1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 01:10:24.30 ID:de4xYIdmO
シンノリウス「父上!何故私をアカデメイアへ!」
引用元: ・ヒロシリウス「シンノリウスよ、アカデメイアへいけ」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 01:15:05.02 ID:de4xYIdmO
シンノリウス「我、皇帝に仕える身、ゆくゆくはそなたもと考えておる」
シンノリウス「さすれば、我、ローマにとどまりおきて、皇帝のおそばにいといございまする」
ヒロシリウス「ええい、正直にもうせ、貴様がそばにおりたいのは
そなたの母ミサリョスと
年端もいかぬ妹、ヒマリスの元であろう」
シンノリウス「さすれば、我、ローマにとどまりおきて、皇帝のおそばにいといございまする」
ヒロシリウス「ええい、正直にもうせ、貴様がそばにおりたいのは
そなたの母ミサリョスと
年端もいかぬ妹、ヒマリスの元であろう」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 01:19:24.44 ID:de4xYIdmO
シンノリウス「そこまで分かっておられるならば何ゆえに!
学ならば家庭教師で十分ではござらんか!」
ヒロシリウス「我、心、鬼にしていいたり
シンノリウスよ世界へ出よ、そしてローマのために尽くせ、」
シンノリウス「分かりました、父上、あなたがそこまでおっしゃるのであれば」
学ならば家庭教師で十分ではござらんか!」
ヒロシリウス「我、心、鬼にしていいたり
シンノリウスよ世界へ出よ、そしてローマのために尽くせ、」
シンノリウス「分かりました、父上、あなたがそこまでおっしゃるのであれば」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 01:24:36.74 ID:de4xYIdmO
ミサリョス「聞いたぞ我、音に、聞いたぞ、ヒロシリウス、
何故、我からシンノリウスを引き離すか、」
ヒロシリウス「・・・・」
ミサリョス「言わぬか、何故じゃ、」
シンノリウス「母上、お止め下さい、父上には父上のお考えがあるのです」
ミサリョス「シンノリウス、おお、我が一人息子、目に入れても痛くはない息子よ、」
シンノリウス「母上、我、アカデメイアへ行ってまいります」
何故、我からシンノリウスを引き離すか、」
ヒロシリウス「・・・・」
ミサリョス「言わぬか、何故じゃ、」
シンノリウス「母上、お止め下さい、父上には父上のお考えがあるのです」
ミサリョス「シンノリウス、おお、我が一人息子、目に入れても痛くはない息子よ、」
シンノリウス「母上、我、アカデメイアへ行ってまいります」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 01:30:08.45 ID:de4xYIdmO
ヒマリス「たーい、」
シンノリウス「妹、まだ言葉も知らぬ妹よ、
我が言葉、心で聞け
あまり母上を困らすで無いぞ、大きく育てよ
我、遠く離れようとそなたを愛しておるぞ」
ヒマリス「たーい」
ヒロシリウス「シンノリウス、餞別じゃ、奴隷シロヌスを連れてゆけ」
シンノリウス「父上、ありがたきや、ゆくぞシロヌス準備いたせ」
シロヌス「わんわん」(卑しき身分ゆえラテン語をしらん)
シンノリウス「妹、まだ言葉も知らぬ妹よ、
我が言葉、心で聞け
あまり母上を困らすで無いぞ、大きく育てよ
我、遠く離れようとそなたを愛しておるぞ」
ヒマリス「たーい」
ヒロシリウス「シンノリウス、餞別じゃ、奴隷シロヌスを連れてゆけ」
シンノリウス「父上、ありがたきや、ゆくぞシロヌス準備いたせ」
シロヌス「わんわん」(卑しき身分ゆえラテン語をしらん)
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 01:34:55.84 ID:de4xYIdmO
シンノリウス「それでは父上、母上、行って参ります」
ミサリョス「シンノリウスや、」
ヒロシリウス「シンノリウス、我、そなたの成長楽しみにしておるぞ
アカデメイアにて師を、そして盟友を作れ
必ずや、そなたであれば、アカデメイアに、いや、ローマに嵐を吹き荒らせようぞ・・・」
嵐を呼ぶ哲学者
パピルスシンノリウス
ミサリョス「シンノリウスや、」
