1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 14:38:37.62 ID:KVwLEtQB0
まどか「おはよーさやかちゃん」
さやか「おはよーまどか」
さやか「それより聞いた?今日転校生が来るんだって」
まどか「へえー、どんなマジック見せてくれるのかな」 \\すげえ//
さやか「?どういう意味?」
まどか「えっ、だって天功生が来るんでしょ」 \\プリンセス//
さやか「その天功じゃねえよ」
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 14:40:08.49 ID:KVwLEtQB0
早乙女「それでは転校生を紹介します」
ほむら「暁美ほむらです」
まどか(あれ、あの子どこかで見たことあるような…)
ほむら「私、実は魔法少女なんです」
さやか(魔法少女!?まさかね、聞き間違いかな…)
ほむら「変身とかできます」パアァン
さやか(ゆ…揺るぎない!)
まどか(昨日のマジックやってたテレビかな…)
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 14:41:51.33 ID:KVwLEtQB0
ガヤガヤ
さやか(まさか本当に魔法少女なのかな?…ってなんかこっち来た!?)
ほむら「鹿目さん、あなた保健委員よね?保健室に連れて行ってもらえるかしら」
まどか「いーよ」 \\いーよ//
さやか「あれ?なんでまどかが保険委員だって知ってるの?」
ほむら「……」
さやか「どうかした?」
ほむら「いえ、なんて言い訳しようかしらって」
さやか「堂々と!」
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 14:43:43.34 ID:KVwLEtQB0
さやか「まあ、別にいいけどさ。まどか大丈夫?」
まどか「へーきだよ」 \\へーき//
ほむら「よろしく。あら、その頭のヘアピン…」ジー
ほむら「フフ」
さやか「何?なんで笑ったの?」
ほむら「いや、フが二つ並んでるみたいだったから」
さやか「確かにちょっと見えるけど!」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 14:45:05.90 ID:KVwLEtQB0
まどか「初めまして、鹿目まどかです。よろしくね暁美さん」
ほむら「よろしく。私のことはほむらでいいわ」
まどか「じゃあ私のことはまどかでいいよ」 \\まどか//
ほむら「よろしくまどか」
まどか「ほむらちゃん……略してホームラン!」グッ
ほむら「あまり略せてないわ」
ほむら「……でも、あだ名で呼び合う関係も悪くないわね!」バァン
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 14:47:03.14 ID:KVwLEtQB0
まどか「ほむらちゃんって魔法少女なんだね」 \\すげえ//
さやか「じゃあ、やっぱりなんか魔法が使えたりするんだ?」
ほむら「勿論よ」
ほむら「どうかしら」
さやか「…?今なんかやったの??」
ほむら「時間を止めてみたのだけれど」
さやか「分かりにくい!」
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 14:48:22.86 ID:KVwLEtQB0
まどか「時間を止める以外のことは何ができるの?」
ほむら「あとは…銃で魔女を撃退したり」
さやか「魔法関係ない!!」
ほむら「爆弾で魔女を退治したり」
さやか「やっぱり関係ない!!」
ほむら「タンクローリーを操ってぶつけたり」
さやか「関係ないけど地味にすごい!!」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 14:49:50.51 ID:KVwLEtQB0
さやか「そもそもなんで魔法少女やってるわけ?」
ほむら「……」
まどか「あっ、答えたくないんなら別にいいんだよ?」
ほむら「それは……」
さやか「……」
ほむら「昨日テレビで見た天功がすごかったから」
さやか「また天功!!」
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 14:51:56.17 ID:KVwLEtQB0
まどか「魔法少女ってなんかかっこいいよね」
さやか「まあ確かにそうかも」
まどか「使う武器なんかもかっこいい」 \\かっこいい//
さやか「転校生の武器は銃だから別の意味でカッコいいって感じだけど…」
まどか「魔法少女と言えばステッキだよね」
さやか「そうかな?」
まどか「ギャラリーはあっさり敵を倒す姿を見てこういうんだよね」
まどか「きゃーステッキーってね」
さやか「くだらねーよ」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 14:53:20.54 ID:KVwLEtQB0
放課後
仁美「暁美さんってなんでもできるんですのね」
さやか「成績優秀スポーツ万能でおまけに美人か……確かにすごい」
まどか「でも、そういう人にも一つくらい欠点があるはずだよね」
さやか「例えばどんなの?」
まどか「髪の色が地味とか」 \\じみ//
さやか「むしろあたしらが派手すぎるんだけどね」
