1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 20:57:30.10 ID:ibySqoQH0
徐倫「ストライクウィッチーズゥー?」

芳佳「そうですよ各国のエースウィッチが集まってるすごい部隊なんですから」

徐倫(あ、ありのままに起こったことを話すわ・・・)
   (プッチ神父と戦っていたと思ったらここにいた・・・)
   (エンポリオもいないようだし、やれやれだわ・・・)

芳佳「あなたは?みたところリベリオンの人みたいですけど・・・」

徐倫「私は空条徐倫 日系アメリカ人よ」

芳佳「日系?アメリカ?」

芳佳「まぁとにかくミーナ中佐に報告しましょう付いてきてください!」グィッ

徐倫「お、おい 引っ張るなよ」

徐倫「めんどくさいことになったわね・・・ やれやれだわ・・・」

引用元: 徐倫「ストライクウィッチーズゥー?」 



3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 20:59:24.61 ID:ibySqoQH0
―ミーナ中佐の部屋

かくかくしかじか・・・

ミーナ「話は聞いたわ 行くあてが見つかるまでウチで面倒見るわ」

ミーナ「家族と思ってゆっくりしていいから よろしくね徐倫さん」

徐倫「あ、ありがとうございまーす」

坂本「はっはっは そう堅苦しくしなくてもいい」

坂本「それにしてもいい体をしてるな ぜひとも一緒に訓練したいものだ 」

芳佳「よろしくね空条さん!」

徐倫「徐倫でいいよォ」

芳佳「よ、よろしく徐倫さん!」

芳佳「そうだ!隊のみんなを紹介してあげるね!」グイッ

徐倫「またかよ」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:01:02.38 ID:ibySqoQH0
―廊下

徐倫「しかしよォなんでみんなパンツなのよ寒くないの?」

芳佳「何でっていわれてもはかなかったらもっと寒いじゃないですか」

徐倫「なるほどースゲーわかりやすい」

徐倫「人類の夜明けだわこりゃ」

―食堂

エーリカ「あれー?ミヤフジじゃんその子どしたの?」

芳佳「この人は徐倫さんっていって」

リーネ「芳佳ちゃんその子だぁれ?お友達?」

芳佳「基地の前に倒れてたの」

リーネ「へぇーそうなんだ リネットビショップです よろしくね徐倫さん」ニコッ

ドドドドドドドドドド

徐倫「よ、よろしく」(なにか恐ろしいものを感じたわ・・・)

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:03:00.89 ID:ibySqoQH0
ゲルト「・・・」

芳佳「どうしたんですか?バルクホルンさん」

ゲルト「いやなんでもないんだよ芳佳ァ」

芳佳「名前で呼ばないでくださいよ」

ゲルト(・・・ふん 私はだまされんぞッ!)
   (そうやってデカイ図体をしてるが この目は妹属性を持っている者の目ッ!)
   (私のお姉ちゃんレーダーをやぶった者は一人としていないッ!)
   「来たばかりでわからないだろから私が案内をしてやろう」
   「何せカールスラントの姉は世界一ィィィィィだからな!」

徐倫「遠慮しとくわァ」 

ゲルト「うううあんまりだ・・・HEEEYYY WHOOOOOHHHH!!」

エーリカ「怒るの?トゥルーデ!妹になってもらえないで怒り狂うのォ~?」

ゲルト「ハルトマンッ! 貴様というやつはッ!」

エイラ「はー新入りカ・・・なかなかいい胸をしてるナ・・・」

サーニャ「エイラ?人を胸で判断しちゃだめよ・・・」イラッ

エイラ「サ、サーニャッ!違うんだこれは~・・・!」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:04:34.28 ID:ibySqoQH0
エイラ「サーニャ~ サーニャ~」

徐倫「あの人はァ? なんか修羅場ってるみたいだけどォー!」

芳佳「いつものことなんで気にしなくていいですよ」

徐倫(変な部隊だわ・・・)

