前回 ピッコロ「魔法魔術学校……だって?」

1 :源泉徴収票 ◆IM.RhdmmmE :2008/07/20(日) 20:10:47.93 ID:KngywhdJO ?2BP(2444)
チチ「ピッコロさ、ほら、手紙も届いてるべ」

ピッコロ「ああ、すまないな」

チチ「ほら悟飯ちゃん、ピッコロさの新学期の準備を邪魔するでねえべ」

悟飯「……はーい……」




5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 20:14:33.09 ID:KngywhdJO
悟飯「ピッコロさーん!明日の修行はー!」

ピッコロ「すまん、悟飯ちょっと学校の友人からの手紙を読みたいんだ、後でな」

悟飯「……」

ピッコロ「ハーマイオニーからか……」ガサガサ

悟飯「じゃあ待ってますね……」

ピッコロ「おう、ふむふむ…」

悟飯「……」

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 20:19:37.30 ID:KngywhdJO
ピッコロ「必ず返事を寄越せ、か……いったい何を書けばよいものやら……」

ピッコロ「俺が学校に行っている間に未来から来たトランクスが……」

ピッコロ「いや、そんなことを書いても……悩むな」
ピッコロ「止めだ、明日にしよう」

ピッコロ「もうこんな時間だな、寝るか」

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 20:25:36.59 ID:KngywhdJO
悟飯「ピッコロさんまだかなー」

悟飯「……むー」

悟飯「ちょっと覗いてみようかな」

悟飯「!!?」

ピッコロ「すーすー…」

悟飯「……寝ちゃってる」

悟飯「後でって言ったのに……」

悟飯「ぐすっ……」

悟飯「もうすぐ夏休みが終わっちゃうし、またピッコロさんいなくなっちゃうのかな……」

悟飯「これは……お友達からの手紙?」

ビリビリビリ

悟飯「……」

ピッコロ「すーすー」

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 20:31:17.05 ID:KngywhdJO
悟飯「ピッコロさん、朝ですよー!」

ピッコロ「む…悟飯か…」

ピッコロ「……!!?な、なんだこれは……」

悟飯「ピッコロさんが僕の相手をしてくれないから悪いんですよ」

ピッコロ「悟飯……」

悟飯「ここから逃げたら僕、ピッコロさんのこと嫌いになっちゃいますからね!」

ピッコロ「……!わ、わかった…」

悟飯「えへへ、じゃあ僕おうちで朝ごはん食べて来ますねー!」

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 20:36:43.88 ID:KngywhdJO
ピッコロ「しかしここはどこだ?パオズ山のどこかだろうが……」

ピッコロ「手錠や足枷など俺には意味がないとわかっているだろうに……」

ピッコロ「ふん、少し付き合ってやるか」

ガサガサッ

ピッコロ「ん?」

ピッコロ「ふくろう便だ……誰からだ?」

ガシッ

ふくろう「ピギャー!!?」

バタバタバタ…

ピッコロ「な……!!?」

悟飯「……あーあ、逃げちゃいましたね、強く掴み過ぎたかなぁ、アハハ」

ピッコロ「悟飯……」


26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 20:41:21.60 ID:KngywhdJO
悟飯「駄目ですよピッコロさん、勝手にお手紙なんてもらっちゃ」

悟飯「お手紙が欲しいなら僕が書いてあげますから」

ピッコロ「おい悟飯、いったいなんのつもり……」

ピュルルー

ピッコロ「うわ!や、やめろ…ぉ…」

悟飯「相変わらず口笛は苦手なんですね、学校なんかに行って修行をサボるからですよ」

悟飯「ピッコロさんが学校に行かないように、新学期が始まってしまうまでここにいてもらいますよ」

ピッコロ「なんだって……」


31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 20:47:18.91 ID:KngywhdJO
悟飯「だって、だって一年間ずっと寂しかったのにまたすぐいなくなっちゃうなんて……うぅ…」

ピッコロ「わ、わかった、悟飯、泣くな!」

悟飯「……じゃあここにいてくれます?」

ピッコロ「あ、ああ……」

悟飯「わーい!!じゃあ僕、お水もってきますねー!」

ピッコロ「……まいったな」

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 20:53:24.83 ID:KngywhdJO
数日後

ピッコロ(明日から新学期か……)

悟飯「ピッコロさん、どうしたんですか?難しい顔をして」

ピッコロ「あ、ああ……いい加減ここから出してくれないか?」

悟飯「駄目ですよ」

ピッコロ「……そうか」

悟飯「やけに諦めがいいですね、さては逃げるつもりじゃ……」

ピッコロ「そんなこと……グハッ!!?」ボゴッ

悟飯「ちょっと寝ていて下さいね、ブルマさんに絶対壊れない檻を作ってもらいますから」


37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 20:59:22.38 ID:KngywhdJO

「ピッコロさん?」

ピッコロ「……」

「返事がない…まさか死ん…」

「おいロン、縁起でもないこというなよ!」

ロン「ごめんごめん!」

ハリー「それにしてもどうしたんだろう、こんな檻に閉じ込められて……」

フレッド「怪物か何かかと間違われたんじゃないかな」

ジョージ「ハハッ、それはいいや」

ロン「二人とも!!!」

フレッド「はいはい、冗談さ」

ハリー「それにしても凄く頑丈そうな檻だ……」

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 21:05:56.19 ID:KngywhdJO
ロン「ハリーの部屋の鉄格子みたいにこの車で引っ張ってみようよ」

ジョージ「いや、無理だな」

フレッド「ああ、とても壊れそうにないぜ、それより……」

ジョージ「これだな」

カチャカチャ…

カチャリ

ハリー「さすが!!!」

ロン「さあ、早くピッコロさんを連れ出さなきゃ……」

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 21:11:59.98 ID:KngywhdJO
ハリー「ピッコロさん、起きて!」

ピッコロ「……う…」

フレッド「手錠と足枷は外したぜ」

ジョージ「さすがに俺達四人でもピッコロはかつげないからな」

ピッコロ「お前たち……?」

ロン「話は後だ、行こう!!」

ピッコロ「あ、ああ…」


ハリー「さあ、こっちだ!」

ピッコロ「う…」

ガクッ

ロン「ピッコロさん!!?」

ピッコロ「久しぶりに歩いたものでな…大丈夫だ」
フレッド「さあ、乗ったかい?」

ジョージ「オーケー、フレッド、アクセルを踏め!!!」

悟飯「……ピッコロさん?」


44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 21:19:54.06 ID:KngywhdJO
悟飯「ピッコロさーん!!!!」

