1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 07:09:47.61 ID:R9Fum8Rl0
ルル「おい、C.C.」
C.C.「はっ、はい!ご主人様」
ルル「…」
C.C.「な、何でしょう?また私は粗相をしでかしてしまったのでしょうか?」
ルル「…何でもない」
C.C.「わ、私は何でもしますから。何でもしますから。ど、どうか痛いことだけは、や、止めてくださ
い…」
ルル「俺は何もしないと言っているだろう。安心して過ごしてくれ」
C.C.「ね、労いの言葉、あ、ありがとうございます…」
ルル(…従順なのは有り難いと前々から思っていたのに、調子が狂うのは何故だ?)
C.C.「はっ、はい!ご主人様」
ルル「…」
C.C.「な、何でしょう?また私は粗相をしでかしてしまったのでしょうか?」
ルル「…何でもない」
C.C.「わ、私は何でもしますから。何でもしますから。ど、どうか痛いことだけは、や、止めてくださ
い…」
ルル「俺は何もしないと言っているだろう。安心して過ごしてくれ」
C.C.「ね、労いの言葉、あ、ありがとうございます…」
ルル(…従順なのは有り難いと前々から思っていたのに、調子が狂うのは何故だ?)
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 07:16:14.17 ID:R9Fum8Rl0
C.C.「ご主人様」
ルル「どうした、C.C.?」
C.C.「あ、そ、その…か、数を30まで覚える事が出来ました…」
ルル「そうか。頑張ってるみたいだな」
C.C.「は、はい!もっとお役に立てるように頑張りますから、どうか、…お傍に」
ルル「俺はお前を捨てるなんて事は無い。安心しろ」
C.C.「あ、ありがとうございます」
ルル「もうすぐ昼食だ。先に食べに行ってくれ」
C.C.「で、でも…」
ルル「いいから。…先に行ってくれ」
C.C.「で、では。お先に失礼させていただきます…」
ルル(何故だ? …物足りんぞ)
ルル「どうした、C.C.?」
C.C.「あ、そ、その…か、数を30まで覚える事が出来ました…」
ルル「そうか。頑張ってるみたいだな」
C.C.「は、はい!もっとお役に立てるように頑張りますから、どうか、…お傍に」
ルル「俺はお前を捨てるなんて事は無い。安心しろ」
C.C.「あ、ありがとうございます」
ルル「もうすぐ昼食だ。先に食べに行ってくれ」
C.C.「で、でも…」
ルル「いいから。…先に行ってくれ」
C.C.「で、では。お先に失礼させていただきます…」
ルル(何故だ? …物足りんぞ)
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 07:22:51.30 ID:R9Fum8Rl0
ルル「C.C.。今、時間あるか?」
C.C.「は、はい! 今やっと食器の洗い物を終えました!」
ルル「そうか。ご苦労様…ん?」
C.C.「・・・」
ルル「おい、手を見せてみろ」
C.C.「え? そ、それは…その…」
ルル「いいから見せろ!」
C.C.「…はい」
ルル「怪我、してるじゃないか。皿でも割ったのか?」
C.C.「も、申し訳ありません! あの、でも、その! い、一枚だけです!
咲世子様には、後で、後で謝りに行こうかと…!」
ルル「馬鹿!!」
C.C.「ヒィッ……も、申し訳ありません。申し訳ありません!!
どうか、どうかご慈悲を…殴らないで…殴らないで…!!」
ルル「違う! 何故お前は怪我をしていたのを黙っていた!?」
C.C.「…?」
C.C.「は、はい! 今やっと食器の洗い物を終えました!」
ルル「そうか。ご苦労様…ん?」
C.C.「・・・」
ルル「おい、手を見せてみろ」
C.C.「え? そ、それは…その…」
ルル「いいから見せろ!」
C.C.「…はい」
ルル「怪我、してるじゃないか。皿でも割ったのか?」
C.C.「も、申し訳ありません! あの、でも、その! い、一枚だけです!
咲世子様には、後で、後で謝りに行こうかと…!」
ルル「馬鹿!!」
C.C.「ヒィッ……も、申し訳ありません。申し訳ありません!!
どうか、どうかご慈悲を…殴らないで…殴らないで…!!」
ルル「違う! 何故お前は怪我をしていたのを黙っていた!?」
C.C.「…?」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 07:27:58.01 ID:R9Fum8Rl0
ルル「…今からお前は咲世子の元へ行け」
C.C.「…はい。罰は、ちゃんと受けてきます」
ルル「だから違う。…怪我の手当てをしてこい。
皿の件は不問にしておくから、今はその手を治すのを優先しろ」
C.C.「で、でも私なんかの為に医療器具を使わせる事など…」
ルル「…またお前は俺を怒らせたいのか?」
C.C.「も、申し訳ございません! い、今すぐ咲世子様の元へ向かわせていただきます!」
ルル「もう、お前は死ねないんだぞ」
C.C.「…ル、ルルーシュ様。申し訳ございません。何かおっしゃったのでしょうか?」
ルル「何でも無い。ほら、早く行け」
ルル(…怯えるC.C.だと? 駄目だ。違和感の塊としか捉える事が出来んぞ)
C.C.「…はい。罰は、ちゃんと受けてきます」
ルル「だから違う。…怪我の手当てをしてこい。
皿の件は不問にしておくから、今はその手を治すのを優先しろ」
C.C.「で、でも私なんかの為に医療器具を使わせる事など…」
ルル「…またお前は俺を怒らせたいのか?」
C.C.「も、申し訳ございません! い、今すぐ咲世子様の元へ向かわせていただきます!」
ルル「もう、お前は死ねないんだぞ」
C.C.「…ル、ルルーシュ様。申し訳ございません。何かおっしゃったのでしょうか?」
ルル「何でも無い。ほら、早く行け」
ルル(…怯えるC.C.だと? 駄目だ。違和感の塊としか捉える事が出来んぞ)
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 07:33:48.82 ID:R9Fum8Rl0
ルル「怪我の具合はどうだ。C.C.」
C.C.「お、おかげさまですぐに良くなりました。
申し訳有りません。下賤な身の私なんかに包帯を使わせていただいて…」
ルル「だからそういうのは…。もういい、治ったのなら問題無い」
C.C.「は、はい。 また今日から貴方様の身の周りの世話を…」
ルル「そういうのは咲世子だけで充分だ。適当にピザでも食ってろ」
C.C.「ピザ……?」
ルル「そうか、そうだったな。何でもない、忘れてくれ…」
ルル(これだけ従順なC.C.か。 どうだろう、とりあえず普通に接してみるか。
それとも何だ。 ショック療法とか試してみるのも有りなのか?)
C.C.「お、おかげさまですぐに良くなりました。
申し訳有りません。下賤な身の私なんかに包帯を使わせていただいて…」
ルル「だからそういうのは…。もういい、治ったのなら問題無い」
C.C.「は、はい。 また今日から貴方様の身の周りの世話を…」
ルル「そういうのは咲世子だけで充分だ。適当にピザでも食ってろ」
C.C.「ピザ……?」
ルル「そうか、そうだったな。何でもない、忘れてくれ…」
ルル(これだけ従順なC.C.か。 どうだろう、とりあえず普通に接してみるか。
それとも何だ。 ショック療法とか試してみるのも有りなのか?)
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 07:42:20.68 ID:R9Fum8Rl0
ルル「おい、C.C.」
C.C.「は、はい!ルルーシュ様! 一体どのような用事でしょうか? きょ、今日は何もミスはしてないです…
ちょ、ちょっとだけしかミスはしてないですが、そ、それはその…」
ルル「いや、違う。別段お前を怒ろうとしているワケではないから安心しろ」
C.C.「で、では一体何を…」
ルル「ちょっと肩が凝ってな。少しマッサージをしてくれないか?」
C.C.「そ、それでしたら得意分野です! 牛や羊が美味しい肉になるよう、よく牧場奴隷の頃はあの子達にマッサージしてました」
ルル「お前は俺を霜降り肉にでもしたいのか…」
C.C.「い、いえ! 決してそういった事ではなくて、その、ま、マッサージが得意って言いたくて…!」
ルル「まぁいい。 では、少しの間だけ頼んだぞ」
C.C.「お、仰せの通りに!」
ルル(コレで奴の眠るプライドを叩き起こしてやる。
「お前の貧弱な体なんて るかー!」とかのたまって目を覚ますんだ、C.C.!)
C.C.「は、はい!ルルーシュ様! 一体どのような用事でしょうか? きょ、今日は何もミスはしてないです…
ちょ、ちょっとだけしかミスはしてないですが、そ、それはその…」
ルル「いや、違う。別段お前を怒ろうとしているワケではないから安心しろ」
C.C.「で、では一体何を…」
ルル「ちょっと肩が凝ってな。少しマッサージをしてくれないか?」
C.C.「そ、それでしたら得意分野です! 牛や羊が美味しい肉になるよう、よく牧場奴隷の頃はあの子達にマッサージしてました」
ルル「お前は俺を霜降り肉にでもしたいのか…」
C.C.「い、いえ! 決してそういった事ではなくて、その、ま、マッサージが得意って言いたくて…!」
ルル「まぁいい。 では、少しの間だけ頼んだぞ」
C.C.「お、仰せの通りに!」
ルル(コレで奴の眠るプライドを叩き起こしてやる。
「お前の貧弱な体なんて るかー!」とかのたまって目を覚ますんだ、C.C.!)
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 07:48:00.68 ID:R9Fum8Rl0
ルル「ん? 何だ…本当に上手じゃないか」
C.C.「お、お褒めに与り光栄です…!」
C.C.「んっしょ、んっしょ! こ、こういう具合で宜しいでしょうか?」
ルル「ああ、確かに気持ちが良い」
C.C.「よ、良かったぁ…」
ルル「ただ…」
C.C.「も、申し訳ありません! ま、また私は何か粗相を犯してしまったのでしょうか?」
ルル「いや、すまない。何でもないんだ。続けてくれ」
ルル( が… が当たってる! 何か変に弾力性のあるモノが頭に乗っかってる!
違う…俺はラッキー なんかじゃない!!)
C.C.「ル、ルルーシュ様? あの、お顔が真っ赤に火照っていますが、その、お体の調子でも悪いのでしょうか?」
ルル「ほわぁっ!?」
C.C.「お、お褒めに与り光栄です…!」
C.C.「んっしょ、んっしょ! こ、こういう具合で宜しいでしょうか?」
ルル「ああ、確かに気持ちが良い」
C.C.「よ、良かったぁ…」
ルル「ただ…」
C.C.「も、申し訳ありません! ま、また私は何か粗相を犯してしまったのでしょうか?」
ルル「いや、すまない。何でもないんだ。続けてくれ」
ルル( が… が当たってる! 何か変に弾力性のあるモノが頭に乗っかってる!
違う…俺はラッキー なんかじゃない!!)
C.C.「ル、ルルーシュ様? あの、お顔が真っ赤に火照っていますが、その、お体の調子でも悪いのでしょうか?」
ルル「ほわぁっ!?」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 07:56:02.30 ID:R9Fum8Rl0
ルル「有難う、C.C.」
C.C.「は、はい!…こ、光栄の極み、極みです! ありがとうございます!」
ルル「どうした? 礼を言うのはこっちの方なのに、何故お前が礼を言う?」
C.C.「あの…その…」
C.C.「わ、私は奴隷の身なので、主から蔑まれる事は兎も角として、礼を言われる事なんて無かったから
…う、嬉しくて。 …嬉しくて」
ルル「…そうか」
C.C.「す、少しでも貴方様の為になれたのなら、私は…!」
ルル「…肩を揉ませるなんてして済まなかった。今からピザでも頼んで、一緒に食べるか?」
C.C.「ぴ、ピザとは何なのでしょうか? せ、浅学で申し訳ありません!」
ルル「今から知ればいい。 さぁ、食堂に行こうか」
ルル(何か違う…。 でも、なんか慣れてきた俺がいるぞ…
人間の順応性をまさか我が身で思い知るとはな…)
C.C.「は、はい!…こ、光栄の極み、極みです! ありがとうございます!」
ルル「どうした? 礼を言うのはこっちの方なのに、何故お前が礼を言う?」
C.C.「あの…その…」
C.C.「わ、私は奴隷の身なので、主から蔑まれる事は兎も角として、礼を言われる事なんて無かったから
…う、嬉しくて。 …嬉しくて」
ルル「…そうか」
C.C.「す、少しでも貴方様の為になれたのなら、私は…!」
ルル「…肩を揉ませるなんてして済まなかった。今からピザでも頼んで、一緒に食べるか?」
C.C.「ぴ、ピザとは何なのでしょうか? せ、浅学で申し訳ありません!」
ルル「今から知ればいい。 さぁ、食堂に行こうか」
ルル(何か違う…。 でも、なんか慣れてきた俺がいるぞ…
人間の順応性をまさか我が身で思い知るとはな…)
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 08:03:10.15 ID:R9Fum8Rl0
C.C.「…これが、ピザ」
ルル「気に入ったか?」
C.C.「は、はい! とても美味しいです! で、でも、何か…?」
ルル「ん?」
C.C.「この食べ物を食べていたら、自分が自分で無くなってしまうような気がして…」
ルル「…どういった風に?」
C.C.「主が前にいるのに、変に傲岸不遜な態度になりそうなんです!
