1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:09:14.32 ID:M2woQdlM0
アスナ「びっくりしたーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww?」
キリト「」
アスナ「ん?ん?あまりのドッキリ具合に言葉も出ないのかなwwwwwwwwwwwwwwwwww?」バッバッ
キリト「」
アスナ「し、死んでる……」
引用元: ・アスナ「キリト君の端正なお顔にバケツプリンどーんwwww」グチャッ
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:11:30.01 ID:M2woQdlM0
アスナ「うわーん!そんなー!キリト君が死んじゃったー!」オーイオイオイ
アスナ「いつもいつもスカした感じの天下無敵のキリト様が死ぬなんてぶっちゃげありえないー!」
アスナ「攻撃力と反応重視した厨振りなのにどうしてこんな簡単に死んじゃったのー!」
アスナ「こんなんじゃ『キリトとアスナのいちゃいちゃに期待してください☆』って目的を完全にはき違えた書評が書いてもらえなくなっちゃうよー!」
アスナ「はぅ!これってもしかして行き遅れ!?オワタ!?気づいた時にはもう子宮に蜘蛛の巣が張っちゃってるんだー!」オーイオイオイ
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:12:20.21 ID:M2woQdlM0
キリト「アスナ」
アスナ「婚活ぱーてぃーに行っても皆私の美貌に嫉妬してついたあだ名が『S(サゲマン過ぎてマジ)A(ありえねぇあいつなすび入れ過ぎたラザニアの匂いしねぇ?ああするする的な)O(女)』みたいなのになるんだわー!」
キリト「アスナ」
アスナ「キリト君!流石!知らない間にオート回復のスキルで回復してたんだね!二刀流ってすごい!」パァッ
キリト「いやまぁそうだけど。どうしてバケツプリンを?」
アスナ「キリト君に食べてもらいたくて……ほら、私達まわりから見たらー、新婚さん?みたいに?見えちゃうし?それなら?手料理の一つでも?」
アスナ「あまりの私の懐の深さにきゅんきゅん☆してもいいんだよ?キリト君」モジモジ
キリト「……うん、分かった。分かったから次はちゃんと目の前に出してくれ」
アスナ「うんっ!」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:12:53.05 ID:M2woQdlM0
ーー翌日
アスナ「キリト君の端正なお目目の真ん前にバケツプリンどっかーーーーーーーーーんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」グシャッ
キリト「……アスナ。バラバラに砕け散ってる」
アスナ「知ってるよ?」シレッ
キリト「え」
アスナ「しゃぶれよ」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:13:27.95 ID:M2woQdlM0
キリト「アスナ」
アスナ「床に落ちた一かけらまでしゃぶって食べろよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
キリト「アスナ。落ち着いてくれ」
アスナ「私が落ち着くのはキリト君の隣だけですー!いいから食べて食べて♪」
キリト「せめてスプーンを」
アスナ「剣があるじゃない」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:14:06.03 ID:M2woQdlM0
キリト「いや」
アスナ「黒白のプリンが掬えそうな形した剣があるじゃない」
キリト「これは武器で」
アスナ「まっさか天下の二刀流がwwwwwwwwwwwwwプリンもwwwwwwwwwwww食べられないのwwwwwwwwwwwwwwwwww?」ブフッ
キリト「……」チャキッ
アスナ「あそっれ二刀流♪やれ二刀流♪天下無敵の二刀流♪はい!もう一杯!」ヤンヤヤンヤ
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:14:41.53 ID:M2woQdlM0
キリト(俺は……何をやってるんだろう)
キリト「……」モッチャモッチャ
アスナ「どう?どう?」
キリト「甘い」
アスナ「もっとメィニアックに評してくれなきゃ嫌!弥勒菩薩と関連付けて感想を話して!」
キリト「……少し考える時間をくれ」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:15:17.43 ID:M2woQdlM0
アスナ「うんっ!」
キリト「……」
アスナ「まーだっかなー♪まーだっかなー♪」ワクワク
キリト「できた」
アスナ「はいどうぞ!明日菜亭気離徒さん!」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:15:52.65 ID:M2woQdlM0
キリト「まず、甘い。どうしようもないほど甘い。おそらく砂糖を入れ過ぎたものだろうが、これほど甘いプディングには出会ったことがない」
キリト「これはもう兵器だ、一種の戦闘スキルだ。あまりの甘さに弥勒菩薩すら救う事をためらうレベル。そのくらいに甘い」フキフキ
キリト「異常だ」
アスナ「ぅ……ぅ……」ポロポロ
キリト「アスナ!?」
アスナ「うぇぇぇぇぇぇぇぇぇん……」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:16:50.80 ID:M2woQdlM0
キリト「あの」オロオロ
アスナ「ごめんね……ダメな嫁でごめんね……こんなんじゃ天下の二刀流のお嫁さんにはなれないよね……」
キリト「いや、あくまで感じたままを言っただけで……将来の成長もあるだろうし」
アスナ「決めた!私、明日から毎日キリト君のためにバケツプリン作る!バケツプリンを私の十八番にするの」
アスナ「そして将来『幸せな二刀流ファミリー』として取材が来た時に……」モンモン
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:17:32.06 ID:M2woQdlM0
アスナ『これがウチの家庭料理なんですー、主人が大好きで』クネクネ
キリト『アスナの作るバケツプリンで糖尿病になるなら本望だよ!秘技・インスリン二刀流!』プスー
アスナ『こんな感じでー、インスリン打ちながら食べてくれるんですよー♪嬉しいけど、もう困っちゃーう♪』クネクネ
キリト『戦闘快勝!血糖上昇!寿命は抹消!YO!YO!YO!チェケラッ!』
アスナ『やだもうキリト君ったら練習中の下手くそなラップで応援だなんてー♪』クネクネ
テロップ『それにしてもこの二刀流、ノリノリである』
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:18:08.69 ID:M2woQdlM0
アスナ「みたいな!」バッ
キリト「」
アスナ「あ、キリト君ラップ練習しておいてね」
キリト「」
アスナ「プリンも全部食べてね、キリト君のために頑張っちゃうんだから☆」
キリト「」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:18:38.18 ID:M2woQdlM0
ーー翌日
キリト(常に周囲に気を配らないと……いつ襲われるか分からない)
アスナ「キリト君の端正な頭から腰先にかけてバケツプリンちゅどーーーーーーーんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
キリト「ぐはっ……!」グシャッ
キリト(後ろを取られたっ!?)
