1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 20:07:52.01 ID:W0XDLdSU0
恭介「本当にいいのかい?」
さやか「いいの。これは恭介が初めて私にくれたプレゼント、婚約指輪だから」
恭介「子供の頃あげたおもちゃの指輪だよ」
さやか「いいんだよ」
恭介「結婚指輪はもう少し良いものを買うよ」
さやか「普通でいいのに」
さやか「いいの。これは恭介が初めて私にくれたプレゼント、婚約指輪だから」
恭介「子供の頃あげたおもちゃの指輪だよ」
さやか「いいんだよ」
恭介「結婚指輪はもう少し良いものを買うよ」
さやか「普通でいいのに」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 20:14:45.83 ID:W0XDLdSU0
さやか「恭介が私を選んでくれた。それだけで胸がいっぱいだから」
恭介「来週の結婚式、楽しみだね」
さやか「うん、みんな祝福してくれるといいな」
恭介「僕は、さやかを愛している」
さやか「私もだよ。恭介」
さやか「まどかも、杏子も、マミさんも、ほむらも、そして仁美もみんな大切な友達」
さやか「きっと祝福、してくれるよね」
恭介「してくれるよ」
さやか「そういえば、最近みんなに会っていない気がする」
さやか「まどか、元気でやっているかな」
恭介「来週の結婚式、楽しみだね」
さやか「うん、みんな祝福してくれるといいな」
恭介「僕は、さやかを愛している」
さやか「私もだよ。恭介」
さやか「まどかも、杏子も、マミさんも、ほむらも、そして仁美もみんな大切な友達」
さやか「きっと祝福、してくれるよね」
恭介「してくれるよ」
さやか「そういえば、最近みんなに会っていない気がする」
さやか「まどか、元気でやっているかな」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 20:16:09.80 ID:W0XDLdSU0
まどか「んっ、ほむらちゃ……」
ほむら「ごめんなさい。まどかが可愛くて思わずキスしてしまったわ」
まどか「もう、ほむらちゃん」
まどか「でも、好きだから許す」
ほむら「うふふ、ありがとう」
ほむら「ごめんなさい。まどかが可愛くて思わずキスしてしまったわ」
まどか「もう、ほむらちゃん」
まどか「でも、好きだから許す」
ほむら「うふふ、ありがとう」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 20:19:21.64 ID:W0XDLdSU0
まどか「ほむらちゃん、もっと。もっと欲しい」
ほむら「いいわ。好きなだけ、してあげる」
まどか「ほむらちゃん」
ほむら「なに?」
まどか「ほむらちゃんはどこにも行かないよね。ずっと私の傍にいてくれるよね」
ほむら「急にどうしたの、まどか」
まどか「学校を卒業してから、みんな会う機会がどんどん減っていっちゃって」
まどか「たまに怖くなるの」
まどか「いつか、私の周りから誰もいなくなるんじゃないかって」
ほむら「まどか……」
ほむら「いいわ。好きなだけ、してあげる」
まどか「ほむらちゃん」
ほむら「なに?」
まどか「ほむらちゃんはどこにも行かないよね。ずっと私の傍にいてくれるよね」
ほむら「急にどうしたの、まどか」
まどか「学校を卒業してから、みんな会う機会がどんどん減っていっちゃって」
まどか「たまに怖くなるの」
まどか「いつか、私の周りから誰もいなくなるんじゃないかって」
ほむら「まどか……」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 20:22:58.08 ID:W0XDLdSU0
ほむら「私はどこにも行かないわ。ずっと貴方の傍にいる」
まどか「ほむらちゃん、信じて、いいんだよね」
ほむら「ええ、信じて」
ほむら「貴方を救うために数百数千と世界を繰り返した私よ」
ほむら「貴方を裏切るなんてありえないわ」
まどか「ほむらちゃん。ほむらちゃんっ」
ほむら「まどか、好きよ」
まどか「私も大好きだよ、ほむらちゃん」
まどか「ほむらちゃん、信じて、いいんだよね」
ほむら「ええ、信じて」
ほむら「貴方を救うために数百数千と世界を繰り返した私よ」
ほむら「貴方を裏切るなんてありえないわ」
まどか「ほむらちゃん。ほむらちゃんっ」
ほむら「まどか、好きよ」
まどか「私も大好きだよ、ほむらちゃん」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 20:24:35.05 ID:W0XDLdSU0
まどか「すぅ......すぅ...........」
ほむら「まどかの寝顔可愛い」
