1: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 01:19:12 ID:auma0kAI0
ss初投稿です!
深夜で板違いが発覚したのでこちらに。
進撃のssですが…オリキャラが主人公です。嫌いな方はそっとじで。
ネタバレ注意でお願いします。
深夜で板違いが発覚したのでこちらに。
進撃のssですが…オリキャラが主人公です。嫌いな方はそっとじで。
ネタバレ注意でお願いします。
2: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 01:19:55 ID:auma0kAI0
某学校
ーHR終了ー ガヤガヤ
レオン「……………」ボーッ
フィル「レオン!帰ろうぜって…どうした?…空に何かあるのか?」
レオン「いやぁ…今日も空がたけぇなと思ってさ…」
フィル「…意味分からん事言ってないで帰ろうぜ?」
ー帰宅中ー
レオン「学校もようやく終わったぜ!」
フィル「おうよ!!今日は月に一度のお楽しみの日じゃんか!」
レオン「そういやそうだったな!!…まぁ俺の場合は、4ヶ月に一度だけどさ…。結構長いんだよなぁ」
フィル「だからよ?お前も別マガも読めばいいだろって」
レオン「う~ん…。いやだってさ?考えてみ?そしたら単行本読んだ時の感動が半減しちゃうじゃんか?俺は一気に読んで感動したいんだよ!」
フィル「あぁそうでございますか!別にさ?そんなに深く考えなくてもいいでない?とりあえず読んどくって感じでもいいと思うけどなぁ…」
レオン「いいじゃねぇかよ!悪ぃか!!」
フィル「まぁどうでもいいけどさ…。それより、どうせ読みながら帰るんだろうから気ぃ付けて帰れよな?」
ーHR終了ー ガヤガヤ
レオン「……………」ボーッ
フィル「レオン!帰ろうぜって…どうした?…空に何かあるのか?」
レオン「いやぁ…今日も空がたけぇなと思ってさ…」
フィル「…意味分からん事言ってないで帰ろうぜ?」
ー帰宅中ー
レオン「学校もようやく終わったぜ!」
フィル「おうよ!!今日は月に一度のお楽しみの日じゃんか!」
レオン「そういやそうだったな!!…まぁ俺の場合は、4ヶ月に一度だけどさ…。結構長いんだよなぁ」
フィル「だからよ?お前も別マガも読めばいいだろって」
レオン「う~ん…。いやだってさ?考えてみ?そしたら単行本読んだ時の感動が半減しちゃうじゃんか?俺は一気に読んで感動したいんだよ!」
フィル「あぁそうでございますか!別にさ?そんなに深く考えなくてもいいでない?とりあえず読んどくって感じでもいいと思うけどなぁ…」
レオン「いいじゃねぇかよ!悪ぃか!!」
フィル「まぁどうでもいいけどさ…。それより、どうせ読みながら帰るんだろうから気ぃ付けて帰れよな?」
3: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 01:20:30 ID:auma0kAI0
レオン「ん?誰に言っておるのかね?明智くん」ハハハ
フィル「いや君だよ?!この間、漫画読んでて車に轢かれそうになったき・み・に言ってるの!!」
レオン「わーってるって!気ぃーつけるよ!サンキューな!」
フィル「ったく…まぁまた明日進撃の考察でもしようぜ!」
レオン「おぅ!!また明日なぁ~」ヒラヒラ
ー書店ー ガ-
アリガトウゴザイマシタ-
レオン「よっしゃ!!進撃の12巻ゲットだぜ!!」
レオン「……分かっているさ…分かっているんだ!読みながら帰ったら 危ないって事ぐらいっ!だが…漢には引けない時がある!!今が
そうだ!!勝負は今!!ここで決める!!」ウォ~ ピリピリ
レオン「………………………っ!!」テクテク
レオン「…えっ?ちょっ!?団長ぉ!腕喰われてもうてるやん!!?」
ー交差点ー
レオン「うわぁ……。マジかよ…。でもこれはマジでアルミン参謀フラグ来たか?!」ドンッ
男「イテッ」
フィル「いや君だよ?!この間、漫画読んでて車に轢かれそうになったき・み・に言ってるの!!」
レオン「わーってるって!気ぃーつけるよ!サンキューな!」
フィル「ったく…まぁまた明日進撃の考察でもしようぜ!」
レオン「おぅ!!また明日なぁ~」ヒラヒラ
ー書店ー ガ-
アリガトウゴザイマシタ-
レオン「よっしゃ!!進撃の12巻ゲットだぜ!!」
レオン「……分かっているさ…分かっているんだ!読みながら帰ったら 危ないって事ぐらいっ!だが…漢には引けない時がある!!今が
そうだ!!勝負は今!!ここで決める!!」ウォ~ ピリピリ
レオン「………………………っ!!」テクテク
レオン「…えっ?ちょっ!?団長ぉ!腕喰われてもうてるやん!!?」
ー交差点ー
レオン「うわぁ……。マジかよ…。でもこれはマジでアルミン参謀フラグ来たか?!」ドンッ
男「イテッ」
4: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 01:21:03 ID:auma0kAI0
レオン「おっと!すみませんね!」スタスタ
男「ったく……んっ!?おい!!君!!信号!おいっ!!!」
キッーーー
―――――――
――――――
――――
レオン「へっ??」
――ドンッ
ガヤガヤ
男「ヤバイ!轢かれたぞ!!えっと…っ!!救急車!!あれ?!119番って何番だ?!」
青年「おっさん!寝ぼけたこと言ってんな!119番は119番だろうがよっ!?」
男「っ!!す、すまん……動揺していて…」
ガヤガヤ ガヤガヤ
レオン「------あれっ?.....なんか体が熱いような、軽いような…。変な感じだな…。まるで自分の体じゃねぇみてぇだ………。俺死ぬのか…な…。」
――――――
―――――
――――
―――
男「ったく……んっ!?おい!!君!!信号!おいっ!!!」
キッーーー
―――――――
――――――
――――
レオン「へっ??」
――ドンッ
ガヤガヤ
男「ヤバイ!轢かれたぞ!!えっと…っ!!救急車!!あれ?!119番って何番だ?!」
青年「おっさん!寝ぼけたこと言ってんな!119番は119番だろうがよっ!?」
男「っ!!す、すまん……動揺していて…」
ガヤガヤ ガヤガヤ
レオン「------あれっ?.....なんか体が熱いような、軽いような…。変な感じだな…。まるで自分の体じゃねぇみてぇだ………。俺死ぬのか…な…。」
――――――
―――――
――――
―――
5: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 01:21:44 ID:auma0kAI0
女1「…………」ボーッ
女2「…?どうしたの?空なんか見上げて…」
女1「いやさ…今日は星がよく見るなってよ…」
女2「…本当だ!綺麗だね!…ところでさ…もし良かったら井戸まで付き合ってくれない?」
女1「あぁ~別に構わねぇぞ?」
――――
――
女2「付き合ってもらちゃってごめんね!何だかのどが渇いちゃって//」
女1「あぁ~?気にすんなよ。どうせ私も渇いたしな」
女2「ありがとっ。……あれっ?ねぇ!?あそこに誰か倒れてない?!」
女1「はぁ?どれ…。ホントだ…何か居るな…」ハッ!?
女2「大変!!助けなくちゃ!!」
女1「やっぱりかよっ!」
女2「当たり前でしょっ!!とりあえず見に行こうよ!」
女1「はぁ~。はいはい分かりましたよ…さっすがお優しいことで」
女2「もしもし?大丈夫ですか?…どうしよう…反応しないよ?!」
女1「んじゃ死んじまってるんじゃねぇのか?…一応拝んどこうぜ」
女2「ちょっと!やめてよ!…うんっ!脈は有るみたいだよ?」
女1「(チッ!)あぁ~じゃどうするんだよ?一応医務室まで運んどくか?」
女2「…?どうしたの?空なんか見上げて…」
女1「いやさ…今日は星がよく見るなってよ…」
女2「…本当だ!綺麗だね!…ところでさ…もし良かったら井戸まで付き合ってくれない?」
女1「あぁ~別に構わねぇぞ?」
――――
――
女2「付き合ってもらちゃってごめんね!何だかのどが渇いちゃって//」
女1「あぁ~?気にすんなよ。どうせ私も渇いたしな」
女2「ありがとっ。……あれっ?ねぇ!?あそこに誰か倒れてない?!」
女1「はぁ?どれ…。ホントだ…何か居るな…」ハッ!?
女2「大変!!助けなくちゃ!!」
女1「やっぱりかよっ!」
女2「当たり前でしょっ!!とりあえず見に行こうよ!」
女1「はぁ~。はいはい分かりましたよ…さっすがお優しいことで」
女2「もしもし?大丈夫ですか?…どうしよう…反応しないよ?!」
女1「んじゃ死んじまってるんじゃねぇのか?…一応拝んどこうぜ」
女2「ちょっと!やめてよ!…うんっ!脈は有るみたいだよ?」
女1「(チッ!)あぁ~じゃどうするんだよ?一応医務室まで運んどくか?」
6: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 01:22:38 ID:auma0kAI0
女2「そうだね…でもここら辺りの人じゃないのかなぁ?あまり見たこと無い服装だし…」
女1「まぁ確かにな…ん?胸に何かマーク付いてるぜ?......見たことねぇ紋章だな…字も読めない文字だぞ?!こいつもしかしたらヤバイんじゃねぇか?!関わるのよそうぜ?!」
女2「でもほっとけないじゃないっ!!」
女1「ッ!?はぁ~分かったよ!とりあえず運ぶぞ…チッ!こいつ無駄にデカイな…悪いが足持ってもらっていいか?一人じゃ流石にキツイ」
女2「分かった!」
――――
―――
――
ー医務室ー
男「成る程…。無論、市民を助けるのが兵士の務めだ。その行いに免じて消灯時間が過ぎたにもかかわらず、外にいた事については言及しないでおいてやろう」
女1・2「(ギクッ!)ハッ!ありがとうございます!」
男「しかし困ったものだな…。身元に関わる物は何も所持していないとはな…。なぜそんな所に倒れていたんだ?」
女2「分かりません!」
男「う~む…。このままこの男を見張っているわけにもな……かと言って起き出して訓練所内をうろつかれても困る…。」
女1「まぁ確かにな…ん?胸に何かマーク付いてるぜ?......見たことねぇ紋章だな…字も読めない文字だぞ?!こいつもしかしたらヤバイんじゃねぇか?!関わるのよそうぜ?!」
女2「でもほっとけないじゃないっ!!」
女1「ッ!?はぁ~分かったよ!とりあえず運ぶぞ…チッ!こいつ無駄にデカイな…悪いが足持ってもらっていいか?一人じゃ流石にキツイ」
女2「分かった!」
――――
―――
――
ー医務室ー
男「成る程…。無論、市民を助けるのが兵士の務めだ。その行いに免じて消灯時間が過ぎたにもかかわらず、外にいた事については言及しないでおいてやろう」
女1・2「(ギクッ!)ハッ!ありがとうございます!」
男「しかし困ったものだな…。身元に関わる物は何も所持していないとはな…。なぜそんな所に倒れていたんだ?」
女2「分かりません!」
男「う~む…。このままこの男を見張っているわけにもな……かと言って起き出して訓練所内をうろつかれても困る…。」
7: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 01:23:10 ID:auma0kAI0
男「仕方が無いな。お前達で交代しながらこの男を見張っておけ!万が一、起きた場合は教官室に居るので私を呼びに来い!」
女1・2「(ええっ?!)(マジかよ…。)」
男「どうした?不服か?一般市民など救っていられないと?」
女1・2「いえっ!了解しましたっ!」
男「うむっ!」ツカツカ
ギーッ バタンッ
女1「…うむ!じゃねぇんだよっ!!」
女2「ごめんね!私が巻き込んだせいで…。後は私が見ておくから先に戻って休んで?明日も訓練有るんだからさ?」
女1「何言ってんだよ!訓練有るのはお前もだろうがっ!!それに私も賛成したんだからお前のせいじゃねぇよ」
女1「しかもどっちかって言えば、お前の方が体力無いんだからお前が戻れよ!後は私がやっておくからよ」
