1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 21:16:59.62 ID:g4nmhQBd0
幸子「……はい?」
南条「……どうしたんだ、蘭子?」
蘭子「あっ……わ、我らの同胞たちの集いにより、真実の力を覚醒せんと……」
幸子「いやいや、普通に話してくださいよ。できるでしょう?」
南条「……なるほどな、わかったぜ蘭子!」
幸子「えっ?」
南条「みんなで特訓しようってことだな! 燃えるなー!」
幸子「そうなんですか? まぁボクには関係ないんで他でやってほしいんですけれど」
蘭子「あっ、違う……」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 21:21:40.01 ID:g4nmhQBd0
南条「違うのかぁ……惜しいな?」
蘭子「フフフ……甘いわ。英雄よ!」
南条「誰にだって間違いはある、そうだろう?」
幸子「……あなたたちって微妙に会話が噛みあってませんよね」
南条「そうかな? アタシは結構通じあえてるつもりなんだけどなぁ……」
蘭子「わ、私もお互いに繋がりし者を感じる……友と呼べるほどに」
幸子「そうですか、じゃあ二人でやっててくださいよ……」
南条「つれないなぁ、幸子! アタシは幸子も友達だと思ってるんだぞ?」
幸子「ボクは思ってません」
蘭子「わ、私も幸子と……」
幸子「じゃあ普通にしゃべってくださいってば……はぁ。まったくもう」
蘭子「フフフ……甘いわ。英雄よ!」
南条「誰にだって間違いはある、そうだろう?」
幸子「……あなたたちって微妙に会話が噛みあってませんよね」
南条「そうかな? アタシは結構通じあえてるつもりなんだけどなぁ……」
蘭子「わ、私もお互いに繋がりし者を感じる……友と呼べるほどに」
幸子「そうですか、じゃあ二人でやっててくださいよ……」
南条「つれないなぁ、幸子! アタシは幸子も友達だと思ってるんだぞ?」
幸子「ボクは思ってません」
蘭子「わ、私も幸子と……」
幸子「じゃあ普通にしゃべってくださいってば……はぁ。まったくもう」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 21:28:19.86 ID:g4nmhQBd0
幸子「で、結局どういう話なんですか?」
蘭子「……我らと同じ年頃の者たちを集い、奮起し、真なる力を目覚めさせるミサをしないかしら?」
南条「つまり特訓だな! よっし燃えてきたー!」
蘭子「だ、だから違う……」
幸子「……やれやれ。脳みそまでヒーローにやられてるんじゃないですか?」
南条「なにぃ?」
幸子「ようするに同じ年頃のアイドルを集めて話し合いでもしないか、って言いたいんでしょう?」
蘭子「ふ、フフフ。流石は我が友よ……我が心の内をそこまで酌もうとは……」
幸子「付き合いも長いですから。ちょっと慣れてきちゃったんですよ」
蘭子「……あ……ありが……とう」
幸子「……別に。感謝してるならもう少しまともに話をしてくださいね」
蘭子「……我らと同じ年頃の者たちを集い、奮起し、真なる力を目覚めさせるミサをしないかしら?」
南条「つまり特訓だな! よっし燃えてきたー!」
蘭子「だ、だから違う……」
幸子「……やれやれ。脳みそまでヒーローにやられてるんじゃないですか?」
南条「なにぃ?」
幸子「ようするに同じ年頃のアイドルを集めて話し合いでもしないか、って言いたいんでしょう?」
蘭子「ふ、フフフ。流石は我が友よ……我が心の内をそこまで酌もうとは……」
幸子「付き合いも長いですから。ちょっと慣れてきちゃったんですよ」
蘭子「……あ……ありが……とう」
幸子「……別に。感謝してるならもう少しまともに話をしてくださいね」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 21:34:52.96 ID:g4nmhQBd0
南条「いいなぁ、友情って……なぁ幸子!」
幸子「あぁもう暑苦しい! ベタベタしないでください!」
南条「どうした、照れてるのか? 大丈夫だぞ」
幸子「照れてるんじゃありません! 暑いっていってるんです!」
南条「暑いからどうした? 汗臭いのが気になるのか?」
幸子「いや、そこじゃなくて……」
南条「いいか、友情っていう字は友の心が青臭いと書いてだな……」
幸子「あなたは本当に人の話を聞く気がないんですね、もう!」
南条「いやいや、聞いてるぞ?」
幸子「じゃあ会話のキャッチボールをしてください!」
南条「してるじゃないか」
幸子「どこがですが、ど・こ・が! 優しいボクじゃなかったらとっくに会話を放棄してますよ?」
南条「つまり幸子は会話を続けてくれるってことだろう? やっぱりアタシ達は友達だよ」
幸子「あぁ言えばこういう……本当にもう……」
幸子「あぁもう暑苦しい! ベタベタしないでください!」
南条「どうした、照れてるのか? 大丈夫だぞ」
幸子「照れてるんじゃありません! 暑いっていってるんです!」
南条「暑いからどうした? 汗臭いのが気になるのか?」
幸子「いや、そこじゃなくて……」
南条「いいか、友情っていう字は友の心が青臭いと書いてだな……」
幸子「あなたは本当に人の話を聞く気がないんですね、もう!」
南条「いやいや、聞いてるぞ?」
幸子「じゃあ会話のキャッチボールをしてください!」
南条「してるじゃないか」
幸子「どこがですが、ど・こ・が! 優しいボクじゃなかったらとっくに会話を放棄してますよ?」
南条「つまり幸子は会話を続けてくれるってことだろう? やっぱりアタシ達は友達だよ」
