1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/20(土) 23:47:11.48 ID:gvSWznmQ0
楽しいことならいっぱ~い♪

夢見ることならめいっぱ~い♪

まる子「いい曲だねぇ」

たま「そうだねまるちゃん!」

としこ「うん!」

丸尾「ズバリ卒業式に歌う歌はこれにするでしょう!」

引用元: まる子母「コラまる子っ!何が『千本桜』だいっ!?」 




 
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/20(土) 23:48:30.47 ID:gvSWznmQ0
はまじ「そんなのよりさぁ、」

ブー太郎「ミクちゃんの歌がいいブー」

たま「みくちゃんって?」

まる子「新手のアイドルかい?いっとくけど私は百恵ちゃん一筋だよ!」

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/20(土) 23:49:42.89 ID:gvSWznmQ0
関口「えー!まる子お前天使のミクさんを知らねえのかよ!?」

はまじ「信じられねえぜ!」

ブー太郎「まったくだブー」

まる子「だからそのみくちゃんってのは誰なんだい!?」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/20(土) 23:51:04.85 ID:gvSWznmQ0
はまじ「誰って、人じゃなくってよぉ」

ブー太郎「いわば機械だブー」

たま「機械?」

関口「ああ!」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/20(土) 23:53:30.62 ID:gvSWznmQ0
はまじ「正式な名前は『初音ミク』って言って、歌を歌ってくれるんだよ」

花輪くん「いわゆる『ヴォーカロイド』ってやつだね君たちぃ」

まる子「あ、花輪くん!知ってるの?」

花輪「もちろんさ!僕もミクさんの歌の虜だよベイベー」

ブー太郎「その、初音ミクってのに歌わせた歌は、いっぱいあるんだブー」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/20(土) 23:56:08.07 ID:gvSWznmQ0
まる子「どこにだい?」

はまじ「ニ コ ニ コ 動 画 に だ よ!!!!」

たま「ニコニコ動画?知ってる?としこちゃん?」

としこ「知らない」

ブー太郎「ええっー!?知らないのかブー!?」

まる子「うん」

関口「だったらよ、一回youtubeで聞けよ!『初音ミク』で検索かければいいからよ!」

まる子「そこまで言うなら、私もその天使の歌声とやらを聞いてみようかねえ」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/20(土) 23:57:54.68 ID:gvSWznmQ0
キートン「その夜」

まる子「さぁって聞いてみようかねえ」

まる子「『みっくみくにしてあげる』これかね・・・?」

まる子「どんな曲なのかな~楽しみ~うへへへへwwww」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/20(土) 23:59:20.94 ID:gvSWznmQ0
テッテレッテッテッテレッテ♪

まる子「おっ、軽快なイントロだねぇ」

ミク「かがくーのーげんかいをーこ↑えてーわたしはーきーたんだーよぉー」

まる子「な、何なのこのキンキン耳障りな声は?!?!?!?!!」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:00:50.27 ID:Ln3qOlj+0
ミク「みっくみーくにしーてあげるー」

まる子「こ、こんなのをみんな崇めてたなんて・・・あたしゃ失望したよ・・・」




まる子「やっと終わったかい?あーもう聞かなきゃよかったよこんなのw」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:02:42.80 ID:Ln3qOlj+0
~学校~


はまじ「なぁ、どうだったんだミクさんの歌?」

ブー太郎「スゴカッタダロブー!?」

関口「だろだろ?」

まる子「あたしゃあんなの反吐がでるよ」

はまじ「な・・・」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:06:34.47 ID:Ln3qOlj+0
たま「私も聞いたけど、歌って言うのはさ、人が歌ってこそなんだと思うの」

まる子「そうだよね!人が人に伝えるからいいんであって、機械が歌うなんて邪道だよw」

ブー太郎「も・・・もういっぺん言ってみるブー!ブヒイイイイイイイイイイイイ!!!」

はまじ「よせブー太郎!」

関口「俺たちミクさんのファンともあろうものが、こんなの相手に暴力振るう必要なんかねえよ」

ブー太郎「ブゥー・・・」

山田「あははwwwwwwww顔まっかだじょwwwwwwww」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:08:26.53 ID:Ln3qOlj+0
まる子「まったくこれだから・・・あんなのを好きになる人なんてどうかしてるよ」

たま「だよねえ」

としこ「う、うん・・・(言えない・・・私リンちゃん派なんて言えない・・)」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:10:39.38 ID:Ln3qOlj+0
~給食の時間~