女2「ダメッ!!…じゃ一緒に見てようか」ニコッ
女1・2「(ええっ?!)(マジかよ…。)」
男「どうした?不服か?一般市民など救っていられないと?」
女1・2「いえっ!了解しましたっ!」
男「うむっ!」ツカツカ
ギーッ バタンッ
女1「…うむ!じゃねぇんだよっ!!」
女2「ごめんね!私が巻き込んだせいで…。後は私が見ておくから先に戻って休んで?明日も訓練有るんだからさ?」
女1「何言ってんだよ!訓練有るのはお前もだろうがっ!!それに私も賛成したんだからお前のせいじゃねぇよ」
女1「しかもどっちかって言えば、お前の方が体力無いんだからお前が戻れよ!後は私がやっておくからよ」
女2「ダメッ!!…じゃ一緒に見てようか」ニコッ
8: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 01:23:40 ID:auma0kAI0
――――
―――
――
レオン「ハァハァ!…マジかよ………。何でこんな所に巨人が…。マジで追いつかれるっ!!」
――
―――
―――――
レオン「う~ん…。」
女2「はっ!寝ちゃったよ…。何か大分うなされてるけど大丈夫かな?それにすごい汗…。拭いてあげよう」
レオン「うわぁっ」ガバッ
――ゴッ
女2「~~~ッ!?」
女1「っ?!何だ?!何事だっ?!ん?!?おいっ!どうした?!大丈夫か?!」
レオン「いってぇ…はっ!!巨人はっ!?」
女2「うぅ…。あっ!良かった!気が付いたんだね!」
レオン「っ!!ゴメンナサイ!大丈夫ですか?」
女1「テメェッ!これが大丈夫に見えるのかよっ?!」
女2「もう!ユミルっ!私は大丈夫!あなたこそ平気?ずいぶんうなされていたようだけど…。」
女2「あっ!私はクリスタ・レンズ。クリスタって呼んでね」
レオン「……………はい?クリスタ??(確かに今気付いたけど、クリスタそっくりだ…。)」
―――
――
レオン「ハァハァ!…マジかよ………。何でこんな所に巨人が…。マジで追いつかれるっ!!」
――
―――
―――――
レオン「う~ん…。」
女2「はっ!寝ちゃったよ…。何か大分うなされてるけど大丈夫かな?それにすごい汗…。拭いてあげよう」
レオン「うわぁっ」ガバッ
――ゴッ
女2「~~~ッ!?」
女1「っ?!何だ?!何事だっ?!ん?!?おいっ!どうした?!大丈夫か?!」
レオン「いってぇ…はっ!!巨人はっ!?」
女2「うぅ…。あっ!良かった!気が付いたんだね!」
レオン「っ!!ゴメンナサイ!大丈夫ですか?」
女1「テメェッ!これが大丈夫に見えるのかよっ?!」
女2「もう!ユミルっ!私は大丈夫!あなたこそ平気?ずいぶんうなされていたようだけど…。」
女2「あっ!私はクリスタ・レンズ。クリスタって呼んでね」
レオン「……………はい?クリスタ??(確かに今気付いたけど、クリスタそっくりだ…。)」
9: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 01:24:15 ID:auma0kAI0
女1「おいっ!クリスタが名乗ってんのにテメェh..クリスタ「こっちの子はユミルっていうの」
ユミル「」
レオン「ははは…。ユミルね…。(マジでか?!まるで進撃の巨人の世界観じゃないかっ!!)」
レオン「(とりあえず自己紹介かな…。)申し遅れましたね。僕はレオン。レオン・パルマーって言います」
クリスタ「レオン・パルマー…パルマー君ね!」
レオン「レオンでいいですよ」
レオン「ところで…レンズさん…でしたよね?あの…ここは何処なんでしょうか?どうやってここまで?それと今は何年なんですか?」
クリスタ「クリスタでいいよ!...ここはどこって…まさか記憶が無いの?!...私達はあなたがこの訓練所の門の所で倒れているのを見つけてとりあえず医務室に運んだの。今は何年って…847年じゃない!」
ユミル「記憶喪失ってやつかよ…。めんどくせぇのが来やがったな…まぁ、一先ずクリスタは教官呼んで来いよ」
クリスタ「分かった!」
ユミル「さて…。お前本当に何も分からないのか?」
レオン「…えぇ…まず何で自分がここに居るか分からないんですよ」
レオン(そういや進撃読みながら、車に轢かれたんだっけ??でもその割には体はなんとも無いしなぁ…。でもそんな事言ったところで怪しまれて終わりそうだしなぁ…。とりあえず様子見か)
ユミル「ふぅ~ん…。どこから来たのかも分からないのか?その胸の紋章は何だ?服装もここらじゃ見かけねぇ服だしなぁ?マジでお前何者だ?」
レオン「いや~…。何者だと言われましても…。本当に分からないんですよ…。ただ、敵では無い事は確かだと思いますよ!ユミルさん(やっぱりこいつは鋭いな…。教官が来たら思い切って話してみようか…)」
ユミル「ハッ!どうだかな…。後その堅っ苦しい喋り方やめろ。普通にユミルでいいよ」
ギィー
教官「起きたか…。」
教官「私はキース・シャーディス。このトロスト区訓練所で104期の実技教官をしている者だ…。君は訓練所の門の所で倒れているのをそこの二人に発見され、ここに運び込まれたのだ。君は何者なんだ?」
レオン「僕はレオン・パルマーと言います。門の所で倒れていたとの事ですが、イマイチ僕にも状況が理解出来ないでいます」
キース「そうか…。しかしまぁともなれば困ったものだな……。」
レオン「(このままじゃ埒が明かねぇしな…。話してみるか)教官っ!」
キース「何かね?」
ユミル「」
レオン「ははは…。ユミルね…。(マジでか?!まるで進撃の巨人の世界観じゃないかっ!!)」
レオン「(とりあえず自己紹介かな…。)申し遅れましたね。僕はレオン。レオン・パルマーって言います」
クリスタ「レオン・パルマー…パルマー君ね!」
レオン「レオンでいいですよ」
レオン「ところで…レンズさん…でしたよね?あの…ここは何処なんでしょうか?どうやってここまで?それと今は何年なんですか?」
クリスタ「クリスタでいいよ!...ここはどこって…まさか記憶が無いの?!...私達はあなたがこの訓練所の門の所で倒れているのを見つけてとりあえず医務室に運んだの。今は何年って…847年じゃない!」
ユミル「記憶喪失ってやつかよ…。めんどくせぇのが来やがったな…まぁ、一先ずクリスタは教官呼んで来いよ」
クリスタ「分かった!」
ユミル「さて…。お前本当に何も分からないのか?」
レオン「…えぇ…まず何で自分がここに居るか分からないんですよ」
レオン(そういや進撃読みながら、車に轢かれたんだっけ??でもその割には体はなんとも無いしなぁ…。でもそんな事言ったところで怪しまれて終わりそうだしなぁ…。とりあえず様子見か)
ユミル「ふぅ~ん…。どこから来たのかも分からないのか?その胸の紋章は何だ?服装もここらじゃ見かけねぇ服だしなぁ?マジでお前何者だ?」
レオン「いや~…。何者だと言われましても…。本当に分からないんですよ…。ただ、敵では無い事は確かだと思いますよ!ユミルさん(やっぱりこいつは鋭いな…。教官が来たら思い切って話してみようか…)」
ユミル「ハッ!どうだかな…。後その堅っ苦しい喋り方やめろ。普通にユミルでいいよ」
ギィー
教官「起きたか…。」
教官「私はキース・シャーディス。このトロスト区訓練所で104期の実技教官をしている者だ…。君は訓練所の門の所で倒れているのをそこの二人に発見され、ここに運び込まれたのだ。君は何者なんだ?」
レオン「僕はレオン・パルマーと言います。門の所で倒れていたとの事ですが、イマイチ僕にも状況が理解出来ないでいます」
キース「そうか…。しかしまぁともなれば困ったものだな……。」
レオン「(このままじゃ埒が明かねぇしな…。話してみるか)教官っ!」
キース「何かね?」
10: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 01:25:01 ID:auma0kAI0
レオン「申し訳ありませんっ!実は今伏せた事が有りますっ!この話は恐らく信じてもらえないと思ったからです…。が、このまま伏せておいても話が前進しないと思いますので、やはり申し上げます」
キース「そうか…。ならば聞いた方が良さそうだな」
レオン「ありがとうございます。今から申し上げる事は誓って嘘ではありません」
レオン「………そもそも私はこの世界の住人ではありません!」
キース「何っ??!」
クリスタ「えっ??!」
ユミル「ハァ?!」
レオン「そう思われるのも無理はないですが、本当です。私がいた所はーーーと呼ばれていました。私はその世界から何らかの方法で飛ばされてしまった物と思われます」
キース「……。う…む。にわかには信じがたい話だな…。まぁ確かに見た事の無い格好はしているが…」
クリスタ(どうしよう…。頭が全く付いていかないよ…)
ユミル「怪しいな。何か証拠でも見せられねぇのかよ?」
レオン「証拠…ですか…」
レオン「じゃあ例えば…(こいつらの同期の名前でも出せば、ある程度証明にはなるか?いや…何で知っている?って話になるよな……。あっ!!!スマホでも見せてみるか…。)これなんかはどうでしょう?」
キース「これは?」
レオン「これは電話と言って、離れている相手でも相手が同じ機械を持っていれば、会話が出来るという物です」
キース「何っ?!では誰かと会話してみてくれ!」
レオン「申し訳ありせんが、今申し上げた通り、相手もこれを持っていなければならないので、難しいです…。さらに、元の世界に掛けようにもこの世界では、電波が飛んでいないために会話不可能の状態です」
ユミル「じゃ結局何も証明出来てないだろうがっ!!」
クリスタ「でも、確かにあんなもの誰も持ってないよ?それを持ってるんだから本当じゃないのかなぁ…」
ユミル「そもそもお前さっき飛び起きた時に、巨人がどうの!って叫んでたろうがっ!!何でこの世界の住人じゃないのに巨人なんて言葉が出てくるんだよ?!まさかお前の世界にも巨人が居るってか?」
レオン「ふー…(流石に痛いとこ突っ込んできたな…。じゃあもう全部言っちまうか…)」
レオン「それは…………この世界の事は僕の世界では本になっているんですよ…」
ユミル「は?」
キース「なっ?!」
クリスタ「えっ?!」
ユミル「テメェッ!嘘つくならもっとマシな嘘つけよっ!!」
レオン「嘘じゃないっ!!じゃ例えば何か皆さんの間でしか知らないような事を質問してみて下さいよ!」
ユミル(はぁ?こいつバカか?しかし想像以上にヤバイ奴だな…クリスタの為にも、分かる訳がねぇ質問して教官に追い出させよう…。)
ユミル「じゃあ私らの同期にサシャっていう奴が居るんだがな?そいつのアダ名が有るんだよ…。それを答えてもらおうか?(こんな話じゃ例え内地の人間でも知らないだろう。何が目的かは分からんが、危険な芽は早めに摘むに限る)
レオン「芋女」
ユミル「…え?」
レオン「だから芋女でしょ?サシャのアダ名は?」
クリスタ「…何で…こんな質問分かったの?」
レオン「だからこの世界の事は本になってるんだって!所以は、入団式の通過儀礼の時におもむろに芋を食べだしたから。さらに教官に詰め寄られるも、自分だとは理解出来ていなかった…。そして教官は死ぬ寸前まで走るように命令し、フラフラになって帰ってきた所でクリスタがパンを分け与えて以来、クリスタの事を神様と呼んでいる…。こんな所かな?」
キース「そうか…。ならば聞いた方が良さそうだな」
レオン「ありがとうございます。今から申し上げる事は誓って嘘ではありません」
レオン「………そもそも私はこの世界の住人ではありません!」
キース「何っ??!」
クリスタ「えっ??!」
ユミル「ハァ?!」
レオン「そう思われるのも無理はないですが、本当です。私がいた所はーーーと呼ばれていました。私はその世界から何らかの方法で飛ばされてしまった物と思われます」
キース「……。う…む。にわかには信じがたい話だな…。まぁ確かに見た事の無い格好はしているが…」
クリスタ(どうしよう…。頭が全く付いていかないよ…)
ユミル「怪しいな。何か証拠でも見せられねぇのかよ?」