アスナ「ほら、食べて食べて」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:19:08.36 ID:M2woQdlM0
キリト「……アスナ。まず投げて渡すのをやめないか」
アスナ「だ、だって恥ずかしぃ……」カァァ
キリト「嘘を吐くな」
アスナ「恥ずかC」
キリト「やかまC」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:19:55.88 ID:M2woQdlM0
アスナ「ホントだもんっ。そんな意地悪言うなら明日から量を二倍にしちゃうぞ?」ツンッ
キリト「分かった。分かったよ。この粉々になったバケツプリンを地べたに這いつくばって食べればいいんだろ?食べるよ」
アスナ「うんっ!わりと現実主義者なキリトくん大好き!権力に歯向かわないタイプ!」
キリト「……」モッチャモッチャ
アスナ「どう?どう?ICBMと関連付けて感想お願い!」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:20:37.09 ID:M2woQdlM0
キリト「辛い。激辛だ。I(今まで食べた事ないくらい)C(クッキングスキルを戦闘スキルに転用したこのバケツプリンは)B(ベロが)M(燃えそうなくらい辛い)」
アスナ「そっか。お疲れっ!」ポンッ
キリト「」イラッ
アスナ「それはそれとしてキリト君。私のあだ名知ってる?」
キリト「……?狂戦士か妖精女王か?」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:21:18.16 ID:M2woQdlM0
アスナ「ちーがーいーまーすー!あのねあのね、世間の人が言うにはね、私のあだ名はー……」
アスナ「キリト君のー……お嫁さんっ!きゃんっ☆」
キリト(今すぐ離婚したい)
アスナ「子供は二刀流スキル持ちが出てくるまで粘ろうね、キリト君☆時代は厳選だよ!6Vめざパあたりまえ!乱数調整もしようね!」
キリト「アスナ。疲れてるんじゃないか?」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:22:09.16 ID:M2woQdlM0
アスナ「疲れてないよ!むしろ健康だよ!」
キリト「いや、いくらなんでも異常過ぎる」
アスナ「そんなことないよー!」キャッキャッ
キリト「……」
アスナ「元気元気ー!」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:22:58.72 ID:M2woQdlM0
ーー翌日
アスナ「キリト君っ」ギュッ
キリト「アスナ……今日はバケツプリン持ってないのか」
アスナ「甘えたくなっちゃった。えへへ……」スリスリ
キリト(まぁ、これはこれで)
アスナ「……キリトくん?」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:23:46.02 ID:M2woQdlM0
キリト「何だ?」
アスナ「私の事、好き?」
キリト「嫌いじゃないよ」
アスナ「そんな返事じゃ、私不安になっちゃうよ……ちゃんと好きってゆって?新婚さんみたいに」ウルウル
キリト「……分かったよ。アスナ、好」
アスナ「油断してるキリト君の端正な頭髪上にバケツプリンどばばばばーーーーーーーーー!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ドバババ
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:24:31.40 ID:M2woQdlM0
キリト「……」グショッ
アスナ「やだキリト君、カラメル臭い。元々厨二臭いのに。くっさ!くっさ!ここらへんから二刀流の臭いがする!ファ○リーズファブ○ーズ」シュッシュッ
キリト「怒っていいか?」
アスナ「だーめっ♪すぐキレる男の子は女の子に利用してもらえないゾ☆」ツンッ
キリト「……」プルプル
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:25:42.89 ID:M2woQdlM0
アスナ「あ、キリト君が怒りでプルプルしてるー。されどこの拳は烈火の如く?可愛いー。プリンみたい」
キリト「……戦いに行ってくる」
アスナ「待ってよー!私も一緒に行くってば!」
キリト「ついて来ないでくれ」ギロッ
アスナ「ハッ……あの目は!」モンモン
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:26:54.67 ID:M2woQdlM0
キリト『くっ、度重なる二刀流の使用で俺の体はボロボロだ』
仲間『お、おいキリト!なんだその傷!早く良妻のアスナさんに話してあげないと!』
キリト『まてっ!』
仲間『!?』
キリト『アスナはとてもいい妻だ……これ以上ないほどに……だからこそ、俺はこれ以上アスナに心配を掛けたくない』
仲間『なんて覚悟……これが二刀流』
キリト『大丈夫、俺は二刀流だからな……あいつを置いて、死ぬわけにはいかない』キリッ
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:27:43.77 ID:M2woQdlM0
キリト『なんたって読者が一番見たいのは俺達のいちゃいちゃなんだからな……書評にそう書いてあった』
仲間『くそぅ、あんたら世界一お似合いの夫婦だぜっ!もっといちゃいちゃしてくれっ!』
キリト『ああ、任せてくれ……ただ、この傷の事は良妻には秘密にしておいてくれよ?ふふふ……あいつは心配しすぎるからな』
仲間『だ、ダンディ……!』
アスナ「って目だわ!流石キリト君!●●る痺れる憧れるゥ!」ジュンッ
アスナ「でもそんな傷があるなんて私には御見通し!嫌ってほど回復させてあげる!」ダッ
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:28:49.11 ID:M2woQdlM0
ーー敵がいるエリア
キリト(気が楽だ……)スパッ
敵「ウゲェェェェ!」
キリト(とても気が楽だ……)スパッ
敵「タワラアアアアアアアアアア!」
キリト(一人がこんなに幸せだったなんて……)スッパァァン
アスナ「ぐえええええええええええええええええええええ!」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:29:37.27 ID:M2woQdlM0
キリト(体が軽い……)スパスパスッパァァン
アスナ「やめて!何するのキリト君!超痛いんですけど!控えめに言ってもミロのヴィーナスのような私の肢体から血ぃドックドク出てるんですけど!」
キリト「……?」
アスナ「素で「え、なにこんな敵居たっけ?」って顔しないでよ!私、アスナ!あなたの良妻!プレイヤー!こ・い・び・と!」プンプン
キリト「ああ……」
アスナ(キ、キリト君の目……まるで婚活パーティーで医者を狙うアラフォーを見る目だわ……!悲しいけど2時間後には現実を突きつけられてるんだな、って感じの)
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:30:48.12 ID:M2woQdlM0
アスナ「キリト君……ごめんなさい。最近キリトくんの周りに雌犬が多くて不安になっちゃったの」グスン
アスナ「……」チラッ
キリト「……」スパッ
敵「ぎゃおすうううううううううううう!」
アスナ「私を敵から守ってくれるなんて……!流石二刀流のキリト君!ううん、天上天下一騎当神のキリト様!」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:31:49.98 ID:M2woQdlM0
キリト「……」スパッ
敵「しゃっころりいいいいいいいいいいいいいい!」
アスナ「頑張れー!」ヤンヤヤンヤ
キリト「……」スパッ
敵「みゃいいいいいいいいいいいいいいいい!」
アスナ「キ、キリト君?なんか敵の残骸が全部私の方に飛んできてるんだけど……?」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:32:55.74 ID:M2woQdlM0
キリト「知るか」スパスパァン
敵「じぇみらああああああああああああああああ!」
アスナ(やだ……キリト君が冷たい。私正ヒロインなのに。正妻なのに。読者も戦闘よりいちゃいちゃを所望しているって書評に書いてあったのに)
アスナ(新しい世界に目覚めちゃいそう!これがDVなのね、キリト君なりの愛し方なのね!)ジュンッ
キリト「邪魔だ」ゲシッ
アスナ「ああんっ♪」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:33:48.03 ID:M2woQdlM0
キリト「どいてくれ」ゲシッ
アスナ「はうんっ♪」
キリト「目障りだ」スパッ
アスナ「あいたっ。ちょっとやり過ぎだよキリト君」アハハ
キリト「」スパスパ
アスナ「いたい!いたい!キリト君もう少し抑えて!」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:34:23.18 ID:M2woQdlM0
キリト「」スパァァァァァァン
アスナ「……いったいなあああああああああああああああああああああもう!」ザクッ
キリト「ぐふっ……!?」
アスナ「キリト君やり過ぎ!いい?いぢめるときはもう少し丁寧にやらないとーー」
キリト「」
アスナ「……キリト君?聞いてる?」ユサユサ
キリト「」
アスナ「し、死んでる……」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:35:34.55 ID:M2woQdlM0
アスナ「……まぁ、大丈夫だよね。キリト君だし。放っておけば何事もなかったかのように」
アスナ「それとも、目覚めるためにはお姫様の舌を捻りこむようなズッキュゥゥゥゥンな熱いベーゼが必要とか?」クネクネ
キリト「……」ムクッ
アスナ「ほらみろ!自動回復マジ万能!」キャッキャッ
キリト「……死にたい」ポロポロ
アスナ「え?明日もバケツプリン作ってほしいの?分かった!頑張るね!」ニコッ
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:36:39.16 ID:M2woQdlM0
ーー翌日
キリト「……クソッ」
ドンドンドンドン!
