1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 00:49:58.43 ID:i81dwAF10
17:00 ラジオ局Aスタジオ

春香「うーん」

??「どうしたの、春香」

春香「いやねぇ、不思議なことってあるんだなぁって」

??「不思議なこと?」

春香「うん。世の中にはさ、顔が同じ人が3人いるって言うじゃん」

??「ドッペルゲンガー? 私は何人も見たことあるけど。xxxxx劇場で」

春香「嘘!?」

??「冗談だって、冗談」

春香「はぁ、驚いた。xxxxx劇場って……」

??(嘘は言ってないんだけどね)

引用元: 春香「伊織とりせちーの声が似すぎて放っておけない」 




2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 00:52:51.93 ID:V5dDjmku0
春香「でもさ、声が同じ人っているんだね」

??「同じ?」

春香「いやぁ、アイドル業界も狭いなぁ。全く同じってわけじゃないんだけど、凄く似てるんだ」

??「どういうこと?」

春香「うん、りせちーと同じ声のアイドルがいるってこと」

りせ「久慈川りせと!」

春香「天海春香の!!」

りせはる『ラジオリセナズン!!』

伊織「ちょっと待ったああああああああ!!!」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 00:59:08.72 ID:V5dDjmku0
春香「どうしたの伊織、マイクが割れんばかりの大声出しちゃって」

りせ「そーだよ! 聞いてる人がびっくりするじゃん!」

伊織「何あんたがパーソナリティみたいに進行してるのよ!! ここラジオイオナズンでしょ!? なによリセナズンって!!」

春香「それは私、天海春香と」

りせ「りせちーこと久慈川りせの番組だしね。むしろあんたがゲスト、って感じ?」

伊織「開始二回目でパーソナリティ交代!?」

りせ「そ、これからは私と春香で盛り上げて行っちゃうから!」

春香「りせちゃんと一緒に番組を作っていきます!」

伊織「私の出番なし!?」

ナレ「ラジオリセナズンは、ジュネスと天城屋旅館、丸久豆腐店、染物屋『巽屋』の提供で……」

伊織「どこ!?」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:03:42.17 ID:V5dDjmku0
りせ「まぁ伊織が可哀想だし、茶番はこの辺にしてあげようか」

伊織「茶番ってあんた……」

春香「はい、ラジオイオナズン! お届けしますは、春香と言えば南より天海、天海春香と!」

伊織「伊織と言えば順平より水瀬、水瀬伊織がお届けするわ。って順平って誰よ……」

春香「そして今回は素敵なゲストが来てくれてます!」

伊織「ホントに来たのね……」

りせ「うん。ギャラが良かったし」

伊織「そういうこと言わないでくれる!?」

春香「最近芸能界に復帰した、みんな知ってるスーパーアイドル!」

りせ「みんなー! りせちーだよ!」

春香「久慈川りせちゃんが遊びに来てくれました! 拍手!」

りせ「拍手!」

伊織「しないわよ、手が痛いし」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:07:09.27 ID:V5dDjmku0
春香「でもさ、このラジオ凄いよね」

伊織「凄いって何が? フリーダム春香が?」

春香「メンバーですよ、メンバー! 特に今回はりせちーもいるからね!」

りせ「そこまで凄いことじゃないよ。ただ運が良かっただけ」

春香「なんてこと言ってるけど、りせちーってアイドルランク高いからね!」

伊織「そうね、具体的にどのあたりかって聞かれると返答に困るけど」

りせ「でも一度休止しちゃったから、その間ファンが減っちゃったかな」

伊織「そういやそんなことあったわね」

りせ「そのことはあまり触れないでほしいかな。別に嫌な話ってわけでもないんだけどね」

春香「りせちゃん、春香さんはそういわれると聞きたくなる体質なんですよ!」

伊織「芸人体質ね」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:11:29.80 ID:V5dDjmku0
りせ「でも休止していたから出会った人たちとは、今でも交流があるし、良い機会だったよ」

春香「さて、今回はりせちゃんと一緒にお届けしますが、前回の予告から様々なメールが来ています。まず一通目、沖縄県からですね。ラジオネーム、堂島の龍さんから頂きました!」