仁美「それって欠点になりますかしら」
まどか「きっと白髪染めしたんだよ」
さやか「苦労してるんだね」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 14:54:23.22 ID:KVwLEtQB0
仁美「それではまた明日」ヒラヒラ
まどか「じゃあ私達も帰ろっか」
さやか「うん。その前にちょっとCDショップ寄ってもいい?」
まどか「いいよ」 \\いいよ//
さやか「最近いろいろ買ってるからお金厳しいなー…」
まどか「そりゃあ、毎回やってたらもったいないよね」
さやか「やっぱりそうかな…」
まどか「CDチョップやってくんでしょ?」 \\チョップ//
さやか「CDチョップ!!」
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 14:55:47.64 ID:KVwLEtQB0
まどか「あれ?さやかちゃん今何か言った?」
さやか「なんにも」
まどか「そっか…じゃあ幻聴かな」 \\げんちょう//
さやか「あっさりしてるな」
さやか「ちなみにどっから聞こえたの?」
まどか「頭」 \\あたま//
さやか「……じゃあ幻聴だね」
まどか「うん」 \\まぼろし//
その頃のQB
QB「三回殺された」 \\さんかい//
ほむら(まどかが来ない……珍しいこともあるのね)
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 14:57:21.18 ID:KVwLEtQB0
まどか「結局来ちゃったね」
さやか「いや来ちゃったというか迷っただけっしょ」
まどか「うん」 \\まよった//
さやか「あったはずの出口が消えてるんだもん…どうしようもない」
まどか「マジで」 \\やべえ//
まどか「こういうときはまず慌てず騒がず面白い話でもしよう」
さやか「こんな時にかよ…まどかは少し落ち着いたほうがいいって」
まどか「魔法少女とかけて迷惑メールと解く。その心は」
まどか「どちらもヘンシンしては駄目でしょう」
さやか(お…オチついてる!)
さやか(でも魔法少女は変身しなきゃだめじゃん!)
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 14:59:05.82 ID:KVwLEtQB0
さやか「うわっなんか変な感じのとこに入っちゃった……」
まどか「これはきっと……」
まどか「天功がこのデパートに来たってことだね」 \\プリンセス//
さやか「もうそれはいいって!」
マミ「二人とも今助けてあげるわ!」ババァン
さやか「えっ!?」
さやか(突然うちの制服着た変な人が…!)
まどか「天功のアシスタントさんかな」
さやか「天功から離れろ」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:00:54.97 ID:KVwLEtQB0
ヘンシーンズバババーン
マミ「もう大丈夫よ」
さやか「どうも……あの、変身するってことはひょっとして魔法少女ですか?」
マミ「!?それを知っているということは、あなた……」
マミ「組織の一員ね」バァン
さやか「なんですかその設定」
マミ「じゃあエスパーね」バァン
さやか「もうひっくり返った」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:01:12.68 ID:KVwLEtQB0
マミ「まさか…QBの仲間なのかしら?」
さやか「誰だよ」
マミ「そんな…あとはもう魔法少女しか……」
さやか「最初に疑いましょう」
さやか(魔法少女って変な人ばっかなのか…?)
まどか「かっこいい!」グッ
さやか「まどか!?」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:02:34.06 ID:KVwLEtQB0
QB「遅いよマミ。死にすぎたよ」
さやか「猫が喋った!?」
QB「僕の名前はQB。所謂マスコットキャラクターさ」
さやか(自分で言った…)
まどか「じゃあ天然記念物だね!」 \\すげえ//
さやか「そんなレベルじゃないでしょ……」
まどか「だって喋るマスカットなんて聞いたことないよ」
さやか「マスカット!!」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:04:18.58 ID:KVwLEtQB0
ほむら「そいつから離れた方がいいわ」
さやか「転校生!?なんでここに?」
マミ「あなたも使い魔退治しに来たのかしら?」
ほむら「いいえ…そこのQBを狩りに来たのよ」
マミ「QBを…?」
まどか「なるほど…マスカットだけに!」 \\うまい//
さやか「ぶどう狩りみたいに!」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:04:47.69 ID:KVwLEtQB0
ほむら「今日のところは見逃してあげるけど、私はそんなに甘くはないわよ」
ほむら「マスカットだけに」
さやか「いやマスカットは甘いし」
マミ「次はそんなにうまい話があると思わないことね」
マミ「マスカットだけに」
さやか「この人まで!」
クルッ ジー
さやか「えっ……?」
さやか(何か……マスカットにかけて何か言わなきゃだめか……?)
