1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 23:27:00.99 ID:bH0QPKGG0
杏「あーあーあー、労働条件は週休8日。杏だよー」

きらり「オッスオッス! きらりだよー☆」

杏「無駄なお話とか、無駄な労働とか、そんな感じでお送りしたりお送りしなかったりするよー」

きらり「おたよりまってるにぃ!」

杏「それじゃあまぁ、今晩はだらだらお話してみましょうかー」

きらり「せーのっ、きらりん☆」 



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 23:31:48.28 ID:bH0QPKGG0
杏「さて……」

きらり「にょわ? 杏ちゃんどしたー?」

杏「……いやぁ、そういえば話題とか考えてなかったなぁって」

きらり「えー?」

杏「いやぁ、無駄話したりこう、リスナーのおたよりを読みあげたりするだけでいいって聞いたからやることになったけど」

きらり「ふむふむ」

杏「よく考えたら無駄話って結構めんどくさいよね……」

きらり「そんなことないよ! きらり杏ちゃんとのお話大好きだにぃ☆」

杏「あー、うん。ありがとう」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 23:35:41.99 ID:bH0QPKGG0
杏「そうそう、無駄話っていうならさ……んん? おたより?」

きらり「おー、みてみて杏ちゃん! ここに文字がでるんだよ! うきゃー!」

杏「それリハでも見たでしょ、はぁ……なになに……」

きらり「えーっと、杏ちゃんがちゃんと働いて……」

杏「どっせい!」バキッ

きらり「うきゃっ!?」

杏「いったぁ……手が、手が……くそぅ、なんだこのモニター堅すぎるでしょ……」

きらり「あ、杏ちゃんどしたー?」

杏「いい、きらり……それは読まなくてもいいんだ……」

きらり「でもでも、スタッフちゃんが『大きな声で呼んであげて』って……」

杏「うるさぁい! 私だってこんなことしたくなかったんだ! 知らない! 知らないからな!」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 23:39:06.32 ID:bH0QPKGG0
きらり「……んーと」

杏「やめろ、きらり……頼むから……」

きらり「杏ちゃんは働くのいやー! っていうけど、みんなと一緒にいる時はとっても楽しそうで」

杏「ちょっ、えっ!?」

きらり「きらりもみんなも、杏ちゃんのことが大好きだにぃ! 杏ちゃんのママもご心配なく☆」

杏「……」

きらり「杏ちゃんどしたー?」

杏「いきなりなにを言い出すんだ、まったくもう……もう……」

きらり「杏ちゃーん?」

杏「うるさいばーか!」

きらり「杏ちゃーん……つんでれー?」

杏「うるさいうるさい! いわれなくても無理なんかしてないから! もういいの! 次! 無駄話しよ無駄話!」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 23:43:02.56 ID:bH0QPKGG0
きらり「にょわー、杏ちゃんてば素直じゃないのねー?」

杏「私はいつだって自分に素直だ! っていうかもう……きらりにこういう言い方教えたの誰だよもう!」

きらり「んとねー、柊さーん」

杏「……おぉ?」

きらり「杏ちゃんどしたー?」

杏「いや、きらりからさんづけで呼ばれる人がいるとは思ってなかった」

きらり「うきゃー、柊さんのこと志乃ちゃんって呼んだら怖かったの……」

杏「……あぁ、うん……」

きらり「にこーってしてるのに身体がガタガターってしたにぃ……」

杏「……お、おたよりきてるよ。うん! ね!」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 23:48:23.35 ID:bH0QPKGG0
杏「さーて、おたよりおたよりーっと」

きらり「お互いの好きなとこ! だって?」

杏「私がきらりを好きな前提なのが気に入らないから回答拒否! ……ダメ?」

きらり「杏ちゃーん……きらりのこといや?」

杏「……嫌いじゃないけど」

きらり「うきゃー! 杏ちゃんやっぱりツンデレうきゃー!」

杏「ちっがう! 私は素直だ!」

きらり「あっ、あのねー。きらりは杏ちゃんがちっちゃくてかわいいのが好きだったんだけど」

杏「……ほう?」

きらり「今はねー、ちっちゃいからだけじゃなくてー……んーと、杏ちゃんがかわいいから大好きだにぃ☆」

杏「……それって変わってないんじゃないの?」

きらり「うきゃ? 違うよー?」

杏「ふーん、たとえば……?」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 23:53:03.58 ID:bH0QPKGG0
きらり「最初はきらり、杏ちゃんのことお人形さんみたいでかわいー☆ って思ってたんだにぃ!」