小杉「オラオラオラ!食えないモンあれば俺に寄越せ!!」

山根「ネ・・・ネギサラダ・・・刺激が強いものは・・・」

小杉「おっ。もらっていいか?」

山根「うん・・いいよ・・・うっ胃腸がァ・・・」

はまじ・ブー・関口「ちょおっとまてええええええええええええええ!」

小杉「な、何だ?」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:12:27.02 ID:Ln3qOlj+0
はまじ「ネギと言ったらミクさん!」

関口「俺がもらうぜ!」

小杉「いいや!これは俺のものだ!」

ブー太郎「よりミクさん達を愛している俺たちのだブー!」

小杉「み・・・みくって何だよオイ」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:14:16.90 ID:Ln3qOlj+0
関口「だったらもう論外!」

はまじ「逝ってよし!」

ブー太郎「その通りだブー」

小杉「な・・・何だあいつら・・・気持ち悪ぃ・・・」イソイソ

はまじ「ネギうめえwwwww」

ブー太郎「ミクさんと食べられたらもっとおいしいはずだブー」

関口「ただ今俺たち、」

みっくみくにされてま~~~~~~~~す!wwwwwwwwww

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:16:02.22 ID:Ln3qOlj+0
まる子「な・・・・何なんだいありゃ・・・」

たま「しょうがないよ・・・もう手遅れだねぇ」

花輪「はいミクちゃん。あ~ん」

花輪「なんてねぇw」

みぎわ「あ~ん」パクッ

花輪「」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:18:05.77 ID:Ln3qOlj+0
~下校中~

まる子「全く・・・とんでもないものを見たよあたしは・・・」

まる子「ん?みまつやさん、何売ってるんだろ?」

みまつや「おやまるちゃん、こんにちは」

まる子「こんにちはー! ってソレ・・・」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:19:45.48 ID:Ln3qOlj+0
みまつや「ああこれかい、ウチも昨日から売ったんだよ、『初音ミク』」

まる子「う、うわぁ・・・さよーならー!」

みまつや「まるちゃん?」

まる子「と、とんでもないねこりゃ・・・」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:21:44.42 ID:Ln3qOlj+0
~夕食時~

まる子「んなことが給食の時間にあって、もうびっくりだよ」

ヒロシ「ケッ、たかが機械に嫁も何もあるかよw」

お姉ちゃん「何だか・・・気持ち悪い・・・」

友蔵「まる子や!そんな機械の女に夢中になってはいかんぞ!!!!!!」

まる子「あ、あたしはなりはしないよ・・・あんなのね・・・」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:23:35.89 ID:Ln3qOlj+0
友蔵「第一機械の声で歌を聞こうなんてのが邪道じゃ!」

友蔵「人間が歌えば、どんな下手でも何かしら感じることがあるのは、『心』がこもってるからじゃ」

まる子「そ、そうだよねお爺ちゃん!」

友蔵「そうじゃまる子!そろそろ百恵ちゃんが始まるぞ!」

まる子「わーい!」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:25:14.07 ID:Ln3qOlj+0
キートン「数日後の土曜日」

まる子「あーったく何もすることがないねぇ」

まる子「・・・・?(何この空虚な感じは・・・この空しさは何なの・・?)」

まる子「(たまちゃんと遊んでないから・・・?違う・・・何か・・・)」

まる子「もう一回だけ、聞いてみようかねえ」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:27:16.05 ID:Ln3qOlj+0
ミク「深海少女wwwwwwwwwまだまだ沈むwwwwwwwwwwww」

まる子「うえっ!?何なのこの寒い曲は・・・やっぱり合わないねぇ・・・」

まる子「百恵ちゃんの曲で口なおしならぬ耳なおしだよ・・」

百恵ちゃん「あかいースイートピィー♪」

まる子「うんうん!これこそ歌だねぇ!」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:28:57.22 ID:Ln3qOlj+0
はまじ「なあブー太郎?んなのはどうだ?」

ブー太郎「それは名案だぶー」

小杉「いいぜいいぜ!やろうぜ!」

関口「お前もミクさんの魅力にどっぷりはまったようだなw」

小杉「あったりめえだ!」

ブー太郎「そうと決まれば月曜から朝早く来て始めるブー!」

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:31:38.73 ID:Ln3qOlj+0
キートン「月曜日」

