1: ID +bTJv2es0 2013/02/16(土) 21:41:24.44 ID:QbNNa5MwO
後輩「百合ですか!」
先輩「だからこれから私達で百合百合しちゃおうってわけ!」
後輩「なるほど! ところで先輩!」
先輩「はい、質問を許可します!」
後輩「百合ってなんですか? お花ですか!」
先輩「んー、合ってるけど合ってない!」
後輩「ごめんなさい!」
先輩「でも、許ーす!」キ゛ュッ
後輩「過度なスキンシップありがとうございます!」
先輩「だからこれから私達で百合百合しちゃおうってわけ!」
後輩「なるほど! ところで先輩!」
先輩「はい、質問を許可します!」
後輩「百合ってなんですか? お花ですか!」
先輩「んー、合ってるけど合ってない!」
後輩「ごめんなさい!」
先輩「でも、許ーす!」キ゛ュッ
後輩「過度なスキンシップありがとうございます!」
引用元: ・先輩「後輩、時代は百合よ!」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/16(土) 21:43:53.89 ID:+bTJv2es0
先輩「というわけで、これから私たちは百合百合しちゃうわけだけど」
先輩「意味、わかる?」
後輩「はい! 昨日先輩から借りた本を熟読しました!」
先輩「ふむ、ならよくわかってるわね!」
後輩「でも先輩、一つ疑問点が残ります」
先輩「挙手しないと質問は受けつけませーん」
後輩「はい!」
先輩「はい後輩!」
後輩「私達がいつもしていることと、あまり変わった点が無いと思うんですけど」
先輩「意味、わかる?」
後輩「はい! 昨日先輩から借りた本を熟読しました!」
先輩「ふむ、ならよくわかってるわね!」
後輩「でも先輩、一つ疑問点が残ります」
先輩「挙手しないと質問は受けつけませーん」
後輩「はい!」
先輩「はい後輩!」
後輩「私達がいつもしていることと、あまり変わった点が無いと思うんですけど」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/16(土) 21:46:37.06 ID:+bTJv2es0
先輩「……ふふ、それはどうかしら」
後輩「?」
先輩「あなたは本当の百合を知らない!」
後輩「本当の……百合!」
先輩「そう、あんたの想像する百合はただの造花!」
後輩「花の方ですか……!」
先輩「私の言っている花は華を意味するのよ!」
後輩「華……華やかですね!」
先輩「そう、百合というのは華やか、そして可憐なものなのよ!」
後輩「うう……私、まだまだ甘かったです!」
先輩「わかればいいのよ~!」
後輩「?」
先輩「あなたは本当の百合を知らない!」
後輩「本当の……百合!」
先輩「そう、あんたの想像する百合はただの造花!」
後輩「花の方ですか……!」
先輩「私の言っている花は華を意味するのよ!」
後輩「華……華やかですね!」
先輩「そう、百合というのは華やか、そして可憐なものなのよ!」
後輩「うう……私、まだまだ甘かったです!」
先輩「わかればいいのよ~!」
6: 折り紙 2013/02/16(土) 21:49:49.24 ID:+bTJv2es0
後輩「先輩、折り紙持って来ました」
先輩「じゃあ何かしよっか!」
後輩「でも先輩、私あんまり折るの上手くなくて……」
先輩「ふっふっふ……私は中学では折り紙マスターと呼ばれていたほどの実力者だよ!」
後輩「お、折り紙マスター!」
先輩「略して折りマス!」
後輩「ど、どんなものが折れるんですか!」
先輩「え? 折り紙ってこの切れ味で戦うものじゃないの?」
後輩「そういうマスターだったんですね……」
先輩「じゃあ何かしよっか!」
後輩「でも先輩、私あんまり折るの上手くなくて……」
先輩「ふっふっふ……私は中学では折り紙マスターと呼ばれていたほどの実力者だよ!」
後輩「お、折り紙マスター!」
先輩「略して折りマス!」
後輩「ど、どんなものが折れるんですか!」
先輩「え? 折り紙ってこの切れ味で戦うものじゃないの?」
後輩「そういうマスターだったんですね……」
8: 粘土 2013/02/16(土) 21:52:16.67 ID:+bTJv2es0
先輩「後輩、粘土持ってきたわよ!」
後輩「早速何か作りましょう!」
先輩「ふっふっふ、私は中学では粘土師と呼ばれていたんだよ」
後輩「折りマスと同時にそんな名まで!?」
先輩「ま、でも粘土作るのが上手かっただけなんだけどさ」
後輩「ね、粘土そのものでしたか……!」
後輩「早速何か作りましょう!」
先輩「ふっふっふ、私は中学では粘土師と呼ばれていたんだよ」
後輩「折りマスと同時にそんな名まで!?」
先輩「ま、でも粘土作るのが上手かっただけなんだけどさ」
後輩「ね、粘土そのものでしたか……!」
9: カラオケ 2013/02/16(土) 21:54:10.15 ID:+bTJv2es0
先輩「さ、後輩歌うわよ!」
後輩「はい!じゃあ行きましょう!」
先輩「どこに?」後輩「え、カラオケじゃないんですか?」
先輩「そんなとこ行かないの!これで十分!」
後輩「それは、ハンディカラオケ!先輩さっすがー!」
先輩「あたぼーよぉ!」
後輩「でも学校ではやめましょう!」
先輩「はい……」
後輩「はい!じゃあ行きましょう!」
先輩「どこに?」後輩「え、カラオケじゃないんですか?」
先輩「そんなとこ行かないの!これで十分!」
後輩「それは、ハンディカラオケ!先輩さっすがー!」
先輩「あたぼーよぉ!」
後輩「でも学校ではやめましょう!」
先輩「はい……」
10: 百合……? 2013/02/16(土) 21:54:58.32 ID:+bTJv2es0
先輩「最近、胸がドキドキするの」
後輩「恋ですか!」
先輩「変なの」
後輩「変でしたか」
先輩「まさか、ついに私の変愛が始まるの!?」
後輩「へ、変 !」
先輩「誰が変 よー!」
後輩「す、すいませーん!」
後輩「恋ですか!」
先輩「変なの」
後輩「変でしたか」
先輩「まさか、ついに私の変愛が始まるの!?」
後輩「へ、変 !」
先輩「誰が変 よー!」
後輩「す、すいませーん!」
11: 腹太鼓の達人 2013/02/16(土) 21:59:34.20 ID:+bTJv2es0
先輩「太鼓の達人やるー!?」
後輩「やります!」
先輩「やりたい曲を選ぶドン!」
後輩「先輩、それは先輩のお腹です!」
先輩「そうよ!だからデリケートに叩いてね!」
後輩「えいっえいっ」
先輩「ドン、カッ!」
後輩「やー!」
先輩「ふ、フルコンボだド……いたた」
後輩「大丈夫ですか!腹太鼓の先輩!」
先輩「その呼び方はやめて!」
後輩「やります!」
先輩「やりたい曲を選ぶドン!」
後輩「先輩、それは先輩のお腹です!」
先輩「そうよ!だからデリケートに叩いてね!」
後輩「えいっえいっ」
先輩「ドン、カッ!」
後輩「やー!」
先輩「ふ、フルコンボだド……いたた」
後輩「大丈夫ですか!腹太鼓の先輩!」
先輩「その呼び方はやめて!」
12: 春の甲子園 2013/02/16(土) 22:01:31.40 ID:+bTJv2es0
先輩「後輩、一緒に白球を目指すわよ!」
後輩「青春ですね!」
先輩「違うわ、白春よ!」
後輩「は、白春!」
先輩「そう、白い春……季節外れの雪……心弾む春!」
後輩「は、白春ですね!」
先輩「いいえ、花粉症よ!」
後輩「は、はくしゅん……!」
後輩「青春ですね!」
先輩「違うわ、白春よ!」
後輩「は、白春!」
先輩「そう、白い春……季節外れの雪……心弾む春!」
後輩「は、白春ですね!」
先輩「いいえ、花粉症よ!」
後輩「は、はくしゅん……!」
13: マフラー 2013/02/16(土) 22:05:08.08 ID:+bTJv2es0
後輩「うー、夜は冷えますね」
先輩「そうね」
後輩「先輩、マフラーもつけずに大丈夫ですか?」
先輩「大丈夫! 鼻水がちょっと垂れてくるくらいよ!」
後輩「それダメじゃないですか! はいっ」
先輩「ん、何巻きつけてるの後輩?」
後輩「一緒にマフラーに入ったら、暖かいですよ」
先輩「あら、気がきくわね、後輩!」
後輩「先輩に風邪ひかれたら、困りますから」
先輩「ふふ、先輩想いの後輩ね!」
先輩「そうね」
後輩「先輩、マフラーもつけずに大丈夫ですか?」
先輩「大丈夫! 鼻水がちょっと垂れてくるくらいよ!」
後輩「それダメじゃないですか! はいっ」
先輩「ん、何巻きつけてるの後輩?」
後輩「一緒にマフラーに入ったら、暖かいですよ」
先輩「あら、気がきくわね、後輩!」
後輩「先輩に風邪ひかれたら、困りますから」
先輩「ふふ、先輩想いの後輩ね!」
14: 飴玉 2013/02/16(土) 22:09:43.63 ID:+bTJv2es0
先輩「飴うめー」
後輩「私も欲しいですー」
先輩「ふふふ、欲しい!?」
後輩「所望です!」
先輩「なら三回まわってー」
後輩「『ワン』ですか?」
先輩「『ぴょん』で」
後輩「ぴょ、ぴょん? あ、うさぎですね!」
