1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 15:42:25.11 ID:DaxRjGjV0
雁夜「まぁ、モノは試しって言うし・・・」ゴクリ
ギャピーギャピー
雁夜「まず、コイツを捕まえてと・・・」
雁夜「次は、洗って塩茹でしてみるか」
グツグツ
雁夜「そして、綺麗に捌いて中身を取り出す・・・」
ザックザック ブシュー
雁夜「そして、みを皿に盛り付ければ・・・完成!」
ギャピーギャピー
雁夜「まず、コイツを捕まえてと・・・」
雁夜「次は、洗って塩茹でしてみるか」
グツグツ
雁夜「そして、綺麗に捌いて中身を取り出す・・・」
ザックザック ブシュー
雁夜「そして、みを皿に盛り付ければ・・・完成!」
引用元: ・雁夜「蟲って実はうまいんじゃ・・・」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 15:50:04.56 ID:DaxRjGjV0
雁夜「どれどれ・・・さっそく味見を・・・」
ムシャムシャ
雁夜「う、うまい!」
雁夜「意外といけるぞこれ・・・」
モッシャモッシャ
雁夜「このみのプリプリ感、そして噛むたびにほとばしる、体液!」
雁夜「う、う、うめえええええええええええええええええええ」
ムシャムシャ
雁夜「う、うまい!」
雁夜「意外といけるぞこれ・・・」
モッシャモッシャ
雁夜「このみのプリプリ感、そして噛むたびにほとばしる、体液!」
雁夜「う、う、うめえええええええええええええええええええ」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 15:54:30.72 ID:DaxRjGjV0
臓硯「ふ、雁夜よ・・・。貴様もついにこの味に気づいてしまったか・・・」
雁夜「き、吸血鬼!この蟲は俺のモノだ!やらないぞ!」
臓硯「フン、そんな雑種蟲いらんわ。ワシはこの刻印蟲を食うんでな・・・」
臓硯「うめえええええええええええええええ、ウホオオオオオオオ!!」
雁夜「・・・」ゴクリ・・・
雁夜「き、吸血鬼!この蟲は俺のモノだ!やらないぞ!」
臓硯「フン、そんな雑種蟲いらんわ。ワシはこの刻印蟲を食うんでな・・・」
臓硯「うめえええええええええええええええ、ウホオオオオオオオ!!」
雁夜「・・・」ゴクリ・・・
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 15:59:10.11 ID:DaxRjGjV0
臓硯「さすがAランク、刻印蟲じゃ!口の中が色々凄いことになっとるわ!!」
雁夜「(普通の蟲でもあれだけうまいのに・・・それ以上だと・・・!食ってみてぇ!)」
臓硯「物欲しそうに見ても、やらんぞ・・・!これはワシのだ!」
雁夜「殺せ!バーサーカー!」
バーサーカー「■■■■■―――――!!」
雁夜「(普通の蟲でもあれだけうまいのに・・・それ以上だと・・・!食ってみてぇ!)」
臓硯「物欲しそうに見ても、やらんぞ・・・!これはワシのだ!」
雁夜「殺せ!バーサーカー!」
バーサーカー「■■■■■―――――!!」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 16:03:11.63 ID:DaxRjGjV0
臓硯「ぎゃああああああああああああ」ガクッ
バーサーカー「■■■■■―――――!!」ドカ!バキ!ドゴ!
雁夜「これがAランク刻印蟲・・・!いただきます」
ムシャムシャ
雁夜「■■■■■■■■■■―――――!!!」
雁夜「うますぎるるるっるるっるるるるあああああああああああ」
バーサーカー「■■■■■―――――!!」ドカ!バキ!ドゴ!
雁夜「これがAランク刻印蟲・・・!いただきます」
ムシャムシャ
雁夜「■■■■■■■■■■―――――!!!」
雁夜「うますぎるるるっるるっるるるるあああああああああああ」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 16:12:27.66 ID:DaxRjGjV0
臓硯「ちなみにこれを超える、EXランクの蟲が存在する・・・!」
雁夜「なんだと!」ムッシャムッシャ
臓硯「間桐の宿命だ、このEXランク蟲を探し出すのは・・・!後は頼んだ!雁夜・・・」
雁夜「おやじいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」
そうして親父と悲劇的な別れをした俺は、EXランク蟲を手に入れるために、聖杯戦争に参加することにした
雁夜「なんだと!」ムッシャムッシャ
臓硯「間桐の宿命だ、このEXランク蟲を探し出すのは・・・!後は頼んだ!雁夜・・・」
雁夜「おやじいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」
そうして親父と悲劇的な別れをした俺は、EXランク蟲を手に入れるために、聖杯戦争に参加することにした
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 16:19:22.00 ID:DaxRjGjV0
この先、幾多の障害があるだろうが俺は負けない!
