2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/23(火) 23:00:22.33 ID:8xUCCA7lo
圭一「…んー。なんだよ魅音」

魅音「あれ?もしかして調子悪い?」

圭一「いや、寝不足なんだ…」

魅音「おやぁ~?夜中にこそこそ何を見ていたのかな~」

圭一「いや、そんなんじゃないよ…ふぁ…」

魅音「あらら、つっこむ余裕もないってか」

魅音「…ちぇー。つまんなーい」

圭一「ちなみに何の用だったんだ?」

圭一「聞くだけならできるぞ」

魅音「んー。なんでもないよ」

魅音「ま、お大事にねー。また明日ー」

圭一「おー、また明日な」 





3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/23(火) 23:01:58.33 ID:8xUCCA7lo
魅音「圭ちゃん、ここわかんない」

圭一「ん?ああ、ここはこうで…」

魅音「ほうほぅ…」

圭一「そんでだ、両辺にだな…」

魅音「へえへぇ…」

圭一「…これで終わりだ!!!」

魅音「さっすが圭ちゃん!!」

圭一「俺の手にかかればこんなもんだぜ!!!」

魅音「いやぁおかげで宿題終わった終わった~」

圭一「…あ!てめぇ!魅音!利用しやがったな!」

魅音「おじさん何のことかわからないなぁ~?」

圭一「…自分のためにならねぇだろ!自分でやりなさい!」

魅音「ちぇー。…わかったよー」

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/23(火) 23:03:44.54 ID:8xUCCA7lo
魅音「はろろ~ん」

圭一「ん?詩音か?」

魅音「そうですよ圭ちゃん」

魅音「お姉がいつもお世話になってます~」

圭一「いや…別に」

圭一「…て言うか魅音だろ」

魅音「あ、バレた?」

圭一「やっぱりな」

魅音「えー?何でバレたの?」

魅音「ちょっと自信あったのにさー」

圭一「はっはっは!そりゃいつも魅音のこと見てるからなー」

魅音「あははー!まぁそりゃそうかー」




魅音「…へ?」

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/23(火) 23:05:08.41 ID:8xUCCA7lo
魅音「ああぁぁ!!!!負けたぁぁ!!!」

圭一「ふはは!!!無様なり園崎魅音ん!!!!」

圭一「罰ゲームは、何かなー?ぐへへぇ…」

魅音「クジを引いて……『1位に膝枕』ぁ!!?!」

圭一「おう、ちこうよれ。ちこうよれ」

魅音「よりによって圭ちゃんか…」

圭一「ぐへへぇ…魅音の膝枕かぁ……」

魅音「う、うぅ…」

魅音「…はい。いいよ。覚悟決めたよ」

圭一「…」

圭一「…や、やっぱいいかな」

魅音「………へたれ」ボソッ

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/23(火) 23:06:54.50 ID:8xUCCA7lo
魅音「朝だよー。圭ちゃーん」

圭一「起きてるよ。おはよ」

魅音「…おー。めずらしいねぇ」

圭一「何がだよ?」

魅音「いっつも帰り遅いじゃん?仕事大変そうだなーって」

魅音「だからさ、休みの日くらいゆっくりして貰いたいなーって」

圭一「…じゃあ寝てようかな」

魅音「ふふーん!…じゃあアタシも寝る!」

圭一「ぐおお!!飛び込んでくるなって!」

魅音「堅いこと言わない!あっははー!」

―――
――


圭一「…はっ!」

圭一「夢か…」

圭一「…」

圭一「ん、どんな夢だったかもう忘れた」

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/23(火) 23:08:38.85 ID:8xUCCA7lo
圭一「はっ!あ、頭が…!」

魅音「ど、どうしたの圭ちゃん!?」

圭一「ぐっ、なんだこれ…」

―――
――


圭一「おはぎ食わなきゃ…」モグモグ

圭一「…いてっ」

圭一「…」

圭一「お、おはぎの中に…何か…」

圭一「あ、これただの固い米だな…」

圭一「魅音め、これだけ余って固くなったご飯で作ったな…」

圭一「うーん。罰ゲームとしては弱いな…」モグモグ


――
―――

圭一「…魅音」

魅音「な、何?」

圭一「おはぎは、餅米で作って…くれ…」

魅音「??…わ、わかったよ?」

圭一「な、なんだこの記憶…ぐふっ」チーン

魅音「け、圭ちゃーん?!!!??」

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/23(火) 23:13:48.91 ID:8xUCCA7lo
魅音「あ、頭が…」

圭一「ど、どうしたんだよ魅音??!」

魅音「ぐ、ぁ…」

―――
――


魅音「えへへー。可愛いなぁ」

魅音「…嬉しいなぁ」

魅音「人形もそうだけど、圭ちゃんの気持ちが嬉しいなぁ…」

魅音「…」

魅音「……そ、そういうとこ好きだぞー」

魅音「…な、なんてね」


――
―――

魅音「うああああああ!!!っあぁぁ!!!」

圭一「お、おい。どうしたんだよぉ!魅音!?」

魅音「今こっち見ないでぇ!!!」

魅音「何これ!?何なのこれぇ!??」

魅音「おじさんは何を見せられてるわけぇ!???」

圭一「わ、わけわからん…」

魅音「あぁぁあああ!!!!!好きだけども!!そう言うことなの??!?」

圭一「な、何の話だ…?」

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/24(水) 22:46:47.09 ID:GOnMNE89o
魅音「圭ちゃん圭ちゃん」

魅音「じゃんけんしよ!」

圭一「お、なんだなんだ?」

魅音「アタシが勝ったら、圭ちゃんちょっと手伝ってね」

圭一「何をだよ!?」

魅音「じゃ、いくよ!」

圭一「え、おい。俺が勝った時はどうn 魅音「じゃーんけーん!!」」

魅音「ぽん!」

圭一「…あ、勝った」

魅音「ちぇー。じゃ、手伝ってねー!」

圭一「どういうことだよ!」

圭一「何のためのじゃんけんだったんだよ!?」

魅音「洗濯物畳んどいてねー!」

圭一「…へいへい」

―――
――


魅音「…っは!?」

魅音「なーんだ夢か…」

魅音「…どんな夢だっけ?」


14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/24(水) 22:47:56.26 ID:GOnMNE89o
圭一「お、おじゃましまーす」

魅音「はいよ~!入って入って~!」

圭一「これが魅音の部屋かー」

魅音「ま、シンプルで面白味も無い部屋だけどねー」

魅音「あ、これが例の漫画なんだけどさー」

圭一「へぇ」

魅音「今、お茶持ってくるからさ、ゆっくり見てなよ」

圭一「おー、サンキュ」

魅音「じゃ、ごゆっくり~」





魅音「はぁ~…き、緊張するよ…///」

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/24(水) 22:49:31.52 ID:GOnMNE89o
圭一「お、女の子の部屋に一人…」

圭一「ま、漫画なんて読んでる場合なのか…?」

圭一「…ぐっ!!!」

圭一「あぁぁ!!!耐えろ前原圭一!」

圭一「男はすべからく変 だ!…しかし、同時に紳士だ!」

圭一「魅音の信頼を裏切るな!!仏の前原!!仏の前原!!」

圭一「…」

圭一「ちょとくらい…」

魅音「『ちょとくらい』…なに?」

圭一「のわぁああ!!!!なんでもない!!」

魅音「…変 」ジトー

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/24(水) 22:50:52.19 ID:GOnMNE89o
魅音「あ、そうだ」

魅音「今週の日曜日空いてる?」

圭一「ん?特になにもないけど、部活か?」

魅音「そのとーり!!へっへー!圭ちゃんもわかって来たじゃん!」

圭一「まぁな!…で、何のゲームをするんだ?」

圭一「今から楽しみでしかたないぜ!」

魅音「お、いいねぇ!街に繰り出して、ゲーム大会をするよ!」

魅音「知り合いのおじさんの店を借りてね!」

圭一「おお!!」

魅音「賞金も出すよ!」

圭一「おおおおお!!!」

魅音「部活メンバーで遠征だあああ!!!」

圭一「うぉおおおお!!!!」

魅音「あははっ!さっすが圭ちゃん、ノリ良すぎ!」

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/24(水) 22:51:28.72 ID:GOnMNE89o
魅音「いやー!皆ごめんね!」

圭一「いや、バイトなら仕方ないって」

圭一「気にするなよ、魅音」

圭一「それに、お土産まで貰っちまってさ」

圭一「こっちがお礼を言いたいくらいだぜ」

魅音「そう言って貰えると助かるよ。…絶対埋め合わせはするからさ!」

圭一「おうよ!…これ、中身見て良いか?」

魅音「もちろん。皆確認して…」

魅音(あれ…このシチュエーションどこかで…)

圭一「…こ、これ、人形か!?」

魅音(そうそう。圭ちゃんが可愛いお人形なんか引き当てちゃって…)