ハリー「だ、誰か追ってくる…!!?」

ピッコロ「悟飯…」

ロン「知り合い?」

ピッコロ「ああ…、お前らは気にするな、前を向いていろ」

悟飯「ピッコロさんの嘘つきー!!!!」

ピッコロ「すまない、悟飯!!俺は……」

悟飯「ピッコロさんなんて大嫌いだー!!!」

ピッコロ「う……」

ピッコロ「悟飯、お、俺は……お前のために行くんだ!!!」

悟飯「……え?」


49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 21:26:16.50 ID:KngywhdJO
ピッコロ「必ず強くなって戻る、だから……」

悟飯「でも、でも……」

ピッコロ「約束だ」

悟飯「ちゃ、ちゃんと戻ってきてくださいよ……グスッ」

ピッコロ「悟飯……」

悟飯「僕、待ってますから!!!!」

ピッコロ「すまない…」

ジョージ「なあフレッド、あの二人どういう関係だよ」

フレッド「盗み聞きはよくないぜジョージ」


54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 21:36:44.44 ID:KngywhdJO
ピッコロ「……」

バタバタッ

ピッコロ「ヘドウィグ……無事だったのか、前はすまなかったな……」

ハリー「そういえばピッコロさんのところにヘドウィグを飛ばしたら妙に脅えて帰って来ちゃったよ」

ピッコロ「ああ…あれは、悟飯の我が侭でな……」

ロン「ハーマイオニーからの手紙も届いていなかったみたいでかなり心配していたみたいだよ」

ピッコロ「そういえば手紙の返事も書いていなかった……」

ジョージ「どうせ明日には新学期さ」

フレッド「ああ、気にすんなって」

ピッコロ「すまないな」


58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 21:43:22.49 ID:KngywhdJO
ハリー「さあ、到着だよ」

ピッコロ「ここは……?」

ロン「僕の家さ」

フレッド「今日はもう遅い、寝ようぜ」

ジョージ「ああ、ママに見つからないうちにね」

ハリー「ピッコロさん、こっちだよ」

ピッコロ「わかった」


62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 21:48:57.00 ID:KngywhdJO

「キャアアアア!!!」

ピッコロ「お、おい、落ち着け…」

「ジニー、いったいどうし…キャアアアア!!!!」

ジニー「マ、ママ…」

モリー「大丈夫よジニー、きっと新種の屋根裏お化けよ…」

「どうしたんだ二人とも朝から…ウワァアアア!!!って君は…たしか…ピッコル君?」

ピッコロ「ピッコロだ」

アーサー「やあ、よくロンが君のことを話しているよ」

モリー「…アーサー?」

アーサー「大丈夫、ロンの友達だ、庭小人の親玉じゃないよ」


70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 21:58:28.42 ID:KngywhdJO
モリー「ごめんなさいね、私ったらてっきり…さあ朝ごはんよ、たくさん食べてね」

ピッコロ「いや、俺は水だけでいい」

ロン「そういやピッコロさん、ハーマイオニーからの手紙が来ていたよ」

ハリー「読んでおいた方がいいんじゃないかな?ハーマイオニーったらピッコロさんが死んだんじゃないかって疑っていたよ」

ピッコロ「おい、人を勝手に殺すな」

ロン「それだけ心配していたってことさ」

ピッコロ「とにかく手紙を読んでくる」


72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 22:08:35.74 ID:KngywhdJO
ピッコロ「……まったくこの俺が死ぬだなんて……」

ピッコロ「まあ前に一度死んだがな……」

ジョージ「ピッコロ、そろそろ準備をしておいた方がいいぜ」

ピッコロ「準備……?」

フレッド「ああ、忘れたのかい?今日から新学期だぜ?もうすぐ出発する」

ピッコロ「そうだったな……しまった!!パオズ山に教科書や杖を……」

ジョージ「ああ可哀想にピッコロ、どうやら君は置いていくしかないようだ」

フレッド「せっかく助けてやったのに、残念だな」

ピッコロ「……くっ…す、すまない…」

フレッド「気にするなって、来年ジニーと一緒に二年生をやり直せばいいのさ」

ピッコロ「来年…か…」


74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 22:15:24.48 ID:KngywhdJO
ロン「もう!二人ともピッコロさんをからかうのはよしなって!」

ドサッ

ピッコロ「それは……!」

フレッド「ああー、ロン、せっかくがっかりしたピッコロさんが見れたのに」

ジョージ「僕らがもって来てやったんだぜ、感謝しろよ」

ピッコロ「お前ら……ふっ…」

ジョージ「おおフレッド、ピッコロが笑ったぜ」

フレッド「せっかくの悪人面が台無しだな!ハハッ」

アーサー「さー、みんな出発だー!!!」

80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 22:23:17.16 ID:KngywhdJO
ハリー「ようやく駅についたね」

ピッコロ「……あれは…」

「ハリー!ロン、それにピッコロさん!!!」

ロン「ハーマイオニーじゃないか」

ハーマイオニー「ああピッコロさん!生きてたのね!手紙の返事をくれないから……」

ピッコロ「俺が簡単に死ぬと思うか」

ハーマイオニー「それもそうね、それより時間がないわ、はやくホームに行きましょう!」

83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 22:32:29.73 ID:KngywhdJO
ピッコロ「皆は来たか?」

ハーマイオニー「ハリーとロンがまだだけど…きっとすぐくるわ、先に汽車に乗っていましょう」

ピッコロ「そうだな」


87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 22:39:25.63 ID:KngywhdJO
ハーマイオニー「それにしても遅いわ……」

ピッコロ「……走り出したぞ」

ハーマイオニー「私たちを見つけられないだけかしら」

ピッコロ「ああ、そうだといいのだが……」

「やあ君たち、ポッターとウィーズリーはいないのかな?」

ハーマイオニー「マルフォイ……」

マルフォイ「ウィーズリーは教科書が買えなくて今年は授業が受けれないようだね、ロックハートの本は値段が張るから」

ピッコロ「お前……!」

94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 22:47:33.32 ID:KngywhdJO
マルフォイ「ピ、ピッコロ、何も君の悪口を言った訳じゃないんだ……!」

