デーモン小暮閣下「ここが学園都市か」 

デーモン小暮閣下「我輩がアイドルのプロデューサーだと?」

2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 01:13:00.48 ID:Ck71FuV/0
デーモン小暮閣下、765プロ派遣前の御話



魔界 デーモン小暮の館


閣下「あ~暇である…」

閣下「場所も終わり、テレビもつまらんし…」

閣下「まぁしかし、たまにしかない自由な時間である…ゆっくりと相撲のDVDでも見ながら過ごさせてもらうと…」

閣下「…」

閣下「いや待つのである…だいたいこの展開からすると大魔王陛下が我輩の所に厄介事を持ち込んできているような…」

閣下「戸締りぐらいはしておいた方が良いかもしれないのである」

―――――――――――――――――――――――――――――




3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 01:13:35.63 ID:Ck71FuV/0
閣下「ふむ…これでとりあえず戸締りは済んだのである!」

閣下「今回はあの疫病神と関わらんz…」

ダミアン浜田大魔王「おいおい、トイレの窓が開きっぱなしだったぞ?不用心だったから締めておいたが」

閣下「…」

ダミアン「ん?どうしたのだ?狐につままれたような顔をしおって」

閣下「…いや、本当に不用心であったなと思っておるのだ」

ダミアン「本当だぞ?いくら魔界の有力者の貴様であっても、気づかないうちに忍び込まれれば危ない事もあろう」

閣下「…」

ダミアン「どうしたのだデーモン、今日はやけに静かではないか?」

閣下「…」

6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 02:15:21.59 ID:Ck71FuV/0
ダミアン「?」

ダミアン「まぁ説教はこのくらいにしてだな…」

閣下「いや待て!!!!!!」

ダミアン「なんだデーモン?いきなり大声を出すでない」

閣下「なんだもなにも無いのである!いきなり中に入ってきたと思ったら…今度はいったいどんな厄介事を持ち込んできたのだ!」

ダミアン「厄介事とは失敬だな、今回はお前に御願い事をしに来たのだ」

閣下「今回もであろうが!!!」

ダミアン「…」

閣下「…」

8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 02:16:10.19 ID:Ck71FuV/0
ダミアン「わかっておるのだろう?」

閣下「…」

ダミアン「このお願いを断れないと理解しているのだろう?」

閣下「…」グッ…

ダミアン「…」

閣下「…用件を聞くのである」

ダミアン「初めからそう言っていればいいのだぞ?」

閣下「このっ…それで!?いったい今回は我輩に何をしろというのであるか?」

9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 02:16:59.33 ID:Ck71FuV/0
ダミアン「まぁそう急かすな、短気は損気うふふふふっと[たぬき]も言っておったぞ?」

閣下「…」いらっ…

ダミアン「っと…これ以上お前を茶化すと後が大変そうなのでな、やはり今回の指令について話そうか」

閣下「あぁ…もうお願い等とは言わないわけであるな」

ダミアン「?」

閣下「いや気にせんでくれ…ささっ、話の続きを」

ダミアン「うむ…それでは単純に今回の指令について説明しよう」

閣下「…」

ダミアン「学園都市に向かえ」

閣下「」

10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 02:17:45.72 ID:Ck71FuV/0
閣下「ま、待て!待つのである!学園都市って、まさかあの学園都市であるか!?」

ダミアン「あのもこのも、その学園都市しかないだろう?お前は他に学園都市という名の場を知っているのか?」

閣下「だ~!確認として聞いたのである!」

ダミアン「そうか…驚かせるなよデーモン、つい先日に自分がいた場所を忘れてしまったのではないかと焦ったぞ?」

閣下「ふっざけるでない!呆け取らんわ!学園都市における指令は先日完了したはずである、何故またこの短期間で向かわねばならんのだ?」

ダミアン「なに、そんなに難しい話ではないぞ?」

閣下「どういう意味であるか?」

ダミアン「また解決しなくてはならない問題が起きた、それだけの事だ」

閣下「…」

11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 02:18:30.53 ID:Ck71FuV/0
ダミアン「今回は前回の時以上に厄介な事になっているようでな、どうやら人間だけでは太刀打ちできそうにないのだ」

閣下「魔術師や、超能力者でも…であるか?」

ダミアン「その二つの存在が今回の厄介事の大きな要因なのだ、まぁ百聞は一見にしかずという便利な言葉があるからな…早速お前には学園都市に向かってもらうぞ」

閣下「…」

ダミアン「今回も前回と同様、転送までに約一日を要するこの転送マシーンにて人間界に向かってもらうが」

閣下「…」

ダミアン「なんだ?今回はいつものようにジタバタせんのか?」

閣下「…」

ダミアン「…」

閣下「…」

12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 02:19:12.30 ID:Ck71FuV/0
ダミアン「せっかく無理やり人間界に向かわせるためにお前の新しいゴシップネタを仕入れてきたのだが」

閣下「…」

ダミアン「調子が狂うな」

閣下「…」

ダミアン「…」

閣下「…ダミアン陛下が厄介事と言うほどの事である、かなり深刻な事態なのであろう?」

ダミアン「学園都市で関わってきた人間が心配か?」

閣下「…」

ダミアン「安心しろ、まだ…大丈夫だ」

閣下「…」

13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 02:19:58.86 ID:Ck71FuV/0
ダミアン「幸いなことにまだ下にはエース清水とルーク篁が残っておったからな、佐天とか言ったか?その少女に関してはこの先も大丈夫であろう」

閣下「その他の者に関しては分からんという事か…」

ダミアン「まぁそういう事になるな」

閣下「…」

ダミアン「…」

閣下「ダミアン大魔王よ…」

ダミアン「なんだ?デーモンよ」

閣下「さっさと頼むのである」

ダミアン「…」

閣下「…」

14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 02:20:26.23 ID:Ck71FuV/0
ダミアン「やはり調子が狂う…冒頭からそんなに険しい顔をするでない」

閣下「険しい顔は仕様である!早く転送を開始するのである!」

ダミアン「短気は損気だとドラえm…」

閣下「いいから早くするのである!!!!」

ダミアン「それでは…良い旅を」きゅいーーーーーーん!!!!!

閣下「はっ!良く言うのである!」

閣下「さっさと終わらせてくるのである…館の戸締りは頼んだぞ」

ダミアン「…」

しゅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!

ダミアン「さて、デーモンのコレクションの相撲ビデオに深夜の通販番組でも録画してやるかな」



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 03:32:10.95 ID:Ck71FuV/0
学園都市


閣下「…」

閣下「…これは何とも酷いのである」

閣下「瓦礫だらけの街…我輩が滞在していた時とは大違いである…」

閣下「いったい何が起こったらこの短期間でここまで…」


どごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!!!!!!!!!!!


閣下「何事であるか!?」


ばたっ!

17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 03:32:42.13 ID:Ck71FuV/0
上条「いって~…今のは痛い!さすがに今のは上条さんでも痛いですよ!」

閣下「貴様は!」

上条「うわっ!まだ人が残ってたのかよ!?危ないから早く逃げてって…」

閣下「誰が人だ、我輩はれっきとした悪魔である」

上条「で、デーモンさん!?」

閣下「久しぶりであるな上条!無事であったかっと…なんだ、随分とボロボロではないか」

上条「お久しぶり…って、そんな悠長なこと言ってる場合じゃないんだった!ここは危ないんですよデーモンさん!」

閣下「ほう?危ない…であるか?」

上条「そう、危ないんでs…」


どごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!!!!!!!!!!!!

18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 03:33:12.76 ID:Ck71FuV/0
上条「うわっ!言わんこっちゃない!」

閣下「良くは分からんが貴様は今、敵と交戦中という事で良いのであるな?であれば我輩が助太刀n…」

上条「良いから!とにかくここは一旦逃げますよ!」がしっ!

閣下「なんだ貴様!離せ!離すのである!」

上条「今デーモンさんに暴れられたらこの街自体壊れちゃいますよ!事情ならきちんと説明しますから!」

閣下「わ、わかったのである…それで、どこか行くあてはあるのか?」

上条「ちょっと頼れそうな大人がいるんで、その人の所に行きます!」

閣下「我輩は頼れない大人で悪かったな!」

上条「今はそんな皮肉言ってる場合じゃないんですって!!さぁ、行きますよ!」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 03:33:38.48 ID:Ck71FuV/0
学園都市内 某所


上条「はぁ…何とか逃げ切れたみたいですね…」ぜぇぜぇ…

閣下「何が、何とか逃げ切れたみたいですねであるか…」ぜぇぜぇ…

上条「しょうがないじゃないですか…あの場じゃ事情を説明する余裕なんてなかったですし」

閣下「もう良いのである…時に上条よ」

上条「はい?なんでしょうか?」

閣下「ここが貴様の言うところの頼れる大人とやらがいる所なのであるか?」

上条「ちょっと!まだ根に持ってるんですか!謝るから許して下さいよ!」

20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 03:34:07.35 ID:Ck71FuV/0
閣下「…」

上条「…」

閣下「…」

上条「…」ごくりっ…

閣下「まぁ冗談はこのくらいにしてである…」

上条「冗談って…真顔で冗談なんて心臓に悪いですよ!」

閣下「すまんすまん、それで?ここが目的地なのであるか?」

上条「は、はい…」

閣下「そうか…」

上条「…」

21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 03:34:39.18 ID:Ck71FuV/0
閣下「どうやら我輩、学園都市に来る時にはこの病院に何かあるのかもしれんな…」

上条「え?デーモンさん、ここに来た事があるんですか?」

閣下「先日の一件の時、ここで友人が世話になってな…まぁおかげで貴様が言うところの頼れる大人が誰か見当がついたのである」

上条「ってことはあの人とも知り合いって事ですか」

閣下「腐れ縁である、でなければこんな所に来てまた会うような奴ではないだろう」

上条「は、はぁ…」

閣下「それで?上条よ、そろそろこの異常事態についての説明を貰えないであろうか」

上条「そうでしたそうでした、実は…」

22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 03:35:11.91 ID:Ck71FuV/0
冥土帰し「それについては僕から説明させてもらうよ…」

閣下「おぉ…何故だか最近は貴様の面を良く見るのである、冥土帰し!」

冥土帰し「その台詞、丸々君に帰してあげたいくらいだよ…デーモン」

閣下「フハハハハ!相変わらず憎たらしい男である!」

冥土帰し「あんまり君を怒らせて蝋人形になんてされたくは無いからね…皮肉はこれくらいにして、さっそく本題に入らせてもらうよ」

閣下「賢明な判断である、我輩としてもこの状況に関する情報が欲しいからな」

冥土帰し「ほう、という事は今回もほとんど情報を得られないまま人間界に飛ばされてきたというわけかい?」

閣下「その言い方だと、我輩が無理やり飛ばされてきておるみたいではないか!」

冥土帰し「…」

上条「…」

閣下「まぁ、それに近いと言えばそうであるが…」

23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 03:35:59.65 ID:Ck71FuV/0
冥土帰し「はぁ…それで?今現在、君が得ている情報はどの程度の物なんだい?」

閣下「我輩が得ている情報は極々少ない物である…大魔王から、この学園都市に厄介な事案が起きておるという事を聞いたぐらいだ」

冥土帰し「本当に少ない情報だね」

閣下「通常運行である、情報は現地調達が常であるからな?」

冥土帰し「お気の毒さまだよ、それじゃあ説明させてもらうとするよ」

閣下「うむ…」

冥土帰し「君も見ただろうからわかるだろうけど、この数日間で起きた騒動によって学園都市は壊滅状態に陥った」

閣下「確かに、見たとおりであるな」

冥土帰し「ここは能力者達の街だからね、多少の騒動なら毎日のように起こるんだよ…以前、君がここに来た時もそうだっただろうけどね?」

冥土帰し「所が今回の物はタチが悪かった…」

24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 03:36:40.70 ID:Ck71FuV/0
閣下「冥土帰しよ…我輩、長い前置きは好かんぞ」

冥土帰し「すまないね、それじゃあ端的に言わせてもらうよ…」

閣下「うむ…」

冥土帰し「恐れていた事が起きたんだよ」

閣下「恐れていた事…であるか?」

冥土帰し「能力者の暴走だよ」

閣下「!?」

冥土帰し「残念ながら起こってしまったんだよ…」

閣下「しかし…それにしてもこの街の崩壊は…」

25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 03:37:17.79 ID:Ck71FuV/0
冥土帰し「まぁ、一人や二人の能力者による暴走ならばまだどうにかなったかもしれないんだがね…」

閣下「まさか…」

冥土帰し「暴走した能力者は、この街におけるほとんどの能力者だよ」

閣下「…」

冥土帰し「だから僕達はこの病院から出られる状況じゃないんだけどね」

閣下「これは確かに厄介である…」

上条「…」

冥土帰し「何にせよ、この状況で君が降りてきてくれたのは本当に幸運だったよ…僕達だけではジリ貧状態だったからね…」

閣下「…」

冥土帰し「こんな所ではなんだからね、まぁとりあえず中に入ろうじゃないk…」



どごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!!!!!!!!!!!!

26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 03:37:48.93 ID:Ck71FuV/0
閣下「なんであるか!?」

冥土帰し「噂をすればだよ、このタイミングでやってくるのは…」

上条「誰だかわからないけど、能力者には違いないですよ!」


しゅーーーーーーーーーーーーーっ…


閣下「我輩が知らいだけなのかもしれないのだが…」

上条「なんですか?」

閣下「この街ではこんなに暴力的な侵入の仕方が流行っておるのか?」

冥土帰し「こんな時くらい冗談はやめてほしいな」

上条「そうですよ…」

閣下「我輩はどんな時でも笑いを忘れぬ悪魔であるからな!こればかりは変えられんぞ?」

冥土帰し「そんなこと言ってると冗談に出来ないような事が起こるんだよ…」

上条「そうですよデーモンさん…」

上条「そんなこと言ってるから、本当に冗談にならない相手が来ちゃいましたよ…」


神裂「…」

31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 19:07:22.56 ID:Ck71FuV/0
上条「…」

冥土帰し「…」

閣下「知り合いであるか?」

上条「えぇ…それはもう、上条さんはこの女性をしっかりとご存知ですよ」

神裂「…」

閣下「強いのであるか?」

上条「それはもう…」

閣下「そうであるか…」にやりっ…

閣下「それなら…」

神裂「…」

閣下「遠慮なk…」


ガキィィィィン!!!!!!!!!!!

32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 19:08:14.68 ID:Ck71FuV/0
上条「デーモンさん!!!」


しゅーーーーーーーーーーーーーっ…


閣下「…」

神裂「…」

閣下「いきなりであるな…女よ、貴様には礼儀というものが無いのか?」

神裂「受け止めましたか…」

閣下「たかが人間の一撃、受け止められんようでは悪魔は名乗れぬ…」

神裂「でしょうね…でもその余裕…」

神裂「いつまで持ちますか!!!!」

34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 19:09:14.87 ID:Ck71FuV/0
キィィィィィン!!!!!!!!


閣下「まぁ人間にしては良くやるようであるが…貴様、能力者では無いな?魔術の使い手か?」

神裂「くっ…!だったら何だというのですか!」

閣下「どうした魔術師よ…さっきの勢いは何処に行ったのであるか?」

神裂「…このっ!」

閣下「言ったであろう?この程度の一撃をくらうようでは悪魔は名乗れんのだ」

閣下「…貴様にもわかるであろう?我輩との圧倒的な差が…」

神裂「それでも…それでも私は貴方を倒さねばなりません」

閣下「ほう…何故であるか?」

神裂「私は彼に…上条当麻に恩を返さねばならないのです…」

上条「やめろ神裂!恩だか何だかわからないけど、俺はこんな事望んじゃいない!」

35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 19:10:12.22 ID:Ck71FuV/0
閣下「…」

神裂「何故ですか!私は貴方を守りに来たのですよ!」

神裂「この男は悪魔!それもその中でも特に凶悪な者、デーモン小暮なのですよ!?」

上条「違う!デーモンさんはそんな悪魔じゃない!」

神裂「今は分かってもらえなくても構いません…それでも私はこの悪魔を始末します…」

上条「神裂!」

神裂「上条当麻、貴方は私が守ります…その邪魔をする者は誰であろうと容赦しません」

閣下「…」

神裂「貴方に返すために…その邪魔をする悪魔を…」

閣下「貴様で我輩を倒せるか?」にやり…

神裂「…舐めるなぁ!」


キィィィィィン!!!!!!!!

36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 19:11:04.36 ID:Ck71FuV/0
閣下「…」

神裂「くっ…」

閣下「痛くも痒くもないぞ?あれだけ長ったらしく言っておった貴様の決意はその程度なのであるか?」

神裂「…」

閣下「さて…次は我輩の番であるな」

神裂「…」

閣下「仮にも我輩を相手に大見えを切ったのである…」

閣下「我輩としても貴様がどこまで我輩の攻撃に耐えてくれるか楽しみである…」

上条「デーモンさん!」

閣下「さて、それでは始めようか?」

閣下「少しは楽しませるのだぞ!!!!!!!!!!!!!」

神裂「なっ!?」

冥土帰し「待つんだデーモン!」

上条「神裂!」

37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 19:11:39.01 ID:Ck71FuV/0
ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!!!!



