1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 21:43:36.59 ID:SarKMWEN0
QB「困った、この状況は想定していなかった。

解析がすんでいない今はまだうかつに動けない。

なにより、誰かに見られたくない。

動けないマミのためにグリーフシードをストックしておかなければ。

魔女退治も誰かに……」






2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 21:44:17.57 ID:SarKMWEN0
マミホーム





ピンポーン





ほむら「で、なんのようかしら」



QB「玄関先で申し訳ないが、マミが風邪をひいてね。

彼女のためにグリーフシードをいくつか頂きたいんだ。

あと見滝原の魔女退治を頼みたい」



ほむら「グリーフシードはかまわない。

けれど、風邪ならば一人で大丈夫なの?」



QB「僕がいるから大丈夫だ」



マミ<オキャクサンキテルノー?



QB「マミ、君は寝ているんだ!

大丈夫、僕がなんとかする!」



ほむら「……」



QB「早くグリーフシードを置いて引き取ってくれないか」

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 21:45:10.55 ID:SarKMWEN0
マミ<QBチャーン、マミオネツナイカラモウオキルノー



ほむら「QBちゃん?」



QB「……」



ほむら「あがるわね?」



QB「ど、どうぞ……」





リビング





マミ「あー、ほむらちゃんだー」



ほむら「お邪魔するわ、マミ」



QB「大丈夫だよ、マミ。

ほむらはすぐに帰るから」



マミ「えー、帰っちゃうのー?

遊んでいってよー。

マミ寂しい~」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 21:48:59.45 ID:SarKMWEN0
ほむら≪どういうこと?≫



QB≪今朝起きたらこうなっていたんだ。

他の魔法少女にもいくらかエラーが出ているらしい。

いつ治るのか、治らないのかも不明だ≫



ほむら≪……≫



QB≪嘘は、嘘はついていないぞ!≫



ほむら≪けれど、秘密にする理由はないわ≫



QB≪ドッキーン!≫



ほむら≪QB、あなた≫



QB≪そそそそそ、そうさ!

萌えたさ! 萌え萌えだよ!

独占したかったんだよ!

くそお!≫



ほむら≪あなたの 的嗜好に興味はないわ。

しかし、放っておくわけにもいかない。

協力させてもらうわ≫



マミ「ねえねえ、三人でできる遊びしよ!」



ほむら「ええ、かまわないわ」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 21:49:59.50 ID:SarKMWEN0
QB「いいよ。

『汝は人狼なりや』がいいかい?

『パンデミック』?

『グローカルヘキサイト』か、

『ブロックス』。

僕は『リコチェットロボ』がいいな」



ほむら「……トランプにしましょう。

QBあなたは一人で『クトゥルフの呼び声』でもやってなさい」



マミ「えー、マミおままごとがいい」



ほむら≪我々に拒否権は≫



QB≪ない≫

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 21:51:12.39 ID:SarKMWEN0
 

マミ「マミお母さんやるね。

QBちゃんはお父さん、

ほむらちゃんは子供ね」



QB「まかせて!

こう見えても銀河系おままごと選手権でベスト3さ!」



ほむら「かまわないわ」



マミ「QBちゃん、ネクタイとお髭つけてね。

じゃあ、はじめるね。

QBパパ朝ですよー。

もう、おねぼうさんはだめよ」



QB「(ムッハー)お、おはようマミ。

今日も綺麗だね」



マミ「やだ、パパったら。

朝から、ママ恥ずかしい///」



ほむら≪ムッハー≫



QB≪心が漏れてるよ≫

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 21:53:20.64 ID:SarKMWEN0
マミ「ほむらちゃんも、学校遅刻しちゃうわよ」



ほむら「え、ええマミ」



マミ「もう、違うでしょ?」



ほむら「おはよう……。マ、ママ///」



マミ「うふふ、いい子。

ほむらちゃん、学校は楽しい?」



ほむら「え、ええ……うん」



マミ「お友達できた?」



ほむら「うん。まどかって子」



マミ「よかった。

あら、もうこんな時間。

パパ出発しなきゃ。会社遅刻しちゃう」



QB「ああ、マミいってくるよ」



マミ「あら、あなた忘れものよ」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 21:55:09.70 ID:SarKMWEN0
QB「お弁当だね。ごめんごめん」



マミ「違うでしょ。もう。ンー」



QB(これはあれか!