こ、怖い! ピザ…美味しいのに怖いです!」
ルル(なるほど…潜在意識にまでピザが染み付いているのか。あのNEET魔女は。
ふむ…これはピザを与え続けたら良い刺激になるかもな)
ルル「さぁ、もっと食え。C.C.」
C.C.「でも、も、申し訳ないです! 下賤な自分がこんな高級なモノを食べれるなんて…」
ルル「昔は何を食べていたんだ?」
C.C.「雑草と水、そして昆虫。パンの耳は高級品でした……どうされました、ルルーシュ様?」
ルル「いや、何でもない…何でもないぞ! (不憫だ! 不憫すぎるぞC.C.!)」
ルル「気に入ったか?」
C.C.「は、はい! とても美味しいです! で、でも、何か…?」
ルル「ん?」
C.C.「この食べ物を食べていたら、自分が自分で無くなってしまうような気がして…」
ルル「…どういった風に?」
C.C.「主が前にいるのに、変に傲岸不遜な態度になりそうなんです!
こ、怖い! ピザ…美味しいのに怖いです!」
ルル(なるほど…潜在意識にまでピザが染み付いているのか。あのNEET魔女は。
ふむ…これはピザを与え続けたら良い刺激になるかもな)
ルル「さぁ、もっと食え。C.C.」
C.C.「でも、も、申し訳ないです! 下賤な自分がこんな高級なモノを食べれるなんて…」
ルル「昔は何を食べていたんだ?」
C.C.「雑草と水、そして昆虫。パンの耳は高級品でした……どうされました、ルルーシュ様?」
ルル「いや、何でもない…何でもないぞ! (不憫だ! 不憫すぎるぞC.C.!)」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 08:13:17.24 ID:R9Fum8Rl0
【C.C.日記】
きょうはろろーすさまからおぼえきれないぶんのじをおJえていただいた
あしたもがあばろう
ふとんがきもちいい
ありがとう、ろろーすさま
【ルル日記】
今日はC.C.がピザに関しての記憶が僅かながらにある事が判明した。
この事柄から、あいつの海馬に訴え掛けて今昔の記憶に揺さぶりをかけ…
(以下延々と脳の構造について数ページ)
それにしても、従順なC.C.はどこか物足りない。
早くあの蔑みを含んだ目で俺を見つめてほしいものだ。
きょうはろろーすさまからおぼえきれないぶんのじをおJえていただいた
あしたもがあばろう
ふとんがきもちいい
ありがとう、ろろーすさま
【ルル日記】
今日はC.C.がピザに関しての記憶が僅かながらにある事が判明した。
この事柄から、あいつの海馬に訴え掛けて今昔の記憶に揺さぶりをかけ…
(以下延々と脳の構造について数ページ)
それにしても、従順なC.C.はどこか物足りない。
早くあの蔑みを含んだ目で俺を見つめてほしいものだ。
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 08:20:56.39 ID:R9Fum8Rl0
~ある朝の暇な時間、ルルーシュの部屋にて~
C.C.「ご、ご主人様」
ルル「ルルーシュでいい、と教えたろう」
C.C.「も、申し訳ありません、ル、ルルーシュ様!」
ルル「ルルーシュ、だ」
C.C.「ル、ルルーシュ、…様」
ルル「ルルーシュ」
C.C.「ル、ル、ル、ルルー…主人様」
ルル「混ざってる混ざってる」
C.C.「も、申し訳ございません!」
ルル「はい、もう一度。ルルーシュ」
C.C.「ルルー、…ルルー、シュ! …様!!」
ルル「ああ、惜しい!」
C.C.「も、申し訳ございません!」
咲世子(何だか部屋が騒がしい? 楽しそうねぇ、ルルーシュ様…)
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 08:28:41.89 ID:R9Fum8Rl0
ルル「おい、C.C.」
C.C.「ヒッ…! は、はい! な、何でしょうか?」
ルル「…どうしてそんなに怯えてるんだ?」
C.C.「そ、その。 ずっと仕えていた主人は、私を殴る方が多くて、」
ルル「……」
C.C.「そ、それで! あ、あの。主人には奉仕しなくちゃいけないのに、こ、怖くて…」
ルル「……」
C.C.「ル、ルルーシュ様はお優しくて、こんな私なんかをお目にかけてくれて!
こ、怖くなんかないんです! で、でも体がどうしても反応してしまって…」
ルル「…次から、もう少し柔らかく声をかけるように努力する。 お前は怯えず、堂々としている方が『らしい』ぞ」
C.C.「…?」
ルル(慣れん…この状態のコイツに未だ慣れんぞ…!?
帰って来い、俺のC.C.! 玉城に向ける目を俺にも向ける時代のC.C.カムバック!)
C.C.「ヒッ…! は、はい! な、何でしょうか?」
ルル「…どうしてそんなに怯えてるんだ?」
C.C.「そ、その。 ずっと仕えていた主人は、私を殴る方が多くて、」
ルル「……」
C.C.「そ、それで! あ、あの。主人には奉仕しなくちゃいけないのに、こ、怖くて…」
ルル「……」
C.C.「ル、ルルーシュ様はお優しくて、こんな私なんかをお目にかけてくれて!
こ、怖くなんかないんです! で、でも体がどうしても反応してしまって…」
ルル「…次から、もう少し柔らかく声をかけるように努力する。 お前は怯えず、堂々としている方が『らしい』ぞ」
C.C.「…?」
ルル(慣れん…この状態のコイツに未だ慣れんぞ…!?
帰って来い、俺のC.C.! 玉城に向ける目を俺にも向ける時代のC.C.カムバック!)
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 08:35:41.31 ID:R9Fum8Rl0
ルル「しーとぅー、しーとぅーは居るか?」
咲世「ルルーシュ様。どうなされたんですか、そんな発音良くC.C.様を呼んで」
ルル「咲世子、しーとぅーを見なかったか?」
咲世「C.C.様でしたら、多分自分の部屋で休んでおられるのかと…」
ルル「そうか、ありがとう」
咲世「ルルー主人様」
ルル「混ざってるぞ。 一体どうした?」
咲世「その呼び方は若干の問題があるので、普通でいいかと」
ルル「そうか? 怖がらせないよう、まずは名前の呼び方から柔らかくしようと思ったのだが…」
咲世「普通でいいかと」
ルル「わ、分かった…」
咲世「ルルーシュ様。どうなされたんですか、そんな発音良くC.C.様を呼んで」
ルル「咲世子、しーとぅーを見なかったか?」
咲世「C.C.様でしたら、多分自分の部屋で休んでおられるのかと…」
ルル「そうか、ありがとう」
咲世「ルルー主人様」
ルル「混ざってるぞ。 一体どうした?」
咲世「その呼び方は若干の問題があるので、普通でいいかと」
ルル「そうか? 怖がらせないよう、まずは名前の呼び方から柔らかくしようと思ったのだが…」
咲世「普通でいいかと」
ルル「わ、分かった…」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 08:44:35.73 ID:R9Fum8Rl0
~C.C.の部屋前~
コンコン
ルル「C.C.よ。居るか? 入るぞ」
C.C.「ご、ご主人様!? しょ、少々! 少々お待ちを!」
ガチャ
ルル「………着替え中だったのか」
C.C.「も、申し訳ございません! こ、このような、みすぼらしい体を視界に入れさせてしまって…!」
ルル「いや、いい。 無礼だったな。 着替えが終わったら、そっちの方からドアをノックしてくれ」
C.C.「は、はい! す、すぐに終わりますので!!」
~部屋の外~
ルル(違うだろう、それは違うだろう! そこは『●●坊や』の一言だろうよC.C.よ!)
咲世(ルルーシュ様、何をあんなにジタバタと悶えているのでしょう?
…まぁ、楽しそうだから問題なさそうですね)
コンコン
ルル「C.C.よ。居るか? 入るぞ」
C.C.「ご、ご主人様!? しょ、少々! 少々お待ちを!」
ガチャ
ルル「………着替え中だったのか」
C.C.「も、申し訳ございません! こ、このような、みすぼらしい体を視界に入れさせてしまって…!」
ルル「いや、いい。 無礼だったな。 着替えが終わったら、そっちの方からドアをノックしてくれ」
C.C.「は、はい! す、すぐに終わりますので!!」
~部屋の外~
ルル(違うだろう、それは違うだろう! そこは『●●坊や』の一言だろうよC.C.よ!)
咲世(ルルーシュ様、何をあんなにジタバタと悶えているのでしょう?
…まぁ、楽しそうだから問題なさそうですね)
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 08:51:34.18 ID:R9Fum8Rl0
C.C.「だ、大丈夫です、ルルーシュ様。もう着替えは終わりました…」
コンコン
ルル「…また、よりにもよってそれに着替えたのか」
C.C.「…も、申し訳ございません! ふ、不都合があったのでしたら直ぐに着替えなおします!」
ルル「ぬ、脱がなくていい! 大丈夫、大丈夫だから!」
ルル(無意識に拘束衣を着るのか…体がそれを着ていたのを覚えている?)
C.C.「そ、それで、私に一体何か…?」
ルル「何。大した事では無い。俺も今日は暇でな」
ルル「お前が良ければだが、一緒にDVDを見てみないか?」
C.C.「でぃーヴぃーでぃー、ですか…?」
コンコン
ルル「…また、よりにもよってそれに着替えたのか」
C.C.「…も、申し訳ございません! ふ、不都合があったのでしたら直ぐに着替えなおします!」
ルル「ぬ、脱がなくていい! 大丈夫、大丈夫だから!」
ルル(無意識に拘束衣を着るのか…体がそれを着ていたのを覚えている?)
C.C.「そ、それで、私に一体何か…?」
ルル「何。大した事では無い。俺も今日は暇でな」
ルル「お前が良ければだが、一緒にDVDを見てみないか?」
C.C.「でぃーヴぃーでぃー、ですか…?」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 08:56:31.09 ID:R9Fum8Rl0
ルル「タイトルは『13日の金曜日』だ」
C.C.「………」
ルル(ショック療法。コレを試してみる。
…まぁ、あのC.C.がこの程度のホラーで怯むとは思ってもいないが、やれるだけやってみる)
C.C.「………」
ルル「どうした? 浮かない顔をしてるな」
C.C.「……あの、ご主人様」
ルル「?」
C.C.「でぃーヴぃーでぃー、とは、何なのでしょう?
よ、よく分からなくて申し訳ありません!」
ルル(しまった! まずその辺の説明から必要だったのか!)
C.C.「………」
ルル(ショック療法。コレを試してみる。
…まぁ、あのC.C.がこの程度のホラーで怯むとは思ってもいないが、やれるだけやってみる)
C.C.「………」
ルル「どうした? 浮かない顔をしてるな」
C.C.「……あの、ご主人様」
ルル「?」
C.C.「でぃーヴぃーでぃー、とは、何なのでしょう?
よ、よく分からなくて申し訳ありません!」
ルル(しまった! まずその辺の説明から必要だったのか!)
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 09:05:29.82 ID:R9Fum8Rl0
~DVD視聴中~
C.C.「……ううぅうぅ、うぅぅぅ」
ルル(涙ぐんでるよ、オイ。 本来なら『くだらん、それよりピザはまだか?』とか言いそうなもんだが…)
C.C.「…うぅぅぅ~」
ルル(拳を握り締めるほど怖いのか…何か申し訳なくなってきた…)
C.C.「…こゎく、ない。こわくない、…こわくない~」
ルル(声出てる、声出てるぞC.C.)
C.C.「…あぅ、また怖いお面が来たぁ」
ルル(あ、泣いた。…泣いちゃったぞ。 しかし何気に怖いなこのDVD。 …C.C.が感じる恐怖が伝染でもしたか?)
C.C.「きゃああああああああああああぁぁぁぁぁ!!!」
ルル「ほぅわああああああああああああああああ!!!」
咲世(ルルーシュ様…。もしかして先日お貸ししたDVDでも見てるのでしょうか?
貸す前にあれ程「怖いから止めておけ」と言ったのに…)
C.C.「……ううぅうぅ、うぅぅぅ」
ルル(涙ぐんでるよ、オイ。 本来なら『くだらん、それよりピザはまだか?』とか言いそうなもんだが…)
C.C.「…うぅぅぅ~」
ルル(拳を握り締めるほど怖いのか…何か申し訳なくなってきた…)
C.C.「…こゎく、ない。こわくない、…こわくない~」
ルル(声出てる、声出てるぞC.C.)
C.C.「…あぅ、また怖いお面が来たぁ」
ルル(あ、泣いた。…泣いちゃったぞ。 しかし何気に怖いなこのDVD。 …C.C.が感じる恐怖が伝染でもしたか?)
C.C.「きゃああああああああああああぁぁぁぁぁ!!!」
ルル「ほぅわああああああああああああああああ!!!」
咲世(ルルーシュ様…。もしかして先日お貸ししたDVDでも見てるのでしょうか?
貸す前にあれ程「怖いから止めておけ」と言ったのに…)
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 09:13:04.80 ID:R9Fum8Rl0
【C.C.日記】
きょうはろろーすさまとえいがをみたり、すうじをおしえてもらったりした
えいがこわかった
ないちゃった
ろろーすさまもこわがってた
あしたもがんばろう
いいごしゅじんさま、やさしぃろろーすさま
すてられないように、がんばろう、がんばろう
ありがとう、ろろーすさま
【ルル日記】
咲世子から借りたDVDを舐めていた
…非科学的なものなぞ怖くないと思っていた俺が愚かだったかも知れない
…次は動物モノにしよう
なんかC.C.のあの性格がデフォに成り始めた自分が憎い
Sっ気満載のアイツが戻ってくるまで俺は諦めんぞ!