りせ「ありがとー!」

伊織「沖縄からって初めてね」

春香「というより、前回はほとんど業界関係者だったしね」

りせ「私も投稿したよ!」

伊織「やっぱりあれ、あんただったのね……」

春香「『春香ちゃん、伊織ちゃん、りせちゃんこんにちわ!』はい、こんにちわ!」

りせ「こんにちわ」

伊織「こんにちわ」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:17:10.77 ID:V5dDjmku0
春香「『春香ちゃんと伊織ちゃんと言う、俺にとって最高のコンビに、りせちーが加わって、もう興奮して眠れませんでした! 俺の知り合いにも、はるかと言う名前で、伊織ちゃんやりせちゃんのように可愛い声を持つ子がいます』」

伊織「可愛い声って、分かってるわね」

りせ「媚びている声の間違いじゃない?」

伊織「五月蠅いわね!」

春香「まぁまぁ、落ち着いて。『彼女もいつか、アイドルになると思っています。そこで3人に質問ですが、アイドルになろうと思ったきっかけを教えてください!』 とのことですね」

りせ「どんな子だろうね?」

春香「まぁ春香って名前の子はもれなく可愛いですよ!」

伊織「あんた自信満々ね……」

春香「でもはるかって名前で、声が伊織似ってなんか嬉しいね」

伊織「ちょっと縁を感じるわね」

りせ「いっそ呼んじゃえば?」

伊織「無茶言うな!!」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:22:10.32 ID:V5dDjmku0
春香「アイドルになろうと思ったきっかけかぁ。私は近所に住んでるお姉さんが歌を褒めてくれたこと、それが最初かな」

伊織「そのお姉さんも、ホントにアイドルになると思わなかったでしょうね」

春香「夢は叶うもんだね!」

伊織(子供のころの春香ってことは、かなり音痴なんじゃ……)

りせ「伊織はなんでアイドルになろうと思ったの? お金持ちなんだし、もっと凄いこと出来るのに」

伊織「見返したかったのよ。そう思っている連中を。欲しいものは勝手に手に入る。でもそんなの、自分で手に入れたといえないわ」

春香「伊織らしいかな。りせちゃんはどうして?」

りせ「あー、うん。実は親が勝手に履歴書送ったんだ。それでとんとん拍子にここまで来たって感じかな」

伊織「親が? なんか意外ね」

りせ「やっぱそうかな? 私がアイドルになった理由聞いたら、みんな意外な顔するよ」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:29:05.62 ID:V5dDjmku0
りせ「昔は虐められてたぐらいだし、それで変れたらいいなって」

春香(お、重い……)

伊織(割と暗いわね、こいつ……。どうすんのよ春香?)

春香「そ、そうだね! うちの事務所の雪歩もそんな感じかな? 意外に接点あるよねー!」

伊織(良いわよ、春香! 話を膨らませて!)

りせ「何かきっかけがあれば、変われるものだから。もし勇気が出ない人がいれば、一歩踏み出せばいいよ。案外簡単に世界が変わるからさ」

春香「良い話ですなぁ」

伊織「そうね。もっと殺伐とするかと思ってたけど、そうでもなかったわね」

りせ「まぁ私の話はこんなもんかな。じゃあ次のメール、ラジオネーム、山梨県から、キャベツさん! ありがとうございます」

春香「えーと、『世の中がクソで仕方ありません。どうすればいいでしょうか?』 だって、伊織」

伊織「知るか!! 送る場所間違えてるでしょ!!」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:32:47.16 ID:zcHDkbzb0
りせ「どんな辛い現実でも、受け入れなきゃいけないの!」

春香「そうだよりせちゃん! キャベツさん、腐ってばかりいないで、前向きに行こうよ!」

伊織「そんなネガティブんなあんたに送るわ。前向きになれる一曲を!」

りせ「GET TO THE TOP!!」

伊織「何その曲!?」

りせ「私の新曲! 今なら情熱的合いの手つきCDの初回特典がついてるよ!」

伊織「ビジネスモード!?」

春香「わた春香さんの新曲、『世情』もよろしくね!」

伊織「ホントにカバーしたの!?」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:36:35.42 ID:1xZlb2uV0
伊織「じょ、情熱的だったわね……」