ヒロシリウス「シンノリウス、我、そなたの成長楽しみにしておるぞ
アカデメイアにて師を、そして盟友を作れ
必ずや、そなたであれば、アカデメイアに、いや、ローマに嵐を吹き荒らせようぞ・・・」
嵐を呼ぶ哲学者
パピルスシンノリウス
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 01:40:07.01 ID:de4xYIdmO
シンノリウス「初めての船旅じゃ、いざ、ギリシャへ、行かん、
シロヌス、みよ、みめ麗しきおなご共を、」
シロヌス「わんわん」(卑しき身分ゆえラテン語をしらん)
シンノリウス「さあさあ、そこの美しき者よ、
我が目に止まったとあらばそれは誠に幸いな事じゃぞ」
シロヌス、みよ、みめ麗しきおなご共を、」
シロヌス「わんわん」(卑しき身分ゆえラテン語をしらん)
シンノリウス「さあさあ、そこの美しき者よ、
我が目に止まったとあらばそれは誠に幸いな事じゃぞ」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 01:46:27.72 ID:de4xYIdmO
ヨシナガリウス「これ、そこの者よ、」
シンノリウス「何用じゃ、今、忙しきゆえ後になされよ」
ヨシナガリウス「その格好、アカデメイアへ向かう学徒と見たり」
シンノリウス「いかにも、そなたは、」
ヨシナガリウス「我こそは、アカデメイアで、教鞭をふるいたる、ヨシナガリウスじゃ
情けなきや、今、フィロソフィを学ばんとする学徒が
そのような振る舞いをなさるとは
自分を制したまえよ」
シンノリウス「何用じゃ、今、忙しきゆえ後になされよ」
ヨシナガリウス「その格好、アカデメイアへ向かう学徒と見たり」
シンノリウス「いかにも、そなたは、」
ヨシナガリウス「我こそは、アカデメイアで、教鞭をふるいたる、ヨシナガリウスじゃ
情けなきや、今、フィロソフィを学ばんとする学徒が
そのような振る舞いをなさるとは
自分を制したまえよ」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 01:54:32.75 ID:de4xYIdmO
シンノリウス「ああ、みめ麗しきおなごが行ってしまわれた
ヨシナガリウス殿、人は恋をし、家庭を作り、国を守る者
フィロソフィとやらが、それがいけない事というなれば
フィロソフィとやらこそが人の道の邪魔ではござらんか、」
ヨシナガリウス「ふん、学なき者が、いっちょまえに語るな
それは人の道でもござるが獣の道でもござる
人にしか歩めぬ道それがフィロソフィなり
我、そなたらに教えて信ぜよう、真のフィロソフィを」
シンノリウス「左様か、我、少しばかりアカデメイアが楽しみになった
学ばせて貰おう、師よ、ヨシナガリウスよ」
ヨシナガリウス殿、人は恋をし、家庭を作り、国を守る者
フィロソフィとやらが、それがいけない事というなれば
フィロソフィとやらこそが人の道の邪魔ではござらんか、」
ヨシナガリウス「ふん、学なき者が、いっちょまえに語るな
それは人の道でもござるが獣の道でもござる
人にしか歩めぬ道それがフィロソフィなり
我、そなたらに教えて信ぜよう、真のフィロソフィを」
シンノリウス「左様か、我、少しばかりアカデメイアが楽しみになった
学ばせて貰おう、師よ、ヨシナガリウスよ」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 02:04:38.97 ID:de4xYIdmO
アカデメイアにて
???「皆の者、何か学ばんと来た者どもよ
そなたらの期待答えんが為にここは、あり
かのソフラテス共が言われた『我、無知を知る者』と
そなたらも自身の無知を知るがよい
そして学ぶがよい」
シンノリウス「なんと猛々しき吾人か、我、彼をローマの百人隊長と見たり」
ヨシナガリウス「ふふふ、違うぞ、シンノリウスよ、彼こそは、このアカデメイアの現園長じゃぞ」
シンノリウス「なんと、」
園長「皆の者よ、我、そなたらと共に学ばん、」
???「皆の者、何か学ばんと来た者どもよ
そなたらの期待答えんが為にここは、あり
かのソフラテス共が言われた『我、無知を知る者』と
そなたらも自身の無知を知るがよい
そして学ぶがよい」
シンノリウス「なんと猛々しき吾人か、我、彼をローマの百人隊長と見たり」
ヨシナガリウス「ふふふ、違うぞ、シンノリウスよ、彼こそは、このアカデメイアの現園長じゃぞ」
シンノリウス「なんと、」