杏「あぁ、うん……やっぱり抱き枕かなにかと勘違いしてたわけだ」

きらり「でもでも、きらり……今は杏ちゃんのことがかわいーって思っててー」

杏「……それって違うの?」

きらり「だから違うよー? あのね、最初はぎゅー☆ってしたいからかわいいと思ってたんだけど……」

きらり「今はかわいいからぎゅー☆ってしたいって思うんだにぃ☆」

杏「ふーん、そう……」

きらり「だから杏ちゃんかもーん☆」

杏「ひざをぽんぽんするな! 座らないからな!」

きらり「うきゃー! 杏ちゃんてばいっけずー☆」

杏「あーもう! だからどこから覚えてくるんだその謎の語彙は!」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 23:56:21.10 ID:bH0QPKGG0
きらり「それでそれでー、杏ちゃんはー?」

杏「えっ?」

きらり「きらりは杏ちゃんの好きなとこいったにぃ☆」

杏「えぇー、いわなきゃダメ……?」

きらり「うんうん! きらりすっごく聞きたい!」

杏「……正直いうと、第一印象とか最悪だったよ?」

きらり「うきゃっ!?」

杏「だってさー、さっききらりが自分で言ってたけど……私のこと人形かなにかと勘違いしてたよね?」

きらり「うきゃー……きらり、はんせー……」

杏「もー、あっちこっち連れまわされて身体ボロボロだったよ……貴重なオフまで突撃してくるしさぁ……」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 00:00:09.48 ID:n4bDoZOl0
きらり「あ、杏ちゃんごめんね?」

杏「……でもさ」

きらり「……?」

杏「まぁ、なに……たまーに、外にでるのも……悪くないかなーって……思うようになったのは……」

杏「……あー! やっぱりなしなし! 今のカット! えっ、生放送? そりゃそうかチクショウ!」

きらり「あ、杏ちゃんどしたー?」

杏「うっさい! もういい! 私はきらりのこと嫌いじゃない、それだけでもいいでしょもう!」

きらり「あ、杏ちゃーん!」グァッ

杏「ちょっ、待てきら……ぎゃっ!?」

ドンガラガッシャーン


―――しばらくおまちください

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 00:07:35.99 ID:n4bDoZOl0
杏「いったぁ……きらり、次やったら絶交だからね?」

きらり「うきゃー……杏ちゃんごめんね、きらりうれしくて……」

杏「加減を覚えてほしいなぁ、もう……ん、次のおたよりだね」

きらり「えーっと……うきゃ? きらんりん?」

杏「え? どれどれ……あぁ本当だ。『きらんりんCDデビューおめでとう!』になってるね」

杏「おーい、ファンなら名前覚えてあげてねー? 自分で自分の名前呼んでるから覚えやすいでしょ?」

きらり「きらりはきらりだよー?」

杏「罰としてきらりと私のCD100枚ずつ買ってこい!」

きらり「うきゃっ!?」

杏「あ、きらりのCDはまだ発売してないか……うん。私のCDを200枚買え! 印税生活の助けになれ!」

きらり「杏ちゃんストーップ!」ゴスッ

杏「あうちっ! ……いったぁ……と、とにかく……」

きらり「きらり達のCD、8月8日に発売だにぃ☆」

杏「ついでに私のCDも大好評発売中だから、買ってねー」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 00:15:59.04 ID:n4bDoZOl0
杏「えーっと、次のおたよりはーっと……」