レオン「証拠…ですか…」
レオン「じゃあ例えば…(こいつらの同期の名前でも出せば、ある程度証明にはなるか?いや…何で知っている?って話になるよな……。あっ!!!スマホでも見せてみるか…。)これなんかはどうでしょう?」
キース「これは?」
レオン「これは電話と言って、離れている相手でも相手が同じ機械を持っていれば、会話が出来るという物です」
キース「何っ?!では誰かと会話してみてくれ!」
レオン「申し訳ありせんが、今申し上げた通り、相手もこれを持っていなければならないので、難しいです…。さらに、元の世界に掛けようにもこの世界では、電波が飛んでいないために会話不可能の状態です」
ユミル「じゃ結局何も証明出来てないだろうがっ!!」
クリスタ「でも、確かにあんなもの誰も持ってないよ?それを持ってるんだから本当じゃないのかなぁ…」
ユミル「そもそもお前さっき飛び起きた時に、巨人がどうの!って叫んでたろうがっ!!何でこの世界の住人じゃないのに巨人なんて言葉が出てくるんだよ?!まさかお前の世界にも巨人が居るってか?」
レオン「ふー…(流石に痛いとこ突っ込んできたな…。じゃあもう全部言っちまうか…)」
レオン「それは…………この世界の事は僕の世界では本になっているんですよ…」
ユミル「は?」
キース「なっ?!」
クリスタ「えっ?!」
ユミル「テメェッ!嘘つくならもっとマシな嘘つけよっ!!」
レオン「嘘じゃないっ!!じゃ例えば何か皆さんの間でしか知らないような事を質問してみて下さいよ!」
ユミル(はぁ?こいつバカか?しかし想像以上にヤバイ奴だな…クリスタの為にも、分かる訳がねぇ質問して教官に追い出させよう…。)
ユミル「じゃあ私らの同期にサシャっていう奴が居るんだがな?そいつのアダ名が有るんだよ…。それを答えてもらおうか?(こんな話じゃ例え内地の人間でも知らないだろう。何が目的かは分からんが、危険な芽は早めに摘むに限る)
レオン「芋女」
ユミル「…え?」
レオン「だから芋女でしょ?サシャのアダ名は?」
クリスタ「…何で…こんな質問分かったの?」
レオン「だからこの世界の事は本になってるんだって!所以は、入団式の通過儀礼の時におもむろに芋を食べだしたから。さらに教官に詰め寄られるも、自分だとは理解出来ていなかった…。そして教官は死ぬ寸前まで走るように命令し、フラフラになって帰ってきた所でクリスタがパンを分け与えて以来、クリスタの事を神様と呼んでいる…。こんな所かな?」
13: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:08:15 ID:LhVbvTf20
キース「ここまで詳細を知っているとなれば、信じざるえんな…。しかし…じゃあ何故いきなりこんな所へ飛んで来てしまったんだ?」
レオン「……僕の向こうの最後の記憶では、車に撥ねられて、もう死ぬのか?と思った時に気が付いたら、ここにいました」
キース「そうか…。車?」
レオン「あぁ、こっちの世界で言う馬車と似たような物ですね。向こうはエンジンと言って特殊な装置で車輪を動かすんですよ」
キース「そんな物まで…文明にかなりの差が開いてしまっているようだな…先程の話だが、君の世界にも巨人が?」
レオン「いえ…僕の世界では巨人はいません…なので壁に囲われてもいません」
キース「何と…。」
ユミル「マジかよ…」
クリスタ「スゴイ…」
キース「そうか…では君の世界では巨人などは見たこと無いまま暮らしていけるのか…」
レオン「はい…12歳で訓練兵になるのがこの世界では常識でしょうが…。僕達の世界では12歳なんていったらまだ鼻垂らしてます…本格的に社会に出るのは、早くても18歳からです」
キース「そうか…だが一介の兵士として、人類が安寧を満喫しているならば喜ばしい事だと言えよう」
キース「君の話は分かった…。どちらにしても、今日はここに泊まって行きなさい。また明日にでも話をしよう」
レオン「はいっ!ありがとうございます!」
キース「では」ツカツカ
ユミル「……………」
クリスタ「…………」
ユミル「納得は行かねぇが、仕方ねぇな……」フゥ
クリスタ「…っ!私は信じるよ…!」
レオン「(おぉ~流石女神と呼ばれているだけあるな)信じてくれてありがとう…。それに看病までしてもらっちゃって…」
ユミル「気にするなよ。奴隷になってくれればいいからさ」ニヤッ
クリスタ「もうっ!やめなってばっ!!」
クリスタ「気にしないで。当たり前の事をやっただけだから!」
レオン「ありがとう」
ユミル「…まぁそんな事よりさ…。仮にお前がこの世界の住人じゃないとして、どうやって元の世界に帰るんだ?」
クリスタ「………………あっ…」
レオン「……僕の向こうの最後の記憶では、車に撥ねられて、もう死ぬのか?と思った時に気が付いたら、ここにいました」
キース「そうか…。車?」
レオン「あぁ、こっちの世界で言う馬車と似たような物ですね。向こうはエンジンと言って特殊な装置で車輪を動かすんですよ」
キース「そんな物まで…文明にかなりの差が開いてしまっているようだな…先程の話だが、君の世界にも巨人が?」
レオン「いえ…僕の世界では巨人はいません…なので壁に囲われてもいません」
キース「何と…。」
ユミル「マジかよ…」
クリスタ「スゴイ…」
キース「そうか…では君の世界では巨人などは見たこと無いまま暮らしていけるのか…」
レオン「はい…12歳で訓練兵になるのがこの世界では常識でしょうが…。僕達の世界では12歳なんていったらまだ鼻垂らしてます…本格的に社会に出るのは、早くても18歳からです」
キース「そうか…だが一介の兵士として、人類が安寧を満喫しているならば喜ばしい事だと言えよう」
キース「君の話は分かった…。どちらにしても、今日はここに泊まって行きなさい。また明日にでも話をしよう」
レオン「はいっ!ありがとうございます!」
キース「では」ツカツカ
ユミル「……………」
クリスタ「…………」
ユミル「納得は行かねぇが、仕方ねぇな……」フゥ
クリスタ「…っ!私は信じるよ…!」
レオン「(おぉ~流石女神と呼ばれているだけあるな)信じてくれてありがとう…。それに看病までしてもらっちゃって…」
ユミル「気にするなよ。奴隷になってくれればいいからさ」ニヤッ
クリスタ「もうっ!やめなってばっ!!」
クリスタ「気にしないで。当たり前の事をやっただけだから!」
レオン「ありがとう」
ユミル「…まぁそんな事よりさ…。仮にお前がこの世界の住人じゃないとして、どうやって元の世界に帰るんだ?」
クリスタ「………………あっ…」
14: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:09:49 ID:LhVbvTf20
レオン「…………………えっ?」
レオン(そうだよ…!全然考えてなかった!!どうやって来たかも分からねぇのに帰り方なんて分かるはずがねぇ!!)
レオン「いやまぁほら?また寝ればいいんじゃない?で、起きたらまた元通りっ!」
ユミル「…だといいな」
クリスタ「だっ…大丈夫だよっ!!明日、目が覚めたら家に戻ってるよっ!!」
レオン「…ははは…そうだよなっ!さすがクリスタっ!」
レオン「まぁという事は、もう会えないわけだし最後にお願いが有る」
クリスタ「私に出来る事ならっ!」
ユミル「ふざけんなっ!!お前が言う事聞くんだろうがっ!」
レオン「まぁまぁ…。そんなに興奮しないで。えっと…実はさ…ずっとユミルのファンだったんだよね//」
ユミル「あぁ?!」
クリスタ「~ッ//」
レオン「だから最後に、ハグをお願いしy…ユミル「ふっふざけんなっ!//」バキィ
レオン「がはぁっ!」
クリスタ「ちょっ…ちょっとユミルッ!!」
ユミル「ハァハァ……。何を言い出すかと思えば…テメェは私を馬鹿にしてんのか?!」
レオン「イテテ…。いや何で馬鹿にしてるってなるんだよ?!俺はユミルが好きだから好きって言ってるだけだろ?!」
ユミル「はぁ…。(こいつマジで何なんだ…//)...何かキレるのも馬鹿らしくなってきたな…」
レオン「クリスタも記念にお願い出来ないか?」
クリスタ「えぇっ//私?う~ん//」
ユミル「あ?やめとけクリスタ。ハァ~…じゃ記念に私がやってやるよ…」
レオン「マジで?!やった!言ってみるもんだなっ!」
ユミル「ほらこっち来いよ」ギュッ
レオン「ありがとっ!」ギュッ~
ユミル「………いつまで抱きついてんだよっ!」バシッ
レオン「イテッ!...いやぁありがとう!いい思い出が出来たよ…。向こうに戻ったら自慢しまくろうっと!(信じてもらえねぇと思うけど…。しかしいい匂いだった//)」
レオン(そうだよ…!全然考えてなかった!!どうやって来たかも分からねぇのに帰り方なんて分かるはずがねぇ!!)
レオン「いやまぁほら?また寝ればいいんじゃない?で、起きたらまた元通りっ!」
ユミル「…だといいな」
クリスタ「だっ…大丈夫だよっ!!明日、目が覚めたら家に戻ってるよっ!!」
レオン「…ははは…そうだよなっ!さすがクリスタっ!」
レオン「まぁという事は、もう会えないわけだし最後にお願いが有る」
クリスタ「私に出来る事ならっ!」
ユミル「ふざけんなっ!!お前が言う事聞くんだろうがっ!」
レオン「まぁまぁ…。そんなに興奮しないで。えっと…実はさ…ずっとユミルのファンだったんだよね//」
ユミル「あぁ?!」
クリスタ「~ッ//」
レオン「だから最後に、ハグをお願いしy…ユミル「ふっふざけんなっ!//」バキィ
レオン「がはぁっ!」
クリスタ「ちょっ…ちょっとユミルッ!!」
ユミル「ハァハァ……。何を言い出すかと思えば…テメェは私を馬鹿にしてんのか?!」
レオン「イテテ…。いや何で馬鹿にしてるってなるんだよ?!俺はユミルが好きだから好きって言ってるだけだろ?!」
ユミル「はぁ…。(こいつマジで何なんだ…//)...何かキレるのも馬鹿らしくなってきたな…」
レオン「クリスタも記念にお願い出来ないか?」
クリスタ「えぇっ//私?う~ん//」
ユミル「あ?やめとけクリスタ。ハァ~…じゃ記念に私がやってやるよ…」
レオン「マジで?!やった!言ってみるもんだなっ!」
ユミル「ほらこっち来いよ」ギュッ
レオン「ありがとっ!」ギュッ~
ユミル「………いつまで抱きついてんだよっ!」バシッ
レオン「イテッ!...いやぁありがとう!いい思い出が出来たよ…。向こうに戻ったら自慢しまくろうっと!(信じてもらえねぇと思うけど…。しかしいい匂いだった//)」
15: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:12:25 ID:LhVbvTf20
ユミル「私で自慢になるのかよ?」
レオン「なるよっ!何気にユミルは人気者だよ?イケメンだっつって。ユミルみたいな姉貴が欲しいっ!とかさ」
クリスタ「ユミル良かったじゃない!!やっぱりユミルの良さはちゃんと伝わってるんだねっ!」
ユミル「殆ど女関係無い気がするがな……。まぁどうもありがとよ//」
クリスタ「照れちゃって!可愛いんだからっ!」
キャイキャイ
レオン(いやぁ眼福眼福)
レオン「でもホントにありがとう。短い間にずいぶんお世話になっちゃったけどさ…。二人と会えたのは一生物の思い出だよ!もし願わくば僕の事も覚えててくれると嬉しいな//」
クリスタ「私も忘れないよ!ありがとう!」
ユミル「…あぁ~何だ…。まぁ達者に暮らせよ?折角平和な世界なんだろ?私らの分まで幸せに生きろよ…。」
レオン「あぁありがとう…。二人もどうか無事でね…」
クリスタ「うんっ!...じゃあ私達は部屋に戻るね…。オヤスミ…」
レオン「オヤスミ」
ギィ バタン
レオン(いやぁしかし濃い一日だったな…。まぁでも漫画のキャラに会ったのなんか、後にも先にも俺ぐらいじゃねぇか?貴重な体験だったな)
レオン(しかし…何でいきなりこの世界に飛ばされたんかな…。あの時読んでたからかなぁ…。ってか俺車に轢かれたけど生きてるんだろうな…?死ぬ前の奇跡体験とかじゃねぇよな?)
