1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 23:51:48.28 ID:RrnyVO4B0
病室

ほむら「ガバチョッ」ガバアッ

ほむら「前回の失敗は欲望に負けてまどかを押し倒した事」

ほむら「メンタルも弱ってるからそのせいね、きっとそのせいよ」

ほむら「しっかしイレギュラーな事態がさっぱり起こらないわ」

ほむら「それならいっそ私がイレギュラーになればいいのよ」

転校当日

学校

早乙女「暁美ほむらさんです」

ほむら「巨神兵です」

早乙女「えっ?」

ほむら「ん?」

引用元: ほむら「やたら渋い世界線」 



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 23:58:48.09 ID:RrnyVO4B0
早乙女「あれ?」

ほむら「えっと、暁美ほむらです」

早乙女「あ、はい」

ほむら「よろしくお願いします」

早乙女「じゃあ暁美さんの席はあそこだから」

ほむら「はい」

早乙女「それでは一時間目の準備を…」

休憩時間

生徒A「前はどこの学校だったの?」

ほむら「『機関』」

生徒B「前は部活とかやってた?」

ほむら「グラウンドに魔法陣敷いたり宇宙人とかエスパーとか集めた部活やってたわ」

生徒C「すごい髪の毛綺麗だよね」

ほむら「ズラだけども」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 00:03:12.77 ID:cnqBJF9M0
生徒D「片桐さんって知ってます?」

ほむら「体調が優れないわ!体調がなー!!」

ほむら「鹿目まどかさん」ツカツカ

まどか「ひっ、な、何ですか」

ほむら「君が居て僕が居る!!ゲッチュー!!」

まどか「えっ?」

ほむら「保健室へ連れて行ってもらえるかしら」

まどか「あ、はい」

廊下

まどか「いやあ、皆はしゃいじゃって」

まどか「暁美さんはクールな感じだよね」

ほむら「デュフフwwwwドブフォwwww」モーレンモーレン

まどか「あれ?」

ほむら「そうね」

まどか「う、うん」

 

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 00:11:47.31 ID:cnqBJF9M0
ほむら「ところで」

まどか「うん?」

ほむら「魔法少女にはならないでね」

まどか「え?」

ほむら「これこれ」シュワァン

まどか「うわあ」

ほむら「コスプレじゃないわ」

まどか「う、うん」

ほむら「とりあえずならないでね」フッ

まどか「あっ消えた」

喫茶店

さやか「暁美ナルシスマンドラゴラオイスターファンキー巨神兵デストロイほむらはサイコだなあ」

まどか「そんな異名はないと思うよ」

仁美「でも巨神兵は名乗ってましたわ」

さやか「サイコなんだね」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 00:14:14.55 ID:cnqBJF9M0
さやか「この後CD屋行く?」

まどか「私は行くけどワカメちゃんは?」

仁美「あの、仁美ですけど」

まどか「ごめんね昆布ちゃん、行く?」

仁美「仁美ですけどこのあと何かしらのお稽古が」

さやか「そうかー、じゃあ次行こうねメカブ」

仁美「ええ、さようなら」

CD屋

さやか「今日は大音量で恭助に突然ロックを聴かせてやろう」

まどか「森進一…森進一…」ブツブツ

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 00:17:42.75 ID:cnqBJF9M0

『助けて…』

まどか「あれ?」

『助けて…』

まどか「何か聞こえた」

『僕を…助け…』

まどか「!オルフェノクだ!!」ダダッ

さやか「どうしたの!?」ダダッ

倉庫

ほむら「とりあえずつけもの石に縛りつけておけばいいでしょう」

QB「なんかこの石臭いんだけど」

ほむら「それはもう、つけもの石だから」

QB「僕の意思は関係ないんだね」

ほむら「石だけにってか」

ほむらQB「「ドッ」」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 00:23:28.55 ID:cnqBJF9M0
まどか「やめて!非道いことしないで!」

QB「いやあこれはこれで中々」

さやか「何だあの生き物」

ほむら「当ててみなさい、ハワイ旅行にご招待するわ」

さやか「インキュベーター、その実態はエネルギー回収目的のエイリアン」

ほむら「!?」

ほむら(来たわ…イレギュラーな世界線)

ほむら(ここでなら何かしらイケそうな気がする!)