ジリリリリリリリリリ

ミーナ「ネウロイよッ!」
   「シャーリーさんとルッキーニさんが前衛宮藤さんとリーネさんが中衛」
   「私と美緒が後衛 残りは待機よッ!」

美緒「コアが見当たらない・・・まさか陽動ッ!?」

リーネ「困ったわね・・・」

ゲルト「ハルトマンッ! 出撃だ!」

エーリカ「えー眠いよぅ」

ゲルト「眠いじゃない!寝とる場合かッ!」
ブウウウウウウウウウウウウン
ババババババババ
ゲルト「数がおおいな本体はどれだ?」

エイラ「大尉 アレ!」

ゲルト「基地のほうに向かっている 間に合わない・・・」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:06:45.20 ID:ibySqoQH0
 
徐倫「なんなのよォアイツは~~しかもこっち来てるじゃん!」

徐倫「ん? アレは芳佳たちが履いてた・・・」スポッ

ピュワァァァァァ ババババババ

ゲルト「あれは? ・・・徐倫~~?」

徐倫「う、うおっ! 飛んでる・・・」

  「とりあえずアレを倒さないと! 銃は使えないし そうだ!」

  「ストーンフリイイイイ!  オラァ!」ドゴォ

  「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」パリパリパリーン

  「もう一機ッ!オラァ!」パリーン

ゲルト「やったか?」バババババ

ゲルト「ディモールトベネ!すごいじゃないか徐倫!流石私の見込んだやつだ」

エーリカ「へーやるじゃん!」

芳佳「すごいよ徐倫さん!」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:11:37.23 ID:ibySqoQH0
ミーナ「今回許可なく出撃したことは厳重に処罰します」

徐倫「ところで私は全力で部隊を守ります この闘いは生き抜く だから部隊に協力することをお許しくださいこんなときになんだけど『許してくれる』だけでいいのよあなたが」
   「なにも私は最初からウィッチーズに所属できるなんて思っちゃいない私はウィッチじゃないだが父親から受け継いでいるみんなを守りたいという意思と心は・・・今の私には必要なのよッ 一言でいい『許す』と・・・」

坂本「・・・行っていることがわからない・・・イカれてるのか?・・・この状況で・・・」

ミーナ「いいわ 徐倫さん 申し込んで・・・ あなたの考えには希望がある それはきっとうまくいく道 ただしあなたが向かうべき道を見つけるまでよ・・・ようこそ『ストライクウィッチーズ』へ・・・」

―食堂
エイラ「なぁサーニャ、今歌を考えたんだゾ 作詞作曲エイライルマタルユーティライネンだゾ」
   「タイトルは『チーズの歌』ダ オホン 歌うゾ」
   「ピザ・モッツァレラ♪ ピザ・モッツァレラ♪ ~~ っつー歌なんダ どォよ?」

サーニャ「いいよエイラ気に入ったわ」

エイラ「実はひそかに私もそうおもってたんダァ~~~!!」

シャーリー「よくミーナ中佐が許したもんだなァ」

ゲルト「まあいいじゃないかリベリアン!ミーナが許したんだ実力もあるようだし」
   (妹が増えることは構わんッ!隣が空いているではないか、来い)

芳佳・リーネ「みなさんお茶が入りましたよ」

リーネ「徐倫さんどうぞ」ジョロジョロジョロン

徐倫「ありがとうジャスミンティーね ンマァァァァイ」

シャーリー「ジャスミンティーとは珍しいな 」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:14:36.18 ID:ibySqoQH0
 

シャーリー「しかしよォ~なんなんだあの固有魔法は?アタシにはぜんぜん見えなかったぞ?」
ルッキーニ「そう!こうオラオラオラァ!ってよォ」

徐倫「あれのこと?あれはストーンフリーって言ってスタンドなのよォ」

エーリカ「スタンドォ?」

徐倫「まァ固有魔法ってやつみたいなもんかな」

芳佳「へ~~~徐倫さん固有魔法使えるんですかァ?すごいじゃないですかァ!」

徐倫「それにしても軍隊って言うからもっと堅苦しいのかと思ってたら案外明るいのね」

芳佳「ミーナ中佐の方針であんまり厳しくしないようになってるんですよ」

徐倫「私がもといた場所とは大違いだわ」

芳佳「徐倫さんは前にどこかの軍隊に属してたんですか?」

徐倫「軍隊じゃないけど『水族館)』にいたのよ」

芳佳「水族館?」

徐倫「そこは牢獄のような所だったけど大切な人と出会えたわ・・・」
  (エルメェス、FF、ウェザーリポート、アナスイ、エンポリオ、そして父さんッ・・・)