何故なら俺が間桐雁夜だからだ!必ず聖杯を手に入れて、EXランクを手に入れてやるぜ!
~ここでoath signOPが入る~
雁夜「さて、とりあえず敵を探さないとな・・・!」
雁夜「行くぞ!バーサーカー!」
バーサーカー「あぁ、必ず聖杯を手に入れよう!」
何故なら俺が間桐雁夜だからだ!必ず聖杯を手に入れて、EXランクを手に入れてやるぜ!
~ここでoath signOPが入る~
雁夜「さて、とりあえず敵を探さないとな・・・!」
雁夜「行くぞ!バーサーカー!」
バーサーカー「あぁ、必ず聖杯を手に入れよう!」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 16:22:45.34 ID:DaxRjGjV0
雁夜「あ!あそこに居るのはランサーのマスター!」
ケイネス「ふむ・・・日本の土地というのは迷って仕方ないな・・・」
ランサー「主よ、本当にこの道であっているのですか?」
ケイネス「問題ない、たぶんあっているはずだ・・・」
ケイネス「ふむ・・・日本の土地というのは迷って仕方ないな・・・」
ランサー「主よ、本当にこの道であっているのですか?」
ケイネス「問題ない、たぶんあっているはずだ・・・」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 16:27:41.80 ID:DaxRjGjV0
ランサー「かれこれ三時間以上、道に迷っている気がするのですが・・・」
ケイネス「えぇい!黙れ!お前は黙って私について来ればよいのだ!」
ランサー「はっ、失礼しました・・・我が主よ・・・」
雁夜「バーサーカー!殺れ!」
バーなんとか「ランサーぐらいなら喰らったら死ぬパンチ!」
ランサー「痛って!」
雁夜「おい!効いてないぞ!」
バーサーカーさん「おかしいな・・・」
ケイネス「えぇい!黙れ!お前は黙って私について来ればよいのだ!」
ランサー「はっ、失礼しました・・・我が主よ・・・」
雁夜「バーサーカー!殺れ!」
バーなんとか「ランサーぐらいなら喰らったら死ぬパンチ!」
ランサー「痛って!」
雁夜「おい!効いてないぞ!」
バーサーカーさん「おかしいな・・・」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 16:32:56.91 ID:DaxRjGjV0
雁夜「えぇい!もう俺が殺る!」
雁夜「喰らえ!Aランク刻印蟲握り寿司!」
ランサー「な、なにを!」モガッ
ランサー「うんまあああああああああああああああああいいいいい」ザックブッシュー
雁夜「ふっ、ウマさのあまりに自害したか・・・。まぁ当然だな・・・」
スロットさん「やったぜ!」
ケイネス「馬鹿なあああああああああ、こんな奇想天外な事があってたまるかあああああ!!」
雁夜「喰らえ!Aランク刻印蟲握り寿司!」
ランサー「な、なにを!」モガッ
ランサー「うんまあああああああああああああああああいいいいい」ザックブッシュー
雁夜「ふっ、ウマさのあまりに自害したか・・・。まぁ当然だな・・・」
スロットさん「やったぜ!」
ケイネス「馬鹿なあああああああああ、こんな奇想天外な事があってたまるかあああああ!!」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 16:38:56.37 ID:DaxRjGjV0
雁夜「黙れ!お前も食え!A++ランク刻印蟲地中海風パエリア!」
ケイネス「ほげええええええええええええええええええ!!!」
雁夜「ふっ、ウマさのあまりにショック死したか・・・。まぁ当然だな・・・」
777「さすがだぜ!」
ケイネス「ほげええええええええええええええええええ!!!」
雁夜「ふっ、ウマさのあまりにショック死したか・・・。まぁ当然だな・・・」
777「さすがだぜ!」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 16:40:29.62 ID:DaxRjGjV0
そんなこんなで俺は着実にサーヴァントを料理に美味死させてきた・・・!
そして、ついに騎士王との戦いが始まった・・・!
そして、ついに騎士王との戦いが始まった・・・!