幸子「あぁ言えばこういう……本当にもう……」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 21:43:14.70 ID:g4nmhQBd0
蘭子「フフフ……良いではないか我が友たちよ」
幸子「よくないですってば……はぁ、まったく」
蘭子「我らと同じ年頃の者たちへのミサへの誘いは既に送られている……」
南条「へぇ、もう誘ったのか?」
蘭子「そう……真実の瞳に目覚めし年頃の者たちの集いよ……」
幸子「……ボクがその中に混ぜられているのがどうも納得いかないんですけれど?」
南条「まぁまぁ、乗りかかった船だろ?」
幸子「乗ろうとしたつもりすらないんですけれどね……まったく」
蘭子「……幸子は……共に、歩んではくれない、の?」
幸子「……日付にもよりますけど。ヒマだったら考えてあげなくもありませんよ」
蘭子「ほんと……ま、真であろうな? 我が『瞳』の前での偽りは地獄の業火に……」
幸子「あー怖い怖い。で、いつなんですか?」
蘭子「……今宵よ」
幸子「はい?」
蘭子「……きょ、今日。なの」
幸子「よくないですってば……はぁ、まったく」
蘭子「我らと同じ年頃の者たちへのミサへの誘いは既に送られている……」
南条「へぇ、もう誘ったのか?」
蘭子「そう……真実の瞳に目覚めし年頃の者たちの集いよ……」
幸子「……ボクがその中に混ぜられているのがどうも納得いかないんですけれど?」
南条「まぁまぁ、乗りかかった船だろ?」
幸子「乗ろうとしたつもりすらないんですけれどね……まったく」
蘭子「……幸子は……共に、歩んではくれない、の?」
幸子「……日付にもよりますけど。ヒマだったら考えてあげなくもありませんよ」
蘭子「ほんと……ま、真であろうな? 我が『瞳』の前での偽りは地獄の業火に……」
幸子「あー怖い怖い。で、いつなんですか?」
蘭子「……今宵よ」
幸子「はい?」
蘭子「……きょ、今日。なの」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 21:44:37.26 ID:g4nmhQBd0
フフフ、真実を見抜きし瞳を持たぬ者には、我が紡ぎし呪言は読み取れなかろう……
(蘭子がなに言ってるかわかりづらい気がするけど副音声入れる?)
(蘭子がなに言ってるかわかりづらい気がするけど副音声入れる?)
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 21:53:33.31 ID:g4nmhQBd0
幸子「なるほど、今日……今日!?」
蘭子「う、うん」
幸子「なに考えてるんですかあなた……まったく……」
南条「まぁまぁ、幸子。運命は常に自分の手にだな……」
幸子「光はちょっと黙っててください。話が進まなくなりますから」
南条「いや、でも……」
幸子「いいから」
南条「……うん」
蘭子「あ、あの……幸子……」
幸子「まったく、本当にあなたたちは計画性ってものが無さ過ぎます。そんな唐突に誘っても誰も来るはずが……」
??「ここがアタシを呼びだした奴の事務所かぁ?」
幸子「はっ?」
南条「何者だ!」
麗奈「何者だ? とはズイブンじゃないか……このレイナ様を知らないとは言わせないよ!」
幸子「うわぁ、なんかめんどくさそうなのがきちゃった……」
蘭子「う、うん」
幸子「なに考えてるんですかあなた……まったく……」
南条「まぁまぁ、幸子。運命は常に自分の手にだな……」
幸子「光はちょっと黙っててください。話が進まなくなりますから」
南条「いや、でも……」
幸子「いいから」
南条「……うん」
蘭子「あ、あの……幸子……」
幸子「まったく、本当にあなたたちは計画性ってものが無さ過ぎます。そんな唐突に誘っても誰も来るはずが……」
??「ここがアタシを呼びだした奴の事務所かぁ?」
幸子「はっ?」
南条「何者だ!」
麗奈「何者だ? とはズイブンじゃないか……このレイナ様を知らないとは言わせないよ!」
幸子「うわぁ、なんかめんどくさそうなのがきちゃった……」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 22:01:42.18 ID:g4nmhQBd0
麗奈「めんどくさそうって……ナマイキなこといってくれるじゃんか」
幸子「いやいや、だいたいあなた誰ですか?」
麗奈「だから名乗ったでしょ? レイナ様だよ」
幸子「……いやいやいや。蘭子?」
蘭子「……『瞳』に目覚めていそうな者を選りすぐって誘いをかけた。我が誘いの元集いし者たちで……」
南条「つまり個性的なメンバーばかりってことだなー! よっしゃあ、アタシはその全員と友達になってやる!」
南条「ってわけでまずはお前からだ!」ビシッ
麗奈「なんだお前……ちっちぇぇぇ」
南条「なっ……小さくない! 140はある!」
幸子「ちょっと、乗りこんできていきなりその言い方は……」
麗奈「お前もちっちっちゃいなぁ!」
幸子「……ひょっとしてケンカ売ってるんですか? やれやれ、ボクがカワイイからって嫉妬ですか?」
麗奈「あぁ? ナルシストかよ……ナンバー1はアタシだよ! ザコはザコらしくしてなさいっての」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 22:03:09.49 ID:g4nmhQBd0
備考
南条光:140cm
輿水幸子:142cm
小関麗奈:148cm
神崎蘭子:158cm
諸星のきらり:185cm
双葉杏:139cm
南条光:140cm
輿水幸子:142cm
小関麗奈:148cm
神崎蘭子:158cm
