1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 10:10:44.32 ID:4YfJRsxV0
俺 「何これ? 地面に穴があいてる」
俺 「真っ暗だ、底も内壁も見えない」
俺 「直径1mってところかな? まん丸だ」
俺 「石を落としてみよう」
石 「ヒュウウウウウウゥゥゥゥ・・・…」
俺 「底なしだ、何なんだこの穴は?」
俺 「真っ暗だ、底も内壁も見えない」
俺 「直径1mってところかな? まん丸だ」
俺 「石を落としてみよう」
石 「ヒュウウウウウウゥゥゥゥ・・・…」
俺 「底なしだ、何なんだこの穴は?」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 10:11:13.20 ID:4YfJRsxV0
1
扉 「トントン」
兄 「お久しぶり」
俺 「あ、御兄(義兄)さん」
俺 「御兄さんが来るなんで珍しい、どうしました?」
兄 「可愛い妹が、意地悪な俺君(義弟)に苛められていないか調べに来た」
俺 「えっ?」
兄 「なんてな、冗談だよ」アッハッハ
俺 「悪い冗談はやめて下さい」
兄 「わりぃな」
俺 「・・・・・(その目付き、冗談に見えませんが)」
扉 「トントン」
兄 「お久しぶり」
俺 「あ、御兄(義兄)さん」
俺 「御兄さんが来るなんで珍しい、どうしました?」
兄 「可愛い妹が、意地悪な俺君(義弟)に苛められていないか調べに来た」
俺 「えっ?」
兄 「なんてな、冗談だよ」アッハッハ
俺 「悪い冗談はやめて下さい」
兄 「わりぃな」
俺 「・・・・・(その目付き、冗談に見えませんが)」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 10:17:19.76 ID:4YfJRsxV0
兄 「実は相談に来た」
俺 「『穴』の件ですね?」
兄 「うん、俺君の話を聞きたくてね」
俺 「街中が穴だらけですからね」
兄 「何百何千も発生報告があって対応しきれないよ」
俺 「うちの大学でも調査中だけど、まるで分かりません」
兄 「そうか」
俺 「『穴』の件ですね?」
兄 「うん、俺君の話を聞きたくてね」
俺 「街中が穴だらけですからね」
兄 「何百何千も発生報告があって対応しきれないよ」
俺 「うちの大学でも調査中だけど、まるで分かりません」
兄 「そうか」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 10:25:26.62 ID:4YfJRsxV0
俺 「穴の深さは不明。ケーブル垂らしてもレーダー使っても駄目」
俺 「いつ出来るかも不明。高速カメラで見てもコマとコマの間の一瞬で出来てしまう」
俺 「原因不明。時計を紐で下ろすと引き上げたときには時刻が狂ってる」
俺 「何もかも不明。まったくのお手上げですよ」
兄 「そうか」
俺 「いつ出来るかも不明。高速カメラで見てもコマとコマの間の一瞬で出来てしまう」
俺 「原因不明。時計を紐で下ろすと引き上げたときには時刻が狂ってる」
俺 「何もかも不明。まったくのお手上げですよ」
兄 「そうか」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 10:35:19.23 ID:4YfJRsxV0
扉 「バタン」
妹 「ただいまー」
俺 「お帰りー」
兄 「よっ!」
妹 「あれ? アニキ来てたんだ」
兄 「たまには妹のご飯食べてみたいと思ってな」
妹 「本当? じゃあ張り切ってご飯つくるね~♪」
俺 「(兄妹仲良いなあ)」
妹 「ただいまー」
俺 「お帰りー」
兄 「よっ!」
妹 「あれ? アニキ来てたんだ」
兄 「たまには妹のご飯食べてみたいと思ってな」
妹 「本当? じゃあ張り切ってご飯つくるね~♪」
俺 「(兄妹仲良いなあ)」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 10:45:46.90 ID:4YfJRsxV0
兄携帯 「ピロロロ」
兄 「はいもしもし・・・・・えッ!」
俺 「どうしました?」
兄 「太平洋にも穴があいたそうだ。申し訳ないが役所にもどる」
俺 「わかりました、あまり無理しないでください」
兄 「何か分かったらよろしく」バタン
妹 「あれ、アニキは?」
俺 「急用で戻った」
妹 「あれまあ」
俺 「御兄さんも忙しそうだね、大丈夫かな」
妹 「大丈夫でしょ、私のアニキだもん」
俺 「・・・・・・そうか(絶対的に信頼してるんだな)」
兄 「はいもしもし・・・・・えッ!」
俺 「どうしました?」
兄 「太平洋にも穴があいたそうだ。申し訳ないが役所にもどる」
俺 「わかりました、あまり無理しないでください」
兄 「何か分かったらよろしく」バタン
妹 「あれ、アニキは?」
俺 「急用で戻った」
妹 「あれまあ」
俺 「御兄さんも忙しそうだね、大丈夫かな」
妹 「大丈夫でしょ、私のアニキだもん」
俺 「・・・・・・そうか(絶対的に信頼してるんだな)」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 10:56:28.87 ID:4YfJRsxV0
後日
妹 「また穴あいた」
俺 「あーあ、こんな所にまで穴が」
妹 「どうしよう」
俺 「誰かが落ちたらいけないから、古家具でも置いて塞いでおこう」
妹 「うん」
俺 「よいしょっと、ソファー案外重いな」
妹 「ふう」
妹 「また穴あいた」
俺 「あーあ、こんな所にまで穴が」
妹 「どうしよう」
俺 「誰かが落ちたらいけないから、古家具でも置いて塞いでおこう」
妹 「うん」
俺 「よいしょっと、ソファー案外重いな」
妹 「ふう」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 11:05:55.69 ID:4YfJRsxV0
俺 「しかしおかしな風景だな」
妹 「街中が古家具だらけになっちゃったね」
俺 「穴塞ぎ用の鉄板が払底したから仕方ないよ」
妹 「あっ! パトカーが来た」
パ 「ピーポーピーポー ヒュウゥゥゥ」
妹 「あ、パトカーが落ちた」
俺 「また穴が出来たか!」
妹 「街中が古家具だらけになっちゃったね」
俺 「穴塞ぎ用の鉄板が払底したから仕方ないよ」
妹 「あっ! パトカーが来た」
パ 「ピーポーピーポー ヒュウゥゥゥ」
妹 「あ、パトカーが落ちた」
俺 「また穴が出来たか!」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 11:16:30.21 ID:4YfJRsxV0