神裂「うっ…ぐっ…」

閣下「脆い、脆いのである…」

閣下「久々に骨のありそうな相手と対峙できそうだと思ったのだが…」

神裂「…」

閣下「所詮はただの人間であるな?」

神裂「くっ…」

閣下「…」

神裂「このっ…!」


シュンッ!

38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 19:12:25.86 ID:Ck71FuV/0
閣下「…」

神裂「…」

閣下「最後の力で放った刃は我輩には届かなかったな」

神裂「…」

閣下「まぁただ、その心意気だけはあっぱれであるからな…」

閣下「これで終いである」ゴォォォォォ…


キュイーンッ!!!!

39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 19:13:03.72 ID:Ck71FuV/0
閣下「…」

神裂「…」

上条「はぁ…はぁ…」

閣下「…」

神裂「…」

閣下「何故止めたのである…」

上条「冗談じゃないっすよ!いくらなんだって命まで!」

閣下「暴走した能力者である、再起不能にしなければこの先どうするというのである」

上条「神裂が急に現れたんで説明が途中になっちゃいましたけど、暴走している能力者は自分の意志とは無関係に暴れてしまっているんです」

閣下「つまり、今回の一件は自発的な暴走では無く…何らかの原因があると?」

冥土帰し「そう言う事になるね…」

40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 19:13:48.89 ID:Ck71FuV/0
閣下「しかし、こやつは能力者ではなく魔術側の人間のようであるが…」

冥土帰し「この戦いでまた一つはっきりしたね、どうやら暴走しているのは能力者だけではないようだ」

閣下「尚更厄介であるな…」

上条「ただまぁ、一人一人を正気に戻らせる手はあるんです」

閣下「ほう…」

上条「それは、この俺の右手です」

閣下「…」

上条「デーモンさんも知ってると思いますけど、俺の右手には特殊な能力があります」

閣下「幻想殺しであるな?」

上条「はい、今回の一件でおかしくなった奴らにもこの手段は有効です…触れる事の出来たやつらは皆ちゃんと正気に戻りました」

閣下「…」

41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 19:14:23.31 ID:Ck71FuV/0
冥土帰し「彼はここまでの数日間、この右腕一つでこの病院を守り抜いたんだよ…しかしながらね…」

閣下「上条の能力の最低条件は触れる事、街全体がおかしくなった今回の場合では対処はかなり難しいと」

冥土帰し「そういう事だね…」

閣下「幻想殺しが働くと言う事は、この暴走も何らかの能力によるものであろうな」

冥土帰し「あぁ、念のため彼が正気に戻した能力者を検査してみたけれど薬物投与や感染症の疑いは無かったよ」

閣下「なるほど…しかしここまでの話を総括するとである」

冥土帰し「なんだい?」

閣下「今回我輩に求められているのは単純に圧倒的に敵を倒すということではなく…」

冥土帰し「もし戦闘になった際は相手を気絶させるレベルに留めてほしいね…」

閣下「我輩、ゲームはイ―ジ―モードで無双する方が好きであるのだが…」

42: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 19:15:04.37 ID:Ck71FuV/0
上条「お、お願いします!暴走しちまってる奴の中には俺の知ってる奴もいるんです!」

閣下「わかった、わかったのである!ちゃんと手加減はする!」

冥土帰し「何はともあれ、これで状況は掴めただろう?」

閣下「嫌というほど掴まされたのである…まぁ良い、とりあえず上条よ」

上条「はい、なんでしょう?」

閣下「そのままこの女が目覚めるとまた面倒な事になるのである、幻想殺しで正気に戻して中に運んでおくのである!」

上条「は、はい!」

ぴとっ… きゅいーーん!

上条「それじゃあ、俺は先に神裂を運びますんで!」

冥土帰し「あぁ、頼むよ」

上条「はいっ!」


タッタッタッタッ!

43: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 19:15:36.11 ID:Ck71FuV/0
閣下「…」

冥土帰し「…」

閣下「…」

冥土帰し「ねぇデーモン」

閣下「む…なんであるか?」

冥土帰し「君、口ではあんなこと言っていたけど…最初から彼女の命を奪う気なんて無かったんだろう?」

閣下「…」

冥土帰し「彼女が彼の知り合いだって知っていたし、君は顔に似合わずそういう所は考えてくれている」

閣下「…」

冥土帰し「…相変わらずね」

閣下「…」

閣下「顔に似合わずは余計である…」

冥土帰し「…」

閣下「…」

冥土帰し「本当に君は相変わらずだよ…」

47: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 21:54:08.29 ID:Ck71FuV/0
――――――――――――――――――――――――――――――――――


とある病院内



閣下「全く…こちらに着いて早速襲撃されるとは…」

神裂「…本当にすみませんでした」

閣下「まぁ確かに?我輩は貴様らからすればしっかりとした敵なのであろうが、それにしてもいきなり攻撃とは」

神裂「だ、だから申し訳ないと…」あせあせ…

閣下「あぁ~偉い目にあったのである…」

神裂「…」しゅん…

48: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 21:54:54.36 ID:Ck71FuV/0
上条「デーモンさん、あんまり神裂を責めないであげて下さい…こいつも意志とは無関係に暴れちゃったんですから」

神裂「…」

閣下「分かっておる…しかしであるな、意志とは無関係とは言ってもしっかりとこやつは我輩に攻撃を仕掛けてきたように思うのである」

上条「ま、まぁ確かに会話とかはしっかりしているように思いましたけど…」

神裂「…」しゅん…

上条「で、でも!今の神裂はデーモンさんに危害を加えようなんて絶対に思ってないですから!な、神裂!」

神裂「は、はい…」ぐすんっ…

インデックス「あ~デーモンと当麻が火織を泣かしたんだよ!」

上条「インデックス!人聞きの悪い事言うんじゃない!」

閣下「我輩も別に泣かす気など…」

神裂「…」すんすんっ…

49: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 21:55:31.95 ID:Ck71FuV/0
インデックス「でも実際にこうして泣いちゃってるんだよ!二人とも火織にちゃんと謝って!」

閣下「何故、我輩が謝らねばならんのだ!我輩こやつに謝られても謝るような事はしておらんぞ!」

神裂「…」じわっ…

閣下「…」

インデックス「謝って!」

閣下「…」

インデックス「…」じーっ…

上条「神裂!悪かったよ、お前が正気ならこんな事しないなんてわかってるから!」どげざー!

神裂「良いんです…私だってあの時の記憶はありますし、何より悪いのは自分を見失った私です…」

上条「神裂…」

50: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 21:56:49.57 ID:Ck71FuV/0
神裂「それに、そこに居る悪魔も…きっとあんなことをした私を許してはくれませんから」じわっ…

閣下「…あれ?我輩が悪かったみたいになってはおらんか?」

神裂「…」ぐすんっ…

インデックス「デーモン!」

上条「デーモンさん…」

冥土帰し「デーモン、ここは…」

閣下「…わかったのである!謝る、謝るのである!」

神裂「…」

インデックス「気持ちがこもってないんだよ!デーモンは本当に謝る気があるのかな!」

閣下「もうどうしろと言うのであるか!?」

51: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 21:57:52.44 ID:Ck71FuV/0
――――――――――――――――――――――――――――


閣下「それで?気持ちは落ち着いたのであるか?」

神裂「はい…見苦しい所を見せてしまいました…」

閣下「もう良い…それでである、少し貴様の話を聞かせてもらおうか?」

神裂「手掛かりになるような事を話せたら良いのですが…先ほどの事で取り乱してしまった以外は自分の中に異常は感じられませんでしたし…」

閣下「あれだけ強引な侵入をしといて良く言うわ」

神裂「…」

インデックス「デーモン!またなんだよ!」

閣下「すまん!すまんのである!話を続けるのである!」

神裂「…正確に言うとこの病院の近くを通り過ぎた時まではいつも通りのはずだったんです」

閣下「…ほう」

52: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 21:58:44.60 ID:Ck71FuV/0
神裂「それまでは、この学園都市で起きた異常事態の収拾のため私も警戒に当たっていたのですが…」

神裂「つい先ほどここに入っていく上条と貴方を見た瞬間…」

神裂「何かに囚われたように、彼を守らねばという気持ちになって…」

閣下「…」

上条「何でまたそんな気持ちに?」

神裂「そ、それは!」あせあせ!

閣下「このあほうが…」

インデックス「当麻はもう少し女心を学んだ方がいいかも!」

上条「へ?なんで上条さんは責められてるんですか!?」

閣下「わからんのなら黙っておれ!とにかく貴様の症状から見るに一種の催眠状態に陥っていたという事であろうな?」

神裂「情けないのですが、そうやらそのようです…」

53: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 21:59:43.04 ID:Ck71FuV/0
閣下「それも何らかの異能の力による物…であるから異能の力を打ち消す上条はその被害を受けなかったと…」

インデックス「とにかく街中にその催眠が振りまかれたんだよ、いくら当麻の力でも全員をどうにかするのは難しいかも…」

閣下「であるのならば、やはりこの催眠を施した悪玉を叩く必要があるのだが」

上条「今の時点では誰がこんな事をしたのかはわかりませんからね…」

神裂「残念ながら私にも見当がつきません…」

閣下「冥土帰し、貴様はどうなのであるか?」

冥土帰し「僕も今回の事に関してはわからないね、わかっていたらここまでの事態を放置したりなんてしないよ」

54: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 22:00:36.40 ID:Ck71FuV/0
閣下「それもそうであるな…」

上条「とにかく、今は地道にやってくしかないって事ですかね…」

閣下「であるな…まぁとにかくこの場は落ち着いたようであるし、我輩は少しばかり出てくるのである」

上条「え!?デーモンさん!」

閣下「大丈夫である!戦闘になったとしても相手をどうにかしたりはせん!」

上条「そ、そうっすか…なら良いんですけど…」

閣下「変な事が無い限りここは、上条と神裂で充分であろう…それでは行ってくるぞ」

冥土帰し「くれぐれも無茶はしないでくれよ?」

閣下「くどいのである…ではな!」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

55: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 22:01:47.91 ID:Ck71FuV/0
所変わって街中…


閣下「っと、街中に出てみたは良いが…」

閣下「これは酷い有り様であるな…」

閣下「とりあえず、奴らの所にでも行って情報を得るとするのである…」

閣下「こんな状態である…もしかすると奴らはここにはいないかもしれんg…」

エース清水長官「ちょっとリーダー!そのお肉俺が焼いてたやつなんですよ!」

佐天「早いもん勝ちだよサブリーダー!あぁ~このお肉美味しい♪」

エース「酷いよ!横暴だよ!お肉返してよ!」

ルーク篁参謀「良いじゃん良いじゃん~、まだまだお肉はいっぱいあるんだし~!今日は満腹になるまでお肉パーチーだよ!」

56: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 22:02:18.13 ID:Ck71FuV/0
エース「まぁこんだけあれば皆充分に満足できるか…よっしゃ喰うぞ喰うぞ!」

佐天「おぉ~サブリーダー!テンション高いね!」

エース「魔界でもこうやって飯食う事はあったんだけど、毎回毎回焼いてるお肉を横取りされてさ~」

佐天「どこの世界でもやられる人ってのは一緒なんだねー」

エース「うるさいよ!でも今回はこんだけお肉があるしね、魔界のバーベキューの時みたいな悲劇にはなんないだろ?」

佐天「確かに、いくら美味しいお肉でも私じゃこの量は食べきれないしね!」

ルーク「おぉ、随分と懐かしい話だねwwwwwwというかここにはエースからご飯取っちゃう悪魔も居ないしねwwww」

エース「そうなんだよwwwwwwww俺のストレスの源であり、胃痛の原因であるあの野郎がいない限り、お肉は食べ放題だぜwwwwww」

佐天「えっと、それってもしかして小暮の事?」

ルーク「もしかしなくてもそうなんじゃない?wwww」

57: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 22:02:57.99 ID:Ck71FuV/0
エース「そうに決まってんだろwwwwww」

佐天「え~…小暮とっても良いやつなのにそんな事言うなんてどうかと思うよサブリーダー!」

エース「良いんだよ!あの頑固じじいにはいつも酷い目にあってるんだからwwwwww」

閣下「…」

佐天「あっ…」

ルーク「おっと…」

エース「これくらい言ったってまだお釣りが来るくらいだって言うのwwww」

エース「だいたい、人の肉あんな勢いで奪うなんて可笑しいだろwwwwどんだけ肉に飢えてんだよwwwwww」

閣下「…」

佐天「ちょ、ちょっとサブリーダー…」

ルーク「佐天ちゃん、面白そうだからもう少し見ておこうwwwwww」

58: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 22:03:35.03 ID:Ck71FuV/0
エース「そんなに肉が好きなら体に肉でも巻いてろっていうのwwwwww」

閣下「…」

エース「レディガガかよwwww肉巻きデーモンってか?wwwwwwww」

閣下「…」

エース「あ~すっきりした…ってどうしたんだよ二人とも?さっきからいきなり静かになっちゃって…」

閣下「…」

エース「…あ」

閣下「…」

エース「…」

閣下「…」

エース「きぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

59: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 22:05:50.65 ID:Ck71FuV/0
閣下「…」

エース「か、かかかか閣下!どうしてここに!っていうか学園都市にいるんですか!!!」

閣下「いや、いつもの無理やり飛ばされたパターンである…っとそんな事はどうでもいいのである…」

エース「…」

佐天「…」

ルーク「…」

閣下「ひっさしぶりであるな!佐天よ!」

佐天「そ、そうかな!この前会った時からそんなに経ってないと思うけど!」

閣下「参謀も、どうだ?喫茶店経営の方は順調であるか?」

ルーク「おかげ様で~wwww儲かってますよ~!!!」

60: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 22:06:34.63 ID:Ck71FuV/0
閣下「何よりである!というか街がこんな状態だというにも関わらず、我輩の予想の遥か斜め上を行く逞しいバーベキューっぷりであるな!」

佐天「へへ~!そうでしょう!小暮もどう?とっても美味しいよこのお肉!」

閣下「頂きたいところなのであるがな、その前に我輩にはやらねばならん事があってな?」

佐天「そ、そう…」

ルーク「じゃあそっちを先に終わらせてからバーベキューの続きと行こうかwwwwww」

エース「ちょちょちょ!ちょっと待って下さいよ閣下!どこから!どこから聞いてたんですか!?」

閣下「なに、先ほど来た所である…」

エース「そうですか、それなら良かったんですけど…」

閣下「ちょっとリーダー、そのお肉俺が焼いてたやつなんですよ辺りであるか?」

佐天(あ、最初からだ)

ルーク(最初からだねwwww)

エース「さぁぁぁぁいしょからじゃねぇぇぇぇかぁぁぁ!!!!!!!」

61: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 22:07:07.12 ID:Ck71FuV/0
閣下「喧しいぞ、このアホが」

エース「…」

閣下「そう言えばである長官?」

エース「はい、何でございましょう…」

閣下「我輩は、貴様の胃痛の原因であるのか?」

エース「いえ、決してそのような事は…」

閣下「…」

エース「いえ、言ってました…すいません…本当にすいません…」

閣下「…」

エース「…」

62: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 22:07:40.56 ID:Ck71FuV/0
閣下「そんなに胃が痛いのなら…」

エース「…」

閣下「胃ごと取ってやろうか?」

エース「い、嫌ですよ!どっぷり命に関わるじゃないですか!!!」

閣下「では…」

エース「…」

閣下「蝋人形にしてやろうか?」

エース「か、勘弁して下さいy…」

閣下「どっちである」

エース「…」

閣下「どっちである!」

エース「…」

閣下「…」

エース「…」

閣下「…」

エース「蝋人形でお願いします…」


―――――――――――――――――――――――――――――

70: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/11(水) 19:49:34.85 ID:KC/Gt9Xa0
―――――――――――――――――――――――――――――


閣下「で、である…」

佐天「…」

ルーク「…」ニコニコ…

エース「」ロウニンギョー…

閣下「貴様らにも大方見当は付いているであろうが、今回我輩が学園都市に降り立ったのはこの事態に対処するためである」

佐天「この事態って、能力者が暴走してる事ですか?」

ルーク「まぁ普通に考えたらそうだろうね~ww」

佐天「確かに私の友達も暴走しちゃってるしな~…でもそのおかげで学校も休校状態だし!」

ルーク「こんな平日の真昼間から街中バーベキューもできるしね~wwwwww」

閣下「心配したのが損に思えるくらい楽観的なのである…」

71: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/11(水) 19:50:00.97 ID:KC/Gt9Xa0
佐天「え!もしかして小暮私達の事心配してきてくれたの!」

ルーク「やだんっ!嬉しいじゃないっ!」

閣下「黙れアホどもが…我輩はたった今それを心底後悔した所なのである…」

佐天「またまた~そんなこと言っちゃって~!本当に小暮は素直じゃないな~!」

ルーク「ないな~wwwwwwww」ごちんっ!

