4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 21:35:25.96 ID:bZyyW0p10
P「お、来た来た。お疲れさん」
美嘉「お、プロデューサーおっつかれー★」
美嘉「今日も家までよろしくね~♪」
莉嘉「ふぁ………Pくんおつかれ………」
P「莉嘉は本当にお疲れだな。取材、大変だったのか?」
美嘉「あはは、なんか記者さんがアタシたちのこと気に入っちゃってね★」
美嘉「ちょっと注文多くてさ~」
P「美嘉は大丈夫なのか?」
美嘉「アタシはまだまだヘーキ★」
莉嘉「………うー、ねむーい………」
引用元: ・城ヶ崎美嘉「恋モード」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 21:40:28.70 ID:bZyyW0p10
P「ははは、莉嘉はお姉ちゃんのようにはいかないか」
莉嘉「へーきだもん………」
P「そっか。ま、さっさと出よう。乗った乗った」
美嘉「プロデューサー、アタシ助手席座っていいー?」
P「ん、別にいいぞ」
美嘉「オッケー★」
美嘉「莉嘉、お姉ちゃん前に乗るから後ろで寝てなー?」
莉嘉「うん………そうする………」
莉嘉「へーきだもん………」
P「そっか。ま、さっさと出よう。乗った乗った」
美嘉「プロデューサー、アタシ助手席座っていいー?」
P「ん、別にいいぞ」
美嘉「オッケー★」
美嘉「莉嘉、お姉ちゃん前に乗るから後ろで寝てなー?」
莉嘉「うん………そうする………」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 21:47:54.51 ID:bZyyW0p10
ガチャ トスン
莉嘉「Pくんさむいよー……暖房つけてー………」
美嘉「ダーメ、喉やられるよ~?なんか羽織るもんないの?」
莉嘉「ない……」
P「俺の上着でよければ使っていいぞ。一日着てたからアレだけど」
美嘉「ならアタシのパーカー出して……」
莉嘉「Pくんのがいい!貸してっ☆」バサッ
莉嘉「へへ~」モゾモゾ
美嘉「………」
莉嘉「ん………ふぁ………眠い…………」
P「着いたら起こすから、ゆっくり寝てな。靴脱いで横になってもいいぞ」
莉嘉「うん………おやすみ………………」
莉嘉「Pくんさむいよー……暖房つけてー………」
美嘉「ダーメ、喉やられるよ~?なんか羽織るもんないの?」
莉嘉「ない……」
P「俺の上着でよければ使っていいぞ。一日着てたからアレだけど」
美嘉「ならアタシのパーカー出して……」
莉嘉「Pくんのがいい!貸してっ☆」バサッ
莉嘉「へへ~」モゾモゾ
美嘉「………」
莉嘉「ん………ふぁ………眠い…………」
P「着いたら起こすから、ゆっくり寝てな。靴脱いで横になってもいいぞ」
莉嘉「うん………おやすみ………………」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 21:53:28.57 ID:bZyyW0p10
ブロロロロ
P「莉嘉もやっぱまだ子供だなぁ」
美嘉「当たり前じゃん、12だよ?」
美嘉「アタシの真似したりして背伸びしてるけど、まだ中学一年生なんだし★」
P「……そうだな。可愛いもんだ」チラッ
美嘉「あー!今莉嘉の脚見たでしょ!変な目で見ちゃダメなんだからね!」
P「いや気持ちよさそうに寝てるなと思っただけだよ!」
P「そもそも可愛いってのもそういう意味じゃなくてだな」
P「莉嘉もやっぱまだ子供だなぁ」
美嘉「当たり前じゃん、12だよ?」
美嘉「アタシの真似したりして背伸びしてるけど、まだ中学一年生なんだし★」
P「……そうだな。可愛いもんだ」チラッ
美嘉「あー!今莉嘉の脚見たでしょ!変な目で見ちゃダメなんだからね!」
P「いや気持ちよさそうに寝てるなと思っただけだよ!」
P「そもそも可愛いってのもそういう意味じゃなくてだな」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 21:59:12.26 ID:bZyyW0p10
美嘉「ふーん、どうだかー?」
P「いや、アイドルだぞ!?12歳だぞ!?」
美嘉「アタシ、プロデューサーなのに い視線送ってくる人知ってるんだけど★」
P「う………」
美嘉「とにかく、莉嘉が懐いてるからってセクハラとか絶対禁止だから」
美嘉「ホンっトに許さないからね!」
P「大丈夫だって、ちょっとは信用してくれよ……」
美嘉「 視線」
P「う、うぅ……」
P「いや、アイドルだぞ!?12歳だぞ!?」
美嘉「アタシ、プロデューサーなのに い視線送ってくる人知ってるんだけど★」
P「う………」
美嘉「とにかく、莉嘉が懐いてるからってセクハラとか絶対禁止だから」
美嘉「ホンっトに許さないからね!」
P「大丈夫だって、ちょっとは信用してくれよ……」
美嘉「 視線」
P「う、うぅ……」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 22:04:18.95 ID:bZyyW0p10
P「だから、莉嘉はなんというか、そう、父性だよ父性」
P「『プリ撮ろっ☆』とか言われても、可愛い娘と写真って感じだし」
美嘉「………莉嘉とプリ撮ったんだ?」
P「え、それくらいはいいだろ?」
美嘉「莉嘉はなんか言ってた?」
P「宝物にするってさ」
P「それもまた可愛いよなぁ、まだ宝物とか好きな年頃なんだよなぁ」
P「『プリ撮ろっ☆』とか言われても、可愛い娘と写真って感じだし」
美嘉「………莉嘉とプリ撮ったんだ?」
P「え、それくらいはいいだろ?」
美嘉「莉嘉はなんか言ってた?」
P「宝物にするってさ」
P「それもまた可愛いよなぁ、まだ宝物とか好きな年頃なんだよなぁ」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 22:09:17.64 ID:bZyyW0p10
美嘉「……帰ったら莉嘉とお話する」
P「え!?ダメなのかよ!?」
美嘉「結果はメールするから★」
P「なんで!?」
美嘉「メールするから」
P「…………はい……」
P「え!?ダメなのかよ!?」
美嘉「結果はメールするから★」
P「なんで!?」
美嘉「メールするから」
P「…………はい……」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 22:15:37.80 ID:bZyyW0p10
・ ・ ・
『~~~♪』
美嘉(あれ、莉嘉の声だよね?)