ほむら「ちょっとシャワーで汗を流してこよう」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 20:32:12.61 ID:W0XDLdSU0
シャアアアアアアアアアアアアアアア
ほむら「ワルプルギスの夜を越えて数年」
ほむら「彼女を破った瞬間は今でも鮮明に思い出せる」
ほむら「体の至るところから崩壊していく姿、マミとさやかと杏子の笑顔」
ほむら「出迎えてくれたまどかの泣き顔」
ほむら「あれから、私は幸せだった」
ほむら「まどかは私の気持ちを汲んでくれて、一番の友達から特別な存在に変わるのに長い時間は必要なかった」
ほむら「私は、今幸せよ」
ほむら「辛い一ヶ月を何度も耐え抜いてけれど、報われた」
ほむら「私は今、とても幸せ」
ほむら「そういえば、巴マミや佐倉杏子や美樹さやか。ずっと会ってないな」
ほむら「苦労した子ばかりだもの。今は報われて、幸せにやっていて欲しいわね」
ほむら「ワルプルギスの夜を越えて数年」
ほむら「彼女を破った瞬間は今でも鮮明に思い出せる」
ほむら「体の至るところから崩壊していく姿、マミとさやかと杏子の笑顔」
ほむら「出迎えてくれたまどかの泣き顔」
ほむら「あれから、私は幸せだった」
ほむら「まどかは私の気持ちを汲んでくれて、一番の友達から特別な存在に変わるのに長い時間は必要なかった」
ほむら「私は、今幸せよ」
ほむら「辛い一ヶ月を何度も耐え抜いてけれど、報われた」
ほむら「私は今、とても幸せ」
ほむら「そういえば、巴マミや佐倉杏子や美樹さやか。ずっと会ってないな」
ほむら「苦労した子ばかりだもの。今は報われて、幸せにやっていて欲しいわね」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 20:36:29.94 ID:W0XDLdSU0
杏子「食べ物を粗末にするんじゃねー!」
男児「わー、杏子が怒ったー」
女児「ごめんなさいぃ」
杏子「無理して食えとは言わないが、食べられないからって食べ物を粗末に扱っちゃダメだぞ」
男児「だって、この野菜マズすぎるし。ゲロの匂いがするぜ」
女子「う、オエッ」
杏子「酢の匂いと何かの匂いが混ざってこんな匂いになってるだけだ」
男児「つまりゲロの匂い」
杏子「いいから食え」
男児「わー、杏子が怒ったー」
女児「ごめんなさいぃ」
杏子「無理して食えとは言わないが、食べられないからって食べ物を粗末に扱っちゃダメだぞ」
男児「だって、この野菜マズすぎるし。ゲロの匂いがするぜ」
女子「う、オエッ」
杏子「酢の匂いと何かの匂いが混ざってこんな匂いになってるだけだ」
男児「つまりゲロの匂い」
杏子「いいから食え」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 20:39:16.14 ID:W0XDLdSU0
先生「調理士さんには言っておくから、今日は我慢して食べてね」
先生「この献立はこれの臭いはこんなだけど、栄養バランスを考えて作られた素晴らしいものなんだ」
杏子「病気になりたくないならちゃんと食え。食べ物を粗末にするんじゃねぇ」
女児「グスッ」
男児「はいはい」
先生「この献立はこれの臭いはこんなだけど、栄養バランスを考えて作られた素晴らしいものなんだ」
杏子「病気になりたくないならちゃんと食え。食べ物を粗末にするんじゃねぇ」
女児「グスッ」
男児「はいはい」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 20:44:04.18 ID:W0XDLdSU0
女児「きょーこせんせー、さよーならー」
杏子「おう、じゃーな」
先生「やれやれ、やっと終わった」
杏子「好きで幼稚園の先生になったんだろ。嫌そうな顔すんな」
先生「していませんよ。疲れただけです」
先生「ところで杏子先生、明日はお休みですが僕と一緒にどこか行きませんか」
杏子「ああ、すまねぇ。先約がある」
杏子「おう、じゃーな」
先生「やれやれ、やっと終わった」
杏子「好きで幼稚園の先生になったんだろ。嫌そうな顔すんな」
先生「していませんよ。疲れただけです」
先生「ところで杏子先生、明日はお休みですが僕と一緒にどこか行きませんか」
杏子「ああ、すまねぇ。先約がある」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 20:47:54.83 ID:W0XDLdSU0
先生「はぁ、またですか。またお友達と遊ぶんですか」
杏子「ああ、大事な友達なんでな」
先生「仲が良すぎて嫉妬しますね」
杏子「仲良きことは良きことかな。あたしの宗教を理解してくれるあんたも嫌いじゃないぜ」
先生「杏子先生の教えは当たり前の道徳ばかりですからね。反対する理由がありませんよ」
杏子「そうなんだけど、新興宗教ってだけで嫌悪感を抱く人間が多いのも事実なのさ」
杏子「ああ、大事な友達なんでな」
先生「仲が良すぎて嫉妬しますね」
