8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 00:33:31.60 ID:laTFbfxt0



ウソップ「おい、海賊船が近づいてくるぞ!」

ゾロ「ん? 戦闘か?」

サンジ「いや、どうやら向こうに戦う意志はないようだぜ」

ロビン「あれは…”キラ海賊団”の船ね…」

ルフィ「キラ海賊団?」



月「やあ、麦わら海賊団」ドン!

ロビン「あれはキラ海賊団船長、懸賞金8000万ベリーのルーキー ” 死神 ” 夜神月…!」

サンジ「死神ってドクQと被ってるな」

ルフィ「なんの用だ! つき!」ドン!

月「今日は取り引きをしようと思ってな」

ルフィ「取り引き?」


引用元: ルフィ「デスノート…?」 



10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 00:35:42.44 ID:laTFbfxt0
月「ああ、君たちの噂はよく聞いている。その強さは本物のようだ。どうだ、俺たちと同盟を組まないか?」

ウソップ「同盟…」

ゾロ「ちょっと待て! 同盟ってのは互いに協力し合うもんだろ。お前たちは懸賞金1億にも満たない
海賊のようだが、同盟を結んで俺たちに何のメリットがあるんだ?」

月「ふん、いい質問だ。まず、僕の懸賞金が低いのはまだ僕が実力を隠しているからさ。僕のこの力は
君たちにとっても大きなメリットとなると思うが…」

フランキー「何!? いったいどんなスーパーな力を持っているってんだ!」

月「一瞬で、確実に人を死に至らしめる力さ!」ドン!

サンジ「なんだその力は…! 能力者か…!」

月「僕は超人系悪魔の実・デスデスの実を食べた殺人人間。名前と顔がわかれば40秒でそいつを殺せ
る」

月「例えば厄介な海軍元帥赤犬…本名はサカズキ…」

ウソップ「ま、まさか今から本当に殺すって言うのかよ!」

月「明日の新聞を楽しみにしてるといい。君たちも僕と組みたくなるはずだ」

月「さあ、引きあがるぞ野郎ども!」

海砂(航海士)「りょーかいっ!」ドン!

松田(狙撃手)「はい、ライトくん!」ドドン!

魅上(信者)「仰せのままに…」ドドドン!


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 00:38:40.96 ID:laTFbfxt0
ウソップ「で、どうするんだ? ルフィ」

ルフィ「俺、なんかあいつ嫌いだ!」ドン!

サンジ「言うと思ったぜ」

ナミ「私もなんかあいつ気に食わないから、腕に付けてた高そうな時計失敬してきちゃった!」ジャラ


ウソップ「手癖悪っ! ん、待てよナミ、その時計…」カチカチ、ジャカッ!

フランキー「おお! こりゃスーパーな仕掛けだぜ!」

ナミ「この紙切れ何かしら? あいつのビブルカード?」



リューク(ペット)「だが月、なんであいつらと手を組むんだ?」ドン!

月「簡単な話だ。デスノートは確かに強力だが、直接戦闘には不向き」

月「書き込む隙もあれば発動までに時間もかかる」

月「さらに一人ずつしか殺せなから、大郡で来られると勝ち目はないからな」

リューク「戦闘のためのボディガードというわけか、ククク」

月「そうだ。あの一味が一番馬鹿そうだったから、扱いやすいだろうと思ってな」

月「さあ魅上、赤犬をやれ。ロギア系でも確実に死ぬ方法でな」

魅上「神いいいいいい!」カキカキ

==============

 サカズキ 海に飛び込み溺死 ドン!

==========



魅上「削除」



サカズキ「ぐぬっ!?」ドン!



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 00:41:35.08 ID:laTFbfxt0

 

翌日

ロビン「あら、今日の新聞だわ」

ロビン「そんな…! 赤犬が…死んだ…!」ドン!

サンジ「マジか」

ナミ「海軍大将を宣言通りに…!」

ウソップ「やべーよおお! あいつマジでやべええよおお!」

月「僕の実力はわかったかな? 麦わらの皆さん」

ウソップ「ひいいいいいい!」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 00:43:55.24 ID:laTFbfxt0
月「わかってくれたなら、協力して欲しいことがある」

月「今からマリンフォードで行われる海軍と首領クリークの頂上決戦!」

月「この戦争に一緒に参加して欲しい!」

ルフィ「え、また戦争始まるのか、あそこで」

ロビン「知らないの? 海軍は今日首領クリークの部下・ギンの公開処刑を行うのよ」

ロビン「頂上戦争は避けられないわ」

ルフィ「そうか。おいツキ! 正直お前のことは嫌いだけどよ、ギンを助けるためなら仕方ない! 協力してやる!」

月「ありがとう」


月 「 計 画 通 り ! 」 ド ン !

