1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 00:23:22.10 ID:R3/AVN/Q0
マミ「私は山ね、静かだし聖なる、何というかその、アレを感じる気がするの」

まどか「私は海かな」

ほむら「私も海ね」

杏子「海」

さやか「海で」

QB「海一択」

マミ「えっ?」




4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 00:26:22.98 ID:R3/AVN/Q0
マミ「山の方が空気がおいしいわよ?」

さやか「空気がおいしい(笑)」

さやか「何言ってんですかマミさんw」

マミ「いやいやいや、みんなで行こうかと思ってたんだけど」

マミ「あなたたち山より海がいいの?」

ほむら「いつ私たちが行くっていったのよ」

マミ「行かないの?」

ほむら「行く」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 00:31:40.62 ID:R3/AVN/Q0
まどか「じゃあママに車運転してもらうね」

まどか「あ、ママ?えっとね、車出せる?」

杏子「あいつ手際がいいぞ」

さやか「嫁ですもん」

まどか「うん、じゃあ明日ね」

まどか「ママの車で海に行くことに決定しました!」

杏子「いぇーい!」

さやか「ヒュー!」

ほむら「(海→水着→まどかの水着→)」

ほむら「フッ...」ファサァ

まどか「(ほむらちゃんはしゃがないで大人っぽいなぁ)」

マミ「え?え?海行くの?」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 00:35:48.67 ID:R3/AVN/Q0
翌日

QB「この『翌日』って便利だよね」

マミ「何を言ってるの?」

QB「なんでもないよ」


まどか「あ、マミさん!早いですね」

マミ「おはよう」

マミ「よろしくお願いします」ペコリ

詢子「できた子だねー」

マミ「そんなことないですよ」

QB「そんなことないよ」


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 00:37:51.95 ID:R3/AVN/Q0
ほむら「おはようまどか」

まどか「おはよう」

杏子「もう集まってんの?遅刻しちゃった?」

まどか「みんなが早いんだよ」

まどか「あとはさやかちゃんだけだけど...」

ほむら「おいていきましょう」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 00:42:11.03 ID:R3/AVN/Q0
まどか「えっ...」

ほむら「冗談よ」

さやか「ごめーん!へへ、遅れちゃったー!」

ほむら「ああ、この車は5人乗りなの」

ほむら「悪いけど...」

さやか「意地悪だなーほむら!」

さやか「さやかちゃん泣いちゃうぞ!」

詢子「さー行こうか」ガチャリ

マミ「はい」

杏子「お願いします」

ほむら「敬語使えたのね」

杏子「失礼な!」

まどか「さやかちゃん...ほ、ほら、乗って?」

さやか「うん...グスッ」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 00:46:41.44 ID:R3/AVN/Q0
マミ「(私が助手席ね)」

マミ「(まぁ年上だし、仕方ないわね)」

詢子「(この子胸大きいな)」

詢子「えっと、マミさん?」

マミ「さんはつけなくても...」

詢子「じゃあマミちゃん、普段何食べてる?」

マミ「?」

詢子「その、娘のためにと」

マミ「?...えーっと...ケーキ...ですかね」

詢子「他には?」

マミ「ピザ」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 00:49:22.85 ID:R3/AVN/Q0
詢子「...他には?」

マミ「焼肉とかですね」

詢子「...」

マミ「...」

詢子「飲み物は?」

マミ「紅茶とコーラです」

詢子「...」

マミ「カレーも追加で」

詢子「?カレーは飲み物じゃないぞ?」

マミ「え?」

詢子「ん?」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 00:52:54.19 ID:R3/AVN/Q0
ほむら「...」

さやか「あ!見て見て!あっちにUFOが!」

杏子「ねーよ」ハッ

さやか「ぬぬぬぅ」

まどか「ほむらちゃん大丈夫?」

ほむら「だだっ、大丈ウォェッ夫よ」

ほむら「心配には及ばなうぅぅ...」

まどか「こんなに早く酔うなんて...」

QB「まどか!今こそ契約を早く!」スタッ

まどか「しないよ」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 00:58:26.00 ID:R3/AVN/Q0
ほむら「(ここで!ここで耐えるのよ!)」

