20:25.86 ID:GU+I0Gff0
美琴「ねぇねぇ、なんで初春さんはあたしじゃなきゃダメなの?」ヒソヒソ

佐天「なんでも、同い年の子、特に白井さんに教わるのが悔しいらしいです」ヒソヒソ

美琴「あ~なんか分かる気がする」

佐天「そうですか・・・」

美琴「(なんで落ち込んでんの?)」

黒子「初春!なんでも人に頼ってばかりいたら風紀委員は務まりませんわよ!大体、あなたは成績優秀だったはずでしょうに」

初春「・・・古典は苦手なんです。それ以外はほぼ満点でしたけど」

佐天「なっ!?・・・」ドヨ~ン

美琴「(酷くなってる・・・)」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/31(木) 09:24:08.76 ID:GU+I0Gff0
黒子「それならその苦手を克服する手だてを講じて差し上げますの。わたくしは直接干渉いたしませんから。それならいいですわよね?」

初春「それなら・・・」

黒子「(ということは、わたくしに教えてもらうのが嫌でしたの?何か癪に障りますがまぁいいですの、これでお姉様を奪われることは回避できた訳ですし)」

初春「それで、その手だてというのは?」

黒子「ふっふっふ・・・見て驚かないでくださいませ・・・」

初春・佐天「ゴクリッ・・・!」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/31(木) 09:27:55.69 ID:GU+I0Gff0
黒子「進研ゼミですの!」

初春・佐天「・・・?」

黒子「・・・なんですのその反応は」

佐天「なんですかそれは?」

黒子「まぁ、簡単に言えば1日15分解くだけでレベルが上がる教材といったところでしょうか」

初春・佐天「!?」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/31(木) 09:31:20.58 ID:GU+I0Gff0
黒子「まぁ、レベルと言いましても能力のレベルではなく学力の・・・」

佐天「うっひゃー!本当にあったんだ解いただけで能力レベルが上がる教材って!」

初春「白井さん!そんな危ないものに手を出して!やめてください!今すぐ!」

黒子「い、いやだからこれは学力を・・・」

初春「失望しました幻滅しました!」

黒子「だから人の話を・・・」

初春「御坂さん!なんで白井さんを止めてくれなかったんですか!?」

美琴「そ、それ、あたしが紹介したやつ・・・」

初春「え?そうなんですか?じゃあ、安心しました」

黒子「どういう意味ですの?」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/31(木) 09:35:34.44 ID:GU+I0Gff0
初春「あ!白井さんさっき私に何か一生懸命話しかけてましたよね?何ですか?」

黒子「もういいですの・・・」

初春「?」

佐天「あのぉ、あたしたちも紹介してもらっていいですか?」

美琴「全然OK!」

佐天「やったー!ありがとうございます!これで晴れてあたしも無能力者から脱却かぁ~!」

美琴「?」

初春「これでやっと白井さんをけちょんけちょんに・・・」

黒子「わたくしはあえてなにも言いませんわよ」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/31(木) 09:40:04.89 ID:GU+I0Gff0
ピピピピッ!ピピピピッ!

黒子「電話ですの。・・・ゲッ!固法先輩・・・」

初春「観念してください、白井さん」

黒子「はぁ・・・」

ピッ!

黒子「もしもし、まずは言い訳を・・・えっ!?第七学区で能力者が暴走!?分かりました。すぐに向かいますの!」

ピッ!

黒子「行きますわよ!初春!」

初春「ちょっと待ってくださいよ~ぅ」

バタンッ!

