26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 15:17:09.38 ID:BIx3Ep930
QB「…それをなぜ僕に言うんだい?」
メガほむ「…ごめん…つい叫びたくなって…」
QB「まったく…やはり人間の思考は理解できないなぁ…」
QB「想いを伝えたいなら伝えてしまえばいいのに」
ほむら「うぅ…あなたとは違うのよ…」
ほむら「わたしだって…あなたのように図々しいくらいに離せたらって思うもの…」
QB「…それができないのが人間というやつなんだね…」
メガほむ「…ごめん…つい叫びたくなって…」
QB「まったく…やはり人間の思考は理解できないなぁ…」
QB「想いを伝えたいなら伝えてしまえばいいのに」
ほむら「うぅ…あなたとは違うのよ…」
ほむら「わたしだって…あなたのように図々しいくらいに離せたらって思うもの…」
QB「…それができないのが人間というやつなんだね…」
29: まどほむ?ほむまど? 2011/08/08(月) 15:20:48.65 ID:BIx3Ep930
QB「とりあえず僕では君の力になれそうにないね…」
ほむら「うん…愚痴に付き合ってくれてありがとう…」
QB「そもそも愚痴だったのかなこれは」
ほむら「…巴さんにでも相談してみよう…」
QB「うん、そのほうがいいと思うよ」
ほむら「うん…愚痴に付き合ってくれてありがとう…」
QB「そもそも愚痴だったのかなこれは」
ほむら「…巴さんにでも相談してみよう…」
QB「うん、そのほうがいいと思うよ」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 15:23:25.09 ID:BIx3Ep930
―マミホーム―
ピンポーン
マミ「…はい…あら、暁美さん…?」
マミ「貴女から訪ねてくるだなんて…珍しいじゃない」
ほむら「ごめんなさい…迷惑でしたか…?」
マミ「そんなこと言ってないでしょ…上がって?」
ほむら「あっ…はい…」
ピンポーン
マミ「…はい…あら、暁美さん…?」
マミ「貴女から訪ねてくるだなんて…珍しいじゃない」
ほむら「ごめんなさい…迷惑でしたか…?」
マミ「そんなこと言ってないでしょ…上がって?」
ほむら「あっ…はい…」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 15:28:56.79 ID:BIx3Ep930
マミ「ごめんなさいね、ろくにおもてなしの準備もなくて」
ほむら「いえ、わたしのほうこそ急に来てしまって…」
マミ「別にいいわよ、嬉しいわ」
ほむら「…本当に?」
マミ「嘘つく理由がないわよ」
ほむら「…えへへ…」
マミ「待っててね、すぐに紅茶を淹れるわ」
ほむら「そんな、悪いですよ!」
マミ「いいのいいの、やらせてちょうだい?」
ほむら「…ありがとうございます」
ほむら「いえ、わたしのほうこそ急に来てしまって…」
マミ「別にいいわよ、嬉しいわ」
ほむら「…本当に?」
マミ「嘘つく理由がないわよ」
ほむら「…えへへ…」
マミ「待っててね、すぐに紅茶を淹れるわ」
ほむら「そんな、悪いですよ!」
マミ「いいのいいの、やらせてちょうだい?」
ほむら「…ありがとうございます」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 15:32:54.25 ID:BIx3Ep930
ほむら「……」ゴクッ
ほむら「…いつ飲んでもおいしいです…巴さんの紅茶」
マミ「そう?ありがとう」
マミ「それで…今日は何か用があってうちに来たのかしら?」
ほむら「あっ…はい!実はわたし…」
マミ「?」ズズッ
ほむら「マミさんに…あの…恋の、相談に…」
マミ「っ!!」ゴクッ
ほむら「と…巴さん、大丈夫ですか!?」
マミ「…あやうく紅茶吹き出すところだったわ…」
ほむら「…いつ飲んでもおいしいです…巴さんの紅茶」
マミ「そう?ありがとう」
マミ「それで…今日は何か用があってうちに来たのかしら?」
ほむら「あっ…はい!実はわたし…」
マミ「?」ズズッ
ほむら「マミさんに…あの…恋の、相談に…」
マミ「っ!!」ゴクッ
ほむら「と…巴さん、大丈夫ですか!?」
マミ「…あやうく紅茶吹き出すところだったわ…」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 15:37:00.67 ID:BIx3Ep930
マミ「げほっ、げほっ……それで…さっきの続きだけど、げほっ」
ほむら「…あ…はい…」
マミ「…ごめんなさいね…まさかわたしも恋愛相談に来られるとは思ってなくて…」
ほむら「ごめんなさい…」
マミ「いいのよ…わたしも暁美さんに頼られて嬉しいし」
マミ「それで?当然好きな人がいるからそんなこと言うんでしょう?」
マミ「…誰が好きなの?」
ほむら「…あっ…そのっ…えっと…」
ほむら「///」プシューッ
マミ「あっ…暁美さん!?…」
マミ「…気絶してる…」
ほむら「…あ…はい…」
マミ「…ごめんなさいね…まさかわたしも恋愛相談に来られるとは思ってなくて…」
ほむら「ごめんなさい…」
マミ「いいのよ…わたしも暁美さんに頼られて嬉しいし」
マミ「それで?当然好きな人がいるからそんなこと言うんでしょう?」
マミ「…誰が好きなの?」
ほむら「…あっ…そのっ…えっと…」
ほむら「///」プシューッ
マミ「あっ…暁美さん!?…」
マミ「…気絶してる…」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 15:42:40.86 ID:BIx3Ep930
ほむら「…あっ…ごめんなさい…目が覚めました…」
マミ「そう…その人の事を考えただけで気絶してしまうくらいお熱なのね…」
ほむら「はい…恥ずかしながら…」
マミ「貴女普段から恥ずかしがり屋でしょ」
マミ「…話を戻すけど…好きな相手が誰なのか教えてくれないと…」
マミ「こっちも口を出しづらいのよ…」
ほむら「…ごめんなさい…」
マミ「謝ることはないわよ、別に誰が好きだっていいじゃない」
マミ「わたしは応援するわよ?暁美さん」
マミ「どんな男の人が好きなの?」
マミ「そう…その人の事を考えただけで気絶してしまうくらいお熱なのね…」
ほむら「はい…恥ずかしながら…」
マミ「貴女普段から恥ずかしがり屋でしょ」
マミ「…話を戻すけど…好きな相手が誰なのか教えてくれないと…」
マミ「こっちも口を出しづらいのよ…」
ほむら「…ごめんなさい…」
マミ「謝ることはないわよ、別に誰が好きだっていいじゃない」
マミ「わたしは応援するわよ?暁美さん」
マミ「どんな男の人が好きなの?」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 15:45:00.28 ID:BIx3Ep930
ほむら「……」
マミ「…暁美さん?」
ほむら「…男の人じゃない…」
マミ「……」
ほむら「…って…言ったら…」
マミ「……」
ほむら「…引きます?」
マミ「……」
マミ「……」
マミ「…暁美さん?…あの、もう一度言ってもらってもいいかしら…」
マミ「…暁美さん?」
ほむら「…男の人じゃない…」
マミ「……」
ほむら「…って…言ったら…」
マミ「……」
ほむら「…引きます?」
マミ「……」
マミ「……」
マミ「…暁美さん?…あの、もう一度言ってもらってもいいかしら…」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 15:50:35.29 ID:BIx3Ep930
ほむら「……」
マミ「…暁美さん…あの…」
ほむら「……」
マミ「……」
ほむら「……」
マミ「…ぷりーず…りぴーと…?」
ほむら「……っ!!」
マミ「……」
マミ「…暁美さん…あの…」
ほむら「……」
マミ「……」
ほむら「……」
マミ「…ぷりーず…りぴーと…?」
ほむら「……っ!!」