『キーリト君!あっそびーましょー!』
ドンドンドンドン!
『遊ばないなら……こうだ!』
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:37:16.54 ID:M2woQdlM0
ドロドロ・・・
キリト「やめろ!扉の隙間からとろけたバケツプリンを流し込むな!」
『開けてくれるまでやるー』
グチョッ
キリト「……」
『開けてんかー』
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:37:58.61 ID:M2woQdlM0
ドロドロ・・・
キリト「……」
ガチャッ
アスナ「あっ、開いた!おはよ、キリト君♪」
キリト「……」チャキッ
アスナ「わーおそんな剣なんて持ち出して臨戦態勢待ったなしってかチェリボーイ?私は短くても細くても作り物より生の剣がいいな!」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:41:53.24 ID:M2woQdlM0
キリト(今なら……二人で死ねば……)
キリト「間に合うかも……しれない……」ブツブツ
アスナ「キリトくぅーん?考え込んでるー?」
キリト「……アスナ。好きだよ」
アスナ「うん、私も!」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:43:13.20 ID:M2woQdlM0
キリト「ふっ……!」ビュンッ
アスナ「勝利を確信したキリト君の端正なおへそに物凄い圧力でバケツプリンどびゅびゅびゅびゅびゅwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
キリト「ぐああああああああああああああああああああああああっ!?」ドンッ
キリト(二刀流の俺よりも早く動けるのかっ……!?そういや元々動きだけは早かったような……!)
アスナ「照射するはプリンー♪勝者なのは私ー♪」ドビュビュビュ
キリト「あ、アスナ……やめっ、死っ……」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:44:01.45 ID:M2woQdlM0
アスナ「~~~~♪」
キリト「がっ……はっ……」
アスナ「降参?」
キリト「こ、こうさん……」
アスナ「うん分かった。じゃ、今日はずっと一緒に居ようね」ニコッ
キリト「……?」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:45:12.88 ID:M2woQdlM0
アスナ「色んな事シたいけど、まずはキリトくんと一緒にいたいの!それが一番!」
キリト「そ、そうか……」
キリト(もしかして、まだアスナは正気に戻れるんじゃないのか……?)
アスナ「んふふ~、キリト君のベットにバケツプリン塗りこんで甘い甘い二人の愛の巣にしてあげるね」ベッチョベッチョ
キリト「頼むからやめてくれお願いだこの通りだ!」
アスナ「じゃあ、洗濯物?」ベッチョリ
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:46:08.18 ID:M2woQdlM0
キリト「なんで二者択一なんだ!両方やめてくれ!」
アスナ「じゃあ、あーんして」
キリト「あ、あーん……」
アスナ「一日一度だと思って油断してるキリト君の端正な口膣に凄まじい容積のバケツプリンがばああああああああああああwwwwwwwwwwwwwwwwww」
キリト「」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:46:41.84 ID:M2woQdlM0
アスナ「がばあああああああwwwwwwwwwwwwwwwwがばああああああああああああああああああああwwwwwwwwwww」ドババババ
キリト「」
アスナ「Foo↑!超すっきりした!キリト君、御味の方は?」
キリト「」
アスナ「そんなぁ~ただのバケツプリンだよぉ。大した事ないってばぁ」クネクネ
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:47:45.30 ID:M2woQdlM0
キリト「」
アスナ「もう、キリトくんたら。ほら口の端、プリンこぼれてるよ」ヒョイパク
アスナ「あっ……これって間接キス、だよね……なーんて!あはは!は、き、気にしないでキリトくん!」アセアセ
キリト「」
アスナ「はぅ……そんな生気のない瞳で見つめないでぇ……困っちゃうよぉ」クネクネ
キリト(……明日ダメだったら、もう死のうかな)
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:48:18.34 ID:M2woQdlM0
ーー翌日
アスナ「キーリートーくーん♪」タタタ
キリト「ふっ!」スパッ
アスナ「きゃあっ!?」
キリト「……瞼の表面だけを切った。これで目は開かない」
アスナ「う、うぅぅ……」フラフラ
キリト「分かってくれ、アスナ……今日病院に連れて行くから」
アスナ「……」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:48:57.07 ID:M2woQdlM0
ーー病院
医者「異常ないよ」
キリト「そんなはずはない!」
医者「いやホント。彼女、どこにも異常ないよ」
キリト「あ、頭は!脳のCTスキャンはしたのか!?脳細胞が萎縮してたり!バグが発生してたり!」
医者「うん、僕もそこはまず最初に疑ったんだけどね……ダメだったよ」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:49:35.32 ID:M2woQdlM0
キリト「じ、自律神経系とか……副交感神経系とか……ホルモンの異常分泌は!?」
医者「……」フルフル
キリト「クソッ……!」ドンッ
医者「しかし本当にビックリだね。どこにも傷一つないんだから」
キリト「傷一つない……?それはおかしい!俺は連れてくるときに瞼を切ったはずだ!」
医者「瞼?無傷だったよ」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:50:10.68 ID:M2woQdlM0
キリト「……っ」ゾクッ
アスナ「あ、キリトくん!探したんだから♪」ギュッ
医者「……帰ってくれると助かるんだが」
キリト「……すまない」クルッ
ドボンッ!
