1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 19:35:12.79 ID:LiLV4fTO0
夜空「む、お前と二人でだと?ふざけr」

小鷹「明日か?別にいいけど」

星奈「じゃあ明日10時に駅前ね!」

小鷹「はいよー。」

夜空「・・・・フ、フンッ」

~帰り道~

 夜空「肉が小鷹と二人で買い物だと?は、ハレ  だ!駅前に10時って言ってたな、一応見張って置くか・・・部員の管理は部長の勤めだし・・・よし!」

引用元: 星奈「明日一緒に買い物にいかない?」 



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 19:40:09.71 ID:LiLV4fTO0
~翌日~

 夜空「(うーん、7時半から見張ってるが、あいつらなかなかこないな・・・あ、あれは!)」

小鷹「星奈のやつまだ来てねえな、ちょっと早く着すぎたか」

夜空「(まだ9時半だぞ?小鷹のやつ10時集合なのにちょっと浮かれすぎじゃないか?)」

星奈「ごめん小鷹、待った?」

小鷹「いや、俺も今来たとこだ、まだ10時になってないしな」

夜空「(クソッ何をニヤけてるんだ小鷹のやつ、ここからじゃ会話が聞こえないな・・・)」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 19:58:29.90 ID:LiLV4fTO0
小鷹「今日はどこ行くんだ?」

星奈「えっとね、観たい映画があるんだけど、アタシ一人で映画なんて行ったことないし」

小鷹「ああ、そういうことね。何見に行くんだ?」

星奈「恋愛もの・・・なんだけど」ボソッ

小鷹「え?なんだって?」

星奈「だから!恋愛ものだって!!何回も言わせないでよ!」

小鷹「れ、恋愛もの!?お前もそういうの興味あるんだな」

星奈「べ、別に小鷹には関係ないでしょ?な、何か文句あるわけ!?」

小鷹「いや、別にないけどさ」

星奈「ならさっさと行くよ!」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 20:10:17.24 ID:LiLV4fTO0
小鷹「でも星奈、映画の時間とか調べてあるのか?」

星奈「当然!2時に開始よ、だからちょっと早いけど先にお昼にしましょ」

小鷹「おう」

星奈「小鷹は何食べたい?」

小鷹「うーん、お前の好きなのでいいぞ」

星奈「じゃあ、こないだいい店見つけたからそこにしましょ」

小鷹「はいよ」

夜空「(ぐ・・・あいつら何を楽しそうにはしゃいでいるのだ!は、ハレ  だ!!ん?どこかに移動するみたいだな・・・)」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 20:16:01.65 ID:LiLV4fTO0
星奈「ここよ!」

小鷹「おぉ・・・すげえ洒落た店だな、よくこんな店見つけたな」

星奈「でしょでしょ?もっと褒めなさい!褒める事を許す!」

小鷹「あーはいはい、スゴイスゴイ」

星奈「ちょ!なによそれ!!」

夜空「(なんだこの小洒落た店は、絶対邪魔してやる・・・)」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 20:28:09.11 ID:LiLV4fTO0
~店内~星奈「アタシはホワイトチキンパスタで」

小鷹「あ、えっと俺もそれで」

店員「かしこまりました」

小鷹「(相変わらず決めるのが早いな、まあそこはコイツのいいところなんだけどな)」

星奈「何か言った?」

小鷹「いや、何も」

星奈「そうそう、昨日あたし買い物に行きたいって言ったじゃん?」

小鷹「ああ、言ってたな」

星奈「それでね、映画が終わってからその買い物に付き合ってくれない?」

小鷹「かまわないぞ、でも小鳩の夜ごはんがあるから7時前には帰るつもりだ」

星奈「うん!ありがと」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 20:33:37.27 ID:LiLV4fTO0
夜空「さっきから良く聞こえんが付き合うとかなんとか言わなかったか・・・・?」

店員「ご注文のほうお決まりでしょうか?」

夜空「え!?あ!!はい、えーと・・・その、コーヒーで・・・」

店員「かしこまりました、少々お待ちください」

夜空「・・・ふぅ、死ぬかと思った。なぜ店員という生き物はこう客にプレッシャーを与えるような聞き方をしてくるのだ・・・」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 20:38:09.35 ID:LiLV4fTO0
小鷹「いやーなかなか美味かったな!」