【咲世子日記】
今日も平和でした。
火遁の術を覚える事も出来て、充実した一日でした。
きょうはろろーすさまとえいがをみたり、すうじをおしえてもらったりした
えいがこわかった
ないちゃった
ろろーすさまもこわがってた
あしたもがんばろう
いいごしゅじんさま、やさしぃろろーすさま
すてられないように、がんばろう、がんばろう
ありがとう、ろろーすさま
【ルル日記】
咲世子から借りたDVDを舐めていた
…非科学的なものなぞ怖くないと思っていた俺が愚かだったかも知れない
…次は動物モノにしよう
なんかC.C.のあの性格がデフォに成り始めた自分が憎い
Sっ気満載のアイツが戻ってくるまで俺は諦めんぞ!
【咲世子日記】
今日も平和でした。
火遁の術を覚える事も出来て、充実した一日でした。
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 09:22:20.41 ID:R9Fum8Rl0
ルル「おはよう、C.C.」
C.C.「お、おはようございます、ルルーシュ様!」
ルル「…挨拶の度に戸惑っているな。 どうかしたのか?」
C.C.「わ、私なんかに挨拶を交わしてくれるご主人なんて今まで、い、いなかったので…
そ、その、な、何と言っていいか…」
ルル「気にするな。 挨拶くらいは人として普通の嗜みだろう」
C.C.「ひ、人として扱ってくれること、が、わ、私には、嬉しいのです…!」
ルル「……C.C.」
C.C.「は、はい。 な、何かお気に障るような事を言ってしまったのでしょうか…!?」
ルル「…今からは、それが普通だ。慣れるように善処しろ。
それに今から朝食だ、早めに食堂に行くぞ」
C.C.「は、はい!」
C.C.「お、おはようございます、ルルーシュ様!」
ルル「…挨拶の度に戸惑っているな。 どうかしたのか?」
C.C.「わ、私なんかに挨拶を交わしてくれるご主人なんて今まで、い、いなかったので…
そ、その、な、何と言っていいか…」
ルル「気にするな。 挨拶くらいは人として普通の嗜みだろう」
C.C.「ひ、人として扱ってくれること、が、わ、私には、嬉しいのです…!」
ルル「……C.C.」
C.C.「は、はい。 な、何かお気に障るような事を言ってしまったのでしょうか…!?」
ルル「…今からは、それが普通だ。慣れるように善処しろ。
それに今から朝食だ、早めに食堂に行くぞ」
C.C.「は、はい!」
126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 09:30:38.34 ID:R9Fum8Rl0
~映画を見た日の晩①~
雑巾「兄さん…元気してるかな?」
prrrrrr
雑巾「ん? …兄さんからだ! どうしたんだろう? …まさか、何かに巻き込まれたんじゃ!?」
件名:起きてるか?
内容:俺だ
雑巾「?」
件名:起きてるよ、兄さん(笑)
内容:どうかしたの? 事件? 何か困った事があったらホットラインでお願い!」
雑巾「コレで良し…? 返信が来なかったら、すぐにでも咲世子と救出に…!」
prrrrrr
件名:re:起きてるよ、兄さん(笑)
内容:いや、何でもない。暇だったから送っただけだ。迷惑だったら悪かった。
雑巾「兄さん…! もぅ、そんなワケないじゃないか!!」
件名:無題
内容:いいよ!暇暇! 全然暇! メール嬉しいよ!
140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 09:41:46.35 ID:R9Fum8Rl0
~映画を見た日の晩②~
prrrrrr
件名:re:
内容:そうか。じゃあ今から適当に遊ばないか? モノポリーやらチェスやらあるぞ
雑巾「うわぁ…兄さんから遊びに誘ってくれてる! 夢みたいだ…」
件名:無題
内容:うん、遊ぶ! 今から兄さんの部屋に行く? それとも、僕の部屋?
雑巾「さて、コレで………」 コンコン
雑巾「ん?」 ガチャ
ルル「やぁ、ロロ」
雑巾「に、兄さん!?」
ルル「部屋に一人で居るのにいてもたっても、もとい、急く気持ちが止まらなくてな。来てしまったよ」
雑巾「いらっしゃい、兄さん。 来てくれて嬉しいよw」
ルル(酢飯を殺した分際の雑巾………だが、今だけは感謝するぞ。本当に助かった。
…部屋に置いてあるゼロ仮面すら怖く感じるような俺は駄目かも知れんな)
ロロ「はい、オセロは僕の勝ち」
ルル「時を止めるな」
ロロ「はい、モノポリーも僕の勝ち」
ルル「…時を止めるな」
ロロ「はい、チェスも僕の勝ち~」
ルル「時を止めるなぁぁぁぁぁぁ!!!」
ロロ(…でも、兄さんなんでこんな急に遊ぼうって言い出したんだろう? …でもまぁ、いいかw)
こうしてロロは、何故か部屋に帰ろうとはしない兄に付き合い、
結局徹夜した後に中華連邦に飛び立つこととなった
prrrrrr
件名:re:
内容:そうか。じゃあ今から適当に遊ばないか? モノポリーやらチェスやらあるぞ
雑巾「うわぁ…兄さんから遊びに誘ってくれてる! 夢みたいだ…」
件名:無題
内容:うん、遊ぶ! 今から兄さんの部屋に行く? それとも、僕の部屋?
雑巾「さて、コレで………」 コンコン
雑巾「ん?」 ガチャ
ルル「やぁ、ロロ」
雑巾「に、兄さん!?」
ルル「部屋に一人で居るのにいてもたっても、もとい、急く気持ちが止まらなくてな。来てしまったよ」
雑巾「いらっしゃい、兄さん。 来てくれて嬉しいよw」
ルル(酢飯を殺した分際の雑巾………だが、今だけは感謝するぞ。本当に助かった。
…部屋に置いてあるゼロ仮面すら怖く感じるような俺は駄目かも知れんな)
ロロ「はい、オセロは僕の勝ち」
ルル「時を止めるな」
ロロ「はい、モノポリーも僕の勝ち」
ルル「…時を止めるな」
ロロ「はい、チェスも僕の勝ち~」
ルル「時を止めるなぁぁぁぁぁぁ!!!」
ロロ(…でも、兄さんなんでこんな急に遊ぼうって言い出したんだろう? …でもまぁ、いいかw)
こうしてロロは、何故か部屋に帰ろうとはしない兄に付き合い、
結局徹夜した後に中華連邦に飛び立つこととなった
151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 09:48:22.36 ID:R9Fum8Rl0
~映画を見た日の晩③~
C.C.(……いつも暗い中で寝ていたのに)
C.C.(……今日は、なんか怖い)
C.C.(……どうしよう)
C.C.(……どうしよぅ)
C.C.(……トイレ、行きたくなっちゃった)
C.C.(……こんなに良いお布団じゃなかったら、もう諦めるのに)
C.C.(……それは、駄目。 …ルルーシュ様に、咲世子様に、怒られちゃう)
C.C.(……勇気出して、トイレ、行かなきゃ)
171: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 09:55:22.26 ID:R9Fum8Rl0
~映画を見た日の晩④~
C.C.(……お屋敷、こんなに広いんだ)
C.C.(……怖い、怖いぃ)
C.C.(……あの奥に見える廊下、右に曲がったらトイレ)
C.C.(……でも、あの仮面が出てきたら、どうしよう)
C.C.(……駄目、考えちゃ、駄目)
C.C.(……でももう、考えちゃったよぅ)
C.C.(……怖いよぅ、こ、怖いよぅ)
C.C.「……ルルーシュ様ぁ」
ルル「呼んだか?」
C.C.「………!!」
C.C.(……お屋敷、こんなに広いんだ)
C.C.(……怖い、怖いぃ)
C.C.(……あの奥に見える廊下、右に曲がったらトイレ)
C.C.(……でも、あの仮面が出てきたら、どうしよう)
C.C.(……駄目、考えちゃ、駄目)
C.C.(……でももう、考えちゃったよぅ)
C.C.(……怖いよぅ、こ、怖いよぅ)
C.C.「……ルルーシュ様ぁ」
ルル「呼んだか?」
C.C.「………!!」
189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 10:03:31.85 ID:R9Fum8Rl0
~映画を見た日の晩⑤~
C.C.「る、るるーしゅ様? や、夜分遅くに一体どうなされたのですか?」
ルル「ああ。ロロがどうしても暇だからってメールが来たんで、仕方無いからアイツの部屋に行く所だ。
…お前こそどうしたんだ? …腰が若干ひけている様に見えるが?」
C.C.「わ、わた、私はその、その、その、ですね、あ、あの…! な、何となく散歩が」
ルル「また随分と切羽詰った様子で散歩をするんだな。散歩くらい余裕を持て」
C.C.「も、も、漏、も、申し訳ありません…!」
ルル(…そういう事か)
ルル「C.C.。ロロの部屋に行く前にあの廊下の方角に用事があるんだ。一緒に来てくれないか?」
C.C.「よ、よ、喜んでお付き合いさせていただきます!!」
C.C.「る、るるーしゅ様? や、夜分遅くに一体どうなされたのですか?」
ルル「ああ。ロロがどうしても暇だからってメールが来たんで、仕方無いからアイツの部屋に行く所だ。
…お前こそどうしたんだ? …腰が若干ひけている様に見えるが?」
C.C.「わ、わた、私はその、その、その、ですね、あ、あの…! な、何となく散歩が」
ルル「また随分と切羽詰った様子で散歩をするんだな。散歩くらい余裕を持て」
C.C.「も、も、漏、も、申し訳ありません…!」
ルル(…そういう事か)
ルル「C.C.。ロロの部屋に行く前にあの廊下の方角に用事があるんだ。一緒に来てくれないか?」
C.C.「よ、よ、喜んでお付き合いさせていただきます!!」
215: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 10:13:01.70 ID:R9Fum8Rl0
~映画を見た日の晩⑥~
ルル「…ふむ。この辺りまで来たはいいが、用件を忘れた。後は適当に散歩を楽しんでくれ」
C.C.「え、え、……あ、あの!」
ルル「…?」
C.C.「あ、ありがとうございました。ご主人様」
ルル「…礼を言われる事はしてない。気にするな」
C.C.(……間に合った)
C.C.(……もう、駄目かと思った)
C.C.(……セーフ)
C.C.(……忘れてた)
C.C.(……ココから、また部屋に帰らなきゃ)
C.C.「……ルルーシュ様ぁ」 ボソッ
C.C.(……)
C.C.(……流石に二回目、無いよね)
こうして半泣きになりながらも、C.C.は無事に部屋に帰り着いた。
トイレに行く際の必死さが消えていたので、帰りは行きの倍の時間がかかってしまったのを捕捉とさせていただく
ルル「…ふむ。この辺りまで来たはいいが、用件を忘れた。後は適当に散歩を楽しんでくれ」
C.C.「え、え、……あ、あの!」
ルル「…?」
C.C.「あ、ありがとうございました。ご主人様」
ルル「…礼を言われる事はしてない。気にするな」
C.C.(……間に合った)
C.C.(……もう、駄目かと思った)
C.C.(……セーフ)
C.C.(……忘れてた)
C.C.(……ココから、また部屋に帰らなきゃ)
C.C.「……ルルーシュ様ぁ」 ボソッ
C.C.(……)
C.C.(……流石に二回目、無いよね)
こうして半泣きになりながらも、C.C.は無事に部屋に帰り着いた。
トイレに行く際の必死さが消えていたので、帰りは行きの倍の時間がかかってしまったのを捕捉とさせていただく
238: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 10:21:39.08 ID:R9Fum8Rl0
ルル「C.C.。いるか?」
C.C.「は、はい! な、何用でしょうか!?」
ルル「今、時間の方は大丈夫か?」
C.C.「ご、ご主人が空けろというならいつでも空ける事が…」
ルル「いや、忙しいならいいんだ」
C.C.「だ、大丈夫です! も、もう皿洗いも洗濯も終わりましたので、仕事はほとんどありません」
ルル(洗濯だと…コイツ、本当にあのNEET魔女なのか?)
ルル「そうか、なら、またDVDを一緒に見ないか?」
C.C.「ヒッ! ル…、ルルーシュ様が望みなら、わ、私は…」
ルル「そう身構えるな。 今回は前みたいな怖いモノではないから安心してくれ」
C.C.「…は、はい」
C.C.「は、はい! な、何用でしょうか!?」
ルル「今、時間の方は大丈夫か?」
C.C.「ご、ご主人が空けろというならいつでも空ける事が…」
ルル「いや、忙しいならいいんだ」
C.C.「だ、大丈夫です! も、もう皿洗いも洗濯も終わりましたので、仕事はほとんどありません」
ルル(洗濯だと…コイツ、本当にあのNEET魔女なのか?)
ルル「そうか、なら、またDVDを一緒に見ないか?」
C.C.「ヒッ! ル…、ルルーシュ様が望みなら、わ、私は…」
ルル「そう身構えるな。 今回は前みたいな怖いモノではないから安心してくれ」
C.C.「…は、はい」
253: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 10:28:32.40 ID:R9Fum8Rl0
ルル「と、いうワケで咲世子から借りてきたこのDVD」
C.C.「は、はい! でぃーヴぃーでぃーですね!」
ルル「ほのぼの系の魚介類が楽しめるという作品らしい」
C.C.「で、ではペンギンなどの生き物が見れるのでしょうか?」
ルル「俺も中を見た事が無いから、その辺りは不明だ。期待はしていいだろう」
C.C.「…は、はい!」
ルル「そのタイトルは…」
咲世「あら?ルルーシュ様にお貸ししたハズの『水の惑星』が、何故私の机の上に?