まどか「とりあえずこれつれて逃げるね」

さやか「汚物は消毒だああっ」シュワアアアッ

ほむら「うわっ消化器」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 00:26:04.16 ID:cnqBJF9M0
まどか「帰りに新しく出来たミスド寄らない?」

さやか「いいね」

グニョグニョッ

まどか「ねえねえさやかちゃん私目が疲れてるみたい」

さやか「奇遇だねまどか私も今世界がおかしく見える」

アンソニー「奇遇だなあ俺もこの世界はおかしいと思う」

まどか「あ、やっぱり?」

さやか「だよねえ」

アンさやまど「「「Hahaha」」」

まどか「…」

さやか「…」

まどか「ヒエエエエエエッ!!」ダダダッ

さやか「うわあああああああああ!」ダダッ

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 00:28:03.02 ID:cnqBJF9M0
アンソニー「村八分にしないでええええッ!!」ドドドドッ

まどか「うわあああああっ来たああああっ!!」

さやか「うわああああああいつ白眼ないの!?」

まどか「嫌あああああ!!」ブンッポイッ

QB「わけがわからないよ」ヒョーイ

アンソニー「何この生き物」

メリッ

アンソニー「ぎょぶええええっ」ドサァッ

QB「ああ…愛着のあったボディーが…」

さやか「あの生き物意外と堅い!」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 00:30:42.30 ID:cnqBJF9M0
「そこまでだ」

さやか「ッ!?」

まどか「振り返るとそこには黄色い少女が!」

さやか「ぼっちで魔力の強い誰かさんだ!」

ぼっちで魔力が強くて黄色い人「ティロフィナーレ!破ァ!」

使い魔連中「オノレエエエ…」シュワッ

まどか「ありがとうございます、友達いなそうなお姉さん!」

さやか「かっこよかった!!!?です!!?」

友達いなそうだけどかっこいいお姉さん(黄色)「巴マミです」

まどか「ごめんなさい」

マミ「分かってくれればいいのよ」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 00:35:05.82 ID:cnqBJF9M0
マミ「私魔法少女なのよ」

さやか「戦闘のたびに銃刀法違反ぶちかますんですか」

まどか「コスプレで銃刀法違反ってどういう事ですか」

マミ「魔女の結界の中なら何でもありよ」

まどか「あー私も2年生前半の時そんなノート作ってました」

マミ「あの、割とマジなんだけど」

スタッ「ほむら」

まどか「ホムラチャン!」

ほむら「どうも」

マミ「どどどどどっどどどもどうもどどっどどど」ハァハァ

さやか「どもり過ぎだろ」

マミ「はい」

さやか「落ち着き過ぎでしょう」

ほむら「どうも魔法少女です」

まどか「最近こういうの流行ってるの?」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 00:39:47.42 ID:cnqBJF9M0
ほむら「さて今回の世界線で色々違う所のおさらいよ」

ほむら「私のまどかとさやかが若干人格が違うわ」

まどか「幸せにしてください」

ほむら「言われずとも」

ほむら「そして何より気になるのは」

マミ「私は    がでっかいでーす!」タユンタユン

ほむら「    ではなく」

ほむら「巴マミ、あなたの格好よ」

マミ「…」ジーッ

ほむら「ツナギのホックを外そうとしないで」

ほむら「そう、巴マミの服装が青いツナギなのよ」

マミ「だって変身するとこうなるんだもの」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 00:43:32.75 ID:cnqBJF9M0
ほむら「とにかくここだと人目につくわ、確か廃墟になったビルがあった筈よ」

廃ビル屋上

OL「夢は叶う」サンサン

マミ「何か希望に満ちあふれたOLは放っておいて話の続きをしてちょうだい」

ほむら「時間遡行云々」

まどさやマミ「Ω Ω Ω」

ほむら「略しすぎじゃないかしら」

OL「何だって!!?」

ほむら「どうも」

ほむら「という訳で2人に魔法少女になってもらうと困るわ」

マミ「ソウルジェムがグリーフシードに変わる話気になるんだけど」

QB「…」

マミ「ねえ、キュウべえ?」

QB「…」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 00:45:46.01 ID:cnqBJF9M0
マミ「キュウべえー、話してよー」グルングルン