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 00:45:58.99 ID:laTFbfxt0
マリンフォードにて

センゴク「赤犬を失ったこの緊急事態! 臨時で私が指揮をとる!」

センゴク「だがこちらには王下七武海と大将・中将の最強の布陣が揃っている!」

センゴク「青雉にも臨時復帰を頼んだのだ!」

クリーク「俺の可愛い部下は無事なんだろうなー!?」

海賊たち「ギンを救い出せー!!」

ギン「お前ら…!!」

センゴク「暴れだすぞ! 東の海でそこそこ強い男が!」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 00:48:48.63 ID:laTFbfxt0
ミホーク「……」

ドフランミンゴ「おお、お前がやる気とは珍しい」

ミホーク「推し量るだけだ。あの男との本当の距離を……!」ズバッ!

飛ぶ斬撃ドピューン!

海兵たち「クリーク目掛けて飛んでくぞ! 避けろ!」

海賊たち「首領! 危ねぇ!」

ドカッ!!

海兵たち「いや、あれを見ろ! あの斬撃を受け止めた奴がいるぞ!」

海兵たち「あれは……! 三番隊隊長! 鉄壁のパール!!」ドン!

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 00:50:57.75 ID:laTFbfxt0
パール「いきなりキングを取れねーだろーよい!」

海兵「まさかあの斬撃を受け止めるとは!」

黄猿「怖いねぇ~、クリーク海賊団…!」

青雉「あらら、どうやらクリーク傘下の海賊団も続々と集まってきてるじゃない」

センゴク「だが、傘下の海賊団の船長の一人にはサカズキの仕掛けがある」

センゴク「これがサカズキからの置き土産だ…!」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 00:53:31.40 ID:laTFbfxt0
モモンガ「2番隊隊長・ガイモンだな!」

ガイモン「いかにも! ギンさんは返してもらう!」

モモンガ「そうはさせない!」ドッカンバッキン


パール「パールプレゼント!」ドバーン!

青雉「ぐあっ!」

青雉「鉄壁のパール…!」血タラリ

ドッカンバッキン、ドッカンバッキン

パール「ん? クロの奴、あんなところに…」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 00:55:37.35 ID:laTFbfxt0
クロ「首領クリーク、俺たち傘下の海賊も手を貸すぜ!」

クリーク「ああ、悪いな」

クロ「あんたのためなら命を惜しくないと思ってる」

クリーク「みんなで帰ろうね」

クロ(お前は傘下の海賊を海軍に売ったんだ! 覚悟しろ、クリーク!)

クロ「その中に俺たちも…」

クリーク「もう小賢しいからまとめて殺すわ。猛毒ガス弾M・H・5!!」ズドーン!

クロ「ええええええええーーーっ!?」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 00:57:55.41 ID:laTFbfxt0
海軍「M・H・5が来たぞー!!」

センゴク「これこそがクリークの持つ世界を破壊する力!」

青雉「あらら…ガスはどうも凍らねえな」ケホケホ

黄猿「これは、効くねぇ~」ゲホッ

七武海「ぐあああああああああ」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:00:04.47 ID:laTFbfxt0
パール「やった! ついにギンを助け出したぞ!」

海賊「バンザーイ! バンザーイ!」

センゴク「お前の父ちゃんバーカ」

ギン「んだとコラァ、もっぺん言ってみろ焼き殺すぞ!」

センゴク「はいはい、メガトンパンチ!」

ギン「ぐぎゃああああああああ! 悔いはない! 愛してくれてありがとー!」


 鬼人のギン 死す

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:02:05.85 ID:laTFbfxt0
ルフィ・月 マリンフォード到着

ルフィ「ギン…! 間に合わなかったか!」

月(戦争編突入で僕の存在が忘れ去られるところだった…!)

月(だがまあ計算通り。あとは潰し合った残りをデスノートで確実に殺し…)

月(世界が注目するこの場で、僕は一気に名を上げる!)

月「そして、僕は…!」

月「新世界の海賊王になるっ!」ドンッ!