先輩「レッツゴー!」
後輩「わわっ三回まわって……うわ、ダメですもう目が……」
先輩「こんな少ない数で目を回すとは……可愛いからよーしっ!」
後輩「私も欲しいですー」
先輩「ふふふ、欲しい!?」
後輩「所望です!」
先輩「なら三回まわってー」
後輩「『ワン』ですか?」
先輩「『ぴょん』で」
後輩「ぴょ、ぴょん? あ、うさぎですね!」
先輩「レッツゴー!」
後輩「わわっ三回まわって……うわ、ダメですもう目が……」
先輩「こんな少ない数で目を回すとは……可愛いからよーしっ!」
15: パンツ 2013/02/16(土) 22:12:23.29 ID:+bTJv2es0
先輩「こんなところにイチゴ畑が!」
後輩「先輩! ちょっといいですか!」
先輩「発言を許可します!」
後輩「それは私のパンツです!」
先輩「おや、こんなところにも!」
後輩「それは先輩のパンツです!」
先輩「おそろね!」
後輩「おそろです!」
後輩「先輩! ちょっといいですか!」
先輩「発言を許可します!」
後輩「それは私のパンツです!」
先輩「おや、こんなところにも!」
後輩「それは先輩のパンツです!」
先輩「おそろね!」
後輩「おそろです!」
17: 小休止 2013/02/16(土) 22:16:11.37 ID:+bTJv2es0
先輩「ところで、百合のこと、わかってきたかしら?」
後輩「うーん、まだまだわからないです」
先輩「そっかー、少しずつわかっていければいいわね!」
後輩「はい!」
先輩「というわけで、今日はキスをしましょうか!」
後輩「キス……ですか?」
先輩「そう、漢字で接吻!」
後輩「そ、それが百合っぽいんですか?」
先輩「持ち!」
後輩「さっき辛いお菓子食べてヒリヒリしてるので、今度でいいですか?」
先輩「そんな唇にキスしたくない! 延期ね!」
後輩「うーん、まだまだわからないです」
先輩「そっかー、少しずつわかっていければいいわね!」
後輩「はい!」
先輩「というわけで、今日はキスをしましょうか!」
後輩「キス……ですか?」
先輩「そう、漢字で接吻!」
後輩「そ、それが百合っぽいんですか?」
先輩「持ち!」
後輩「さっき辛いお菓子食べてヒリヒリしてるので、今度でいいですか?」
先輩「そんな唇にキスしたくない! 延期ね!」
18: こたつ 2013/02/16(土) 22:19:15.23 ID:+bTJv2es0
先輩「ふわぁ……気持ちいいねぇ」
後輩「はい……」
先輩「なんか、なーんもやる気にならないね」
後輩「そうですねー」
先輩「……このままここで骨を埋めようかなぁ」
後輩「先輩に死なれたら困りますよ」
先輩「色々めんどくさい? 後片付けとか?」
後輩「違います! 死んだら……こうやった一緒にコタツでのんびりできないでしょう!」
先輩「やれやれ、愛される先輩も辛いわぁ!」
後輩「ふふっ」
後輩「はい……」
先輩「なんか、なーんもやる気にならないね」
後輩「そうですねー」
先輩「……このままここで骨を埋めようかなぁ」
後輩「先輩に死なれたら困りますよ」
先輩「色々めんどくさい? 後片付けとか?」
後輩「違います! 死んだら……こうやった一緒にコタツでのんびりできないでしょう!」
先輩「やれやれ、愛される先輩も辛いわぁ!」
後輩「ふふっ」
19: 会えなくて 2013/02/16(土) 22:25:32.34 ID:+bTJv2es0
先輩『もっしー元気?』
後輩「はい、元気です」
先輩『おー、声色だけじゃ全然わかんないもんね』
後輩「そうですか? 先輩は相変わらずのようですね」
先輩『もちろん、私は元気が取り柄だからね! Always元気!』
後輩「ふふっ、実は、あんまり元気じゃないんです」
先輩『あら、どうして?』
後輩「先輩に会えないからですよ」
先輩『しょうがないじゃん? テスト近いから部室開けられないし』
後輩「はい……あ、でも、声が聞けて、すこし元気になりました」
先輩『うぐっ、後輩に元気を吸い取られちゃったみたい!』
後輩「はい、これからも元気、分けてくださいね」
先輩『あったりまえよー!』
後輩「はい、元気です」
先輩『おー、声色だけじゃ全然わかんないもんね』
後輩「そうですか? 先輩は相変わらずのようですね」
先輩『もちろん、私は元気が取り柄だからね! Always元気!』
後輩「ふふっ、実は、あんまり元気じゃないんです」
先輩『あら、どうして?』
後輩「先輩に会えないからですよ」
先輩『しょうがないじゃん? テスト近いから部室開けられないし』
後輩「はい……あ、でも、声が聞けて、すこし元気になりました」
先輩『うぐっ、後輩に元気を吸い取られちゃったみたい!』
後輩「はい、これからも元気、分けてくださいね」
先輩『あったりまえよー!』
20: 危機 2013/02/16(土) 22:29:26.71 ID:+bTJv2es0
先輩『やばいよ、後輩……』
後輩「せ、先輩!?」
先輩『私は……もう……』
後輩「ど、どうしたんですか? 何かあったんですか!?」
先輩『うん……あった……』
後輩「お、教えてください! いったい何が……!」
先輩『……あったか~いコーヒー買おうとしたら、つめた~いの買っちゃった』
先輩『めっちゃ冷たい……』
後輩「あらら……それはどうしようもないですね」
先輩『そんなことないわ! こうやってコーヒーを覆って……冷たっ!』
後輩「ああっ……手が更に冷えちゃいますよ」
先輩『うん……』
後輩「せ、先輩!?」
先輩『私は……もう……』
後輩「ど、どうしたんですか? 何かあったんですか!?」
先輩『うん……あった……』
後輩「お、教えてください! いったい何が……!」
先輩『……あったか~いコーヒー買おうとしたら、つめた~いの買っちゃった』
先輩『めっちゃ冷たい……』
後輩「あらら……それはどうしようもないですね」
先輩『そんなことないわ! こうやってコーヒーを覆って……冷たっ!』
後輩「ああっ……手が更に冷えちゃいますよ」
先輩『うん……』
22: テスト週間の過ごし方 2013/02/16(土) 22:33:54.60 ID:+bTJv2es0
先輩『そういえばさ、テストの勉強してる?』
後輩「はい。親が厳しくて、部屋から出られないんです」
先輩『あー、大変だね。でも後輩成績良いもんねー』
後輩「そんなことないです。やらされてやってるんで」
先輩『私の場合部屋でヘドバンとかしてそのまま首痛めて寝ちゃうからなぁ』
後輩「へ、ヘドバン?」
先輩『知らない? こうすんのよぉ!』ぶんぶん
後輩「か、風の音が!」
先輩『いたっ……』
後輩「あっ」
先輩『ごめん後輩……切るね』
後輩「は、はい。お大事に……」
後輩「はい。親が厳しくて、部屋から出られないんです」
先輩『あー、大変だね。でも後輩成績良いもんねー』
後輩「そんなことないです。やらされてやってるんで」
先輩『私の場合部屋でヘドバンとかしてそのまま首痛めて寝ちゃうからなぁ』
後輩「へ、ヘドバン?」
先輩『知らない? こうすんのよぉ!』ぶんぶん
後輩「か、風の音が!」
先輩『いたっ……』
後輩「あっ」
先輩『ごめん後輩……切るね』
後輩「は、はい。お大事に……」
23: 不便 2013/02/16(土) 22:39:11.02 ID:+bTJv2es0
先輩『ふふふ、これを見なさい後輩!』
後輩「ごめんなさい、電話だと見えないです」
先輩『ああ、そっか。やっぱり電話は不憫ね』
後輩「先輩、それを言うなら不便ですよ」
先輩『そう、そうとも言う。んー、見せたいけどどうしよう……』
後輩「何を見せたいんですか?」
先輩『今ね、すごいヨガのポーズしながら電話かけてるの』
後輩「へえ! 凄いですね!」
先輩『凄いっしょ! ……あれ、ちょ……足取れない! ぎゃー!』
後輩「せ、先輩!?」
ブツッ
後輩「……先輩、大丈夫かな?」
後輩「ごめんなさい、電話だと見えないです」
先輩『ああ、そっか。やっぱり電話は不憫ね』
後輩「先輩、それを言うなら不便ですよ」
先輩『そう、そうとも言う。んー、見せたいけどどうしよう……』
後輩「何を見せたいんですか?」
先輩『今ね、すごいヨガのポーズしながら電話かけてるの』
後輩「へえ! 凄いですね!」
先輩『凄いっしょ! ……あれ、ちょ……足取れない! ぎゃー!』
後輩「せ、先輩!?」
ブツッ
後輩「……先輩、大丈夫かな?」
25: ナニしてる? 2013/02/16(土) 22:42:41.57 ID:+bTJv2es0
先輩『んっ……こ、後輩ぃ……』
後輩「は、はい?」
先輩『私……イケナイコトしてる……』
後輩「い、イケナイコトですか?」
先輩『後輩のこと思うと……あのね……』
後輩「わ、私のこと、ですか?」
先輩『うん……あっ……』
後輩「ど、どうしたんですか!?」
先輩『はぁ……やっぱり私はイケナイ子……』
後輩「な、なんでですか?」
先輩『後輩の電話代が気になって仕方ないの!』
後輩「は、はい?」
先輩『私……イケナイコトしてる……』
後輩「い、イケナイコトですか?」