マミ「……」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 15:56:20.43 ID:BIx3Ep930
ほむら「…鹿目さんの事が好きなの!!!!!!」
マミ「……」
ほむら「…ぜえ…はあ…はあ…」
マミ「……」
ほむら「…ごめんなさい…」
マミ「…暁美さん」
ほむら「…はい…」
マミ「…5分待ってね」
ほむら「はい…」
マミ「……」
ほむら「…ぜえ…はあ…はあ…」
マミ「……」
ほむら「…ごめんなさい…」
マミ「…暁美さん」
ほむら「…はい…」
マミ「…5分待ってね」
ほむら「はい…」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 15:58:57.59 ID:BIx3Ep930
マミ「…整理させて」
ほむら「はい…」
マミ「貴女には好きな人がいる」
ほむら「はい」
マミ「それは男の人ではなく…女の子」
ほむら「…はい」
マミ「…の…鹿目さん」
ほむら「…はい」
マミ「…なるほど」
ほむら「やっぱり…引きますよね…女の子同士なのに…」
ほむら「はい…」
マミ「貴女には好きな人がいる」
ほむら「はい」
マミ「それは男の人ではなく…女の子」
ほむら「…はい」
マミ「…の…鹿目さん」
ほむら「…はい」
マミ「…なるほど」
ほむら「やっぱり…引きますよね…女の子同士なのに…」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 16:03:29.74 ID:BIx3Ep930
マミ「…いえ…そんなことないわ」
ほむら「でも…」
マミ「さっき押し黙ってしまったのは…少しだけびっくりしたからよ」
マミ「たしかに鹿目さんには人を惹きつける魅力みたいなものがあるしね」
マミ「…それに…後輩のせっかくの頼みだもの」
マミ「役に立ってあげないといけないわよね!」
ほむら「巴さん…うぅっ」
ほむら「ありがとうございますっ!」
ほむら「でも…」
マミ「さっき押し黙ってしまったのは…少しだけびっくりしたからよ」
マミ「たしかに鹿目さんには人を惹きつける魅力みたいなものがあるしね」
マミ「…それに…後輩のせっかくの頼みだもの」
マミ「役に立ってあげないといけないわよね!」
ほむら「巴さん…うぅっ」
ほむら「ありがとうございますっ!」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 16:07:40.33 ID:BIx3Ep930
マミ「それじゃあ作戦でもたてましょう」
ほむら「…作戦?」
マミ「ええ、無計画じゃ貴女は素直に気持ちを伝えられないでしょ?」
ほむら「うぅっ…」
マミ「…あっ、いや…別に責めてるわけじゃないのよ?」
マミ「少しずつ変わっていけばいいんだもの」
ほむら「巴さん…」
マミ「…それじゃあ…作戦を考えましょう」
ほむら「はい」
ほむら「…作戦?」
マミ「ええ、無計画じゃ貴女は素直に気持ちを伝えられないでしょ?」
ほむら「うぅっ…」
マミ「…あっ、いや…別に責めてるわけじゃないのよ?」
マミ「少しずつ変わっていけばいいんだもの」
ほむら「巴さん…」
マミ「…それじゃあ…作戦を考えましょう」
ほむら「はい」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 16:13:09.81 ID:BIx3Ep930
マミ「ひとまず相手の好意を考えないとね」
ほむら「…鹿目さんは…わたしのこと好きじゃないかも…ってことですか…」
マミ「…恋愛的に好きかどうかは別としても」
マミ「友達としてなら鹿目さんだって貴女の事をよく思ってるでしょう」
マミ「もうちょっと自信を持つべきよ」
ほむら「うぅ…はいぃ…」
マミ「…そんな力の抜けたような返事じゃ…先が思いやられるわ…」
ほむら「…鹿目さんは…わたしのこと好きじゃないかも…ってことですか…」
マミ「…恋愛的に好きかどうかは別としても」
マミ「友達としてなら鹿目さんだって貴女の事をよく思ってるでしょう」
マミ「もうちょっと自信を持つべきよ」
ほむら「うぅ…はいぃ…」
マミ「…そんな力の抜けたような返事じゃ…先が思いやられるわ…」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 16:17:29.80 ID:BIx3Ep930
ほむら「…それで…具体的にどうすればいいんですか…?」
マミ「…もちろん暁美さんがすぐに告白してしまえれば楽なことこの上ないのだけれど…」
マミ「…できそう?」
ほむら「……」フルフル
マミ「…やっぱりそうよね…」
ほむら「…ごめんなさい…」
マミ「……」
ほむら「…えっと…あの…」
マミ「……」
ほむら「…あの…巴さん…?」
マミ「…もちろん暁美さんがすぐに告白してしまえれば楽なことこの上ないのだけれど…」
マミ「…できそう?」
ほむら「……」フルフル
マミ「…やっぱりそうよね…」
ほむら「…ごめんなさい…」
マミ「……」
ほむら「…えっと…あの…」
マミ「……」
ほむら「…あの…巴さん…?」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 16:21:35.15 ID:BIx3Ep930
マミ「…わかったわ」
ほむら「あのっ…」
マミ「ああ…ごめんなさい、考え事をしてたの…」
マミ「カラオケに行きましょう、暁美さん」
ほむら「ええっ!?…どうしていきなり…」
マミ「いいから行くわよ、作戦の一つなんだから!」
マミ「先輩の言うことは聞くものなの!わかった?暁美さん!」
ほむら「…は…はぁ…」
ほむら「あのっ…」
マミ「ああ…ごめんなさい、考え事をしてたの…」
マミ「カラオケに行きましょう、暁美さん」
ほむら「ええっ!?…どうしていきなり…」
マミ「いいから行くわよ、作戦の一つなんだから!」
マミ「先輩の言うことは聞くものなの!わかった?暁美さん!」
ほむら「…は…はぁ…」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 16:24:40.75 ID:BIx3Ep930
―カラオケ―
ほむら「……」
さやか「…あの、マミさん?」
まどか「なんで急にカラオケに…」
杏子「んっ、さやか!これうめーぞ!」モグモグ
マミ「ごめんなさいね…唐突に呼び出しちゃって…」
マミ「…ちょっと考えがあってね…」
まどか「…?」
さやか「考え…?」
杏子「うまっ」バクバク
ほむら「……」
さやか「…あの、マミさん?」
まどか「なんで急にカラオケに…」
杏子「んっ、さやか!これうめーぞ!」モグモグ
マミ「ごめんなさいね…唐突に呼び出しちゃって…」
マミ「…ちょっと考えがあってね…」
まどか「…?」
さやか「考え…?」
杏子「うまっ」バクバク
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 16:34:18.35 ID:BIx3Ep930
―――
さやか「…最初はあたしが歌うのか」
まどか「さやかちゃん頑張って!」
ほむら「……」ジーッ
マミ(…さっきから鹿目さんのほうばかり見てるわね…暁美さん)
マミ(…この恋はなんとしても成就させてあげなきゃね…)
杏子「こっちもうまいな…マミ!これ追加で注文していいか?」
マミ「…呼び出しておいてなんだけど…貴女は何しに来てるのよ…」
さやか「…最初はあたしが歌うのか」
まどか「さやかちゃん頑張って!」
ほむら「……」ジーッ
マミ(…さっきから鹿目さんのほうばかり見てるわね…暁美さん)
マミ(…この恋はなんとしても成就させてあげなきゃね…)
杏子「こっちもうまいな…マミ!これ追加で注文していいか?」
マミ「…呼び出しておいてなんだけど…貴女は何しに来てるのよ…」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 16:42:48.57 ID:BIx3Ep930