星奈「そうね、あんまり期待してなかったけど満足したわ」

小鷹「えーっとまだ12時過ぎだけど、映画は2時からだったよな?」

星奈「うん」

小鷹「それまでどうする?」

星奈「・・・ってみたい」

小鷹「え?なんだって?」

星奈「プリクラ撮ってみたい!!」

小鷹「なっ・・・二人でか?」

星奈「か、勘違いしないでよ!庶民の娯楽についてちょっと知りたかっただけよ!!こないだクラスの女どもが喋ってたのを聞いて一回やってみたいなーって思っただけなんだからね!」

小鷹「お、おう。」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 20:45:08.23 ID:LiLV4fTO0
星奈「別にアンタと二人で撮りたかった訳じゃないわよ!?」

小鷹「分かったから落ち着けって!」

星奈「・・・・・それで?」

小鷹「ん?」

星奈「プリクラは?」

小鷹「あ、ああ。いいぞ」

星奈「本当に!?」パァ

小鷹「(すげえ嬉しそうだな・・・)おう、映画まで時間あるしな、それに俺もプリクラなんて撮ったことなかったからやってみたかったんだ」

星奈「じゃあ早く行こ!」

夜空「(む、次はどこに行く気だ?買い物に来たんじゃなかったのか?)」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 20:51:36.12 ID:LiLV4fTO0
~ゲーセン~ 

星奈「えっと、この機械でいいかな・・・?」

小鷹「ちょっと待て!それカップル専用のやつだぞ!?」

星奈「ふぇ?・・・えええ!!!/// ち、違うの小鷹、アタシ知らなくて」

小鷹「安心しろ、俺もカップル専用なんてもんがあるなんて初めて知った、プリクラ・・・奥が深い!」

星奈「せっかくだしさ、小鷹がどうしてもっていうなら、このカップル専用の奴で撮ってあげてもいいけど・・・?」

小鷹「(ぐっ・・・上目使いは反則だろ)じゃ、じゃあせっかくだしこの機械で撮ろうか」

星奈「う、うん」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 20:55:00.07 ID:LiLV4fTO0
夜空「(プリクラだと!?は、ハレ  だ!!くっそ肉のやつ、調子に乗りおって!!プリクラなんて邪魔のしようが無いではないか!!くっそ、どうすれば・・・ってアイツら何故カップル専用の機械に入ったのだ!?どうなってる?)」

小鷹「えっと、まずはフレームを選ぶのか・・・?星奈、どれがいい?」

星奈「ピッ」

小鷹「ちょ!よりによってハートのフレームかよ!?」

星奈「仕方ないじゃない!カップル専用なんだから!!」

小鷹「隣の星の奴とかあっただろ?」

星奈「ま、間違えちゃったの!!」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 21:08:49.71 ID:LiLV4fTO0
小鷹「む・・・次は画面に名前を・・・よし」

星奈「これで準備オッケーね!」

 3,2,1,ハイ、チーズ

星奈「(ギュッ)」

小鷹「ちょ、おま!」

パシャ

小鷹「おい!すげーラブラブなプリクラになったじゃねえか!!」

星奈「し、仕方ないでしょ!カップル専用なんだから!!」

小鷹「関係ないだろ!」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 21:13:10.93 ID:LiLV4fTO0
星奈「ほ、ほら!これ半分こ!」

小鷹「お、おう。これどこに貼ればいいんだよ・・・」

星奈「そんなの自分で考えなさいよ!あと、この事は隣人部のみんなには内緒だからね!」

小鷹「わかった」 

夜空「(くっそ、あの二人なに顔を赤くして喋っているのだ、これではまるで・・・いかんいかん、そんなハレ  なことがあってたまるか!)」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 21:18:46.90 ID:LiLV4fTO0
小鷹「まだ時間あるけどちょっと疲れたし早めに映画館で待っとこうか」

星奈「そうね、アタシもちょっと座りたいわ」

小鷹「何て映画見るんだ?」

星奈「「恋空」ってやつ」

小鷹「ああ、あの有名な奴か(ガッツリ恋愛じゃねえか・・・  場とかあったら気まずいな)」

星奈「うん!前から気になってたのよね」

夜空「(ここは・・・映画館?あいつら買い物に来たんじゃないのか?これじゃ本当にただのデートじゃないか・・・いやいや、そんなはずはないそうだよな?小鷹・・・)」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 21:22:31.12 ID:LiLV4fTO0
小鷹「すみません、「恋空」高校生2枚ください」