圭一「わ、藁人形…だと…?」

圭一「大ハズレってことかよ…」ガクッ

魅音「…あるぇー?」

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/25(木) 23:50:35.32 ID:h8KhyvJ5o
魅音「焼きそばの早食い競争だぁぁ!!!!」

圭一「うおぉぉぉ!!!!」

魅音「わたあめの早食い競争だぁぁあ!!!!!」

圭一「丸めて一口だぁぁ!!!」

魅音「射的だぁああ!!!!」

圭一「うおぉぉ!!!ゲットぉぉ!!!!」

圭一「…さて」

圭一「…この人形、魅音にやるよ。俺にはかわいすぎるぜ」

魅音「ここでそのイベント!?」

圭一「何がだよ?」

魅音「いや、こっちの話…ありがと」

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/25(木) 23:51:37.13 ID:h8KhyvJ5o
魅音「綿は貰った?」

圭一「あぁ、こいつを流すんだよな」

魅音「そうそう」

魅音「願いを込めたり、今年のけがれを込めて流したりするんだよ」

圭一「へー。両極端な思いに思えるけど、多少は何でもありなんだな」

圭一「願い…願いか…」

魅音「あんまり欲張ると祟られちゃうよ~」

圭一「えぇ!?そんな感じなのかよぉ!?」

圭一「美少女スク水メイドナース…どれにすべきだ…?」

魅音「…けがれを込めた方が良さそうだねぇ」

24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/25(木) 23:53:13.11 ID:h8KhyvJ5o
圭一「ジジはどっちだ…?」

魅音「おんやぁ~??もしかして、わかんないのかなぁ~」

圭一「う、うるさい!まだあやふやなだけだ!」

魅音「それをわかんないって言うんじゃないのぉ~?ん~?」

圭一「…見えたっ!こっちだあああああああ!!」

魅音「はい、残念。あ、こっちがジジね」

魅音「あっがり~!罰ゲームは圭ちゃん!」

圭一「く、…くっそおおおおおお!!」

圭一「クジを引いて…『スク水メイド姿でナースプレイ』…?」

圭一「な、なんじゃこりゃあああああああ!!?」

魅音「あっははっ!ざまぁ無いねぇ!」

圭一「これがオヤシロ様の祟り…ってことか…ぐふっ」

魅音「随分と平和な祟りだこと…」

25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/26(金) 00:00:07.89 ID:sMfT/H0no
魅音「早く元気にな~れ☆」

圭一「…ん」

魅音「ちゃんと寝てなきゃダメだよ」

魅音「あ、おじさんがお粥作っといてあげるね」

圭一「…ん」

魅音「ありゃりゃ、思ったより朦朧としてるんだね」

圭一「み、魅音か…?」

魅音「はいはい。落ち着くまで近くにいるからね」

―――
――


圭一「んあ?」

圭一「…まーた、夢か」

魅音「あ、起きた?…夢?」

圭一「夢じゃなかった…だと…?」

魅音「変な圭ちゃーん」

26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/26(金) 00:03:12.28 ID:sMfT/H0no
今回はここまで。
オヤシロ様は居るよ。ついでに書いてないだけでレナとかもちゃんと居るよ。

31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/26(金) 19:22:42.83 ID:sMfT/H0no
魅音「失望したよ」

圭一「な、なにぃ!?」

圭一「しょうがないじゃねぇかよ!?」

圭一「百万長者なんて運だけのゲームじゃねぇかよ!?」

魅音「…はぁ。どうやら圭ちゃんだけが本気になってなかったってことだね」

魅音「本気の圭ちゃんなら開始十秒でけりをつけてたね!」

圭一「くっ…」

圭一「…リアルマネー、か?」

魅音「それはちょっと」

圭一「はい」

32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/26(金) 19:23:36.80 ID:sMfT/H0no
魅音「こんばんは~…って圭ちゃん!?」

圭一「…み、魅音か?…って、詩音の方か」

魅音「大丈夫ですか?玄関で行きだおれてるなんて…」

圭一「大丈夫もなにも、見たままだ。腹減ってる…」

魅音「お姉ぇに色々聞きましたよ。…ほら、良ければこれ」

圭一「おお!飯だ!良いのかよ!?」

魅音「どうぞどうぞ」

圭一「…うまっ!美味いぞこれ!」

圭一「…ん?か、辛い?辛いぞぉぉ!???!?」

魅音「お、唯一の当たり引いちゃったか~。ドンマイ圭ちゃん☆」

圭一「貴方は詩音じゃなくて魅音ですね。食べ物でこう言うのはどうかと思いますよ」

魅音「ごめんて」

33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/26(金) 19:24:23.99 ID:sMfT/H0no
魅音「あーなたは、いま、どこでなにーをしてますか~」

魅音「こーのそらの、つづくばしょにいますか~」

圭一「上手いもんだな~」

魅音「へっへー!おじさんは万能だからね!」

圭一「陰でめっちゃ練習してたもんな~!」

魅音「!?」

圭一「以外に努力の人だよな~。すげぇよ魅音!可愛い!」

魅音「…ちょっ。み、見てたの?」

圭一「ああ、俺は練習で歌ってた別バージョンの方も好きだぜ!」

魅音「そ、そこも見られてたの?!」

34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/26(金) 19:25:47.06 ID:sMfT/H0no
圭一「つーたえて、このおもい~…の方」

魅音「へぇ…『詩音』バージョンが好みなんだ…へぇ…」

圭一「そ、それ詩音バージョンだったのかよ」

魅音「ふーんだ!どうせ詩音の方が良いんでしょ!」

圭一「そ、そんなことないって!」

魅音「あーっ、アタシの妹のが良くないって言うの?ひどーい!」

圭一「八方塞がりじゃねぇか!??」

圭一「そ、そうじゃなくてだな。…どうすりゃいいんだよ」

魅音「別にいいもーんだ!べーっ!圭ちゃんきらーい!」

圭一「ぐっ…言い返せない…」

魅音「…あははっ!」

38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/26(金) 23:31:32.81 ID:sMfT/H0no
圭一「カレー?」

魅音「そうそう。今日の授業でね、作るんだって!」

圭一「へぇ。…ってまさか部活か!?」

魅音「お、察しが良いねぇ!」

魅音「材料の準備をする余裕はないから、単純に腕の勝負!」

圭一「知恵先生が準備したものしか使えないってことか」

圭一「…あぁ!その勝負受けてたつぜ!!」

魅音「あるぇー?圭ちゃん料理出来るんだっけ~?」

圭一「俺の本気がわかってないようだな。料理ができずとも、俺は勝ぁつ!」

魅音「知恵先生が食べて一番だったやつが勝ちだからね~」

39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/26(金) 23:32:46.38 ID:sMfT/H0no
―――
――


魅音「…めっちゃ怒られたね」

圭一「…ああ」

圭一「…俺が作ったもの以外、全部食って無くそうとしたからな」

魅音「圭ちゃんってさ、たまーに…おバカだよね」

圭一「ふっ…魅音のカレー、美味かったぜ…」

圭一「優勝、おめでとう…うぷっ…」

魅音「あんたがナンバーワンだよ…」

40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/26(金) 23:33:41.84 ID:sMfT/H0no
魅音「んっー!今日も授業終わりー!」

圭一「毎度思うんだが、これ授業になってるのか?」

魅音「仕方ないでしょー!皆学年バラバラなんだから!」

魅音「良いの良いの!」

圭一「まぁ、俺だって嫌いじゃないけどよ」

魅音「今日の部活は何にしよっかな~」

圭一「あ、俺今日早く帰らないといけないんだ。すまんな」

魅音「えー。つまんなーい」

圭一「仕方ないだろ。母さんたち、今日から仕事でいないんだよ」

圭一「買い物いかないと食うもんがないんだ」

魅音「へー。ま、頑張って~」

圭一「おう。じゃ、また明日なー」

圭一「…」

圭一「え、落ちは?」

41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/26(金) 23:34:35.30 ID:sMfT/H0no
魅音「圭ちゃんってレナのことどう思ってるの?」

圭一「なななんだよ藪から棒に」

魅音「はは、動揺しすぎ!…えっ、もしかして何か」

圭一「…あぁ、実は魅音には黙ってたんだが、俺とレナはな」

魅音「えっ……えっ…?」

圭一「……ふ、ふはは!動揺しすぎだぞ魅音!」

魅音「…ふぇ?」

魅音「な、なーんだ!おじさん、焦っちゃったよ!」

魅音「てっきり、レナと圭ちゃんが…」ポロポロ

魅音「あれ、ご、ごめん」ポロポロ

圭一「な、泣くなよ。ちょっと、からかい返したつもりったんだよ」オロオロ

42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/26(金) 23:35:34.36 ID:sMfT/H0no
圭一「…きっと、俺たちにはまだ色々と早い話題だったんだ」