リューク「まんま言葉の意味でだな」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:04:49.09 ID:laTFbfxt0
戦争を見守る海賊たち

ウルージ「おーおー好き勝手やりなさる」

ホーキンス「クリークの勝率50%、海軍の勝率50%」

アプー「こりゃーどっちが勝ってもおかしくねえなー」

ドレーク「ならここはクリークに加勢して海軍を滅ぼす好機…!」

キッド「面白れぇ! 俺に任せろ!」

ルーキーたち「うおおおおおおおお」

海兵「馬鹿な! この機に他の海賊たちも攻め込んできたぞ!」

センゴク「ふざけるな…!」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:06:53.88 ID:laTFbfxt0
月(さて、僕の行動は決まっている…)

月(デスノートの性質を少しでも知られないために今までこの力を隠してきたが)

月(もうその必要はない。思う存分使ってやる)

月(最後に生き残った強者たちをまとめて殺し…)

月(僕が全世界に勝ちを宣言する! キラの名は一挙に世に広まるだろう)

月(そして世の中が変わってくれば人間も変わってくる…優しくなれる…)

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:08:56.35 ID:laTFbfxt0
黄猿「海賊どもぉ~、今日はシャボンディの時のようには逃がさないよぉ~」

ドレーク「しまった! 黄猿に会うつもりはなかった!」

アプー「お前何しに来たんだよ」

キッド「俺に任せろ!」

============
 ボルサリーノ 海に落ちて溺死
============

魅上「削除」カキッ

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:11:13.07 ID:laTFbfxt0
黄猿「おやぁ~? おっかしいねぇ~」ジャボーン!

ドレーク「黄猿が海に落ちたぞ!」

戦桃丸「おじきがやられるところなんて初めて見たぜ!」

アプー「お前がやったのか…! すごい能力持ってんな!」

キッド「…まあな! 大将の一人を落としたぞー!」

キッド海賊団「おおおおお!」

キッド(どないこうなった…?)

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:13:27.92 ID:laTFbfxt0
海兵「大将二人とも溺死なんて…! 青雉さんは気をつけてくださいね!」

海兵「勢いあまって海に飛び込んじゃだめですよ!」

青雉「あのバカ程行き過ぎるつもりはねェよ!」

ホーキンス「大将相手に藁人形100個では心許ないか…」

ウルージ「大将青雉。人に従うような男に見えないが…元帥の度量が伺えるな…」

ボニー「おめェは私たちが相手だ! 青雉!」

青雉「海賊ども…今死んどくか?」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:15:41.38 ID:laTFbfxt0
ウソップ「ところでそこの死神みたいな奴は誰だ?」

リューク「なんだ? おめェ俺が見えるのか?」

月「なぜお前が! てか、その腕時計返せよ!」

ウソップ「はい」

ゾロ「死神? なんのことだ?」ギロ

月「仕方ない…みんなもこのビブルカードに触ってくれ」

ルフィ「おお! なんだお前!」

リューク「リュークだ、よろしく」

ブルック「ヨホホホホホ」

魅上「……」カキカキカキ

=========
 クザン 海楼石の手錠をはめて海に落ちて溺死
=========

魅上「削除」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:17:54.89 ID:laTFbfxt0
青雉「オニグモ、海楼石の手錠を」

オニグモ「あ、どうぞ…」

青雉「…」かちゃり

オニグモ「!? なぜご自分に!?」

青雉「NO~! バカ言っちゃいけねェよ~!」ジャバーン!

オニグモ「大将おおおおおおおおおおおお!!!!」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:19:55.75 ID:laTFbfxt0
サンジ「あの大将たちが次々とやられていくぞ」

ロビン「これもあなたのデスデスの実の力というわけね。死神さん」

月「その通り。僕の力がわかってくれたなら、同盟成立だな」

月「僕が確実に強敵を殺す。君たちはその他多数との直接戦闘を頼む」

ゾロ「けっ! てめェのボディガードってわけか」

ルフィ「……」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:21:59.40 ID:laTFbfxt0
海兵「あの三大将が三人とも溺死…!」

センゴク「ふざけるな…!」

ガープ「許せん…」ゴゴゴゴゴゴゴ

センゴク「ガープ…!」

ガープ「あいつらは皆何者かの能力によってやられたのじゃ!」

ガープ「そいつは今この場所のどこかにいる!」

ガープ「どこつだ! お前か! お前かああああああ!」ズガガガガ

センゴク「ガープが怒ってる…!」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:24:06.90 ID:laTFbfxt0
月「次は英雄ガープか」