諸星のきらり:185cm
双葉杏:139cm
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 22:09:07.49 ID:g4nmhQBd0
幸子「まぎれもない事実でしょう? あなたは目の前の現実すら見れないんですか?」
麗奈「いいや、アタシのほうがトップにふさわしいね! なんてったって……」
南条「ちょ、ちょっと待て二人とも。ケンカは……ん? でも友情は『友の心が青臭い』からぶつけあって……」
蘭子「あ、あの……」
幸子「蘭子は少し黙っててください。ボクはこの身の程知らずに世界を教えてあげないといけないみたいなので」
麗奈「はん、こっちのセリフよ! なんだったらこれから……」
蘭子「……すぅ……はぁ……」
蘭子「愚かな争いはやめなさい、愚民よ!」ギロッ
麗奈「ひっ!?」
幸子「えっ?」
蘭子「……我らが真なる力を開放し、争えば世の理が乱れるでしょう……無益な争いはやめなさい」
麗奈「……な、なによ……ちょっとからかっただけでしょ……」
幸子「ら、蘭子……?」
麗奈「いいや、アタシのほうがトップにふさわしいね! なんてったって……」
南条「ちょ、ちょっと待て二人とも。ケンカは……ん? でも友情は『友の心が青臭い』からぶつけあって……」
蘭子「あ、あの……」
幸子「蘭子は少し黙っててください。ボクはこの身の程知らずに世界を教えてあげないといけないみたいなので」
麗奈「はん、こっちのセリフよ! なんだったらこれから……」
蘭子「……すぅ……はぁ……」
蘭子「愚かな争いはやめなさい、愚民よ!」ギロッ
麗奈「ひっ!?」
幸子「えっ?」
蘭子「……我らが真なる力を開放し、争えば世の理が乱れるでしょう……無益な争いはやめなさい」
麗奈「……な、なによ……ちょっとからかっただけでしょ……」
幸子「ら、蘭子……?」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 22:15:52.33 ID:g4nmhQBd0
蘭子「……幸子も、おやめなさい。我が友が無意味に傷つくのは耐えられないから」
幸子「わ、わかりましたけど……どうしたんですか? 急に……」
蘭子「……ふ、ふふ。我が内に秘めし闇の一端が覗いてしまったようね。貴女も無益なことはおやめなさい」
麗奈「……わ、わかった……おとなしくしたら……いいんでしょ……」
蘭子「そう。それでいいの……真に能力を持ちし者ならば、ひけらかす必要などないのだから」
麗奈「うん……」
幸子「……いや、蘭子もやるじゃないですか。まさか一喝で納めるだなんて……ねぇ光。……光?」
南条「……かっけぇっ!」
幸子「はい?」
南条「なぁなぁ幸子! 今のもう一回いってくれ! もう一回! すっごいかっこよかった! ねぇねぇ!」
蘭子「えっ、あの……そ、そうやすやすと我が深淵をのぞき見れると思うでないぞ!」
南条「あー、ダメ? でも本当にかっこよかったよ今の! やるじゃん蘭子!」
幸子「……あぁ、もう……このバカ……」
幸子「わ、わかりましたけど……どうしたんですか? 急に……」
蘭子「……ふ、ふふ。我が内に秘めし闇の一端が覗いてしまったようね。貴女も無益なことはおやめなさい」
麗奈「……わ、わかった……おとなしくしたら……いいんでしょ……」
蘭子「そう。それでいいの……真に能力を持ちし者ならば、ひけらかす必要などないのだから」
麗奈「うん……」
幸子「……いや、蘭子もやるじゃないですか。まさか一喝で納めるだなんて……ねぇ光。……光?」
南条「……かっけぇっ!」
幸子「はい?」
南条「なぁなぁ幸子! 今のもう一回いってくれ! もう一回! すっごいかっこよかった! ねぇねぇ!」
蘭子「えっ、あの……そ、そうやすやすと我が深淵をのぞき見れると思うでないぞ!」
南条「あー、ダメ? でも本当にかっこよかったよ今の! やるじゃん蘭子!」
幸子「……あぁ、もう……このバカ……」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 22:21:35.17 ID:g4nmhQBd0
幸子「あなた、麗奈……でしたっけ?」
麗奈「あ、うん……」
幸子「……とりあえず、無駄にトラブル起こすのはやめときましょうか? バカはもう足りてるんですよ」
南条「幸子、バカとはなんだバカとは!」
麗奈「……あぁ、うん。そうみたいだね」
南条「初対面の子にまでバカって言われた!?」
幸子「ここは蘭子の顔をたてる意味でも、ね」
麗奈「う、うん……蘭子……さん……かっこよかった……」
幸子「はっ?」
麗奈「な、なんでもないし!」
幸子「……あぁ、そうですよね。聞き間違いですよね?」
麗奈「あ、うん……」
幸子「……とりあえず、無駄にトラブル起こすのはやめときましょうか? バカはもう足りてるんですよ」
南条「幸子、バカとはなんだバカとは!」
麗奈「……あぁ、うん。そうみたいだね」
南条「初対面の子にまでバカって言われた!?」
幸子「ここは蘭子の顔をたてる意味でも、ね」
麗奈「う、うん……蘭子……さん……かっこよかった……」
幸子「はっ?」
麗奈「な、なんでもないし!」
幸子「……あぁ、そうですよね。聞き間違いですよね?」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 22:35:01.17 ID:g4nmhQBd0
幸子「あぁそうそう、あなたなんて言われてここに?」
麗奈「同じ年頃のアイドル達が集まって話し合いをするっていうから、一発このレイナ様を知らしめてやろうと思ったの」