徐倫「悪いわね辛気臭い話して・・・」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:17:16.36 ID:ibySqoQH0
 

シャーリー「おーいルッキーニィ~風呂いこうぜェ~~~っ」

ルッキーニ「行く行くゥ!」

芳佳「リーネちゃん徐倫さんッ私たちも行こうッ!」ダダダ

リーネ「うん!」ダダダ

徐倫「私も行くかなァー」

ゲルト「おい待てッ!二人ともッ!」

エーリカ「私もォー!!」

エイラ「私たちも行くカ」

サーニャ「そうね・・・」

・・・・・・・・・
数日後

リーネ「決着ゥゥ―――――ッ!ただいまの模擬戦は芳佳ちゃんの勝ちです」

坂本「空条もだいぶ訓練についてこれるようになったな」
  「そろそろ実践にも出せるかもしれん」

エーリカ「銃の扱いはまだまだだけどねェ~」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:19:23.77 ID:ibySqoQH0
徐倫「やれやれ・・・だわ まだ芳佳にはかてないわね」

芳佳「そんなことないですよーっ 徐倫さんすごくうまくなりましたねェー」

徐倫「そうかぁ~?そうやってまたおだててるワケェ~?」

芳佳「おだててないっスよォー ほんとのこといってるだけです」

エーリカ「最近あの二人仲いいなァ」

ゲルト「妹が二人・・・妹が二人・・・」

エーリカ「私の知ってるトゥルーデじゃない・・・」

リーネ「・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

エーリカ「(私の知ってるリーネじゃない・・・)」


ジリリリリリリリリリ

ミーナ「警報よッ!ネウロイ出現ッ!」

坂本「数が多いな・・・全員出撃だッ!」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:22:33.96 ID:ibySqoQH0
・・・・・・・・・

エーリカ「28ィッ!」パリィィィン

ゲルト「29ゥッ! これで全部かッ!?」パリィィィン

ミーナ「いえッ!もう一機ッ!」

坂本「何だッ!?様子がおかしい!」

ネウロイ「・・・・・」ゴゴゴゴゴゴ

ドドドドドドドドドドドドドドド

芳佳「人型のネウロイッ!!」

ネウロイ「WRYYYYYYYYYY」ズキュウウウウウン

ゲルト「何だアレは!?何かがいる!」

徐倫「間違いないッ!アレはスタンド・・・ッ!」

シャーリー「スタンドォ~~~?お前の持ってるやつかァ?」

徐倫「ええ・・・そしてスタンドはスタンド使いにしか見えないッ!」
  「とにかくッ!アイツに近づくのは危険だッ!」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:26:02.78 ID:ibySqoQH0
ミーナ「どう美緒 見える?」

坂本「コアははっきり見える・・・ッ ぼんやりだがスタンドというのも形だけならばッ」ギィィィィン
   
徐倫・坂本「来るぞッ!!」

バババババババババ

ネウロイ「WRYYYYYYYYYYYYY!!!」バシバシバシバシッ

ゲルト「はじかれた?」

徐倫「人間の形をしたスタンドのビジョンッ そして弾をはじき返すパワーッ!」
  「アイツは射程距離は短いが高いパワーを持つ『近距離パワー型』のスタンドッ!!」
  「みんな下がれッ 下がればスタンド攻撃は受けずにすむッ!」

ネウロイ「WRYYYYYYYYY」ビューン

芳佳「距離をとればスタンド攻撃は受けないッ しかしッこのままではネウロイを倒せないッ!」

エーリカ「アイツには弾は効かないし・・・」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:27:54.64 ID:ibySqoQH0
徐倫(おかしいッ・・・いくら近距離パワー型とはいえあの数の弾をさばけるはずがないッ!)
  (やはりッ・・・相手のスタンド能力ッ!!)
  (相手の能力がわからない以上迂闊な行動は取れないわね・・・)

