アイリス「ちょっと何言ってんのよサトシ…」

サトシ「チッ」

デント「最悪だよ」

ベル「気分悪い」

デント「何だか雰囲気が悪くなっちゃったね！ご飯にしようか！」

サトシ「おう、賛成～！俺もうお腹ペコペコだよ！」

ベル「あたしもあたしも！デント君のお料理食べた～い！」

アイリス「もうサトシったら本当子供ね～！ご飯なんかで騒いじゃって！」

デント「チッ」

ベル「本当なんなの空気読んでよ」

デント「最悪すぎるね」

サトシ「あ～あ、誰かさんのせいでせっかくのご飯も楽しめないな」

アイリス「えっ…」

ベル「何だか一匹ウザいのいない？」

デント「本当だね、早く追い出しちゃおう」

サトシ「言わなきゃ分かんないかな？」

アイリス「…」

デント「分からないみたいだねｗ」

ベル「ほんっと空気読めないのねｗ」

ベル「でもサトシ君って優しいわよね、ウザイのの相手してあげてｗ誰とは言わないけどｗ」

デント「毎日大変だよねサトシｗ誰とは言わないけどｗ」

サトシ「もうあの顔見ただけで胸糞悪くなるもんなｗ誰とは言わないけどｗ」

アイリス「…」

デント「さあ出来たよ！」

サトシ「いただっきまーす！」

ベル「おいしーい！」

サトシ「いつ食べてもうまいぜ！」

デント「そう言ってもらえると嬉しいよ」

アイリス「私の分が無いんだけど！」

サトシ「ハア？」

デント「チッ」

ベル「何で三人分しか作らなかったのか分からなかったわけ？」

サトシ「アスペってレベルじゃねえぞ」

アイリス「何言ってるのよ！私のも作ってよ仲間でしょ！」

デント「…」

サトシ「…」

ベル「…」

ベル「せっかくの美味しいお料理が台無しだわ」

デント「ごめんねベル、嫌な思いをさせちゃったね」

サトシ「デントが謝る事ないぜ！悪いのは空気読めない誰かさんだよ」

ベル「そうね、こんな嫌な雰囲気になったのは誰かさんのせいよ」

デント「空気の読めない人って嫌だよね～ｗ」

サトシ・ベル「だよね～ｗ」



アイリス「あんたたちいい加減にしてよ！」

アイリス「さっきからなんなのよ！？早くご飯作りなさいよ！」

デント「…」

サトシ「チッ」

ベル「チッ」

アイリス「ちょっとデント！黙ってないで返事しなさいよ！」ｶﾞｼｯ

サトシ「お前こそいい加減にしろブス！」

ベル「デント君大丈夫！？」

デント「大丈夫だよ、少し驚いただけ」

サトシ「人間様に触るんじゃねえ！」ﾎﾞｶｯ

アイリス「私だって人間よ！？」

ベル「ハア？」

デント「そんな大きな頭で醜い顔の人間はいないよ」

サトシ「人間ってのはなぁ、ちゃんと風呂に入ったりするんだよ！」

ベル「そして人間はちゃんとご飯を作って貰ったらお礼を言うのよ」

デント「君に人間を名乗る資格は無いね」

ベル「何か一つでも人間らしいことしたの？」

アイリス「だって仲間なんだからご飯作るのは当たり前でしょ！お風呂だって毎日ポケモンセンターで泊まれる訳じゃないし！」

デント「あ～あ」

サトシ「チッ」

ベル「もう駄目ね」

サトシ「もうお前と喋りたくない」ｶﾁｬｶﾁｬ

ベル「私も」ｶﾁｬｶﾁｬ

デント「無駄な時間だったね」ｶﾁｬｶﾁｬ

アイリス「何で片付けちゃうの！？私まだお昼食べてないってば！」

ベル「デント君ありがとう！とっても美味しかったわ！」

サトシ「いつも作って貰って悪いな、俺も感謝しないとな！」

デント君「ううん、美味しいって言ってもらえるなら作ったかいがあるよ」

アイリス「私だって昨日までは毎日その料理食べてたけど～？」

ベル「…」

