1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 00:38:17.13 ID:UBxtuV3j0
ルル「……」
C.C.「わざとじゃなかったんだ。許せ」
ルル「……ナナリー」
C.C.「勝手にPCを使ってしまって悪かったと思っているよ」
ルル「……ううっ!」
C.C.「わざとじゃなかったんだ。許せ」
ルル「……ナナリー」
C.C.「勝手にPCを使ってしまって悪かったと思っているよ」
ルル「……ううっ!」
引用元: ・C.C.「そんなに怒るな」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 00:40:35.52 ID:UBxtuV3j0
ルル「俺が……必死で集めたのに……」
C.C.「ナナリーの画像や動画など、助け出せば問題ないだろう?」
ルル「もう……もう手に入らない……」
C.C.「睨むなルルーシュ」
ルル「……ナナリーっ……!」
C.C.「……」
ルル「……グスッ!」
C.C.「ナナリーの画像や動画など、助け出せば問題ないだろう?」
ルル「もう……もう手に入らない……」
C.C.「睨むなルルーシュ」
ルル「……ナナリーっ……!」
C.C.「……」
ルル「……グスッ!」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 00:42:25.56 ID:UBxtuV3j0
ルル「……」
C.C.「……ようやく泣き止んだか」
ルル「……」
C.C.「しかし、お前のシスコンぶりには呆れたよ」
ルル「……」
C.C.「たかが画像を消したくr」
ルル「たかが画像だとっ!?」
C.C.「!?」
C.C.「……ようやく泣き止んだか」
ルル「……」
C.C.「しかし、お前のシスコンぶりには呆れたよ」
ルル「……」
C.C.「たかが画像を消したくr」
ルル「たかが画像だとっ!?」
C.C.「!?」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 00:44:30.75 ID:UBxtuV3j0
ルル「いいかC.C.、よく聞け!」
C.C.「あ、ああ」
ルル「俺はナナリーが大好きだ! 世界で一番、いや、
比べるもののない程愛している!」
C.C.「そ、そうか」
ルル「本来なら、今の時間は寝ているナナリーの寝顔を見て、
布団をかけなおし、ほっこりしている時間なんだ!」
C.C.「……」
C.C.「あ、ああ」
ルル「俺はナナリーが大好きだ! 世界で一番、いや、
比べるもののない程愛している!」
C.C.「そ、そうか」
ルル「本来なら、今の時間は寝ているナナリーの寝顔を見て、
布団をかけなおし、ほっこりしている時間なんだ!」
C.C.「……」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 00:47:47.37 ID:UBxtuV3j0
ルル「しかし、俺とナナリーは引き離され、
俺は自らの布団をかけなおし、枕を濡らす事しか出来ないでいた……」
C.C.「……それは少し気持ち悪いぞ」
ルル「だが! 俺はその寂しさを紛らわす事の出来る物を手に入れた!」
C.C.「それがナナリーの画像や動画というわけか?」
ルル「そうだ。しかも、総督としての勤めを立派に果たしている、
愛らしくも、兄として誇らしい素晴らしい姿のものだ」
C.C.「……」
ルル「それを! C.C.、お前が消したんだ!」
俺は自らの布団をかけなおし、枕を濡らす事しか出来ないでいた……」
C.C.「……それは少し気持ち悪いぞ」
ルル「だが! 俺はその寂しさを紛らわす事の出来る物を手に入れた!」
C.C.「それがナナリーの画像や動画というわけか?」
ルル「そうだ。しかも、総督としての勤めを立派に果たしている、
愛らしくも、兄として誇らしい素晴らしい姿のものだ」
C.C.「……」
ルル「それを! C.C.、お前が消したんだ!」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 00:50:51.12 ID:UBxtuV3j0
ルル「一つだけ聞いてやろう。
C.C.、お前は俺のPCで何をしようとしたんだ?」
C.C.「……ソリティア」
ルル「そ、そそ、ソリティア!? お前がソリティアをやりたいがために、
俺の癒しが失われたというのか!?」
C.C.「……まあ、気にするな。全てのものは自然と失われるものだ」
ルル「これは人為的な、お前のせいだろうが!」
C.C.「……」
C.C.、お前は俺のPCで何をしようとしたんだ?」
C.C.「……ソリティア」
ルル「そ、そそ、ソリティア!? お前がソリティアをやりたいがために、
俺の癒しが失われたというのか!?」
C.C.「……まあ、気にするな。全てのものは自然と失われるものだ」
ルル「これは人為的な、お前のせいだろうが!」
C.C.「……」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 00:53:18.04 ID:UBxtuV3j0
C.C.「……大体だな、お前の管理がなっていないのが悪い」
ルル「……な、何?」
C.C.「そんなに大事なものなら、常に持ち歩いておけシスコン」
ルル「逆切れ……だと……!?」
C.C.「私が何か間違った事を言ったか? なあ、ルルーシュ」
ルル「……」
ルル「……今度ばかりは許さんぞ、C.C.」
ルル「……な、何?」
C.C.「そんなに大事なものなら、常に持ち歩いておけシスコン」
ルル「逆切れ……だと……!?」
C.C.「私が何か間違った事を言ったか? なあ、ルルーシュ」
ルル「……」
ルル「……今度ばかりは許さんぞ、C.C.」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 00:56:01.12 ID:UBxtuV3j0
C.C.「許さんだと? お前が私に何か出来るとでも思っているのか?」
ルル「……」
ルル「……その言葉、後悔させてやるぞ」
C.C.「!」ゾクリ
C.C.「な、何をする気だ?」
ルル「……お前は俺の心を攻撃してきた。ならば、
俺も報復としてお前の心を攻撃してやろう」
C.C.「……」
C.C.「私の心を攻撃する、だと?」
ルル「……」
ルル「……その言葉、後悔させてやるぞ」
C.C.「!」ゾクリ
C.C.「な、何をする気だ?」
ルル「……お前は俺の心を攻撃してきた。ならば、
俺も報復としてお前の心を攻撃してやろう」
C.C.「……」
C.C.「私の心を攻撃する、だと?」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 00:59:09.16 ID:UBxtuV3j0
C.C.「ふふっ! ルルーシュ。私がお前ごときの言葉で揺らぐとでも?」
ルル「……謝るのなら今のうちだぞ。
今ならば、まだ間に合う」
C.C.「ごめんご」
ルル「……」
ルル「……いいだろう! お前の意思、ハッキリと伝わった!」
C.C.「……ふん、いきがるなよボウヤ」
ルル「これはどちらかが泣いて謝罪するまで終わることの無い……」
ルル「……」
ルル「戦争だ!」
ルル「……謝るのなら今のうちだぞ。
今ならば、まだ間に合う」
C.C.「ごめんご」
ルル「……」
ルル「……いいだろう! お前の意思、ハッキリと伝わった!」
C.C.「……ふん、いきがるなよボウヤ」
ルル「これはどちらかが泣いて謝罪するまで終わることの無い……」
ルル「……」
ルル「戦争だ!」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 01:02:27.27 ID:UBxtuV3j0
翌朝、斑鳩・艦橋
C.C.「ふあぁ……あ」
C.C.(戦争と言っていたがルルーシュめ。何をしてくるつもりだ?)
C.C.(まあ、私にはあいつの策など……)
……ジーッ
C.C.「?」
サッ!
C.C.「……」
C.C.(……なんだ?)
C.C.(今、視線を感じたような気がしたが……)
C.C.(気のせいだろうか?)
C.C.「ふあぁ……あ」
C.C.(戦争と言っていたがルルーシュめ。何をしてくるつもりだ?)
C.C.(まあ、私にはあいつの策など……)
……ジーッ
C.C.「?」
サッ!
C.C.「……」
C.C.(……なんだ?)
C.C.(今、視線を感じたような気がしたが……)
C.C.(気のせいだろうか?)
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 01:06:22.47 ID:UBxtuV3j0
斑鳩・廊下
C.C.(艦橋で感じた視線は一体……)
玉城「あっ」
C.C.「……なんだ、玉城か」
玉城「お、おう……ゴクリ」ジーッ
C.C.「おい、どこを見ている?」
玉城「い、いや! 何でもねえよ!? ●、●、ふとももなんか見てねえよ!?」
C.C.「……下衆が」
玉城「あわ、お、じ、じゃあな!」ダッ!
C.C.「……」
C.C.(今の玉城の視線……艦橋で感じたものと同じだったな)
C.C.(艦橋で感じた視線は一体……)
玉城「あっ」
C.C.「……なんだ、玉城か」
玉城「お、おう……ゴクリ」ジーッ
C.C.「おい、どこを見ている?」
玉城「い、いや! 何でもねえよ!? ●、●、ふとももなんか見てねえよ!?」
C.C.「……下衆が」
玉城「あわ、お、じ、じゃあな!」ダッ!
