1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 21:48:54.54 ID:sq3bwqm30
一護「ひ、久しぶりだな・・・」
チャド「ああ・・・」
一護「・・・」
チャド「・・・」
一護「苦労してるんだな・・・お前も」
チャド「一護も老けたな・・・」
一護「色々と・・・あったからよ」
チャド「そうか・・・」
一護「お前は今は」
チャド「・・・」ガサガサ
一護「悪い・・・そういう事なんだな・・・」
チャド「・・・」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 21:51:40.34 ID:sq3bwqm30
チャド「井上は元気か」
一護「あいつ・・・男作って逃げちまったよ」
チャド「・・・」
一護「水色もヤクザの女に手を出しちまってよ」
チャド「・・・」
一護「石田だって・・・」
チャド「みんな苦労してるんだな・・・」
一護「お前だって・・・」
チャド「俺は俺で楽しんでる・・・こんな生活でも・・・」
一護「そうか・・・」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 21:54:01.40 ID:sq3bwqm30
一護「あの頃は良かったな」
一護「みんな笑っててさ」
一護「ルキアや恋次、一角に弓親・・・何してるだろうな」
一護「なあチャド?」
チャド「ああ」
一護「俺・・・今何してると思う・・・?」
チャド「サラリーマンか?」
一護「工場が潰れちまってよ・・・無職だぜ」
チャド「・・・」
一護「お前と・・・一緒だな・・・」
チャド「・・・」
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 21:57:26.96 ID:sq3bwqm30
一護「ただいま・・・」
夏梨「お帰り一兄」
一護「客連れて来たぜ」
チャド「・・・」
夏梨「おっさん・・・久しぶりだな」
一心「お、おお・・・一護か・・・」
一護「親父。あんまりにウロウロするなよ」
一心「お、おう・・・すまん・・・すまん・・・」
チャド「どうしたんだ親父さん」
一護「ボケちまってよ・・・もう長くねえんだと・・・」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 22:00:47.86 ID:sq3bwqm30
チャド「もう片方の妹はどうしたんだ」
一護「嫁いじまったよ。遊子は」
チャド「あっちは」
一護「・・・」
チャド「どうした」
一護「結婚してるぜ・・・誰だと思う・・・」
チャド「・・・」
一護「啓吾だぜ・・・あいつ人の妹と結婚しちまったんだぜ」
チャド「浅野は居るのか今・・・?」
一護「もうすぐ帰ってくる・・・あいつだけだ何の悩みもない奴は・・・」
チャド「有沢は?」
一護「たつき・・・何やってんだろな・・・あいつ。へへへ・・・」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 22:03:54.07 ID:sq3bwqm30
コン「チャド・・・チャドか!!」
チャド「お前・・・随分とボロボロになったな」
一護「遊子がいねえから・・・直す奴がいねえんだ」
啓吾「一護!チャドが来てるんだって!?」
チャド「ムッ」
啓吾「チャド・・・本当にチャドなのか・・・?」
チャド「正真正銘の俺だ」
啓吾「髪・・・伸びたな」
チャド「金が無いから」
啓吾「・・・苦労してるんだお前・・・」
一護「変わっちまったんだよ俺もチャドも」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 22:07:34.77 ID:sq3bwqm30
ルキア「20年ぶりか・・・一護に会うのは」
恋次「驚くだろうぜ一護のやつ」
ルキア「・・・」
恋次「どうした」
ルキア「お前のその姿が一番酷いと思うぞ恋次」
恋次「そ、それを言うんじゃねえ」
ルキア「すまん」
恋次「俺だって好きで禿げたわけじゃねえんだ。お前だって少しは老けたぜ」
ルキア「これでも少しはめかし込んだわ。たわけ」
恋次「ビビるだろうな・・・俺の姿見て・・・」