夜空「(よし、恋空だな・・・何とか聞こえた・・・)って恋愛ものだと!?」

星奈「あれ?今、夜空の声しなかった?」

小鷹「ん?俺には聞こえなかったけど」

星奈「聞き間違えかな?ま、いっか」

夜空「(危なかったあ・・・・・全てが終わるところだった、よし!早く私もチケットを買わねば)」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 21:25:29.96 ID:LiLV4fTO0
夜空「す、すみません。「恋空」高校生一枚お願いします」

店員「申し訳ございません、売り切れでございます」

夜空「そ、そんな・・・」

店員「えっと、同時上映中の「ニャン子の大冒険日記」なんていかがでしょうか?」

夜空「えっと、じゃあそれで」

店員「かしこまりました」

夜空「ふぅ、こんなこども向けの映画をなぜこの私が・・・」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 21:28:21.60 ID:LiLV4fTO0
夜空「・・・グスン、なんて感動的な話なんだ・・・この映画は後世に語り継がれるべきだ・・・」

夜空「よし!映画も大満足だったし、今日はもう帰るか!!」

夜空「ふぅ、でも何か忘れてる気が・・・・・・あああああ!!!肉と小鷹は!!??」

夜空「しまった・・・完全に見失った・・・いや、まだそんなに遠くに行ってないはず!!くっそ、何でこうなるんだ!!」


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 21:34:36.03 ID:LiLV4fTO0
夜空(ハァ・・・・くっそ、全然見つからないではないか!どこに行ったのだあの二人は!!  あっ!!)

星奈「このネックレス良くない?」

小鷹「うーん、でもなんか男モノっぽくないか?それ」

星奈「それでいいの!じゃあちょっと買ってくるね!」

小鷹「おう(ちょっと男性向けな気がするけどなあ)」

夜空(こんな所に居たのか・・・何を買ってるんだろう)

小鷹「じゃあ俺はこれを買っていくか」

星奈「小鷹!お待たせ!!」

小鷹「おう、俺もちょっと買ってくるから、外で待っててくれ」

星奈「うん!」

小鷹「(何か今日はご機嫌だな)」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 21:42:02.80 ID:LiLV4fTO0
夜空(星奈の奴が出てきたな、なんかソワソワしてるがどうしたんだ?)

小鷹「待たせたな」

星奈「うん」

小鷹「さて、これからどうする?」

星奈「小鷹、あのね・・・」

小鷹「ん?」

星奈「これ、あげる!!」

小鷹「え?これさっき買ったやつじゃ?」

星奈「うん、今日は一緒に映画見にきてくれてありがと!だからその・・・お礼!」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 21:48:44.93 ID:LiLV4fTO0
小鷹「自分用じゃなかったのか」

星奈「あたりまえじゃん、それ男モノだし」

小鷹「そっか、ありがと。大切にするよ」

夜空「ちょっと待て!!さっきから何をしてるのだ!!」

小鷹&星奈「え?」

夜空「っ・・・」

星奈「な、何でアンタがここにいるの?」

夜空「そ、それは・・・(ダメだ、答えられない・・・)」

夜空「・・・・」

星奈「ねえ?黙ってないで何とか言ったら?ずっと付いてきてたの?」

夜空「ぐっ・・・」

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 21:58:09.89 ID:LiLV4fTO0
小鷹「星奈、ごめん。これから夜空と用事があるから今日はここでお別れってことにしないか?」

星奈「え?・・・なんで!?用事ってなによ!!」

小鷹「すまん、事情はまた後で話す」

星奈「そ、そんなの絶対ダメ!!納得できない!!」

小鷹「星奈・・・」

星奈「ちょっと、夜空!!あんたも黙ってないで何とか言ったら!?」

夜空「その・・・ちょっとこれから小鷹と用事があるのだ」

星奈「だから用事って何よ!!」

夜空「う、うるさいぞ!肉!!」

小鷹「というわけだ、星奈。今日は楽しかったよ、じゃあな」

星奈「ちょ・・・本当に行っちゃうわけ?ねえ、小鷹!!」

小鷹「うん、また明日部活でな」

星奈「もういいわよ!!うわああああん!!小鷹のバカ!!夜空のアホおぉおおお!!」ダッ

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 22:05:41.31 ID:LiLV4fTO0
小鷹「ふぅ・・・行ったな」