…渡し間違えた、ワケないですよね。」
ルル「『ディープ・ブルー』というらしい」
C.C.「おお~!!」 パチパチ
C.C.「は、はい! でぃーヴぃーでぃーですね!」
ルル「ほのぼの系の魚介類が楽しめるという作品らしい」
C.C.「で、ではペンギンなどの生き物が見れるのでしょうか?」
ルル「俺も中を見た事が無いから、その辺りは不明だ。期待はしていいだろう」
C.C.「…は、はい!」
ルル「そのタイトルは…」
咲世「あら?ルルーシュ様にお貸ししたハズの『水の惑星』が、何故私の机の上に?
…渡し間違えた、ワケないですよね。」
ルル「『ディープ・ブルー』というらしい」
C.C.「おお~!!」 パチパチ
281: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 10:37:24.61 ID:R9Fum8Rl0
~DVD視聴中~
C.C.「…ぺ、ペンギン…ううぅうぅ、うぅぅぅ」
ルル(おかしい。今回はリラクゼーション効果を狙って自然の映像のみの映画と頼んだのだが…)
C.C.「…さ、サメが、人、…食べちゃった」
ルル(何故、何故にハリウッド系の俳優が阿鼻叫喚の絵図を見せているんだ!?)
C.C.「…こゎく、ない。こわくない、…こわくない~」
ルル(声出てる、声出てるぞC.C. …すまない。お前を涙目にするつもりじゃなかったんだ)
C.C.「…あぅ、ここ駄目、サメが来る、来る…!」
ルル(さも危険な状態に身を置くとは…馬鹿じゃないのか、こいつらは…、あ、危ない。 コレは鮫が来る流れだろう)
C.C.「きゃああああああああああああぁぁぁぁぁ!!!」
ルル「ほぅわああああああああああああああああ!!!」
咲世(…楽しそうなお二人ですねぇ。…私も混ぜていただけないでしょうか? …駄目ですよねぇ)
C.C.「…ぺ、ペンギン…ううぅうぅ、うぅぅぅ」
ルル(おかしい。今回はリラクゼーション効果を狙って自然の映像のみの映画と頼んだのだが…)
C.C.「…さ、サメが、人、…食べちゃった」
ルル(何故、何故にハリウッド系の俳優が阿鼻叫喚の絵図を見せているんだ!?)
C.C.「…こゎく、ない。こわくない、…こわくない~」
ルル(声出てる、声出てるぞC.C. …すまない。お前を涙目にするつもりじゃなかったんだ)
C.C.「…あぅ、ここ駄目、サメが来る、来る…!」
ルル(さも危険な状態に身を置くとは…馬鹿じゃないのか、こいつらは…、あ、危ない。 コレは鮫が来る流れだろう)
C.C.「きゃああああああああああああぁぁぁぁぁ!!!」
ルル「ほぅわああああああああああああああああ!!!」
咲世(…楽しそうなお二人ですねぇ。…私も混ぜていただけないでしょうか? …駄目ですよねぇ)
295: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 10:43:05.83 ID:R9Fum8Rl0
咲世「ルルー主人様」
ルル「混ざってるぞ。 どうかしたのか?」
咲世「…どうにもC.C.様の様子がおかしいのですが」
ルル「…どういう事だ?」
咲世「水を極端に恐れてしまい、皿洗い等の仕事が中々はかどらなくて…」
ルル「…それはきっと心的なモノだ。記憶を無くしても、中身は魔女だ。放っておけばすぐ治るだろう」
咲世「はい。畏まりました」
ルル「それとな、咲世子」
咲世「はい」
ルル「俺は今日は風呂には入らないから、その辺りはヨロシク頼む」
咲世「…畏まりました」
ルル「混ざってるぞ。 どうかしたのか?」
咲世「…どうにもC.C.様の様子がおかしいのですが」
ルル「…どういう事だ?」
咲世「水を極端に恐れてしまい、皿洗い等の仕事が中々はかどらなくて…」
ルル「…それはきっと心的なモノだ。記憶を無くしても、中身は魔女だ。放っておけばすぐ治るだろう」
咲世「はい。畏まりました」
ルル「それとな、咲世子」
咲世「はい」
ルル「俺は今日は風呂には入らないから、その辺りはヨロシク頼む」
咲世「…畏まりました」
309: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 10:49:37.85 ID:R9Fum8Rl0
C.C.日記】
きょうもろろーすさまとでぃーヴぃーでぃーをみた
いっしょにみるのはたのしくてうれしいのに、いっつもなかがこわい
おふろにはいるのがこわかった ろろーすさまはおふろにはいってなかった
あしたもがんばろう
しあわせ、しあわせ
ありがとう、ろろーすさま
【ルル日記】
咲世子は完全で清楚なメイドと思っていたがDVDのチョイスだけは今後は信じない
あのC.C.は放ってはおけない。…ちょっと慣れてきたが、未だビクビクするのはいただけないな
【咲世子日記】
今日も平和でした。
影分身の人数も三人増やす事が出来て、充実した一日でした。
【雑巾日記】
黒の騎士団の宴会部長に前髪後退の心配をされた。それはお互い様だと思った。
きょうもろろーすさまとでぃーヴぃーでぃーをみた
いっしょにみるのはたのしくてうれしいのに、いっつもなかがこわい
おふろにはいるのがこわかった ろろーすさまはおふろにはいってなかった
あしたもがんばろう
しあわせ、しあわせ
ありがとう、ろろーすさま
【ルル日記】
咲世子は完全で清楚なメイドと思っていたがDVDのチョイスだけは今後は信じない
あのC.C.は放ってはおけない。…ちょっと慣れてきたが、未だビクビクするのはいただけないな
【咲世子日記】
今日も平和でした。
影分身の人数も三人増やす事が出来て、充実した一日でした。
【雑巾日記】
黒の騎士団の宴会部長に前髪後退の心配をされた。それはお互い様だと思った。
439: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 15:04:30.75 ID:R9Fum8Rl0
ルル「その昔、『男は床で寝ろ』という傲慢の権化のような女がいてな」
C.C.「…は、はい」
ルル「とにかく破天荒な奴だった。無断で学校に来るかと思えば、だらしない格好でピザを食べていたりしてな」
C.C.「…は、はい」
ルル「でも何故だろうな。 今は、その破天荒さが少しだけ…いや、何でもない。忘れてくれ」
C.C.「…わ、私は卑族の身ですので、な、何とも言えません」
ルル「ああ、気にしないでくれ。ほとんど独り言みたいなものだ」
C.C.「…は、はい」
C.C.「…は、はい」
ルル「とにかく破天荒な奴だった。無断で学校に来るかと思えば、だらしない格好でピザを食べていたりしてな」
C.C.「…は、はい」
ルル「でも何故だろうな。 今は、その破天荒さが少しだけ…いや、何でもない。忘れてくれ」
C.C.「…わ、私は卑族の身ですので、な、何とも言えません」
ルル「ああ、気にしないでくれ。ほとんど独り言みたいなものだ」
C.C.「…は、はい」
454: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 15:16:57.13 ID:R9Fum8Rl0
ルル「C.C.。この紙に書いてある事を読んでみろ」
C.C.「も、申し訳ありません! ぶ、部分的にしか読めなくて…そ、その、も、申し訳ありません!」
ルル「気にするな。どうにも配慮が足りなかったな」
C.C.「わ、私なんかに配慮などとは勿体無い言葉です! せ、浅学で、申し訳ありません!」
ルル「そんなに謝るな。お前は悪い事などしていない」
C.C.「は、はい! 申し訳…あ、りません…」
ルル「全く…その癖は治すように最善を努めろ」
C.C.「ご、ご主人様がそうおっしゃるのなら、せ、精一杯、が、頑張ります」
ルル「よし、文章を平仮名にしてみた。これで大丈夫か?」
C.C.「は、はい! よ、読めます!」
C.C.「『おまえはまるでぶたのようだな』
は、はい…。わ、私は畜生にも劣るほどの身分です…ですが、ど、どうかお傍に…」
ルル「それは別にお前に言ってないから安心しろ。涙ぐむな。…言わせて悪かった」
ルル(S的な台詞を言わせていけば徐々に戻るかと思ったが…ちょっと言葉を選ばなさすぎたか…)
C.C.「も、申し訳ありません! ぶ、部分的にしか読めなくて…そ、その、も、申し訳ありません!」
ルル「気にするな。どうにも配慮が足りなかったな」
C.C.「わ、私なんかに配慮などとは勿体無い言葉です! せ、浅学で、申し訳ありません!」
ルル「そんなに謝るな。お前は悪い事などしていない」
C.C.「は、はい! 申し訳…あ、りません…」
ルル「全く…その癖は治すように最善を努めろ」
C.C.「ご、ご主人様がそうおっしゃるのなら、せ、精一杯、が、頑張ります」
ルル「よし、文章を平仮名にしてみた。これで大丈夫か?」
C.C.「は、はい! よ、読めます!」
C.C.「『おまえはまるでぶたのようだな』
は、はい…。わ、私は畜生にも劣るほどの身分です…ですが、ど、どうかお傍に…」
ルル「それは別にお前に言ってないから安心しろ。涙ぐむな。…言わせて悪かった」
ルル(S的な台詞を言わせていけば徐々に戻るかと思ったが…ちょっと言葉を選ばなさすぎたか…)
467: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 15:29:39.01 ID:R9Fum8Rl0
ルル「咲世子、記憶喪失に関しての資料提供に感謝する」
咲世「いえ、この程度の事などメイドとして当然の事です。お心遣い、痛み入ります」
ルル「結局、記憶喪失に有効なのは何なのだろうな」
咲世「有効、と言いますと?」
ルル「こういうのは時間が解決するのだろうが、生憎俺はそこまで腰を据えて待つつもりは無い。
短時間でアイツが記憶を取り戻すのに一番手っ取り早い方法の事、だな」
咲世「…でしたら」
咲世「何かの本で見たのですが、高い土地に立つ神社の上から二人で転げ落ちると記憶が…
…申し訳ありません。その後はうろ覚えでして。また調べて後日お話を」
ルル「いや、充分だ。ありがとう。 早速試してくるか。 おい、C.C.。C.C.はどこだ?」 バタン
咲世「あっ、ルルーシュ様!」
咲世「本のタイトルは何でしたっけ?『転校生』?
…まぁ、本当に実行する事はあのモヤシっ子には無いでしょう。多分大丈夫だとは思いますが」
咲世「いえ、この程度の事などメイドとして当然の事です。お心遣い、痛み入ります」
ルル「結局、記憶喪失に有効なのは何なのだろうな」
咲世「有効、と言いますと?」
ルル「こういうのは時間が解決するのだろうが、生憎俺はそこまで腰を据えて待つつもりは無い。
短時間でアイツが記憶を取り戻すのに一番手っ取り早い方法の事、だな」
咲世「…でしたら」
咲世「何かの本で見たのですが、高い土地に立つ神社の上から二人で転げ落ちると記憶が…
…申し訳ありません。その後はうろ覚えでして。また調べて後日お話を」
ルル「いや、充分だ。ありがとう。 早速試してくるか。 おい、C.C.。C.C.はどこだ?」 バタン
咲世「あっ、ルルーシュ様!」
咲世「本のタイトルは何でしたっけ?『転校生』?
…まぁ、本当に実行する事はあのモヤシっ子には無いでしょう。多分大丈夫だとは思いますが」
475: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 15:36:50.70 ID:R9Fum8Rl0
ルル「と、いう事でだ」
C.C.「…は、はい」
ルル「実際に神社に来てみたはいいが、これは…何というか、結構高いんだな」
C.C.「…だ、大丈夫です。ご主人様の身は、わ、私が身代わりになってでも、お守り致しますので」
ルル(ここは普段なら、『お前が落ちろ』とでも言いそうな感じなんだがな。まぁ、今の状態なら仕方あるまい)
ルル(それに…)
ルル(落ちたら痛そうだ。将来は世界を統べる身、ここは止めておくべきだ。うん、止めておくべきだ)
C.C.「ル、ルルーシュ様? どうかなされたのですか? お体の加減でも?」
ルル「いや、何でもない。 …少しゆっくりしていこうか」
C.C.「は、はい! わ、分かりました!」
C.C.「…は、はい」
ルル「実際に神社に来てみたはいいが、これは…何というか、結構高いんだな」
C.C.「…だ、大丈夫です。ご主人様の身は、わ、私が身代わりになってでも、お守り致しますので」
ルル(ここは普段なら、『お前が落ちろ』とでも言いそうな感じなんだがな。まぁ、今の状態なら仕方あるまい)
ルル(それに…)
ルル(落ちたら痛そうだ。将来は世界を統べる身、ここは止めておくべきだ。うん、止めておくべきだ)
C.C.「ル、ルルーシュ様? どうかなされたのですか? お体の加減でも?」
ルル「いや、何でもない。 …少しゆっくりしていこうか」
C.C.「は、はい! わ、分かりました!」
482: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 15:44:51.94 ID:R9Fum8Rl0
ルル(お淑やかなC.C.と二人で過ごす時間か…
静かなコイツを昔は欲していたが、いざその状況になったら物足りないとも感じてしまうな)
C.C.(ご主人様と二人で過ごす時間…まさかこんなに安らぐ時があるなんて…
昔は殴られたりして怖かったけれど、この方は優しい。とても優しい。
…でも、怖い。 優しすぎて、また捨てられるんじゃないのか不安になる
…ルルーシュ様。下賤な身の私にご慈悲を感謝致します。 願わくば、もう少しだけ傍に…)
ルル(…しかしまぁ、何故だ。以前のC.C.ならば寡黙な時間でも心苦しくなかったのだが、今のコイツは…)
C.C.(…や、やっぱり何か話しかけてみるべきなのでしょうか?
