一方通行宅――。

打ち止め「ねーねー、遊んでよー。てミサカはミサカはくっついてみたりー」

一方通行「うるせェ暑いくっつくンじゃねェ」

＜ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

一方通行「ほら誰か来たからとっとと離れろォ」

打ち止め「まるで付き合ってるのを隠すカップルみたいだね！　ってミサカはミサカは……あ痛」

一方通行「馬鹿な事言ってンじゃねェ。一体誰だ？」

＜ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

一方通行「はいはい今出ますよォっと」

＜ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟﾎﾟﾋﾟﾎﾟﾋﾟﾎﾟ

一方通行「うるっせェ！　どこのアホだこらァ！」ｶﾞﾁｬ

上条「どうも、あなたの上条さんです」ﾊｲ

一方通行「てめェはちったァ常識があると思ってたが間違いだったみてェだ。帰れ」

上条「まぁまぁまぁまぁ。今日来たのは大事な話があって来たんだよ」

一方通行「大事な話ィ？　チッ、くだンねェ話ならぶっ飛ばすからな」

上条「おう、サンキュー」ﾂﾝﾃﾞﾚﾓｴｽ

打ち止め「あっ、カミジョウトウマが現れた！」

上条「コマンド？」

一方通行「ぶっ飛ばす」ﾍﾞｸﾄﾙｿｳｻ

上条「しかし効果はなかった」ｿｹﾞﾌﾞ

一方通行「で、話ってのはなンだ？」

上条「ああ、一方通行。俺と付き合ってくれないか」

一方通行「今日はこれからダラダラしたりダラダラするから忙しいンだ」

上条「いや、恋人的な意味で」

一方通行「」

打ち止め（上条×一方通行、王道中の王道。ご飯三杯はいけるなってミサカはミサカは以下略）

 

一方通行「今日は四月一日じゃねェぞ」ﾀﾗﾀﾗ

上条「ああ、知ってる」

一方通行（やべェ、こいつ目がマジだ）ﾋﾔｱｾﾀﾗﾘ

打ち止め「あっ、そうだ！　今日はミサカはヨシカワとヨミカワと一緒に旅行に行く予定だったの忘れてた！　ってミサカはミサカは言ってみたり！」

一方通行「は、はァ？　そんなこと言ってなかったじゃ……」

打ち止め「思い出した思い出した！　早く準備しなくちゃってミサカはミサカはリュックに適当に物を詰め込んでみたり！」ﾂﾒﾂﾒ

打ち止め（生ＢＬなんて千載一遇のチャンスを逃すものか！　カメラしかけてミサカネットワークで流したる！）

打ち止め「あれれー？　ミサカの●●●はどこだっけー？　こっちだっけー？」

打ち止め（リュックに入れるふりして居間に、そして後々使うであろう寝室にカメラを仕掛ける！　この年齢なら多少のあざとさは見逃されるはず！）

一方通行「お、おい打ち止めァ、本当に行くのかァ？」ｱｾｱｾ

打ち止め「もう準備できたから行ってきまーす！　お客さんはゆっくりしていってね！　ってミサカはミサカは気を使ってみたり！」ｲｯﾃｷﾏｽ

打ち止め（不完全ながらセット完了！　電波によるライブ映像……クリアー！　見える、ミサカにも映像が見えるぞ！）

一方通行「」ﾎﾞｰｾﾞﾝ

上条「二人きりだな」ｷﾘｯ

一方通行「気持ち悪ィこと言うンじゃねェ！」ｿﾞﾜﾜﾜﾜ

上条「はっはっは、一方通行は可愛いなぁ」

一方通行（……こいつ、頭でも打ったンじゃねェのか？）

一方通行「で、なんの冗談だァ？」

上条「冗談なんかじゃない。俺はお前のことが本気で好きなんだ」ｷﾘｯ

一方通行「気持ち悪ィなおい」

上条「そうも気持ち悪い気持ち悪い言われたら、流石の上条さんも傷ついちゃいますよ……」

一方通行「そりゃァいいことじゃねェか、気持ち悪い上条くン？」

上条「」ｲﾗｯ

一方通行「気持ち悪ィからさっさと帰ってくンね？　俺はゆっくりコーヒーが飲みたいンですゥ」ﾍﾗﾍﾗ

上条「」ﾌﾟﾁｯ

上条「屋上へ行こうぜ……久々にキレちまったよ……」

一方通行「はァ？　面白ェ、喧嘩売ろうってのか三下がァ！」ｽｲｯﾁｵﾝ

上条「そげぶっ！」ｶﾞｯｼﾎﾞｶ

一方通行「ぶべらっ！」

上条「＆キャッチ、イズ、モヤシみたいな腕！」ｶﾞｼｯ

上条「これでもう能力は使えない……」ﾆﾔﾘ

一方通行「それがどうした三下がァ！　てめェなンか素手で十分だァ！」

　――１０分後……。



一方通行「ひっく……ごめ、ごめんなさい……もう殴らないで……」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

上条「正直言ってやりすぎた。すまん」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

一方通行「もう気持ち悪いなンて言いませんから……殴らないで……痛いのもうやだ……」ｸﾞｽｸﾞｽ

上条「なにこれ可愛い」ﾀﾞｷｼﾒ

一方通行「……す、すまねェ、みっともねェとこ見せちまって……」

上条「元はといえば俺が悪いんだし気にしてないよ。ごめんな？　痛かったろ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

