黒子「……ああーーー！！！イライラするーーーっっっ！！！！！」イライラがくがく

火神「なんか前にもこんなような事があったような…なんだっけ…」

赤司「その疑問には僕が答えよう、火神大我」

火神「あ、赤司！？」

黄瀬「赤司っちの言った通りッスね！黒子っちもう限界みたいッス」

青峰「貧乏ゆすりやべーな」

緑間「ふん、鍛練不足なだけなのだよ」

紫原「ねえ誰かまいう棒持ってない？持ってきたのこれで最後になっちゃった～」サクサクサク

火神「他のキセキの奴らまで！なんなんだ一体！？」

赤司「テツヤからキセキ会議の緊急開催を頼まれてね。定例会は毎週月・水・土に開いているのだけど、それまで待てないとの事だったから今日急遽集まることになったんだ」

火神「そんな頻繁に集まってんのかよお前ら……」

黄瀬「まっさか～！赤司っちや紫原っちは遠方に住んでるんでしょっちゅうは会えないッスよ！」

緑間「今日のように議題が深刻な時は直接会って話すがな」

紫原「基本はSkypeやTwitterで情報や意見交換だよね～関係ない話もするけど～」

青峰「そういや昨日のTwitter会議のテツの返しは秀逸だったよなwwwさすがフォロワー3000人の人気ユーザーだわwww」

黄瀬「あれ笑えたッスよねーwww」

火神「……黒子お前俺が前に聞いたときTwitterやってないって言ってなかったか？」

黒子「みなさん、今日は集まっていただきありがとうございます。早速ですが本題に入りたいと思います。赤司くん、お願いします」

赤司「ああ」

火神「(無視された……)」

赤司「これより第1865回キセキ会議を行う。テーマは、腐女子の侵略を止めるにはどうすればいいのか、だ」

火神「ちょっと待った！！」

黒子 イラッ 「なんですか火神くん」

火神「なんかそんなよーなテーマ前にも聞いたぞ！？」

黒子「当たり前です。この類のテーマが議題にあがるのは２回目ですから。前回の時も火神くん参加していましたし」

火神「やっぱり！！確かその、ふじょし？って存在も必要だって結論になったんじゃなかったか？」

黒子「……………は……？」

火神「い、いやその、ふじょしあってこその本誌人気であって……」

黒子「……………は……？」

火神「お、おかげで最近は表紙やカラーも定期的にもらえるようになったし……」

黒子「……………は……？」

火神「なんでもないです、すみませんでした」

黒子「分かればいいんですよ。不愉快なので呼吸以外で口を開かないでください」

火神「」

赤司「では本題に戻ろう。意見のある者は挙手を」

黒子「はいいいいいいぃぃぃぃぃィィィィィッッッッッッ！！！！！！！」

火神 ビクッ

赤司「積極的でよろしい。テツヤ発言を許可する」

黒子「ありがとうございます。ぶっちゃけやっぱり僕は腐女子学生嫌で嫌で仕方ありません！！！前回はなんやかんやで雰囲気に流されて腐女子の存在を肯定するような結論に至りましたが、あれは僕の本意ではありません！ほんとにもう奴らの無節操ぶりには我慢ならないんですよ！こっちでデルモ(笑)に押し倒され、あっちでガングロに　●●れ、そっちではなんちゃって帰国子女にぶっこまれでやりたい放題ですよ！！！！！！」

青峰「一気にいったな」

緑間「昨夜のTwitterでも荒ぶっていたからな、相当溜まっているのだろう」

紫原「俺この前黒ちんに、今から一人一人潰していくんで手伝ってください、って言われたよ～」サクサクサク

赤司「確かにテツヤは相手役が豊富だな、パターンも多い。これは前回出た意見の１つだが、今回はもっと細かく分析していこうか」

黄瀬「はい！じゃあ俺とのパターンから！黄黒のカップリングは、俺が黒子っちにベタ惚れな事が多いッスね！黒子っちはそんな俺のことうざがってるッスけど！」

黒子「当たり前です。あと黄黒とか気持ち悪いので言わないでください。そのせいで阪神嫌いになりました」

青峰「阪神www」

黄瀬「虎柄だからwww」

黒子「だまれ、殺すぞ」

青峰・黄瀬「」

赤司「テツヤは涼太が迫ってきても普段は素っ気ない態度をとることが多いが、涼太がモデル(笑)の仕事をしている姿にドキッとしたり、女子に囲まれている所を目撃してやきもちをやいたり、実は陰では涼太をちゃんと想っている展開が王道だな」