いってらっしゃいのチューかあ!

ほ、ほむらがすごい目で睨んでる!)



マミ「ンー///」



QB≪許可を求む。

代償は人類から手を引く≫



ほむら≪了解した≫



QB「チュッ///」



マミ「うふふ!

あなた、いってらっしゃい!」



QB「いってくるよ。

ほむらも気をつけて。

(ふぉおおおお!

危うく感情が芽生えるところだったああああ!)」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 21:58:06.99 ID:SarKMWEN0
ほむら「ママ、私もいくわ」



マミ「あ、待って」



チュッ



マミ「ほむらちゃんはおでこにね。

いってらっしゃーい」



ほむら「あ、ありがとう。

いってきます」





隣の部屋





QB≪ラッセーイ! ラッセーイ!≫



ほむら≪マミ、恐ろしい子。

決して邪な気持ちがわかないのがすごいわ≫



QB≪そうなんだよ!

この庇護欲というのか、

こんなに愛しく思えるのか!≫



マミ「二人とも早く戻ってきてー」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 22:00:32.17 ID:SarKMWEN0
二時間後





ほむら「マミ。もう遅いから寝ましょう」



マミ「ぶー」



QB「そうだよ、マミ。

まずお風呂入らなきゃ」



ほむら「……」



QB「ぼぼぼぼぼ僕は入らないよ!

ほむら、君がいれるんだ(チクショウ)」



ほむら「……はぁ。

わかったわ」



マミ「わーい、ほむらちゃんとお風呂ー」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 22:02:45.55 ID:SarKMWEN0
バスルーム





マミ「マミね、お風呂好きなの。

あわあわするでしょ?

ふしぎなの。それでねそれでね」



ほむら「ほら、腕あげて」



マミ「あ、うん」



ほむら「(しかし、大きい胸……。

くっ、なにか悔しくなってきたわ)」



ギュウ



マミ「いたぁい!

ほむらちゃんやめて、

おむねがいたいよぉ」



ほむら「ご、ごめんなさい。

しっかり洗おうとしてつい、力が」



マミ「ううん、いいの。

ほむらちゃんマミの為にしてくれてるんだもんね。

ありがとうね、ほむらちゃん」



ほむら「(ドッキーン)」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 22:13:31.78 ID:SarKMWEN0
脱衣所





QB「くっ、くぅ、ほむらめ。

僕だって

『QBちゃんのしっぽきもちいいね』

とか言われたいわー!」





リビング



マミ「ねえ、マミのパジャマ可愛い?(クルクル)」



ほむらQB『最高よ/だ』



マミ「えへへ///」



ほむら(無言で親指を立てる)



QB(強く頷く)



マミ「今日は三人で寝ようね!

マミいつも一人で寝てて寂しかったの。

QBいないときも多かったから……」



QB「だ、大丈夫だよ!

もう離れないよ! ずっと傍にいるよ!」



ほむら「私もよ」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 22:14:15.29 ID:SarKMWEN0


QB≪君にはまどかがいるだろう≫



ほむら≪このマミは私とまどかの子にするわ≫



QB≪じゃあ、僕は弟にしてくれよ!≫



ほむら≪検討するわ≫

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 22:16:35.45 ID:SarKMWEN0




マミ「マミマミ……ムニャムニャ……」



QB≪ほむら、おきてほむら≫



ほむら≪なに、QB。まだ早いわ≫



QB≪気づかないかい? マミが……≫



ほむら≪布団が湿って……!

