1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/30(月) 20:33:41.69 ID:2AufIafn0
まどか「えぐ…ぐす…」ポロポロ
杏子「さやかはどうなっちまったんだよ!!」
ほむら「美樹さやかはもう居ない。あれはただの魔女。」
杏子「ふざけんな!あれは魔女なんかじゃねぇ!さやかだ!」
まどか「ほむらちゃんが言ってたこと…本当だったんだね…」
ほむら「魔法少女は最後に必ず魔女になる。美樹さやかはそれが早かっただけよ。」
引用元: ・さやか「わたしは魔女を超える…!」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/30(月) 20:48:35.06 ID:2AufIafn0
次の日。放課後。
まどか(さやかちゃん…)トコトコ
杏子「おい、まどか。」
まどか「あ、杏子ちゃん…」
杏子「ちょっと面貸しな。話したいことがある。」
杏子「てなわけだ。」
まどか「それでさやかちゃん…元にもどるかな」
杏子「ったりめーだろ。こういう展開は私たちがやるしかねーっての」
ほむら「ちょっと待って。」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/30(月) 20:55:52.84 ID:2AufIafn0
杏子「あれ、お前いつからそこに」
ほむら「この間もいったけど、あれは『魔女』。『美樹さやか』
ではない。」
杏子「あぁん…?」
まどか「ほむらちゃん…」
ほむら「これは事実。あなたたちは動くだけキュゥべぇの思うツボよ。」
杏子「じゃあどうすりゃいいんだよ!!!さやかを救う方法はないってのか!!」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/30(月) 21:02:14.91 ID:2AufIafn0
ほむら「ないわ。」
まどか「…」ポロポロ
杏子「っ…」
ほむら「現実を見なさい。普通に考えて死んだ人間は生き返らない。」
杏子「なんで…」
杏子「なんでそんなに冷静に言葉を吐けんだよてめぇは!!!」ブワッ
まどか「やめて杏子ちゃん!」ポロポロ
ほむら「…」
まどか「ほむらちゃんも…きっと悲しいはずだよ…」
まどか「私たちまで居なくなっちゃったら、ほむらちゃん…一人になっちゃうもん…」
まどか「だから止めたんでしょ…」
杏子「ちくしょう…」
ほむら「…」
フォォォォォン …
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/30(月) 21:12:03.43 ID:2AufIafn0
ほむら「!」
杏子「!」
まどか「え…?」
ほむら「近くで魔女の反応を感じたわ」
まどか「まさか…さやかちゃん!?」
ほむら「いや、また別の魔女ね…」
杏子「結構デカイな…とりあえず行こう」
タッタッタッ
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/30(月) 21:26:16.66 ID:2AufIafn0
フォォォォォ …
まどか「結界…」
ほむら「さっさと片付けましょ。」
杏子「…だな。」
コツ…コツ…コツ…
ほむら「佐倉杏子。」
杏子「あん?」
ほむら「さっきは言いすぎたわ。」
杏子「なんだよ、お前らしくない。」
ほむら「…ッ、来るわよ。」
キャハハハハハハ … キャハハハハハ …
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/30(月) 21:33:42.38 ID:2AufIafn0
杏子「下がってろまどか。」
ほむら「人形みたいね。見た感じ近接戦闘…ではないわね。使い魔がうじゃうじゃいるわ。」
杏子「遠距離攻撃を仕掛けてくっかもな。いきなり本体に突撃すっぞ。」
ほむら「私が援護する。」
杏子「任せた…行くぞッ!!」ダッ
キャハァァァァ !! バババババババババ
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/30(月) 21:50:30.95 ID:2AufIafn0
まどか「二人とも…頑張って…」ギュ
~
まどか「あれ…?」
~ ~
まどか「この音…」
杏子「おりゃあああああああ」バッ
ガッシャァーンッ!
キャハッ!?
杏子「くそッ!!使い魔が固くて近づけない!!」
キャハハハッ ! バシュウッ
ほむら「あぶない杏子」カチッ
ドガァァァンッ
杏子「ナイス、ほむら!」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/30(月) 22:00:19.05 ID:2AufIafn0
~ ~~~ ~ ~~
まどか「えっ…」
まどか「そんな…」
ほむら「っ!」バッ
バババババババッ カッ ドガァァァァ!!!