園長「皆の者よ、我、そなたらと共に学ばん、」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 02:13:05.12 ID:de4xYIdmO
ヨシナガリウス「我、そなたらと共に学ばんとする、ヨシナガリウスじゃ、
周りを見るがいい、彼ら、汝らの同胞よ、仲良くいたせ」
皆の者「あい、つかまつった」
シンノリウス「そうであるか、おい、そこの者、我、シンノリウス、仲良くいたせ」
マサオリウス「・・・・」
シンノリウス「なんじゃ、無礼な、返事ぐらいいたせ」
マサオリウス「う、うけたまわっ」
シンノリウス「なんじゃ、ははは、緊張しておるな」
マサオリウス「さ、左様、我、家より一度として出た事なき身ゆえ・・・慣れん」
周りを見るがいい、彼ら、汝らの同胞よ、仲良くいたせ」
皆の者「あい、つかまつった」
シンノリウス「そうであるか、おい、そこの者、我、シンノリウス、仲良くいたせ」
マサオリウス「・・・・」
シンノリウス「なんじゃ、無礼な、返事ぐらいいたせ」
マサオリウス「う、うけたまわっ」
シンノリウス「なんじゃ、ははは、緊張しておるな」
マサオリウス「さ、左様、我、家より一度として出た事なき身ゆえ・・・慣れん」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 02:19:00.74 ID:de4xYIdmO
シンノリウス「そは、我と同じ、仲良ういたせよ、」
マサオリウス「は、はっ」
ボースクス「無理強いいたすな、」
シンノリウス「無理強いなぞしておらん、なんじゃそなたは、」
ボースクス「我、ボースクス」
シンノリウス「ならば無理強いはせん、そなたも我と仲良くしてくれるか」
ボースクス「いいだろう」
マサオリウス「は、はっ」
ボースクス「無理強いいたすな、」
シンノリウス「無理強いなぞしておらん、なんじゃそなたは、」
ボースクス「我、ボースクス」
シンノリウス「ならば無理強いはせん、そなたも我と仲良くしてくれるか」
ボースクス「いいだろう」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 02:27:28.37 ID:de4xYIdmO
トオルス「なんと愚かしい者どもよ」
シンノリウス「なんじゃそなたは、いきなり無礼な」
トオルス「よくぞ聞いた、我、カザマリアヌス家の一人息子トオルス
我とそなたらでは身分が違うぞ」
マサオリウス「し、しかし、師ヨシナガリウス殿が
我ら学徒には身分の違いなぞないと・・」
トオルス「そは、ヨシナガリウスの持論じゃろ
我には家庭教師がおるしな」
シンノリウス「そうかさらば、我らヨシナガリウスと学を行く
そなたは、その家庭教師と共に行け」
シンノリウス「なんじゃそなたは、いきなり無礼な」
トオルス「よくぞ聞いた、我、カザマリアヌス家の一人息子トオルス
我とそなたらでは身分が違うぞ」
マサオリウス「し、しかし、師ヨシナガリウス殿が
我ら学徒には身分の違いなぞないと・・」
トオルス「そは、ヨシナガリウスの持論じゃろ
我には家庭教師がおるしな」
シンノリウス「そうかさらば、我らヨシナガリウスと学を行く
そなたは、その家庭教師と共に行け」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 02:34:42.65 ID:de4xYIdmO
シンノリウス「さあ行こう」
マサオリウス「あい、つかまつった・・・」
トオルス「まて、しかししかしじゃ、ヨシナガリウス殿にも一理ある、
我そなたらと仲良くならんでもないぞ」
シンノリウス「なんじゃ、そなた、真は、我らと仲良くなりたいのではないか」
トオルス「無礼な、そのようなつもりは無い、
ただ我、幼きそなたらに哲学教えてしんぜようと」
シンノリウス「それは必要無い、さらば」
トオルス「・・・もうよい!」
シンノリウス「ははは、すまぬすまぬ、しかし我らは同胞じゃ
仲良くいたそう」
マサオリウス「あい、つかまつった・・・」
トオルス「まて、しかししかしじゃ、ヨシナガリウス殿にも一理ある、
我そなたらと仲良くならんでもないぞ」
シンノリウス「なんじゃ、そなた、真は、我らと仲良くなりたいのではないか」
トオルス「無礼な、そのようなつもりは無い、
ただ我、幼きそなたらに哲学教えてしんぜようと」
シンノリウス「それは必要無い、さらば」
トオルス「・・・もうよい!」
