1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 20:09:45.10 ID:Dc648pov0
赤沢「多佳子!合宿用に新しいパジャマ用意したわ!」
杉浦「えっ? パジャマ新調するほどの合宿じゃないと思うけど?」
赤沢「だって合宿中は なにが起こるか分からないじゃない!」
その1 夜中にトイレに行ったら廊下で恒一くんとバッタリ
その2 眠れずに外に出たら同じく眠れない恒一くんとバッタリ
その3 思い切って恒一くんの部屋へ突撃!!
赤沢「ねっ!だから準備しておかないと」
杉浦「そ、そうね…」(どれも起きないと思うけど… 泉美、最近は変な夢見るそうだからその所為かしら…)
杉浦「えっ? パジャマ新調するほどの合宿じゃないと思うけど?」
赤沢「だって合宿中は なにが起こるか分からないじゃない!」
その1 夜中にトイレに行ったら廊下で恒一くんとバッタリ
その2 眠れずに外に出たら同じく眠れない恒一くんとバッタリ
その3 思い切って恒一くんの部屋へ突撃!!
赤沢「ねっ!だから準備しておかないと」
杉浦「そ、そうね…」(どれも起きないと思うけど… 泉美、最近は変な夢見るそうだからその所為かしら…)
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 20:12:01.03 ID:Dc648pov0
そして合宿初日 夜の12時
赤沢・杉浦の部屋
赤沢「……ねぇ多佳子寝ちゃった?」
杉浦「Zzzz…」
赤沢「寝ちゃったの… じゃあ起こさないように」そろりそろり
ガチャ
赤沢「お手洗いはどっちだったかしら?」キョロキョロ
ドンッ
「えっ!?」
「キャッ!?」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 20:15:10.58 ID:Dc648pov0
恒一「ごめん!前見て無くて… あ、赤沢さん!?」
赤沢「こ、恒一くん?」
恒一「ごめん! 前見て無くて大丈夫?」
赤沢「えぇ大丈夫よ それに私も前見てなかったし 恒一くんもお手洗い?」
恒一「ううん… ちょっと寝付けなくてね…」
赤沢「あっ…あの……」
恒一「赤沢さん 良かったら少し話さない?」
赤沢「えっ!? えぇ!」(やったわ! 恒一くんとふたりきりよ!)
恒一「静かだね…」
赤沢「そうね…」(どうしよう? 何を話したらいいの???)
恒一「赤沢さんは…」
コツコツコツ
恒一・赤沢「!?」
赤沢「こ、恒一くん?」
恒一「ごめん! 前見て無くて大丈夫?」
赤沢「えぇ大丈夫よ それに私も前見てなかったし 恒一くんもお手洗い?」
恒一「ううん… ちょっと寝付けなくてね…」
赤沢「あっ…あの……」
恒一「赤沢さん 良かったら少し話さない?」
赤沢「えっ!? えぇ!」(やったわ! 恒一くんとふたりきりよ!)
恒一「静かだね…」
赤沢「そうね…」(どうしよう? 何を話したらいいの???)