杏子「使い魔は一掃したな…あとは本体だけだ!」
本体「クスクス…クスクス…」
ほむら「行くわよ、杏子」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/30(月) 22:09:55.58 ID:2AufIafn0
まどか「どこ!?どこなの!?」
まどか「そこに…いる…?」
バッ
… … …
杏子「これで止めだ!!」バッ
本体「クス…クスクス…」
ピシッ
ほむら「!?」
ほむら「杏子離れて!!!」
杏子「あぁん?」
ピキッピシッ
ほむら「はなれなさいっていってるでしょう!!!!」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/30(月) 22:25:13.76 ID:2AufIafn0
ほむら「結界が…つながった!?」
杏子「うぅ…くそっ!あと一歩だったのに!」
ほむら「まどかは!?まどかは大丈夫なの!?」
杏子「まどかぁー!!!」
まどか「……さやか…ちゃん…?」
オクタヴィア「 … 」
ほむら「な!?」
杏子「さっきのつながった結界って…!!」
ほむら「く!」カチッ
ブワッ ブワブワッ ブワッ ブワブワッ ブワッ ブワブワッ
杏子「ちっ!人形のやつの使い魔が復活しやがった!」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/30(月) 22:25:59.35 ID:2AufIafn0
ー
ほむら「くっ、はぁはぁ。大丈夫、まどか」
まどか「あれはやっぱり…さやかちゃんだよ…」
ほむら「今はそれどころじゃないわ。」
杏子「二体も魔女相手にしたことなんかないぞ…」
ほむら「くっ、はぁはぁ。大丈夫、まどか」
まどか「あれはやっぱり…さやかちゃんだよ…」
ほむら「今はそれどころじゃないわ。」
杏子「二体も魔女相手にしたことなんかないぞ…」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/30(月) 22:31:33.69 ID:2AufIafn0
キャハハハハハ !
ほむら「この人形の魔女…結界がつながったことで魔力が増大してる…!」ダッガッ
杏子「そんなのありかよ!!」ガッゴッ
ババッ!
杏子「ほむらあぶない!!」ダッ
ガッキィ━━━━ン
オクタヴィア「 … 」
杏子「そんなでけぇ剣振り下ろして…やっぱお前はつえーよ…」ギギ…ギギ
杏子「ほむらッ!さやかはあたしに任せろ!!お前は人形の魔女を!!!」
ほむら「わかったわ」
ほむら「この人形の魔女…結界がつながったことで魔力が増大してる…!」ダッガッ
杏子「そんなのありかよ!!」ガッゴッ
ババッ!
杏子「ほむらあぶない!!」ダッ
ガッキィ━━━━ン
オクタヴィア「 … 」
杏子「そんなでけぇ剣振り下ろして…やっぱお前はつえーよ…」ギギ…ギギ
杏子「ほむらッ!さやかはあたしに任せろ!!お前は人形の魔女を!!!」
ほむら「わかったわ」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/30(月) 23:19:35.86 ID:2AufIafn0
ほむら「さっきよりでかくなってる…五メートルくらいかしら」
ほむら「でも…」
ほむら「私にあったのは運が悪かったわね。」カチャ
キャハハハハハハ キャハハハハハ
ガッキィィィィィ━━━ン
杏子「ぐわッ!!」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/30(月) 23:24:15.79 ID:2AufIafn0
オクタヴィア「 … 」ブンッブンッ
杏子「くっ!ぐっ!!」ガキンッガキンッ
キャハハハ キャハハハ
ほむら「っ!」カチッ
キャハハhドガァァァァン!!!
ほむら「駄目ね。さやかの方を先に倒さないと、この魔女はほぼ無敵…」
杏子「ぐわっ!」ズサァァ━━━━!!
ほむら「杏子!」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/30(月) 23:35:36.50 ID:2AufIafn0
まどか(いつも…)
まどか(私はみてるだけ…)
まどか(こんなの…いいはずないよ…)
杏子「くッ足をやられたッ!」
ほむら「まって、今そっちに!」
ほむら(この人形魔女が今、杏子のほうにいったらまずい!)
キャハハハハ バッ シュッ !
杏子「ッ!」
ほむら「杏子━━━━!!」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/30(月) 23:39:46.19 ID:2AufIafn0
まどか(あれ…杏子ちゃん死んじゃう…)
まどか(嫌だよ…また…友達が一人…)
まどか(さやかちゃん…聞こえてるなら…)
まどか(お願いッ…!)
ガァァァァァアァァァ━━━━ッ
ほむら「間に合わなかっ…」
杏子「っ…」
キャハ ハ ハ ハ ァ?
まどか「さやか…ちゃん…?」
オクタヴィア「 … 」
まどか(嫌だよ…また…友達が一人…)
まどか(さやかちゃん…聞こえてるなら…)
まどか(お願いッ…!)
ガァァァァァアァァァ━━━━ッ
ほむら「間に合わなかっ…」
杏子「っ…」
キャハ ハ ハ ハ ァ?
まどか「さやか…ちゃん…?」
オクタヴィア「 … 」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/30(月) 23:46:48.94 ID:2AufIafn0
ほむら「まさか…いや、偶然に決まってるわ!」
杏子「さやかお前…」
オクタヴィア「 … 」コクッ
スッ
キャ ハ ヒァ?