一方通行「ん……。……もう……殴らないでくれるかァ？」

上条「…………」ﾆﾔﾘ

一方通行「ひッ」

上条「冗談冗談。もう落ち着いたか？　今コーヒーでも淹れてやるから待ってろ」

一方通行「あ、すまン……いや、ありがとう、ございます……」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

ゲス条（やべぇこの生き物可愛いし楽しい）

上条「ほいどうぞ。持参した道具で豆から作った『上条さん特製本格派コーヒー午後の黄昏風味～愛するあなたに愛を込めて～』だ」

一方通行「はァ……？」ｽﾞｽﾞｯ

一方通行「！！」ﾋﾟｷｰﾝ

一方通行「美味ェ！　美味ェぞこれ！」ｺﾞｸｺﾞｸ

一方通行「なンというかこの……まろみがたまンねェ美味い。後この全体の……なんともいえないまろみがいい」

上条「お前語彙少ないんだな」

一方通行「うるせェさんし……あ、いや、ご、ごめンなさい……」

上条（これはヤバい、楽しい可愛い）ｿﾞｸｿﾞｸ

上条「そっかそっか。喜んでもらえてよかったよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

一方通行「お、おう……。な、なァ、おかわりもらっても……いい、ですか？」ｵｿﾙｵｿﾙ

上条「ああ、もちろん。なんなら毎日淹れてやってもいいくらいだぞ」

一方通行「はは……」

一方通行（それもちょっと悪くねェかななンて考えた自分が悔しい！　でも美味ェ！）

上条「～♪」ｺｰﾋｰｻｸｾｲﾁｭｳ

一方通行（とりあえず下手にでて大人しくしてれば殴られることはない……ぽいかなァ？　もう殴られるのは嫌だ。痛ェし。泣くし）

上条「ほい、おまたせ」ｺﾄ

一方通行「あ、ありがとう、ございます……」

上条「はは、そんなにかしこまらなくても、好きな奴を殴ったりなんかしないよ」

一方通行（じゃあさっきのはなンだったんだ、って突っ込ンだらまた殴られそうだなァ）ｽﾞｽﾞｯ

一方通行「美味ェ」ｼﾐｼﾞﾐ

上条「そういや一方通行、飯はどうするんだ？」

一方通行「いつもは黄泉川達が作ってるからなァ……コンビニ弁当になるだろうなァ」

上条「じゃあ上条さんが作ってあげよう」ﾌﾝｽ

一方通行「マジか、助かる！」

一方通行（断ったら殴られそうだしなァ）

上条「よーし、期待しててくれよ」ﾜｯｼﾜｯｼ

一方通行（クソ、撫でられンの気持ちわりィ。なんか背筋がゾクゾクしやがるし……あれ？　これ気持ち良いンじゃね？）

上条「わっしわっしぃ～♪」

一方通行「ン……」

一方通行（やべェなんか変な声出ちまったァ！　三下の目がどんどん気持ち悪くなっていきやがる！）

上条「よし、飯作るわ」

一方通行「お、おう」

一方通行（なァに残念がってるんですか俺はァ！　なんなんだ一体、あの右手の力ですかコレはァ！？）

ＭＮＷスレ一覧

１：上条「好きだ」ミサカ「」(10)
２：調整めんどくさい件について(167)
３：【運営】上条×一方通行監視スレＰＡＲＴ６【公認】(57)
４：ミサカが安価で行動(432)


【運営】上条×一方通行監視スレＰＡＲＴ６【公認】

57:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:18:47:03.54 ID:Misaka20001
ちょｗｗｗ一方通行ｗｗｗ今喘がなかったかｗｗｗ

58:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:18:47:17.43 ID:Misaka10032
>>57
ああ、確かに聞こえた。保存もした。xxxxも終わった。

59:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:18:47:45.07 ID:Misaka10056
>>58
早すぎだろＪＫ……え、みんなそんなもんなの？

60:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:18:48:07.24 ID:Misaka20001
xxxxって何？

61:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:18:48:22.88 ID:Misaka10032
>>60
>>60
>>60






>>60

62:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:18:48:27.54 ID:Misaka17600
>>60
oh...

63:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:18:48:41.23 ID:Misaka20000
>>60
手取り足取り教えてやんよ

64:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:18:49:44.44 ID:Misaka10031
>>63
あまり調子に乗らない方が身のためだぞ

65:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:18:50:03.57 ID:Misaka20000
>>64
（　д ）　　　　゜　゜

66:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:18:51:01.11 ID:Misaka20001
ちょｗｗｗＩＤｗｗｗ


マジかよ……。

 