C.C.「……」
C.C.(今の玉城の視線……艦橋で感じたものと同じだったな)
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 01:09:10.23 ID:UBxtuV3j0
個室
C.C.「……」
C.C.「……ここに辿りつくまで、
何度あの視線に晒されたかわからんな」
C.C.「……」
C.C.「……正直、疲れる」
パシュン!
ゼロ「……くくく! どうした、疲れているようだなC.C.?」
C.C.「……ルルーシュ」
C.C.「……」
C.C.「……ここに辿りつくまで、
何度あの視線に晒されたかわからんな」
C.C.「……」
C.C.「……正直、疲れる」
パシュン!
ゼロ「……くくく! どうした、疲れているようだなC.C.?」
C.C.「……ルルーシュ」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 01:12:50.13 ID:UBxtuV3j0
C.C.「何、今日は皆の視線を感じたからな。
人気者は辛いよ」
ルル「……人気者、か」
C.C.「ああ、そうだ。私のこの美貌が視線をひきつけるのは当然だろう?」
ルル「……果たして、本当にそれだけかな?」
C.C.「……何だと?」
ルル「おかしいとは思わないのか?
何故、今日に限って皆の視線を感じるのかを」
C.C.「……」
C.C.「……おい、ルルーシュ。まさかお前の仕業か?」
ルル「察しがいいな。さすが俺の共犯者だ」
人気者は辛いよ」
ルル「……人気者、か」
C.C.「ああ、そうだ。私のこの美貌が視線をひきつけるのは当然だろう?」
ルル「……果たして、本当にそれだけかな?」
C.C.「……何だと?」
ルル「おかしいとは思わないのか?
何故、今日に限って皆の視線を感じるのかを」
C.C.「……」
C.C.「……おい、ルルーシュ。まさかお前の仕業か?」
ルル「察しがいいな。さすが俺の共犯者だ」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 01:16:29.29 ID:UBxtuV3j0
C.C.「……ルルーシュお前、何をした」
ルル「何、俺は少しばかり話しの種を与えただけだ」
C.C.「話の種、だと?」
ルル「ああ、そうだ。C.C.、戦闘において大きな割合を占めるのは何だ?」
C.C.「……それは……戦力か?」
ルル「違うな。戦闘において重要なのは、情報だよ」
C.C.「……情報、だと?」
ルル「何、俺は少しばかり話しの種を与えただけだ」
C.C.「話の種、だと?」
ルル「ああ、そうだ。C.C.、戦闘において大きな割合を占めるのは何だ?」
C.C.「……それは……戦力か?」
ルル「違うな。戦闘において重要なのは、情報だよ」
C.C.「……情報、だと?」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 01:19:21.31 ID:UBxtuV3j0
ルル「C.C.。もし俺がお前に暴言を吐いたとしてもお前には通じんだろう?」
C.C.「まあな」
ルル「それに、殴りかかった所で結果は見えている」
C.C.「そうだな。私が根を上げる前に、
お前の骨が悲鳴をあげるだろうよ」
ルル「……今俺が言ったことが戦力だ」
C.C.「ふむ。ならば、情報とはなんだ?」
ルル「それはなC.C.。お前に関しての事だ」
C.C.「……」
C.C.「私に関して?」
C.C.「まあな」
ルル「それに、殴りかかった所で結果は見えている」
C.C.「そうだな。私が根を上げる前に、
お前の骨が悲鳴をあげるだろうよ」
ルル「……今俺が言ったことが戦力だ」
C.C.「ふむ。ならば、情報とはなんだ?」
ルル「それはなC.C.。お前に関しての事だ」
C.C.「……」
C.C.「私に関して?」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 01:23:25.84 ID:UBxtuV3j0
C.C.「ルルーシュ。お前、私に関する事を話したらお前にまで被害がいくぞ?」
ルル「何、大したことは言っていないさ」
C.C.「ならば、お前は私について何を話したんだ?」
ルル「……くくく! 気になるか?」
C.C.「……まあな」
ルル「俺は給湯室で栄養ドリンクを取り、こう言っただけさ……」
C.C.「……」
ルル「……『昨晩もC.C.が寝かせてくれなくて寝不足だ』とな」
C.C.「んなっ!?」
ルル「何、大したことは言っていないさ」
C.C.「ならば、お前は私について何を話したんだ?」
ルル「……くくく! 気になるか?」
C.C.「……まあな」
ルル「俺は給湯室で栄養ドリンクを取り、こう言っただけさ……」
C.C.「……」
ルル「……『昨晩もC.C.が寝かせてくれなくて寝不足だ』とな」
C.C.「んなっ!?」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 01:27:11.04 ID:UBxtuV3j0
C.C.「お前、そんなデタラメを……」
ルル「デタラメじゃないさ」
C.C.「お前が言ったことには一切真実が含まれていない」
ルル「いいや。実際、お前がナナリーの画像を消してくれたおかげで、
俺はほとんど眠る事が出来なかった」
C.C.「……」
ルル「これは、お前のせいだろう?」
C.C.「……汚いやり口だな、ルルーシュ」
ルル「……くくっ!」
ルル「……ふはははははは! お褒めに預かり光栄だよ、C.C.!」
ルル「デタラメじゃないさ」
C.C.「お前が言ったことには一切真実が含まれていない」
ルル「いいや。実際、お前がナナリーの画像を消してくれたおかげで、
俺はほとんど眠る事が出来なかった」
C.C.「……」
ルル「これは、お前のせいだろう?」
C.C.「……汚いやり口だな、ルルーシュ」
ルル「……くくっ!」
ルル「……ふはははははは! お褒めに預かり光栄だよ、C.C.!」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 01:30:13.45 ID:UBxtuV3j0
ルル「人の噂とは尾ヒレがつくものだ。特に、色恋に関してはな」
C.C.「……ルルーシュ。お前の言葉を誰が聞いていた?」
ルル「何、たったの四人さ」
C.C.「……誰だ」
ルル「ディートハルト、あとはオペレーターの三人だ」
C.C.「……」
C.C.「……最悪だ」
C.C.「……ルルーシュ。お前の言葉を誰が聞いていた?」
ルル「何、たったの四人さ」
C.C.「……誰だ」
ルル「ディートハルト、あとはオペレーターの三人だ」
C.C.「……」
C.C.「……最悪だ」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 01:34:59.21 ID:UBxtuV3j0
ルル「ディートハルトは、俺とお前の関係が良好なのをアピールするために、
あえて噂を広めるかもしれん」
ルル「集団の長の女性関係が安定しているという事は、
長、すなわち俺、ゼロの精神が安定していると暗にアピールする事にもなる」
C.C.「……」
ルル「それに、特定の相手がいないオペレーターの三名は、
この話題を喜んでするだろうな」
ルル「閉じられた空間で、女性が暇を潰すのに最適なのが色恋話だ。
……俺はそれをアシュフォードで嫌という程学んだ」
ルル「きっと……いや、ほぼ確実に他の女性団員には知れ渡っているだろうな」
C.C.「……」
C.C.「……なんという事だ」
あえて噂を広めるかもしれん」
ルル「集団の長の女性関係が安定しているという事は、
長、すなわち俺、ゼロの精神が安定していると暗にアピールする事にもなる」
C.C.「……」
ルル「それに、特定の相手がいないオペレーターの三名は、
この話題を喜んでするだろうな」
ルル「閉じられた空間で、女性が暇を潰すのに最適なのが色恋話だ。
……俺はそれをアシュフォードで嫌という程学んだ」
ルル「きっと……いや、ほぼ確実に他の女性団員には知れ渡っているだろうな」
C.C.「……」
C.C.「……なんという事だ」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 01:38:20.96 ID:UBxtuV3j0
C.C.「……」ガタッ
ルル「どうしたC.C.。どこへ行くつもりだ?」
C.C.「お前が行った情報操作を逆手に取る」
ルル「ほう?」
C.C.「本当は、ゼロが私にせがんでせがんで仕方が無い、
そう噂を流してやろう」
ルル「くくく、そうか。やってみると良い」
C.C.「……随分余裕だな」
ルル「ああ、そうさ」
ルル「……俺は、“ゼロ”だからな」
ルル「どうしたC.C.。どこへ行くつもりだ?」
C.C.「お前が行った情報操作を逆手に取る」
ルル「ほう?」
C.C.「本当は、ゼロが私にせがんでせがんで仕方が無い、
そう噂を流してやろう」
ルル「くくく、そうか。やってみると良い」
C.C.「……随分余裕だな」
ルル「ああ、そうさ」
ルル「……俺は、“ゼロ”だからな」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 01:41:45.37 ID:UBxtuV3j0
斑鳩・廊下
C.C.「ああ言って部屋を出たはいいものの、まずどう行動すべきか……」
C.C.(……それに、あいつの妙な自信は何だ?)
C.C.(……)
C.C.(……まあいい。これ以上不愉快な視線を向けられるのは疲れるからな)
C.C.「とりあえず、誰から話せば……」
千葉「あっ!」
C.C.「千葉か。良い所に現れてくれた」
C.C.「ああ言って部屋を出たはいいものの、まずどう行動すべきか……」
C.C.(……それに、あいつの妙な自信は何だ?)