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:07:30.37 ID:KVwLEtQB0
さやか「結局転校生は帰っちゃった…」
QB「ところで二人ともちょっといいかな」
さやか「何?」
QB「僕と契約して魔法少女になってよ」 \\けーやく//
さやか「どういうこと?」
マミ「イコール私と友達になるってことよ」
さやか「……」
まどか「……」
マミ(……)
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:09:09.19 ID:KVwLEtQB0
マミ「私は巴マミ。見滝原中の三年生よ」
さやか「美樹さやかです」
まどか「鹿目まどかです」
マミ「とりあえず、うちで色々説明してあげるわ。晩御飯も用意してあげる」
さやか(先輩だったのか……)
まどか(晩御飯か……)
まどか(髪の毛黄色いし、カレーかな!)グッ
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:11:10.77 ID:KVwLEtQB0
マミんち
マミ「魔法少女は願い事を叶えてもらう代わりにQBと契約して魔女と戦うのよ」
マミ「そしてその証としてこのソウルジェムをもらうの」
さやか「へー、これソウルジェムっていうんですね」
まどか「あーこういう形なんだ。イメージと違う」 \\ちがう//
さやか「一体どんなの想像してたのよ?」
まどか「ソーダジャムっていうからてっきり爽やかな色したジャムかと」
さやか「そんなジャム嫌だよ」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:13:22.15 ID:KVwLEtQB0
さやか「願い事かー」
まどか「金銀財宝とか不老不死とか満漢全席とか?」
さやか「願い事をいっぱい叶えられるようにしてとかいう人いるよね」
まどか「あーいるいる」
まどか「でも一度死んだ人は生き返せなかったり神以上の力が必要な願いはできなかったりするんだよね」
さやか「ドラゴンボールかよ」
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:15:17.29 ID:KVwLEtQB0
まどか「ドラゴンボールってDBって省略して書くけど…」
まどか「DBとQBって似てるよね」
さやか「字面だけね」
マミ「願い事を叶えてくれるっていうのも似てるわ」
まどか「じゃあQBを七匹そろえると願い事が三つも叶えられるわけか」 \\すげえ//
マミさや(それってむしろ損してるし)
マミさや(そんなにQBいないし!)
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:16:56.36 ID:KVwLEtQB0
マミ「とにかくよく考えた方がいいわよ。明日魔法少女体験させてあげるわ」
さやか「魔法少女かー。まどかはどうするの?」
まどか「明日考える」 \\わかんない//
さやか「だよね。あたしももうちょっと考えてみるよ」
まどか「まあ私達はすでになっちゃってるんだけどね……」
さやか「えっ?」
まどか「大切な家族に見守られている…家宝少女に!」
さやか(……)
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:18:35.60 ID:KVwLEtQB0
翌日
マミ「これから魔女を退治する魔法少女体験コースを始めるけど、何か武器とか持ってきた?」
さやか「あたしはバット持ってきました」
まどか「さやかちゃん強そう!」 \\かっこいい//
マミ「鹿目さんは何を持ってきたの?」
まどか「印籠」 \\いんろう//
さやか「……どういう意味?」
まどか「えっ?だって麻呂退治するんでしょ」
さやか「江戸時代かよ」
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:20:05.60 ID:KVwLEtQB0
薔薇魔女
マミ「ティロ・フィナーレ!」ドギャァン
さやか「うわーなんか思った以上に大変そう……」
まどか「印籠使わないね」
さやか「使えると思ってたのかよ」
まどか「ひかえおろー」 \\なんちて//
さやか「いやいや無理に決まって――」
さやか「!?」クルッ
使い魔「ハハー」フカブカ
さやか(……マジか)
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:22:02.98 ID:KVwLEtQB0
マミ「こんな感じよ」
まどか「マミさんつええ」 \\すげえ//
マミ「魔女を退治するとこうやってグリーフシードを落とすの」
マミ「これを使ってソウルジェムを綺麗に保てるのよ」
まどか「グリーフシードか……おみくじでも落ちてくればいいのにね」
さやか「どんなやつ?」
『大吉』
魔女の私を倒しちゃったあなた!とっても強い!
今日一日は魔法少女のことを忘れて一日のんびりしましょう!
思いがけないグリーフシードのお裾分けがあるかも!?