…わ、私なんかと一緒だと退屈でしょうし、ど、どうにかして話題を見つけないと!)
ルル(…内心テンパっているのが空気で分かるな。 ここは俺の方から話を振るか)
ルル&C.C.「あの…」
ルル&C.C.「!?」
静かなコイツを昔は欲していたが、いざその状況になったら物足りないとも感じてしまうな)
C.C.(ご主人様と二人で過ごす時間…まさかこんなに安らぐ時があるなんて…
昔は殴られたりして怖かったけれど、この方は優しい。とても優しい。
…でも、怖い。 優しすぎて、また捨てられるんじゃないのか不安になる
…ルルーシュ様。下賤な身の私にご慈悲を感謝致します。 願わくば、もう少しだけ傍に…)
ルル(…しかしまぁ、何故だ。以前のC.C.ならば寡黙な時間でも心苦しくなかったのだが、今のコイツは…)
C.C.(…や、やっぱり何か話しかけてみるべきなのでしょうか?
…わ、私なんかと一緒だと退屈でしょうし、ど、どうにかして話題を見つけないと!)
ルル(…内心テンパっているのが空気で分かるな。 ここは俺の方から話を振るか)
ルル&C.C.「あの…」
ルル&C.C.「!?」
496: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 15:54:04.45 ID:R9Fum8Rl0
C.C.「ど、ど、ど、どうなされたのでしょう、ご主人様!」
ルル「い、いや、お前の方こそ一体何を話そうとしてたんだ?」
C.C.「わ、私の方は別段何も…」
ルル「俺も大した事じゃないから気にするな。…そうだな、C.C.」
C.C.「は、はい!」
ルル「お前の昔の話が聞きたい。何でもいいから適当に喋ってくれ」
C.C.「で、ですが私は奴隷として生きてきた身ですので、な、何も面白い事なんて、は、話せません!」
ルル「面白くなくてもいい。 お前の事を、話してくれ」
C.C.「ルルーシュ、様…。 で、では僭越ながら、私が最初に仕えた主人の事からお話を…」
~数十分後~
C.C.「と、いう感じで最初の主人には仕えてました……ルルーシュ様? 目頭を押さえてどうなさったのですか?」
ルル「なんでもない、なんでもない! 気にするな!」
C.C.「ヒッ! も、申し訳ございません! つ、つまらない話で退屈だったのですね! …お願いします、何でもしますから、お傍に…」
ルル「すまない、怒鳴ったつもりは無いんだ。 声を荒げて怖がらせて悪かった」
ルル(不憫だ…不憫すぎるぞC.C.!今まで『ピザでも食ってろDEVU』とか言ってすまなかった! ピザ程度ならたらふく食わせてやるからな!)
ルル「い、いや、お前の方こそ一体何を話そうとしてたんだ?」
C.C.「わ、私の方は別段何も…」
ルル「俺も大した事じゃないから気にするな。…そうだな、C.C.」
C.C.「は、はい!」
ルル「お前の昔の話が聞きたい。何でもいいから適当に喋ってくれ」
C.C.「で、ですが私は奴隷として生きてきた身ですので、な、何も面白い事なんて、は、話せません!」
ルル「面白くなくてもいい。 お前の事を、話してくれ」
C.C.「ルルーシュ、様…。 で、では僭越ながら、私が最初に仕えた主人の事からお話を…」
~数十分後~
C.C.「と、いう感じで最初の主人には仕えてました……ルルーシュ様? 目頭を押さえてどうなさったのですか?」
ルル「なんでもない、なんでもない! 気にするな!」
C.C.「ヒッ! も、申し訳ございません! つ、つまらない話で退屈だったのですね! …お願いします、何でもしますから、お傍に…」
ルル「すまない、怒鳴ったつもりは無いんだ。 声を荒げて怖がらせて悪かった」
ルル(不憫だ…不憫すぎるぞC.C.!今まで『ピザでも食ってろDEVU』とか言ってすまなかった! ピザ程度ならたらふく食わせてやるからな!)
501: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 16:02:34.90 ID:R9Fum8Rl0
【C.C.日記】
きょうはろろーすさまとでかけた
むかしのはなしをしたら、なかせてしまった
それをろろーすさまにいったら、ぜったいいうな、ぜったいだれにもいうなっていってた
だれかのためになけるのはいいひとって、だれかがいってた
ろろ-すさまはいいひと。すき。
ごしゅじんさまにこころからつかえたいとおもったのは、はじめて
ありがとう、ろろーすさま
【ルル日記】
C.C.の記憶を戻して、罵倒されながらも一緒にピザを食うという目標が出来た。
【咲世子日記】
今日も平和でした。
何人ほど分身が可能か試したらダイニングが私で埋まってしまい、我が身ながら若干引きました。
C.C.様もルルーシュ様も楽しそうでしたので、充実した一日でした。
【雑巾日記】
四聖剣の千葉がツンデレだった。盲点だった。
きょうはろろーすさまとでかけた
むかしのはなしをしたら、なかせてしまった
それをろろーすさまにいったら、ぜったいいうな、ぜったいだれにもいうなっていってた
だれかのためになけるのはいいひとって、だれかがいってた
ろろ-すさまはいいひと。すき。
ごしゅじんさまにこころからつかえたいとおもったのは、はじめて
ありがとう、ろろーすさま
【ルル日記】
C.C.の記憶を戻して、罵倒されながらも一緒にピザを食うという目標が出来た。
【咲世子日記】
今日も平和でした。
何人ほど分身が可能か試したらダイニングが私で埋まってしまい、我が身ながら若干引きました。
C.C.様もルルーシュ様も楽しそうでしたので、充実した一日でした。
【雑巾日記】
四聖剣の千葉がツンデレだった。盲点だった。
524: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 16:17:06.46 ID:R9Fum8Rl0
【今昔物語】
『昔』
C.C.「ルルーシュ、飯。ピザ。暇だからDS買って来い。お駄賃は256円やるから」
ルル「…少しは自分で動け。そんなに食っちゃ寝した生活したら太るぞ」
C.C.「お前はもっと太れ。そんなに貧弱だったら、女性を抱える体力すら無いのだろう?」
ルル「侮るな、魔女。お前くらいならいつでも抱える事は出来る」
C.C.「なんだそれは。口説いてるつもりなのか、●●坊や? もっとムードさえ選んだら、考えなくもないぞ?」
ルル「…何の事だ? それより俺はお前が自分で動けって事をだな」
C.C.「…自覚無しか。 これは将来大物になりそうだw」
ルル「だから何がおかしいんだ!?」
『今』
C.C.「ルルーシュ様。本日はピザが昼食のようです。それと私の部屋にあったこの機械は、一体どうすれば?」
ルル「………。 ……すぐ行く。」
C.C.「も、申し訳ございません! 期待を裏切られたような顔をさせてしまって!
で、ですが私はご主人様が何を期待していたのかが分かりません…し、躾が悪くて申し訳ありません!
が、頑張って改善しますので、ど、どうか見限らないでください…!」
ルル(……ああ、あの不躾なC.C.が凄く懐かしいよ)
『昔』
C.C.「ルルーシュ、飯。ピザ。暇だからDS買って来い。お駄賃は256円やるから」
ルル「…少しは自分で動け。そんなに食っちゃ寝した生活したら太るぞ」
C.C.「お前はもっと太れ。そんなに貧弱だったら、女性を抱える体力すら無いのだろう?」
ルル「侮るな、魔女。お前くらいならいつでも抱える事は出来る」
C.C.「なんだそれは。口説いてるつもりなのか、●●坊や? もっとムードさえ選んだら、考えなくもないぞ?」
ルル「…何の事だ? それより俺はお前が自分で動けって事をだな」
C.C.「…自覚無しか。 これは将来大物になりそうだw」
ルル「だから何がおかしいんだ!?」
『今』
C.C.「ルルーシュ様。本日はピザが昼食のようです。それと私の部屋にあったこの機械は、一体どうすれば?」
ルル「………。 ……すぐ行く。」
C.C.「も、申し訳ございません! 期待を裏切られたような顔をさせてしまって!
で、ですが私はご主人様が何を期待していたのかが分かりません…し、躾が悪くて申し訳ありません!
が、頑張って改善しますので、ど、どうか見限らないでください…!」
ルル(……ああ、あの不躾なC.C.が凄く懐かしいよ)
547: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 16:33:34.00 ID:R9Fum8Rl0
ルル「おはよう、C.C.。今日も良い天気だな。絶好の騎士団日和だ」
C.C.「ルルーシュ様、お、お、おはよぅ…ございます…」
ルル「まだ慣れないか? 挨拶は人としての嗜みだと以前も教えただろう?」
C.C.「は、はい…」
ルル「浮かない顔だな。 何か思う節でもあるのか?」
C.C.「わ、私は所詮、奴隷の身ですから…。あ、貴方様が私を必要としなくなったら、またひもじい世界に投げ出されます」
ルル「……」
C.C.「で、ですから、あ、温かさを知ってしまったら、も、もうあそこに戻って頑張る自信がありません…
慣れていた独りぼっちも、る、ルルーシュ様のおかげで、感じる事は少なくなりました。
…人並みの生活が出来るだけでも幸せなのに、そんな、もっと多くの幸せを知ったら、…きっと、私には贅沢です」
ルル「…今は、幸せに溺れていろ。 記憶が戻ったら、その分のツケはちゃんと返してもらうから安心して過ごせ。
…そんなに負い目を感じるな、C.C. 今の状態が、お前の今後の普通なんだ。大丈夫だから。」
C.C.「はい、ルルーシュ…様…」
ルル「練習を兼ねて、挨拶のやり直しだ。おはよう、C.C.」
C.C.「お、お、お! おはよぅ…ございます!」
C.C.「ルルーシュ様、お、お、おはよぅ…ございます…」
ルル「まだ慣れないか? 挨拶は人としての嗜みだと以前も教えただろう?」
C.C.「は、はい…」
ルル「浮かない顔だな。 何か思う節でもあるのか?」
C.C.「わ、私は所詮、奴隷の身ですから…。あ、貴方様が私を必要としなくなったら、またひもじい世界に投げ出されます」
ルル「……」
C.C.「で、ですから、あ、温かさを知ってしまったら、も、もうあそこに戻って頑張る自信がありません…
慣れていた独りぼっちも、る、ルルーシュ様のおかげで、感じる事は少なくなりました。
…人並みの生活が出来るだけでも幸せなのに、そんな、もっと多くの幸せを知ったら、…きっと、私には贅沢です」
ルル「…今は、幸せに溺れていろ。 記憶が戻ったら、その分のツケはちゃんと返してもらうから安心して過ごせ。
…そんなに負い目を感じるな、C.C. 今の状態が、お前の今後の普通なんだ。大丈夫だから。」
C.C.「はい、ルルーシュ…様…」
ルル「練習を兼ねて、挨拶のやり直しだ。おはよう、C.C.」
C.C.「お、お、お! おはよぅ…ございます!」
566: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 16:45:21.11 ID:R9Fum8Rl0
外伝、ブリタニア日記
【スザク日記】
今日もカレンは口を割らない。
下の部下が未だにイレブンと陰で侮蔑している。
ナナリーに嘘をついて過ごしてる。
ちょっと疲れた。
ユフィに会いたい。話したい。
【ジノ日記】
リヴァルと一緒に食べた学食メシがうまかった!
『ヒヤヤッコ』っていうの、凄い美味い! ああいう淡泊な味大好きだ!
明日は一緒に学校前の『ラーメン』ってのを食べるんだ!
楽しみ!
スザクもいつか一緒に連れていきたい!
【アーニャ日記】
ブログに書いたから、特に無い。
【スザク日記】
今日もカレンは口を割らない。
下の部下が未だにイレブンと陰で侮蔑している。
ナナリーに嘘をついて過ごしてる。
ちょっと疲れた。
ユフィに会いたい。話したい。
【ジノ日記】
リヴァルと一緒に食べた学食メシがうまかった!
『ヒヤヤッコ』っていうの、凄い美味い! ああいう淡泊な味大好きだ!
明日は一緒に学校前の『ラーメン』ってのを食べるんだ!
楽しみ!
スザクもいつか一緒に連れていきたい!
【アーニャ日記】
ブログに書いたから、特に無い。
589: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 16:57:26.77 ID:R9Fum8Rl0
【歌】
ルル「おい、C.C.。すぃーとぅー。何処に居る?」
C.C.「は、はい! こ、こちらに!」
ルル「最近、休憩の時に曲を聞く機会が増えてな。もし良かったらお前の時代の曲とかも教えてほしいんだが」
C.C.「わ、私の時代の、う、歌ですか?…ご、ご主人様が望むような高尚なものは、わ、私には持ち合わせて、い、いないです。
ご、ご期待に副える事が出来ずに申し訳ありません! あ、あの、あの…!」
ルル「そう焦るな。別に組曲やらを聴きたいワケじゃない。お前が知っている歌を教えてほしいんだ」
C.C.「そ、そのような事で宜しければ、せ、僭越ながら…!」
咲世(あら……綺麗なドナドナが聴こえてきますね。 C.C.様が歌ってらっしゃるのでしょうか?)