まる子「あれ?はまじ達だ」

たま「何やってるんだろうねえ名簿なんか持って下駄箱にたって」

はまじ「・・・・お願いしまーす!」

ブー太郎「・・・・にご協力くださいブー!」

関口「・・・・・・・しよう!みんなも協力してくださーい!」

小杉「・・・・を・・・・にしようぜ!」

たま「なんだろう・・・?遠くて聞こえないけど・・・」

まる子「署名運動じゃない?」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:34:28.81 ID:Ln3qOlj+0
はまじ「みなさん!【『千本桜』を国歌にしよう計画】の署名お願いしまーす!」

ブー太郎「我らが天使初音ミクさんの至上の名曲、【『千本桜』を国歌にしよう計画】にご協力くださいブー!」

関口「みんなも素晴らしきミクさんのために協力しよう!みんなも協力してくださーい!」

小杉「千本桜を国歌にしようぜ!」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:37:05.82 ID:Ln3qOlj+0
キートン「下駄箱にはラジカセがおいてあり、その『千本桜』が流れていた」

ミク「千本桜ー夜二紛レwwwwwwww君ノ声モwwwww届カナイヨーwwwwww」

はまじ「この曲を聴いて心を動かされた方!署名してくださーい!」

小杉「みんなでこの国をみっくみくにしてやろうぜー!」

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:41:28.51 ID:Ln3qOlj+0
小杉「みんなでこの国をみっくみくにしてやろうぜー!」

キートン「そういって彼らは、ネギを持って奇怪な踊りを始めた」

はまじ「みっくみーくにしーてあげるーwwwwwwwww」

ブー太郎「うーたはまだね頑張るからwwwwwwwwwwww」

関口「その光線銃でー打ち抜いてwwwwwwwwwww」

小杉「みっくみーくにしーてやんよーwwwwwwwwww」

ナニアレ・・・ キッモ シネバイイノニ クルッテルワ・・・

ウワァ・・・ コレハヒドイ  アリエネエ・・・・

コレガニコチュウノジッタイ・・・ キッショw

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:43:05.05 ID:Ln3qOlj+0
小杉「な・・・何でお前らミクさんの良さが分からねーんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

ブー太郎「もうそろそろオイラも我慢できないブー!!!!」

はまじ「聖戦―ジハード―も辞さねえ!」

山田「あっはは~wwwwwwwwキモいじょぉ~wwwwwwww」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:45:55.08 ID:Ln3qOlj+0
花輪「僕は署名するよ、そしてこの計画に協力するよ」カキカキ

関口「お、さすが花輪くん!話がわかるぜ!」

藤木「ぼ・・・僕も1票」カキカキ

永沢「ふん、長い物にまかれるってのかい、君は卑怯者だな」カキカキ

佐々木の爺さん「ほっほwではこの老骨めでよければ私もw」カキカキ

はまじ「ミクさんを好きになるのに年齢なんて関係ねえぜ!」

ブー太郎「全くだブー!」

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:48:49.09 ID:Ln3qOlj+0
まる子「な、なんなんだいこりゃ・・・」

たま「佐々木の爺さんまで・・・」

としこ「(『リンちゃんなう』を国歌にしよう計画はないのかな・・・)」

はまじ「深海少女wwwwwwwwwwwwまだまだ沈むwwwwwwww」

ブー太郎「ぽっぴぽっぴぽぽっぴっぽーwwwwwwwwwwww」

佐々木の爺さん「ハローハローwwwww」

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:51:25.43 ID:Ln3qOlj+0
~給食の時間~

まる子「今日は週に1回の曲が流れる日だよたまちゃん!」

たま「楽しみだね!」

まる子「私がリクエストした『赤いスイートピー』が来るといいなぁ!」

まる子「あかい~~~~すい~~と~ぴい~♪」

前田さん「コラ!曲を好きになるのはいいけど食事中に歌わない!」

まる子「はい・・・」

としこ「(『炉心融解』リクエストしたんだけど・・・どうかな・・・・)」

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:53:49.96 ID:Ln3qOlj+0
はまじ「来るぞ・・・・」

ゴクッ

ブー太郎「いよいよだブー」

小杉「すべてのミクさんを愛する者たちへ捧ぐ・・・」

関口「さぁ・・・来い!」

イントロ「デデッデデデッデデデッデデッデ♪デデッデデデッデデデッデデッデ♪」

まる子「も、百恵ちゃんのですらないなんて・・」

たま「まるちゃん!これって・・・!」

まる子「どうしたのさたまちゃ・・・うわぁ!!」

85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 00:56:44.81 ID:Ln3qOlj+0
ミク「大胆不敵にwwwハイカラ革命w磊々落々www反戦国家www」