レオン(まぁ考えててもしょうがねぇか…。もう寝よ寝よ…起きたら家だ)
―――――――
――――――
―――――
――――
―――
レオン「なるよっ!何気にユミルは人気者だよ?イケメンだっつって。ユミルみたいな姉貴が欲しいっ!とかさ」
クリスタ「ユミル良かったじゃない!!やっぱりユミルの良さはちゃんと伝わってるんだねっ!」
ユミル「殆ど女関係無い気がするがな……。まぁどうもありがとよ//」
クリスタ「照れちゃって!可愛いんだからっ!」
キャイキャイ
レオン(いやぁ眼福眼福)
レオン「でもホントにありがとう。短い間にずいぶんお世話になっちゃったけどさ…。二人と会えたのは一生物の思い出だよ!もし願わくば僕の事も覚えててくれると嬉しいな//」
クリスタ「私も忘れないよ!ありがとう!」
ユミル「…あぁ~何だ…。まぁ達者に暮らせよ?折角平和な世界なんだろ?私らの分まで幸せに生きろよ…。」
レオン「あぁありがとう…。二人もどうか無事でね…」
クリスタ「うんっ!...じゃあ私達は部屋に戻るね…。オヤスミ…」
レオン「オヤスミ」
ギィ バタン
レオン(いやぁしかし濃い一日だったな…。まぁでも漫画のキャラに会ったのなんか、後にも先にも俺ぐらいじゃねぇか?貴重な体験だったな)
レオン(しかし…何でいきなりこの世界に飛ばされたんかな…。あの時読んでたからかなぁ…。ってか俺車に轢かれたけど生きてるんだろうな…?死ぬ前の奇跡体験とかじゃねぇよな?)
レオン(まぁ考えててもしょうがねぇか…。もう寝よ寝よ…起きたら家だ)
―――――――
――――――
―――――
――――
―――
16: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:13:42 ID:LhVbvTf20
チュンチュン
レオン「ふわぁ~…朝か…」キョロキョロ
ー医務室ー
レオン「……まだ夢か…じゃもう一眠り…」
――――
―――
――
―
レオン「ふわぁ~…朝か…」キョロキョロ
ー医務室ー
レオン「……まだ夢か…じゃもう一眠り…」
――――
―――
――
―
17: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:15:12 ID:LhVbvTf20
レオン「………ムク」キョロキョロ
ー医務室ー
レオン「………ジーザスッ!!!!!」
レオン(おいぃぃ!?戻ってねぇじゃねぇか!紛うこと無く昨日の部屋だよ!?これは帰れないフラグじゃない?え?何なの?死ぬの?)
ー医務室ー
レオン「………ジーザスッ!!!!!」
レオン(おいぃぃ!?戻ってねぇじゃねぇか!紛うこと無く昨日の部屋だよ!?これは帰れないフラグじゃない?え?何なの?死ぬの?)
18: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:17:04 ID:LhVbvTf20
ギィー
キース「おはよう。起きてたか…もしかしたら、寝てる間に戻ってしまうかとも思ったが…」
レオン「(俺もそうであって欲しかったよ…)おはよう御座います…」
キース「しかし君の話を本当だとすると、困った事になるな…まずはどうやって戻るかだな…。そして戻れるまで何処で暮らすか…」
キース「ここは兵士養成所だ…この世界の事を本で見たなら知っていると思うが、訓練とは言え、毎年死人も出ている危険な物だ…」
キース「心臓を捧げた者ならいざ知らず、関係無い者をむざむざ死なせる訳にはいかんしな」
キース「君にも帰りを待つ人が居るだろう…?」
レオン「………。(確かに…。まぁ兵士になる前に俺じゃ立体機動なんて出来なさそうだしな…自分の世界じゃ無い所で死ぬのもなぁ…)」
キース「申し訳ないが、やはり開拓地で暮らしてもらい、元の世界に戻るのを伺ってもらうという事でいいだろうか?」
レオン「…そうですね…。(…待てよ…考えてみれば俺はこの世界の未来を知っているって事だよな?何処までその通りに進むか分かねぇが、サシャの件は当たっていた…ってことは上手くやれば、この地獄みてぇな世界を変えられるかもしれん)」
キース「そうか…ではそのように馬車等を手配s…レオン「あのっ!教官!」
キース「どうした?」
レオン「やはりぼっ…いえ…私も兵士にして頂けませんか?(怖ぇけどこんな経験二度と出来ない…ユミルとも一緒にいれるし…そして何よりあの三人も救えるかもしれない)」
キース「おはよう。起きてたか…もしかしたら、寝てる間に戻ってしまうかとも思ったが…」
レオン「(俺もそうであって欲しかったよ…)おはよう御座います…」
キース「しかし君の話を本当だとすると、困った事になるな…まずはどうやって戻るかだな…。そして戻れるまで何処で暮らすか…」
キース「ここは兵士養成所だ…この世界の事を本で見たなら知っていると思うが、訓練とは言え、毎年死人も出ている危険な物だ…」
キース「心臓を捧げた者ならいざ知らず、関係無い者をむざむざ死なせる訳にはいかんしな」
キース「君にも帰りを待つ人が居るだろう…?」
レオン「………。(確かに…。まぁ兵士になる前に俺じゃ立体機動なんて出来なさそうだしな…自分の世界じゃ無い所で死ぬのもなぁ…)」
キース「申し訳ないが、やはり開拓地で暮らしてもらい、元の世界に戻るのを伺ってもらうという事でいいだろうか?」
レオン「…そうですね…。(…待てよ…考えてみれば俺はこの世界の未来を知っているって事だよな?何処までその通りに進むか分かねぇが、サシャの件は当たっていた…ってことは上手くやれば、この地獄みてぇな世界を変えられるかもしれん)」
キース「そうか…ではそのように馬車等を手配s…レオン「あのっ!教官!」
キース「どうした?」
レオン「やはりぼっ…いえ…私も兵士にして頂けませんか?(怖ぇけどこんな経験二度と出来ない…ユミルとも一緒にいれるし…そして何よりあの三人も救えるかもしれない)」
19: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:18:54 ID:LhVbvTf20
キース「ほう…。ではこの世界の人類に心臓を捧げることが出来るという事か?君の本当の世界では無いのだろう?」
レオン「その通りです…。しかしこうしてこの世界に来たというのは何か意味が有るように感じるんです!その意味を見つけた時、初めて帰れるんだと思います!」キリッ
レオン(原作は大分先までストーリーは展開してるけど、少し様子を見てからその話はしよう…◯山先生ゴメンナサイ!)
キース「……いいだろう…。では本日より訓練兵団に向かい入れる!今までいた世界とは違うぞ!この訓練中にせいぜい死なないことだな!!心臓を捧げよ!!」
レオン「ハッ!!」バッ
レオン(やってやる…。一匹残らず駆逐してやる!!俺が…この手でっ!!!)キリッ
レオン(って間違えた…。世界平和だ!)キリリッ
キース「まずは貴様を紹介しなけばならんな。丁度朝食で食堂に集まっているだろう…行くぞ!」
――――
―――
ー同時刻ー
ー女子宿舎ー
クリスタ「う~ん…。みんなぁ…おはよぉ」
アニ「…はよ」
ユミル「んだよ…もう朝かよ」
アニ「そういえば、二人共夜中まで居なかったね…何処行ってたんだい?」
ユミル「…あぁちっと色々とな…まぁ一種の人助けだな」
アニ「………あんたが?」
ユミル「おいおい…私がやったらそんなに変かよ?....まぁ尤もクリスタが居なけりゃやらなかったがな…」ハッ
ユミル(あいつはもう自分の世界に帰ったかな…?無事帰れればいいがな…って何考えてんだッ!私はっ!//)
アニ「そんな事だろうと思ったよ…」
クリスタ「結局助けたもんね?……ユミル?」
ユミル「っ?!あぁ悪い少し考え事しててな…」
クリスタ「…ふ~ん…。レオンの事?」ボソッ
ユミル「は?!違ぇよ!!//」
クリスタ「別に隠さなくてもいいじゃない!」
ユミル「いやだから…」
ヤイヤイ
レオン「その通りです…。しかしこうしてこの世界に来たというのは何か意味が有るように感じるんです!その意味を見つけた時、初めて帰れるんだと思います!」キリッ
レオン(原作は大分先までストーリーは展開してるけど、少し様子を見てからその話はしよう…◯山先生ゴメンナサイ!)
キース「……いいだろう…。では本日より訓練兵団に向かい入れる!今までいた世界とは違うぞ!この訓練中にせいぜい死なないことだな!!心臓を捧げよ!!」
レオン「ハッ!!」バッ
レオン(やってやる…。一匹残らず駆逐してやる!!俺が…この手でっ!!!)キリッ
レオン(って間違えた…。世界平和だ!)キリリッ
キース「まずは貴様を紹介しなけばならんな。丁度朝食で食堂に集まっているだろう…行くぞ!」
――――
―――
ー同時刻ー
ー女子宿舎ー
クリスタ「う~ん…。みんなぁ…おはよぉ」
アニ「…はよ」
ユミル「んだよ…もう朝かよ」
アニ「そういえば、二人共夜中まで居なかったね…何処行ってたんだい?」
ユミル「…あぁちっと色々とな…まぁ一種の人助けだな」
アニ「………あんたが?」
ユミル「おいおい…私がやったらそんなに変かよ?....まぁ尤もクリスタが居なけりゃやらなかったがな…」ハッ
ユミル(あいつはもう自分の世界に帰ったかな…?無事帰れればいいがな…って何考えてんだッ!私はっ!//)
アニ「そんな事だろうと思ったよ…」
クリスタ「結局助けたもんね?……ユミル?」
ユミル「っ?!あぁ悪い少し考え事しててな…」
クリスタ「…ふ~ん…。レオンの事?」ボソッ
ユミル「は?!違ぇよ!!//」
クリスタ「別に隠さなくてもいいじゃない!」
ユミル「いやだから…」
ヤイヤイ
20: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:19:31 ID:LhVbvTf20
アニ「そんな事よりもう朝食の時間だよ」
ユミル「っ?!おう!そうだな!ほらクリスタ行くぞ!」
クリスタ「あっ!待ってよユミル!」
―――
――
―
ー食堂ー
-朝食-
ガヤガヤ
サシャ「クリスタ!ユミル!おはようございます!」
クリスタ「サシャおはよう!」
ユミル「おーっす!」
ライナー「クリスタおはよう!」
ベルトルト「ユミルもおはよう」
クリスタ「ライナーとベルトルトもおはよう!」
ユミル「おはよーさんっ」
ユミル「ふぁーっとっ…。眠ぃーなおい…」
クリスタ「流石に眠いよね…でも今日は立体機動の訓練は無いから良かったよねっ!」
ユミル「まぁ教官もそう思ってああ言ったと思うが…」
サシャ「何ですか?二人揃って夜中に食料庫でも忍び込んだんですか?」
ユミル「お前と一緒にするなよ!芋女っ!」
サシャ「なっ!?芋女とは誰のことですか?!」
ユミル「お前以外に誰が居るんだよ…まぁ安心しろその[芋女]ってのは意外と有名みたいだぞ?」
サシャ「えぇっ?同期以外にも知ってる人が?!」
クリスタ「もうっ!そんな言い方したらサシャが可哀想じゃないっ!…サシャ?大丈夫だよ?誰もそんな事思ってないから!」
ライナー「それで?結局どうして二人揃って寝不足なんだ?」
ユミル「まぁ一種の人助けだよ…」
ライナー「……お前がか?」
ユミル「……はぁ…。その件はもういいよ…」
クリスタ「二人で井戸に水を飲みに行ったら、門の所に人が倒れてて…それでユミルと二人で医務室に運んだの」
ユミル「それで、まんまと教官に看病を押し付けられたって訳だ」
ライナー「そいつは災難だったな…」
ベルトルト「でも何だってそんな所に倒れてたんだい?」
ユミル「っ?!おう!そうだな!ほらクリスタ行くぞ!」
クリスタ「あっ!待ってよユミル!」
―――
――
―
ー食堂ー
-朝食-
ガヤガヤ
サシャ「クリスタ!ユミル!おはようございます!」
クリスタ「サシャおはよう!」
ユミル「おーっす!」