C.C.(……)
C.C.(……まあいい。これ以上不愉快な視線を向けられるのは疲れるからな)
C.C.「とりあえず、誰から話せば……」
千葉「あっ!」
C.C.「千葉か。良い所に現れてくれた」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 01:45:41.16 ID:UBxtuV3j0
千葉「わ、私もお前を探していたんだ」
C.C.「ほう? お前が私に用があるとは珍しいな」
千葉「そ、それは……そのだな……。
お、お前も私に用があったんじゃないのか?」
C.C.「いや、私の話は後で良い。今はお前の用とやらに興味がある」
千葉「そ、そうか……」
C.C.「何だ? 話してみろ」
千葉「あ、う……」モジモジ
C.C.「? 何をモジモジしている。愛の告白でもするつもりか?」
千葉「ち、違う!」
C.C.「ほう? お前が私に用があるとは珍しいな」
千葉「そ、それは……そのだな……。
お、お前も私に用があったんじゃないのか?」
C.C.「いや、私の話は後で良い。今はお前の用とやらに興味がある」
千葉「そ、そうか……」
C.C.「何だ? 話してみろ」
千葉「あ、う……」モジモジ
C.C.「? 何をモジモジしている。愛の告白でもするつもりか?」
千葉「ち、違う!」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 01:48:56.71 ID:UBxtuV3j0
C.C.「ならば何だ」
千葉「お、お前……は……」
C.C.「私は?」
千葉「ゼロに……そのだな……えっと」
C.C.「ゼロに?」
千葉「……む、むうぅ」
C.C.「ハッキリと言え。だらしがないぞ」
千葉「……」
千葉「!」キリッ!
千葉「C.C.、お前はゼロに、夜の睦み事をどうやってせがんでいるんだ!?」
C.C.「……」
C.C.「はい?」
千葉「お、お前……は……」
C.C.「私は?」
千葉「ゼロに……そのだな……えっと」
C.C.「ゼロに?」
千葉「……む、むうぅ」
C.C.「ハッキリと言え。だらしがないぞ」
千葉「……」
千葉「!」キリッ!
千葉「C.C.、お前はゼロに、夜の睦み事をどうやってせがんでいるんだ!?」
C.C.「……」
C.C.「はい?」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 01:52:58.90 ID:UBxtuV3j0
C.C.「ま、待て待て」
千葉「いいや、これ以上待てん! 藤堂さんは朴念仁すぎる!」
C.C.「は、はぁ。そうか」
千葉「ともに死線をくぐり抜けて来た男女の間には、
連帯感以上のものが生まれてもおかしくはない。そうだろう!?」
C.C.「それは……まあ、そうかもしれんな」
千葉「そうなんだ! なのに、私がこんなにも積極的に
なっているというのにあの人ときたら……!」
C.C.「……大変だな」
千葉「大変なんだ! とても!」
千葉「いいや、これ以上待てん! 藤堂さんは朴念仁すぎる!」
C.C.「は、はぁ。そうか」
千葉「ともに死線をくぐり抜けて来た男女の間には、
連帯感以上のものが生まれてもおかしくはない。そうだろう!?」
C.C.「それは……まあ、そうかもしれんな」
千葉「そうなんだ! なのに、私がこんなにも積極的に
なっているというのにあの人ときたら……!」
C.C.「……大変だな」
千葉「大変なんだ! とても!」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 01:56:31.53 ID:UBxtuV3j0
千葉「どうしたら良いと思う? なあ、なあ!?」
C.C.「落ち着け。落ち着け千葉!」
千葉「私の魅力が足りていないからか!?
それとも藤堂さんは、だ、男色家なのか!?」
C.C.「大丈夫、大丈夫だから落ち着け千葉。
それに、今の言葉を聞いたら藤堂が泣くぞ」
千葉「どうしたら……いいんだ……!」
C.C.「……まあ、藤堂の様な男だったら多分……」
千葉「何か策があるのか!?」
C.C.「策という程の事でも……ええい、落ち着け千葉!」
C.C.「落ち着け。落ち着け千葉!」
千葉「私の魅力が足りていないからか!?
それとも藤堂さんは、だ、男色家なのか!?」
C.C.「大丈夫、大丈夫だから落ち着け千葉。
それに、今の言葉を聞いたら藤堂が泣くぞ」
千葉「どうしたら……いいんだ……!」
C.C.「……まあ、藤堂の様な男だったら多分……」
千葉「何か策があるのか!?」
C.C.「策という程の事でも……ええい、落ち着け千葉!」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 02:01:10.85 ID:UBxtuV3j0
C.C.「……とまぁ、こんな具合にしてみたらどうだろうか?」
千葉「な、なる程! 確かにそれなら藤堂さんでも……ジュルリ」
C.C.「涎をすするな」
千葉「す、すまないな。……手間を取らせた」
C.C.「ああ、この程度なら構わんさ」
千葉「よし! 早速お前に言われた事を試してみよう!
さすがおねだり上手だな、C.C.!」
C.C.「お、おねだり上手だと?」
千葉「待っていてください藤堂さん! 今すぐ行きますからね!」
ダッ!
C.C.「あ、おい!」
C.C.「……」
C.C.「……もう見えなくなってしまった」
千葉「な、なる程! 確かにそれなら藤堂さんでも……ジュルリ」
C.C.「涎をすするな」
千葉「す、すまないな。……手間を取らせた」
C.C.「ああ、この程度なら構わんさ」
千葉「よし! 早速お前に言われた事を試してみよう!
さすがおねだり上手だな、C.C.!」
C.C.「お、おねだり上手だと?」
千葉「待っていてください藤堂さん! 今すぐ行きますからね!」
ダッ!
C.C.「あ、おい!」
C.C.「……」
C.C.「……もう見えなくなってしまった」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 02:05:55.76 ID:UBxtuV3j0
C.C.「……誰がおねだり上手だ、誰が」
C.C.「……」
C.C.(しかし、ルルーシュの流した噂が四聖剣の千葉にまで広まっているとはな)
C.C.(……くそっ、厄介な事になった)
C.C.(……む、あれは)
C.C.「天子ではないか」
天子「あっ、探していたんですよ」
C.C.「……」
C.C.(また……か)
C.C.「……」
C.C.(しかし、ルルーシュの流した噂が四聖剣の千葉にまで広まっているとはな)
C.C.(……くそっ、厄介な事になった)
C.C.(……む、あれは)
C.C.「天子ではないか」
天子「あっ、探していたんですよ」
C.C.「……」
C.C.(また……か)
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 02:08:45.47 ID:UBxtuV3j0
天子「……というわけなの」
C.C.「星刻が結婚の約束をしてくれない、と」
天子「……しんくー、わたしのことがキライなのかしら……」ウルッ
C.C.「ああ、泣くな泣くな!」
天子「でもぉ……!」ウルウルッ!
C.C.「……天子、まずは焦りをなくす事が重要だと思うぞ」
天子「えっ?」
C.C.「星刻が結婚の約束をしてくれない、と」
天子「……しんくー、わたしのことがキライなのかしら……」ウルッ
C.C.「ああ、泣くな泣くな!」
天子「でもぉ……!」ウルウルッ!
C.C.「……天子、まずは焦りをなくす事が重要だと思うぞ」
天子「えっ?」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 02:14:01.60 ID:UBxtuV3j0
C.C.「奴は、星刻はお前の事が嫌いなわけではないと思うぞ。
むしろ、溺愛しているように私には見えるがね」
天子「そ、そうかしら?」
C.C.「そうだとも。でなければ、国を捨てる覚悟など出来まい」
天子「……」
C.C.「だから、今は焦らず、ゆっくりと大人になるのを待つ事だな。
星刻は、きっと待ってくれると思うぞ」
天子「……ありがとう」ニコッ
C.C.「ふふっ! やっと笑ってくれたな」
天子「さすが、まいばんゼロに愛されてる、
おとなのおんなのひとはちがうわ」
C.C.「……」
天子「いみはわからないけど、きっとステキなことなんでしょう?」
C.C.「……」
C.C.「ああ、まあ、ね……」
むしろ、溺愛しているように私には見えるがね」
天子「そ、そうかしら?」
C.C.「そうだとも。でなければ、国を捨てる覚悟など出来まい」
天子「……」
C.C.「だから、今は焦らず、ゆっくりと大人になるのを待つ事だな。
星刻は、きっと待ってくれると思うぞ」
天子「……ありがとう」ニコッ
C.C.「ふふっ! やっと笑ってくれたな」
天子「さすが、まいばんゼロに愛されてる、
おとなのおんなのひとはちがうわ」
C.C.「……」
天子「いみはわからないけど、きっとステキなことなんでしょう?」
C.C.「……」
C.C.「ああ、まあ、ね……」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 02:18:01.36 ID:UBxtuV3j0
C.C.「……」
C.C.「くそっ! 天子にまで噂が広まっているのか!」
C.C.(しかし、かわいらしい悩みで助かったな)
C.C.(……)
C.C.(だが、今までの話を総合すると、
私はおねだり上手で、しかも、毎晩せがんでいるような事になっているのか)
C.C.(これは……)
C.C.「……」
C.C.「少々どころか、かなり厄介な事をしてくれたなアイツめ」
C.C.「くそっ! 天子にまで噂が広まっているのか!」
C.C.(しかし、かわいらしい悩みで助かったな)
C.C.(……)
C.C.(だが、今までの話を総合すると、
私はおねだり上手で、しかも、毎晩せがんでいるような事になっているのか)
C.C.(これは……)
C.C.「……」
C.C.「少々どころか、かなり厄介な事をしてくれたなアイツめ」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 02:22:57.40 ID:UBxtuV3j0
C.C.「これは……どうすr」
キュィィン!