ネウロイ「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYY」ダッ

ゲルト「こっちに来るぞッ」

坂本「うぅ・・・受け止め切れんッ・・・!」

ネウロイ「WRRYYYYYYYYYYYY」ムダムダムダムダムダ

坂本「まずい・・・シールドがッ!」

ペリーヌ「少佐ッ!」ダッ

ネウロイ「WRRRRRYYYYYYYY」ムダァッ

ペリーヌ「うあああああああああぁぁぁぁぁ」

バリバリバリバリ

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:30:24.80 ID:ibySqoQH0
坂本「ペリーヌッ!ストライカーユニットがッ!!」

ペリーヌ「少・・・佐ァ・・・」ヒューン

ドボオン

坂本「ペリィィィィヌゥゥゥゥ!!!!!!!!!」

リーネ「そんなッ・・・!ペリーヌさんがッ!」

芳佳「ペリーヌさんッ!!」

徐倫(一体今何がおこった!?ペリーヌのストライカーユニットが黒くッ!)
  (まさかッ!?)

ルッキーニ「ペリーヌの敵ィッ!」バビュン

徐倫「よせッ!ソイツに触れるなァッ!!」

ネウロイ「WRYYYYYYYYYYYYYY」ムダァ

ルッキーニ「へ?」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:32:39.49 ID:ibySqoQH0
シャーリー「ルッキーニ危ないッ!!!!」

ムダァッ!!

シャーリー(こ・・・こいつは・・・ ルッキーニのやつが・・・)
     「ルッキーニィーッ ボケっとしてんじゃねーぞッ!」
     
シャーリー「どけェッ!」ボゴォォ

ルッキーニ「しゃっ シャーリーィッ!」

バリバリバリバリ

シャーリー「うおおおおおおあぉぉぉぉぉおぉぉぉ」ヒューン
      
ドボン

ルッキーニ「あっあっ! シャーリーィーッ!」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:35:00.51 ID:ibySqoQH0
芳佳「シャーリーさんまでッ・・・人型だけどあのネウロイじゃないッ!コイツは敵なんだッ!」
  「こいつはメチャゆるさんよなァ~」

ゲルト「バ…バカな… か…簡単すぎる… あっけなさすぎる…」ガクガク

エーリカ「トゥルーデ、そのセリフはちがうぞ あだを討つ時というのは『野郎』なんてセリフを吐くもんじゃあない」
    「こう言うんだ『我が名はゲルトルートバルクホルン』『我が友人シャーリーの無念のために左にいる友人エーリカと妹の魂のやすらぎのために』」
    「『死をもってつぐなわせてやる』」

徐倫(やはりあのスタンドは・・・!)

ネウロイ「WRYYYYYYYY」
    (せっかくシャーリーがわたしの『オーバースカイ』の正体を試験終了チャイム直前まで問題を解いている受験生のような
     必死こいた気分で教えてくれたというのに…)

徐倫「オラァッ!」

ネウロイ「・・・」(ほう・・・向かってくるか)

徐倫「銃は苦手だがッ!」ババババ

ネウロイ「WRYYYYYY」ムダムダムダ

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:37:18.88 ID:ibySqoQH0
徐倫「やっぱりね・・・」
  「コイツのスタンド能力は『ネウロイ化』ッ!」

ミーナ「『ネウロイ化』?」

芳佳「まさかッ!」

徐倫「そう!アイツの能力は拳で触れることで金属をネウロイ化させることができるッ!」

リーネ「だからシャーリーさんのストライカーユニットの色が変わっていたのかッ・・・」

坂本「しかしッ!弾も使えず、近づけないッ!!!」

エイラ「また来るゾッ!!」

ネウロイ「WRYYYYYYY」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:40:09.26 ID:ibySqoQH0
リーネ「エイラさんならッ!未来予知で相手の攻撃がわかるッ!」
    「エイラさんッ!攻撃してくださいッ!」