先輩『後輩のこと思うと……あのね……』
後輩「わ、私のこと、ですか?」
先輩『うん……あっ……』
後輩「ど、どうしたんですか!?」
先輩『はぁ……やっぱり私はイケナイ子……』
後輩「な、なんでですか?」
先輩『後輩の電話代が気になって仕方ないの!』
26: ナニしてる? 2013/02/16(土) 22:48:50.86 ID:+bTJv2es0
後輩「大丈夫ですよ、先輩」
先輩『本当に?』
後輩「はい。それよりも、いつもかけてきてくれる先輩の方が、大丈夫ですか?」
先輩『あっ、そっか!』
後輩「私の方こそ、先輩のことすっごく思って心配してますから」
先輩『なにを! 私は後輩の二倍だし!』
後輩「じゃあ私は先輩の十倍です!」
先輩『違ったわ、私は百倍だったわ!』
後輩「……ふふっ、嬉しいです」
先輩『ちょっと電話代調べるから切るね』
後輩「あ、待ってください」
先輩『ん?』
後輩「今度は私から電話しますから。ね?」
先輩『イエーイ! サンキュー後輩!』
後輩「いえいえ~」
先輩『本当に?』
後輩「はい。それよりも、いつもかけてきてくれる先輩の方が、大丈夫ですか?」
先輩『あっ、そっか!』
後輩「私の方こそ、先輩のことすっごく思って心配してますから」
先輩『なにを! 私は後輩の二倍だし!』
後輩「じゃあ私は先輩の十倍です!」
先輩『違ったわ、私は百倍だったわ!』
後輩「……ふふっ、嬉しいです」
先輩『ちょっと電話代調べるから切るね』
後輩「あ、待ってください」
先輩『ん?』
後輩「今度は私から電話しますから。ね?」
先輩『イエーイ! サンキュー後輩!』
後輩「いえいえ~」
28: テスト終了 2013/02/16(土) 22:52:50.10 ID:+bTJv2es0
先輩「テスト終わったねー!」
後輩「はい!」
先輩「これからビシバシ百合っちゃうからね!」
後輩「そうですね! 百合っちゃいましょう!」
先輩「その前に地獄のテスト返しが待っているよ……」
後輩「はい……」
先輩「私、今回のテストは新たな試みをしてたからね」
後輩「え?」
先輩「ななんと、睡眠学習!」
後輩「す、睡眠学習!」
後輩「はい!」
先輩「これからビシバシ百合っちゃうからね!」
後輩「そうですね! 百合っちゃいましょう!」
先輩「その前に地獄のテスト返しが待っているよ……」
後輩「はい……」
先輩「私、今回のテストは新たな試みをしてたからね」
後輩「え?」
先輩「ななんと、睡眠学習!」
後輩「す、睡眠学習!」
29: テスト終了 2013/02/16(土) 22:56:12.03 ID:+bTJv2es0
先輩「寝てる時に音声を垂れ流すことで寝てる頭にズドンと命中させていたのさ!」
後輩「先輩……流石です!」
先輩「これでテストは最高の結果だね!」
後輩「ちなみに、何を流していたんですか? やっぱり英語とか?」
先輩「ん、これだよ」
後輩『先輩!』
後輩『せんぱ~い!』
後輩『先輩は凄いです!』
後輩「え、ええ!?」カァァ
先輩「可愛い後輩のボイスを流していたのさ!」
後輩「な、なんでこんなの……いつの間に録ったんです!?」
先輩「部室での会話はいつも録ってあるのさ!」
後輩「そ、そうだったんですか……!」
後輩「先輩……流石です!」
先輩「これでテストは最高の結果だね!」
後輩「ちなみに、何を流していたんですか? やっぱり英語とか?」
先輩「ん、これだよ」
後輩『先輩!』
後輩『せんぱ~い!』
後輩『先輩は凄いです!』
後輩「え、ええ!?」カァァ
先輩「可愛い後輩のボイスを流していたのさ!」
後輩「な、なんでこんなの……いつの間に録ったんです!?」
先輩「部室での会話はいつも録ってあるのさ!」
後輩「そ、そうだったんですか……!」
31: テスト終了 2013/02/16(土) 23:00:27.21 ID:+bTJv2es0
後輩「で、でも、こんなの聞いてたら、全然テスト勉強に意味がないんじゃ……」
先輩「それがなんと!」
後輩「は、はい!」
先輩「今回運良く選択問題だったの! しかも全教科!」
後輩「ええ!」
先輩「だから、勉強しなくてもそこそこ取れるのよねー!」
後輩「運まで味方につけちゃうなんて……!」
先輩「ふふっ……まあ拍手だけでかまわんよ」
後輩「……あ、でも平均点高くなっちゃいますよね」
先輩「……し、しまったー!」
先輩「それがなんと!」
後輩「は、はい!」
先輩「今回運良く選択問題だったの! しかも全教科!」
後輩「ええ!」
先輩「だから、勉強しなくてもそこそこ取れるのよねー!」
後輩「運まで味方につけちゃうなんて……!」
先輩「ふふっ……まあ拍手だけでかまわんよ」
後輩「……あ、でも平均点高くなっちゃいますよね」
先輩「……し、しまったー!」
39: テスト返し 2013/02/16(土) 23:36:40.48 ID:+bTJv2es0
先輩「後輩……」
後輩「先輩、こんにちはー」
先輩「こんちゃ! 見て、これ!」
後輩「は、はい?」
先輩「赤点ギリギリ免れの点数!」
後輩「え! 良かったですね!」
先輩「平均点確かに高かったけど、私にかかればざっとこんなもん!」
後輩「これでまた、一緒に部室にいられますね!」
先輩「そうだねー!」
後輩「先輩、こんにちはー」
先輩「こんちゃ! 見て、これ!」
後輩「は、はい?」
先輩「赤点ギリギリ免れの点数!」
後輩「え! 良かったですね!」
先輩「平均点確かに高かったけど、私にかかればざっとこんなもん!」
後輩「これでまた、一緒に部室にいられますね!」
先輩「そうだねー!」
40: 百合力とは 2013/02/16(土) 23:40:22.38 ID:+bTJv2es0
先輩「ふむふむ……ひゃー!」
後輩「先輩、何読んでるんですか?」
先輩「ふふ、百合雑誌だよん!」
後輩「あ、この前貸してくれた雑誌の最新刊ですね」
先輩「そそ! ついに二人が結ばれちゃってねー!」
後輩「へー! あとで見せて下さいっ」
先輩「そうだね、後輩の百合力向上のために貸してやろー!」
後輩「わーいっ」
後輩「先輩、何読んでるんですか?」
先輩「ふふ、百合雑誌だよん!」
後輩「あ、この前貸してくれた雑誌の最新刊ですね」
先輩「そそ! ついに二人が結ばれちゃってねー!」
後輩「へー! あとで見せて下さいっ」
先輩「そうだね、後輩の百合力向上のために貸してやろー!」
後輩「わーいっ」
41: 本当の後輩 2013/02/16(土) 23:43:09.90 ID:+bTJv2es0
後輩友「後輩~」
後輩「……」
後輩友「ふふん、今日は部活あるの?」
後輩「……あるけど?」
後輩友「あるのかー。じゃあ一緒に帰れないね」
後輩「……帰る気ないから」
後輩友「そんな悲しいこと言わないでよー!」
後輩「あなたに構ってる暇ないから。それじゃあ」
後輩友「あ……うう……何よっ」
先輩(え、あれ後輩? 嘘でしょ?)
後輩「……」
後輩友「ふふん、今日は部活あるの?」
後輩「……あるけど?」
後輩友「あるのかー。じゃあ一緒に帰れないね」
後輩「……帰る気ないから」
後輩友「そんな悲しいこと言わないでよー!」
後輩「あなたに構ってる暇ないから。それじゃあ」
後輩友「あ……うう……何よっ」
先輩(え、あれ後輩? 嘘でしょ?)
42: 本当の後輩 2013/02/16(土) 23:45:41.98 ID:+bTJv2es0
ガララ
後輩「おはようございます、先輩……あれ?」
後輩(まだ来てないのかな?)
先輩「あ、や、やっほー……」
後輩「先輩! どもです!」
先輩「ど、どもどもー」
後輩「今日は何をするんですか? なんと、今日はカメラを持ってきてます!」
先輩「ほ、ほほー……そりゃ凄い」
後輩「これで撮り合いっこしましょう!」
先輩「う、うん……」
後輩「おはようございます、先輩……あれ?」
後輩(まだ来てないのかな?)
先輩「あ、や、やっほー……」
後輩「先輩! どもです!」
先輩「ど、どもどもー」
後輩「今日は何をするんですか? なんと、今日はカメラを持ってきてます!」
先輩「ほ、ほほー……そりゃ凄い」
後輩「これで撮り合いっこしましょう!」
先輩「う、うん……」
44: 本当の後輩 2013/02/16(土) 23:49:44.98 ID:+bTJv2es0
後輩「先輩?」
先輩「な、なに?」
後輩「なんだか、様子が変ですよ」
先輩「そ、そうかな?」
後輩「はい、Always元気じゃないです」
先輩「……何を言う! 私はいつも元気だし!」
先輩「よっしゃー! 撮って撮って撮りまくるわよ! きわどい写真も撮っちゃうからねー!」
後輩「きゃー!」
先輩(ま、まあ……いつもの後輩よね?)
先輩「な、なに?」
後輩「なんだか、様子が変ですよ」
先輩「そ、そうかな?」
後輩「はい、Always元気じゃないです」
先輩「……何を言う! 私はいつも元気だし!」
先輩「よっしゃー! 撮って撮って撮りまくるわよ! きわどい写真も撮っちゃうからねー!」
後輩「きゃー!」
先輩(ま、まあ……いつもの後輩よね?)