圭一「今は皆で楽しくいこうぜ!」

魅音「…うん!」

―――
――


魅音「って、ことが子供の頃あったじゃん?」

魅音「今はどうなのさ~?ほれほれ~?白状せい~」ヒック

圭一「そりゃあ…ご想像におまかせする」

魅音「え~?魅音さんとどっちが好きなのさ~?」ヒック

圭一「えぇい!毎度毎度酒癖悪すぎるぞ魅音!」

圭一「そんなになるまで呑むんじゃありません!めっ!」

48: ◆GwyTDuorp. 2021/03/27(土) 18:22:46.96 ID:8AsWt6N+o
みおん「あ、圭ちゃんだ~」

圭一「…ん?誰だ?」

圭一「って!?魅音か!?」

圭一「なな、何でちっこくなってんだよ!?」

みおん「えー?…わかんない!」

みおん「そんなことより、あそぼーよ!!」

圭一「いやいや!そんな場合じゃねぇだろう!?」

みおん「圭ちゃん鬼ねー!そんで、アタシを捕まえたら勝ちね!」

圭一「ちょ、ちょっと待って…」

みおん「よーい、どん!あっははー!」

圭一「話聞いてくれよぉおおおお!!!」

49: ◆GwyTDuorp. 2021/03/27(土) 18:23:36.21 ID:8AsWt6N+o
みおん「…ちぇー。捕まったー」

圭一「流石にちびっこ相手には運動面では勝てるな」

みおん「はーなーしーてー!」

みおん「圭ちゃんってこういう趣味なんだぁああ!!!」

圭一「人聞きの悪いことを叫ぶなぁぁあ!!」

みおん「抱っこやだぁああ!!自分で歩くからぁ!!」

圭一「さっき一回それで逃亡しただろうが!」

みおん「…ちっ」

みおん「じゃあおんぶなら良いよ」

圭一「何がどう違っておんぶなら良いんだよ…?」

50: ◆GwyTDuorp. 2021/03/27(土) 18:24:43.47 ID:8AsWt6N+o
圭一「とりあえず魅音ちに向かってはいるが…」

圭一「どうしたもんか」

みおん「アタシにもわかんないんだもーん」

圭一「記憶は引き継いでそうだが、いかんせん思考回路は子供のそれだ」

みおん「おじさん、子供じゃないもーん!」シュウゥ

圭一「一人称も安定しないし…」

みおん「んー。圭ちゃんの背中でかーい!」シュウウゥ

圭一「へいへい。…あれ、魅音何か熱くないか?」ボンッ

圭一「…ボンッ?…心なしか、重くなったような」

圭一「と言うか感触が…」

魅音「圭ちゃんあったかーい。おじさんこれ好きだなー」

魅音「…ん?」

51: ◆GwyTDuorp. 2021/03/27(土) 18:25:32.67 ID:8AsWt6N+o
圭一「…」

魅音「…」

魅音「~~っ///」

魅音「あああぁぁ///!!!」

魅音「変 !!変 !!」

圭一「いや、これは、魅音から、ごばぁああああ!!」

魅音「何でこうなってんの!?」

圭一「げ、記憶残ってないのかよ?!」

魅音「好きなの!…じゃなくて!…あれ?」

魅音「…何だかよくわからないけど。とりあえず許さないんだからーっ!」

圭一「り、理不尽だああああ!!!」

52: ◆GwyTDuorp. 2021/03/27(土) 18:26:25.50 ID:8AsWt6N+o
圭一「全部羽入の仕業だったな」

魅音「う、うぅ…ごめんね圭ちゃん…」

圭一「全くだぜ…。しかし、魅音があんなにうろたえるとはな…」

魅音「うぅ…気づいたら圭ちゃんにおんぶされてたんだもん」

魅音「は、恥ずかしかったんだよ…」

圭一「まぁ、もう怒ってねぇから気にすんなって」

魅音「そう言って貰えるとありがたいよ~」

魅音「好きなのは本当だからうっかり勢いで言っちゃって焦ったよ~」

圭一「へぇ……ん?」

圭一「……ん?」

魅音「………ん?」

56: ◆GwyTDuorp. 2021/03/27(土) 22:44:13.11 ID:8AsWt6N+o
魅音「観念しな~。圭ちゃん~」

圭一「や、やめろ…!」

魅音「圭ちゃんにはね、…」

魅音「富竹さんと同じ目にあってもらう」

圭一「や、やめ…」

圭一「う、うわぁあああ!!!!」

魅音「 エプロンの刑だあぁぁ!!」

魅音「富竹さんはノリノリだったよ~?」

圭一「トミー……」

圭一「そういう趣味だったか…うん…」

57: ◆GwyTDuorp. 2021/03/27(土) 22:44:57.41 ID:8AsWt6N+o
魅音「綿流しの晩に、祭具殿に入らなかった?」

圭一「いや、入ってないけど…」

魅音「良かったぁ~。老朽化が進んでてね、本当に危ないんだよ」

圭一「へぇ、建て替えたりするのか?」

魅音「う~ん。神聖なものだから、慎重に判断するんだってさ」

圭一「危ないなら、安全にした方が神様も喜びそうなもんだが」

魅音「合理で考えるとそうなんだけどさぁ~」

圭一「お金の面もあるから難しいんだろうなー」

魅音「あ、じゃあ綿流しの晩に、…」

魅音「富竹さんと鷹野さんに会わなかった?」

58: ◆GwyTDuorp. 2021/03/27(土) 22:46:31.41 ID:8AsWt6N+o
圭一「富竹さん?……お、そういや会ったぞ」

魅音「え、本当!!?」

圭一「ああ、皆とはぐれたときに、偶々な」

圭一「あ、じゃあ隣にいた女の人が鷹野さんって人か」

魅音「そうそう。…実はね、昨日の晩に、富竹さんと鷹野さん」

魅音「婚約したんだって!」

圭一「ま、マジかよ!!めでたい話じゃねえか!!」

圭一「……え、祟りは?時報では?」

魅音「…富竹さんの エプロン趣味に逃げ出したんじゃない?」

圭一「やはり富竹さんが祟り回避のキーだったんだな…」

59: ◆GwyTDuorp. 2021/03/27(土) 22:47:55.66 ID:8AsWt6N+o
(・3・)

圭一「何してんだ魅音」

(・3・)

圭一「み、魅音…?」

(・3・)

圭一「…」

圭一「に、人形だこれ…」

魅音「いや、気づこうよ」

圭一「うわぁあああ!…何だ人形か」

魅音「あたしゃ本物だ!!」

圭一「うおっ、わからんかったぞ」

魅音「(・3・)」

63: ◆GwyTDuorp. 2021/03/29(月) 00:11:52.80 ID:V3MSPZvlo
圭一「反転世界?」

魅音「そーそー」

魅音「圭ちゃんが女の子で、レナや沙都子、梨花ちゃんにアタシが男の子」

魅音「みたいな!そんなんだったら圭ちゃんどうする?」

圭一「あ、反転ってそういう…」

魅音「他に何があるのさ?」

圭一「いや、何でもない。メタい話題だったんだ」

圭一「でもそうだなぁ。…あんまり変わらないんじゃないか?」

圭一「魅音が部長で、リーダーだろうし」

圭一「俺も女の子になったとして、『はぅ~』とかなるわけでも無いと思うし」

64: ◆GwyTDuorp. 2021/03/29(月) 00:13:20.57 ID:V3MSPZvlo
魅音「圭ちゃんは、いじめがいのある可愛い女の子だろうね~」

圭一「なんだと!クールでビューティーの前原圭子ちゃんですのことよ!」

魅音「あははっ!!沙都子タイプだったか~」

圭一「…ぐっ。確かに、まんま沙都子だった…」

魅音「…レナは格好いい系?癒し系かな?」

圭一「…うわ。わからんな。どっちもいけそうだ」

圭一「でも、『お、お持ち帰りぃ~~~』とか、犯罪臭が…」

魅音「うわぁ…」

圭一「今もレナだから許されてる感があるだけなんだよな…」

65: ◆GwyTDuorp. 2021/03/29(月) 00:14:54.90 ID:V3MSPZvlo
圭一「魅音は美形だろうな」

魅音「お、嬉しいこと言うじゃん。でも、褒めてもなんもでないからね~」

圭一「リーダー…ってか、ボスで硬派で純情派だ。多分」

魅音「なんじゃそりゃ」

圭一「梨花ちゃんとか意外とムキムキだったりしてな」

圭一「『筋肉は嘘をつかないのですよ~』とか」

魅音「…ぶはっ!!梨花ちゃんに言いつけてやろ~」

圭一「『圭一、ファイト一発!なのですよ~』とか」

魅音「…くくっ!や、やめてよ…ふふっ!」

66: ◆GwyTDuorp. 2021/03/29(月) 00:16:29.66 ID:V3MSPZvlo
圭一「沙都子は見た目そのまんまで男の子みたいなのはどうだ」