俺 「あっ風っ!」
風 「ヒュウーゥゥ」
妹 「帽子飛んでった~っ」マテーッ! スタッタッタ
俺 「おい、そっちは穴!」
妹 「キャーッ!」
俺 「ウワァーッ」
風 「ヒュウーゥゥ」
妹 「帽子飛んでった~っ」マテーッ! スタッタッタ
俺 「おい、そっちは穴!」
妹 「キャーッ!」
俺 「ウワァーッ」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 11:21:02.82 ID:4YfJRsxV0
2
ドスン
俺 「痛てて」
妹 「うーん」
俺 「穴に落ちたが・・・・元の世界かな?」
俺 「大丈夫か?」
妹 「たんこぶ出来た」
俺 「落ちたのがベットの上で助かったな」
妹 「うん」
俺 「とりあえず家に帰ろう」
妹 「うん」
ドスン
俺 「痛てて」
妹 「うーん」
俺 「穴に落ちたが・・・・元の世界かな?」
俺 「大丈夫か?」
妹 「たんこぶ出来た」
俺 「落ちたのがベットの上で助かったな」
妹 「うん」
俺 「とりあえず家に帰ろう」
妹 「うん」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 11:29:34.85 ID:4YfJRsxV0
妹 「あっ!」
俺 「んっ、どした?」
妹 「花瓶の花が枯れてる」
俺 「枯れてる? 今朝生けたばかりじゃないか」
妹 「でも枯れてるよ。水も蒸発しきってる」
俺 「冷蔵庫はどうなってる?」
妹 「うーん、ちょっと待って」ゴソゴソ
俺 「どうだ?」
妹 「全部痛んでる、駄目みたい」
俺 「ということは、少し未来に飛んだのか」
俺 「んっ、どした?」
妹 「花瓶の花が枯れてる」
俺 「枯れてる? 今朝生けたばかりじゃないか」
妹 「でも枯れてるよ。水も蒸発しきってる」
俺 「冷蔵庫はどうなってる?」
妹 「うーん、ちょっと待って」ゴソゴソ
俺 「どうだ?」
妹 「全部痛んでる、駄目みたい」
俺 「ということは、少し未来に飛んだのか」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 11:44:00.88 ID:4YfJRsxV0
妹 「冷蔵庫の中がこれじゃ、ごはん作れないよ」
俺 「外で食うしかないな。牛丼屋に行こう」
妹 「わーい」
俺 「たかが牛丼屋で何喜んでんだよ」
妹 「久しぶりだから」
俺 「珍しい店じゃないだろ」
妹 「だって女の子だけじゃ入り辛いもん」
俺 「なるほど」
俺 「外で食うしかないな。牛丼屋に行こう」
妹 「わーい」
俺 「たかが牛丼屋で何喜んでんだよ」
妹 「久しぶりだから」
俺 「珍しい店じゃないだろ」
妹 「だって女の子だけじゃ入り辛いもん」
俺 「なるほど」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 11:52:46.70 ID:4YfJRsxV0
妹 「牛皿定食ウマー」モグモグ
俺 「ここさ、玉葱が良いんだよな」ムシャムシャ
妹 「うん」
俺 「いい感じに甘みがあってさ」ムシャムシャ
妹 「うん」モグモグ
俺 「はいお茶」コンッ
妹 「ありがとー」
俺・妹 「ズズッ」
俺 「旨かったな」
妹 「久々に堪能しました♪」
俺 「じゃ、帰るか」
妹 「うん」
俺 「ここさ、玉葱が良いんだよな」ムシャムシャ
妹 「うん」
俺 「いい感じに甘みがあってさ」ムシャムシャ
妹 「うん」モグモグ
俺 「はいお茶」コンッ
妹 「ありがとー」
俺・妹 「ズズッ」
俺 「旨かったな」
妹 「久々に堪能しました♪」
俺 「じゃ、帰るか」
妹 「うん」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 12:00:45.99 ID:4YfJRsxV0
しばらく後
妹 「気分悪い」
俺 「どうした・・・・・って顔真っ青じゃないか」
妹 「うーん」グッタリ
俺 「おい、しっかりしろ」
妹 「・・・・・・」
俺 「どうしよう」
俺 「救急車に連絡しなきゃ!」
妹 「気分悪い」
俺 「どうした・・・・・って顔真っ青じゃないか」
妹 「うーん」グッタリ
俺 「おい、しっかりしろ」
妹 「・・・・・・」
俺 「どうしよう」
俺 「救急車に連絡しなきゃ!」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 12:09:14.73 ID:4YfJRsxV0
----
俺 「お医者さん、妹は大丈夫ですか?」
医 「ええ、点滴終わる頃には元気になるわ」
俺 「何なんでしょう?」
医 「玉ねぎ病ですね。たぶん牛丼の玉ねぎにあたったんでしょう」
俺 「玉ねぎ病?」
医 「はい。玉ねぎを食べると毒にあたる病気です」
俺 「はぁ(玉ねぎが毒? よくわからん)」
医 「食事に気をつけてください。あと発作を起こしても驚かないでください」
俺 「はぁ、発作ですか」
医 「ええ。おかしな行動したら発作ですから、すぐに処置してください」
俺 「お医者さん、妹は大丈夫ですか?」
医 「ええ、点滴終わる頃には元気になるわ」
俺 「何なんでしょう?」
医 「玉ねぎ病ですね。たぶん牛丼の玉ねぎにあたったんでしょう」
俺 「玉ねぎ病?」
医 「はい。玉ねぎを食べると毒にあたる病気です」
俺 「はぁ(玉ねぎが毒? よくわからん)」
医 「食事に気をつけてください。あと発作を起こしても驚かないでください」
俺 「はぁ、発作ですか」
医 「ええ。おかしな行動したら発作ですから、すぐに処置してください」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 12:17:37.23 ID:4YfJRsxV0
医 「処方箋出すので薬局で受け取ってください」
俺 「はい」
医 「一週間程度で治りますが、その間に発作が起きたら装着してください」
俺 「装着?」
医 「はい」
俺 「どう? 元気になった?」
妹 「うん」
俺 「医さんは治るまで一週間程度とか言ってたが、もうすっかり元気じゃないか」
妹 「うん、医さんも大丈夫って言ってた」
俺 「そうか」
妹 「でも一週間は玉ねぎ食べちゃ駄目だって」
俺 「良くわからない病気だな」
俺 「はい」
医 「一週間程度で治りますが、その間に発作が起きたら装着してください」
俺 「装着?」
医 「はい」
俺 「どう? 元気になった?」
妹 「うん」
俺 「医さんは治るまで一週間程度とか言ってたが、もうすっかり元気じゃないか」
妹 「うん、医さんも大丈夫って言ってた」
俺 「そうか」