一方通行（なンかどっかで打ち止めが泣いてる気がするなァ）

上条「できたぞー。『上条さん特製ディナーセット～今宵あなたと過ごすひと夏のアバンチュール～』だ」

一方通行「要するにただのオムライスだな」

上条「いや、『上条さん特製ディナーセット～キスから始まるラブストーリー』だ」

一方通行「名前変わってンじゃねェか」

上条「なんか文句あるのか？」

一方通行「」ﾋﾞｸｯ

一方通行「ななななンのことですかねェ！？　あー、俺ァ飯作ってもらえるなんて幸せもンだなァ！」

上条「ふーん……？」

一方通行「それにこの飯の美味そうなこと！　あ、ヨダレズビッ！」ｽﾞﾋﾞｯ

上条（楽しいなーこいつ。ってか慌てすぎでキャラ崩壊してるし）

一方通行「そ、それに、三下、いやあの、当麻と一緒に食えて嬉しいンだ！」

上条「ほほう？」

一方通行「俺、誰かと一緒に飯食うことなンか今まで無かったし！　こういう風に一緒に食うのなンて、打ち止め達以外じゃ初めてで」

一方通行「なンか……うン、嬉しいンだァ。なンかさ、友達……みてェで」

上条「」ｷｭﾝｯ

上条「そうだな、俺達の関係は友達からでも遅くないよな」

一方通行「おォ。友達で……いいのかァ？」

上条「おう、上条さんは懐が広いですから。どんな相手だって友達になってやれますよ」ｷﾘｯ

一方通行「ン……ありがとなァ」ﾆｺｯ

上条「！！」

上条（やっべぇぇぇ！　この一方通行の笑顔めちゃくちゃ可愛い！　切り取って部屋に飾りたいくらい可愛い！）

一方通行「……当麻ァ？」

上条「お、おう、大丈夫だぁ」

一方通行「？　そうか。なら飯食おうぜェ。一緒に……な？」

上条「おう」

上条（くっそぉぉぉ！　なんで俺は今の台詞を録音してなかったぁぁぁ！　あの台詞だけでご飯三杯いけるっつーの！）

　一方その頃ＭＮＷは、一方通行の台詞に対する歓喜の声だけで１スレが落ちた。

打ち止め（ちくしょぉぉぉ！　スレ落ちんの早すぎだろクソッタレェ！）

打ち止め（いや待て、まだ慌てるような時間じゃない。落ち着け。素数を数えるんだ）

打ち止め（４！）

打ち止め（すごく落ち着いた！　不思議！）

黄泉川「打ち止めはさっきから何ぶつぶつ言ってるじゃん？」

芳川「それが、今、重要か？」ﾏｯｻｰｼﾞﾁｪｱｼﾖｳﾁｭｳ

黄泉川「大したことじゃないじゃん。いやぁしっかし、他人の金で行く旅行ってのは最高じゃん！」

芳川「打ち止めがいきなり温泉旅行に行くって言った時は驚いたけど……一方通行のカード持ってるんだものねぇ」ｳｨﾝｳｨﾝ

黄泉川「抜け目ないお子様じゃん」

芳川「まぁ、楽しめればそれで」ｳｨﾝｳｨﾝ

黄泉川「オールオッケーじゃん。よし、次は卓球行くじゃん！」


打ち止め（！！　オムライス食べる一方通行可愛ＵＲＹＹＹＹＹＹＹＹＹＹＹＹ！！）

上条「食後のコーヒーでもどうだ？」

一方通行「おォ、頼む」

上条「ふーんふーんふーん♪　っとくらぁ」ｺｰﾋｰｻｸｾｲﾁｭｳ

一方通行（なンだかンだで馴染ンでる自分が怖ェ）

上条「ちょいっと一杯のつもりで飲んで～♪　いつの間にやら梯子コーヒ～♪」ﾄﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟ

一方通行（突っ込ンだら負けな気がするなァ）

上条「ほい、お待たせ」

一方通行「サンキュ」ｽﾞｽﾞｯ

一方通行「美味ェ」ﾎﾜｰ

上条「よし、この後一緒に風呂でも入るか」

一方通行「ブフゥッ！？」ﾀﾞﾊﾞﾀﾞｰ

上条「もしかして……『嫌』か……？」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

一方通行「いやいやいやそンなことはないですよォ！　一緒に風呂！　楽しみだなァ！」

一方通行（当麻から立ち上る『凄味』ッ！　逆らったら確実に殺されるという『雰囲気』ッ！　それを俺は今感じた……ッ！）

上条「よーし、じゃあ入ろうか」

一方通行「お、おォ、どンとこいですゥ」ｶﾞﾀｶﾞﾀﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

打ち止め（しまったぁぁぁ！！　風呂にはカメラが無いッ！　クソがッ！　クソがッ！）

黄泉川「ちょ、打ち止め、そんなに強く打ったらピンポン玉が割れるじゃ――ぶべらっ！」ﾍﾞｼｯ

芳川「顔面セーフで続行ね」

黄泉川「いやこれ卓球じゃｎへぶしっ！」ｽﾞﾄﾞｯ

黄泉川「んょわっ！」ﾁｮﾐｯ

黄泉川「ぬおはっ！」ｸﾞｫﾗｯ

黄泉川「んはぁぁぁぁ！」ﾁｭﾄﾞｰﾝ

打ち止め「あれ、気がついたらヨミカワが炭みたいになってる、ってミサカはミサカは驚いてみたり」

芳川「素で気づいてなかったのね。なら仕方ない」

黄泉川「それは甘いってレベルじゃないじゃん……ぐはっ」ｶﾞｸｯ

芳川「黄泉川？　黄泉川ぁぁぁ！」

ﾃﾞﾝﾃﾞﾝﾃﾞﾃﾞﾃﾞﾝ　ﾃﾞﾝﾃﾞﾝﾃﾞﾝ!（ＭＧＳゲームオーバーのあれ）

　風呂――。

一方通行（後から入ンのは恥ずかしいから先に入ったはいいが……）

一方通行（どっちみち恥ずかしいのは一緒じゃないですかクソッタレェ！）

上条「入るぞー」ｶﾞﾗﾗ

一方通行（来た！　来るな！　いやもう早く終わらせてくれ恥ずかしい！　つーかこの言い方だと誤解されそうだなァ！　言ってないけど！）

上条「おお……」ｺﾞｸﾘ

一方通行「な、なンだァ？」

上条「いや、やはり予想通り綺麗な肌だなーって。まるで雪のようだ。美しい」

一方通行「き、気持ち悪ィこと言ってンじゃねェよ」

上条「はっはっは、気持ち悪いかー」ﾆｺﾆｺ

一方通行「！　い、いや、急に褒められたからびっくりしちまったンだ、すまン！！」ｱｾｱｾ

上条「ふーん。まあいいや。背中流してやるよ」ｱﾜｱﾜ

一方通行「お、おお、ありがとうございます」

上条「そんなにかしこまらなくていいって」ｺﾞｼｺﾞｼ

一方通行「……あのー、当麻さン？」

上条「んー？」ｺﾞｼｺﾞｼ

一方通行「なンで素手で背中を流してるンでしょうかァ」

上条「こんな綺麗な肌をスポンジで傷つけられる訳ないだろ」ｷﾘｯ

一方通行「はァ、そうですかァ……ンッ！？」ﾋﾞｸｯ

上条「それに、こうして反応も楽しめるしなぁ」ﾆﾔﾆﾔ

一方通行（なンだこれ、めちゃくちゃゾクゾクする、やべェ）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

上条「気持ち良いかー？」ｻﾜｻﾜ

一方通行「ン……気持ち良い……んァッ」

上条「気持ち良いだろ……」






上条「俺のマッサージは」

打ち止め（クソがぁぁぁ！！　音声だけでも楽しめると思ったら！　なんでマッサージなんじゃヘタレクソ上条が！）

芳川「ら、打ち止め？　それはサンドバッグじゃなくて黄泉川なんだけど……」

打ち止め（サンド～バッグにぃ～浮～かんで～消える～憎い～上条の～顔～目掛け～）

芳川「ま、まぁ、黄泉川だって警備員で鍛えてるし大丈夫か」

黄泉川「それは甘さってレベルじゃないじゃんぐほあっ！？」ｸﾞｯﾊﾟｵﾝ

打ち止め（叩け！　叩け！　叩け！　無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ！　ＵＲＹＹＹＹＹＹＹＹＹＹＹ！！）

芳川「多分大丈夫。私の甘さは見通しにも通じる」

黄泉川「全然上手くないじゃんべぼらっ！」ﾒﾒﾀｧ

打ち止め（あのバ上条のせいでＭＮＷが大根ＲＵＮじゃボケぇっ！　いてまうぞこら！）

黄泉川「レーション……装備して……なかっ……」ﾄﾞｸﾞﾁｧ

芳川「黄泉川？　黄泉川ぁぁぁぁ！！」

ﾃﾞﾝﾃﾞﾝﾃﾞﾃﾞﾃﾞﾝ　ﾃﾞﾝﾃﾞﾝﾃﾞﾝ!（ＭＧＳ以下略）

　一方その頃ＭＮＷは、白熱していた。

１：【運営】黄泉川ゲームオーバー記念【暴走】(789)
２：【運営】上条通行監視スレＰＡＲＴ１７【公認】(562)
３：上条「好きだ」ミサカ「」(56)
４：ミサカが安価で行動ＰＡＲＴ２(203)
５：調整めんどくさい件について(973)



１：【運営】黄泉川ゲームオーバー記念【暴走】(789)

789:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:20:08:07.24 ID:Misaka10032
ちょｗｗｗ運営空中コンボ使ってるｗｗｗ

790:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:20:08:32.35 ID:Misaka19090
スネーク？　スネェェェェェク！！

791:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:20:09:03.88 ID:Misaka17600
呼んだ？

792:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:20:09:16.26 ID:Misaka10032
>>791
お前じゃねーよｗｗｗ

793:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:20:10:02.11 ID:Misaka20001
あー、マジバ上条うぜぇ

794:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:20:10:22.24 ID:Misaka11111
>>793
早すぎた反抗期、打ち止め様じゃないですか！

795:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:20:11:00.33 ID:Misaka10033
>>793
運営様、ここは素数を数えて落ち着きましょう！

796:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:20:11:30.67 ID:Misaka20001
監視スレ戻る

お前ら無駄にスレ消費したらＭＮＷ重くなって映像見れなくなるから自重しろよ

>>60マジでござるか



797:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:20:11:47.99 ID:Misaka10033
はい、じじゅうします！

798:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:20:12:03.24 ID:Misaka10032
じじゅうします！

799:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:20:12:09.44 ID:Misaka10034
じじゅうします！

800:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:20:12:26.77 ID:Misaka10035
>>797-799
お前ら惜しいな

801:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:20:13:00.00 ID:Misaka17600
>>800
お前もな

802:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:20:13:13.13 ID:Misaka20001
お前ら無駄にレス消費してんじゃねーよハゲが

重いっつってんだろうが

打ち止め（クソ、映像がガタガタになってんじゃねーかクソ！）

黄泉川「黄泉川だけに黄泉から戻ってきたじゃん」

打ち止め「クソッ！」

黄泉川「！？　ぐべはぁっ！」ﾌﾞｯﾋﾟｶﾞｧﾝ

芳川「おかえり、そしていってらっしゃい」

 
一方通行「いやァ、すっきりしたァ」ﾎｺﾎｺ

上条「喜んでもらえて上条さんも嬉しいですよ」ﾎｺﾎｺ

一方通行「なンか冷たいもンでも出すわァ」

上条「おー、サンキュー」

一方通行「すまン、缶コーヒーしかなかったァ」

上条「別に何でもいいよ。一方通行が俺を気遣って出してくれたんだ。何だって嬉しいさ」ｷﾘｯ

一方通行「」ﾄﾞｷｯ

一方通行（なァァにをドキッ☆　とかしちゃってンですか俺はァ！？）

上条「コーヒー美味ぇ」ｺﾞｸｺﾞｸ

 