ライナー「クリスタおはよう!」
ベルトルト「ユミルもおはよう」
クリスタ「ライナーとベルトルトもおはよう!」
ユミル「おはよーさんっ」
ユミル「ふぁーっとっ…。眠ぃーなおい…」
クリスタ「流石に眠いよね…でも今日は立体機動の訓練は無いから良かったよねっ!」
ユミル「まぁ教官もそう思ってああ言ったと思うが…」
サシャ「何ですか?二人揃って夜中に食料庫でも忍び込んだんですか?」
ユミル「お前と一緒にするなよ!芋女っ!」
サシャ「なっ!?芋女とは誰のことですか?!」
ユミル「お前以外に誰が居るんだよ…まぁ安心しろその[芋女]ってのは意外と有名みたいだぞ?」
サシャ「えぇっ?同期以外にも知ってる人が?!」
クリスタ「もうっ!そんな言い方したらサシャが可哀想じゃないっ!…サシャ?大丈夫だよ?誰もそんな事思ってないから!」
ライナー「それで?結局どうして二人揃って寝不足なんだ?」
ユミル「まぁ一種の人助けだよ…」
ライナー「……お前がか?」
ユミル「……はぁ…。その件はもういいよ…」
クリスタ「二人で井戸に水を飲みに行ったら、門の所に人が倒れてて…それでユミルと二人で医務室に運んだの」
ユミル「それで、まんまと教官に看病を押し付けられたって訳だ」
ライナー「そいつは災難だったな…」
ベルトルト「でも何だってそんな所に倒れてたんだい?」
21: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:20:08 ID:LhVbvTf20
クリスタ「えぇ~と…(ユミルどうしよう?)」チラッ
ユミル「(私に任せておけ)コクッ…いや…結局起きてすぐに教官呼んで任せてきたから詳しくは分からん」
ベルトルト「そっか…二人共大変だったね」
ライナー(流石俺の嫁…)
バタンッ
キース「注目っ!!!」
ガヤ シーン
キース「昨日、この訓練所の前で倒れている人間を訓練兵が保護したのだが…」
クリスタ「ねぇユミル…教官は急にどうしたのかな?」
ユミル「…さぁな」
キース「どうやらここ最近の記憶が曖昧らしく、帰る場所が分からないそうだ!!」
エレン「うわぁ…そいつは大変だな」
アルミン「そうだね…故郷が有るのに帰れないなんて」
ミカサ「……」
ユミル(何か話がおかしいぞ…)
キース「そこで本人の強い希望により、兵士として貴様らと共に励んでもらうことになった!!…入れ!!」
ライナー「おっ?新人か」
レオン「皆さん初めまして!レオン・パルマーといいます!今日からから皆さんと共に訓練に参加させていただきます!!よろしくお願いします!!」キリッ
男子陣「へぇ~…しかしデケェな?ライナーくらいか?」
エレン「デケェな!格闘術とか強いのかな?」
アルミン「ははは…。どうだろうね…まぁ今度から訓練に参加するみたいだし、一緒に組んでみればいいじゃない?」
エレン「おぉ!そうだなっ!」
クリスタ「えっ?」
ユミル「は?」
女子陣「ふ~ん…結構まともな男じゃない?」ワイワイ
キース「半年遅れだが貴様らの仲間だ!互いに研磨せよ!!それとブラウン訓練兵!」
ライナー「ハッ!」
キース「宿舎等の仕組みを説明してやれ!」
ライナー「了解です!!」
ユミル「(私に任せておけ)コクッ…いや…結局起きてすぐに教官呼んで任せてきたから詳しくは分からん」
ベルトルト「そっか…二人共大変だったね」
ライナー(流石俺の嫁…)
バタンッ
キース「注目っ!!!」
ガヤ シーン
キース「昨日、この訓練所の前で倒れている人間を訓練兵が保護したのだが…」
クリスタ「ねぇユミル…教官は急にどうしたのかな?」
ユミル「…さぁな」
キース「どうやらここ最近の記憶が曖昧らしく、帰る場所が分からないそうだ!!」
エレン「うわぁ…そいつは大変だな」
アルミン「そうだね…故郷が有るのに帰れないなんて」
ミカサ「……」
ユミル(何か話がおかしいぞ…)
キース「そこで本人の強い希望により、兵士として貴様らと共に励んでもらうことになった!!…入れ!!」
ライナー「おっ?新人か」
レオン「皆さん初めまして!レオン・パルマーといいます!今日からから皆さんと共に訓練に参加させていただきます!!よろしくお願いします!!」キリッ
男子陣「へぇ~…しかしデケェな?ライナーくらいか?」
エレン「デケェな!格闘術とか強いのかな?」
アルミン「ははは…。どうだろうね…まぁ今度から訓練に参加するみたいだし、一緒に組んでみればいいじゃない?」
エレン「おぉ!そうだなっ!」
クリスタ「えっ?」
ユミル「は?」
女子陣「ふ~ん…結構まともな男じゃない?」ワイワイ
キース「半年遅れだが貴様らの仲間だ!互いに研磨せよ!!それとブラウン訓練兵!」
ライナー「ハッ!」
キース「宿舎等の仕組みを説明してやれ!」
ライナー「了解です!!」
22: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:22:25 ID:LhVbvTf20
キース「何か分からない事があれば奴に聞け!部屋はブラウン訓練兵と同室だ!奴が宿舎長もしている!」
レオン「ハッ!ありがとうございます!」
キース「他の者も協力する様に!以上!」
ライナー「俺はライナー・ブラウンだ!よろしくな!レオン…っつたか?」
レオン「あぁ!こちらこそよろしくな!ライナー!」
レオン「そうだ…ちょっと恩人に挨拶してくるよ」
ライナー「あぁユミルとクリスタならあそこに座ってるぞ」
レオン「サンキュー!……ユミル!クリスタ!」
クリスタ「レオン!どうしたの?てっきり帰ったのかと…」
レオン「まぁ俺もそうしたかったんだけどさ…目が覚めてもまだ医務室でさ…」
クリスタ「そっか……でもいずれ帰れるようになるよ!」
レオン「ありがとなっ!クリスタ!」
ユミル「…お前が最後にとか言ったからそんな感じの空気だったのに…何ちゃっかり戻ってきてんだ?」
レオン「あははは!」
ユミル「笑い事じゃねぇよ!!」
サシャ「この方ですか?さっきお二人が言っていたのは」
レオン「初めまして!俺はレオン!よろしくな!」
サシャ「初めまして!私はサシャ・ブラウスです!こちらこそよろしくです!」
ユミル「レオン!気を付けねぇとパンとか食われちまうからな」
サシャ「なっ!?そんな事しませんよっ!!」
ユミル「おいっ…どういうつもりだ?何で兵士になんか…」ボソッ
レオン「その事に付いて話が有るんだ…少しいいか?」ボソッ
ユミル「…あぁ…。クリスタも行こうぜ」
クリスタ「えっ…?うん…」
レオン「おーい!ライナー!また宿舎でな!」
ライナー「おぅ!次は対人格闘だからな!遅れるなよ!」
ー宿舎裏ー
ユミル「…んで?話って?」
クリスタ「……………」
レオン「ハッ!ありがとうございます!」
キース「他の者も協力する様に!以上!」
ライナー「俺はライナー・ブラウンだ!よろしくな!レオン…っつたか?」
レオン「あぁ!こちらこそよろしくな!ライナー!」
レオン「そうだ…ちょっと恩人に挨拶してくるよ」
ライナー「あぁユミルとクリスタならあそこに座ってるぞ」
レオン「サンキュー!……ユミル!クリスタ!」
クリスタ「レオン!どうしたの?てっきり帰ったのかと…」
レオン「まぁ俺もそうしたかったんだけどさ…目が覚めてもまだ医務室でさ…」
クリスタ「そっか……でもいずれ帰れるようになるよ!」
レオン「ありがとなっ!クリスタ!」
ユミル「…お前が最後にとか言ったからそんな感じの空気だったのに…何ちゃっかり戻ってきてんだ?」
レオン「あははは!」
ユミル「笑い事じゃねぇよ!!」
サシャ「この方ですか?さっきお二人が言っていたのは」
レオン「初めまして!俺はレオン!よろしくな!」
サシャ「初めまして!私はサシャ・ブラウスです!こちらこそよろしくです!」
ユミル「レオン!気を付けねぇとパンとか食われちまうからな」
サシャ「なっ!?そんな事しませんよっ!!」
ユミル「おいっ…どういうつもりだ?何で兵士になんか…」ボソッ
レオン「その事に付いて話が有るんだ…少しいいか?」ボソッ
ユミル「…あぁ…。クリスタも行こうぜ」
クリスタ「えっ…?うん…」
レオン「おーい!ライナー!また宿舎でな!」
ライナー「おぅ!次は対人格闘だからな!遅れるなよ!」
ー宿舎裏ー
ユミル「…んで?話って?」
クリスタ「……………」
23: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:23:20 ID:LhVbvTf20
レオン「いやお前らは…何処まで俺の話を信じてる?」
クリスタ「何処までって…確かに信じ難いけど…レオンが嘘ついてる様には見えないし」
ユミル「……まぁ私も同感だな」
レオン「そうか…。じゃ信じてる方向で話を進めるぞ?俺はこの世界を知っていると言ったな?」
ユミル「あぁ」
レオン「実は俺の世界では大分話が進んでいるんだ…。訓練兵もとっくに卒業してる」
レオン「実際何処まで同じように動くか分からんが…サシャの件は当たっていたし、立体機動の適正の時はエレンがひっくり返らなかったか?」
クリスタ「うん…。そうだよ!」
レオン「という事は…大方同じように動くと考えてもいいと思う」
ユミル「……お前の世界じゃどれ位進んでるんだ?」
レオン「それに答える前に確認しておきたいことが有る…ユミルちょっとこっち来てくれ…」
ユミル「……」スッ
レオン「ユミル…お前は敵か?それとも味方か?」ボソッ
ユミル「………そこまで知ってるのか…」
ユミル「…まぁ正直言えば、私はクリスタの為になるように動くだけだ…だからどちらとも言えないな…」チラッ
クリスタ「…………?」ニコッ
レオン「そうか……やっぱりな…。じゃもしクリスタの為になるならその力を壁内の人類の為に使うんだな?」
ユミル「……お前は何処までしってるんだ?何をする気だ?」
カーンカーンカーン
ユミル「ちっ…」
クリスタ「いけない!訓練の時間だ!」
レオン「とりあえずまたじっくり話そう」
ユミル「…あぁ」
レオン(俺が先を知っている事は、成績上位とアルミンには言っておくべきかな…)
―――――
――――
―――
ー格闘技場ー
キース「今日は立体機動の訓練は無いが…対人格闘が有る。点数は低いが訓練だ!だが問題は貴様が何処まで出来るかだ!」
クリスタ「何処までって…確かに信じ難いけど…レオンが嘘ついてる様には見えないし」
ユミル「……まぁ私も同感だな」
レオン「そうか…。じゃ信じてる方向で話を進めるぞ?俺はこの世界を知っていると言ったな?」
ユミル「あぁ」
レオン「実は俺の世界では大分話が進んでいるんだ…。訓練兵もとっくに卒業してる」
レオン「実際何処まで同じように動くか分からんが…サシャの件は当たっていたし、立体機動の適正の時はエレンがひっくり返らなかったか?」
クリスタ「うん…。そうだよ!」
レオン「という事は…大方同じように動くと考えてもいいと思う」
ユミル「……お前の世界じゃどれ位進んでるんだ?」
レオン「それに答える前に確認しておきたいことが有る…ユミルちょっとこっち来てくれ…」
ユミル「……」スッ
レオン「ユミル…お前は敵か?それとも味方か?」ボソッ
ユミル「………そこまで知ってるのか…」
ユミル「…まぁ正直言えば、私はクリスタの為になるように動くだけだ…だからどちらとも言えないな…」チラッ
クリスタ「…………?」ニコッ
レオン「そうか……やっぱりな…。じゃもしクリスタの為になるならその力を壁内の人類の為に使うんだな?」
ユミル「……お前は何処までしってるんだ?何をする気だ?」
カーンカーンカーン
ユミル「ちっ…」
クリスタ「いけない!訓練の時間だ!」
レオン「とりあえずまたじっくり話そう」
ユミル「…あぁ」
レオン(俺が先を知っている事は、成績上位とアルミンには言っておくべきかな…)