シンノリウス「ははは、すまぬすまぬ、しかし我らは同胞じゃ
仲良くいたそう」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 02:42:44.34 ID:de4xYIdmO
ネネリピタル「シンノリウスよ」
トオルス「なんじゃ、おなごではないか、おなごに哲学は必要無かろう」
ネネリピタル「そなたではないシンノリウスにようがあるのだ」
トオルス「この、おなごのくせに」
ネネリピタル「なんじゃ、おなごのくせになんじゃ、申すがよい」
トオルス「なっ、なんでもござらん・・・」
マサオリウス「ネネリピタル、ただ者ではない・・・」
トオルス「なんじゃ、おなごではないか、おなごに哲学は必要無かろう」
ネネリピタル「そなたではないシンノリウスにようがあるのだ」
トオルス「この、おなごのくせに」
ネネリピタル「なんじゃ、おなごのくせになんじゃ、申すがよい」
トオルス「なっ、なんでもござらん・・・」
マサオリウス「ネネリピタル、ただ者ではない・・・」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 02:49:37.93 ID:de4xYIdmO
シンノリウス「ははは、トオルスそなたの負けじゃ、さて、何用か、」
ネネリピタル「妾、ネネリピタル、仲良くいたそうぞ」
シンノリウス「あいつかまつった」
そしてシンノリウス、マサオリウス、ボースクス、トオルス、ネネリピタル
は盟友となり一つの小さなローマ帝国のような
素晴らしき共同体を作りあげた
ヨシナガリウス「ふふ、シンノリウスよ、もう共同体を作りあげたか
そなたらの周りは皆鳥のように自由でありながら
重装歩兵のごとき結託に結ばれておる
ただ者ではなし」
ネネリピタル「妾、ネネリピタル、仲良くいたそうぞ」
シンノリウス「あいつかまつった」
そしてシンノリウス、マサオリウス、ボースクス、トオルス、ネネリピタル
は盟友となり一つの小さなローマ帝国のような
素晴らしき共同体を作りあげた
ヨシナガリウス「ふふ、シンノリウスよ、もう共同体を作りあげたか
そなたらの周りは皆鳥のように自由でありながら
重装歩兵のごとき結託に結ばれておる
ただ者ではなし」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 03:02:55.07 ID:de4xYIdmO
マサオリウス「やめてたも、許してたも、」
クソリス「アカデメイアのお坊ちゃまめ、
つまらないフィロソフィなぞ学びよって」ビシビシ
ガキルス「我、そなたに真の哲学を教えてしんぜよう
それは力じゃ、そなた我にかなうまい?
我の言いつけに言われるがままにするか?」
マサオリウス「わかりました、我、そなたの言いつけを守る、されば、さればやめてくだされ」
ガキルス「ははは、我が力、そなた思うがままこれぞ哲学、ははは」
トオルス「くっ、ゆるせん・・・」
クソリス「アカデメイアのお坊ちゃまめ、
つまらないフィロソフィなぞ学びよって」ビシビシ
ガキルス「我、そなたに真の哲学を教えてしんぜよう
それは力じゃ、そなた我にかなうまい?
我の言いつけに言われるがままにするか?」
マサオリウス「わかりました、我、そなたの言いつけを守る、されば、さればやめてくだされ」
ガキルス「ははは、我が力、そなた思うがままこれぞ哲学、ははは」
トオルス「くっ、ゆるせん・・・」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 03:10:13.34 ID:de4xYIdmO
ネネリピタル「トオルス殿何を見ているのか、」
トオルス「ネネリピタル殿・・・」
ネネリピタル「あれはマサオリウス、何故じゃ、トオルス殿、何故黙ってみておる
はよ、助けばや」
トオルス「出来ればやっておる、しかし、我力なきゆえ・・」
ネネリピタル「ええい、情けない、それでもアカデメイアの学徒、我らが盟友か、
我は、ゆくぞ」
トオルス「ああ、ネネリピタル殿、待ちたもれ」
トオルス「ネネリピタル殿・・・」
ネネリピタル「あれはマサオリウス、何故じゃ、トオルス殿、何故黙ってみておる
はよ、助けばや」
トオルス「出来ればやっておる、しかし、我力なきゆえ・・」
ネネリピタル「ええい、情けない、それでもアカデメイアの学徒、我らが盟友か、
我は、ゆくぞ」