りせ「うん。近くにいた強面の人に頼んだら、ノリノリでやってくれたよ?」

春香「気になる人は、龍が如く、情熱オールスターズでググってね!」

伊織「宣伝!?」

春香「いや、元ネタ知ってる人少ないかなって思って」

伊織「別に良いでしょ!」

りせ「なんか二人のやり取り、漫才みたいだね」

伊織「誰がこいつと!!」

春香「何でやねん!」

伊織「いでっ! あんたが突っ込み!? しかも凸を叩くな、凸を!」

りせ「面白いかどうかは別として、息あってるから2人とも芸人になったら? 応援するよ?」

伊織「なるか!」

春香「なんでやっ」

伊織「させない!」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:41:06.64 ID:i81dwAF10
春香「突込み返しくらったよ……」

りせ「随分バイオレンスなラジオだね、これ」

伊織「平常運転よ」

春香「さてさて、ここに来てある内容のメールがたくさん届いています」

伊織「ある内容?」

春香「うん。りせちーといおりん、どっちがどっちか分からなくなるって」

伊織「はぁ?」

りせ「ラジオじゃ顔が見えないから、どっちが話してるか分からないってこと?」

春香「じゃない? 冒頭でも話したけど、2人とも声が似てるもん」

りせ「良かったね、伊織」

伊織「よかないわよ!」

春香「まぁ分かりやすく言うと、甘めで突込み担当が伊織、ちょっと低めでダウナーなのがりせちゃんかな?」

りせ「ダ、ダウナーって……」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:43:55.92 ID:i81dwAF10
伊織「真似しないでよ」

りせ「してないよ! 元々だっての!」

春香「まぁ亜美真美よりかは分かりやすいかな?」

りせ「そっちが真似してるんじゃないの?」

伊織「はぁ!? あんたこそコピーでしょうが」

りせ「私の方が年上だもん」

伊織「私の方がデビュー早いわよ! アーケード舐めんな!」

りせ「でも私の方が売れてるよね?」

伊織「私の方が可愛いわよ!」

りせ「私の方が大人だよ!!」

春香「あ、あれぇ? なんか一人で喧嘩してるみたいに聞こえる……」

りせいお『真似するな!』

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:47:42.01 ID:V5dDjmku0
春香「じゃ、じゃあここは2人で勝負して、勝った方が本物ってことで!」

伊織「負けたらどうなるのよ?」

春香「うーん、くじらボイスで」

伊織「大蛇丸!?」

りせ「案外似合うかもよ? 凸とかとくに」

伊織「凸関係ないでしょ! あんたこそ、豆腐屋アイドルなんだからお似合いよ!」

りせ「と、豆腐馬鹿にするなぁ!」

春香「はぁ、今回は私がしんどい目に合いそうだなぁ……」

伊織「普段それをあんたは私に押し付けてるのよ」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:53:30.81 ID:1xZlb2uV0
春香「じゃあどちらが釘宮ボイスか! チキチキ、アイドルバトルを始めるよ!!」

伊織「釘宮ボイス言うな!」

春香「くぎゅううう」

伊織「感染済み!?」

りせ「で、どんな勝負をするの?」

春香「乗り気だね。それじゃあまずは、早推し、クイズ対決!」

伊織「クイズ?」

春香「そう。今から何問かクイズを出すから、分かったら挙手してね」

りせ「クイズかぁ。勉強は得意じゃないんだよなぁ」

伊織「律子の次に雑学に明るいはずよ」

春香「じゃあ1問目!」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 01:59:22.17 ID:i81dwAF10
春香「カンブリア紀に生息していた、バージェス動物群の代表的動物で、その奇妙な形から、『幻想が生んだ物』という意味の属名を与えられた生物の名は?」

りせ「な、なにそれ?」

伊織「分かるかぁ! いきなりそんなガチな問題が出ると思わなかったわよ!!」

春香「まぁ難しいよね。じゃあ2択ね」

春香「A、ハルキゲニア B、ハルケギニア。さぁどっち!」

りせ「2択ならっ!」

伊織「向こうが先だったか!」

春香「はいりせちゃん!」

りせ「Aのハルキゲニア!」

春香「ファイナルアンサー?」

りせ「ファイナルアンサー」

伊織「懐かしいわね、それ」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 02:05:05.23 ID:V5dDjmku0
春香「ちゃららーん」