恒一「赤沢さんは…」
コツコツコツ
恒一・赤沢「!?」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 20:19:50.69 ID:Dc648pov0
赤沢「せ、先生かも!?」
恒一「えっ!? 赤沢さんこっちに」ダッダッダッ
赤沢「えぇ…」タッタッタッ
赤沢「…」(恒一くんに言われるがまま 思わず隠れたけど…)
恒一「…」ギュッ
赤沢「あっ!?」(こ、これって 恒一くんに抱きしめられてる!?)どきどき
「?… 話し声が聞こえたと思ったが?? 気のせいだったよぉ」
コツコツコツ
恒一「ふぅ~ 赤沢さん、もう大丈夫だよ 先生行ったから」
赤沢「…///」どきどき
恒一「赤沢さん?」
赤沢「こ、このまま… もう少しだけ…もう少しだけ、このままでいさせて……/////」
恒一「赤沢さん……」ギュッ
赤沢「恒一くん……」ギュッ
恒一「えっ!? 赤沢さんこっちに」ダッダッダッ
赤沢「えぇ…」タッタッタッ
赤沢「…」(恒一くんに言われるがまま 思わず隠れたけど…)
恒一「…」ギュッ
赤沢「あっ!?」(こ、これって 恒一くんに抱きしめられてる!?)どきどき
「?… 話し声が聞こえたと思ったが?? 気のせいだったよぉ」
コツコツコツ
恒一「ふぅ~ 赤沢さん、もう大丈夫だよ 先生行ったから」
赤沢「…///」どきどき
恒一「赤沢さん?」
赤沢「こ、このまま… もう少しだけ…もう少しだけ、このままでいさせて……/////」
恒一「赤沢さん……」ギュッ
赤沢「恒一くん……」ギュッ
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 20:25:23.00 ID:Dc648pov0
O
0
o
赤沢「…むにゃむにゃ……恒一くん…」
杉浦「泉美!起きてよ! もうすぐ朝食の時間よ」
10: そういやキャラソン届いたぜ! 2012/07/15(日) 20:27:53.34 ID:Dc648pov0
赤沢・杉浦の部屋
赤沢「……ねぇ多佳子寝ちゃった?」
杉浦「Zzzz…」
赤沢「寝ちゃったの… じゃあ起こさないように」そろりそろり
ガチャ
赤沢「お手洗いはどっちだったかしら?」キョロキョロ
ドンッ
「うわっ!?」
「キャッ!?」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 20:34:15.37 ID:Dc648pov0
中尾「あ、赤沢さん!?」
赤沢「な、中尾!?」
O
0
o
赤沢「!」ガバッ
赤沢「中尾め!!」イライラ
赤沢「な、中尾!?」
O
0
o
赤沢「!」ガバッ
赤沢「中尾め!!」イライラ
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 20:37:48.44 ID:Dc648pov0
赤沢・杉浦の部屋
赤沢「……ねぇ多佳子寝ちゃった?」
杉浦「Zzzz…」
赤沢「寝ちゃったのか… 今夜は何だか寝付けないわ…」
赤沢「ちょっと外の空気でも吸ってこようかな… 多佳子起こさないように」そろりそろり
ガチャ
赤沢「こっちから外に出れたかしら?」キョロキョロ
ドンッ
赤沢「キャッ!?」
恒一「えっ!?」
赤沢「こ、恒一くん?」
恒一「あ、赤沢さん!? ごめん!前見て無くて大丈夫?」
赤沢「えぇ大丈夫よ それに私も前見てなかったし 恒一くんはどうしてここに?」
恒一「うん、ちょっと眠れなくて 赤沢さんは?」
赤沢「わ、私!? 私もちょっと寝付けなくて… 外の空気でも吸おうと思って」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 20:41:26.08 ID:Dc648pov0
恒一「そうなんだ…」
赤沢「ねぇ… 良かったら少し話さない?」
恒一「そうだね 眠くなるまでなら」ニコッ
赤沢(やったわ!恒一くんとふたりきりよ!)
恒一「静かだね…」
赤沢「そうね…」(どうしよう? 何を話したらいいの???)
赤沢「えっと… こ、恒一くんはどうして眠れないの?」(何でそんなこと聞くのよ私!!!)
恒一「…考え事してたら 目が冴えちゃって…」
赤沢「そう…」(こ、今度は 話が膨らむような事聞かないと…)
赤沢「考え事って す、好きな人の事とか?」(ちょっと!? 何てこと聞いてるのよ私???)
赤沢「ねぇ… 良かったら少し話さない?」
恒一「そうだね 眠くなるまでなら」ニコッ
赤沢(やったわ!恒一くんとふたりきりよ!)
恒一「静かだね…」
赤沢「そうね…」(どうしよう? 何を話したらいいの???)
赤沢「えっと… こ、恒一くんはどうして眠れないの?」(何でそんなこと聞くのよ私!!!)
恒一「…考え事してたら 目が冴えちゃって…」
赤沢「そう…」(こ、今度は 話が膨らむような事聞かないと…)
赤沢「考え事って す、好きな人の事とか?」(ちょっと!? 何てこと聞いてるのよ私???)
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 20:45:45.11 ID:Dc648pov0
恒一「えっ!? 赤沢さんって超能力者みたいだね……」
赤沢「!?」(ウソ!? それって恒一くんに好きな人居るって事!? …やっぱり見崎さんなの?それとも…)
赤沢「それって見崎さん?」(だから 何てこと聞いてるのよ私!?)