妹 「でも一週間は玉ねぎ食べちゃ駄目だって」
俺 「良くわからない病気だな」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 12:26:08.38 ID:4YfJRsxV0
俺 「とりあえず薬局寄ってから家に帰ろう」
妹 「うん」
俺 「薬局行ったが・・・・・何だこれ?」
妹 「なんだか大きな袋を貰っちゃったね」
俺 「ほんとに大きいよな」
妹 「いま開けてみよっか」
俺 「家に着いてからで良いんじゃないか?」
妹 「そうね」
妹 「うん」
俺 「薬局行ったが・・・・・何だこれ?」
妹 「なんだか大きな袋を貰っちゃったね」
俺 「ほんとに大きいよな」
妹 「いま開けてみよっか」
俺 「家に着いてからで良いんじゃないか?」
妹 「そうね」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 12:38:29.74 ID:4YfJRsxV0
俺 「御飯、途中でスーパーに寄って買おうか」
妹 「うん」
俺 「何食う?」
妹 「お魚ーっ」
俺 「おやっ? お前魚嫌いじゃなかったのか?」
妹 「お魚がいいのっ!」
俺 「で、どれにする?」
妹 「サンマにマグロに、アジに・・・・・・」ジュルリッ
俺 「やっぱし変だぞ」
妹 「うん」
俺 「何食う?」
妹 「お魚ーっ」
俺 「おやっ? お前魚嫌いじゃなかったのか?」
妹 「お魚がいいのっ!」
俺 「で、どれにする?」
妹 「サンマにマグロに、アジに・・・・・・」ジュルリッ
俺 「やっぱし変だぞ」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 12:46:23.32 ID:4YfJRsxV0
夜
俺 「おやすみー」
妹 「おやすみなさーい」
妹 「俺君・・・・・」
俺 「どうした?」
妹 「寒いよ」
俺 「今日は確かに冷えるな」
妹 「そっちの部屋行くね」
俺 「えっ?」
妹 「ゴソゴソッ」
俺 「おやすみー」
妹 「おやすみなさーい」
妹 「俺君・・・・・」
俺 「どうした?」
妹 「寒いよ」
俺 「今日は確かに冷えるな」
妹 「そっちの部屋行くね」
俺 「えっ?」
妹 「ゴソゴソッ」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 12:54:17.10 ID:4YfJRsxV0
俺 「俺の布団に入るのかよ」
妹 「だって寒いんだもん」ゴソゴソ
俺 「あのなあ、俺も一応男なんだぞ(汗;)」
妹 「うふふふ、あったかーい」ヌクヌク
俺 「あ、あのなあ」ドキドキ
妹 「おやすみー」
俺 「おい、人の話を聞け・・・・・って寝ちまったか」
妹 「スゥスゥ zzz」
妹 「だって寒いんだもん」ゴソゴソ
俺 「あのなあ、俺も一応男なんだぞ(汗;)」
妹 「うふふふ、あったかーい」ヌクヌク
俺 「あ、あのなあ」ドキドキ
妹 「おやすみー」
俺 「おい、人の話を聞け・・・・・って寝ちまったか」
妹 「スゥスゥ zzz」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 13:01:10.50 ID:4YfJRsxV0
---
妹 「朝だよ、起きろーっ!」
俺 「まだ眠いよ、休日だし寝坊しても良いじゃん」
妹 「起きろー」バリバリ
俺 「イテテ 引っ掻かないで」
俺 「おまえそんなに乱暴だったか? ・・・・って何だそれは?」
妹 「なぁに?」
俺 「尻尾生えてるぞ」
妹 「あ、ほんとだ」
俺 「本物かな」ポフッ
妹 「いやん、くすぐったい」
俺 「本物の尻尾かな?」
妹 「本物みたい、自分で動かせるし」パタパタ
妹 「朝だよ、起きろーっ!」
俺 「まだ眠いよ、休日だし寝坊しても良いじゃん」
妹 「起きろー」バリバリ
俺 「イテテ 引っ掻かないで」
俺 「おまえそんなに乱暴だったか? ・・・・って何だそれは?」
妹 「なぁに?」
俺 「尻尾生えてるぞ」
妹 「あ、ほんとだ」
俺 「本物かな」ポフッ
妹 「いやん、くすぐったい」
俺 「本物の尻尾かな?」
妹 「本物みたい、自分で動かせるし」パタパタ
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 13:11:01.68 ID:4YfJRsxV0
妹 「バリバリ」
俺 「おい、壁引っ掻くな」
妹 「はっ! 無意識についつい・・・・」
俺 「何やってんだ」
妹 「いや、なんと言うか、その、いい壁だなーって思って・・・・気がついたら引っ掻いてた」
俺 「壁ぼろぼろじゃないか」
妹 「ごめんなさい」
俺 「おまえおかしいぞ」
妹 「ごめんなさい。なんでやったか自分でも分からないの・・・」
俺 「これが発作かな?」
妹 「かなぁ?」
俺 「おい、壁引っ掻くな」
妹 「はっ! 無意識についつい・・・・」
俺 「何やってんだ」
妹 「いや、なんと言うか、その、いい壁だなーって思って・・・・気がついたら引っ掻いてた」
俺 「壁ぼろぼろじゃないか」
妹 「ごめんなさい」
俺 「おまえおかしいぞ」
妹 「ごめんなさい。なんでやったか自分でも分からないの・・・」
俺 「これが発作かな?」
妹 「かなぁ?」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 13:18:33.59 ID:4YfJRsxV0
俺 「とりあえず薬局でもらった袋をあけよう」
妹 「何これ?」
俺 「んっ、猫耳カチューシャと肉球手袋??」
妹 「薬じゃないのね」
俺 「試してみるか」
妹 「うん」
俺 「装着するから、じっとしててな」
妹 「うん」
ゴソゴソ カチッ
妹 「どうかな?」
俺 「似合うよ」
妹 「えへっ♪」
俺 「・・・・・・(しかしこんなので効くのだろうか)」
妹 「何これ?」
俺 「んっ、猫耳カチューシャと肉球手袋??」
妹 「薬じゃないのね」
俺 「試してみるか」
妹 「うん」
俺 「装着するから、じっとしててな」
妹 「うん」
ゴソゴソ カチッ
妹 「どうかな?」
俺 「似合うよ」
妹 「えへっ♪」
俺 「・・・・・・(しかしこんなので効くのだろうか)」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 13:25:40.78 ID:4YfJRsxV0
俺 「朝ごはんにするか」
妹 「うん、これ食べよ」
俺 「シリアルなんて久しぶりだな」パクッ
妹 「うん」カリカリ
俺 「オエーッ なんだこりゃ」ペッペッ
妹 「おいしいよ」カリカリ
俺 「ちょっと箱見せて」
