1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:29:52.62 ID:zt2Q++6m0
エマ「……なんの話カミーユ?」

カミーユ「シャ……何とかって人のことなんですけどね、どうも思い出せないんですよ」

エマ「あら、そんな人いたかしらねぇ……」

クワトロ「………」チラッ


引用元: カミーユ「シャ……シャ……なんでしたっけ」 



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:31:10.03 ID:zt2Q++6m0
カミーユ「いましたよ…いたんですけど……」

カミーユ「うーん……」

クワトロ「……確かそれは赤がトレードマークの男ではなかったかな」ボソッ

カミーユ「赤ってよりもピンクだった気がしますけど」

クワトロ「赤!赤と言ったら赤だ!」クワッ

カミーユ「なんでそんなに必死なんですか大尉」

クワトロ「……別に必死などではないが」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:32:39.67 ID:zt2Q++6m0
カミーユ「ああ!」

クワトロ「おお!」

カミーユ「……ピンクと言えば、ハマーンとそのシャ……何とかは付き合ってたって聞いたことがあるな」

クワトロ「話題をそらすなカミーユ」

カミーユ「反れてないでしょう別に」

クワトロ「それているのだ!!」クワッ

カミーユ「だからどうしてそんなに大尉は必死なんですか!」

クワトロ「だから必死などではない!」

カミーユ・エマ(うわぁ……必死)


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:35:39.34 ID:zt2Q++6m0
プシュッ

ファ「カミーユ、何の話してるの?」

レコア「私も聞きたいわね」

カミーユ「シャ………なんとかって人の話です」

エマ「思い出せないんですって」

ファ「誰かしら、レコアさん知ってます?」

クワトロ(そうだ…レコア少尉ならば!)
クワトロ「少尉ならばご存知ではないのかな」

カミーユ「本当ですかレコアさん」

レコア「さあ。どこかのマイナーなパイロットか何かじゃない?」サラッ

クワトロ「……えっ」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:37:40.40 ID:zt2Q++6m0
レコア「大尉はご存知で?」

クワトロ「……い、いや私もあまりその人の事は知らないが」

クワトロ「……確か、ほらだな、赤くて強いことで、有名だったような」

カミーユ「ああ!」ポンッ

クワトロ「ああ!」

カミーユ「それはジョニー・ライデンでしょう、『シャ』はつきませんよ大尉」

クワトロ「……えっ」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:39:04.75 ID:zt2Q++6m0
クワトロ「い、いや、ほら……もう一人いただろう。もっと強くて、仮面を被っていてだな……」

レコア「随分具体的ですけど大尉はご存知で?」

クワトロ「……私は全く知らないが」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:41:10.12 ID:zt2Q++6m0
カミーユ「シャ………なんとか……赤くてよく仮面を被っている、強い男の人か」

カミーユ「………わからないな」

ファ「よく仮面を被っているなんて、プロレスラーか何かじゃない?」

カミーユ「そうか、プロレスラーか。そうかも知れないな。地元の新聞でみたんだな、きっと」

レコア「そうねプロレスラーね」

エマ「仮面を被るなんて、プロレスラーか変質者しかあり得ないものね」

クワトロ「いや、確かその人は、とある一家に裏切りを受けてだな、色々感情的な理由や正体を隠すという理由で仮面をつけていたと聞いたことがある」

エマ「大尉、さっきからやけに詳しい補足をされますけどご存知で?」

クワトロ「いや、全く」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:41:54.71 ID:zt2Q++6m0
クワトロ(ええい!こんなに情報を与えているにも関わらず何故わからん!)

クワトロ(………しかし流石にこのタイミングで名乗る訳には)

プシュッ

ブライト「何をしている」

クワトロ「ブライト艦長!よく来てくれた!」ガタッ

ブライト「……ど、どうした大尉」


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:42:34.81 ID:zt2Q++6m0
クワトロ「ほら、カミーユ、ブライト艦長なら分かるかも知れん」

カミーユ「い…いや…もういいですよ大尉」

クワトロ「なんだ、カミーユ知りたくはないのか、その人のことを」

カミーユ「………ええ、なんだかもう。プロレスラーか変質者って結論が出ましたから」

クワトロ「いいのか、カミーユ。ここで聞かねば、貴様は無能だ」

カミーユ「大尉は何でそんなに必死なんです?」

クワトロ「必死ではない!必死ではないのだが!」


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:43:07.26 ID:zt2Q++6m0
カミーユ「じゃあもう……」