恒一「見崎はただの友達だよ… でも、みんなにはそういう風に見えるのかな…」
赤沢「!」(み、見崎さんじゃないの?… もしかして綾!?)
恒一「僕が好きな人は……」どきどき
赤沢「!」どきどき
恒一「あか…」
赤沢「!」どきどきどきどき
赤沢「!?」(ウソ!? それって恒一くんに好きな人居るって事!? …やっぱり見崎さんなの?それとも…)
赤沢「それって見崎さん?」(だから 何てこと聞いてるのよ私!?)
恒一「見崎はただの友達だよ… でも、みんなにはそういう風に見えるのかな…」
赤沢「!」(み、見崎さんじゃないの?… もしかして綾!?)
恒一「僕が好きな人は……」どきどき
赤沢「!」どきどき
恒一「あか…」
赤沢「!」どきどきどきどき
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 20:50:18.02 ID:Dc648pov0
O
0
o
赤沢「…恒一くん…は、早く!!……むにゃむにゃ……」
杉浦「泉美!起きてよ! もうすぐ朝食の時間よ」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 20:53:07.06 ID:Dc648pov0
赤沢「…むにゃむにゃ……恒一くん…」
杉浦「泉美!起きてよ! もうすぐ朝食の時間よ」
O
0
o
赤沢「…むにゃむにゃ……!?」ガバッ
赤沢「夢か……」
赤沢「最近は変な夢ばかり見る気がするわ… 多佳子起きてる?」
杉浦「Zzzz…」
赤沢「多佳子は寝てるわね 起こさないように…」そろりそろり
ガチャ
赤沢「恒一くんの部屋はこっちだったわね」そろりそろり
赤沢「ここね」どきどき
赤沢「『恒一くん眠れないの ちょっと話さない?』… よしこれね!」どきどき
杉浦「泉美!起きてよ! もうすぐ朝食の時間よ」
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0
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赤沢「…むにゃむにゃ……!?」ガバッ
赤沢「夢か……」
赤沢「最近は変な夢ばかり見る気がするわ… 多佳子起きてる?」
杉浦「Zzzz…」
赤沢「多佳子は寝てるわね 起こさないように…」そろりそろり
ガチャ
赤沢「恒一くんの部屋はこっちだったわね」そろりそろり
赤沢「ここね」どきどき
赤沢「『恒一くん眠れないの ちょっと話さない?』… よしこれね!」どきどき
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 20:57:43.06 ID:Dc648pov0
赤沢「じゃあノックするわよ!」どきどき
ガチャ
赤沢(えっ! ドアが開いた!?)
恒一「えっ!?」
赤沢「こ、恒一くん!?」
恒一「赤沢さん!? どうかしたの?」
赤沢「ち、ちょっと眠れなくて 恒一くん起きてるかな?って思って」どきどき
恒一「そうなんだ… 実は僕も寝付けなくて 赤沢さん 良かったら少し話さない?」
赤沢「えっ!? えぇそうね」(作戦成功だわ!)
恒一「じゃあ 入って」
赤沢「それじゃあ ちょっと失礼するわね」
ドンッ
赤沢「えっ!?」バタッ
ガチャ
赤沢(えっ! ドアが開いた!?)
恒一「えっ!?」
赤沢「こ、恒一くん!?」
恒一「赤沢さん!? どうかしたの?」
赤沢「ち、ちょっと眠れなくて 恒一くん起きてるかな?って思って」どきどき
恒一「そうなんだ… 実は僕も寝付けなくて 赤沢さん 良かったら少し話さない?」
赤沢「えっ!? えぇそうね」(作戦成功だわ!)