トオルス「ああ、ネネリピタル殿、待ちたもれ」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 03:17:00.95 ID:de4xYIdmO
ネネリピタル「やあやあ、悪漢共、我ネネリピタル、
貴公らの悪行、目に痛し、止めよ止めよ」
クソリス「なにやつ、と、女ではないか、ははは驚かせおって
いかほどにいたそうか」
ガキルス「ははは女かちょうどよい、捕らえようぞ」
ネネリピタル「な、なにをするか、止めよ、止めよ」
マサオリウス「ネ、ネネリピタル」
トオルス「や、止めよ、止めよ、そなたら、
わ、我が父の耳に入れたればどうなるか分かっておるのか」
貴公らの悪行、目に痛し、止めよ止めよ」
クソリス「なにやつ、と、女ではないか、ははは驚かせおって
いかほどにいたそうか」
ガキルス「ははは女かちょうどよい、捕らえようぞ」
ネネリピタル「な、なにをするか、止めよ、止めよ」
マサオリウス「ネ、ネネリピタル」
トオルス「や、止めよ、止めよ、そなたら、
わ、我が父の耳に入れたればどうなるか分かっておるのか」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 03:21:50.55 ID:de4xYIdmO
クソリス「どうなると言うのじゃ」ゲシ
ガキルス「教えてたもれ」ガシ
トオルス「ぐっ、ぐふ」
マサオリウス「トオルス殿・・・」
ネネリピタル「蛆にも劣るゲス共め・・・」
シンノリウス「やめいやめぇい」
シロヌス「あおーん」(卑しき身分ゆえラテン語をしらん)
ボースクス「我来たり」
ガキルス「教えてたもれ」ガシ
トオルス「ぐっ、ぐふ」
マサオリウス「トオルス殿・・・」
ネネリピタル「蛆にも劣るゲス共め・・・」
シンノリウス「やめいやめぇい」
シロヌス「あおーん」(卑しき身分ゆえラテン語をしらん)
ボースクス「我来たり」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 03:29:15.10 ID:de4xYIdmO
マサオリウス「シンノリウス殿、と、何ゆえ裸なのじゃ、」
ネネリピタル「恥ずかしきや・・・」
シンノリウス「我が肉体、誠に美なり、
蛮人をも必ずやxxxに導きたまうぞな」
シロヌス「あおーんあおーん」
トオルス「シロヌスが発 しておる、もしやその言葉、誠やもしれん」
ボースクス「それは、無理なり」
ネネリピタル「恥ずかしきや・・・」
シンノリウス「我が肉体、誠に美なり、
蛮人をも必ずやxxxに導きたまうぞな」
シロヌス「あおーんあおーん」
トオルス「シロヌスが発 しておる、もしやその言葉、誠やもしれん」
ボースクス「それは、無理なり」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 03:35:03.52 ID:de4xYIdmO
クソリス「なんじゃこやつは、気が触れておる、」
ガキルス「やってしまえい」
シンノリウス「くるか、この美しき身体に、」
ガキルス「ええいやってしまえいやと言うておる」
(何ゆえ、このものは自信にみちておる恐ろしきや)
クソリス「ええいそなたから行けい、我はその後でゆく、わっ」
シロヌス「あおーんあおーん」(卑しき身分ゆえラテン語をしらん)
ガキルス「やってしまえい」
シンノリウス「くるか、この美しき身体に、」
ガキルス「ええいやってしまえいやと言うておる」
(何ゆえ、このものは自信にみちておる恐ろしきや)
クソリス「ええいそなたから行けい、我はその後でゆく、わっ」
シロヌス「あおーんあおーん」(卑しき身分ゆえラテン語をしらん)
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 03:40:38.30 ID:de4xYIdmO
シンノリウス「まて、シロヌス、いや、そのままつかんでおれ」
シロヌス「あおーん」
クソリス「何をするか、」
シンノリウス「そなたに我のうちで、もっとも美なる、尻を見せて差し上げようぞ」
クソリス「や、止めよ、止めとくれ、うわっ」ガク
シンノリウス「おっと、すまぬ、先ほどミュール貝を食べたゆえ・・」
ガキルス「クソリスに何を・・・」
シンノリウス「すまぬ・・・少しばかり・・・屁なる物を」
シロヌス「あおーん」
クソリス「何をするか、」
シンノリウス「そなたに我のうちで、もっとも美なる、尻を見せて差し上げようぞ」
クソリス「や、止めよ、止めとくれ、うわっ」ガク