青峰「んで●●時は黄瀬がモデルの本気(笑)で色気・S気ばんばん出して、それにテツがドキッとして頬染めて、んでその姿に黄瀬が感極まるパターンが多いな」

緑間「モデル(笑)なのに一途、というところが腐女子にはツボなのだよ」

黄瀬「ちょっと！みんな(笑)ってつけるのやめて！」

紫原「モデル(笑)」

黒子「黄瀬くんは単体でも大人気ですからね。相手役の僕と自分を重ねてる腐女子も多いんですよ。モテモテの彼が自分にゾッコン、って展開は憧れですからね」

赤司「テツヤは中性的な容姿だから重ねやすいんだろうな。最近はテツヤを女体化して、テツナ、という名の新たなキャラクターを生み出している腐女子もいるしね」

緑間「元のキャラクターが男だからな。BLの延長線として女嫌いな腐女子層にも受け入れられているのだよ、女性キャラの方が感情移入しやすいしな」

黒子「誰がお前らなんか好きになるか、ハムでも食ってろ。………ってこのデルモ(笑)が言ってました」

黄瀬「ちょ！俺に罪なすりつけるのやめて！」

青峰「テツと俺のパターンは帝光時代の絡みが結構多いよな」

黄瀬「中学の二人は相棒だったッスからね！原作でも一緒に居残り練習したり、下校したり、二人っきりの描写が多かったからそこから妄想に繋がるんだと思うッス！」

緑間「青峰×黒子のカップリングは全体でも人気トップ3に入るからな。やはりオリジナルで絡みの多い2人程腐女子人気も高いのだよ」

赤司「ああ、だから帝光時代の絡みが少ない真太郎や敦とのカップリングは涼太や大輝のカップリングと比べると少ないな」

緑間「キャラクターブックでお互いに一番仲がいいキセキだと答えていたしな。腐女子には両想い宣言なのだよ」

黄瀬「キャラブックといえば緑間っち苦手な人多かったッスよね」

青峰「俺、テツ、黄瀬の３人な」

黒子「ゴブンノサンwww」

緑間「う、うるさいのだよ！」

黄瀬「高校バージョンの青峰っちと黒子っちのカップリングは、報われない恋愛ネタも多いッスよね！お互いに好きだけど気持ちを打ち明けられず片思い状態、みたいな」

緑間「相棒解消の遺恨が障害となっているのだよ。黒子にはもう新しい相棒の火神もいるしな」

火神「お、俺！？」

赤司「火神と大輝は同じパワータイプのプレイヤーで身長も近く性格も似ているからね。黒子が元カレの大輝を忘れられなくて大輝と重なる火神を選んだようにもとれるんだよ」

黄瀬「火神っちもそんな黒子っちの気持ちに気づいているけど、それでも側にいたいから知らないフリをしていて………っていう切ない系なストーリーが乙女心をくすぐるンスよ！」

火神「お、おい！俺は黒子のこと好きじゃねえぞ！だから黒子が青峰のこと……その……す、好きなら止めねえから！」

黒子「そんなことあるわけないに決まってるじゃないですか。あと火神くんは口を開かないでくださいって言いませんでしたか？呼吸も鼻呼吸にしてください、迷惑です」

火神「」

赤司「僕とテツヤのパターンは破滅的なのが多いね」

青峰「赤司の単体のイメージは、ハサミ振り回すxxxx中二病だからな。相手役のテツも自然とイッちゃってる設定になんだよ」

赤司「ん？大輝なにか言ったかい？」チョキチョキ

青峰「なんでもないです。すみませんでした」

黒子「腐女子は病んでるホ　も大好物ですからね、あいつら自体頭オカシイですし。血描写、バイオレンス、SMなんでもアリです」

黄瀬「今本誌は絶賛過去編ッスからね！赤司っちが黒子っちの才能を覚醒させた張本人だって分かって、腐女子さんたちはフィーバーモードッスから！今赤司っち人気まじやばいッスもん！」

