1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:00:32.07 ID:bR4D/Kjs0
【アバラ骨】

敵「オラァッ!」

ドゴォッ!

戦士「ぐうっ……!」

敵「今のは効いただろ?」ニヤッ

戦士「くっ、アバラが二、三本イッちまったか……」

敵「さぁ、続きだ」

戦士「うっ……」ズキッ

戦士「……痛い」

戦士「痛い、痛い、痛いよぉぉぉっ! お腹が痛いよぉぉぉぉぉっ!」

戦士「もう無理、もう無理、もう無理、ギブアァァァップ!」

戦士「助けてくれぇぇぇっ! 死ぬぅぅぅっ!」

敵「誰かお医者さん呼んでぇっ!」

引用元: 女「口開けて」男「あ~ん」女「ってわけであ~んのSSね」 



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:05:36.93 ID:bR4D/Kjs0
【遺産】

弁護士「あなたのお父さんは、あなたに遺産を残しておりました」

男「あの飲んだくれで、いつも酔っ払ってた親父が……」

弁護士「こちらです」スッ

男「…………」

男「これは……!」

男「親父の胃酸ですね」

弁護士「胃酸です」

弁護士「どうしますか?」

男「相続放棄でお願いします」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:11:26.11 ID:bR4D/Kjs0
【占い】

占い師「またアナタですか。今日はなにを占いましょうか?」

男「俺、彼女が欲しいんです。どうすればできるでしょうか!?」

占い師「分かりました、占いましょう。むむむ……」

男「…………」ゴクッ

占い師「近いうちにアナタを好きだという女性が現れます」

占い師「その人にオーケーだと返事すれば、きっと幸運への道が開かれるでしょう」

男「ありがとうございます!」

その後、占い師の占い通り、男に彼女ができた。

女「ねえ、幸せ?」

男「ああ、とても幸せだよ!」

女(この人と一緒になりたいがためにあんな占いをして……私は最低の占い師……)

女(だから、私はあれからすぐに占い師を廃業した……)

男(なぜかいなくなってしまったけど、占い師さんのおかげでとても幸せだ……)

男(あの占い師さんのこと好きだったけど、これでいいんだよな。きっと)

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:17:35.55 ID:bR4D/Kjs0
【絵】

師匠「お前の絵はヘタクソなんだよっ!」

絵描き「師匠の分からず屋っ!」ダッ

師匠の指導に耐えられず、アトリエを飛び出した絵描きは、みごと大成功を収めた。

絵描き(俺は成功した……。だが、なぜだか空しい)

絵描き(みんな手のひらを返したように、俺に媚びへつらうようになって……)

絵描き(俺の目から見てもヘタクソな昔の絵まで高く評価されるようになって……)

絵描き(いったい絵ってのはなんなんだろう……)

絵描きは久々に師匠のアトリエを訪ねた。

絵描き「師匠、お久しぶりです」

師匠「おおっ、お前か! お前の名声は俺の耳にも届いてるぞ、おめでとう!」

絵描き「ところでこれを見て頂けませんか?」

絵描きは売れば高額になるであろう、かつて師匠がヘタクソだといった自分の絵を見せた。

師匠「お、これは昔のお前の絵だな。まったくヘタクソだったな、お前は」

絵描き(よかった……師匠はなにも変わってなかった……!)

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:22:34.16 ID:bR4D/Kjs0
【驚く】

男「よう、久しぶり」

友人「うわあぁぁぁぁっ!?」

男「どうしたんだよ、そんなに驚いて」

友人「なんでお前がここにいるんだよぉっ!? おかしいだろ!」

男「どうしてだよ」

友人「……だって死んだハズじゃないか!」

男「ああ、なんだそんなことか」

友人「えっ?」

男「俺もさっき死んだんだよ。またよろしくな」

友人「なるほど」

ここはあの世であった。

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:27:31.46 ID:bR4D/Kjs0
【冠】

王「たまにはオシャレをしたいのう」

大臣「では、このホクロをつけて、この冠を被ってみたらいかがでしょう?」

王「ふむ……やってみるか」

王「まずこのホクロをつけて、と」ピトッ

玉「ちなみにこの冠はなんという名前なんじゃ?」カポッ

大臣「うかんむり、と申します」

宝「どうじゃ?」

大臣「おおっ、陛下はまさしくこの国の宝でございます!」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:32:31.18 ID:bR4D/Kjs0
【嫌い】