幸子「なるほど……まったく、無理にキャラ作りなんてするもんじゃないですよ?」
麗奈「キャ、キャラじゃないもん! アタシは超ワルだし、愚民共をひれ伏させる日が楽しみだし!」
幸子「……そうですか。ならいいですけど……ところで蘭子? あなた何人に招待状を……」
蘭子「……来たようね」ピクッ
幸子「はい?」
ガララッ
??「すいませーん! ここでパーティばやっちるって聞いてきたんけどー!」
南条「なっ、怪人!?」
??「あり? 場所間違えちった?」
蘭子「ふふ、貴女を呼びだしたのは我が呪言によるものよ! さぁ、名乗るがいい……真名を!」
鈴帆「し、しんめ? うち、上田鈴帆よ!」
幸子「また変なの来た……」
麗奈「うわぁ……」
麗奈「同じ年頃のアイドル達が集まって話し合いをするっていうから、一発このレイナ様を知らしめてやろうと思ったの」
幸子「なるほど……まったく、無理にキャラ作りなんてするもんじゃないですよ?」
麗奈「キャ、キャラじゃないもん! アタシは超ワルだし、愚民共をひれ伏させる日が楽しみだし!」
幸子「……そうですか。ならいいですけど……ところで蘭子? あなた何人に招待状を……」
蘭子「……来たようね」ピクッ
幸子「はい?」
ガララッ
??「すいませーん! ここでパーティばやっちるって聞いてきたんけどー!」
南条「なっ、怪人!?」
??「あり? 場所間違えちった?」
蘭子「ふふ、貴女を呼びだしたのは我が呪言によるものよ! さぁ、名乗るがいい……真名を!」
鈴帆「し、しんめ? うち、上田鈴帆よ!」
幸子「また変なの来た……」
麗奈「うわぁ……」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 22:42:39.51 ID:g4nmhQBd0
鈴帆「うーん、みんなでパーティばするっち聞いてん、張り切ってきたけんど……」
蘭子「……フフフ」
幸子「……きぐるみって」
麗奈「いやいや、あれは流石にもう……なんかアタシが主張する必要ないっていうか……」
南条「……!」キラキラ
鈴帆「場所ば間違えちったかね?」
蘭子「誤りなど無いわ……貴女を呼びだしたのはこの神崎蘭子なのだから」
鈴帆「そうかね? 蘭子しゃん、でもパーティじゃなかったと?」
蘭子「ミサに違いはない……ただ、各々の持ちし力が違うだけ……」
鈴帆「ふむふむ、つまり仮装パーティと思ったうちの早とちりか! こりゃケッサクやね!」
幸子「……会話が成立してる、のかなぁあれ」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 22:49:34.11 ID:g4nmhQBd0
南条「な、なぁなぁキミ!」
鈴帆「ん、なんね?」
南条「そのきぐるみってひょっとして……自分で作ったのか!?」
鈴帆「そうやね。どした?」
南条「すごい……すごいよ! ねぇ、よかったらアタシのも作ってほしいんだけど!」
鈴帆「おぉ、うちのきぐるみを!? ほんにね!?」
南条「あぁ、すごい技術だよ! ぜひ欲しい……あっ、アタシの名前は南条光! よろしくな!」
鈴帆「光しゃんやね! うちは上田鈴帆、よろしく!」
南条「はい、手貸して!」
鈴帆「手?」
南条「ぎゅっ、ぐっ、カン、カーン。ってね!」
鈴帆「お、おぉ? これなんね?」
南条「友達の証だ!」
鈴帆「なるほど、よかね! うちも今度から使わせてもらってよか?」
南条「よかよか! 問題ないよ!」
鈴帆「ん、なんね?」
南条「そのきぐるみってひょっとして……自分で作ったのか!?」
鈴帆「そうやね。どした?」
南条「すごい……すごいよ! ねぇ、よかったらアタシのも作ってほしいんだけど!」
鈴帆「おぉ、うちのきぐるみを!? ほんにね!?」
南条「あぁ、すごい技術だよ! ぜひ欲しい……あっ、アタシの名前は南条光! よろしくな!」
鈴帆「光しゃんやね! うちは上田鈴帆、よろしく!」
南条「はい、手貸して!」
鈴帆「手?」
南条「ぎゅっ、ぐっ、カン、カーン。ってね!」
鈴帆「お、おぉ? これなんね?」
南条「友達の証だ!」
鈴帆「なるほど、よかね! うちも今度から使わせてもらってよか?」
南条「よかよか! 問題ないよ!」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 22:57:57.23 ID:g4nmhQBd0
幸子「……なにかシンパシー感じてるみたいですね、あの2人」
麗奈「……あぁ、うん。そうだね」
幸子「どうしたんですか? ナンバー1は自分だって言ってこなくてもいいですか?」
麗奈「いや、あれに対して宣戦布告するとお笑いの方向に走らされる気がするからパス……」
幸子「賢明な判断じゃないですか? さすがにあれはボクもちょっと……」
蘭子「……知らせの文が届いたわ」
幸子「文って……あぁ、メールですか」
蘭子「我が誘いに応えし者たちはこれですべて……ということになるわ」
幸子「つまりお断りの連絡が来た、と。まぁ当日に誘えばこうなるのもわかってたはずでしょう?」
蘭子「ふ、ふふふ……いたしかたあるまい。我とて己が現し身の衝動を把握することなどできないのだから」
幸子「つまり突発的に思いついてやった、と。それでまぁよくもこんな濃いのが釣れましたね……」
鈴帆「蘭子しゃんとは前番組でいっしょになったかんね! そんときから仲もよかよ?」
麗奈「……あぁ、うん。そうだね」
幸子「どうしたんですか? ナンバー1は自分だって言ってこなくてもいいですか?」
麗奈「いや、あれに対して宣戦布告するとお笑いの方向に走らされる気がするからパス……」
幸子「賢明な判断じゃないですか? さすがにあれはボクもちょっと……」