夜空「・・・こだk」

小鷹「とりあえず、ここじゃなんだし、そこの公園に入ろう」

夜空「・・・うん」

小鷹「それで、何でお前あんなとこに居たんだよ、偶然か?」

夜空「(どうしよう、本当の事を言おうか、でも・・・)」

小鷹「・・・?」

夜空「(ううん、タカになら、親友のタカになら安心して話せる!)」

夜空「えっと、星奈と小鷹が二人で出かけるって言うから気になって・・・その・・・」

小鷹「尾行してたと?」

夜空「む・・・そうだ」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 22:09:30.57 ID:LiLV4fTO0
小鷹「はあ・・・そんなんだったら一緒に行けばよかったじゃないか」

夜空「それは!・・・だって・・・」

小鷹「ふぅ・・・ほら!」

夜空「ん?なんだこれは」

小鷹「さっきそこの店で買ったんだ」

夜空「これを私にくれるのか?」

小鷹「ああ、プレゼントだ」

夜空「なぜだ?これは肉にあげるやつでは無かったのか?」

小鷹「ちげーよ、なんで俺が星奈にプレゼントをあげるんだよ」

夜空「だ、だって。肉は小鷹にネックレスをあげてたし・・・」

小鷹「あれは今日のお礼だろ?」

夜空「じゃあ何で私にはプレゼントをくれるのだ?」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 22:14:26.20 ID:LiLV4fTO0
小鷹「はあ・・・馬鹿だな、お前」

夜空「なっ・・・・」

小鷹「お前だからに決まってんだろ?俺の唯一の親友だからだよ、今日の尾行だって全部お前だから許したんだよ」

夜空「え?親友・・・?」

小鷹「俺たちはずっと親友だろ?ソラ」

夜空「タ・・・カ・・・」

小鷹「久しぶりだな、ソラ」

夜空「・・・いつから」

小鷹「え?」

夜空「いつから気づいていたのだ」

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 22:21:11.35 ID:LiLV4fTO0
小鷹「ああ、初めて喋った時からそんな気がしてたんだ、「こいつソラなんじゃないか」ってな、お前としゃべっていくうちに予感が確信に変わっていったよ」

夜空「だったら何で今まで・・・」

小鷹「まあ、確信に変わった時には随分時間がすぎてたからな、言い出しづらくなってさ。つーかお前も気づいてたんだな」

夜空「当たり前だろ!!そのプリン頭を見た時から私は気づいていた!!」

小鷹「さすが、ソラだな」

夜空「当然だ!」

小鷹「相変わらずだな、ソラは」

夜空「うむ・・・で、このプレゼントは開けてもいいのか?」

小鷹「おう、開けてくれ」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 22:28:50.99 ID:LiLV4fTO0
夜空「これは・・・リボン?」

小鷹「お前いつも同じリボン付けてるし、たまには違うのをって思ってさ」

夜空「そっか・・・・・タカが私のために・・・・」

小鷹「ん?なんか言ったか?」

夜空「ううん、ありがとう。大切にする」

小鷹「おう、大切にしてくれ!よし、じゃあそろそろ帰るか!ソラ!」

夜空「うん!タカ!」


そして、私たちの止まり続けていた10年の時が、再び動き出す音が聞こえた気がした・・・・おわり  
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 22:38:33.18 ID:LiLV4fTO0
>>49から星奈ルート

夜空「お、お前たちが二人で楽しそうに買い物してたから・・・それがどうしても認められなくて・・・」

星奈「べ、別に楽しそうになんて・・・じゃなくて!仮にアタシたちが楽しそうにしてたからって何であんたが認めれないのよ?」

夜空「・・・だからだ」ボソッ

小鷹「ん?なんだって?」

夜空「小鷹のことが好きだからだ!!お前が他の女と楽しそうにしている所なんて見てたくない!!」

星奈「あ、あんた・・・」

小鷹「夜空・・・」

夜空「なあ小鷹?お前はどう思ってるのだ?私は小鷹が好きだ、小鷹はどうなんだ?」

小鷹「俺は・・・」

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 22:45:54.45 ID:LiLV4fTO0
夜空「なんてな!冗談だ」

星奈「はあ?アンタ何言って・・・」

夜空「うるさいぞ、肉 私は偶然通りかかっただけだ、でもお前たちがそんな関係になってたとわな!」

小鷹「夜空・・・お前」

夜空「じゃあな、また明日部活で!」ダッ



もう需要ない?