ピッコロ「そんなことは関係ないだろうが!!」

ガシッ

ハーマイオニー「ピッコロさん、駄目!」

マルフォイ「う、うう…」
バタバタ

ピッコロ「チッ……」

ポイッ

マルフォイ「ハァハァ…くそっ!憶えて…」

バキッ

ピッコロ「黙れ!!」

マルフォイ「あ、ああ…僕の箒が……うわぁああ!!!」


104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 22:57:27.47 ID:KngywhdJO
ピッコロ「……すまん」

ハーマイオニー「なんで謝るのよ、ピッコロさんは悪くないわよ」

ピッコロ「ロンには家族にも世話になったからつい……」

ハーマイオニー「そういえば二人の姿がまだ見えないわ……」

ピッコロ「二人の気は……上から感じる……?」

ハーマイオニー「どういうこと?」

ピッコロ「二人の気が乱れた!!?少し見てくる」

ハーマイオニー「駄目、ピッコロさん!!!」

ハーマイオニー「窓から飛び出ていくなんて……」


111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 23:05:10.37 ID:KngywhdJO
ピッコロ「あの車は…俺を連れだした時に乗っていたやつだな」

ピッコロ「まさか二人はあれできたのか…?」

ピッコロ「それにしても動きがおかしいな……」

ピッコロ「あれは……ホグワーツの城だ!!!」

ピッコロ「ぶつかるぞ!!!!」

ロン「うわぁあああ!!!!」


115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 23:11:37.29 ID:KngywhdJO
ハリー「……」

ロン「あ、あれ……!!?」

ハリー「無事だ……」

ピッコロ「おい、お前ら……」

ロン「ピッコロさん!!?」

ピッコロ「何をしているんだ、俺が車を支えてやらなかったら今頃死んでいたぞ……」

ハリー「よ、よかった……」

ピッコロ「まったく……とりあえずどこかに着陸させるからな」

ロン「ヒュー、さすがピッコロさん!」

ピッコロ「…ぅ!!!」

ガタッ

ハリー「あ、木が…ピッコロさん…!!?」

ピッコロ「しまった!!?」

グワッシャン!!!


125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 23:22:41.04 ID:KngywhdJO
ハリー「だ、大丈夫?」

ピッコロ「すまない……俺としたことが、やはり口笛が苦手だ…」

ロン「ピッコロさんがいなかったら僕らは一回死んでるはずさ、だから気にしないで」

ゴンッ

ピッコロ「……何だ?」

ハリー「木だ!!木が殴りかかってきたんだ!!!」

ロン「ウワァア!!!」

ピッコロ「くそっ、ここは俺が抑える、逃げろ!」

ロン「車が、車が動かない!!!」

ピッコロ「チッ、世話がかかる奴らだぜ!捕まれ、飛ぶぞ!!!」

ハリー「た、助かった…ありがとうピッコロさん…」


129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 23:25:35.02 ID:KngywhdJO
ロン「もう新学期の歓迎会は始まってるな……」

ハリー「ちょっとまって…教職員の席が一つ空いてる…」

ピッコロ「スネイプがいない……?」

ハリー「もしかして辞めたのかも知れない!」

ロン「首になったのかも!」

ピッコロ「まさか……」

ハリー「いや、もしかして」

スネイプ「君たちが汽車に乗っていなかった理由をお伺いしようかと、お待ち申し上げているかもしれないですな」

ピッコロ「スネイプ…」

138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 23:32:22.44 ID:KngywhdJO
スネイプ「さあ、ついてきなさい」

ハリー「はい…」

スネイプ「そうだ、ピッコロ、お前は歓迎会に行け」

ピッコロ「何故だ…?」

スネイプ「お前が汽車を途中で抜け出したのは多くの生徒に目撃されている」

スネイプ「この二人を助けにでもいったのだろう」

ピッコロ「そ、そうだが……しかし…」

スネイプ「我輩は行けと言っているのだかね」

ピッコロ「わかった、ハリー、ロン、すまないな…」

143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 23:35:41.84 ID:KngywhdJO
翌日

ハーマイオニー「今朝のロンの吠えメールは痛快だったわね」

ピッコロ「ああ、そうだな」

ハーマイオニー「これで二人も反省したようだし」

ピッコロ「噂をすれば……ハリーとロンだ」

「ハリー!君と話がしたかった」

ピッコロ「あれは…」

ハーマイオニー「新任のロックハート先生だわ」


155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 23:42:35.08 ID:KngywhdJO
ピッコロ「騒がしい奴だな…俺は向こうにいくからな」

ロックハート「やや!ハリー、あそこに見たこともない怪物が!でも週刊魔女でチャーミングスマイル賞に五回連続で選ばれた私にかかれば……」

ハリー「あれはピッコロさん…」

ロックハート「とうっ!!!」

ポカッ

ピッコロ「……」

ロックハート「き、効かない……!!?」


168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 23:51:25.76 ID:KngywhdJO
ピッコロ「おい、一体なんだこいつは」

ハーマイオニー「先生、ピッコロさんは普通の生徒よ!!!」

ロックハート「生徒…?そ、そんなことはわかっているよ!私は彼にかけられた呪いが何なのかを確かめてみて……」

ハリー「ピッコロさんは呪われてなんかいないけど……」

ロックハート「そ、そんなはずはない!私が彼を必ず元の姿に戻してあげましょう!ではハリー、またね」

ピッコロ「お、おい!どこに連れていくつもりだ!!!?」


194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 23:59:23.72 ID:KngywhdJO
ロックハート「きっとピッコロくんは悪質な呪いか皮膚の病を患っているんだろう」

ピッコロ「いや違う」

ロックハート「安心したまえ、この私に任せればすぐにでももとの肌の色に戻れる!!」

ピッコロ「何度言えばわかるんだ……」

ロックハート「とりあえずアカナメクジとイボナシワームを煎じた薬を作ってあげよう!」

ロックハート「肌の色が中和され、頭部の出来物も取れるはずだ!!!」


210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 00:07:48.07 ID:LOM2VNH9O
ブチュッ…ブチュッ…

ロックハート「さあ出来た!飲んでみたまえ!」

ピッコロ「い、いや…遠慮しておく……」

ロックハート「いいんだよ、遠慮などしなくても!さあ!」

グイッ

ピッコロ「う、うっ……」

コンコンッ

ロックハート「誰かな?」

ピッコロ「助かった……」

230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 00:15:01.66 ID:LOM2VNH9O
スネイプ「ロックハート先生、前任のクィレルからの引き継ぎの件で……む、なんですかな?この臭いは……」