恒一「じゃあ 入って」
赤沢「それじゃあ ちょっと失礼するわね」
ドンッ
赤沢「えっ!?」バタッ
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 21:01:40.62 ID:Dc648pov0
恒一「こんな時間にそんな格好で男の部屋に来るなんて… 赤沢さんも大胆だね」
赤沢「えっ!? ち、違う 私はそんなつもりで来たんじゃ…」
恒一「じゃあ どんなつもりで来たの?」
赤沢「そ、それは…」
恒一「僕の事キライ?」
赤沢「あの、それは……」
恒一「赤沢さん…」ガバッ
赤沢「だ、ダメっ!恒一くん! は、初めてなのに…こんな乱暴なの……」
恒一「赤沢さんかわいいな…」
赤沢「か、かわいいなんて…あっ!? …だ、ダメ……」
・
・
・
赤沢「えっ!? ち、違う 私はそんなつもりで来たんじゃ…」
恒一「じゃあ どんなつもりで来たの?」
赤沢「そ、それは…」
恒一「僕の事キライ?」
赤沢「あの、それは……」
恒一「赤沢さん…」ガバッ
赤沢「だ、ダメっ!恒一くん! は、初めてなのに…こんな乱暴なの……」
恒一「赤沢さんかわいいな…」
赤沢「か、かわいいなんて…あっ!? …だ、ダメ……」
・
・
・
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 21:07:48.26 ID:Dc648pov0
赤沢「ひどいよ… は、初めてだったのに…… やめてって言ったのに……」グスッ
恒一「ごめん赤沢さん… でも僕は…好きな人にしかこういう事しないから…///」
赤沢「えっ!? 好きな人って?」
恒一「赤沢さん…… 好きだよ」
赤沢「もう…遅いわよ… 最初に言いなさいよね……… 私も…私も恒一くんが好き!」
恒一「泉美……」ぎゅっ
赤沢「恒一くん……」ぎゅっ
・
・
・
恒一「ごめん赤沢さん… でも僕は…好きな人にしかこういう事しないから…///」
赤沢「えっ!? 好きな人って?」
恒一「赤沢さん…… 好きだよ」
赤沢「もう…遅いわよ… 最初に言いなさいよね……… 私も…私も恒一くんが好き!」
恒一「泉美……」ぎゅっ
赤沢「恒一くん……」ぎゅっ
・
・
・
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 21:10:49.70 ID:Dc648pov0
翌朝
恒一「おはよう赤沢さん」
赤沢「お、おはよう 恒一くん……///」もじもじ
恒一「?」
赤沢「こ、恒一くんって 夜はワイルドなんだね/////」
恒一「なんの事?」
杉浦(また変な夢見たのね…)はぁ~
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 21:14:10.05 ID:Dc648pov0
赤沢「なんの事って……恒一くん、昨夜のこと忘れたの!?」
恒一「昨夜の事って?」
赤沢「私が恒一くんの部屋に行った時の事よっ!!」
恒一「えっ…昨日は誰も来てないけど……」
赤沢「とぼけないでよっ!」
恒一「と、とぼけてなんか…」
赤沢「……やっぱり私との事は遊びだったの……?」じわっ
恒一「えっ!?」
赤沢「わ、私……初めてだったのに……」ポロッ
恒一「ちょ、ちょっと赤沢さん!?」アセアセ
赤沢「私のこと……あ、あんなに…激しく抱いたくせに…… 好きって言ったくせにっ!!」ポロポロ
オイッ、イマノキイタカッ!? キイタキイタッ! ダ、ダイタッテ… サカキバラクンガアカザワサンヲ!? マジカヨッ!? ウッソー!?
アノフタリイツノマニソンナカンケイニ… エッ!?ダ、ダッテマダチュウガクセイダヨッ!? シンジランナイ!! クッソ!!ザカキバラノヤロウッ!! フタリトモフケツヨッ!!
恒一「」
恒一「昨夜の事って?」
赤沢「私が恒一くんの部屋に行った時の事よっ!!」
恒一「えっ…昨日は誰も来てないけど……」
赤沢「とぼけないでよっ!」
恒一「と、とぼけてなんか…」
赤沢「……やっぱり私との事は遊びだったの……?」じわっ
恒一「えっ!?」
赤沢「わ、私……初めてだったのに……」ポロッ
恒一「ちょ、ちょっと赤沢さん!?」アセアセ
赤沢「私のこと……あ、あんなに…激しく抱いたくせに…… 好きって言ったくせにっ!!」ポロポロ
オイッ、イマノキイタカッ!? キイタキイタッ! ダ、ダイタッテ… サカキバラクンガアカザワサンヲ!? マジカヨッ!? ウッソー!?
アノフタリイツノマニソンナカンケイニ… エッ!?ダ、ダッテマダチュウガクセイダヨッ!? シンジランナイ!! クッソ!!ザカキバラノヤロウッ!! フタリトモフケツヨッ!!