シンノリウス「おっと、すまぬ、先ほどミュール貝を食べたゆえ・・」
ガキルス「クソリスに何を・・・」
シンノリウス「すまぬ・・・少しばかり・・・屁なる物を」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 03:46:40.11 ID:de4xYIdmO
マサオリウス「恐ろしや・・・」
ネネリピタル「流石、シンノリウス殿、我が見込んだ男よ」
シロヌス「へっへっへっへっ」(卑しきや)
ガキルス「次は、我か、しかし残念だな、我は、鼻が詰まっておるぞ」
シンノリウス「いや、残念ではござらん、我が目的、それは
我が尻にてそなたにフィロソフィを教えて差し上げることじゃ」
ガキルス「さ、さらば・・・」
シンノリウス「いくらでも見せて差し上げよう」
シロヌス「あおーん」
ボースクス「哀れなり」
ネネリピタル「流石、シンノリウス殿、我が見込んだ男よ」
シロヌス「へっへっへっへっ」(卑しきや)
ガキルス「次は、我か、しかし残念だな、我は、鼻が詰まっておるぞ」
シンノリウス「いや、残念ではござらん、我が目的、それは
我が尻にてそなたにフィロソフィを教えて差し上げることじゃ」
ガキルス「さ、さらば・・・」
シンノリウス「いくらでも見せて差し上げよう」
シロヌス「あおーん」
ボースクス「哀れなり」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 03:52:28.08 ID:de4xYIdmO
ガキルス「すまぬ・・・すまぬもう二度と
そなたらの前に現れん・・許してたもれ」
シンノリウス「あいつかまつった、そうであらば、見納めじゃ見てゆけ」
ガキルス「 」
マサオリウス「それから、ガキルスは日がどっぷりおつるまで
シンノリウス殿の尻を見続けたのであった」
そなたらの前に現れん・・許してたもれ」
シンノリウス「あいつかまつった、そうであらば、見納めじゃ見てゆけ」
ガキルス「 」
マサオリウス「それから、ガキルスは日がどっぷりおつるまで
シンノリウス殿の尻を見続けたのであった」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 03:57:55.04 ID:de4xYIdmO
トオルス「シンノリウス、シンノリウスはどこか?」
マサオリウス「シンノリウス殿、我、探したるぞな」
ネネリピタル「シンノリウス殿、我とフィロソフィせぬか、」
ボースクス「シンノリウス、盟友よ」
ヨシナガリウス「ええい、シンノリウスめ、また逃げおったか?」
園長「ふふふ、シンノリウス、彼まさに嵐なり」
シンノリウス「シンノリウス、我、ここにあり」
終わり
マサオリウス「シンノリウス殿、我、探したるぞな」
ネネリピタル「シンノリウス殿、我とフィロソフィせぬか、」
ボースクス「シンノリウス、盟友よ」
ヨシナガリウス「ええい、シンノリウスめ、また逃げおったか?」
園長「ふふふ、シンノリウス、彼まさに嵐なり」
シンノリウス「シンノリウス、我、ここにあり」
終わり
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 04:13:23.78 ID:de4xYIdmO
さてりこん!
ユイリス「ウイッスス、ウイッススはおるか、」
ユイリス「ウイッスス、ウイッススはおるか、」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 04:16:17.26 ID:de4xYIdmO
ウイッスス「なんでございますか?姉上、そうぞうしい、」
ユイリス「喜べ、妹よ、我が楽団、皇帝の招待状を承った」
ユイリス「喜べ、妹よ、我が楽団、皇帝の招待状を承った」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 04:24:01.92 ID:de4xYIdmO
ウイッスス「そうでござったか、確か姉上の楽団の名は・・・」
ユイリス「忘れたか、『夕凪時ブドウ酒楽団』じゃ」
ウイッスス「いつ聞いても不可思議な名じゃ、
確か、姉上が盟友と共に夕凪時にブドウ酒を嗜む事からであったな」
ユイリス「そうじゃ、そうと決まっては、急いで、彼奴らに伝えねばの、行ってまいる」
ウイッスス「姉上、皇帝の前ではどうか粗相なきように、」
ユイリス「忘れたか、『夕凪時ブドウ酒楽団』じゃ」
ウイッスス「いつ聞いても不可思議な名じゃ、