45: 本当の後輩 2013/02/16(土) 23:53:04.84 ID:+bTJv2es0
先輩「あー、撮った撮った~」
後輩「はい、撮られましたぁ」
先輩「後輩は可愛いから絵になるわね!」
後輩「ありがとうございます! 先輩に言われると嬉しいです!」
先輩「……」
後輩「……どうしました?」
先輩「あのさ、後輩」
先輩「私に隠し事とか……その……してない?」
後輩「はい、撮られましたぁ」
先輩「後輩は可愛いから絵になるわね!」
後輩「ありがとうございます! 先輩に言われると嬉しいです!」
先輩「……」
後輩「……どうしました?」
先輩「あのさ、後輩」
先輩「私に隠し事とか……その……してない?」
46: 本当の後輩 2013/02/16(土) 23:56:48.48 ID:+bTJv2es0
後輩「えっ……」
先輩「いやあ、もうだいぶ仲良くなったんだしさ、できたら色々教えてほしいなーって」
後輩「……」
先輩「……あ、な、何もないならいいんだよ? ホントさ!」
後輩「……わかりました」
先輩「!」
後輩「教えます。先輩に隠してること……」
先輩「う、うん……」
後輩「実は……」
ぬぎぬぎ
後輩「こんなところにホクロがあるんです!」
先輩「! わおっセクシー!」
先輩「いやあ、もうだいぶ仲良くなったんだしさ、できたら色々教えてほしいなーって」
後輩「……」
先輩「……あ、な、何もないならいいんだよ? ホントさ!」
後輩「……わかりました」
先輩「!」
後輩「教えます。先輩に隠してること……」
先輩「う、うん……」
後輩「実は……」
ぬぎぬぎ
後輩「こんなところにホクロがあるんです!」
先輩「! わおっセクシー!」
48: 本当の後輩 2013/02/17(日) 00:01:19.25 ID:5xW2Pd7q0
先輩「って、違うよ! ちょっと食いついちゃったけど!」
後輩「え、違いますか? こういうことじゃないんですか?」
先輩「じゃなくて……その……」
先輩「も、もうこの際だから正直に聞く!」
後輩「……はい?」
先輩「……後輩、さっき、友達といたよね?」
後輩「はい、いましたよ」
先輩「なんか……いつもの後輩じゃなかったっていうか……」
先輩「私の知ってる後輩じゃなかったっていうか……」
後輩「……」
後輩「え、違いますか? こういうことじゃないんですか?」
先輩「じゃなくて……その……」
先輩「も、もうこの際だから正直に聞く!」
後輩「……はい?」
先輩「……後輩、さっき、友達といたよね?」
後輩「はい、いましたよ」
先輩「なんか……いつもの後輩じゃなかったっていうか……」
先輩「私の知ってる後輩じゃなかったっていうか……」
後輩「……」
49: 本当の後輩 2013/02/17(日) 00:05:51.46 ID:5xW2Pd7q0
後輩「……あはは、バレちゃいましたか」
先輩「えっ……」
後輩「私、普段はあんな感じなんです」
先輩「そ、そうなの?!」
後輩「はい」
先輩「そ、そうだったんだ……」
後輩「でも、先輩に嘘ついてるとかじゃなくて」
後輩「先輩といると、普段の自分のこと、忘れられて……」
後輩「すっごく幸せなんです」
先輩「……」
先輩「えっ……」
後輩「私、普段はあんな感じなんです」
先輩「そ、そうなの?!」
後輩「はい」
先輩「そ、そうだったんだ……」
後輩「でも、先輩に嘘ついてるとかじゃなくて」
後輩「先輩といると、普段の自分のこと、忘れられて……」
後輩「すっごく幸せなんです」
先輩「……」
50: 本当の後輩 2013/02/17(日) 00:10:58.22 ID:5xW2Pd7q0
後輩「先輩にはいつもの私を見せたくなくて……」
先輩「無理……してたの?」
後輩「ち、違います。無理なんて……」
先輩「でも、凄いギャップだったから……」
後輩「……」
先輩「……できたらでいいんだけど」
先輩「いつも、私と一緒にいる時みたいな後輩でいて欲しい」
先輩「私は、今の後輩の方が好きだし」
先輩「みんなも、こっちの後輩を知ったら好きになってくれると思うよ?」
後輩「……先輩」
先輩「無理……してたの?」
後輩「ち、違います。無理なんて……」
先輩「でも、凄いギャップだったから……」
後輩「……」
先輩「……できたらでいいんだけど」
先輩「いつも、私と一緒にいる時みたいな後輩でいて欲しい」
先輩「私は、今の後輩の方が好きだし」
先輩「みんなも、こっちの後輩を知ったら好きになってくれると思うよ?」
後輩「……先輩」
51: 本当の後輩 2013/02/17(日) 00:15:38.40 ID:5xW2Pd7q0
後輩「……はいっ! できるかわからないですけど……やってみます!」
先輩「……うん、その意気!」
後輩「先輩、ありがとうございます」
先輩「な、なんでお礼言われるの?」
後輩「先輩に嫌われると思いましたから」
先輩「わ、私が? なんで?」
後輩「……ふふっ、なんでもないです!」ぎゅぅ
先輩「ぎゃふんっ、いきなり抱きつかないでよ!」
後輩「先輩、大好きです!」
先輩「……うん、その意気!」
後輩「先輩、ありがとうございます」
先輩「な、なんでお礼言われるの?」
後輩「先輩に嫌われると思いましたから」
先輩「わ、私が? なんで?」
後輩「……ふふっ、なんでもないです!」ぎゅぅ
先輩「ぎゃふんっ、いきなり抱きつかないでよ!」
後輩「先輩、大好きです!」
52: 手袋 2013/02/17(日) 00:19:49.08 ID:5xW2Pd7q0
先輩「後輩! 手袋の反対は?」
後輩「へ? 反対……」
先輩「うん、反対!」
後輩「わかりました! 素手です!」
先輩「違うよ! そう言うんじゃない!」
後輩「え? く、靴下?」
先輩「違うよ! 『ろくぶて』だよ!」
後輩「あっ」
先輩「あっ」
後輩「いち、に、さーん、しー、ごー、ろーく」
先輩「うう……図ったなぁ……」
後輩「へ? 反対……」
先輩「うん、反対!」
後輩「わかりました! 素手です!」
先輩「違うよ! そう言うんじゃない!」
後輩「え? く、靴下?」
先輩「違うよ! 『ろくぶて』だよ!」
後輩「あっ」
先輩「あっ」
後輩「いち、に、さーん、しー、ごー、ろーく」
先輩「うう……図ったなぁ……」
54: おかしいテンションと萎え 2013/02/17(日) 00:24:24.63 ID:5xW2Pd7q0
先輩「後輩! を脱ぎなさい」
後輩「はい!」
先輩「私に渡して!」
後輩「はい!」
先輩「装着!」
後輩「わー!」
先輩「参上!パンツマン!」
後輩「実際はウーマンです!」
先輩「……ちょ、ちょっと待って、今先生通った」
後輩「パンツマンはそんなことに屈しません!」
先輩「屈する屈する」
後輩「はい!」
先輩「私に渡して!」
後輩「はい!」
先輩「装着!」
後輩「わー!」
先輩「参上!パンツマン!」
後輩「実際はウーマンです!」
先輩「……ちょ、ちょっと待って、今先生通った」
後輩「パンツマンはそんなことに屈しません!」
先輩「屈する屈する」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:28:08.05 ID:5xW2Pd7q0
後輩友「……」
後輩「あ、そのおかず頂戴!」
後輩友「う、うん……」
後輩「あ、美味しーね」
後輩友「……あ、あのさ、後輩……」
後輩「何?」
後輩友「な、何か変なもの食べた?」
後輩「ええ、酷いよ後輩友ー」
後輩友(だ、誰なのこの子ってくらい人が変わってるんだけど……)
後輩「あ、そのおかず頂戴!」
後輩友「う、うん……」
後輩「あ、美味しーね」
後輩友「……あ、あのさ、後輩……」
後輩「何?」
後輩友「な、何か変なもの食べた?」
後輩「ええ、酷いよ後輩友ー」
後輩友(だ、誰なのこの子ってくらい人が変わってるんだけど……)
56: タイトル忘れてました。『変貌』 2013/02/17(日) 00:29:41.59 ID:5xW2Pd7q0
後輩「先輩~」
先輩「お、来たわね! 早速だけどハリセンを作ったわよ!」
後輩「うわ、大きいですね!」
先輩「ふふん、これでツッコミがさらにグレードアップ……ん?」
後輩友 じーっ
先輩「あれ、この前の友達?」
後輩「え? あっ……」
後輩「ちょっと、後輩友、何してんの!」
先輩「お、来たわね! 早速だけどハリセンを作ったわよ!」
後輩「うわ、大きいですね!」
先輩「ふふん、これでツッコミがさらにグレードアップ……ん?」
後輩友 じーっ
先輩「あれ、この前の友達?」
後輩「え? あっ……」
後輩「ちょっと、後輩友、何してんの!」
58: 変貌 2013/02/17(日) 00:35:21.69 ID:5xW2Pd7q0
後輩友「あ、バレた!」
後輩「バレバレだよ!」
先輩「……」
後輩友「いやあ、後輩が変わった理由って、やっぱり部活かなーと思ってきたんだけどさ」
後輩「な、なんで尾行みたいなこと……!」
後輩友「友達として気になるじゃん?」
先輩「!」(この友達……百合っぽい!)
後輩「そ、それだったら直接聞きなさいよね……もうっ」
後輩「ごめんなさい、先輩。この子は私の友達……先輩?」
先輩「ハッ……つ、続けて続けて!」(ヨダレが垂れてた……危ない危ない)
後輩「バレバレだよ!」
先輩「……」
後輩友「いやあ、後輩が変わった理由って、やっぱり部活かなーと思ってきたんだけどさ」
後輩「な、なんで尾行みたいなこと……!」
後輩友「友達として気になるじゃん?」
先輩「!」(この友達……百合っぽい!)