伊織「口で言うの、それ!?」

りせ「……」

春香「……、正解!!」

りせ「やったぁ!」

伊織「ちっ、先に手を挙げていたら……」

春香「りせちゃんお見事! 正解はAのハルキゲニア! ハルケギニアでもハルカアマミでもないからね!」

伊織「何さらっと自分の名前足してるのよ!!」

春香「ちなみに、Bのハルケギニアは、色んな人が召喚される土地みたいですね」

伊織「随分アバウトな説明ね」

春香「さて、間違えた伊織にはこれを朗読してもらおうかな!」

伊織「な、なによこの気持ち悪い文は……」

春香「プロデューサーさんが必死に考えてたよ? ファンの立場から伊織にメッセージを作ったって」

伊織「あ、あの変 大人……」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 02:09:29.48 ID:i81dwAF10
春香「じゃあ伊織の朗読まで、3、2、1!」

伊織「伊織!伊織!伊織!伊織ぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!伊織伊織伊織ぅううぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!水瀬伊織たんの茶色の髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
MAの伊織たんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
スロット決まって良かったね伊織たん!あぁあああああ!かわいい!伊織たん!かわいい!あっああぁああ!
MA2も発表されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!ゲームなんて現実じゃない!!!!あ…CDもアニメもよく考えたら…
伊 織 ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!765プロおおおおおおおおおおおおおおおおおぉ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?MAジャケットの伊織ちゃんが僕を見てる?
ライブフォーユー!の伊織ちゃんが僕を見てるぞ!伊織ちゃんが僕を見てるぞ!ステージーフォーユー!の伊織ちゃんが僕を見てるぞ!!
ゲームの伊織ちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!僕には伊織ちゃんがいる!!やったよやよい!!ひとりでできるもん!!!
あ、アイマス2の伊織ちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあ雪歩様ぁあ!!ち、千早!!春香ぁああああああ!!!あずさぁあああ!!
ううっうぅうう!!俺の想いよ伊織へ届け!!765プロの伊織へ届け! ってコピペ!?」

りせ「うわぁ……」

春香「ファンニオモワレテルネ、ウラヤマシイヨ」

伊織「棒読みで言うな!!」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 02:16:31.00 ID:i81dwAF10
りせ「うん、私のファンはここまで酷くないかな。腰で10年戦えるような人だし」

伊織「それどういう意味よ……。ってあれ!?」

春香「あっ、言い忘れてたけど、負けた方はどんどんくじらボイスに変わってくからね」

伊織「どんなからくり!?」

春香「マイクに細工されてるんだって。じゃあ次の問題ね」

春香「晃博、茜、聡。この3人に共通する苗字はなんでしょう?」

伊織「晃博、茜、聡……。誰よそれ」

りせ「どっかで聞いたことがあるような……」

春香「さぁ、考えてみてね」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 02:21:54.00 ID:i81dwAF10
りせ「聡……、聡!!」カッ

春香「はい、またまたりせちゃん!」

りせ「日野だ、日野!!」

春香「正解! またまたりせちーの勝利だね! ってなんだろ、さっきのカットインは……」

伊織「またやられた! って声がしわがれていく!」

春香「日野晃博、ゲーム会社レベル5の社長で、現在絶賛放送中、機動戦士ガンダムAGEの脚本も書いてるね」

伊織「それなら私は00派ね」

春香「日野茜は、新人アイドルにいるんだよね。ラグビーアイドルっていう新しいアイドルね」

伊織「ラグビーにいい思い出はないわ……」

春香「後今やっているアニメ、スマイルプリキュアのキュアサニーも同じ名前だとか」

りせ「今の伊織はふけいるタマキュアって感じだね」

伊織「五月蠅いわね!」

春香「そこはアルってつけなきゃ」

伊織「知らないわよ!」


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 02:26:51.98 ID:i81dwAF10
春香「最後に聡は、日野聡さん。声優ですね」