きらり「んー……『なおして欲しいところを教えてー』だって?」

杏「なおして欲しいところかぁ……あー。私のは察してるんじゃない?」

きらり「にょわー……」

杏「……まぁ、しゃべりかたとかは個性だけど。もうすこーしボディタッチは優しくしてほしいよね」

きらり「やさしーく……」

杏「あと、オフの日にアポ無しで我が家に来たりとか。もう私のプライベート足りな過ぎるよね? これは働いてるうちにはいると思うんだ」

きらり「ご、ごめんにぃ」

杏「もうね、もう……私はただ楽にしていたいだけなのに……はぁ……」

きらり「……」

杏「まぁ、加減を覚えたり……ちゃんと前もっていってくれたら考えなくはないんだから。それぐらいかな」

きらり「にょわっ!? あ、杏ちゃんいいの?」

杏「考えなくはない、だからね! 勘違いしないでよね!」

きらり「うきゃー! ツンデレさんうきゃー!」

杏「だぁもう、違うってばー!」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 00:20:45.12 ID:n4bDoZOl0
杏「だ、だいたいきらりはどうなんだよ! 私のなおして欲しいとこ!」

きらり「きらりが杏ちゃんにやめてほしいことー?」

杏「そうそう、この際だから聞いてあげる。聞くだけだけどね!」

きらり「んー、きらりが杏ちゃんに変えてほしいとこはねー」

杏「……」

きらり「……んー」

杏「は、はやくいってよ」

きらり「……ない!」

杏「はぁ?」

きらり「きらりはねー、杏ちゃんは杏ちゃんだから素敵だと思うんだにぃ☆」

杏「……」

きらり「だから杏ちゃんはそのままでも大好きだよ!」

杏「……ふ、ふーん。そうなんだ。まぁ私はなにを言われても自分を曲げる気なんてないけど……」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 00:25:26.43 ID:n4bDoZOl0
きらり「あっ、でもこの前Pちゃんが『杏ちゃんがもっと働いてくれればなー』っていってたよ?」

杏「プロデューサーは関係ないだろプロデューサーは! 次のおたよりいこう、次!」

きらり「杏ちゃんどしたー?」

杏「いいの。私は働かないままでいいってきらりがいったんだからきらりのせいってことにしよう、ね?」

きらり「なんだかわかんないけどわかったにぃ☆」

杏「……うん、きらり。あんた人にだまされないよう気を付けなよ?」

きらり「うきゃー、わかった!」

杏「本当にわかったか怪しいけど……えーっとなになに……」

きらり「『休みの日は何をしてますかー?』 だって!」

杏「あー、基本的に何もしてない……っていいたかったなぁ」

きらり「うきゃ?」

杏「さっきも言ったけどきらりにひっかきまわされてることがほとんど。そうじゃない時はネットサーフィンとかかな?」

きらり「杏ちゃんサーフィンできるんだ、すごーい!」

杏「そのベタな間違いはもうどっかの電車でやってるから放置な!」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 00:29:55.00 ID:n4bDoZOl0
杏「で、きらりは?」

きらり「きらりのおやすみの日はねー、杏ちゃんとか唯ちゃんとかー、お友達とおでかけしてるにぃ☆」

杏「あー……パワフルだね……」

きらり「とーっても楽しくてきらりんパワー☆がきゅんきゅんきちゃうんだにぃ!」

杏「……えーっと、まぁ普通の1日だそうだよ?」

きらり「そだよー?」

杏「まぁ。きらりらしいっちゃらしいんだよね……普通のことしてるはずなんだけど……」

きらり「杏ちゃんどしたー?」

杏「いや、なんでもない。次のおたよりいこうか?」

きらり「にょわー! 了解!」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 00:35:33.78 ID:n4bDoZOl0
杏「んー、『オススメの新作ゲーム教えてください』だってさ」

きらり「ふんふん、ゲームかー。きらりねー、最近ポケモン買ったんだにぃ☆」

杏「……努力値とか性格とか、個体値とかわかる?」

きらり「うきゃ?」

杏「いや。事務所の廃人連中に汚染されないことを切に祈るよ……うん……」

きらり「あっ、でもこの前色違いの子捕まえたんだぁ」

杏「色違い? なに捕まえたの?」

きらり「えーっと、コイキング!」

杏「ちょっ……えぇー……」

きらり「杏ちゃんどしたー?」

杏「きらり、そいつは進化させないほうが強いと思うよ……」

きらり「りょーかい☆ がんばるにぃ!」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 00:40:32.90 ID:n4bDoZOl0
杏「あぁ、ちなみに私のお勧めはカルドセプトかな? 結構奥が深いしヒマがつぶれるよ」

