3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 22:59:12.72 ID:wRDyugH80
恒一「初めまして、東京の学校から転校してきました、榊原恒一です。よろしくお願いします」

久保寺「えー、皆さんご存知だと思いますが、榊原君は気胸のために入院していましたので1か月遅れの転入となりました」

久保寺「皆さん仲良くしてあげてくださいね。榊原君あそこの空いてる席に座ってください」

引用元: 恒一・見崎「一目ぼれした」 




8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 23:03:33.72 ID:0jFbiW+A0
キーンコーンカーンコーン
王子「病気はもう大丈夫なの?」

恒一「うん、もうすっかり良くなってるよ」

綾野「東京って良いよね~、夜見山みたいな田舎町パッとしないしさ~」

恒一「そんなことないよ、夜見山もいい所だよ。自然豊かでさ」

勅使河原「自然ばっかで面白い所ないっつーの!その点東京はゲーセンいっぱい在るし!女の子たちもかわいいしさぁ~」

綾野「ちょっと!そこは聞き捨てならないなぁ~私たちが魅力がないみたいじゃん!」

恒一「そうだよ勅使河原君、東京よりもいい子が沢山いるよ」

12: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/12(木) 23:07:00.72 ID:X04+UFb30
綾野「おっ!恒一ちゃんのお目にかなう子が居たんだ~、恒一ちゃん!私なんてどう!?」

勅使河原「お世辞だから気にすんなよ~」

恒一「あはははは、まぁそうゆうことでね!」

綾野「恒一ちゃんひど~い!そんな人だったんだ!失望した!!」

王子「まぁまぁ、そのくらいでね」

恒一「あれ?赤沢さんが居ないね?」

勅使河原「ああ、赤沢なら早退したぞ」

恒一「そうなんだ、残念だな~」

勅使河原「(ライバルかな)」

綾野「(いい子って泉美の事だったんだ・・・)」

見崎「」

14: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/12(木) 23:09:46.23 ID:0jFbiW+A0
美術室
恒一「(美術部なんてあるんだ。中を少しのぞいてみようかな)」
ガラガラ
恒一「あのー見崎さんだよね?同じ組の榊原なんだけど、美術部の見学良いかな?」

見崎「良い」

恒一「ありがとう。ところで見崎さんはどんな絵をかいてるのかな?」

見崎「私の・・・半身の絵を描いてるの・・・・」

恒一「絵が上手くかけてるし綺麗なモデルだね」

見崎「ありがとう・・・・榊原君」

恒一「あれ?ほかの部員の姿がないようなんだけど」

見崎「部員は望月君と私の二人だけなの。だけど望月君はご病気になってしまって今は入院してるの、だから実質私一人かな」

恒一「そうなんだ、僕以外にも入院してる人がいるんだ」

恒一「では僕はお邪魔にならないうちに帰ろうかな」

見崎「ばいばい」

16: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/12(木) 23:12:39.88 ID:RHHUQBVP0
翌日
恒一「赤沢さん体大丈夫?」

赤沢「体?」

恒一「ああ、昨日早退したみたいだからさ、体大丈夫かなって」

赤沢「昨日は家の用事で早退したから、体は平気よ」

恒一「そうなんだ。ならよかったよ」

赤沢「それより皆から話聞いた?」

恒一「話って何?」

赤沢「はー、聞いてないんだ・・・・じゃあ耳かして」

恒一「っえ!」

赤沢「見崎さんには近づかないで、いや近づかない方が良い貴男の為にならないわ」

恒一「(赤沢さんの吐息が耳に////)」

赤沢「分かった?」

恒一「わ、分かったよ(吐息に集中しすぎて聞いてなかった・・・・)」

赤沢「じゃあ、私席に戻るから」

恒一「(赤沢さんいい匂いだったな~)」

17: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/12(木) 23:17:08.08 ID:RHHUQBVP0
夕刻
恒一「あ~図書室で調べものしてたらこんな時間に、早く帰らなくちゃ」

綾野「っあ!恒一ちゃんも今帰り~?」

恒一「ん?綾野さんも今帰りなの?」

綾野「そうだよ~、演劇部やってるから今帰りなの」

赤沢「あら、恒一君じゃない」

恒一「赤沢さん!赤沢さんも演劇部?」

赤沢「そうよ、あと由美もよ」

小椋「どうしたの泉美?」

赤沢「恒一君と話してたわ」

恒一「こんにちは小椋さん」

小椋「こんにちは榊原君」

18: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/12(木) 23:19:34.54 ID:0jFbiW+A0
綾野「恒一ちゃんも一緒に帰ろ~よ!」