ピッコロ「スネイプ……」

ロックハート「やあスネイプ先生!これは彼の皮膚病を治すために煎じた飲み薬で……」

スネイプ「これは…アカナメクジとイボナシワーム……ロックハート先生、あなたは生徒を殺すおつもりで?」

スネイプ「この二種類を混ぜると強力な毒薬になることをまさかご存知でないはずはないでしょうが……」
ロックハート「へ?あ、ああおかしいな…ああ!そうだ!これは塗り薬として……」

スネイプ「ではまず先生が塗ってみてはいかがですかな?そんな物に触れたら最後、指がただれて千切れますぞ」

ロックハート「そ、そうだったね…ハハッ…」


256 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 00:23:59.31 ID:LOM2VNH9O
ピッコロ「すまないな…危うく殺されるところだった……」

スネイプ「ふん、たまたま通りかかったら貴様らの話し声が聞こえてしまっただけですぞ」

スネイプ「それにピッコロならばあのインチキ教師の一人や二人簡単に倒せたんじゃないのかね」

ピッコロ「そ、そうだったな、つい勢いに押されてしまって……」

スネイプ「まあ、あまりロックハートに関わらないほうがいいですな、珍種のトロール発見などという本をかかれても困るだろう」

ピッコロ「ああ、まったくだ……おい、誰がトロールだ」


273 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 00:30:14.60 ID:LOM2VNH9O
ピッコロ「おいどうした、お前ら、今日はハロウィンとかいうやつじゃないのか?そんな暗い顔をして……」

ハリー「あ、ああ……ピッコロさん、実は僕たちハロウィンのパーティーには出れないんだよ」

ハーマイオニー「ほとんど首無しニックの絶命日パーティーに誘われちゃって……」

ピッコロ「絶命日パーティー?」

ロン「ああ、ピッコロさんもいくかい?」

ピッコロ「構わないが」

ハーマイオニー「本当に!!?」

ピッコロ「ああ、ハロウィンパーティーは騒がしくて苦手だからな……」

ハリー「ピッコロさんが来てくれるなら心強いよ」

ロン「さて、そろそろ時間かな」

ハーマイオニー「行きましょう……」


293 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 00:39:32.88 ID:LOM2VNH9O
ピッコロ「な、なんだ…ここは……」

ハーマイオニー「すごいたくさんのゴーストがいるわね」

ロン「見て回ろうか……」

ハーマイオニー「ああ、駄目、戻って!」

ハリー「どうしたんだい、ハーマイオニー?」

ハーマイオニー「嘆きのマートルよ、私あの子苦手なのよ……」

ピーブズ「…おい、お前、マートルに酷いことを言っただろ…おーい!マートル!」

ハーマイオニー「ああ、駄目よ!!」

マートル「なんなの…?」

ハーマイオニー「あ、あのーお元気?」

マートル「私より…そっちの彼は…ゴーストなの?酷い顔色をしているわ……」

ピッコロ「……」


311 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 00:50:01.50 ID:LOM2VNH9O
ハーマイオニー「ピッコロさんはこれが普通なのよ、ね!」

ロン「そうだよ、ピッコロさんはこういう顔色なんだ」

マートル「ところで何の用なのよ」

ハーマイオニー「あ、あの、…今夜のあなたはとっても素敵だなあって……」

マートル「嘘でしょう、私をからかっているんだわ」

ハーマイオニー「違うわ、ねえ、みんな!」

ハリー「あ、ああ、そうだよ」

ロン「僕もそう思うよ」

マートル「嘘を言っても駄目」

ピッコロ「いや、嘘ではない」

マートル「…!」

341 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 01:05:44.87 ID:LOM2VNH9O
マートル「そ、そこまで言われたら本当のようね…」

マートル「疑って悪かったわ」

ハーマイオニー「行ったわね……」

ロン「おいハリー、あいつピッコロさんに言われた途端に急に素直になったな」

ハリー「まさかピッコロさんに気があるんじゃ……」

ハーマイオニー「な、なに馬鹿なことを言ってるのよ
!」
ハーマイオニー「あ、楽器の演奏が始まるわよ」

ヒュー

ハリー「ひ、酷い笛の音だな……」

ロン「へたくそな口笛みたいなお音だ」

351 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 01:11:55.46 ID:LOM2VNH9O
ピッコロ「う……」

ガクッ

ハーマイオニー「ピッコロさん?どうかしたの?顔色が悪いわ……」

ハリー「具合が悪そうだね、ちょっと外に行こう!」

ピッコロ「はぁ…すまなかったな、もう大丈夫だ」

ロン「構わないよ、僕らもあそこから抜け出す理由を考えていたところなんだ」

ハーマイオニー「でも本当に大丈夫?」

ピッコロ「ああ、気にするな」

ハリー「い、今の声は!!?」

ロン「どうしたんだいハリー、僕にはなにも……」

ピッコロ「……すまないが俺は先に部屋に戻るぞ」

ハーマイオニー「わかったわ…一人で平気?」

ピッコロ「ああ」


464 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 06:53:28.98 ID:LOM2VNH9O
ピッコロ「くそっ、あの笛の音が耳から離れん……」

ピッコロ「……なんだ、あれは……」

ピッコロ「フィルチの…猫?死んで……?」

ハリー「こっちから声が……」

ロン「あれ、ピッコロさん…あ、あれは…!!?」

ハーマイオニー「…!!?」

ハリー「た、助けなきゃ……」

ロン「いやまて、ここにいるところを誰かにみられたら……」

ピッコロ「もう遅いみたいだな……」

ガヤガヤ…

マルフォイ「継承者の敵よ、気を付けよ!」

ピッコロ「マルフォイ……」

マルフォイ「ピ、ピッコロ…次はきっとお前の番さ!!!」

465 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 06:59:08.53 ID:LOM2VNH9O
フィルチ「な、なにごとだ…?」

フィルチ「……!!?わ、私の猫だ!!?」

ハリー「フィルチ…!」

ダンブルドア「アーガス、落ち着け、一緒に来なさい……さあ、君たちもだ」

ロン「は、はい……」

ピッコロ「……」

ダンブルドア「ギルデロイの部屋が一番近いな……先生方も来てくれ」

466 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 07:10:36.81 ID:LOM2VNH9O
フィルチ「あいつだ!!あいつがやったんだ!!」