魅音「お、…攻めてるね。先見の明とも言えそうな」

圭一「…服装もそのままでいくか」

魅音「めっちゃ特殊な 癖だけど、嫌いじゃないよ」

圭一「そのかわり梨花ちゃんはランニング1枚だ」

魅音「な、なんのかわりさね…くふっ!」

圭一「…うーん。これだと沙都子のキャラ付けが弱いか」

魅音「梨花ちゃんが強すぎるだけだって…!」

圭一「ごめんな梨花ちゃんと梨花ちゃん萌えの人々」

71: ◆GwyTDuorp. 2021/03/29(月) 23:02:45.19 ID:V3MSPZvlo
魅音「密室!?」

圭一「ああ、どうやらこの部屋に閉じ込められたらしい」

魅音「ドアは?」

圭一「何故か開かないんだ。鍵穴がある」

魅音「窓は?」

圭一「何故か開かないんだ。不思議と割れない」

魅音「おのれ羽入…!」

圭一「まだ羽入と決まったわけじゃないだろ!?」

72: ◆GwyTDuorp. 2021/03/29(月) 23:03:44.13 ID:V3MSPZvlo
圭一「食べ物はあるんだよな」

魅音「水道も出るねぇ」

圭一「電気も通ってるな」

魅音「あ、トランプみっけ~。遊ぶよ圭ちゃん~」

圭一「遊んでる場合かあああ!?」

魅音「ま、焦っても仕方ないから」

魅音「スピードで勝負だぁぁ!!」

圭一「…まぁよくわからんし時間潰すか」

73: ◆GwyTDuorp. 2021/03/29(月) 23:04:33.78 ID:V3MSPZvlo
魅音「へっへーん。おじさんの勝ちぃ~!」

圭一「ぐああああ…。普通に負けたあああ!!」

魅音「あれぇー?本気じゃなかったぁ?ん~?」

圭一「ぢぐじょぉおお…!!!」

圭一「つ、つぎだ!次は負けん!」

魅音「その前に…罰ゲーム!!!」

魅音「メイド服でも着て貰おっかな~」

圭一「いや!?この場に無かったからな!?」

魅音「あ、そっか。…うーん。じゃあどうしてやろうか…」ドサッ

圭一「…え?」

魅音「…へ?」

圭一「メイド服が…落ちてきたぁ!?」

74: ◆GwyTDuorp. 2021/03/29(月) 23:05:21.28 ID:V3MSPZvlo
魅音「あ、良かったじゃん圭ちゃん。着て着て」

圭一「えぇ!!?急に出てきたんだぞ!?」

圭一「何でそんなに落ち着いてられるんだよ!?」

魅音「そんなことより良いのかなぁ?身の心配をしなくて大丈夫?」

圭一「…はっ!次も負けたら…、まさかっ」

魅音「そう。想像通りだよ。何でかわからないけど、勝ったら願いが叶うと言う事実が残ったんだ」

魅音「…負けたら、また罰ゲームだよ」

魅音「次は何を罰にしようかなぁあああ!!」

魅音「うさみみブルマ姿とかどうかなぁああああ!!」

圭一「ぐぉおおお!!?なんだとぉおおお!!?」

75: ◆GwyTDuorp. 2021/03/29(月) 23:06:03.06 ID:V3MSPZvlo
圭一「いや、切り替えろ前原圭一!逆に考えるんだ!」

圭一「俺が勝てば魅音に色々できる!勝てばいいんだ勝てば!!」

圭一「スク水猫耳スク水猫耳スク水魅音可愛い猫耳スク水猫耳…」

圭一「 エプロンニーソ エプロンニーソ エプロンニーソ…」

圭一「ぐへへ…よだれが止まらんぜぇ…」

魅音「良いねぇ!それでこそ圭ちゃんだ!!」

圭一「…いざ!」

魅音「勝負!」

76: ◆GwyTDuorp. 2021/03/29(月) 23:06:34.19 ID:V3MSPZvlo
圭一「はぁはぁ…」

魅音「…見事っ!」

圭一「か、勝ったあああああああ!!うおおぉぉ!!」

魅音「いやー!負けた負けたぁ!」

圭一「じゃあ…どうしてやろうかなぁ…ぐふふ…」

魅音「…いいよ。圭ちゃんなら」

魅音「圭ちゃんになら、何されても平気」

圭一「…え?…や、やりにくくなるからやめろよぉ!」

魅音「ははっ、…ごめんごめん」

圭一「変に意識しちまうと魅音のこと見れなくなるでしょうが!」

77: ◆GwyTDuorp. 2021/03/29(月) 23:07:25.32 ID:V3MSPZvlo
魅音「でも、本当に何でも叶うのかなぁ」

魅音「…鍵とか開けられたりして」

圭一「…鍵ぃ?」チャリン

圭一「あっ…」

魅音「あっ…鍵…」

圭一「…」

魅音「あ、開いたよ圭ちゃん。出られるよ!」ガチャ

魅音「あ、ありがとね圭ちゃん…あはは…」

圭一「…おのれ」

圭一「おのれ羽入うううううううううう!!!!!」

78: ◆GwyTDuorp. 2021/03/29(月) 23:13:34.24 ID:V3MSPZvlo
今回はここまで。
雰囲気で書いてるからキャラ崩壊してきているね。おのれ羽入。

81: ◆GwyTDuorp. 2021/03/30(火) 22:32:41.33 ID:VVyp9DN2o
魅音「ねぇねぇ圭ちゃん」

圭一「おー?どうした魅音」

魅音「興宮まで買い物いかない?」

圭一「んー?何か新作のゲームでも出たのか?」

魅音「ちがうちがう!沙都子の誕生日が近いんだよ」

魅音「プレゼント買いに行くんだけど、一緒にどうかなって」

圭一「お、そうなのか。レナも誘って行くかぁ!」

魅音「レナはOKだってさ~」

圭一「んじゃ、後でいつものところ集合ってことで」

魅音「あいよ~」

82: ◆GwyTDuorp. 2021/03/30(火) 22:33:17.74 ID:VVyp9DN2o
レナ「はぅ~やっと出られたよ~」

圭一「なんの話だ?」

レナ「何でもないよ~」

魅音「沙都子の誕生日は色々あるからねぇ」

圭一「色々?」

魅音「悟史」

圭一「把握」

レナ「なるべく楽しい思い出にしたよね、よね?」

圭一「ああ、そうだな」

83: ◆GwyTDuorp. 2021/03/30(火) 22:34:15.00 ID:VVyp9DN2o
圭一「沙都子って何を貰ったら嬉しいんだ?」

魅音「アタシはぬいぐるみとかどうかなーって」

圭一「ぬいぐるみぃ?沙都子がかぁ?」

レナ「はう。沙都子ちゃんはね、年相応の女の子なんだよ」

レナ「だからレナもそういうのの方がいいって思うなぁ」

圭一「ふーん。……でも俺はあえていつもの感じで接するか」

魅音「あはは!圭ちゃんはそれでいいんじゃない?」

圭一「お!野菜図鑑!これにしよう!はっはっは!」

レナ「そいうのもいいかもね~」

84: ◆GwyTDuorp. 2021/03/30(火) 22:35:11.04 ID:VVyp9DN2o
レナ「あ、これかぁいい!!」

圭一「何だこの玉子の博士みたいなぬいぐるみは…」

魅音「ハンプティダンプティだねぇ」

圭一「なんじゃそら」

魅音「うーん。意味的には、色々危なっかしい状態って意味かな」

圭一「そんなもんあげるのか…」

レナ「か、かか、かぁああいいいいい!!!」

レナ「おも、おももおお、お持ち帰りぃ~~~!!!!」

魅音「レナにかかりゃ関係無さそうだねぇ」

圭一「そうだな。センスは全くわかんねぇけど」

魅音「うん」

85: ◆GwyTDuorp. 2021/03/30(火) 22:37:39.84 ID:VVyp9DN2o
圭一「結局魅音もぬいぐるみか?」

魅音「いや、レナがぬいぐるみならおじさんは違うのにしよっかな~」

魅音「と言うか、デザートフェスタのチケットにしようかなって」

圭一「へぇ」

魅音「甘いもの好きじゃない女の子はいないからね~」

レナ「いいな~。いいな~」

魅音「皆で行くようと、個人で行くようと、おまけにもう一枚!!」

圭一「…それ、結局は園崎家の収益に繋がるんじゃ」

魅音「だはは…」

圭一「図星なのかよ!」

魅音「でも、しっかりサービスするからさ~」

レナ「ふふ、魅ぃちゃんの思い、沙都子ちゃんきっと喜ぶと思うな~」

86: ◆GwyTDuorp. 2021/03/30(火) 22:40:41.87 ID:VVyp9DN2o
―――
――


圭一「はっ!?」

圭一「夢か…」

圭一「何でこんなリアルな夢ばっか見るんだ…?」

圭一「いや、リアルな夢ばっか見ていると言う夢を見ている…のか?」

圭一「何かがおかしい…けど、どんな夢だったかもう忘れたな」

(・3・)