さやか「~♪」
まどか「わぁ…すごい、さやかちゃん歌上手いね!」
さやか「えっ…そ…そう?あはは、照れるなぁなんかー」
まどか「本当だよー」
マミ(…美樹さんには教えても大丈夫かしらね…)
マミ「鹿目さん、次はあなたの番よ?」
まどか「えっ…ほむらちゃんじゃないんですか?歌えるかなぁわたし…」
さやか「大丈夫大丈夫!まどかだって歌上手いんだし」
さやか「ほら転校生も!そう思わない?」
ほむら「えっ…あ、はい!わたしも…前に鹿目さんの歌を聴いたとき」
ほむら「すっごく上手だなぁ…って、思いました!」
さやか「ね?転校生もこう言うくらいなんだから――もっと」
さやか「『自信を持って!』まどか!」
ほむら「…!」
まどか「わぁ…すごい、さやかちゃん歌上手いね!」
さやか「えっ…そ…そう?あはは、照れるなぁなんかー」
まどか「本当だよー」
マミ(…美樹さんには教えても大丈夫かしらね…)
マミ「鹿目さん、次はあなたの番よ?」
まどか「えっ…ほむらちゃんじゃないんですか?歌えるかなぁわたし…」
さやか「大丈夫大丈夫!まどかだって歌上手いんだし」
さやか「ほら転校生も!そう思わない?」
ほむら「えっ…あ、はい!わたしも…前に鹿目さんの歌を聴いたとき」
ほむら「すっごく上手だなぁ…って、思いました!」
さやか「ね?転校生もこう言うくらいなんだから――もっと」
さやか「『自信を持って!』まどか!」
ほむら「…!」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 16:46:24.40 ID:BIx3Ep930
まどか「…うん…わかった、頑張って歌ってみるね」
さやか「いよっ!さっすがまどかぁっ!!」
ほむら「……」
杏子「超うめぇこれ」
マミ「……」
マミ「…あの、美樹さん」
さやか「あっ、マミさん?どうかしたんですか?」
マミ「ちょっと話したいことがあるの…少し外に出てもらっていい?」
さやか「はい、構いませんけど」
さやか「いよっ!さっすがまどかぁっ!!」
ほむら「……」
杏子「超うめぇこれ」
マミ「……」
マミ「…あの、美樹さん」
さやか「あっ、マミさん?どうかしたんですか?」
マミ「ちょっと話したいことがあるの…少し外に出てもらっていい?」
さやか「はい、構いませんけど」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 16:51:03.39 ID:BIx3Ep930
―――
マミ「ごめんなさいね…せっかく盛り上がってたのに」
さやか「いえ…別にいいですって」
さやか「マミさんはさっきわざとまどかに歌の順番を回したんでしょう?」
さやか「順当にいけばあたしの次に歌うのはたぶん転校生」
さやか「…もしかして、まどかに聞かれたらまずい話なんですか?」
マミ「…まぁね、一応は」
マミ「…美樹さんにも手伝ってほしいのよ」
マミ「暁美さんと鹿目さんの恋の成就を」
さやか「…え?」
マミ「ごめんなさいね…せっかく盛り上がってたのに」
さやか「いえ…別にいいですって」
さやか「マミさんはさっきわざとまどかに歌の順番を回したんでしょう?」
さやか「順当にいけばあたしの次に歌うのはたぶん転校生」
さやか「…もしかして、まどかに聞かれたらまずい話なんですか?」
マミ「…まぁね、一応は」
マミ「…美樹さんにも手伝ってほしいのよ」
マミ「暁美さんと鹿目さんの恋の成就を」
さやか「…え?」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 16:54:51.67 ID:BIx3Ep930
さやか「…あの…それって…」
さやか「…いや、聞き間違いかも、もっかい言ってください」
マミ「いや、だから…暁美さんと鹿目さんの」
マミ「恋が…実るように」
マミ「美樹さんにも手伝ってほしいのよ」
さやか「……」
さやか「…転校生ってレ なんですか?」
マミ「…らしいわ」
さやか「……」
さやか「……」
さやか「…いや、聞き間違いかも、もっかい言ってください」
マミ「いや、だから…暁美さんと鹿目さんの」
マミ「恋が…実るように」
マミ「美樹さんにも手伝ってほしいのよ」
さやか「……」
さやか「…転校生ってレ なんですか?」
マミ「…らしいわ」
さやか「……」
さやか「……」
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 16:58:54.80 ID:BIx3Ep930
マミ(…どうやらしくじってしまったかも…)
さやか「…転校生って…」
マミ(…美樹さん…明らかにドン引きしているわ…)
マミ(…そうよね…普通は…こうなるわよね…)
マミ(…まいったわね…)
さやか「…なんであたしにその話を…?」
マミ「…ちょっと事情があって」
マミ「わたしは暁美さんの恋愛を応援することにしたの」
マミ「でも…一人じゃ限界があるかと思って…美樹さんに協力してほしかったのだけど…」
さやか「……」
さやか「…転校生って…」
マミ(…美樹さん…明らかにドン引きしているわ…)
マミ(…そうよね…普通は…こうなるわよね…)
マミ(…まいったわね…)
さやか「…なんであたしにその話を…?」
マミ「…ちょっと事情があって」
マミ「わたしは暁美さんの恋愛を応援することにしたの」
マミ「でも…一人じゃ限界があるかと思って…美樹さんに協力してほしかったのだけど…」
さやか「……」
79: 2011/08/08(月) 17:12:17.57 ID:BIx3Ep930
さやか「…わかりました…協力します」
マミ「…美樹さん」
さやか「…転校生がまどかを気にかけてることは知ってましたから」
さやか「それに…あたしだって恋する乙女の気持ちくらいはわかりますし!」
マミ「…美樹さん…」
さやか「…でも…転校生とこれからどう接していけばいいのか…わからなくなっちゃって」
マミ「…普段通りでいいと思うわよ…難しい?」
さやか「…!」
マミ「…美樹さん」
さやか「…転校生がまどかを気にかけてることは知ってましたから」
さやか「それに…あたしだって恋する乙女の気持ちくらいはわかりますし!」
マミ「…美樹さん…」
さやか「…でも…転校生とこれからどう接していけばいいのか…わからなくなっちゃって」
マミ「…普段通りでいいと思うわよ…難しい?」
さやか「…!」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 17:17:43.92 ID:BIx3Ep930
さやか「…いえ…レ だろうとなんだろうと」
さやか「転校生は…あたしの友達なんですし!」
マミ「…美樹さん…ありがとう」
さやか「あっ、まだあった」
マミ「?」
さやか「いえ…転校生とまどかがくっついたら」
さやか「言ってやりたい言葉があるんです」
マミ「…そう」
さやか「転校生は…あたしの友達なんですし!」
マミ「…美樹さん…ありがとう」
さやか「あっ、まだあった」
マミ「?」
さやか「いえ…転校生とまどかがくっついたら」
さやか「言ってやりたい言葉があるんです」
マミ「…そう」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 17:23:09.83 ID:BIx3Ep930
マミ(…なんとか美樹さんに協力してもらえることになったわね)
マミ「…そろそろ戻りましょう」
さやか「はい!」
マミ「…あっ、ちょっと待って」
さやか「はい?」
マミ「わたしの立てた作戦の意図…知ってもらったほうがいいと思って」
さやか「はい…」
マミ「」ゴニョゴニョ
さやか「…はい、はい…」
マミ「…というわけ」
さやか「なるほど…あ、でも」
マミ「?」
さやか「急がないと…その作戦は…」
マミ「…迂闊だったわ…急いで戻りましょう」
さやか「…はいっ」
マミ「…そろそろ戻りましょう」
さやか「はい!」