一方通行「な、なァ当麻ァ」

上条「なんだ？」ｽﾞﾋﾞｽﾞﾊﾞ

一方通行「（底に残った僅かな量まで飲ンでやがる……）いやァ、やっぱりほら、一緒に寝るとか言い出すンじゃねェかと思ってさ」

上条「おお、読まれてたか」

一方通行「じゃ、じゃあ一緒に寝ンのかァ？」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

上条「ああ」ｻﾗﾘ

一方通行（俺……一体何されちまうんだろうなァ）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

一方通行（つーかなァンでさっきからドキドキしっぱなしなンですかァ！　これじゃまるで俺が期待してるみたいじゃねェか！）

上条「もう無くなったか」ｽﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞ

一方通行（俺がこんなにドキドキしてるっつゥのに当の本人はこの態度だしなァ。布団の中で狼に化けるのかなァ）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

上条「よし、寝るか」

一方通行「お、おお！　ね、寝るのかァ！」ﾜﾀﾜﾀ

上条「布団これでいいのか？　俺が敷くよ」

一方通行「おお」ｱﾀﾌﾀ

上条「よし、寝るか。一方通行、来いよ」ｷﾘｯ

一方通行「お邪魔……しまァす……」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

打ち止め（あああああいよいよ本番だっつうのにＭＮＷが混雑中で映像が入手できねぇぇぇ！！）

黄泉川「なんかまた命の危険を感じるじゃん」

芳川「運命には逆らわないほうがいいこともあるのよ」

黄泉川「それもう甘さとは関係ないじゃん……ん？　来ない？」

打ち止め（映像きたっ！　消えたっ！　来た……消えた。クソッタレぇぇぇ！！）



ベジータ「なんか同じ口癖の仲間がいたような気がしたがそんなことはなかったぜ！」

 

上条「一方通行いい匂いだなぁ」ｸﾝｶｸﾝｶ

一方通行「お、おォ……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

上条「それに細くて抱きしめたら折れそうで可愛い」ｷﾞｭｯ

一方通行（こ……これから俺はどうなっちまうンですかァァァ！？）ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