圭一「この魅音のぬいぐるみ、沙都子にやるか…」

(・3・)

圭一「魅音かわえぇなちくしょうめやっぱ沙都子には絶対やらん」

90: ◆GwyTDuorp. 2021/04/01(木) 01:30:44.24 ID:e8FHGO8jo
魅音「ねぇねぇ圭ちゃん」

魅音「今日は嘘をついて良い日なんだよ」

圭一「さすがに知ってるぜ」

圭一「むしろ、嘘と警戒するからなかなか難儀な日だ」

魅音「ねぇねぇ、何か嘘ついてよ」

圭一「えぇ!?…面白いのかそれ?」

魅音「面白い嘘をよろしくね~」

圭一「新しすぎる楽しみ方だぞそれ…」

91: ◆GwyTDuorp. 2021/04/01(木) 01:31:43.79 ID:e8FHGO8jo
圭一「…興宮に新しいカレー専門店がオープンするらしいぞ」

魅音「あ、キーマカレーが美味しいチェーン店でしょ?」

圭一「…え、マジだったのかよ」

圭一「…富竹さん、結婚するってさ」

魅音「6月だってねぇ~。おじさん茶化しに行くつもりだよ~」

圭一「え、これもマジだったのかよ」

魅音「いんや~?多分違うよ~?」

圭一「……は?魅音てめぇええ!!そういうことかよおぉぉ!!!」

魅音「あはは!嘘はこうやってつくんだよ~!」

92: ◆GwyTDuorp. 2021/04/01(木) 01:32:51.85 ID:e8FHGO8jo
圭一「…魅音なんて嫌いだ」

魅音「ちょっとー。いつまでも拗ねてるなんて圭ちゃんらしくないな~」

圭一「魅音のそういうとこ嫌いなんだ」

魅音「むっ!…アタシも圭ちゃんのそういうところ嫌い!べーっ!」

圭一「へぇ…俺は嘘で言ったんだけどなぁ…残念だ」

魅音「…へ?」

魅音「そ、それってどういう…」

圭一「逆に素直になれるチャンスだと思ったんだがなぁ」

魅音「…」

魅音「あた、あたしも…ほんとは」

魅音「…嫌い」

魅音「…大嫌いだよ」

93: ◆GwyTDuorp. 2021/04/01(木) 01:33:36.03 ID:e8FHGO8jo
圭一「…魅音」

魅音「圭ちゃん…」

圭一「…ふははははは!!!騙されたな園崎魅音!!!」

魅音「…ふぇ?」

圭一「なーにを真剣になってやがる!嘘はこうやってつくって、お前がお手本を見せてくれたばかりだろうがああぁぁ!!!」

魅音「……ほーん」ブチッ

魅音「そういうことする?へぇー」

圭一「するさ!やられたらやりかえすのが前原圭一!部活の精神を体現する男!前原圭一だああああぁ!!!」

魅音「…じゃあ好き」

圭一「ん?」

魅音「圭ちゃん大好き!!!あぁあああ!!大好き!!」

94: ◆GwyTDuorp. 2021/04/01(木) 01:35:32.17 ID:e8FHGO8jo
圭一「お、おい叫ぶなよ!皆こっち見てるぞ!!」

魅音「好き!好き!好き!あぁあああぁ!好きぃ!!!」

圭一「エイプリルフール!エイプリルフールだぞ皆!」

魅音「違うよ!こうなりゃヤケクソだぁ!!好きぃ!!」

圭一「落ち着け魅音!俺が悪かったぁ!」

魅音「それも嘘なんでしょ!悪くなかったって思ってるんだぁ!!」

圭一「ち、ちがう!違うぞ魅音!てか、顔真っ赤じゃねぇか!!」

魅音「本当の気持ちだもん!!恥ずかしいんだからね!!」

魅音「圭ちゃん好き!好きぃ!好きぃ!」

95: ◆GwyTDuorp. 2021/04/01(木) 01:37:12.34 ID:e8FHGO8jo
圭一「ほ、本気なんだな…?」

魅音「…うん」

圭一「…じ、実は俺も」

魅音「圭ちゃん…」

圭一「好きd 魅音「嘘だよ!ドンマイ圭ちゃん!」

圭一「…は、はぁあああああ!!??」

圭一「えぇ!?な、何がどういうことだ!!」

魅音「もー、本気にしちゃって」

魅音「圭ちゃんも、おじさんに嘘のつき方教えてくれたんだもんね~?」

圭一「…ち」

圭一「ち、ちくしょおおぉぉ!!!…はっ!そうか!」

96: ◆GwyTDuorp. 2021/04/01(木) 01:39:54.20 ID:e8FHGO8jo
圭一「ええい!さっきのも嘘だ!本当に嫌いだ!」

魅音「へぇ、じゃあ好きってことかー」

圭一「違う!…いや、完全に嫌いって訳じゃないんだど」

圭一「えー、…好きだ!」

魅音「おじさんのこと嫌いってことかー」

圭一「そうじゃなくて!…いや、そうなのか?」

圭一「あぁぁあああ!!!わからねぇ!!!」

魅音「おじさんは…好きだよ?」

圭一「これは…ど、どっちだ?」

魅音「…嘘☆」

圭一「んあぁぁぁあああ!!も、もう許してくれぇえ!!」

魅音「…許さないで欲しいってことだね~」

圭一「んああぁぁぁぁ!!!魅音のこと好きですううぅぅ!!!」

魅音「圭ちゃん…大胆だね?皆見てるよ…?」

圭一「誰か助けてくれぇええぇぇぇ!!!」

99: ◆GwyTDuorp. 2021/04/02(金) 20:53:29.71 ID:xWXolEbJo
魅音「こたつ?」

圭一「あぁ、まだしまわないのか?」

魅音「んー。まだ良いかな」

魅音「だってさ、まだ寒いじゃん?」

圭一「だよなー。…ぬくぬくだぜ!」

魅音「もー。人ん家でちょっとは遠慮しなよねー」

圭一「だはは。細かいことは気にしない気にしない」

魅音「…あ、ばっちゃ」

圭一「うおおおぉぉぉ!!!!正座あぁああ!!」

100: ◆GwyTDuorp. 2021/04/02(金) 20:54:15.68 ID:xWXolEbJo
魅音「あ、もしもし」

魅音「圭ちゃ…じゃなくて、圭一君のお母様でいらっしゃいますか?」

魅音「圭一君の友達の園崎と申します」

魅音「圭一君はいらっしゃいますか?…ありがとうございます」

魅音「…」

魅音「あ、圭ちゃん?元気~?」

魅音「圭ちゃんのお母さんと圭ちゃんを間違えちゃったよ~」

魅音「…え?そんなわけないって?あっはは!ジョークだよジョーク!」

魅音「そんでね。今から川の方に遊びに皆で…………」

101: ◆GwyTDuorp. 2021/04/02(金) 20:55:01.66 ID:xWXolEbJo
魅音「あ、もしもし」

魅音「圭一君のお母さん!こんにちは。園崎です」

魅音「…えへへ。私こそ圭一君のお陰で楽しく過ごさせて貰ってます!」

魅音「あ、そうだ!この間、親戚からお醤油頂いたんですけど」

魅音「もし良ければ、お裾分けを…」

魅音「えぇ!圭ちゃんをアタシの家に寄越して貰えれば!」

魅音「あ、すみません。用事が有ったんでした。圭一君に替わって貰えますか?」

魅音「はい。ありがとうございます」

魅音「…あ、圭ちゃん?…いや~!圭ちゃんのお母さん話しやすくてさ~」

魅音「ごめんごめん。やきもち焼いちゃった~?…ジョーク!ジョーク!」

魅音「そんでね。レナの家でね………………」

102: ◆GwyTDuorp. 2021/04/02(金) 20:55:42.83 ID:xWXolEbJo
魅音「あ、もしもし。園崎です」

魅音「…圭一君の具合はどうですか?」

魅音「…え?わざわざだなんて!心配でしたから!」

魅音「ちょっとお話しできたらな~なんて…」

魅音「あ、今お休み中なんですね。なら、仕方無いですね…」

魅音「では、明日学校でとよろしくお伝えくださると嬉しいです」

魅音「…ふぇ?ちちち違います!アタシと圭ちゃんは…」

魅音「そ、そんな関係じゃないって言うか…えと……」

魅音「もー!意地悪しないでくださいよー!」

魅音「ふつつかものって、お母さんが言うことじゃないでしょー!?」

103: ◆GwyTDuorp. 2021/04/02(金) 20:56:36.81 ID:xWXolEbJo
魅音「はい、もしもし。園崎です」

魅音「あ、圭一君のお母さん!この前頂いたお米、ごちそうさまでした~!」

魅音「…はい。…え?はい」

魅音「…そう言えば、ご両親がお仕事でしばらくいないんだって圭一君言ってましたね」

魅音「あ、アタシがですか!?い、いえ…嫌じゃないですけど…」

魅音「ご飯が食べられなくて倒れてる?…やだなぁお母さん、大袈裟ですよ~」