男「よくさぁ、“好きの反対は嫌いじゃなく、無関心”だとかいって」

男「無関心よりは嫌ったり嫌われた方がマシ、みたいなこといわれるじゃん?」

男「でもさ、俺は無関心の方がマシだと思うんだよね」

男「だって嫌われると攻撃されたり、足引っ張られたりする可能性があるけど」

男「無関心なら、そういう心配がないわけじゃん。相互不可侵なワケだし」

男「だったら嫌われるより、無関心の方が絶対いいよなぁ」

男「なぁ、お前もそう思うだろ?」

友人「……あぁ、うん」

男「…………」

この瞬間、男は気づいた。友人は自分に対して無関心だということに。

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:37:35.36 ID:bR4D/Kjs0
【空想】

大統領「私は空想好きな人間だったんだ」

側近「ほう、意外ですな」

大統領「そして、それをことごとく実行してきた」

大統領「喧嘩が強い自分、を空想したらボクシングやレスリングをやり」

大統領「金持ちになった自分、を空想したら頑張って金を稼いだ」

大統領「そしてそうやって、ついに今の地位に上り詰めた」

側近「ほう、空想ばかりで努力をしない昨今の若者に見習ってもらいたいですな」

側近「最近はどんな空想をなさっているのですか?」

大統領「うむ、核戦争で地球が滅びるという空想をね……」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:43:35.49 ID:bR4D/Kjs0
【決闘】

ある恋敵二人が、ついに決闘することになった。

女「私のために争うのはやめて!」

男「勝負だ!」

青年「行くぞ!」

ドカッ! バキッ! ガスッ! ドゴッ! ベキッ!

ほとんど無抵抗の男を、青年は一方的に殴りまくった。

男「うはぁ……!」ドサッ

青年「俺の勝ちだ! 女ちゃん、俺と付き合ってくれるね」

女「ううん。私は手を出さなかった心優しい男君の方が好き……!」

青年「そ、そんな……」ガクッ

決闘に勝った青年であったが、恋では敗れてしまった。

男(ちなみにボクは殴られるのが好き……)

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:48:32.47 ID:bR4D/Kjs0
【殺し屋】

依頼人「私が殺して欲しいのは、ライバル会社の社長です……!」

殺し屋「…………」

殺し屋「本当にこの社長を殺したら、お前の会社はうまくいくのか?」

依頼人「も、もちろんです!」

殺し屋「社長が死んだら、会社が傾く……そんな甘い世界でもあるまい」

殺し屋「俺の依頼料は安くない……こんなことに使う余裕があるなら」

殺し屋「その金を使って、少しでも自分の会社をよくしようとするのが筋じゃないか?」

依頼人「ううむ、たしかに……」

依頼人「申し訳ない。今の話はなかったことに……」

殺し屋「了解した」

殺し屋「…………」

殺し屋(俺の正体は──)

殺し屋(殺し屋を装い、世の殺意を持つ人を説得するボランティア……)

殺し屋(あえて名乗るなら“殺させない屋”といったところか)

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:53:35.02 ID:bR4D/Kjs0
【砂糖】

お嬢「いっけな~い、塩と間違えて砂糖を入れちゃった!」テヘッ

執事「ご安心を」

執事「お嬢様のドジっ娘ぶりは、私も承知しておりますゆえ」

執事「あらかじめ砂糖と塩の瓶は、中身を入れ替えておりました」

お嬢「あら、残念だったわね」

執事「!?」

お嬢「私がそれくらい見抜けないと思って?」

お嬢「ちゃんと入れ替わってるのを見抜いた上で、間違った調味料を入れたわ」

お嬢「私のドジっ娘ぶりをナメてもらっては困るわ!」

お嬢「オ~ッホッホッホ……」

執事(なんという恐ろしいドジっ娘……!)

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:59:46.48 ID:bR4D/Kjs0
【知ってる】

課長「知ってるかね? プリンに醤油をかけると──」

若手「あ、知ってます、知ってます!」

若手「ウニの味がするんですよねぇ~!」

課長「じゃあ、これは知ってるかね? 1円玉の重さはちょうど──」

若手「あ、聞いたことあります!」

若手「ちょうど1グラムなんですよねぇ~!」

係長「…………」

二人きりになった時、係長は若手にいった。

係長「君は知らなすぎるな」

若手「え、俺ってだいたいのことは知ってますよ。これでも色々勉強してて──」

係長「いいや……」

係長「君は、時には知らないフリをするのが正しい、ということを知らなかった」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 22:05:33.61 ID:bR4D/Kjs0
【スッポン】

スッポン(ちくしょう、なんだよ『月とスッポン』って)

スッポン(勝手に月なんかと比べやがって、いい迷惑だぜ!)