エイラ「いいよOKダ・・・守りに行ってヤル・・・サーニャヲ 私が行くヨ・・・」

坂本「待てッ!エイラッ! 何をたくらんでいるッ!」

エイラ「たくらんでいる?言葉の通りダ サーニャを・・・みんなを・・・全力で守ってヤル」
   「気に入ったんだよ彼女を初めてみたときカラ 何もカモ」

サーニャ「エイラ・・・」

エイラ「彼女を守りきったなら・・・ 私は彼女と結婚スル」

エイラ「祝福シロ 結婚にはそれが必要ダ」

サーニャ「危ないわッ エイラ・・・」

エイラ「大丈夫だサーニャ 私には『未来予知』の魔法がアル・・・」

ネウロイ「WRYYYYYYYYYYYYYY」ムダムダムダァ

ヒョイヒョイ

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:45:01.38 ID:ibySqoQH0

エイラ「オラァ!」バババババ

ミーナ「駄目よッ!効いてないわッ!」

徐倫「私も行くッ!スタンド使いである私ならばッ!」

芳佳「私もッ!」

リーネ「芳佳ちゃん・・・」

ネウロイ「WRYYYYYYYYY(オーバースカイッ)」ムダムダムダムダァ

エイラ「宮藤ィ来るォッ!」

芳佳「はいッ!」ヒョイ

徐倫「オラオラオラオラオラオラァ!!」ドゴドゴドゴォ

ネウロイ「WRYYYYYYYYYYYYYY」ムダムダムダァ
    (突きの速さ比べか・・・)

徐倫(パワーもスピードもほぼ互角ッ・・・)

エイラ「次は・・・ッ」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:47:04.95 ID:ibySqoQH0
エイラ「な何ぃーッ!?」
   (次の攻撃ガッ サーニャに当たル・・・このままでハッ!)

エイラ「サーニャよけろォ!!!」

サーニャ「え?」

エイラ「だめダッ! 間に合わないッ!」
   「私が行かないトッ!!」

ネウロイ「WRYYYYYYYYYYYYY」ムダァ

サーニャ「キャアアアアアアアアアアア」

バッ

サーニャ「エイラッ!!」

エイラ(痛いナ・・・ストライカーユニットもネウロイ化してル・・・)
   (これはもう・・・ムリダナ・・・)

エイラ「サーニャ・・・幸せにナ・・・」

サーニャ「エイラアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

ゲルト「エイラッ!」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:50:22.68 ID:ibySqoQH0
ミーナ「エイラさんまでが・・・」

徐倫「どうするんだッ 相手の行動がわかるエイラがいない今ッ! 敵の行動がわからないッ」

芳佳「エイラさん・・・ッ」
  
徐倫「このままでは・・・ッ 全滅ッ!」

ゲルト「私も手伝おうッ!」

エーリカ「私も行くッ!!」

芳佳「徐倫さんッ!  徐倫さんのストーンフリーで隙を作ってくださいッ」
  「そこへ私がコアに弾をぶち込みますッ!」

ゲルト「わかった」
    「行くぞッ!!!」バッ

ババババババ

ネウロイ「WRYYYYYYYYYYYYYY(無駄無駄無駄無駄無駄無駄)」ドゴゴゴゴ

ゲルト「効いてないな・・・ ハルトマンッ!」

エーリカ「シュトゥルムッ!」ゴォ

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:54:20.41 ID:ibySqoQH0
ネウロイ「WRYYYYYYYYYYYYYY(貧弱貧弱ゥ)」

エーリカ「ビクともしないッ」

芳佳「徐倫さんッ!」

徐倫「オラオラオラオラオラオラ!」ドゴゴゴゴ
  (相手の能力がある以上うかつには近づけないッ!)
  (そうだッ!)

徐倫「ハルトマンッ!頼むッ!」  

エーリカ「・・・わかったッ! シュトゥルムッ!」

徐倫「ストーンフリーィ!」シュッ

ネウロイ「WRYYYYYYYYYYYYYY(ストーンフリーの糸をシュトゥルムで私に絡めようというのか)」
    (だが、無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!) ブチィ

徐倫「ぐぁぁぁ」ブシュゥ

芳佳「徐倫さんッ!」

徐倫「構わんッ!もう一度よッ!」シュッ

エーリカ「シュトゥルムッ!!」ゴォ

・・・・・

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 21:57:41.65 ID:ibySqoQH0
ミーネ「だいぶ経つわね・・・」

坂本「あぁ・・・押されてるな・・・空条の消耗も激しいッ」

芳佳「徐倫さんッ!今治療しますッ!」

徐倫「ありがとう (これ以上の消耗はできないッ!一気に片をつけなければッ!)」
   「またくるわッ!」

ネウロイ「WRYYYYYYYYYYYYY!!」ムダムダムダァ

徐倫「オラオラオラオラオラオラオラオラァ!」ドゴォ

ネウロイ「WRYYYYYYYYYY」
    (先ほどからストーンフリーの糸を撒き散らしているが・・・)
    (私に絡みつくどころか味方に絡まっているではないか・・・ッ!)