妹 「はい」
俺 「これ、キャットフードじゃないか」
妹 「あっ! ほんとだ」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 13:31:34.36 ID:4YfJRsxV0
妹 「ご飯食べたら眠くなった」ゴロン
俺 「おーいっ」
妹 「なーに?」
俺 「なぜ俺の膝を枕にする?」
妹 「あったかいから」
俺 「あのねぇ」
妹 「俺君の膝、ちょっとごつごつしてるね」
俺 「そうかい」
妹 「でも気持ちいい ニコッ♪」
俺 「ドキッ」
俺 「おーいっ」
妹 「なーに?」
俺 「なぜ俺の膝を枕にする?」
妹 「あったかいから」
俺 「あのねぇ」
妹 「俺君の膝、ちょっとごつごつしてるね」
俺 「そうかい」
妹 「でも気持ちいい ニコッ♪」
俺 「ドキッ」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 13:39:51.34 ID:4YfJRsxV0
俺 「(あれっ、なんか可愛い)」
俺 「(なんかこう、頭ナデナデしたくなってきた)」
俺 「(俺も頭おかしくなったか?)」
俺 「(どうしよう)」
俺 「あ・・・あの、妹さ」
妹 「なあに?」
俺 「頭なでていい?」
妹 「撫でてくれるのっ!」パァーッ
俺 「ああ」
俺 「(なんかこう、頭ナデナデしたくなってきた)」
俺 「(俺も頭おかしくなったか?)」
俺 「(どうしよう)」
俺 「あ・・・あの、妹さ」
妹 「なあに?」
俺 「頭なでていい?」
妹 「撫でてくれるのっ!」パァーッ
俺 「ああ」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 13:47:44.41 ID:4YfJRsxV0
俺 「ナデナデ」
妹 「・・・ひゃっ」
俺 「ごめん、痛かった?」
妹 「フミャーン」
俺 「止めようか」
妹 「止めないで」
俺 「気持ち良いのか」
妹 「うん」ゴロゴロ
妹 「もっと撫でて」
俺 「うん」ナデナデ
妹 「・・・ひゃっ」
俺 「ごめん、痛かった?」
妹 「フミャーン」
俺 「止めようか」
妹 「止めないで」
俺 「気持ち良いのか」
妹 「うん」ゴロゴロ
妹 「もっと撫でて」
俺 「うん」ナデナデ
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 13:55:37.73 ID:4YfJRsxV0
俺 「(実は甘えんぼだったとは)」モフッ
俺 「(でもこんなに可愛かったっけ)」モフモフ
俺 「(なんだろう、俺まで癒される)」モフモフモフ
俺 「(ずっとこうしていたい)」
妹 「スゥスゥ zzz」
俺 「寝てしまったか」
俺 「俺も眠くなってきた」
俺 「zzz」
俺 「(でもこんなに可愛かったっけ)」モフモフ
俺 「(なんだろう、俺まで癒される)」モフモフモフ
俺 「(ずっとこうしていたい)」
妹 「スゥスゥ zzz」
俺 「寝てしまったか」
俺 「俺も眠くなってきた」
俺 「zzz」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 14:01:08.36 ID:4YfJRsxV0
俺 「うーん、よく寝た」
妹 「おはよー。お昼だけど(笑)」
俺 「こんなに快眠したのは久々だ」
妹 「わたしもーっ」
妹 「おはよー。お昼だけど(笑)」
俺 「こんなに快眠したのは久々だ」
妹 「わたしもーっ」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 14:07:58.70 ID:4YfJRsxV0
妹 「お外で遊んでくる」
俺 「『お外』って子供みたいだなぁ(笑)」
妹 「行ってきまーす」バタン
俺 「・・・・・・」
俺 「(発作中に出て行ってしまった)」
俺 「(穴に落ちたりしないかな)」
俺 「(心配になってきた、妹を探しに行こう)」
俺 「『お外』って子供みたいだなぁ(笑)」
妹 「行ってきまーす」バタン
俺 「・・・・・・」
俺 「(発作中に出て行ってしまった)」
俺 「(穴に落ちたりしないかな)」
俺 「(心配になってきた、妹を探しに行こう)」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 14:14:43.51 ID:4YfJRsxV0
俺 「あれ? 何うずくまってんだ」
俺 「なんだ、地面で寝てるだけか」ホッ
俺 「なんだろう、風が優しい」
俺 「まるで風が撫でているようだ」
俺 「なんだ、地面で寝てるだけか」ホッ
俺 「なんだろう、風が優しい」
俺 「まるで風が撫でているようだ」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 14:22:31.28 ID:4YfJRsxV0
俺 「おーい」
妹 「ふみゃ~ん」
俺 「夕方だし、家に戻ろう」
妹 「うん」ニャ~ッ
妹 「ふみゃ~ん」
俺 「夕方だし、家に戻ろう」
妹 「うん」ニャ~ッ
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 14:28:27.84 ID:4YfJRsxV0
俺 「テレビつけよう」
テ 『厚生○働省によると玉ねぎ病患者は10万人になりました』
俺 「大変なことになったな」
テ 『一週間程度で治るので、決して慌てずに医療機関に~』
妹 「うん」
テ 『副次的な現象として、玉ねぎ病患者による癒し効果が~』
俺 「えっ、癒し?」
妹 「どうしたの?」
俺 「いや、何でもない(確かに癒し効果あるよなぁ、こんなに可愛い妹見たのは初めてだ)」
妹 「変なのっ」クスッ
テ 『世界的なストレス軽減が認められており、関係各省では~』
テ 『厚生○働省によると玉ねぎ病患者は10万人になりました』
俺 「大変なことになったな」
テ 『一週間程度で治るので、決して慌てずに医療機関に~』
妹 「うん」
テ 『副次的な現象として、玉ねぎ病患者による癒し効果が~』
俺 「えっ、癒し?」
妹 「どうしたの?」
俺 「いや、何でもない(確かに癒し効果あるよなぁ、こんなに可愛い妹見たのは初めてだ)」
妹 「変なのっ」クスッ
テ 『世界的なストレス軽減が認められており、関係各省では~』
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 14:36:38.56 ID:4YfJRsxV0
一週間後
俺 「おはよー」
妹 「お早う・・・・・・って、なんであんたと一緒に寝てるのよ!」
俺 「妹のほうから来たんだろ」