ガチャ
美嘉「莉嘉ー、起きてるー?」
莉嘉「え、お、お姉ちゃん!?わわ、の、ノックしてよ!」ガサッ
美嘉「アンタがノックするようになったらね★」
美嘉「……で、今何隠したの?」
莉嘉「え、な、何も?」
美嘉「…………」
莉嘉「…………」
『~~~♪』
美嘉(あれ、莉嘉の声だよね?)
ガチャ
美嘉「莉嘉ー、起きてるー?」
莉嘉「え、お、お姉ちゃん!?わわ、の、ノックしてよ!」ガサッ
美嘉「アンタがノックするようになったらね★」
美嘉「……で、今何隠したの?」
莉嘉「え、な、何も?」
美嘉「…………」
莉嘉「…………」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 22:21:51.39 ID:bZyyW0p10
美嘉「枕の下になんか入れたでしょ?」
莉嘉「う………」
美嘉「鼻唄聞こえてたケド?」
莉嘉「うーっ…………」
美嘉「………プリ帳?」
莉嘉「え、なんでわかるの!?」
美嘉「お姉ちゃんだから★」
美嘉「なになに、学校の男の子か誰かと撮ったの?」
莉嘉「違うよーっ!」
美嘉「じゃあ……プロデューサー?」
莉嘉「ち、ちち違うもん!!!」
莉嘉「う………」
美嘉「鼻唄聞こえてたケド?」
莉嘉「うーっ…………」
美嘉「………プリ帳?」
莉嘉「え、なんでわかるの!?」
美嘉「お姉ちゃんだから★」
美嘉「なになに、学校の男の子か誰かと撮ったの?」
莉嘉「違うよーっ!」
美嘉「じゃあ……プロデューサー?」
莉嘉「ち、ちち違うもん!!!」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 22:26:05.31 ID:bZyyW0p10
美嘉「あ、プロデューサーなんだ。ほら、お姉ちゃんに見してみ~♪」
莉嘉「だ、ダメ!Pくんとアタシのヒミツのプリなのーっ!」
莉嘉「Pくんにも人に見せるなって言われてるもん!」
美嘉「え!?」
美嘉「へ、変なことしながら撮ったりしてる、とかじゃないよね……?」
莉嘉「うーっ!」
美嘉「り、莉嘉?」ジリッ
莉嘉「ダメーっ!ヒミツーっ!」
美嘉「莉嘉!見せなさい!!怒らないから!!」
ドタバタ
莉嘉「だ、ダメ!Pくんとアタシのヒミツのプリなのーっ!」
莉嘉「Pくんにも人に見せるなって言われてるもん!」
美嘉「え!?」
美嘉「へ、変なことしながら撮ったりしてる、とかじゃないよね……?」
莉嘉「うーっ!」
美嘉「り、莉嘉?」ジリッ
莉嘉「ダメーっ!ヒミツーっ!」
美嘉「莉嘉!見せなさい!!怒らないから!!」
ドタバタ
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 22:30:20.48 ID:bZyyW0p10
・ ・ ・
美嘉「……………」
ペラッ ペラッ
莉嘉「お姉ちゃん重い……」
ボフッ
莉嘉「ぼへっ」
美嘉「…………………」
ペラッ ペラッ
美嘉「……………」
ペラッ ペラッ
莉嘉「お姉ちゃん重い……」
ボフッ
莉嘉「ぼへっ」
美嘉「…………………」
ペラッ ペラッ
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 22:36:35.36 ID:bZyyW0p10
美嘉(……お気に入りのシールでデコられた莉嘉のプリ帳)
美嘉(ページの前半分はアタシとか、お母さんとか、学校の友達とかとのプリでびっしり埋め尽くされてて)
美嘉(でも後ろの方は、1ページに1枚だけ)
美嘉(大きめのがページの真ん中に丁寧に貼ってある)
美嘉(…………全部、プロデューサーのツーショット)
美嘉(抱きついてたり、お姫様抱っこしてもらってたり、ほっぺをすり合わせてたり)
美嘉(どれも莉嘉は満点のスマイルで)
美嘉(プロデューサーは少し困ったような優しい笑顔で)
美嘉(莉嘉の『大好き』の心でいっぱい)
美嘉(ページの前半分はアタシとか、お母さんとか、学校の友達とかとのプリでびっしり埋め尽くされてて)
美嘉(でも後ろの方は、1ページに1枚だけ)
美嘉(大きめのがページの真ん中に丁寧に貼ってある)
美嘉(…………全部、プロデューサーのツーショット)
美嘉(抱きついてたり、お姫様抱っこしてもらってたり、ほっぺをすり合わせてたり)
美嘉(どれも莉嘉は満点のスマイルで)
美嘉(プロデューサーは少し困ったような優しい笑顔で)
美嘉(莉嘉の『大好き』の心でいっぱい)