伊織「なんでそれで分かったのよ」

りせ「うーん、前世の記憶?」

伊織「どういうことよ……」

春香「クイズはこんなもので良いか。それじゃあ次の対決だけど……」

りせ「もう勝負しなくても、声が違うから決着ついてるんじゃないの?」

伊織「納得いかないわよ!」

春香「聞いてる人からしたら、もうどちらが伊織かって分かってるんだけどね」

伊織「お婆さん声で憶えられたくないわよ! 何このハウルの動く城状態!!」

春香「まーた絶妙な突込み、ありがとうございました!」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 02:34:21.25 ID:i81dwAF10
春香「まぁ対決も飽きて来たし」

伊織「飽きるの早いわね! ほんとフリーダムね、こいつ」

春香「尊敬する司会は、草なぎ君です!」

伊織「真似しちゃいけない人来た! 絶望的に司会が下手じゃないの! 中居さんにしなさいよ!」

りせ「いおはるが漫才してる間に、海外からのメールですね。ラジオネーム、鋼の錬金術師さんから!」

りせ「『はじめて投稿します。前回から楽しく聞かせて貰ったけど、りせちゃんが来るなんて俺得です! さて、俺には弟がいるのですが、心なしかりせちゃんや伊織ちゃんと同じ声がします。これってなんででしょうか?』」

春香「メールありがとうございます! 鋼の錬金術師さんの弟が、なんとなく伊織に声が似ている、ってことだけど、伊織どうして?」

伊織「いや、聞かれても……」

りせ「男の声ってこんな感じかな?」

春香「ああ、いい感じかも! やわらかくてかわいらしい!」

伊織「それぐらい、私も出来るわよ」

春香「伊織がやると腹黒く見えるね」

伊織「どういうことよ!」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 02:40:28.23 ID:1xZlb2uV0
春香「でもショタボイスも出せるってなったら、アニメ映画の仕事とか来るかもよ?」

伊織「タレント声優なんて叩かれるのがオチよ」

りせ「上手い人は上手いんだけどね」

春香「2人ともうまいと思うけどなぁ……。さてここで一曲。イオリア・シュヘンベルグで、ポジティブ!」

伊織「イオリア・シュテルンブルグって誰よ!! いやイオリって言ってるけど!!」

りせ「シュヘンベルグだって……」

伊織「ややこしいのよ!!」

りせ「でもさ、伊織の曲を私が歌ってもラジオじゃばれないよね」

伊織「それならあんたの曲を歌ってもばれないわよ?」

春香「じゃあ私がりせちゃんの曲をカバー……」

りせ「ゴメン、それ無理かな」

春香「即答!?」

伊織「カバーに頼りすぎよ……」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 02:44:11.87 ID:1xZlb2uV0
春香『いおりんの、突込み道場!!』

伊織「今日もやるの、これ?」

りせ「これ結構面白かったよ?」

伊織「前回はほとんど実名だったじゃない……」

春香「まぁ前回はね。それでは今回のテーマはこちら!」

春香『こんなタイトルの映画は絶対売れない!』

りせ「ノリが鉄拳さんに似てるよね」

春香「絵はないよ。あるのは伊織の突込みのみ!」

伊織「前は突っ込み以前のばっかだったわよ」

春香「そこはリスナーと伊織の戦いだよ! 折角だし、りせちゃんも参加してみる?」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 02:49:10.65 ID:i81dwAF10
りせ「うーん、状況次第かな」

春香「りせちゃんは突込みとかどう?」

りせ「先輩に突込み上手がいるよ。あの人がいなかったら、フリーダムな集団だったし」

春香「フリーダムなら春香さんも負けてませんよ! それじゃあ伊織、準備は良い?」

伊織「もう何でもいいわよ……」

春香「あれやらないの? いつも精神統一とか言って、乾布摩擦してるけど」

伊織「するか! しかもラジオじゃなんも伝わらないわよ!」

春香「私たちの笑い声で皆に伝わるよ」

伊織「なんで私も芸人の仕事をしないといけないの!?」

りせ「え? 芸人じゃないの?」

伊織「違うわ!!」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 02:54:14.81 ID:zcHDkbzb0
春香「それじゃあ1通目! 埼玉県の、平賀斉藤さん」