杏子「仲良きことは良きことかな。あたしの宗教を理解してくれるあんたも嫌いじゃないぜ」
先生「杏子先生の教えは当たり前の道徳ばかりですからね。反対する理由がありませんよ」
杏子「そうなんだけど、新興宗教ってだけで嫌悪感を抱く人間が多いのも事実なのさ」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 20:51:36.68 ID:W0XDLdSU0
先生「僕は希少な人間なんですね。ならもう少し僕との時間をとってくれてもいいじゃないですか」
杏子「ごめんな」
先生「お友達とは毎週会っているのに、僕の誘いは3ヶ月に一回くらいしか受けてくれない」
杏子「大事な友達なんだよ。分かってくれよ」
先生「杏子先生の友情を大事にするところも好きですけどね」
先生「今日も、この後」
杏子「ああ、お友達のところに行くぜ」
杏子「ごめんな」
先生「お友達とは毎週会っているのに、僕の誘いは3ヶ月に一回くらいしか受けてくれない」
杏子「大事な友達なんだよ。分かってくれよ」
先生「杏子先生の友情を大事にするところも好きですけどね」
先生「今日も、この後」
杏子「ああ、お友達のところに行くぜ」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 20:56:56.80 ID:W0XDLdSU0
先生「いってらっしゃい」
杏子「拗ねんなよ。そのうち紹介してやるさ」
先生「名前は全員覚えたのに、面識がない」
杏子「さやか、まどか、ほむら、マミ」
杏子「みんないい子だよ。毎週末全員集まる場に顔出すのは辛いだろ」
杏子「そうだな、まずはマミから紹介しようかな」
先生「ああ、あの大人びていて真っ直ぐで優しいお姉さんタイプの」
杏子「大体そんな感じ。初対面でも上手くやってくれるさ」
杏子「一目惚れしたりしてな」
先生「あははは、まさか」
杏子「拗ねんなよ。そのうち紹介してやるさ」
先生「名前は全員覚えたのに、面識がない」
杏子「さやか、まどか、ほむら、マミ」
杏子「みんないい子だよ。毎週末全員集まる場に顔出すのは辛いだろ」
杏子「そうだな、まずはマミから紹介しようかな」
先生「ああ、あの大人びていて真っ直ぐで優しいお姉さんタイプの」
杏子「大体そんな感じ。初対面でも上手くやってくれるさ」
杏子「一目惚れしたりしてな」
先生「あははは、まさか」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 20:59:55.34 ID:W0XDLdSU0
杏子「マミ」
杏子「良い人、聖女だよな」
杏子「あんなに優しくて善良な人、他にいないよ」
杏子「今も誰かを助けているのかな」
杏子「なんの得にもならないのに、一般人を助けてさ。苦労してさ」
杏子「マミさん、そろそろ幸せになってもいいんじゃねーの」
杏子「良い人、聖女だよな」
杏子「あんなに優しくて善良な人、他にいないよ」
杏子「今も誰かを助けているのかな」
杏子「なんの得にもならないのに、一般人を助けてさ。苦労してさ」
杏子「マミさん、そろそろ幸せになってもいいんじゃねーの」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 21:03:30.29 ID:W0XDLdSU0
QB「マミ、朗報だ」
マミ「どうしたの?」
QB「君の善行が実を結んだ」
QB「入ってきて」
少女「こんにちわ」
マミ「どうしたの?」
QB「君の善行が実を結んだ」
QB「入ってきて」
少女「こんにちわ」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 21:07:22.05 ID:W0XDLdSU0
マミ「はじめまして」
少女「ありがとうございました」
マミ「はい?」
QB「僕から説明するよ」
QB「魔女の結界に巻き込まれて何人もの人が犠牲になっていることは知っているよね」
マミ「もちろん」
QB「そして、君はそういう人たちを救い続けてきた」
QB「助けた人々の中に才能を持つ少女が紛れ込んでいた」
QB「彼女は君がいなければ死んでいた」
QB「つまり、マミは彼女の命の恩人だ」
少女「ありがとうございました」
マミ「はい?」
QB「僕から説明するよ」
QB「魔女の結界に巻き込まれて何人もの人が犠牲になっていることは知っているよね」
マミ「もちろん」
QB「そして、君はそういう人たちを救い続けてきた」
QB「助けた人々の中に才能を持つ少女が紛れ込んでいた」
QB「彼女は君がいなければ死んでいた」
QB「つまり、マミは彼女の命の恩人だ」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 21:10:50.53 ID:W0XDLdSU0
QB「彼女は君へ恩返しがしたいと言っている」