恒一「」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 21:18:14.73 ID:Dc648pov0
赤沢「う…うぇええ……グスッ………」ボロボロ
恒一「ご、誤解だよ!」
小椋「榊原君!まだ言い訳するの? 泉美をこんなに傷つけて!」ギロッ
綾野「こういっちゃん! 言い訳なんて男らしくないよ!」ムッ
恒一「だから違うんだ」
杉浦「ち、ちょっとふたりとも…」(勘違いかも知れないのに…)
三神「榊原君… 少し話を聞かせてもらえる」
恒一「れ…三神先生! これは違うんです」
三神「いいから来なさい!」グイッ
恒一「は、はい……」
オイミロッ、サカキバラガ! ホントダ! ウッソー!? マジカヨッ!?
恒一「ご、誤解だよ!」
小椋「榊原君!まだ言い訳するの? 泉美をこんなに傷つけて!」ギロッ
綾野「こういっちゃん! 言い訳なんて男らしくないよ!」ムッ
恒一「だから違うんだ」
杉浦「ち、ちょっとふたりとも…」(勘違いかも知れないのに…)
三神「榊原君… 少し話を聞かせてもらえる」
恒一「れ…三神先生! これは違うんです」
三神「いいから来なさい!」グイッ
恒一「は、はい……」
オイミロッ、サカキバラガ! ホントダ! ウッソー!? マジカヨッ!?
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 21:22:21.00 ID:Dc648pov0
バタン
恒一「れ、怜子さん!違うんです! これは誤解なんです!」
怜子「どうしてよ?恒一くん!」
恒一「だから、赤沢さんが何か勘違い…」
怜子「昨日、私に言った事はウソだったの?」
恒一「えっ!? な、何の事です?」
怜子「私…嬉しかったに…… 恒一くんが私と同じ気持ちで嬉しかったのに……」じわっ
恒一「ち、ちょっと!? 玲子さん…?」
怜子「私の事好きだって言ってくれて 嬉しかったのに……」ポロッ
恒一(玲子さんまで… どうして……)
怜子「昨日の夜……」
・
・
・
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 21:26:27.23 ID:Dc648pov0
コンコンコン
怜子「?… 誰?こんな時間に」
ガチャ
恒一「怜子さん…」
怜子「恒一くん!? どうしたの?こんな時間に」
恒一「眠れなくて… それで怜子さん起きてるかなと思って」
怜子「ダメよ! 明日は早いんだからもう寝ないと」
恒一「少しで良いんです 話せませんか?」
怜子「………もう ちょっとだけよ」クスッ
恒一「ありがとうございます…」
怜子「とりあえず中に入って」
恒一「はい」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 21:31:54.72 ID:Dc648pov0
バタン
怜子「それで どうして眠れないのかな?」
恒一「そ、それは…」
怜子「クスッ… 判ったわ! 好きな子の事考えて眠れないのね?」
恒一「!? どうして、それを?」
怜子「恒一くん位の歳なら そうかなって思って?」クスッ
怜子「好きな子も 合宿に来てるのかな?」
恒一「……」
怜子「でもダメよ! いきなり気持ちぶつけちゃ! ちゃんと相手の事も考えてあげないと」
怜子(なんでアドバイスなんかしてるんだろ… 私……)ズキッ
恒一「れ、怜子さん!」ギュッ
怜子「ち、ちょっと!? 恒一くん冗談はやめて!」どきどき
恒一「冗談なんかじゃないです! 僕は怜子さんの事が……」
怜子「だ、ダメよ…」(そ、そんな 恒一くんの好きな人って私だったの?)どきどき
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 21:34:06.45 ID:Dc648pov0
怜子「恒一くん お願いだから離して……」どきどき
恒一「嫌です 離したくない……」ギュッ
怜子「こ、恒一くん… だ、ダメよ先生をカラかっちゃ…」どきどき
恒一「カラかってなんていません!」
怜子「それに、私みたいなオバサンじゃなくて 幾らでも可愛い子居るじゃない だから、ねっ!」どきどき
恒一「怜子さんはオバサンなんかじゃ無いです!! …とてもキレイです……」ギュッ
怜子「こ、恒一くん…… 本気なの?…」どきどき
恒一「はい… 僕は怜子さんが好きです!」
怜子「だ、ダメよ… 気持ちは嬉しいけど…ダメ…… お願い離して……」どきどき
恒一「い、嫌だっ!!」ガバッ