はまじ「日の丸印の二輪車転がしwwwwwwww悪霊退散wwwICBMw」

小杉「環状線を走り抜けてwwwwwww東奔西走なんのそのwwwwwwww」

ブー太郎「少年少女戦国無双wwwww」

関口「浮世の随にいいいいいいいいいいいいいいいいいいwwww」

前田さん「」

90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 01:00:15.53 ID:Ln3qOlj+0
信者一同「千本桜wwww夜ニ紛レwwwwwww君ノ声モ届カナイヨwwwwwww」

「此処は宴wwww鋼の檻wwwwwその断頭台で見下ろしてwwwww」

丸尾「学級委員長として言いますがズバリ!こんなのにうつつを抜かすのはいけないでしょう!!!」

はまじ「黙れ!」

ブー太郎「もうお前ら愚鈍にはうんざりだブー!」

小杉「ジハード!ジハード!」

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 01:03:09.79 ID:Ln3qOlj+0
丸尾「キエエエエエエエ!?やめてください!やめてください!!!」

関口「うるせえ!これは!ミクさんの怒りの!悲しみの分だ!!!」

丸尾「ズ・・・ズバリやりすぎでしょう!痛いイイイイイイイイイイ!」

はまじ「いいかお前ら!」

ブー太郎「ミクさんを愚弄する奴はみんなこうだブー!!!」

101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 01:05:53.27 ID:Ln3qOlj+0
まる子「ど、どうかしてるよ・・・」

大野「まったく、ミク信者はどうしてこうもカスばっかなんだろうな」

杉山「ああ!それに引き替え俺たちルカさん信者は紳士的だよな!」

大野「もっともそれも褒められたものじゃないがなw」

杉山「ちげえねえw」

ハハハハハ・・・・

まる子「あ、あの2人は・・・?」

106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 01:08:18.09 ID:Ln3qOlj+0
キートン「放課後」

まる子「アンタ達に聞きたいことがあるんだけど」

はまじ「何だよさくら」

まる子「あれのどこがいいのさ?」

ブー太郎「・・・・分かった。1からおしえてやるブー」

110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 01:13:42.11 ID:Ln3qOlj+0
小杉「いいか、この曲の概要はな、『明治および戦中日本と現代日本を重ねて、21世紀の日本の新たな絶望と希望を表現するもの』なんだよ」

まる子「はぁ・・・あの曲にそんないいところが・・・」

ブー太郎「大胆不敵にハイカラ革命 の所は」

はまじ「俺が思うに、維新以降の西洋文化の輸入による文化の躍進に対する不安と期待を表してるんだ」

関口「日の丸印の二輪車転がし は」

小杉「その戸惑い故に生まれる、暴走族的な若者エネルギーの暴走 を指してるんだ」

はまじ「悪霊退散ICBM   は、」

ブー太郎「昔の日本の慣習とよそ者の先進文明との間での板挟みを表してるんだブー」

115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 01:17:50.76 ID:Ln3qOlj+0
小杉「環状線を走り抜けて東奔西走なんのその少年少女戦国無双浮世の随に はな」

はまじ「戦後現代日本で、この閉塞感とやるせなさを打破するために、反戦的な仕方で新たな文化創造を行う"革命者"となる若者の生き様を象徴してる」

関口「浮世は反抗的に世の中を刹那に走り抜ける生き様を表し、反逆する若者を許さない"旧世代の大人"から弾圧される様を表している」

123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 01:21:39.31 ID:Ln3qOlj+0
ブー太郎「千本桜夜ニ紛レ は」

小杉「若者の刹那なる希望が消されてしまうのを表してる」

はまじ「君ノ声モ届カナイヨ 」

関口「これはまさに言論統制を表してる。決して恋愛的な意味だけじゃあないんだ」

ブー太郎「此処は宴鋼の檻 その断頭台で見下ろして   は」

はまじ「これはフランス革命、戦中日本のイメージで、戦争へと、暴力へとなだれ込む民族の姿。反戦国家に蠢く暴力への志向性の表現。再び閉塞と暴力へと傾斜していく日本の中で失われていくことを通してむしろ生のリアリティを感じる、といったのを示唆してるんだ」