少女「はい、マミさんは命の恩人です。マミさんのためにできることがあるならなんでも」
マミ「嬉しいこと言ってくれるじゃない」
QB「彼女は願いを、君のために使いたいと言っている」
QB「マミ、彼女に叶えて欲しい願いを伝えるんだ」
少女「はい、マミさんは命の恩人です。マミさんのためにできることがあるならなんでも」
マミ「嬉しいこと言ってくれるじゃない」
QB「彼女は願いを、君のために使いたいと言っている」
QB「マミ、彼女に叶えて欲しい願いを伝えるんだ」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 21:20:25.52 ID:W0XDLdSU0
マミ「そうね。えーと、うん」
QB「ソウルジェムを取り出したということは、人間に戻りたいのかな」
QB「君が人間に戻り、君の家族を蘇らせるという願いも可能だよ」
マミ「ふふっ、そうね。変身」
QB「?」
マミ「ティロ・フィナーレ!」
QB「なにするだー、マミ!」
QB「ソウルジェムを取り出したということは、人間に戻りたいのかな」
QB「君が人間に戻り、君の家族を蘇らせるという願いも可能だよ」
マミ「ふふっ、そうね。変身」
QB「?」
マミ「ティロ・フィナーレ!」
QB「なにするだー、マミ!」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 21:24:20.90 ID:W0XDLdSU0
魔女「ヒギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
マミ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハァ」
さやか「あ」
ほむら「え」
杏子「あん?」
マミ「ティロ・ティロ・ドッピエッタ」
魔女「アァアアアアアアアアアアアアアアア」
マミ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハァ」
さやか「あ」
ほむら「え」
杏子「あん?」
マミ「ティロ・ティロ・ドッピエッタ」
魔女「アァアアアアアアアアアアアアアアア」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 21:26:56.16 ID:W0XDLdSU0
さやか「え、なんで?」
さやか「ここ、魔女の」
ほむら「まどか、まどかぁあああああああああああああああああ」
杏子「なんだここは。魔女の結界?!」
杏子「あたしはなんで」
マミ「しつこい。ティロ・フィナーレ!!」
さやか「ここ、魔女の」
ほむら「まどか、まどかぁあああああああああああああああああ」
杏子「なんだここは。魔女の結界?!」
杏子「あたしはなんで」
マミ「しつこい。ティロ・フィナーレ!!」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 21:29:42.48 ID:W0XDLdSU0
魔女「アギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
さやか「恭介? 恭介?」
ほむら「まどか? ねぇ、まどか。どこにいるの? ねぇ?」
杏子「ここは、なんだ。幻覚? どっちが?」
QB「マミ、額に銃口を突きつけるのは止めてくれないか?」
マミ「QB、説明しなさい」
さやか「恭介? 恭介?」
ほむら「まどか? ねぇ、まどか。どこにいるの? ねぇ?」
杏子「ここは、なんだ。幻覚? どっちが?」
QB「マミ、額に銃口を突きつけるのは止めてくれないか?」
マミ「QB、説明しなさい」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 21:35:22.41 ID:W0XDLdSU0
QB「幸せの魔女。それが今、君が倒した魔女の名さ」
QB「被害者が望む最も幸せな夢を見せ、エネルギーを回収する魔女」
QB「人間も魔法少女も、幸せの中では些細な違和感は意識的に排除する」
QB「そうして、さして魔力自体はさして強力ではない彼女は生き残ってきた」
QB「マミ、君はなぜこの幻影を見破れたんだい?」
QB「被害者が望む最も幸せな夢を見せ、エネルギーを回収する魔女」
QB「人間も魔法少女も、幸せの中では些細な違和感は意識的に排除する」
QB「そうして、さして魔力自体はさして強力ではない彼女は生き残ってきた」
QB「マミ、君はなぜこの幻影を見破れたんだい?」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 21:38:37.89 ID:W0XDLdSU0
マミ「事故に遭って、アナタと契約し、魔法少女の役目を果たすためずっと一人ぼっち」