確か、姉上が盟友と共に夕凪時にブドウ酒を嗜む事からであったな」
ユイリス「そうじゃ、そうと決まっては、急いで、彼奴らに伝えねばの、行ってまいる」
ウイッスス「姉上、皇帝の前ではどうか粗相なきように、」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 04:32:07.37 ID:de4xYIdmO
リツニンティウス「それは誠か、ユイリス殿」
ミオクス「嘘をついてどうするか、そうか我らついに皇帝のそばへ行けるか」
ユイリス「そうじゃ我らが噂、皇帝の耳に入られたのじゃ
初めてじゃ皇帝陛下の前に参上するのは」
マユゲリウス「すまぬ、我、いくどかお目にかかった事がござるのじゃ」
ミオクス「嘘をついてどうするか、そうか我らついに皇帝のそばへ行けるか」
ユイリス「そうじゃ我らが噂、皇帝の耳に入られたのじゃ
初めてじゃ皇帝陛下の前に参上するのは」
マユゲリウス「すまぬ、我、いくどかお目にかかった事がござるのじゃ」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 04:40:04.28 ID:de4xYIdmO
リツニンティウス「まあツムギリウス殿は
皇帝陛下側近の娘じゃからな・・」
ミオクス「まあ、さればじゃ、なおのこと力を入れて練習にはげまねばの
とくにユイリス殿」
ユイリス「ははは、参った参った、ミオクス殿はいつも手厳しい、
流石の、我も今回ばかりは真に取り組もう」
リツニンティウス「いつも皇帝陛下が見にきてくださればの、ユイリス殿も真面目なのにの」
ツムギリウス「ははは、ユイリス殿、これはリツニンティウス殿に一本とられたぞ」
ユイリス「さあさあ練習始めようぞ」
皇帝陛下側近の娘じゃからな・・」
ミオクス「まあ、さればじゃ、なおのこと力を入れて練習にはげまねばの
とくにユイリス殿」
ユイリス「ははは、参った参った、ミオクス殿はいつも手厳しい、
流石の、我も今回ばかりは真に取り組もう」
リツニンティウス「いつも皇帝陛下が見にきてくださればの、ユイリス殿も真面目なのにの」
ツムギリウス「ははは、ユイリス殿、これはリツニンティウス殿に一本とられたぞ」
ユイリス「さあさあ練習始めようぞ」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 04:49:14.22 ID:de4xYIdmO
狂気の時
歌手:夕凪時ブドウ酒楽団
作詞:ミオクス
作曲:マエザリウス
そなたを垣間見とれば心奪われてしまう
我が心はまさに雲のように漂い
とめどないそなたの狂気
我も狂うておってめそなたは気づかず
せめて夢の中ならばそなたと契りを結べよう
おお全知全能なる神に我が願い聞き届きたまえ
我らが狂気、共に侍らせよ
家宝の宝剣 今宵も抱き眠る
狂気の時よ 狂気の時よ 狂気の時よ来たれ
歌手:夕凪時ブドウ酒楽団
作詞:ミオクス
作曲:マエザリウス
そなたを垣間見とれば心奪われてしまう
我が心はまさに雲のように漂い
とめどないそなたの狂気
我も狂うておってめそなたは気づかず
せめて夢の中ならばそなたと契りを結べよう
おお全知全能なる神に我が願い聞き届きたまえ
我らが狂気、共に侍らせよ
家宝の宝剣 今宵も抱き眠る
狂気の時よ 狂気の時よ 狂気の時よ来たれ
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 04:55:13.12 ID:de4xYIdmO
ユイリス「うむ、今宵も完璧じゃ、問題は皇帝陛下の前で同じ演奏ができるかだけじゃ」
ミオクス「それと、ユイリス殿が気を大きく持ち過ぎぬ事よの、」
リツニンティウス「はははミオクス殿の言うた通りじゃな」
マユゲリウス「はははははは」
ミオクス「それと、ユイリス殿が気を大きく持ち過ぎぬ事よの、」
リツニンティウス「はははミオクス殿の言うた通りじゃな」
マユゲリウス「はははははは」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 05:00:58.50 ID:de4xYIdmO
そして我ら夕凪時楽団は皇帝陛下キモユス・オタリス・ニートリウス殿の前に参上した
オタリス帝「おお、きたか
皆の者、紹介しようぞ、夕凪時ブドウ酒楽団じゃ
珍しいおなごのみの楽団よ
さあさあそちらゆるりとして参れ」
オタリス帝「おお、きたか
皆の者、紹介しようぞ、夕凪時ブドウ酒楽団じゃ