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 22:42:28.49 ID:bZyyW0p10
美嘉「……これで全部?」
莉嘉「…………うーっ……」
美嘉「取り上げたり怒ったりしないから。ね?」
莉嘉「……うん」
美嘉「普段はこれ、家に置いてんの?」
莉嘉「うん。宝物だから、お部屋で見るだけ」
美嘉「お姉ちゃん以外に見た人は?」
莉嘉「いない…」
莉嘉「…………うーっ……」
美嘉「取り上げたり怒ったりしないから。ね?」
莉嘉「……うん」
美嘉「普段はこれ、家に置いてんの?」
莉嘉「うん。宝物だから、お部屋で見るだけ」
美嘉「お姉ちゃん以外に見た人は?」
莉嘉「いない…」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 22:51:51.39 ID:bZyyW0p10
美嘉「………ならよしっ★」
美嘉「莉嘉もアイドルなんだし、こういうのはホントはダメなんだから」
美嘉「このプリは莉嘉とアタシとプロデューサーだけのヒ・ミ・ツ!」
美嘉「オッケー?」
莉嘉「……うんっ!」
美嘉「あとこれくらいならいいけど、あんまりエスカレートしないよーに!」
美嘉「特にプロデューサーが変な触り方とかしてきたら、すぐに言うんだぞ★」
莉嘉「はーい☆」
莉嘉「あのねあのね、アタシお姉ちゃんみたいになりたくてね」
美嘉「莉嘉もアイドルなんだし、こういうのはホントはダメなんだから」
美嘉「このプリは莉嘉とアタシとプロデューサーだけのヒ・ミ・ツ!」
美嘉「オッケー?」
莉嘉「……うんっ!」
美嘉「あとこれくらいならいいけど、あんまりエスカレートしないよーに!」
美嘉「特にプロデューサーが変な触り方とかしてきたら、すぐに言うんだぞ★」
莉嘉「はーい☆」
莉嘉「あのねあのね、アタシお姉ちゃんみたいになりたくてね」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 22:57:10.86 ID:bZyyW0p10
美嘉「んー?」
莉嘉「ほら、この間の夜景デートの写メ!」
美嘉「あーもー、だからあれはデートとかじゃないってば~!」
莉嘉「でもあの写メ、お姉ちゃんすっごいキラキラで、アタシ見てるだけでドキドキしちゃってね!」
莉嘉「もうわーって!わーって!」
莉嘉「それでアタシもあんな風にPくんと映ってみたいなーって思って、Pくんにいっぱいお願いしたの☆」
美嘉(……え?)
美嘉(ええ!?アタシの真似したらこのプリになったの!?)
莉嘉「ほら、この間の夜景デートの写メ!」
美嘉「あーもー、だからあれはデートとかじゃないってば~!」
莉嘉「でもあの写メ、お姉ちゃんすっごいキラキラで、アタシ見てるだけでドキドキしちゃってね!」
莉嘉「もうわーって!わーって!」
莉嘉「それでアタシもあんな風にPくんと映ってみたいなーって思って、Pくんにいっぱいお願いしたの☆」
美嘉(……え?)
美嘉(ええ!?アタシの真似したらこのプリになったの!?)
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 23:04:17.24 ID:bZyyW0p10
莉嘉「それでね、この間の撮影の後で近くのゲーセン行って一緒に撮ったんだけどね、Pくんったら髪の毛ボサボサだったの!」
美嘉(え、ウソウソ、あの写メのときってアタシ普通だったよね?)
莉嘉「だからアタシがね、ワックスでかっこ良くしてあげるーって言って、それでほら見てこの前髪!いつもよりなんかいいカンジでしょ☆」
美嘉(も、もしかして結構デレデレしてた?)
莉嘉「いつもこれくらいの方がPくんかっこいいと思うんだけど、Pくんってばいつも通りでいいーって聞かなくってね」
美嘉(ううん、莉嘉が喜んじゃうくらいなんだから……)
莉嘉「お姉ちゃーん、聞いてるー?」
美嘉(あの大好きオーラ、アタシも出してた……?)
莉嘉「お姉ちゃーん?」ユサユサ
美嘉(え、ウソウソ、あの写メのときってアタシ普通だったよね?)
莉嘉「だからアタシがね、ワックスでかっこ良くしてあげるーって言って、それでほら見てこの前髪!いつもよりなんかいいカンジでしょ☆」
美嘉(も、もしかして結構デレデレしてた?)
莉嘉「いつもこれくらいの方がPくんかっこいいと思うんだけど、Pくんってばいつも通りでいいーって聞かなくってね」
美嘉(ううん、莉嘉が喜んじゃうくらいなんだから……)
莉嘉「お姉ちゃーん、聞いてるー?」
美嘉(あの大好きオーラ、アタシも出してた……?)