ほむら「(それに到着時間を遅らせたくない!)」

ほむら「(なぜなら私は足を引っ張らない人だから!)」

まどか「平気...」

ほむら「平気平気、快晴よ...」グッ

まどか「青ざめた顔で天気のこと言われても...」

ほむら「(もう少し!もう少し耐えれば!)」

ほむら「うぐっ...」

詢子「ほむらちゃん辛いなら止まるけど?」

ほむら「...」

詢子「ほむらちゃん?」

ほむら「はい...お願いします...」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 01:02:16.58 ID:R3/AVN/Q0
まどか「平気?」

ほむら「ハハ...ヘイキヘイキ...」カクカク

まどか「なんだかほむらちゃんが白く見えるよ...」


さやか「海着いたらどうする?」

杏子「そりゃ泳ぐでしょ」

さやか「まぁそうなんだけどさ」

さやか「ナ、ナンパ!とかされないかな!?」

杏子「されないね」

さやか「ダヨネ...」


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 01:04:42.35 ID:R3/AVN/Q0
さやか「でも万が一にあるかも!」

杏子「うーん...」

さやか「ありそうだよね!ね!?」

杏子「やっぱないな」

さやか「はい」

ブロロロ...

マミ「...」

詢子「...」

マミ「...」

詢子「...」

ブロロロ...

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 01:07:21.66 ID:R3/AVN/Q0
キッ

詢子「着いたぞー」ガチャッ

マミ「...」

さやか「どうせ夢を持ったってね...」ブツブツ

ほむら「うっ、ぉぉぉぉおおぉ...ジーザス...」

まどか「みんなどうしちゃったの...?」

杏子「さ、さぁ...?」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 01:13:08.79 ID:R3/AVN/Q0
詢子「更衣室はあっちだから、着替えてきて」

まどか「ママは?」

詢子「パス、適当にぶらついてるよ」

まどか「なんだかごめんね」

詢子「子どもが気にすることじゃないさ」

さやか「よーし、ナンパはされないけど着替えるぞー!」ダッ

杏子「ちょ、走るなよ!」

マミ「カレーは飲み物...カレーは...」ブツブツ

まどか「ほら、マミさんも一緒に着替えよ?」

ほむら「うぇっぷ」

まどか「ほむらちゃんも一緒に」

この瞬間、暁美ほむら覚醒

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 01:16:38.64 ID:R3/AVN/Q0
ほむら「酔いがさめたわ!さぁ着替えましょう一緒に!一緒にね!」

まどか「う、うん...」

更衣室内

ほむら「なんで個室なのよぉぉ!!!」

まどか「個室だよ...」

さやか「遅いぞ諸君!」バイン

まどか「...」

ほむら「ちっ、どうせ脂肪よアレは」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 01:22:34.97 ID:R3/AVN/Q0
マミ「荷物はここに置いておけばいいの?」バイン

杏子「いいらしいぞ」

ほむら「ちっ...どうせあんなものじゃまになるだけよ...スクリューに巻き込まれて死ねばいいのに...」

まどか「怖いよほむらちゃん...」

さやか「ねぇ!はが○いでやってた『海だー!』ってやつやろうよ!」

杏子「なにそれ?」

さやか「えっとね、」

...

まどか「私は...恥ずかしいし、いいや」

ほむら「やりたくない」

杏子「パスで」

マミ「いやよ」

さやか「...」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 01:26:23.06 ID:R3/AVN/Q0
さやか「さぁ泳ごう!泳ごう泳ごう!」

杏子「ビーチバレーやろうぜ!」

ほむら「いいけど、人数が...」

まどか「ボールはあるよー」

マミ「(年長者として、ここは私が!)」

ほむら「(あんな揺れを見せつけられたら私はきっと自殺する)」

さやか「...」

マミ「私が抜けるわ!」

ほむら「それがいいわね!」

マミ「...」

さやか「...」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 01:29:46.10 ID:R3/AVN/Q0
必然的カップリング

まどか、ほむらvsさやか、杏子

杏子「提案なんだけどさ」

ほむら「何?まどかは渡さないわよ」

杏子「例えば、まどかとあたしが組んでやるってのはどう?」

杏子「新鮮でいいんじゃない?」

ほむら「いや」

まどか「あー、いいかもね」

ほむら「採用、いいこと言うわね杏子」

さやか「(蚊帳の外)」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 01:32:02.81 ID:R3/AVN/Q0
まどか、杏子vsほむら、さやか