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 22:10:20.20 ID:sq3bwqm30
一護「もう帰るのか?」
チャド「いつまでも居るわけにはいかない。俺には俺の生き方がある」
啓吾「また来いよ」
コン「そうだぜ。虚しいんだ俺だって」
チャド「またどこかで」
一護「ああ。またな」
夏梨「おっさん。これ少ないけど」
チャド「ア、アリガトウ、オレウレシイ」
一護「じゃあな」
チャド「・・・」
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 22:13:31.39 ID:sq3bwqm30
ルキア「一護!一護!」
一護「・・・ルキア?」
ルキア「久しぶりだな」
一護「変わらねえな・・・いいよなお前は・・・」
恋次「よお」
一護「一角も」
恋次「俺だ俺」
一護「?」
ルキア「よく見てみろ」
一護「ああ・・・恋次か・・・ああ・・・」
恋次「元気そう・・・でもねえなお前」
一護「色々とな・・・」
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 22:17:41.20 ID:sq3bwqm30
一護「どうしたんだ突然」
ルキア「久しぶりに会いたくなってな。どうだ調子は」
一護「いいぜ」
恋次「暗いぜお前」
一護「お前達にずっと会いたいと思ってた。でもな」
ルキア「でも?」
一護「お前達の顔を見るとあれを思い出しちまってよ・・・」
ルキア「もう良いだろ。あの件はお前の責任ではない」
一護「白哉を死なせちまった・・・剣八だって・・・」
恋次「やめろ!思い出したくねえよあんなこと」
一護「俺が・・・俺が・・・もっと強かったら・・・」
一護「俺が・・・早くかけつけていれば・・・俺が・・・」
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 22:21:52.76 ID:sq3bwqm30
コン「一護のやつ井上さんに捨てられてから酒浸りで」
ルキア「そうだったのか」
コン「同じ時期に工場も潰れちまって親父さんもボケてさ」
恋次「しっかりしろよ一護!!」
一護「離せよ恋次・・・」
恋次「お前だけじゃねえんだ!苦しんでるのは!!」
恋次「射場さんはクビ切られちまうし檜佐木さんは鬱病で苦しんでんだ!!」
恋次「更木隊長だってそうだボロボロなんだぜ」
一護「うるせえよ。ちょっと黙れ」
恋次「こ、この」
ルキア「止せ恋次。今のこやつに何を言っても通じん」
恋次「見損なっちまったぜ一護」
一護「知るかよ・・・知ったこっちゃねえよ」
63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 22:26:07.57 ID:sq3bwqm30
恋次「ふざけやがって一護の野郎・・・」
ルキア「皆がそれぞれ変わってしまったのだ。我々にとっての20年は短い」
恋次「でも・・・禿げたぜ俺」
ISIDA「アレレ?クチキサンニアバライジャナイカ」
恋次「ルキア知り合いか?」
ルキア「し、知らん」
ISIDA「ボクダヨボク」
恋次「お前・・・まさか・・・」
ISIDA「メガネヲカケレバワカルカナ?」
ルキア「石田・・・か・・・?」
ISIDA「セイカイ。イシダウリュウダヨ」
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 22:28:58.75 ID:sq3bwqm30
ISIDA「ビョウインガフキトンデネ」
ルキア「だからそのような姿に」
ISIDA「ギジュツリョクダヨコレガ」
恋次「不便じゃねえのかよ」
ISIDA「ホラヒダリウデガライターニナッテル」
ルキア「お前が一番変わってしまったな・・・」
ISIDA「ソウカナ?イマノスガタヲキニイッテルヨボク」
恋次「帰ろうぜ・・・」
ルキア「そうだな・・・」
ISIDA「ホラコノ ノアタリガ」
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 22:32:43.94 ID:sq3bwqm30
一角「一護が・・・」
恋次「そうなんすよ」
剣八「ヒヒヒ・・・酒くれえ・・・酒ェ・・・」
やちる「飲みすぎだよ」