恒一「っえ良いの?でも僕が一緒に帰ってもいいの?」

綾野「泉美も由美も良いよね?」

赤沢「恒一君が良いなら良いわよ、由美も良いでしょ?」

小椋「私に拒否することなんてできないわ」

綾野「皆帰って良いってさ!帰ろー帰ろー」

20: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/12(木) 23:20:45.29 ID:RHHUQBVP0

下校中
恒一「演劇部って今何やってるの?」

綾野「6月の夜見山幼稚園での演劇に向けてロミオとジュリエットを練習してるの」

綾野「そして泉美がロミオで由美がジュリエット役なんだ~」

恒一「小椋さんがジュリエットなんだ、良いね似合ってるよ」

赤沢「どうせ私は由美みたいにかわいらしい乙女じゃありませんよーだ!」

恒一「そんな事ないよ赤沢さん、男役をやる女性っていうのは可憐っていうか、綺麗っていうか美しい女性がやるんだよ。」

恒一「赤沢さんは綺麗だし可憐だからぴったりの配役だと思うよ!」

綾野、小椋「(愛の告白?!)」

赤沢「あ、ありがとう///」

22: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/12(木) 23:23:59.35 ID:X04+UFb30
小椋「よかったら見に来てね、一般開放もしてるみたいだから」

恒一「うん、必ず見に行くよ!」

恒一「ところで綾野さんは何の役やるの?」

綾野「木の役!」

恒一「ぴったりだと思うよ!」

23: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/12(木) 23:26:01.13 ID:0jFbiW+A0
病院 
恒一「今日で診察も終わりだな~長かった」

沙苗「おーい!ホラー少年!」

恒一「沙苗さん、こんにちは」

沙苗「こんにちは、こないだ貸したビデオ見てくれた?」

恒一「ああ、みましたよ。いい作品でしたね。」

恒一「特に最後の主人公が絶望するシーンとか良かったですね」

沙苗「米軍が助けに来てくれるところね。悲しいけど良い終わり方よね」

恒一「あと人々が孤立すると、どのような心理になるのかとかの心理描写とかも良かったですね」

沙苗「人は孤立とか絶望の淵に立たされると、声の大きな人に従っちゃうって言うものね~」

恒一「もう一つの作品はまだ観てないんで、見終わったら携帯に電話しますね」

24: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/12(木) 23:28:18.99 ID:RHHUQBVP0
恒一「あぁ後望月君の病室ってわかります?」

沙苗「言いにくいんだけど、望月君はこの間亡くなられたわ」

沙苗「最初は唯の貧血だと思ったんだけど、徐々に酷くなっていってこの間ね・・・・・」

恒一「そうなんですか・・・・じゃ帰るしかないかな」

沙苗「恒一君エレベーターはあんまり使わないようにね。古い型のエレベーターで近々点検するようだからできれば使わないようにお願い」

恒一「そうですか、わかりました。ではさよなら」

25: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/12(木) 23:31:04.59 ID:0jFbiW+A0
ロビー
恒一「あ、見崎さん?」

見崎「榊原君か、こんにちは」

恒一「こんにちは、それより望月君の事なんだけど、残念だね」

恒一「僕は一度もあったことがないけれど、同じクラスの人が亡くなってしまって非常に残念だよ」

見崎「私も残念。だけど彼は私の中で生き続けるわ。だって彼は素晴らしい才能を持っていた人だから、私は生涯忘れられない」

恒一「そんなに凄い人だったんだね。全く知らなかったよ」

見崎「彼はこの県内のコンクールで金賞にも選ばれたこともあるのよ。まぁ東京の人は知らないでしょうけどね」

恒一「そうなんだ。実際に会って話をしてみたかったな」

見崎「私安置所に人形置いてこないといけないから、もう行くね」

恒一「うん、じゃあね」

27: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/12(木) 23:33:26.67 ID:RHHUQBVP0
6月夜見山幼稚園
小椋「ロミオー、ロミオはどこにいるの?」