莉嘉「お姉ちゃーん?」ユサユサ
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 23:10:55.98 ID:bZyyW0p10
美嘉「え、あ、莉嘉、えーっと、もう遅いから寝な?」
莉嘉「えーっ、アタシの話まだ途中なのにぃ~」
美嘉「今くらいの時間に寝るのが一番肌にも成長にもいいの★」
莉嘉「Pくんの車でちょっと寝たから眠くないー。まだ起きてたいよーっ」
美嘉「寝ないとセクシーになれないよー?」
莉嘉「うーっ…………」
莉嘉「…………寝る」
莉嘉「えーっ、アタシの話まだ途中なのにぃ~」
美嘉「今くらいの時間に寝るのが一番肌にも成長にもいいの★」
莉嘉「Pくんの車でちょっと寝たから眠くないー。まだ起きてたいよーっ」
美嘉「寝ないとセクシーになれないよー?」
莉嘉「うーっ…………」
莉嘉「…………寝る」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 23:17:28.45 ID:bZyyW0p10
美嘉「ん、そうしな?」
莉嘉「その、プリ帳隠すから……」
美嘉「はいはいっと」スタッ
美嘉「そいじゃ莉嘉、おやすみ★」
莉嘉「うん、おやすみ……ね、お姉ちゃん」
美嘉「んー?」
莉嘉「アタシも大きくなってセクシーになれば、Pくんのことドキドキさせられるかな?」
美嘉「頑張ればね~♪」
莉嘉「……うん。頑張るっ!それじゃお姉ちゃん、おやすみ☆」
バタン
莉嘉「その、プリ帳隠すから……」
美嘉「はいはいっと」スタッ
美嘉「そいじゃ莉嘉、おやすみ★」
莉嘉「うん、おやすみ……ね、お姉ちゃん」
美嘉「んー?」
莉嘉「アタシも大きくなってセクシーになれば、Pくんのことドキドキさせられるかな?」
美嘉「頑張ればね~♪」
莉嘉「……うん。頑張るっ!それじゃお姉ちゃん、おやすみ☆」
バタン
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 23:24:54.42 ID:bZyyW0p10
[美嘉の部屋]
ゴロゴロ
美嘉(うーん、やっぱりそんなにデレデレしてないよね…)
美嘉(……ぷぷっ、プロデューサーは大分慌ててるカンジだけど★)
美嘉(あ、そういえばこの時デート連れてってもらうようお願いしたんだっけ)
美嘉(プロデューサー、ちゃんと覚えてっかな~)
美嘉(へへへ~、観覧車デートか~♪)パタパタ
ゴロゴロ
美嘉(うーん、やっぱりそんなにデレデレしてないよね…)
美嘉(……ぷぷっ、プロデューサーは大分慌ててるカンジだけど★)
美嘉(あ、そういえばこの時デート連れてってもらうようお願いしたんだっけ)
美嘉(プロデューサー、ちゃんと覚えてっかな~)
美嘉(へへへ~、観覧車デートか~♪)パタパタ
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 23:30:27.58 ID:bZyyW0p10
莉嘉「……お姉ちゃーん、寝れない…」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 23:34:21.05 ID:bZyyW0p10
美嘉「え、うわ、莉嘉!?ノックしてよ!」
莉嘉「ドア開いてたもん……あ、何見てるの?写メ?」
美嘉「え、あ!な、なんでもないっ!」
莉嘉「えーっ、お姉ちゃんアタシのプリ見たじゃーん!見せて見せてー!」
美嘉「あーもー、ほら寝ないとダメだってば。お肌に悪いよー?」
莉嘉「今日はお姉ちゃんと寝る!もっとお話したいー!」
美嘉「はー……」
美嘉「ほら、枕こっち置いて、布団入って。一度入ったらトイレ以外で布団から出たらダメね」
莉嘉「やったっ☆」
莉嘉「ドア開いてたもん……あ、何見てるの?写メ?」
美嘉「え、あ!な、なんでもないっ!」
莉嘉「えーっ、お姉ちゃんアタシのプリ見たじゃーん!見せて見せてー!」
美嘉「あーもー、ほら寝ないとダメだってば。お肌に悪いよー?」
莉嘉「今日はお姉ちゃんと寝る!もっとお話したいー!」
美嘉「はー……」
美嘉「ほら、枕こっち置いて、布団入って。一度入ったらトイレ以外で布団から出たらダメね」
莉嘉「やったっ☆」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 23:39:40.75 ID:bZyyW0p10
莉嘉「で、ででで、何見てたの?」
美嘉「…ほらコレ、プロデューサーと前撮ったヤツ」
莉嘉「あー!うん、これこれ!ほら、お姉ちゃんすっごいキラキラしてる!」
美嘉「……そう、かな?」
莉嘉「そうだよ~!もうほら、あのマンガの主人公の女の子みたい!」
莉嘉「いいな~、恋だな~☆」
美嘉「…………恋?」
美嘉「アタシが?プロデューサーに?あはは、ないない、ないっしょ~★」
莉嘉「えーっ、こんなにキラキラしてるんだよ?せっと…説得力!説得力ないよ~!」
美嘉「…ほらコレ、プロデューサーと前撮ったヤツ」
莉嘉「あー!うん、これこれ!ほら、お姉ちゃんすっごいキラキラしてる!」
美嘉「……そう、かな?」
莉嘉「そうだよ~!もうほら、あのマンガの主人公の女の子みたい!」
莉嘉「いいな~、恋だな~☆」
美嘉「…………恋?」
美嘉「アタシが?プロデューサーに?あはは、ないない、ないっしょ~★」
莉嘉「えーっ、こんなにキラキラしてるんだよ?せっと…説得力!説得力ないよ~!」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 23:46:10.68 ID:bZyyW0p10
美嘉「恋……うーん、あんまり考えたことなかったかも」
莉嘉「えーっ!?なんでーっ!?」
美嘉「莉嘉、学校行っててクラスの男の子とかどう思う?」
莉嘉「子供!すぐ変なこと言うし意地悪するし!!」
美嘉「アタシもそんなカンジ。だから周りが恋だなんだって騒いでもさ、なんかかけ離れたコト、みたいな」
莉嘉「あー、恋に恋するってやつだねー、わかるよー」
美嘉「……そうなのかも」
莉嘉「あ、え、ホント!?」
莉嘉「だいじょーぶ、恋は押して押して押し倒せだよっ☆」
莉嘉「お姉ちゃんなら、絶対できるっ!えっとね、まずはデートしてね、それからね…」
莉嘉「えーっ!?なんでーっ!?」
美嘉「莉嘉、学校行っててクラスの男の子とかどう思う?」
莉嘉「子供!すぐ変なこと言うし意地悪するし!!」
美嘉「アタシもそんなカンジ。だから周りが恋だなんだって騒いでもさ、なんかかけ離れたコト、みたいな」
莉嘉「あー、恋に恋するってやつだねー、わかるよー」
美嘉「……そうなのかも」
莉嘉「あ、え、ホント!?」
莉嘉「だいじょーぶ、恋は押して押して押し倒せだよっ☆」
莉嘉「お姉ちゃんなら、絶対できるっ!えっとね、まずはデートしてね、それからね…」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 23:52:28.59 ID:bZyyW0p10
・ ・ ・
莉嘉「……………」スヤスヤ
美嘉(盛り上がって疲れて寝ちゃった)
美嘉(……ありがとね、莉嘉。お陰でいろいろ、気付けたかも)
美嘉(……あ、プロデューサーにメールしないと)
美嘉(うん、あとデートも早速だけど…★)
美嘉(えっと、莉嘉と話した結果…一応セーフ)
美嘉(あとは、オフの日と聞いて…夜景デートの約束、そろそろ……っと)
ピッ
莉嘉「……………」スヤスヤ
美嘉(盛り上がって疲れて寝ちゃった)
美嘉(……ありがとね、莉嘉。お陰でいろいろ、気付けたかも)
美嘉(……あ、プロデューサーにメールしないと)
美嘉(うん、あとデートも早速だけど…★)
美嘉(えっと、莉嘉と話した結果…一応セーフ)
美嘉(あとは、オフの日と聞いて…夜景デートの約束、そろそろ……っと)
ピッ
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 23:58:29.66 ID:bZyyW0p10
差出人:P
件名:Re:起きてる~(・・?