上条「一方通行……」

一方通行「ひゃい！」ｱﾜﾃｽｷﾞﾀｰ

上条「…………」

一方通行「…………」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾜｸﾜｸ

上条「……ぐ……」

一方通行「…………」ﾜｸﾃｶﾉﾏｼﾞｭﾂｼ

上条「ぐー……」

一方通行「……ン？」

上条「ぐー……」ZZZ

一方通行「こいつ寝てやがる」

一方通行（あれだけドキドキしてた俺はなンだったンですかァ！？　俺のときめきを返せコラァ！）

上条「一方通行……大好きだ……」ZZZ

一方通行「！」

一方通行「……うるせェバーカ」ｷﾞｭｯ

一方通行（なンか勢いに流されちまってこんなことしちまってるけど……）

一方通行（まァ……悪くねェかもな）

一方通行（チビガギとは違って本気でぶつかれて……）

一方通行（そンで、疲れてぶっ倒れたらそのまま抱きしめてくれて……）

一方通行（なァンて、想像してみンのも悪くねぇし、それに……）

上条「インデックス……貯金通帳に残る数字は……もう３０しかないのですよ……ぐぁぁ」ZZZ

一方通行（このバカなら、なンでもやってくれそうな気がするしなァ）ｷﾞｭｳ

一方通行（暖けェなァ……。抱きしめてもらうっつーのは、こンなに暖かかったンだなァ）

一方通行「恋人とかはまだよくわかンねェけど……これくらいなら別に構わねェからなァ、当麻」

上条「おーう……上条さんに任せなさーい……」ZZZ

一方通行「おやすみ、当麻ァ」ｷﾞｭｯ



終わり

打ち止め（肝心な所見れなかった……ってミサカはミサカは自分の口調を思い出してみたり）

芳川「私科学者だから、いけると思う」

黄泉川「機械の体は９９９からの憧れだったじゃん……って違う！　助けるじゃん打ち止めぁぁぁ！！」

打ち止め（もうやだ、セミにでもなってぽっくり逝きたい、ってミサカはミサカはネガティブになってみたり）

芳川「安心して黄泉川。サイボーグ忍者みたいになるだけだから。きっとメタルギア以外では死ななくなるから」

黄泉川「それ薬漬けってことじゃん！？　離せ！　助けろ！　あ、アッー！」


本当に終わり

では、続編のようなもの

上条「インデックスの食費浮かせる方法思いついた」

の始まり始まりでござる。

一方通行「……でさァ、そのてとくンがうざいのよォ」

上条「一方通行も不幸なんだなー」

一方通行「そいつの未元物質っつゥのがめんどくさくてよォ」

上条「ふむふむ？」

一方通行「その能力っつゥのが、『この世にない物質を作り出す』っつゥ能力なんだけどな」

上条「この世にない物質」

一方通行「『俺の未元物質に不可能はねぇ（ｷﾘｯ』とか言っちまうンだぜェ？」

上条「その場の勢いで説教とかそげぶとかしてる上条さんは笑えませんよ……しかし未元物質か」

しょっぱなからミスったｗｗｗｗｗｗ

てとくン→ていとくン

でお願いします恥ずかしい

一方通行「なんだァ？　ビビってンのかァ？」ﾆﾔﾆﾔ

上条「えー？　なんでそんなこと思ったのかな一方通行くんは？」

一方通行「」ﾋﾞｸｯ

一方通行「いいいや、冗談ですごめんなさい」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

上条「……まぁいいや。しかし、この世にない物質を作れるんなら、当然食えるものも作れるだろうな」

一方通行「まァそりゃァできるだろうなァ」

上条「……閃いた」

一方通行「ン？」

上条「……という訳で、お前の食費をゼロにできるかもしれないんだ」

インデックス「それってすごいかも！　でも重要なのは味なんだよ！」

上条（なんかこいつ腐ったもの食っても美味いとか言いそうな気がするなぁ）

上条「で、一方通行がそいつを呼んでくれるらしいから、待ち合わせ場所の喫茶店に行くぞ」

インデックス「サンドイッチが食べたいかも！」

上条「一方通行におごってもらえ。上条さんの貯金はもううまい棒買える金しかないんですよ……」

インデックス「うまい棒……」ｺﾞｸﾘ

上条「やめてくれ」

　喫茶店――。

上条「おー、一方通行、お待たせー」

一方通行「別にィ。さっき来たばっかだからァ」

インデックス「カップルの会話みたいだね」

一方通行「……ケッ」

一方通行（なァァンで俺は否定できなかったンですかァ！？）

上条「そこにいる人が噂の」

一方通行「おォ、ていとくンだ」

垣根「垣根帝督だ。よろしく」

インデックス「ホストみたいなんだよ」

上条「おいインデックス！　すいません、失礼なことを」

垣根「心配するな。自覚はある」

一方通行「クカカッ、つまりこォいうやつなんだよこいつは」

上条「理解、すなわち愛」

 

垣根「で？　第一位サマがわざわざ呼び出したと思えば、妙なウニ頭とシスター。どういうことか説明はあるんだろうな？」

上条「一方通行、お前コーヒーとか頼まないのか？」

一方通行「お前が淹れたコーヒーには敵わねェよ」

上条「そんなに褒めるなよ」ﾃﾚﾃﾚ

一方通行「ホントのことだろォが」ﾃﾚﾃﾚ

垣根（え、何この空気）

インデックス（あくせられーたも最近は素直になったかも）

 