さやか「やられた割には、魔女えらい明るいな」
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:23:35.37 ID:KVwLEtQB0
マミ「まだ使えるしあなたにも分けてあげるわ、暁美さん」
ほむら「その必要はないわ」ファサ
さやか「うわっ、転校生いたんだ」
ほむら「私は自分のものは自分で手に入れるの。人からの施しなんて土下座してでも願い下げよ」
さやか「頑固だなー、そこまで言うか」
まどか「ひかえおろ~」 \\なんちて//
さやか「いやいや、流石に転校生にしたって…」
ほむら「ハハー」フカブカ
さやか「……今度あたしにもそれ貸してよ」
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:25:23.75 ID:KVwLEtQB0
病院
さやか「お待たせまどか。じゃあ帰ろっか」
まどか「今日は早いね」 \\はやい//
さやか「まあねー。あれ、これってグリーフシードじゃない?」
まどか「あーぽいね」 \\ぽい//
さやか「マミさん呼ぼっか」
まどか「うん。あーでも」
まどか「もしこれがグリーフシードじゃなくてグリーンシードだったらおいしそうなんだけどね」
さやか「それってただの豆じゃん」
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:27:11.38 ID:KVwLEtQB0
お菓子空間
マミ「気をつけてね鹿目さん。使い魔がうようよしてるから」
まどか「マジで」 \\やべえ//
マミ「……こんなときになんだけど、鹿目さんは魔法少女のことどう思う?なりたいって思ってる?」
マミ「私今まで一人ぼっちだったから…鹿目さん達が一緒にいてくれるだけで私嬉しいの…!」
まどか「それはおかしいね」
まどか「お菓子だけに!」グッ
マミ「……」
まどか「お菓子 だけに!」
マミ(……)
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:29:03.55 ID:KVwLEtQB0
ほむら「私も一緒に行くわ」
マミ「暁美さん、いたのね」
マミ「平気よ。あなたの力は借りないから」
ほむら「……あなた、死ぬわよ」
まどか「うーん……いまいちかな」
マミ「何が?」
まどか「もうちょっとしゃがれた声じゃないと似ないと思うよ」
ほむら「細木数子の物真似なんかしてないわ」
マミ(よく分かったわね…)
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:31:58.85 ID:KVwLEtQB0
まどか「マミさん呼んできた」
QB「魔女が生まれるよ!気をつけて」
シャルロッテ「……」
さやか「なんか異様に可愛いのがでてきましたね…」
まどか「名前はなんていうのかな?」
ほむら「シャルロッテよ」
さやか「!転校生いつの間に…」
まどか「なるほどロッテって名前がついてるんだね……」
まどか「お菓子だけに!」グッ
さやか「……」
まどか「お菓子 だけに!」
さやか「」イラッ
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:33:34.35 ID:KVwLEtQB0
マミ「一気に決めるわよ!」バンバン
ほむら「加勢するわ」ババババ
まどか「すげえ速い!」 \\やべえ//
まどか「それにしても単発式なんだね、マミさんの銃って」
さやか「そういえばそうだね…何て名前だったかなー……」
まどか「確か…」
まどか「マスカット銃!」
さやか「マスカット好きだな」
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:35:25.58 ID:KVwLEtQB0
シャル「モゴモゴ…」
グニューン
マミ「ハッ…!」
ほむら「危ない!」カチリ
カチリ
ほむら「危機一髪ね
マミ「あれ?いつの間に瞬間移動を…?
マミ「まさか暁美さん…」
マミ「エスパーだったのね!」
ほむら「魔法少女よ」
マミ「はっ!まさか……私が!?」
ほむら「その可能性はないわ」
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:38:08.11 ID:KVwLEtQB0
シャルロッテ撃破
さやか「気づいたら勝ってたけど……魔法少女ってやっぱり危ないんですね」
ほむら「そうよ。ならない方が賢明だわ」
まどか「でも、危ないものほどやってみたくなるよね」
さやか「あー臭いと分かっててもにおっちゃったり」
マミ「まずいと分かってても口に運んじゃったり」
まどか「あるって分かってても種も仕掛けもないって言葉を信じちゃったりね」
さやか(マジックネタも好きだな)
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:40:41.45 ID:KVwLEtQB0
翌日また病院
恭介「さやかは僕をいじめてるのかい?弾けもしない曲なんか聞きたくないんだよ!」
さやか「そんなこと言わないで。きっと治るからさ」
恭介「…医者に無理だって言われたんだ。もう僕の腕は治らないんだよ」
ブン ガチャン
さやか「あっ!」
恭介「この腕は治らないんだよ…奇跡か魔法でもない限り…」
さやか「……」
さやか(今のは間違いなく)
さやか(CDチョップ!)
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:42:26.50 ID:KVwLEtQB0
まどか「あ、仁美ちゃんだ」 \\おーい//
仁美「あら?まどかさんもご一緒にいいところに行きませんか?」
まどか「それは所謂…」
まどか「温泉的な」 \\いいゆ//
仁美「違いますわ」
まどか「じゃあ遊園地とか」
仁美「つながりが分かりませんわ」
まどか「えっと…他にマジシャンが営業やってそうなところあったかな」
仁美「マジシャンは来ません」
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:44:17.43 ID:KVwLEtQB0
仁美「これとこれを会わせることで、私達はいい所へ行けるんですの」
まどか「なんだっけこれ、見たことある」
まど母「いいかまどか、こういう塩素系の洗剤と他のを混ぜちゃいけないんだぞ」
まどか「確か遠足がどうとか…」
まどか「じゃあやっぱり遊園地に行くのかな!」グッ
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:45:41.53 ID:KVwLEtQB0
さやかが助けにきてくれました
さやか「契約しちゃった」
まどか「さやかちゃんすげえ!」 \\かっこいい//
さやか「まあやるからにはちゃんとやるよ」
まどか「でもステッキじゃないんだね」
さやか「あたしに言われても…」
まどか「じゃあ応援するときは…」
まどか「魔剣なー、かな」
さやか(…!)ハッ
さやか(ちょっといいかなとおもってしまった!)