まさか、この子、マミっているの?≫



QB≪そうだ、マミらししてしまっている≫



ほむら≪しかし、他のスレならあなた、

余裕で飲んだり、舐めたり、嗅いだりしてるでしょう?≫



QB≪だから、おかしいんだよ!

このマミと一緒にいると邪気が祓われてしまうんだよ!

最初なんか消し飛びそうになったさ!≫



ほむら(邪神の眷属かしら……)

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 22:19:37.17 ID:SarKMWEN0
QB≪彼女が目を覚ます前に僕がお風呂の用意をする。

君は着替えの準備とフォローを頼む≫



ほむら≪わかったわ≫



マミ「むにゃ、あれ、ほむらちゃ……。

あっ……///」



ほむら「おはよう、マミ。

どうかした?」



マミ「あのね、ほむらちゃん。

怒らないって約束してくれる?」



ほむら「ええ、するわ」



マミ「誰にも言わないって約束する?」



ほむら「するわ」



マミ「あのね……マミ……。

お漏らしシチャッタミ……タイナノ……。

エッ……ヒック……」



ほむら「泣かないでマミ。

そういうこともあるわ。

気にしないで。

お風呂入りましょう」



マミ「ウン……」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 22:25:02.12 ID:SarKMWEN0
ほむら「いい子ね。

では、目を閉じなさい」



マミ「うん」



カチッ



ほむら「時を止めたわ。

確かここに。

こんなバスセットなんて持っているのね。

あとは……マミの為に遊んであげるのも悪くないわね。

……準備は揃った」



カチッ



ほむら「いいわ。目を開けて」



マミ「……!

わ、あわあわのおふろ」



ほむら「この水着に着替えて、

QBと遊びましょう」



マミ「うん!」

 
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 22:35:15.01 ID:SarKMWEN0
マミ「ねえ、ねえ、ほむらちゃん、QBちゃん」



ほむら「なに?」



QB「なんだいマミ!」



マミ「えへへ、プレゼントなの!」



ほむら「うんとね、いつも優しくしてくれるから、

マミ内緒で作ってたの。

折り紙の冠!」



ほむら「あ、ありがとう。

大事にするわ」



QB「宝にするよマミ!」



マミ「うんとね、二人とも大好きだから、

大事にしてた金と銀の折り紙もつかったんだよ!

ほむらちゃんは女の子だから特別に金色。

QBちゃんは男の子だから銀色で我慢してね」



QB「構うもんか!

マミがくれたものはどれも最高だよ!」



ほむら「嬉しいわ。

だから最近おままごとしなかったのね」



マミ「うんっ」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 22:42:56.55 ID:SarKMWEN0
QB「マミ、君は本当に

いい子だね」



マミ「テレッテレッ///

えへへ、おままごとも我慢したの」



QB「君の為なら宇宙を犠牲にしてもいいよマミ!」



マミ「? マミよくわからないけど、

QBちゃんが嬉しいならマミも嬉しいな」



QB「マミ大好きだ!」



マミ「うん、マミもQBちゃん大好きだよ!」



QB「(感情芽生えるっちゅーねん!)」



ほむら「ウズウズ」



QB「ほら、ほむらも言ってごらんよ」



ほむら「マ、マミ。

私も……マミが好きよ」



マミ「うんっ、ほむらちゃんも、

マミだいーすき!」



ほむら「あ、ありがとう」



ほむQ≪いい!≫

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 22:55:52.07 ID:SarKMWEN0
またある日



マミホーム



ほむら「ぐっ、珍しく苦戦したわ」



QB「ほむら、大丈夫かい」



マミ「あれ、ほむらちゃんおかえり……。

どうしたの?

お腹痛いの?