りせ「ひらがさいと……」

伊織「こらっ!!」

春香「ひらがさんの、こんなタイトルの映画は絶対売れない!」

春香『タイタニック・ビギニング』

伊織「ビギニング!? なに、タイタニックが出来るまでを映画でするわけ!? バッドマンみたいに言うな!」

春香「ハヤブサみたいになるんじゃない?」

りせ「でも船が出来るまでの映画って盛り上がらないんじゃない?」

伊織「しかもそのあと沈没するじゃない……」

春香「何でもかんでも前日談をやればいいってもんじゃないよね!」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 03:00:02.03 ID:zcHDkbzb0
春香「次は、東京都、駄犬ドラゴンさんから」

伊織「駄犬って……」

りせ「ドラゴンと合わないよね」

春香「駄犬ドラゴンさんの、絶対に売れない映画は!!」

春香「ファイナルファンタジー」

伊織「こらあああああ!! 洒落になんないわよ!! って実在の映画を持ってくるな!!」

りせ「え? ファイナルファンタジーってあのゲームでしょ?」

春香「まぁ映画版もあるんだよね。しかもハリウッドですよ、ハリウッド!!」

伊織「ええ、ハリウッドの無駄遣いよ……」

春香「次は……、あれ、匿名希望だ」

伊織「ねえ、それ大丈夫なの?」

春香「大丈夫じゃない? スタッフさんも仕分けしてるだろうし」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 03:05:35.90 ID:i81dwAF10
春香「匿名希望さんからの、絶対に売れないタイトルの映画は!」

春香『仏陀再誕』

伊織「いい加減にしろおおおおお! 番組つぶれるわよ!!」

春香「幸福の科学だよピー」

伊織「ピー音仕事遅っ!! 思いっきり流れちゃったじゃない!!」

りせ「田舎じゃ普通にCMしてるし、大丈夫じゃない?」

伊織「んなわけあるか!! そりゃ匿名希望にしたがるわけよ……。そこまでして送ってこないでしょ……」

春香「最後に、東京都のオダジョーさんから。折角だし、りせちゃん突っ込んでみる?」

りせ「うん。にしてもオダジョー? どっかで聞いたことあるような……」

伊織「嫌な予感が……」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 03:11:45.09 ID:V5dDjmku0
春香『家族のうた THE MOVIE』

りせ「映画化しちゃった!? 打ち切られるのに!?」

伊織「しかもまたこのネタ!?」

春香「オダジョーさん、身を削ったギャグをありがとうございます。出来れば、クウガの映画を見たいかなーって」

伊織「あの人このラジオ聞いてるのね……。先週あれだけネタにしたのに、それをネタにし返すとは……」

りせ「パネェ!」

伊織「ネタパクリ!? いや確かに半端ないけど! 打ち切りをギャグにするって高度すぎるわよ!!」

春香「りせちゃんの突込みも光る部分があったよ! まぁ、伊織の額に比べたら……」

伊織「なんですってえええ!」

春香「目がぁ! 目があああああ!!」

伊織「ロムスカパロウルラピュタ!?」

りせ「以上、『りせちーの突込み道場』だったよ!」

伊織「あんたの仕事最後だけだったでしょうが!!」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 03:17:31.45 ID:1xZlb2uV0
伊織「気を取り直して、次のコーナー」

りせ『久慈川りせ、アイドルやってます!!』

春香「はい! 今日はりせちゃんが来てるからね! こんなにシチュエーションがいっぱい! 私の時はグロンギ語とか歌の上手いアイドルとかそんなのだったけどね」

伊織「あれは酷かったわよね」

りせ「この中から選ぶの?」

春香「うん、選んだシチュエーションを、りせちゃんにしてもらいます! さぁ男子諸君、ドキドキしなさい!」

伊織「まぁ春香と違って、ちゃんとアイドル的なのが来そうね」

春香「春香さんもアイドルですよ!」

伊織「バラドルの間違いでしょうが!」

春香「それ愛ちゃん……」

伊織「もしもの話でしょあれは!!」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 03:25:59.83 ID:V5dDjmku0
春香「じゃあ一通目。東京都から! 775は俺の嫁、さんから」

伊織「775? 菜々……」

りせ「きゃー! もしかして先輩!?」

春香「えっ? 知り合い?」

りせ「せんぱーい! 愛してるよー!!」

プツン!