魅上「…」こくり

ルフィ「俺のジイちゃんだ! 手出すんじゃねェぞ!」

月「なんだと」

ルフィ「いやジイちゃんだけじゃねェ! 他の奴らも、もう殺すな!」

月「麦わら、何を言っている?」

ルフィ「うるせー! お前のやり方は気に食わねェ!」

ルフィ「お前となんか組めるかー!」

ゾロ「まあそういうことだ」

サンジ「船長が言うなら仕方ない」

月「……」

月(言ってもわからぬ馬鹿ばかり…)

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:27:00.22 ID:laTFbfxt0
月(だが麦わらの一味に僕の能力の一部を知られてしまった以上迂闊に動けない)

月(ここは一味皆殺しにするしかなさそうだな)

月(魅上、気づけるか…!)チラッ

魅上(……!)

魅上「せ、船長…」

月「幼女? ガチムチ? 何のことです?」

魅上「!!!!」

魅上(やはり神は今動けぬ状態にある!)

魅上(ここは私の独断で動かねば!)カキカキ
=======
モンキー・D・ルフィ
=======

魅上(削除!)

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:29:03.36 ID:laTFbfxt0
ドン!

ルフィ「ぐ……あ、あ……が……!」

ウソップ「おいルフィ! 突然苦しみ出してどうした!」

フランキー「おい! しっかりしろ!」

ルフィ「が…ま…」バタッ

ナミ「ルフィーーーーーー!!!」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:31:16.74 ID:laTFbfxt0
ドドン!

ルフィ「はっ!!!」

ルフィ「今、俺が死ぬ未来が見えた…!」

ルフィ「これは俺の見聞色の覇気が見せたビジョン…!」

月「幼女? ガチムチ? 何のことです?」

魅上「……」カキカキ

ルフィ「!!!!」

ルフィ「お前だなぁ! ゴムゴムのピストル!」ドン!

魅上「ぐはあああっ!」ドカッ!
===========
モンキー・D・ル
===========

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:34:02.29 ID:laTFbfxt0
ルフィ「てめェ今俺のこと殺そうとしただろ!」

月「何をしている! 魅上!」

魅上「神は動けぬ状態にあると…!」

サンジ「そっちが俺たちを殺そうとしたってんなら…」

ゾロ「俺たちも容赦しないぜ」

月「ま、待て! 僕は、こんな奴、知らない…!」

魅上「神いいいいいいいいい!」ガクリ

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:36:04.23 ID:laTFbfxt0
海兵「あそこに何かいるぞ!」

ウルフ「あ、見つかっつった!」

海兵「その他にも錚々たる面々!」

海兵「黒ひげ海賊団!!」

黒ひげ「ゼハハハハハハハハ!!」

黒ひげ「死に目に会えて嬉しいぜ! クリーク!」

クリーク「ティーチ…!!」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:38:29.84 ID:laTFbfxt0
クリーク「ティーチ! てめェだけは許すわけにはいかねェ!」

クリーク「猛毒ガス弾! M・H・5!!」

黒ひげ海賊団「うおおおおおおおおお」バンバンドンドン

黒ひげ「そうだ! やっちまえ、野郎ども!」

クリーク「ぐはぁ…!」

パール「首領クリークうううううううう!」ドン!クリーク!

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:41:08.97 ID:laTFbfxt0
クリーク「ゼェ…ゼェ…」

クリーク「興味はねェがその宝を誰かが見つけた時、世界はひっくり返るのさ!」

センゴク「よせえ!」

クリーク「デスノートは、実在する!」

月(!?)

月(なぜ奴がノートのことを…!)

黒ひげ「ゼハハ! 見事な遺言だ! クリーク!」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:43:11.16 ID:laTFbfxt0
ルフィ「デスノート…?」

海兵「聞いた事ねぇぞ」

海賊「なんだそれ…?」

月(……)

黒ひげ「ゼハハハハハハ! 知らねェのも無理はない!」

月(馬鹿が! 余計なことを言うな! 黒ひげ!)

黒ひげ「デスノートってのは、名前を書かれた人間が死ぬノートのことだ!」

黒ひげ「ワンピースが最高の秘宝なら、デスノートは最凶の秘宝!」

月(駄目だこいつ…早くなんとかしないと…!)

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:45:23.76 ID:laTFbfxt0
月(僕は麦わらの一味に動きを監視されている)

月(魅上はもう使い物にならない)

月(ならば今物陰に隠れている海砂にかけるしか…!)