上条「……で、垣根さん。今日あなたをお呼びしたのは他でもありません」

垣根「敬語じゃなくても別にいいぜ」

上条「えマジ？　じゃあさー、ちょっとぉー、頼みがあるんだけどぉー」

垣根「…………」ﾊﾞｻｧ

上条「なんかー、カッキーってぇ、未元物質出せるみたいな……あの、冗談ですから店内での翼の展開はご遠慮下さい」

垣根「マジメに」ｼｭﾝｼｭﾝｼｭﾝ

上条「はい」ｼｮﾎﾞﾝ

一方通行「おい第二位ィ。あンまりこいつ怒らせると怖ェぞ？」ﾆﾔﾆﾔ

垣根「へぇ？　どう怖いんだ？」

上条「ちょっおま」

一方通行「まず能力を無効化しますゥ」

垣根「待て、まずそこからおかしい」

一方通行「次に、めっちゃ殴ってきますゥ」

 
垣根「まぁそりゃそうだろうな」

一方通行「相手が泣いても殴るのをやめませン」

垣根「まぁ、うん」

一方通行「自我が半ば崩壊しかけた所でようやくやめてくれますゥ」

垣根「怖ぇなお前」

上条「一方通行」

一方通行「なンだァ？　感謝か？」ﾏﾝｿﾞｸｹﾞ

上条「後でぶん殴る」

一方通行「」

垣根「で、そのおっかねぇ上条さんは、俺に一体何の用だ？　金なら……まぁ腐るほどあるが」

上条「（これだから金持ちは）いやぁ、垣根さんって未元物質って能力って聞いたんだけど、それって食えるのかなーって」

垣根「は？」

上条「いやだから、食えるのかなーって」

垣根「いやいや上条くん、いくらなんでも未元物質を食おうなんて」

一方通行「『俺の未元物質に常識は通用しねぇ』」ｷﾘｯ

垣根「…………」

一方通行「」ｷﾘｯ　ｷﾘｯ　ｷﾘｯ

垣根「よーしわかった第一位てめぇは後でぶっ飛ばす。で、上条くん。その発想に至った理由を教えてくれないか？」

上条「いやぁ、原因はこいつで……」

インデックス「パフェ美味しいんだよ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

上条「何勝手に頼んでんだてめぇ」

インデックス「怖いんだよ」ﾓｸﾞﾓｸﾞﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

上条「……とまぁこんな次第でして。色々あってこいつと一緒に住んでるんだが、食費がどうもね……」ﾄﾎﾎ

インデックス「申し訳ないんだよ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

店員「デラックスパフェのお客様ー」

インデックス「あ、はーい！」

上条「」

一方通行（キレンのか！？　キレンのかァ！？）ﾜｸﾜｸ

上条「……で。垣根さんは未元物質をいくらでも出せるらしいじゃないですか」

一方通行（なンだよ殴ンねェのかよ。俺の時と態度違い過ぎンじゃないですかァ！？）

インデックス「うめー」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

上条「それで、こいつが食うものを出していただけないかー……と」

垣根「……お前も苦労してんだなぁ」

上条「それはもう」

垣根「わかった、協力してやる。なんだかお前ほっとくとシスターはでっぷり肥えてお前は骨と皮になりそううだしな」

一方通行（え、了承すンのかよ！　そこは拒否→ぶん殴られる→俺愉快な流れじゃないのかよォ！）

店員「ウルトラゴージャスデリシャスストロングキングパフェのお客様ー？」

インデックス「はーい」

垣根「……ここは俺が出してやる」

上条「すいませんなんかもう本当に」

インデックス「うめー」ｶﾞﾂｶﾞﾂ

　上条宅――。

上条「垣根帝督さんのー、『ワクワク☆未元物質クッキング』－！」

インデックス「いぇー」

一方通行「わぁー」ﾎﾞｳﾖﾐ

垣根「おぉー」

上条「では垣根さん、お願いします！」

垣根「はい、まず用意するのは未元物質の能力とそれを完璧に制御できる力です」

上条「垣根さん以外にはできないですね！」

垣根「料理の形に似せて雰囲気を出した未元物質を皿に盛れば完成でーす」

上条「お手軽ですね！　見た目は野菜炒めみたいですが……では早速いただいてみましょう！」

インデックス「いただきますなんだよ！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

上条「どうだ？」

インデックス「この未元物質は出来損ないだ。食べられないよ」

皆「！？」

インデックス「まず素材の味を理解しきれていない。君も食べてみるといい」

上条「え？　あ、ああ……こ、これは！？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

一方通行「ひでぇ……味がバラバラじゃねェか」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

インデックス「その通り。素材の味、味付け、そしてそれらの調和。全てがなってない。とても食い物とは呼べたもんじゃないね」

垣根「そんなバカな……くっ、悔しいが……マズい……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

インデックス「これならレストランの裏の生ごみでも漁った方がマシだね」

上条「インデックス！　せっかく作ってくれた垣根さんに向かってそんな！」

垣根「いや、いいんだ……全ては俺の力不足が原因だ……」

一方通行「垣根ェ……」

垣根「料理の一つもできないで何が『常識が通用しない』だ！　俺は……ただのクズだ！」

インデックス「そんなに自分を責めちゃ駄目だよ、ていとく」

上条（急に元にもどんなよ）

インデックス「料理の道は長く険しい……私が味見をしてあげるから、一緒に進もう！」

垣根「シスター……俺でも料理、できんのかな？」

インデックス「できるよ。さっきの料理は美味しくなかったけど……私に食べてもらいたいって気持ちは、溢れてたから」

垣根「シスター……！」

一方通行（俺もう帰ってもいいかなァ？）

インデックス「じゃあとうま、見本の為に普通の料理を作ってほしいかも！」

上条「それは構わないが、あいにくうちの冷蔵庫は誰かさんのせいで空っぽで」

インデックス「う」

上条「それに貯金通帳も３０円しか残ってない訳で」

インデックス「うう」

上条「明日の飯も危ういのにどうしろと……」ｸﾞｽﾝ

一方通行（！　あの当麻が涙ぐんでるなんてレアじゃねェか！　カメラで撮って弱味握ってやる！）

垣根「あー、なんだ。俺の修行のためだし、俺が材料費出すよ」

上条「でもそんな、悪いよ」

垣根「心配すんな、金は腐ってる」

＜ﾋﾟﾛﾘｰﾝ

上条「垣根さん……」

垣根「呼び捨てでいいぜ」

上条「垣根ェ……」

垣根「やっぱやめてくれ」

一方通行（撮れた！　俺をボコボコにしてたあの当麻が涙ぐんでやがるゥ！　アヒャハギャハ！　こいつァ愉快だぜェ！）

上条「あ、一方通行、ちょっといいか？」

一方通行「おォ、なんだァ？」ﾆﾔﾆﾔ

上条「そげぶっ！」ｶﾞｯｼﾎﾞｶ

一方通行「ぶべらっ！」

上条「これは喫茶店の分！」ﾊﾞｷｯ

上条「これは盗撮の分！」ﾄﾞｶｯ

上条「これはクリリンの分！」

一方通行「！？」

垣根・インデックス「」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

　１０分後――。

一方通行「ひっく……ごめ、ごめんなさィ……調子に乗ってましたァ……」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

上条「わかってくれたらいいんだ。ごめんな？　痛かったろ？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

一方通行「おれが、俺が悪かったンですから、当麻は謝らなくていいンですゥ……」ｸﾞｽｸﾞｽ

上条「いや、俺も悪かったよ。大丈夫か？」ﾖｼﾖｼ

一方通行「大丈夫ですゥ……ひっく」

上条「よし、んじゃ買出し行くか」

垣根「お、おうそうだな！」

インデックス「そそそうだね！」

垣根・インデックス（何あいつ怖ぇぇぇぇ！！）

上条「どうかしたか？」ｷｮﾄﾝ

インデックス「なんでもないんだよ！」

インデックス（もしかしたらあそこで殴られてたのが私だと思うと……）ｿﾞｯ

垣根「さ、さぁ行こう、無限の彼方へ」

垣根（あの第一位を軽々なぶってしかもあやすなんて化け物じゃねぇかぁぁぁ！！）ｿﾞｯ

一方通行（もう当麻に逆らおうなンて考えンのやめよう、もう一生奴隷でもいい。殴られなければそれでいい）

 