小杉「つまり『千本桜』はな!!!」

ブー太郎「今の不安な日本に必要な!」

はまじ「唯一の!」

関口「神曲なんだああああああああああ!!!」

128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 01:26:21.15 ID:Ln3qOlj+0
まる子「は・・・はぁ・・・」ガビーン

関口「な?お前も好きになったろ?」

まる子「う・・・うん・・・」

ブー太郎「じゃあ署名してくれブー」

まる子「ええっ!?嫌だよあたしゃ!」

小杉「ミクさんに逆らうってのか・・・」

はまじ「丸尾みてーになりてーのか・・・」

まる子「トホホ・・・こいつらがまさに"旧世代の大人"みたいだねぇ・・(悲哀)」カキカキ

ブー太郎「じゃあミクさんはボクらを思って歌ってくれた可能性がブー!!!?!」

はまじ「みっくさああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!」

まる子「こ・・・こりゃもうダメだね・・・」

130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 01:28:57.54 ID:Ln3qOlj+0
ブー太郎「まだミクさんの良さがわからないのかブー!??!!?」

まる子「あたしゃわかりたくもないよ・・・」

はまじ「じゃあ無理にでもわからせてやるよ!!!!!」

小杉「覚悟しろ!」

まる子「うわああああああああああああああああああ!」

132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 01:31:41.69 ID:Ln3qOlj+0
キートン「それからまる子は、3時間ブッ通し、例の曲を聞かされたのであった」

まる子「あ・・・あたしもみっくみくにされたよ・・・」

はまじ「こ・・・これでいいんだブー!」

関口「くるみwwwwwwwwxxxxwwwwww」

136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 01:35:28.61 ID:Ln3qOlj+0
~さくら家~

まる子「ただいま・・・」

母「遅い!!!!!!!!!」ボカッ

まる子「いったぁい!こいつも"旧世代の大人"なのかね・・・」

まる子母「何かいったかい!!!?」

まる子「『千本桜』の曲と同じ・・・やっぱり・・・ミクちゃんってすごい!!」

まる子母「コラまる子っ!何が『千本桜』だいっ!?」

138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 01:37:42.71 ID:Ln3qOlj+0
友蔵「どうしたんじゃ!?はやくおいで、百恵ちゃんを見るぞい」

まる子「お爺ちゃん、悪いけどあたしゃ"旧世代の大人"に興味はないんだよ・・」

友蔵「まる子・・・?」

まる子「あたしゃミクちゃん一筋だよ、今のお母さんのゲンコツで目覚めたんだよ」

友蔵「なっ・・・!」ガビーン

141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 01:39:05.22 ID:Ln3qOlj+0
友蔵「百恵ちゃん ついに機械に 敗れたり」

友蔵悲しみの俳句 ポンッ☆

友蔵「ガクッ」

まる子「さぁて早いとこ部屋にいっていっぱいミクちゃんの曲を聞かなきゃ!」

143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 01:41:22.08 ID:Ln3qOlj+0
キートン「翌日」

たま「まるちゃんどうしたんだろうねぇ・・・」

としこ「まるちゃんが私たちより先に行くなんて、珍しいねえ」

たま「ホントホントw」

としこ「ついたよー♪」

まる子「・・・・・さーい!お願いしまーす!」

はまじ「・・・・を・・・さーい!」

ブー太郎「・・・・・・・しようブー!」

たま「ま・・・まるちゃん・・?!」

としこ「まさか・・・!?」

147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 01:44:59.71 ID:Ln3qOlj+0
まる子「『千本桜』を国歌にするためにご協力くださーい!お願いしまーす!」

はまじ「『千本桜』を国歌にするため署名してくださーい!」

ブー太郎「署名しようブー!」

ミク「千本桜wwwwwww夜ニ紛レwwwwww」

たま「ま・・・まるちゃん・・・これって・・・」

まる子「うん、見ての通りだよ」

たま「そ・・・そうなんだ・・・頑張ってね・・・」

まる子「たまちゃんも応援してくれてることだし、あたしゃがんばるよ!」

たま「(そんなつもりじゃなかったのに・・・ああ神様!どうかタミーにまるちゃんを救う方法を教えて!)」

150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 01:48:13.98 ID:Ln3qOlj+0
としこ「(これだからミク信者は・・・「ボカロ厨」という蔑称すら生ぬるいね・・・)」