蘭子「……知らせの文が届いたわ」
幸子「文って……あぁ、メールですか」
蘭子「我が誘いに応えし者たちはこれですべて……ということになるわ」
幸子「つまりお断りの連絡が来た、と。まぁ当日に誘えばこうなるのもわかってたはずでしょう?」
蘭子「ふ、ふふふ……いたしかたあるまい。我とて己が現し身の衝動を把握することなどできないのだから」
幸子「つまり突発的に思いついてやった、と。それでまぁよくもこんな濃いのが釣れましたね……」
鈴帆「蘭子しゃんとは前番組でいっしょになったかんね! そんときから仲もよかよ?」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 23:06:03.63 ID:g4nmhQBd0
幸子「それで、これからなにをするんですか?」
蘭子「……未来のことを見通すことだけはこの『瞳』をもってしてもできはしない……難儀なものね……」
幸子「ようするに無計画ってことでしょう? やれやれ……」
麗奈「ま、まぁ顔見せ程度の役割はあったからいいでしょ? アタシのことは忘れらんないだろうし!」
幸子「……微妙ですね。強烈すぎるのを見ちゃいましたから」
麗奈「あれはほら、その……別枠でしょ? ナンバー1はアタシだし」
幸子「というかこの場所によくもまぁこんなに集まりましたね」
南条「確かに人がいっぱいだなぁ。普段の倍の6人かぁ……」
幸子「えっ?」
南条「ん?」
麗奈「……ちょ、ちょっと待ってよ。アタシが来た時は3人だったよね? で、アタシで4人目」
鈴帆「うちは5人目やね?」
幸子「だ、誰ですか6人目って!?」
南条「いやいや、いるだろ? そこに……ほら」
蘭子「……未来のことを見通すことだけはこの『瞳』をもってしてもできはしない……難儀なものね……」
幸子「ようするに無計画ってことでしょう? やれやれ……」
麗奈「ま、まぁ顔見せ程度の役割はあったからいいでしょ? アタシのことは忘れらんないだろうし!」
幸子「……微妙ですね。強烈すぎるのを見ちゃいましたから」
麗奈「あれはほら、その……別枠でしょ? ナンバー1はアタシだし」
幸子「というかこの場所によくもまぁこんなに集まりましたね」
南条「確かに人がいっぱいだなぁ。普段の倍の6人かぁ……」
幸子「えっ?」
南条「ん?」
麗奈「……ちょ、ちょっと待ってよ。アタシが来た時は3人だったよね? で、アタシで4人目」
鈴帆「うちは5人目やね?」
幸子「だ、誰ですか6人目って!?」
南条「いやいや、いるだろ? そこに……ほら」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 23:13:08.00 ID:g4nmhQBd0
幸子「追加戦士とかいうギャグはいりませんよ!?」
南条「違う違う、ほら……キミも隠れてないでさ、出てきなよ」
??「う……ま、眩しい……」
幸子「ひっ……え? 女の子?」
麗奈「な、なんだよアンタ……名前は?」
小梅「こ、小梅……白坂、小梅、です……」
蘭子「……ふふ。我が誘いに応えた者はすべてそろったといったはず」
幸子「いやいや、いつから……」
小梅「そ、そこの2人が……あ、あくしゅ、してたから……静かに、入ってきました……」
麗奈「あぁ、騒がしかったから気付かなかったんだ……っていうか、もっと自己主張すればいいのに」
小梅「こ、怖くて……」
南条「違う違う、ほら……キミも隠れてないでさ、出てきなよ」
??「う……ま、眩しい……」
幸子「ひっ……え? 女の子?」
麗奈「な、なんだよアンタ……名前は?」
小梅「こ、小梅……白坂、小梅、です……」
蘭子「……ふふ。我が誘いに応えた者はすべてそろったといったはず」
幸子「いやいや、いつから……」
小梅「そ、そこの2人が……あ、あくしゅ、してたから……静かに、入ってきました……」
麗奈「あぁ、騒がしかったから気付かなかったんだ……っていうか、もっと自己主張すればいいのに」
小梅「こ、怖くて……」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 23:23:55.40 ID:g4nmhQBd0
麗奈「怖くて? アンタ、よくそんなのでアイドルやろうなんて思ったね」
小梅「ご、ごめんな……さい……」
麗奈「いや、別にせめてるわけじゃないけどさ……」
小梅「……いいのに」
麗奈「え?」
小梅「な、なんでもないです……」
南条「……小梅、だっけ?」
小梅「は、はい……」
南条「スパイダーメモリの使用はどうかと思うぞ、アタシ」
小梅「はい……?」
南条「人間は爆発しないもんなんだよ、うん」
小梅「き、聞こえて……たんですか……ご、ごめんなさい……」
南条「いや、まぁでも爆発っていいよな! アタシ昔の特撮の火薬量間違えてるようなの大好きで……」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 23:31:18.74 ID:g4nmhQBd0
麗奈「いや、いやいや!? 普通にスルーするところじゃないでしょ、アタシ爆発しろって言われたの!?」
小梅「ご、ごめんな……さい……つい……」
麗奈「ついで爆発させられたらたまったもんじゃないよ、もう……ふざけないでよね」
幸子「……なんだか今ならボク、あなたと友達になれる気がしてきましたよ?」
麗奈「奇遇だね、アタシもだんだんそんな気がしてきた」
小梅「……人が、苦手で、つい……」
南条「大丈夫、ちょっとずつ慣れていけばいいんだ! アタシとダチになろうぜ、小梅!」
小梅「だ、ち……って、友達……?」