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 16:49:11.12 ID:DaxRjGjV0
雁夜「クソッ!何でコイツは料理を食べないんだ!」ポイッポイッ
セイバー「切嗣もういい加減食べさせてください!空腹が限界です!」カキンカキン
アイリ「駄目よ!セイバー!それを食べたら美味さのあまりに死ぬわ!」
切嗣「クソッタレ!令呪でもセイバーの空腹は抑え切れんのか!」
雁夜「(ぐ・・・!そろそろバーサーカーの宝具でも料理が作れなくなってきた・・・!)」
アイリ「セイバーこの戦いが終わったら、何でも好きなだけ食べさせてあげるから!」
セイバー「本当ですね!アイリ!うおおおおおおおおおおお!!」
セイバー「切嗣もういい加減食べさせてください!空腹が限界です!」カキンカキン
アイリ「駄目よ!セイバー!それを食べたら美味さのあまりに死ぬわ!」
切嗣「クソッタレ!令呪でもセイバーの空腹は抑え切れんのか!」
雁夜「(ぐ・・・!そろそろバーサーカーの宝具でも料理が作れなくなってきた・・・!)」
アイリ「セイバーこの戦いが終わったら、何でも好きなだけ食べさせてあげるから!」
セイバー「本当ですね!アイリ!うおおおおおおおおおおお!!」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 17:00:44.63 ID:DaxRjGjV0
セイバー「アイリスフィール!切嗣!離れてください!エクスカリバーで一気にカタをつけます!」
切嗣「行くぞ!アイリ!」
アイリ「セイバー!私に勝利を!」
セイバー「騎士の名に掛けて!」
ランスロット「マズイぞ!マスター!」
雁夜「あぁ、分かってる・・・。だが勝利を決め込んだときこそ勝機は見える・・・!」
切嗣「行くぞ!アイリ!」
アイリ「セイバー!私に勝利を!」
セイバー「騎士の名に掛けて!」
ランスロット「マズイぞ!マスター!」
雁夜「あぁ、分かってる・・・。だが勝利を決め込んだときこそ勝機は見える・・・!」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 17:03:56.36 ID:DaxRjGjV0
セイバー「エクス・・・」スゥウウウウウウ
セイバ「カ・・・」
雁夜「今だ!ランスロット!セイバーの口にSランク刻印蟲を捻じ込め!」
グピー
ランスロット「ハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」ヒョイ
セイバー「むぐっ!」
セイバ「ウマアアアアアアアアバアアアアアアアアアアアアアアアア」
―――刹那。ランスロットから放たれた刻印蟲は、セイバーの口へ入り込み
エクスカリバーは上空へと放たれ、空は黄金へと包まれた。
雁夜「やったのか・・・」
ランスロット「あぁ、私たちの勝利だ・・・」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 17:11:32.34 ID:DaxRjGjV0
セイバー「」ピクピク
切嗣「あぁ・・・」
アイリ「切嗣・・・!」ガシッ
ギル「もう勝ったつもりか・・・?雑種!」ヒュイイイイイイン
雁夜「アーチャー!まだコイツが残っていたか!」
ギル「よくぞセイバーを倒したと、誉めてやりたい所だが、今我は非常に機嫌が悪い!」
ギル「せめて散り様で我を矜持させて見せよ!雑種風情が!」ドゴゴゴゴゴゴ
ランスロット「離れろ!主!」
雁夜「ランスロット!」
切嗣「あぁ・・・」
アイリ「切嗣・・・!」ガシッ
ギル「もう勝ったつもりか・・・?雑種!」ヒュイイイイイイン
雁夜「アーチャー!まだコイツが残っていたか!」
ギル「よくぞセイバーを倒したと、誉めてやりたい所だが、今我は非常に機嫌が悪い!」
ギル「せめて散り様で我を矜持させて見せよ!雑種風情が!」ドゴゴゴゴゴゴ
ランスロット「離れろ!主!」
雁夜「ランスロット!」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 17:20:56.21 ID:DaxRjGjV0
ランスロット「主!私を令呪で狂化させろ!さもなくばゲートオブバビロンは防ぎようが無い!」
雁夜「せっかく、刻印蟲で正気に戻ったのに何を言ってるんだ!」
ランスロット「我々は一体何のために身を焦がし戦って来た!?全ては聖杯を手に入れるためだろうが!」
雁夜「ぐぅうううううう・・・」
ギル「我を差し置いて、御喋りとは随分といいご身分になったものだな!!塵芥となれ!」
ズガガッガガガガッガ!!