怜子「あっ!? …だ、ダメ恒一くん……」どきどき
恒一「怜子さん… 愛してます………」
怜子「…あっ!? だ、ダメ………」
恒一「嫌です 離したくない……」ギュッ
怜子「こ、恒一くん… だ、ダメよ先生をカラかっちゃ…」どきどき
恒一「カラかってなんていません!」
怜子「それに、私みたいなオバサンじゃなくて 幾らでも可愛い子居るじゃない だから、ねっ!」どきどき
恒一「怜子さんはオバサンなんかじゃ無いです!! …とてもキレイです……」ギュッ
怜子「こ、恒一くん…… 本気なの?…」どきどき
恒一「はい… 僕は怜子さんが好きです!」
怜子「だ、ダメよ… 気持ちは嬉しいけど…ダメ…… お願い離して……」どきどき
恒一「い、嫌だっ!!」ガバッ
怜子「あっ!? …だ、ダメ恒一くん……」どきどき
恒一「怜子さん… 愛してます………」
怜子「…あっ!? だ、ダメ………」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 21:37:53.57 ID:Dc648pov0
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0
o
怜子「昨日、私の事好きって言ってくれて 本当は嬉しかったのに……」
恒一「あ、あの… 怜子さん?」
怜子「は、初めてだったけど 恒一くんとひとつになれて嬉しかったのに……」
恒一「だから! なにかの間違いですって!」
怜子「恒一くん!? 昨日の事は間違いだったって言うの!!!」
恒一(どうなってるんだ!? この合宿)
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 21:41:04.96 ID:Dc648pov0
赤沢「どうして?恒一くん!」
怜子「どうして?恒一くん!」
恒一「うあぁぁぁぁぁ~!!」
O
0
o
恒一「!?」ガバッ
恒一「ゆ、夢!? よかった… 夢か…」
恒一「そうだよ そんな訳ないよ 僕が赤沢さんと怜子さんと……///」
恒一「でも夢って本人も気付いていない願望が出ることあるって……」
恒一「それって、僕が赤沢さんと怜子さんの事を!? まさかね…」
コンコンコンコン
恒一「!?」どきっ
恒一「だ、誰だろう? こんな時間に… まさか」
怜子「どうして?恒一くん!」
恒一「うあぁぁぁぁぁ~!!」
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0
o
恒一「!?」ガバッ
恒一「ゆ、夢!? よかった… 夢か…」
恒一「そうだよ そんな訳ないよ 僕が赤沢さんと怜子さんと……///」
恒一「でも夢って本人も気付いていない願望が出ることあるって……」
恒一「それって、僕が赤沢さんと怜子さんの事を!? まさかね…」
コンコンコンコン
恒一「!?」どきっ
恒一「だ、誰だろう? こんな時間に… まさか」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 21:47:51.16 ID:Dc648pov0
コンコンコンコン
恒一「!?」どきっ
恒一「だ、誰だろう? こんな時間に… まさか」
水野さん「おい~! ホラー少年起きてる?」
恒一「み、水野さん!?」(そうだった今回の合宿に養護教諭の代わりに水野さんが来てるんだった)
恒一「は、ハイ」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 21:51:49.69 ID:Dc648pov0
ガチャ
恒一「こんばんは 水野さん」
水野さん「こんばんは 榊原くん よしよし起きてたか」腐腐腐腐腐
恒一「な、何ですか!?その笑い方は それに何です?こんな時間に」
水野さん「ごめんね!なんか寝付けなくてね それでホラー少年でもカラかおうかと思って」ニコッ
恒一「水野さん… 趣味悪いですよ」
水野さん「冗談よ!本気にした? 実は暇潰しに本でも読もうと思って 榊原くん何か持ってきてない?」
恒一「本ですか? 何冊か持ってきてますけど…」
水野さん「さすがホラー少年! なにかオススメある?」
恒一「ちょっと待ってください… あっ!水野さん どうぞ入ってください」
水野さん「それじゃあ お邪魔するね」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 21:55:09.85 ID:Dc648pov0
恒一「えっと… これなんかどうですか?」ごそごそ