マミ「…あっ、ちょっと待って」
さやか「はい?」
マミ「わたしの立てた作戦の意図…知ってもらったほうがいいと思って」
さやか「はい…」
マミ「」ゴニョゴニョ
さやか「…はい、はい…」
マミ「…というわけ」
さやか「なるほど…あ、でも」
マミ「?」
さやか「急がないと…その作戦は…」
マミ「…迂闊だったわ…急いで戻りましょう」
さやか「…はいっ」
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 17:29:28.80 ID:BIx3Ep930
―――
まどか「…あ、マミさんにさやかちゃん…どこ行ってたの?」
さやか「いっ…いやぁー…歌い過ぎて疲れちゃって」
マミ「わたしは…ちょっと、お手洗いに」
まどか「そうだったんだ…」
マミ「…暁美さん、もう歌い終わっちゃった?」
ほむら「えっ…えっと…」
まどか「マミさん聞いてくださいよ…ほむらちゃんったら恥ずかしがって歌ってくれないんです!」
ほむら「うっ…ううぅっ…」
まどか「…あ、マミさんにさやかちゃん…どこ行ってたの?」
さやか「いっ…いやぁー…歌い過ぎて疲れちゃって」
マミ「わたしは…ちょっと、お手洗いに」
まどか「そうだったんだ…」
マミ「…暁美さん、もう歌い終わっちゃった?」
ほむら「えっ…えっと…」
まどか「マミさん聞いてくださいよ…ほむらちゃんったら恥ずかしがって歌ってくれないんです!」
ほむら「うっ…ううぅっ…」
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 17:36:48.17 ID:BIx3Ep930
マミ「…よかった…問題ないわね、これなら」
さやか「…そうですね」
まどか「…?」
ほむら「えっ…」
マミ「…二人で歌えばいいのよ…それなら恥ずかしくないでしょ?」
ほむら「!?」
マミ「ねっ?鹿目さん」
まどか「ええっ…えっと…」
マミ「…でも、その前にわたしも歌うわ…一人だけ歌わないんじゃ不公平だし」
さやか「…あれ、杏子…あんたはもう歌ったの?」
杏子「うまうま」
さやか「……」
さやか「…そうですね」
まどか「…?」
ほむら「えっ…」
マミ「…二人で歌えばいいのよ…それなら恥ずかしくないでしょ?」
ほむら「!?」
マミ「ねっ?鹿目さん」
まどか「ええっ…えっと…」
マミ「…でも、その前にわたしも歌うわ…一人だけ歌わないんじゃ不公平だし」
さやか「…あれ、杏子…あんたはもう歌ったの?」
杏子「うまうま」
さやか「……」
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 17:44:06.02 ID:BIx3Ep930
マミ「~♪」
さやか「マミさんも歌上手ーい!」
マミ「ありがとう美樹さん、でも…」チラッ
ほむら「うっ…!」
さやか「…やっぱり主役はこの二人ですよねぇ!!」
まどか「わ…わたしもう歌ったのに…」
マミ「…もしかして暁美さんとじゃ…いや?」
まどか「そういうことじゃないんですけど…」
ほむら「…あっ…ああっ…えっと…」
まどか「…ほむらちゃんとデュエット…照れちゃうよぉ…」
ほむら「…ほむぅ…」
マミ(…これってお互いに脈ありと見ていいのかしら?)ヒソヒソ
さやか(たぶんいいと思いますけど!)ヒソヒソ
杏子(食っても食っても腹が減る…)
さやか「マミさんも歌上手ーい!」
マミ「ありがとう美樹さん、でも…」チラッ
ほむら「うっ…!」
さやか「…やっぱり主役はこの二人ですよねぇ!!」
まどか「わ…わたしもう歌ったのに…」
マミ「…もしかして暁美さんとじゃ…いや?」
まどか「そういうことじゃないんですけど…」
ほむら「…あっ…ああっ…えっと…」
まどか「…ほむらちゃんとデュエット…照れちゃうよぉ…」
ほむら「…ほむぅ…」
マミ(…これってお互いに脈ありと見ていいのかしら?)ヒソヒソ
さやか(たぶんいいと思いますけど!)ヒソヒソ
杏子(食っても食っても腹が減る…)
91: 2011/08/08(月) 17:49:13.17 ID:BIx3Ep930
まどか「…ほむらちゃん…照れるけど…一緒に歌おう?」
ほむら「…か…鹿目さんさえいいなら…わたしは…」
まどか「…えへへ…ありがとうほむらちゃん…」
ほむら「いえ、こちらこそ…嬉しいです、一緒に歌えて…」
まどか「それじゃあ…曲選んじゃおっか、何がいい?」
ほむら「…えっと…これで」
まどか「これならわたしも歌えそうかな…あっ、ほむらちゃん」
まどか「…もっと近づかないと一本のマイクじゃ歌えないよ」
ほむら(かっ…鹿目さんの顔…こんなに近くに…)
ほむら(…ドキドキして死んじゃいそう…ほむっ…)
ほむら「…か…鹿目さんさえいいなら…わたしは…」
まどか「…えへへ…ありがとうほむらちゃん…」
ほむら「いえ、こちらこそ…嬉しいです、一緒に歌えて…」
まどか「それじゃあ…曲選んじゃおっか、何がいい?」
ほむら「…えっと…これで」
まどか「これならわたしも歌えそうかな…あっ、ほむらちゃん」
まどか「…もっと近づかないと一本のマイクじゃ歌えないよ」
ほむら(かっ…鹿目さんの顔…こんなに近くに…)
ほむら(…ドキドキして死んじゃいそう…ほむっ…)
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 17:57:02.75 ID:BIx3Ep930
まどほむ「「かわしたやーくそくーわすれーないよー」」
まどほむ「「めーをとじーたしかめる」」
まどほむ「「おしよせーたやみーふりはーらってーすーすむよー」」
さやか「…歌えてますよね、二人とも」
マミ「やっぱりあの二人相性みたいなのがいいんじゃないかしら…」
杏子「さっきまでほむらのやつ恥ずかしくって歌えませんーって言ってたのにな」
さやか「何急に食べるのやめてしゃべりだしてんのよ」
杏子「なんだ、悪いかよ」
さやか「つーかうるさい!二人の歌聞こえないじゃん!」
杏子「お前が言うかあああ!」
まどほむ「「めーをとじーたしかめる」」
まどほむ「「おしよせーたやみーふりはーらってーすーすむよー」」
さやか「…歌えてますよね、二人とも」
マミ「やっぱりあの二人相性みたいなのがいいんじゃないかしら…」
杏子「さっきまでほむらのやつ恥ずかしくって歌えませんーって言ってたのにな」
さやか「何急に食べるのやめてしゃべりだしてんのよ」
杏子「なんだ、悪いかよ」
さやか「つーかうるさい!二人の歌聞こえないじゃん!」
杏子「お前が言うかあああ!」
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 18:03:24.70 ID:BIx3Ep930
―――
まどほむ「「もうなーにーがあってーもー」」
まどほむ「「くじーけーなーい」」
まどほむ「「ずっと あした まって」」
まどか「…ふぅ」
ほむら「…はっ…終わり…?」
さやか「大丈夫か転校生…しっかりしろー」
マミ「二人ともすっごくよかったわ…感動しちゃったもの」
杏子「うめー、やべーこれまじうめーありえねー」
まどか「…はぁ…なんかすっごく疲れちゃった…」
ほむら「わたしもです…」
マミ「もう遅くなっちゃったわね…今日はごめんなさいね、急に呼び出して…」
まどか「あっ、いいんです!楽しかったし…ねっ、ほむらちゃん!」
ほむら「えっ…は…はいっ!!」
まどほむ「「もうなーにーがあってーもー」」
まどほむ「「くじーけーなーい」」
まどほむ「「ずっと あした まって」」
まどか「…ふぅ」
ほむら「…はっ…終わり…?」
さやか「大丈夫か転校生…しっかりしろー」
マミ「二人ともすっごくよかったわ…感動しちゃったもの」
杏子「うめー、やべーこれまじうめーありえねー」
まどか「…はぁ…なんかすっごく疲れちゃった…」
ほむら「わたしもです…」
マミ「もう遅くなっちゃったわね…今日はごめんなさいね、急に呼び出して…」
まどか「あっ、いいんです!楽しかったし…ねっ、ほむらちゃん!」