杏子「いっけぇさやか!!!」
ブンッ!!!!
ガシャァ━━━━!!
キャアアアアアアアアアア!!!!!!
まどか「奇跡も…あるんだよ…」ポロポロ
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/30(月) 23:52:26.36 ID:2AufIafn0
シュウゥゥゥゥゥ …
まどか「結界が解けていく…」
ほむら「ありえない…!魔女が魔女を倒すなんて!!」
杏子「本当にさやかだったのか…?」
まどか「一緒にさやかちゃんの魔女も消えちゃった…」
ほむら「こんな世界軸出くわしたことない…!」
杏子「でも…あいつは現にあたしを助けてくれたぜ…」
まどか「さやかちゃん…。」
ザッ
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/30(月) 23:59:15.20 ID:2AufIafn0
「みんな、心配かけてゴメン」
まどか「!」
ほむら「!」
杏子「!」
まどか「さやか…ちゃん…」ウルウル
さやか「まぁどか!ちゃんと聞こえたよ、声。」
まどか「うわぁぁぁぁぁん!!!」バッ
杏子「まさか…まさかだよなぁ…!」ウルウル
ほむら「何がなんだかわからないわ…あなた、本当に美樹さやかなの…?」
さやか「うん…それについては少し説明したほうがいいかもな。」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 00:04:43.38 ID:HKA8S9L50
ほむホーム
ほむら「魔女を…超えた?」
さやか「そう表現したほうがいいかもしれない。」
杏子「とりあえず、お前は魔女なのか?」
さやか「魔女…と言えば魔女だし、そうじゃないかも。」
ほむら「もっとはっきりしなさい。」
さやか「私もわかんないんだよ。ソウルジェムが真っ黒になってグリーフシードになった瞬間、私は誰の声も聞こえなくなった。」
杏子「あんときはびっくりしたなぁ」
さやか「実際、ほむらに手榴弾で殺されそうになったとき、『あ、私死ぬんだ』とはおもったけど。」
さやか「でもそれが不発で、三人とも逃げた。」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 00:11:27.07 ID:HKA8S9L50
さやか「私は結界のなかで一人になった。けど、何も考えなかった。本当になにも。」
ほむら「魔女に感情なんてないものね。」
杏子「おい、ほむら。」
さやか「いいよ杏子。それで、あの人形の魔女が現れて、まどかたちにまた出くわした。」
さやか「そこで聞こえたんだよ、まどかの声…」
杏子「ちゃんと届いたんだな、まどかの声。」
杏子「あれ、まどかは?」
ほむら「ご両親が心配するだろうから、先に帰らせたわ。」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 00:15:49.32 ID:HKA8S9L50
さやか「で、私が魔女かそうじゃないか、確かめる方法がある。」
杏子「…?」
ほむら「…あなたの死体ね。」
さやか「そう。」
杏子「ああ、それなら私の寝床に綺麗に保管してあるぜ!」
さやか「行ってみよう。」
ほむら「そうね。」
杏子「えぇー今からー?」
ほむら(この間からQBを見かけない…そうしたのかしら)
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 00:23:25.70 ID:HKA8S9L50
杏ほーむ
さやか「これが私…」
杏子「あれ…さやかが二人…」
ほむら「やっぱり…あなた、やっぱり魔女ね。」
さやか「…はっはっはっ!これでスッキリしたよ!私、死んじゃったんだァ。」
杏子「何言ってんだ!現にここに突っ立って喋ってるじゃねぇか!」
さやか「いや、今の私は魔女か、少なくとも人ではないよ。」
ほむら「…根拠は?」
さやか「一般人に見ることができない。」
杏子「あ…」
さやか「さっき、ここまで来る時、人にぶつかったんだけど、私に気づかない様子だった。」
ほむら「多分、その人は自分でつまずいたように感じてるはずね。」
杏子「つまり…ユーレイみたいなもんか…?」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 00:28:46.42 ID:HKA8S9L50
ほむら「まどかに見えるあたり、魔女に近いものね。」
ほむら「つまり、美樹さやかは魔女を自分のなかに押さえ込んだってことね。」
さやか「わからない…。また魔女として暴れちゃうかも…」
杏子「大丈夫だって!さやかはあの人形の魔女を一撃で粉砕したんだぜ!?」
ほむら「とりあえず、これだけは言えるわ。」
ほむら「戻ってきてくれてありがとう、さやか。」
杏子「…そうだな!細かいことは気にすんな!」
さやか「二人とも…」
ほむら「一番喜んでるのはまどかだけど。」
さやか「まどか…」
杏子「でも、魔女って腹減るのか?」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 00:39:35.07 ID:HKA8S9L50
次の日。ほむホーム。
テレビ『昨夜、都内の某廃ビルで、女子中学生の遺体が発見さた模様です。』
まどか「つまり…さやかちゃんのお化け…?」
さやか「まぁ、そんなところかな?」