アスナ「キリト君の端正なかかとから頭頂部にかけて全身バケツプリン落とし穴にどっぼーーーーーーんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:50:46.26 ID:M2woQdlM0
アスナ「ねぇねぇ今どんな気持ち?二刀流なのにプリンまみれのプリン体になって今どんな気持ち?うわっカラメルくさっ」トントン
キリト「……」ズブズブ
医者「……アスナさん。聞いてもいいかい?」
アスナ「なーに?キリト君との家族計画?」
キリト「……」ズブズブ
医者「このバケツプリン落とし穴。広さと深さは?」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:51:21.10 ID:M2woQdlM0
アスナ「8メーター四方の深度50メートルだよ。準備するのに時間かかったんだから!」ドヤッ
医者「キリト君の体重だと、沈むんじゃないかな」
アスナ「……あっ」
キリト「……」ズブズブ
アスナ「キリトくんっ!今助けを呼ぶから!お願い……生きて!」ブワッ
医者(白々しい)
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:51:59.03 ID:M2woQdlM0
ーー救出後
キリト「……」ブルブル
アスナ「キリト君、あんなに震えて……そんなに私に会えないのが辛かったんだね」
キリト「アスナ……」
アスナ「なーに?」ニコッ
キリト「もう、俺に近寄らないでくれ……」ブルブル
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:52:37.49 ID:M2woQdlM0
アスナ「まったまたぁ!冗談きついぜキリトの旦那ぁ!……あっ旦那って言っちゃった☆」
キリト「俺は本気だ……これ以上アスナといると、どちらかが死んでしまう」
アスナ「キリト、君?」ジリ
キリト「ひぃっ!?」ザッ
アスナ「逃げないでよ……キリト君……」ジリジリ
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:53:17.40 ID:M2woQdlM0
キリト「に、逃げる!逃げるぞ!アスナが近づいてきた分だけ俺は逃げる!」
アスナ「やだよぉ……寂しいよぅ……一緒にいてよぉ……」ポロポロ
医者「キリト君、ここは」
キリト「後はお任せしますっ!」ダッ
アスナ「……チッ」
医者「うわぁ」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:53:56.47 ID:M2woQdlM0
ーー翌日
キリト「ここは……宿か」
キリト(いつの間にか眠ってたのか……)ゴシゴシ
キリト(左腕が重い……)チラッ
アスナ「Zzz……」ギュッ
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:55:13.73 ID:M2woQdlM0
アスナ「キリトのキはぁ……「アスナ!キミが好きだ!」のき~……えへへ……」ムニャムニャ
アスナ「キリトのリはぁ……「アスナ!料理も美味いなんてキミは最高の良妻だ!」のり~……うふふ……」ムニャムニャ
アスナ「キリトのトはぁ……「アスナ!永久に共に添い遂げよう!」のと~……んふふ……」ムニャムニャ
アスナ「三文字合わせてキ・リ・ト!ゴーゴーレッツゴーキ・リ・ト!私の名前はア・ス・ナ!良妻!……」ムニャムニャ
アスナ「二人合わせてキスナーだ♪キーリト×アスナでキスナーだ♪……」ムニャムニャ
アスナ「小さな×××を大きな で♪挟んで快感キスナー同人~♪……」ムニャムニャ
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:56:49.64 ID:M2woQdlM0
アスナ「春の な同人祭り、開催中だよっ(裏声)……」ムニャムニャ
アスナ「うふふ……獅子のあなとスイカブックスのR- 棚を席巻してやるんだから……じゅるり……」ムニャムニャ
キリト「……」スパッ
アスナ「あいったぁ!何するのキリト君!モーニングソードはやめて!優しく揺り起こしてよ!まだ●●なのにベットを血で染めちゃったよ!」ガバッ
キリト「こっちのセリフだ。寝てる時まで腐敗臭のする妄想を垂れ流すのはやめてくれ。ていうか俺の部屋から出ていけ」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:58:43.45 ID:M2woQdlM0
アスナ「キリトくんの部屋は私の部屋だよ!」
キリト「……いい加減にしろ」ギロギロリンッ
アスナ「ひいっ!?凄い擬音で睨まれた!ちょっと快感!?」ビクッ
キリト「出ていけ。5秒以内に出て行かなかったら容赦しない」
アスナ「……」ブルブルッ
キリト「……アスナ?」
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/11(火) 23:59:42.10 ID:M2woQdlM0
ピョインッ
バケ=ツプリン「プリプリ~ン」
キリト「こいつは……幽霊型モンスター!?」
バケ=ツプリン「プリプリ~ン」
解説「気をつけるんだ!そいつは新種のモンスター、プレイヤーに憑りついて回復力を上昇させるが、代わりに行動を操ってしまう恐ろしいやつだ!」
キリト「なるほど……だが、種が分かれば!二刀流でやああああああああああああああああああああああ!」スパスパッ
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:00:18.23 ID:38DG0+HW0
バケ=ツプリン「プリ~ン!」
解説「凄い、一撃で……これが二刀流の力……!」
キリト「なぁ、一つ聞きたいんだが。アイツに操られるとどうなるんだ?」
解説「まずバケツプリンが作りたくなる。そしてバケツプリンを使っていたずらをしたくなる。……後は、普段抑えている欲求が暴れ出すってところか」
キリト「その時の記憶は残っているのか」
解説「鮮明に覚えてるよ」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:02:04.92 ID:38DG0+HW0
キリト「アスナ……」チラッ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キリト(……居ない)
解説「行ってあげなよ」ポンッ
キリト「お前解説者だろ?ついて来てくれ。頼む」
解説「お断りだ」
キリト「チッ」
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:03:27.80 ID:38DG0+HW0
ーーアスナの部屋
アスナ(死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい)ゴンゴンゴンゴンゴン
アスナ(もう死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ私のバカバカバカバカ行き遅れの羊水腐ったなすび入り過ぎのラザニア!)ゴンゴンゴンゴン
コンコン
アスナ「……ッ!」バンッ
『アスナ。俺だ。開けてくれないか』
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:04:27.49 ID:38DG0+HW0
アスナ「やだっ、むりっ!お願いキリト君、入って来ないで……」
『しかし』
アスナ「お願い……部屋の中、カラメルの匂いが凄いの……悪い意味でクラクラしちゃうの……」
『……分かった。ここでいい。ただ、言いたい事があるんだ』
アスナ「……」
『その、あれは操られてるだけだったんだろう?そんなに気にする事は』
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:05:21.48 ID:38DG0+HW0
アスナ「……無理だよ。私、全部覚えてるもん。全部私がやったんだもん」
『……』
アスナ「キリト君をたくさん困らせて、怒らせて、悲しませて……」
『……』
アスナ「もう死にたいよぉ……」ポロポロ
『アスナ』
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:06:29.56 ID:38DG0+HW0
アスナ「ごめんね、キリト君……ごめんね……ダメなパートナーで」
『アスナ』
アスナ「こんなのが彼女なんて、嫌だよね……私はこのままバケツプリン屋として生きていくから……キリト君は私の分まで幸せに」
バンッ
キリト「アスナッ!」ギュッ
アスナ「そんな、どうやって扉を……」
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:07:06.52 ID:38DG0+HW0
キリト「二刀流スキルだ」ギュッ
アスナ「……そっか。あはは……敵わないなぁ」
キリト「アスナ。俺は、アスナが彼女でよかったと思ってる。今でもだ」
アスナ「キリト君……」
キリト「そして、あれはアスナの欲求なんだろう?その、なんだ。俺もやぶさかではないと言うか……」
アスナ「……ふふっ」ギュッ
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:08:01.54 ID:38DG0+HW0
キリト「ーーっ」カァッ
アスナ「ありがとう、キリト君」
アスナ「私、あなたを好きになってよかったーー」
ソー=ラン「ハイッ!」ピョインッ
キリト「めょう!?」ブルブル
アスナ「……キリト、君?」
アスナ(今キリト君の中に何か入っていったような……あれが幽霊型モンスター?)