C.C.「!?」
C.C.(ギアスが発動している!?)
??「ぎぃぃぃ~~~っ!」
C.C.「うわっ!?」サッ
??「……よく避けましたね。でも、次ははずしませんよ?」
C.C.「……どういうつもりだ」
??「……」
C.C.「ロロ!」
ロロ「……ふふふ」
キュィィン!
C.C.「!?」
C.C.(ギアスが発動している!?)
??「ぎぃぃぃ~~~っ!」
C.C.「うわっ!?」サッ
??「……よく避けましたね。でも、次ははずしませんよ?」
C.C.「……どういうつもりだ」
??「……」
C.C.「ロロ!」
ロロ「……ふふふ」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 02:27:41.14 ID:UBxtuV3j0
ロロ「いえ、妙な噂を聞いたんですよ」
C.C.「……ほう」
ロロ「毎晩貴方が兄さんにせ、せせ、xxxxを求めていると!
し、しし、しかもももも!」
C.C.「しかも……何だ?」
ロロ「ひ、●●を拒んでいるっていうじゃないですか!?
子供が欲しいんですか!? 兄さんとの子供が!」
C.C.「落ち着け。あまり大きな声を出すと他にバレるぞ」
ロロ「許さない……許さない……! 兄さんの家族は、僕だけでいいんだ……!」
C.C.「……ほう」
ロロ「毎晩貴方が兄さんにせ、せせ、xxxxを求めていると!
し、しし、しかもももも!」
C.C.「しかも……何だ?」
ロロ「ひ、●●を拒んでいるっていうじゃないですか!?
子供が欲しいんですか!? 兄さんとの子供が!」
C.C.「落ち着け。あまり大きな声を出すと他にバレるぞ」
ロロ「許さない……許さない……! 兄さんの家族は、僕だけでいいんだ……!」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 02:30:42.61 ID:UBxtuV3j0
C.C.(駄目だ……怒りに我を忘れている)
ロロ「兄さん……夜の相手は僕がしますからこんな女なんかに……!」
C.C.(……私にギアスが効かないという事も忘れていたようだからな)
ロロ「今度こそギアスで動きを止めて、確実にやる……!」
C.C.(……さて、どうしたものかな)
ロロ「ギ、ギギギ!」
ロロ「兄さん……夜の相手は僕がしますからこんな女なんかに……!」
C.C.(……私にギアスが効かないという事も忘れていたようだからな)
ロロ「今度こそギアスで動きを止めて、確実にやる……!」
C.C.(……さて、どうしたものかな)
ロロ「ギ、ギギギ!」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 02:34:41.43 ID:UBxtuV3j0
C.C.「……ロロ」
ロロ「な、なんですか魔女さん? いいえ、悪魔! 乱悪魔!」
C.C.「……今はその言葉は捨て置いてやる。
私はお前に伝える事があったんだ」
ロロ「それはなんですか? 遺言ですか?」
C.C.「……何、ルルーシュがお前の事を探していたぞ、とな」
ロロ「!? に、兄さんが……僕を!?」
C.C.(……かかった)
C.C.「ああ、そうだとも。お前をだよ、ロロ」
ロロ「な、なんですか魔女さん? いいえ、悪魔! 乱悪魔!」
C.C.「……今はその言葉は捨て置いてやる。
私はお前に伝える事があったんだ」
ロロ「それはなんですか? 遺言ですか?」
C.C.「……何、ルルーシュがお前の事を探していたぞ、とな」
ロロ「!? に、兄さんが……僕を!?」
C.C.(……かかった)
C.C.「ああ、そうだとも。お前をだよ、ロロ」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 02:38:59.58 ID:UBxtuV3j0
ロロ「そ、そんな嘘に騙されるわけが……」
C.C.「嘘だと思うのならそれでいい。
アイツの信用を失うのはお前だからな」
ロロ「僕が兄さんの信用を失う? あ、有り得ない!」
C.C.「いいや、わからんぞ。なにやら緊急の用事だったからな」
ロロ「緊急の用事だったら館内放送で呼び出せば……」
C.C.「誰にも知られたくない用事だったのではないか?」
ロロ「!」
C.C.「さあ、アイツが困っているかもしれないぞ」
ロロ「あ……うああ……」
C.C.「どうする?」
C.C.「嘘だと思うのならそれでいい。
アイツの信用を失うのはお前だからな」
ロロ「僕が兄さんの信用を失う? あ、有り得ない!」
C.C.「いいや、わからんぞ。なにやら緊急の用事だったからな」
ロロ「緊急の用事だったら館内放送で呼び出せば……」
C.C.「誰にも知られたくない用事だったのではないか?」
ロロ「!」
C.C.「さあ、アイツが困っているかもしれないぞ」
ロロ「あ……うああ……」
C.C.「どうする?」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 02:43:10.97 ID:UBxtuV3j0
C.C.「……」
C.C.(なんとか追い払う事が出来たか)
C.C.(しかし……どこまで噂は大きくなっているんだ?)
C.C.(毎晩……私から……●●をせずに……か)
C.C.(……)
C.C.(騎士団内で、私は 乱女の扱いを受けているわけか)
「ぎぃぃぃぃぃぃぃ~~~っ!!」
C.C.「!」
C.C.(まずい、ロロが戻ってきた!)
C.C.(どこかに隠れなくては!)
C.C.(なんとか追い払う事が出来たか)
C.C.(しかし……どこまで噂は大きくなっているんだ?)
C.C.(毎晩……私から……●●をせずに……か)
C.C.(……)
C.C.(騎士団内で、私は 乱女の扱いを受けているわけか)
「ぎぃぃぃぃぃぃぃ~~~っ!!」
C.C.「!」
C.C.(まずい、ロロが戻ってきた!)
C.C.(どこかに隠れなくては!)
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 02:50:10.77 ID:UBxtuV3j0
C.C.「……はぁ……はぁ」
C.C.「とっさに逃げ込んだが……この部屋は?」
C.C.「妙に薄暗いが……」
??「おい、貴様。何者だ」
C.C.「……誰かいるのか? 薄暗くて良く……」
C.C.「!」
C.C.「……まさか、こんな状況で会うとはな、コーネリア」
コーネリア「こんな状況というのは、私を嘲るつもりか?……C.C.」
C.C.「とっさに逃げ込んだが……この部屋は?」
C.C.「妙に薄暗いが……」
??「おい、貴様。何者だ」
C.C.「……誰かいるのか? 薄暗くて良く……」
C.C.「!」
C.C.「……まさか、こんな状況で会うとはな、コーネリア」
コーネリア「こんな状況というのは、私を嘲るつもりか?……C.C.」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 02:53:52.08 ID:UBxtuV3j0
C.C.「ほう、私の事を知っているとはな」
コーネリア「教団の資料で嫌と言う程顔を見ているからな」
C.C.「ふふっ! それはどうも」
コーネリア「それに……ジェレミアからも話は聞いている」
C.C.「オレンジくんから? 私の事をだと?」
コーネリア「……ああ」
C.C.「何を聞いているのか興味があるな。聞かせてもらえないか?」
コーネリア「……」
コーネリア「ルルーシュの……子を身篭っていると聞いている」
C.C.「……」
C.C.「……すまん、よく聞こえなかった」
コーネリア「教団の資料で嫌と言う程顔を見ているからな」
C.C.「ふふっ! それはどうも」
コーネリア「それに……ジェレミアからも話は聞いている」
C.C.「オレンジくんから? 私の事をだと?」
コーネリア「……ああ」
C.C.「何を聞いているのか興味があるな。聞かせてもらえないか?」
コーネリア「……」
コーネリア「ルルーシュの……子を身篭っていると聞いている」
C.C.「……」
C.C.「……すまん、よく聞こえなかった」
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 02:57:50.48 ID:UBxtuV3j0
コーネリア「三ヶ月……なんだろう?」
C.C.「ま、待て待て待て!」
コーネリア「……確かに私は奴を、ルルーシュを許さん」
C.C.「今はそんな話をしていないだろう!?」
コーネリア「……だが、あれでも奴は私の弟だ。
それに、生まれてくる子に罪はない」
C.C.「っ、だから……!」
コーネリア「“こう”なっていなければ……祝福してやったのだがな」
C.C.「……」
C.C.(……なんだ)
C.C.(なんなんだ、この言い出しにくい状況は……!)