―――――
――――
―――
ー格闘技場ー
キース「今日は立体機動の訓練は無いが…対人格闘が有る。点数は低いが訓練だ!だが問題は貴様が何処まで出来るかだ!」
24: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:23:56 ID:LhVbvTf20
キース「半年間とはいえ、貴様よりも鍛錬している連中と同じレベルでやれるか?」
レオン「ハッ!対人格闘でしたら元の世界でもやっていましたので問題有りません!」
キース「そうか…では見せてもらおうか」
キース「おいっ!そこの訓練兵!」
訓練兵「ハッ!!」
キース「新人の相手をしてやれ!」
訓練兵「っ!?(俺かよ!めんどくせぇなぁ…まぁ新人だしな。憂さ晴らしでボコってやるか…)
レオン「(…とか考えてそうな顔だな…)よろしく」
キース「では始めろ!!」
訓練兵「まずは俺がならず者だっ!!」ダッ
レオン(へぇ~…。モブの割にはなかなか早いじゃん…が…甘い!悪いが寝てもらうぜ)
訓練兵「ラァッ!!」ブン
レオン「………」スッ
キース(むっ?訓練兵の腕を躱してそのまま腕を引っ張った…)
訓練兵「くっ!」
レオン「オラァ!」ガンッ
訓練兵「がっ……」ガクッ
キース(成る程…相手の勢いを利用しカウンターで肘を顎に浴びせた…こいつは…)
キース「貴様は柔術経験者か?」
レオン「いえっ!古武術です!!」
キース「ほう…古武術?聞かんな…」
レオン「私達の世界から更に昔の武術で、薙刀術や槍術、棒術、剣術、柔術等…一つに絞らずに様々な術を扱います!」
キース「そうか…これからも励め!」
レオン「ハッ!!」バッ
「おいっ!レオン!!」
レオン「んぁ?」クルッ
エレン「俺はエレン・イェーガー!お前やっぱ強いんだな!一回手合わせしようぜ!」
レオン「おぉ!エレン!レオン・パルマーだ!レオンって呼んでくれ!」
ザワッ
レオン「ハッ!対人格闘でしたら元の世界でもやっていましたので問題有りません!」
キース「そうか…では見せてもらおうか」
キース「おいっ!そこの訓練兵!」
訓練兵「ハッ!!」
キース「新人の相手をしてやれ!」
訓練兵「っ!?(俺かよ!めんどくせぇなぁ…まぁ新人だしな。憂さ晴らしでボコってやるか…)
レオン「(…とか考えてそうな顔だな…)よろしく」
キース「では始めろ!!」
訓練兵「まずは俺がならず者だっ!!」ダッ
レオン(へぇ~…。モブの割にはなかなか早いじゃん…が…甘い!悪いが寝てもらうぜ)
訓練兵「ラァッ!!」ブン
レオン「………」スッ
キース(むっ?訓練兵の腕を躱してそのまま腕を引っ張った…)
訓練兵「くっ!」
レオン「オラァ!」ガンッ
訓練兵「がっ……」ガクッ
キース(成る程…相手の勢いを利用しカウンターで肘を顎に浴びせた…こいつは…)
キース「貴様は柔術経験者か?」
レオン「いえっ!古武術です!!」
キース「ほう…古武術?聞かんな…」
レオン「私達の世界から更に昔の武術で、薙刀術や槍術、棒術、剣術、柔術等…一つに絞らずに様々な術を扱います!」
キース「そうか…これからも励め!」
レオン「ハッ!!」バッ
「おいっ!レオン!!」
レオン「んぁ?」クルッ
エレン「俺はエレン・イェーガー!お前やっぱ強いんだな!一回手合わせしようぜ!」
レオン「おぉ!エレン!レオン・パルマーだ!レオンって呼んでくれ!」
ザワッ
25: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:24:30 ID:LhVbvTf20
オイッ!エレンガカランダゾ…
ミカサ「エレン…レオンはまだ新人…。ので、無理強いは良くない」
レオン「えっと…こちらの美人さんは?(まぁ一応まだ知らないフリしとこう//)」
ミカサ「私はミカサ。ミカサ・アッカーマン」
レオン「ミカサかぁ!俺はレオン!よろしく!…(いやぁ実物もかわえぇ//)」
ミカサ「よろしく…。エレンは強い…あなたも無理に付き合うことはない」
エレン「レオンも強かったぞ!さっき見てたんだ!」
レオン「まぁ対人格闘はやってたことが有るんだよ」
エレン「成る程な…で…?相手してくれるよな?」
レオン「あぁ…俺で良ければな!」
ミカサ「…ハァ…」
エレン「じゃまずは俺がならず者だ!…行くぞっ!!」ダッ
レオン(っ!?流石エレンだ…早いな…)
エレン「オォラァッ!!」ブンッ
レオン「あっぶねっ!」サッ
レオン(おいぃ!…エレンの奴ガチじゃねぇか!!)
エレン「どうした…?避けてっ…!…ばっかじゃ…!…やられちまうぞ?」
レオン「喋ってるとっ…!舌っ…!オットッ!…噛むぞ?!」スッ
エレン「…!?しまっ…!」バシッ!
レオン「オラッ!」グルンッ
エレン「…ぐっ」ドサッ
ミカサ(…!?今のは何?それほど腕を回した様には見えなかった…なのにエレンが回った…?)
レオン「わりぃな…大丈夫か?エレン?」スッ
エレン「イテテ…なぁ今のスゴイな!変な感じだったぞ?何か軽く回されちまった…」ガシッ
レオン「まぁ…そういう技だからな…お前の力を利用させてもらった」
エレン「…あぁ何かアニの奴もこの前そんな事言ってたなぁ」
レオン「じゃ次は俺がならず者だな?…行くぞっ!…最初っからクライマックスだ!!」キリッ
エレン「来いっ!」
レオン「…ソラッ!」ブンッ
ミカサ「エレン…レオンはまだ新人…。ので、無理強いは良くない」
レオン「えっと…こちらの美人さんは?(まぁ一応まだ知らないフリしとこう//)」
ミカサ「私はミカサ。ミカサ・アッカーマン」
レオン「ミカサかぁ!俺はレオン!よろしく!…(いやぁ実物もかわえぇ//)」
ミカサ「よろしく…。エレンは強い…あなたも無理に付き合うことはない」
エレン「レオンも強かったぞ!さっき見てたんだ!」
レオン「まぁ対人格闘はやってたことが有るんだよ」
エレン「成る程な…で…?相手してくれるよな?」
レオン「あぁ…俺で良ければな!」
ミカサ「…ハァ…」
エレン「じゃまずは俺がならず者だ!…行くぞっ!!」ダッ
レオン(っ!?流石エレンだ…早いな…)
エレン「オォラァッ!!」ブンッ
レオン「あっぶねっ!」サッ
レオン(おいぃ!…エレンの奴ガチじゃねぇか!!)
エレン「どうした…?避けてっ…!…ばっかじゃ…!…やられちまうぞ?」
レオン「喋ってるとっ…!舌っ…!オットッ!…噛むぞ?!」スッ
エレン「…!?しまっ…!」バシッ!
レオン「オラッ!」グルンッ
エレン「…ぐっ」ドサッ
ミカサ(…!?今のは何?それほど腕を回した様には見えなかった…なのにエレンが回った…?)
レオン「わりぃな…大丈夫か?エレン?」スッ
エレン「イテテ…なぁ今のスゴイな!変な感じだったぞ?何か軽く回されちまった…」ガシッ
レオン「まぁ…そういう技だからな…お前の力を利用させてもらった」
エレン「…あぁ何かアニの奴もこの前そんな事言ってたなぁ」
レオン「じゃ次は俺がならず者だな?…行くぞっ!…最初っからクライマックスだ!!」キリッ
エレン「来いっ!」
レオン「…ソラッ!」ブンッ
26: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:25:17 ID:LhVbvTf20
エレン(…っ!?木剣を投げ付けてきやがった!)サッ
レオン「もらったぁっ!」ガシッ…グルンッ
エレン「うわっ!」ドサッ
レオン「ふぅ…。大丈夫か?」スッ
エレン「…あぁ…。まんまとやられたよ…」ガシッ
レオン「いや…俺が勝てたのはまぐれだ…次は負けちまうよ」
エレン「あぁ…!次は負けねぇからな!」
ミカサ(どうだろうか…ライナーを相手にしながらだったから、よく見てなかったけれど…。大分余裕が有りそうだった…)
ライナー「」ゴフッ
キース「集合!対人格闘はここまでだ!各自昼食を取り座学へ向かえ!解散!!」
訓練兵一同「ハッ!」
ー食堂ー
-昼食-
ガヤガヤ
エレン「いやぁレオンはやっぱり強かったよ!」
アルミン「そうなんだ?何かやっていたのかな?」
エレン「あぁ…対人格闘はやってたことが有るって言ってたな」
アルミン「…そうなんだ…すごいよね!鍛えてる兵士と渡り合えるなんてさ」
レオン「いや…さっきのはまぐれだって」
エレン「うぉっ!脅かすなよっ!」
アルミン「君がレオン君か。僕はアルミン・アルレルト!アルミンでいいよ!よろしくね!」
レオン「おぉアルミン!俺はレオン・パルマー!俺もレオンでいいよ!よろしくな!」
エレン「ところでレオンは何処らへんの出身なんだ?」
アルミン「っ!?エレンッ!」ボソッ
エレン「んっ?あっ…わりぃ…覚えてないんだよな」
レオン「いや気にするな!人間の脳みそは、必要な事を選んで思い出すらしいからな…。忘れてるって事は、今はまだ必要じゃ無いって事だよ」
エレン「へぇ…お前物知りなのな!」
アルミン「じゃあいずれちゃんと思い出せる日が来るよ!」
レオン「ありがとな!(まぁ忘れてる訳じゃないんだがな…)」
レオン「もらったぁっ!」ガシッ…グルンッ
エレン「うわっ!」ドサッ
レオン「ふぅ…。大丈夫か?」スッ
エレン「…あぁ…。まんまとやられたよ…」ガシッ
レオン「いや…俺が勝てたのはまぐれだ…次は負けちまうよ」
エレン「あぁ…!次は負けねぇからな!」
ミカサ(どうだろうか…ライナーを相手にしながらだったから、よく見てなかったけれど…。大分余裕が有りそうだった…)
ライナー「」ゴフッ
キース「集合!対人格闘はここまでだ!各自昼食を取り座学へ向かえ!解散!!」
訓練兵一同「ハッ!」
ー食堂ー
-昼食-
ガヤガヤ
エレン「いやぁレオンはやっぱり強かったよ!」
アルミン「そうなんだ?何かやっていたのかな?」
エレン「あぁ…対人格闘はやってたことが有るって言ってたな」
アルミン「…そうなんだ…すごいよね!鍛えてる兵士と渡り合えるなんてさ」
レオン「いや…さっきのはまぐれだって」
エレン「うぉっ!脅かすなよっ!」
アルミン「君がレオン君か。僕はアルミン・アルレルト!アルミンでいいよ!よろしくね!」
レオン「おぉアルミン!俺はレオン・パルマー!俺もレオンでいいよ!よろしくな!」
エレン「ところでレオンは何処らへんの出身なんだ?」
アルミン「っ!?エレンッ!」ボソッ
エレン「んっ?あっ…わりぃ…覚えてないんだよな」
レオン「いや気にするな!人間の脳みそは、必要な事を選んで思い出すらしいからな…。忘れてるって事は、今はまだ必要じゃ無いって事だよ」
エレン「へぇ…お前物知りなのな!」
アルミン「じゃあいずれちゃんと思い出せる日が来るよ!」
レオン「ありがとな!(まぁ忘れてる訳じゃないんだがな…)」
27: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:25:55 ID:LhVbvTf20
エレン「でも、さっきの技は凄かったよ!今度教えてくれ!」
レオン「おぉいいぜ!俺も分からない事は聞くからさ」
エレン「おう!」
アルミン「やっぱり何かの格闘術の概念なのかな?」
レオン「あぁ…そうだな。俺のは古武術って言ってな」
エレ・アル「古武術?」
レオン「まぁ一つの型に拘らず、色んな術を総合的に扱うんだ。記憶が曖昧な割には、体に染みこんでいたのは覚えてるらしい」
エレン「何かかっこいいなっ!!」
クリスタ「レオン!」
レオン「おぉクリスタ!どうした?」
アルミン「あれっ?知り合いなんだ?」
レオン「いや俺を助けてくれたってのは、クリスタとユミルなんだよ」
アルミン「あぁ!そういう事か!」
クリスタ「訓練初日で大変だろうなって!格闘訓練は大丈夫だった?」
ユミル「そこの死に急ぎ野郎にボコられなかったか?」ニヤッ
エレン「いや…レオンに負けちまったよ…」
レオン「まぁ不意打ちみたいなもんだったしな…」