63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:47:18.91 ID:KVwLEtQB0
マミ「これで魔法少女が三人になったわね」
QB「いや、実は新しい魔法少女がこっちに来そうなんだ」
さやか「誰なのそれ?」
ほむら「佐倉杏子ね」
マミ「佐倉さんなの…」
まどか「あーどっちかというと私はこし餡派かな」 \\こしあん//
さやか「いきなりどうしたの?」
まどか「だって桜餅餡子っていうから」
さやか(言ってないしちゃんときょうこって言ってたし…)
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:49:01.65 ID:KVwLEtQB0
翌日
さやか「マミさんは別のところパトロールするんだって」
まどか「それはあんまり美味しくなさそう」
さやか(鳩ロールのつもりなんだろうな…)
さやか「あっ使い魔発見!」
まどか「使い魔と破壊って似てるよね」
さやか「……『かい』しかあってないよ?」
まどか「はとロールだけに」
さやか(………あっ、『は』と巻貝(ロール)か!?分かりにくいし別に繋がってない!!)
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:51:05.89 ID:KVwLEtQB0
杏子「おいおい使い魔なんかほっとけよ」
さやか「あーあんたが昨日言ってた佐倉杏子…」
まどか「あんこちゃん」 \\あんこ//
杏子「誰だよ」
さやか「言ってたのはまどかだけじゃん」
まどか「きっとあの人粒餡派だよ」 \\つぶ//
さやか「勝手に決め付けるなって」
杏子(……なんでばれたんだ?)←粒餡派
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:53:56.04 ID:KVwLEtQB0
杏子と仲良くなりました
杏子「粒餡派に悪いやつはいねえ」
さやか「そんなあっさりしていーもんか」←粒餡派
杏子「まあなんだ、とりあえず食うかい?」
まどか「えっ?いや空海じゃなくて鹿目まどかですけど」 \\まちがい//
杏子「いやいや空海って……」
杏子「誰だよ?」
さやか「えっ!?」
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:55:56.43 ID:KVwLEtQB0
さやか「空海って言ったら昔の偉いお坊さんだよ」
杏子「あーそっちか」
まどか「空海って分かりにくい名前だよね」
さやか「そんなことないでしょ」
まどか「もっとお坊さんであることを強調するために……」
まどか「頭が光ってるから『光海』っていうのはどうかな?」
さやか「お坊さんに失礼だろ」
70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:58:24.44 ID:KVwLEtQB0
まどか「杏子ちゃんの武器は槍なんだね」 \\やり//
杏子「まあな」
まどか「じゃあ敵を倒したら『やりー!』って叫ぶの?」
杏子「言わねーよ」
杏子「ちなみに多節棍にもなるんだぜ」ジャラッ
まどか「マジで!?」 \\すげえ//
まどか「じゃあ敵を倒したら『達成!痛恨の一撃!』略して『たせつこん!』と……」
杏子「言わねーし意味が分からねー」
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:00:17.73 ID:KVwLEtQB0
マミんち
マミ「これで魔法少女が四人になったわね」
ほむら「珍しいこともあるのね」
まどか「こんなにいっぱいいるとグリーフシードが足りなくなりそうだね」
さやか(誰も触れなかったことを……)
ほむら「その必要はないわ」ゴロゴロ
さやか「うわっ、なんであんたそんなに大量に持ってんの」
マミ「っていうかどこから出したのかしら?」
まどか「すげえ、ほむらちゃんはマジシャンだったのか」 \\すげえ//
ほむら「………そうよ」バァン
さやか「おい」
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:02:53.80 ID:KVwLEtQB0
杏子「マミんちは久しぶりだな」
マミ「そうね。何年ぶりかしら」
さやか「二人とも知り合いだったんですね」
マミ「あの頃は佐倉さんもそんなにとげとげしてなかったのにね」
杏子「その話はいーよ」
まどか「じゃあ昔はもっと丸かったんだね」
~~~
杏子「甘い物食い過ぎて太っちゃった」コロコロ
~~~
杏子「いや別に太ってなかったよ」
まどか「じゃあ髪型が丸かったのか」 \\アフロ//
~~~
杏子\\ボンバヘッ//
~~~
杏子「今と変わんねーよ」
74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:05:21.41 ID:KVwLEtQB0
マミ「美樹さんはせっかく魔法少女になったんだし必殺技作らないの?」
さやか「えっ!?そういうのはまだ……」
マミ「ティロ・フィナーレとか」
杏子「ロッソファンタズマとか」
ほむら「スクワルタトーレとか」
まどか「ええっと…えっと…」
まどか「モッツァレラチーズとか…」
さやか「チーズ!!」
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:07:15.52 ID:KVwLEtQB0
スクワルタトーレに決まりました
さやか(でも必殺技を叫ぶっていざとなると恥ずかしいよなあ…)
杏子「でも必殺技を叫ぶのってなんかこっ恥ずかしいよな」
さやか(言った…!)