ほむら「戦力としては申し分ないわ。あの魔女の力をそのまま使えるんだもの。」
まどか「でも…」
さやか「私のお葬式とかあるけど…みんなのこと、頼んだよ。」
さやか「あの二人のことも…」
まどか「うん…」
ほむら「…」
杏子「で、今日はそれとは別に話があるんだろ、ほむら。」
ほむら「ええ。」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 00:43:14.57 ID:HKA8S9L50
杏子「ワルプルギスの夜…」
ほむら「そう。私は何回も戦ったけど、勝てたことは…」
まどか「それじゃあ、絶対勝たなきゃダメだよね…」
ほむら「私一人なら無理でも、あなたたちと一緒なら勝てる。」
ほむら「本当はマミも一緒に戦いたかったんだけど…」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 00:48:52.27 ID:HKA8S9L50
杏子「わかった、だいたいの規模は把握した。」
さやか「私の使い魔で相手の使い魔と攻撃を防ぐ。」
ほむら「杏子と私は本体へ積極的に攻撃を。」
まどか「私は…」
ほむら「まどかは…強く願って。」
さやか「私たちが勝つということをね!」
杏子「なんだか、おまえがいれば、勝てる気がしてくるんだよね~」
まどか「みんな…」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 00:53:41.39 ID:HKA8S9L50
帰り道。
まどか「なんか…へんな気持ち。」
さやか「何がぁ?」
まどか「だって、明日さやかちゃんのお葬式だよ?」
さやか「ああ、そうだっけ。」
まどか「その本人が隣にいるなんて…」エヘヘ
さやか「あの時さ。」
まどか「うん…」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 00:54:18.26 ID:HKA8S9L50
さやか「まどかの声、聞こえてなかったら」
さやか「みんな、死んじゃってたのかな。」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「うん…?」
まどか「もっと元気出して!さやかちゃんらしくないよ!」
さやか「私らしく…か。」
フォ━━━ン フォ━━━━ン
さやか「みんな、死んじゃってたのかな。」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「うん…?」
まどか「もっと元気出して!さやかちゃんらしくないよ!」
さやか「私らしく…か。」
フォ━━━ン フォ━━━━ン
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 00:57:51.71 ID:HKA8S9L50
まどか「これ…!」
さやか「結界!」
フォーン フォーン フォ━━━━━━━━
まどか「早く逃げないと!」
さやか「いや、もう遅い!」
フォ━━━━!!
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 00:58:15.54 ID:HKA8S9L50
ズドォォォォォ
ヒヒヒヒ ヒひ ィィ
まどか「っ…!」
さやか「大丈夫、まどかをもう…悲しませない!」
バシュゥ!
オクタヴィア「 … 」
まどか「さやかちゃん…」
オクタヴィア「 … 」コクッ
ヒヒヒヒ ヒひ ィィ
まどか「っ…!」
さやか「大丈夫、まどかをもう…悲しませない!」
バシュゥ!
オクタヴィア「 … 」
まどか「さやかちゃん…」
オクタヴィア「 … 」コクッ
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 01:04:29.18 ID:HKA8S9L50
QB「おどろいたねぇ、美樹さやかには」
ほむら「…あら、最近見ないから自分の星に帰ったのかと」
QB「あまりにも面白いから静観してただけさ。」
ほむら「あなたはどう思うの?」
QB「もう、ありえないどころの話じゃないよ。」
QB「でも、魔女は魔女。人から吐き出されたものの塊だ。」
QB「あの姿を保つのも時間の問題だね。」
ほむら「そう…」
QB「いっておくけど、ワルプルギスには勝てないよ。」
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 01:07:04.29 ID:HKA8S9L50
ほむら「なぜ」
QB「それは僕も知らない。とりあえず、『勝てない』。」
QB「勝てる条件じゃないんだ。この状態じゃ。」
ほむら「いいたいのはそれだけ?」
QB「それじゃあ失礼するよ。あまり長居すると撃たれ損ねるんでね。」
ほむら「…」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 01:31:26.53 ID:HKA8S9L50
さやか『とどめだ!』
オクタヴィア「 ! 」ズァッ
ヒャアアアアアアアア アアアア ッ !
さやか『わたしはまどかをまもる』
さやか『それが』
さやか『みんな生きることに繋がる』
オクタヴィア「 … 」
さやか『この、オクタヴィアで。』
さやか、覚醒する― fin
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