デント「…」

サトシ「…」

アイリス「何で無視するのよ！？」

サトシ「何か臭いような気がするけど気のせいだな、よしそろそろ出発しようぜ」

アイリス「あんたたち！聞こえてるでしょ！」

デント「何だか変な声も聞こえるけど気のせいかな、二人とも忘れ物はないかい？」

ベル「そうね、きっと全部気のせいよ！モンスターボールにジムバッチケース…オッケー！」

サトシ「ライモンシティに向けて出発だ！」

アイリス「待ちなさいよサトシ！」

ベル「…」

サトシ「…」

デント「…」

サトシ「ベルのジム戦、どんなバトルになるんだろう？ワクワクするぜ！」

デント「ジムリーダーのカミツレさんはとっても強いらしいからね、僕も楽しみだよ」

ベル「新しくゲットしたチョボマキもいるし絶対大丈夫！二人とも見ててね！」

アイリス「私お腹空いたんだけど」

サトシ「…」

デント「…」

ベル「…」

デント「後カミツレさんは凄く美人らしいよ～」

サトシ「へぇ～」

ベル「うふふ楽しみ～」

アイリス「ねぇ」

ライモンジム到着

サトシ「こういうのは最初が肝心だからドーンと行けよ！大きな声で頼もー！だ！」

ベル「分かったわ！（すぅー）…たのも～！」

デント「気合い充分だね」

アイリス「あ～あ、ジムの前で大きな声出して恥ずかしい…子供ね～」

サトシ「…」

デント「…」

ベル「…」

カミツレ「ようこそライモンジムへ、私のポケモンで皆をクラクラさせちゃ…あら」

カミツレ（な、何なのこの子達…どうして頭の大きな子を無視しているの…？）

サトシ「おお！デントの言った通りだ」

デント「カミツレさん、とってもビューティフルなテイストだね」

ベル「あ～ん私もあんな風に大人っぽくなりた～い」

アイリス「サトシってばああいうのが好みなの？私の方が可愛いと思うけど？」

カミツレ（えっ）

ベル「…」

デント「…」

サトシ「…」

ベル「あの、私ジム戦の予約してたベルですけど…」

カミツレ「あなたが挑戦者ね、可愛いからって手加減はしないわよ」

アイリス「私の方が可愛いわよ！」

カミツレ「…」

ベル「…」

デント「…」

サトシ「…」

ベル「はい！よろしくお願いします！」

カミツレ（無視される理由が分かったわ）

カミツレ「こちらこそよろしくね、ベルさん」

サトシ「ベル頑張れー！」

デント「これは興味深いバトルになりそうだ！」

カミツレ「ゼブライカ！スポットライトの中へ！」ﾎﾞﾝｯ

ゼブライカ「ヒヒーン！」

ベル「よぉ～しチョボマ

アイリス「行きなさいドリュウズ！」ﾎﾞﾝｯ

ベル「えっ」

カミツレ「えっ」

サトシ「えっ」

デント「えっ」

アイリス「電気タイプが相手ならドリュウズで楽勝ね！」

カミツレ「…！？」

カミツレ（何！？何が起こっているの！？）

ベル「…」

デント「…」

サトシ「…」

アイリス（ここでジムリーダーに勝てばサトシ達の見る目も変わるはず！）

ゼブライカ「…」

カミツレ「うちはタッグバトルやってないのよ、ごめんなさいね」

カミツレ（正直どうしたらいいのか分からないわ…この子）

アイリス「もちろん私一人でバトルします！ドリュウズ、メタルクロー！」

カミツレ「…」

ドリュウズ「！？」（何か俺すげえ白い目で見られてる！？何でだよ！？）

ベル「…」

サトシ「…」

デント「…」



ドリュウズ「…」（これどういう状況っすか？）

ゼブライカ「…」（お前の主人が割り込んできたんだよ）

ドリュウズ「…」（マジすんません）

