1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 19:08:44.32 ID:fClozqt/0
アーニャ「おかしな内容」

アーニャ「……」

アーニャ「仕事が残ってるのに」

アーニャ「……」

アーニャ「関係~ないけど~♪」 




4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 19:11:09.62 ID:fClozqt/0
無題

この女の相手ヨロ
ぴざいちごだいふく@ドコモ~

アーニャ「……」

アーニャ「どうしよう?」

アーニャ「……」

アーニャ「とりあえず何者か聞いてみよう」

アーニャ「『何者?』、っと」

アーニャ「送信」

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 19:13:27.55 ID:fClozqt/0
prrrr!prrrr!

アーニャ「……」

アーニャ「着歌落とすの忘れてた」

アーニャ「……まあ、あとででいいや」

無題

相手にはお前を雛苺だと伝えてある
多分本気で信じてる

アーニャ「!」

アーニャ「……」

アーニャ「マジ?」

アーニャ「……」

アーニャ「やるじゃん」

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 19:15:41.77 ID:fClozqt/0
アーニャ「……うん」

アーニャ「『うゆー、お腹すいたのー』、っと」

アーニャ「……」

アーニャ「メールでもこの口調?」

アーニャ「……」

アーニャ「まあ、いいや」

アーニャ「送信」

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 19:18:01.49 ID:fClozqt/0
アーニャ「返信こない」

アーニャ「ルルーシュに釣られた?」

アーニャ「……」

アーニャ「『返信こない』、っと」

アーニャ「送信」

アーニャ「……」

prrrr!prrrr!

アーニャ「返信きた」

無題

そいつ返信めっちゃ遅い

アーニャ「……」

アーニャ「ふむ」

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 19:20:26.69 ID:fClozqt/0
アーニャ「暇つぶしだし、気長に待とう」

prrrr!prrrr!

アーニャ「待つ、って言ったのに」

アーニャ「……」

やっほ!^^

最近忙しいのかな?スザクだよん(爆)
メールがなくて寂しいな><
あ、そうそう。この間美味しい店見つけたんだ!↑
良かったら今度一緒に行かないかい?(下心皆無)

アーニャ「……」

アーニャ「ああ、この前アドレス消したから着信音が」

アーニャ「……」

アーニャ「放置」

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 19:23:14.77 ID:fClozqt/0
prrrr!prrrr!

アーニャ「……きた?」

アーニャ「……」

無題

ピザあげる!

アーニャ「?」

アーニャ「……」

アーニャ「これは本当に信じてる?」

アーニャ「……」

アーニャ「もう少し保留」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 19:25:18.20 ID:fClozqt/0
アーニャ「……」

アーニャ「うん」

アーニャ「『一緒に食べるのー』、っと」

アーニャ「……」

アーニャ「やりすぎ?」

アーニャ「……まあいいや」

アーニャ「送信」

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 19:28:10.91 ID:fClozqt/0
prrrr!prrrr!

アーニャ「今度は返信早い」

アーニャ「……本気みたい」

アーニャ「……」

返信無理かな?

本当に忙しいみたいだね・・・↓
アーニャもメール返してくれないなんてさ(泣)
何故か僕がメールする人って皆忙しいんだ(なんでだろ)
また今度メールしま~っす!^^

アーニャ「!」

アーニャ「……」

アーニャ「そう思うなら察してよ、仮にもラウンズなんだから」

アーニャ「……」

アーニャ「放置」

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 19:30:51.67 ID:fClozqt/0
アーニャ「……」

アーニャ「メールが途絶えた」

アーニャ「……」

アーニャ「相手が飽きた?」

アーニャ「……」

アーニャ「別にいいけど」

アーニャ「……」

アーニャ「スザクは飽きてて」

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 19:34:09.11 ID:fClozqt/0
prrrr!prrrr!

アーニャ「来た」

アーニャ「……」

無題

わたしそとでれない
でもぴざもひないちごもすき
おこられるけどいく!

アーニャ「……」

アーニャ「外に出られない?」

アーニャ「どういうこと?」

アーニャ「……」

アーニャ「聞いてみよう」


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 19:38:19.38 ID:fClozqt/0
prrrr!prrrr!

アーニャ「きた」

アーニャ「返信遅いのは、メールが不得意だからかな」

アーニャ「……」

無題

みんなにめいわくかかり
たいへん
いまメールしててたのしい

アーニャ「……もしかして」

アーニャ「……外に出られない程、体が悪い?」

アーニャ「……」

アーニャ「『無理はしないで』、っと」

アーニャ「送信」


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 19:42:03.02 ID:fClozqt/0
アーニャ「ルルーシュにメールで確認」

アーニャ「……」

アーニャ「『もしかして、アドレスの子体悪い?』、っと」

アーニャ「送信」

アーニャ「……」

prrrrr!prrrr!