大野「ホントミク信者うぜえよな」

杉山「ああ!ミクー信者のー頭ー♪」

状ー態だーめだめよwwww  ハハハハハハ・・・

前田さん「(誰もカイト様を支持しないのが気に入らない。。。)」

永山くん「ホントはgumiちゃんが一番なんだけどねぇ」

153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 01:52:39.01 ID:Ln3qOlj+0
キートン「お昼休み」

はまじ「みっくみーくにしーてあげるーwwwwwwwwww」

前田さん「いい加減にしなよ!こんな頭にカビが生えたような女の声なんか聴きたくないよ!」

永山くん「まぁミクもレンも何もかも、gumiちゃんの前ではろくでもないよ」

としこ「リ、リンちゃんの方がいいもん!」

前田さん「な、何よ!カイト様のイケボの前では全部カスよ!」

大野「やりあってるぞボカロ厨共が」

杉山「ほっとけほっとけ、俺たちルカ様ファンには関係ない」

大野「だなw」

小杉「こうなったら戦争だーーーーーーーーー!」

やってやろうじゃないの!!!!!!!!!!  てめええええええええ!!!

155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 01:55:40.25 ID:Ln3qOlj+0
前田さん「まずはミクはないわね!」

永山くん「同意だね」

としこ「うん」

はまじ「は?まじかよ・・・!」

ブー太郎「我らに楯突くとはいくら何でも勇者過ぎるブー!」

小杉「じゃあとし子!お前の好きな曲は何だよ!」

157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 01:57:15.81 ID:Ln3qOlj+0
としこ「えっと・・・」

前田さん「ちょっとアンタ卑怯よ!としこさんを攻撃するなんて!」

としこ「い・・・『いーあるふぁんくらぶ』・・・」

永山くん「おっ、それ僕も好きだよ」

としこ「ホントに?」

永山くん「ああ、だってgumiちゃんも歌ってるじゃないか」

はまじ「チッ、連合軍か・・・」

160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 02:00:24.51 ID:Ln3qOlj+0
とりあえずミクはない!ミクはない!ミクはない!ミクはない!ミクはない!ミクはない!ミクはない!

ミクはない!ミクはない!ミクはない!ミクはない!ミクはない!ミクはない!ミクはない!

ミクはない!ミクはない!ミクはない!ミクはない!ミクはない!ミクはない!ミクはない!

ミクはない!ミクはない!ミクはない!ミクはない!ミクはない!ミクはない!ミクはない!

キートン「それは、クラスを巻き込んでの合唱に変わった」

ブー太郎「ブゥ・・・ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!( 病)」

はまじ「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!(発狂)」

前田さん「いいですかみなさん!これがミク信者の実態です!!!!」

161: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 02:02:45.02 ID:Ln3qOlj+0
花輪「全く、ユーたちにはホントにディサピアーだよ」

小杉「は、花輪くん!?」

永沢「フン、少しはましかと思ったが、こんなにキモかったなんてね」

藤木「そうだそうだ!」

永沢「フン、藤木くんはそうやって掌返しか、卑怯だな・・・といいたいけど、君らの方がよっぽど腹立たしいよ、はっきりいって目障りだ」

大野「な?穏健にしておいてよかったろ?」

杉山「ああ!」

162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 02:05:04.01 ID:Ln3qOlj+0
まる子「ちょっとアンタたち!!!!」

永沢「さくら?」

まる子「アンタらはミクちゃんの何を知ってるのさ!!!!!!!!ミクちゃんにそんな非道いこと言わないでよ!!!」

藤木「ミクがどんなのかは知らないし知りたくもないけど、ミクと信者がいかに糞かは知ってるよ」

前田さん「さすがに擁護できないわね。ミク厨は」

まる子「ま・・・前田さんまで・・・!」

163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 02:07:31.66 ID:Ln3qOlj+0
まる子「う・・・う・・・うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

ブー太郎「さ、さくら?」

まる子「ミクちゃんを大事にしないみんななんか大っ嫌いだああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

たま「まるちゃん!」

まる子「たまちゃんだって私のこと朝キモがってたでしょ!たまちゃんも嫌いだあああああああああああああああ!」

まる子「うわあああああああああああああああああああああああああん!!!」ダッ

丸尾「ああっ!さくらさんがズバリ出て行ってしまったでしょう!」

168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 02:10:30.36 ID:Ln3qOlj+0
まる子「みんな嫌いだ・・・嫌いだ嫌いだ嫌いだ嫌いだ嫌いだ嫌いだ・・・・」