水野さん「う~ん残念… 前に読んだわ」
恒一「じゃあこっちは?」
水野さん「こっちも読んだかな 全部見せてくれる?」
恒一「あっはい どうぞ」
水野「…全部読んだ事あるわ 残念……」
恒一「そうですか…」
水野「フフッ… じゃあ罰としてホラー少年は 私が眠くなるまで話し相手になる事!」
恒一「えぇ!? そんな?」
水野さん「冗談よ!冗談 じゃあもう帰るね」
恒一「あ、あの…」
水野さん「何?」
恒一「僕でよければ 少しくらいなら話し相手になりますよ」
水野さん「ほんと! さすがはホラー少年!話が分かるね」
恒一「はははっ…」
水野さん「う~ん残念… 前に読んだわ」
恒一「じゃあこっちは?」
水野さん「こっちも読んだかな 全部見せてくれる?」
恒一「あっはい どうぞ」
水野「…全部読んだ事あるわ 残念……」
恒一「そうですか…」
水野「フフッ… じゃあ罰としてホラー少年は 私が眠くなるまで話し相手になる事!」
恒一「えぇ!? そんな?」
水野さん「冗談よ!冗談 じゃあもう帰るね」
恒一「あ、あの…」
水野さん「何?」
恒一「僕でよければ 少しくらいなら話し相手になりますよ」
水野さん「ほんと! さすがはホラー少年!話が分かるね」
恒一「はははっ…」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 22:00:46.98 ID:Dc648pov0
水野さん「実は今日はね夜勤のシフトの日だったから なかなか眠くならないのよね!」
恒一「えっ!?」(それっていつ眠くなるんだ?)
水野さん「じゃあ早速! 榊原くんは好きな子とか居ないの?彼女は?作らないの?」腐腐腐
恒一「ち、ちょっと!?水野さん! 何ですかその質問は…」
水野さん「え――っ!? だって学校のイベントじゃあ定番じゃない!」
恒一「そ、そうですけど…」
水野さん「お姉さんがアドバイスしてあげるから ねっ!だから早く!」腐腐腐腐腐
恒一「そんなぁ…」
水野さん「観念なさい!」腐腐腐
恒一「はぁ~…… す、好きな人はいますよ… ただ…その告白とかは…相手の事情もあるし…その……」どきどき
水野さん「ほほぉ~ その反応から察するに… この合宿に来てる人ね!」
恒一「!? ど、どうして分かったんです?」
水野さん「読書マニアを舐めちゃダメよ! 推理なんかお手の物よ」
恒一「…」
恒一「えっ!?」(それっていつ眠くなるんだ?)
水野さん「じゃあ早速! 榊原くんは好きな子とか居ないの?彼女は?作らないの?」腐腐腐
恒一「ち、ちょっと!?水野さん! 何ですかその質問は…」
水野さん「え――っ!? だって学校のイベントじゃあ定番じゃない!」
恒一「そ、そうですけど…」
水野さん「お姉さんがアドバイスしてあげるから ねっ!だから早く!」腐腐腐腐腐
恒一「そんなぁ…」
水野さん「観念なさい!」腐腐腐
恒一「はぁ~…… す、好きな人はいますよ… ただ…その告白とかは…相手の事情もあるし…その……」どきどき
水野さん「ほほぉ~ その反応から察するに… この合宿に来てる人ね!」
恒一「!? ど、どうして分かったんです?」
水野さん「読書マニアを舐めちゃダメよ! 推理なんかお手の物よ」
恒一「…」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 22:04:33.58 ID:Dc648pov0
水野さん「それに… 相手は年上かな?…… わかった!学校の先生ね!」
恒一「…違いますよ……」
水野さん「え――っ!?違うの! それなら… わかった!鳴ちゃんだ!」
恒一「…違います……」
水野さん「う~ん… ねぇ、わたしも知ってる人?」
恒一「………僕が好きな人は…… いま一緒にいる人です」
水野さん「……………!? えっ!えぇぇ!?」どきっ
恒一「…///」
水野さん「ち、ちょっとホラー少年!冗談はやめてよ!」どきどき
恒一「冗談なんかじゃないです! ……言うつもりは無かったんです… 来年には東京に帰るから……」
水野さん「榊原くん…」どきどき
恒一「すみません水野さん… もう帰ってもらえますか…」
恒一「…違いますよ……」
水野さん「え――っ!?違うの! それなら… わかった!鳴ちゃんだ!」
恒一「…違います……」
水野さん「う~ん… ねぇ、わたしも知ってる人?」
恒一「………僕が好きな人は…… いま一緒にいる人です」
水野さん「……………!? えっ!えぇぇ!?」どきっ
恒一「…///」
水野さん「ち、ちょっとホラー少年!冗談はやめてよ!」どきどき