弓親「僕たちも短期間で変わってしまったからね」
一角「特に隊長と・・・恋次も・・・」
檜佐木「ウヒャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
一角「檜佐木も」
射場「ほらできたど」
恋次「死神よりおでん屋の方が板についてるっすね」
射場「わしもわかっとる・・・これがわしの生き方じゃ」
74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 22:36:46.34 ID:sq3bwqm30
恋次「20年・・・」
一角「経った20年だぜ。俺たちがこうも変わっちまったの」
檜佐木「いいんだ・・・どうせ俺なんて・・・」
剣八「酒・・・酒ェ・・・」
一角「いつまでも松本のこと引き摺ってんじゃねえよ。てめえは」
檜佐木「乱菊さん・・・ヒヒヒ・・・」
剣八「酒エエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ」
射場「アカン!止めんか更木隊長を!!」
一角「やめてくれ隊長!!」
弓親「もうダメですよ!!」
檜佐木「ヒッヒッヒ」
恋次「終わりだな・・・護廷十三隊も・・・」
77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 22:40:25.18 ID:sq3bwqm30
剣八「離しやがれ!!!」
一角「俺たちじゃどうにもならねえ!」
狛村「お困りのようだな!」
弓親「狛村隊長!」
狛村「更木剣八・・・貴公は」
剣八「うるせェ!!!!!!」
狛村「ぐわああああああああああああああああああああああああああ」
恋次「斬られちまった」
檜佐木「プヒヒヒ」
射場「明日は犬鍋を振る舞うか・・・」
剣八「へへへ・・・くれよ酒・・・」
一角「どうする」
弓親「・・・もう渡すしかないよ。これは」
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 22:43:37.09 ID:sq3bwqm30
チャド「・・・」ガサガサ
ISIDA「オヤ?サドクンカ?」
チャド「石田・・・?」
ISIDA「ヨクワカッタネ」
チャド「お前も随分と・・・」
ISIDA「カイゾウシュジュツッテヤツサ。ホラウチッテソウゴウビョウインダカラ」
チャド「・・・そうだったな」
ISIDA「サテハホームレスダネ」
チャド「石田は何してるんだ」
ISIDA「ホロウガリ」
チャド「相変わらずだな」
ISIDA「ボクハカワラナイヨ」
86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 22:46:52.52 ID:sq3bwqm30
ISIDA「ソウダ!コレミテヨ」
チャド「雑誌か」
ISIDA「コレノ29Pミテヨ」
チャド「こ、これは・・・」
ISIDA「イノウエサン。フウゾクジョウダネ」
チャド「あの井上が」
ISIDA「オオカタバカナオトコニダマサレタンダロウネ」
チャド「一護・・・井上も変わってしまったぞ・・・」
ISIDA「クロサキニオシエテヤロ」
チャド「ま、待て!石田!!」
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 22:50:24.24 ID:sq3bwqm30
チャド「速い・・・さすがは石田」
ISIDA「コレハヒレンキャクジャナイヨ」
チャド「なん・・・だと・・・?」
ISIDA「アシヲオモイッキリカイゾウシテネ」
ISIDA「コレガゲンダイノクインシーサイセンタンノホホウサ」
チャド「待て!一護には言ってはいけない!!」
ISIDA「ゲンジツトタタカワナキャ」
チャド「石田ァ!!!」
ISIDA「アッ・・・トラックダ」
チャド「ぐわああああああああああああああああああああああああああ」
ISIDA「サスガノサドクンモトシカ。トラックニハネトバサレルトナ」
93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 22:54:37.72 ID:sq3bwqm30
ISIDA「クロサキー!」
一護「・・・石田か」
ISIDA「コレコレ!」
一護「何だこれ・・・?」