魅音「……ほ、本当ですか?そんなに生活力が無い…?」

魅音「ふぇ…?アタシなら安心…!?」

魅音「…わかりました!お母さんがそう仰るなら!園崎魅音!圭一君の面倒見ます!」

魅音「まかせてください!では!」

魅音「…~♪」

107: ◆GwyTDuorp. 2021/04/03(土) 22:57:39.10 ID:H3jK84dCo
【ブラジルの首都を答えよ。】

レナ『ブラジリア』 :流石竜宮さんですね。

圭一『ブラジリア』 :前原くんも流石です。

沙都子『ブラジル』 :おしい。国名と首都が一致するものは6国のみです。興味が湧いたら調べてみると面白いかもしれませんね。

梨花『リオデジャネイロ』:実は、以前はそちらでした。移転したのです。綿流しのお祭りも近いですから、そっちに引っ張られてしまったのでしょうか。古手さんらしい可愛い間違いですね。



魅音『ジュネーブ』 :それはスイスです。

108: ◆GwyTDuorp. 2021/04/03(土) 22:58:58.14 ID:H3jK84dCo
【『ごんぎつね』より。「ごん、おまえだったのか。~」と言う、兵十の心情を答えなさい。】

魅音『ごんの償いの気持ちを、兵十は受け取ったのではないかと思う。ごなりに、分かり合いたかっただけなんだ、不器用なりにかまって欲しかっただけだったんだと、兵十はごんの思いに気付けたんだと思う。切ない。』 :園崎さんは、自分とごんとを重ね合わせて、物語の深みにはまっていきましたね。大変よく考えていましたね。

梨花『栗さんをくれていたのが、ごんだったのです。兵十、ごんは反省していたのですよ。気づいてあげて欲しかったのです。みぃ』 :質問に解答できているかは置いておいて、切ない思いは伝わってきますね。

沙都子『やっちまった…』 :多分そうなんですけど、深いところを想像すると、物語の面白さに引き込まれると思いますよ。

圭一『きつねが、恩返し…だと…?』 :リアリティを求めすぎです。物語は物語です。



レナ『きつねさんかあぃぃ』 :可愛いですけど、野生のきつねには注意が必要です。危険な寄生虫がいることもあります。無闇に触らないこと!

109: ◆GwyTDuorp. 2021/04/03(土) 22:59:59.82 ID:H3jK84dCo
【調味料について、料理のさしすせそを答えなさい。】

レナ『砂糖、塩、酢、醤油、みそ』 

魅音『砂糖、塩、す、しょうゆ、みそ』

沙都子『さとう、塩、す、しょうゆ、みそ』

梨花『さとう、塩、す、しょうゆ、みそ』

:竜宮さんは漢字でも書けていて、流石です。他の皆さんも、普段からお料理をしていますから、簡単でしたね。



圭一『皿、塩、酢、醤油、蕎麦』 :一般的に蕎麦は調味料ではなく主食です。皿に至ってはただの器です。でも、よく漢字で書きましたね。前原くんは料理するのはまだ早そうですね。

110: ◆GwyTDuorp. 2021/04/03(土) 23:01:37.68 ID:H3jK84dCo
【ソフトボール投げをするとき、何に気を付けて投げますか】

圭一『地面に対して、45度の角度で投げることを意識する。腕だけでなく、体重移動を意識して、ボールに勢いを乗せること。』 :そうですね。投げる動作は後天的に習得すると言われていますから、誰でも得意と言うわけではないのです。意識して、練習ですね。

魅音『沙都子に何か仕掛けられていないか気を付ける。』 :そう言うことじゃないです。

梨花『沙都子に何か仕掛けられていないか気を付けますです。』 :そうじゃないんです。

沙都子『自分のトラップに引っ掛からないように気を付けています。』 :やめてください。



レナ『ボールを割らない。ボールを持ち帰らない。』 :それは貴方だけです。

111: ◆GwyTDuorp. 2021/04/03(土) 23:02:30.98 ID:H3jK84dCo
【a few days ago. の訳をしなさい。】

圭一『数日前。このあいだ。』 :流石前原くん。重要イディオムを押さえていますね。

レナ『数日 』 :あらら。消ゴムで消した跡が、悔しさを物語っていますね。agoが…以前にと言う訳です。覚えておきましょう。

沙都子『あふぇうだいずあご』 :習っていない英語問題を聞いてすみませんでした。

梨花『☆アゴ☆』 :習っていない英語問題を聞いてすみませんでした。



魅音『数日アゴ』 :どう言うことですか…?

117: ◆GwyTDuorp. 2021/04/14(水) 00:13:06.89 ID:n8UTA1lMo
圭一「っは!?」

圭一「長い間眠っていたようだ…」

魅音「あ、起きたの圭ちゃん」

沙都子『…』

圭一「おお、魅音。今何時だ?」

魅音「夕方。六時越えちゃってるよ」

圭一「げえっ!…そんなに寝てたのか」

魅音「レナは買い物いかないといけないって言うしさー」

魅音「沙都子と梨花ちゃんは普通に帰ったしさー」

圭一「…待っててくれたのか?」

圭一「ありがとな。魅音」

魅音「ち、知恵先生が様子見てて欲しいって言うからさ!!」

沙都子『さぁ、二人っきりですわよー。良いシチュエーションですのことよー』

118: ◆GwyTDuorp. 2021/04/14(水) 00:13:43.24 ID:n8UTA1lMo
圭一「…」

魅音「…」

沙都子『教室で二人きり。見つめあって…とくれば…』

圭一「…か、帰ろうか」

魅音「…そ、そうだね」

沙都子『…ちっ。このカケラの圭一さんもヘタレですのね。次ですわ次』

沙都子『レナさんは初めから女の子と認識してますが』

沙都子『魅音さんのことは、後から意識し始めるんですもの』

沙都子『意識しはじめて戸惑う圭一さんと、裏では乙女全開の魅音さんが最高に萌…じゃなくて!』

沙都子『梨花の経験を追体験するのが目的!』

圭一「せっかく待っててくれたんだから、送ってくよ」

沙都子『おやぁ?』

119: ◆GwyTDuorp. 2021/04/14(水) 00:14:15.97 ID:n8UTA1lMo
魅音「でさ、このゲームがね…」

圭一「はは、なんだそれ!面白そうじゃねーか!」

魅音「でしょー?おじさん今度持ってくるからさ~」

圭一「おう!部活だな!」

沙都子『何を楽しく帰っているんですの!』

沙都子『せっかく!二人っきりで!夕暮れの!帰り道!』

沙都子『このヘタレ!二人ともヘタレ!』

沙都子『干渉できないんですの!?』

エウア『今回だけだぞえ』

沙都子『よし!喰らいなさい!圭一さん!』

エウア『喰らわせたら気を付けて帰ってくるのだぞ』

120: ◆GwyTDuorp. 2021/04/14(水) 00:17:10.93 ID:n8UTA1lMo
―――
――


魅音「いや~。懐かしいねぇ」

圭一「あぁ、あの時何故か俺がスッ転んで」

魅音「アタシが圭ちゃん掴もうとして」

圭一「結果一緒にスッ転んで」

魅音「…おじさんのほっぺた、圭ちゃんに汚されちゃったんだよね」

圭一「おい!人聞きの悪いこと言うな!…事故だって!」

魅音「あはは!ごめんごめん!…でも、その事故がきっかけでしょ?」

圭一「ま、それだけじゃないけどな。…何でこんな話になったんだっけ?」

魅音「さぁ?…皆にお参りしに来たから?」

沙都子『カケラのその後を追うのも乙ですわねぇ…』

沙都子『次は魅×圭を目指しますわよ!レナさんも幸せになるようにしたいから…』ブツブツ

沙都子『エウアさん。今回も干渉させて欲しいのですが』

エウア『今回だけだぞえ』

沙都子『ありがとうございますですわ!次のカケラへ!』

エウア『ちゃんと夕飯までには帰ってくるのじゃぞ』

121: ◆GwyTDuorp. 2021/04/14(水) 00:18:47.45 ID:n8UTA1lMo
今回はここまで。
ゲーム感覚になってきててナチュラルにサイコな沙都子でした。
宵越し編、サイカイとかがあるから、カケラのその後はあるはずなんだよね。
細かい所は沙都子とエウアの能力には不明点が多いので雰囲気で。