閣下「…」

ルーク「さっ!閣下、お話の続きをどうぞ!」

佐天「店長、怒られてからのキャラの変わり方が早いね…」

閣下「このアホは言っても聞かないアホなのである、こうするのが一番手っ取り早いのだ」

佐天「なるほど~…」

閣下「それでは話を本題に戻すぞ?今回の一件は以前に我輩達が学園都市に来た時よりも厄介な物である」

72: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/11(水) 19:50:29.83 ID:KC/Gt9Xa0
ルーク「ほとんどの能力者が暴れてくれちゃってますからね~」

閣下「しかも何らかの催眠能力によって操られ暴走しておるからな、当人達には何の悪気も無いときておる…」

佐天「私達の所にも何人か能力者来ましたよ~、もちろんちゃんと店長とサブリーダーが追っ払ってくれましたけど!」

ルーク「いや~そう言う所できちんと活躍しちゃうんですよね私wwwwww」

閣下「黙っておれ、この馬鹿者が…どうやらその催眠、上条の能力を持ってすれば暴走している者に触れることで解除は可能らしいのだが」

ルーク「あぁ、幻想殺しの男の子ですか?でも学園都市の人間全てに触れるって言うのはちょっとね~ww」

閣下「その通り、となると我々がしなくてはならないのは黒幕を見つけると言う事である」

佐天「黒幕か~…でも見つけるって言ってもどうやって探し出すんですか?」

閣下「そこが問題なのである…だからこそ、貴様らならば何らかの情報を得ているかと思って来たのだが」

佐天「私達に!」

ルーク「情報なんてない!」

閣下「いや、バーベキューやってる時点で諦めは付いていたのである…」

73: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/11(水) 19:51:03.10 ID:KC/Gt9Xa0
佐天「あ、でも少し手掛かりになりそうな事ならありますよ!」

閣下「なに!?本当であるか?」

佐天「このお店を襲って来た能力者は何人かいたんですけど、何て言うかみんな欲望に忠実であったというか…」

閣下「欲望に忠実?」

佐天「このお店を襲ったうちの一人は、私のお友達の御坂さんっていう人の名前をしきりに叫んで暴れて」

佐天「私に彼女と仲良くできる人間全てが憎いって攻撃してきたんです」

閣下「な、なんという理不尽な奴なのだ…」

佐天「その時は店長もサブリーダーも買い出しに出かけてて本当にピンチだったんですけど…」

閣下「おい参謀、貴様初っ端からきちんと活躍できてないではないか!」

ルーク「てへぺろー!」

閣下「…」いらっ…

74: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/11(水) 19:51:51.88 ID:KC/Gt9Xa0
佐天「私もやばいかな~って思ってたんですけど、ふとその男の顔を見た時にこれはいけるんじゃないかと思って」

閣下「顔であるか?」

佐天「その男の人、御坂さんの名前を言ってる時になんだか可哀そうなぐらい泣きそうな顔をしてて…」

佐天「もしかしたらこの人は御坂さんと仲良くしたいだけなんじゃないかな~って」

閣下「その発想力には脱帽である…」

佐天「でしょ~!それで、その男の人に言ってみたんですよ!もし良かったら今度御坂さんに会わせてあげましょうかって」

閣下「それで?」

佐天「そしたらその人、さっきまでの暴れっぷりが嘘みたいに優しい顔になって『僕は何という事をしてしまったんだ…すいません店の修理代は払いますから』」

佐天「って、お金置いて出て行っちゃったんです…まぁ当然ながら御坂さんに会わせるなんて言うのは嘘なんですけどね」

閣下「つまりである…その男は御坂とかいう女に対する気持ちが源になって暴れていたと?」

佐天「そう、で!その御坂さんに会えるっていう私の大ウソで心がすっきりして催眠が解けたんじゃないかと!」

閣下「…」

閣下(とんでもない話ではあるが…)

75: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/11(水) 19:52:27.68 ID:KC/Gt9Xa0
神裂「私は彼に…上条当麻に恩を返さねばならないのです…」


神裂「上条当麻、貴方は私が守ります…その邪魔をする者は誰であろうと容赦しません」


神裂「何かに囚われたように、彼を守らねばという気持ちになって…」



閣下「あながち、冗談とも言い切れん話ではあるな…」

佐天「二人目以降は、そんな間もなく店長やサブリーダーが倒してくれましたけどね!」

ルーク「四人目の大柄なオカマの方は困ったよ~wwなんというか見た目がパワフル過ぎて攻撃も出来なかったしwwwwww」

佐天「あの時こそ、サブリーダーの大活躍で収まったっていう感じですよね!」

閣下「ほう…あの馬鹿でも役に立つ事があったのであるな?」

76: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/11(水) 19:53:07.04 ID:KC/Gt9Xa0
ルーク「…」

佐天「…」

閣下「ん?」

ルーク「…」

佐天「…」

閣下「いやいや、何故貴様ら黙っておるのだ…」

ルーク「…」

佐天「…」

閣下「おい…」

佐天「エースさんを連れて路地裏に消えて行ったおかまさんが帰ってきた時…」

閣下「…」

佐天「すっきりした顔しながら、そっと三万円を置いて言ったんです…」

閣下「!?」

佐天「私からはこれ以上の事は…」

ルーク「…」

閣下「…」


――――――――――――――――――――――――――――――――


77: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/11(水) 19:54:02.38 ID:KC/Gt9Xa0
閣下「長官の今後に一抹の不安を覚えながら、二人と一体の蝋人形の元を出てきたが…」

閣下「…」

閣下「佐天が言っておった事、これは大きなヒントになるやもしれんな…」

閣下「…」

閣下「ぐだぐだと考え込んでいても仕方がないのである…さて、もう少し情報収集でもするかっと…」

からん…

閣下「こんな道の往来に空き缶をポイ捨てとは…愚かである、愚かであるぞ人間よ」

閣下「しょうがないのである…ここは我輩がしっかりとゴミ箱n…」

初春「ぽ、ポイ捨ては!やめて下さい!」

閣下「は…我輩は今このゴミを拾おうt…」

初春「言いわけは良いです!しっかりと拾ってください!」

閣下「だから我輩h…」

初春「私だって、白井さんの様には強くないですけど…ジャッジメントなんです!」

78: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/11(水) 19:54:38.89 ID:KC/Gt9Xa0
閣下「話がさっぱりである…」

初春「もしそのゴミを拾わなかったら…ただじゃ…」きっ!

閣下「!?」

初春「ただじゃおきませ…」

ひょい…

からんころん…

初春「…え?」

閣下「ちゃんと入れたのである…」

初春「え?あの…その…」

閣下「それにあのゴミは我輩が出したゴミではない…落ちていたから拾ってゴミ箱に入れようとしていたのである…」

初春「すいません!わ、私!てっきり貴方がポイ捨てしたんだと…」

閣下「注意しようとした気持ちは良い事であるが…状況も把握せずに自分の憶測だけで決めつけるのは良いとは言えないな」

79: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/11(水) 19:55:07.41 ID:KC/Gt9Xa0
初春「…ご、ごめんなさい」しゅん…

閣下「もう良いのである…ん?貴様どこかで見た事があるな?」

初春「え?ってもしかして貴方、黒子さんが前に捕まえてきた変 の人ですか?確かお名前はデーモン小暮さん…」

閣下「悪魔であるし、変 は余計であるが…いかにも、我輩はデーモン小暮である!あ~確か貴様は…」

初春「初春、初春飾利です!」

閣下「おぉ、そうであったな…しかし貴様こんな所でいったい何をしているのであるか?」

初春「何をって、この状況下ですし…私もこの学園都市の風紀委員としてパトロールを…」

閣下「ここまで大変な事になっては学生がどうこうできる話ではないのだがな、まぁその使命感は天晴れとして…」じーっ…

初春「え、えっと私の顔に何か付いてますか?」

閣下(確かこの女、以前学園都市で会った時はオペレーターの様な事をしておったな…)

閣下(見た目からしても戦闘要員のようには見えんし…それがこんな所でパトロールとは余程人手不足なのか?)

初春「あの~…」

81: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/11(水) 19:55:36.24 ID:KC/Gt9Xa0
閣下(それと気になるのは、先ほどこの娘から我輩に向けられた殺気…)

閣下(どこか抜けたようなこんな子供が簡単に出せるような物では無かった)

初春「あの~…」あせあせ

閣下(この女も学園都市に居る以上は能力者の可能性が高い、となるとあの眼差しは催眠によるものか…)

閣下「おい、初花よ…」

初春「う、初春ですよ!」

閣下「この学園都市に居る以上、貴様も能力者の端くれなのであろう?」

初春「はい、一応そうですけど…それが何か?」

閣下「…」

初春「デーモンさん?」

閣下「…それでである、貴様は先ほど我輩がポイ捨てをしたと勘違いしていたわけであるが」

初春「うぅ…すいません…」

閣下「そこはもう良いのである、その時貴様…何かおかしなことを感じはしなかったか?」

82: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/11(水) 19:56:22.97 ID:KC/Gt9Xa0
初春「おかしなことですか?」

閣下「うむ…」

初春「そうですね…」じーっ…

閣下「我輩の姿以外でである!」

初春「え!でもそれ以外ってなると…」

閣下「…」

初春「あっ…そう言えば、さっきデーモンさんがポイ捨てをしたんじゃないかと勘違いした時…」

初春「その瞬間に、ルールを守らないデーモンさんをやっつけなきゃっていう気持ちになって…」

閣下「ほう…」

初春「でも、それもデーモンさんがきちんとゴミ箱に捨ててくれた時に無くなったんですけどね~…」

閣下「なるほど…である」

初春「へ?」

83: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/11(水) 19:57:01.56 ID:KC/Gt9Xa0
閣下「いや、こちらの話である!しかし初花よ、貴様のおかげで少しばかりヒントを得られたのである」

初春「初春ですって~!ってヒントって何の事ですか?」

閣下「いや、わからんのなら良いのである!ところで初花よ」

初春「も、もう!わざと間違えてませんか!」

閣下「正直言って貴様はその風紀委員であったか?その中でもお世辞にも前線に出て働くタイプには見えんのであるが…」

初春「実は…デーモンさんも知ってるでしょうけど、今この学園都市の能力者が集団暴走状態で…」

閣下「うむ…」

初春「それで、実はその暴走者の中には風紀委員の人達も多くって…」

閣下「取り締まる側が暴れてしまっておると?」

初春「残念ですけど…だから風紀委員として動ける人間が少なくて、暴走してない私もパトロールに駆り出されてるんです」

閣下(実は自分も暴走しかけておったのだがな…まぁそれは言わないでも良いであろう)

84: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/11(水) 19:57:33.55 ID:KC/Gt9Xa0
初春「白井さんもどこに行ったかわからないし…これからどうなっちゃうんでしょうか…」

閣下「白井…まさかあの女も暴走しておるのか?」

初春「いえ、白井さんに関しては暴走してるかどうか以前に行方不明になってしまったので…」

閣下「神出鬼没の瞬間移動ババアであるからな、もし能力の暴走でも見られたら大変厄介なのである…」

初春「ば、ばばあって…白井さんは私と同じ歳ですよ!」あせあせ!

閣下「いやまぁ確かに肉体的にはそうなのかも知れんが、中身はもうババアであろう」

初春「せめてご婦人とか他の言い方は無いんですか!」あせあせ!

閣下「無いのである!まったくもってありえん!」フハハハハ!

初春「そんな事言ってると、白井さん怒りますよ~…」

閣下「どうせ聞かれんのだから良いであろう?それにさっき貴様もせめてご婦人となんて言っておったろうが」

初春「そ、そんな!私別にそんな意味で言ったんじゃ!」

閣下「そんな意味って、どんな意味であるか?」フハハハハ!

初春「うぅ~…」あせあせ!

85: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/11(水) 19:58:05.94 ID:KC/Gt9Xa0
閣下「あの神出鬼没婆のせいで貴様も残念であるな!」フハハハハ!

黒子「…」

初春「!!!」

閣下「む?どうしたのであるか初花よ?」

黒子「…」

初春「えっと、あの…その…」

閣下「ん?何をいきなりしどろもどろn…」

黒子「…」

閣下「…」

黒子「また貴方ですの?」

閣下「…」

黒子「…御覚悟は?」

閣下「」

93: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/21(土) 14:33:05.50 ID:JtZ/SGHK0
1です!少し出してきます!

黒子「まったく…初春を探しに来たら思わぬ物を見つけてしまいましたの…」

初春「し、白井さん…」 

黒子「なんですの初春?」

初春「たくさん聞きたい事も言いたい事もあるんですけど、とりあえず…」

閣下「…」クシザシー…

初春「これはちょっとやり過ぎなんじゃ…」

黒子「これでもだいぶ手加減したつもりですの!学園都市史上最悪の変 に対してはこれでもまだ寛大な措置の方ですわ!」

閣下「何が寛大な措置であるか!しっかりと矢が我輩に刺さっているではないか!」

黒子「どうせそれでも命に別条は無いのでしょう?だったら全然構いませんの」

閣下「貴様ぁ!」

94: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/21(土) 14:33:50.53 ID:JtZ/SGHK0
初春「ま、待って下さいデーモンさん!白井さんは悪気があってやっているわけでは…」

閣下「悪気がなくてやられるのでは余計たまらんのである!」

黒子「良いんですのよ初春、こんな歩く無秩序の機嫌を取る必要なんてありませんわ!」

初春「機嫌を取るとかそういうのじゃなくて…」

黒子「何にしてもこんな変 男に甘い顔をする必要なんてないんですの」

閣下「まだ言うのかこの女は…」

黒子「何ですの?私はあくまでも事実を述べているにすぎないのですが?」

閣下「…」

初春「白井さん…」

閣下「…」

95: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/21(土) 14:37:38.38 ID:JtZ/SGHK0
黒子「今度は急に黙って、気持ち悪いですわね…」