チャド「ま、待てェ・・・」
ISIDA「ムム。イキテイタノカ」
チャド「見ちゃダメだ!!!」
一護「何だよチャド!」
ISIDA「ヤメルンダサドクン」
チャド「ええい!破ってやる!!!」
一護「何だったんだ・・・気になるじゃねえか」
ISIDA「サドヤストラ。オイテモソノチカラハキエヌカ」
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 22:57:20.06 ID:sq3bwqm30
一護「俺は無職」
チャド「俺はホームレス」
ISIDA「ボクハメカ」
コン「俺はズタボロ」
一護「恋次なんてハゲたんだぜ」
ISIDA「ハゲテタネ」
チャド「阿散井が・・・たった20年で」
一護「恋次が一番変わっちまったな」
ISIDA「ビックリシタヨネ」
一護「ああ・・・ビビった」
99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 23:00:38.03 ID:sq3bwqm30
一護「なあ・・・行こうぜ」
チャド「どこに」
一護「尸魂界・・・確かめたいんだ。この目で今の現状を」
ISIDA「イイネ!」
一護「浦原さんとこ行こうぜ」
チャド「久しぶりにだな」
ISIDA「ワクワクスルネェ!」
一護「夏梨!コン!行ってくるぜ!」
夏梨「あ、うん」
コン「あいつ・・・ついに職を探す気だな」
101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 23:05:01.61 ID:sq3bwqm30
一護「懐かしい・・・俺が英雄とか救世主とか呼ばれたんだよな」
チャド「変わってないなここも」
ISIDA「イヤホントウニネ」
一護「久しぶりに月牙撃つか・・・」
ISIDA「イイネ!」
チャド「久しぶりに見てみたい」
一護「よし・・・」
一護「月牙・・・天衝!!!」
ISIDA「スゴイイリョクダ」
チャド「さすがは一護」
拳西「ぐわああああああああああああああああああああああああああ」
一護「あっ・・・」
110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 23:09:57.04 ID:sq3bwqm30
一護「知らねえ知らねえ」
日番谷「・・・黒崎?」
一護「冬獅郎か・・・変わらねえなお前は」
日番谷「噂に聞いてたが・・・お前・・・」
ISIDA「マツモトランギクサンハ!ドコダ!ドコダ!」
日番谷「松本は」
一護「どうした」
ISIDA「エエイ!ダシタマエ!!」
日番谷「うるせえな。あいつは自分の道を歩き出しちまったんだ」
ISIDA「キットフウゾクダ」
日番谷「ちげえよ」
114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 23:14:24.83 ID:sq3bwqm30
ISIDA「ドウモカレトハウマガアワナイ!」
日番谷「どうにかしてくれよ黒崎」
ISIDA「ボクノアラタナチカラヲ・・・ミセテヤル!」
ISIDA「ノビロウデヨ!」
一護「すげえな・・・伸びてるぜ」
日番谷「何者なんだこいつは」
ISIDA「ホラホラ・・・ドンドンノビルゾー」
日番谷「だからなんだよ」
ISIDA「ツカマエタ。黒崎。このボタンを押してくれ」
一護「こ、これか」
ISIDA「ドコヲサワッテルンダ!」
一護「お前がここだって」
ISIDA「フッ。ホ カ」
日番谷「何だよ!何も掴んでねえじゃねえか!」
ISIDA「スグニクル」
115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 23:17:25.72 ID:sq3bwqm30
ISIDA「ミテミロ」
雛森「えっ・・・どこ・・・」
ISIDA「イシダ。マジックハンドハアイテノジャクテンヲツカンデクルノダ」
日番谷「くっ・・・何て卑怯な野郎だ」
ISIDA「黒崎!さあやるんだ!!」
一護「ん?」
ISIDA「オット・・・サアヤルンダ」
日番谷「手が出せねえ・・・」
ISIDA「サスガノキミモオシマイダ!!!」
119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 23:21:48.19 ID:sq3bwqm30