赤沢「ここに居ますよジュリエット!」

小椋「くぁうぇdrftgyふじk」

赤沢「あqwせdrftgyふじ」

小椋「えがghてthjl」

赤沢「・・・・・・・・・・・・・・・」

~~~~~~~~~~~~~~~
綾野「ねぇねぇ、恒一ちゃん!どうだった~私の演技!!」

恒一「完全に木だったよ、木になりすぎてて気付かないくらいだったよ」

恒一「(本当は赤沢さんの男装姿を目に焼き付けてて全く視界に入らなかったんだけど)」

恒一「それに最後の終わりっ!て所も張りのある声で良かった」

30: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/12(木) 23:36:44.73 ID:X04+UFb30
綾野「えへへへ、恒一ちゃんに褒められちゃった///ありがとう恒一ちゃん」

赤沢「私はどうだった?恒一君」

恒一「赤沢さんのポニーテールっていう所が新鮮で良かったし、すらっとしてて本当にロミオみたいだったよ。将来は宝塚にも入れるんじゃないかな」

赤沢「ありがとう//、そんなに褒めたってなにも出ないんだからね!//」

綾野「恒一ちゃんこの後イノヤで打ち上げするんだけど一緒に来る?」

恒一「ん~行きたいのは山々なんだけど、演劇部の部外者の自分が行っちゃって良いのかな?」

赤沢「別に大丈夫よ。彩と私二人だけから」

恒一「あれ?小椋さんは?」

赤沢「由美ならこの後お兄ちゃんとショッピングに行くそうよ」

恒一「うーんそうなんだ、だったらお邪魔しちゃおうかな」

32: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/12(木) 23:39:35.95 ID:0jFbiW+A0
イノヤ
恒一「ここがイノヤか~、落ち着いた雰囲気でいいお店だね」

赤沢「そうね、しかもここのハワイコナコーヒーは絶品なのよ。一度は頼んでほしいわ」

恒一「赤沢さんがそこまで押すのならコーヒー苦手だけど挑戦してみようかな」

赤沢「彩は何を頼む?」

綾野「うーむ、私は紅茶で良いや」

赤沢「すいませーん」

店員「はい、ご注文はなんでしょうか?」

赤沢「ハワイコナコーヒーを二つと紅茶を一つで」

店員「かしこまりました。では少々お待ちくださいませ」

33: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/12(木) 23:42:07.02 ID:wRDyugH80
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
恒一「コーヒー苦手だけどこのコーヒーはおいしく飲めるね」

赤沢「良かった、お口に合って」

恒一「ありがとう赤沢さん。僕はコーヒーはあまり好きじゃなかったけど克服できるかも」

綾野「むむ!二人だけ分かりあってずるいぞ~私にも飲ませろ~」

赤沢「だったら彩も頼めばよかったでしょ。自業自得よ」

綾野「・・・・恒一ちゃんもそんなこと思ってる?」

恒一「お、思ってないよそんな事、僕が口つけたので良ければあげようか?」

綾野「流石恒一ちゃん!やっさしー、どこかの赤鬼とは大違い。いっただっきまーす!」

赤沢「誰が赤鬼よ!自分のせいでしょうが!」

綾野「うーん!おいし~コーヒーの味もおいしいけど・・・恒一ちゃんの味もおいしい////」

34: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/12(木) 23:45:04.14 ID:wRDyugH80
恒一「っえ?もう一度言って///」

綾野「もう一度なんて言いませよーだ!」

赤沢「聞こえない方が良いわ。絶対に聞こえない方が良い」

恒一「気になるけど、まぁいいや//」

赤沢「恒一君、今度映画見に行こうかと思ってるんだけど、その・・・・一人だと見に来にくい映画なの」

赤沢「だからさ、一緒に見に行かない?」

綾野「赤沢さん、人の目の前でデートのお誘いとは大変度胸のある方ですとのこと」

赤沢「うるさい!デートじゃないわよ!」

恒一「僕なんかで良ければ何時でも行くよ!何の映画見るのかな?」

35: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/12(木) 23:47:14.16 ID:RHHUQBVP0
赤沢「タイタニックよ。見たかったんだけど見に行く暇がなかったの、公開してから半年経つけど見に行ってくれる?」

恒一「よろこんで、僕もまだ見たことがないんだ」

赤沢「そ、そうなの?、だったら良かった」

恒一「今から楽しみだな~」