閣下「いや、我輩少しばかり先日の一件の事を思い出しておってな?」

初春「先日の一件?」

黒子「佐天さんが襲われた事件があったでしょう、それの事が何か?」

閣下「その事件の最後の時、貴様は我輩に面白い事を言っておったな~」

黒子「変な事…ですの?」

黒子「!?」

~回想~

黒子「それと私、もちろんお姉さま一筋なのですが…」

黒子「殿方の中では、歌の上手な心やさしい悪魔が一番好きですの」

~~~~

97: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/21(土) 14:39:30.60 ID:JtZ/SGHK0
初春「え?え?全然話が読めないんですけど…」

黒子「ぜんっぜん!記憶にありませんの!な、な、な、何を言っているのか我輩にはまったく!」

初春「白井さん…我輩って…」

閣下「…」

黒子「…」あたふた…

閣下「…」

黒子「…」たらー…

初春「…」きょとーん?

閣下「まぁ、これからの貴様の態度によっては?あの話、忘れてやらんでもないのであるが?」

黒子「…」

98: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/21(土) 14:40:27.29 ID:JtZ/SGHK0
閣下「あぁ~言おうかな~、なんだか我輩喉が渇いたな~」

黒子「飲み物くらい自分で…」

閣下「我輩、串刺しになったばかりで動けんのである、あ~喉が渇いたのである~」

黒子「悪魔めぇ…」

閣下「いかにも、我輩は悪魔であるが?」

黒子「…わ、わかりましたの!買ってくればいいのでしょう!」

閣下「最初からそう言っていればいいのだ、どうせだったら初花も何かこやつに頼めばいいのである!」

初春「え!私も良いんですか!」

黒子「こうなってしまえば一人も二人も変わりませんわ…」

閣下「我輩はコーラを所望するのである!」

初春「私は紅茶を所望したいです!」

99: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/21(土) 14:41:53.37 ID:JtZ/SGHK0
黒子「はぁ…コーラに、初春はまた紅茶ですの?この近くのコンビニもこの騒ぎで休業状態ですから、少し遠くまで行ってきますの…」

黒子「では…」シュンッ!

閣下「…」

初春「…」

閣下「おい、初花よ…」

初春「初春ですよデーモンさん」

閣下「貴様の話では、あの白井黒子…騒動の始まりから数日間の間、今まで連絡がつかなかったのであろう?」

初春「はい…だから私も心配していたんですけど」

閣下「友人の貴様から見て、さっきの白井黒子の様子に変わりは無かったのであるか?」

初春「いつもの白井さんと全く一緒でしたね…」

閣下「普通、これだけの大きな騒動の中で数日間も連絡の取れなかったのである、何か貴様に一言あっても良いような気がするのであるが」

100: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/21(土) 14:42:28.95 ID:JtZ/SGHK0
初春「デーモンさんがいたから、白井さんが驚いちゃったっていうのもあると思いますけどね…」

閣下「…」

初春「白井さんはとっても正義感が強いんです…だからこそ行き過ぎて私達に心配をかけてしまわないように行動をとっていると思うんですけど…」

閣下「正義感や仲間を思う心を持った人間と言う事は前回の一件でしっかりと理解しているつもりであるが…」

閣下「どうであるか?深い友人の貴様から見て、今のあやつは暴走状態に成りうる異変を持っていると思うか?」

初春「さっきも言ったように、いつも通りの白井さんにしか見えないですし…」

閣下「…」

初春「それに、白井さんが暴走してしまうなんて考えたくもないですよ…」

閣下「我輩に矢を指すのは暴走では無いのか?」

初春「…」

閣下「軽いジョークである、聞きながすのだ…」

初春「…」

101: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/21(土) 14:45:58.07 ID:JtZ/SGHK0
閣下「しかしながら、あやつが正常だと言う確証も今の時点では無い…」

閣下「もうすぐあやつも帰ってくる…難しいかも知れんが、あやつにはいつも通りに振る舞うよう心がけて欲しいのである」

初春「わ、わかってます…」

閣下「うむ…っと」


しゅんっ


黒子「まったく、どこもかしこも休業中で随分と遠くまで行く羽目になりましたの…」

閣下「御苦労であったな…おっと、これは我輩が欲しかったコーラとは違うのであるが?」

黒子「知りませんの、文句があるなら自分で買いに行ってほしいですわ」

閣下「む、むぅ…」

黒子「これは初春の分ですわよ…貴方のも随分と遠くまで買いに行かされましたわ」

102: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/21(土) 14:46:36.08 ID:JtZ/SGHK0
初春「…」

黒子「初春?」

初春「そう言えば、お金払ってなかったですよね!今払いますから!」

黒子「これくらい別に良いんですのよ?たいした額でもありませんし…」

初春「そういうわけにはいかないんです!だって…」

初春「友達だからこそ、そういうのは嫌なんです…」

閣下「…」

黒子「何をいきなり難しい事を言ってるんですの、でもまぁそこまで言うのでしたらしっかりとお代は頂きますの」

初春「は、はい…」

閣下「…」

黒子「あ、変 悪魔の分はしっかりと頂きますのでご安心を」

103: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/21(土) 14:47:08.07 ID:JtZ/SGHK0
閣下「わかっておるわ!ジュースの金も払えないようで悪魔なぞやっておられんのである!」

黒子「あらそうですの?てっきりなんだかんだと理由をつけて払わない物だと思っていましたのに」

閣下「我輩は魔界の有力者にして人間界でも超有名な音楽家であるぞ?そんなたかだか数百円の飲み物をケチるほど財布は薄くない!」

黒子「あらあらまぁ…意外とお金持ちですのね?」

閣下「だから我輩は…」

黒子「ということですので初春、貴方の分はこの成金変 悪魔から徴収しおく事にいたしましたわ」

閣下「な!?」

初春「そんな、悪いですよ!私だってジュースのお金くらい…」

黒子「大丈夫ですわよ初春、どうやらこの変 悪魔はお金が余って仕方がないようなのですの」

黒子「私達はむしろ、その余って仕方ないお金を有意義に使ってあげるだけですの」

初春「えっと…そうなんですかデーモンさん」

104: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/21(土) 14:47:42.87 ID:JtZ/SGHK0
閣下「余るほどは無いが…まぁジュースぐらい奢ってやるのである!気にせず飲むのである!」

初春「それじゃあ、遠慮なく頂きます…ごちそうさまですデーモンさん!」

閣下「うむ!」

黒子「それではお支払いの方を」

閣下「というかそもそも貴様から我輩への口封じのための使いだったはずなのであるが…」

黒子「細かい事を気にする殿方はモテませんわよ?」

閣下「あぁ…もう話にならんのである…」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

105: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/21(土) 14:48:23.30 ID:JtZ/SGHK0
閣下「それでは一服した所で、我輩から貴様に少しばかり聞きたい事があるのだが」

黒子「なんでしょうか?くだらない事でしたらただじゃおきませんわよ?」

閣下「さすがに我輩とて場の空気くらいは読むのである、というか正確に言えば我輩からではなくここにいる貴様の友人からであろうか」

黒子「初春?」

初春「…」

閣下「ほら、その口はいったい何のために付いているのであるか?」

黒子「…」

閣下「言わねば何も始まらんだろう?」

初春「…」

初春「その…どうしてこんなに危ない時に何日間も連絡の一つもしてくれないんですか?」

黒子「え?」

106: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/21(土) 14:51:49.82 ID:JtZ/SGHK0
初春「確かに白井さんは強いです、心も体も私なんかじゃ絶対に適わないぐらいに…」

初春「でもでも…それでも私は心配なんですよ!ずっと連絡が取れないから、もしかして何かあったんじゃないかって…」

黒子「ちょ、ちょっと待って下さい!」

閣下「む?」

黒子「何を言ってるんですの初春!私達、この騒動が起こってからの数日間!」

黒子「ずっと行動を共にしてきましたの!」

閣下「!?」

初春「え?え?白井さん!何を言ってるんですか?」

黒子「だから!私達はここ数日間、ずっと行動を共にしてきたと!風紀委員の中にも暴走者が出て!」

黒子「風紀委員は活動停止状態!だからこそ私達は行動を共に!」

107: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/21(土) 14:53:02.89 ID:JtZ/SGHK0
初春「そんなはずありませんよ!だって現に私、いなくなった白井さんを探すっていう事も含めて今もこうやって街のパトロールを…」

黒子「どうしたんですの初春!」

閣下「これは…」

閣下「まさか!…待て白井!」

初春「私はずっとずっと!こうやって白井さんを探し続けてたっていうのに、そんな冗談あんまりですよ!」

黒子「冗談なんかじゃありませんの!そこまで言うのなら初春、貴方が言うところの私を探していた3日間!一体あなたはどこで何をしていたというんですの!」

初春「それはもちろん街でパトロールを…あれ…」

黒子「それ以外の事を聞いているんですの!いくらこの非常事態と言っても24時間体制でのパトロールなんて絶対に不可能です!」

閣下「白井!待つのである!」

黒子「さっきからうるさいですわね!私は今初春と話しているんですの!」

108: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/21(土) 14:54:00.96 ID:JtZ/SGHK0
初春「なんで…パトロールの時以外の記憶が…」

閣下「良いから!とにかく今すぐ初春から離れるのである!」

黒子「何をわけのわからない事を!今すべきなのは初春の異変の原因を考えることでしょう!」

閣下「原因がわかったから焦っているのである!良いから離れろ!」

黒子「え?原因が分かったって…」

初春「あれ…私…あれ?アレ?」

黒子「う、初春?」

初春「アレ?アレ?…アレ…ア―――――――」

黒子「どうしたんですの初春!」

初春「…」

閣下「ぬかった!…白井!すぐにそやつから離れろぉ!」


ザッ!!!!!!!ジュッ!!!!!!!

109: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/21(土) 14:54:36.12 ID:JtZ/SGHK0
黒子「う、う…初春…」

初春「…」

黒子「貴方…」

初春「…」

黒子「いったい…」

初春「…」


ジュ―――――――――ッ…


閣下「勘づくのが遅かったのである…まさか囚われておってのは白井では無く…」

閣下「こやつであったか…」

黒子「い、いったいこれは…」

初春「…」

110: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/21(土) 14:55:23.36 ID:JtZ/SGHK0
閣下「白井よ、今のこやつは貴様の知っている女であって女ではない…そう思うのである」

黒子「…何がどうなってるんですの」

閣下「詳しい話は後である、とりあえず今はこの女の対処からだ」

黒子「対処って…まさか貴方!初春を!」

閣下「仕方がないであろう…正常状態のこやつなら戦闘なぞせんでも充分であったのだがな」

黒子「どういう意味ですの!」

閣下「貴様もいまいち勘が鈍いな?それでは立派な戦い手にはなれんぞっと…」ひょい…

黒子「!?…貴方!その腕は!」

閣下「そやつに触れられた瞬間にこうなったのである…我輩が悪魔であったから良いような物を」

閣下「人間が今のを喰らっておったら体の中から沸騰しておったかもしれんな?」

初春「…」

111: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/21(土) 14:55:57.94 ID:JtZ/SGHK0
閣下「我輩とした事が、たかだか人間の女にこんな傷を負わされるとは…少しばかり腕が鈍ったのであろうか」

黒子「ちょっと待って下さい!この火傷…まさか初春の能力による火傷だと言うんですの!?」

閣下「それ以外に何があるというのである…間違いなく今我輩はこやつからの攻撃で傷を負った」

黒子「そんな!初春は確かに能力者ですが、人にダメージを与えられるような能力では…」

閣下「だから現に与えておるのだからしょうがないであろう!白井よ…初春の本来の能力はどのような物なのだ?」

黒子「う、初春の能力は定温保存…その名の通り触れている物の温度を一定に保つ事が出来る能力ですの」

黒子「しかしながら、高温の物体には触れませんし…何より今貴方の腕をどうにかしたような強力な能力では!」

閣下「だから言っているであろう?今のこやつは全く別の物と考えるのである…こちらの声は届かんし能力も相当増幅されておる」

黒子「そんな…」

初春「――――――――――」

112: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/21(土) 15:00:23.98 ID:JtZ/SGHK0
閣下「しかしながら、能力のからくりは掴めたのである…次は先ほどのようにはいかんぞ?」 

黒子「…」

閣下「大丈夫である、別にこやつを取って食おうというわけではないのだ…無傷で戻してやる」

初春「――――――――――」

黒子「初春…」

閣下「…」

初春「――――――――――」

閣下「行くのである!!!!」ニヤリ… 

120: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/25(水) 01:24:01.32 ID:9wNqykOl0
 


初春「――――――――――っ…」

閣下「遅いわっ!!!!」

初春「――――――――!!!!!」

黒子「速い!」

閣下「おりゃっ!!!」

初春「!!!!!」ドンっ!

閣下「こうやって両腕を掴んで組み伏せてしまえば、お得意の能力とやらも使えんであろう?」ニヤリ…

初春「…」

121: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/25(水) 01:24:38.61 ID:9wNqykOl0
閣下「さて、終いである!白井、耳をふさげ!」

黒子「え…何故耳を?」

閣下「良いから早く塞ぐのである!」

黒子「は、はぁ…」ぴとっ…

閣下「それでは…すぅ~~~~~~~~…」

初春「!?」

閣下「ハァァァァァァァァァァァァ――――――――――――――――!!!!!!!」シャウト――!

黒子「なななな!なんですの~~~~~!!!」

初春「…」パタッ…

122: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/25(水) 01:25:56.37 ID:9wNqykOl0
閣下「はぁ…はぁ…はぁ…」

黒子「…何をするかと思えば、こんな時にふざけて!それに耳を塞いでいてもうるっさいですの!」

閣下「何がふざけているものか…我輩はいたって真剣である…」

黒子「いきなりあんな大声を出しといてまだそんな事を!」

閣下「というかである…貴様、耳を塞いでおらんかったら鼓膜ごとやられておったぞ?」

黒子「な!?」

閣下「それにあのシャウトにはきちんと意味があるのだ…まぁこれも話し出すと長くなるのだが…」

黒子「意味…それでは初春は!」

閣下「あやつに起きていた問題の原因は取り除いた…今は気絶しているだけであろう…」

123: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/25(水) 01:26:47.37 ID:9wNqykOl0
黒子「そうですか…良かった…」

閣下「我輩の腕の方も治しておかねばならんな…これは後で冥土帰しにでもやらせれば良いか…」

黒子「ところで…」

閣下「む?なんであるか?」

黒子「先ほど私と初春の会話が噛みあわなかった時、あの状況では貴方はどちらが本当の事を言っているのかは分からなかったはずです…」

黒子「何故、初春がおかしいと咄嗟に判断できましたの?」

閣下「まぁ…貴様と合流する前から不自然な所はあったし、会話の内容を聞いていただけで貴様の言っている事が正しいというのは判断出来たのであるが…」

閣下「そもそもこの非常時に非戦闘要員が一人で街にいる時点で不自然なのである…」

黒子「それもそうですわね…それと、初春の事で聞きたい事があるんですが」

124: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/25(水) 01:28:39.85 ID:9wNqykOl0
閣下「?」

黒子「先ほどの貴方の大声…シャウトとか言ってましたか?」

閣下「うむ、それが何だと言うのであるか?」

黒子「貴方、そのシャウトを直に聞いたら鼓膜が破れるとか言ってましたわね?」

閣下「だから、それが何だと言うのだ!」

黒子「と言う事は、いくら異常を治すためとは言っても直にこの至近距離で聞かされた初春は…」

閣下「まぁ、破れておるだろうな…」

黒子「…」

125: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/25(水) 01:29:07.96 ID:9wNqykOl0
閣下「…」

黒子「貴方、初春は無傷で戻すと言いましたわね?」

閣下「見た目的にはしっかりと無傷であろう!嫁入り前の娘としては何の問題もない!」

黒子「嘘をついたんですのね?」

閣下「いや、何を怖い顔をしておるのだ貴様は!だいたいこうでもしなければ我輩、今頃体中が火傷だらけで…」

黒子「…」

閣下「待て!待つのである!さっきのシャウトで疲れておるのだ!」

黒子「…」

閣下「」

126: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/25(水) 01:35:54.18 ID:9wNqykOl0

戻って…とある病院


閣下「…」

冥土帰し「それで?女の子二人を連れて戻ってきたかと思えば…」

冥土帰し「手には大火傷…体中は刺さった矢だらけとは」

閣下「…」

冥土帰し「魔界の元副大魔王の名が泣くね?」

閣下「やかましいのである…」

冥土帰し「だってそうだろう?たしかに威力は凄かったみたいだけど人間の女の子に火傷させられて治癒能力が働かないだなんて」

閣下「ただの人間の攻撃ならばこの程度の傷、すぐに治っておったはずなのだが…」

127: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/25(水) 01:36:26.71 ID:9wNqykOl0
閣下「…」

冥土帰し「なるほどね…」

閣下「恐らく、神の妨害であろう…奴らが結果的に初春を操り、そして強化させた…初春の攻撃には神の毒が感じられたのである」

閣下「記憶操作にしても、あやつらのそれは偉く大雑把でな、結果として初春の記憶の改編は失敗に終わったのだが」

冥土帰し「でもまた何故彼女を使ったのかな?こう言ってはなんだけど、彼女を使うメリットが神サイドにあったとは思えないんだけど」

閣下「それが分かっておったら我輩も苦労しないのである…何にしても今回の件は相当長引きそうだ」

冥土帰し「まぁ、神なんかが出てくると私たちでは対処のしようがないからね…今回も君に頼らせてもらうよ」

閣下「神サイドが出てきた以上、我輩も引けない戦いになったのである…」

冥土帰し「そうかい…ところでデーモン、一つ聞いても良いかい?」

閣下「なんだ冥土帰しよ?」

冥土帰し「神の話、あの子たちにもするのかい?」

128: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/25(水) 01:37:01.67 ID:9wNqykOl0
閣下「まさか、あの歳からこんな理不尽な事を背負わせる事はないであろう?」