ほむら「えっ…は…はいっ!!」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 18:09:58.88 ID:BIx3Ep930
―――
マミ「…で」
ほむら「……」
マミ「なんでまたここに来てるの?暁美さん」
ほむら「ごめんなさい…」
マミ「…いえ…別に怒るつもりはないのだけれど…」
マミ「あれでカップル成立でよかったんじゃないの?」
マミ「どうやら鹿目さんと暁美さん、両想いみたいだし」
ほむら「…でも…やっぱり告白しないと正式なカップルって感じがしないかと思って…」
ほむら「あの…その…ごめんなさい」
マミ「……」
マミ「…で」
ほむら「……」
マミ「なんでまたここに来てるの?暁美さん」
ほむら「ごめんなさい…」
マミ「…いえ…別に怒るつもりはないのだけれど…」
マミ「あれでカップル成立でよかったんじゃないの?」
マミ「どうやら鹿目さんと暁美さん、両想いみたいだし」
ほむら「…でも…やっぱり告白しないと正式なカップルって感じがしないかと思って…」
ほむら「あの…その…ごめんなさい」
マミ「……」
100: 2011/08/08(月) 18:18:58.98 ID:BIx3Ep930
マミ「暁美さん」
ほむら「はい…」
マミ「まずそのすぐ謝る癖をどうにかしなさい」
ほむら「あっ…」
マミ「反省するのと怯えるのは違うのよ?そんなにオドオドしてたら」
マミ「持てるはずの自信も持てなくなってしまうわよ?」
ほむら「でも…わたしなんて…」
マミ「…暁美ほむら、いい加減にしなさい」
ほむら「…!」
ほむら「はい…」
マミ「まずそのすぐ謝る癖をどうにかしなさい」
ほむら「あっ…」
マミ「反省するのと怯えるのは違うのよ?そんなにオドオドしてたら」
マミ「持てるはずの自信も持てなくなってしまうわよ?」
ほむら「でも…わたしなんて…」
マミ「…暁美ほむら、いい加減にしなさい」
ほむら「…!」
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 18:23:27.70 ID:BIx3Ep930
マミ「『わたしなんて…』」
マミ「…そのあと、なんて続けるつもりだったの?」
ほむら「……」
マミ「…自分には何のとりえもないんだ、とか」
マミ「そういうことを言うつもりだったんじゃない?」
ほむら「…はい…」
マミ「それは違うわ、貴女は自分を過小評価しすぎている」スッ
ほむら「…あっ、眼鏡…返してください…」
マミ「…断るわ…そのまま、この手鏡を見て」
ほむら「えっ…」
マミ「…そのあと、なんて続けるつもりだったの?」
ほむら「……」
マミ「…自分には何のとりえもないんだ、とか」
マミ「そういうことを言うつもりだったんじゃない?」
ほむら「…はい…」
マミ「それは違うわ、貴女は自分を過小評価しすぎている」スッ
ほむら「…あっ、眼鏡…返してください…」
マミ「…断るわ…そのまま、この手鏡を見て」
ほむら「えっ…」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 18:28:53.69 ID:BIx3Ep930
ほむら「ぼ…ぼやけて見えないです…」
マミ「…本当に?」
ほむら「…えっ?」
マミ「よーく目を凝らして…自分だけを見つめるの」
ほむら「……」
マミ「ぼやけた視界の中でも…普段とは違う貴女がいるはずよ」
ほむら「…これが…わたし…?」
マミ「そう…普段の貴女も十分素敵だわ、なのに貴女はそれをわかっていない」
ほむら「……」
マミ「いろんな自分を探してみるの、そうやって」
マミ「いろんな自分を見つけて、いろんな自分を受け入れなさい」
マミ「…髪型を変えてみるのだっていいのよ?とにかく」
マミ「自分を変えてみなさい、暁美さん」
マミ「…本当に?」
ほむら「…えっ?」
マミ「よーく目を凝らして…自分だけを見つめるの」
ほむら「……」
マミ「ぼやけた視界の中でも…普段とは違う貴女がいるはずよ」
ほむら「…これが…わたし…?」
マミ「そう…普段の貴女も十分素敵だわ、なのに貴女はそれをわかっていない」
ほむら「……」
マミ「いろんな自分を探してみるの、そうやって」
マミ「いろんな自分を見つけて、いろんな自分を受け入れなさい」
マミ「…髪型を変えてみるのだっていいのよ?とにかく」
マミ「自分を変えてみなさい、暁美さん」
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 18:35:21.90 ID:BIx3Ep930
マミ「…なんだか支離滅裂になっちゃったわね…」
ほむら「それでも…わたしの心には届きました」
マミ「…そう…ならいいけど…」
ほむら「ありがとうございます…わたし」
ほむら「頑張って…鹿目さんに告白してみます!!」
マミ「…よく言ったわね、暁美さん」
マミ「わたしもできるだけ手伝うわ、だから」
マミ「貴女の想い、全力で彼女に伝えるのよ…いい?」
ほむら「……」
ほむら「はいっ!!」
ほむら「それでも…わたしの心には届きました」
マミ「…そう…ならいいけど…」
ほむら「ありがとうございます…わたし」
ほむら「頑張って…鹿目さんに告白してみます!!」
マミ「…よく言ったわね、暁美さん」
マミ「わたしもできるだけ手伝うわ、だから」
マミ「貴女の想い、全力で彼女に伝えるのよ…いい?」
ほむら「……」
ほむら「はいっ!!」
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 18:42:16.90 ID:BIx3Ep930
マミ「…ついこの間まではあんなにしっかりした返事出来てなかったのに…」
マミ「…もう、すでに変わることができたのね…暁美さん」
マミ「…さて…わたしも手伝ってあげなくっちゃ!」
マミ「…もう、すでに変わることができたのね…暁美さん」
マミ「…さて…わたしも手伝ってあげなくっちゃ!」
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 18:46:08.87 ID:BIx3Ep930
―学校―
まどか「さやかちゃん、仁美ちゃん、お弁当食べようよっ」
さやか「…ごめんまどか…今食欲なくってさ…」
まどか「えっ…どうかしたの…?」
さやか「いや、別に大したことないよ…ただお腹痛いだけ」
まどか「そっかぁー…じゃあ仕方ないね…」
仁美「まどかさん、わたしさやかさんを保健室に連れて行きますから先にお弁当食べていてください」
まどか「う…うん…わかった…」
まどか「さやかちゃん、仁美ちゃん、お弁当食べようよっ」
さやか「…ごめんまどか…今食欲なくってさ…」
まどか「えっ…どうかしたの…?」
さやか「いや、別に大したことないよ…ただお腹痛いだけ」
まどか「そっかぁー…じゃあ仕方ないね…」
仁美「まどかさん、わたしさやかさんを保健室に連れて行きますから先にお弁当食べていてください」
まどか「う…うん…わかった…」
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 18:52:04.57 ID:BIx3Ep930
さやか「マミさん!」
マミ「美樹さん、志筑さん」
仁美「ミッションコンプリートですわ、巴さん」
マミ「ありがとう、二人とも」
仁美「あぁ…やっぱりまどかさんと暁美さんは禁断の恋をしていたのですね…」
仁美「こんなこと聞いては黙っていられませんもの…まどかさんには悪いけれど…」
さやか「…あとで謝んないとね…お腹痛い演技してたこと」
仁美「…まどかさんと暁美さんだけにするために嘘をついてしまいましたものね…」
マミ「…さて…あとのことは暁美さんの勇気に任せるより他にないわね…」
さやか「頑張れよ、転校生…!」
マミ「美樹さん、志筑さん」
仁美「ミッションコンプリートですわ、巴さん」
マミ「ありがとう、二人とも」