きらり「ふむふむ」

杏「……きらりにはたぶんむいてないんじゃないかな。いろいろと」

きらり「うきゃー、そうなの?」

杏「うん。本当にいろいろと……ね。ポケモンなら私も持ってるから相手してあげるよ、そっちにしとこう?」

きらり「にょわー、わかった……」

杏「……で、そのフリから次のおたよりいってみようか」

きらり「うきゃ?」

杏「『ズバリ! ほしいポケモンを1匹あげるなら!』だってさ」

きらり「うきゃー! かわいい子がいいなー! きらり悩んじゃーう! うきゃー!」

杏「ちなみに私はアルセウスだね。なんでもできる! 働かなくてもいい! 万歳!」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 00:45:32.63 ID:n4bDoZOl0
きらり「んー、でもかわいいのがいいし……んにぃ、悩んじゃう……」

杏「きらりがいつになく真剣だなぁ……」

きらり「よーし、きめた!」

杏「おっ、どれがいいの?」

きらり「カイリュー!」

杏「……あー」

きらり「杏ちゃんどしたー?」

杏「いや、まぁ納得かな……割と顔はかわいいし、丈夫だし。ちょうどいいんじゃない?」

きらり「一緒にお空をびゅーん! って飛びたいな☆」

杏「……あっ、それで私の家襲撃とかは無しね?」

きらり「にょわっ!」

杏「その手があったか! みたいな顔しないで! やめて!」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 00:51:02.49 ID:n4bDoZOl0
杏「あー、次のおたよりにいってみようか?」

きらり「りょーかい! えーっと、『二人のお友達のアイドルはだぁれ?』だってー」

杏「んー、私達両方の友達かぁ……」

きらり「唯ちゃんかな?」

杏「ん、そうだね。唯ぐらいかも」

きらり「唯ちゃんはねー、きらりとも楽しくおしゃべりしてくれてー」

杏「私とはよく飴談義してるねー。最近売れてきたから知ってる人も多いかな?」

きらり「きらり達とよく遊んでるにぃ☆」

杏「まぁなに。いいやつだから……応援してあげてね?」

きらり「にょわー!」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 00:54:45.04 ID:n4bDoZOl0
杏「ちなみに、私もきらりも一応友達はいるよ?」

きらり「杏ちゃんどしたー?」

杏「いや。私はともかくきらりは割と事務所の誰とでも仲がいいから誤解のないようにと思って」

きらり「杏ちゃんもみんなと仲良しだよ?」

杏「私はなんかからかわれてる気がするから違うと思うんだ。年少組とか私を敬う気がないよね?」

きらり「うきゃー、でもみんな杏ちゃんのこと好き好きーっていってたにぃ☆」

杏「ふーん……あぁ、そう。次のおたよりいこうか」

きらり「杏ちゃーん?」

杏「な、なんだよ」

きらり「顔まっかー?」

杏「気のせい。ちょっとこの部屋冷房きいてないんじゃない? それでだよ」

きらり「うきゃー、杏ちゃん身体はしょうじきー☆」

杏「だからそれ誰から教わったんだよ!?」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 01:03:35.01 ID:n4bDoZOl0
杏「さて、おたより……『城ヶ崎美嘉ちゃんのサインください』?」