冥土帰し「君が思ってるのよりもずっと大人だと思うけどね、でもまぁ君がそういうのなら僕も黙ってる事にするよ」

閣下「あぁ…それより、あの女の鼓膜に関してであるが…」

冥土帰し「あの初春っていう女の子の事なら心配いらないよ…僕を誰だと思ってるんだい?」

閣下「そうか…」

冥土帰し「頭の中を音波信号で直接操っていただなんて、神っていうのも案外科学的なもんを使うんだね」

閣下「元より人間は神の模造品である…やる事なんて人間とそう大差は無い」

閣下「あやつらが使っているのは奇跡でも何でもない…」

冥土帰し「人間は神の模造品か…」

閣下「…」

冥土帰し「まぁ…難しい話は後にしてもう一度みんなで作戦会議と行こうか…」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――

134: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/25(水) 22:52:25.77 ID:9wNqykOl0
閣下「…というわけである!!!」

黒子「な~にがというわけですの!」

閣下「…」

上条「ま、まぁまぁ白井…そんな大きな声出さなくても良いじゃないか…」

黒子「大きな声も出しますの!初春の鼓膜をボロボロにしておいて何を仕切ってるんですの!」

閣下「だから、あれは仕方のない事だと…」

黒子「仕方のない事だと、あんなに簡単に人の鼓膜を破るんですのね?」

閣下「…」

135: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/25(水) 22:53:08.52 ID:9wNqykOl0
上条「でも…デーモンさんがいなかったらどうする事も出来なかったんだぜ?」

黒子「それも分かっていますの!それでも…」

上条「白井…」

神裂「…今は彼女も冷静な判断が出来ないのでしょう」

上条「…」

閣下「白井よ…」

黒子「…」

閣下「助けるためとはいえ、結果的にあやつを傷付けてしまった事は謝るのである」

黒子「…」

閣下「すまなかった」

136: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/25(水) 22:54:13.59 ID:9wNqykOl0
黒子「…」

閣下「…」

黒子「…私の方こそ、少しばかり取り乱しましたの」

閣下「友の危機だったのだ、それが普通である…」

黒子「しかし…」

閣下「良い、良いのである…ところで上条よ」

上条「はいはい、なんでしょうか?」

閣下「改めて今回のこの騒動についての話をしたいのだが…」

上条「そうですね、いつまでも謝罪合戦やってても何も進みませんし…」

インデックス「もうちょっと言い方ってものがあると思うけど?」ギロリ…

137: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/25(水) 22:55:03.68 ID:9wNqykOl0
上条「そ、そんな事言ったってだな!こんな暗い雰囲気じゃ、上条さんうまく話せませんよ!」

閣下「と言う事である、白井よ…この話はいったんここまでと言う事で良いか?」

黒子「元より長引かせるつもりはありませんでしたの…」

閣下「それでは!これからの我輩達の、当面の行動について話していくぞ?」

閣下「現状…貴様らも理解はしているであろうが、ここまで大規模に拡大してしまった騒動をこれだけの人数でどうにかするのは不可能である…」

神裂「いくら実力者が揃っていると言っても、やはり対学園都市となると厳しいですね…」

閣下「うむ、しかしながらこちらには切り札である上条と我輩がおる…」

インデックス「すごい自信なんだよ…」

閣下「事実を述べているだけであろう?上条の能力は異能を消しさる能力…今回の件で唯一のワクチンと言えるであろう」

黒子「そして、貴方は最強の悪魔…まぁこれに関しては前回の一件で確認済みですわね?」

138: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/25(水) 22:55:54.72 ID:9wNqykOl0
閣下「肉弾戦、もしくは単純に武器を使用された場合の上条は無力に等しい…我輩もこの暴走を力のみで鎮められない事は分かっておる」

上条「面目ない…」

閣下「そこでだ!我輩と上条が組む事によって、互いの短所を打ち消すのである」

黒子「つまりは、戦闘要員として貴方とこの類人猿がタッグを組むと?」

閣下「うむ…これより我輩と上条はこの病院を出て活動する」

黒子「それでは、この病院の守りはどうなるんですの?」

閣下「それに関しては貴様や神裂がいればなんとかなるであろう?」

神裂「やってはみますが…貴方達の様にうまくいくかどうか…」

閣下「何を弱気な事を…我輩に負けて自信を失ったのか?」

神裂「…」

139: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/25(水) 22:57:12.53 ID:9wNqykOl0
閣下「貴様と我輩とでは横綱と序の口くらいの差があるのだ、しかたなかろう?それに人間としての貴様の力は最高クラスのものだと思うぞ?」

神裂「よ、横綱と序の口…」

インデックス「またまた凄い自信なんだよ!」

黒子「事実なだけになんとも言えませんの…」

上条「とりあえず!デーモンさんと俺が出るっていう事で良いんですかね?」

閣下「うむ、そうである!事態は刻一刻と悪化の一途をたどっておるからな、今すぐ出発するぞ?」

上条「了解ですよっと…それじゃあ神裂、白井!ここの守りは頼んだぜ?」

神裂「はい!」

黒子「ふんっ!類人猿に言われるまでもない事ですの」

140: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/25(水) 22:59:15.70 ID:9wNqykOl0
インデックス「当麻!なんで私には頼まないの!?」

上条「なに言ってんだよインデックス、お前はこの二人に守ってもらう側だろうが?」

インデックス「むむむ~!またそんな意地悪な事~…」きらん!

上条「ちょ…インデックスさん?なんでそんなに大きく口を開いてるんですか!?」

インデックス「分かってるのに言う必要なんてないんだよ!」クワッ!!!!!!!!

上条「ままま!待ってくれ~!」ガブッ!!!!!!!!


ギャーーーーーーーーーー


閣下「あやつは…何を遊んでおるのだ」

黒子「先が思いやられますの…」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

141: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/25(水) 23:00:48.61 ID:9wNqykOl0

とある街中…


上条「それにしてもデーモンさん、俺らから動いたって事は何か分かったって事ですか?」

閣下「いや、事態の背景は見えたのであるが…解決策自体は何も浮かんではおらんな」

上条「え?それじゃあ何でこっちから外に?」

閣下「今まで我輩が見てきた暴走能力者の様子を見るに、奴らのほとんどは常に暴走状態にあるわけではない…そこが狙い目だ」

上条「はぁ…」

閣下「貴様、我輩の話の意図がわかっておらんな?」

上条「すいません!俺全然頭良くないんで…」

閣下「まぁ良い…つまり我輩達が外に出てきたのは、能力者の暴走を未然に防ぐためである」

上条「?」

142: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/25(水) 23:01:30.95 ID:9wNqykOl0
閣下「だぁかぁらぁ!貴様の能力は触れればどんな異能の力ですら打ち消すというものであろう?」

上条「あ、はい!それはわかります」

閣下「暴走状態の能力者に触れる事、しかも極力相手を無傷でとなると骨の折れる作業である」

上条「そ、そうですね…」

閣下「ならば、まだ暴走していない能力者を手当たり次第に貴様が触っていけば良いのではないか」

上条「い、いやいやデーモンさん!いくらなんだってそれはちょっと!」

閣下「何か問題でもあるのか?」

上条「ありありですよ!男ならまだしも女の子にタッチするだなんて!」

閣下「そんなもの気にせんで良い!というか貴様さっき神裂に触っておったろうが?」

143: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/25(水) 23:02:45.23 ID:9wNqykOl0
上条「いや、それは状況が!それに知ってる女の子だったし!」

閣下「ほう、と言う事は知ってる女だったら良いのか?」

上条「まぁ、それなら…」

閣下「なるほどな…ところで上条よ?」

上条「なんですかデーモンさん?」

閣下「貴様の後方に居る女…」

閣下「知り合いであるか?」

上条「え…」

御坂「…」

上条「」

144: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/25(水) 23:03:19.20 ID:9wNqykOl0
御坂「…」

上条「行きましょうかデーモンさん…」

閣下「おい上条!」

御坂「ま、待ちなさいよ!」

上条「さぁさぁデーモンさん、行きますよーっと」スタスタスタっ…

御坂「待ちなさいって!」

上条「…」

御坂「…」

閣下「…」

145: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/25(水) 23:04:16.57 ID:9wNqykOl0
上条「…」ダッ!

御坂「な!?」

閣下「何をやっておるのだ…」

上条「なんでよりにもよってお前なんだよ~!」

御坂「待てって…」

上条「はぁ…はぁ…」

御坂「待てって言ってんだろうが、ごらぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

上条「ぎゃー!!!」ぴとっ…

閣下「あ、今触ったのである…」

151: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 17:52:56.95 ID:ICV7FRXg0
閣下「それで?結局貴様らは知り合いの様だな?」

上条「知り合いと言いますか…何と言いますか…」

御坂「あんたなんて知り合いでも何でもないわよ!」

閣下「なんという淡い展開なのであるか…」

上条「どこら辺が淡いのか、上条さんには全く分かりませんよ…」

御坂「ああああああ、あわくなんてないわよ!何言ってんのよ!って、あんたどこかで見たことあるわね?」

閣下「ん?我輩であるか?」

御坂「そうよ!こんな顔一度見たら忘れられないし」

閣下「随分と失礼な女である…」

上条「すんません…俺が謝ります…」

152: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 17:53:39.33 ID:ICV7FRXg0
御坂「えーっと…」じーっ…

閣下「むむ?」

御坂「あー!思い出した!あんた占いの館に居た占い師の師匠とかいう!」

閣下「占い?おー!貴様、和尚の占いを受けに来た娘か!」

上条「占い?なんのことですか?」

御坂「この人の弟子が学園都市で有名な占いの館やってたのよ…少し前に店じまいしちゃったみたいだけど」

上条「デーモンさんの弟子の占い師…ってことはデーモンさんって占いも出来るんですか!」

閣下「…」

上条「デーモンさん?」

閣下「どうであるか娘よ、占いを受けてから成果は出たのか?」

上条「え!無視って!っていうかお前いったい何の占い受けたんだ?」

153: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 17:54:20.47 ID:ICV7FRXg0
御坂「なななななにも受けてなんかないわよ!恋愛運なんて絶対見てないから!」

上条「恋愛運か~、なんだなんだ?気になる男の子でもいるんですか?」にやにや…

御坂「気になる男なんていない!…っていうかいるっていうか…」

上条「春だな~、上条さんにはまったく訪れそうにないけど頑張ってくれよ!」

御坂「…」

閣下「神も全裸で逃げ出すレベルのドン勘っぷりである…」

上条「え?何の事っすか?」

閣下「気にせんで良い…ところで上条、この娘も能力者なのか?」

上条「あ~、ビリビリですか?」

御坂「ビリビリ言うな!自分で言うのもなんだけど、そこそこ強力な方だと思うわよ?」

154: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 17:55:21.38 ID:ICV7FRXg0
閣下「ほう、具体的に言うとどのくらいなのだ?」

御坂「この街の尺度で当てはめるのならレベル5ってやつね」

閣下「おー…」

御坂「それがどうかしたの?」

閣下「上条よ…」

上条「はいはい、なんでしょうか?」

閣下「今さらであるが、good job であるぞ…」

上条「あ、はい…ありがとうございます…」

御坂「…?あんた達いったい何の話してんのよ?」

閣下「いや、大したことではないぞ…」

上条「うんうん!全然大した話じゃねーから!」

御坂「そう言われると何だか余計に気になるわね…」ジローッ…

155: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 17:56:38.65 ID:ICV7FRXg0
閣下「ところで!ところでである!貴様こんな所で何をやっておるのだ!」あせあせ…

上条「そ、そうだよ!こんな事になってんのに一人で街をうろついているなんて!」あせあせ…

御坂「なんか誤魔化されたような気もするけど…っていうか私も何も一人で居たくて居るわけじゃないんだけどね」

上条「ま、まさかお前…」

閣下「ぼっt…」

御坂「言わせないわよ!っていうか居るわよ友達!ただこの騒ぎで携帯も繋がらないしなかなか知り合いに会えなかっただけよ!」

閣下「友人の母数が少なければ…」

上条「単純に友達と会える確率も…」

御坂「うるさいって言ってんでしょ!誰とも会えなかったけど友達が少ないわけでもないわよ!」

上条「そんな大きな声出すなよ…とりあえず誰かに会うために街をうろうろしてたって事か?」

156: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 17:57:22.62 ID:ICV7FRXg0
御坂「街中で暴れてる奴らを懲らしめたりして暇をつぶしてたのよ…友達探してたってなんだか悲しいじゃない」

上条「…」

閣下「…」

御坂「黙るな!!!」

閣下「すまんすまん…」

御坂「それで?さっきは誤魔化されかけたけど、あんたらこそこんな所で何やってんのよ?」

閣下「…」

上条「…」

御坂「なに?だんまり決め込むつもり?」ビリビリ!

上条「待て待て御坂さん!なんかビリビリなっちゃってますよ!?」

閣下「か、上条…こやつの能力はなんなのであるか?」

御坂「口を割らないっていうんなら…割らせるまでよ!」びりびりびり…

上条「ちょっ!!!」

閣下「まっ!!!」

157: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 17:58:45.12 ID:ICV7FRXg0

チュドォォォォォォン!!!!!!!!!!! キュイーン…


上条「…」

閣下「…」

上条「…」

閣下「何故貴様、自分だけ守ったのだ?」くろこげー…

上条「いや、あの…なんというか…デーモンさんなら大丈夫かと…」

閣下「貴様…」くろこげー…

上条「すんません…っていうかデーモンさん、俺思ったんですけど…」

閣下「…」

上条「さっきはとっさに隠してましたけど…俺、御坂に触ったんで能力暴走の件は大丈夫でしょうし…」

上条「レベル5の能力者なんでこっちの方に加わってもらえたら良いでしょうし、話しちゃっても良かったんじゃないですかね?」

閣下「…」

158: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 18:00:23.57 ID:ICV7FRXg0
上条「白井とも学校が同じで仲がいいみたいですし…」

閣下「…」

上条「…」

閣下「上条…」

上条「はい…」

閣下「もうちょっとだけ早く教えて欲しかったのである…」

上条「ごめんなさい…」

――――――――――――――――――――――――――――――――――

159: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 18:01:05.98 ID:ICV7FRXg0
御坂「で?つまりあんた達はこの街の能力者の暴走を止めようとして行動していたと…」

御坂「私の友達が被害にも会ってると…」

御坂「そして何故かとっさに誤魔化されそうになったと…」

閣下「な、何故また我輩を守らなかったのだ!」コゲコゲ―!

上条「ふ、不意を突かれたんですよ!信じて下さいって!」

御坂「私はね!こういう大事な時に、まして友達が傷つけられたっていうのに退けものにされるのが大嫌いなの!!!」

閣下「普段から退けものにされておるから…」

御坂「うるさいってのよ!」

閣下「まぁ良いではないか…高校生活に入ってからの友人を大切にすれb…」

御坂「何一つ良く無いわよ!ってまぁ良いか…ここで騒いでても仕方ないわね、もちろん暴走者退治に私も加わっていいんでしょ?」

上条「…」

160: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 18:01:50.26 ID:ICV7FRXg0
閣下「まぁ相手の息の根を止めないと約束するのならば…」

御坂「あんた、私を何だと思ってんのよ…で?良いのよね?」

閣下「まぁ聞くところによると貴様もなかなかの使い手の様であるしな?加わってもらおうか」

御坂「随分と上から目線の物言いね?」

上条「実際、デーモンさんはこう見えてかなり強いんだぞ?」

閣下「こう見えてとは失礼な!どう見ても強いの間違いであろう?」

上条「…あ、はい」

閣下「貴様とは後で病院に帰ったらしっかりと話しあうからな?」

御坂「どう見たって変 にしか見えないんだけどね…まぁあんたが言うなら本当なんだろうけどって…今ふと思い出したんだけど」

閣下「む?なんであるか?」

御坂「あんたもしかして、この前黒子や佐天さんと関わってたっていう悪魔なんじゃ…」

161: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 18:02:24.47 ID:ICV7FRXg0
閣下「おぉ…もしかしなくてもそれは我輩の事であるな?」

御坂「って事はあんたの強さが嘘じゃないっていうのも本当っぽいわね…」

上条「俺の言ってる事じゃ半信半疑だったて言う事ですかね?」

御坂「別にそういうわけでもないんだけどね…なんでかわからないけど、黒子や佐天さんがこいつとその仲間達の事を偉く褒めてたのよ」

閣下「ほう…」

御坂「まぁとにかくあんたが強いって事は信じるわ!とりあえずこれからよろしく!」

閣下「うむ、こちらこそよろしく頼むのである!」

上条「何はともあれ、これで人段落d…」


ザッ…

162: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 21:14:57.94 ID:ICV7FRXg0
一方通行「…」


上条「とは行かないみたいです、はい…」


一方通行「よォヒーロー…お元気ですかぁ?」


閣下「む?知り合いか?」

上条「知り合いっていうか何ていうか…」

御坂「こいつは一方通行…レベル5の能力者でその中でも序列1位の存在」

閣下「ほう…それはそれは」


一方通行「無視っていうのは酷いなァヒーロー…」

163: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 21:15:44.92 ID:ICV7FRXg0
御坂「ちなみに私は3位だから、もちろんアイツの方が上…厄介な奴に会っちゃったわね」

閣下「しかし序列だけが全てではないだろう?貴様、どうにかならんのか?」

御坂「無茶言わないでよ、アイツの能力はベクトルの反転…」

閣下「…」

御坂「要するに全てを反射する能力ってこと、マシンガンだろうが核爆弾だろうが反射する能力…」

閣下「つまり、あやつの能力の前では貴様の電撃も反射されると」


一方通行「今日はお前に用があってなァ…」


御坂「御名答…でもまぁ、この状況事態が不利ってわけじゃないわ」

閣下「なるほど…反射だか何だかしらんが、つまりは能力の一種…」