後輩「そ、それだったら直接聞きなさいよね……もうっ」
後輩「ごめんなさい、先輩。この子は私の友達……先輩?」
先輩「ハッ……つ、続けて続けて!」(ヨダレが垂れてた……危ない危ない)
59: 変貌 2013/02/17(日) 00:41:39.53 ID:5xW2Pd7q0
後輩「は、はい」
後輩友「はじめまして。後輩がお世話になってます」
先輩「こ、こちらこそお世話になってます」
後輩「うう、二人とも酷いです……」
先輩「後輩友ちゃんは何か部活入ってるの?」
後輩友「あ、はい」
後輩「だったら早く部活に行きなよ。サボってたら怒られちゃうよ」
後輩友「前の後輩だったらそんなこと絶対に言わなかったのにねー。わかったわよ。じゃねー」
後輩友「はじめまして。後輩がお世話になってます」
先輩「こ、こちらこそお世話になってます」
後輩「うう、二人とも酷いです……」
先輩「後輩友ちゃんは何か部活入ってるの?」
後輩友「あ、はい」
後輩「だったら早く部活に行きなよ。サボってたら怒られちゃうよ」
後輩友「前の後輩だったらそんなこと絶対に言わなかったのにねー。わかったわよ。じゃねー」
61: 変貌 2013/02/17(日) 00:50:58.32 ID:5xW2Pd7q0
先輩「……」
後輩「ごめんなさい、先輩……」
先輩「後輩、いい友だち持ってるわねぇ」
後輩「そ、そんなことないですよ」
先輩「それに、どうやらあの口ぶりを聞くと、接し方変えたみたいね」
後輩「はい。先輩に言われましたから」
先輩「大丈夫? きつくない?」
後輩「はい。なんだかこの喋り方をしていると……先輩が近くにいる気がして」
先輩「し、死んだ人みたいに言うなー!」
後輩「きゃっ、ごめんなさいっ!」
後輩「ごめんなさい、先輩……」
先輩「後輩、いい友だち持ってるわねぇ」
後輩「そ、そんなことないですよ」
先輩「それに、どうやらあの口ぶりを聞くと、接し方変えたみたいね」
後輩「はい。先輩に言われましたから」
先輩「大丈夫? きつくない?」
後輩「はい。なんだかこの喋り方をしていると……先輩が近くにいる気がして」
先輩「し、死んだ人みたいに言うなー!」
後輩「きゃっ、ごめんなさいっ!」
62: 顔ダブルピース 2013/02/17(日) 00:57:32.21 ID:5xW2Pd7q0
後輩「この前は先輩が私のこと撮ってましたけど、今回は私が先輩を撮りますね!」
先輩「ふふん、いいわよ! 可愛く撮ってね」
後輩「はい! それじゃあ……」
先輩「うん! いつでも来なさい!」
後輩「じゃあ笑顔で……ピース!」
先輩 ッ
後輩「!?」
先輩「もー、カメラに笑顔でピースって言われたら変な顔しちゃったじゃん!」
後輩「えっ……あっ……ご、ごめんなさい?」
先輩「ふふん、いいわよ! 可愛く撮ってね」
後輩「はい! それじゃあ……」
先輩「うん! いつでも来なさい!」
後輩「じゃあ笑顔で……ピース!」
先輩 ッ
後輩「!?」
先輩「もー、カメラに笑顔でピースって言われたら変な顔しちゃったじゃん!」
後輩「えっ……あっ……ご、ごめんなさい?」
63: 音楽 2013/02/17(日) 01:03:51.51 ID:5xW2Pd7q0
先輩「よーっし、音楽を奏でるわよ!」
後輩「いいですね!」
先輩「しかし、凄い楽器は持ってないから……」
先輩「じゃじゃん! リコーダーとアルトリコーダー持って来ました!」
後輩「じゅ、準備がいいですね!」
先輩「朝起きた時から考えてたからね! じゃあリコーダー貸してあげる!」
後輩「はい。でもこれって……」
先輩「大丈夫、洗ってあるから!」
後輩「そ、そうですか!」
先輩(あれ、ちょっと残念そう?)
後輩「いいですね!」
先輩「しかし、凄い楽器は持ってないから……」
先輩「じゃじゃん! リコーダーとアルトリコーダー持って来ました!」
後輩「じゅ、準備がいいですね!」
先輩「朝起きた時から考えてたからね! じゃあリコーダー貸してあげる!」
後輩「はい。でもこれって……」
先輩「大丈夫、洗ってあるから!」
後輩「そ、そうですか!」
先輩(あれ、ちょっと残念そう?)
64: 優先順位 2013/02/17(日) 01:08:53.66 ID:5xW2Pd7q0
先輩「はい、これ貸すわね」
後輩「ありがとうございます!」
先輩「ふふっ、今回も面白かったわよー」
後輩「えへへ、楽しみです」
先輩「……ん、読まないの?」
後輩「あ、はい。先輩とお話したいですから」
先輩「嬉しいこと言ってくれるわねーこのこのー!」
後輩「ありがとうございます!」
先輩「ふふっ、今回も面白かったわよー」
後輩「えへへ、楽しみです」
先輩「……ん、読まないの?」
後輩「あ、はい。先輩とお話したいですから」
先輩「嬉しいこと言ってくれるわねーこのこのー!」
65: 鈍感 2013/02/17(日) 01:13:01.04 ID:5xW2Pd7q0
後輩「先輩は、どうして百合にこだわるんですか?」
先輩「ん、別に理由はないわよ」
先輩「でも、後輩と仲良くなるには百合るともっと仲良くなれると思ったから!」
後輩「そうなんですか! わざわざ私のために……嬉しいです」
先輩「って言っても、まだまだ百合~な展開になってないわよねぇ」
後輩「そうですか?」ぎゅう
先輩「苦しい苦しい。抱きつくならもっと弱くして」
先輩「ん、別に理由はないわよ」
先輩「でも、後輩と仲良くなるには百合るともっと仲良くなれると思ったから!」
後輩「そうなんですか! わざわざ私のために……嬉しいです」
先輩「って言っても、まだまだ百合~な展開になってないわよねぇ」
後輩「そうですか?」ぎゅう
先輩「苦しい苦しい。抱きつくならもっと弱くして」
67: 百合とは 2013/02/17(日) 01:19:14.95 ID:5xW2Pd7q0
先輩「百合って、なんなんだろーね」
後輩「先輩にわからないことは、私にもわからないです……」
先輩「女の子がイチャイチャしてるのを百合とする人もいるし」
先輩「恋愛感情が絡むのを百合とする人もいる」
先輩「様々な百合が横行しているわ……」
後輩「そうなんですか?」
先輩「だから、私たちは既に百合……と考えることもできるのよ!」
後輩「百合……!」
先輩「だから既に私たちは百合百合しちゃってるのよ! 百合百合ー!」
後輩「百合百合ー!」
先輩「……百合って、なんなんだろーね」
後輩「そうですね……」
後輩「先輩にわからないことは、私にもわからないです……」
先輩「女の子がイチャイチャしてるのを百合とする人もいるし」
先輩「恋愛感情が絡むのを百合とする人もいる」
先輩「様々な百合が横行しているわ……」
後輩「そうなんですか?」
先輩「だから、私たちは既に百合……と考えることもできるのよ!」
後輩「百合……!」
先輩「だから既に私たちは百合百合しちゃってるのよ! 百合百合ー!」
後輩「百合百合ー!」
先輩「……百合って、なんなんだろーね」
後輩「そうですね……」
68: バレンタイン 2013/02/17(日) 01:26:15.44 ID:5xW2Pd7q0
後輩「先輩、あの……今日は早めに終わりませんか?」
先輩「どうして? あっ……明日は」
後輩「はい。2月14日です」
先輩「ふむふむ~? 後輩には想い人がいたかー」
後輩「え、えへへ……」
先輩「わかったよ! 今日はもうおしまいにしよう!」
後輩「はい、ありがとうございます!」
先輩「どうして? あっ……明日は」
後輩「はい。2月14日です」
先輩「ふむふむ~? 後輩には想い人がいたかー」
後輩「え、えへへ……」
先輩「わかったよ! 今日はもうおしまいにしよう!」
後輩「はい、ありがとうございます!」
70: バレンタイン当日 2013/02/17(日) 01:32:39.22 ID:5xW2Pd7q0
後輩「先輩ー」
先輩「ん、後輩! どうだった?」
後輩「はい?」
先輩「想い人にはちゃんとあげられたの?」
後輩「まだです」
先輩「なーにやってんの! 早くしないと! ちなみに誰?」
後輩「はいっ、先輩」
先輩「へ?」
後輩「先輩に、あげたかったんです」
先輩「私はいいから、早く想い人にー!」
後輩「ええっ!」
先輩「ん、後輩! どうだった?」
後輩「はい?」
先輩「想い人にはちゃんとあげられたの?」
後輩「まだです」
先輩「なーにやってんの! 早くしないと! ちなみに誰?」
後輩「はいっ、先輩」
先輩「へ?」
後輩「先輩に、あげたかったんです」
先輩「私はいいから、早く想い人にー!」
後輩「ええっ!」
71: バレンタイン当日 2013/02/17(日) 01:36:41.50 ID:5xW2Pd7q0
先輩「後輩、私のやけに大きいけど、想い人のはもっと大きいわけ?」
後輩「もう無いですよ?」
先輩「HA?」
後輩「先輩ので、最後です」
先輩「想い人は?」
後輩「それは……」