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:08:34.64 ID:38DG0+HW0
キリト「アスナ。一曲、付き合ってもらえないか?」スッ
アスナ「キリト君……」
アスナ(私を励まそうとしてくれてるんだね……)
アスナ「はい……私でよければ、喜んで!」スッ
キリト「じゃあこの鳴子持って!ソイヤッwwwwwwwwwwwwwww」
アスナ「ええ!?」
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:09:19.17 ID:38DG0+HW0
キリト「踊るんだ!アスナ!さぁこの限定イベント服に着替えて!ハードッコイドッコイwwwwwwwwwwwwww」
アスナ「ねじり鉢巻に長袢天って……寒いよぉ。下、サラシだけだし……」カァァ
キリト「ほら髪も後ろで束ねて!こっちの方が可愛いぞ!」ギュッ
アスナ「そ、そうかな……?でもやっぱり寒い……」
キリト「踊れば体もあったまる!ほらリズムに身を任せるんだwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
アスナ「え、えぇぇ!?」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:10:00.16 ID:38DG0+HW0
キリト「ヤサエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエヤアアアアアアアアアアアアアアアアwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
キリト「ハァドッコイショーwwwwwwwwwwwwwドッコイショーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
アスナ「そ、そいやっ……?」チャカチャカ
キリト「ソーランwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwソーランwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
キリト「ハァドッコイショーwwwwwwwwwwwwwドッコイショーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
アスナ(凄いキレ……)キュン
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:10:45.90 ID:38DG0+HW0
アスナ「そ、そーらん、そーらん……?」チャカチャカ
キリト「ハイッwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwハイッwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
アスナ「ど、どっこいしょ!」チャカッ!
キリト「にしん来たかとかもめに問えばwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwわたしゃ立つ鳥wwwwwwwwww波に聞けwwwwwwwwwwwwwwwww」
キリト「ハァドッコイショーwwwwwwwwwwwwwドッコイショーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
キリト「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:11:46.34 ID:38DG0+HW0
キリト「ヤーレンwwwwwwwwソーランwwwwwwwwwwwwwwソーランwwwwwwwwwwソーランwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ハイッ!ハイッ!
アスナ(ちょっとよく分からないけど……今度は私がキリト君を見守らないと!)
アスナ「はいっはいっ!」チャカチャカ
キリト「ねじりハチマキwwwwwwwwwwwwwwww長袢天はwwwwwwwwwwwwww踊れ踊れとwwwwwwwwwwwソーラン節よwwwwwwwwwwwww」
キリト「ヤサエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエヤアアアアアアアアアアアアアアアアwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ハイッ!ハイッ!
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:12:26.16 ID:38DG0+HW0
アスナ(頑張れ、キリト君……!)チャカチャカ
キリト「ハァドッコイショーwwwwwwwwwwwwwドッコイショーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
キリト「ソーランwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwソーランwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
アスナ「どっこいしょ!どっこいしょ!」チャカチャカ
キリト「ソーランwwwwwwwwwwwwwwwwwwwソーランwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
キリト「声を嗄れよとwwwwwwwwww唄声上げてwwwwwwwwww腕もちぎれよwwwwwwwww舞姿wwwwwwwwwwwwチョイwwwwwwww」
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:14:13.74 ID:38DG0+HW0
キリト「ヤサエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ハイッ!ハイッ!
キリト「ハァドッコイショーwwwwwwwwwwwwwドッコイショーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
アスナ(やっぱり腰の入りが違う……これも二刀流スキルの賜物なのかな……やだっ、私何ヘロドトスみたいな事言ってるんだろう)キュンキュンッ
キリト「ハイッwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwハイッwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
アスナ「……」チャカチャカ
キリト「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:15:01.47 ID:38DG0+HW0
キリト「ヤーレンwwwwwwwwソーランwwwwwwwwwwwwwwソーランwwwwwwwwwwソーランwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ハイッハイッ
アスナ「えいっ」グサッ
キリト「ぐはっ!?」ドサッ
ピョインッ
ソー=ラン「ソイヤッwwwwwwwwwwwwwwww」
アスナ「」グサッ
ソー=ラン「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアwwwwwwwwwwwwwwww」バタッ
116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:15:45.72 ID:38DG0+HW0
キリト「……」
アスナ「キリト君……二刀流があればあんなのすぐ倒せたはずなのに、どうして」
キリト「これで、俺も末代までの恥を晒した。アスナと同じだな」ニコッ
アスナ「あっ……」
キリト「だから、もう一人じゃない。……俺と一緒に居てくれないか、アスナ」ギュッ
アスナ「キリト君……ありがとう」ギュッ
119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:16:37.11 ID:38DG0+HW0
キリト「ああ……そして、さっきのは忘れてくれ」
アスナ「……はいっはいっ♪」チャカチャカ
キリト「アスナ!やめてくれ!」
アスナ「でも全力でソーランしてるキリト君、かっこよかったよ?」ソイヤッソイヤッ
キリト「このっ……」
アスナ「はぁーどっこいしょーどっこいしょー♪(猿真似)」チャカチャカ
121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:17:34.36 ID:38DG0+HW0
キリト「バッ、バケツプリン!爛れた 妄想!」
アスナ「あソーラン♪ソーラン♪」チャッカチャッカ
キリト「キリト×アスナでキスナーだ!」
アスナ「そいやっそいやっ♪……あはははははははははははははははははははははは!」
キリト「ぷっ……ははははははははははははははははははははは!」
アスナ「あははははははははははははははははははははは!キリト君のばーか!ソーラン節!もう大好きっ!」
123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:18:30.73 ID:38DG0+HW0
キリト「なんだよ、アスナだって 妄想しまくってバケツプリン作りまくってた癖に……俺だって大好きだっ!」
アスナ「私の方がもっともーーーーーーっと好きだもん!はいっはいっ!」チャカチャカ
キリト「俺だって!二刀流よりアスナの方が好きだ!バケツプリン食らえ!」グシャッ
アスナ「やだもーグショッてなっちゃったじゃない……お返しっ♪」グシャッ
キリト「くそっ、やったなぁ!ソイヤッwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
アスナ「あははははははははははははは!もう私達体中バケツプリンまみれだね!」
126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:19:36.21 ID:38DG0+HW0
キリト「ああ!でも……楽しいからいいだろう!」ソーランソーラン
アスナ「そうだね!終わったら一緒にお風呂入る?」クスッ
キリト「バケツプリン風呂なら一人で入ってろwwwwwwwwwwwwwwwwww」ハイッハイッ
アスナ「ひどーいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwキリトくんのとーへんぼく!」ソイヤッサ!