スッポン(オイラは月なんか行ったこともないってのによ!)

スッポン(よぉ~し)

スッポン(いっそ、オイラから月とやらに会いに行ってみるか!)

スッポン(あんな空高くにどうやったら行けるか分からないが、チャレンジしてやるぜ!)

しかし、スッポンはこの時気づいていなかった。

同じ考えに至り、自分に会いに来た月が、地球に激突しつつあることに。

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 22:11:40.63 ID:bR4D/Kjs0
【選挙】

投票所──

男(俺の一票で世の中が変わるわけでもなし)

男(どうせ誰に入れたって一緒だろ……)

男(つうか、誰にも入れたくないな。かといって空白ってのもなんかイヤだし……)

男(いいや、自分の名前書いたれ)カキカキ

夜──

テレビ『××選挙区は圧倒的大差で、男候補が当選しました!』

男「え?」

妻「やったわね、あなた!」

男「え、え?」

子供「お父さん、おめでとう!」

男「え、え、え?」

彼は後に、日本の救世主とも呼ばれる名総理になったという──

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 22:15:33.16 ID:bR4D/Kjs0
【ソックス】

男「ソックス」

女「まぁ、なんていやらしい言葉を!」

女「ひどい、不潔ですわ!」

男「おいおい、俺はただソックス──」

女「まぁ、まだおっしゃるの!?」

女「ホント、あなたったら最低ですわね!」

男「いやいやいや、ちゃんと話を聞いてくれ!」

男「俺はただ、君にソックスだけを残して裸になって欲しいだけなんだよ!」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 22:21:42.23 ID:bR4D/Kjs0
【たぬき】

あ「おい、キサマら“た行”の大将である“た”はどうした?」

ち「……いない!」

つ「ボクたち四人で十分です!」

あ「ほう、四人で俺たち“あ行”五人に勝てるとでも?」

て「勝ってやるさ……“た”抜きで!」

あ「これはこれは……俺たちもナメられたものだ!」

あ&い&う&え&お「ハッハッハッハッハ……!」

た「待てっ!」

と「“た”!? お前、怪我は大丈夫なのか!?」

た「これくらい平気さ。さぁ、“あ行”よ、戦いを始めよう!」

あ「望むところだ! いっとくが怪我してるからといって、容赦せんぞ!」

俺たちの戦いはこれからだ!

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 22:27:05.31 ID:bR4D/Kjs0
【血祭り】

赤血球「ひゃっほおおおおっ!」

白血球「イェイ、イェェイ!」

血小板「きゃっほおおおうっ!」

ヘモグロビン「今日は年に一度の、血祭りだぜぇ~!」

赤血球「お、なんか向こうに出口ができたぞ!?」

白血球「よっしゃ、みんな行くぞぉっ!」

血小板「おっしゃあああああっ!」

ワアアァァァァァァ……!



テレビ『今日××市で、出血多量の変死体が発見されました』

テレビ『小さい切り傷から、なぜか異常なほど出血しており、現在原因を調べており……』

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 22:32:35.79 ID:bR4D/Kjs0
【追跡】

ダダダッ! ガチャッ!

タクシーに息を切らした客が入ってきた。

客「運転手さん、前の車を追って下さい!」ハァハァ

運転手「!」

運転手「いやぁ~実は私、一度そのセリフをいわれてみたかったんですよねぇ~」

運転手「ワクワクするなぁ!」

運転手「じゃあ、はりきって追いましょうか!」

客「いや、実はボクも一回いってみたかっただけなんです……」

運転手「…………」

運転手(チッ、なんだよガッカリさせやがって……)

運転手「──で、本当はどちらまで?」

客「後ろの車を撒いて下さい! 追いつかれたら二人とも殺されます!」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 22:36:35.32 ID:bR4D/Kjs0
【手相】

男「どうでしょう……?」

易者「生命線は長いですな、きっと長生きするでしょう」

易者「結婚線によると、若いうちに結婚されると思います」

易者「運命線はまずまずです。まぁ、仕事は無難にこなされるでしょう」

男「なるほど、なるほど」

易者「ああ、あとアナタの手に面白い線がありましたよ」

男「どんな線ですか?」

易者「日付変更線です。世の中が混乱するので、移動は控え目にしましょう」

男(えらいことになった……!)