ISIDA「サラニコレデ・・・イシダフェイスチェンジ」
一護「ど、どうなるんだ」
AIZEN「さあ。僕と力を合わせるんだ雛森くん」
雛森「きゃっほー!藍染隊長だ!!」
一護「石田。お前・・・」
AIZEN「イシダフェイスチェンジトハカオヲカエルコトダ」
一護「・・・先に行ってるぜ」
AIZEN「アア。マタドコカデアオウ」
チャド「行くか一護」
一護「・・・」
AIZEN「イシダミサーイル!」
日番谷「ぐわああああああああああああああああああああああああああ」
124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 23:25:59.25 ID:sq3bwqm30
一護「一角、弓親・・・剣八!」
一角「一護・・・一護!」
弓親「老けたね一護・・・」
一護「変わらねえな・・・お前たちは」
射場「おでん食うか?黒崎」
檜佐木「あ、阿散井から聞いたぜ・・・一緒なんだろ俺たち」
剣八「よ、よお・・・一護」
一護「・・・剣八」
剣八「ヘッヘッヘ・・・」
一護「何ていうか・・・剣八・・・」
一角「何も言うんじゃねえぞ一護」
126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 23:30:03.77 ID:sq3bwqm30
ISIDA「サアケッチャクノト・・・」
日番谷「・・・どうした」
ISIDA「」ピーピー
雛森「大丈夫ですか・・・うわ・・・」
日番谷「どうした」
雛森「充電切れみたい」
日番谷「ざまあみろ!ぶっ殺してやる!!」
雛森「へえー・・・そうやって弱い者にしか調子こけないんだ」
ISIDA「イシダサイゴノイチゲキ!!!」
日番谷「ぐわあ・・・す、脛が・・・」
ISIDA「」ピーピー
日番谷「どうすんだよ・・・これ」
雛森「充電しないと」
ISIDA「」ピーピー
130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 23:34:36.48 ID:sq3bwqm30
ISIDA「」ピーピー
日番谷「この●●から出てるコンセントを・・・」
ISIDA「」ピーピー
雛森「見てよこれ説明書が」
日番谷「石田・・・さらなる力・・・」
ISIDA「ソノトオリ。ボクハサラナルタカミヲメザセル」
日番谷「知らねえぞ俺は知らねえぞ」
ISIDA「コレハウンメイダ!!」
雛森「やろうよシロちゃん」
ISIDA「シロチャン!シロチャン!」
日番谷「うるせえ!!!」
ISIDA「イシダノダエキ」ペッペッペッ
日番谷「き、きたねえ」
131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 23:38:48.04 ID:sq3bwqm30
一護「飲もうぜ剣八」
剣八「お、おう」
恋次「・・・おい!」
一護「いいじゃねえか別に」
射場「できたで」
一角「何すか・・・これ」
射場「犬の肉じゃけ。食え食え」
弓親「きっと昨日の・・・」
檜佐木「うめえええええええええええええええええええええええ」
チャド「狛村さんの肉か・・・」
一護「美味いな・・・意外と」
射場「当たり前じゃ!狛村隊長の肉やぞ!!」
135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 23:43:22.76 ID:sq3bwqm30
ISIDA・V3「・・・」
雛森「凄い・・・」
ISIDA・V3「ヒツガヤノワザとヒナモリサンノチカラヲミニツケタ」
日番谷「何が変わったんだよ」
ISIDA・V3「コノベルトノバックルガ。アトハマントガニマイニ」
日番谷「ああ・・・確かに」
ISIDA・V3「デショ?」
雛森「阿散井くんや朽木さんに見せようよ!」
ISIDA・V3「ソウダ。コノボクノスガタヲ」
ISIDA・V3「ボクコソガクインシー!」
ISIDA・V3「クインシーノナカノクインシー!」
136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 23:48:42.94 ID:sq3bwqm30
チャド「連れて来たぞ」
岩鷲「い、一護か・・・お前」
一護「何も変わらねえな・・・いいよな・・・」