南条「そうだ。アタシの名前は南条光! 南の空から条す光を掴む、南条光だ!」
幸子「……それ、前『条す』って言葉が無いから却下。って言いませんでしたっけ?」
南条「細かいことは気にするな!」
幸子「はぁ、もう……」
小梅「……ふ、ふふ。面白い、人達なんですね……」
蘭子「そう。我が大切な友たちよ……」
小梅「……!?」ビクッ
小梅「ご、ごめんな……さい……つい……」
麗奈「ついで爆発させられたらたまったもんじゃないよ、もう……ふざけないでよね」
幸子「……なんだか今ならボク、あなたと友達になれる気がしてきましたよ?」
麗奈「奇遇だね、アタシもだんだんそんな気がしてきた」
小梅「……人が、苦手で、つい……」
南条「大丈夫、ちょっとずつ慣れていけばいいんだ! アタシとダチになろうぜ、小梅!」
小梅「だ、ち……って、友達……?」
南条「そうだ。アタシの名前は南条光! 南の空から条す光を掴む、南条光だ!」
幸子「……それ、前『条す』って言葉が無いから却下。って言いませんでしたっけ?」
南条「細かいことは気にするな!」
幸子「はぁ、もう……」
小梅「……ふ、ふふ。面白い、人達なんですね……」
蘭子「そう。我が大切な友たちよ……」
小梅「……!?」ビクッ
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 23:40:04.95 ID:g4nmhQBd0
小梅「蘭子、さん……」
蘭子「小梅……この場に集いし者たちは貴女に危害を加えるほど愚かではない」
小梅「……」
蘭子「誰も責めない。己が内を晒すがいいわ」
小梅「そ、それでも……ちょっと、怖い、です」
南条「怖い、か……小梅。怖いものがあるのっていいことだと思うんだ」
小梅「えっ……?」
南条「だってほら、人間だれしも恐怖心があって……怖いものがあって、それを乗り越えるためにがんばるんだからさ」
南条「怖いものなしな人より、怖いものに向かっていける人のことが、アタシは好きだよ?」
小梅「……光、さん……」
南条「光、でいいよ」
小梅「う、うん……ひ、ひ……光?」
南条「どうした?」
小梅「……と、友達に、なって、くれるの?」
南条「あぁ、もちろん! むしろこっちからお願いしてるんだよ?」
蘭子「小梅……この場に集いし者たちは貴女に危害を加えるほど愚かではない」
小梅「……」
蘭子「誰も責めない。己が内を晒すがいいわ」
小梅「そ、それでも……ちょっと、怖い、です」
南条「怖い、か……小梅。怖いものがあるのっていいことだと思うんだ」
小梅「えっ……?」
南条「だってほら、人間だれしも恐怖心があって……怖いものがあって、それを乗り越えるためにがんばるんだからさ」
南条「怖いものなしな人より、怖いものに向かっていける人のことが、アタシは好きだよ?」
小梅「……光、さん……」
南条「光、でいいよ」
小梅「う、うん……ひ、ひ……光?」
南条「どうした?」
小梅「……と、友達に、なって、くれるの?」
南条「あぁ、もちろん! むしろこっちからお願いしてるんだよ?」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 23:47:17.34 ID:g4nmhQBd0
小梅「……え、えっと……趣味は、ホラー映画、観賞で……」
南条「へぇ……ホラーかぁ。結構ドキドキしてくるよね! オススメとかあったら今度見せてよ?」
小梅「け、結構グロテスクだったりとか、して……夢にでる……かも……」
南条「平気平気! アタシ、真・仮面ライダー序章とか牙狼とか、なんならエースやレオもいけるからね」
小梅「え、えっと……?」
南条「こっちの話。ドキドキするのが好きなら一緒に特撮見るのもいいかもって思うんだけど、どうかな?」
小梅「特撮……は……見たこと無い、かも……」
南条「よっし決まり! 一緒に見よう!」
小梅「え、えっと……お願い、します?」
南条「任せとけ!」
鈴帆「よか話やねー……」
小梅「ひっ……」
鈴帆「ん、どしたと?」
小梅「ご、ごめんなさい……びっくり、して……」
鈴帆「あぁ、このきぐるみのせいかね?」
南条「へぇ……ホラーかぁ。結構ドキドキしてくるよね! オススメとかあったら今度見せてよ?」
小梅「け、結構グロテスクだったりとか、して……夢にでる……かも……」
南条「平気平気! アタシ、真・仮面ライダー序章とか牙狼とか、なんならエースやレオもいけるからね」
小梅「え、えっと……?」
南条「こっちの話。ドキドキするのが好きなら一緒に特撮見るのもいいかもって思うんだけど、どうかな?」
小梅「特撮……は……見たこと無い、かも……」
南条「よっし決まり! 一緒に見よう!」
小梅「え、えっと……お願い、します?」
南条「任せとけ!」
鈴帆「よか話やねー……」
小梅「ひっ……」
鈴帆「ん、どしたと?」
小梅「ご、ごめんなさい……びっくり、して……」
鈴帆「あぁ、このきぐるみのせいかね?」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 23:56:24.93 ID:g4nmhQBd0
小梅「そ、それ……自分で、作った、の?」
鈴帆「そうやね! うち、笑ってもらうのが一番うれしか!」
小梅「わ、笑われるのって、怖い……」
鈴帆「ううん、笑ってる人ってきっとハッピーなんよ。うちはもっともーっとみんなを楽しませてあげていきたか!」
小梅「……すごい、ね」
鈴帆「そんなことなかよ。うちはうちが一番楽しいけんね!」
小梅「たの、しい……」
鈴帆「そう。笑ってもらって、楽しんでもらって、それが一番うれしくて楽しかよ!」
小梅「……そ、そう……そう、なれるかな……」