春香「らんらんらららんらんらん♪ らんらんらららん♪」

りせ「公共の電波を私信に使ってしまい、申し訳ありませんでした」

伊織「もっと謝るところあるでしょうが!」

りせ「私の愛は本物なの!!」

プツン!

春香「風の谷のー、ナウーシカー」

伊織「久慈川りせ? いないものの相手をするのはよくないわね」

シャルル「」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 03:30:30.47 ID:V5dDjmku0
春香「あっ、りせちゃんがシャルル・ジ・ブリタニアに変わってる」

伊織「シャルル・ドナテルロ18世!! 若本じゃないわよ!!」

春香「ってこのボケ、テレビでやらないと分からないんじゃ……」

伊織「何でもいいわよ。あのフリーダムな豆腐屋を追い出せさえすれば」

シャルル「」

りせ「いや、反省してます。すみません」

伊織「はぁ……。胃薬頂戴、ありがと」

春香「気を取り直して、菜々子は俺の嫁さんの送ってきたシチュエーションはこちら」

春香『朝おこしに来る妹』

伊織「あら、存外にシンプルね」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 03:35:32.44 ID:1xZlb2uV0
春香「でもりせちゃんって年下属性だしね」

りせ「妹かぁ。お兄ちゃんとかいなかったから、どんなのが良いかな……」

春香「伊織は2人御兄さんがいるよね? 起こしたりするの?」

伊織「むしろ私が起こされる側ね」

春香「あら、伊織も家ではお兄ちゃんに甘えてるんだ」

伊織「違うわよ! わざと遅く起きて、起させてあげてるのよ!!」

春香「りせちゃん、準備オッケー?」

伊織「振るだけ振ってスルーするなぁ!!」

りせ「じゃあいっくよー!!」

春香「りせちゃんの妹まで、3!」

伊織「2!」

シャルル「いぃぃぃちぃぃいいいい!!(CV若本)」

春香「キュー!!」

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 03:42:04.07 ID:1xZlb2uV0
りせ『お兄ちゃん、朝ごはんだよー? もう、まだ寝ている。起きなよ、お兄ちゃん! もう、気持ちよさそうに寝ちゃって……』

りせ『……キスしても、ばれないよね?』

りせ『きゃっ! お、お兄ちゃん! オハヨウ……。ご飯できてるから、早く来てよね!!』

りせ『もっとゆっくり寝てて良かったのに……』

りせ『ん、ううん! なんでもないよ! さっ、下に行こうか!!』

春香「はい! 素晴らしい! エクセレント!」

りせ「こんなんで良いのかな……」

春香「ちょべりばグー! ナイスですよ!」

伊織「ちょべりばって死語じゃない……」

春香「さて、公式ホームページでは今のりせちゃん特製目覚ましボイスを配信します! 番組が終わったらチェックしてね!!」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 03:47:52.75 ID:zcHDkbzb0
春香「じゃあ次は……、尸魂界……、なんて読むの、これ?」

伊織「さぁ? 何かしら?」

りせ「ソウルソサエティじゃない?」

春香「そうなんだ」

りせ「うん、私の家のパソコンじゃそう打てば出てくるよ」

伊織「どれどれ……。あっ、ホントに出てきた」

春香「尸魂界のマユリ様さんから頂きました!」

伊織「様にさんって変よね」

春香「さかな君さんみたいな感じじゃない?」

りせ「マユリ様さんはどんなシチュエーションをお望みなの?」

春香「えっとね……」

春香『父の日に父をいたわる娘』

春香「だって」

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 03:55:08.60 ID:V5dDjmku0
伊織「父の日来月じゃない」