お怪我したの?」



QB「ほむらはちょっと疲れてるんだ。

大丈夫だよ、マミは奥にいたほうがいい」



ほむら「そうよ、気にしないで」



マミ「やだ……マミここにいる。

ほむらちゃん……苦しいのいや……」



ほむら「すぐよくなるわ。

だから、泣かないで」



マミ「本当?

本当によくなる?

痛いのやだよ、ほむらちゃん痛いと、

マミもすごく辛いの」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 22:57:19.24 ID:SarKMWEN0
QB「……ほむらっ!」



ほむら「……」バタッ



マミ「ほむらちゃん、ほむらちゃん!

だめ!

マミ、ほむらちゃんが苦しいのいや。

ほむらちゃーん!」



ピカー

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 22:58:00.30 ID:SarKMWEN0
QB「これは!」



ほむら「? どうして……私」



QB「わからない。

でも、契約のときと同じエントロピーの凌駕を感じた。

恐らく例のソウルジェムの浄化作用と関係があると思う。

彼女の可愛さからすれば、当然だけど」



マミ「あれ、ほむらちゃん?

大丈夫なの?」



ほむら「ええ、あなたのおかげよ」ギュッ



マミ「よかった///」



ほむら≪解析は進んでる?≫



QB≪あ、ごめん。

全然報告受け取ってなかった。

こんなエラーなら取り除かなくてもいいかなって≫



ほむら≪それもそうね≫

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 23:08:15.45 ID:SarKMWEN0
 


またある日



ほむら「ケーキを買ってきたわ」



マミ「マミね、マミね、

いちごのがいいっ」



ほむら「フレーズ……

いちごのショートケーキね」



QB「紅茶を入れたよ。

僕はモンブランをいただこう」



ほむら「私はガトーショコラね」



マミ「いちごっいちごっ」



QB「いただきまーす」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 23:10:50.21 ID:SarKMWEN0
QB「ああ、マミ。

僕のモンブランに乗ってる栗をあげるよ。

甘くておいしいよ?」



マミ「でも、でも、

QBちゃんの一番おいしいのなくなっちゃう……。

マミだったら減るのやだもん。

だからいらないの」



QB「君が嬉しいのが僕の一番の喜びだよ。

だから、食べて欲しいんだ」



マミ「じゃ、じゃあ、半分こね」



QB「そうしようか」



マミ「えへへ、

QBちゃんとはんぶんこー♪」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 23:13:07.89 ID:SarKMWEN0
ほむら「マミ、ほっぺたにクリームついてるわ。

今拭いて上げる」



マミ「う、うにー。

綺麗になった?」



ほむら「ええ」



マミ「ありがとうほむらちゃん!

お礼に苺半分あげるね!

マミもQBちゃんと一緒。

ほむらちゃん嬉しいとマミも嬉しいの」



ほむら「そんなの悪いわ……」



マミ「ほむらちゃんマミの苺いらない?」ジワッ





ほむら「いえ、いただくわ

私も苺が食べられて本当に嬉しい。

ありがとうね、マミ」



マミ「えへへ。

みんないっしょなの!」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 23:25:29.65 ID:SarKMWEN0
またまたある日



QB「マミ、今日は何が食べたい?」



マミ「うーんとね、なぽりたん!」



QB「なんとか僕でも作れそうだ。

昨日一昨日とほむらにまかせっぱなしだったからね。

今日は僕が作るよ。

この間のハンバーグもよくできてただろう」



ほむら「意外に器用で驚いたわ。

では、お願いするわ。

今回はあなたにアレを譲るわね」



QB「感謝するよ」



ほむら「でも、レトルトは却下よ。

マミの栄養バランスが崩れるのはよくない」



QB「まかせてよ。

君に作ってもらってる間ずっと料理の本で研究したから」



ほむら「期待しているわ」

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 23:29:27.19 ID:SarKMWEN0
調理中……



QB「できたよ!」



マミ「わー……」



QB「どうしたんだい!