ランスロット「雁夜あああああああ!!!」
雁夜「令呪をもって命ずる!狂え!バーサーカーああああああああ!!」
雁夜「せっかく、刻印蟲で正気に戻ったのに何を言ってるんだ!」
ランスロット「我々は一体何のために身を焦がし戦って来た!?全ては聖杯を手に入れるためだろうが!」
雁夜「ぐぅうううううう・・・」
ギル「我を差し置いて、御喋りとは随分といいご身分になったものだな!!塵芥となれ!」
ズガガッガガガガッガ!!
ランスロット「雁夜あああああああ!!!」
雁夜「令呪をもって命ずる!狂え!バーサーカーああああああああ!!」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 17:34:24.51 ID:DaxRjGjV0
再び、狂犬の眼に火が灯された。狂犬は咆哮する。
バーサーカー「・・・・・■■■■■■―――!!!」
ギル「ほぉ・・・己を再び狂化するとはな・・・!面白い芸をする!」
ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!
バーサーカー「■■■■■■■―――!!!!」
ガキン!ガキン!カアァン!
ギル「ハッハッハ、いいぞ!我をもっと楽しませろ!」
ギュオオオオオオオンン
雁夜「さっきよりゲートオブバビロンが巨大化しやがった!」
バーサーカー「■■■■■■―――!!!」
バーサーカー「・・・・・■■■■■■―――!!!」
ギル「ほぉ・・・己を再び狂化するとはな・・・!面白い芸をする!」
ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!
バーサーカー「■■■■■■■―――!!!!」
ガキン!ガキン!カアァン!
ギル「ハッハッハ、いいぞ!我をもっと楽しませろ!」
ギュオオオオオオオンン
雁夜「さっきよりゲートオブバビロンが巨大化しやがった!」
バーサーカー「■■■■■■―――!!!」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 17:39:39.44 ID:DaxRjGjV0
雁夜「(考えろ!何でも良い!奴を討ち取る最善策を!ひねり出せ!)」
バーサーカー「■■■■■■―――・・・」
ギル「さっきまでの勢いはどうした?えぇ!?我は退屈がなによりも不快だ。我を楽しませることが出来んなら消えろ!!」
雁夜「待てええええエエエ!!」
ギル「あぁ?何だ、今ゴミを廃棄する所だ。邪魔するな雑種。お前も塵になるか?」
バーサーカー「■■■■■■―――・・・」
ギル「さっきまでの勢いはどうした?えぇ!?我は退屈がなによりも不快だ。我を楽しませることが出来んなら消えろ!!」
雁夜「待てええええエエエ!!」
ギル「あぁ?何だ、今ゴミを廃棄する所だ。邪魔するな雑種。お前も塵になるか?」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 17:51:07.58 ID:DaxRjGjV0
雁夜「お前確か、この世の全ての娯楽を征したとか言ってたな?」
ギル「あぁ、そうだが。我は全ての娯楽を試し味わった。」
雁夜「じゃあ食事はどうだ?」
ギル「同じ事を何度も言わせるなよ、雑種。全て喰らい尽くしたわ。珍味も全て余す事無くな!」
雁夜「そうかい!じゃあこれは食ったことあるか!?」バッ
グピーグピー
ギル「な!我にそんな醜悪な蟲を見させるとは・・・!死ねええええええ!!」
ギル「あぁ、そうだが。我は全ての娯楽を試し味わった。」
雁夜「じゃあ食事はどうだ?」
ギル「同じ事を何度も言わせるなよ、雑種。全て喰らい尽くしたわ。珍味も全て余す事無くな!」
雁夜「そうかい!じゃあこれは食ったことあるか!?」バッ
グピーグピー
ギル「な!我にそんな醜悪な蟲を見させるとは・・・!死ねええええええ!!」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 17:52:24.86 ID:DaxRjGjV0
雁夜「コイツが醜悪な蟲だって!?お前はコレを食ったことが無いのか!」
雁夜「全ての食を喰らったなど笑わせる!コイツはお前の食った中でもそれを超越する、食材なのにな!」
ギル「ぐっ!そこまで言うのならそれを喰らわしてみよ!我の舌を肥えさせなければ万死に値するぞ!」
雁夜「(かかった!)あぁ、美味すぎて腰抜かすぜ!ほらよっ!」ブン!
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 17:56:44.34 ID:DaxRjGjV0
ギル「・・・」グピーグピー
雁夜「(おい・・・バーサーカーだいじょうぶか・・・起きろ!)」
バーサーカー「・・・アァ」
ギル「(こんな物が美味いわけなかろうに・・・だがもしも・・・!我は王だぞ!全てを手に入れた!喰らえ!)