C.C.「ま、待て待て待て!」
コーネリア「……確かに私は奴を、ルルーシュを許さん」
C.C.「今はそんな話をしていないだろう!?」
コーネリア「……だが、あれでも奴は私の弟だ。
それに、生まれてくる子に罪はない」
C.C.「っ、だから……!」
コーネリア「“こう”なっていなければ……祝福してやったのだがな」
C.C.「……」
C.C.(……なんだ)
C.C.(なんなんだ、この言い出しにくい状況は……!)
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 03:04:39.92 ID:UBxtuV3j0
C.C.「あ~……」
コーネリア「……一つだけ忠告しておく。不老不死とは言え体には気をつけろ。
今は無理をして良い時期ではない」
C.C.「……それはどういう意味でだ?」
コーネリア「くっ! お、お前が望んでいる、や、やり方だ!」
C.C.「私が望んでいるやり方だと?」
コーネリア「ひ、被虐嗜好があるのだろう? お前には」
C.C.「ひぎゃっ!?」
コーネリア「お前はいいかも知れんが、腹の子に触るかもしれんからな」
C.C.「お……あ……!」
コーネリア「……行け。もうお前と話す事は無い」
C.C.「……」
コーネリア「……一つだけ忠告しておく。不老不死とは言え体には気をつけろ。
今は無理をして良い時期ではない」
C.C.「……それはどういう意味でだ?」
コーネリア「くっ! お、お前が望んでいる、や、やり方だ!」
C.C.「私が望んでいるやり方だと?」
コーネリア「ひ、被虐嗜好があるのだろう? お前には」
C.C.「ひぎゃっ!?」
コーネリア「お前はいいかも知れんが、腹の子に触るかもしれんからな」
C.C.「お……あ……!」
コーネリア「……行け。もうお前と話す事は無い」
C.C.「……」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 03:08:49.41 ID:UBxtuV3j0
C.C.「……」
C.C.「ジェレミア! ジェレミアすぐここに来い! オレーーーンジ!」
ジェレミア「呼んだか……いや、お呼びでしょうかC.C.様」
C.C.「……」
ジェレミア「大きな声を出さずとも、ワタシはすぐに駆けつけます故……」
C.C.「一つ聞いて良いか?」
ジェレミア「なんなりと」
C.C.「お前のその態度はなんだ?」
ジェレミア「ルルーシュ様の奥方になられるお方なのですから、
礼を尽くすのは当然の事です」
C.C.「……」
C.C.「ジェレミア! ジェレミアすぐここに来い! オレーーーンジ!」
ジェレミア「呼んだか……いや、お呼びでしょうかC.C.様」
C.C.「……」
ジェレミア「大きな声を出さずとも、ワタシはすぐに駆けつけます故……」
C.C.「一つ聞いて良いか?」
ジェレミア「なんなりと」
C.C.「お前のその態度はなんだ?」
ジェレミア「ルルーシュ様の奥方になられるお方なのですから、
礼を尽くすのは当然の事です」
C.C.「……」
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 03:14:59.71 ID:UBxtuV3j0
C.C.「奥方……つまり、私があいつの妻にだと?」
ジェレミア「はい、その通りです」
C.C.「それは何故だ?」
ジェレミア「それは……C.C.様が我が主の、
ルルーシュ様のお子様ランチを身篭ってございました」カション!
C.C.「動揺しているな」
ジェレミア「と、とんでもございますん! 何を証拠・根拠・基準に
そんな事をおっしゃられるのか理解が不能です!」カションカション!
C.C.「……」
C.C.「あ、蹴った」
ジェレミア「け、けけ、蹴った!?
しょ、将来が楽しみなサッカー選手ですな!」カションカションカションカション!
C.C.「……」
ジェレミア「はい、その通りです」
C.C.「それは何故だ?」
ジェレミア「それは……C.C.様が我が主の、
ルルーシュ様のお子様ランチを身篭ってございました」カション!
C.C.「動揺しているな」
ジェレミア「と、とんでもございますん! 何を証拠・根拠・基準に
そんな事をおっしゃられるのか理解が不能です!」カションカション!
C.C.「……」
C.C.「あ、蹴った」
ジェレミア「け、けけ、蹴った!?
しょ、将来が楽しみなサッカー選手ですな!」カションカションカションカション!
C.C.「……」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 03:20:50.11 ID:UBxtuV3j0
C.C.「あまり目をパチクリさせるな。お前がそうするとうるさい」
ジェレミア「こ、これは失礼しました」
C.C.「ジェレミア」
ジェレミア「な、なんでしょうか」
C.C.「お前がこの件に関して話す事を禁じる。いいな?」
ジェレミア「この件とは……御懐妊のことですか?
しかし、これはめでたき事ですので、他の者にも……」
C.C.「いいな?」
ジェレミア「い、イエス、ユアマジェスティ!」
C.C.「……」
C.C.(オレンジくんは、本格的に私をルルーシュの妻扱いか)
ジェレミア「こ、これは失礼しました」
C.C.「ジェレミア」
ジェレミア「な、なんでしょうか」
C.C.「お前がこの件に関して話す事を禁じる。いいな?」
ジェレミア「この件とは……御懐妊のことですか?
しかし、これはめでたき事ですので、他の者にも……」
C.C.「いいな?」
ジェレミア「い、イエス、ユアマジェスティ!」
C.C.「……」
C.C.(オレンジくんは、本格的に私をルルーシュの妻扱いか)
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 03:25:22.62 ID:UBxtuV3j0
C.C.「……とにかく、噂を広めている人物を叩かなくては」
C.C.(オペレーターの三人娘は場所がわかっているからいいとして、だ)
C.C.(……)
C.C.(……問題はケツアゴの方だな)
C.C.「……む」
ディートハルト「おや、このたびはおめでとうございます」
C.C.「……」
C.C.「何がめでたいかは知らんが、丁度良い所に来てくれた」
C.C.(オペレーターの三人娘は場所がわかっているからいいとして、だ)
C.C.(……)
C.C.(……問題はケツアゴの方だな)
C.C.「……む」
ディートハルト「おや、このたびはおめでとうございます」
C.C.「……」
C.C.「何がめでたいかは知らんが、丁度良い所に来てくれた」
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 03:30:33.75 ID:UBxtuV3j0
ディートハルト「お二人の仲がよろしいとは聞いていましたが、
まさか御懐妊しているとは思いませんでしたよ」
C.C.「……それはお前が流した噂だろう」
ディートハルト「いいえ、私は少しだけ噂を広めただけにすぎませんよ。
……その時、少々力をこめてしまったかもしれませんがね」
C.C.「やはりお前が元凶だったか?」
ディートハルト「元凶? これは心外ですね。
元々これは、ゼロがこぼした言葉にすぎませんよ」
C.C.「事実無根だ」
ディートハルト「実際はそうでも、皆の認識は違います。
皆、この閉鎖された空間では、心の底で娯楽を求めているのですよ」
C.C.「娯楽にされる方はたまったものではないがな」
まさか御懐妊しているとは思いませんでしたよ」
C.C.「……それはお前が流した噂だろう」
ディートハルト「いいえ、私は少しだけ噂を広めただけにすぎませんよ。
……その時、少々力をこめてしまったかもしれませんがね」
C.C.「やはりお前が元凶だったか?」
ディートハルト「元凶? これは心外ですね。
元々これは、ゼロがこぼした言葉にすぎませんよ」
C.C.「事実無根だ」
ディートハルト「実際はそうでも、皆の認識は違います。
皆、この閉鎖された空間では、心の底で娯楽を求めているのですよ」
C.C.「娯楽にされる方はたまったものではないがな」
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 03:36:31.03 ID:UBxtuV3j0
C.C.「おい、何故カメラを回している」
ディートハルト「ああ、これですか。ドキュメンタリーの制作をと思いまして」
C.C.「ドキュメンタリーだと?」
ディートハルト「ええ、そうですとも。題して、
『ゼロの第一子! その奇跡の軌跡!』でしょうかね」
C.C.「……センスの欠片もないな」
ディートハルト「しかし、これを放送すれば視聴率は独占でしょう」
C.C.「……」
ディートハルト「おっと、笑ってもらえますか? その方が画面が華やぐので」
C.C.「……」
C.C.「断る」
ディートハルト「ああ、これですか。ドキュメンタリーの制作をと思いまして」
C.C.「ドキュメンタリーだと?」
ディートハルト「ええ、そうですとも。題して、
『ゼロの第一子! その奇跡の軌跡!』でしょうかね」
C.C.「……センスの欠片もないな」
ディートハルト「しかし、これを放送すれば視聴率は独占でしょう」
C.C.「……」
ディートハルト「おっと、笑ってもらえますか? その方が画面が華やぐので」
C.C.「……」
C.C.「断る」
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 03:40:10.84 ID:UBxtuV3j0
C.C.「……とんでもない事になっているな」
C.C.「……」
C.C.「これは、直接アイツの口から噂を否定させるしかなさそうだ」
C.C.「……くそ」
C.C.「今回は私の負けらしいなルルーシュ。認めてやろう」
C.C.「……」
C.C.「部屋に……戻るか」
C.C.「……」
C.C.「これは、直接アイツの口から噂を否定させるしかなさそうだ」
C.C.「……くそ」
C.C.「今回は私の負けらしいなルルーシュ。認めてやろう」
C.C.「……」
C.C.「部屋に……戻るか」
116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 03:43:54.06 ID:UBxtuV3j0
C.C.「部屋の前に着いたが……アイツに素直に頭を下げるのは癪だな」
『……れる……る!』
C.C.「ん? なにやら部屋の中が騒がしいが」
『おれ……!……れた!』
『人が……ってんのに……たって奴はあっ……!』
『……たい! たすけ……!』
C.C.「この声は、ルルーシュと……」
C.C.「カレンか?」
『……れる……る!』
C.C.「ん? なにやら部屋の中が騒がしいが」
『おれ……!……れた!』
『人が……ってんのに……たって奴はあっ……!』
『……たい! たすけ……!』
C.C.「この声は、ルルーシュと……」
C.C.「カレンか?」
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 03:48:41.35 ID:UBxtuV3j0
パシュン!