鈴帆「無理はせんほうがよかね。でも……きぐるみが欲しかったらいつでもいってくれればつくるけんね」
小梅「あ、ありが……とう。うん、いらない……」
鈴帆「なぬっ! ショ、ショックね……」
鈴帆「そうやね! うち、笑ってもらうのが一番うれしか!」
小梅「わ、笑われるのって、怖い……」
鈴帆「ううん、笑ってる人ってきっとハッピーなんよ。うちはもっともーっとみんなを楽しませてあげていきたか!」
小梅「……すごい、ね」
鈴帆「そんなことなかよ。うちはうちが一番楽しいけんね!」
小梅「たの、しい……」
鈴帆「そう。笑ってもらって、楽しんでもらって、それが一番うれしくて楽しかよ!」
小梅「……そ、そう……そう、なれるかな……」
鈴帆「無理はせんほうがよかね。でも……きぐるみが欲しかったらいつでもいってくれればつくるけんね」
小梅「あ、ありが……とう。うん、いらない……」
鈴帆「なぬっ! ショ、ショックね……」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 00:05:55.41 ID:g4nmhQBd0
蘭子「……ふふふ。よかった、小梅ちゃん……」
幸子「……蘭子?」
蘭子「ひゃっ!? さち……わ、我が友よ。我が業火に焼かれたくなくば急に後ろに立つのは命取りと……」
幸子「ひょっとして、あの子の友達を作ってあげようと思ったんですか?」
蘭子「……勘違いするな。我が友が孤独ではないようにと……」
幸子「それ、肯定してますよね?」
蘭子「あっ、違……えっと、一緒に……共に、歩く者がいない辛さは……その……」
幸子「はいはい。優しいなぁ蘭子は……」
蘭子「違う……だから、我が、友は孤高たるべきだが、えーっと……」
幸子「んー、なにがいいたいのかさっぱりわからないですね? きっちり話してくださいよ」
蘭子「……」
麗奈「……ね、ねぇ? あの……」
蘭子「わ、私も……友達が……いなかったから……」
麗奈「えっ?」
幸子「……蘭子?」
蘭子「ひゃっ!? さち……わ、我が友よ。我が業火に焼かれたくなくば急に後ろに立つのは命取りと……」
幸子「ひょっとして、あの子の友達を作ってあげようと思ったんですか?」
蘭子「……勘違いするな。我が友が孤独ではないようにと……」
幸子「それ、肯定してますよね?」
蘭子「あっ、違……えっと、一緒に……共に、歩く者がいない辛さは……その……」
幸子「はいはい。優しいなぁ蘭子は……」
蘭子「違う……だから、我が、友は孤高たるべきだが、えーっと……」
幸子「んー、なにがいいたいのかさっぱりわからないですね? きっちり話してくださいよ」
蘭子「……」
麗奈「……ね、ねぇ? あの……」
蘭子「わ、私も……友達が……いなかったから……」
麗奈「えっ?」
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 00:19:19.62 ID:xjjFu/cz0
蘭子「……幸子ちゃんや、光ちゃんが、友達になってくれて嬉しかったから」
幸子「ふふん。まぁボクみたいなカワイイ子と友達なんて自慢にもなりますよね」
蘭子「うん。最高の友達だよ」
幸子「と、当然ですね。別にいまさら言われなくたって……」
麗奈「……おいおい、照れてるじゃん?」
幸子「照れてません! 事実を再認識しただけです!」
麗奈「どうだか……ねぇ蘭子……さん? ちゃん?」
蘭子「蘭子、でいいよ?」
麗奈「じゃあ蘭子。アタシも……友達ってことでいいの?」
蘭子「……共に時を過ごしたのなら、友と呼んでも良いのでしょうね」
麗奈「かっこつけないで、聞きたいなぁ?」
蘭子「……と、友達だと思う……友達に、なりたい」
麗奈「ふふん。すごいね? このレイナ様のお友達だなんて名誉だよ?」
幸子「さっき本気でビビって惚れかけてたくせに?」
麗奈「あれは演技だっ!」
幸子「ふふん。まぁボクみたいなカワイイ子と友達なんて自慢にもなりますよね」
蘭子「うん。最高の友達だよ」
幸子「と、当然ですね。別にいまさら言われなくたって……」
麗奈「……おいおい、照れてるじゃん?」
幸子「照れてません! 事実を再認識しただけです!」
麗奈「どうだか……ねぇ蘭子……さん? ちゃん?」
蘭子「蘭子、でいいよ?」
麗奈「じゃあ蘭子。アタシも……友達ってことでいいの?」
蘭子「……共に時を過ごしたのなら、友と呼んでも良いのでしょうね」
麗奈「かっこつけないで、聞きたいなぁ?」
蘭子「……と、友達だと思う……友達に、なりたい」
麗奈「ふふん。すごいね? このレイナ様のお友達だなんて名誉だよ?」
幸子「さっき本気でビビって惚れかけてたくせに?」
麗奈「あれは演技だっ!」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 00:24:16.77 ID:xjjFu/cz0
蘭子「実は、二人も……よくにてるから。友達になれると思ったんだけど……」
幸子「ボクがこの人と!?」
麗奈「アタシがこいつと!?」
幸子「……いやいや」
麗奈「それはないでしょ。ねぇ?」
南条「いや、二人とも結構似てると思うよ? ねぇ鈴帆」
鈴帆「そうやね! とっても仲良しになれるっち思うよ?」
幸子「えぇ……まぁ確かにちょっとは友達になれそうだとは思いましたよ?」
麗奈「うん、そうだね……だけどさ」
幸子「ボクの方が」
麗奈「アタシのほうが」
幸子「カワイイですよね?」
麗奈「イケてるよね?」
南条「ほら、そっくりだろ?」
小梅「ふ、ふふ……本当に、似てる……」
幸子「ボクがこの人と!?」
麗奈「アタシがこいつと!?」
幸子「……いやいや」