ハリー「ぼ、僕は違う!!!」

ダンブルドア「ミセス・ノリスは死んではおらぬ、石にされているだけじゃ」

ダンブルドア「二年生にこんなこと出来るはずがない、最も高度な闇の魔術をもってして……」

フィルチ「じゃあ、あいつだ!!!」

ピッコロ「……俺が?」

フィルチ「ああ、お前、お前はやっぱり人間じゃない!ずっと怪しいと思っていたんだ!!」

スネイプ「おい、フィル」

ダンブルドア「ピッコロは確かにわしの生徒じゃ、事件と無関係な侮辱は許さんぞ」

スネイプ「……」


473 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 07:17:32.18 ID:LOM2VNH9O
ダンブルドア「疑わしきは罰せずじゃよ」

フィルチ「し、しかし……」

ダンブルドア「アーガスの猫はスプラウト先生からマンドレイクを頂いて蘇生させる薬を作らせましょうぞ」

ダンブルドア「さあ、みんなもうよい、今夜は部屋に戻るのじゃ」

477 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 07:27:16.44 ID:LOM2VNH9O
ハリー「あれから犯人は見つかってないみたいだね」

ピッコロ「そのようだな……」

ハリー「早く捕まればいいのにね」

スネイプ「二人とも、我輩の授業中にお喋りをするなどいいご身分ですな」

ピッコロ「スネイプ……」

スネイプ「ポッター、授業が終わったら余った薬剤を捨ててこい、ピッコロは机に張り付いたフジツボの処理をしていけ」

ハリー「ピッコロさん、ごめん…僕のせいで……」

ピッコロ「いや、気にするな……」


483 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 07:37:39.43 ID:LOM2VNH9O
スネイプ「ほう、ちゃんと残っていましたな」

ピッコロ「当たり前だ……」

スネイプ「……」

ピッコロ「……なんだ?」

スネイプ「今回の件についてだが…」

ピッコロ「俺を疑っているのか」

スネイプ「我輩がそう思っているとでも?」

ピッコロ「……いや」

スネイプ「君も噂を耳にはさんでいるだろう、今回の件の犯人は秘密の部屋を開いたスリザリンの末裔だという噂を」

ピッコロ「ああ、ハーマイオニーがなにやら調べていたな、よく話して聞かされるよ」

スネイプ「…ふん、それならば話が早い」


485 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 07:49:08.11 ID:LOM2VNH9O
スネイプ「我輩もその可能性はあると思っている、ピッコロはみるからにスリザリンの家系には見えない」

ピッコロ「だから俺を疑っていないというのか」

スネイプ「……まあ、それだけではありませんがな」

ピッコロ「そんな話をするために俺を残したのか?」

スネイプ「…いや、ロックハートのことでだ」

ピッコロ「あいつがどうしたんだ?」

スネイプ「ロックハートはお前を一番に疑っている、それどころかピッコロを犯人にしたがっているようにもみえる」

ピッコロ「いったいなんのために……」

489 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 08:02:41.16 ID:LOM2VNH9O
スネイプ「ピッコロを悪役にして自分が退治するという本でもだしたいようですな」

ピッコロ「……」

スネイプ「まあくれぐれも気を付けたまえ、奴に退治されてからでは遅いですからな」

ピッコロ「ああ、すまないな」

スネイプ「ふん、礼は机にこびりついたままのフジツボを一つでもとっていただいてから聞きたいものですな」

ピッコロ「そうだ、忘れていた…」


497 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 08:17:47.87 ID:LOM2VNH9O
ハーマイオニー「私がロックハート先生にお願いするわ」

ロン「ああ、あいつなら簡単に禁書の貸出しにサインをくれるよ」

ピッコロ「またなにか企んでいるようだな……」

ハリー「そうだ、ピッコロさんも一緒に行ってあげなよ」

ピッコロ「なんで俺が……」

ロン「例の件がマルフォイの仕業かどうかを確かめるために必要なんだ、
ロックハートはなんだかピッコロさんを気に入っているみたいだし……さあ、よろしく!」

ピッコロ「お、おい!」


502 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 08:30:42.22 ID:LOM2VNH9O
ロックハート「やあ、どうしたんだい、ようやく私に呪いを解いて貰おうと思ったのかい?」

ピッコロ「違う!」

ハーマイオニー「あ、あのう先生、私この本を借りたくて……」

ロックハート「ああ、先生のサインが必要なんだね、わかった」

ハーマイオニー「あ、ありがとうございます」

ロックハート「じゃあ私はピッコロ君の治療をしてあげるよ」

ハーマイオニー「あ、はい」

ピッコロ「おい!どこに連れていくんだ!!」

ハーマイオニー「ピッコロさん、頑張って!!!」

505 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 08:35:04.14 ID:LOM2VNH9O
ピッコロ「……」

ハーマイオニー「ピッコロさん……ご、ごめんなさい」

ピッコロ「……」ジロリ

ハーマイオニー「……ひっ!あ、あの…私……」

ロン「まったく、ピッコロさんと引き換えにサインを貰おうなんて……」

ピッコロ「言い出したのは誰だ!!!」

ロン「うぅ……」

ピッコロ「……」

ハリー「ああ、ピッコロさん……」

ハーマイオニー「どうしよう、私ピッコロさんを怒らせてしまって……」

ロン「大丈夫だよ……きっとピッコロさんなら許してくれるって…」


512 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 08:45:33.97 ID:LOM2VNH9O
ピッコロ「くそっ……ロックハートにおかしな呪いをかけられたせいで体の調子がおかしいな……医務室に行くか…」

ピッコロ「まったくあいつらもあいつらだぜ、どんな薬を作りたいか知らないがスネイプに聞いた方が早いだろう……」

スネイプ「我輩がなにか?」

ピッコロ「…ス、スネイプ」

スネイプ「おいどうした、顔色が悪い」

ピッコロ「ふ、ふん…いつものことだ……」

スネイプ「…それならよいが」

ピッコロ「あ、あ…」ガクッ

スネイプ「まったく、世話が焼ける……」

519 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 08:54:06.17 ID:LOM2VNH9O
ピッコロ「う、ここは……」

「よかった、気が付いたのね!!!」

ピッコロ「…スネイプ?」

ハーマイオニー「いくら怒らせたからって、スネイプ先生と間違われるなんて心外だわ……」

ピッコロ「ハーマイオニーか……」

ハーマイオニー「ピッコロさん、ごめんなさい……私、私……」

ピッコロ「ふん、もういい……」

ハーマイオニー「本当に反省しているわ、もちろんロンもよ」

ハーマイオニー「昨日、ピッコロさんが医務室に運ばれたと聞いてまさかピッコロさんまで石にされたのかと思ったわ」

ピッコロ「簡単に石にされてたまるか」

ピッコロ「それより、今日はクィディッチの試合じゃなかったか?」

ハーマイオニー「そうだったわ、ピッコロさんも起きたことだし、私応援に行ってくるわ!」

ピッコロ「ああ、すまないが俺は寮に戻る」

526 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 09:01:28.97 ID:LOM2VNH9O
ピッコロ「医務室に運んだのはおそらくスネイプだろうな、後で礼を言わなくてわな」