妹 「確かにそうだけど、そうだけど・・・・・・」
俺 「だろ」
妹 「でもあれは、玉ねぎ病のせいだからね」
俺 「うん」
妹 「病気のせいだからね、本心じゃないからねっ!」
俺 「うん(何故怒ってるんだろう?)」
俺 「おはよー」
妹 「お早う・・・・・・って、なんであんたと一緒に寝てるのよ!」
俺 「妹のほうから来たんだろ」
妹 「確かにそうだけど、そうだけど・・・・・・」
俺 「だろ」
妹 「でもあれは、玉ねぎ病のせいだからね」
俺 「うん」
妹 「病気のせいだからね、本心じゃないからねっ!」
俺 「うん(何故怒ってるんだろう?)」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 14:45:23.55 ID:4YfJRsxV0
俺 「その様子じゃ治ったみたいだね」
妹 「うん」
俺 「猫耳カチューシャと手袋を返しに病院へ行こう」
妹 「うん」
俺 「大丈夫か?」
妹 「ちょっとふらつく」
俺 「病み上がりだからな、仕方ない」
妹 「うん」
俺 「病院には俺一人で行くから、お前は休んでろよ」
妹 「いや、私も行く」
俺 「そうか、じゃあ一緒に行こう」
妹 「うん」
俺 「猫耳カチューシャと手袋を返しに病院へ行こう」
妹 「うん」
俺 「大丈夫か?」
妹 「ちょっとふらつく」
俺 「病み上がりだからな、仕方ない」
妹 「うん」
俺 「病院には俺一人で行くから、お前は休んでろよ」
妹 「いや、私も行く」
俺 「そうか、じゃあ一緒に行こう」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 14:51:55.02 ID:4YfJRsxV0
俺 「本当に大丈夫か? ふらついてるぞ」
妹 「うーん」フラフラ
俺 「おい、そっち穴!」
妹 「えっ、どこ? あっ」ストン
俺 「あっ、妹が落ちた!」
俺 「どうしよう」
俺 「前回落ちたときも無事だったし」
俺 「えーいままよ、俺もいくぞ」ストン ヒュゥゥゥーーー
妹 「うーん」フラフラ
俺 「おい、そっち穴!」
妹 「えっ、どこ? あっ」ストン
俺 「あっ、妹が落ちた!」
俺 「どうしよう」
俺 「前回落ちたときも無事だったし」
俺 「えーいままよ、俺もいくぞ」ストン ヒュゥゥゥーーー
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 14:57:32.12 ID:4YfJRsxV0
3
ドスン
俺 「痛てて」
妹 「うーん」
俺 「穴に落ちたら・・・・やっぱり元の世界か」
妹 「みたいね」
妹 「どうする?」
俺 「病院は後回しにして、家に帰ろう」
妹 「うん」
ドスン
俺 「痛てて」
妹 「うーん」
俺 「穴に落ちたら・・・・やっぱり元の世界か」
妹 「みたいね」
妹 「どうする?」
俺 「病院は後回しにして、家に帰ろう」
妹 「うん」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 15:05:15.89 ID:4YfJRsxV0
妹 「テレビつけて」
俺 「うん」
テ 『○月×日 お昼のニュースです』
俺 「また少し未来に飛んだみたいだな」
妹 「そうね」
テ 『厚生労○省によると玉ねぎ病の流行は収まりつつあり、患者の数は~』
俺 「収まったみたいだな」
妹 「でも患者数のグラフは減ってないね」
俺 「ほんとだ」
テ 『今後は道草病への注意を呼びかけるなど、関係省庁の~』
妹・俺 「道草病?」
俺 「やはり病院にいってみるか、道草病だったらいけないから」
妹 「ウン、そうね」
俺 「うん」
テ 『○月×日 お昼のニュースです』
俺 「また少し未来に飛んだみたいだな」
妹 「そうね」
テ 『厚生労○省によると玉ねぎ病の流行は収まりつつあり、患者の数は~』
俺 「収まったみたいだな」
妹 「でも患者数のグラフは減ってないね」
俺 「ほんとだ」
テ 『今後は道草病への注意を呼びかけるなど、関係省庁の~』
妹・俺 「道草病?」
俺 「やはり病院にいってみるか、道草病だったらいけないから」
妹 「ウン、そうね」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 15:15:57.43 ID:4YfJRsxV0
病院
俺 「どうだった? お医者さん何か言ってたか?」
妹 「初期の道草病だって」
俺 「道草?」
妹 「お医者さんが、家族にも説明するから来てくださいだって」
俺 「分かった」
俺 「道草病って何なんですか?」
医 「文字通り、行き返りに道草してしまう病気です」
俺 「それで、妹は大丈夫でしょうか」
医 「命にかかわる病気ではないし、妹さんなら一月ほどで治るので心配は要りません」
俺 「ほっ、良かった」
俺 「どうだった? お医者さん何か言ってたか?」
妹 「初期の道草病だって」
俺 「道草?」
妹 「お医者さんが、家族にも説明するから来てくださいだって」
俺 「分かった」
俺 「道草病って何なんですか?」
医 「文字通り、行き返りに道草してしまう病気です」
俺 「それで、妹は大丈夫でしょうか」
医 「命にかかわる病気ではないし、妹さんなら一月ほどで治るので心配は要りません」
俺 「ほっ、良かった」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 15:22:00.30 ID:4YfJRsxV0
俺 「(あいつは真面目だから大丈夫だろう)」
俺 「(寄り道しないでいつもまっすぐ帰ってくるし)」
医 「ただし、その間に誤って毒草を食べないように気をつけてください」
俺 「えっ? 寄り道する病気じゃないんですか?」
医 「今回も処方箋出しときますね」
俺 「はぁ(何のこっちゃ?)」
俺 「(寄り道しないでいつもまっすぐ帰ってくるし)」
医 「ただし、その間に誤って毒草を食べないように気をつけてください」
俺 「えっ? 寄り道する病気じゃないんですか?」
医 「今回も処方箋出しときますね」
俺 「はぁ(何のこっちゃ?)」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 15:29:33.54 ID:4YfJRsxV0
妹 「説明どうだった?」
俺 「訳分からん。とりあえず道草しなきゃ良いんだろ」
妹 「うん」
俺 「ところで薬局で何貰ったんだ」
妹 「カチューシャとね、後は・・・」
俺 「後は?」
妹 「なんでもない」
俺 「隠す必要ないだろ」
妹 「うーん」
俺 「まあいいや、とにかくお医者さんの言うとおりちゃんと薬飲むんだぞ」