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 22:48:56.01 ID:LiLV4fTO0
星奈「・・・行っちゃったね」

小鷹「そうだな」

星奈「ねえ、小鷹?」

小鷹「ん?なんだ」

星奈「さっき何て答えようとしてたの?」

小鷹「えっと・・・さっきって?」

星奈「だーかーら!夜空に告られた時!!」

小鷹「ああ、断るつもりだった」

星奈「え?・・・そっか、ふーん。そうなんだ」

小鷹「俺は星奈のことが好きだからな」

85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 22:54:01.32 ID:LiLV4fTO0
星奈「・・・え?」

小鷹「俺は星奈が好きだから、星奈以外の女と付き合うなんて考えられねえから断るつもりだった。だから星奈!俺と付き合っt」

星奈「ちょ、アンタいきなり何言ってんの!?///」

小鷹「す、すまん、取り乱した。今のは忘れてくれ」

星奈「え?ちょ、ちょっと!」

小鷹「よ、よし!今日はそろそろ帰るか!」

星奈「・・・っかい」

小鷹「え?」

星奈「い、今のセリフもう一回言いなさい!!不意打ちなんて卑怯よ・・・」

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 22:57:23.66 ID:LiLV4fTO0
ぶっちゃけもう集中力切れたしオチ付けれそうにないからもういいか

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 23:04:16.70 ID:LiLV4fTO0
小鷹「も、もう一回!?」

星奈「グズグズしないで早く!!」

小鷹「お、おう」

小鷹「星奈、俺と付き合っt」prrrr

星奈「(´・ω・`)」

小鷹「む、電話だ」

星奈「ちょっと!何でアンタはそんなに残念なのよ!!電源切っときなさいよ!!」

小鷹「無茶いうなよ!・・・小鳩からか」

星奈「こ、小鳩ちゃん!?」

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 23:13:23.21 ID:LiLV4fTO0
小鳩『ククク・・・今どこで何をしておる?』

小鷹「ああ、いま星奈とデート中だ、これから星奈に告白するとこ」

小鳩『あ、あんちゃん!?』

小鷹「それで何のようだ?」

小鳩『クッ・・・今晩の我への供物はどうなっておr』

小鷹「すまん小鳩、あとにしてくれねえか?いま大事なとこなんだ」

小鳩『あ、あんちゃん!?』ブチッ

小鳩「あんちゃん・・・」

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 23:18:51.70 ID:LiLV4fTO0
小鷹「すまない、じゃあさっきの続きを」

星奈「もういい、なんか冷めちゃった」

小鷹「・・・え?星奈・・・さん?」

星奈「アンタさっき言ったよね?あたしのこと、その・・・好きだって?」

小鷹「お、おう。」

星奈「嘘じゃないよね?」

小鷹「嘘じゃない!!」

星奈「そっか、うん。今はそれで十分!・・・えへへ」

小鷹「そ、そうか」

101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/03(火) 23:26:42.44 ID:LiLV4fTO0
星奈「はいっ」

小鷹「ん?なんだこの手」

星奈「アンタあたしのこと好きなんでしょ?映画のお礼に特別に手つないであげる、感謝しなさいよね!」ニコッ

小鷹「でも、さっきネックレス・・・」

星奈「いいから早く!」ギュ

小鷹「お、おう。」

星奈「じゃあ次は新しいギャルゲ買いに行くわよ!」


星奈はやたらと嬉しそうな顔でそう言った、そんなに新しいギャルゲが欲しいのか?なんてことを考えてるとさっきの言葉が頭に浮かんだ

「今はまだそれで十分」か。まあ俺としてもまだ今の日常を壊したくない、今日は星奈に俺の気持ちを伝えたし

そんなに焦らなくても一歩ずつ前に進んで行けばいいだろ? 今はまだ、な! 

おわり