君が食べたいって言ったナポリタンだよ!」



マミ「マミ……。

たまねぎ、ピーマン嫌い。

人参も嫌い……。うー」



ほむら「だめよ、野菜食べなきゃ大人になれないわ」



QB「そそそそ、そうだよ!

ほむらの言うとおりだ」



ほむら≪QB、マミが気にするから

野菜の見た目は気をつけなさいと言ったでしょう≫



QB≪しまったぁああ!

五つ星シェフの見た目再現に力を入れすぎた!

ででででも、ピーマンも人参も糖度高くて苦くないし、

たまねぎは一度水に晒して辛くないようにしたよ!

チーズだって、子供向けのを吟味してきたんだ≫



ほむら≪味は、いいのね≫



QB≪種族を賭けて誓う≫

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 23:30:12.24 ID:SarKMWEN0
ほむら「ほら、あーんして」



マミ「むぐー」



ほむら「わがまま言ったらだめよ。

せっかく作ってくれたQBが泣いちゃうわよ」



QB「しくしく……」



マミ「ごめんなさい……。

マミ食べるね! あーん!」



ほむら「はい、あーん」



マミ「んぐんぐ……。

わっ、すごくおいしいよ!

ありがとうQBちゃん!」



QB「本当かい!

ありがとう、マミ!

じゃあ、ご褒美は?」



マミ「えへへー、用意してあるよー。

マミメダルー。

はい、首にかけてあげるね。

あと、ほっぺにーちゅー」



QB「ひゃぁっほーい!」



マミ「えへへ///」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 23:31:07.95 ID:SarKMWEN0
ワルプルギスの夜戦







ほむら「くっ、核兵器でもダメなの?

しかし、マミをつれてくるわけには」



QB「ダメージが通らないんだ。

くそっ、僕たちはマミを守りたいだけなのに!」



ほむら「私はまどかよ」



QB「(忘れていなかったんだ)

……あ、マミ!」



マミ「あ、ほむらちゃんいーなー!

私もやるー!」



QB「ダメだマミ!

君は隠れていなきゃ!」

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 23:32:14.06 ID:SarKMWEN0
マミ「てぃろ・ふぃなーれ☆」





カッ





ほむQ

( Д )  ゚  ゚

( Д )  ゚  ゚



ほむら「ワルプルギスの夜が……

……消えた」



QB「い、今報告があった。

マミの攻撃は直系50km、距離280パーセクの空間に渡って、

時空と空間を浄化した……らしい」



ほむら「どういうこと?」



QB「もうワルプルギスの夜は現れない。

全時間軸において……だ」



ほむら「私の苦労って……」

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 23:36:46.40 ID:SarKMWEN0
後日



マミホーム

早朝



マミ「きゃぁあああああああああ!」



ほむら「なに!」



QB「どうしたのマミ!」



マミ「あああああああ、暁美……さん?」



ほむQ『!』



マミ「///」



ほむら「ひょっとして……」



QB「ワルプルギスの夜が消滅したことで、

どうやらエラーが解消されたらしい」



ほむら「その間の記憶は全部……」



マミ「し、死ぬわ!

死んでやるわぁ!

こんな生き恥さらして生きられない!」



ほむら「おちついて!

すべては不可抗力よ!」

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/07(水) 23:38:27.38 ID:SarKMWEN0
QB「そうだよマミ!

夜中に僕が一緒にトイレにいったのだって、

君が幼児退行していたのならやむないことだ!」



ほむら「そうよ!

私が歯磨きしてあげたのも、

着替えさせてあげたのも、

三人で遊園地いったのだって、

メリーゴーランド乗ったのだって、

みんないい思い出よ!

大丈夫、気にしていないわ!」



マミ「い……いやぁあああ!」







マミ「すん……すんっ。

絶対に、みんなには内緒ですからねっ!」



ほむら≪これはこれで≫



QB≪可愛いな≫







QB「巴マミに重大なエラーが生じた」 end.

引用元: QB「巴マミに重大なエラーが生じた」