咲世(あら……ルルーシュ様が遅い足で全力で走ってますね。 ……泣いて、いらっしゃる?)
ルル(ドナドナは…ドナドナはいくらなんでも無いだろうがC.C.! 今日は美味しいご飯を沢山食べような!)
C.C.「あ、あぅ、あぅ。 ご、ご主人様…。わ、私はまた何か粗相を犯してしまったのでしょうか…?
す、捨てないで! が、頑張りますから、捨てないでください、ルルーシュ様!」
ルル「おい、C.C.。すぃーとぅー。何処に居る?」
C.C.「は、はい! こ、こちらに!」
ルル「最近、休憩の時に曲を聞く機会が増えてな。もし良かったらお前の時代の曲とかも教えてほしいんだが」
C.C.「わ、私の時代の、う、歌ですか?…ご、ご主人様が望むような高尚なものは、わ、私には持ち合わせて、い、いないです。
ご、ご期待に副える事が出来ずに申し訳ありません! あ、あの、あの…!」
ルル「そう焦るな。別に組曲やらを聴きたいワケじゃない。お前が知っている歌を教えてほしいんだ」
C.C.「そ、そのような事で宜しければ、せ、僭越ながら…!」
咲世(あら……綺麗なドナドナが聴こえてきますね。 C.C.様が歌ってらっしゃるのでしょうか?)
咲世(あら……ルルーシュ様が遅い足で全力で走ってますね。 ……泣いて、いらっしゃる?)
ルル(ドナドナは…ドナドナはいくらなんでも無いだろうがC.C.! 今日は美味しいご飯を沢山食べような!)
C.C.「あ、あぅ、あぅ。 ご、ご主人様…。わ、私はまた何か粗相を犯してしまったのでしょうか…?
す、捨てないで! が、頑張りますから、捨てないでください、ルルーシュ様!」
613: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 17:08:07.71 ID:R9Fum8Rl0
外伝~お兄さん自慢~
【ナナリーの場合】
私のお兄様は、背が高くて、心優しくて、…とても、綺麗な人。
時折つく嘘も、妹ならば甘んじて黙っておくのが華だと思います。
お兄様は学園でも女性の方々に人気と聞きます。
人から好かれるお兄様から好かれている私は、とても幸せ者です。
【カレンの場合】
私のお兄ちゃんは、優しかった。
誰にでも平等で、誰にでも笑顔で接して…。
お兄ちゃんが、大好きだった。
…時間が経てば記憶は磨耗するけれど、お兄ちゃんとの思い出は、磨り減る事の無い大切な記憶。
…遠くから見ていて。私が、貴方の無念を晴らすから。
【シャルルの場合】
私の兄者はショタっ子。
故に、至高。
【ナナリーの場合】
私のお兄様は、背が高くて、心優しくて、…とても、綺麗な人。
時折つく嘘も、妹ならば甘んじて黙っておくのが華だと思います。
お兄様は学園でも女性の方々に人気と聞きます。
人から好かれるお兄様から好かれている私は、とても幸せ者です。
【カレンの場合】
私のお兄ちゃんは、優しかった。
誰にでも平等で、誰にでも笑顔で接して…。
お兄ちゃんが、大好きだった。
…時間が経てば記憶は磨耗するけれど、お兄ちゃんとの思い出は、磨り減る事の無い大切な記憶。
…遠くから見ていて。私が、貴方の無念を晴らすから。
【シャルルの場合】
私の兄者はショタっ子。
故に、至高。
629: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 17:20:14.86 ID:R9Fum8Rl0
C.C.「ご、ご主人様…」
ルル「No」
C.C.「る、るるー、しゅ」
ルル「OK!」
C.C.「……様」
ルル「god damn it!」
咲世(…なんであんなにガッデムの発音が良いのでしょうか?)
ルル「頑張れC.C.。俺を呼び捨てにする事からが、お前の記憶回復の第一歩なんだ!」
C.C.「ご主人様を、よ、呼び捨てにするなんて…恐れ多くて私には…」
ルル「『腐れルルーシュ』。さぁ、呼んでみろ」
C.C.「く…くさ…れ……、くさ、れ…れ…。
呼べません、ルルーシュ様…」
ルル「じゃあ、先日教えたこの写真の男の名は?」
C.C.「玉城」
ルル(何故……何故ヤツだけは躊躇い無く呼び捨てにされるんだ…! 玉城、給与カットは覚悟しておけ…)
ルル「No」
C.C.「る、るるー、しゅ」
ルル「OK!」
C.C.「……様」
ルル「god damn it!」
咲世(…なんであんなにガッデムの発音が良いのでしょうか?)
ルル「頑張れC.C.。俺を呼び捨てにする事からが、お前の記憶回復の第一歩なんだ!」
C.C.「ご主人様を、よ、呼び捨てにするなんて…恐れ多くて私には…」
ルル「『腐れルルーシュ』。さぁ、呼んでみろ」
C.C.「く…くさ…れ……、くさ、れ…れ…。
呼べません、ルルーシュ様…」
ルル「じゃあ、先日教えたこの写真の男の名は?」
C.C.「玉城」
ルル(何故……何故ヤツだけは躊躇い無く呼び捨てにされるんだ…! 玉城、給与カットは覚悟しておけ…)
638: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 17:30:57.54 ID:R9Fum8Rl0
【今昔物語②】
『昔』
C.C.「●●坊やは、女を押し倒した事が無いんだろう?」
ルル「……」
C.C.「なんなら、逆に私がお前を押し倒してやってもいいんだぞ?」
ルル「……!」
C.C.「冗談だ。一瞬だけ目を輝かせるとは、気持ち悪い奴だな。
私を押し倒す気概は、もっと経験を積んでからにしろ。このぶちスライムが」
ルル「……黙ってろ」
『今』
ルル「なぁ、C.C.」
C.C.「は、はい。ご主人様。ま、また私は何か粗相を…?
今日は、お皿も割っていませんし、算数も足し算が出来るようになりましたし、ええと、ええと……」
ルル「ちょっとこっちに来てくれ」
C.C.「は、はい! ……キャッ!」 ドサッ
ルル(…なんと、なんと空しい達成感なんだ)
ルル「…いや、すまない。何となくベッドに転がしたくなっただけだ。気にするな」
C.C.「は、はい…」
ルル「頬を染めるな、こら」
『昔』
C.C.「●●坊やは、女を押し倒した事が無いんだろう?」
ルル「……」
C.C.「なんなら、逆に私がお前を押し倒してやってもいいんだぞ?」
ルル「……!」
C.C.「冗談だ。一瞬だけ目を輝かせるとは、気持ち悪い奴だな。
私を押し倒す気概は、もっと経験を積んでからにしろ。このぶちスライムが」
ルル「……黙ってろ」
『今』
ルル「なぁ、C.C.」
C.C.「は、はい。ご主人様。ま、また私は何か粗相を…?
今日は、お皿も割っていませんし、算数も足し算が出来るようになりましたし、ええと、ええと……」
ルル「ちょっとこっちに来てくれ」
C.C.「は、はい! ……キャッ!」 ドサッ
ルル(…なんと、なんと空しい達成感なんだ)
ルル「…いや、すまない。何となくベッドに転がしたくなっただけだ。気にするな」
C.C.「は、はい…」
ルル「頬を染めるな、こら」
650: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 17:40:27.93 ID:R9Fum8Rl0
【晩餐】
ルル「今日はまた珍しい色の米を使っているな」
咲世「記念日ですから」
ルル「記念日…?」
咲世「ニッポンでは古来より何かおめでたい事があれば、『赤飯』という物で祝うのです」
ルル「ほう、なるほど。スザクも昔、そんな事を言っていたな。…ちなみに、何の祝い事なんだ?」
咲世「ルルーシュ様が一つ大人の階段を昇ったという記念日です」
ルル「……何の事だ? まぁいい。何かめでたい事があるなら、それを祝おうじゃないか」
咲世「はい。 サクランボの錯乱坊が、まさに一皮剥けたという事で」
ルル「……?」
C.C.(ルルーシュ様のベッド…いい匂いがしたなぁ。
ちょっと華奢なのに、男らしいって感じてしまった…。
ご主人にそういう感情持っちゃ、ダメ。 でも、何か嬉しい。 でも、ダメ… でも(ry )
674: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 17:54:05.26 ID:R9Fum8Rl0
【C.C.日記】
きょうはろろーすさまのべっどにはいれた
いいにおい、ふかふか
さよこさまは、いつもあのにおいをくんくんしてるのは、うらやましい
でも、さよこさまもすき。だから、そういうことをおもっちゃだめ。
あたたかいところにつかえることができて、うれしい
さむくてしにそうでないたことはあったけど、あたたかすぎてもなきたくなるのがわかった
ありがとう、ろろーすさま
【ルル日記】
赤飯はもち米という米で精製されるらしい。程好い塩加減のおかげで美味しく食べれる事が可能だった。
だが、個人的にはどとらかと言うとうるち米の方が好みだ。祝いの意味は結局分からなかった。
明日はC.C.にカタカナを教えてやろうと思う。 帰って来い、俺のドSなC.C.。
【咲世子日記】
今日も平和でした。ついにルルーシュ様の下腹部のReckless fireが火を噴きました。
おめでとう、ルルーシュ様。
ジェレミア卿に負けたのを糧に、今日は変わり身の術の猛特訓。充実した一日でした。
【雑巾日記】
藤堂さんに「君も前頭部と戦ってるんだな…。心境察するぞ…」と、何故か慰められた。 ちょっと泣けた。
きょうはろろーすさまのべっどにはいれた
いいにおい、ふかふか
さよこさまは、いつもあのにおいをくんくんしてるのは、うらやましい
でも、さよこさまもすき。だから、そういうことをおもっちゃだめ。
あたたかいところにつかえることができて、うれしい
さむくてしにそうでないたことはあったけど、あたたかすぎてもなきたくなるのがわかった
ありがとう、ろろーすさま
【ルル日記】
赤飯はもち米という米で精製されるらしい。程好い塩加減のおかげで美味しく食べれる事が可能だった。
だが、個人的にはどとらかと言うとうるち米の方が好みだ。祝いの意味は結局分からなかった。
明日はC.C.にカタカナを教えてやろうと思う。 帰って来い、俺のドSなC.C.。
【咲世子日記】
今日も平和でした。ついにルルーシュ様の下腹部のReckless fireが火を噴きました。
おめでとう、ルルーシュ様。
ジェレミア卿に負けたのを糧に、今日は変わり身の術の猛特訓。充実した一日でした。
【雑巾日記】
藤堂さんに「君も前頭部と戦ってるんだな…。心境察するぞ…」と、何故か慰められた。 ちょっと泣けた。
703: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 18:08:49.39 ID:R9Fum8Rl0
外伝~四聖剣日記~
【藤堂日記】
今日は中国製の育毛促進剤を、中華連邦に所属する硬派な参謀から頂いた
これをかければ、たちまち長髪になるのも夢ではないだろうと事。期待に胸が高まってしまう。
今日から日記は、育毛日記とでも名付けてみようか
目指せ、シンクー越え。私は不死身の藤堂。故に毛根も不死鳥の如く蘇るだろう。負ける気がしない。
【千葉日記】
今日は藤堂さんと三回目が合った。
嬉しい。
緊張して、いつもあの人が近くにいると顔がこわばる。
明日は笑顔で接してみよう。
…ちょっとくらい、素直になろう。
【朝比奈日記】
俺、影薄いのかな?
最近入った新人のロロとかいう奴に、いつまで立っても名前を覚えられない
千葉に相談したら、「話しかけたら自分まで死にそうになる」ってさ。ひどくね?
俺だって頑張ってるのよ。
…あ~あ、明日は玉城辺りでも誘って飲みにでも行こうかな~。
【藤堂日記】
今日は中国製の育毛促進剤を、中華連邦に所属する硬派な参謀から頂いた
これをかければ、たちまち長髪になるのも夢ではないだろうと事。期待に胸が高まってしまう。
今日から日記は、育毛日記とでも名付けてみようか
目指せ、シンクー越え。私は不死身の藤堂。故に毛根も不死鳥の如く蘇るだろう。負ける気がしない。
【千葉日記】
今日は藤堂さんと三回目が合った。
嬉しい。
緊張して、いつもあの人が近くにいると顔がこわばる。
明日は笑顔で接してみよう。
…ちょっとくらい、素直になろう。
【朝比奈日記】
俺、影薄いのかな?
最近入った新人のロロとかいう奴に、いつまで立っても名前を覚えられない
千葉に相談したら、「話しかけたら自分まで死にそうになる」ってさ。ひどくね?