マミ「世の中のために頑張っても、誰かを救っても、感謝もされず無償で命をかける日々」
マミ「感情のない貴方には分からないでしょうけど、信仰心があるとは思えない貴方には理解できないだろうけど」
マミ「私は神が大嫌い」
マミ「世の中のために頑張っても、誰かを救っても、感謝もされず無償で命をかける日々」
マミ「感情のない貴方には分からないでしょうけど、信仰心があるとは思えない貴方には理解できないだろうけど」
マミ「私は神が大嫌い」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 21:41:43.33 ID:W0XDLdSU0
マミ「今までなん百人も救ってきた」
マミ「でも、今まで感謝されたことはもちろん、気付いた人もほとんどいない」
マミ「そんな私に「貴方のために命をかけてでもなにかしてあげたい」なんて人がいきなり現れて信用できると思う?」
マミ「でも、今まで感謝されたことはもちろん、気付いた人もほとんどいない」
マミ「そんな私に「貴方のために命をかけてでもなにかしてあげたい」なんて人がいきなり現れて信用できると思う?」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 21:45:27.82 ID:W0XDLdSU0
マミ「嬉しかったのは最初だけ」
マミ「我ながら悲しいけど、そんなずさんな嘘はすぐに分かってしまった」
マミ「例え死んでしまっても、信じられたら幸せだったでしょうね」
マミ「疑いを持ってしまえばもうどうしようもない」
マミ「SGで魔女の位置を調べ、攻撃した。ただ、それだけよ」
QB「よく分からないよ。ただ、君が今の魔女を倒したのは事実だ」
QB「次も頑張ってくれ」
マミ「我ながら悲しいけど、そんなずさんな嘘はすぐに分かってしまった」
マミ「例え死んでしまっても、信じられたら幸せだったでしょうね」
マミ「疑いを持ってしまえばもうどうしようもない」
マミ「SGで魔女の位置を調べ、攻撃した。ただ、それだけよ」
QB「よく分からないよ。ただ、君が今の魔女を倒したのは事実だ」
QB「次も頑張ってくれ」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 21:50:03.71 ID:W0XDLdSU0
マミ「QB、はもういないか」
マミ「ねぇ、知ってる? 感情は限界を超えると逆に冷静になる」
マミ「私を魔女にしたかったのなら、塩梅を間違えたわね」
マミ「魔法少女のヒミツを知って、今こんなことをされて」
マミ「私の心は冷え切ってしまった」
オクタビア「ウ、ウ、アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
ホムリリー「マ、マ、マァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
マミ「でも、耐え切れない子はいなくはない」
マミ「ねぇ、知ってる? 感情は限界を超えると逆に冷静になる」
マミ「私を魔女にしたかったのなら、塩梅を間違えたわね」
マミ「魔法少女のヒミツを知って、今こんなことをされて」
マミ「私の心は冷え切ってしまった」
オクタビア「ウ、ウ、アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
ホムリリー「マ、マ、マァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
マミ「でも、耐え切れない子はいなくはない」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 21:52:08.36 ID:W0XDLdSU0
杏子「マミ」
マミ「佐倉さん、貴方は無事だったのね」
杏子「ああ、まぁな」
杏子「マミも、無事でよかった」
マミ「うん、佐倉さんが無事でよかったって考えるわ」
マミ「佐倉さん、貴方は無事だったのね」
杏子「ああ、まぁな」
杏子「マミも、無事でよかった」
マミ「うん、佐倉さんが無事でよかったって考えるわ」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 21:54:51.17 ID:W0XDLdSU0
マミ「2人なら、魔女が二体でも大丈夫」
杏子「おい、お前」
マミ「魔女が二体。一人じゃ辛い。出来れば手伝って欲しいわ」
杏子「……了解」
まどか「なんだか、嫌な予感がする」
QB「いい勘だ。実は――――」
おわり
杏子「おい、お前」
マミ「魔女が二体。一人じゃ辛い。出来れば手伝って欲しいわ」
杏子「……了解」
まどか「なんだか、嫌な予感がする」
QB「いい勘だ。実は――――」
おわり
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