珍しいおなごのみの楽団よ
さあさあそちらゆるりとして参れ」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 05:10:34.53 ID:de4xYIdmO
ユイリス「は、は、はいありがたきお言葉、」
ミオクス「う、うつけもの、皇帝陛下の前でどもる奴がおるか、すみませぬ、」
リツニンティウス「ミ、ミオクス殿もどもっておるぞえ、」
オタリス帝「ほほほ、初初しくてよいぞ、」
???「左様で御座いますね、さあお前達、お呼びがかかるまで下がっておれ」
夕凪時楽団「はい、」
オタリス帝「なんじゃもう少しぐらい」
???「しかし陛下時間おしておりますゆえすみませんが」
ミオクス「う、うつけもの、皇帝陛下の前でどもる奴がおるか、すみませぬ、」
リツニンティウス「ミ、ミオクス殿もどもっておるぞえ、」
オタリス帝「ほほほ、初初しくてよいぞ、」
???「左様で御座いますね、さあお前達、お呼びがかかるまで下がっておれ」
夕凪時楽団「はい、」
オタリス帝「なんじゃもう少しぐらい」
???「しかし陛下時間おしておりますゆえすみませんが」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 05:19:29.96 ID:de4xYIdmO
リツニンティウス「せっかく皇帝陛下に気に入ってもらえたのに、あの者は何者じゃ」
マユゲリウス「確かあのお方は・・・」
野心家・哲人・副皇帝オト二ス・ウルサス・ボウティウス帝
ユイリス「ほう、彼が音にききしウルサス帝か、我、彼が苦手なり」
ミオクス「我もじゃ」
リツニンティウス「皆の者、このカキ食うてみよ、誠に美味なり、流石は皇帝陛下の宴じゃ」
マユゲリウス「リツニンティウス殿、食べ過ぎると演奏に障りがでるゆえ
わきまえたまえよ」
マユゲリウス「確かあのお方は・・・」
野心家・哲人・副皇帝オト二ス・ウルサス・ボウティウス帝
ユイリス「ほう、彼が音にききしウルサス帝か、我、彼が苦手なり」
ミオクス「我もじゃ」
リツニンティウス「皆の者、このカキ食うてみよ、誠に美味なり、流石は皇帝陛下の宴じゃ」
マユゲリウス「リツニンティウス殿、食べ過ぎると演奏に障りがでるゆえ
わきまえたまえよ」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 05:24:28.76 ID:de4xYIdmO
ウルサス帝「さあそなたら、皇帝陛下がお呼びじゃ演ぜよ」
ユイリス「喜んで、承りました」
リツニンティウス「ユイリス殿、最高の演奏を陛下に」
オタリス帝「気を重くせずゆるりと演ぜよ」
ミオクス「それでは」
ユイリス「喜んで、承りました」
リツニンティウス「ユイリス殿、最高の演奏を陛下に」
オタリス帝「気を重くせずゆるりと演ぜよ」
ミオクス「それでは」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 05:37:14.63 ID:de4xYIdmO
汝、我急がせたまうな
歌手:夕凪時ブドウ酒楽団
作詞:オオトモリスス
作曲:マエザリウス
汝、我急がせたまうな
なぜならば我は正気ではござらん
暗殺者どもはそう
見えないとこで人を消したまうなり
xxxの神に身を捧げよう タナトスよ来るがよい、覚悟しておる
全ての道はローマに通じるのだ
いくらどこに落ち延びようと
この身体はローマを覚えているのだ
ローマへの地図を我はみよう
アッピア街道それは皇帝陛下の道
金色の翼それは我らローマ市民に
爪が割れようと 我は耐えよう
それがローマのためならば
大事なのは誇り 愛おしむこと
誇りが無ければ 人(ひと)では無い
歌手:夕凪時ブドウ酒楽団
作詞:オオトモリスス
作曲:マエザリウス
汝、我急がせたまうな
なぜならば我は正気ではござらん
暗殺者どもはそう
見えないとこで人を消したまうなり
xxxの神に身を捧げよう タナトスよ来るがよい、覚悟しておる
全ての道はローマに通じるのだ
いくらどこに落ち延びようと
この身体はローマを覚えているのだ
ローマへの地図を我はみよう
アッピア街道それは皇帝陛下の道
金色の翼それは我らローマ市民に
爪が割れようと 我は耐えよう
それがローマのためならば
大事なのは誇り 愛おしむこと
誇りが無ければ 人(ひと)では無い
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