綾野「ちょっと!二人だけで会話しないでよ!私がのけ者になるじゃん!」

赤沢・恒一「あーだこーだ」

綾野「私の話を聞いてよ!!」

36: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/12(木) 23:49:30.14 ID:0jFbiW+A0
帰り道
恒一「(赤沢さんとの約束の日、楽しみだな~って僕のうちの前に誰かいる?)」

見崎「こ、さ、榊原君偶然だね!こんな所で出会うなんて」

恒一「そ、そうだね(もじもじしてて少しかわいい)」

恒一「見崎さんの家ってこの近くなの?」

見崎「近い・・かな、榊原君のお家ってこの近くなの?」

恒一「近いっていうか、見崎さんが立ってるところの扉が僕のお家の扉だよ」

見崎「ここが榊原君のお家なんだね。立派なお家だね」

恒一「そうだね。ここら辺のお家の中では結構広いし、立派な家だと思うよ」

恒一「それより、もう7時だけど家に早く帰らないと親が心配するんじゃない?」

見崎「そうだね、心配してくれてありがとう榊原君」

恒一「どういたしまして、明日学校でね」

見崎「そうね、じゃあさよなら」

37: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/12(木) 23:52:56.32 ID:0jFbiW+A0
映画館前
恒一「(紳士のたしなみとして30分前に着こうと思ったら、1時間前についてしまった・・・)」

恒一「(まぁ遅刻してないだけましだよな。それより早く時間にならないかな。赤沢さんに早く会いたい)」

赤沢「恒一君、待った?」

恒一「今来たところだよ。お互い1時間前に着くってことは同じ電車だったのかな。だったら駅で待ち合わせの方がよかったね」

赤沢「そうね、駅の方がよかったわね」

赤沢「それよりどうしましょう、この余った一時間は」

恒一「近くにゲームセンターがあるからゲームセンター行く?」

赤沢「良いわね。夜見山にはゲームセンターがないから久しぶりに行ってみたいわ」

恒一「じゃあ映画館でチケット取ってから行こう」

恒一「(手を繋ぎたいけど繋いでいいのかな・・・・)」

赤沢「さぁ行きましょ!恒一君!」ガシ

恒一「あ・・・そうだね早く行こう(赤沢さんの手、柔らかいな)」

39: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/12(木) 23:54:56.90 ID:RHHUQBVP0
ゲームセンター
恒一「赤沢さん何やりたい?」

赤沢「そうね~私はあんまりゲームセンター行かないし、恒一君は東京に居たんだから恒一君の方がゲームセンターに詳しいから任せるわ」

恒一「そうか~じゃあ無難にクレーンゲームでもやろうか。ちょうどお菓子のがあるし。ぬいぐるみとかだと映画観にくくなっちゃうしね」

ウィーンウィーン

赤沢「恒一君上手ね。袋いっぱいにお菓子があるわ」

恒一「まぁ100円で1分間取り放題のだからね。それ位なら何時でも取れるよ」

恒一「まだ時間あるから、シューティングでも一緒にやろうか」

赤沢「いいわよ!私得意なの!」

バンバン ガチャ バンバン

恒一「赤沢さん上手いね。740/800って凄いよ、僕なんか500/800だしさ」

赤沢「だから得意って言ったじゃない。田舎者だからって舐めてもらっては困るわ」

恒一「はぁ勝てると思ったんだけどな~、じゃもう時間だし映画館に行こうか」テサシダス

赤沢「うん」ガッシリ

40: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/12(木) 23:57:12.69 ID:wRDyugH80
映画館前
恒一「映画面白かったね」

赤沢「そうね。特に甲板でのシーンとか主役が庇うシーンとかが良かったわ」

恒一「あんな状況にはなりたくないけど、あれは男の鏡だね」

赤沢「そうねぇ。男はあれくらいやってほしいわ」

恒一「あははは、が、がんばるよ」

恒一「今4時なんだけど、少し早いけど帰る?」

赤沢「うーん、もう少し居たいわね。久しぶりに都会に来たんですもの」

恒一「じゃあ近くにあるショッピングモールに行こうか」

そのあとショッピングモール内の服屋やアイス屋に行き、クレープ屋にカップルと間違えられたりもした。けどものすごく楽しい時間を過ごした。
でも楽しい時間はあっという間にすぎさる。

41: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/13(金) 00:00:01.61 ID:STUkeetw0
映画館前
恒一「映画面白かったね」