まどか「そんなことないよ。みんなも言えばいいんだし」
まどか「ほら、よく言うでしょ」
まどか「赤信号みんなで渡れば……」
さやか(怖くない、かな……)
まどか「大事故に!」
さやか「悲惨!」
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:09:29.51 ID:KVwLEtQB0
まどか「そういえばみんなソウルジェムの色って違うんだね」
さやか「私は青だし、マミさんは黄色、ほむらは紫で杏子は赤だね」
まどか「じゃあ私が魔法少女になったらソウルジェムは…」
さやか(普通に考えたらピンクかな…)
まどか「鴇色!」 \\とき//
さやか「どんな色!?」
鴇色
R244 G179 B194で構成される日本の伝統色
やや紫に近い淡いピンク色
77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:11:22.02 ID:KVwLEtQB0
QB「みんなでソウルジェムの話かい?」
ほむら「何か用かしら?」
QB「ああ。実はソウルジェムの真実について話す時がきたと思ってね」
まどか「まさか…」
まどか「ソウルジェムを舐めるとその色にふさわしい味がするとか……」
さやか「ジャムネタはもういいよ!」
まどか「さやかちゃんならまさにソーダジャムだね!」 \\ソーダ//
さやか「……じゃあまどかなら鴇の味がするんだね」
まどか「そっか!」ハッ \\やべえ//
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:14:40.52 ID:KVwLEtQB0
QB「ソウルジェムは魔法少女の魂そのものなんだ」
QB「君たちにとってその体は外付けのハードウェアでしかないんだ」
QB「身体がいくら傷ついても平気なようにできてるのさ」
杏子「なんだと!?それじゃああたしらゾンビにされたようなもんじゃねーか!」
QB「その通り」 \\ゾンビ//
さやか「そういうのは最初に言っといてよ!」
QB「むしろ便利だろう?戦いにはよほど有利さ」 \\べんり//
QB「さあまどか!僕と契約しよう!」 \\けーやく//
さやか「このタイミングで!!」
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:15:14.75 ID:KVwLEtQB0
ほむら「それ以上は言わせないわ」
QB「それからソウルジェムが濁りきると魔女になるんだよね」
まどか「マジで」 \\やべえ//
マミ「ひどいわQB……みんなを騙してたのね…!」
QB「遅かれ早かれ知ることになっていたさ」
さやか「自らバラしといて!?」
QB「さあまどか!僕と契約しよう!」 \\けーやく//
さやか「まだ言うか!」
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:17:09.23 ID:KVwLEtQB0
ほむら「害獣は駆除したわ」
ほむら(しかし、いつもならここで巴マミが発狂してしまうのだけれど……)
マミ「ズズー」
ほむら(!?……優雅に紅茶を嗜んでいる!?)
マミ「遅かれ早かれ知ることになるんだったら早くてよかったわ」キリッ
ほむら(強靭メンタル!?)
マミ「フフフ…みんな…みんな消してしまえば……ふふふふふふ」
ほむら(きょ、狂人メンタル!!)
83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:20:17.38 ID:KVwLEtQB0
杏子「まあありのままを受け入れねーとやってらんねーな」
まどか「杏子ちゃんは余裕っぽいね」 \\よゆー//
杏子「なっちまったもんは仕方ねーよ」
まどか「この余裕はやっぱりあれかな…」
杏子(あたしだって何年もやってるベテランだからな)
まどか「家で洗濯物干されたりしてるからだよね」
杏子「洗濯……?」
杏子(……!!ベランダ!?)ハッ
杏子(微妙に遠いな!!)
84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:22:35.94 ID:KVwLEtQB0
さやか「ゾンビかー……もうちょっと可愛い感じのやつないのかな」
まどか「不死身で可愛いと言えば……」
まどか「クマムシ!!」 \\ふじみ//
さやか「可愛いかそれ!?
まどか「じゃあ火の鳥!!」 \\ふじみ//
さやか「………アリかな」
85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:25:11.27 ID:KVwLEtQB0
ほむら「みんな落ち着いて!こんなところで争っても意味ないわ!」
ほむら「もうすぐワルプルギスの夜が来るっていうのに!」
杏子「なんだと…?」
マミ「なんですって…?」
さやか(なんだそりゃ…)
まどか「マジで!?」 \\やべえ//
さやか「まどかは知ってるの?」
まどか「悪すぎる夜だからきっと……えっと……とにかくやばい!」 \\やばい//
さやか(知らないんだ)
87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:27:43.94 ID:KVwLEtQB0
ほむら「つまり、最強最悪の魔女なのよ」
さやか「それで私達みんなで戦えば勝てるかもしれないと」
ほむら「それは分からないわ」
さやか「アバウトだなあ…」
まどか「大丈夫!きっとみんなの力を合わせればどんな魔女にだって勝てるよ!」
さやか「まどか…」
まどか「まあ私は戦えないけどね」 \\むり//
さやか(いい台詞が台無し!)