剣八「おい座れ」
岩鷲「は?」
剣八「座れ!!!」
弓親「大人しく座った方がいいよ。殺されるよ君」
一護「そういえば弓親に勝ったんだよな岩鷲って」
檜佐木「お、俺は綾瀬川に負けたけど・・・と、東仙隊長には勝てた」
一角「ってことはお前強いんじゃねえか!」
恋次「そうっすよね!」
一護「最強!最強!最強!」
岩鷲「そ、そうだろ?俺もそう思ってたんだよ!!」
一護「ここの代金岩鷲が払うってさ」
射場「酷い奴や・・・」
141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 23:52:52.77 ID:sq3bwqm30
ルキア「またお前は」
ISIDA・V3「イエーイ」
ルキア「一護たちも来ているのだろ」
ISIDA・V3「ソウオモウカイ?」
ルキア「こいつ・・・」
雛森「凄いんだよ。この人」
ISIDA・V3「ミギウデカラアイスクリームガダセル」
ルキア「ほぉ・・・」
ISIDA・V3「ソレトジュースモダセル」
ルキア「どこから」
ISIDA・V3「●●●●!」
ルキア「は?」
ISIDA・V3「●●●●ダヨ!!クチキサン!」
145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 23:57:26.61 ID:sq3bwqm30
一護「も、もう動けねえよ・・・」
射場「自分ら飲みすぎなんじゃ」
恋次「見てみろよ・・・綺麗な空だぜ」
檜佐木「い、命を刈り取る形・・・し、してる・・・」
一角「してねえだろ。どうみても」
剣八「お前も変わっちまったな・・・」
一護「剣八・・・アンタも」
岩鷲「よお茶渡がいねえぜ」
一護「いいんだよチャドってすぐに消えるから」
弓親「彼って存在感ないよね」
一護「チャドだからな」
150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/23(木) 00:12:00.07 ID:09eeYzuL0
ISIDA「ヨルダネ」
日番谷「帰れ」
ISIDA「カエルバショガナイノダヨ」
日番谷「仕方ねえ・・・」
ISIDA「マサカ!キミトオトマリカイ!?」
雛森「そういう趣味があったんだ・・・」
ISIDA「ヘン !ヘン !」
日番谷「うるせえな」
ISIDA「ヒナモリサントコデイイヨ。アッ?モシカシテヨカラヌコトカンガエテルネ」
ISIDA「アンシンシテボクッテメカダカラサ。イシダ ハチャントキドウスルネ」
日番谷「お、おい」
ISIDA「ン?ナニカネ」
153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/23(木) 00:22:32.49 ID:09eeYzuL0
雛森「石田さんって何でもできるのですよね?」
ISIDA「アタリマエ。コレジョウシキヨ」
雛森「なら・・・藍染隊長を脱獄とか」
ISIDA「ヨユウダネ。ソレダケデイイノカイ」
雛森「は、はい」
ISIDA「イシダスカイモードヲツカウカ。コノコカンノレバーヲヒッパッテ」
雛森「こ、こうですか・・・?」
ISIDA「ヤダ・・・ヘン ナノコノコ」
雛森「・・・」
スカイISIDA「サラニミギウデヲドリルトカナニカニヘンカサセ」
雛森「頑張ってくださいね」
155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/23(木) 00:34:28.10 ID:09eeYzuL0
ルキア「一護!恋次!起きんか!!」
一護「何だよ・・・ルキアじゃねえか」
ルキア「大変だぞ!藍染が脱獄した!」
一護「知らねえよ・・・」
恋次「今の俺に・・・俺たちに何ができるんだよ・・・」
檜佐木「む、無理だ・・・」
射場「わしもほら」
一角「何ていうかやる気がよ」
弓親「そうそう」
剣八「酒・・・」
岩鷲「俺は関係ねえ」
ルキア「・・・」
157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/23(木) 00:45:41.52 ID:09eeYzuL0
一護「今のお前達なら藍染ぐらい楽勝だろ」
ルキア「・・・」
一護「俺はもう疲れたよ」
恋次「仕方ねえ・・・行くか」