杏子「あいつら仲悪いけど運動できそうな2人だから注意しなきゃな」

まどか「うん」


さやか「そんなサーブがぁ?とどくのかなぁ~?」

ほむら「」イラッ

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 01:34:36.04 ID:R3/AVN/Q0
ほむら「」ヒュッ

ほむら「はっ!」バスッ

さやか「いてえ!」

さやか「わざとだろ!」


まどか「ゲームにならないね...」

杏子「城でも作るか?」

まどか「うん」


マミ「...」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 01:37:28.36 ID:R3/AVN/Q0
ほむら「!」

ほむら「そうだまどか!サンオイル!サンオイル塗って頂戴!」

さやか「なんだいきなり」

ほむら「まどか!」

まどか「あ、穴つながったね」

杏子「城ってより山だよな」

杏子「山っていうと...」

マミ「」ズゾゾゾゾ

杏子「焼きそば食ってる...」

ほむら「マドカァー!」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 01:40:40.23 ID:R3/AVN/Q0
ほむら「じゃあまどか!私はここにうつ伏せになるから!」

ほむら「満遍なく!満遍なくよ!」

まどか「おしりとかはイヤなんじゃ...ないかな...」

ほむら「構わないわ!さぁ早く!」

杏子「どっちが先にハワイに行けるか勝負しようぜ!」

さやか「負けないよ!」

マミ「みんな楽しそうねー...」

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 01:43:33.04 ID:R3/AVN/Q0
まどか「」ぬりぬり

ほむら「ぉぉぉぉぉぉぅっ...」

まどか「」ぬりぬり

ほむら「っかぁぁ~」

まどか「(老人か)」

まどか「」ぬりぬり

ほむら「(精神年齢は老人かもね)」ビクンビクン

まどか「(直接脳内に...!?)」ぬりぬり

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 01:45:56.01 ID:R3/AVN/Q0
さやか「ハワイは...遠いね...」

杏子「ああ...いくら進んでも島が見えやしない」

さやか「もう結構時間経ったよね」

杏子「帰る時間だな」

マミ「そうね」

さやか「いつからいたんですかマミさん」

マミ「助手席に座ってたじゃない」

さやか「いやそういうことじゃなく」

 

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 01:49:37.72 ID:R3/AVN/Q0
 

さやか「まどかー!」

まどか「なにー?」ぬりぬり

ほむら「」ビクンビクン

さやか「もう帰る時間だってさ!シャワー浴びようよー!」

まどか「今行くー!」

この瞬間、暁美ほむら、本日二度目の覚醒である

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 01:52:25.24 ID:R3/AVN/Q0
ほむら「シャワーね!?」

ほむら「まどか!一緒に浴びましょう一緒に!」

まどか「う、うん、早く行こっか」

シャワー室

ほむら「なんで個室なのよぉぉ!!!」

ほむら「あぁでもまどかが隣で体を洗っていると思うとああああ!もうだめ!」

まどか「(さっきから何を言ってるんだろう...)」

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 01:56:58.41 ID:R3/AVN/Q0
シャワー室

さやか「そういやさ、テレビで見たんだけど」

さやか「海に行ったあと体を洗うときはお湯で洗ったほうがいいんだって」

さやか「なんでかわかる人!」


さやか「いないみたいだね!」

さやか「それはね、毛穴がいきなりとじると小さい砂の粒?泥?が体の中に入るから!」

さやか「だからお湯で毛穴を閉じないようにして洗い流すんですよ」ドヤァ

さやか「ふー...」キュッ

さやか「先出てるねー」

シーン...

さやか「なんてこったい」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 02:00:38.67 ID:R3/AVN/Q0
ブロロロ

詢子「どう?楽しかった?」

マミ「...はい、楽しかったです」

詢子「それはよかった」


ほむら「うぅぉぉ...ぉぉ...」

さやか「はは、まどか寝てるw」

杏子「起きる気がしねーな」

まどか「」スースー

ほむら「??!!??!」

この瞬間、暁美ほむら、本日三度目の覚醒である

終わり

引用元: マミ「山と海、行くならどっち?」