まどか「マミさんがキュウべえをハンマー投げの要領で振りまわしてるね」

さやか「春だもんね」

QB「きゅっぷ、おえっぷ」グワングワン

マミ「話して下さい、話して、話せえええっ」グルングルングルングルン

ほむら「今巴マミ変身したわよね」

さやか「あ、早すぎてだんだんゆっくり逆回転してるように見える」

まどか「マミさん若干浮いてる」

マミ「キャハーッハナセエエッタノチイイイッ」ギュンギュン

QB「え、円環の理に導かれそうオエッ」グワングワン

まどか「キュウべえが恐怖を感じてるね」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 00:50:16.43 ID:cnqBJF9M0
マミ「セッ」フッ

さやか「あ、もうキュウべえ見えない」

マミ「まあ、本体ソウルジェムになっても身体は変わらないし余裕でしょう」

ほむら「巴マミのメンタルが鋼だ」

さやか「私アンデッドになるのが夢なんだけど」

ほむら「美樹さやかも鋼だ」

シャル「ちゅっ」

OL「やひんっ」ビクンッ

OL「皆死ぬしかないじゃない」ヨロッ

さやか「あっ希望に満ちてたOLが」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 00:52:13.48 ID:cnqBJF9M0
OL「ダイブ」ヒュンッ

ほむら「今まさに落ちて行き」

マミ「そしてキャッチ」ボフッ

まどか「それを巨 が受け止める」

さやか「なんて無駄のない動き」

OL「イエス」

マミ「フォーリンラブ」

OL「ぶっちゃけ意識あった」

マミ「知ってる」

ほむら「とりあえず結界近いから行きましょうか」

さやか「アーミーナイフの持ってるけど」

ほむら「どっから持ってきたのよ」

さやか「まどかから借りた」

まどか「ウェヒッ」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 00:54:15.73 ID:cnqBJF9M0
ビル2階

まどか「あっブラインド」

ほむら「どうしたのよ」

まどか「ちょっと待ってね」

さやか「ああ、アレか」

マミ「?」

まどか「ウェヒッ、キューバ直送の葉巻きだよ」

まどか「それとウイスキー」

ほむら「まさか使う訳じゃないわよね」

まどか「え?」シュボッ

まどか「フー…」カチャッ

さやか「ブラインドを『カチャッ』」

マミ「ううん、渋い」ドヤァ

 

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 00:57:03.58 ID:cnqBJF9M0
まどか「ほらほむらちゃん一気一気」

ほむら「んっ」ゴキュゴキュ

ほむら「プハッ」

さやか「どうよ」

ほむら「まどかぁ…この部屋暑くない…?」ヌギッ

まどか「マミさんだからこそ映えるんだよその酔い方は」

ほむら「泣くわよ」

まどか「ごめん」

マミ「と、とりあえず行きません?」

さやか「行こうか」

まどか「行こうか」

ほむら「泣きたい」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:00:14.99 ID:cnqBJF9M0
シャルロッテ結界内

マミ「…」サワサワ

まどか「マミさんどうしてしきりに首を気にしてるんですか?」

さやか「何もついてませんよ?」

マミ「ゴミはおろか首ごと無くなりそうな錯覚が…」

ほむら「ギクッ」

マミ「え?」

ほむら「何でもないわ」

最深部

シャル「…」

まどか「なんだ余裕だね、私のデストロイパンチで一発だよ」

さやか「使い魔戦だとまどかほぼ主砲だったね、マジ怖い」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:04:46.75 ID:cnqBJF9M0
シャル(あの顔、見覚えがある…)

シャル(そうだ、思い出した…あの青い頭髪は…)

~数年前~

ワルプルギス「マラソンなんて余裕ですわ」ホッホッ

ゲルト「足痛いし正直きついわあ」ホッホッ

シャル「何やのこれ」ホッホッ

エルザ「意味あるんですかね」ホッホッ

エリー「き、キツ、い…」ハッ…ハッ…

「ゥワァァアアォッ!!」

全員「「「!?」」」

さやか「呼ばれてないのにさやかちゃん、脚本ないのに登場よ」

さやか「魔女界の太巻き野郎、シャルロッテ」ビシッ

さやか「ゥワアアァォッ!!」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:06:27.12 ID:cnqBJF9M0
ゲルト「…」