仁美「あぁ…やっぱりまどかさんと暁美さんは禁断の恋をしていたのですね…」
仁美「こんなこと聞いては黙っていられませんもの…まどかさんには悪いけれど…」
さやか「…あとで謝んないとね…お腹痛い演技してたこと」
仁美「…まどかさんと暁美さんだけにするために嘘をついてしまいましたものね…」
マミ「…さて…あとのことは暁美さんの勇気に任せるより他にないわね…」
さやか「頑張れよ、転校生…!」
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 18:58:49.45 ID:BIx3Ep930
―――
まどか「…うぅ、今日は一人でお弁当食べるのかぁ…」
まどか「…ほむらちゃんは…普段どこで誰と食べてるんだろう?」
まどか「…友達のはずなのにこんなことも知らないなんて…」
まどか「ほむらちゃんの友達失格だなぁ、わたし…」
ほむら「…もしかして…わたし呼ばれました?」
まどか「あっ…ほむらちゃん」
ほむら「…美樹さんと…志筑さんは?」
まどか「ふたりとも保健室」
ほむら「よかったら…一緒にお弁当食べていいですか?」
まどか「…えっ?」
まどか「…うぅ、今日は一人でお弁当食べるのかぁ…」
まどか「…ほむらちゃんは…普段どこで誰と食べてるんだろう?」
まどか「…友達のはずなのにこんなことも知らないなんて…」
まどか「ほむらちゃんの友達失格だなぁ、わたし…」
ほむら「…もしかして…わたし呼ばれました?」
まどか「あっ…ほむらちゃん」
ほむら「…美樹さんと…志筑さんは?」
まどか「ふたりとも保健室」
ほむら「よかったら…一緒にお弁当食べていいですか?」
まどか「…えっ?」
117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 19:03:05.37 ID:BIx3Ep930
ほむら(『やっぱり…迷惑ですか…?』)
ほむら(わたし『なんか』じゃ…)
ほむら(…ちがう、そうじゃない)
ほむら(自分に…もっと自信を持たなきゃ)
ほむら(マミさんに…怒られちゃうよ…!)
ほむら「…ご一緒、させてください」
まどか「…うん…ありがとう、ほむらちゃん」
まどか「一緒に食べよ?」
ほむら(わたし『なんか』じゃ…)
ほむら(…ちがう、そうじゃない)
ほむら(自分に…もっと自信を持たなきゃ)
ほむら(マミさんに…怒られちゃうよ…!)
ほむら「…ご一緒、させてください」
まどか「…うん…ありがとう、ほむらちゃん」
まどか「一緒に食べよ?」
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 19:10:34.85 ID:BIx3Ep930
まどか「ほむらちゃん、お弁当おいしそうだねー…」
ほむら「実はこれ…わたしの、手作りなんです」
まどか「そうなの!?すごーい…わたしもこのくらいできたらなぁ…」
ほむら「今度教えましょうか…?わたしでよければ…」
まどか「ほんと?ありがとうほむらちゃん!」
ほむら「えへへ…まぁ…そんなに上手じゃないですけど…」
まどか「謙遜しちゃダメ、わたしより上手なんだから!」
ほむら「ありがとうございます、鹿目さん」
ほむら「実はこれ…わたしの、手作りなんです」
まどか「そうなの!?すごーい…わたしもこのくらいできたらなぁ…」
ほむら「今度教えましょうか…?わたしでよければ…」
まどか「ほんと?ありがとうほむらちゃん!」
ほむら「えへへ…まぁ…そんなに上手じゃないですけど…」
まどか「謙遜しちゃダメ、わたしより上手なんだから!」
ほむら「ありがとうございます、鹿目さん」
121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 19:15:58.51 ID:BIx3Ep930
ほむら「そういえば、鹿目さんのお弁当は…」
まどか「ああ…これはパパが作ってくれたやつ」
ほむら「…すごくおいしそう…」
まどか「…食べる?」
ほむら「えっ…」
まどか「あーんして」
ほむら「…は…恥ずかしいです…」
まどか「大丈夫だよ、誰も見てないから、ね?」
まどか「はい、あーん」
ほむら「…あっ…あーん…」
まどか「どう?」
ほむら「…おいしいです、すっごく…」
まどか「ああ…これはパパが作ってくれたやつ」
ほむら「…すごくおいしそう…」
まどか「…食べる?」
ほむら「えっ…」
まどか「あーんして」
ほむら「…は…恥ずかしいです…」
まどか「大丈夫だよ、誰も見てないから、ね?」
まどか「はい、あーん」
ほむら「…あっ…あーん…」
まどか「どう?」
ほむら「…おいしいです、すっごく…」
130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 19:36:17.46 ID:BIx3Ep930
まどか「えへへ、よかったぁ」
ほむら「…鹿目さん」
まどか「?」
ほむら「あーん、してください」
ほむら「さっきのお返しですっ」
まどか「…えへへ…たしかに照れちゃうね、これ…」
まどか「あーん」
ほむら「どうですか?」
まどか「…うちのパパよりおいしいかも…」
ほむら「ええっ!?」
ほむら「…鹿目さん」
まどか「?」
ほむら「あーん、してください」
ほむら「さっきのお返しですっ」
まどか「…えへへ…たしかに照れちゃうね、これ…」
まどか「あーん」
ほむら「どうですか?」
まどか「…うちのパパよりおいしいかも…」
ほむら「ええっ!?」
133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 19:41:02.68 ID:BIx3Ep930
ほむら「さすがに大袈裟ですよ…」
まどか「大袈裟じゃないよ…すっごくおいしいもん、これ」
ほむら「そうですか…?ありがとうございます」
まどか「今度ほむらちゃんのお家に行くから、そのときはびしばしお料理教えてね!」
ほむら「はっ、はい!」
まどか「大袈裟じゃないよ…すっごくおいしいもん、これ」
ほむら「そうですか…?ありがとうございます」
まどか「今度ほむらちゃんのお家に行くから、そのときはびしばしお料理教えてね!」
ほむら「はっ、はい!」
136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 19:47:48.33 ID:BIx3Ep930
まどか「そういえばさっきから言おうと思ってたけど…髪型いつもと違うんだね、ほむらちゃん」
ほむら「あっ…はい!マミさんにアドバイスをもらって…今日はポニーテールにしてみたんですけど」
ほむら「…変…じゃないですか?」
まどか「ううん、全然!三つ編みのほむらちゃんも可愛いけど…」
まどか「ポニーテールなほむらちゃんもかわいいよ!」
ほむら「本当ですか?ありがとうございます!」
まどか「すっごく似合ってるよほむらちゃん」
ほむら「えへ…そんなに何度も言わないでください…照れます…」
まどか「照れてるほむらちゃんもかわいい!」
ほむら「ほむぅ…///」
ほむら「あっ…はい!マミさんにアドバイスをもらって…今日はポニーテールにしてみたんですけど」
ほむら「…変…じゃないですか?」
まどか「ううん、全然!三つ編みのほむらちゃんも可愛いけど…」
まどか「ポニーテールなほむらちゃんもかわいいよ!」
ほむら「本当ですか?ありがとうございます!」
まどか「すっごく似合ってるよほむらちゃん」
ほむら「えへ…そんなに何度も言わないでください…照れます…」
まどか「照れてるほむらちゃんもかわいい!」
ほむら「ほむぅ…///」
140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 19:56:58.90 ID:BIx3Ep930
ほむら「…あの、鹿目さん…」
まどか「なに?ほむらちゃん」
ほむら「…あの…その…わたし…」
まどか「…?」
ほむら「…うぁ…えっと…そのっ…」
ほむら(言わなきゃ…伝えなきゃ…!)