ーーしばらく踊り狂うーー
129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:20:31.44 ID:38DG0+HW0
キリト「ハァッ、ハァッ……」グッタリ
アスナ「はしゃぎ過ぎた、ね……」
キリト「……アスナ」
アスナ「うん……」
キリト「……カラメル臭いぞ」
アスナ「っwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwもう!ばか!雰囲気台無しwwwwwwwwwっwwwwwwwwww」
131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:21:31.52 ID:38DG0+HW0
キリト「ふっ、俺は未だに根に持ってるんだ。もう一踊りしてもいいくらいだ」
アスナ「……大好き」ギュー
キリト「……俺もだ」
アスナ「……部屋の掃除手伝って?」
キリト「断ったら?」
アスナ「明日の朝キリト君の部屋がバケツプリンに包まれることになるよ」クスッ
キリト「分かったよ……」
133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:22:21.89 ID:38DG0+HW0
ーーアスナの部屋
キリト「……」フキフキ
アスナ「~♪」フキフキ
キリト(そういえば、アスナの部屋を隅々まで見るのはこれが初めてだな……)
キリト(色々と気になるものはあるが、スルーするのが正解だろう)
アスナ「キリトくんっ、こっち向いて!」
135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:23:27.25 ID:38DG0+HW0
キリト「んぐっ……これは……バケツプリンか?」
アスナ「んーん。普通のプリン。どう?」
キリト「……美味しいよ。世辞抜きで」
アスナ「じゃあ、私と関連付けて説明してくださいっ」
キリト「……そうだな」ニヤッ
キリト「アスナが作ったから、こんなに美味しく感じるんだと思うよ。……ありがとう、アスナ」
136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:24:17.30 ID:38DG0+HW0
アスナ「なっ……」カァァ
キリト「この返しは予想してなかったかな?」
アスナ「ち、ちょっと不意打ちだったかも……」
キリト「可愛い所もあるじゃないか」フッ
アスナ「……あ、ありがとう」
キリト「……色々な事があり過ぎた。もう、俺の中にアスナ以外の選択肢は無くなってしまった」
138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:25:51.10 ID:38DG0+HW0
アスナ「キリト君、それって……」
キリト「ああ。アスナ、俺は君が」
アスナ「今までは選択肢があったって事!?」
キリト「いや、それは言葉のあやで」
アスナ「相手は誰なのー。もうここまでお互い恥ずかしい目にあったんだから教えてくれたっていいでしょー?」
キリト「う……」
139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:27:01.40 ID:38DG0+HW0
アスナ「ジトー。ちょっとご機嫌斜めの構えー。教えてくれるまで帰してあげないの構えー」ジトー
キリト「……耳を貸してくれ」ゴニョゴニョ
アスナ「へー、ふーん……」
キリト「で、……」ゴニョゴニョ
アスナ「えっ!?」
キリト「実は、な……」ポリポリ
140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 00:27:52.91 ID:38DG0+HW0
アスナ「キ、キリト君?その、マロニーって」
キリト「ちゃんをつけろ」
アスナ「いやでも」
キリト「ちゃんをつけろ」ギロッ
アスナ「ご、ごめんなさい……」ビクッ
キリト「俺は今からマロニーちゃんに別れを告げてくる。……アスナもついて来てくれ」
アスナ(えぇー……)
150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 01:05:01.42 ID:38DG0+HW0
さるさん直撃。これからも投下止まったらさるさん
ーーキリトの部屋
グツグツ・・・
キリト「……」
アスナ「……」
アスナ(凄い高そうなお鍋……)
ーーキリトの部屋
グツグツ・・・
キリト「……」
アスナ「……」
アスナ(凄い高そうなお鍋……)
152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 01:05:51.06 ID:38DG0+HW0
グツグツ・・・
キリト「……」
アスナ「あの、そろそろじゃないかな」
キリト「……そうだな。アスナ!マロニーちゃんを持ってきてくれ。丁重にな」
アスナ「う、うん」トコトコ
アスナ「はい」ドサッ
154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 01:06:34.70 ID:38DG0+HW0
マロニー「」ガサガサ
キリト「マロニーちゃん、君と出会ったのは、あの冬の日だったな」
マロニー「」ガサガサ
キリト「俺は君をスーパーで買って……でも食べるのがもったいなくて。いつの間にかその気持ちは、君を愛しいと思う気持ちに変わっていった」
アスナ(え、一人芝居?)