シャル「っww」

エリー「…」

ワル「…」

エルザ「…」

デデーン
シャルロッテ、アウト

シャル「嘘やん…」

杏子「セッ!」ブンッ

シャル「グギョベッ」ベチィッ

回想終わり

シャル「嘘やん…」

シャル「何であいつ居るの…」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:11:48.58 ID:cnqBJF9M0
マミ「ティロフィナーレ」ボフッ

シャル「ぎょぶええええっ」バフォン

マミ「勝った!第3部完!」

ほむら「いや恵方巻き出るから」

マミ「そうだった」

恵方巻き「さあ1つだけ願いを言え、どんな願いでも1つだけ叶えてやろう」

QB「えっ」

ほむら「まどかの●●●●おくれー!」

フワフワッ

パサッ

ほむら「一生大事にします」

安全場所

まどか「なんかスースーするんだけど」

さやか「気のせいじゃない?」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:14:20.74 ID:cnqBJF9M0
恵方巻き「行くぞおおおっ」

ほむら「こんな時の粉末チーズ」

ほむら「C4を沢山抱えたキュウべえにチーズ粉をふりかけます」パッパッ

マミ「ほむ'sキッチンね」

ほむら「オリーブ、追いオリーブ、ラストオリーブ」タラーッ

QB「きゅぷぷぷぷ…」

ほむら「ほーらシャルロッテ、チーズよ」

恵方巻き「ッシャオラwwwwww」パクッ

ほむら「名付けて『さけぶチーズ』」ポチッ

QBシャル「ぎょぶえええええっ」ドォォン

 
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:22:31.38 ID:cnqBJF9M0
マミ「それじゃあ各自解散で」

全員「うーっす」

病院

さやか「恭助、ちょっとこれを聴いてみてくれるかな」

恭助「どれどれ」

『Fuxk!!!!!!!!!!!!!!!!!!ギョエヴェヴォオオオオオッ!!』

恭助「うわああああああああああああああ!!!!」ビクゥッ

恭助「何を聴かせるんだ!冗談じゃない!冗談じゃなかったよ!!」ブンブン

さやか「あれ、両手両腕動いてない?」

恭助「あれ?」

さやか「あれ?」

恭助「あ、治った」

さやか「わーい」

恭助「わ、わーい」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:26:46.48 ID:cnqBJF9M0
マミ「ただいまー」

杏子QB「おう」

マミ「ん?」

杏子「へ?」

QB「きゅぷきゅぷ」

マミ「あの、どうやって?」

杏子「キュウべえ持ってたらドアすり抜けられた」

QB「通り抜けキュウべえ」

マミ「えっこわい」ホクホク

杏子「怖いとか言って滅茶苦茶ホクホクしてるよな」

マミ「しししししてないわよ」ホクホクホクホクホク

杏子「そっか、じゃあ帰るな」

マミ「あばばばばばばっば!!」アタフタアタフタアタフタアタフタ

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:30:52.05 ID:cnqBJF9M0
まどか「ただいまー」

ほむら「それでですねお義母様、その時のまどかったらもう」

詢子「はは、だろう?」

知久「おかえりまどか、いいお嫁さんが出来たね」

タツヤ「いい女性(ひと)じゃないか、大切にしろよ」

まどか「…」ゴシゴシ

まどか「…」

まどか「よく分からないや、よく分からないから体が休息をとりたがってる」

まどか「という訳で寝るね」

ほむら「一緒に寝るわ」

まどか「いや拒まないけどさ」

ほむら「あ、拒まないんだ…」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:33:39.55 ID:cnqBJF9M0
翌朝

マミ「佐倉さん抱いて寝てたらソウルジェム綺麗になってた」

杏子「マミに抱かれて寝てたらソウルジェム綺麗になってた」

QB「二人分の重圧に押しつぶされながら寝てたら恐怖という感情が芽生えた」


恭助「ホゥアチャアアァァアッwwww」ブンブン

さやか「すっかり元気になっちゃって…」


ほむら「下着下着…」

まどか「何してるの?」

ほむら「ちょっと採集を…」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:37:17.08 ID:cnqBJF9M0
さやか「魔法少女になろうと思う」