アイリス「なにボーッとしてるのドリュウズ！早く技を出しなさい！」

アイリス（ここで負けたらサトシ達に馬鹿にされる！）

ドリュウズ「…」（えーっと…）

ゼブライカ「…」（とりあえず反抗してみたら？）

ドリュウズ「…」（はい）

ドリュウズ「…」ｺﾞﾛﾝ（引きこもりモード）

アイリス「何やってるのドリュウズ！！」ｲﾗｯ

審判「ドリュウズは試合放棄と見なします」

審判「勝者はジムリーダーのカミツレ！」

アイリス「納得できない！やり直してよ！」

審判（っていうかお前予約してねーだろ）

サトシ「…」

デント「…」

ベル「…」

カミツレ「…」

ゼブライカ「…」

ドリュウズ「…」（死にたい）

アイリス「まだ他にポケモンはいるわよ！行きなさいエモンガ！」ﾎﾞﾝｯ

エモンガ「エモｗｗｗｗｗｗ」ｴﾓｴﾓ

カミツレ「…」

審判「…」

アイリス「あら？このまま何もしないと私の勝ちになっちゃうわよ？」

エモンガ「エモｗｗｗｗｗｗ」ｴﾓｴﾓ

カミツレ「…」

審判「…」

サトシ「…」

デント「…」

ベル「チッ」

アイリス「やったー！私の勝ちね！どうサトシ？私の凄さがわかった？」

サトシ「…」

アイリス「あっバッチは別にいらないから！勝ちたかっただけだし」

カミツレ「…」

エモンガ「エモエモｗｗｗｗｗｗ」ｴﾓｴﾓ

ゼブライカ「…」

アイリス「まっこれくらい余裕よ」ﾌﾌﾝ




カミツレ「さあベルさん、変なのも大人しくなったようだしバトルしましょうか」

ベル「はいっ！行けーっチョボマキっ！」ﾎﾞﾝｯ

サトシ「おおっ！ベルのチョボマキ強そうだな！」

デント「どっちもがんばれ～っ！」

アイリス「…」

アイリス「ちょっとサトシ！私の活躍見てなかったの！？」ｶﾞｼｯ

エモンガ「エーッモーｗｗｗｗｗ」ｴﾓｴﾓ

サトシ「…」

カミツレ「ゼブライカ、ニトロチャージ！」

ゼブライカ「ヒヒーン！」ﾄﾞｽﾄﾞｽ

ベル「あの攻撃…くらったら一溜まりもないわ！チョボマキまも

アイリス「サトシ聞いてるの！？私カミツレさんに勝ったんだけど！？」

サトシ「黙れブス」

デント「黙れブス」

ベル「もう最悪」

カミツレ「ベルさん、大丈夫？何だか気分が悪そうよ」

ベル「ごめんなさい…頭痛がしてきて、バトルは放棄します」

カミツレ「その方がいいわね、また違う時間に予定を入れておくから今日はゆっくり休みなさい」

ベル「ありがとうございますカミツレさん…チョボマキ戻って」ｼｭｯ

サトシ「残念だけど仕方ないな…」

デント「ポケモンセンターに戻ろうか」

ベル「うん…みんなごめんね」

アイリス「ハア！？せっかく来たんだから戦いなさいよ」
（それでベルが負ければ私の凄さが引き立つのに！）

カミツレ「…」

サトシ「…」

デント「…」

ベル「…」

審判「…」

ゼブライカ「…」

エモンガ「エッモーーンｗｗｗｗｗｗｗ」ｴﾓｴﾓ

ポケモンセンター

サトシ「ジョーイさんがベッド使ってもいいって、良くなるまで休んでなよ」

ベル「うん、少し横になるね」

デント「目が覚めるまで僕たちが看ていてあげるから心配しないで」

ベル「ありがとう二人とも…すぅ」ｽﾔｽﾔ

サトシ「起きるまで静かにしとかないとな」ﾋｿﾋｿ

デント「ふふ、可愛い寝顔だね」ﾋｿﾋｿ



アイリス「サトシ！！こんなところにいていたの！？何で私を無視して帰るのよ！？」ﾊﾞﾀﾝﾊﾞﾀﾝ

サトシ「おい」

デント「最悪だよ」

ベル「うぅ…」

サトシ「マジで黙れよお前」

デント「この状況が理解できないの？」