164: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 21:16:15.83 ID:ICV7FRXg0
上条「ここは上条さんの出番ってわけですね…」

御坂「今度も勝ちなさいよ?」

上条「はぁ…善処いたします」


一方通行「とりあえず目障りだからァ…」


閣下「まぁまだあやつが暴走しておると決まったわけではない…どうだ貴様あやつの事を知っておるのだろう?貴様の目から見てどんな様子であるか?」

上条「様子っていわれても…」チラッ…


一方通行「消えてくれませんかァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!」



ごぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…



上条「えらく…」

165: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 21:25:13.67 ID:ICV7FRXg0
 

どぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!!!!!!!!!!!! キュイー―ン!



上条「御機嫌斜めの様ですよ!」

一方通行「おォどうしたんですかァ!!!シカとしといてしっかり攻撃は防いでるじゃないですかァ!!!」


シュン! キュイーン!


閣下「ほう!これはなかなか面白い闘いなのである!」

上条「喜んでないで援護してくださいよ!守るので精一杯で体に触れないんですって!」

閣下「随分と長く生きてきたが初めて見た能力である!面白い…面白いではないかアレイスター!」

上条「聞いちゃいない!って!」


どぉぉぉぉぉぉぉん!!!!!

166: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 21:25:55.34 ID:ICV7FRXg0
上条「ぐっ!!!!危なかった!今のはさすがに危なかったですよ!!!」

御坂「ちょっとあんた!高笑いしてないでアイツをサポートしなさいよ!」

閣下「心配せんでも大丈夫である、気になるあいつは負けはせん」ニヤニヤ…

御坂「誰が気になるアイツだ!アイツは別にそんなんじゃないっていうか…なんていうか…」もじもじ…

閣下「時に、何故あの白髪の男は上条をヒーローと呼ぶのであるか?」

御坂「あぁ…何だか知らないけどアイツの事を英雄視してるっていうか…」

閣下「…」

御坂「まぁ私も詳しくは知らないけど…何ていうかアイツを自分の真反対の存在に見てるっていうか…」

閣下「ほぉ…なるほどな」

上条「おしゃべりする余裕があるなら手伝ってください!ってまた!」



どぉぉぉぉぉぉぉん!!!!!

167: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 21:27:26.76 ID:ICV7FRXg0
閣下「うーむ…早く終わらせて欲しいのであるが」

御坂「だから!だったら手伝いなさいって!」

上条「ケホッ…ケホッ…」

閣下「情けないぞ上条、我輩貴様はもう少し出来る子だと思っておったのに…」

上条「なんか悲しい!というかそこまで言うならデーモンさんも加わってくださいよ!」

閣下「貴様が攻撃されておるのだろうが、今回の騒動で狙われるのは暴走しているものが何らかの拍子に憎悪を抱いている物である」

上条「じゃ、じゃあなんですか!俺が一方通行に憎まれてるって事ですか!」

閣下「覚えは無いのか?」

上条「いや、言われてみれば殴ったりとか…」

閣下「その程度の事では無いように思うがなぁ…とにかく貴様とあやつの問題は当事者同士で解決させようと思ったのだが…」

閣下「貴様にこれ以上体力の消耗をさせてもな…まぁあやつの心の問題は貴様らで今度ゆっくり解決するのである」

168: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 21:28:56.36 ID:ICV7FRXg0
上条「やっと手伝ってくれるんですか…」

閣下「うむ…まぁ見ておれ」ヒョイ…

上条「あ、あのデーモンさん?そんなあほみたいに大きい瓦礫を拾って何をする気ですか?」

閣下「なにをって、これをあやつに投げつけるのだが?」

御坂「あんた人の話聞いてたの!?アイツの能力は反射なのよ!」

閣下「いや、しっかり聞いておったが?」

御坂「だったら…」

閣下「いいから黙って…」

閣下「み~て~お~れっ!!!!」びゅんっ!!!!!

閣下「第一射である!!!!」


どぉぉぉぉぉん!!!

169: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 21:29:29.07 ID:ICV7FRXg0
御坂「速い!?って石投げただけ!?」

上条「おぉ…でもこれじゃ一方通行には傷一つ付いてないんじゃ…」

閣下「いや、これで良い…」


シュ―――――――――――ッ


御坂「ゴホッ…ゴホッ…何これ!すっごい砂煙じゃない…」

閣下「だからこれで良いのだ、おい上条こっちに来い」

上条「へ?なんでですか?」

閣下「いいから早く来るのだ!」

上条「そんなに怒らなくたって!はいはい行きますよ!」

170: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 21:30:10.53 ID:ICV7FRXg0
閣下「それでは第弐射!」ヒョイッ…

上条「ちょ…ちょっとデーモンさん…何いきなり俺を持ちあげてるんですか?」

御坂「あ、あんたまさか!!!」

閣下「そのまさかである!それでは上条よしっかりとあやつに触れてくるのであるぞ!」

上条「待って!それはやめましょう!考えればまだ他の策だって!」

閣下「男がグダグダと言うでない…改めて第弐射!」

上条「待ってくれー!」

閣下「武運を祈るぞ上条…発射である!!!!!!!」びゅんっ!

上条「ぎゃーーー!!!!!不幸だ―!!!!」

171: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 21:31:05.47 ID:ICV7FRXg0
ひゅ―――――――――――…


キュイ――ン…

キュイ――ン…

キュイ――ン…



なァ!


不幸だ――!


キュイ――ン!!!


ゴチン!!!



―――――――――――――――――――――――

172: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 21:32:22.74 ID:ICV7FRXg0
一方通行「…」たんこぶー

上条「…」たんこぶー

閣下「作戦大成功であるな?」

御坂「私、あんたが上司だったらどんな高給貰ってもすぐに辞める自信あるわ…」

上条「何が大成功ですか!危うく上条さんはあの世に行っちゃうところだったんですよ!」

一方通行「おォい…一緒に俺も行っちゃうとこだったんですけどねェ…」

閣下「のろのろとやってるのが悪いのである」

上条「な!なんてこと言うんですか!」

一方通行「それでェ?俺はこちらの変 さんの名前を聞いてないンですがァ?」

閣下「人に名乗る時は自分から名乗るのが礼儀であろう?ましてや年長の者に対してなら尚更である!」

173: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 21:33:19.89 ID:ICV7FRXg0
一方通行「たしかにィ、それはそうかもしンねェなァ…俺の名前h…」

閣下「我輩の名前はデーモン小暮!元魔界の副大魔王にして、聖飢魔Ⅱの現リーダーである!」

一方通行「おォヒーロー…どっから切れれば良いかわかンねェンだが…」

上条「…」

閣下「まぁとりあえず今日はこんな所で撤退とするか…一日で学園都市最強クラスをこちら側に入れれば充分である」

上条「そうですね…それじゃあ御坂、一方通行…行くか!」

御坂「えぇ…黒子と初春さんもいるんでしょ?」

閣下「うむ、恐らく初春も意識を取り戻しておるだろう」

一方通行「ちょっと待ってくれ…これからどこに行こうっていうんですかァ?」

174: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 21:33:55.32 ID:ICV7FRXg0
閣下「いちいち喋り方に癖のある奴である…病院だ病院」

上条「病院を能力者の暴走事件を止める為の隠れ家にしてるんだよ、まぁ隠れきれてないんですけどね…」

一方通行「病院かァ…ちょっと待ってくれ」

閣下「何か不都合でもあるのか?」

一方通行「暴れといてなンなンだがなァ、ちょっと子供を迎えに行きたいンだが…」

閣下「暴れた事については仕方ない、それに上条を見るまでは正常だったのであろう?」

上条「上条さんはどんだけ嫌われてたんでしょうか…」

175: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 21:34:21.34 ID:ICV7FRXg0
一方通行「まァそうは言ってもなァ…とにかく連れてきてもいいか?というか無理なら俺は病院には行けねェんだが…」

閣下「老人でも赤子でも何でも連れてくるのである…むしろ今現在子供を一人で残している方が問題があるのだがな」

一方通行「まァそこらへンは多めに見てくれや…とりあえず話はまとまったなァ」

閣下「子供も貴様が帰らんと心配するであろう?早く帰って病院に連れてくるのである」

一方通行「見た目の割にしっかりした男で助かったぜェ…でもうちのは少しばかり喧しいンだが大丈夫かァ?」

閣下「子供の受け入れぐらいなんだと言うのだ…どんなにやかましいのでも連れてくるのである!」

176: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 21:34:49.95 ID:ICV7FRXg0
閣下「っと…言ってみたはものの…」

打ち止め「…ってミサカはミサカはおどろいてみる!」ぎゃーぎゃー!

閣下「えらく活きの良いのが来たのである…」

一方通行「すまねェなァ…あんまりうるせェ様ならちゃんと言っとくが」

御坂「子供なんだからこれくらい元気で良いじゃない、何もそんな目くじら立てるような事もないと思うけど」

閣下「別に目くじらは立てておらんわ…ただどうして我輩の周りにはこうも喧しい奴らが集まるのかと…あっ!」

閣下「違うのである!我輩別に貴様に友人の多さを自慢したわけではなく!」あせあせ!

御坂「いらん気遣いするんじゃないわよ!友達居るって言ってんでしょ!」

閣下「…」

御坂「黙んなっ!」

177: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/06(日) 21:35:19.32 ID:ICV7FRXg0
一方通行「気にすンな…別に友達の多い奴が偉いわけじゃないンだぜェ?」

御坂「もう良いわよ…何だか否定するのも面倒になってきたわ…」

黒子「何を言ってますのお姉さま!お姉さまには私がいますの!」

御坂「…」

黒子「お、お姉さま?何故黙ってますの?」

御坂「…」

初春「わ、私も御坂さんと友達だと思ってたんですけど!」

御坂「あぁ初春さんありがと!!!それより体はもう大丈夫なの!?」

黒子「ちょ…」

初春「大丈夫ですよ!皆さんには迷惑かけてしまって…すいませんでした…」

黒子「…」

182: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/07(月) 01:52:05.57 ID:zIlisR4D0
病院外 


コツコツコツ…


閣下「…」

閣下「厄介な事にしてくれたな、神どもよ…」

閣下「毎度毎度、よくも飽きもせずにやってくれるわ」ハァ…

閣下「…」


コツコツコツ…

183: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/07(月) 01:52:48.14 ID:zIlisR4D0
閣下「で?何か新しい情報は掴めたのか?」

閣下「長官よ」

エース「何が掴めたのか?っすか!毎度毎度飽きもせずに蝋人形にしてんのはあんたでしょ!」

閣下「それは貴様の自業自得であろうが…」

エース「やってられないっすよ!まぁこれ以上言うとまた蝋人形にされかねないんで止めときますけどね!」

閣下「うむ、良い負け犬の選択である」

エース「名誉の撤退なんだからね!ビビったわけじゃないんだからね!」

閣下「わかったわかった!もう良い!それより早く情報を寄こすのである」

エース「ホントに分かってるんですかね!それじゃあここまでわかった事を話しますね」

184: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/07(月) 01:53:44.94 ID:zIlisR4D0
閣下「うむ…」

エース「まず、リーダーからも聞いたかもしれませんが暴走者の暴走原因についてです」

閣下「…」

エース「やっぱりどの暴走者も暴走時には理性を失ってます、それと暴走の活力源なんですけど…」

閣下「心の内に秘められた欲求、もしくは何か心を圧迫する物…であるか?」

エース「その通りっすね…んでその原因を取り除くことで暴走はしなくなります」

閣下「例えば?」

エース「そうっすね…好きな女の子と今度会えるとか…」

閣下「  を貸すとかであるか?」

エース「」

185: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/07(月) 01:54:57.85 ID:zIlisR4D0
閣下「…」

エース「」

閣下「いや…すまん」

エース「良いんです、気にしないでください…っていうか忘れて下さい」

閣下「…」

エース「忘れさせてください」

閣下「わ、わかったのである…」

エース「それじゃあ話を続けますね?」

閣下「うむ…」

エース「解決策の一つとして、これもわかってはいるでしょうけど上条当麻の右手です」

閣下「おぉ、既に何度か世話になったのである!しかし…」

186: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/07(月) 01:55:24.56 ID:zIlisR4D0
エース「そうなんですよ…どちらもあまり生産的じゃない解決策なんです」

閣下「結局は大本を叩くしかないという事か…」

エース「そうですね、ここまで大がかりな事をしてくるのは神側ぐらいしか思いつかないですけど」

閣下「まだ尻尾は出してはくれんか…」

エース「前回の時みたいに人間が主犯だったらすぐにやっつけられるんですけどねぇ…おっと、ただ少し変な事を耳にしまして」

閣下「ほう…して?それはどんな話なのであるか?」

エース「暴走事件が起きたその日、学園都市のある個所で爆発事故が起こってたみたいです」

閣下「なに?それは初耳であるぞ?」

エース「その直後、学園都市全体を包む様に光が注いでます…」

閣下「光…」

187: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/07(月) 01:55:51.89 ID:zIlisR4D0
エース「そんで、その直後から暴走者が続出…治安を守る機関でも抑えきれずにこの有り様になったと…」

閣下「なるほど、どんなものかは分からんが…それが原因である可能性は高いな?」

エース「ですね、それともう一つ…これはまだきちんとした情報じゃないんですけど…」

閣下「…」

エース「学園都市から、ある重要人物が消えています…」

閣下「…」

エース「その人物の名前は…」

閣下「アレイスター=クロウリ―」

エース「…」

閣下「やはりあやつが一枚噛んでおったか…」

188: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/07(月) 01:56:24.92 ID:zIlisR4D0
エース「それと最後に、ちょっとばかし危ない話も入ってきまして」

閣下「続けるのである…」

エース「どうやらアレイスターは秘密裏にある実験を進めていたようです…」

エース「肉体の強化をはじめとして能力開発、人体の強化…」

閣下「…」

エース「ただこれらは、ある実験の一部に過ぎないようでしてね」

閣下「まさか…」

エース「確証はありません、でも確率は高いです」

エース「アイツは死者の復活実験を模索しています…」

189: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/07(月) 01:57:11.97 ID:zIlisR4D0
閣下「模索と言う事はである、まだ実験は完成していないという事であるか?」

エース「どうでしょう、もちろんまだ確認できてないだけって事も…」

閣下「ふむ、良い情報だったのである…しっかりと和尚に礼を伝えておくのである」

エース「え、えぇちょっと!なんでこの情報をゼノンが調べたって分かったんですか!?」

閣下「貴様がこんなに密度の濃い情報を持ってくるわけがないだろうが」

エース「し、失礼な!事実だけど言って良い事と悪い事が!」

閣下「グダグダと女々しい奴である!だからお尻を…」

エース「」

閣下「あ…」

エース「」

閣下「すまないのである…」

208: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/12(木) 14:14:02.00 ID:ffY4flIt0
―――――――――――――――――――――――――

閣下「で、である」

エース「…はい」

閣下「死者の復活は我輩達悪魔の中でも禁忌とされておる」

エース「悪魔どころか神サイドも今までは禁忌扱いだったんですけどね…」

閣下「過去にも何度か死者の復活が行われたが、そのどれもがろくな結果を生んでおらん」

閣下「人間による禁忌破り…悪魔による禁忌破り、罪の重さに変わりは無いということであるか」

エース「とにかく、実験の成功だけは何とか食い止めなきゃならないっすね」

209: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/12(木) 14:23:37.51 ID:ffY4flIt0
閣下「うむ、ましてや相手がアレイスターともなれば…これは早急に手を打つ必要がある」

エース「人間の中では一番厄介な奴ですからね…」

閣下「あの化け物を人間と呼べるかはわからんのである」

エース「とにかく、俺らも閣下の所に合流しますよ…戦力はまとまっていた方が動きやすいですし」

閣下「うむ、ただの暴走者との戦いとは違う総力戦になるであろうからな…」

エース「あとは、アレイスターの居所が分かればなんですけどね…」

210: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/12(木) 14:24:11.36 ID:ffY4flIt0
閣下「おぉ忘れておった!その事であるがな、実はもうあやつに命令したのである」

エース「あいつ?ゼノンっすか?」

閣下「いいや…我輩も少々不安ではあるのだがな、何やら出番が少な過ぎるとごねておる奴がおってな?」

エース「えぇ…もしかして」

閣下「一応補佐として代官も付けておいたのである、であるから最悪の事態だけは避けられると思うのだが…」

エース「何もこんなに面倒な事に自分から首突っ込まなくてもって感じですけどね…」

閣下「まったくである…親分ときたら何年たっても変わらんな」

211: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/12(木) 15:59:41.48 ID:ffY4flIt0
―――――――――――――――――――――――――――

一時間後 学園都市内

 
ゾッド星島親分「うおー!仕事だ!久々の仕事だぞ―!!!!!!」

ジェイル大橋代官「…」

ゾッド「やっと…やっとだ!この瞬間をどれだけ長く待ち望んでいたか…」

ゾッド「ミサでもアンコールばかり!久々に出たと思えばジェイルに邪魔扱いされるし!」

ジェイル「…」

212: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/12(木) 16:00:35.13 ID:ffY4flIt0
ゾッド「やっと思う存分暴れられるぞー!!!!!!!!!!」ウオ―

ジェイル「おい、このアホ…お前、今回の俺達の任務が何なのかわかってるんだろうな?」

ゾッド「もちろんだジェイル!ターゲットを見つけて潰す!それが俺達に課せられた任m…」

ジェイル「そのデカイ頭は飾りかってんだよ…良いか?今回の俺達の任務はターゲットを見つける事までなんだよ」

ゾッド「な、なんだと!?」