まる子「お母さんも・・・前田さんも・・・たまちゃんも・・・」

キートン「そうしてまる子は、巴川へと歩いていった」

ザブーン・・・ザブーン・・・・ザバーン・・・

まる子「ああ・・・この流れみたいに・・・みんなのミクちゃんを嫌う気持ちも流れればいいのに・・・」

172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 02:12:22.71 ID:Ln3qOlj+0
川田さん「何やってんだいまるちゃん?」

まる子「あ、川田さん・・・」

川田さん「悩みがあるなら言ってごらん?僕に話せば少しは気持ちが晴れるかもよ?」

まる子「あのね・・・」

175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 02:17:18.21 ID:Ln3qOlj+0
川田さん「なるほど・・・でもねまるちゃん、自分の好きなものが受け入れられないからって、そんなことはだめだよ」

まる子「はい・・・」

川田さん「さぁ、学校へ戻ろうか!」



キートン「学校では」

先生「いいですかみなさん、私はある提案をしたいんですけど」

177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 02:19:19.21 ID:Ln3qOlj+0
先生「今度の卒業式では、『君が代』の代わりに、何かみなさんの好きな曲にしようと思うんです」

はまじ「千本桜!!!!!!!!!!!!!!!!!」

としこ・永沢「いーあるふぁんくらぶ!!!!!!!!!!」

大野・杉山「ルカルカナイトフィーバー!!!!!!」

先生「なるほど。いいですねぇ。でもみなさん、私は実は・・・」

179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 02:20:42.10 ID:Ln3qOlj+0
まる子「みんなごめん!!!!今帰ったよ!私が間違ってた!」

先生「ニコ厨というものがすごく嫌いなんです」

まる子「え・・・」

186: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 02:24:16.49 ID:Ln3qOlj+0
先生「最近のガキ・・・消防さえもボカロ()やら東方()やらにうつつを抜かしているというのは知っていましたが、まさか貴方たちがそうだとは思いませんでした」

はまじ「そ・・・そんな・・・」

先生「いいですか皆さん、例えば給食の時に『一本糞(せんぼんざくら)』が流れた時は、私は反吐が出そうになったんですよ」

先生「毎日のゴミみたいな署名活動をみるにつけて、私は貴方を殴ろうと思ったんですよ浜崎くん」

はまじ「」

192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 02:27:16.64 ID:Ln3qOlj+0
先生「何がニコニコですか、私にとっては「イライラ動画」ですよ。全く、腹立たしい」

ブー太郎「で、でも、そんな言いかたは無いとおもうブー・・・」

永山くん「だからといってそれはあんまりです・・・!」

前田さん「さすがに言い過ぎです!」

先生「誰がいいかで先ほど口汚くののしりあってた口が、よくそんなことを言えますね」

197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 02:31:09.80 ID:Ln3qOlj+0
前田さん「そ・・・それは・・・」

先生「いいですか、ニコ厨なんてものは、この世のどんな人間よりも劣っていて、どんなやつよりも汚く浅ましい屑だと断言します」

小杉「何だよ!そ・・・その・・・自分だけ特別な・・・知ったような口聞いて!」

先生「人生経験も浅い、しかも貴重な子供時間をこんなゴミみたいなことに費やす君は何を知っているというんですか?考えなしに物を言わないでください」

201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 02:34:38.56 ID:Ln3qOlj+0
先生「悔しかったら、早く目覚めてニコニコなんてのを即刻卒業してください」

先生「でなければ、私はここにいる全員を退学にさせますよ」

おい! 何だよそれ! ふざけんな!!!  何なんだよお前!

許せねえ!  ざけンな!  頭湧いてんのか!!?