きらり「美嘉ちゃんかー。頼んでみるー?」

杏「いやいや、頼まなくてもいいから! 今度きらりと一緒にCDデビューする姉ヶ崎のサイン? イベントにでもいけばいいと思うよ?」

きらり「杏ちゃんつめたーい」

杏「関係ないラジオに関係ない話題持ちこむほうが悪いの。てきとーに受け流すんだよてきとーに……ね」

きらり「そうなのかー、じゃあ次のおたよりはー……」

杏「……ほほう?」

きらり「うきゃー、杏ちゃんはいやだってー。もっとがんばってね☆」

杏「ちょっ、まだ読みあげてない! 読みあげてないよ、きらり!?」

きらり「だっててきとーにって……」

杏「いやいや、今のは少しばかり考えてあげてもいいラインだったもん! うん!」

きらり「そうなのー?」

杏「……あー、でも……うーん。800あれば働かずに楽して生きていけそうだなぁ。1000万とかは現実を……」

きらり「杏ちゃーん、スタッフの人がなんか怒ってるにぃ」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 01:10:15.36 ID:n4bDoZOl0
杏「あー、うん。私が旦那に求める条件でもさらしてみようか?」

きらり「旦那さまー?」

杏「そうそう。結婚条件ってやつ? もし当てはまる人がいたら考えてあげてもいいよ?」

きらり「うきゃー! 杏ちゃんてばダイターン!」

杏「ダイターンすりー」

きらり「?」

杏「いや、なんでもない」

きらり「りょーかい☆」

杏「んー、まずは私が働かなくてもいい収入でしょ?」

きらり「ふむふむ」

杏「それで、私にいちいちなにかをしろって言わないおおらかな心とー、私がしたいことをさせてくれる優しさとー」

きらり「ふむふむ……?」

杏「あっ、子育てって大変みたいだからそういうのはあんまりしたくないなー。それからー」

きらり「ねぇねぇ杏ちゃん、スタッフの人が杏ちゃんにきらりんスペシャルしろって……」

杏「……よし、この話題はやめとこう。ね?」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 01:14:13.22 ID:n4bDoZOl0
杏「次のおたよりいこうか、えーっと……」

きらり「じ・おー、なぜうごかん?」

杏「坊やだからさ……」

きらり「杏ちゃんどしたー?」

杏「いや。私、長編アニメとか見るの苦手なんだよね……」

きらり「そうなの?」

杏「うん、どうやってもがっつり時間とられるから……最近は特に時間ないし。はぁ……」

きらり「ふむふむ……それで杏ちゃん、どしたー?」

杏「いや。元ネタがわかんない時は適当に受け流しとこうかなーって」

きらり「別のものだと思うにぃ……」

杏「知らないね、私が知らないネタをふるほうが悪いんだ……そうだろう?」

きらり「うきゃー、杏ちゃんなんかかっくいー☆」

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 01:20:26.46 ID:n4bDoZOl0
杏「んーっと、『子供のころの夢はなんですか』かぁ……」

きらり「きらりはねー、おっきくなってー」

杏「叶ってるね……」

きらり「いろんな人と仲良しになってー」

杏「まぁそれも叶ってるね」

きらり「それから……」

杏「……ん?」

きらり「うきゃー! やっぱりひみつ!」

杏「なんだよー、気になるじゃんか……」

きらり「きらりにもひみつがあるんだにぃ☆」

杏「もー、なにさ……あ、私? 私は昔から楽に生きたいって思ってたよ?」

きらり「え? えーっと、杏ちゃんの小学校のころの卒業文集ががあるって」

杏「なっ!?」

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 01:25:23.43 ID:n4bDoZOl0
きらり「えーっと、6年2組双葉杏、私は……」

杏「うわー! やめろ! それ以上読むな! 読んだら絶交! 二度と働かない!」

きらり「……」

杏「やめて……頼むよきらりぃ……」

きらり「あっ、手が滑っちゃったー」

杏「えっ?」

きらり「きらりの秘密、杏ちゃんに教えてあげるにぃ☆」

杏「は? ちょっとなにいって……」

きらり「……」ゴニョゴニョ

杏「……!?」

きらり「うーん、きらりと杏ちゃんの昔の夢はラジオを聞いてるみんなにはないしょ☆ ごめんね?」

杏「……う、うん。残念だったね! はーっはっはー!」

きらり「……きらり、杏ちゃんと一緒で幸せだよ?」

杏「あ、ありがと。 別にどうでもいいけど……ね」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 01:29:37.51 ID:n4bDoZOl0
杏「……つ、次のおたよりいこうか」