ほむら「え?」

まどか「何を願うの?」

さやか「家のローン返済」

ほむら「少なくともあなたのメンタルならもう余裕でしょうね」

まどか「じゃあ私も」

ほむら「許さん」

さやか「叶えてよインキュベーター」

QB「きゅぷきゅぷ」シュワァァン

まどか「こ、この姿は…!!」

さやか「…」

ほむら「作業着…」

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:40:05.87 ID:cnqBJF9M0
ほむら「腕のあたりにある黄色い刺繍の「美樹さやか」の文字がチャームポイントね」

まどか「に、似合ってるよ、とっても可愛いなって」

QB「す、すごく個性的だなあ美樹さやか」

さやか「武器が…」

ほむら「工具ね」

まどか「…」

QB「ア、アレだよ!さやかの工具は対城工具エクスドライバー…」

さやか「エクスドライバー!」ブンッ

QB「きゅベッ」ドスッ

まどか「エグい…」

さやか「全て遠きバールのようなもの!」ブンッブンッ

QB「きゅベッきゅベッ」ガンガン

ほむら「エグい…」

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:43:16.35 ID:cnqBJF9M0
さやか「と、とりあえず正義のために頑張ろうと思う」

まどか「う、うん」

さやか「ま、舞いあがっちゃってますね…私…」

ほむら「明らかに舞い下がってるわ」

廃工場

仁美「そんな訳でやってまいりました廃工場自殺OFF!」

自殺者「オーイエー!」

仁美「ニューヨークに、行きたいかーっ!!」

自殺者「ノーッ!!」

仁美「生きていたいかーっ!」

自殺者「ノーッ!」

仁美「天国へ生きたいかーっ!」

自殺者「オオオオッ!」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:45:49.44 ID:cnqBJF9M0
まどか「混ぜるな危険の洗剤混ぜてる」

まどか「ウェヒッ、怖いモノ嗅ぎたさ」タタッ

仁美「あらまどかさん」

まどか「ギャハーッ」ガシッ

仁美「あら?」

まどか「セッ!」ブンッ

自殺者「うわあああ!俺達の残された最後の希望があああ!!」

仁美「まどかさん何てことを!あの洗剤は残された最後の希望だったんです!」

まどか「ご、ごめん」

まどか「でも、『生きてればいい事あるよ』!『頑張って』!!」

自殺者「うわあああああああ!!」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:54:54.97 ID:cnqBJF9M0
まどか「とりあえずカンヌキでドア封鎖」

自殺者『バケツ返せえええええ!!』

まどか「直接脳内に!?」

グニョン

箱の魔女結界

まどか「あれ、何ここ」

ダニエル「レッツ運搬」

まどか「フッ」ヒュッ

ダニエル「グヴォッ」ドムッ

ジェニファー「ダ、ダニエエエエル!!」

ダニエル「お、俺はもう駄目だ…」

ジェニファー「何言ってるんだ、2人で上京して夢をかなえるって言ったじゃないか!!」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:59:31.44 ID:cnqBJF9M0
ダニエル「そ、そうだ、俺達は歌で日本を掴むんだ」

ジェニファー「そうだ、今こそ歌う時だ」

ダニジェニ「交わしたやーっくそく…」

さやか「どっせい!」ブオンッ

ダニジェニ「忘れえええええええッ」ドサッ

まどか「さやかちゃん遅いよー」

さやか「いやまどか1人でもどうにかなりそうだけどね」

エリー「ええー…嘘でしょ…」

エリー「あの時のハッピーガールじゃん…」

エリー「ええ…嫌だあ…」

さやか「…」

さやか「ゥワアアオォッ!!」

エリー「うひいいいいっ!!」ビクゥッ

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 02:03:37.54 ID:cnqBJF9M0
まどか「まさかキーボードだけを粉砕するとは思わなかった」