ジェイル「やっぱりわかってなかったか…ったく、なんで俺がこんな奴と組まなきゃいけないんだよ…」

213: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/12(木) 16:01:16.38 ID:ffY4flIt0
ゾッド「そ、そんな冷たい事言うなよ…長い付き合いじゃないか…」

ジェイル「メンタルも相変わらず弱いし…お前本当に悪魔かよ…」

ゾッド「失礼な事言うなよ…俺はれっきとした悪魔の…」

ジェイル「!?…静かにしろ!誰かいる…」

ゾッド「なに!」

ジェイル「しっかりと顔は見えないが…だがあの雰囲気は間違いないだろうな」

ゾッド「え?あいつ誰なんだよジェイル!」

ジェイル「うるさい!静かにしろって言ってんだろが!アイツがターゲットの男だよ…」

214: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/12(木) 16:01:51.33 ID:ffY4flIt0
ゾッド「そ、そんな冷たい事言うなよ…長い付き合いじゃないか…」

ジェイル「メンタルも相変わらず弱いし…お前本当に悪魔かよ…」

ゾッド「失礼な事言うなよ…俺はれっきとした悪魔の…」

ジェイル「!?…静かにしろ!誰かいる…」

ゾッド「なに!」

ジェイル「しっかりと顔は見えないが…だがあの雰囲気は間違いないだろうな」

ゾッド「え?あいつ誰なんだよジェイル!」

ジェイル「うるさい!静かにしろって言ってんだろが!アイツがターゲットの男だよ…」

215: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/12(木) 16:02:49.54 ID:ffY4flIt0
ゾッド「じゃ、じゃああいつが…」

ジェイル「ビンゴだ…アレが人間界最強にして、最悪の男」

ジェイル「アレイスター」

ゾッド「それじゃあ、ここでアイツを倒せば今回の一件は幕引きって事か?」

ジェイル「確かに簡単に言えばそうなるけどな、今回は神サイドも一枚噛んでるから下手には動けん…」

ゾッド「…」

ゾッド(あの男を倒す→閣下に褒められる→聖飢魔Ⅱに再加入→ジェイルと同じ立場→…!)

216: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/12(木) 16:03:24.54 ID:ffY4flIt0
ジェイル「それにさっきも言ったけど、今回の俺らの任務はアイツの尻尾を掴む事…いまいち煮え切らないがここは一旦…ってゾット?」

ゾッド「うぉ――――――――――――――!!!!!!!!!!」だっだっだっだっ!

ジェイル「何してやがんだ!!!」

アレイスター「…」

ゾッド「俺が!ゾッド様だぁぁぁぁ!」ブンッ!!!!!!!


ザクッ!

217: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/12(木) 16:03:58.08 ID:ffY4flIt0


アレイスター「…」

ゾット「…」

ジェイル「お、おい…」

ジェイル「こんな事ってありかよ…」



アレイスター「…」

ゾット「」

ジェイル「ゾッド―――――!!!!!!!!!」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

218: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/12(木) 16:04:33.72 ID:ffY4flIt0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

同時刻 学園都市内のとある病院


フハハハハハハハハハハハ! フハハハハハハハハハ!


黒子「な、なんですの!この不快な着信音は!」

閣下「おぉ、すまん…我輩とした事が携帯を無秩序モードのままにしていたのである」

ルーク「もう閣下~、ちゃんと会議中は秩序モードにしとかなきゃ駄目じゃないですか~」

黒子「無秩序モードって…」

佐天「マナーモードとかそういう事かな?」

黒子「いちいち、仰々しい言い方ですの…」

219: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/12(木) 16:05:12.00 ID:ffY4flIt0
エース「って閣下、それってジェイルからの連絡じゃないんですか?」

閣下「うむ…どうやら尻尾が掴めたらしいな、出てみるか…」ぴっ…

閣下「フハハハハハ!我輩がデーモン小暮閣下である!代官よ、何か良い情報は得られたのであるか?」

ジェイル『あー、閣下…どうも』

閣下「どうも、じゃないのである…そちらはどうなったのである?」

ジェイル『こっちは、ちょっとばかし大変な事になりました…』

閣下「何?」

ジェイル『敵と遭遇しまして、アホ一名が突撃…あっさりと返り討ちにあいました』

220: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/12(木) 16:05:41.84 ID:ffY4flIt0
閣下「ゾットが負けた…だと?」

ジェイル『えぇ、腕っ節だけの男が一瞬で血まみれでした…』

閣下「相手は!神か!?アレイスターか!?」

ジェイル『いいえ、相手は人形です…』

閣下「に、人形だと?」

ジェイル『容姿はアレイスターそのもの…ですが体の中は砂の塊でした』

閣下「そうか…それで代官は無事なのであるか?」

ジェイル『何とかその人形は片付けたんですけどね、その後もおんなじような人形が出てきやがって…』

閣下「!?」

221: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/12(木) 16:06:12.22 ID:ffY4flIt0
ジェイル『退けはしましたけど、腕は一本持ってかれました…』

閣下「そうか…」

ジェイル『今回の一件、俺らはここまでみたいです…すんません』

閣下「いや、気にするでない…それより親分の事頼んだのであるぞ」

ジェイル『とりあえず奴らに関するデータは送りましたんで、それじゃあ…』

閣下「うむ…御苦労であった」

ピッ…

閣下「…」

上条「デーモンさん…どうしたんですか?」

222: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/12(木) 16:06:43.70 ID:ffY4flIt0
閣下「…」

インデックス「だまってちゃわからないんだよデーモン!」

閣下「…」

黒子「お仲間に、何かございましたのね?」

エース「…」

ルーク「…」

一方通行「おい…これからどうすんだ?まさかこのまま黙ってるんですかァ?」

閣下「…」スタッ…

エース「閣下…どこに行こうっていうんですか?」

223: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/12(木) 16:07:14.09 ID:ffY4flIt0
閣下「…」コツ…コツ…

ルーク「まだまだ情報が足りないんですよ~?こんな状態でぶつかんのは危なくないですか~?」

閣下「…」コツ…コツ…

佐天「小暮だけで乗り込むなんて危ないってば」

閣下「…」ガチャンッ!

エース「あー…行っちゃったよ…」

佐天「まぁ仲間が酷い目にあって黙ってられるような性格してないよ」

224: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/12(木) 16:07:43.70 ID:ffY4flIt0
上条「お人よしっていうかなぁ」

インデックス「それを当麻が言うのかな?」

ルーク「それが閣下の閣下な所なんだけどね~」ニコニコ…

一方通行「俺らも動くか…」

黒子「…」

エース「しょうがねぇなぁ…」

ルーク「まったくだよね~」

エース・ルーク「あの頑固じじいww」


――――――――――――――――――――――――――――――――

232: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:41:56.44 ID:FCBhrvRf0
――――――――――――――――――――――――――――――――



閣下「…」

閣下「ここが代官達が奴らに遭遇した場所か…」

閣下「…」


砂人形「…」


閣下「ふんっ…ずいぶんと仰々しい出迎えであるな?魔界の元副大魔王を出迎えるのならこれぐらいでなければいかん!」

砂人形多数「…」

233: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:42:29.37 ID:FCBhrvRf0
閣下「ところで、貴様らそこそこ出来るそうではないか?」

閣下「我輩の仲間も遊んでもらったようである…」

砂人形「…」

閣下「ふむ、報告の通り容姿はアレイスターそのものでも言葉は喋れんようであるな」

砂人形「…」

閣下「さて…」

砂人形「…」

閣下「今度は、我輩と遊んでもらえるだろうか?」ニヤリ…

閣下「…いくぞ!」

砂人形「!」シュンッ!


キンッ! 

234: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:43:12.07 ID:FCBhrvRf0
閣下「なかなかの速さ、そして重い攻撃である…代官と親分が苦戦したのも同情の余地がありそうだ」

砂人形「…」

閣下「本来ならしっかりと時間をかけて一体ずつ相手をしてやりたいところなのであるがな」

砂人形「…」

閣下「しかしながら我輩、今回も少しばかりまだやる事を残しておる…であるからー」

砂人形「…」

閣下「全力で行かせてもらうぞ!」


ズンッ!!!

235: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:43:51.89 ID:FCBhrvRf0
砂人形「」

閣下「フハハハハ!遅すぎるぞ、さっきまでの勢いは何処に行ったのだ!?」

砂人形「!」

閣下「ほら!よそ見するでない!」

砂人形「!?」

閣下「聖飢魔Ⅱ二人分の思いは激しいぞ?」

閣下「蹴散らせ!ジャック・ザ・リッパ―!!!!!!」



ドゴォォォォォォン!!!!!!!

236: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:44:57.90 ID:FCBhrvRf0
閣下「今のでだいぶ退けたと思ったのであるが…」

砂人形達「…」

閣下「こやつら一体何匹おるのだ…」

砂人形達「…」

閣下「代官の怪我も多勢に無勢でと言ったところか…」

閣下「うーむ…これはなかなか時間g…」


黒子「時間なら全然かかりませんの」

237: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:45:26.08 ID:FCBhrvRf0
閣下「んな!?」

黒子「…」

閣下「何故ここに貴様がいるのだ!」

黒子「はぁ…相手の情報も知らずに飛び出して行って何を言ってるんですの?」

閣下「やかましい!我輩にとってこれくらいの事…」

黒子「やかましいのは貴方です!」

閣下「き、貴様!」
 

238: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:46:06.14 ID:FCBhrvRf0
黒子「貴方がお強いのは私も知っています」

閣下「…」

黒子「それでも、貴方の仲間の悪魔があれほどまでに苦戦した相手に情報もなしに感情だけで飛び出していくだなんて」

黒子「こんな愚かな事、私が知っている貴方が取るような事ではありません」

閣下「喧しい!こちらは仲間を二人も傷つけられているのである!指を咥えて待っているなど…」

黒子「貴方は!」

閣下「!?」

黒子「貴方は…初春の事で冷静でいられなくなった私に、言いました…」

黒子「友の危機ならば、それが普通であると」

閣下「…」

黒子「けれど、私にはその言葉の裏にある意味が今なら分かる気がします」

閣下「…」

239: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:46:42.46 ID:FCBhrvRf0
黒子「あれは私を慰める言葉ではありません」

閣下「…」

黒子「違いますか?」

閣下「…」

黒子「…」

閣下「…我輩とした事が、少しばかり冷静さを欠いたようである」

黒子「…」

閣下「二人の仲間を傷つけられた事で、多くの仲間に迷惑をかけてしまうところであった…」

黒子「仲間…ですの?」

閣下「共闘してきた上条、インデックス、神裂、ビリビリ娘、一方とかいう男…」

240: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:47:30.49 ID:FCBhrvRf0
閣下「長年の友である冥土帰し、そしてあのアホ二人…」

閣下「それに、貴様もである…白井黒子」

黒子「…」

閣下「どうである?貴様と我輩はまだ仲間と呼べる中では無いのか?」

黒子「…」

黒子「考えてあげない事もないですの」

閣下「そうか、危うく恥ずかしい撃沈をする所であったのである!」フハハハハハー!

閣下「っと、敵の前でのおしゃべりはこれくらいにして…結局奴らの情報とは一体どんなものなのだ?」

黒子「あぁ、それならもうすぐ貴方のご友人達が…」

241: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:48:15.56 ID:FCBhrvRf0
ルーク「おぉぉぉぉい!」

エース「うぉぉぉぉぉぉい!閣下ーーーー!!!」ごろごろごろごろっ!

ルーク「秘密兵器持ってきましたよ~!」

エース「って!なんで俺一人で運ばなきゃなんないんだよ!」

閣下「何をしておるのだ貴様らは…」

エース「何をしておるのだって、ルークが言ってたでしょ?秘密兵器だって」

閣下「この大層な置物のカエルがか?」

ルーク「ゼノンからの贈り物ですよ閣下!」

エース「そう、これはゼノンが魔界の日照り対策の為に編み出した魔工降雨機…」

ルーク「非力河童君です!!!!」

閣下「え!これはカエルでは無く河童なのであるか!?」

242: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:48:47.93 ID:FCBhrvRf0
エース「その辺はゼノンのセンスですから何ともね」

閣下「っと、そんな事はどうでも良いのである!だからこのカエルと砂人形…どう関係があると言うのだ!」

黒子「貴方が病院を去った後、そこのヘラヘラした悪魔宛てにメールが届いていた事がわかったんですの」

閣下「代官からの、敵に関する情報か…」

ルーク「その通りですwwww」

黒子「内容としては、3つ…」

黒子「砂人形とかいうそこの同じ顔した人形達の数は相当なものだと言う事…」

閣下「代官が減らし、我輩が一掃したつもりでもまだこの数であるからな」

ルーク「2つ目に、どうやらある程度の自己再生機能があるってことと~」

閣下「最近の人形は自分で自分を治すのであるな…」

243: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:49:20.48 ID:FCBhrvRf0
エース「そして!3つ目に…」

黒子「あの人形達の弱点は水分だと言う事ですの」

閣下「水分…であるか?」

エース「おぉい小娘!俺の台詞取るんじゃないよ!3つあるんだから3人で分ければ良いじゃないかよ!」

黒子「うるさいですの!」

閣下「それで?何故奴らの弱点が水分だと?」

ルーク「劣勢になったジェイルが腕を吹っ飛ばされたのは聞きましたよね~?」

閣下「あぁ…それは本人からな」

ルーク「俺達、いくら悪魔だって言っても切られりゃ血も出ますよねww」

閣下「それはもちろんである」

244: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:49:55.65 ID:FCBhrvRf0
ルーク「どうやら、傷口から噴き出した血を浴びた砂人形が崩れるように消滅したみたいですww」

閣下「なんという怪我の功名なのだ…」

ルーク「一応、悪魔の血だから効いたんじゃないかっていう可能性もまだありますけど~…」

ルーク「ジェイルの話だと、水たまりに叩きつけた砂人形も消滅したみたいなんで大丈夫じゃないですか?ww」

閣下「それで、面倒だからどうせなら一気に雨を降らそうと?」

黒子「脳みそがプチトマトの悪魔二人にしてみればそうかもしれませんが、学園都市中に砂人形がいるという事を想定すれば…」

閣下「雨を降らせるこの作戦…あながち悪い案ではないかもしれないのである…」

エース「とにかく、さっさといけすかないアレイスター顔のこいつらを消しちゃいましょうや!」

閣下「うむ…」

245: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:50:35.04 ID:FCBhrvRf0
ほぼ同時刻 病院

 

上条「のわ~!!!!キリがありませんよこれは!」

一方通行「口動かしてる暇があったら手を動かしな、ヒーロー」

上条「そんな事言ったってよ!なんなんだよこの数!」

御坂「消しても消しても、また出てくるわね…」

一方通行「おォいヒーロー、早くしないと面倒だぞ?」

上条「それを上条さんに行った所でどうにもならないんですよ!」

神裂「しかし、これでは本当に力負けしてしまいます…貴方の力がなかったら、私達3人であの人形一体倒すのも不可能なんですから」

246: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:51:07.30 ID:FCBhrvRf0
御坂「あんたには悪いけど、今の私達にはあんたをサポートする事しか出来ないのよ」

一方通行「期待してんぞォ、ヒーロー」

上条「最後のだけはあんまり心を感じなかったぞ!でもまぁしょうがねぇか!」

神裂「彼らの作戦が成功するまで、何とか踏みとどまらなければなりません…」

御坂「後ろには佐天さんや、初春さんもいんだから!」

一方通行「あいつに心配かけるのは面倒だからな」

上条「よし!気合い入れて行くぞ!って…」



ぽつっ…


上条「ん?」

247: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:51:43.98 ID:FCBhrvRf0
ぽつんっ…


御坂「雨が降ってきたみたいね?」


ぽつ…ぽつ…ぽつ…


ぽつぽつぽつ!


神裂「というかこれは…」

一方通行「アイツらの作戦だろ、雨を強制的に降らせるっていう」

御坂「へ~やるじゃない、ホントに雨を降らせちゃうなんて!」

上条「のんきな事言ってる場合じゃねぇって!もし作戦が成功したのならこの人形達は…!?」


ザ――――――――――――ッ

248: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:52:11.87 ID:FCBhrvRf0
一方通行「綺麗さっぱり、お亡くなりになられたみたいだな?」

御坂「私らがこんなに苦戦していた相手が、雨で完全消滅って…」

上条「何にせよ…こっちが大丈夫だったって事は」

神裂「えぇ、あちらでもしっかりと雨が降っているはずです」

上条「デーモンさん…あとはお願いしますよ…」

249: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:52:47.11 ID:FCBhrvRf0
――――――――――――――――――――――――――――――――



黒子「しかしながら、これだけ雨に打たれても髪の毛の形が変わりませんのね?」

閣下「生まれた時からこの髪形である、寝かせる方が大変だからな…しかし…」

エース「う~ん…なんていうか…」

閣下「非常にあっけなかったのである…」

エース「ジェイルとゾッドがあれだけやられたわけだから、ちょっとは警戒してたんですけどね?」

閣下「結局のところ、あやつらの運のなさが前面に出ただけであろう…」

ルーク「ジェイルは炎を扱う悪魔、ゾッドは斧だからねww」

閣下「砂相手には分が悪過ぎるな…」

250: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:53:28.70 ID:FCBhrvRf0
ルーク「っていうかさ~…よくよく考えてみたら俺らにとって砂とかってまさに天敵だったんじゃないかね~」

エース「どういう事だよ?」

ルーク「だってさ、俺ら悪魔ってあんまり水に縁のある能力を持ったやついないじゃんww」

エース「確かに…雷とか火とかが多い気がするな」