クリスタ「でもエレンは格闘訓練の成績いいのに…スゴイね!」
ユミル「へぇ~伊達に変 な訳じゃねぇのな」ニヤッ
レオン「誰が変 だよ!?」
ユミル「お前しか居ないだろ?」
クリスタ「ちょっと!ユミルっ!別にレオンは記念にハグさせてって言っただけじゃない!…ハッ!?」
エレン「記念に…?」
アルミン「ハグ…?」
ミカサ「…………」モグモグ
ユミル「…ハァ……クリスタ……」
レオン「……まぁね…」
クリスタ「えっと…今のは違うの…そうじゃなくて…」
アルミン「ま、まぁ別に挨拶代わりで抱き合う習慣の所も有るって言うしね…//」
エレン「なぁハグって何だ?しかも記念って?」
レオン「おぉいいぜ!俺も分からない事は聞くからさ」
エレン「おう!」
アルミン「やっぱり何かの格闘術の概念なのかな?」
レオン「あぁ…そうだな。俺のは古武術って言ってな」
エレ・アル「古武術?」
レオン「まぁ一つの型に拘らず、色んな術を総合的に扱うんだ。記憶が曖昧な割には、体に染みこんでいたのは覚えてるらしい」
エレン「何かかっこいいなっ!!」
クリスタ「レオン!」
レオン「おぉクリスタ!どうした?」
アルミン「あれっ?知り合いなんだ?」
レオン「いや俺を助けてくれたってのは、クリスタとユミルなんだよ」
アルミン「あぁ!そういう事か!」
クリスタ「訓練初日で大変だろうなって!格闘訓練は大丈夫だった?」
ユミル「そこの死に急ぎ野郎にボコられなかったか?」ニヤッ
エレン「いや…レオンに負けちまったよ…」
レオン「まぁ不意打ちみたいなもんだったしな…」
クリスタ「でもエレンは格闘訓練の成績いいのに…スゴイね!」
ユミル「へぇ~伊達に変 な訳じゃねぇのな」ニヤッ
レオン「誰が変 だよ!?」
ユミル「お前しか居ないだろ?」
クリスタ「ちょっと!ユミルっ!別にレオンは記念にハグさせてって言っただけじゃない!…ハッ!?」
エレン「記念に…?」
アルミン「ハグ…?」
ミカサ「…………」モグモグ
ユミル「…ハァ……クリスタ……」
レオン「……まぁね…」
クリスタ「えっと…今のは違うの…そうじゃなくて…」
アルミン「ま、まぁ別に挨拶代わりで抱き合う習慣の所も有るって言うしね…//」
エレン「なぁハグって何だ?しかも記念って?」
28: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:26:32 ID:LhVbvTf20
レオン「……。(どうする?まだ早いが上位陣には教えておくか…?)」
ユミル「おい…どうするんだよ?」ボソッ
レオン「一度、話合おう。夕食後にさっきの場所で落ち合おう」ボソッ
ユミル「分かった」ボソッ
レオン「…まぁその辺はまた詳しく話すよ!そろそろ訓練の時間じゃねぇか?」
クリスタ「ごめんね!レオン…」
レオン「いいって!気にするなよ!大丈V!」
エレン「そうだな…遅れちまったら罰走だぞ?」
カーンカーン
アルミン「丁度合図だ…とりあえず行こうか?エレン、ミカサ、レオン」
ミカサ「えぇ」
エレン「おう」
レオン「ほい」
アルミン「…そのクリスタに抱き着いたって話は、後でじっくり聞かせてもらうよ?」ニコッ
レオン「あ、あぁ…。(何かアルミンが誤解してる気がする…)」
――――
―――
――
ー座学教室ー
教官「では始めようか」
教官「今日からの者が居ると、キース教官から聞いているが…」
レオン「ハッ!私です!レオン・パルマーといいます!よろしくお願いします!」
教官「うむ!ところで、記憶が曖昧だと聞いているが?」
レオン「ハッ!申し訳ありません!イマイチ状況が分からないんです…。しかし!私も人類に心臓を捧げた訓練兵です!直ぐに他の訓練兵にも追いついて見せます!!」
教官「そうか…では死に物狂いでついてくるように!(まぁ監視対象なのは変わらんが…)」
レオン「ハッ!」
コニー「へぇ~あいつ何かよく分からねぇけど凄そうな奴だな!」
サシャ「なかなか爽やかですよね?」
ジャン「けっ!まぁた変な真面目ちゃんが入ってきやがったな」
マルコ「ジャン!真面目なのはいいことじゃないか!」
ユミル「おい…どうするんだよ?」ボソッ
レオン「一度、話合おう。夕食後にさっきの場所で落ち合おう」ボソッ
ユミル「分かった」ボソッ
レオン「…まぁその辺はまた詳しく話すよ!そろそろ訓練の時間じゃねぇか?」
クリスタ「ごめんね!レオン…」
レオン「いいって!気にするなよ!大丈V!」
エレン「そうだな…遅れちまったら罰走だぞ?」
カーンカーン
アルミン「丁度合図だ…とりあえず行こうか?エレン、ミカサ、レオン」
ミカサ「えぇ」
エレン「おう」
レオン「ほい」
アルミン「…そのクリスタに抱き着いたって話は、後でじっくり聞かせてもらうよ?」ニコッ
レオン「あ、あぁ…。(何かアルミンが誤解してる気がする…)」
――――
―――
――
ー座学教室ー
教官「では始めようか」
教官「今日からの者が居ると、キース教官から聞いているが…」
レオン「ハッ!私です!レオン・パルマーといいます!よろしくお願いします!」
教官「うむ!ところで、記憶が曖昧だと聞いているが?」
レオン「ハッ!申し訳ありません!イマイチ状況が分からないんです…。しかし!私も人類に心臓を捧げた訓練兵です!直ぐに他の訓練兵にも追いついて見せます!!」
教官「そうか…では死に物狂いでついてくるように!(まぁ監視対象なのは変わらんが…)」
レオン「ハッ!」
コニー「へぇ~あいつ何かよく分からねぇけど凄そうな奴だな!」
サシャ「なかなか爽やかですよね?」
ジャン「けっ!まぁた変な真面目ちゃんが入ってきやがったな」
マルコ「ジャン!真面目なのはいいことじゃないか!」
29: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:27:12 ID:LhVbvTf20
ジャン「はいはい…悪かったよ」
教官「~~~で~~~あるから~~~~のように~~」
レオン(…成る程!…分からん!!)
教官「では誰か分かる者はいるか?」
アルミン「はいっ!そこは~~~ですから、~~~~~~のように~~」
教官「流石アルレルト訓練兵だ!皆も見習うように!」
レオン「Zzz」スヤ
ユミル「あ?あいつあんな事言っておきながら即効で寝てやがる!」
アルミン「ちょっと!レオンッ?!」ボソッ
レオン「…はっ!?スマン…。あまりに分からなくて…」
アルミン「しっかりしてよ……」
教官「では更におさらいだ…パルマー訓練兵!立体機動装置のガスは何で作られている?」
レオン「っ!?ハッ!」
アルミン(大丈夫かなぁ…)
レオン「まず…ガスは氷爆石を都市部で精製して使用しています!更に高圧力に耐えられる様に、ボンベは黒金竹で出来ています!」キリッ
教官「うむ!なかなか良く聞いているな!」
レオン「…ふぅ…」
アルミン「やるじゃない」ボソッ
レオン「おう!(まぁそこら辺は有名だしな)」ボソッ
教官「ここが~~~になり~~~で…」
カーンカーン
教官「むっ?では今日はここまで!解散!」
訓練兵一同「ハッ!」
―――――
――――
―――
ー食堂ー
-夕食-
レオン「……ぐはぁっ…さすがに疲れた…」
アルミン「慣れないんだから仕方ないよね」
エレン「でも教官の問題にもしっかり答えてたじゃねぇか!」
レオン「あれは偶々聞いてた所だったからな」
ミカサ「でも…明日は立体機動の訓練が有る」
教官「~~~で~~~あるから~~~~のように~~」
レオン(…成る程!…分からん!!)
教官「では誰か分かる者はいるか?」
アルミン「はいっ!そこは~~~ですから、~~~~~~のように~~」
教官「流石アルレルト訓練兵だ!皆も見習うように!」
レオン「Zzz」スヤ
ユミル「あ?あいつあんな事言っておきながら即効で寝てやがる!」
アルミン「ちょっと!レオンッ?!」ボソッ
レオン「…はっ!?スマン…。あまりに分からなくて…」
アルミン「しっかりしてよ……」
教官「では更におさらいだ…パルマー訓練兵!立体機動装置のガスは何で作られている?」
レオン「っ!?ハッ!」
アルミン(大丈夫かなぁ…)
レオン「まず…ガスは氷爆石を都市部で精製して使用しています!更に高圧力に耐えられる様に、ボンベは黒金竹で出来ています!」キリッ
教官「うむ!なかなか良く聞いているな!」
レオン「…ふぅ…」
アルミン「やるじゃない」ボソッ
レオン「おう!(まぁそこら辺は有名だしな)」ボソッ
教官「ここが~~~になり~~~で…」
カーンカーン
教官「むっ?では今日はここまで!解散!」
訓練兵一同「ハッ!」
―――――
――――
―――
ー食堂ー
-夕食-
レオン「……ぐはぁっ…さすがに疲れた…」
アルミン「慣れないんだから仕方ないよね」
エレン「でも教官の問題にもしっかり答えてたじゃねぇか!」
レオン「あれは偶々聞いてた所だったからな」
ミカサ「でも…明日は立体機動の訓練が有る」
30: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:27:54 ID:LhVbvTf20
エレン「あぁ…あれは結構しんどいぞ?」
レオン「だよなぁ…まず出来るかどうかが分からn…キース「パルマー訓練兵!」
レオン「っ!?ハッ!」
キース「貴様に立体機動の適正を受けてもらう!それが出来なければ開拓地行きだ!直ぐに運動場に来い!!」
レオン「マジかよっ!?いきなり…」
エレン「まずはベルトをしっかり調整しろ!あと壊れてないかの点検もやるんだ!」
アルミン「慌てなければ出来るよ」
レオン「あぁ!ありがとな」
エレン「俺も付いていくからよ!」
――――
―――
――
ー運動場ー
レオン「ベルト良し!金具破損無し!…大丈夫です!」
キース「良し!これが出来ないようなら兵士は務まらん!…上げろ!」
レオン(マジでエレンみたいにひっくり返ったらヤバイ!あいつは主人公補正が有ったが…俺はそうはいかないしな…)ギギギッ
レオン(…ぐっ!!何か思ったよりも負担がデカイな…だが腰掛ける感覚を持てばそう難しくない…か?)ギギギッ
キース「ふむ…問題無いようだ!明日は立体機動の訓練が有る!励め!」オロセッ!
レオン「ハッ!!ありがとうございます!」
エレン「やったな!レオン!」
レオン「あぁ!ひっくり返らなくてよかったよ!」
エレン「…装備はよく確認した方がいいぞ!!…俺はそのせいで開拓地行きになる所だったからな…」
レオン「っ!!あぁ肝に銘じておくよ」
アルミン「とにかく良かった!本格的に明日からよろしくね!!」
レオン「あぁ!」
――――
ー茂みー
ユミル「まぁ何とかなってよかったな」
クリスタ「ねぇ…?何でこんなにこそこそするの?」
ユミル「べっ別に深い意味はねぇよ!//」
クリスタ「…素直じゃないんだから」ボソッ
レオン「だよなぁ…まず出来るかどうかが分からn…キース「パルマー訓練兵!」
レオン「っ!?ハッ!」
キース「貴様に立体機動の適正を受けてもらう!それが出来なければ開拓地行きだ!直ぐに運動場に来い!!」
レオン「マジかよっ!?いきなり…」
エレン「まずはベルトをしっかり調整しろ!あと壊れてないかの点検もやるんだ!」
アルミン「慌てなければ出来るよ」
レオン「あぁ!ありがとな」
エレン「俺も付いていくからよ!」
――――
―――
――
ー運動場ー
レオン「ベルト良し!金具破損無し!…大丈夫です!」
キース「良し!これが出来ないようなら兵士は務まらん!…上げろ!」
レオン(マジでエレンみたいにひっくり返ったらヤバイ!あいつは主人公補正が有ったが…俺はそうはいかないしな…)ギギギッ
レオン(…ぐっ!!何か思ったよりも負担がデカイな…だが腰掛ける感覚を持てばそう難しくない…か?)ギギギッ
キース「ふむ…問題無いようだ!明日は立体機動の訓練が有る!励め!」オロセッ!