美琴「・・・仲が良いんだか悪いんだか」

佐天「そうですね・・・」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/31(木) 09:43:40.44 ID:GU+I0Gff0
―数日後―

佐天「お!来た来た!じゃあ早速・・・ってこんな問題解ける訳が・・・ある!すごい!すごくわかりやすい!」

初春「うん確かに!ってなんで私の部屋でやってるんですか?」

佐天「まぁ、いいじゃないか!それよりこれで能力わ上げるってどういう理屈なんだろう?」

初春「う~ん・・・個々の演算能力を上げることが目的ではないでしょうか?やはり高いレベルの能力者ほど演算能力は優秀ですからね」

佐天「そっかー・・・よし!出来た!今日の分終わり!」

初春「え~!いくらなんでも早すぎですよ!」

佐天「しょうがないじゃん1日15分でいいんだから」

初春「そう言われてみればそうでした」

佐天「そんじゃあたしは寝るとするか!おやすみ!」

初春「ちょっと私の部屋で寝ないでくださいよ!」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/31(木) 09:47:43.68 ID:GU+I0Gff0
―能力テストの日―

佐天「うーいっはる!」

初春「あ!佐天さん!期末テストどうでした?」

佐天「それが・・・・・・ジャーンッ!オール90点オーバー!」

初春「すごいじゃないですか!確実に学年TOP10ですよ!」

佐天「で、初春は?」

初春「私は全部100点でしたねぇ」

佐天「うっ・・・サラッと言ったね・・・」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/31(木) 09:51:07.26 ID:GU+I0Gff0
初春「一応風紀委員ですから。でも、こうなったのも進研ゼミのおかげですね!」

佐天「うむ、無理やり納得しておこう」

初春「それで、能力テストの方は・・・?」

佐天「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

初春「佐天さんもですか・・・・・・・・・・・」

佐天「学力は上がったけど・・・」

初春「能力は上がらなかったですね・・・・」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/31(木) 09:56:09.61 ID:GU+I0Gff0
―その頃―

美琴「ア、アンタ、確か勉強苦手だったわよね?」

上条「なんだよいきなり?確かに冬休みも補習確定だけども・・・」

美琴「じゃあさっさとこれに入会しなさい!」

上条「なんだこれ?進研ゼミ?あいにく上条さんは新興宗教には興味ありませんしそんなものに割く時間もありませんよ?」

美琴「宗教じゃない!それはれっきとした教材!1日たった15分で頭が良くなるの!」

上条「そんな馬鹿な話・・・。そんなもんあったら俺はとっくに・・・」

ビリビリッ!

美琴「・・・ぃから・・・・・・」ビリビリッ!

上条「え?」

美琴「良いから入りなさいよお!!!!!!!!!!!!」

ズドーンッ!!!!!!!!!!

上条「不幸だあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/31(木) 10:00:12.22 ID:GU+I0Gff0
―窓のないビル―

土御門「やれやれ、ついに上条当麻まで入会させたか。そこまでしてあの男を巻き込みたいか?学園都市総括理事長。いや、今は」

土御門「ベネッセコーポレーション創始者と呼んだ方がいいかな?アレイスター・クロウリー」

アレイスター「どちらでも構わんよ。それと、今回はあの男に限っていない」

土御門「どういう意味だ?」

アレイスター「学園都市全体。もちろん君も含まれているぞ?」

土御門「ハァッ!?俺がそんな物に入るとでも?笑わせるな!」

アレイスター「そうか。残念だ。因みに君の妹は昨日入会したぞ?」

土御門「なっ!?・・・仕方がないな・・・」

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/31(木) 10:03:22.80 ID:GU+I0Gff0
土御門「それよりこの目的はなんだ?虚数学区・五行機関に関連しているのか?」

アレイスター「プラン1853から1481を短縮できる。」

土御門「やはりな。しかし学力を上げる為なら塾に通うという方法もあるだろ?」

アレイスター「そこに行くまでの時間が無駄だろう?そうは思わないか?家でできる方法があるのならば家でやればいいのだよ。塾などというものは必要ないとは思わないか?」

土御門「確かに、言われてみれば・・・。ん?ちょっと待てよ?まさか!三沢塾を潰したのもその為!?」

アレイスター「・・・・・・・・・・・・・・・・・さてね」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/31(木) 10:04:40.58 ID:GU+I0Gff0
お粗末さまでした・・・

後はこのスレ煮るなり焼くなりどうにでもしてください・・・