徐倫「ストーンフリィ!」

ネウロイ「WRYYYYYYYYYYYYY」ムダァ

徐倫「うわあああああああああ」

バリバリバリ

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 22:01:11.02 ID:ibySqoQH0
ゲルト「徐倫ッ!」

エーリカ「大丈夫ッ!?」

芳佳「徐倫さんッ!ストライカーユニットが・・・ッ」
  「助けなくてはッ!」

徐倫「いやそんなことはしなくていいわ!」
  「これが『いい』んじゃないか芳佳!」
  
ゲルト「これはッ!徐倫の糸ッ ロープとなって私に巻きついているッ!!」

バァァーーーン

徐倫「このシュトゥルムの能力 撒き散らすなんてとんでもない」
  「私の糸は命綱となっていたッ!」
  「そしてバルクホルン これがいいのよ!あなたがやってくれた その怪力が『いい』のよッ!」
  「そして 射程距離内に・・・はいったわ・・・」

ドドドドドドドドドドドド

ネウロイ「WRYYYYYYYYYYYYYYY(空条・・・徐倫・・・)」

徐倫「出しな・・・アンタの・・・『オーバースカイ』・・・を・・・」

ドドドドドド

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 22:07:26.37 ID:ibySqoQH0
ネウロイ「オーバースカイ!」バッ

ギャン  ドヒャアーッ


ネウロイ「WRRRRRRRYYYYYYYYYYYYYYYY」ムダムダムダァ
    (無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ!!)

徐倫「オラオラオラオラオラオラオラァッ!」ドガドガドガァ

徐倫「オラァーッ!」

ドグオオオオン

ビギビギビギビギ

リーネ「コアが見えた!」

エーリカ「人には向かうべき道が二つあるっていうが・・・」
    「お前にはそんなに多い選択はありえないな」
    「トゥルーデ すまないけど少し右に動いてくれる?」

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 22:12:00.13 ID:ibySqoQH0
 
ゲルト「あぁ ゆっくりと味わいな弾を!」
   「行けェッ宮藤ィーッ!」

リーネ「芳佳ちゃァんッ」

ネウロイ「WRYYYYYYYYYY」ムダァ

ブシュゥゥゥゥ

坂本「宮藤ィッ!!」

芳佳「ひるむ・・・と! おもうのか・・・これしきのことでよォォォ」
  「私たちはよォ・・・ このロマーニャで何事もなく・・・」

ドグォォォン

芳佳「ボラボラボラボラボラボラボラボラボラ」

芳佳「ボラーレ・ヴィーア(飛んでいきな)」

ネウロイ「WRRRRRRRRRRRRRRRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY」

バアーーーーン
パリーーーン

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 22:17:04.85 ID:ibySqoQH0
ルッキーニ「や・・・やったッ!!」

リーネ「芳佳ちゃァァんッ!」

徐倫「やれやれ・・・だわ」

坂本「決着ゥーーーー」

・・・

ミーナ「終わったわね・・・」

坂本「あぁ・・・」
  「失ったものは多かったがな・・・」

ルッキーニ「シャーリィーッ」グスッ

サーニャ「・・・」

わたし(宮藤芳佳)の所属する・・・私たちの部隊・・・「ストライクウィッチーズ」は深く傷ついた・・・
いや・・・正確に言えばスタンド使いのネウロイによって傷つけられた・・・
ルッキーニちゃんやバルクホルンさんはシャーリーさんの帰りをずっと待つのだろう・・・
サーニャちゃんはエイラさんが帰るのをずっと待つのだろう・・・
ネウロイに撃墜された戦友の帰りをずっと待つのだろう・・・

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 22:19:11.57 ID:ibySqoQH0

・・・
ミーナ「・・・そう わかったわ」
   「じゃあフラウ・・・そういうことだからみんなに伝えておいてね・・・」

エーリカ「はーい」

・・・
数日後ペリーヌシャーリーエイラの葬式

シトシト シトシト シトシト

天にましますわれらの父よ 御名をあがめさせたまえ

シトシト シトシト

リーネ「坂本さん・・・サーニャちゃんも・・・冷えるといけないもう帰りましょう」

坂本「・・・」

サーニャ「・・・」

ルッキーニ「もう少し さようならシャーリー」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 22:22:39.23 ID:ibySqoQH0
ゲルト「リベリアン・・・」