155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 01:07:24.59 ID:38DG0+HW0
キリト「俺の心が折れそうな時も、君はいつだって傍に居てくれた……それは分かってる」
マロニー「」ガサガサ
キリト「でも、俺は……もう君と一緒には居られない」
キリト「マロニーちゃん……すまない。俺は、アスナと添い遂げるって決めたんだ」
マロニー「」ガサガサ
アスナ「キリト君……」キュン
キリト「だからせめて君の事は、ちゃんと栄養にしようと思う」
156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 01:08:11.68 ID:38DG0+HW0
マロニー「」ガサガサ
キリト「勝手な事を言ってるのは分かってる。君が怒るのも無理はない。でも、俺は決めたんだ……」
アスナ「……」
キリト「分かってくれ!身勝手だと言われても、俺は、俺はアスナの事が!」
マロニー「」ガサガサ
キリト「どうしたら、どうしたら分かってくれる!?俺は君に箸以外の何を差し出せばいい!」
マロニー「」ガサガサ
157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 01:09:00.52 ID:38DG0+HW0
キリト「答えてくれアスナ!」
アスナ「えっ、私?」ビクッ
キリト「マロニーちゃんは何も答えてくれない……返事すら……」
アスナ(そっか。周りから見たらどれだけxxxx染みてる行為でも、キリト君にとっては真剣な事なんだね)
アスナ(私も……ちゃんとマロニーちゃんと向き合わなきゃ。彼女?からキリト君を貰うんだから)グッ
アスナ「あの、マロニーちゃんさん!私、ちゃんとキリト君を幸せにします!あなた程キリト君を満足させられるか分からないけど、精一杯尽くします!」
アスナ「だから……キリト君を私に下さいっ!」ドゲザッ
158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 01:09:41.43 ID:38DG0+HW0
マロニー「」ガサガサ
キリト「……アスナ。食べよう」ニコッ
アスナ「……うんっ!」
二人「「いっただきまーす!」」
キリト「……」モニュモニュ
アスナ「……」モニュモニュ
159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 01:10:28.61 ID:38DG0+HW0
キリト「……」モニュモニュ
アスナ「……美味しいね」モニュモニュ
キリト「……ああ」モニュモニュ
アスナ「なんか、色んな味が絡み合ってる。マロニーちゃんさんとキリトくんの過ごした長い日々の思い出が伝わってくるみたい……」モニュモニュ
キリト「食感も最高だな……っ」モニュモニュ
アスナ「……キリト君」モニュモニュ
キリト「な、なんだっ……?」モニュモニュ
160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 01:11:17.53 ID:38DG0+HW0
アスナ「泣いてるの?」モニュモニュ
キリト「ちがっ……これは、汗だっ……」ゴシゴシ
アスナ「いいよ、泣いても」ゴックン
キリト「アスナ……」
アスナ「今日から、私がキリト君の新しいマロニーちゃんになる。この子と、そう約束したから」モニュモニュ
アスナ「だから、ね?」ニコッ
162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 01:12:03.43 ID:38DG0+HW0
アスナ「私と一緒に居るときは……我慢しないで?たくさんたくさん、泣いていいから」ポンポン
キリト「アスナ……すまない。胸、借りる」ポロポロ
アスナ「……うん」ギュッ
ーー泣き止むまでキリトとアスナのいちゃいちゃ膝枕タイム☆ーー
アスナ「ね、キリトくん」
キリト「なんだ?」
174: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 02:01:50.69 ID:38DG0+HW0
アスナ「これから、もっといちゃいちゃしようね!お腹の中のマロニーちゃんさんが嫉妬しちゃうくらい!」
キリト「……もうバケツプリンは勘弁してほしいけどな」フッ
アスナ「もう、キリト君の意地悪!もう一度憑りつかれたら、私……」
キリト「大丈夫だ。もしアスナがもう一度憑りつかれても、絶対に俺が助けるから」ギュッ
アスナ「……っ!」キュン
キリト「だからアスナも俺がヤバくなったら助けてくれ。……その、なんだ」
キリト「夫婦ってのは、そういうものだろう?」ポリポリ
アスナ「ーーっキリト君!」ガバッ
175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 02:03:24.62 ID:38DG0+HW0
キリト「うおっ!?」
アスナ「もう容赦しないよ?いっつもいっつも付きまとうからね?」
キリト「ああ、どんと来い!」
アスナ「ずっとずっとずーっと!死が二人を別つまで……」
アスナ「……ううん。たとえ私が死んだとしても!」
アスナ「私、キリト君の事を大好きであり続けるから!覚悟しててねっ!」
キリト「ああ、期待してるよ」ニコッ
アスナ「……それじゃ、せんせいパンチっ」コツンッ
キリト「ーーッ!?やったな、こいつぅ!」ツンッ
176: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 02:04:48.72 ID:38DG0+HW0
アスナ「えへへへへへ……キリト君だーいすき♪バケツプリン食らえっ!」グチャッ
キリト「このいたずら娘!おかえしだっ!」グチャッ
アスナ「やだもう、洋服汚れちゃうよっ」グチャッ
キリト「俺だって洋服着てるって!」グチャッ
アスナ「分かった分かった!じゃあこれで最後ね!」グチャッ
キリト「うん、じゃあお返しもこれで最後!」グチャッ
アスナ「……ちょっと、さっきので最後って言ったじゃん」グチャッ
キリト「いやいや、一方的に投げて終わりはないだろう」グチャッ
アスナ「……レディファーストだよ、キリト君」グチャッ
キリト「礼節を持ったレディにはちゃんと礼節を持って接するさ」グチャッ
177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 02:07:32.14 ID:38DG0+HW0
アスナ「……ちょっ、マジでこれでもう最後ね」グチャッ
キリト「だから仕返しまで含めて1シークエンスだろうっ!」グチャッ
アスナ「あいたっ!キリト君が強く投げたからお返しのお返し!これでラスト!」グチャッ
キリト「ぐふっ!このっ……ならそのお返しだっ!グチャッ
アスナ「……ふっ!」グッチャァ
キリト「はっ!」グッチャァ
アスナ「お洋服ぐちゃぐちゃなんだけどー。どうしてくれるのキリトくんっ!」グッチャァ
キリト「知るかっ!」グッチャァ
アスナ「……」グチャグチャグチャッ
キリト「おい!連打は卑怯だろう!」グチャグチャグチャッ
178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 02:09:06.86 ID:38DG0+HW0
アスナ「……」ドバババババ
キリト「ちょっ、ホース直結はやめっ……くそっ、二刀流っ!」ドボボボボボ
アスナ「……」ドババババババババババ
キリト「おぼぼぼぼぼぼっ!め、目の前が黄色にっ!……他に使えるバケツプリンは……」キョロキョロ
キリト「あった!」
アスナ「あ、それちょっと腐ってる奴だからマジでやめてくれない?あっちのならいいよ」
キリト「分かった」テクテク
アスナ「……」
キリト「……」
179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 02:10:50.69 ID:38DG0+HW0
キリト「よーし戦闘再開!」ドボボボボ
アスナ「死ねええええええええええええええええええええええええええ根暗厨二病!キリト君なんだっけ、ビーカーだっけ?ビネガー?バイターだっけ?とにかく死ねxxxxxx!最下層!シュードラ!」ドババババ
キリト「あ!この腐れアマとうとう本性出しやがったな!」ドボボボボ
アスナ「けっひひひひひひ!そっちが二刀流ならこっちは二ホース流!キリト君なんか高圧プリン流の中でバラバラに分解されて糖尿の塊になればいいんだよ!後でインスリン打ってあげる!」ドバババババババババ
キリト「くそっこのぉ……羊水腐りきったアラファーみたいな事言って!」ドボボボボ
宿主「なにやってんの君ら」
アスナ「」