さて、SS速報自体が暫く使えませんでしたが、人は戻ってくるのかしら。
卒まではだらだら…と思ってましたが、完結を意識するのにこの出来事は充分すぎましたよね…。

123: ◆GwyTDuorp. 2021/04/14(水) 23:35:24.36 ID:n8UTA1lMo
魅音「圭ちゃんって、誕生日いつだっけ?」

圭一「ぐっ、昨日だぞ…」

魅音「えぇ!?言ってよね~」

圭一「ある意味で最悪のタイミングだったぞ…」

圭一「てか、わざわざ言うのも祝って欲しいみたいでなんか、こう」

レナ「何々~?圭一くん、お誕生日なのかな?かな?」

圭一「いや、昨n…」

沙都子「おーっほっほ!!圭一さん今日がお誕生日だったんですのね!」

圭一「いや、だから、昨n…」

梨花「圭一、またひとつ老けましたですね」

圭一「うん。いや、それは昨n…」

レナ「はぅ…老けておじいちゃんの圭一くん…かぁいい…」

沙都子「プレゼントはトラップでよろしいかしら?」

梨花「圭一は多分なんでも喜ぶのですよ~にぱー」

圭一「話聞けよぉおおお!!」

124: ◆GwyTDuorp. 2021/04/14(水) 23:36:41.07 ID:n8UTA1lMo
圭一「あれよあれよで、誰一人として俺の話を聞かないままパーティーが始まったわけだが」

魅音「いいじゃんいいじゃん!ぱーっと遊ぼ!」

梨花「魅ぃのお家でちょっとしたゲーム大会なのです~」

沙都子「お菓子マシマシ!罰ゲームもマシマシですわよ~!」

圭一「お?いよいよもってただの部活じゃねぇか?」

レナ「罰ゲームはなくても良いんじゃないかな?かな?」

魅音「いや~、それはないよねぇ~?」

圭一「ふっ…無かったらつまんねぇだろうがぁああ!!!」

魅音「よし!それでこそ圭ちゃん!」

梨花「圭一は自ら不利な状況に突っ込んでいくのが好きなのですよ~」

沙都子「いい趣味してますわね…」

圭一「自分の手で二度と忘れられない誕生日にしてやるぜぇええええ!!!」

―――
――


125: ◆GwyTDuorp. 2021/04/14(水) 23:37:20.91 ID:n8UTA1lMo
圭一「あえて今言うけど、誕生日昨日なんだよな」

魅音「ふーん」

圭一「いや、だから盛り上げきれなかったっていうか」

レナ「はぅ」

圭一「でも、皆が楽しむことはできたし、俺は幸せだと思うんだよな」

梨花「みぃ」

圭一「今日と言う日を、俺は忘れないよ。ありがとうな、皆」

沙都子「圭一さん?」

圭一「…はい」

魅音「じゃ、ラストの罰ゲームは圭ちゃんだからね~」

圭一「…また」

圭一「またこのパターンかよぉぉぉおおおおおお!!!?」

126: ◆GwyTDuorp. 2021/04/14(水) 23:38:31.54 ID:n8UTA1lMo
レナ「レナが1番だったから、レナが決めるね~」

圭一「お手柔らかに頼むぜ…」

魅音「なーにいってんのさ!最後負けるまで散々人にあれやこれやさせてたくせにー」

梨花「ボクなんてスク水なのですよ~」

沙都子「私なんて肩揉まされたあげく、腰を踏んでくれだのなんだの!」

魅音「あ、おじさんそう言えばなーんもしてないわ!」

魅音「ビリにはならなかったからね~!はっはっは!」

レナ「レナはメイドさんになって膝枕だったよね~」

圭一「わ、我ながら唯我独尊みたいなことしてたな」

レナ「じゃあねー…圭一くんが…」

レナ「魅ぃちゃんに、今日の罰ゲームぜーんぶやってあげる!なんてどうかな?かな?」

魅音「!?」

127: ◆GwyTDuorp. 2021/04/14(水) 23:39:52.72 ID:n8UTA1lMo
魅音「ちょちょ、ちょ!?レナ!?」

圭一「ご褒美じゃねぇか」

沙都子「うわぁ…」

梨花「圭一にとってこの程度の罰はご褒美なのですよ~」

沙都子「スク水メイドで、同学年の女の子に膝枕、肩揉み、マッサージをご褒美と言える辺り素養あり、ですわね…」

レナ「今日はね?魅ぃちゃんいつも頑張ってるから、ご褒美なの!」

圭一「そうだぞ沙都子。俺はそういう意味でご褒美と言ったんだからな」

沙都子「どの口がほざきやがるんですか…」

魅音「が、頑張った?私が?何を?」

レナ「えっとねー。…言い切れないくらいいつもお世話になってるってことだよ!だよ!」

魅音「レナ…ありがと」

レナ「いつもありがとね!レナ、毎日楽しいの魅ぃちゃんのおかげだと思うんだよ~」

圭一「俺の誕生会がなんだか良い話にシフトしている…」

梨花「本来の誕生日ですらないのに不思議なのです~」

圭一「俺の誕生日の次の日の会がなんだか良い話にシフトしている…」

130: ◆GwyTDuorp. 2021/04/15(木) 22:58:37.51 ID:+r+IAPFFo
圭一「カレーが食べたい」

魅音「カレー?」

知恵「明日調理実習することにします」

魅音「って言葉だけで知恵先生がやる気になっちゃったから怖いよ」

圭一「あぁ、その名も闇カレーだ」

レナ「闇カレー?」

魅音「闇カレー…ってまさか!?」

圭一「あぁ、そのまさかだ!」

沙都子「…先が見えてきませんわ?」

梨花「みぃ。暗黒のカレーさんなのですよ~」

131: ◆GwyTDuorp. 2021/04/15(木) 22:59:59.97 ID:+r+IAPFFo
圭一「一人2つづつ具材を用意する」

圭一「この時、食べ物なら切って持ってくること」

沙都子「食べ物なら…ってどういうことですの?」

魅音「くっくっく、それが『闇』の部分ってことだねぇ?」

梨花「つまり、輪ゴムさんがダークなマターなのですよ~」

レナ「れ、レナは食べ物で遊ぶのはどうかなって思うな…」

圭一「はっはっは!固いこと言うなって!」

知恵「前原圭一くん」

圭一「食べ物だけ入れよう」

梨花「ダメなものはダメ。教育者の鑑なのですよー」

沙都子「カレーだから目も据わってるだけな気もしますわよ…」

132: ◆GwyTDuorp. 2021/04/15(木) 23:00:59.35 ID:+r+IAPFFo
沙都子「あ!そう言えば豚肉!余っちゃってましたわよね?」

梨花「みぃ。バラとコマが地味に余って困ってたのですよ~」

レナ「う~ん。レナのお家にはね、ブロッコリーが余ってたかな…」

レナ「後、じゃがいもがね?そろそろ食べきらないと芽が出ちゃってね?」

魅音「食べ物かー。畑でとれた玉ねぎとか人参とか余ってるんだよねー」

圭一「おいおい。まるで普通のカレーじゃねぇかよ!」

圭一「イナゴとか、田舎ならではの下手物で攻めたりよぉ!?」

知恵「前原圭一くん」

圭一「あ、僕はハチミツとリンゴとチョコレート持って来ますね」

梨花「隠し味は大切なのですよ~」

沙都子「と言うか、圧に屈して3つ持ってくることになってますわね…」

133: ◆GwyTDuorp. 2021/04/15(木) 23:02:09.74 ID:+r+IAPFFo
圭一「逆にカレーにしなければ闇カレーなんじゃないか?」

圭一「味噌を入れよう。豚汁にしよう」

魅音「良い感じに圭ちゃん壊れてきたねぇ」

梨花「シチューの元を入れちゃいましょうなのです」

沙都子「それはシチューですわ」

圭一「それもありだな」

知恵「前原圭一くん」

圭一「やっぱ時代はカレーよ。カレー粉全盛よ」

レナ「一番の闇は知恵先生な気がするよぉー…」

―――
――

134: ◆GwyTDuorp. 2021/04/15(木) 23:03:50.73 ID:+r+IAPFFo
圭一「普通に美味いカレーになってしまった…闇カレー…」