ギル「・・・」アーン
ギル「・・・・・」モキュモキュ
ギル「・・・・・・・・!!!!!」
雁夜「(おい・・・バーサーカーだいじょうぶか・・・起きろ!)」
バーサーカー「・・・アァ」
ギル「(こんな物が美味いわけなかろうに・・・だがもしも・・・!我は王だぞ!全てを手に入れた!喰らえ!)
ギル「・・・」アーン
ギル「・・・・・」モキュモキュ
ギル「・・・・・・・・!!!!!」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 18:04:02.99 ID:DaxRjGjV0
ギルガメッシュはかつて思い出した。かつて共に居た盟友の事を・・・
道端の途中で成っていた果実。その友と一緒にもぎ大木の下でそれを食べた事を。
ギル「あぁああああああああああああああああああああああああ」
ギル「我は一体・・・」
雁夜「今だ!バーサーカー!殺れ!」
バーサーカー「■■■■■■■―――!!!!」
ギル「ぐぇえええ・・・」
バーサーカーの一撃が英雄王の腹部を貫き、鮮血が空に舞った。
雁夜「はぁ・・・はぁ・・・」
道端の途中で成っていた果実。その友と一緒にもぎ大木の下でそれを食べた事を。
ギル「あぁああああああああああああああああああああああああ」
ギル「我は一体・・・」
雁夜「今だ!バーサーカー!殺れ!」
バーサーカー「■■■■■■■―――!!!!」
ギル「ぐぇえええ・・・」
バーサーカーの一撃が英雄王の腹部を貫き、鮮血が空に舞った。
雁夜「はぁ・・・はぁ・・・」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 18:08:51.70 ID:DaxRjGjV0
雁夜「やったぞ・・・!ランスロット!おい!」
ランスロット「あぁ・・・やったな・・・。」
雁夜「その傷・・・!」
ランスロット「すまないな・・・英雄王も馬鹿じゃなかったらしい・・・。刹那にバビロンから射出されたみたいだ。」
雁夜「そんな・・・」
ランスロット「そんな顔をするな・・・これで聖杯は主の物だ・・・。それで主の悲願は達成される・・・」
ランスロット「あぁ・・・やったな・・・。」
雁夜「その傷・・・!」
ランスロット「すまないな・・・英雄王も馬鹿じゃなかったらしい・・・。刹那にバビロンから射出されたみたいだ。」
雁夜「そんな・・・」
ランスロット「そんな顔をするな・・・これで聖杯は主の物だ・・・。それで主の悲願は達成される・・・」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 18:17:46.59 ID:DaxRjGjV0
雁夜「聖杯が・・・」
雁夜達の前に降りてきた、聖杯。普通なら狂乱乱舞する所だが、今の雁夜にはそれが酷く忌々しい物に見えた。
ランスロット「私には勿体無い死に場所だな・・・。主よ願いを叶えてくれ・・・」
雁夜「EXランクの蟲を俺によこせ!」
シュイイイイン
雁夜「これが・・・うわぁ・・・」ウネウネ
ランスロット「どうやら、美味さと外見は反比例するようだな・・・」
雁夜「あぁ・・・」ウネウネ
雁夜達の前に降りてきた、聖杯。普通なら狂乱乱舞する所だが、今の雁夜にはそれが酷く忌々しい物に見えた。
ランスロット「私には勿体無い死に場所だな・・・。主よ願いを叶えてくれ・・・」
雁夜「EXランクの蟲を俺によこせ!」
シュイイイイン
雁夜「これが・・・うわぁ・・・」ウネウネ
ランスロット「どうやら、美味さと外見は反比例するようだな・・・」
雁夜「あぁ・・・」ウネウネ
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 18:26:24.42 ID:DaxRjGjV0
ランスロット「では私はそろそろ消える・・・」
雁夜「ぐっ・・・!」
ランスロット「何死ぬわけじゃない・・・。元の場所に帰るだけさ・・・」
雁夜「俺はお前に対して、最大の敬意を払う・・・。今までありがとうサーランスロット・・・」
ランスロット「感謝の極み。我が主よ、貴君に尽くせて幸せだった。そしてさらば戦友。間桐雁夜・・・」
スウウウウウウウウ
雁夜「・・・」ウネウネ
ランスロット「蟲、うまかったぞ」
雁夜「当たり前だろ」
雁夜「ぐっ・・・!」
ランスロット「何死ぬわけじゃない・・・。元の場所に帰るだけさ・・・」
雁夜「俺はお前に対して、最大の敬意を払う・・・。今までありがとうサーランスロット・・・」
ランスロット「感謝の極み。我が主よ、貴君に尽くせて幸せだった。そしてさらば戦友。間桐雁夜・・・」