妹 「うーん (薬貰ったんじゃないんだけどなぁ)」
俺 「訳分からん。とりあえず道草しなきゃ良いんだろ」
妹 「うん」
俺 「ところで薬局で何貰ったんだ」
妹 「カチューシャとね、後は・・・」
俺 「後は?」
妹 「なんでもない」
俺 「隠す必要ないだろ」
妹 「うーん」
俺 「まあいいや、とにかくお医者さんの言うとおりちゃんと薬飲むんだぞ」
妹 「うーん (薬貰ったんじゃないんだけどなぁ)」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 15:35:21.67 ID:4YfJRsxV0
俺 「しかし何のカチューシャだろ」
妹 「牛耳カチューシャだって」
俺 「ふーん」
妹 「・・・・・・」
俺 「まあいいや、帰ろっか」
妹 「うん」
妹 「牛耳カチューシャだって」
俺 「ふーん」
妹 「・・・・・・」
俺 「まあいいや、帰ろっか」
妹 「うん」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 15:42:22.27 ID:4YfJRsxV0
俺 「帰りは近道しよう」
妹 「そうね」
俺 「トコトコ」
妹 「トコトコ」
俺 「しかし田舎道だな、畑ばかりだ」
妹 「うん」
妹 「あっ、これっ!」
俺 「どうした?」
妹 「ヒョイ パクッ」モグモグ
俺 「おいっ、雑草食うな!」
妹 「うーんっ、ジューシー♪」
俺 「腹壊すぞ」
妹 「おいしいよ」パクッ パクッ
妹 「そうね」
俺 「トコトコ」
妹 「トコトコ」
俺 「しかし田舎道だな、畑ばかりだ」
妹 「うん」
妹 「あっ、これっ!」
俺 「どうした?」
妹 「ヒョイ パクッ」モグモグ
俺 「おいっ、雑草食うな!」
妹 「うーんっ、ジューシー♪」
俺 「腹壊すぞ」
妹 「おいしいよ」パクッ パクッ
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 15:49:23.19 ID:4YfJRsxV0
俺 「とりあえず家に帰ろう」
妹 「うーん、もうちょっと食べてちゃだめ?」
俺 「だーめ、引っ張ってくぞ」ズルズル
妹 「いやーん、意地悪ぅ」ズルズル
妹 「うーん、もうちょっと食べてちゃだめ?」
俺 「だーめ、引っ張ってくぞ」ズルズル
妹 「いやーん、意地悪ぅ」ズルズル
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 15:59:01.18 ID:4YfJRsxV0
後日
俺 「妹の奴、来るの遅いな」
妹 「だだいまー」
俺 「コンビニ行くのに何時間掛けてんだよ、なんかあったか?」
妹 「何も無していよ」
俺 「そうか?」
妹 「気のせいに違いないよ、きっとそうだよっ」
俺 「じゃあ何をモグモグ噛んでるんだ」
妹 「えーと、これは(汗;)」
トントン
俺 「おや、誰だろう」
妹 「あら、農家のおばちゃん」
農 「ありがとうね、これお礼」
妹 「あらどうも。お礼なんて要らないのに」
俺 「妹の奴、来るの遅いな」
妹 「だだいまー」
俺 「コンビニ行くのに何時間掛けてんだよ、なんかあったか?」
妹 「何も無していよ」
俺 「そうか?」
妹 「気のせいに違いないよ、きっとそうだよっ」
俺 「じゃあ何をモグモグ噛んでるんだ」
妹 「えーと、これは(汗;)」
トントン
俺 「おや、誰だろう」
妹 「あら、農家のおばちゃん」
農 「ありがとうね、これお礼」
妹 「あらどうも。お礼なんて要らないのに」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 16:05:49.95 ID:4YfJRsxV0
俺 「えーと、どういうことです」
農 「あら、妹さんから聞いてませんか?」
俺 「はい」
農 「妹さんが畑の雑草食べてくれたから、そのお礼に来ました」
俺 「はぁ」
農 「おかげてこの季節、除草剤要らずで助かりました」
妹 「えっへん」
俺 「・・・・そういうことか」
俺 「そういえば近所の畑、今年は散布して無いな」
妹 「うん、美味しかった」
俺 「いやそうじゃなくてさ」
妹 「はいっ?」
俺 「俺の話聞いてる?」
農 「あら、妹さんから聞いてませんか?」
俺 「はい」
農 「妹さんが畑の雑草食べてくれたから、そのお礼に来ました」
俺 「はぁ」
農 「おかげてこの季節、除草剤要らずで助かりました」
妹 「えっへん」
俺 「・・・・そういうことか」
俺 「そういえば近所の畑、今年は散布して無いな」
妹 「うん、美味しかった」
俺 「いやそうじゃなくてさ」
妹 「はいっ?」
俺 「俺の話聞いてる?」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 16:14:47.33 ID:4YfJRsxV0
俺 「なあ妹」
妹 「何?」
俺 「最近さ、ちょっと丸くなったような・・・・・・(胸とか)」
妹 「えっ? わかる」
俺 「うん、こことか」プニ
妹 「ヒャッ!」イヤン
俺 「そうじゃなくても見た目でわかるよ」
妹 「そうかぁ」 orz
妹 「なんで太っちゃったんだろ」
俺 「そりゃ普通に三食たべて、更に近所の雑草を始末してたら食べすぎだろう」
妹 「うぅ、でも美味しいんだもん」
俺 「・・・・・・」
妹 「何?」
俺 「最近さ、ちょっと丸くなったような・・・・・・(胸とか)」
妹 「えっ? わかる」
俺 「うん、こことか」プニ
妹 「ヒャッ!」イヤン
俺 「そうじゃなくても見た目でわかるよ」
妹 「そうかぁ」 orz
妹 「なんで太っちゃったんだろ」
俺 「そりゃ普通に三食たべて、更に近所の雑草を始末してたら食べすぎだろう」
妹 「うぅ、でも美味しいんだもん」
俺 「・・・・・・」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 16:19:31.33 ID:4YfJRsxV0
妹 「丸くなったら駄目?」
俺 「別に良いんじゃない、可愛いよ」
妹 「よかった」ニコッ
俺 「( も大きくなったし)」ニタッ
妹 「(あ、視線がやらしい)」
俺 「別に良いんじゃない、可愛いよ」
妹 「よかった」ニコッ
俺 「( も大きくなったし)」ニタッ
妹 「(あ、視線がやらしい)」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 16:25:56.08 ID:4YfJRsxV0
俺 「そういえば、街中の雑草が消えたな」
妹 「そうね」
俺 「全部お前が食ったのか」