海砂(わかってるよライト! 黒ひげを殺すんだね…!)
==============
マーシャル・D・ティーチ
==============

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:47:51.94 ID:laTFbfxt0
黒ひげ「ゼハハハハ! 俺たちは今まで能力者狩りをしてきた!」

黒ひげ「そして、今度はこのデスノートの力を頂くとしよう!」

黒ひげ「全てを無に返す闇の力! 全てを破壊する地震の力!」

黒ひげ「そして、あらゆる人間を殺す死の力! 俺こそが最き……!」グラッ

黒ひげ「ぐ、ぐあああ、痛ぇ! 痛ぇよおおおお! ちくしょー!」バタバタ

黒ひげ海賊団「船長!」

黒ひげ「ゼハァ……!」バタッ

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:50:04.49 ID:laTFbfxt0
月(よくやった、海砂)

海兵「黒ひげが…! 死んだぞ!」

海賊「これこそが、奴の言ってたデスノートの力だっていうのか!」

アプー「おいおい、どんでもねえ力だぜこれは…!」

キッド「離れた場所から奴を殺したのか…」

ウルージ「そんな奴とどう戦えと言うんだ!」

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:52:50.52 ID:laTFbfxt0
ホーキンス「いや、まだだ」

ホーキンス「黒ひげにはまだ死相が見えない」

ドレーク「あれは…!」

 ドックン! ドックン!

黒ひげ「ゼハハハハハハハハハ!!!!」

ボニー「生き返った!?」

月(馬鹿な!!!!)

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:54:54.67 ID:laTFbfxt0
黒ひげ「エネルを倒して奪ったゴロゴロの実の力だ!」

黒ひげ「自分自身に心臓マッサージをかけて蘇ったのさ!」

黒ひげ「キラ! 俺にお前の”心臓麻痺”は効かねぇ!」ドン!

月(く…!)

パール「だが、そのキラってのは一体誰なんだ!」

黒ひげ「それについては俺の一味に入った新入りが説明しよう!」

新入り「わかりました、船長……おい、キラ! 聞いているか!」

月(なんだあいつは…)

新入り「私がLです!」ドンッ!

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:56:58.58 ID:laTFbfxt0
L「ここのところお前のことを追っていたが…」

L「ついにここまで辿り付いた!」

L「この戦争の様子は映像電伝虫で全国に中継されているとされたが…」

L「放送局に掛け合い、シャボンディはおろか何処にも放送されていない!」ドン!

月(!!)

L「つまり我ら黒ひげ海賊団の登場はここにいる者のみが知っている情報!」

L「そしてこのタイミングで船長が狙われたということは…」

L「キラ! お前がこのマリンフォードにいるということだ!」ドン!

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 01:59:25.58 ID:laTFbfxt0
L「そして、集結した名立たる海賊たちをデスノートを使ってこの場で殺し…」

L「世界中に勝利を宣言する! それがお前の計画だ! キラ!」

L「だが、お前が呼び寄せた第二のキラのノートは私がすり替えた!」

L「キラ! いや、夜神月!! お前の負けだ!」ドン!

海兵・海賊「!!??」

ルフィ「ライト…!」

月「……」


 月 ( 思 い 通 り ! )

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 02:02:12.02 ID:laTFbfxt0
黒ひげ「で、その第二のキラはいったい…」

L「もう来てます」

第二のキラ「……」カキカキカキカキ

キッド「……!」

アプー「!!」

ドレーク「……!!!」

L「第二のキラ! ワポル!」

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 02:04:21.83 ID:laTFbfxt0
月「……」

月(お前の計画は読めていたよ、L)

月(お前がすり替えたのは偽のノート、本物はワポルの手に)

月「何の話かわからないが、ワポル? 出てきたらどうだ?」

ワポル「神いいいいい」ズサッ

月「ノートを見せてください」

L「ここにいる海賊たちの名前が並んでいますね。ライトくん、あなた意外の」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 02:06:49.98 ID:laTFbfxt0
月「最初の名前を書いてから何秒ですか?」

「15・・・14・・・13・・・」

キッド「……!!」

「12・・・11・・・10・・・」

月(まだだ! まだ笑いを堪えるんだ!)