アイリス「二人して何怒ってるのよ、本当子供ね～」

サトシ「誰のせいでベルが寝込んだと思ってるんだよ」

デント「君が空気を読めないせいだね」

アイリス「何でもかんでも人のせいにして子供ね～勝手に気分が悪くなったんでしょ」

サトシ「…」ｲﾗｲﾗ

デント「…」ｲﾗｲﾗ

サトシ「…」ﾁﾗｯ

ベル「うう～ん…」

サトシ「…ここじゃ大声出せないぜ」

デント「サトシ、何とかしてアイリスを追い出してよ」

サトシ「おう、俺に任せとけ」

アイリス「はあ～その女邪魔だから追い出しちゃおうよサトシ」

サトシ「おい」

アイリス「なによ」

サトシ「来い」

アイリス「なによ、もしかして私に告白でもする気？私は三高じゃないと相手にしないわよ」

サトシ「…」ｽﾀｽﾀ

アイリス「無視するんじゃないわよ！」ﾄﾞｽﾄﾞｽ

デント「頑張れサトシ！」

デント「アイリスがいなくなって静かになったね…」

ベル「…すぅすぅ」

デント「ふふ、よく寝てる」

デント「サトシがうまくアイリスを追い出したらベルに一緒に旅をするか聞いてみようかなぁ」

デント「女の子の一人旅は危険だからね…特に可愛い子は」



サトシ「…」

アイリス「…ねぇ」

サトシ「…」

アイリス「何か話があるんじゃないの？」

サトシ「最初に言っておく」

アイリス「？」

サトシ「俺はお前が嫌いだ」

アイリス「えっ」

サトシ「デントもお前が嫌いだ」

アイリス「えっ」

サトシ「ベルもお前が嫌いだ」

アイリス「えっ」

サトシ「ピカチュウもお前が嫌いだ」

アイリス「えっ」

サトシ「俺達はお前の良さなんて一つも分からない」

アイリス「…」

サトシ「早く消えて欲しいと思ってる」

アイリス「…」

サトシ「前にデントと話してブスなのは生まれつきだから仕方ないという結論になった」

アイリス「…」

サトシ「問題はお前のウザさだ」

アイリス「…」

すんません離れます

サトシ「口を開けば人を馬鹿にする発言」

サトシ「全く女の子らしく振る舞わない所」

サトシ「人に迷惑しかかけないお前には心底うんざりさせられるよ」

サトシ「今日なんて船の上でドリュウズにあなをほるを命令する低脳さを晒したな」

アイリス「私はヒロインだから何を言ったっていいのよ！」

アイリス「それに元が可愛いから一々容姿を気にしなくていいのよ」

サトシ「チッ」

サトシ「そういう態度だから皆から嫌われるんだろ！」

アイリス「あんた達が勝手にそう言ってるだけでしょ！私みたいな可愛いヒロインと旅が出来るだけ有り難いと思いなさいよ！」

サトシ「…」ｲﾗｲﾗ

アイリス「私はどこかのヒロインと違ってヘソを出したり太ももだしたりミニスカはいたりしなくても可愛いのよ？どうしてそれが分からないの！？」

サトシ「ハァ！？」

各地方

カスミ「…」ｲﾗｯ

ハルカ「…」ｲﾗｯ

ヒカリ「…」ｲﾗｯ

三人（何か凄くイラッとした）

サトシ「俺の事は何を言ってもいい、でも仲間の事を馬鹿にするな！」ｶﾞｼｯ

アイリス「ふ～ん、私を殴るつもり？女の子を殴るなんて本当子供ね～」

サトシ「正直言ってボコボコにしたい…俺達の今までの怒りを倍にして殴っても足らねえ…」ﾜﾅﾜﾅ

アイリス「ちょっと！こんな可愛い女の子を殴るの！？」

サトシ「全く可愛くねえよ！」

サトシの脳内

デント（暴力は駄目だよサトシ！アイリスなんか殴って捕まったらお母さんが泣くよ）


サトシ「だよな…ママを悲しませる事だけはやっちゃいけない」

アイリス「やっぱり殴る度胸なんて無いんでしょ、本当子供ね～ｗ」ﾎｯ

サトシ「…」