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 22:43:35.34 ID:bR4D/Kjs0
【溶かす薬】

博士「ついに女性の服を溶かす薬が完成したぞ!」

助手「やりましたね、博士!」

博士「うむ、これを町中にばら撒けばいい目の保養になるぞ! ……むふふ」

助手「はいっ!」

博士「おっと」ガタッ ビチャッ

博士「しまった、少し液が飛び散ってしまった」

博士「まあ、我々は男だから無害──」

助手「…………」ジュウウ…

博士「助手君の白衣が!? まさか君は──!」

助手「黙っていてスイマセン!」

助手「私、博士のそばにいたかったんですが、女じゃ助手にしてもらえないと思って……」

助手「……私、博士が好きだったんです!」

博士「私もだよ、助手君!」

博士は助手に、ありったけの薬をかけた。

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 22:48:31.53 ID:bR4D/Kjs0
【鳴かぬなら】

男「よく戦国武将の性格を例えるのに、鳴かぬなら~ってやつあるじゃん?」

友人「あるな」

友人「信長が殺して、秀吉が鳴かせてみせようで、家康が待つんだっけ?」

男「そうそう。みんな個性があっていいよな」

男「お前だったらどうする?」

友人「俺だったら“鳴かぬなら 泣いて頼むよ ホトトギス”かな」

男「ハハハ、お前が先に泣くのかよ」

友人「じゃあ、お前だったら?」

男「俺は……“鳴かぬなら これは無口な ホトトギス”」

友人「個性尊重か……お前らしいな」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 22:53:51.78 ID:bR4D/Kjs0
【偽札】

警官「この札束は偽札だな、全て証拠として押収する!」

犯罪者「くっ……」

犯罪者「なぜだ! 偽札を作る労力は、本物と同じ……いや本物より上だ!」

犯罪者「見た目だって素人じゃ見分けがつかないほど同じだ!」

犯罪者「なのになんで、偽物というだけでこんな目に遭わなきゃならないんだ!」

警官「……分かってないな、お前は」

警官「本物のフリをして、バレるかバレないかのスリルを楽しむ……」

警官「それが偽物の醍醐味ってヤツだろ?」

警官「お前さんはもう労力に見合うスリルは、十分楽しんだはずだ」

犯罪者「くそぉっ……!」ガクッ

警官(かくいう俺も偽警官なんだがな。こりゃあいい偽札が手に入ったぜ)ニヤッ

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 22:59:32.09 ID:bR4D/Kjs0
【ぬいぐるみ】

少女「へぇ~これが、しゃべるぬいぐるみかぁ~」

少女「ねぇねぇクマさん、なんかしゃべってよ~」

クマ「しゃべってよ、だと?」

クマ「誰に向かってクチ聞いてんだ、あ?」

クマ「小便臭いメスガキが……あんまナメたことしてっとシバくぞコラァ!」

少女「…………」

少女「黙れや、クマ公。玩具は玩具らしく人間様に媚びとったらええんじゃ」

少女「あんまチョーシのってっと、中身くり抜いて焼却炉送りじゃぞ? おォ!?」

クマ「……ボクはクマさんでぇ~す」ビクビク

少女「きゃ~クマさん、可愛い~♪」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 23:05:32.39 ID:bR4D/Kjs0
【寝相】

チュンチュン……

男「……ん、朝か」ファ~

男「お、今日は珍しく寝相がよかったな」

男「いっつも、布団蹴飛ばしたり、敷き布団からはみ出してるってのに……」

男「さぁてニュース見ながらメシにしようっと……」

ワイワイ…… ガヤガヤ……

男「なんか、家の外が騒がしいな」

テレビ『朝のニュースです』

テレビ『昨晩から今朝にかけて、寝たままで世界を一周した男性が現れました』

テレビ『現在各社マスコミ報道陣が、その男性の家を取り囲んでおり──』

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 23:09:34.66 ID:bR4D/Kjs0
【脳内彼女】