「9・・・8・・・7・・・」

ウソップ「やべええよおお! 死んじまううううう!!」

「6・・・5・・・4・・・」

黒ひげ「ゼハハハハハハハハ!」

「3・・・2・・・」

月「L、海賊ども……」

「1・・・」

月「僕の勝ちだ!」

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 02:08:58.64 ID:laTFbfxt0
「……」

ウソップ「あれ、死なない……」

月「なぜ何も起こらない?」

ロー「まあ単純な話。俺がシャンブルズして偽のノートとすり替えたのさ」

ロー「偽のノート作成はジャンバールが一晩で作ってくれました」

ベポ「えっ一晩で!? ジャンバール、そんな激務をよくやり遂げたな!」

ジャンバール「奴隷じゃなければ何でもいい…」バタッ

月「馬鹿なあああああああああ」

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 02:11:26.41 ID:laTFbfxt0
月「罠だ! これはLが仕組んだ罠だ!」カチャカチャパキン!

月「…!」カキカキ

黒ひげ「仕込みのノートだ!」

ウソップ「ウソップ輪ゴーム!!」パチン

月「ぐああああああああ」

月「ウソップ! 誰を打っている! 打つなら僕意外を狙え!」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 02:13:36.74 ID:laTFbfxt0
黒ひげ「見苦しいぞライト! 野郎ども!」

黒ひげ海賊団「おおおおおおおお!!」ドンドンバンバン

ルーキーたち「俺たちもいくぜー!」ドカドカ

月「うあああああああああああ」

ゾロ「終わったな、ルフィ」

ルフィ「ああ」

リューク「ちょっと待ったー!!」

「!?」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 02:15:50.23 ID:laTFbfxt0
リューク「まだ俺が残ってるぜ!」

リューク「デスノートは俺にとって特別なもんじゃない…」

リューク「だが、ワンピースの話には興味が湧いた!」

リューク「この俺が海賊としてワンピースを手に入れてやる!」

リューク「ここにいるお前らを殺してなあ! でれしししししし」カキカキ

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 02:17:55.13 ID:laTFbfxt0
L「!!」

黒ひげ海賊団「おおおおおおお!」バンバンドンドン

海兵「撃てー!」バンバン

リューク「でれしししし!」スカッスカッ

海兵「効いてない!?」

リューク「死神の俺には当たらねえよ!!」ドン!

ルフィ「ゴムゴムのピストル!」

リューク「ぐああああああああああ!」ドカッ!

リューク「死神の俺に…攻撃を…!?」

ルフィ「武装色硬化!」しっしっし

リューク「覇気使いか、鬱陶しいのう…」バタッ

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 02:19:58.71 ID:laTFbfxt0
ルフィ「そして、ゴムゴムの火拳銃!」ボオオオオオ!

アプー「あいつ!」

ドレーク「すべてのデスノートを燃やしたぞ!」

ウルージ「おーおー好き勝手なさる」

ルフィ「人が死んでいいことなんて、何もねぇ!」ドン!

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 02:23:00.95 ID:laTFbfxt0
黒ひげ「っしゃあああ! じゃあ祝杯にみんなで飲みに行くか!」

アプー「おおー! いいっすねー!」

黒ひげ「今日は俺の奢りだ!」

キッド「おお! さすが先輩! ふとっぱらー!」

ルフィ「肉美味いとこにしようぜー!」

ドレーク「じゃあ二次会はキラーん家な!」

キラー「俺今日女呼ぶんだよ…」

ゾロゾロゾロゾロ

ルーキーたち 帰宅! ドン!

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 02:25:49.94 ID:laTFbfxt0
センゴク「どうやら一連の騒動が終わったようだな…」

ガープ「じゃが…じゃが…大将たちが…!」ぐぬぬ

センゴク「ダーイブツブツブツブツブツwwwwww」

ガープ「うん?」

センゴク「いつまで寝ているつもりだ。お前ら」

青雉「あらら、バレてたの」むくっ

黄猿「ワシらがそう簡単にやれれるわけないでしょ~」むくっ

赤犬「細けぇ事ぁ気にせんでくれじゃけぇ」むくっ

ガープ「お前ら…」うるうる

センゴク「さて、そろそろ時間のようだ! 赤犬!」

赤犬「じゃけ」ドン!

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/23(火) 02:27:55.99 ID:laTFbfxt0
赤犬「くぅ~疲れましたw これにて完結です!」

黄猿「わっしの可愛さは十分に伝わったかな~?」

青雉「あらら」ヒエッ

では、

センゴク、ガープ、赤犬、青雉、黄猿、俺「皆さんありがとうございました!」



センゴク、ガープ、赤犬、青雉、黄猿、俺「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に終わり

ありがとうございました。