スウウウウウウウウ
雁夜「・・・」ウネウネ
ランスロット「蟲、うまかったぞ」
雁夜「当たり前だろ」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 18:29:10.20 ID:DaxRjGjV0
雁夜「雨か・・・」バサッ
その雨は俺達を祝福してるのか、それとも悲しんでいるのか俺には分からなかった。
ただ俺とランスロットの戦争は幕を閉じた。俺達の勝利で
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 18:39:23.78 ID:DaxRjGjV0
エピローグ
俺はその後、会社を立ち上げた。
間桐フーズという、食品会社だ。主に蟲を扱っている。
秘書「社長、加工刻印蟲の売れ行きは上々です。もう機械を増設し生産ラインを伸ばしたほうがいいかと」
雁夜「そうか、発注しておいてくれ。君に任せる。」
雁夜「所でEX蟲のクローン研究はどうなってる?」
秘書「少々難航しています。ですが時間をかければいけます。」
秘書「そうそう、某国から蟲の軍事転用計画を持ちかけられましたが、どうしますか?」
雁夜「これは食品だ。兵器じゃない。」
俺はその後、会社を立ち上げた。
間桐フーズという、食品会社だ。主に蟲を扱っている。
秘書「社長、加工刻印蟲の売れ行きは上々です。もう機械を増設し生産ラインを伸ばしたほうがいいかと」
雁夜「そうか、発注しておいてくれ。君に任せる。」
雁夜「所でEX蟲のクローン研究はどうなってる?」
秘書「少々難航しています。ですが時間をかければいけます。」
秘書「そうそう、某国から蟲の軍事転用計画を持ちかけられましたが、どうしますか?」
雁夜「これは食品だ。兵器じゃない。」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 18:42:49.21 ID:DaxRjGjV0
雁夜「その話は丁重にお断りしろ。いいな?」
秘書「わかりました、社長その手の痣は・・・?」
雁夜「あぁ、これはちょっと昔に・・・。ん?令呪が元に戻っている・・・?」
秘書「はっ?れいじゅ?」
雁夜「いや、こっちの話だ。君は戻れ」
秘書「わかりました、社長その手の痣は・・・?」
雁夜「あぁ、これはちょっと昔に・・・。ん?令呪が元に戻っている・・・?」
秘書「はっ?れいじゅ?」
雁夜「いや、こっちの話だ。君は戻れ」
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 18:47:01.14 ID:DaxRjGjV0
秘書「はぁ、わかりました。失礼します・・・」
雁夜「(どういう事だ・・・。聖杯戦争はとっくに終了したはず・・・!また始まるのか殺し合いが・・・)
第5次聖杯戦争へ続く・・・
終わり
雁夜「(どういう事だ・・・。聖杯戦争はとっくに終了したはず・・・!また始まるのか殺し合いが・・・)
第5次聖杯戦争へ続く・・・
終わり
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:04:43.90 ID:DaxRjGjV0
次回予告っぽいもの
第四次聖杯戦争を征した、雁夜は再び第五次聖杯戦争へと足を踏み入れる事になる。
士郎「蟲うめええええええええええwwwwww」
イリヤ「士郎がああああああああああああああああ!!!」
雁夜「ハハハハハッ!全てを蟲に染め上げてやる!!」
桜「もうやめて!雁夜おじさん!!!!!」
ギル「久しいな、雑種!!」ムシャムシャ
セイバー「このAランク蟲じゃないと食べられません!」モッシャモッシャ
ランスロット「我が主よ、久し振りだな」
次回 凶蟲再誕
第四次聖杯戦争を征した、雁夜は再び第五次聖杯戦争へと足を踏み入れる事になる。
士郎「蟲うめええええええええええwwwwww」
イリヤ「士郎がああああああああああああああああ!!!」
雁夜「ハハハハハッ!全てを蟲に染め上げてやる!!」
桜「もうやめて!雁夜おじさん!!!!!」
ギル「久しいな、雑種!!」ムシャムシャ
セイバー「このAランク蟲じゃないと食べられません!」モッシャモッシャ
ランスロット「我が主よ、久し振りだな」
次回 凶蟲再誕
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:07:02.48 ID:DaxRjGjV0
終わり、ちなみに一番好きなのはイスカンダルです。
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