一角「行こうぜ弓親」
弓親「うん」
檜佐木「お、俺もい、行く」
一護「みんな行くみたいだぜ」
ルキア「本当に良いのだな」
一護「俺はいい」
160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/23(木) 00:56:00.04 ID:09eeYzuL0
藍染「マジで助かったよ!!!」
ISIDA「ネ?」
雛森「凄い生藍染隊長だ」
日番谷「殺す・・・殺す・・・」
藍染「超嬉しいんですけど!!!」
ISIDA「ダロウナ」
藍染「さっそく虚圏行くか」
ISIDA「イイネ!」
雛森「行きましょう行きましょう!」
藍染「レッツゴー!!!」
ISIDA「ゴーゴー!!」
164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/23(木) 01:03:10.28 ID:09eeYzuL0
藍染「ええーっ!破面は数少ないのかい!?」
グリムジョー「見りゃわかるだろクソ野郎」
藍染「ごめん・・・」
グリムジョー「ハリベル達もてめえにキレてたぜ」
藍染「申し訳ないと思ってる」
グリムジョー「申し訳ねえじゃねえだろうが!!!ざけんじゃねえぞ!!」
藍染「す、すまない・・・許して!許して!」
グリムジョー「チッ」
雛森「石田さん」
ISIDA「イシダレーダー!」
グリムジョー「わかるのかよ。そんなのでよ」
ISIDA「こっちだ!!」
166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/23(木) 01:10:37.46 ID:09eeYzuL0
ガンテンバイン「藍染様!!!!」
クールホーン「ンホホ。お久しぶりね」
ネル「あっ藍染様ッス」
ISIDA「サスガハボクダ」
藍染「・・・真面なのが居ねえ・・・」
日番谷「ざまあみろ」
グリムジョー「文句ねえだろ」
藍染「いやいや・・・せめてウルキオラレベルの」
グリムジョー「何言ってやがんだ。俺だけで上等だろうが」
藍染「で、でも」
グリムジョー「文句あんのか」
藍染「いや・・・」
168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/23(木) 01:21:15.89 ID:09eeYzuL0
ウルキオラ「虚閃」
ガンテンバイン「ぐわあああああああああああああああああああ」
クールホーン「ぐわあああああああああああああああああああああ」
ウルキオラ「尸魂界に殴りこむのだな」
グリムジョー「関係ねえだろ死ね」
ウルキオラ「お前が師ね」
グリムジョー「ぶっ殺すぞてめえ」
雛森「石田さん」
ISIDA「イシダスーパーウェポンファイナルモード」
藍染「凄い・・・」
ISIDA「ウルキオラカクゴ!!!」
藍染「今のうちに行くか・・・」
171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/23(木) 01:39:40.10 ID:09eeYzuL0
藍染「長かった・・・私はずっと」
グリムジョー「能書きはいいんだよ。引っ込んでろ」
藍染「・・・」
雛森「あまり藍染隊長をいじめないでください」
グリムジョー「お、おう」
恋次「頭がいてえ・・・」
一角「吐きそうだぜ・・・」
ルキア「私が行こう」
グリムジョー「お前は嫌だ。あいつにしろあいつに」
ルキア「良いではないか。みな二日酔いなのだ」
グリムジョー「うるせえ!」
藍染「さあ行くんだグリムジョー!!」
グリムジョー「今度命令したらぶっ殺すぞ」
藍染「・・・」
172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/23(木) 01:47:36.73 ID:09eeYzuL0
射場「ホンマにええんかいかんでも」
岩鷲「オッサンの言う通りだぜ。昔のお前は」
一護「知らねえ・・・忘れちまったよ・・・」
岩鷲「行けよ一護。待ってるぜみんな」
射場「わしのしっとる黒崎はもうちょい骨太な男じゃったがのぉ」
一護「・・・」
岩鷲「思い出せよ一護。お前は・・・」
一護「・・・」
一護「そうだよな。俺は・・・」
一護「行かなきゃならねえんだ!そうだろ剣八」
剣八「あ?」