麗奈「それはないでしょ。ねぇ?」
南条「いや、二人とも結構似てると思うよ? ねぇ鈴帆」
鈴帆「そうやね! とっても仲良しになれるっち思うよ?」
幸子「えぇ……まぁ確かにちょっとは友達になれそうだとは思いましたよ?」
麗奈「うん、そうだね……だけどさ」
幸子「ボクの方が」
麗奈「アタシのほうが」
幸子「カワイイですよね?」
麗奈「イケてるよね?」
南条「ほら、そっくりだろ?」
小梅「ふ、ふふ……本当に、似てる……」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 00:28:11.15 ID:xjjFu/cz0
幸子「やっぱりあなたには一度はっきり格の違いってものを教えてあげないといけないみたいですね?」
麗奈「こっちのセリフだよ……今度勝負しようじゃん!」
小梅「あ、あの、喧嘩は……」
南条「……いや。これは大丈夫だよ」
小梅「えっ? でも……」
幸子「ボーリングでどうですか?」
麗奈「いいや、アイドルらしくカラオケよ!」
小梅「へっ……?」
南条「な? 雨降って地、固まる! ってやつだよ」
鈴帆「ねぇねぇ2人とも! うちらもいっていいん?」
幸子「当然でしょう? 2人でやったらごまかされるかもしれませんしね」
麗奈「はん、そっちこそほえ面かけよな! アタシの本気見せてあげるから!」
麗奈「こっちのセリフだよ……今度勝負しようじゃん!」
小梅「あ、あの、喧嘩は……」
南条「……いや。これは大丈夫だよ」
小梅「えっ? でも……」
幸子「ボーリングでどうですか?」
麗奈「いいや、アイドルらしくカラオケよ!」
小梅「へっ……?」
南条「な? 雨降って地、固まる! ってやつだよ」
鈴帆「ねぇねぇ2人とも! うちらもいっていいん?」
幸子「当然でしょう? 2人でやったらごまかされるかもしれませんしね」
麗奈「はん、そっちこそほえ面かけよな! アタシの本気見せてあげるから!」
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 00:35:38.20 ID:xjjFu/cz0
幸子「そういうわけで、蘭子!」
蘭子「えっ、な……我に何の用だ、友よ」
幸子「そのキャラは崩さないんですか……まぁとにかく。全員で今度でかけますけど……」
麗奈「どこにいくか決めてくれよ! なんだかこのまま話しあいだと決着つかなそうだし!」
蘭子「……ふふ。我が心眼にかかれば容易いことよ、計画ならば任せるかいい」
幸子「よし。じゃあ今度のオフ教えてくださいよ」
麗奈「アンタこそ、アタシのオフに合わせなさいよ?」
小梅「え、えっと……次のオフの日は……」
鈴帆「うちもうちもー!」
南条「よっしゃあ、どうせだから全員でやりたいこと決めて全部やっちゃおう! ボーリングもカラオケも全部!」
蘭子「えっ、そんな無茶なのはちょっと……」
幸子「おっと、たやすいことなんでしょう? まかせましたよ?」
麗奈「じゃあついでに晩飯は焼き肉とかにしよう! パーっとさ!」
蘭子「ちょ、ちょっと……うぅ……」
小梅「が、がんばっ」
蘭子「えっ、な……我に何の用だ、友よ」
幸子「そのキャラは崩さないんですか……まぁとにかく。全員で今度でかけますけど……」
麗奈「どこにいくか決めてくれよ! なんだかこのまま話しあいだと決着つかなそうだし!」
蘭子「……ふふ。我が心眼にかかれば容易いことよ、計画ならば任せるかいい」
幸子「よし。じゃあ今度のオフ教えてくださいよ」
麗奈「アンタこそ、アタシのオフに合わせなさいよ?」
小梅「え、えっと……次のオフの日は……」
鈴帆「うちもうちもー!」
南条「よっしゃあ、どうせだから全員でやりたいこと決めて全部やっちゃおう! ボーリングもカラオケも全部!」
蘭子「えっ、そんな無茶なのはちょっと……」
幸子「おっと、たやすいことなんでしょう? まかせましたよ?」
麗奈「じゃあついでに晩飯は焼き肉とかにしよう! パーっとさ!」
蘭子「ちょ、ちょっと……うぅ……」
小梅「が、がんばっ」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 00:40:08.68 ID:xjjFu/cz0
蘭子「……フハハハ! 我が知と力の前ならば全て容易い! 任せよ!」
鈴帆「蘭子しゃん、かっこよかー!」
幸子「ま、あんまりにも無理っぽいのなら多少は手伝ってあげますよ?」
南条「そうだ、どうせなら今回来れなかった奴らも誘ってさ、友達パーティに……」
麗奈「アンタがしゃべると話が余計こじれそうだからちょっと黙ってよう? な?」
南条「むぐむぐっ、むがーっ!」
蘭子「これなかったものたちもか……ふふ、良いだろう! 任せよ!」
小梅「……ほ、本気、ですか?」
蘭子「事も無し! 小梅よ……」
小梅「えっ?」
蘭子「友達、いっぱいできてよかったね?」
小梅「……は、はい!」
おわり
鈴帆「蘭子しゃん、かっこよかー!」
幸子「ま、あんまりにも無理っぽいのなら多少は手伝ってあげますよ?」
南条「そうだ、どうせなら今回来れなかった奴らも誘ってさ、友達パーティに……」
麗奈「アンタがしゃべると話が余計こじれそうだからちょっと黙ってよう? な?」
南条「むぐむぐっ、むがーっ!」
蘭子「これなかったものたちもか……ふふ、良いだろう! 任せよ!」
小梅「……ほ、本気、ですか?」
蘭子「事も無し! 小梅よ……」
小梅「えっ?」
蘭子「友達、いっぱいできてよかったね?」
小梅「……は、はい!」
おわり
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