男「うひひひひ……今日もキミは可愛いねぇ~」

男「現実の女なんて汚いだけさぁ~」

男「ボクにはキミがいれば十分なのさぁ~」

男「今日はどこへデートへ行こうか?」

男「どこへでも連れてってあげるし、なんでも買ってあげるよ」

男「脳内ならどんなことでも自由だからねぇ~」

男「うひひひひ……」



女「最近私のカレったら、脳内彼女に夢中で全然私の相手してくれないの……」

青年(コイツが脳内に彼氏を作ってるって女か……。相当重症だな……)

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 23:16:06.28 ID:bR4D/Kjs0
【歯磨き】

先輩「今朝さぁ~歯を磨く時に、歯ブラシとカミソリ間違えちゃってさぁ~」

先輩「失敗しちゃったよ、まったく」

後輩「えぇっ!? 大丈夫だったんスか!?」

先輩「大丈夫ってなにが?」

後輩「だ、だって……口の中切れちゃったんじゃ……」

先輩「切れるわけないだろ? あんな柔らかい毛で」

後輩「え?」

先輩「だって俺、普段カミソリで歯を磨いてるし。歯ブラシはめったに使わん」

先輩「あれで磨くと、歯垢や歯石がよく取れるんだよなぁ~」

後輩(ウソだろ……!?)

後輩(生まれて初めて俺と同じことやってる人に出会えた……!)

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 23:20:46.69 ID:bR4D/Kjs0
【疲労】

疲労困憊の戦士が、陣地に戻ってきた。

兵士「おお、よく無事に戻ってきたな! 激戦だったらしいじゃないか!」

戦士「疲れた……」

兵士「最近、戦が多いからな。後は任せて、あっちで休んでな」

戦士「しかも敵に槍で腹を突かれた……」

兵士「本当だ、大丈夫か!? すぐ医者に診てもらえ!」

戦士「大丈夫だ、痛くない。なぜなら、俺の死体は戦場に転がってるからな」

兵士「なるほど、憑かれたのは俺だったってワケか」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 23:27:59.89 ID:bR4D/Kjs0
【不死鳥】

不死鳥「え、インタビュー!?」

不死鳥「どうぞどうぞ、自分なんかの話でよかったらなんでも聞いて下さい!」

不死鳥「もしよかったら、この焼き鳥どうです?」

不死鳥「え、いらない? あっそ~」

不死鳥「……不死鳥でよかったな~と思う時?」

不死鳥「そうだなぁ~……」

不死鳥「自分、肉とかエグってもすぐ再生するんすよ。あ、やってみます?」

不死鳥「え、やりたくない? あっそ~」

不死鳥「自分の肉ってすげーウマイんすよ」

不死鳥「だから、自分の肉で焼き鳥作って、それを肴にビールを飲んでる時……」

不死鳥「不死鳥でよかったな~って思いますね!」

不死鳥「フツーの鳥にはできない芸当でしょ、コレ」

不死鳥「あ、ちなみにこの焼き鳥も自分の肉っす。すごいっしょ」

不死鳥「え、なんかイメージと違ったからもう帰る? あっそ~残念だなぁ」

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 23:33:37.51 ID:bR4D/Kjs0
【変幻自在】

司令部──

兵士「隊長、敵軍の剣士が非常に手強く、我が軍に多数の被害が出ております!」

隊長「フッ、ならばこちらも剣士を投入しよう」

隊長「“変幻自在”の異名を持つアイツをな」

戦場──

敵剣士「何者だ!?」

剣士「ボクは剣士さ。人はボクを“変幻自在”と呼ぶ」

敵剣士(“変幻自在”……聞いたことがあるぞ!)

敵剣士(柔にして剛、曲線と直線を使い分ける、まさに変幻自在の剣士だとか……)

敵剣士「面白い、勝負だっ!」

剣士「ボクの技で惑わせてあげよう!」

司令部──

兵士「隊長、剣士があっという間に敗れて敵軍に寝返りました!」

隊長「まさか、そういうところまで変幻自在だったとはな……」

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 23:39:56.49 ID:bR4D/Kjs0
【ホイホイ】

部屋の中にいる男女。

男「ゴキブリホイホイってあるだろ?」

女「あるわね」

男「君はボクホイホイかなぁ~、もうボクは君から離れられない!」

女「なら、アナタは私ホイホイね。もうアナタから逃げられないわ!」

男「大好きだよっ!」ガバッ

女「私もっ!」ガバッ

この二人をマジックミラー越しに眺める上司と部下。

部下「また一組、捕まえることができましたね」

上司「ああ、特殊なフェロモンでバカな男女を誘う部屋、バカップルホイホイにな」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 23:45:48.81 ID:bR4D/Kjs0
【魔王】