青峰「その上赤司が坊っちゃんなことだとか、一年で副部長なことだとか、同級生に様つけで呼ばれて憧れの的なことだとかオプションがわんさかついてきたかんな、妄想する材料が増えたことも今の赤司人気を支えてんだろ」

黄瀬「なにもかも手に入れた絶対的存在の赤司っち。いつもみたいに黒子っちも手に入れたはずだった。だけど黒子っちはどんどん自分の所から離れていく…ならいっそのこと僕だけのものにしてしまおう………みたいなヤンデレ展開ッス！！」

紫原「うわ、黄瀬きもっ」サクサクサク

黄瀬「」

緑間「赤司×黒子といったら、夫婦設定も人気があるのだよ」

黄瀬「あ、それ見たことあるッス！赤司っちと黒子っちが結婚してて子供までいるンスよー！2人の子供めちゃくちゃ可愛かったッス！」

黒子「………………は………？」

黄瀬「なんでもないです。すみませんでした」

紫原「黒ちんと赤ちん、青ちんと黄瀬ちん、室ちんと俺、緑ちんと高ちんが夫婦設定なんだよね～」サクサクサク

赤司「ああ。その腐女子によって夫婦カップリングはそれぞれ違うが、敦が言った組み合わせが一番多いな、バランスもいいし」

黒子「まず言いたいことは僕は男なので妊娠出来ません。つーか　　　　に　　　まれたのになんで妊娠すんだよ！？小学校から保健体育やりなおしてこいやあああ！！！」

黄瀬「黒子っち落ちついて！キャラ崩れてる！」

黒子「はあはあ………失礼しました…。ここまで僕のカップリングの話が続いたので少し酸欠になってしまって……すみませんが違うカップリングの話にうつっていただけないでしょうか？」

赤司「そうだな、腐女子嫌いのテツヤには苦しい所だろう。では次はサブキャラの話題にうつろうか」

黄瀬「キセキ以外のキャラで人気なのはやっぱり、高尾っちッスね！」

赤司「秀徳高校のPGの彼か。確かにすごい人気だな」

黒子「巷ではHSK(ハイ・スペック・カレシ)と呼ばれていますしね」

緑間「ハイスペックカレシ？？」

黒子「まあようするに緑間くんの超スペック高い彼氏様の高尾くん、ってことです」

緑間「」

赤司「彼はこの漫画の中でもダントツでコミュニケーション能力に長けているからね。しかも容姿も学力も平均以上だ」

黒子「初対面で、しかも他校の先輩に、連れションすかあー？、と声をかけられる輩は中々いませんよ。制服の着崩し方といい特技がバク転なことといいまんまDQNです」

黄瀬「しかも相方が緑間っちッスからね！品行方正でド真面目な緑間っちの隣にいるせいで余計に高尾っちのチャラさが際立つんス！」

青峰「だけどあいつ見かけとは反対に中身はイイヤツだよな」

紫原「このみどちんと付き合えるんだもんね～俺だったら10分でギブだわ～」サクサクサク

緑間「なっ…！」

青峰「俺5分」

黄瀬「俺も3分がギリッスね……」

黒子「僕は２秒ももちません」

緑間「」

赤司「そう、それこそが彼の腐女子人気の秘密だよ。彼のスペックならいくらでも他の友人が作れるだろう。それなのに彼は真太郎を選んだ。個人主義でチームでも浮いている真太郎に自ら声をかけ、居残り練習に付き合い、ライバル宣言までした。そんな高尾に心を動かされた真太郎もいつしか彼が自分の相棒であることを認めていく」