ルル「はな、話を聞いてく……おああっ!」
ポキポキン!
カレン「あんたら、人が真面目に戦ってる最中にそんな事してたっての!?」
グググッ……!
ルル「やめ……た、たすけええぐううっ!」
ポキポキン!
カレン「信っじらんない! やっぱあんたは最低よ!」グググッ…
ルル「ぬぐううおおあああぁぁぁっ!」ポキポキン!
C.C.「……」
C.C.「……綺麗なキャメルクラッチだな、カレン」
ルル「はな、話を聞いてく……おああっ!」
ポキポキン!
カレン「あんたら、人が真面目に戦ってる最中にそんな事してたっての!?」
グググッ……!
ルル「やめ……た、たすけええぐううっ!」
ポキポキン!
カレン「信っじらんない! やっぱあんたは最低よ!」グググッ…
ルル「ぬぐううおおあああぁぁぁっ!」ポキポキン!
C.C.「……」
C.C.「……綺麗なキャメルクラッチだな、カレン」
121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 03:53:10.43 ID:UBxtuV3j0
ルル「! C.C.……助け……助けてくれえっ!」
C.C.「……ふふっ、いい気味だなルルーシュ」
カレン「し、C.C.! あんたに聞きたい事があるんだけど!?」グイッ!
ボキン!
ルル「ぎゅん!」
C.C.「私に聞きたい事か。まあ、大体察しはつくがな」
カレン「わかってるんだったら話は早いわ!
どういう事なのか、キッチリ説明してちょうだい!」
ルル「……」
C.C.「……ふふっ、いい気味だなルルーシュ」
カレン「し、C.C.! あんたに聞きたい事があるんだけど!?」グイッ!
ボキン!
ルル「ぎゅん!」
C.C.「私に聞きたい事か。まあ、大体察しはつくがな」
カレン「わかってるんだったら話は早いわ!
どういう事なのか、キッチリ説明してちょうだい!」
ルル「……」
123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 03:58:01.92 ID:UBxtuV3j0
C.C.「説明も何も、全て勘違いだ」
カレン「はあっ!? 勘違いなんて、そんなんで納得出来ると思ってんの!?」
C.C.「納得も何も、実際にそうなのだから仕方ない」
カレン「……意味わかんないんだけど」
C.C.「私は―――」
ルル「……」
C.C.「―――こいつと関係をもった事はない」
カレン「は?……え?」
C.C.「そういう事だ」
カレン「はあっ!? 勘違いなんて、そんなんで納得出来ると思ってんの!?」
C.C.「納得も何も、実際にそうなのだから仕方ない」
カレン「……意味わかんないんだけど」
C.C.「私は―――」
ルル「……」
C.C.「―――こいつと関係をもった事はない」
カレン「は?……え?」
C.C.「そういう事だ」
125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 04:02:25.70 ID:UBxtuV3j0
C.C.「私がルルーシュの秘蔵のナナリー画像を消して、
こいつは眠れなかった」
ルル「……」
C.C.「ただ、それだけの事だ」
カレン「じゃ、じゃあどうしてあんな噂が立つのよ!?」
C.C.「人は噂好きだからな。それが面白おかしく、
捻じ曲がって伝わっただけだ」
カレン「そ、そう。それならいいんだけど……」
C.C.「まあ、こいつの口から説明させれば、すぐに噂は立ち消えるだろう。
なあ、ルルーシュ?」
ルル「……」
C.C.「……」
C.C.「死人に口無し、か」
おわり
こいつは眠れなかった」
ルル「……」
C.C.「ただ、それだけの事だ」
カレン「じゃ、じゃあどうしてあんな噂が立つのよ!?」
C.C.「人は噂好きだからな。それが面白おかしく、
捻じ曲がって伝わっただけだ」
カレン「そ、そう。それならいいんだけど……」
C.C.「まあ、こいつの口から説明させれば、すぐに噂は立ち消えるだろう。
なあ、ルルーシュ?」
ルル「……」
C.C.「……」
C.C.「死人に口無し、か」
おわり
138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 04:33:53.06 ID:UBxtuV3j0
C.C.「とりあえずお前の誤解が解けて助かったよ、カレン」
カレン「誤解って……あんなに凄い噂が立ったら、
さすがに何割かは本当だと思うに決まってるじゃない」
C.C.「ほう? お前に伝わる頃には、どんな尾ヒレがついていたんだ?」
カレン「それは……い、いいじゃないそんな事!
事実無根なんでしょ!?」
C.C.「さてな。噂を聞いてみるまでは判断出来ん」
カレン「あんた……性格悪いわね」
C.C.「ああ、よく言われるよ」
カレン「誤解って……あんなに凄い噂が立ったら、
さすがに何割かは本当だと思うに決まってるじゃない」
C.C.「ほう? お前に伝わる頃には、どんな尾ヒレがついていたんだ?」
カレン「それは……い、いいじゃないそんな事!
事実無根なんでしょ!?」
C.C.「さてな。噂を聞いてみるまでは判断出来ん」
カレン「あんた……性格悪いわね」
C.C.「ああ、よく言われるよ」
140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 04:37:16.99 ID:UBxtuV3j0
カレン「私が聞いたのは、あんたがゼロを……ルルーシュを誘ってるって事」
C.C.「ふむ、それは知っているな」
カレン「そ、それで……特殊なやり方を……その……」
C.C.「ああ、それも聞いている」
カレン「前も後ろも調教済みで……」
C.C.「……初耳だ」
カレン「いつも、あ……あそこに何かを入れるよう命じられてるって事ね」
C.C.「……」
C.C.「そんな噂がまかり通るとは……心外だ」
C.C.「ふむ、それは知っているな」
カレン「そ、それで……特殊なやり方を……その……」
C.C.「ああ、それも聞いている」
カレン「前も後ろも調教済みで……」
C.C.「……初耳だ」
カレン「いつも、あ……あそこに何かを入れるよう命じられてるって事ね」
C.C.「……」
C.C.「そんな噂がまかり通るとは……心外だ」
142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 04:40:47.91 ID:UBxtuV3j0
C.C.「……なあカレン」
カレン「な、何よ」
C.C.「お前、その噂をどこまで信じていたんだ?」
カレン「んなっ!? なんでそんな事言わなきゃいけないわけ!?」
C.C.「なあに、ただの興味本位だ」
カレン「じゃあ教えなくても良いわよね! はい、この話は終わり!」
C.C.「いいや、駄目だ。お前が私の事をどう思っていたかが気になるしな」
カレン「えっ……と」
C.C.「さあ、どうなんだ?」
カレン「……全部、かな。あ、あはははは」
C.C.「……」
カレン「な、何よ」
C.C.「お前、その噂をどこまで信じていたんだ?」
カレン「んなっ!? なんでそんな事言わなきゃいけないわけ!?」
C.C.「なあに、ただの興味本位だ」
カレン「じゃあ教えなくても良いわよね! はい、この話は終わり!」
C.C.「いいや、駄目だ。お前が私の事をどう思っていたかが気になるしな」
カレン「えっ……と」
C.C.「さあ、どうなんだ?」
カレン「……全部、かな。あ、あはははは」
C.C.「……」
143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 04:45:01.48 ID:UBxtuV3j0
C.C.「……カレン、私は悲しいよ。お前にそう思われていたなんてな」
カレン「それが悲しい顔!? 怖いんだけど!」
C.C.「ああ、悲しいとも。悲しいから、
私はお前の噂を流してしまうかもしれない」
カレン「はあっ!? ちょ、ちょっと! それ、どういう意味よ!?」
C.C.「そのままの意味さ。
『昨日のゼロとカレンは、私が驚く程激しかった』、とな」
カレン「何よそれ!?」
C.C.「噂の種、だな」
カレン「それが悲しい顔!? 怖いんだけど!」
C.C.「ああ、悲しいとも。悲しいから、
私はお前の噂を流してしまうかもしれない」
カレン「はあっ!? ちょ、ちょっと! それ、どういう意味よ!?」
C.C.「そのままの意味さ。
『昨日のゼロとカレンは、私が驚く程激しかった』、とな」
カレン「何よそれ!?」
C.C.「噂の種、だな」
144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 04:50:09.32 ID:UBxtuV3j0
C.C.「私は悲しくなるとな、つい口が軽くなるんだ」
カレン「……あんた、私を巻き込む気?」
C.C.「人の噂もなんとやら、だ。
さすがに、その間私一人が道化になるのは嫌でね」
カレン「そ、そんなのゼロが、ルルーシュが否定すればすぐ消えるわ!」
C.C.「私もそう思ったんだがな、お前が信じてしまうような噂だぞ?」
カレン「……うっ」
C.C.「この噂、すぐには消えないだろうと思ったんだ」
カレン「だからって……」
C.C.「カレン。一緒に道化を演じようじゃないか」
カレン「……あんた、私を巻き込む気?」
C.C.「人の噂もなんとやら、だ。
さすがに、その間私一人が道化になるのは嫌でね」
カレン「そ、そんなのゼロが、ルルーシュが否定すればすぐ消えるわ!」
C.C.「私もそう思ったんだがな、お前が信じてしまうような噂だぞ?」
カレン「……うっ」
C.C.「この噂、すぐには消えないだろうと思ったんだ」
カレン「だからって……」
C.C.「カレン。一緒に道化を演じようじゃないか」
147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 04:53:49.69 ID:UBxtuV3j0
ドンドン!