魔王「ぐふっ、バカな……このワシがやられるとは……」

勇者「さぁ、これでお前たち魔族もオシマイだ!」

魔王「残念だったな。ワシの上には、さらに大魔王様がおられる!」

勇者「なんだと!?」

魔王「しかも大魔王様の上には、超魔王様、極魔王様がいらっしゃる!」

勇者「おいおいウソだろ……」

魔王「さらに上には激魔王様、神魔王様、デラックス魔王様が君臨する!」

魔王「その上にはワシすら知らぬ魔王がいるといわれている!」

魔王「ふははは、どうだ絶望したか!?」

勇者「いいや、別に」

魔王「なんだと!?」

勇者「だって俺の他にも、スーパー勇者、ハイパー勇者、ウルトラ勇者……と」

勇者「無数の勇者がいるんだ。きっと彼らが倒してくれるさ」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 23:52:45.27 ID:bR4D/Kjs0
【ミルク】

酒場──

少年「あのぉ……」

マスター「ヘイ、坊や。ここはガキが来るところじゃないぜ」

マスター「家に帰ってミルクでも飲んでな」

少年「実はボクの家は酪農をやってまして……ミルクを売り込みに来たんです」

少年「試しに、ぜひ飲んでみて下さい」

マスター「ふん、ミルクなんか男の飲み物じゃ……」ゴクッ

マスター「うっ……美味いッ!」

マスター「非常に濃厚で、ズンと来るような舌触りがありながらも」

マスター「ひとたび喉を通ると後味はサッパリで、胃袋に速やかに染み渡ってくる!」

マスター「ぜひウチで取り扱いさせてくれ!」

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 23:55:37.81 ID:bR4D/Kjs0
【無理心中】

父「すまんな……店が潰れてしまい、もうこうするしかないんだよ」

母「ごめんなさいね」

子「いいよ、パパ! 早くやって!」

父は子の胸に剣を突き刺した。しかし──

グサッ! パキンッ!

父「やっぱりダメか……剣が折れてしまった」

一家は武器屋を営んでいた。

しかし、一家全員なぜか防御力が異常に高く、

「自分の体に傷をつけられないような武器を売る一家」と悪評が広まり、

武器はまったく売れなくなり店は潰れてしまった。

父「いっそ、在庫になった武器を手に、一家で傭兵でもやるか?」

母「そうね!」

子「そうしよう!」

この一家が大活躍したことは、いうまでもない。

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 23:59:39.11 ID:bR4D/Kjs0
【迷宮入り】

テレビ『○×殺人事件の迷宮入りが濃厚になり……』

男「ギャハハハハハハハハッ!」

友人「なんで笑ってるんだよ。こんなニュースで」

男「だってさ、だってさ、迷宮入りだぜ? こんなに面白いことはないだろ」

男「もうこの事件が解決される可能性はゼロに等しいんだからな!」

友人「オイまさか、お前が犯人ってことはないだろうな」

男「あるわけねーだろ」

男「でも、警察や被害者の気持ちを考えると、メッチャ笑えてくる!」

男「俺はなんも悪いことしてないけど、人の不幸を楽しめるんだぜ!? サイコー!」

友人(コイツ、完全に人としての道を見失ってるな……)

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 00:06:38.18 ID:YJCUOXX70
【門番】

門番(俺は門番!)

門番(俺はこの門に近づく悪党を、絶対に通さない!)

悪党A「てめぇを倒して、中に入れさせてもらうぜ!」

悪党B「行くぜぇっ!」

ドカッ! バキッ!

門番「愚か者どもが!」

悪党A「ち、ちくしょう……歯が立たねぇ」

悪党B「いっそルートを変えて、窓から侵入しようぜ!」

門番(俺は門番!)

門番(門以外から侵入しようとする悪党のことは知ったことか!)