黄瀬「この組み合わせはダントツで絆が強いッスからね！洛山戦でのグリレボは二人の絆の集大成ッス！」

青峰「普通はこんな変人にそこまで尽くさねーよ。俺だったらあんなきたねえリアカー引かされたら即ボコだわ」

黒子「僕だったらボコった上でネットに晒します」

緑間「」

黄瀬「まあそのギャップが高尾っちの魅力なんスよね！」

緑間「ふん、よく分からんが、まあアイツは悪いやつではないのだよ。まだまだ実力は足りんがな」

黒子「うわ、やめて、ツンデレきもい」

緑間「」

黄瀬「秀徳だとあの人も人気ッスよね！３年の金髪のよく暴言吐く……」

緑間「宮地さんか？」

黄瀬「そうッス！宮地さん！」

赤司「ああ、彼か。確かに洛山戦辺りから人気急上昇だな」

黒子「イケメン×ドS×努力家に実はドルオタというエッセンスまで加わった意外性のある俺様キャラですね」

青峰「確か赤司にボッコボコにされてたな」

紫原「エンペラーアイでこけてたしね」サクサクサク

赤司「腐女子は普段強気なキャラが一方的に●●れる展開にも萌えを得ると聞いたことがあるよ。彼は３年間努力してやっとスタメンの座を得たのに小太郎に手も足も出なかったからね。あれは屈辱だったろう」

黄瀬「なるほど、弱った俺様キャラを隣で支えてあげたいっていう母性本能をみごとについたキャラなんスね！」

黒子「母性本能とかきもいことゆーな、糞デルモ」

黄瀬「」

緑間「黒子の毒舌が理不尽の域に達したのだよ」

青峰「宮地って奴Twitterでも人気だよな」

赤司「ああ、所謂botだな。漫画のキャラになってフォロワーにリプするタイプや、乙女ゲーム風のシチュエーションでキャラクターとの疑似恋愛を楽しむタイプや種類も豊富にあるしね」

黄瀬「うまい人はそのキャラになりきってツイートするんでリアルなんスよ！こないだ俺のバージョン見たんスけど、まんま昔の彼女にやった演出でビビったッス！」

青峰「あー俺も思った。俺だったら確かにこー言うわ、ってのばっかだったわ」

黒子「中身は同じ腐女子ですからね。どう書けば見てる腐女子がトキメクか知りつくしてるですよ。腐から腐への腐った通信網と化してますよ、あそこは」

紫原「黒ちんこの前自分のbotに突撃して煽りまくってたもんね～」サクサクサク

赤司「ブロックされても次から次へと新しいアカウント作って荒らしまくっていたな」

黒子「アカウント消滅まで追い込んでやりましたよ」ドヤッ

緑間「なにがお前をそこまでさせるのだよ」

赤司「その他の他校の人気キャラはあと誰がいるかな？」

黄瀬「はい！はい！笠松先輩ッス！うちのキャプテン！」

赤司「ああ、彼か。確かに高尾まではいかないが腐女子に人気だね」

黄瀬「そうなんス！主に俺とセットで人気なんスよ！」ドヤッ

青峰「どや顔うぜえ」

紫原「どや顔うぜえ」サクサクサク

赤司「彼の人気は少し異質だね。イケメンではないし、身長もバスケ部にしては高い方ではない。特別なにか技を持っているわけでもないし、なにより初期の段階で主人公チームに敗れている噛ませ犬キャラだ」

青峰「眉毛も太いしな」

黄瀬「そこがいいんスよ！先輩のチャームポイントッス！あ、俺は毎日眉毛手入れしてるッスけど！」ドヤッ

青峰「しつけえ」

紫原「しつけえ」サクサクサク

黒子「笠松さんの人気の秘密も高尾くんと同じですね。ズバリ、キセキの存在です」

赤司「ああ、涼太の存在が大きいな。キセキの世代という圧倒的存在に萎縮することなく接することが出来る人間は少ない。しかし彼の場合萎縮するどころか涼太を完全に飼い慣らしている」

青峰「そーいや試合中も黄瀬ポカポカ殴ってたな」

緑間「つまり笠松は黄瀬の保護者的な存在なのだよ」

赤司「笠松といる涼太は生意気な末っ子だからな、海常レギュラーで一年は涼太だけなのも作用している。しかも海常は比較的チーム仲が良いため、チームごと好きな腐女子もいるだろう、笠松と同学年の森山も人気があるしな」