88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:30:04.02 ID:KVwLEtQB0
さやか「そもそもなんでそんなことほむらは知ってるわけ?」
ほむら「それは……」
さやか「……」
ほむら「私が未来から時間を遡って来たからよ」
さやか「えっ!?」
まどか「なるほど。さながら川に戻ってくるサーモンのようなものか…」
さやか「魚上ってじゃないからね」
まどか「だから鮭美ほむらちゃんっていうのか!」 \\すげえ//
さやか「鮭美ほむら!?」
90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:33:40.30 ID:KVwLEtQB0
マミ「そのためにわざわざ過去に戻ってきたの?」
ほむら「いいえ。本当の目的はまどかを魔法少女にしない未来を作るためよ」
ほむら「どういうわけかまどかが魔女になると世界が滅ぶの」
まどか「マジで」 \\やべえ//
さやか「そんなにやばいの?」
ほむら「それは勿論」
ほむら「ワン・ツー・スリー!ハイ!見事町を一個消して見せましたって感じよ」
さやか「無理にマジックに例えなくても…」
まどか「分かりやすい!」
杏子「えっ!?」
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:35:59.87 ID:KVwLEtQB0
さやか「じゃあ転校初日に聞いた魔法少女になった理由は嘘だったわけか」
ほむら「あの時はまだ言うべきではなかったのよ」
さやか(魔法少女のことはあっさり言ったくせに…)
ほむら「それに天功のマジックを見ていたのは本当だったから」
さやか「えっ?」
ほむら「一晩かけて帽子から鳩を出すマジックを練習していたの」
さやか「………魔法使えば一発だったんじゃない?」
ほむら「…!!」ハッ
さやか(気付かなかったのかよ……)
93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:39:11.34 ID:KVwLEtQB0
杏子「とにかく、ワルプルギスの夜が来るまでに対策を考えとこうぜ」
さやか「賛成。でも今日は疲れたからもう帰りたい……」
ほむら「それじゃあお邪魔しました」
杏子「またくるぜ」
さやか「お邪魔しましたー」
まどか「さようなら」
マミ「待ってよ!せっかくだからケーキを食べていって!」
さやか「……えっ?」
もぐもぐもぐもぐ
・・・・・・・・・
さやか(……さよならの挨拶をした後にまだ家にいるこの気まずさ!)
杏子(昔味わったことがあるような……)
ほむら(帰り道に挨拶して別々の道で帰ったのに、途中でばったりまた遭遇してしまった時の気まずさね)
さや杏(……それか!)
94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:42:08.52 ID:KVwLEtQB0
翌日マミんち
マミ「というわけで、ワルプルギスの夜対策会議を始めます」
まどか「はい」 \\はい//
マミ「はい、鹿目さん」
まどか「ケーキ食べたい」 \\けーき//
さやか(対策は!?)
マミ「そうしましょうか」
さやか(!?)
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:43:46.49 ID:KVwLEtQB0
まどか「マミさんのケーキはうまい」 \\うまい//
さやか「どこで買ってきてるんですか?」
マミ「いつもは駅前のケーキ屋よ。最近ついホールで買っちゃうのよね…」
まどか「あーそれでこんなにパクパク私の口に運ばれるわけか」 \\なるへそ//
さやか「確かにおいしいからね」
まどか「私の口にホールインワンってね」
さやか「」
97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:46:30.45 ID:KVwLEtQB0
杏子「実際問題どうすんだよ?ここは経験者のほむらがなんとかしねーと」
さやか「弱点とかないの?」
ほむら「あったらとっくに攻めているわ」
まどか「弱点が攻められないなら…」
まどか「いっそ強点を攻めてみたらどうかな?」
さやか「強点?」
まどか「褒めまくってみるとか」
~~~
まどか「いよっ!さすが最強の魔女!強い!かっこいい!おっきい!やべえ!」
ワル夜「いやあ~…ハハハ…」テレテレ
~~~
まどか「こんな感じで照れてるうちに撤退してくれるかも」
さやか「最強の魔女ちょろいな」
98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:48:47.49 ID:KVwLEtQB0
ほむら「とにかくダメージが入らないのよ」
まどか「そりゃあそんだけ大きかったら入らないよね」 \\むり//
ほむら「どういうこと?」
まどか「えっ?だって大きいんだったらガレージに入らないよね?」
さやか「くだらねーよ」
ほむら「なるほど、確かに無理ね」
さやか(………ほむらはまどかに甘いな)
99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:51:11.45 ID:KVwLEtQB0
マミ「みんなで必殺技を同時に撃つって言うのはどうかしら」
杏子「それだと近距離のあたしとさやかがあぶねーんじゃねーの?」
マミ「そこはほら…すごく速く動いてかわしながら攻撃よ!」
杏子「てきとーだなおい」
マミ「じゃあテレポートね!テレポートしましょう!」
さやか(この人エスパー好きだなぁ……)
100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:54:34.34 ID:KVwLEtQB0