カレン「だ、誰?」
C.C.「奇声を上げてはいないからロロではないと思うが……」
??『開けてくださいまし! 中で何をなさっているんですか!?』
カレン「この声は……」
C.C.「この勢い……完全に誤解しているな」
ピッ…パシュン!
神楽耶「どういう事ですのゼロ様!? わたくしという妻がありながら!」
カレン「だ、誰?」
C.C.「奇声を上げてはいないからロロではないと思うが……」
??『開けてくださいまし! 中で何をなさっているんですか!?』
カレン「この声は……」
C.C.「この勢い……完全に誤解しているな」
ピッ…パシュン!
神楽耶「どういう事ですのゼロ様!? わたくしという妻がありながら!」
150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 04:59:01.06 ID:UBxtuV3j0
カレン「落ち着いて!」
神楽耶「落ち着けですって!? それは無理というものです!」
C.C.「……ふむ」
神楽耶「あなたは何をそんなに冷静でいるんですの!」
カレン「ねえC.C.、なんとか言いなさいよ」
C.C.「……あまり嫉妬するな、神楽耶」
神楽耶「っ!?」
カレン「ちょ、ちょっと!?」
神楽耶「落ち着けですって!? それは無理というものです!」
C.C.「……ふむ」
神楽耶「あなたは何をそんなに冷静でいるんですの!」
カレン「ねえC.C.、なんとか言いなさいよ」
C.C.「……あまり嫉妬するな、神楽耶」
神楽耶「っ!?」
カレン「ちょ、ちょっと!?」
152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 05:02:41.37 ID:UBxtuV3j0
C.C.「英雄、色を好む。そうだろう?」
神楽耶「それとこれとは話が別です!
こ、子供が出来たと聞きましたので!」
C.C.「あんまり怒鳴るな。お腹の子に悪いだろう」サスサス
神楽耶「な、なんですの慈愛の眼差しは……!?」
C.C.「あっ、蹴った」
神楽耶「蹴っ……」
フラッ…
カレン「ちょっと神楽耶さま!? C.C.、あんた誤解を解く気あるの!?」
C.C.「……ふふっ、さてな?」
神楽耶「それとこれとは話が別です!
こ、子供が出来たと聞きましたので!」
C.C.「あんまり怒鳴るな。お腹の子に悪いだろう」サスサス
神楽耶「な、なんですの慈愛の眼差しは……!?」
C.C.「あっ、蹴った」
神楽耶「蹴っ……」
フラッ…
カレン「ちょっと神楽耶さま!? C.C.、あんた誤解を解く気あるの!?」
C.C.「……ふふっ、さてな?」
154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 05:06:46.04 ID:UBxtuV3j0
神楽耶「わたくしではなく……C.C.様に第一子が……?
皇の家名が……第二夫人に……?」
C.C.「カレンが次に身篭ったら、その立場も危ういんじゃないか?」
神楽耶「おうふ!」
カレン「あんた、神楽耶様をからかって楽しんでない!?」
C.C.「さあ、それはどうかな? お~、よしよし」サスサス
神楽耶「こ、ここ……」
神楽耶「このままではいけませんわ!」
皇の家名が……第二夫人に……?」
C.C.「カレンが次に身篭ったら、その立場も危ういんじゃないか?」
神楽耶「おうふ!」
カレン「あんた、神楽耶様をからかって楽しんでない!?」
C.C.「さあ、それはどうかな? お~、よしよし」サスサス
神楽耶「こ、ここ……」
神楽耶「このままではいけませんわ!」
155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 05:11:42.73 ID:UBxtuV3j0
神楽耶「せめて……せめて次はわたくしでなくては!」
C.C.「ふむ。どうするつもりだ?」
神楽耶「決まっているじゃありませんか!
今すぐゼロ様の男気を見せて貰うのです!」
カレン「男気って……ちょ、えええっ!?」
神楽耶「その立場に甘え安穏と暮らしていたわたくしが愚かでしたわ。
いくらわたくしと周囲が言い張った所で、子がいるのといないのでは天と地の差」
C.C.「つまり?」
神楽耶「ゼロ様! どこにいますの!?
今すぐ! 今すぐわたくしと●●りをば!」
ルル「……」
ルル「……ん、んんっ」
C.C.「ふむ。どうするつもりだ?」
神楽耶「決まっているじゃありませんか!
今すぐゼロ様の男気を見せて貰うのです!」
カレン「男気って……ちょ、えええっ!?」
神楽耶「その立場に甘え安穏と暮らしていたわたくしが愚かでしたわ。
いくらわたくしと周囲が言い張った所で、子がいるのといないのでは天と地の差」
C.C.「つまり?」
神楽耶「ゼロ様! どこにいますの!?
今すぐ! 今すぐわたくしと●●りをば!」
ルル「……」
ルル「……ん、んんっ」
157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 05:14:43.03 ID:UBxtuV3j0
ルル「ここは……? さっきまで俺は母上と一緒に……」
神楽耶「その服……ゼロ様?」
ルル「!?」
ルル(何故、神楽耶がここに!?)
C.C.「ふふっ!」ニヤニヤ
ルル(……おのれC.C.! お前の仕業か!)
神楽耶「そのお顔……まさか、ゼロ様はブリタニア人ですの?」
ルル「!?」
ルル(しまった! 仮面をつけていない!)
神楽耶「その服……ゼロ様?」
ルル「!?」
ルル(何故、神楽耶がここに!?)
C.C.「ふふっ!」ニヤニヤ
ルル(……おのれC.C.! お前の仕業か!)
神楽耶「そのお顔……まさか、ゼロ様はブリタニア人ですの?」
ルル「!?」
ルル(しまった! 仮面をつけていない!)
158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 05:18:15.90 ID:UBxtuV3j0
神楽耶「そんな……まさか……」
ルル(くそっ! 余計な手間を取らせてくれたなC.C.!)
C.C.「……」ニヤニヤ
ルル「……落ち着いてください、神楽耶様」
神楽耶「これが……これが落ち着いていられますか!」
ルル「……」
ルル「このゼロが、皇神楽耶に問う!」
神楽耶「!?」
ルル(くそっ! 余計な手間を取らせてくれたなC.C.!)