さやか「精神ダメージで爆発したし結果オーライ」

仁美「あれ?私は何を…」

まどか「アオミドロちゃん!!」

仁美「あ、そうだ自殺しないと」

まどか「え?あれ素だったの?」

仁美「ええまあ」

さやか「…」

まどか「…」

仁美「?」

さやまど「「頑張って!!!!」」

仁美「ひいいいいいい!!!!」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 02:10:24.40 ID:cnqBJF9M0
さやか「魔女にも『頑張れ』を連呼しながら殴ってたら勝てたんだよね」

まどか「まさに非道」

落書き「リーリーwwww」

さやか「あ、使い魔だ」

まどか「ちょっと仕留めてくるね」

さやか「あーい」

落書きの魔女結界

まどか「フッ」ブンッ

アンニャ「ウギョベッ」

まどか「ちょろいわ」

杏子「あーあ、やっちまった」

まどか「え?」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 02:12:31.75 ID:cnqBJF9M0
杏子「人間食わせて魔女にしてから倒すんだよ」

さやか「いや、そのりくつはおかしい」

まどか「君はじつにばかだな」

まどさや「「世界中が君のレベルに落ちたらこの世の終わりだぞ!!」」

杏子「そ、そこまで言う事ないじゃないか…」グスッ

さやか「本当は人の為に戦いたかったんでしょ?」ポン

杏子「…」

さやか「改心しようや、なあ」ポンポン

杏子「ひっ…ひぐっ…」プルプル

杏子「おまわりさん…どうして私こんな事しちゃったんだろう…」

まどか「わーさやかちゃんいじめっ子ー」

まどか「国家の犬畜生ー」

さやか「散々な言われようだ」

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 02:22:27.48 ID:cnqBJF9M0
さやか「…しっかし」

まどか「…だねえ」

杏子「?」

さやか「持っているツルハシ」

まどか「首にかけてある純白のタオル」

さやか「土で汚れた作業着」

まどか「安全第一のヘルメット」

さやまど「「ドカタじゃねえか!!」」

杏子「うん、まあ」

さやか「え、何、魔法少女?」

杏子「え、うん」

まどか「ちょっと頭冷やしたい」

さやか「とりあえず今日は帰ろう、そうしよう」

杏子「私家無いんだけど」

さやか「…」

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 02:25:14.72 ID:cnqBJF9M0
さやか「あんたマミさんと仲いいんでしょ?」

杏子「今日から3日間マミ修学旅行なんだよなあ」

さやか「ネズミーランドか」

杏子「ハハッ」

さやか「ハハッ」

まどか宅

ほむら「ゲームウォッチが一番強いのよおおおお!!」カチカチカチカチ

詢子「いやいやガノンドロフウウウウッ」カチカチカチカチ

知久「タツヤ、コーヒーいる?」

タツヤ「ブラックで頼む」

まどか「…」

まどか「体が休息をとりたがってる」

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 02:28:25.44 ID:cnqBJF9M0
まどか「ふう、漸く一息」

まどか「やっぱり布団は最高」

ほむら「同意」モゾッ

まどか「ほむらちゃん暑いんだけど」

ほむら「聞く耳持たず」ギュッ

まどか「ちょ、ちょっとぉ…///」



さやか「省略されました…続きを見たければ「さやかちゃん可愛い」と言って下さい」

90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 02:35:53.47 ID:cnqBJF9M0
さやか「うんうん…そうかそうか…」

さやか「はいどうも、私は人気者ですね」

さやか「という訳で続行」

杏子「セッ!」ブンッ

さやか「ックスッ!」ベチィッ


まどホーム

まどか(美少女が私に抱きつきながら寝ました。そんな私も美少女です。嘘です。)

ほむら「すぅ…すぅ…」

まどか「…」

まどか「……」

まどか「…ウェヒッ」

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 02:40:28.55 ID:cnqBJF9M0
まどか「口に人差し指を」スッ

ほむら「んー…」パクッ

まどか「ウェヒヒヒwwwwウェヘヒッフwwww」

まどか「私もう一生人差し指洗いませんwwww」

まどか「さて次は何…を…」フッ

翌朝

まどか「途中で体力尽きて寝落ちだなんて」

まどか「こんなのってないよ」

ほむら「zzz」

まどか「あれっ、そういえば今日何日だっけ…」

まどか「…」

まどか「ワルプルギスが来る筈の日数過ぎてる…」