青峰「ああ、あの細目の女好きな」

紫原「黄瀬ちんと二人で海常のイケメンコンビって言われてるよね～」サクサクサク

黄瀬「やだなーイケメンなんて！俺確かにモデルだしバレンタインとか下駄箱からチョコわんさか出てくる系男子ッスけどイケメンじゃないッスよー！！」どやっ

青峰「」

紫原「」サクサクサク

黄瀬「ちょ、つっこんで！さっきみたいにつっこんで！なんか痛い人みたいになってるッス！」

黒子「イケメンモデルだけど、先輩といる時はイジられキャラ、というのが腐女子のツボなんですよ。まあ黄瀬くんはキセキの中でもイジられポジションなんですけどね」(笑)

紫原「ねー、室ちんなんてどおー？」サクサクサク

緑間「氷室か、確かに奴も人気があるのだよ」

黒子「イケメンで帰国子女で紳士で、でも実はキレるとヤバい人で、キセキと同格！ってあんなに煽ってたのにキセキどころか五冠以下で試合中にチームメート殴って急に自分語りはじめる頭オカシイ人ですもんね、人気ないわけありません」

紫原「え、黒ちん室ちん嫌いなの？」

黄瀬「氷室さんは帰国子女ってことでアダルトな設定が人気ッスね！男も女も経験アリで、●に奔放な●●●●設定とか！」

赤司「彼の場合、紳士的な態度が逆にxxxに繋がっているからね。得点後のガッツポーズや、敦を殴ったあとの涙といった意外性も彼の魅力の一つだよ」

青峰「まー帰国子女だもんな。アメリカでパツキン巨　と　　まくってたんだろ？うらやましーなおい。紫原そのへんなんか聞いてねーのかよ」

紫原「ん～、前にゴリラが参考にしたいからって経験談聞いてたけど室ちん笑ってただけで答えなかったよ～？」サクサクサク

青峰「なんだよ、あいつまだ●●かよ！アメリカも遅れてんなー！！」ウキウキ

黄瀬「氷室さんが●●だって知って露骨に喜んでるッスね」ヒソヒソ

黒子「仲間だと分かって嬉しいんですよ」ヒソヒソ

青峰「聞こえてんぞお前ら！！」

紫原「ん～ん～、室ちん●●じゃないと思うよ～？後でなんで言わなかったのか聞いたら、僕と彼女たちの秘密だから、って言ってたし～」サクサクサク

青峰「そ、そうか……」

黄瀬「www」

黒子「www」

青峰「だから聞こえてるっつーの！だいたいお前らはどーなんだよ！」

黄瀬「えー？俺は原作でも描いてあるように灰崎っちに彼女譲ってるし？モテモテだし？モデルだし？まあそれで経験ないほうがオカシイッスよね！★」

紫原「ん～、俺も●●ではないよ～？」

緑間「け、経験あるかないかと聞かれたら、な、な、ないわけでは、ないのだよ……///」

赤司「僕も違う。家庭の方針でな」

黒子「僕は昨日で500人切りを達成しました」

青峰「お、お前らいつのまに……！！仲間だと思ってたのに……！！！！」

赤司「まあ最後は少し話がそれたが今回も腐女子対策の具体案はまとまらなかったな」

黒子「くそっ！！また僕たちの負けなんですか…！いやだ…負けるのはもう嫌だ…！みんなの夢を邪魔するな…！！」

黄瀬「腐女子のいない世界に憧れるのはもうやめるッス…」

緑間「人事を尽くしてもこればかりはどうにもならないのだよ…」

紫原「ひねり潰されちゃったね…」サクサクサク

赤司「ああ、腐女子の言うことは絶対だよ」

青峰「あーそーですよ。俺に勝てるのはお前らだけですよ。いや、この世界の脱●●した奴みんな俺よりつえーよ、●●の俺なんか足元にもおよばねーよ。俺なんか所詮自家発電止まりだよ」