恒一「冗談なんかじゃないです! ……言うつもりは無かったんです… 来年には東京に帰るから……」
水野さん「榊原くん…」どきどき
恒一「すみません水野さん… もう帰ってもらえますか…」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 22:08:09.15 ID:Dc648pov0
水野さん「ねぇ榊原くん…… その人も…その人も榊原くんと同じ気持ちだったらどうする?」どきどき
恒一「えっ!? それってどういう?」
水野さん「わたしも…わたしも榊原くんが好きよ!」どきどき
恒一「水野さん…」
水野さん「あ~ぁ 言っちゃった わたしの方こそ言うつもりなんか無かったのに」クスッ
恒一「水野さん… 本当に?」
水野さん「うん! 好きだよ榊原くん」どきどき
恒一「えっ!? それってどういう?」
水野さん「わたしも…わたしも榊原くんが好きよ!」どきどき
恒一「水野さん…」
水野さん「あ~ぁ 言っちゃった わたしの方こそ言うつもりなんか無かったのに」クスッ
恒一「水野さん… 本当に?」
水野さん「うん! 好きだよ榊原くん」どきどき
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 22:12:45.51 ID:Dc648pov0
恒一「水野さん…」ギュッ
水野さん「あっ!?こ、コラ ホラー少年…ダメだよ……」
恒一「ごめんなさい… でも水野さんが僕と同じ気持ちなのが嬉しくて……」ギュッ
水野さん「榊原くん… もう…今だけだからね……」ギュッ
恒一「水野さん…」
チュッ
恒一「んっ…」
水野さん「…んんっ……」
・
・
恒一「…はぁ……///」
水野さん「…榊原くん……/////」ギュッ
恒一「み、水野さん…」どさっ
水野さん「だ、ダメだよ!榊原くん… これ以上は…ま、まだ……」
恒一「水野さん… 大好きです………」
水野さん「あっ!? …だ、ダメ…榊原くん………」どきどき
水野さん「あっ!?こ、コラ ホラー少年…ダメだよ……」
恒一「ごめんなさい… でも水野さんが僕と同じ気持ちなのが嬉しくて……」ギュッ
水野さん「榊原くん… もう…今だけだからね……」ギュッ
恒一「水野さん…」
チュッ
恒一「んっ…」
水野さん「…んんっ……」
・
・
恒一「…はぁ……///」
水野さん「…榊原くん……/////」ギュッ
恒一「み、水野さん…」どさっ
水野さん「だ、ダメだよ!榊原くん… これ以上は…ま、まだ……」
恒一「水野さん… 大好きです………」
水野さん「あっ!? …だ、ダメ…榊原くん………」どきどき
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 22:17:56.76 ID:Dc648pov0
・
・
・
恒一「水野さんごめんなさい… 初めてだったから……その…うまく出来なくて………/////」
水野さん「そんな事無かったよ… わたしも…は、初めてだったし… それに榊原くんすごく優しくしてくれたし……/////」
恒一「水野さん…」
水野さん「もう… 名前で呼んでよ!」クスッ
恒一「えっと… 早苗さん……/////」
水野さん「じゃあ、わたしも… 恒一くん……/////」ギュッ
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 22:22:37.06 ID:Dc648pov0
O
0
o
水野さん「…むにゃむにゃ……恒一くん……………!?」ガバッ
水野さん「ゆ、夢!?」どきどき
水野さん「な、なんなのよ!今の夢は! わ、わたしが榊原くんと…その………/////」どきどき
水野さん「ふ、フロイト先生も爆笑じゃない……///」どきどき
水野さん「あ~ん!もう なんでこんな夢見たのよわたし!!」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 22:31:52.11 ID:Dc648pov0
恒一達はまだ知らなかった…
今年の3組には災厄なんておっかない物は無かったが
この咲谷記念館には、ある呪いがあった事を…
自分でも気付いていない隠された願望を夢に見てしまう
そして、その夢を願望の相手も一緒に見てしまう恐ろしい現象…
恐ろしく気まずい朝がやって来た事を……
おわり?ww
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