サトシ「こんなに嫌われてまで何で俺達に付きまとうんだよ？」

アイリス「私の勝手でしょ！」

サトシ「いい加減気付けよ！消えろって言ってるんだ！」

アイリス「…」

サトシ「お前は誰にも必要とされてないんだよ！」

アイリス「…でもデントが一緒に行こうって言ってくれたし…」

サトシ「社交辞令に決まってるだろ！常識のある奴はあの場では一応誘うもんなんだよ！」

アイリス「…」

サトシ「お前ここに残れよ」

アイリス「えっ」

サトシ「さよならアイリス」

アイリス「えっ」

サトシ「元気でな」

アイリス「待ちなさいよサトシ！」

サトシ「付いて来るな！」

アイリス「えっ」

サトシ「お前は俺達の世界にいちゃいけないんだ！」ﾀﾀﾀ

サトシ（俺、こうそくいどうだ！）ｼｭﾀﾀﾀ

アイリス「サトシ！」（早すぎる…ついて行けない！）

サトシ「…よし、上手く逃げられたぜ！」

サトシ「これで俺達の邪魔をする奴はいない！」

サトシ「ヤッホーー！これから楽しい旅が始まるぞ！デントの所に戻ろう！」


ポケモンセンター内


ベル「キャー！」

デント「やめるんだエモンガ！」

エモンガ「エーモーｗｗｗｗｗ」ｴﾓｴﾓ

ｶﾞｼｬｰﾝ　ﾄﾞｶｰﾝ

　ﾄﾞｶﾞｼｬｰﾝ

アイリス「こうなったら実力で私の重要さを思い知らせてやる！」

デント「もう最悪だよ」

ベル「ほんと意味わかんない」

サトシ「げぇっアイリス何やってんだよ！？」

サトシ「ちゃんと捨ててきたのに！？」

デント「僕たちだけじゃなくてポケモンセンターにいる人達にも迷惑をかけるなんて…！許せないテイストだよ！」

ベル「やめてやめてやめて～！ここで暴れるのは嫌～！」

エモンガ「エッモーンｗｗｗｗｗｗｗ」ｴﾓｴﾓ

アイリス「これで私の恐ろしさが分かったわね」ﾌﾝ

ジョーイ「何なのあなた！やめなさい！」

タブンネ「たぶんね～」

アイリス「うるさい　乱ピンク！行きなさい…」ｻｯ

ドリュウズ「…」（俺じゃありませんように）

アイリス「キバゴ！りゅうのいかり！」

ドリュウズ「…」ﾎｯ

キバゴ「キバ！？」（えっ！？）

アイリス「思いっきりやっちゃって！」

キバゴ「キバ…」（気は進まないけどやらないとボコボコにされるだろうな…）

キバゴ「キバッ！！」ﾄﾞｺｰﾝ！

ジョーイ「皆さん！危ないので逃げて下さい！タブンネは怪我した人を運んで！」

タブンネ「たぶんね～」ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ

アイリス「あ～気持ちいい～」ﾆｺﾆｺ

サトシ「…」

サトシ「怒りで頭がどうにかなりそうだぜ…」

デント「僕もだよ…」

ベル「私もよ…」

カミツレ「ポケモンセンターから煙が…？事件かしら」ﾋﾟﾎﾟﾊﾟ

カミツレ「ジュンサーさん、すぐに来て下さい」


サトシ「行けツタージャ！エモンガをつるのムチで捕まえろ！」

ツタージャ「タジャ！」ﾊﾟｼｯ（キモンガ死ね）

エモンガ「エッッモーッッｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ｴﾓｴﾓ（よお緑ブスｗｗｗ）

デント「頼むぞヤナップ！エモンガにソーラービーム！」

ヤナップ「ヤナッ！」ﾌﾟﾌﾟﾌﾟｯ（僕こいつ嫌い）

エモンガ「エッッッモーッッンｗｗｗｗｗｗｗ」ｴﾓｴﾓ（いてええええええ！）

ベル「お願いチラーミィ！スピードスター！」

チラーミィ「ラミッ！」ｼｭﾊﾟﾊﾟﾊﾟ（この前の放電ブスかよ）

エモンガ「」

エモンガ　は　たおれた！