スネイプ「礼などよりもっと慎重な行動を心がけて欲しいものですな」

ピッコロ「スネイプ……」

スネイプ「我輩は以前にも忠告したはずだが」

ピッコロ「す、すまん……」

ピッコロ「そうだ、今はスリザリンがクィディッチの試合中だろう、こんな所にいていいのか?」

スネイプ「今日はスリザリンの圧勝だ、見ていなくてもわかる……」

ピッコロ「そうか、……!!?」

スネイプ「どうかしたのか?」

ピッコロ「ハリーの気が乱れた、すまん、行ってくる!!!!」

スネイプ「……ポッターめ」

スネイプ「…ハッ、我輩は何を言っているんだ」

スネイプ「疲れているようですな……」


534 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 09:08:15.84 ID:LOM2VNH9O
ピッコロ「まったくロックハートの野郎、ハリーにまでおかしな魔法を使いやがって……!!!」

ハリー「ピッコロさん、落ち着いて僕なら大丈夫だから…」

ピッコロ「しかし……」

ハリー「マダム・ポンフリーにちゃんと治るって言われたし、今はあまり騒ぐべきじゃないよ」

ピッコロ「それもそうだな…しかし、ハリー」

ハリー「どうしたの?」

ピッコロ「自分で骨や腕を再生出来ないというのは不便だな……」

ハリー「ピッコロさん、何をいってるの……」

ピッコロ「い、いやなんでもない…」

545 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 09:21:02.20 ID:LOM2VNH9O
ハーマイオニー「生徒が襲われたらしいわね……」

ロン「ああ、確かハリーの追っかけをしていた一年の子だ」

ハリー「ああ、僕が医務室にいたときに聞いたよ、それと…ドビーが夜中にきたんだ」

ハリー「秘密の部屋が以前にも開けられたって言っていたよ」

ロン「決まりだな、やっぱりマルフォイが開けたんだ、以前は父親が開けたんだよ、それであいつは開けかたを教わったんだ」

ハーマイオニー「早くポリジュース薬を完成させなくちゃ!!!」

ピッコロ「おい、話は済んだのか?」

ハーマイオニー「ごめんなさいピッコロさん、トイレの個室は狭いからって外で待たせちゃって……」

ピッコロ「それはいいんだが、嘆きのマートルが俺を睨んでいる、うわっ、こっちにくるな!!!」

マートル「睨んでなんかいないのに……しくしく…」

ハーマイオニー「マートル、ピッコロさんを怖がらせないで、さあみんな、行きましょう」

マートル「……」


554 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 09:34:20.93 ID:LOM2VNH9O
ハーマイオニー「ようやくポリジュース薬の材料が揃ったわ……」

ピッコロ「スネイプの授業で騒ぎを起こすなんて大したものだな……」

ハリー「まったく、ハーマイオニーは無茶をさせるよ」

ハーマイオニー「後は完成まで二週間くらいかしら」

ロン「ちょうどクリスマスの辺りになるね……」

557 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 09:41:03.74 ID:LOM2VNH9O
ハリー「決闘クラブだって……?」

ロン「ああ、シェーマスに聞いたよ、今夜の八時からだ」

ハーマイオニー「もしかしたら役に立つかもしれないわ、行ってみましょう!」

ハリー「そうだね、ポリジュース薬の完成まであと一週間はあるし」

ピッコロ「…俺は遠慮しておこう」

ハリー「そうだね、ピッコロさんには必要ないかもしれない」

ロン「じゃあ僕たちだけで行ってくるよ」


574 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 09:47:45.12 ID:LOM2VNH9O

ピッコロ「ハリーたちは決闘クラブとやらに行ったようだな……」

ピッコロ「さて、俺はなにをしようか」

ピッコロ「そうだ、あの薬の様子を見てくるように頼まれていたんだっけな……」

ピッコロ「マートルには会いたくないが、まあいい、行ってやるか……」


577 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 09:53:57.64 ID:LOM2VNH9O
ピッコロ「薬は…、無事だな、順調なようだ」

ピッコロ「さて…マートルがいないうちに戻るか」

ピッコロ「…ん?なんだ、この日記は……?」

ピッコロ「名前が書いてあるな」

ピッコロ「リドル……この日記の持ち主のようだな…」

ピッコロ「しかし中は真っ白だ……」

ピッコロ「……な、なんだ?吸い込まれ……!!??」

ピッコロ「うぉおお!!!?」

583 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 10:05:18.29 ID:LOM2VNH9O
ピッコロ「こ、ここは……?」

ピッコロ「ダンブルドアの部屋か……?」

ピッコロ「いや、違う……誰だあのじいさんは」

ピッコロ「おい、貴様!誰だ!!?」

ピッコロ「聞こえていない……俺が見えないのか?」

ピッコロ「どうやらこれは日記が俺に見せている映像の中らしいな……」

ピッコロ「いったいなんだというんだ……」

ピッコロ「また誰か人が来たな……」

ピッコロ「あれは…奴がリドルか…」

ピッコロ「もう一人いる……あれは…いや、まさか!!!??」


594 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 10:24:15.95 ID:LOM2VNH9O
トム『ディペット先生、やはり休暇中には僕をホグワーツに置いてもらう訳にはいかないんでしょうか』

ディペット『すまないねトム例の襲撃事件があった今では……』

『だから私に犯人探しを任せなさいと!私の戦闘力は53万です、必ず犯人を……』

ディペット『フリーザ、君が優れた魔法使いであることはわかっておる、だが今回は相手が悪い』

フリーザ『し、しかし…先生…』

ピッコロ「フリーザ……!!??な、なぜ…!!?」


701 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 12:04:00.48 ID:LOM2VNH9O
フリーザ『トム、すまない私がもっとあなたの力になれれば……』