後輩「……先輩ですっ」
先輩「ええ~……冗談よし子だよぉ……」
後輩「もう無いですよ?」
先輩「HA?」
後輩「先輩ので、最後です」
先輩「想い人は?」
後輩「それは……」
後輩「……先輩ですっ」
先輩「ええ~……冗談よし子だよぉ……」
73: バレンタイン当日・鈍感 2013/02/17(日) 01:40:44.80 ID:5xW2Pd7q0
後輩「だって、先輩に会えてすっごく嬉しいですから」
先輩「いやいや、でもさ、こんな大きいのもらってもさぁ……」
後輩「イヤでしたか?」
先輩「……イヤなわけないじゃーん!」
先輩「というわけで、私もお返しをあげよー!」
後輩「え、作ってくれたんですか?」
先輩「ん、とりあえずチロルの10個とかして合体させてみたよ」
後輩「わあ、大きいチロル!」
先輩「ありがたくもらっとけー!」
後輩「……ありがとうございます、先輩っ」
先輩「いやいや、でもさ、こんな大きいのもらってもさぁ……」
後輩「イヤでしたか?」
先輩「……イヤなわけないじゃーん!」
先輩「というわけで、私もお返しをあげよー!」
後輩「え、作ってくれたんですか?」
先輩「ん、とりあえずチロルの10個とかして合体させてみたよ」
後輩「わあ、大きいチロル!」
先輩「ありがたくもらっとけー!」
後輩「……ありがとうございます、先輩っ」
75: 恥 2013/02/17(日) 01:44:22.19 ID:5xW2Pd7q0
先輩「グラビアポーズ遊びやるわよ!」
先輩「でも後輩まだ来ないわねーまったく……」
ガラッ
先輩「きたー! 遅いわよ後輩!」
先輩「私こんなあられもないグラビアポーズしてずっと待ってた……のよ?」
先生「お前何してるんだ?」
先輩「」
先輩「でも後輩まだ来ないわねーまったく……」
ガラッ
先輩「きたー! 遅いわよ後輩!」
先輩「私こんなあられもないグラビアポーズしてずっと待ってた……のよ?」
先生「お前何してるんだ?」
先輩「」
76: 恥 2013/02/17(日) 01:49:15.00 ID:5xW2Pd7q0
先輩「……」
後輩「はぁはぁ……ごめんなさい、遅れました!」
先輩「こ、後輩ぃ……」ぎゅっ
後輩「ど、どうしたんですか!?」
先輩「私……本当に恥ずかしい存在だよぉ……」
後輩「えっ……?」
先輩「私には後輩しかいないみたい」
後輩「っ……! あ、あの、もう一回言ってください」
先輩「? 私には後輩しかいないみたい……」
後輩「も、もう一回!」
先輩「後輩、目が怖い……」
後輩「はぁはぁ……ごめんなさい、遅れました!」
先輩「こ、後輩ぃ……」ぎゅっ
後輩「ど、どうしたんですか!?」
先輩「私……本当に恥ずかしい存在だよぉ……」
後輩「えっ……?」
先輩「私には後輩しかいないみたい」
後輩「っ……! あ、あの、もう一回言ってください」
先輩「? 私には後輩しかいないみたい……」
後輩「も、もう一回!」
先輩「後輩、目が怖い……」
77: 自己解決 2013/02/17(日) 01:53:10.38 ID:5xW2Pd7q0
先輩「んー……」
後輩「?」
先輩「んー……」
後輩「?」
先輩「……あのさぁ、ちょっと素朴な疑問が……」
後輩「はい」
先輩「あっ」
後輩「はい?」
先輩「あー、なんか自分でなんとかなった」
後輩「は、はい……?」
後輩「?」
先輩「んー……」
後輩「?」
先輩「……あのさぁ、ちょっと素朴な疑問が……」
後輩「はい」
先輩「あっ」
後輩「はい?」
先輩「あー、なんか自分でなんとかなった」
後輩「は、はい……?」
78: 可愛い写真 2013/02/17(日) 01:59:30.47 ID:5xW2Pd7q0
先輩「うわー、懐かしい写真出てきた」
後輩「なんですか?」
先輩「昔の私の写真。この中に入れてたんだ」
後輩「え、ここ部室ですよね?」
先輩「ほぼ私の部屋だからさ」
後輩「えっ、可愛い! これは?」
先輩「中二の頃の私だね」
後輩「か、可愛い……もらっていいですか?」
先輩「一枚五万するけど、後輩ならタダであげちゃうよー!」
後輩「ありがとうございます! えへへ……」
後輩「なんですか?」
先輩「昔の私の写真。この中に入れてたんだ」
後輩「え、ここ部室ですよね?」
先輩「ほぼ私の部屋だからさ」
後輩「えっ、可愛い! これは?」
先輩「中二の頃の私だね」
後輩「か、可愛い……もらっていいですか?」
先輩「一枚五万するけど、後輩ならタダであげちゃうよー!」
後輩「ありがとうございます! えへへ……」
79: アコースティックギター 2013/02/17(日) 02:06:10.39 ID:5xW2Pd7q0
先輩「じゃじゃーん!」
後輩「ギターですね!」
先輩「なんか家にあったから持ってきたよ!」
後輩「あ、ホントだ。弦が錆びてます」
先輩「んなこと関係ないよ!」ジャカジャカ
後輩「でも、錆びた弦はすぐ切れちゃうんじゃ……」
先輩「……」ジャカ……ジャカ……
後輩(ああ、急に慎重に……)
後輩「ギターですね!」
先輩「なんか家にあったから持ってきたよ!」
後輩「あ、ホントだ。弦が錆びてます」
先輩「んなこと関係ないよ!」ジャカジャカ
後輩「でも、錆びた弦はすぐ切れちゃうんじゃ……」
先輩「……」ジャカ……ジャカ……
後輩(ああ、急に慎重に……)
80: 先輩の先輩 2013/02/17(日) 02:11:49.10 ID:5xW2Pd7q0
先輩「んー、色々整理すると出てくるもんねー」
後輩「そうですねー」
先輩「むー。基本私物なのがいかにもね」
後輩「はは……ん?」
後輩「先輩、この女の人は……」
ばっ
後輩「!」
先輩「さー、続き続きー」
後輩「そうですねー」
先輩「むー。基本私物なのがいかにもね」
後輩「はは……ん?」
後輩「先輩、この女の人は……」
ばっ
後輩「!」
先輩「さー、続き続きー」
82: 先輩の先輩 2013/02/17(日) 02:20:12.91 ID:5xW2Pd7q0
後輩「あ、あの、どうして隠すんですか?」
先輩「なにがー?」
後輩「さ、さっきの写真です」
先輩「……」
後輩「だ、黙らないでください」
先輩「……はは、別に大したことじゃないからさー」
先輩「それより片付けをしなきゃ、ね?」
後輩「……はい」
先輩「なにがー?」
後輩「さ、さっきの写真です」
先輩「……」
後輩「だ、黙らないでください」
先輩「……はは、別に大したことじゃないからさー」
先輩「それより片付けをしなきゃ、ね?」
後輩「……はい」
84: 先輩の先輩 2013/02/17(日) 02:28:36.74 ID:5xW2Pd7q0
先輩「……ふぅ、だいぶ片付いたね」
後輩「はい」
先輩「って、言っても私が私物を持ち帰れば……うう、多すぎていらない!」
後輩「私も持ちますよ!」
先輩「サンキュー!」
後輩「それよりも……さっきの写真です」
先輩「うっ……覚えてたのね」
後輩「はい。もちろんですよ」
後輩「はい」
先輩「って、言っても私が私物を持ち帰れば……うう、多すぎていらない!」
後輩「私も持ちますよ!」
先輩「サンキュー!」
後輩「それよりも……さっきの写真です」
先輩「うっ……覚えてたのね」
後輩「はい。もちろんですよ」
85: 先輩の先輩 2013/02/17(日) 02:34:15.83 ID:5xW2Pd7q0
先輩「別に、私の先輩だよ」
後輩「先輩の、先輩ですか?」
先輩「そう」
後輩「へー、やっぱりいるんですね」
先輩「……そういうこと! おしまい!」
後輩「えっ、どんな人だったんですか?」
先輩「いいじゃんそんなことー!」
後輩「聞きたいですよ~」
後輩「先輩の、先輩ですか?」
先輩「そう」
後輩「へー、やっぱりいるんですね」
先輩「……そういうこと! おしまい!」
後輩「えっ、どんな人だったんですか?」
先輩「いいじゃんそんなことー!」
後輩「聞きたいですよ~」
86: 先輩の先輩 2013/02/17(日) 02:40:20.04 ID:5xW2Pd7q0
先輩「……良い人、だったよ」
後輩「それだけですか?」
先輩「……か、可愛かったし、優しかったし……」
先輩「……」
後輩「……!」
先輩「はは……うん、すっごく良い先輩だったよ」
後輩(そっか)
後輩(先輩、その人のこと、好きなんですね)
後輩「それだけですか?」
先輩「……か、可愛かったし、優しかったし……」
先輩「……」
後輩「……!」
先輩「はは……うん、すっごく良い先輩だったよ」
後輩(そっか)
後輩(先輩、その人のこと、好きなんですね)
87: 先輩の先輩 2013/02/17(日) 02:46:47.71 ID:5xW2Pd7q0
後輩「やっぱり、先輩という存在は、そういうものなんですね」
先輩「へ?」
後輩「ふふっ、私も、先輩のこと好きですから」
先輩「私も後輩のこと好きよー!」
後輩「えへへ、良かった」