宿主「なにやってくれちゃってんの君ら。ウチプリンまみれなんですけど」
宿主「ウチプリンまみれなんですけどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!ココ宿屋さああああああああああああああああああああああん!」
キリト「」
180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 02:13:39.08 ID:38DG0+HW0
アスナ「き、キリト君が『アスナ。君をバケツプリンでドロドロに汚したい!そのためなら俺はどうなってもいい!』って言うから……夫の異常 癖に付き合うのも妻の役目だし……」ウルウル
キリト「ちょ」
宿主「お前頭おかしいよ。後金払え」
キリト「ま、待ってくれっ!目を見れば分かるはずだ!俺はアスナにやられたからやったのであって……」
宿主「……」ジーッ
アスナ(くふふふ……キリト君、愚かなり!かたやビネガーの一匹狼気取りの厨二、かたや見目麗しい有名ギルドのアイドルプレイヤー☆アスナちゃん!さーびすしちゃうぞっ」
アスナ(どっちが信用されるかなんて決まってるわ!本当にバーカ!」
キリト「アスナ」チョンチョン
アスナ「なぁに?ビネガー」フフンッ
キリト「声。漏れてる漏れてる」
アスナ「え」
190: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 03:04:19.74 ID:38DG0+HW0
宿主「お前が犯人だな。じゃあ装備全部剥ぐから」
キリト「え」
宿主「剥ぐから」
キリト「いやちょっ」
宿主「……」ムキムキ
アスナ「いやー!こんな少年誌にあるような無理やりな シーンでミケーレ=ルッジェーロの彫刻さえ遠く及ばない完成度を誇る私の全裸を晒すのはいやー!」ジタバタ
キリト「……待ってください」ザッ
アスナ「キリト君!流石二刀流は格が違った!」パァッ
191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 03:05:07.86 ID:38DG0+HW0
キリト「……俺の装備で、なんとかなりませんか」
宿主「……まぁ、お前のなら全部でいいけどよ」
アスナ「……キリト君?」
キリト「分かりました」ガチャガチャ
宿主「本当にいいんだな?かなりのレアものも入ってるようだが」
キリト「はい」
アスナ「あの、ちょっと待って!じ、冗談だよね?全部ドッキリなんだよね?」オロオロ
宿主「……お嬢ちゃん。こいつがやってること、よおく見ておけ」
192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 03:06:01.22 ID:38DG0+HW0
宿主「これが、お前さん達がやらかしたものの大きさだ。……後でどれだけ後悔したって、取り戻せないんだ」
キリト「……」ガチャガチャ
アスナ「キリト君!そんなことする必要……」
・・・・・・・・・・ヒソヒソ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やだ、あいつなんで公衆の面前で脱いでるの?あ、あいつビネガーだよwwwwwwwwww
キリト「……いいんだ、アスナ」
キリト「俺は、お前が幸せになってくれれば……アスナの笑顔が見れるだけで十分だ。最近、幸せになり過ぎたみたいだよ」
キリト「それに、俺もはしゃぎ過ぎたしな……そろそろ、潮時だ」
キリト「アスナ。お前と罵倒し合ってる時も、膝枕してもらってる時も、バケツプリンぶっかけられた時も……俺は、ずっと幸せだったよ。ありがとう」ニコッ
197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 04:14:23.77 ID:38DG0+HW0
アスナ「やめてっ!キリトくん!もうやめてよ!悪いのは私なのに!」
宿主「お嬢ちゃん……」
キリト「これで全部です」ドサッ
宿主「……分かった」
アスナ「やめて!とらないで!キリト君、装備頑張って集めたの!私の何倍も頑張ってるの!ごめんなさい!ごめんなさい!私がぜんぶやったの!私が悪いの!だから!」
キリト「アスナ、死ぬわけじゃないんだ」
アスナ「でもっ……でも!装備がなくなったら、キリト君はどうやってクリアするの!?」
キリト「……それは」
アスナ「お願い宿主さん!私が悪いから!私の……私の装備で!」
宿主「……できねぇ。もう売買は成立してる」
アスナ「そん、な……」ガクッ
198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 04:15:38.78 ID:38DG0+HW0
キリト「アスナ。反省してるか?」
アスナ「はい゛っ……」
キリト「もう二度としないか?」
アスナ「も、もぢろんでずっ……」グスッ
キリト「週一でコスプレ奉仕してくれるか?」
アスナ「わ、わがり゛ましだっ……ごめんなさいっ……」
キリト「じゃあこの契約書にサインして」
アスナ「……?」グスッカキカキ
キリト「……ん。いい子だ」ナデナデ
アスナ「う゛、う゛ぅ……」ポロポロ
キリト「アスナは反省できる強い子だ。……大丈夫。失敗しても得るものはあるし、取り戻せるものだってあるさ」ナデナデ
アスナ「ギリド、ぐん……?」
199: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 04:19:11.34 ID:38DG0+HW0
キリト「ほら、もう泣き止めって……ハハ、涙とプリンでドロドロだぞ?アイドルプレイヤー」フキフキ
アスナ「だって、私のせいでっ、キリトくんがっ……」
キリト「……忘れたのか?」ニヤッ
アスナ「……え?」
キリト「俺は……」
キリト「天上天下一騎当神!二刀流のキリトだっ!」
キリト「二刀流スキル・ 応 用 編 ……!」ゴゴゴゴゴ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・・・・・
宿主「うっうわぁ!?凄い地震が……あっ!接収した装備が公の道路に転がり落ちた!」スッテンコロリンッ
キリト「これで、俺は落ちてた装備一式を拾った事になるよな?規約には違反していない……ついでに宿の汚れも落としておいたッ!」
宿主「何ィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!?」バッ
キリト「文句あるか?宿屋の主人さん」
宿主「ふっ……負けたよ。流石は二刀流だ」
200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 04:21:23.03 ID:38DG0+HW0
キリト「と、言う訳だ。分かったか?」
アスナ「……?」
キリト「あまり小首をかしげない方がいい。アホの子に見えるぞ」
アスナ「え?え?キリト君、あのプリン全部落とせたの?」
キリト「ああ」
アスナ「じ、じゃあもしかして」アセアセ
キリト「ああ。最初からこうするつもりでプリン合戦に応じたんだ」
アスナ「でも、でも、我慢できなかったんじゃ」
キリト「あのな……前あれだけバケツプリン食らってたんだぞ。今更一つや二つで怒ってたら俺の堪忍袋はズタズタだ」
アスナ「……」ポカーン
202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 04:24:32.55 ID:38DG0+HW0
キリト「さてアスナ。とりあえず今週のコスプレはチャイナ服だ。分かったな?」ニッコリ
アスナ「だっ騙したのね!?本当にドッキリだったのね!?」
キリト「ハハハ。単純な所も大好きだよ、アスナ」ナデナデ
アスナ「げっ外道!鬼!悪魔!畜生!死神!厨二!ビーカー!」
キリト「ハッハッハ!なんとでも言うがいい!俺はアスナのコスプレ姿が見れれば十分だ!ハッハッハッ!」ダッ
キリト「ご通行中のみなさーんwwwwwwwwwwwwwここに居るアイドルプレイヤー(自称)は今週チャイナ服で××ですよーwwwwwwwwww」
キリト「ほしいwwwwwwwww?ほしいwwwwwwwwwwwwwwww?絶対あーげないwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwアスナは俺だけのものだ!」
アスナ「あぅ……ってこら!待てー!恥ずかしいことを公言して回らないでよ馬鹿ー!どうしてそんな性格になっちゃったのー!?」
キリト「大体アスナのせいだと思うー!」
アスナ「もう……キリト君の、バカッ!変 !」
アスナ(でも…………これからもずっと、世界で一番大好きなんだからっ)
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