アーニャ「……きた」

無題

頭が

アーニャ「!?」

アーニャ「……」

アーニャ「脳の……病気……?」


45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 19:45:15.09 ID:fClozqt/0
アーニャ「……」

アーニャ「病気の女の子とメール、か」

アーニャ「……」

アーニャ「ラウンズ的にはやってもいいかも」

アーニャ「でも、あと一押しが欲しい」

アーニャ「……」

アーニャ「なくてもいいけど、一応ね」

アーニャ「……『電光超人』、っと」

アーニャ「送信」


48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 19:48:14.56 ID:fClozqt/0
prrrr!prrrr!

アーニャ「……」

アーニャ「来た」

アーニャ「……ゴクリ」

ピッ!

一応

お店のことだけど、詳しいことは今度会って伝えるNE☆
場所がわかりにくいからさ^^;
それじゃあ今度こそ
またね~ノシ

アーニャ「……」

アーニャ「スザク……」

アーニャ「さすがに予想してなかった」

アーニャ「……」

アーニャ「放置」



54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 19:51:31.02 ID:fClozqt/0
prrrr!prrrr!

アーニャ「今度こそ」

アーニャ「……」

無題

べいびーだんだん

アーニャ「!!」

アーニャ「……やるじゃん」

アーニャ「……」

アーニャ「『またメールしてもいい?』、っと」

アーニャ「送信」


57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 19:54:14.38 ID:fClozqt/0
アーニャ「……遅い」

prrrr!prrrr!

アーニャ「きた」

無題

もちろんかすら

アーニャ「……“かすら”?」

アーニャ「……」

アーニャ「ああ、“かしら”、ね」

アーニャ「……」

アーニャ「金糸雀?」


60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 19:57:43.93 ID:fClozqt/0
コンコンコンコン!

C.C.「おいルルーシュ!」

コンコンコンコンコンコンコンコン!!

C.C.「すごいぞ! メル友が出来た!!」

ガチャッ

C.C.「ほら、見ろ!」

ルル「……よかったな」

C.C.「お前のおかげだ。感謝するぞ」

ルル「やっとアドレス帳二件目か」

C.C.「うらやましいか!」

ルル「……ああ、うん」


64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 20:00:23.63 ID:fClozqt/0
C.C.「しかも……ふふっ!」

ルル「……」

C.C.「相手は私が金糸雀だと勘違いしているんだ」

ルル「ほう?」

C.C.「ほら、これを見てみろ」

無題

金糸雀?

C.C.「ふふっ、そんなわけがないのにな!」

ルル「……ああ、お前ら二人共面白いな」

C.C.「そうか?」

ルル「そうだ」


70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 20:03:36.35 ID:fClozqt/0
ルル「まあ、これでもう深夜に俺にメールを送らなくて済むな」

C.C.「? 何故だ?」

ルル「! お前、本当にわからないのか!?」

C.C.「きちんと説明しろ」

ルル「~っ! そもそもだな! 深夜にメールをするのが相手にとって……」

C.C.「?」

ルル「キョトンとするな!!」

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 20:07:16.07 ID:fClozqt/0
ルル「いいかC.C.」

C.C.「はやく結論を言え」

ルル「くっ!……お前のような生活をしている
   奴とは違い、普通の人間は昼間に活動する」

C.C.「ふむ」

ルル「だからだな、深夜のメールで眠りを妨げられると体力的に厳しいんだ」

C.C.「そうか」

ルル「わかってくれたか」

C.C.「それじゃあ新しいメル友に“は”深夜にメール出来ないな」

ルル「ほわあっ!?」

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 20:10:10.23 ID:fClozqt/0
ルル「おい、待て! お前は俺の話を聞いていたのか!?」

C.C.「当たり前だ」

ルル「だったら……!」

C.C.「相手に迷惑をかけない時間帯にメールをしろ、というのだろう?」

ルル「そうだ! だから俺にも深夜にメールをするなと……」

C.C.「?」

ルル「だからキョトンとするな!」


82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 20:15:02.34 ID:fClozqt/0
prrrrr!prrrrr!

C.C.「あ、メールだ」

ルル「おい、まだ話は終わっていないぞ!」

C.C.「部屋でゆっくりメールをする」

ルル「……」

C.C.「邪魔するなよ」

ルル「……邪魔してやる」

C.C.「ルルーシュはメールより電話の方が好きみたいだな」

ルル「……」

ルル「……メール……楽しんでくれ」

C.C.「ああ、もちろんだ!」

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 20:20:21.75 ID:fClozqt/0
ルル「……」

ルル「くそっ! せっかくC.C.をアーニャに押し付けようと思ったのに!」

ルル「これは戦術……いや、戦略レベルの失態だ」

ルル「……」

ルル「……しかし、C.C.は喜んでいたみたいだな」

ルル「……」

ルル「関係~ないけど~♪」


おわり