先輩「さって、片付けも終わったし」
先輩「遊びますか!」
後輩「はい!」
先輩「へ?」
後輩「ふふっ、私も、先輩のこと好きですから」
先輩「私も後輩のこと好きよー!」
後輩「えへへ、良かった」
先輩「さって、片付けも終わったし」
先輩「遊びますか!」
後輩「はい!」
88: 百合の時代 2013/02/17(日) 02:53:21.40 ID:5xW2Pd7q0
後輩「先輩! 私……あなたのことが好き!」
先輩「ああ、私もだ!」
後輩「私たちの愛の園へ!」
先輩「いざゆかん!」
後輩「……」
先輩「……なーんか違うなぁ」
後輩「そうですねぇ」
先輩「なんとも言えない、微妙な雰囲気だよ」
後輩「はい……」
先輩「台本が悪いわね」
後輩「せ、先輩は頑張ったと思います!」
先輩「フォローされると逆に辛い……」
先輩「ああ、私もだ!」
後輩「私たちの愛の園へ!」
先輩「いざゆかん!」
後輩「……」
先輩「……なーんか違うなぁ」
後輩「そうですねぇ」
先輩「なんとも言えない、微妙な雰囲気だよ」
後輩「はい……」
先輩「台本が悪いわね」
後輩「せ、先輩は頑張ったと思います!」
先輩「フォローされると逆に辛い……」
89: 胸 2013/02/17(日) 02:59:04.10 ID:5xW2Pd7q0
先輩「後輩、 ターッチ!」
後輩「過度なスキンシップありがとうございます!」
先輩「ふふっ、実は私はス なのだよ!」
後輩「じゃ、じゃあ私も……しかえしです!」
先輩「きゃー!」
ぺたん
後輩「……あれ?」
先輩「うわーん、差別だー!」
後輩「せ、先輩!?」
後輩「過度なスキンシップありがとうございます!」
先輩「ふふっ、実は私はス なのだよ!」
後輩「じゃ、じゃあ私も……しかえしです!」
先輩「きゃー!」
ぺたん
後輩「……あれ?」
先輩「うわーん、差別だー!」
後輩「せ、先輩!?」
90: 夢 2013/02/17(日) 03:03:23.88 ID:5xW2Pd7q0
先輩「って言う夢見てさぁ……」
後輩「あ、あはは……」
先輩「私そんなに小さくないからね!? 並はあるからね!」
後輩「触ってみないとわからないです!」
先輩「よし、触らせてやろう」
先輩「その前に! 突撃ー!」
むにっ
後輩「きゃっ」
先輩「……」(確実に私よりはあるわね……くっ……)
後輩「あ、あはは……」
先輩「私そんなに小さくないからね!? 並はあるからね!」
後輩「触ってみないとわからないです!」
先輩「よし、触らせてやろう」
先輩「その前に! 突撃ー!」
むにっ
後輩「きゃっ」
先輩「……」(確実に私よりはあるわね……くっ……)
91: そろそろ 2013/02/17(日) 03:11:53.32 ID:5xW2Pd7q0
先輩「眠い……」
後輩「大丈夫ですか?」
先輩「昨日ちょっと夜更かししちゃったから……ふわぁ……」
後輩「あはは、それは大変ですね」
先輩「……」
後輩「……寝ちゃった?」
先輩「……」
後輩「風邪、ひいちゃいますよ」ファサ
先輩「……」
後輩「おやすみなさい」
後輩「大丈夫ですか?」
先輩「昨日ちょっと夜更かししちゃったから……ふわぁ……」
後輩「あはは、それは大変ですね」
先輩「……」
後輩「……寝ちゃった?」
先輩「……」
後輩「風邪、ひいちゃいますよ」ファサ
先輩「……」
後輩「おやすみなさい」
94: ところで 2013/02/17(日) 03:24:32.72 ID:5xW2Pd7q0
後輩「先輩!」
先輩「発言する場合は挙手プリーズ!」
後輩「はい!」
先輩「はい、発言を許可します!」
後輩「私たちって何部ですか!」
先輩「……後輩、それ本気で聞いてる?」
後輩「は、はい!」
先輩「気合があればそんなこと気にしなくてもいいのよ!」
後輩「な、なるほど……?」
先輩「発言する場合は挙手プリーズ!」
後輩「はい!」
先輩「はい、発言を許可します!」
後輩「私たちって何部ですか!」
先輩「……後輩、それ本気で聞いてる?」
後輩「は、はい!」
先輩「気合があればそんなこと気にしなくてもいいのよ!」
後輩「な、なるほど……?」
97: なんとも 2013/02/17(日) 04:03:14.46 ID:5xW2Pd7q0
先輩「面白いことないかなー」
後輩「そうですね」
先輩「トランプタワー作っちゃおう!」
後輩「いいですね!」
先輩「よーし……」
後輩「はい!」
先輩「できた!」
後輩「えっ、これだけですか!?」
先輩「うん!」
後輩「う、うーん……」
後輩「そうですね」
先輩「トランプタワー作っちゃおう!」
後輩「いいですね!」
先輩「よーし……」
後輩「はい!」
先輩「できた!」
後輩「えっ、これだけですか!?」
先輩「うん!」
後輩「う、うーん……」
113: おはよう 2013/02/17(日) 10:27:58.87 ID:5xW2Pd7q0
先輩「んー……朝かぁ」
後輩「おはようございます、先輩」
先輩「あれ、後輩?」
後輩「ここ部室ですよ?」
先輩「あー、そっかー」
後輩「うわっ、先輩?」
先輩「ふふん、寄りかかっちゃうー」
後輩「もう、先輩ったら……」
後輩「おはようございます、先輩」
先輩「あれ、後輩?」
後輩「ここ部室ですよ?」
先輩「あー、そっかー」
後輩「うわっ、先輩?」
先輩「ふふん、寄りかかっちゃうー」
後輩「もう、先輩ったら……」
115: アルバム 2013/02/17(日) 10:31:09.15 ID:5xW2Pd7q0
後輩「先輩のアルバム、見せて下さい!」
先輩「いいよ、明日持ってくるね」
後輩「やった。ありがとうございます」
先輩「持ってきたよー」
後輩「わーい! ……えっ、これはなんですか?」
先輩「私のアルバムだよ。全12曲!」
後輩「う、うーん……まあ先輩の歌声が入ってるならいいかな?」
先輩「あ、やっぱり恥ずかしい! 返してー!」
後輩「ダメでーす」
先輩「いいよ、明日持ってくるね」
後輩「やった。ありがとうございます」
先輩「持ってきたよー」
後輩「わーい! ……えっ、これはなんですか?」
先輩「私のアルバムだよ。全12曲!」
後輩「う、うーん……まあ先輩の歌声が入ってるならいいかな?」
先輩「あ、やっぱり恥ずかしい! 返してー!」
後輩「ダメでーす」
116: 手ぶら 2013/02/17(日) 10:34:57.37 ID:5xW2Pd7q0
後輩「『今日は手ぶら』で来ていいって言っていたけれど」
後輩「いつも手ぶらで、悪いかなぁ……」
ガララ
後輩「おはようござい……って、何してるんですか!」
先輩「あれあれ~? 後輩は手ブラじゃないのかな?」
後輩「そ、そっちだったんですね! ちょっと待って下さい」
先輩「や、やるの!?」
後輩「え? はい」
先輩「や、やめなよ……後輩にはまだ早いよ」
後輩「は、はい……?」
後輩「いつも手ぶらで、悪いかなぁ……」
ガララ
後輩「おはようござい……って、何してるんですか!」
先輩「あれあれ~? 後輩は手ブラじゃないのかな?」
後輩「そ、そっちだったんですね! ちょっと待って下さい」
先輩「や、やるの!?」
後輩「え? はい」
先輩「や、やめなよ……後輩にはまだ早いよ」
後輩「は、はい……?」
117: 着替え 2013/02/17(日) 10:39:25.48 ID:5xW2Pd7q0
先輩 いそいそ
後輩 じー
先輩 いそいそ
後輩 じー
先輩 てれてれ
後輩 にやにや
先輩「着替えを視 するなー!」
後輩「すいませーん♪」
後輩 じー
先輩 いそいそ
後輩 じー
先輩 てれてれ
後輩 にやにや
先輩「着替えを視 するなー!」
後輩「すいませーん♪」
118: スポコン 2013/02/17(日) 10:43:14.76 ID:5xW2Pd7q0
先輩「後輩、夕日に向かってダッシュよー!」
後輩「先輩! ちょっといいですか!」
先輩「発言を許可しまーす!」
後輩「もう夕日はないです!」
先輩「え……もうこんな時間なの?」
後輩「はい!」
先輩「えー……萎えちゃった。帰ろー」
後輩「はい!」
後輩「先輩! ちょっといいですか!」
先輩「発言を許可しまーす!」
後輩「もう夕日はないです!」
先輩「え……もうこんな時間なの?」
後輩「はい!」
先輩「えー……萎えちゃった。帰ろー」
後輩「はい!」
119: 個性の強い友達 2013/02/17(日) 10:49:15.10 ID:5xW2Pd7q0
女「やあ、後輩さん」
後輩「あ、どうも」(確か後輩友と仲良くなったっていう女さんだったかな?)
女「なんだか元気がないね。何かあったのかい?」
後輩「い、いえ……」
女「ボクもそうなんだ。最近ココが疼いてね」
後輩「え?」
女「……ふふっ、いつものノリでボケてしまった。気にしないでくれ」
後輩「う、うん……?」
後輩「あ、どうも」(確か後輩友と仲良くなったっていう女さんだったかな?)