俺だって頑張ってるのよ。
…あ~あ、明日は玉城辺りでも誘って飲みにでも行こうかな~。
720: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 18:21:30.47 ID:R9Fum8Rl0
咲世「C.C.様。C.C.様、C.C.様~」
C.C.「は、はい! はい! はい! ど、どうなさったのでしょう…咲世子様…?」
咲世「いいんですよ、律儀に呼んだ分だけ返事をなさらなくても。
ちょっとお願い事があるのですが、宜しいでしょうか?」
C.C.「わ、私などで宜しければ、何でもお申し付けくださいませ…!」
咲世「もうそろそろお昼です。まだ眠っていらっしゃると思うので、ルルーシュ様の部屋に行って起こして来てください」
C.C.「う、承りました! い、今すぐにでも行かせていただきます」
咲世(今まで敬語を使っていた相手から敬語で呼ばれるのは…何か複雑な気分ですねぇ…)
C.C.「ルルーシュ様。ご主人様。 …わ、私です」 コンコン
C.C.「ね、寝ていらっしゃるのでしょうか? は、入っても宜しいでしょうか?」 コンコン コンコン
C.C.「ル、ルルーシュ、様? お、起きてますか~?」 コンコン
C.C.「お、お部屋に入っても宜しいでしょうか…?」 コンコン
C.C.「は、入りますよ。 お、お部屋に入っちゃいますよ~?」 コンコン
~20分後~
C.C.「起きない…。 どうしよう…どうしよう……」
C.C.「は、はい! はい! はい! ど、どうなさったのでしょう…咲世子様…?」
咲世「いいんですよ、律儀に呼んだ分だけ返事をなさらなくても。
ちょっとお願い事があるのですが、宜しいでしょうか?」
C.C.「わ、私などで宜しければ、何でもお申し付けくださいませ…!」
咲世「もうそろそろお昼です。まだ眠っていらっしゃると思うので、ルルーシュ様の部屋に行って起こして来てください」
C.C.「う、承りました! い、今すぐにでも行かせていただきます」
咲世(今まで敬語を使っていた相手から敬語で呼ばれるのは…何か複雑な気分ですねぇ…)
C.C.「ルルーシュ様。ご主人様。 …わ、私です」 コンコン
C.C.「ね、寝ていらっしゃるのでしょうか? は、入っても宜しいでしょうか?」 コンコン コンコン
C.C.「ル、ルルーシュ、様? お、起きてますか~?」 コンコン
C.C.「お、お部屋に入っても宜しいでしょうか…?」 コンコン
C.C.「は、入りますよ。 お、お部屋に入っちゃいますよ~?」 コンコン
~20分後~
C.C.「起きない…。 どうしよう…どうしよう……」
733: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 18:30:46.32 ID:R9Fum8Rl0
C.C.「ご主人様、お昼です。 お、お昼ですよ~」 コンコン
C.C.「さ、咲世子様の美味しい昼食が待ってますので、その、さ、冷めないうちに食べてください」 コンコン
C.C.「ルルーシュ様……キャッ!」 ガチャ
ルル「……運命がドアをノックする夢を見た」
C.C.「あ、お、起きたのですね。 良かったです…」
ルル「ああ、どこかの誰かがドアを定期的にノックするスムース機能みたいな奴がいたからな」
C.C.「…?」
ルル「いや、何でもない。 おはよう、C.C.」
C.C.「お、お、お! おはようございます!」
ルル「…元気で宜しい。 着替えてすぐダイニングに行くから、現地で待っていてくれ」
C.C.「は、はい! わ、分かりました…!」
ルル「今日は、カタカナを覚えよう。いいな、C.C.」
C.C.「ご、ご主人様の手をあまり煩わせないよう、頑張らせていただきます…!」
ルル(そこは『調子に乗るな、このひのきの棒』とかいう言葉が欲しいモノだが…まぁ、高望みは良くないな)
C.C.「さ、咲世子様の美味しい昼食が待ってますので、その、さ、冷めないうちに食べてください」 コンコン
C.C.「ルルーシュ様……キャッ!」 ガチャ
ルル「……運命がドアをノックする夢を見た」
C.C.「あ、お、起きたのですね。 良かったです…」
ルル「ああ、どこかの誰かがドアを定期的にノックするスムース機能みたいな奴がいたからな」
C.C.「…?」
ルル「いや、何でもない。 おはよう、C.C.」
C.C.「お、お、お! おはようございます!」
ルル「…元気で宜しい。 着替えてすぐダイニングに行くから、現地で待っていてくれ」
C.C.「は、はい! わ、分かりました…!」
ルル「今日は、カタカナを覚えよう。いいな、C.C.」
C.C.「ご、ご主人様の手をあまり煩わせないよう、頑張らせていただきます…!」
ルル(そこは『調子に乗るな、このひのきの棒』とかいう言葉が欲しいモノだが…まぁ、高望みは良くないな)
750: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 18:41:07.10 ID:R9Fum8Rl0
~昼食後~
C.C.「こ、これがア~ンまでのカタカナ…」
ルル「覚えれる範囲だけでいい。 無理はするなよ」
C.C.「も、勿体無いお言葉、あ、ありがとうございます」
ルル「気にするな。…今から少し眠ろうと思うが、何か聞いておきたい事はあるか?」
C.C.「そ、その、その、…えっと、えっと。 あ、あの! ……な、何でもないです」
ルル「…ホラ、言ってみろ」
C.C.「ご、ご主人様の名前を、ちゃ、ちゃんと覚えたいです!」
ルル「C.C.、お前…」
ルル「俺の名前は、こう書くんだ」
Lelouch Lamperouge
C.C.「よ、読めないけど、お、覚えます! が、頑張ります!」
ルル「正直スマンかった。読めない事は思いっきり想定の範囲内だった。
…本当は、こう書くんだ。」
ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア
C.C.「…あ、ありがとうございます! お、お手数をかけてしまって申し訳有りませんでした。」
ルル「…何、気にするな。 頑張れよ、C.C.」
C.C.「こ、これがア~ンまでのカタカナ…」
ルル「覚えれる範囲だけでいい。 無理はするなよ」
C.C.「も、勿体無いお言葉、あ、ありがとうございます」
ルル「気にするな。…今から少し眠ろうと思うが、何か聞いておきたい事はあるか?」
C.C.「そ、その、その、…えっと、えっと。 あ、あの! ……な、何でもないです」
ルル「…ホラ、言ってみろ」
C.C.「ご、ご主人様の名前を、ちゃ、ちゃんと覚えたいです!」
ルル「C.C.、お前…」
ルル「俺の名前は、こう書くんだ」
Lelouch Lamperouge
C.C.「よ、読めないけど、お、覚えます! が、頑張ります!」
ルル「正直スマンかった。読めない事は思いっきり想定の範囲内だった。
…本当は、こう書くんだ。」
ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア
C.C.「…あ、ありがとうございます! お、お手数をかけてしまって申し訳有りませんでした。」
ルル「…何、気にするな。 頑張れよ、C.C.」
777: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 18:53:19.09 ID:R9Fum8Rl0
C.C.「ル、ルルーシュ様。大方の字は覚える事が出来ました!」
ルル「……」
C.C.「ルルーシュ、様?」
ルル「……zzz…」
C.C.「眠って、おられるのですか?」
ルル「……zzz……zzz…」
C.C.「綺麗な、寝顔…」
ルル「……zzz……zzz……zzz…」
C.C.「で、でもこんな所で眠っちゃったら風邪ひくかも知れない…でも、私はご主人様を抱えれるかどうか…」
ルル「……zzz……zzz……zzz……」
C.C.「…わ、私は、もうちょっとここで、勉強していよう。ふ、復習、復習。る、ルルーシュ様が起きたら一緒に動こう」
ルル「……zzz……zzz……zzz……zzz…」
ルル「……」
C.C.「ルルーシュ、様?」
ルル「……zzz…」
C.C.「眠って、おられるのですか?」
ルル「……zzz……zzz…」
C.C.「綺麗な、寝顔…」
ルル「……zzz……zzz……zzz…」
C.C.「で、でもこんな所で眠っちゃったら風邪ひくかも知れない…でも、私はご主人様を抱えれるかどうか…」
ルル「……zzz……zzz……zzz……」
C.C.「…わ、私は、もうちょっとここで、勉強していよう。ふ、復習、復習。る、ルルーシュ様が起きたら一緒に動こう」
ルル「……zzz……zzz……zzz……zzz…」
791: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 19:00:07.26 ID:R9Fum8Rl0
C.C.(気持ち良さそうな寝息が聞こえるから、な、何だか眠く…)
C.C.(だ、だめ。私は奴隷だから、ご主人と同じ場所で寝るなんて…)
C.C.(ルルーシュ様…気持ち良さそうに、眠って、らっしゃる)
C.C.(温かい…あったかい…いいなぁ、いいなぁ。…何か、幸せだなぁ)
C.C.(今の私の状況が、夢みたいだなぁ。 …夢なら、覚めたくないなぁ)
C.C.(ありがとう、ルルーシュ様。 感謝、して、ま………)
咲世「あら? あらあらあら?」
ルル&C.C.「………zzz……zzz……」
咲世「…まるで、ナナリー様が居た頃のようです。」
咲世「…C.C.様。泣きながら眠ってらっしゃいますね。…でも、穏やかそうな寝顔。
とりあえず、毛布を二つ持ってきましょうか。」
C.C.(だ、だめ。私は奴隷だから、ご主人と同じ場所で寝るなんて…)
C.C.(ルルーシュ様…気持ち良さそうに、眠って、らっしゃる)
C.C.(温かい…あったかい…いいなぁ、いいなぁ。…何か、幸せだなぁ)
C.C.(今の私の状況が、夢みたいだなぁ。 …夢なら、覚めたくないなぁ)
C.C.(ありがとう、ルルーシュ様。 感謝、して、ま………)
咲世「あら? あらあらあら?」
ルル&C.C.「………zzz……zzz……」
咲世「…まるで、ナナリー様が居た頃のようです。」
咲世「…C.C.様。泣きながら眠ってらっしゃいますね。…でも、穏やかそうな寝顔。
とりあえず、毛布を二つ持ってきましょうか。」
808: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 19:12:48.92 ID:R9Fum8Rl0
【C.C.日記】
きょうはルルーシュさまからじをおしえてもらった
あんまりきもちよさそうだったから、いっしょにねむってしまった。どれいしっかくだ。
そういったら、ルルーシュさまはそんなかなしいこというなといった
かなしそうなかおだった
こんなどれいのために、ごはんをくれて、じもおしえてくれる。 いきててよかった
ひだまりのなかのあたたかさが、うれしい
ありがとう、ルルーシュさま
【ルル日記】
夕飯の後にこっそり食べたヨーグルトが、どうやら当たったみたいだ。
ナナリー…、俺は、いい兄さんだったか…?
【咲世子日記】
今日も平和でした。
冷蔵庫に今度捨てる予定の乳製品が一つ無くなっていました。きっとルルーシュ様が捨ててくださったのでしょう。
次はそろそろ舞空術を会得しようかと思います。充実した一日でした。
【雑巾日記】
藤堂さんの髪が、心なしか順調に減っている気がする。千葉さん、ハゲの人はお薦めしませんよ。
きょうはルルーシュさまからじをおしえてもらった
あんまりきもちよさそうだったから、いっしょにねむってしまった。どれいしっかくだ。
そういったら、ルルーシュさまはそんなかなしいこというなといった
かなしそうなかおだった
こんなどれいのために、ごはんをくれて、じもおしえてくれる。 いきててよかった
ひだまりのなかのあたたかさが、うれしい
ありがとう、ルルーシュさま
【ルル日記】
夕飯の後にこっそり食べたヨーグルトが、どうやら当たったみたいだ。
ナナリー…、俺は、いい兄さんだったか…?
【咲世子日記】
今日も平和でした。
冷蔵庫に今度捨てる予定の乳製品が一つ無くなっていました。きっとルルーシュ様が捨ててくださったのでしょう。
次はそろそろ舞空術を会得しようかと思います。充実した一日でした。
【雑巾日記】
藤堂さんの髪が、心なしか順調に減っている気がする。千葉さん、ハゲの人はお薦めしませんよ。
835: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 19:29:59.27 ID:R9Fum8Rl0
【今昔物語③】
『昔』
C.C.「脆弱坊ちゃんよ」
ルル「なんだ、憎たらC.C.」
C.C.「ちょっとピザ頼んでくれ。ポークグリルのLサイズを二枚」
ルル「…お前がポークにならないよう気をつけろよ」
C.C.「…何だかんだ言いながらも頼んでくれるんだな。この変 ツンデレめ」
ルル「…いつか絶対にピザ代請求するからな!」
C.C.「私の体なんてどうだ? お釣りが来るとは思わんか?」
ルル「別に」
C.C.「まぁ、●●捨てて1000人切りの達成後にでも来い。 お前が墓に入る前には出来るといいな」
ルル「…魔女め」
『今』
ルル「C.C.よ。お前、誰かと夜を共にしたことなんてあるのか…」
C.C.「……っっっ!?」
ルル「深い意味は無い。不快に感じたら謝る。 ただの興味だ。答えたくなかったらそれでいい。いや、それがいい」
C.C.「だ、男性とは手をあげられたりした事は数え切れないほどですが、そ、その、異性とは手を繋いだ事すらわ、わ、私は…」
ルル「そうか…」
ルル(なんだこの初々しい少女みたいな反応は!! 物足りない! ああ、物足りない! 物足りない!)
『昔』
C.C.「脆弱坊ちゃんよ」
ルル「なんだ、憎たらC.C.」
C.C.「ちょっとピザ頼んでくれ。ポークグリルのLサイズを二枚」
ルル「…お前がポークにならないよう気をつけろよ」
C.C.「…何だかんだ言いながらも頼んでくれるんだな。この変 ツンデレめ」
ルル「…いつか絶対にピザ代請求するからな!」
C.C.「私の体なんてどうだ? お釣りが来るとは思わんか?」
ルル「別に」
C.C.「まぁ、●●捨てて1000人切りの達成後にでも来い。 お前が墓に入る前には出来るといいな」
ルル「…魔女め」
『今』
ルル「C.C.よ。お前、誰かと夜を共にしたことなんてあるのか…」
C.C.「……っっっ!?」
ルル「深い意味は無い。不快に感じたら謝る。 ただの興味だ。答えたくなかったらそれでいい。いや、それがいい」
C.C.「だ、男性とは手をあげられたりした事は数え切れないほどですが、そ、その、異性とは手を繋いだ事すらわ、わ、私は…」
ルル「そうか…」
ルル(なんだこの初々しい少女みたいな反応は!! 物足りない! ああ、物足りない! 物足りない!)