173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/23(木) 01:53:27.30 ID:09eeYzuL0
一護「ルキア!!」
ルキア「やはり来たか一護!」
グリムジョー「黒崎!きやがったな!!」
一護「藍染、グリムジョー!!」
剣八「よォ・・・藍染」
藍染「いかん・・・更木剣八まで居るぞ・・・どうしてこうなった・・・」
グリムジョー「いい面構えじゃねえの。帰るぜチビ」
ネル「もう帰るんスか一護来たのに」
藍染「ちょっと困るよ!ちゃんと」
グリムジョー「今の黒崎は本調子じゃねえからな。決着はいつかつけてやるぜ」
藍染「そ、そんな」
剣八「おい」
藍染「ま、参った・・・私の負けだ・・・すまん」
175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/23(木) 02:01:16.99 ID:09eeYzuL0
ルキア「もう帰るのか」
一護「職探さねえとな。いつまでも立ち止まってるわけにはいかねえよ」
ルキア「それでこそ一護だ」
恋次「石田はどうすんだよ」
一護「あいつだってガキじゃねえんだ。自力で帰ってくるだろ」
恋次「石田だしな」
ルキア「また会おう一護」
一護「ああ。またな・・・剣八も立ち直れよ」
剣八「チッ」
一護「さあて・・・仕事探さないとな」
一護「何であんなに悩んでたんだろな・・・俺」
一護「ハハッ」
176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/23(木) 02:07:14.29 ID:09eeYzuL0
ネル「グリムジョーっていい奴ッスね」
グリムジョー「うるせえな」
ネル「優しいッスね」
グリムジョー「勘違いすんじゃねえぞ」
ネル「?」
グリムジョー「俺は対等の力で奴をぶっ殺す予定なんだ。歳なんて関係ねえ」
ネル「へえ」
グリムジョー「だから俺は優しいんじゃねえぞ。俺は悪よ悪で極悪よ」
ネル「ふーん」
ウルキオラ「虚閃」
ISIDA「ビーム!!!!!」
グリムジョー「・・・またやってやがる」
ネル「そうッスね」
178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/23(木) 02:13:47.58 ID:09eeYzuL0
雛森「でもビックリしたよね脱獄なんてして」
日番谷「お前が石田に」
雛森「あ?」
日番谷「・・・」
恋次「藍染の野郎は一護を恨んでるからな」
ルキア「怨念であろうな」
雛森「本当に厄介な人だよね」
日番谷「お前」
雛森「ちょっと黙ってて」
日番谷「・・・」
恋次「藍染もぶち込んだし一護も立ち直ったし・・・俺はハゲてるけど」
ルキア「一件落着だな」
179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/23(木) 02:18:37.93 ID:09eeYzuL0
剣八「待ちやがれ!!!!」
一角「立ち直ったらこれかよ!」
弓親「厄介な人だよ」
射場「何でわしまで・・・」
檜佐木「殺せ!俺を殺せ!!」
チャド「ムッ」
剣八「邪魔だァ!!!!!!」
チャド「ぐわあああああああああああああああああああああああああ」
一角「真っ二つにされちまった!」
弓親「ああ・・・」
射場「殺される!殺される!」
檜佐木「ひええ・・・」
剣八「ヒャッハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
181 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/23(木) 02:28:16.28 ID:09eeYzuL0
夏梨「仕事探してるの?」
一護「ああ。働かねえとな」
啓吾「そういえば井上さ」
夏梨「おい。それは言わない約束だろ。織姫ちゃんの事は」
啓吾「悪い・・・」
一護「手始めにここにすっかな」
啓吾「頑張れよ一護」
夏梨「一兄ならできるよ」
一護「任せとけよ!」
啓吾「本当に井上さんの事は」
夏梨「しつこい」
啓吾「・・・」
一護「ここからが俺の始まりだぜ!」
終
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