ほむら(やっと…自分を変えられたんだ…)
ほむら(志筑さんの…美樹さんの…)
ほむら(そして…マミさんのおかげで…!)
ほむら(鹿目さんに…伝えるんだ!)
ほむら(『好き』って気持ちを…っ!!)
まどか「なに?ほむらちゃん」
ほむら「…あの…その…わたし…」
まどか「…?」
ほむら「…うぁ…えっと…そのっ…」
ほむら(言わなきゃ…伝えなきゃ…!)
ほむら(やっと…自分を変えられたんだ…)
ほむら(志筑さんの…美樹さんの…)
ほむら(そして…マミさんのおかげで…!)
ほむら(鹿目さんに…伝えるんだ!)
ほむら(『好き』って気持ちを…っ!!)
141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 20:04:42.76 ID:BIx3Ep930
ほむら「かっ…鹿目さん!!」
まどか「はっ、はいっ!?」
ほむら「…わたし…いつも弱虫だったじゃないですか」
まどか「……」
ほむら「でも…鹿目さんたちと一緒に過ごした日々のなか…」
ほむら「わたしはずっと…伝えきれない想いに苦しんでたんです」
まどか「…ほむらちゃん…」
まどか「はっ、はいっ!?」
ほむら「…わたし…いつも弱虫だったじゃないですか」
まどか「……」
ほむら「でも…鹿目さんたちと一緒に過ごした日々のなか…」
ほむら「わたしはずっと…伝えきれない想いに苦しんでたんです」
まどか「…ほむらちゃん…」
144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 20:08:38.76 ID:BIx3Ep930
ほむら「これはわたしの一方的な自己満足のようなものかもしれない」
ほむら「こんなことを言ったらわたしはあなたに嫌われてしまうかもしれない」
ほむら「…でも…伝えたい」
ほむら「これ以上苦しみたくないんです…わたしは…」
まどか「ほむらちゃん…」
ほむら「だから言わせてください、どんな結果でも」
ほむら「どんな未来があったとしても…!」
ほむら「わたしは…」
ほむら「貴女の事が好きです、鹿目…まどかさん…」
ほむら「恋人として…!」
ほむら「付き合ってください…っ!!」
ほむら「こんなことを言ったらわたしはあなたに嫌われてしまうかもしれない」
ほむら「…でも…伝えたい」
ほむら「これ以上苦しみたくないんです…わたしは…」
まどか「ほむらちゃん…」
ほむら「だから言わせてください、どんな結果でも」
ほむら「どんな未来があったとしても…!」
ほむら「わたしは…」
ほむら「貴女の事が好きです、鹿目…まどかさん…」
ほむら「恋人として…!」
ほむら「付き合ってください…っ!!」
147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 20:17:35.70 ID:BIx3Ep930
まどか「……」
ほむら「うぅ…」
まどか「…ほむらちゃん」
ほむら「……」
まどか「ありがとう…」
まどか「…でも…」
まどか「ごめんなさい、女の子同士なんて…やっぱり駄目だよ」
ほむら「……」
まどか「……」
まどか「…ごめんね…」
ほむら「うぅ…」
まどか「…ほむらちゃん」
ほむら「……」
まどか「ありがとう…」
まどか「…でも…」
まどか「ごめんなさい、女の子同士なんて…やっぱり駄目だよ」
ほむら「……」
まどか「……」
まどか「…ごめんね…」
153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 20:24:34.82 ID:BIx3Ep930
まどか「…なんちゃって」
ほむら「…えっ」
まどか「…ごめん…その…」
まどか「…わたしも…これからね?言うつもりだったんだ」
まどか「ほむらちゃん大好き…って」
ほむら「……」
まどか「でも…先越されて悔しくなっちゃって…」
ほむら「…それじゃあ…」
ほむら「…えっ」
まどか「…ごめん…その…」
まどか「…わたしも…これからね?言うつもりだったんだ」
まどか「ほむらちゃん大好き…って」
ほむら「……」
まどか「でも…先越されて悔しくなっちゃって…」
ほむら「…それじゃあ…」
160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 20:30:09.76 ID:BIx3Ep930
まどか「…ふつつかものですが…だっけ」
まどか「よろしくお願いします…」
まどか「ほむらちゃん」
ほむら「…うっ…うううっ…!」グスッ
まどか「ちょっ、ほむらちゃん!泣かないでよ、ごめんね!?やり過ぎちゃったよね…わたしも」
ほむら「もうっ…怖かったの!怖かったんだから…」
ほむら「もし断られたら…どうしようって…ずっと…!」
まどか「…ごめん…本当ごめんね…!」
まどか「これからはずっと一緒、だから許して…ほむらちゃん…」
ほむら「…うぅ…うん…!」グスッ
まどか「よろしくお願いします…」
まどか「ほむらちゃん」
ほむら「…うっ…うううっ…!」グスッ
まどか「ちょっ、ほむらちゃん!泣かないでよ、ごめんね!?やり過ぎちゃったよね…わたしも」
ほむら「もうっ…怖かったの!怖かったんだから…」
ほむら「もし断られたら…どうしようって…ずっと…!」
まどか「…ごめん…本当ごめんね…!」
まどか「これからはずっと一緒、だから許して…ほむらちゃん…」
ほむら「…うぅ…うん…!」グスッ
162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 20:41:15.98 ID:BIx3Ep930
―――
まどか「ほむらちゃん…登校中にまでくっついてきたらだめだよー」
ほむら「それは鹿目さんですよ、私じゃないですっ」
まどか「…もう、ほむらちゃんってば…また鹿目さんって呼んで…」
まどか「もう付き合ってるんだから、まどかって呼んでよ!」
ほむら「そんな…できませんよそんなことー」
まどか「むぅー、マミさんのことはマミさんって呼ぶくせにー」
ほむら「うっ…じゃあ、えっと…」
ほむら「ま…まどか…///」
まどか「なぁにー、ほむらちゃん?」
ほむら「うう…やっぱり恥ずかしいぃ…」
まどか「ほむらちゃん…登校中にまでくっついてきたらだめだよー」
ほむら「それは鹿目さんですよ、私じゃないですっ」
まどか「…もう、ほむらちゃんってば…また鹿目さんって呼んで…」
まどか「もう付き合ってるんだから、まどかって呼んでよ!」
ほむら「そんな…できませんよそんなことー」
まどか「むぅー、マミさんのことはマミさんって呼ぶくせにー」
ほむら「うっ…じゃあ、えっと…」
ほむら「ま…まどか…///」
まどか「なぁにー、ほむらちゃん?」
ほむら「うう…やっぱり恥ずかしいぃ…」
165: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 20:45:38.70 ID:BIx3Ep930
イチャイチャ
さやか「…昨日の帰りから妙にあの二人べたべたしてますよね…」
マミ「暁美さんの勇気で恋が実ったのだからいいことじゃない」