春香「まぁりせちゃんだから意味が有るんだよ、きっと」

りせ「父の日かぁ。お父さんになんかプレゼントしようかな?」

春香「やっぱり手作り料理は喜んでくれるよね!」

伊織「そうね、母の日はそうだったし。りせって料理できるの?」

りせ「うん得意だよ!!」

春香「流石りせちー!! 料理が出来るって家庭的ぃ!」

伊織「あら、メールね。山梨県、ジュネス王子から。久慈川りせの料理はメギド……」

りせ「わ-! わー!!」

伊織「読ませなさいよ! メギドラオン級……、どういう意味かしら、これ」

りせ「それぐらい美味しいんだよ!!」

伊織「ふーん。まぁ何でもいいけど」

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 04:01:09.65 ID:1xZlb2uV0
春香「それじゃありせちゃんが送る、父の日までぇ、」

シャルル「ずぅぅぅわぁぁぁあああん!!」

春香「2!」

伊織「1!! ってシャルルが喋った!?」

りせ『あっ、お父さん。最近お疲れじゃない? うん、そうでもないって?』

りせ『もう、何年娘やってると思ってるの? それぐらい分かるって』

りせ『肩、貸してよ。揉んであげる』

りせ『ふぅ、結構凝ってますねー。どう、気持ちいい?』

りせ『何でそんなことするかって? もう、お小遣いが欲しいんじゃないよ!』

りせ『今日は父の日だから、サービスしちゃうよ!』

春香「どうですか、マユリ様さん! マユリ様さんも、素敵な父の日を送ってくださいね!」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 04:07:02.12 ID:1xZlb2uV0
春香「ここで一曲、平田志穂子でNEVER MORE」

りせ「ふぅ、疲れたー。伊織、水頂戴」

伊織「自分のあるでしょうが!」

春香「でもりせちゃん凄いよね、アドリブで演じ切るなんて」

りせ「こういうの得意だしね。でも楽しかったかな。次はもっと変わったのもやってみたいかな?」

春香「逆さ言葉で話してみるとか?」

りせ「なにそれ」

春香「すまてっやドルイア、かるはみまあ みたいな」

りせ「ゴメン、全然わからないや」

春香「天海春香、アイドルやってます! を逆にしたんだ」

伊織「こういう頭の回転は速いのよね……」

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 04:11:54.43 ID:zcHDkbzb0
伊織「ラジオイオナズン、そろそろお終いの時間がやって来たわね」

春香「りせちゃん、今日どうだった?」

りせ「うん、楽しかったよ。また呼んでほしいかな?」

伊織「二度と来るな!!」

りせ「ちょっとぉ、ゲストにそういういい方はないんじゃないの?」

春香「伊織がこういう時は、また来なよ、ダチ公! って意味だからね」

伊織「自分勝手な解釈をするな!!」

春香「あべしっ!!」

りせ「アイドル辞めて、芸人になった方がいいよ、2人とも」

伊織「それなら死ぬ方がましよ!!」

春香「じゃあ死ねえええええ!! ってうわっ!」

伊織「ラジオでどんがらしなくても……」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 04:17:07.71 ID:1xZlb2uV0
春香「カメラもないから痛いだけだよー」

りせ「あっ、大丈夫。写メったから」

春香「撮ったの!?」

りせ「うん」

伊織「公式ホームページでダウンロードできるわよ」

春香「やめてよ!!」

伊織「普段のお返しよ!!」

春香「スタッフさん、やめてくださいよマジで……。最後にプレゼントのお知らせ!」

伊織「リスナーから抽選で5名に、私たち3人のサイン付きのCDが当たるわよ」

りせ「私の新曲だよ!」

春香「カップリングは、ナウシカレクイエムby天海春香!!」

伊織「不安定になるからやめなさい!」

春香「世情も絶賛発売中!! 千早ちゃんとあずささんがバックコーラスで参加してるよ!」

伊織「バックの方が上手いじゃないの!!」

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 04:21:19.03 ID:zcHDkbzb0
春香「バックの方がうまいって…・・、Hなのはいけないと思います!」

伊織「バックコーラス!! シュプレヒの皆様!!」

りせ「それじゃあ時間が来ちゃったね、寂しいけど、またいつか!」

春香「お相手は! 好きなカレーは中村屋! 天海春香と!」

伊織「好きな胃薬は太陽製薬、水瀬伊織と!」

りせ「好きなタイプは悠先輩! 久慈川りせがお届けしました!!」

はるいおりせ『ばいばーい!!』