841: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 19:31:55.81 ID:R9Fum8Rl0
むしろどんなスレでも1スレで終わらせるべきと思う俺
862: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 19:44:31.05 ID:R9Fum8Rl0
番外編~騎士団の日常~
【その①】
藤堂「…おはよう」
千葉「お、おひゃようございます!」
藤堂「…?」
千葉(か、噛んじゃった……)
【その②】
朝比「なぁ、玉城…」
玉城「あぁん? どうしたんだよ。酒飲んでる時にしみったれた顔しやがって!?」
朝比「俺さ、影、薄いかな…?」
玉城「…まぁ、飲もうや」
【その③】
雑巾「あ、 コンさん」
緑川「なんだ、ブラコン」
雑巾「貴方の嫁って、何で白髪なんですか?もしかしてもう年取りすぎてヨボヨボなんですか?」
緑川「貴殿の前頭部が何故に面積が広いのか。 それと同じ事だろう?」
雑巾・緑川(いつか戦闘に託けて、…消してやろうか)
【その④】
扇 「うぅ~ん。……千草ぁ……zzz…zzz……」
【その①】
藤堂「…おはよう」
千葉「お、おひゃようございます!」
藤堂「…?」
千葉(か、噛んじゃった……)
【その②】
朝比「なぁ、玉城…」
玉城「あぁん? どうしたんだよ。酒飲んでる時にしみったれた顔しやがって!?」
朝比「俺さ、影、薄いかな…?」
玉城「…まぁ、飲もうや」
【その③】
雑巾「あ、 コンさん」
緑川「なんだ、ブラコン」
雑巾「貴方の嫁って、何で白髪なんですか?もしかしてもう年取りすぎてヨボヨボなんですか?」
緑川「貴殿の前頭部が何故に面積が広いのか。 それと同じ事だろう?」
雑巾・緑川(いつか戦闘に託けて、…消してやろうか)
【その④】
扇 「うぅ~ん。……千草ぁ……zzz…zzz……」
888: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 20:02:40.34 ID:R9Fum8Rl0
【夢】
case.1
C.C.「ご、ご主人様!」
ルル「ん?どうした、C.C.?」
C.C.「よ、呼んで…みた、だけ、です」
ルル「…そうか。別に構わない。いつでも好きな時に、俺の名前を呼べばいい」
C.C.「…えへへ。はい、ルルーシュ様」
ガバッ
C.C.(…す、凄い夢を見てしまった。な、なんて身分違いの甘い夢なんか…!?
あ、明日の朝、ど、どうしよう…。ど、どんな顔でご挨拶をすればいいんだろう!?)
case.1
C.C.「ご、ご主人様!」
ルル「ん?どうした、C.C.?」
C.C.「よ、呼んで…みた、だけ、です」
ルル「…そうか。別に構わない。いつでも好きな時に、俺の名前を呼べばいい」
C.C.「…えへへ。はい、ルルーシュ様」
ガバッ
C.C.(…す、凄い夢を見てしまった。な、なんて身分違いの甘い夢なんか…!?
あ、明日の朝、ど、どうしよう…。ど、どんな顔でご挨拶をすればいいんだろう!?)
889: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 20:03:22.19 ID:R9Fum8Rl0
case.2
ルル「お前が好きだ、大好きだ」
ルル「愛しくてたまらない、俺の大事な存在…」
ルル「ずっと、ずっと俺の傍にいてくれ…」
ガバッ
ロロ「な! ゆ、夢だって!? …もう一回頑張ってみようっと」
ルル「お前が好きだ、大好きだ」
ルル「愛しくてたまらない、俺の大事な存在…」
ルル「ずっと、ずっと俺の傍にいてくれ…」
ガバッ
ロロ「な! ゆ、夢だって!? …もう一回頑張ってみようっと」
891: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 20:04:15.20 ID:R9Fum8Rl0
case.3
そ~らを自由に~、と~びた~いな~♪
咲世「はい、風呂敷~♪」
ガバッ
咲世(……疲れてるのかしら、私。 それに、もう舞空術は使えるから風呂敷は要らないじゃない)
そ~らを自由に~、と~びた~いな~♪
咲世「はい、風呂敷~♪」
ガバッ
咲世(……疲れてるのかしら、私。 それに、もう舞空術は使えるから風呂敷は要らないじゃない)
902: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 20:07:09.10 ID:R9Fum8Rl0
case.4 : final
C.C.「ホラ、打たれて嬉しいのか? この卑しい下衆め。 お前は私の足の裏の泥を落とすマットにも劣るな」
C.C.「どうした? そんな目で見るな、ゾクゾクするだろう。 もっと苛めてやろうか? もっとイタイ目に会うか?」
C.C.「おや? お前の股のシェルブリットは既にバースト気味だな」
C.C.「なんだ、お前は苛められて嬉しいのか? …ふん、とんだ変 だ。 全く、目も当てられん」
C.C.「でもまぁ何だ、私はお前の事は悪く思ってない。 その変 の元に魔女は居るんだ…。 なぁ、ルr……」
ガバッ
ルル「MOTTO! MOTTO!! …よし、もう一回寝たら続きが見れる! 条件はクリア…、待ってろ、C.C.!」
C.C.「ホラ、打たれて嬉しいのか? この卑しい下衆め。 お前は私の足の裏の泥を落とすマットにも劣るな」
C.C.「どうした? そんな目で見るな、ゾクゾクするだろう。 もっと苛めてやろうか? もっとイタイ目に会うか?」
C.C.「おや? お前の股のシェルブリットは既にバースト気味だな」
C.C.「なんだ、お前は苛められて嬉しいのか? …ふん、とんだ変 だ。 全く、目も当てられん」
C.C.「でもまぁ何だ、私はお前の事は悪く思ってない。 その変 の元に魔女は居るんだ…。 なぁ、ルr……」
ガバッ
ルル「MOTTO! MOTTO!! …よし、もう一回寝たら続きが見れる! 条件はクリア…、待ってろ、C.C.!」
928: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 20:19:01.29 ID:R9Fum8Rl0
~朝~
ルル「あ、お、…おはよう。C.C.」
C.C.「あぅ……は、はい! も、申し訳ありません!」
ルル「…突然何を謝るんだ?」
C.C.「あ、あの、き、昨日、夢、夢でご主人様と…」
ルル「!?」
ルル(ま、まさか感覚を共有して同じ夢でも見たのか!?)
ルル「…C.C.。もし良かったら、差し支えの無い程度に夢の内容を話してくれないか?」
C.C.「そ、それは、その、わ、私がルルーシュ様を呼んで、呼んで、…そのぅ、も、申し訳ありません!」
ルル(呼んで? …呼び続けるということは、何らかの言葉を俺に告げていたのか?
そしてあの狼狽っぷり。 多分今と夢のギャップによるモノだろう。 …ビンゴか?)
ルル「C.C.…」
C.C.「は、はい! も、申し訳ございません! わ、私なんかがあんな、あんな夢を、み、見てしまって…!」
ルル「…多分、俺もお前と同じ夢を昨晩見た」
C.C.「…え?」
ルル「あ、お、…おはよう。C.C.」
C.C.「あぅ……は、はい! も、申し訳ありません!」
ルル「…突然何を謝るんだ?」
C.C.「あ、あの、き、昨日、夢、夢でご主人様と…」
ルル「!?」
ルル(ま、まさか感覚を共有して同じ夢でも見たのか!?)
ルル「…C.C.。もし良かったら、差し支えの無い程度に夢の内容を話してくれないか?」
C.C.「そ、それは、その、わ、私がルルーシュ様を呼んで、呼んで、…そのぅ、も、申し訳ありません!」
ルル(呼んで? …呼び続けるということは、何らかの言葉を俺に告げていたのか?
そしてあの狼狽っぷり。 多分今と夢のギャップによるモノだろう。 …ビンゴか?)
ルル「C.C.…」
C.C.「は、はい! も、申し訳ございません! わ、私なんかがあんな、あんな夢を、み、見てしまって…!」
ルル「…多分、俺もお前と同じ夢を昨晩見た」
C.C.「…え?」
944: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 20:25:29.33 ID:R9Fum8Rl0
ルル「…なんというか、夢の共有とは気恥ずかしいモノがあるな」
C.C.「あ、あ、あ、あのような夢を見られてしまったのですか! わ、私はご主人様を…!」
ルル「いいんだ。 …心地良かったのは、事実だからな」
C.C.「…こ、心地、良かった、ですか?」
ルル「ああ、ああいうのも…俺は嫌いじゃない。まぁ何だ。…良い夢だったよ。昔のお前みたいだった」
C.C.「……」
ルル「どうした?何故に頬を染めるんだ?」
C.C.「い、い、いえ! な、何でもありません! も、申し訳ありません!」
C.C.(ルルーシュ様が、私と一緒に居てくれる夢で、心地良かった? ゆ、夢みたい…
それに、『昔みたい』って、私は記憶を失う前は、ルルーシュ様、と? ……どうしよう、ご主人の顔が見れない)
ルル(あそこまでシバかれまくる夢を共有できるとは、流石はC.C.。天性のSっぷりだ。 …この調子だと、記憶回復まで遠くは無いな!)
C.C.「あ、あ、あ、あのような夢を見られてしまったのですか! わ、私はご主人様を…!」
ルル「いいんだ。 …心地良かったのは、事実だからな」
C.C.「…こ、心地、良かった、ですか?」
ルル「ああ、ああいうのも…俺は嫌いじゃない。まぁ何だ。…良い夢だったよ。昔のお前みたいだった」
C.C.「……」
ルル「どうした?何故に頬を染めるんだ?」
C.C.「い、い、いえ! な、何でもありません! も、申し訳ありません!」
C.C.(ルルーシュ様が、私と一緒に居てくれる夢で、心地良かった? ゆ、夢みたい…
それに、『昔みたい』って、私は記憶を失う前は、ルルーシュ様、と? ……どうしよう、ご主人の顔が見れない)
ルル(あそこまでシバかれまくる夢を共有できるとは、流石はC.C.。天性のSっぷりだ。 …この調子だと、記憶回復まで遠くは無いな!)
972: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 20:33:43.94 ID:R9Fum8Rl0
【C.C.日記】
きょうはルルーシュさま、さよこさまといえのそうじをした
このいえにくるまえまで、まいにちなきそうだった。でもないたらもうたてないともって、がまんしてきた
でも、ここではないたらきづいてくれるひとがいる。それがうれしくてなきそう
なんてあたたかいひとなんだろう
きおくがもどっても、いまのきもちはわすれたくない
さよこさま、すき。ルルーシュさま、だいすき。
ありがとう、ルルーシュさま
【ルル日記】
記憶が戻った際のC.C.は、やりづらい。いや、やりづらかった。
今までの傲岸不遜な態度とは正反対の中身、知識や常識の欠如など、様々な要因があったから。
だが、今は違う。 記憶は失ってもC.C.はC.C.だ。 俺の共犯者、取り戻してみせる。
…ついでにS的なモノも思い出させてやるからな、C.C.!
【咲世子日記】
今日も平和でした。
そろそろ気功的なモノを出す訓練をしてみようかと検討中。試したらちょっと出ました。
充実した一日でした。
【雑巾日記】
藤堂さんが暴れ狂ってた。貰った育毛剤に脱毛剤が混ざっていたらしい。 南無。
きょうはルルーシュさま、さよこさまといえのそうじをした
このいえにくるまえまで、まいにちなきそうだった。でもないたらもうたてないともって、がまんしてきた
でも、ここではないたらきづいてくれるひとがいる。それがうれしくてなきそう
なんてあたたかいひとなんだろう
きおくがもどっても、いまのきもちはわすれたくない
さよこさま、すき。ルルーシュさま、だいすき。
ありがとう、ルルーシュさま
【ルル日記】
記憶が戻った際のC.C.は、やりづらい。いや、やりづらかった。
今までの傲岸不遜な態度とは正反対の中身、知識や常識の欠如など、様々な要因があったから。
だが、今は違う。 記憶は失ってもC.C.はC.C.だ。 俺の共犯者、取り戻してみせる。
…ついでにS的なモノも思い出させてやるからな、C.C.!
【咲世子日記】
今日も平和でした。
そろそろ気功的なモノを出す訓練をしてみようかと検討中。試したらちょっと出ました。
充実した一日でした。
【雑巾日記】
藤堂さんが暴れ狂ってた。貰った育毛剤に脱毛剤が混ざっていたらしい。 南無。
987: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/22(火) 20:36:18.06 ID:R9Fum8Rl0
皆さん、お世話になりました
駄スレに付き合っていただいてありがとうございます
また何かの機会にスレ立てようかなと
その際は、またヨロシクお願い申し上げます
最後に、C.C.はルルーシュの嫁
駄スレに付き合っていただいてありがとうございます
また何かの機会にスレ立てようかなと
その際は、またヨロシクお願い申し上げます
最後に、C.C.はルルーシュの嫁
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