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 00:10:37.30 ID:YJCUOXX70
【ヤケクソ】

ホースから大量の水が放たれる。

ブシュウウウウウ……

消防士A「くっそぉ~! 火の勢いがおさまらない!」

消防士A「中に人はいないとはいえ、建物が全焼するのを黙って見てられるか!」

消防士A「こうなったら、俺のションベンで消してやる!」

消防士B「やめとけ。ヤケクソになっても仕方ないぞ」

消防士A「しかし……!」

消防士B「諦めるんだ」

消防士B「残念だが、この公衆便所は間違いなく全焼してしまうだろう」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 00:16:48.63 ID:YJCUOXX70
【ゆすり】

金持ち「…………」カタカタ

金持ち「おっと、貧乏ゆすりをしてしまった」

金持ち「しかし、私は金持ちだ」

金持ち「金持ちなのに、貧乏ゆすり……」

なんだか楽しくなってきたので、金持ちは踊り始めた。

金持ち「金持ちなぁ~のっに、貧乏ゆっすりっ♪」スタタン

金持ち「金持ちなぁ~のっに、貧乏ゆっすりっ♪」スタタン

金持ち「金持ちなぁ~のっに、貧乏ゆっすりっ♪」スタタン

男「ふふふ、今の様子、ビデオに撮らせてもらいましたよ」

金持ち「!?」

男「このビデオ映像を世間にバラされたくなければ、金を払ってもらいましょうか」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 00:19:44.57 ID:YJCUOXX70
【四次元】

『四次元世界に行ってみたいと思いますか?』

男「う~ん、四次元ってのが正直なんなのか分からないし……別にいいです」

イケメン「きっといい体験になるだろうから、ぜひ行ってみたいね」

不良「ヨジゲン? なんだそりゃ?」

秀才「行けるわけがないと思いますが、数学者を志す者として、興味はありますね」

オタク「三次元(ここ)よりさらに二次元から遠ざかるなんて、絶対ゴメンだね!」

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 00:25:44.23 ID:YJCUOXX70
【ランドセル】

男「君、ランドセルが嫌いなんだって?」

少年「だってダサイじゃん!」

少年「こんなもの背負って六年間も学校に通うなんて、考えられないよ!」

男「ランドセルはダサくなんかないよ」

少年「え、なんでさ?」

男「どんなに強い人間にとっても、背後というのは死角になる」

男「背中を守るという点において、ランドセルほど理にかなったカバンはない」

男「リュックサックなんかよりよほど頑丈で、威圧感があるからね」

少年「…………!」

男「ランドセルに背を任せてあるからこそ、君たちは安心して学校へ通えるのだ」

男「しかもランドセルの重さは、振り回せば強烈な武器にもなりえる」

男「剣や鎧なんか目じゃない。ランドセルは、攻防一体の最強のカバンなんだよッ!」

少年「か……かっこいいっ!」

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 00:30:41.87 ID:YJCUOXX70
【理系】

女「へぇ~先輩ってバリバリの理系だから」

女「家も実験器具や薬品でいっぱいかと思ったけど、案外フツーですねぇ」

先輩「人によるだろうけど、さすがに家にそんなものは置かないよ」

先輩「はい、紅茶」スッ

女「あ、どうも」

女「紅茶もフツーのティーカップに入れるんですねぇ」

女「てっきりビーカーやフラスコに入れるものかと……」

先輩「おいおい、君は理系をなんだと思ってるんだ」

女「いただきます」ゴクッ

先輩(もっともその紅茶の中には、ボクが調合した超強力な睡眠薬が入ってるがね……)ニヤッ

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 00:37:58.84 ID:YJCUOXX70
【流刑】

領主「ほう、キサマか。ワシに反抗しようとした奴隷というのは?」

領主「いったい何が不満なのだ? ワシはきちんと食わせてやってるつもりだが」

奴隷「うるさいっ! ただ寝て働いて食うだけの奴隷身分なんてまっぴらゴメンだっ!」

奴隷「俺はお前を倒して、王もぶっ倒して、奴隷制をぶっ壊してやりたかったんだ!」

領主「愚かな……。コイツは流刑にせよ!」

部下「はっ!」



奴隷(ここが流刑地か……。もう俺の人生は終わったんだな……)

「おっ、新入りか!」 「いいツラしてるじゃないか」 「一緒に王を倒そうぜ!」

奴隷「!? こ、これは……!」

部下「気づいたようだな」

部下「ここは流刑地ではなく、打倒王を目指す者たちを集めた訓練所だ」

部下「お前は奴隷という地位に腐らず、勇敢にも領主様に反抗してみせた」

部下「ゆえにここの住民に選ばれたのだ。打倒国王を目指す領主様によってな」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 00:41:09.68 ID:YJCUOXX70
【レバー】

女「ねぇ、あなたはレバーってどう?」

男「レバーか……あまり好きじゃないな」

女「試しに喰ってみてくれない?」

男「いいよ」

女「オラァァァッ!」

ドゴォッ!