本文:
いや手出すわけないだろ、そこは信頼しろって。
悪いけど先のことはあんまりわからない。
観覧車だよな?明日のロケの後なら時間あるぞ
美嘉(え、あ、明日!?え、ど、どうしよ!?)
美嘉(で、出来ればもうちょっと心の準備とか時間が…)
莉嘉「……………」スヤスヤ
美嘉(……………)
美嘉(恋は押して押して押し倒せ、だよね)
美嘉(オッケー、莉嘉★)
ピッ
件名:Re:起きてる~(・・?
本文:
いや手出すわけないだろ、そこは信頼しろって。
悪いけど先のことはあんまりわからない。
観覧車だよな?明日のロケの後なら時間あるぞ
美嘉(え、あ、明日!?え、ど、どうしよ!?)
美嘉(で、出来ればもうちょっと心の準備とか時間が…)
莉嘉「……………」スヤスヤ
美嘉(……………)
美嘉(恋は押して押して押し倒せ、だよね)
美嘉(オッケー、莉嘉★)
ピッ
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 00:04:34.41 ID:LLEMj3x30
差出人:P
件名:Re:それじゃそれで♪
本文:
了解。
お忍びなんだから地味な格好な。
バカ言ってないで寝なさい
美嘉(もー、つれないなー。おやすみメールして寝よ)ピッ
美嘉(………恋かぁ)
美嘉(このワクワクとドキドキが、恋、なのかな)
美嘉(相手はプロデューサー)
美嘉(……うん、なんか納得かも)
美嘉(へへへ、ならいっぱいドキドキしてもらわなきゃね★)
件名:Re:それじゃそれで♪
本文:
了解。
お忍びなんだから地味な格好な。
バカ言ってないで寝なさい
美嘉(もー、つれないなー。おやすみメールして寝よ)ピッ
美嘉(………恋かぁ)
美嘉(このワクワクとドキドキが、恋、なのかな)
美嘉(相手はプロデューサー)
美嘉(……うん、なんか納得かも)
美嘉(へへへ、ならいっぱいドキドキしてもらわなきゃね★)
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 00:11:47.54 ID:LLEMj3x30
美嘉(恋……自分をさらけ出して向かい合わないといけないんだよね)
美嘉(ちょっと怖い、かも)
美嘉(でも、なんだろ………すごく心が弾むっていうか)
美嘉(うーっ、なんかソワソワするー……)
美嘉(恋に恋する乙女、かぁ……)
美嘉(……初めての、本当の恋)
美嘉(本当だったら、これから全部、初めてだらけ)
『お姉ちゃんなら、絶対できるっ!』
美嘉(うん。恋は押して押して押し倒せ!)
美嘉(ちょっと怖い、かも)
美嘉(でも、なんだろ………すごく心が弾むっていうか)
美嘉(うーっ、なんかソワソワするー……)
美嘉(恋に恋する乙女、かぁ……)
美嘉(……初めての、本当の恋)
美嘉(本当だったら、これから全部、初めてだらけ)
『お姉ちゃんなら、絶対できるっ!』
美嘉(うん。恋は押して押して押し倒せ!)
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 00:18:38.05 ID:LLEMj3x30
美嘉(ハート全開でぶつかっていけば、きっと抱きとめてもらえるっ!)
美嘉(……ハート全開でぶつかるって、どうやるんだろ?)
美嘉(…………えーっと、漫画だと確か……)
莉嘉「……ん……お姉ちゃん……?」
美嘉「あ、ごめんね莉嘉。起こしちゃった?」
莉嘉「マンガ……?」
美嘉「うん、デート明日になっちゃって。予習」
莉嘉「大丈夫……Pくん、いつもお姉ちゃんに………ドキドキ…………」
美嘉「…………そうなのかな?」
莉嘉「うん……ん……………すぅ………………」スヤスヤ
美嘉「……ありがとね、莉嘉」
美嘉(……ハート全開でぶつかるって、どうやるんだろ?)