???「へへへへ だあ~~れだ?」

???「よぉみんな せっかく501についたってのに誰も迎えに来てくれないだろ」
   「で聞いたら 葬式をやってるっていうだろ 探したよ」
   「で 誰が死んだの? 誰の葬式?」

坂本「お前たちは・・・」

芳佳「まさか」

ゲルト「バカモノ!場所をわきまえろッ!」

シャーリー「堅物軍人ッ いま私のことバカモノっていったなァァ~~~?」

みんな「シャーリー!エイラ! うわぁ生きてるゥーーーッ!」

ペリーヌ「わたしもいますわ・・・」

エイラ「え?生きてる?なんで私を見てそんなに驚くんダ?まるでおばけデモ・・・」
   「ギャにィィーッ なんで私たちの名前が刻んであるんダ? ま・・・まさかこの葬式ハ」

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 22:24:48.84 ID:ibySqoQH0
エーリカ「あ シャーリーにエイラ 傷はまだ治ってないんだから ぬれちゃダメだよ」
    「はいカサ」

シャーリー「なんかみんなに話が通じない 私たちが攻撃されて海に落ちたとき」
     「ネウロイ化したストライカーユニットをぬいで逃げて軍の船に保護されたことも」
     「そのあとヴェネツィアで2週間軍の病院に入ってたことも みんな知らねーみたいだぞ・・・どういうことだ?」

ミーナ「フラウ、ちゃんとシャーリーさんたちが生きていて今日退院ってこと伝えたのよねーッ?」

エーリカ「ごめんなさいー忘れちゃってたァーーッ」ダッ

ゲルト「オーノォー!信じらんねーッ なに考えてんだこのアマ!」

エイラ「サーニャ・・・」

サーニャ「エイラ・・・」ダキッ

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 22:27:25.47 ID:ibySqoQH0
―そして時間は流れる 世代は交代する 徐倫は・・・!

ミーナ「・・・寂しくなるわね」

坂本「でも決めたんだろ?」

徐倫「えぇ・・・」

ミーナ「宮藤さんたち寂しがるでしょうね・・・」

―芳佳の部屋

リーネ「ねぇ・・・知ってた?芳佳ちゃん パリのルーブル美術館の平均入場者数は一日で4万人らしいよ・・・」

コンコン

芳佳「はァーい」ガチャ

徐倫「ちょっといい?」

徐倫「カクカクシカジカァッ」

芳佳「・・・そうですか扶桑に・・・」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 22:30:46.01 ID:ibySqoQH0
徐倫「ええもう決めたのよ もしかしたら父さんたちが生きてるかもしれないわ」 
  「それを探しに行くのよ」

リーネ「さみしくなりますね・・・」

徐倫「それをうけとって・・・ 餞別の品よ 父さんからもらったの」

芳佳「なんですか?コレ?ペンダント・・・中に鏃みたいな石が入ってるけど」

徐倫「『お守り』よ きっと芳佳たちの力になるわ」
   「あなたは気高い軍人になれだろう」
   「あなたがどこにいても私はあなたにパワーを与えるわ」

芳佳「・・・・・・」

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/14(土) 22:33:42.97 ID:ibySqoQH0
―翌日

リーネ「それじゃあ お元気で!」

ゲルト「お前はいつでも私の妹だからなッ!」

エーリカ「部屋はちゃんとかたずけろよー?」

ゲルト「お前が言うなッ!」

徐倫「じゃあ・・・元気でね・・・」

芳佳「徐倫さんも・・・」

リーネ「徐倫さん・・・行っちゃったね」

芳佳「うん」

芳佳「それにしてもこのペンダントなんだろう・・・?」
  「あ!男の人と女の人の写真が張ってある 徐倫さんのお父さんとお母さんかな?」

芳佳「痛ッァ!」

ボンボンボン
ブッシュゥゥゥゥ

芳佳「い痛でェェーッ!」

おわり