男「な、なぜ、いきなり俺の肝臓(レバー)にパンチを……!?」

女「え、私、ボクシングのこと話してたんだけど……」

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 00:44:39.48 ID:YJCUOXX70
【労働】

男「いいか! 労働は国民の義務である!」

男「働かざる者、食うべからずだ! これが俺の信念だ!」

友人A「へぇ~、いいこというじゃないか」

友人B「お前みたいな人間が経済を支える立場になるんだろうな」



友人A「アイツ、常々ああいってたよな……」

友人B「ああ、アイツの信念は揺らがなかった」

友人A「まさか餓死するとはなぁ」グスッ

友人B「よほど働きたくなかったんだろうな……」

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 00:51:10.49 ID:YJCUOXX70
【割る】

100「っしゃ、来いやぁぁぁぁぁっ!」

2「オラァッ!」

50「っしゃ、割れたぁぁぁっ! もっと来いやぁぁぁっ!」

5「ダラァッ!」

10「っしゃ、割れたぁぁぁっ! まだまだ来いやぁぁぁっ!」

3「ウラァッ!」

10「バ、バカな……。割り切れない……だと……!?」

3「世の中、割り切れるコトばかりじゃねえってこった……」

10「3さん……!」

3「水割りでも飲みに行こうや……。今晩は俺のオゴリだ」

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 00:56:37.81 ID:YJCUOXX70
【をーりー】

男はある絵本を読んでいた。

男「『ウォーリーをさがせ』……面白いなぁ」

男「そうだ、俺も日本版ウォーリーを作ろう!」

男「名前は……やっぱり日本版だし平仮名で“をーりー”にしよう!」

男「外見は七三分け、メガネ、出っ歯にすれば、外人にも大ウケだ!」

男「これで俺は印税でウハウハ、大金持ち間違いなしだ!」

男「借金して金を集めたら、さっそく絵本製作にかかろう!」

その後、絵本が大コケした男は、次の手紙を残して失踪した。

『さがさないでください』

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 01:01:29.59 ID:YJCUOXX70
【ンジャメナ】

男「よくしりとりで、ンジャメナって話題になるじゃん?」

友人「ああ、“ん”になっても続けられるってネタでだろ」

友人「たしか、アフリカのどっかの国の首都だったよな」

男「でも、行ったこともないところをしりとりで勝手に使うって、なんか罪悪感あってさ」

友人(罪悪感って……大げさなヤツだな)

男「だから俺、今度ンジャメナに行ってみようと思うんだ」

友人「ふうん。じゃあ、あとでどんな場所だったか教えてくれよ」

五年後──

友人(お、またアイツからエアメールか)

友人(すっかりンジャメナを気に入ったみたいだな)

友人(もうアイツはンジャメナに永住するつもりなんだろうな……)

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 01:05:36.77 ID:YJCUOXX70
あ 【アバラ骨】
い 【遺産】
う 【占い】
え 【絵】
お 【驚く】
か 【冠】
き 【嫌い】
く 【空想】
け 【決闘】
こ 【殺し屋】
さ 【砂糖】
し 【知ってる】
す 【スッポン】
せ 【選挙】
そ 【ソックス】
た 【たぬき】
ち 【血祭り】
つ 【追跡】
て 【手相】
と 【溶かす薬】
な 【鳴かぬなら】
に 【偽札】
ぬ 【ぬいぐるみ】
ね 【寝相】
の 【脳内彼女】
は 【歯磨き】
ひ 【疲労】
ふ 【不死鳥】
へ 【変幻自在】
ほ 【ホイホイ】

90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 01:06:11.53 ID:YJCUOXX70
ま 【魔王】
み 【ミルク】
む 【無理心中】
め 【迷宮入り】
も 【門番】
や 【ヤケクソ】
ゆ 【ゆすり】
よ 【四次元】
ら 【ランドセル】
り 【理系】
る 【流刑】
れ 【レバー】
ろ 【労働】
わ 【割る】
を 【をーりー】
ん 【ンジャメナ】


これにて、あ~んのSSは終わりです。
ありがとうございました。