妹 「そこまで食いしん坊じゃないわよう」
俺 「そうか、他の道草病患者が食べたのかもな」
妹 「そうね」
俺 「全部お前が食ったのか」
妹 「そこまで食いしん坊じゃないわよう」
俺 「そうか、他の道草病患者が食べたのかもな」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 16:31:55.26 ID:4YfJRsxV0
妹 「テレビつけるよ」
俺 「うん」
テ 『ニュースです』
俺 「ニュースか、道草病の話無いかな?」
テ 『世界的に除草剤の使用量が激減したため、農薬メーカーの株価が~』
俺 「・・・・・・」
テ 『激減した原因について○×大学の△教授は道草病が~』
俺 「道草病のせいか?」
妹 「かしらねえ?」
俺 「うん」
テ 『ニュースです』
俺 「ニュースか、道草病の話無いかな?」
テ 『世界的に除草剤の使用量が激減したため、農薬メーカーの株価が~』
俺 「・・・・・・」
テ 『激減した原因について○×大学の△教授は道草病が~』
俺 「道草病のせいか?」
妹 「かしらねえ?」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 16:37:44.40 ID:4YfJRsxV0
俺 「おはよー」
俺 「あれ、妹が居ない」
俺 「まだ寝てるのかな?」
俺 「部屋に行ってみよう」
コンコン
俺 「もうこんな時間だそ、そろそろ起きようよ」
妹 「うーん、もうちょっと待って」ハァハァ
俺 「わかった」
俺 「あれ、妹が居ない」
俺 「まだ寝てるのかな?」
俺 「部屋に行ってみよう」
コンコン
俺 「もうこんな時間だそ、そろそろ起きようよ」
妹 「うーん、もうちょっと待って」ハァハァ
俺 「わかった」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 16:43:03.85 ID:4YfJRsxV0
バタン
妹 「おはよー」
俺 「やっと自室から出てきたか。寝坊なんて珍しいな」
妹 「寝坊じゃないよ、とっくに起きてた」
俺 「え? じゃあ何してたんだ」
妹 「えーと、こんなに出た」コトンッ
俺 「何この液体は」
妹 「・・・・・・(赤面)」
俺 「どうした、熱でもある?」
妹 「これ、私の●」
俺 「えっ、●?」
妹 「うん、私の●」
俺 「で、この液体をどうしろと?」
妹 「どうしよう・・・・・・><;」
妹 「おはよー」
俺 「やっと自室から出てきたか。寝坊なんて珍しいな」
妹 「寝坊じゃないよ、とっくに起きてた」
俺 「え? じゃあ何してたんだ」
妹 「えーと、こんなに出た」コトンッ
俺 「何この液体は」
妹 「・・・・・・(赤面)」
俺 「どうした、熱でもある?」
妹 「これ、私の●」
俺 「えっ、●?」
妹 「うん、私の●」
俺 「で、この液体をどうしろと?」
妹 「どうしよう・・・・・・><;」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 16:54:53.94 ID:4YfJRsxV0
俺 「俺が飲むわけにもいかないしなあ」
妹 「でも捨てるのはもったいないよ・・・・・・」
妹・俺 「うーん、どうしよう」
俺 「とりあえず、河にでも流してこようか」
妹 「そうね」
妹 「でも捨てるのはもったいないよ・・・・・・」
妹・俺 「うーん、どうしよう」
俺 「とりあえず、河にでも流してこようか」
妹 「そうね」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 17:00:51.55 ID:4YfJRsxV0
サラサラ
俺 「河に来た」
妹 「じゃ、液体を流すね」
俺 「うん」
妹 「パチャッ」
俺 「あれ? 向こう岸でも液体流してる人がいる」
妹 「本当だ」
俺 「よく見ると結構な人達が流してるなぁ」
妹 「うん」
俺 「おかげで河がうっすら乳色してる」
妹 「・・・・・・うん」
俺 「じゃ、家に戻るか」
妹 「うん」
俺 「河に来た」
妹 「じゃ、液体を流すね」
俺 「うん」
妹 「パチャッ」
俺 「あれ? 向こう岸でも液体流してる人がいる」
妹 「本当だ」
俺 「よく見ると結構な人達が流してるなぁ」
妹 「うん」
俺 「おかげで河がうっすら乳色してる」
妹 「・・・・・・うん」
俺 「じゃ、家に戻るか」
妹 「うん」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 17:08:04.71 ID:4YfJRsxV0
夜
俺 「(ここのところ異常現象ばかりで疲れた)」
俺 「(穴の件、玉ねぎ病の件、道草病の件)」
俺 「(どれも謎ばかりだ)」
俺 「(疲れた、眠い)」
俺 「寝よう」カチカチ
俺 「(ここのところ異常現象ばかりで疲れた)」
俺 「(穴の件、玉ねぎ病の件、道草病の件)」
俺 「(どれも謎ばかりだ)」
俺 「(疲れた、眠い)」
俺 「寝よう」カチカチ
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 17:12:59.45 ID:4YfJRsxV0
-
--
---
----
俺 『あなたは誰ですか』
‐ 『私は自然』
俺 『自然?』
自 『はい、自然です』
--
---
----
俺 『あなたは誰ですか』
‐ 『私は自然』
俺 『自然?』
自 『はい、自然です』
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 17:16:19.72 ID:4YfJRsxV0
自 『地球は弱ってるの』
自 『ストレスまみれなの,傷ついてるの』
自 『河を汚され、土を汚され、農薬を沢山撒かれて傷ついてるの』
俺 『異変とそれは関係あるのですか?』
自 『私ね、地球のストレスをなくすために猫ちゃんで癒してあげたの』
俺 『するとあの風 >>32 は、猫をモフモフしていたのか』
自 『はい』
自 『私ね、地球に栄養をつけるため、滋養たっぷりの●を飲ませてあげたの』
俺 『つまり道草病は●のために・・・・・』
自 『そう』
自 『ストレスまみれなの,傷ついてるの』
自 『河を汚され、土を汚され、農薬を沢山撒かれて傷ついてるの』
俺 『異変とそれは関係あるのですか?』
自 『私ね、地球のストレスをなくすために猫ちゃんで癒してあげたの』
俺 『するとあの風 >>32 は、猫をモフモフしていたのか』
自 『はい』
自 『私ね、地球に栄養をつけるため、滋養たっぷりの●を飲ませてあげたの』
俺 『つまり道草病は●のために・・・・・』