閣下「まさか…」

エース「え?どうしたんすか閣下?そんなに怖い顔して」

閣下「顔は通常通りである、舐めておるのか?」

エース「い、いえ!けしてそのようぬわっ!」

黒子「まったく…こんな時になんて緊張感のない…」

閣下「とにかく、やっとこの騒動の全貌が見えてきたのである…」

閣下「今から我輩は一人でこの建物の中に入る、良いな?」

251: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:53:59.16 ID:FCBhrvRf0
エース「はいっ!」

ルーク「了解です~ww」

黒子「な、何を考えてるんですの!もしかすると中にはまだ敵が数多くいるかもしれませんのに!」

閣下「我輩一人ならば逆に問題は無い、それに潜入の目的は決まっておるからムヤミに戦闘もせん」

黒子「しかし!」

ルーク「まぁまぁ、ツインテールちゃんwwとりあえず閣下を信じて待とうじゃないのww」トントンッ

黒子「…わかりましたの、しかしながら長時間たっても建物から出て来なかった時は…」

閣下「その時は、まぁ貴様らに助けてもらおうかの?フハハハハハ!」

エース「黒子ちゃん!大丈夫だってww閣下なら負けたりなんて…」ピトッ…

黒子「気易く触らないでくださいまし」

エース「」

252: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:54:57.30 ID:FCBhrvRf0
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

コツッ…


コツッ…


コツッ…
 


閣下「全くもって愚かな奴である…」

閣下「己の欲望に溺れ、己の作り上げた物を無くそうとしているとは…」

閣下「さて、この状況…どう説明してくるか」

閣下「本物のアレイスター=クロウリ―殿…」

アレイスター「…」

253: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:55:32.21 ID:FCBhrvRf0
閣下「手に釘を刺されて十字架に張り付けられるのは新しい遊びなのであるか?」

アレイスター「相変わらず厳しい言い回しだね」

閣下「散々振り回されたのである、これくらいの冗談でも軽い」

アレイスター「そうか、また君に迷惑をかけてしまったんだね」

閣下「まるで知らんような口ぶりではないか?」

アレイスター「まるで知っているような口ぶりじゃないか」

閣下「良く聞け、我輩は貴様と言葉のゲームをするためにここに来たわけではないのだ」

アレイスター「冗談が過ぎたようだね、すまない」

閣下「それでは、いきなり本題から聞くのである」

アレイスター「…」

254: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:56:14.05 ID:FCBhrvRf0
閣下「貴様はこの騒動、どこまで手を出しておるのだ?」

アレイスター「はぐらかしたらどうなるかな?」

閣下「舌を引っこ抜いて、二度と冗談が言えないようにしてやる」

アレイスター「それは怖い、それじゃあ話すしかないようだね」

閣下「…」

アレイスター「この件について、僕は全ての事に関わりながら、その主犯にはなってないんだよ」

閣下「アレイスター…能力者の集団暴走が起こった日、以前我輩と貴様が会ったあの建物で爆発があったのだが」

アレイスター「そして、その直後に街を包むように光が降ってきた…そう聞いているんじゃないかな」

閣下「…」

アレイスター「その通りだよデーモン、確かにその日起こった事だ」

255: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:56:48.60 ID:FCBhrvRf0
閣下「問題はな、その爆発の原因と光の正体なのである…」

アレイスター「さすがにそこまでは調べがついていないと」

閣下「いや、確たる証拠は無いが…考えられる所はある」

アレイスター「ほう…」

閣下「アレイスター、貴様ある研究をやっていたそうではないか?」

アレイスター「…」

閣下「能力の開発と、人体の強化…」

アレイスター「…」

閣下「そして、これを利用した…」

閣下「死者の復活実験」

256: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:57:15.01 ID:FCBhrvRf0
アレイスター「…」

閣下「どうだ?」

アレイスター「…」

閣下「そしてである…ここからは、想像の範囲であるのだが…」

閣下「我輩にはどうも、今回の一件どうも納得いかない点があったのである」

アレイスター「…」

閣下「もし、貴様の計画の一環で起きたのなら能力者の暴走事件が起きたのならば、それはもっと早い段階で出来たはずなのである」

閣下「何もこの時期に無理にするようなことではない」

アレイスター「…」

閣下「現に、今貴様はこうして拘束されておるしな?」

257: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:57:50.47 ID:FCBhrvRf0
閣下「さらにである、この能力暴走と肉体強化の実験…どうも人の手による物とは考えにくい…」

閣下「個々に能力者の能力を増幅させる事は可能であろうが、一斉にそれを行うのは難しいし」

閣下「なにより今の貴様ではそこまで行きついていないはずである」

アレイスター「…」

閣下「そして我輩が出した結論であるが…」

閣下「貴様、禁じられた物に手を出したのではないか?」

アレイスター「…」

閣下「神が、自らの人形として貴様ら人間を作り出してから長い年月が過ぎた…」

閣下「その中で、神に反旗を翻す人間が何人もいた事を我輩は知っている」

アレイスター「僕も、その一人だと?」

258: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:58:24.24 ID:FCBhrvRf0
閣下「いや、神に抗った人間はもう消えておるからな…貴様も消えた時にどうなるかである」

アレイスター「神に対する勝利は無いってことかい?」

閣下「少なくとも今の貴様らでは無理であろうな」

アレイスター「…」

閣下「話をつづけるぞ?」

アレイスター「…」

閣下「では、何故神に抗った人間達はみな消し去られたのか、そして今なお人間達は神に従い続けておるのか…」

アレイスター「…」

閣下「もちろん、神が直接抗った物に手を下す事もあるだろう…しかしそれで多くの人間を従える事が出来るかと言えば、それは違うはずだ」

閣下「今回の暴走と、この話を繋げるのならば…一つ鍵となる物がある」

アレイスター「…」

259: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 18:59:00.84 ID:FCBhrvRf0
閣下「それは、薬物だ」

アレイスター「…」

閣下「時には病を治す万能の物としてそれは人間に与えられ、そしてまたある時には自らを壊す麻薬として人間にまかれた…」

閣下「今なお、人間界に蔓延するそれらの害悪は元をたどれば神達によってまかれた物である」

閣下「能力の増幅を行う秘薬」

アレイスター「…」

閣下「貴様はこの神の秘薬を使い、実験を行っていた」

閣下「しかし、神達によりこれが見つかり…貴様自身拘束されることとなった」

アレイスター「…」

260: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 19:00:10.87 ID:FCBhrvRf0
閣下「その攻防の中で、実験に使用していた秘薬の粉末が爆発し…」

閣下「学園都市全体に降り注ぐ光となった」

閣下「結果として学園都市の人間は秘薬を浴び、暴走」

閣下「暴走に関しては秘薬の副作用と言ったところであるか、心の隙間を大きくし自我を崩壊させてしまう」

アレイスター「…」

閣下「神からすれば、この能力者の暴走も人形遊びの一環にすぎんからな…事態はただただ悪化して行ったと」

アレイスター「…」

閣下「あとはあの趣味の悪い人形についてであるが…」

アレイスター「なんのことだい?」

閣下「やはり貴様では無かったか…」

261: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 19:00:45.81 ID:FCBhrvRf0
閣下「…」

アレイスター「…」

閣下「愚か者が…人間の分際で秘薬に手を出しておいて、奴らに見つからないはずがないであろう」

アレイスター「それでもやるしかないことなんだよデーモン」

閣下「…とりあえず、貴様の拘束は解いてやる…早急に解毒剤を学園都市に散布するのだ」

アレイスター「神達が黙ってそれを許してくれるのならばね」

閣下「まぁ、我輩達悪魔がここで介入した事によって神も黙ってはおらんだろうな」

アレイスター「そうだろうね、君にはまた迷惑をかけてしまったようだ」

閣下「これは貴様の為の戦いなどでは無い、勘違いするな」

アレイスター「それじゃあ一体何のための戦いになるんだい?」

閣下「決まっておろうが」

閣下「仲間の為の戦いだ」

262: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 19:01:51.19 ID:FCBhrvRf0
アレイスター「相変わらずだねデーモン」

閣下「…」

アレイスター「でも、肩入れし過ぎると神は黙っていないと思うよ?神は悪魔に関わる人間を良くは思っていない」

閣下「…」

アレイスター「君がその昔、彼女を神から守るために彼女から離れて行ったように」

アレイスター「今回もそうする必要があるのかな?」

閣下「もし、そうする必要があるなら我輩はここに居る事はなくなるな」

アレイスター「…」

閣下「しかしただ黙って出てくのも納得いかんからな」

閣下「ちょっとばかり暴れてくるのである」

アレイスター「街ごと壊すのはやめてくれよ?」

263: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 19:02:32.64 ID:FCBhrvRf0
―――――――――――――――――――――――――――――――――

http://www.youtube.com/watch?v=mXX0_j3Tw2w&feature=relmfu



エース「あちゃ~…やっぱり来たか~…」

ルーク「うーんwwwwww」

黒子「ちょ!なんなんですの!あのバカでかいのは!」

エース「何って、あんたらが言うところの神様じゃないかww」

黒子「あ、あれがですの!?」

ルーク「思ってたのと違うでしょww」

黒子「だいぶ違います…ってなんでそれがここに!?」

エース「何って…闘いに来たんだろうよ?」

264: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 19:03:13.01 ID:FCBhrvRf0
黒子「一体誰と…」

エース「まぁこの状況だったら、閣下になるかな」

黒子「貴方達は手助けに行かないんですの?…」

ルーク「大丈夫だってww閣下ならwwwwww」

黒子「理由になってませんの!とりあえず私が行k…」

ギュッ!

エース「おぉっと、どこに行こうっていうのかな?」

黒子「気易く触らないでくださいまし!!!」

ルーク「君が行った所で何か出来るのかい~?」

黒子「それは…でもっ!」

ルーク「むしろ邪魔にすらなりかねないよ?」

265: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 19:03:51.96 ID:FCBhrvRf0
黒子「…」

エース「そもそも何で俺達が君と一緒に外で待機させられてんのかってことよ」

黒子「…」

ルーク「君を敵の視界に入れないためってのもあるんじゃないかな?」

黒子「まさか…」

エース「どう捉えるかは君次第だけどね、閣下の邪魔しようって言うんなら止めなきゃならんのよ」

黒子「わかりましたの…ここで大人しくしています」

エース「…」

ルーク「…」

266: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 19:04:20.54 ID:FCBhrvRf0
黒子「ただ…」

ルーク「ん~?」

黒子「ただ祈らせてもらうくらいはよろしいでしょう?」

エース「もちのろんよ」

ルーク「…」

黒子「殿方…」

黒子「御武運を…」

267: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 19:06:44.86 ID:FCBhrvRf0
―――――――――――――――――――――――――――――――――――


閣下「来たな…神よ」

アレイスター「援軍は呼ばなくて良いのかい?」

閣下「わざわざ呼ぶような事ではない…我輩だけで充分である」

アレイスター「ほう、凄い自信じゃないか」

閣下「何故か先ほどから体中をエネルギーが駆け巡っておってな?」

アレイスター「不思議な悪魔パワーってところかい?」

閣下「フハハハハハ!こればかりは我輩にもさっぱりなのである!」

閣下「とにかく、我輩は上に向かう」

アレイスター「君でも大変な戦いになりそうだけどね」

268: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 19:07:13.74 ID:FCBhrvRf0
閣下「覚悟の上である…っとそうそう」

閣下「アレイスターよ」

アレイスター「なんだいデーモン?」

閣下「今回は事情があったから見逃してやるが…」

閣下「もしまた我輩の仲間を傷つけるような事があった時には」

アレイスター「わかってるよ…」

閣下「…」

アレイスター「君は幾年月が過ぎても熱い男だからねそれに…」

アレイスター「神より怖い男を怒らせるのはごめんさ」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――

269: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 19:08:02.16 ID:FCBhrvRf0
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

同建物、屋上



ごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…



閣下「来たか…」

閣下「今回は随分と大きな者を送り込んだではないか」

閣下「それも何体も何体も…」

閣下「悪魔パワーは足りるのであるか…」

閣下「しかし、わざわざ我輩達を呼び出すために趣味の悪いアレイスター人形を作るとは…」

閣下「挙句、自分達までもが出てきて…全くわけのわからん連中である…」

270: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 19:08:35.15 ID:FCBhrvRf0
びゅぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…



閣下「わかったわかった!そう焦るでない!」

閣下「我輩にも我輩なりの準備と言う物があるのだ」

閣下「それぐらい許してくれても良かろう?」

閣下「…」

閣下「まぁ良い、そこまで我輩を求めるのならばやってやろうではないか!」

閣下「手加減は無しだぞ…」



閣下「この愚か者ども!!!!!!!!!」

 





271: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 19:09:35.30 ID:FCBhrvRf0
エピローグ



閣下「」

閣下「」

閣下「…」

閣下「…」

閣下「…ZZZ」

閣下「…ZZZZZである」

黒子「…」

閣下「ZZZZZ」

黒子「…」

黒子「ジャッジメントですの」

閣下「ZZZZZ」

黒子「人がいないとはいえ、これだけの大通りの真ん中で寝るなんて良い迷惑です」

閣下「ZZZZZ」

黒子「身元の確認をするので、仰向けになって顔をしっかりとこちらに向けて下さいまし」

272: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 19:10:18.00 ID:FCBhrvRf0
ごろんっ


閣下「ZZZZZZZである」

黒子「まったく…騒ぎばかり起こして、非常識な事ばかり…」

黒子「また貴方ですの」

 

273: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 19:11:12.14 ID:FCBhrvRf0
――――――――――――――――――――――――――――――――


魔界 デーモン小暮の館



閣下「…はい」

閣下「いや!違うのである!我輩決してわざと連絡を寄こさなかったわけでは」

ライデン湯沢殿下「むむ~!閣下ったらパソコンに向かって何頭下げてんだ~?」

ゼノン石川和尚「んー良くわからないけど、怒られてるみたいだよー」

ライデン「ぶっひょ!閣下パソコンに謝ってんの!?」

ゼノン「マカイプを使ってるんだよー、アークビショップに謝っているみたい」

ライデン「ま~た、あくびちゃんに怒られてんのか~…閣下も相変わらずだね~」

274: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 19:11:48.78 ID:FCBhrvRf0
閣下「いや、決して!そうでは…」

アークビショップ「何度も何度も私に黙って人間界に降りてきて!何が違いけるの!?」

閣下「だからわざと連絡しなかったわけでは…」

アークビショップ「同じ事!」

閣下「はぁ…」

アークビショップ「ため息をつきたいのは私の方!」

閣下「…」

アークビショップ「あぁ、そうそう!この件の事、貴方のお姉さまにも連絡済みよ?」

閣下「ま、待て!そのお姉さまと言うのは我輩の世をしのぶ仮の姉の事であるか?」

アークビショップ「それじゃあ、また近いうちの貴方の謝罪の連絡を待ちけるわ♪」

閣下「ま、待て!姉上に!貴様姉上に密告を…」


ぷつんっ…

275: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 19:12:37.81 ID:FCBhrvRf0
閣下「あぁ…」

閣下「…」

ゼノン「…」

ライデン「…」

閣下「何を見ておるのだ?」

ゼノン「別にー」

ライデン「俺らは何にも~!!!」

閣下「…」

276: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 19:14:42.46 ID:FCBhrvRf0
ライデン「おい、石川君!閣下めちゃくちゃ機嫌悪そうじゃんか~!どうしよう!」

ゼノン「こんな時は相撲のビデオでも見せれば良いんじゃないかなー」

ライデン「うぉっ!石川君ナイス!その手があったか!」


ガサゴソッ…


閣下「何をしておるのだ…」

ライデン「いやぁ、何だか急に相撲のビデオが見たくなっちゃって~、閣下も一緒に見ませんか!」

閣下「何?相撲…」

277: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 19:15:18.45 ID:FCBhrvRf0
ライデン「…」

ゼノン「…」

閣下「しょうがない、我輩の生解説付きでお送りしてやろう」

ライデン「…」

ゼノン「…」

閣下「なんだ貴様ら、嬉しくないのか?」

ライデン「いや!めちゃくちゃ嬉しいですって!」

ゼノン(話し始めると長くなるからなぁー)

閣下「それでは、貴様らに我輩のお気に入りのこの相撲ビデオを…おっ、これであるこれである」

278: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 19:15:48.56 ID:FCBhrvRf0
がちゃっ… ぴっ…


「さぁ!今ならこの腹筋マシーンが…」

「な、なんと一万円!そしてこのCM終了後三十分までに電話を頂いたお客様には…」

「ななな、なんと…プレミアム高反発シーツをプレゼンt…」ぴっ…

279: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/13(金) 19:16:27.51 ID:FCBhrvRf0
閣下「」

ゼノン「…」

ライデン「」

閣下「あんの…」

閣下「くそ大魔王がーーーーー!」

 


ほんとに終わり


引用元: 黒子「また貴方ですの!?」デーモン小暮閣下「再びである!」