赤沢「そうね。特に甲板でのシーンとか主役が庇うシーンとかが良かったわ」

恒一「あんな状況にはなりたくないけど、あれは男の鏡だね」

赤沢「そうねぇ。男はあれくらいやってほしいわ」

恒一「あははは、が、がんばるよ」

恒一「今4時なんだけど、少し早いけど帰る?」

赤沢「うーん、もう少し居たいわね。久しぶりに都会に来たんですもの」

恒一「じゃあ近くにあるショッピングモールに行こうか」

そのあとショッピングモール内の服屋やアイス屋に行き、クレープ屋にカップルと間違えられたりもした。けどものすごく楽しい時間を過ごした。
でも楽しい時間はあっという間にすぎさる。

42: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/13(金) 00:00:59.44 ID:6/BhuTeh0
駅の帰り道
赤沢「映画に付き合ってもらってありがとう。おかげで今日はすごく楽しかったわ」

恒一「こちらこそ!誘ってもらって良かったよ」

恒一「ごめんね。クレープ屋でカップルと間違えられて。好きでもない男と間違えられるなんてごめんだよね」

赤沢「・ん・・・け・・」

恒一「っえ?」

赤沢「そんなわけない!意識してない男の人なんかと出かけるわけないでしょ!。ナカオとかテシガワラとかだったらそもそも誘ってない!」

赤沢「私は恒一君の事が「まって!」」

恒一「ごめんね。僕が奥手・・・いや臆病で、女の子に勇気ふり絞らせて」

恒一「しかも今言う決心がついたのも赤沢さんが勇気を振り絞ったおかげなんだ。僕は臆病だから答えがわかってるからその言葉を発する勇気がついたんだよ」

恒一「本当に僕は臆病でずるいと思う。でもこの言葉だけは言わせてほしいんだ」

43: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/13(金) 00:02:27.19 ID:STUkeetw0
恒一「僕が一目ぼれした女の子は、病室にお見舞いに来てくれて」

赤沢「うん・・・・」

恒一「ロミオの役が上手くて」

赤沢「うん・・・・」

恒一「臆病男よりも数千倍勇気を持ってる赤沢泉美さんが好きです。付き合ってください」

赤沢「私も恒一君の事が好き。でも次あんな臆病だったら許さないからね」

恒一「僕は臆病な性格を克服するよ。赤沢さんの為にも、僕の為にも」

赤沢「この後やることは?」

ダキヨセテ、キス

恒一「」

赤沢「」




見崎「」

44: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/13(金) 00:04:34.45 ID:rxASduR50
その日から僕の家と泉美の家に不審な無言電話がかかってくる事があったが、1週間程無視したら止まった。
しかしそのあとに手紙が来た。
僕に届いた手紙の内容は「赤沢泉美と別れないと大変なことになる」とのことだったが、泉美の家に届いた手紙が問題だった。
「もし分かれなかった場合、赤沢泉美の命の保証はできない」と書いてあったのである。
もちろんすぐに夜見山署に通報したのだが、犯人はわからなかった。

47: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/13(金) 00:06:22.70 ID:vkC7Wntl0
榊原家
怜子「恒一君、学校からのプリントだけど来週から合宿があるんだって、もちろん学校の先生からは内容聞いてるわよね?」

恒一「はい、聞いています。3年3組だけにあるもので、中学最後の夏に親睦を深めようとして26年前からある伝統のある行事だと」

怜子「それで」

恒一「合宿の内容は1日目は夜見山への山登り」

恒一「2日目は夜見山神社の掃除」

恒一「3日目は自由行動」

怜子「そして」

恒一「この合宿は全員参加です」

怜子「よろしい。先生たちに迷惑をかけさすんじゃないわよ恒一君」

恒一「大丈夫ですよ怜子さん、ナカオじゃありませんから」

怜子「それもそうね」

怜子「あと、気を付けてね?最近物騒だからさ・・・・」

恒一「僕は大丈夫ですよ。それよりも泉美が心配です」

恒一「か弱い女の子ですから・・・・・」

怜子「」

49: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/13(金) 00:08:37.00 ID:vkC7Wntl0
合宿当日
赤沢「おあはよう恒一!清々しい朝ね」

恒一「おはよう泉美、清々しい朝だけど朝から山登りは辛いね」

赤沢「そう?私は恒一が参加する合宿なら辛いとは思わないわ」