自 『そう』
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 17:20:12.81 ID:4YfJRsxV0
俺 『質問して良いですか』
自 『はい』
俺 『穴とは何なのでしょう?』
自 『あれは地球の傷口です』
俺 『傷口?』
自 『そう、時空を超えた傷口』
俺 『俺たちは、どうしたら良いのでしょうか?』
自 『人の体に傷口ができたら、あなたはどうしますか?』
俺 『えっ?』
----
---
--
-
目覚し時計 「ジリリリリリリ‐‐!」
自 『はい』
俺 『穴とは何なのでしょう?』
自 『あれは地球の傷口です』
俺 『傷口?』
自 『そう、時空を超えた傷口』
俺 『俺たちは、どうしたら良いのでしょうか?』
自 『人の体に傷口ができたら、あなたはどうしますか?』
俺 『えっ?』
----
---
--
-
目覚し時計 「ジリリリリリリ‐‐!」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 17:26:33.76 ID:4YfJRsxV0
俺 「ちくしょう、肝心なところで目覚まし時計が鳴ってしまった」
俺 「リアルな夢だったな」
俺 「自然『傷口があったらどうするか』か・・・・」
俺 「なるほど」
俺 「リアルな夢だったな」
俺 「自然『傷口があったらどうするか』か・・・・」
俺 「なるほど」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 17:32:34.74 ID:4YfJRsxV0
4
俺 「もしもし、御兄さんですか」
兄 「俺君か、穴の件かい?」
俺 「はい、解決策が分かりました」
兄 「本当か! すぐに行くから詳細聞かせてくれ」
俺 「はい」
俺 「もしもし、御兄さんですか」
兄 「俺君か、穴の件かい?」
俺 「はい、解決策が分かりました」
兄 「本当か! すぐに行くから詳細聞かせてくれ」
俺 「はい」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 17:39:29.29 ID:4YfJRsxV0
5
ゴゴゴゴッ
兄 「ここが穴を治してる現場だ」
妹 「ねぇアニキ、白衣の人達は何やってんの?」
兄 「まあ見てろ」
妹 「何あれ」
兄 「消毒薬」
妹 「あ、穴に何か塗ってる」
兄 「傷薬だよ」
妹 「うわっ! 大きなガーゼ」
兄 「うん、大きいだろ」
妹 「包帯巻いてるよ」
兄 「ああ、地球に包帯巻いてるんだ」
妹 「地球が包帯だらけだね」
兄 「この穴は地球の傷口。だからこうやって治療してやるんだ」
ゴゴゴゴッ
兄 「ここが穴を治してる現場だ」
妹 「ねぇアニキ、白衣の人達は何やってんの?」
兄 「まあ見てろ」
妹 「何あれ」
兄 「消毒薬」
妹 「あ、穴に何か塗ってる」
兄 「傷薬だよ」
妹 「うわっ! 大きなガーゼ」
兄 「うん、大きいだろ」
妹 「包帯巻いてるよ」
兄 「ああ、地球に包帯巻いてるんだ」
妹 「地球が包帯だらけだね」
兄 「この穴は地球の傷口。だからこうやって治療してやるんだ」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 17:44:17.32 ID:4YfJRsxV0
俺 「こんにちは、御兄さん」
兄 「おっ! 救世主のお出ましか」
俺 「この穴は一週間もすれば治ります」
兄 「そうか」
兄 「ありがとうな、俺君おかげで穴の問題は解決しそうだ」
俺 「いいえ、私の考えではありません」
兄 「えっ?」
俺 「穴が地球の傷口だと言う事は『自然』が教えてくれたんです。私は傷口を治療しているに過ぎません」
兄 「あっはっは、何を言うかと思えば『自然』か。いかにも俺君らしい謙虚な発想だな」
俺 「あはは・・・・・・」
兄 「おっ! 救世主のお出ましか」
俺 「この穴は一週間もすれば治ります」
兄 「そうか」
兄 「ありがとうな、俺君おかげで穴の問題は解決しそうだ」
俺 「いいえ、私の考えではありません」
兄 「えっ?」
俺 「穴が地球の傷口だと言う事は『自然』が教えてくれたんです。私は傷口を治療しているに過ぎません」
兄 「あっはっは、何を言うかと思えば『自然』か。いかにも俺君らしい謙虚な発想だな」
俺 「あはは・・・・・・」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 17:45:33.59 ID:4YfJRsxV0
俺 「ところで御兄さん(義兄さん)」
兄 「何?」
俺 「妹さんとの仲、認めてくれませんか?」
兄 「何を言うかと思えばそんなことか(苦笑)」
俺 「御兄さん・・・・・」
兄 「世界を救った男を断る兄なんて居ないさ」
俺 「えっ?」
兄 「昔、妹の家出先が俺君の家だと知ったときは君を恨んだがね」
妹 「アニキ~!」
兄 「妹~」
俺 「・・・・・・」
兄 「何?」
俺 「妹さんとの仲、認めてくれませんか?」
兄 「何を言うかと思えばそんなことか(苦笑)」
俺 「御兄さん・・・・・」
兄 「世界を救った男を断る兄なんて居ないさ」
俺 「えっ?」
兄 「昔、妹の家出先が俺君の家だと知ったときは君を恨んだがね」
妹 「アニキ~!」
兄 「妹~」
俺 「・・・・・・」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 17:46:05.12 ID:4YfJRsxV0
妹 「あれぇ、俺君もここに来てたんだ」
俺 「・・・・・・うん」
妹 「俺君!」ダキッ
俺 「あっ! (御兄さんの前でそれはやらないでくれ>_<; )」
兄 「あのなあ、俺君とべたべたするのは・・・・・」
妹 「だめなの?」
兄 「・・・・・・」
妹 「アニキは・・・・俺君との仲まだ許してくれないの?」ウルウル
兄 「構わんよ、俺君と一緒になっても」
妹 「ほんとっ!」
兄 「ああ、勿論だ」
妹 「ありがとう、アニキっ!」
おしまい
俺 「・・・・・・うん」
妹 「俺君!」ダキッ
俺 「あっ! (御兄さんの前でそれはやらないでくれ>_<; )」
兄 「あのなあ、俺君とべたべたするのは・・・・・」
妹 「だめなの?」
兄 「・・・・・・」
妹 「アニキは・・・・俺君との仲まだ許してくれないの?」ウルウル
兄 「構わんよ、俺君と一緒になっても」
妹 「ほんとっ!」
兄 「ああ、勿論だ」
妹 「ありがとう、アニキっ!」
おしまい
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