女「なんだか元気がないね。何かあったのかい?」
後輩「い、いえ……」
女「ボクもそうなんだ。最近ココが疼いてね」
後輩「え?」
女「……ふふっ、いつものノリでボケてしまった。気にしないでくれ」
後輩「う、うん……?」
120: 占い 2013/02/17(日) 10:55:30.48 ID:5xW2Pd7q0
先輩「占いしよー!」
後輩「はい」
先輩「じゃあここから一つ選んでー」
後輩「わかりました」
先輩「……むー」
後輩「そういえば、何を占うんですか?」
先輩「私と後輩の相性!」
後輩「ほー。それじゃあ……これで」
先輩「はい……これは……占い最高に良いです! 文句なし!」
後輩「わーい! でも、先輩、占いできたんですね」
先輩「ん、テキトーだよ?」
後輩「あらら」
後輩「はい」
先輩「じゃあここから一つ選んでー」
後輩「わかりました」
先輩「……むー」
後輩「そういえば、何を占うんですか?」
先輩「私と後輩の相性!」
後輩「ほー。それじゃあ……これで」
先輩「はい……これは……占い最高に良いです! 文句なし!」
後輩「わーい! でも、先輩、占いできたんですね」
先輩「ん、テキトーだよ?」
後輩「あらら」
121: ゴム 2013/02/17(日) 11:02:46.38 ID:5xW2Pd7q0
先輩「昔の中学のジャージがゴムがのびのびになってた」
後輩「それが先輩のジャージですか?」
先輩「うん!」
後輩「でも、ゴムがのびちゃったんですね」
先輩「ノビノビー!」のびーん
後輩「あはは」
後輩「それが先輩のジャージですか?」
先輩「うん!」
後輩「でも、ゴムがのびちゃったんですね」
先輩「ノビノビー!」のびーん
後輩「あはは」
122: ゴム 2013/02/17(日) 11:10:13.43 ID:5xW2Pd7q0
後輩「それよりも、どうして中学のジャージを?」
先輩「ちょっと着るものに困ってね」
後輩「ああ、今日雨降りましたからね」
先輩「 まで濡れちゃったからさー」
後輩「え、今ノー なんですか?」
先輩「うん。まあしかたないじゃん? ぐしょぐしょなの穿いてられないし」
後輩「先輩なら穿きそうですよね」
先輩「いやん、●●●!」
ブチッ
先輩・後輩「あっ」
先輩「どうしてよう……ゴム千切れたぁ!」
後輩「のばし過ぎましたねー……」
先輩「ちょっと着るものに困ってね」
後輩「ああ、今日雨降りましたからね」
先輩「 まで濡れちゃったからさー」
後輩「え、今ノー なんですか?」
先輩「うん。まあしかたないじゃん? ぐしょぐしょなの穿いてられないし」
後輩「先輩なら穿きそうですよね」
先輩「いやん、●●●!」
ブチッ
先輩・後輩「あっ」
先輩「どうしてよう……ゴム千切れたぁ!」
後輩「のばし過ぎましたねー……」
124: テンションアゲテケ 2013/02/17(日) 11:16:55.71 ID:5xW2Pd7q0
先輩「うひょおおお!」
後輩「やー!」
先輩「ひゃいあああ!」
後輩「おー!」
先輩「むっひょおおおおおおおお」
後輩「ひゃー!」
先輩「ふう、喉乾いたね」
後輩「はい」
先輩「実際に、たくさんの人が部室の廊下に集まっちゃったからもうやめよう」
後輩「は、はい……」
後輩「やー!」
先輩「ひゃいあああ!」
後輩「おー!」
先輩「むっひょおおおおおおおお」
後輩「ひゃー!」
先輩「ふう、喉乾いたね」
後輩「はい」
先輩「実際に、たくさんの人が部室の廊下に集まっちゃったからもうやめよう」
後輩「は、はい……」
126: 幽霊の噂 2013/02/17(日) 11:25:37.98 ID:5xW2Pd7q0
先輩「後輩、この学校、幽霊が出るって話だよ」
後輩「ええ……怖いですね」
先輩「というわけで、夜まで粘ってみましょうか!」
後輩「はいっ」
先輩「即決だね」
後輩「はい。夜の学校って、ちょっと憧れます」
先輩「そうだよね。なんかワクワクするよね!」
後輩「ええ……怖いですね」
先輩「というわけで、夜まで粘ってみましょうか!」
後輩「はいっ」
先輩「即決だね」
後輩「はい。夜の学校って、ちょっと憧れます」
先輩「そうだよね。なんかワクワクするよね!」
128: 幽霊の噂 2013/02/17(日) 11:40:52.93 ID:5xW2Pd7q0
先輩「……後輩、行った?」
後輩「はい。もう行っちゃいました!」
先輩「よし、じゃあ行くわよー!」
後輩「はい!」
先輩「まあ幽霊なんてのは、何かがそう見えたりしたのを噂で大きくなっちゃったりするのよねー」
後輩「そうですねー」
先輩「まあなんとかなるでしょ! ズンズン進むよー!」
後輩「はいっ」
後輩「はい。もう行っちゃいました!」
先輩「よし、じゃあ行くわよー!」
後輩「はい!」
先輩「まあ幽霊なんてのは、何かがそう見えたりしたのを噂で大きくなっちゃったりするのよねー」
後輩「そうですねー」
先輩「まあなんとかなるでしょ! ズンズン進むよー!」
後輩「はいっ」
129: 幽霊の噂 2013/02/17(日) 11:49:11.64 ID:5xW2Pd7q0
先輩「おーい、幽霊やーい」
後輩「あんまり声出すと、幽霊さんが逃げ出しちゃうかもですよ?」
先輩「臆病な幽霊ねぇ」
後輩「というか、警備員がまだいるかもですから」
先輩「……」
後輩「先輩?」
先輩 コクコク
後輩(あ、声出さなくなっちゃった)
後輩「あんまり声出すと、幽霊さんが逃げ出しちゃうかもですよ?」
先輩「臆病な幽霊ねぇ」
後輩「というか、警備員がまだいるかもですから」
先輩「……」
後輩「先輩?」
先輩 コクコク
後輩(あ、声出さなくなっちゃった)
130: 幽霊の噂 2013/02/17(日) 11:56:22.12 ID:5xW2Pd7q0
先輩「……」
後輩「あはは、そんなに静かにならなくても……」
先輩 ちょいちょい
後輩「はい? 耳貸せってことですか?」
先輩 うんうん
後輩「はい」
先輩「……」こしょこしょ
後輩「ひゃうっ……耳でささやかないでくださいぃ……」
先輩 どきっ
後輩「あはは、そんなに静かにならなくても……」
先輩 ちょいちょい
後輩「はい? 耳貸せってことですか?」
先輩 うんうん
後輩「はい」
先輩「……」こしょこしょ
後輩「ひゃうっ……耳でささやかないでくださいぃ……」
先輩 どきっ
133: 幽霊の噂 2013/02/17(日) 12:15:44.57 ID:5xW2Pd7q0
先輩 はぁはぁ
後輩「せ、先輩、息が荒いですよ」
先輩「後輩が悪いよ……」
後輩「わ、私ですか?」
先輩「それにしても、どんどん進んでるのに幽霊いないわねぇ」
後輩「そうですね」
先輩「やっぱり呼ばないと出てこないのかなー」
後輩「呼んだら来てくれるような律儀な方なんですかね……」
後輩「せ、先輩、息が荒いですよ」
先輩「後輩が悪いよ……」
後輩「わ、私ですか?」
先輩「それにしても、どんどん進んでるのに幽霊いないわねぇ」
後輩「そうですね」
先輩「やっぱり呼ばないと出てこないのかなー」
後輩「呼んだら来てくれるような律儀な方なんですかね……」
136: 幽霊の噂 2013/02/17(日) 12:31:31.26 ID:5xW2Pd7q0
先輩「こうなったらいっその事、幽霊を驚かせよう!」
後輩「なるほど! 先輩らしいです!」
先輩「どこかに隠れるわよー」
後輩「はい!」
先輩「うん……ここがいいわね」
後輩「そうですね」
先輩「……」
後輩「……そういえば、まず幽霊さん見つけてませんよね」
先輩「確かに……」
後輩「なるほど! 先輩らしいです!」
先輩「どこかに隠れるわよー」
後輩「はい!」
先輩「うん……ここがいいわね」
後輩「そうですね」
先輩「……」
後輩「……そういえば、まず幽霊さん見つけてませんよね」
先輩「確かに……」
137: 幽霊の噂 2013/02/17(日) 12:42:42.79 ID:5xW2Pd7q0
先輩「もー、結局噂だったのかなー」
後輩「かもですね」
先輩「うー……」
後輩「そんなに膨れちゃダメですよ」
先輩「じゃあ、帰ろうか」
後輩「そうですね」
「 待 っ て 」
先輩・後輩「!?」
「 う … … う … … 」
先輩・後輩「はわわ……」
「 う ら や ま し ー ! 」
先輩・後輩「きゃああああ出たーーー!!!」
先輩「地味に間違えてるけど、出たー!!」
後輩「かもですね」
先輩「うー……」
後輩「そんなに膨れちゃダメですよ」
先輩「じゃあ、帰ろうか」
後輩「そうですね」
「 待 っ て 」
先輩・後輩「!?」
「 う … … う … … 」
先輩・後輩「はわわ……」
「 う ら や ま し ー ! 」
先輩・後輩「きゃああああ出たーーー!!!」
先輩「地味に間違えてるけど、出たー!!」
139: 幽霊の噂 2013/02/17(日) 12:48:59.77 ID:5xW2Pd7q0
先輩「はぁはぁ……」
後輩「い、いましたね……」
先輩「うん……マジ怖だったね」
後輩「はい……あっ」
先輩「ん?」
後輩「先輩、手、繋いでましたね」
先輩「あー……ついつい怖くて握っちゃった」
後輩「……えへへ、いつでも握ってもいいんですよ?」
先輩「じゃあ帰りは手繋いで帰ろっかー!」
後輩「はい♪」
後輩「い、いましたね……」
先輩「うん……マジ怖だったね」
後輩「はい……あっ」
先輩「ん?」
後輩「先輩、手、繋いでましたね」
先輩「あー……ついつい怖くて握っちゃった」
後輩「……えへへ、いつでも握ってもいいんですよ?」
先輩「じゃあ帰りは手繋いで帰ろっかー!」
後輩「はい♪」
140: 部活らしいこと 2013/02/17(日) 13:03:46.64 ID:5xW2Pd7q0
先輩「今日は部活らしいことしよっか」
後輩「はい」
先輩「じゃあ、そっち持って」
後輩「このゴムをですか? はい」
先輩「咥えて」
後輩「は、はい……はむっ」
先輩「はむっ」
後輩「……」
先輩「はひ、はまみめ!」(はい! 離して!)
後輩「はみっ」
ビターン
先輩「いたー!」
先輩「あー、ゴムは痛い痛い!」
後輩(部活らしいこと……?)
後輩「はい」
先輩「じゃあ、そっち持って」
後輩「このゴムをですか? はい」
先輩「咥えて」
後輩「は、はい……はむっ」
先輩「はむっ」
後輩「……」
先輩「はひ、はまみめ!」(はい! 離して!)
後輩「はみっ」
ビターン
先輩「いたー!」
先輩「あー、ゴムは痛い痛い!」
後輩(部活らしいこと……?)
145: ドーナツゲーム 2013/02/17(日) 13:59:20.50 ID:5xW2Pd7q0
先輩「後輩!ドーナツ食べる!?」
後輩「食べます!」
先輩「しかし、一個しかありません! ということはぁ?」
後輩「半分こですね!」
先輩「あまぁい! ドーナツよりあまぁい!」
後輩「は、はい!?」
先輩「ドーナツあったらポッキーゲームッ!」
後輩「ドーナツで……!?」
後輩「食べます!」
先輩「しかし、一個しかありません! ということはぁ?」
後輩「半分こですね!」
先輩「あまぁい! ドーナツよりあまぁい!」
後輩「は、はい!?」
先輩「ドーナツあったらポッキーゲームッ!」
後輩「ドーナツで……!?」
149: ドーナツゲーム 2013/02/17(日) 14:36:14.91 ID:5xW2Pd7q0
先輩「じゃあそっちがわから食べて」
後輩「はい!」
先輩「あわよくば百合展開に!」
後輩「はいっ!」
先輩「じゃあやるわよ! はむっ」
後輩「はむっ!」
先輩「うん、半分こしよっか」
後輩「はい」
後輩「はい!」
先輩「あわよくば百合展開に!」
後輩「はいっ!」
先輩「じゃあやるわよ! はむっ」
後輩「はむっ!」
先輩「うん、半分こしよっか」
後輩「はい」
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