仁美「…はぁ…いいものじゃないですか…ふたりで永遠の愛を…」
さやか「…仁美…あんたはもう…つーかあんだけべたつかれたら見てるこっちが恥ずかしいんだって」
マミ「…ねぇ美樹さん…たしかあの二人がくっついたら言ってやりたいことがあるって…」
さやか「…あっ…そういえばそうだ…あやうく忘れるところでしたよ」
さやか「おーい、あーけーみーほむらぁぁぁああ!!!!」
さやか「まどかはあたしの嫁だったんだからぁっ!!」
さやか「絶対幸せにしろよぉぉぉぉぉおおおおおぉぉっっっ!!!!」
杏子「…なんだよそれ」
さやか「…昨日の帰りから妙にあの二人べたべたしてますよね…」
マミ「暁美さんの勇気で恋が実ったのだからいいことじゃない」
仁美「…はぁ…いいものじゃないですか…ふたりで永遠の愛を…」
さやか「…仁美…あんたはもう…つーかあんだけべたつかれたら見てるこっちが恥ずかしいんだって」
マミ「…ねぇ美樹さん…たしかあの二人がくっついたら言ってやりたいことがあるって…」
さやか「…あっ…そういえばそうだ…あやうく忘れるところでしたよ」
さやか「おーい、あーけーみーほむらぁぁぁああ!!!!」
さやか「まどかはあたしの嫁だったんだからぁっ!!」
さやか「絶対幸せにしろよぉぉぉぉぉおおおおおぉぉっっっ!!!!」
杏子「…なんだよそれ」
167: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 20:50:13.58 ID:BIx3Ep930
さやか「うおっ…杏子、いつの間に」
仁美「…そちらは?」
マミ「佐倉杏子さん、私たちのお友達よ」
さやか「腐れ縁、ですよ」
杏子「んだとてめぇっ!?」
さやか「きゃー、マミさん助けてぇー」
杏子「…ったく…」
仁美「はじめまして佐倉さん、わたし志筑仁美と申します…よろしくお願いしますね」
杏子「ん?おう…よろしく」
さやか「おい杏子、仁美から離れろ!食いしん坊がうつるだろっ!」
杏子「うつるかバーカ!」
仁美「…そちらは?」
マミ「佐倉杏子さん、私たちのお友達よ」
さやか「腐れ縁、ですよ」
杏子「んだとてめぇっ!?」
さやか「きゃー、マミさん助けてぇー」
杏子「…ったく…」
仁美「はじめまして佐倉さん、わたし志筑仁美と申します…よろしくお願いしますね」
杏子「ん?おう…よろしく」
さやか「おい杏子、仁美から離れろ!食いしん坊がうつるだろっ!」
杏子「うつるかバーカ!」
168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 20:55:57.19 ID:BIx3Ep930
ギャーギャー
仁美「…あの、巴さん」
マミ「…なにかしら」
仁美「こんなグループの中にいて…疲れないんですか」
マミ「…すっごく疲れるわ…」
マミ「…でも…みんなにぎやかで仲良しで…すっごく楽しいのも事実よ」
仁美「…じゃあ」
マミ「?」
仁美「わたしもこれからは…巴さんと一緒に疲れることにしますわ」
マミ「…ふふっ…心強いわね」
仁美「…あの、巴さん」
マミ「…なにかしら」
仁美「こんなグループの中にいて…疲れないんですか」
マミ「…すっごく疲れるわ…」
マミ「…でも…みんなにぎやかで仲良しで…すっごく楽しいのも事実よ」
仁美「…じゃあ」
マミ「?」
仁美「わたしもこれからは…巴さんと一緒に疲れることにしますわ」
マミ「…ふふっ…心強いわね」
170: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 20:59:28.11 ID:BIx3Ep930
まどか「…ねぇ、ほむらちゃん」
ほむら「はい」
まどか「もしかしたらこれから先…」
まどか「喧嘩とかして…みんな仲が悪くなったり」
まどか「都合の悪いことが起こって不安になったり」
まどか「希望が絶望に転じたりすることがあるかもしれない」
まどか「…でも」
まどか「二人で…一緒に乗り越えていこうね?」
ほむら「…二人じゃ…嫌です」
ほむら「さやかさんや杏子さん、仁美さんにマミさん」
ほむら「…六人です」
ほむら「はい」
まどか「もしかしたらこれから先…」
まどか「喧嘩とかして…みんな仲が悪くなったり」
まどか「都合の悪いことが起こって不安になったり」
まどか「希望が絶望に転じたりすることがあるかもしれない」
まどか「…でも」
まどか「二人で…一緒に乗り越えていこうね?」
ほむら「…二人じゃ…嫌です」
ほむら「さやかさんや杏子さん、仁美さんにマミさん」
ほむら「…六人です」
171: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 21:00:20.30 ID:BIx3Ep930
まどか「…ごめん…そうだったね」
まどか「うん…みんなで…一緒に」
ほむら「…急ぎましょう、学校遅刻しちゃいます」
まどか「…わっ…本当だ、急がなきゃ」
まどか「うん…みんなで…一緒に」
ほむら「…急ぎましょう、学校遅刻しちゃいます」
まどか「…わっ…本当だ、急がなきゃ」
172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 21:06:05.36 ID:BIx3Ep930
ほむら(…これからはずっと一緒)
ほむら(鹿目さん…じゃなくって…まどかはそう言ってくれた)
ほむら(でも…永遠に一緒とは限らない…かもしれない)
ほむら(そんなときは―――)
まどか「ねぇ、ほむらちゃん…約束しよう?」
まどか「わたしかほむらちゃん、どっちかがどっちかと」
まどか「死に別れたりしそうになったときは」
まどか「お互いの名前を書いたお互いの一番大切なものを交換するの」
まどか「そうすればわたしたちは永遠に一緒」
まどか「ね?そうしよ?」
ほむら(鹿目さん…じゃなくって…まどかはそう言ってくれた)
ほむら(でも…永遠に一緒とは限らない…かもしれない)
ほむら(そんなときは―――)
まどか「ねぇ、ほむらちゃん…約束しよう?」
まどか「わたしかほむらちゃん、どっちかがどっちかと」
まどか「死に別れたりしそうになったときは」
まどか「お互いの名前を書いたお互いの一番大切なものを交換するの」
まどか「そうすればわたしたちは永遠に一緒」
まどか「ね?そうしよ?」
173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08(月) 21:10:52.75 ID:BIx3Ep930
交わした約束忘れないよ
目を閉じ確かめる
押し寄せた闇振り払って
進むよ―――
もう何があっても
くじけない
ずっと明日待って――
今なら自信を持って言える…
わたしたちは…永遠に一緒
なにがあっても…―――
―おしまい―
目を閉じ確かめる
押し寄せた闇振り払って
進むよ―――
もう何があっても
くじけない
ずっと明日待って――
今なら自信を持って言える…
わたしたちは…永遠に一緒
なにがあっても…―――
―おしまい―
引用元: ・ほむら「鹿目さんの事が好きなの!」
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