黄瀬「もー青峰っち！拗ねるのヤメテ！台無し！」

黄瀬「……ん？なにか忘れているような…」

緑間「どうしたのだよ、黄瀬」

黄瀬「あ、いや、なんかもう１人いたような気が…」

黒子「なに言ってるんですか黄瀬くん、これはキセキ会議ですよ。僕たち以外に誰かいるわけないじゃないですか」

黄瀬「ま、まあそれはそうなんスけど…」

青峰「黄瀬おめー相変わらずバカだな」

黄瀬「青峰っに言われたくないッス！」

緑間「どっちもどっちなのだよ」

紫原「ばーかばーか」

赤司「全くお前たちはしょうがないなあ」ははは

火神「……おい、お前ら俺のこと忘れてねーか？」


キセキ ！！！！！！

青峰「うおっ！ビックリしたあ！」

緑間「お、俺はビビってなど、い、いないのだよ！！」ドキドキ

紫原「いきなり声かけないでよね～」サクサクサク

黄瀬「ね！いたでしょ！？もう１人！」

赤司「僕としたことがすっかり忘れていたよ」

黒子「火神くんいるなら声かけてくださいよ」

火神「いやお前が黙って鼻呼吸しろっていうからずっとしてたんだけど！？」

火神「大体な、お前らなんだかんだ言って腐女子人気あるの喜んでんじゃねーの？」

キセキ ！！！！！！

火神「腐女子っつっても女だし？しかもお前らキセキは別格の扱いだし？本誌でばんばんカラー飾っちゃってるし？悪いことばっかじゃねーじゃねーか」

キセキ「……」

火神「そりゃ、男と色々させられんのは嫌だと思うけどよ、それも人気の裏返しだって赤司前言ってたじゃねーか。人気なくてホ　絵も描いてもらえねー漫画より100倍マシだと思うぜ？」

キセキ「……」

火神「ワンピとかブリーチとかよ、そのへんの看板マンガだって俺らとおんなじくらい腐女子ついてんだよ。ただあっちのがメジャーマンガだから目立たないだけであって、別に俺らが特別スゴイってわけじゃねーぞ？」

キセキ「……」

火神「それによ、腐女子人気すごいっつっても、ちゃんとそれ以外の一般人気もあんだかんだよ。コンビニでジャンプ立ち読みしてる男子高校生が黒バスが今イチバン熱いって言ってんの聞いたし」

キセキ「……」

火神「まあ……なんつーかアレだ、腐女子だ一般人気だグチグチ言うんじゃなくてよ、黒子のバスケ、ってマンガを愛してくれてる奴が読んでくれてるんならそれでいいんじゃねーか？」

キセキ「……！！！！！！」

火神「なんか語っちまったな……まあ余談だと思って聞き流してくれ」

赤司「いいや、そうはいかないな火神大我」

火神「？！」

赤司「君は今僕たちが辿り着くべき道を指し示してくれたんだよ」

黄瀬「火神っち！感動したッス！そうッスよね！俺達のこと好きな人がマンガを読んでくれてることがイチバン大切なんスよね！」

青峰「ばかがみにしては良いこと言うじゃねーか！」

緑間「べ、別に泣いてなどい、いないのだよ……！」ぐすっ

紫原「いい話だな～」サクサクサク

黒子「火神くん……やっぱり君は僕の光です。影は光が強いほど際立つ……君の光は今とても輝いていますよ……僕は君の影であることを誇りに思います」

火神「黒子…………」じーん

黒子「ま、それとこれとは別の話なんですけどね」

火神「」

黒子「では僕は今からTwitterとpixivを巡回してホ　絵を上げてる腐女子を１人ずつ捻り潰してきます」

紫原「それ俺の決めセリフだし～」サクサクサク

青峰「んじゃ俺も帰って寝るわ」

緑間「家まで遠いから高尾を呼ぶのだよ」

赤司「僕はロールスロイスを呼ぶよ」

黄瀬「じゃあまたねッス！火神っち！」

ばたばたばた……

火神「……なんだこれ」

おしまい。

最後まで読んでくれた人ありがとう。

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