先生「『おい』『ふざけんな』『頭湧いてんのか』『ざけンな』・・・貴方がたはそんなことを吠えるしかできない無能です」

先生「しばらく職員室にいさせてください。顔を見たくありません」ガラッ

一同「」

203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 02:37:40.44 ID:Ln3qOlj+0
まる子「せ・・・・先生どうしたんだろう・・・」

はまじ「何だってこんなことに・・・?」

ブー太郎「お・・・オイラはただ・・・ミクさんのすごさを・・・分かってもらいたかっただけなのに・・・」

先生「どうして・・・なんでだよおおおおおおお!」

としこ「うう・・・(泣)」

まる子「・・・!」

207: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 02:41:09.36 ID:Ln3qOlj+0
まる子「あのね・・・川田さんから聞いたんだけど・・・」

たま「何?」

まる子「川田さんはね、『自分の好きなものが受け入れられないからって、押し着せるのはダメだ』って言ったんだよ」

藤木「うん・・」

まる子「だから、逆もありうるんだと思う」

としこ「逆・・・?」

まる子「『自分の嫌いなものがみんなにとっても嫌いでないからって、頭ごなしに否定するのはダメだ』ってのも、言えるんじゃないかと思う」

はまじ「なるほど・・・」

209: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 02:43:06.74 ID:Ln3qOlj+0
~職員室~

先生「何故私はあんなことを!」

先生「クラスのみんなが好きなことなら、受け入れてあげるべきなのに!」

先生「本当は・・・東方も・・ミクも・・・キワミも・・・」

先生「ニコニコが大好きなのに!!!!!」

212: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 02:45:52.52 ID:Ln3qOlj+0
先生「『ニコニコは恥』などという観念に犯されて・・・ついあんなことを・・・」

先生「皆さんに謝らねば・・・」

ガラッ

先生「皆さん・・・」

デデッデデデッデデデッデデッデ♪デデッデデデッデデデッデデッデ♪

先生「こ・・これは・・・!?」

216: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 02:48:26.19 ID:Ln3qOlj+0
デデッデデデッデデデッデデッデ♪デデッデデデッデデデッデデッデ♪

まる子「大胆不敵に♪ハイカラ革命♪」

たま「磊々落々♪反戦国家♪」

はまじ「日の丸印の二輪車転がし♪」

ブー太郎「悪霊退散♪ICBM♪」

先生「ああ・・・これは・・・これは・・・」

キートン「先生の目からは、涙があふれて止まらなかった」

217: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 02:52:00.28 ID:Ln3qOlj+0
永沢「環状線を走り抜けて♪」

藤木「東奔西走なんのその♪」

小杉「少年少女戦国無双♪」

花輪「浮世の随にぃ~♪」

先生「・・・!」

一同「千本桜ー夜ニ紛レー♪」

君ノ声モ届カナイヨ♪此処は宴ー鋼の檻ーその断頭台で見下ろして♪

221: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 02:54:25.96 ID:Ln3qOlj+0
三千世界ぃー常世之闇ー嘆ク唄モ聞コエナイヨ♪

青藍の空ー遥か彼方ぁーその光線銃で打ち抜いてー♪



先生「ああ・・・・これが・・・これこそ今の私に必要な歌・・・!」

先生「旧世代の大人に愚直に従うことこと=善 として生きてきて、それを疑いもしない状態にまで飼いならされ明日を見失っていた私に・・・」

先生「この歌が・・・君たちの歌が・・・!私を導いてくれるんだ・・・!」

225: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 02:59:17.14 ID:Ln3qOlj+0
まる子「どう?すごいでしょ?」

先生「はい!!!!この歌は・・・この歌は絶対に卒業式で歌うべきです!!!」

ブー太郎「そうだブー!この歌は、ミクさんが絶望のこの世に託した、最後の希望なんだブー!」

たま「最高だよ初音ミク!最高だよ!!!」

永沢「フッ、まあ悪くはないね」

花輪「じゃあ早速僕のパパの会社を通じて、全国に流布させるよ!!!!」

229: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/21(日) 03:04:21.21 ID:Ln3qOlj+0
キートン「そしてこの歌は君が代の代わりに卒業式で歌われることとなり、その歌の真の意味に気づいたみんなは涙を流して喜んだ」

まる子母「ああ・・・ありがとう千本桜!ありがとう初音ミク!」

ヒロシ「ケッ・・・泣かせるじゃねえか!」

たま父「素晴らしい!私の心は、旧世代の大人に押し付けられたエゴも苦しみもなく、光に満ち満ちているぞぉ!」

先生「いいですか皆さん・・・私たちは・・・・!」

キートン「彼らの決意は固かった・・・」

この神曲"せんぼんざくら"を、国歌にしてみせる!!!!!!!

キートン「いつの日にか・・・いつの日にか実現するだろうこの途方もない夢。しかし彼らはそれを追い求めることができる」

キートン「彼らには・・・絶体に紛れて消えることのない、『刹那なる希望』があるからである」