まどか「エスパーと言えば、昔はマジシャンはみんなエスパーなのかと思ってた」 \\なつい//
さやか「そういえばあたしも思ってたなー。いつのまにか種も仕掛けもあるって気づいてたけど」
マミ「超能力で物を浮かせたり…」
ほむら「透視して見せたり」
杏子「瞬間移動を使ったりな」
まどか「あと人体切断した後に超能力でくっつけたりね」
さやか「こええよ」
101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:56:33.28 ID:KVwLEtQB0
ほむら「案外テレビに出ているマジシャンの中に本物のエスパーがいるのかもしれないわよ」
さやか「テレビだとどうにも胡散臭いんだけどねー」
まどか「まあさすがにエスパーはいないよね」 \\ざんねん//
さやか「おっ、まどかが珍しくまともな発言を…」
まどか「まあでも、天功は間違いなくエスパーだけどね!!」 \\プリンセス//
さやか(そこは譲らないのか……)
102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:59:03.21 ID:KVwLEtQB0
数日後ワルプルギスの夜がきました
さやか「結局まともな対策意見は出なかったね」
杏子「やるしかないな」
マミ「みんな避難してるし、思いっきりやれるわね」
ほむら「……来るっ!」
まどか「あれがワルプルギスの夜なのか!」 \\でけえ//
クルッ
・・・・・・・・・
さやか「……なんでここにいるの?」
まどか「やべえ、トイレ探しながら迷ってたらここに着いた」 \\やべえ//
さやか「斬新な迷い方だなおい」
103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 17:01:24.77 ID:KVwLEtQB0
ワル夜「イヨウ」 \\よぅ//
ほむら「とにかくまどかは私が守るから、みんなはその隙にやつを――」
?「まあ大変!とんでもない魔女が現れたわね!!」
!?
さやか「……えっと、どちら様ですか?」
?「あらご存じない?私がプリンセス天功です」
!?
まどか「やべえ!」 \\ほんもの//
104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 17:03:34.92 ID:KVwLEtQB0
マミ「えっと、プリンセスさんがどうしてこちらに?」
天功「いやあ、実は明日からこの町で公演を行うはずだったから来てたんだけど」
天功「なんだかとってもヤバい雰囲気を感じて駆けつけたのよ!」
さやか「……それとこれとどういう関係が?」
天功「実は私も魔法少女なの」
!?
まどか「マジで」 \\やべえ//
106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 17:07:36.25 ID:KVwLEtQB0
QB「やあみんなピンチかな!?まどかは僕と契約しよう!!」 \\けーやく//
天功「あらQB久しぶりね」
QB「!?天功!?どうしてここに……!!」
さやか「お知合いなんですか?」
天功「昔QBと契約したの」
QB「なんてことだ……彼女ならワルプルギスを倒せてしまうかもしれないじゃないか」
さやか「そんなにすごいの?」
天功「ワン・ツー・スリー!ハイ!見事に魔女が消えました、って感じよ」
さやか「またマジックな例え!!」
109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 17:11:51.43 ID:KVwLEtQB0
天功「まあ見てて」ヘンシーン
天功「まずは魔女に布をかぶせます」
ワル夜「イヨウ」 \\YO//
まどか「でけえ」 \\でけえ//
天功「そして……」
天功「ワン・ツー・スリー!ハイ!」バサッ
!?
天功「ハイ!見事に魔女は消えてしまいました!」
さやか「例えじゃなくて事実だった!」
111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 17:14:55.13 ID:KVwLEtQB0
まどか「すげえ、さすがプリンセス!」 \\やべえ//
杏子「あっさり終わっちまっただと…?」
マミ「これがエスパーの力…」
ほむら(………私のこれまでのループって一体……?)
まどか「サインください」 \\サイン//
天功「いいですよ」カキカキ
まどか「ありがとう」 \\さんくす//
ほむら(……まあまどかが幸せならいっか)
112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 17:16:38.11 ID:KVwLEtQB0
さやか「もしかしてテレビでやってるマジックって魔法使ってるんですか?」
天功「ここだけの話、全部魔法よ」
まどか「マジで……」
まどか「私達は天功さんの掌の上で踊らされていたということか」 \\こええ//
天功「クラスのみんなには内緒よ」
まどか「なるほど、もし言ったら私達も消されてしまうってことか」 \\こええ//
さやか「そこまで言ってないだろ」
113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 17:19:09.97 ID:KVwLEtQB0
さやか「それにしても天功さんすごいですね。いつもあんな武器使ってるんですか?」
天功「いいえ、あれはとっておきなの」
天功「普段はほら!こういうステッキを使ってるの!」
さやか「あっ…」
まどか「きゃーステッキー」
さやか「」
まどか「ステッキだけに!」グッ
さやか()イラッ
完
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