トム『気にすることはないよ、フリーザ』

ダンブルドア『二人とも、この頃は廊下を歩き回らない方がいい…』

フリーザ『ダンブルドア…』

トム『はい、先生……』

フリーザ『ダンブルドア先生、いったいいつになったら賢者の石とやらの作り方を教えて下さるのですか?私はいったいなんのために何年もこの学校に……』

ダンブルドア『ちょ、ちょっど作り方を知っている友人と連絡がとれなくてのう……』

トム『フリーザ、夜中に大きい声を出すんじゃない』

フリーザ『ト、トム……』

トム『君の気持ちはわかるが、今は例の襲撃事件が解決するほうが先だ、その前に僕たちが襲われたら大変じゃないか』

フリーザ『ですが…』

トム『さあスリザリン寮にもどろう、ダンブルドア先生おやすみなさい』

ダンブルドア『おやすみ、二人とも』


735 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 12:17:00.92 ID:LOM2VNH9O
ピッコロ「…!!!??」
ピッコロ「こ、ここは……あのトイレ…戻ってきたのか……」

ピッコロ「しかし、今のはなんだったんだ……いったい…」

ピッコロ「フリーザもここの学生だったのか…?」

ピッコロ「まったく訳がわからない……」

ピッコロ「に、日記に字が浮かんできた……」

ピッコロ「僕の古き友人が殺されたことはこの日記にも風の噂で聞こえてきた……」

ピッコロ「この日記…意思があるとでもいうのか?」

ピッコロ「それに少なからず関わっていた君がこの学校にいるなんて好都合だ、次は君の番だ……」

ピッコロ「どういう意味だ?と、とりあえずこれはハリー達に見せた方がいいな…」


742 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 12:22:07.87 ID:LOM2VNH9O
ピッコロ「ここは…フィルチの猫がやられた場所か……」

マートル「あら、もう帰っちゃうの?」

ピッコロ「マートル!!?」

マートル「せっかく会いに来てくれたと思ったら…もう行っちゃうの?」

ピッコロ「あ、ああすまないそこを通してくれ……

マートル「いや、私あなたとお話がしたいわ、せっかくお茶とお菓子を用意してきたのに……」

ピッコロ「すまないが、今はそんな場合じゃ、……!!??」

マートル「ピッコロさん…どうかしたの…キャアアアア!!!?」

マートル「ピッコロさんが……石に…!!!?」


768 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 12:32:10.66 ID:LOM2VNH9O
ハリー「ピッコロさんまで狙われるなんて……」

ロン「ピッコロさんは純血じゃなかったのかな……?」

ハーマイオニー「今はそんなことはどうでもいいのよ、あああ、どうしよう、ピッコロさん……」

ハリー「大丈夫だよ、ハーマイオニーピッコロさんは死んだわけじゃない!」

ハーマイオニー「でも、許せないわ……!!!」

ロン「僕たちが出来ることはポリジュース薬を完成させてマルフォイが犯人だって証明することくらいだよ」

ハーマイオニー「わかってるわ……」


789 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 12:39:16.83 ID:LOM2VNH9O
ハリー「結局マルフォイも犯人じゃなかったわけか……」

ロン「まあまったくの無駄じゃなかっただろう」

ハリー「それにしてもハーマイオニーが猫の毛と間違えるなんて……」

ロン「マダム・ポンフリーが問い詰めるような人じゃなくてよかったよ、後でお見舞いにいこう…」

ハリー「ああ、一緒にピッコロさんにも会えるしね」


816 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 12:46:42.90 ID:LOM2VNH9O



ピッコロ「……」

スネイプ「おい」

ピッコロ「……はっ!俺は……ここは……医務室?しかも…」

スネイプ「落ち着いて聞け、時間がない」

ピッコロ「わ、わかった……」

スネイプ「ピッコロ、お前は他の生徒と同様に石になっていた…しばらく長い間な」

ピッコロ「ポリジュース薬は…いや、クリスマスはもう過ぎたのか…!!?」

スネイプ「ああ、とっくにバレンタインも過ぎましたな」

ピッコロ「な、なんてことだ……ハリーたちは…!!?」

スネイプ「そうだ、お前が石になっている間に色々あってな……」

825 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 12:52:41.13 ID:LOM2VNH9O
ピッコロ「なんてことだ……ハーマイオニーまで石にされているなんて…」

スネイプ「……とにかく我輩は校長に特別一番にお前に回復薬を調合してやるようにと言われて来たんだ」

ピッコロ「ダンブルドアがか……」

スネイプ「ああ、後の行動は任せる、とおっしゃっていましたな」

ピッコロ「確かジニー、ロンの妹が秘密の部屋に連れて行かれたといったな」

スネイプ「ああ」

ピッコロ「あの二人のことだ、助けに向かったんだろう、俺も行ってくる!!!」

スネイプ「……ふむ、行ったか…」


834 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 12:56:21.87 ID:LOM2VNH9O
ピッコロ「秘密の部屋とか行ったか……入口はどこだ?」

ピッコロ「くそっ集中出来ん……あいつらの気はどこだ……!!!?」

ピッコロ「……何だこの声は……」

ピッコロ「鳥……お前は、前にダンブルドアの部屋で見た不死鳥か……!」

ピッコロ「どこに行く気だ…?」

ピッコロ「ついてこいと……?わ、わかった!」



841 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 13:01:36.22 ID:LOM2VNH9O
ピッコロ「ハァハァ…こっちか…!!?」

ピッコロ「あ、あれは……ロンとロックハート…」

ピッコロ「様子がおかしい……ロン!どうした?」

ロン「ピッコロさん!元に戻れたんだ!!!」

ピッコロ「ああ、詳しく話は後だ、お前の妹はどうした?それにハリーは?」

ロン「ハリーとジニーはまだこの奥だよ、でも天井が崩れてしまって進めそうにないよ……」

ピッコロ「ダンブルドアの鳥は先に行ったか……」

ピッコロ「ロン、ロックハートを連れて少し下がっていろ」

ロン「わ、わかった……」

ピッコロ「……魔貫光殺砲ー!!!」

ズガーン!!!

ピッコロ「よし、俺は先に進む、お前らは待っていろ」


854 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 13:07:05.90 ID:LOM2VNH9O
ハリー「フォークス……僕はもう駄目みたいだ……あいつの牙が……」

トム「ハリー・ポッター、君は死んだ、ダンブルドアの鳥にも分かるらしいね」

ズガーン!!!