美嘉(…………えーっと、漫画だと確か……)
莉嘉「……ん……お姉ちゃん……?」
美嘉「あ、ごめんね莉嘉。起こしちゃった?」
莉嘉「マンガ……?」
美嘉「うん、デート明日になっちゃって。予習」
莉嘉「大丈夫……Pくん、いつもお姉ちゃんに………ドキドキ…………」
美嘉「…………そうなのかな?」
莉嘉「うん……ん……………すぅ………………」スヤスヤ
美嘉「……ありがとね、莉嘉」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 00:24:15.24 ID:LLEMj3x30
・ ・ ・
P「では、これで。本日はありがとうございました」
美嘉「ありがとうございましたっ★」
P「そいじゃ行くか。あ、先に飯か?」
美嘉「後でいいよ、お腹いっぱいになって観覧車で寝ちゃったら嫌だし♪」
P「そっか。じゃ、車取ってくるな」
美嘉「あ、プロデューサー?」
P「ん?」
美嘉「アタシね、今日はこれ楽しみにしてめっちゃ頑張ったんだから」
美嘉「しっかり相手してよね★」
P「では、これで。本日はありがとうございました」
美嘉「ありがとうございましたっ★」
P「そいじゃ行くか。あ、先に飯か?」
美嘉「後でいいよ、お腹いっぱいになって観覧車で寝ちゃったら嫌だし♪」
P「そっか。じゃ、車取ってくるな」
美嘉「あ、プロデューサー?」
P「ん?」
美嘉「アタシね、今日はこれ楽しみにしてめっちゃ頑張ったんだから」
美嘉「しっかり相手してよね★」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 00:31:22.53 ID:LLEMj3x30
ツギノカタドウゾー
P「お、俺らの番か。よっと……ほら、足元気をつけろよ」
美嘉「えーっ、こーゆーときはさ、こう手を取ってさ~」
P「……はい」
美嘉「お、そうこなくっちゃ♪」
ぎゅっ
美嘉「えっと、こっち回りだから……こっち側かな?」ストン
美嘉「ほら、プロデューサーも座ろ★」
P「………なぁ美嘉、手………」
美嘉「いいじゃーん、折角の観覧車デートなんだし、手ぐらい繋いでも♪」
美嘉「それに、一番上まで行ったら写真撮りたいし★」
美嘉「ほら隣座って座って♪」
P「……お手柔らかに頼むぞ?」
P「お、俺らの番か。よっと……ほら、足元気をつけろよ」
美嘉「えーっ、こーゆーときはさ、こう手を取ってさ~」
P「……はい」
美嘉「お、そうこなくっちゃ♪」
ぎゅっ
美嘉「えっと、こっち回りだから……こっち側かな?」ストン
美嘉「ほら、プロデューサーも座ろ★」
P「………なぁ美嘉、手………」
美嘉「いいじゃーん、折角の観覧車デートなんだし、手ぐらい繋いでも♪」
美嘉「それに、一番上まで行ったら写真撮りたいし★」
美嘉「ほら隣座って座って♪」
P「……お手柔らかに頼むぞ?」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 00:39:48.01 ID:LLEMj3x30
美嘉「ね、今日のアタシどうだった?」
P「百点満点!流石本番に強いって言うだけのことあるな。スタッフさんもべた褒めだったし」
美嘉「え、なんてなんて?」
P「パワフルで輝いてて正にカリスマギャル!見てるだけでときめいちゃう!とかそんな感じ」
美嘉「おーっ、今日のスタジオのスタッフさんってアレだよね、あの面倒臭いおばちゃんの」
P「……人前でそれ言うなよ?」
P「まぁ、あの人が褒めるなんて相当だからな。誇っていいぞ、これは」
美嘉「へっへへー、そっかそっかぁ★」
P「百点満点!流石本番に強いって言うだけのことあるな。スタッフさんもべた褒めだったし」
美嘉「え、なんてなんて?」
P「パワフルで輝いてて正にカリスマギャル!見てるだけでときめいちゃう!とかそんな感じ」
美嘉「おーっ、今日のスタジオのスタッフさんってアレだよね、あの面倒臭いおばちゃんの」
P「……人前でそれ言うなよ?」
P「まぁ、あの人が褒めるなんて相当だからな。誇っていいぞ、これは」
美嘉「へっへへー、そっかそっかぁ★」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 00:45:57.33 ID:LLEMj3x30
P「何かあったのか?今までも良かったけど今日は特に満点の出来だったぞ」
美嘉「それに答える前に、プロデューサーからの評価ももっと聞きたいな~?」
P「お、おう」
P「んー、なんと言うか、本当に見ててドキドキするようなパワーがあるな」
P「本当にカリスマギャルって言葉がぴったりで、歌もダンスもバッチリで気持ちが入ってるし」
P「見てて心が踊るっていうのかな。楽しくなってくる」
美嘉「うん、うん★」
美嘉「ね、今はどう?ドキドキしてる?」
P「へ?」
美嘉「それに答える前に、プロデューサーからの評価ももっと聞きたいな~?」
P「お、おう」
P「んー、なんと言うか、本当に見ててドキドキするようなパワーがあるな」
P「本当にカリスマギャルって言葉がぴったりで、歌もダンスもバッチリで気持ちが入ってるし」
P「見てて心が踊るっていうのかな。楽しくなってくる」
美嘉「うん、うん★」
美嘉「ね、今はどう?ドキドキしてる?」
P「へ?」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 00:51:07.51 ID:LLEMj3x30
美嘉「だってそのカリスマギャルと、隣り合わせで」
美嘉「手繋ぎながら観覧車デートしてるんだよ?」
P「………よ、よく考えたら……」
美嘉「お、ドキドキしてきた~?」
P「………ちょっと」
美嘉「ちょっとー?」
P「……かなり」
美嘉「ならよしっ★」
美嘉「手繋ぎながら観覧車デートしてるんだよ?」
P「………よ、よく考えたら……」