恒一「僕もそう思うよ!泉美がいるなら火の中山の中どこにでも行くよ!」

赤沢「恒一///」

綾野「朝からラブラブは暑苦しいんで余所でやってくださーい!」

勅使河原「あいつら毎日あきねーな」

王子「夜見山ベストカップルだからね。この位やってもらわないと!」

51: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/13(金) 00:11:04.88 ID:vkC7Wntl0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

三神「じゃあ、もう全員そろったかしら?」

杉浦「先生!まだナカオ君が来てないです」

三神「うーん、予定の時刻から20分も過ぎてるからもう待てないわね」

三神「ナカオ君の事だから寝坊してるんでしょう。久保寺先生に電話を任せて私たちは行きましょう」

一同「はーい!」

54: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/13(金) 00:14:41.99 ID:vkC7Wntl0
合宿二日目夜
恒一「(良いお風呂だった・・・ん?僕の部屋の鍵が開いてる。なんでだ?)」
ガチャリ

部屋の中は電気が付いておらず暗かったが、月明かりのおかげで中に人のシルエットのようなものは見えた。

恒一「(髪型がツインテールって事は泉美?もしかして////)」

僕は泉美に気を遣い部屋の鍵をかけて後ろから抱きつこうと思った。だけど違和感がする。
そう、何時もの泉美とは明らかに背が違うのである。

見崎「恒一君。このツインテール似合ってる?恒一君は赤沢さんの髪型が好きなんでしょ?だから私もこの髪形にしてみたの」

恒一「っえ?なんで見崎さんが僕の部屋にいるの?」

見崎「分かってるくせに。私はね恒一君の事が好きなの。本当に好きなの」

見崎「で恒一君も私の事が好きなんでしょう?赤沢に脅されて付き合ってることはわかってるの」

56: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/13(金) 00:18:06.61 ID:vkC7Wntl0
見崎「赤沢の家はここら辺の地主で、警察署や消防署、病院、市長まで全員赤沢家の人間」

見崎「さすがに東京の大学の教授でも勝てる相手じゃないのはわかってる。だからさ赤沢の事が好きだなんて本心じゃないんだよね?」

恒一「見崎さん・・・何を言ってるのかよくわからないよ?」

見崎「はぁ、まだわからないの?きっと赤沢家の人間に知らない間に洗脳と記憶改ざんをされてるんだわ」

見崎「私が助けてあげなくちゃ」

58: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/13(金) 00:21:57.15 ID:vkC7Wntl0
その瞬間見崎が抱きついてきた。いや突っ込んできていた。
僕は何が起こったのかよくわからなかった。だがいやもう無に実感することになった。
そう、腹部に痛みという実感に。腹部に手を当てて確認しようとしたが、見崎がまだそこに居て、見崎に触れるだけでお腹を触ることができなかった。
とにかく助けを呼ぼうと思い大声を出そうとしたが、見崎に口を押えられて声を出すことができない。
見崎「思い出した?私への気持ち?」

恒一「」フルフル

見崎「そう、まだ首を縦に振れないんだ。ならもう私と一つになるしかないわね」

62: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/13(金) 00:25:41.58 ID:STUkeetw0
見崎「このナイフは、ツイストダガーって言ってね血が沢山出るナイフなの。でも大丈夫ツイストダガーから出る血は全てポリタンクの中に収めるから」
その瞬間体に更なる激痛が走る。
恒一「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁ」
見崎「恒一君と私は一つになるの。恒一君から溢れ出す血、恒一君の体。そのすべてを食らって文字道理完全に一つになる。」

見崎「性的の一つではなく文字道理に一つに、そして恒一君への救済は完了するの」

見崎「寂しがらないで、望月も居るから。彼も私を拒否したの、だから私無では生きていけない体にしたの」

見崎「だけど、恒一君が現れた時思ったの望月はいらないって思ったの、だから殺した」

65: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/13(金) 00:30:31.89 ID:STUkeetw0
