1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/16(月) 16:57:30.25 ID:QCYmd67d0
アイリ「ようやくセイバーがエクスカリバーをつかえるようになったわ」

セイバー「そうですね、いやめでたい。」

アイリ「ふふ」

セイバー「あ!アイリスフィール!ちょっと見てて!見ててください!」

アイリ「えっなに?エクスカリバーを取り出してどうしたの?」

セイバー「よっほっ!」

アイリ「エクスカリバーを小指にたてた!?」

引用元: アイリ「セイバー、エクスカリバーで遊ぶのをやめなさい!」 



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/16(月) 17:00:26.39 ID:QCYmd67d0
セイバー「アイリスフィール!何秒立てていられるか見ててください!」

アイリ「ちょっとセイバー、エクスカリバーで遊ぶのはやめなさい!」

セイバー「いいではないですかww 復活祝いです!」

セイバー「よくランスロットたちの前でもこれを披露したものです」

アイリ「いい加減にして!暴発したらどうするの!」

セイバー「話しかけないで!集中しているところです!」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/16(月) 17:04:46.04 ID:QCYmd67d0
セイバー「新記録をねらいます!」

アイリ「だれか!だれかセイバーを止めて!」

切継「どうしたアイリ」

アイリ「切継!セイバーがエクスカリバーで遊ぶなって言っても聞かないの!」

切継「小学生の掃除時間かあいつは…」

セイバー「おお!切継も見に来てくれましたか!私の勇姿を」

切継「……」

グラッ

セイバー「あっ」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/16(月) 17:09:28.77 ID:QCYmd67d0

ドバァァァァァァァァァ

アイリ「ああっ!エクスカリバーが傾いたことで森がなぎ払われたわ!」

セイバー「うおおおおっ!バランスをおおおおおお!!」

ググッピタッ

セイバー「ふう……危ない所でした」

切嗣「……」ピクピク

切嗣「アイリ……ゴニョゴニョ」

アイリ「わかったわ」

アイリ「セイバー」

セイバー「え?なんです?」

アイリ「切嗣がエクスカリバーで遊ぶのをやめたら会話してあげるそうよ」

セイバー「まじかる!?」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/16(月) 17:13:57.51 ID:QCYmd67d0
セイバー「本当ですか切嗣」

切嗣「…」

セイバー「ふふ、しかしそれではあまりに簡単すぎる」

セイバー「こうしましょう、私がこの剣をあと3分もたせたら、その時にあなたと会話できることにしましょう!」

切嗣「!?」

セイバー「それがいい!そうしましょう!」

アイリ「セイバー」

セイバー「俄然やる気が出てきました」

切嗣(俄然殺る気が出てきました☆)

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/16(月) 17:19:08.03 ID:QCYmd67d0
切嗣「タイムアルター……ダブルアクセル!」

バッ

セイバー「あっ!何を!何をする気です切嗣!」

アイリ「切嗣……無理やりエクスカリバーを奪う気ね!」

セイバー「くっ、切嗣……これがあなたからの試練と言うわけですね…」

切嗣(まだ言ってるよこいつ……)

セイバー「いいでしょう!受けて立ちます!」

バッ!シュババッ!!

アイリ「やはりセイバーを捕まえることは無理よ……」

切嗣「ふうふう……」

セイバー「人間に追い付かれるほど落ちぶれてはいません!」

切嗣「…アイリ……策がある…ヒソヒソ」

アイリ「なるへそ」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/16(月) 17:22:59.44 ID:QCYmd67d0
セイバー「ふふっ!もうすぐ3分ですね。でもハンデとしてあと5分伸ばしてあげても…」

切嗣「……」

切嗣「あーっお腹へったなあーっアイリ」

セイバー「!?」

アイリ「そうね、そろそろご飯にしましょう」

切嗣「今日は何なのかなあー」

アイリ「なんか今日は肌寒いしシチューにでもしましょうか!」

セイバー「き、切嗣?」

切嗣「いいねぇ。さ、さっさと帰って一緒に食べよう」

アイリ「そうね」

アハハ…

セイバー「……」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/16(月) 17:28:31.37 ID:QCYmd67d0
切嗣(思い通りだ…今のセイバーの心理は掃除時間に指の上に箒を立ててバランスをとって遊ぶ小学生と同じ)

切嗣(ようするに友達とかに『すげええ』って言われたいだけなんだ。つまりギャラリーがいなくなれば自然と冷める)

切嗣(周りに誰もいない状態でその遊びをするほどむなしいことはないからな……)

セイバー「……あ、あの……」

切嗣「……」

アイリ「え?なに?なんなの?どうしたのセイバー?」

セイバー「えっと……」

アンリ「あなたはそこで永遠にエクスカリバーで遊んでたら?森のリスくらいになら見ててもらえるかもね」

切嗣(アイリひどすぎ)

セイバー「わ、私……」

切嗣(計画通り!)

セイバー「私もシチュー食べたいでええええええすうううううう」

切嗣「そっちかよ!」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/16(月) 17:32:54.44 ID:QCYmd67d0
セイバー「シチューumeeeeeeeeeeee」

アイリ「最初から食べ物を餌にすればよかったのね」

切嗣「人騒がせなやつだ…英雄じゃなくて珍獣だな」

アイリ「ふふっ…でもそういえば」

切嗣「ん?」

アイリ「そうやってセイバーと切嗣が一緒に食事するのって初めてじゃない?」

切嗣「……」

セイバー「切嗣!おいしいですね」

切嗣「……」

セイバー「おや?元気がありませんね切嗣! よし、ならばこのスプーンを指に立てて私が芸を…」

切嗣・アイリ「いい加減にしろ」

おしまいや