美嘉「お、ドキドキしてきた~?」
P「………ちょっと」
美嘉「ちょっとー?」
P「……かなり」
美嘉「ならよしっ★」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 00:54:32.82 ID:LLEMj3x30
美嘉「実はね、アタシも結構今ドキドキしてんだ~」
美嘉「こういうの、初めてだし」
P「え、意外だな」
美嘉「うん、まぁなんてかさ…アタシも背伸びしてばっかだから」
P「……美嘉がそんなこと言うなんて珍しいな」
美嘉「今日はそういう日なのー」
美嘉「あ、そろそろ頂上かな?ね、写真撮ろ写真★」
美嘉「ほらプロデューサーも!ケータイ貸してっ!」
美嘉「こういうの、初めてだし」
P「え、意外だな」
美嘉「うん、まぁなんてかさ…アタシも背伸びしてばっかだから」
P「……美嘉がそんなこと言うなんて珍しいな」
美嘉「今日はそういう日なのー」
美嘉「あ、そろそろ頂上かな?ね、写真撮ろ写真★」
美嘉「ほらプロデューサーも!ケータイ貸してっ!」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 00:57:40.42 ID:LLEMj3x30
美嘉「ほらもっと寄って寄って♪」
むぎゅー
P「おい美嘉、近い近い近い、当たってる当たってる」
美嘉「ん~?プロデューサー、好きでしょ~?」
P「いやそういう問題じゃない当たってる当たってる」
美嘉「好きでしょ~?いつも見てるもんね~?」
P「う、うう……」
美嘉「はいチーズ★」
P「えっ!?」
パシャッ
むぎゅー
P「おい美嘉、近い近い近い、当たってる当たってる」
美嘉「ん~?プロデューサー、好きでしょ~?」
P「いやそういう問題じゃない当たってる当たってる」
美嘉「好きでしょ~?いつも見てるもんね~?」
P「う、うう……」
美嘉「はいチーズ★」
P「えっ!?」
パシャッ
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 01:01:42.56 ID:LLEMj3x30
美嘉「それじゃ次はアタシのケータイね♪はい、もっかい寄って~」
ぎゅー
P「だから近いって近い近い近い」
美嘉「好きなくせに~」
P「ううう……」
美嘉「ほら、カメラこっち★」
美嘉「……ね、プロデューサー」
ぎゅー
P「だから近いって近い近い近い」
美嘉「好きなくせに~」
P「ううう……」
美嘉「ほら、カメラこっち★」
美嘉「……ね、プロデューサー」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 01:05:38.21 ID:LLEMj3x30
美嘉「いつも、ありがと」
ちゅっ
P「へ?」
パシャッ
ちゅっ
P「へ?」
パシャッ
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 01:06:59.69 ID:LLEMj3x30
美嘉「お、バッチリ撮れたっ★あ、莉嘉に送る用に普通のも撮るよ~」
P「お、おい美嘉、お前」
美嘉「ほら、はいチーズ★」
パシャ
美嘉「ん、よしっと。それじゃ送信!」
P「おい、美嘉」
美嘉「……………………」
P「……………………」
美嘉「……………………」
P「……………………」
P「お、おい美嘉、お前」
美嘉「ほら、はいチーズ★」
パシャ
美嘉「ん、よしっと。それじゃ送信!」
P「おい、美嘉」
美嘉「……………………」
P「……………………」
美嘉「……………………」
P「……………………」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 01:09:47.94 ID:LLEMj3x30
P「なぁ美嘉、」
美嘉「昨日ね」
美嘉「莉嘉にプリのこと聞いて、見せてもらった」
美嘉「あの子、この間の夜景の写メ見てアタシの真似したくなったんだって」
美嘉「あの写メ。アタシから大好きオーラが駄々漏れ、だってさ。へへへ」
美嘉「で、久々に姉妹でコイバナなんかしちゃってさ」
美嘉「それで、なんか気付かされちゃった」
美嘉「昨日ね」
美嘉「莉嘉にプリのこと聞いて、見せてもらった」
美嘉「あの子、この間の夜景の写メ見てアタシの真似したくなったんだって」
美嘉「あの写メ。アタシから大好きオーラが駄々漏れ、だってさ。へへへ」
美嘉「で、久々に姉妹でコイバナなんかしちゃってさ」
美嘉「それで、なんか気付かされちゃった」
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 01:13:51.47 ID:LLEMj3x30
P「……美嘉、俺は」
美嘉「待って待って、言い切らせて」
美嘉「それでいーっぱい悩んだんだけど。間違ってなさそう」
美嘉「アタシ、やっぱり恋してるんだなーって」
美嘉「今まで一緒にお仕事頑張ってきたプロデューサーを相手に、さ」
美嘉「このどんな理由つけても、説明が付かないこのカンジ」
美嘉「……恋、なんだと思う」
美嘉「で、ね。プロデューサーの答え、多分わかってるから」
美嘉「返事はしばらくしないで欲しいな~、なんて」
P「……?」
美嘉「待って待って、言い切らせて」
美嘉「それでいーっぱい悩んだんだけど。間違ってなさそう」
美嘉「アタシ、やっぱり恋してるんだなーって」
美嘉「今まで一緒にお仕事頑張ってきたプロデューサーを相手に、さ」
美嘉「このどんな理由つけても、説明が付かないこのカンジ」
美嘉「……恋、なんだと思う」
美嘉「で、ね。プロデューサーの答え、多分わかってるから」
美嘉「返事はしばらくしないで欲しいな~、なんて」
P「……?」
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 01:17:46.40 ID:LLEMj3x30