ガラガラガラ……

ピッコロ「ハリー!!無事か!??」

トム「君は……確かピッコロといったね」

ピッコロ「お、お前は……!あの日記の…!?」


860 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 13:13:21.37 ID:LOM2VNH9O
トム「ああ、僕はフリーザと友人だったトム・リドルさ」

ピッコロ「やはりか……」

ハリー「ピッコロさん、どういうことなの……」

ピッコロ「ハリー、大丈夫だ……お前は少し休んでいろ…」

トム「彼は僕のよき理解者だったよ……それなのに、昨年、殺されたそうだよ」

ピッコロ「だが、やつは殺されるだけの悪事を……」
トム「黙れ!!!」

トム「そんな事は関係ない、僕の友人が死んだ、僕はただの記憶だから仇をとることは出来ないが、せめてピッコロ、お前を…!!!」

ハリー「ピッコロさん!危ない!!」

ピッコロ「…!!!?」

ドオーン!!!

877 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 13:20:57.29 ID:LOM2VNH9O
ピッコロ「な、なんだこの巨大な蛇は…!!!」

ハリー「そいつがみんなを石にしていたんだ、でももう目は潰れたから大丈夫!牙の毒に気を付けて!!」

ピッコロ「わかった…」

ピッコロ「喰らえ、魔空包囲弾!!!」

バジリスク「!!??」

ズガーン!!!

バターン!!!

ピッコロ「よしっ…ハリー、怪我は大丈夫か…?」

ハリー「うん…フォークスの涙のおかげで…」

ピッコロ「その剣であいつにとどめをさしてくれ」

ハリー「わかった……」

ピッコロ「俺はあいつをやる」


926 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 13:45:09.80 ID:LOM2VNH9O
ハリー「ピッコロさん!これを!!」

ピッコロ「……!わかった!!」

ビッ!!!

ジュー…

トム「に、日記がぁあああ……!!!燃えるぅうう!!!!」

ハリー「消えた……」

ピッコロ「終わった…のか…」

ハリー「そうだ、ジニーは!!!」

ピッコロ「ロンの妹か」


935 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 13:48:42.85 ID:LOM2VNH9O
ハリー「ジニーは無事だ!!!」

ピッコロ「よし、ロンたちの所に戻ろう」

ハリー「ローン!!!!」

ロン「ハリー、妹は、ジニーは!!!?」

ピッコロ「大丈夫、無事だ」

ロン「ああよかった……」

ハリー「とりあえずここから脱出しよう、ジニーが心配だ」

ロックハート「な、なんだ君は…!!?み、みんな怪物だ!?」

ピッコロ「お前は少し黙っていろ」

ロックハート「グハッ」

937 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 13:49:18.85 ID:LOM2VNH9O
ハリー「さて、マートルのトイレまで戻ってきたけど…どこに行こうか……」

ロン「フォークスが行っちゃう、ついていこう!!!」

ピッコロ「お、俺は少しここで休む……」

ハリー「ピッコロさん…?」

ピッコロ「長い間石になっていた所に急に動いたせいか、体中が痛む…」

ロン「わかった、少し休んでて」

ピッコロ「あ、ああ…」

ガクッ


949 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 13:54:21.30 ID:LOM2VNH9O
マートル「あんた、ねえ…ちょっと起きてよ……」

ピッコロ「う……」

マートル「いつまで寝てるのよ、誰か呼んでくるわ」

ピッコロ「すまない…体が思うように動かん……」

マートル「こっちよ!」

「ふん…なんだ、生きていたのか…」

ピッコロ「スネイプ…か…」

スネイプ「まあお前が簡単に死ぬようには見えんがね、少し眠っていろ」

ピッコロ「ああ……」


954 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 13:56:29.82 ID:LOM2VNH9O
ピッコロ「……ここは…」

スネイプ「我輩の部屋だ、医務室は石になった生徒たちの治療でごったがえしていましたからな」

ピッコロ「そうか、すまない…お前はいかなくていいのか?」

スネイプ「我輩の仕事は薬を作る所までだ、後はマダム・ポンフリーにまかせた方がいい」

ピッコロ「それもそうだな…石化が治った瞬間に目の前にお前の顔があったらたまったもんじゃない」

スネイプ「なんだと、貴様…!」

ピッコロ「冗談だ」

スネイプ「ふん、そのくらい言えるようならば十分元気になったな、早く広間に迎え」

ピッコロ「広間?」

スネイプ「宴会が始まっているぞ」

ピッコロ「俺がそんなものに出ると思ったか」

スネイプ「…ふん、それもそうですな」



964 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 14:01:43.51 ID:LOM2VNH9O
ハーマイオニー「ピッコロさーん!!!」

ピッコロ「よう、ハーマイオニー久しぶりだな」

ハーマイオニー「どうしてパーティーにこなかったのよ、みんな待っていたのに!!!」

ピッコロ「騒がしい所は苦手なんでな」

ハーマイオニー「ともかく、みんな無事でよかったわ…」

ピッコロ「ああ、お前も元に戻ってよかった」

ハーマイオニー「私、ピッコロさんが石になったって聞いたとき、もうどうしようかと思った……」

ピッコロ「おい、前にも言ったと思うが俺は…」

ハーマイオニー「簡単には死なない、のよね」

ピッコロ「ふん、わかってるじゃねーか」


972 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 14:06:14.91 ID:LOM2VNH9O
数日後

ハーマイオニー「期末試験がキャンセルなんて最悪だわ」

ロン「最高じゃないか!グリフィンドールは僕ら三人で300点も点数を貰って寮対抗優勝杯を獲得したし!」

ハリー「それにロックハートもいなくなった」

ピッコロ「それはよかったな」

ハーマイオニー「もうピッコロさんまで…」

ロン「あ、汽車が動き出した」

ハリー「あれ、フクロウ便だ…ピッコロさんにじゃないか、窓をあけてあげよう……」

ピッコロ「悟飯からか…何……ピッコロさん、今日はおうちに帰ってくる日ですね、どのくらい強くなっているか楽しみです…」

ロン「ああ、あの子からか」

ハーマイオニー「あの子?」

ピッコロ「ピッコロさんが修行をサボっていなかったか試しに行きますね……なんだって…」


975 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/21(月) 14:08:47.80 ID:LOM2VNH9O
ドーン!!!

ハリー「な、なんの音だ…!!?」

ピッコロ「ご、悟飯だ…!お前ら、じゃあな!!!迎えがきたようだ!」

ロン「あ、ピッコロさん……」

ハーマイオニー「行っちゃったわ……」

ハリー「まあ、ピッコロさんらしいじゃないか」

ドカーン!!!

ハーマイオニー「汽車が壊れないといいけど……」


おわる