魅音「ま、普通の料理が一番ってことだね~」

レナ「ふふ、そうかもしれないね」

知恵「カレー美味しい♪」

魅音「圭ちゃんは調理では戦力外だったもんねー?」

圭一「魅音って料理上手いから良いお嫁さんになるよな」

魅音「えぇ!なな、なんなのさいきなり!?」

梨花「無理やり圭魅をぶっこんできやがったのです~」

沙都子「圭魅?」

知恵「カレー美味しい♪」

レナ「はぅ~うろたえる魅ぃちゃんかぁいいねぇ!」

レナ「レナがおよよ、お嫁さんになるぅ!!!お婿さんでもいいよぉ!」

魅音「れ、レナ!?ちょ、お持ち帰りしないで!?」

梨花「レナ魅も中々に乙なのですよ~」

沙都子「つ、ついていけませんわ…」

知恵「カレー美味しい♪」

138: ◆GwyTDuorp. 2021/04/18(日) 00:03:37.79 ID:ztRDd8XFo
魅音「はぁ…」

圭一「おいおい、どうしたんだよ魅音?ため息なんかついて」

魅音「ひやっ!?な、何でもないよ!?」

魅音「あは、あはははは!…はぁ」

圭一「な、何だ?」

レナ「…圭一くん、ちょっと」

圭一「?」

―――
――


139: ◆GwyTDuorp. 2021/04/18(日) 00:05:02.74 ID:ztRDd8XFo
レナ「言った方が良いと思うから、言うんだけど…実はね?」

レナ「魅ぃちゃん、ラブレター貰ったみたいなの」

圭一「はぁっ!?らら、ラブレタぁ!?」

レナ「うん。今でこそおんなじ高校だけど、去年は魅ぃちゃん一人だったじゃない?」

圭一「あ、あぁ…死ぬほど家庭教師した甲斐があったってもんだぜ」

レナ「ふふっ。圭一のお陰で、現役合格できたんだもんね」

レナ「…それでね?去年のうちに、魅ぃちゃんは魅ぃちゃんのコミュニティを作ったから」

レナ「魅ぃちゃんの魅力に気づいた男の子がいても、不思議じゃない」

レナ「って、ことなんだよ。はぅ」

圭一「なるほどなぁ…。部活創設したりなんだりで、かなり目立つからな…」

140: ◆GwyTDuorp. 2021/04/18(日) 00:05:48.86 ID:ztRDd8XFo
圭一「魅音に彼氏なぁ…」

レナ「…圭一くんは、どう思う?」

圭一「お、俺!?……うーん」

圭一「質問を質問で返すが、レナはどう思うんだ?」

レナ「レナは…うん。魅ぃちゃんが幸せなら、応援したいかな。かな」

レナ「でも、レナは魅ぃちゃんの悩みが何となくわかるから、…複雑かな」

圭一「なるほど…」

圭一「…俺たちがどうこうする問題でもないのかもしれないな」

圭一「魅音が決めて、その決断を応援してやるのが仲間なのかもな」

レナ「圭一くんは、…それで良いのかな?かな?」

圭一「いやだから、仲間としては…」

レナ「それは、『仲間』としては、でしょ?」

141: ◆GwyTDuorp. 2021/04/18(日) 00:06:56.01 ID:ztRDd8XFo
レナ「圭一くん本人の思いとしては、どうなのかな?」

圭一「俺の思い…」

レナ「魅ぃちゃん、圭一くんのことで悩んでるんじゃないかな?」

圭一「お、俺ぇ!?」

レナ「そう。高校でも同じ部活に入ってくれて、…と言うか、同じ高校に来てくれて、意識しないわけないよ」

レナ「圭一くん、もっと良い高校に行けたって、皆わかってるんだよ?」

圭一「うぐ…」

レナ「レナは、圭一くんの気持ちも…わかってるつもり」

圭一「…俺、魅音と話してくるよ!ありがとうな!レナ!」タッ

レナ「うん。その方が良いと思うな!いってらしゃい!」

レナ「…」

レナ「…レナ、ちょっと魅ぃちゃんに嫉妬しちゃうなぁ」ボソッ

142: ◆GwyTDuorp. 2021/04/18(日) 00:09:20.61 ID:ztRDd8XFo
―――
――


圭一「みみみ、魅音!」

魅音「ふえっ?どしたのさ圭ちゃん」

圭一「ら、ラブレター貰ったんだって?」

魅音「どど、どこで聞いたの!?」

圭一「そんなことはどうでも良い!ただ!」

圭一「魅音が誰かの彼女になるって想像したとき!」

魅音「ちょ、ちょっとまってよ圭ちゃん!」

圭一「待たない!漢前原圭一!腹を括った!」

魅音「えぇ!?」

圭一「魅音の隣が、俺じゃなかったら!我慢ならないことに気付いた!」

魅音「えええぇ!!?」

圭一「魅音の隣にいるのは、俺だぁあああああ!!!!!うおおおぉおぉぉ!!!」

魅音「け、圭ちゃん!声大きすぎるよ///」

魅音「と、とりあえず、落ち着いて話を聞いてぇ!///」

圭一「…………はい?………え?」

143: ◆GwyTDuorp. 2021/04/18(日) 00:10:37.33 ID:ztRDd8XFo
魅音「い、いや~。ラブレター貰うには貰ったんだけどさ」

魅音「友達の女の子からでさ」

魅音「ど、どうしたもんかな~って悩んでたんだよね…あはは…」

レナ「…」

圭一「…」

レナ「…」

圭一「…」

魅音「あ、あはは…」

圭一「…レナ」

レナ「…はぅ~☆うっかりさん。てへ☆」

圭一「恥ずかし損じゃねぇかああああああぁぁぁ!!!」

レナ「学校中に響いてたよ☆はぅ~☆」

圭一「響いてたよ☆…じゃねぇぇぇええ!!!!」

魅音「が、学校中…///」

146: ◆GwyTDuorp. 2021/04/27(火) 22:04:33.31 ID:j+p2YbJ0o
魅音「ねぇねぇ圭ちゃん」

圭一「ん」

魅音「ほっぺた触らせて?」

圭一「ん?」

魅音「うわー。思ったより硬い」

圭一「ん」

魅音「もちもち…とはいかないねぇ」

圭一「ひひはへんはなへ」

魅音「あ、ごめんごめん」

147: ◆GwyTDuorp. 2021/04/27(火) 22:05:22.43 ID:j+p2YbJ0o
魅音「ねぇねぇ圭ちゃん」

圭一「ん」

魅音「掃除機かけるからどいてー」

圭一「ん~」

魅音「本当に邪魔だからどいて」

圭一「ん~?」

魅音「ん~?本当にゴミになりたいのかな~?」

圭一「すみませんでした」

魅音「わかればよろしい」

148: ◆GwyTDuorp. 2021/04/27(火) 22:06:12.22 ID:j+p2YbJ0o
魅音「ねぇねぇ圭ちゃん」

圭一「ん」

魅音「ネギ買うの忘れちゃった。買ってきて」

圭一「ん」

魅音「あぁ、違う違う。こっちのお財布ね。余計なもん買ってこないでよねー」

圭一「へーい」

魅音「あ、洗剤も無かったんだった」

圭一「んー?じゃそれも買ってくるよ」

魅音「ありがとね~」

149: ◆GwyTDuorp. 2021/04/27(火) 22:06:42.07 ID:j+p2YbJ0o
魅音「ねぇねぇ圭ちゃん」

圭一「ん?」

魅音「圭ちゃんって、…幸せ?」

魅音「いやね?たまーに思うんだけどさ」

魅音「アタシを選んで、幸せなのかなーって」

魅音「なんでアタシ選んでくれたのかなって」

圭一「…さぁ?」

魅音「むっ!さぁって何さー!」

圭一「はは、ごめんごめん」

圭一「じゃあ逆に、魅音はなんで俺選んでくれたんだよ」

魅音「…さぁ?」

圭一「…ぷっ。ははは!確か告白してきたの魅音からだったじゃねぇか!」

魅音「はぁー!?圭ちゃんがどうしてもって泣きついてきたからでしょー!?」

150: ◆GwyTDuorp. 2021/04/27(火) 22:10:07.25 ID:j+p2YbJ0o
―――
――


圭一「はっ!?夢か!?」

魅音「はっ!?夢ぇ!?」

圭一「お、おう魅音。お前も飛び起きてどうしたよ?」

魅音「け、圭ちゃん。い、いやー。夢を見ててねぇ」

魅音(圭ちゃんと同棲してる夢…やけにリアルな…)

圭一「夢かぁ。最近俺も夢見るんだよなぁ」

圭一「やけにリアルな…夢…」

圭一「魅音が、出てきてるような…」

魅音「あ、アタシも!…圭ちゃんの夢を見るよ」

圭一「へ、へぇ…」

魅音「…」

魅音「ねぇねぇ圭ちゃん」

魅音「…すk 圭一「待った!」」

圭一「夢の中の俺は、魅音からだって言ってたんだけどよ…」

魅音「…うん」

圭一「だああ!!夢のことはどうでもよくて!!」

圭一「お、俺は――――――


終わり

引用元: 魅音「ねぇねぇ圭ちゃん」