C.C.「……」ニヤニヤ
ルル「……落ち着いてください、神楽耶様」
神楽耶「これが……これが落ち着いていられますか!」
ルル「……」
ルル「このゼロが、皇神楽耶に問う!」
神楽耶「!?」
161: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 05:25:08.92 ID:UBxtuV3j0
ルル「貴方がこの俺を……ゼロを夫と定めた理由は何だ?」
神楽耶「そ、それは……日本を開放しようとする心に……」
ルル「ならば聞こう! 心に、人の心に人種の区別はあるのか?」
神楽耶「!」
ルル「……確かに私は貴方に真実を伝えていなかった。
このゼロの正体がブリタニア人だと言う事を」
神楽耶「そ、そうです! それが問題ですわ!」
ルル「……だがそれは、私が貴方を信頼していたからでもある。
貴方ならば、この私……いや、俺の本当の姿を
認めてくれるだろうと思っていたからだ」
神楽耶「!!」
神楽耶「そ、それは……日本を開放しようとする心に……」
ルル「ならば聞こう! 心に、人の心に人種の区別はあるのか?」
神楽耶「!」
ルル「……確かに私は貴方に真実を伝えていなかった。
このゼロの正体がブリタニア人だと言う事を」
神楽耶「そ、そうです! それが問題ですわ!」
ルル「……だがそれは、私が貴方を信頼していたからでもある。
貴方ならば、この私……いや、俺の本当の姿を
認めてくれるだろうと思っていたからだ」
神楽耶「!!」
163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 05:31:57.15 ID:UBxtuV3j0
ルル「それに、夫婦となればいずれわかる事でしたからね」
神楽耶「ゼロ様……」
ルル「……俺の名前はルルーシュ。
それが、貴方の夫の本当の名前だ」
神楽耶「ルルーシュ……ルル様っ!」
ぎゅっ!
ルル「おっと!」ポキン…
神楽耶「やはり、わたくしの夫は貴方以外に有り得ませんわ!」
ルル「これは光栄です、神楽耶様」ポキポキン…
神楽耶「ゼロ様……」
ルル「……俺の名前はルルーシュ。
それが、貴方の夫の本当の名前だ」
神楽耶「ルルーシュ……ルル様っ!」
ぎゅっ!
ルル「おっと!」ポキン…
神楽耶「やはり、わたくしの夫は貴方以外に有り得ませんわ!」
ルル「これは光栄です、神楽耶様」ポキポキン…
165: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 05:35:47.88 ID:UBxtuV3j0
ルル「……さあ、どうしてこうなったのか説明してもらおうか」
C.C.「相変わらず口が上手いな」
ルル「そんな事を聞いてるんじゃない!」
C.C.「それは本人の口から聞いたらどうだ? なあ、神楽耶」
神楽耶「そ、そうでしたわ!
ルル様、C.C.様が妊娠されたというのは本当ですの!?」
ルル「何っ!? それは本当かC.C.!?」
C.C.「……」
C.C.「何だと?」
C.C.「相変わらず口が上手いな」
ルル「そんな事を聞いてるんじゃない!」
C.C.「それは本人の口から聞いたらどうだ? なあ、神楽耶」
神楽耶「そ、そうでしたわ!
ルル様、C.C.様が妊娠されたというのは本当ですの!?」
ルル「何っ!? それは本当かC.C.!?」
C.C.「……」
C.C.「何だと?」
169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 06:00:43.47 ID:UBxtuV3j0
C.C.「おい、待てルルーシュ」
神楽耶「わたくしが聞いた話ですと、
ルル様との子供はもう三ヶ月になると……」
ルル「ほわあっ!?」
カレン「えっ、何なのその驚きよう!?
C.C.、あれってデマじゃなかったの!?」
C.C.「いや、デマなんだが……」
ルル「だ、大丈夫なのかC.C.!? そんなに歩き回って!」
C.C.「大丈夫に決まっているだろうが……!」
神楽耶「わたくしが聞いた話ですと、
ルル様との子供はもう三ヶ月になると……」
ルル「ほわあっ!?」
カレン「えっ、何なのその驚きよう!?
C.C.、あれってデマじゃなかったの!?」
C.C.「いや、デマなんだが……」
ルル「だ、大丈夫なのかC.C.!? そんなに歩き回って!」
C.C.「大丈夫に決まっているだろうが……!」
171: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 06:05:59.43 ID:UBxtuV3j0
ルル「すまなかったC.C.……あんなに辛く当たってしまって」
C.C.「……ルルーシュ、お前。
私と子供が出来ている事に違和感を感じないのか?」
ルル「ここに、俺とお前の子供がいるのか……」
そっ…
C.C.「腹に手を当てるな」
カレン「や、やっぱり本当だったのね……!」
神楽耶「ルル様! わたくしとも●●りを!」
C.C.「ああ、もう!」
ルル「ふふっ……ぷにぷにだ」クニッ
C.C.「腹をつまむな!」
C.C.「……ルルーシュ、お前。
私と子供が出来ている事に違和感を感じないのか?」
ルル「ここに、俺とお前の子供がいるのか……」
そっ…
C.C.「腹に手を当てるな」
カレン「や、やっぱり本当だったのね……!」
神楽耶「ルル様! わたくしとも●●りを!」
C.C.「ああ、もう!」
ルル「ふふっ……ぷにぷにだ」クニッ
C.C.「腹をつまむな!」
173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 06:10:51.10 ID:UBxtuV3j0
C.C.「いいか、良く聞けルルーシュ」
ルル「何だ?」
C.C.「私の腹に、子はいない」
ルル「っ!? C.C.っ!」
バチンッ!
C.C.「痛っ!……な、何故ぶった!? お、お前……私をぶったな!?」
ルル「当たり前だ!」ポロポロ
C.C.「……何故お前が泣く」
ルル「俺の事が気に入らないなら、それは仕方ない。
……だが、自分の子を否定するな!」ポロポロッ
C.C.「……はぁ」
ルル「何だ?」
C.C.「私の腹に、子はいない」
ルル「っ!? C.C.っ!」
バチンッ!
C.C.「痛っ!……な、何故ぶった!? お、お前……私をぶったな!?」
ルル「当たり前だ!」ポロポロ
C.C.「……何故お前が泣く」
ルル「俺の事が気に入らないなら、それは仕方ない。
……だが、自分の子を否定するな!」ポロポロッ
C.C.「……はぁ」
176: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 06:14:25.94 ID:UBxtuV3j0
ルル「C.C.……おれは奴とは、ブリタニア皇帝とは違う」
C.C.「……そうか」
ルル「だから俺は、俺達の子も愛する。勿論お前もだ」
ぎゅっ
C.C.「なっ、は、離せ!」
ルル「だから、子はいないなんて悲しい事は言わないでくれ……!」
C.C.「……」
C.C.「……はぁ」
C.C.「……そうか」
ルル「だから俺は、俺達の子も愛する。勿論お前もだ」
ぎゅっ
C.C.「なっ、は、離せ!」
ルル「だから、子はいないなんて悲しい事は言わないでくれ……!」
C.C.「……」
C.C.「……はぁ」
179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 06:19:32.48 ID:UBxtuV3j0
ルル「お前がナナリーの画像を消してしまったのも、
妊娠初期で不安定だったからだと思う。気にすることはない」
C.C.「……おい。カレン、神楽耶」
ルル「失った物は、また取り戻せば良い。
そして今は、新しい命が育まれていることを素直に喜ぼうじゃないか」
C.C.「……こいつを何とかしてくれ」
カレン「……良い、うっ……話じゃない……グスッ」
神楽耶「これは……認めざるを得ませんわね」
C.C.「……」
妊娠初期で不安定だったからだと思う。気にすることはない」
C.C.「……おい。カレン、神楽耶」
ルル「失った物は、また取り戻せば良い。
そして今は、新しい命が育まれていることを素直に喜ぼうじゃないか」
C.C.「……こいつを何とかしてくれ」
カレン「……良い、うっ……話じゃない……グスッ」
神楽耶「これは……認めざるを得ませんわね」
C.C.「……」
181: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 06:25:25.48 ID:UBxtuV3j0
ルル「俺とお前の子だ。きっとたくましく育ってくれるに違いない」
C.C.「……もしもの話だが、確実にそれは無いだろう」
カレン「私……変に嫉妬しちゃってたみたいね。悪かったわ」
C.C.「カレン、頼む。戻ってきてくれ」
神楽耶「わたくし……第二夫人でも我慢……いえ、満足ですわ!」
C.C.「勝手に話を進めるな」
C.C.「……」
C.C.「……どうすればいいんだ、この状況は」
…ドンドン
C.C.「ん?」
C.C.「……もしもの話だが、確実にそれは無いだろう」
カレン「私……変に嫉妬しちゃってたみたいね。悪かったわ」
C.C.「カレン、頼む。戻ってきてくれ」
神楽耶「わたくし……第二夫人でも我慢……いえ、満足ですわ!」
C.C.「勝手に話を進めるな」
C.C.「……」
C.C.「……どうすればいいんだ、この状況は」
…ドンドン
C.C.「ん?」
183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/08/28(木) 06:30:44.04 ID:UBxtuV3j0
キュィィン!
C.C.(これは……ギアスか)
??『……僕は認めないからね』
C.C.「認めるも何もだな……そんな事実はそんz」
??『……ギギギ』
C.C.「!?」
ヒュゥゥン!
C.C.「……」
ドン ドン
おわり
C.C.(これは……ギアスか)
??『……僕は認めないからね』
C.C.「認めるも何もだな……そんな事実はそんz」
??『……ギギギ』
C.C.「!?」
ヒュゥゥン!
C.C.「……」
ドン ドン
おわり
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