アイリス「ちょっと！三人で攻撃するなんて卑怯よ！」

ジョーイ「ポケモンセンターで暴れるような人が言う資格は無いわ！」

タブンネ「うん」

サトシ（正直あのエモンガうざかったからスッキリしたぜ）

デント（エモンガざまあ）

ベル（私のチラーミィを焦げ焦げにした罰が当たったのよ！）ﾌﾟﾝｽｶ

アイリス「なによ…！皆してわたしを苛めて…！」

デント「正確には君の横暴さに僕たちが虐められてるんだよ」

サトシ「ポケモン達を苦しめやがって！許さねえ！」

ベル「ジム戦を滅茶苦茶にしてくれたお礼はしっかりしてあげるわ！」

アイリス「待ちなさいよ！私を傷付けたら犯罪になるわよ！」

サトシ「ぐぬぬ」

デント「ぐぬぬ」

ベル「ぐぬぬ」

ジュンサー「みんな待って！」

サトシ「ジュンサーさん」

ジュンサー「アイリスさん、あなたを逮捕します！」ｶﾞﾁｬ

アイリス「なんで私が逮捕されなくちゃいけないの！？」

デント「いや、当たり前だよ」

サトシ「いや、当たり前だろ」

ベル「いや、当たり前でしょ」

ジュンサー「凶悪犯の逮捕にご協力、ありがとうございました！」

アイリス「手錠なんて酷いじゃない！外しなさいよ！」ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

ジュンサー「あなた自分のやったことの重大さが分かってないの！？何の罪も無い人を怪我をさせて２人も死者を出したのよ！」

アイリス「だって…！サトシが私の事嫌いだとかいらないとか子供みたいな事言うから！」

ジュンサー「それはあなたのせいでしょう！牢の中で反省するのね！」

　ﾋﾟｰﾎﾟｰ　ﾋﾟｰﾎﾟｰ


サトシ「…行ったな」

デント「…行ったね」

ベル「…行ったわね」

サトシ「これでアイリスの愚痴を聞かされる事も」

デント「毎日池沼のように飯、飯と言われる事も」

ベル「醜い顔を見せられる事も」

サトシ・デント・ベル「ない！」

サトシ「さあ、キモいのもいなくなったし気を取り直してもう一度ジム戦予約しに行こうぜベル」

ベル「ええ、ウザイのがいなくなったらすっかり元気になっちゃった！」

デント「僕もようやくブスを見なくてすむよ！この感じ…まさしく最高のテイストだね！」

サトシ「ﾊﾊﾊ」

デント「ﾊﾊﾊ」

ベル「ﾌﾌﾌ」





アイリス「あいつら…覚えてなさいよ」ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

ジュンサー「黙ってキビキビ歩きなさい！」

アイリス「くっ」ｲﾗｲﾗ

デント「ねぇベル、良かったら僕たちと一緒に行かないかい？」

ベル「サトシ君やデント君と？」

サトシ「おっ！それいいアイデア！」

デント「アイリスがいなくなった事で皆で楽しく旅が出来ると思うんだ」

ベル「面白そう！行く行く～！」

サトシ「よぅし！じゃあ改めて…よろしくなベル！」

デント「うん、僕たちは絶対に最高のマリアージュになるよ！」

ベル「こちらこそよろしくね！」


ハッピーエンド






アイリス「ふん、ドラゴンマスターを目指す私がこんな刑務所抜けられないわけないじゃない」
（アイリス、髪の毛で手錠を外す）

アイリス「待ってなさいよサトシ…！」

終わり

カスミ「今サトシが凄く嬉しそうにしてる顔が思い浮かんだわ、あいつ元気にやってるのかしら」

ハルカ「なんだかよくわからないけど嬉しいかも～あっマサト、寝る前にはきちんと歯を磨くのよ」

ヒカリ「サトシ達なら何があっても大丈夫！だよねポッチャマ！」