クワトロ「聞け、カミーユ!」クワッ

一同(……うわ、すごい必死)


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:44:54.44 ID:zt2Q++6m0
カミーユ「仕方ないな……じゃあ大尉の顔を立てて聞きますよ」

カミーユ「ブライト艦長、赤がトレードマークの、仮面を被った、まあまあ強い…シャなんとかって人を知ってますか?」

ブライト「ああ。知っているさ、もちろん」

クワトロ「!!」パアアッ


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:45:30.73 ID:zt2Q++6m0
カミーユ「本当ですか艦長」

ブライト「ああ。しかし、カミーユは何か勘違いをしているようだな」

カミーユ「……か、勘違いですか」

ブライト「彼の名はシャ…何とかではなく、ジュ……何とかではなかったか」

クワトロ「………ん?」

カミーユ「ああ、そう言えばなんかそんな気がします……」

クワトロ「えっ?」

ブライト「赤がトレードマークでそこそこ強い、仮面の男と言えば、『獣神サンダーライガー』、奴しかいない」

カミーユ「ああ!そうですね、そうでしたブライト艦長!!」

クワトロ「えっ、えっ……」


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:46:26.63 ID:zt2Q++6m0
カミーユ「思い出しましたよ、獣神サンダー・ライガーです。間違いありません」

クワトロ「……カミーユ、君はその」

カミーユ「なんです大尉」

クワトロ「………シャア・アズナブルという人について思い出していたのではないかな」


カミーユ「ああ、そんな人いましたね。訓練してない民間人にフェンシングで負けたひどく弱い人ですよ」

クワトロ「………ちょっと具合が悪いので失礼する」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:50:20.66 ID:zt2Q++6m0
プシュッ

一同「………」

エマ「成功しましたねブライト艦長」

ブライト「ああ。よくやったカミーユ」

カミーユ「そんな、僕は当然のことをしたまでですよ」

ブライト「まあ、大尉には良い薬になっただろう。」

ウォン「最近の大尉の行動は目に余るからな。アクシズとの交渉だとかアクシズとの交渉だとかアクシズとの交渉だとか」

ヘンケン「その上今月エマ中尉に話し掛けた回数が私より多いと来た」

エマ「……いつの間に」

ヘンケン「中尉あるところにヘンケンありだ、エマ中尉!」キリッ

一同(………うっわ)


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:53:35.74 ID:zt2Q++6m0
―アクシズ―

部下「……ハマーン様!先程アーガマに潜入していた工作員から連絡がありまして、シャアが」

かくかくしかじか

ハマーン「……なに?」

部下「これは内部分裂の危機ですよ」

ハマーン「……まずいな」チッ

部下「えっ?」


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:54:18.79 ID:zt2Q++6m0
ハマーン「……私が指示する作戦を工作員に実行させろ」

部下「は…はっ!」ビシッ

ハマーン「アクシズの総力をあげて、必ず成功させるのだ」

部下「了解であります!」

ハマーン「ふっ……下がれ」

部下「失礼します!」

ガチャッ……

ハマーン(……もしかしたらこの間は喧嘩してしまったが、またシャアは私のもとに)

ハマーン(って、わ、我ながら気が早いな!キャー)

ハマーン「………」コホン

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:56:16.57 ID:zt2Q++6m0
―翌朝―

カミーユ「……!」ピキーン

カミーユ「なんだ、この悪寒は」

ガチャッ

ファ「ちょっとカミーユ!大変なことになってるのよ!」

カミーユ「……なんだってファ」

ファ「戦艦中にこんなものが……」


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:57:06.57 ID:zt2Q++6m0
―――――――――――――――――――――――――――――――――

☆これはシャア・アズナブルのすばらしさを伝える手紙です☆


シャアアズナブルはすごい強くてすごいカッコ良くすごい人です。
シャアが如何にカッコ良くてすごいかを如何に書きます

(中略)

このようにシャアはすごくカッコ良くて偉大なのです
シャアのすばらしさをあなたも50人に伝えましょう
伝えないとアクシズがアーガマにぶつかるという不幸がおきます

―――――――――――――――――――――――――――――――――



カミーユ「………うわっ」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:58:23.82 ID:zt2Q++6m0
ブライト「どういうことだ、これは!」