見崎「私はね。恒一君が転校してきたときに一目惚れした。そしてね恒一君が美術部に見学してきてくれた時にね。言ってくれたよね」

見崎「半身が綺麗だって。半身って私とうり二つなの、それを綺麗だって言ってくれたあなたが私の事を好きだっていうのは=でしょ」

見崎「なのに全く告白してきてくれない、そしたらいつの間にか赤沢と付き合い始めてる」

見崎「だからね。思ったの、赤沢に脅されてるんだなって。そして私は殺人予告までして引き離そうとしたの」

見崎「だけど意味がなかった。赤沢は恒一君を離そうとしなかった」

見崎「まぁ普通ならここで私が逮捕されて、終わっちゃうんだろうけど赤沢家は無能だからね?私を捕まえることができなかった。本当に無能一家」

見崎「だからね、こうゆう事が出来るんだよ。恨むなら赤沢家を恨みなさい」
そう言うと見崎は僕の首元に顔をやって首元に齧り付く。
徐々に目の前の風景が白くなってきた。もう僕は死ぬのか・・・・泉美に会いたい・・・・

69: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/13(金) 00:33:35.19 ID:6/BhuTeh0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
恒一「泉美?」

赤沢「恒一?呼び出しておいて遅いわよ!それに手紙で呼び出したりなんてしなくてもいいじゃない」

赤沢「あれ?恒一の顔少しおかしくない?」

恒一「酷いな~最愛の男性の顔をおかしいなんて言うのは」

その時恒一の顔、正確には皮膚が上下に引き裂かれ、その間から碧眼の顔が出てきた

赤沢「な・・・なにこれ?」

見崎「恒一君の顔の皮膚。剥ぎ取ったの」

見崎「これも見てみる?」ドサ

赤沢「バック?・・何が入ってるの・・・・・もしかしてっ」

見崎「そう、そのもしかして、今のあなたが見ても恒一君だと確認できるかしら。何せ恒一君の顔の皮膚を見ても気づかない人に」

見崎「そろそろ死んでもらおうかしら、心配しなくてもいいわ恒一君と同じところには行けないから。恒一君は私の中で生きる」

72: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/13(金) 00:37:43.25 ID:1N23sOxz0
見崎「でもあなたは野ざらしにされてそのまま朽ちていく」

赤沢「や、やめて・・・・」

見崎「いまさら言っても遅い!何回も警告をしたはずなのに別れなかった!恒一君が死んだのはお前の責任だ!!」

赤沢「(やっぱり見崎はおかしかった・・・・あの時恒一にちゃんと念を押して警告していれば・・・・)」
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赤「」沢「」

見崎「恒一君は私のもの恒一君は私のもの恒一君は私のもの恒一君は私のもの・・・・・・」

happy end

76: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/13(金) 00:41:27.12 ID:1N23sOxz0
ちなみにもう一つエンディングがある

79: ◆XYe2Z/8ICMot 2012/04/13(金) 00:46:55.78 ID:1N23sOxz0
見崎「だからね、こうゆう事が出来るんだよ。恨むなら赤沢家を恨みなさい」
そう言うと見崎は僕の首元に顔をやって首元に齧り付く。
徐々に目の前の風景が白くなってきた。もう僕は死ぬのか・・・・泉美に会いたい・・・・
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ドォガァン!!!ドアが蹴り破られた
「そこまでだ」
僕は振り返る事ができなかったが、聞いたことのある声、寺生まれで霊感の強いTさんだ。
「少年よ、そこで諦めるのか?会いたいと思うなら全力で生気を振り絞れ!」
その時Tさんの手から青白い光が出て僕に纏わり着く。
少しぬめぬめしていて気持ち悪い光だけど、徐々に元気が湧いてきた。
恒一「破ぁ!!」
一気に活力がわいてくる。これで泉美に会える。
「「破ぁ!!」」Tさんが叫んだ
するとTさんの両手から青白い光弾が飛びだし、見崎を吹き飛ばした。
「あいつは夜見山に住む異形の鬼だ。だがもう大丈夫」そう言って片手でタバコに火をつけるTさん。
赤沢「ま、間に合ったようね。保険の為にTさんを呼んでおいてよかったわ。私は無能じゃない」
恒一「(寺生まれってスゲェ・・・その時初めてそう思った)」
恒一「もう泉美を離さないよ!」ダキ
赤沢「生きててよかった・・・・・」

Another End