きらり「うきゃー! りょーかい☆」

杏「『ほしいスタンドはなんですか』か……あれ? きらりってスタンドはわかる?」

きらり「んーとね、比奈ちゃんに読ませてもらったにぃ☆」

杏「そっか。なら私は……当然ハーベストだね」

きらり「重ちーのだね?」

杏「うん。あれこそまさに働かないためのスタンドだよ……私にこそふさわしい」

きらり「ふむふむ。きらりはねー」

杏「なにがいい? スタプラとか、世界とか?」

きらり「ボヘミアン・ラプソディー!」

杏「えっ?」

きらり「うきゃ?」

杏「いや……結構予想外で。なんで?」

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 01:32:43.13 ID:n4bDoZOl0
きらり「だっていろーんな人と遊べちゃうって素敵だよ?」

杏「……本来の使い方と違う気がする」

きらり「うきゃー! もーまんたい!」

杏「あー、うん……問題ない……のか? それで……」

きらり「一緒に悪い子をめっ☆ってしたりとか、仲良しになったりとかきっと楽しいよ?」

杏「……うん。スタンドって精神のエネルギーだしね。きらりが使ったらたぶんそういう能力になるんじゃないかな」

きらり「杏ちゃんもいっしょだときっともっと楽しいと思うんだ☆」

杏「はいはい……ありがと」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 01:37:17.16 ID:n4bDoZOl0
杏「んー、眠くなってきた……」

きらり「杏ちゃんふぁいとー☆」

杏「今が私の精一杯だよ……うん……次のおたよりラストにしちゃおうかな」

きらり「うきゃー、まだまだいっぱいあるよ?」

杏「……次回以降とかで?」

きらり「それでいいの?」

杏「私がルールだよ、きらり」

きらり「うきゃー! 杏ちゃんまたやってくれるって! うきゃー!」

杏「はっ、しまった!?」

きらり「じゃあ最後のおたよりいってみよー!」

杏「ちょっ、待てきらり! 今のなし! ちょっと!?」

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 01:41:50.89 ID:n4bDoZOl0
きらり「『杏ちゃんはオシャレに興味ないんですか』だってー!」

杏「服は着れればなんだっていいかなって思ってる! 以上!」

きらり「あっ。次のおたよりで『いっしょにひらひらの服を選んであげてー』ってリクエストが……」

杏「なんだって!?」

きらり「杏ちゃーん! こんどお洋服買いにおでかけしよ!」

杏「い、いやだ……私は家から出ない! オフに突撃しないっていったじゃないか!」

きらり「約束したらおっけーっていってたにぃ☆」

杏「あぁもう、なんて迂闊なんだ1時間半ぐらい前の私!」

きらり「ふっふっふー、杏ちゃんのきらきら☆かいぞー計画楽しみ!」

杏「なんだよそれぇ……も、もう……」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 01:46:54.90 ID:n4bDoZOl0
きらり「……杏ちゃん?」

杏「……ふっ、あはは……ははははは!」

きらり「うきゃっ!?」

杏「もういい……好きにしろ! 私は知らない! こんなのは夢だ! 悪い夢だ!」

きらり「あ、杏ちゃんが壊れちゃったにぃ……」

杏「私にひらひらした服を着せるだって? やれるもんならやってみろ! 自分で服だって脱いでやらないからな!」

きらり「きらりが脱がせてあげればいいの?」

杏「そういう意味じゃなくて……あぁもう……」

きらり「杏ちゃーん?」

杏「……はぁ。放送時間も終わりだし話はここまでにしよう?」

きらり「うきゃっ……もうそんなお時間?」

杏「今夜もお疲れ様。わざわざ睡眠時間削ってまでつきあってくれてありがとー」

きらり「きらりのきゅんきゅんパワーでゆっくりおやすみなさーい!」

杏「それじゃあみんな、最後のあいさつ……せーのっ」


あんきら「「きらりん☆」」

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 01:48:00.69 ID:n4bDoZOl0
ねむく なった。おたよりありがとう、消化できなくてごめん

モバマスSSが減ったなら書くしかないじゃない。おやすみ

引用元: 杏「『あんきら☆ジオ』はっじまるよー」きらり「にょわー!」