トーレス「それから艦内のBGMも……」

『♪シャア!シャア!シャア!』

ででんででんでー

『♪シャア!シャア!シャア!』

ブライト「………」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 01:02:04.62 ID:zt2Q++6m0
サエグサ「その上、アーガマが真っ赤に塗り替えられてます!」

ハロ「ハロモマッカ!マッカ!」

トーレス「いつの間にか速度も通常の三倍です。そのかわり攻撃力がアレですけど……」

エマ「そう言えばブライト艦長の制服もノースリーブになってます!」

ブライト「なんだと!?」

カミーユ「僕のもだ!」

ハサン「私の白衣まで……」

エマ「キャア!私も!」

ファ「……エマさんはもともとでしょう」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 01:03:15.34 ID:zt2Q++6m0
一同(もしや………)

クワトロ「やあ、どうしたみんな」ケロッ
一同「………」

クワトロ「………ど、どうした?」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 01:03:58.83 ID:zt2Q++6m0
カミーユ「見損ないましたよ大尉」

クワトロ「な…なんの話だカミーユ」

カミーユ「しらを切るなんて男らしくありませんよ大尉!」

クワトロ「いやだからだな、何の……」
エマ「やだわ、知らないふりして」ヒソヒソ

ヘンケン「バレバレなのになぁ」ヒソヒソ

レコア「他人の仕業にしようとするなんて最低」ヒソヒソ

クワトロ「だから……何の話だと」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 01:05:11.55 ID:zt2Q++6m0
カミーユ「あんたみたいな大人がいるから!歯ぁ食いしばれ!!」クワッ!

クワトロ「なあっ!?」

エマ「……やめなさいカミーユ。あなたが手を汚す程の人間じゃないわよ」

カミーユ「そうですね、やめときます」
クワトロ(なんだ!なんだというのだ、皆のその視線は!!)


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 01:06:18.46 ID:zt2Q++6m0
ファ「この紙ですクワトロ大尉」

クワトロ「………紙?」


ヒラッ

クワトロ「こ、こんなもの私は!」

カミーユ「………この期に及んで」

エマ「時間の無駄だわ」

ヘンケン「エマ中尉に無駄な時間を使わせた罪は重い!自習室にぶち込んでおけ!」

トーレス・サエグサ「了解!」ガシッ

クワトロ「待て!待て!待て!私はやってない!私はやってない!」ズルズルズル……

♪シャア!シャア!シャア!

ででんででんでー

♪シャア!シャア!シャア!

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 01:09:00.06 ID:zt2Q++6m0
アムロ「過去に魂を引かれると、ロクなことにならないという事だなカミーユ」ポンッ

カミーユ「アムロさん!いつの間に宇宙に」

アムロ「シャアが面白い事になってる予感がしたから上がってきた」

カミーユ「アムロさんが入れば大尉がいなくても余裕ですね!」

ブライト「そうだな、アムロを百式に乗せて大尉はこのままぶち込んでおこう」

カツ「一件落着ですね!」


わっはははははははははは!!!

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 01:10:03.26 ID:zt2Q++6m0
アクシズ

ハマーン「まだシャアからの通信は入らないのか」

部下「……ええ」


ハマーン「まあいい……ゆっくり待つとしよう」

ハマーン(シャアは今頃大喜びだろうな!!!)



43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 01:10:30.28 ID:zt2Q++6m0
―自習室―

クワトロ「まだだ……まだおわらんよ……」ぐすっ

これが後にアクシズ落としのきっかけになったことはまだ誰も知らない…

おわり

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 01:20:14.26 ID:zt2Q++6m0
マシュマー「グ……グ……なんだか思い出せんな」

キャラ「確か金髪の……ああ、なんだっけな」

グレミー「………」

ゴットン「確か、女の子のストーカーをやってましたよね」

マシュマー「そうそうマザコンで  コンの」

グレミー「………」チラッチラッ

キャラ「そうだ、赤いモビルスーツに乗ってるやつだよ」

マシュマー「ああ!そうだ!」

グレミー「!」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 01:21:43.76 ID:zt2Q++6m0
マシュマー「シャアだったwwwシャアだったwww」

キャラ「ちょっとマシュマーwwwシャアの名前にグなんて入ってないよwwwwww」

ゴットン「マシュマー様うっかりwwwwww」

グレミー「………」