　近所のスーパー――。

上条「あ、今日は豚ばら肉が安いな。野菜炒めにも使えるし買っとくか」ﾋｮｲ

上条「おお、ジャガイモが安い。これも買いだな」ﾋｮｲ

上条「タイムセール！？　急がなきゃ！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

インデックス「なんかとうま、生き生きしてるね」

一方通行「一生懸命生きてるンだろ」

垣根「俺もテニスやろうかなぁ」

上条「いやぁ、大量大量。しかしこんなに買っちゃっていいんですかねぇ？」

一方通行（３０００円程度でこんなに扱いなのかァ？）

垣根「ああ、心配するな。財布の中身については自覚はある」ｷﾘｯ

店員「豚ばら肉が一点、ジャガイモが一点、コアラのマーチが一点」

上条「！？」

インデックス「てへっ」ﾍﾟﾛｯ

上条「まぁお菓子のひとつくらいなら……」

店員「たけのこの里が一点、きのこの里が一点、ねるねるねるねが一点」

上条「てめぇ」

垣根「まぁまぁまぁまぁ、金出すのは俺なんだからさ」ｱｾｱｾ

上条「でも勝手に買うなんて失礼じゃ……」

垣根「俺は気にしてないから大丈夫！　そんなことより料理教えてくれるんだろ！？」

垣根（目の前でシスター惨殺なんてシャレになんねぇ）

上条「まぁ、垣根さんがそういうなら」

一方通行（俺の時とは態度が以下略）

店員（子供のお菓子で騒いで、料理教えてもらって。微笑ましいわねー）ﾆｺﾆｺ

インデックス「バブリシャスも欲しいかも」ｼﾞｭﾙﾘ

上条「」

垣根「大丈夫だから上条くん！　大丈夫だから！」

一方通行（打ち止めにバブリシャス買ってってやろォかな）

　再び上条宅――。

上条「じゃ、できるまでそこらで待っててくれ」

インデックスわかったんだよ！」

垣根「…………」

一方通行「…………」

インデックス「…………」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

垣根「なぁ第一位」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

一方通行「なんだ第二位」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

垣根「傷の治り良くする未元物質いるか？」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

一方通行「……くれ」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

垣根「お前も大変なんだな……」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

一方通行「諦めたら見えてくるもンもあるんだぜェ……」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

垣根「泣いていいか」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

一方通行「きめェ」

垣根「なんだとてめぇ、人が心配してやってるのに」

一方通行「は、はァァァ？　心配してもらっても別に嬉しくなンかないンですけどォ？」

インデックス（わかりやすすぎるかも）

垣根「そうかよ、不憫に思ってやったののよ！」

一方通行「なンだとぉ？」

上条「おい……おまえら……」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

一方通行「ひッ」ﾋﾞｸｯ

垣根「うぉっ」ﾋﾞｸｯ

上条「『ケンカするんじゃねー』……この言葉の意味がわかるか？」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

一方通行「はいィ、わかります！」

上条「なら……『何をすべきか』『何を言うべきか』……わかるよな？」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

一方通行「はいッ！　第二位ッ！　すいませンでしたァ！」ｽﾞﾋﾞｼｯ

垣根（あの第一位が……『頭を下げた』……だとォ！？）

上条「垣根さんも……ねぇ？」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

垣根「すっ、すみませんでした！」ｽﾞﾋﾞｼｯ

上条「もうケンカするなよ」

二人「はいッ！！」

インデックス「なんともいえない『凄味』があったんだよ……」

垣根「学園都市で生きてきて……初めて『死』を覚悟した……」

一方通行「あれはそういう奴なンだよ……」

インデックス「あ、たけのこの里食べる？」

垣根「食う」

一方通行「食う」

上条「できたぞー、肉野菜炒め」ﾎｶﾎｶ

インデックス「流石とうま！　美味しそうな香りなんだよ！」ｸﾝｶｸﾝｶ

垣根「この香り……俺の作った生ごみと比べることさえ失礼……！」ｸﾝｶｸﾝｶ

一方通行「当麻の作った飯は美味いからなァ」ｸﾝｶｸﾝｶ

上条「いやぁ、照れるな。さぁ、食ってみてくれ」

インデックス「いただきますなんだよ！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

垣根「勉強になります！」ｵﾓﾜｽﾞｹｲｺﾞ

一方通行「じゃァ俺もォ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

インデックス「美味しいんだよ！」

上条（そこは普通に言うんだ）

垣根「うう……」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

上条「か、垣根さん！？　どうして泣いていらっしゃるんでせうか！？」

垣根「これが……野菜炒め……！　俺は……自分の不甲斐なさが悔しい！」

一方通行（こいつこンなキャラだっけ）ﾓｸﾞﾓｸﾞ

インデックス「うめー」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

垣根「俺は極めてみせる……『未元物質クッキング』を！！」

インデックス「その意気なんだよ！」

垣根「師匠！」

上条「なんですかカッキーくん」

垣根「俺にもっと師匠の料理を食べさせてください！」ﾄﾞｹﾞｻﾞｯ

上条「いやそんなことで土下座しなくても！　料理くらいいくらでも作ってやるから！」

一方通行（俺の時と態度が）

インデックス「食後のバブリシャスは美味しいんだよ」ﾓｷﾞｭﾓｷﾞｭ

垣根「師匠……」

上条「垣根さん……」

　俺達はまだのぼり始めたばかりだ！　この果てしない料理坂を！

上条「まずはオムレツからでもやってみるか」

垣根「はい師匠！」

インデックス「味見はお任せなんだよ！」

一方通行「まァ、俺にできることならなンでもやるから殴らないでくれればいい」


　ござるの人の次回作にご期待下さい！


　　　　　　　　完ッ！