P「……わかった」
美嘉「っ!!」パァッ
P「でも、今日みたいなこと、というかさっきみたいなのは」
美嘉「あはは、いいじゃんいいじゃん、ほっぺくらい♪」
美嘉「ほらほらアタシの初恋記念だと思ってさ★」
美嘉「っ!!」パァッ
P「でも、今日みたいなこと、というかさっきみたいなのは」
美嘉「あはは、いいじゃんいいじゃん、ほっぺくらい♪」
美嘉「ほらほらアタシの初恋記念だと思ってさ★」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 01:20:48.48 ID:LLEMj3x30
美嘉「あのね、アタシ、まだ恋してたい」
美嘉「なんか凄いんだね、恋してると世界が全然違うんだもん」
美嘉「歌うにしても喋るにしても、トキメキがすっごいの。今までもこう、キラキラ~って感じることはあったけど」
美嘉「恋するとやっぱりなんか、世界が開ける、って言うかさ、ほら、今日なんてやっぱりバッチリだったっしょ?」
P「……そうだな。今日の美嘉は、間違いなくトップアイドルへ一直線だった」
美嘉「うん。アタシもナンバーワン目指したい。プロデューサーと一緒に」
美嘉「でもこのオンリーワンになりたいって気持ちも、やっぱり大切だと思うから」
美嘉「この気持ちも、一緒に走らせて欲しいんだ。だから、返事は走りきった後で、ね?」
P「……ああ」
美嘉「うんっ★明日からまた、頑張ろっ♪」
美嘉「なんか凄いんだね、恋してると世界が全然違うんだもん」
美嘉「歌うにしても喋るにしても、トキメキがすっごいの。今までもこう、キラキラ~って感じることはあったけど」
美嘉「恋するとやっぱりなんか、世界が開ける、って言うかさ、ほら、今日なんてやっぱりバッチリだったっしょ?」
P「……そうだな。今日の美嘉は、間違いなくトップアイドルへ一直線だった」
美嘉「うん。アタシもナンバーワン目指したい。プロデューサーと一緒に」
美嘉「でもこのオンリーワンになりたいって気持ちも、やっぱり大切だと思うから」
美嘉「この気持ちも、一緒に走らせて欲しいんだ。だから、返事は走りきった後で、ね?」
P「……ああ」
美嘉「うんっ★明日からまた、頑張ろっ♪」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 01:24:02.97 ID:LLEMj3x30
美嘉「アタシ、もっともっと頑張るからさ。ちゃんと見ててねー?」
P「……当たり前だろ」
美嘉「約束だよ? い視線も全部許しちゃうから、目、離さないでね★」
P「お、おう…」
美嘉「それに、プロデューサーもアタシ見る目変わるっしょ★」
P「へ?見る目?」
美嘉「そそ、だってほら、カリスマギャルの城ヶ崎美嘉が~」
美嘉「プロデューサーのコトが好きで、頑張って背伸びしてまで見て欲しくってたまらなくて~って」
美嘉「ほら、なんかよくない?どうよ?」
P「…………~~っ」
美嘉「あ、やっぱいい?いいっしょ?へへへ★」
P「……当たり前だろ」
美嘉「約束だよ? い視線も全部許しちゃうから、目、離さないでね★」
P「お、おう…」
美嘉「それに、プロデューサーもアタシ見る目変わるっしょ★」
P「へ?見る目?」
美嘉「そそ、だってほら、カリスマギャルの城ヶ崎美嘉が~」
美嘉「プロデューサーのコトが好きで、頑張って背伸びしてまで見て欲しくってたまらなくて~って」
美嘉「ほら、なんかよくない?どうよ?」
P「…………~~っ」
美嘉「あ、やっぱいい?いいっしょ?へへへ★」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 01:26:44.54 ID:LLEMj3x30
ガタン
美嘉「あ、そろそろ終わり?」
P「そうだな」
美嘉「うん、初デートにしてはいい思い出できたかも★」
P「……ならよかったよ」
美嘉「……ね、いつか、さ」
美嘉「アタシのこと見続けて、その、プロデューサーもそういう気になってくれたらさ?」
美嘉「その時はまた、観覧車デート、連れてってね★」
P「……そう、だな」
美嘉「あ、そろそろ終わり?」
P「そうだな」
美嘉「うん、初デートにしてはいい思い出できたかも★」
P「……ならよかったよ」
美嘉「……ね、いつか、さ」
美嘉「アタシのこと見続けて、その、プロデューサーもそういう気になってくれたらさ?」
美嘉「その時はまた、観覧車デート、連れてってね★」
P「……そう、だな」
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 01:29:32.35 ID:LLEMj3x30
美嘉「ん~っ、さて帰りますか★」
P「……おう」
美嘉「お?早速見てたね~?どこどこ?胸?脇?お腹?」
P「う、か、勘弁してくれ……」
ピピッ ピピッ
美嘉「あ、莉嘉からメール★」
P「ん、俺にも?」
P「……おう」
美嘉「お?早速見てたね~?どこどこ?胸?脇?お腹?」
P「う、か、勘弁してくれ……」
ピピッ ピピッ
美嘉「あ、莉嘉からメール★」
P「ん、俺にも?」
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 01:32:01.79 ID:LLEMj3x30
差出人 : 城ヶ崎 莉嘉
件名 : なし
本文 : なんぢはちデートでちゅーしてんに
美嘉「あれ?」
件名 : なし
本文 : なんぢはちデートでちゅーしてんに
美嘉「あれ?」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 01:32:49.13 ID:LLEMj3x30
おわり
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