レオン「ハッ!!ありがとうございます!」
エレン「やったな!レオン!」
レオン「あぁ!ひっくり返らなくてよかったよ!」
エレン「…装備はよく確認した方がいいぞ!!…俺はそのせいで開拓地行きになる所だったからな…」
レオン「っ!!あぁ肝に銘じておくよ」
アルミン「とにかく良かった!本格的に明日からよろしくね!!」
レオン「あぁ!」
――――
ー茂みー
ユミル「まぁ何とかなってよかったな」
クリスタ「ねぇ…?何でこんなにこそこそするの?」
ユミル「べっ別に深い意味はねぇよ!//」
クリスタ「…素直じゃないんだから」ボソッ
31: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:28:45 ID:LhVbvTf20
―――――
――――
―――
ー宿舎ー
レオン「えっと…(ユミルと話しそびれた…だが女子宿舎の渡り廊下までどうやって呼び出す?)」
レオン(いきなり入って行ったら殺されそうだしな…ハァ…。携帯が繋がりゃこんな苦労はねぇのによ)
レオン(…んっ!?あれは…ツンデレラのアニじゃんか…!あいつに呼んでもらおう)
レオン「あのっ!」
アニ「…………何?」クルッ
レオン「(怖っ!)いきなりゴメン!俺はレオン・パルマー!…実はユミルに少し用があって…悪いけど呼んで来てくれないかな?」
アニ「はぁ…。何で私が…ちょっと待ってな」
レオン「ありがとう!ところで…君は名前なんて言うの?(何だかんだ聞いてくれる辺りがアニだよな…)」
アニ「……アニ…」スタスタ
レオン「アニか…ありがとな!アニ!っていねぇし…」
レオン(俺が何とかしてお前ら三人助けるからな!)
―――
ユミル「おぅ!ここじゃなんだから移動するか…」
ユミル「どうした?ボーッとして」
レオン「悪い…考え事してた..」
――――
―――
――
ー宿舎裏ー
ユミル「さて…朝の続きだ…どこまで知ってる?」
レオン「先ず…直近で言えば訓練兵団を卒団と同時に……また壁が壊される」
ユミル「は?」
レオン「トロスト区の壁が超大型巨人に壊されるって言ったんだよ」
ユミル「ちょっ!ちょっと待て!何で奴らはそんなタイミングなんだよ!?」
ユミル(ってことは戦争はもうすぐそこって事かよ…)
レオン「さぁな…まぁ丁度調査兵団の壁外調査に合わせたってところだろう」
――――
―――
ー宿舎ー
レオン「えっと…(ユミルと話しそびれた…だが女子宿舎の渡り廊下までどうやって呼び出す?)」
レオン(いきなり入って行ったら殺されそうだしな…ハァ…。携帯が繋がりゃこんな苦労はねぇのによ)
レオン(…んっ!?あれは…ツンデレラのアニじゃんか…!あいつに呼んでもらおう)
レオン「あのっ!」
アニ「…………何?」クルッ
レオン「(怖っ!)いきなりゴメン!俺はレオン・パルマー!…実はユミルに少し用があって…悪いけど呼んで来てくれないかな?」
アニ「はぁ…。何で私が…ちょっと待ってな」
レオン「ありがとう!ところで…君は名前なんて言うの?(何だかんだ聞いてくれる辺りがアニだよな…)」
アニ「……アニ…」スタスタ
レオン「アニか…ありがとな!アニ!っていねぇし…」
レオン(俺が何とかしてお前ら三人助けるからな!)
―――
ユミル「おぅ!ここじゃなんだから移動するか…」
ユミル「どうした?ボーッとして」
レオン「悪い…考え事してた..」
――――
―――
――
ー宿舎裏ー
ユミル「さて…朝の続きだ…どこまで知ってる?」
レオン「先ず…直近で言えば訓練兵団を卒団と同時に……また壁が壊される」
ユミル「は?」
レオン「トロスト区の壁が超大型巨人に壊されるって言ったんだよ」
ユミル「ちょっ!ちょっと待て!何で奴らはそんなタイミングなんだよ!?」
ユミル(ってことは戦争はもうすぐそこって事かよ…)
レオン「さぁな…まぁ丁度調査兵団の壁外調査に合わせたってところだろう」
32: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:29:27 ID:LhVbvTf20
レオン「そこで104期は壁上固定砲整備だった訳だ…だから一番の理由はそこかもしれんな」
ユミル「そりゃどういう…。ッ!?まさか…?超大型巨人は…」
レオン「あぁ………超大型巨人と鎧の巨人は…104期の中に居る」
ユミル「マジかよ…」
レオン「さて…次はお前が知ってる事を話してもらうぞ?」
レオン「先ず…クリスタ…いや…ヒストリア・レイスが知る事が出来る壁の秘密ってのは何なんだ?」
ユミル「ッ!?…それまで知ってんのか…。だがそれは私も分からん…私が奴に付いてるのは、昔の自分に似てるからだ…あいつには幸せになってもらいてぇんだ…!」
ユミル(全部を吐き出すわけには行かねぇな…)
レオン「そうか…じゃ[ユミルの民]ってのは何なんだ?お前は昔、みんなの為に死んであげたと本には有った…そりゃどういう意味だ?」
ユミル「そのまんまだよ…65年前に私は人類の為に死んでやったんだ…」
レオン「そうか…それは壁外の人類って考えでいいんだな?いや…向こうの世界でもお前の事はまだ詳しく分かってないんだ…」
レオン「これは俺の想像になるんだがな…そもそも人類は壁内だけじゃ無いんだろ…?この壁内はこの星の数ある国の一つ…違うか?」
ユミル「…あぁそうだ…人類は壁外にも存在している…」
レオン「で、その中の一つの国がお前の国か?…ユミルの民ってくらいだ…お前は国王か何かだったのか?」
ユミル「まぁ王って程でも無いが、統治者の血筋だったんだ…。しかし隣国との戦争が長引いていてな…どうやらその戦争が起きているのは私が原因だったらしい…」
ユミル「だから…私が死ねば戦争は終わるってな…だから領地内の人間為に死んであげたんだ」
レオン「その戦争していた国ってのが巨人化の力を操る国だったんだな?…で、死にそうなったとこを運良く巨人の力を手に入れたと…」
ユミル「あぁ…あいつらの国は巨人を作り出す力を持っていた」
レオン「なるほどな…巨人は何種類かいるよな?元は人間ってのと、また別の工程で生まれた巨人…普通、巨人は夜には動けなくなる筈なのに動けるタイプも確認されている…あれはどういう事なんだ?」
ユミル(こいつここまで知ってんのか?もう隠し事してもしょうがねぇが…確認しておく必要があるな)
ユミル「…お前の狙いは何なんだ?ここで色々知ったとこで、多分どうにもならなねぇぞ?」
レオン「別に崇高な目的なんかねぇよ…ただ、一人のファンとして、この世界の住民が幸せになれる道を探そうと思っただけだ!実際の時間軸じゃなく、訓練兵時代に俺が飛ばされたのもそういう理由だと思ったんだ…。それだけだよ…」
ユミル「そりゃどういう…。ッ!?まさか…?超大型巨人は…」
レオン「あぁ………超大型巨人と鎧の巨人は…104期の中に居る」
ユミル「マジかよ…」
レオン「さて…次はお前が知ってる事を話してもらうぞ?」
レオン「先ず…クリスタ…いや…ヒストリア・レイスが知る事が出来る壁の秘密ってのは何なんだ?」
ユミル「ッ!?…それまで知ってんのか…。だがそれは私も分からん…私が奴に付いてるのは、昔の自分に似てるからだ…あいつには幸せになってもらいてぇんだ…!」
ユミル(全部を吐き出すわけには行かねぇな…)
レオン「そうか…じゃ[ユミルの民]ってのは何なんだ?お前は昔、みんなの為に死んであげたと本には有った…そりゃどういう意味だ?」
ユミル「そのまんまだよ…65年前に私は人類の為に死んでやったんだ…」
レオン「そうか…それは壁外の人類って考えでいいんだな?いや…向こうの世界でもお前の事はまだ詳しく分かってないんだ…」
レオン「これは俺の想像になるんだがな…そもそも人類は壁内だけじゃ無いんだろ…?この壁内はこの星の数ある国の一つ…違うか?」
ユミル「…あぁそうだ…人類は壁外にも存在している…」
レオン「で、その中の一つの国がお前の国か?…ユミルの民ってくらいだ…お前は国王か何かだったのか?」
ユミル「まぁ王って程でも無いが、統治者の血筋だったんだ…。しかし隣国との戦争が長引いていてな…どうやらその戦争が起きているのは私が原因だったらしい…」
ユミル「だから…私が死ねば戦争は終わるってな…だから領地内の人間為に死んであげたんだ」
レオン「その戦争していた国ってのが巨人化の力を操る国だったんだな?…で、死にそうなったとこを運良く巨人の力を手に入れたと…」
ユミル「あぁ…あいつらの国は巨人を作り出す力を持っていた」
レオン「なるほどな…巨人は何種類かいるよな?元は人間ってのと、また別の工程で生まれた巨人…普通、巨人は夜には動けなくなる筈なのに動けるタイプも確認されている…あれはどういう事なんだ?」
ユミル(こいつここまで知ってんのか?もう隠し事してもしょうがねぇが…確認しておく必要があるな)
ユミル「…お前の狙いは何なんだ?ここで色々知ったとこで、多分どうにもならなねぇぞ?」
レオン「別に崇高な目的なんかねぇよ…ただ、一人のファンとして、この世界の住民が幸せになれる道を探そうと思っただけだ!実際の時間軸じゃなく、訓練兵時代に俺が飛ばされたのもそういう理由だと思ったんだ…。それだけだよ…」
33: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:29:59 ID:LhVbvTf20
ユミル「ハッ!!十分ご立派じゃねぇか…だがな…この壁内の人類を救うという事は、他の何処かの国の人間を不幸にするって事だ…お前にそれが出来んのかよ?」
レオン「……さぁ?」
ユミル「はぁっ!?散々カッコイイ事語りながらそれかよ!?」
レオン「…だからっ!…だから全てを知る必要があるんだよ!!すべてを知り、叡智を持って行く先を決める…。そして人類にはそれが出来る筈だ!どうせ出来ないとか言い訳を言って、逃げ回るのか?冗談じゃねぇ!」
レオン「…なぁユミル…。俺はマジでお前の事が好きなんだよ…その…実は優しい所も、聡明な所もホントに尊敬してる!だから頼むよ…力を貸してくれっ…!救ってやりたい奴も居るんだっ…」
ユミル「…何でだ…?何でそこまで出来る…?何で関係ねぇ世界の為に体張れるんだよっ!?」
レオン「お前がクリスタの為に体張れるのと同じ理由だろ…?初めて会った時から言ってたはずだ…ユミルが好きだって…。ユミルがいるこの世界を少しでも明るい世界にしたいんだよ!」
ユミル「…ハッ!結局お前も死に急ぎ野郎と一緒で変わり種かよ…参ったね…どうも年取ると涙腺が緩くなるらしい…」ポロポロ
レオン「……………」スッ ギュッ
ユミル「…分かった…私に出来る事なら協力するよ…その…ありがとなっ…レオン…」
レオン「俺はオレがやるべきだと思った事をやるだけだ!」
ユミル「あぁ…さっきの話だが、人間から巨人になった奴ってのは夜でも動けるんだ。ただし、知能は持っていない」
レオン「知能を持つには…人を喰わなきゃならねぇんだろ?」
ユミル「あぁどうやらそうらしい…で、5年前に奴らが壁を壊してくれたお陰で私も壁内に入ってこれたんだ」
レオン「そうか…なんとも因果な能力だな(その時に奴らの仲間を喰った訳か…)」
ユミル「で、その奴らってのは104期の中に居るんだったな?…誰なんだ?」
レオン「…超大型巨人がベルトルトで、鎧の巨人がライナーだ…」
ユミル「マジかよ…よりによってライナー達だと?」
レオン「あぁ…。俺達の世界の話はそうなってる…更にアニも二人の仲間だ…」
ユミル「っ!?…じゃ同期の中に三人も巨人が居るってのか?いや…私を含めて四人か…」
レオン「いや…五人だ…。後一人はまだ自分の能力に気づいてないがな」
ユミル「…っ!?誰なんだよ?」
レオン「エレンだ」
レオン「……さぁ?」
ユミル「はぁっ!?散々カッコイイ事語りながらそれかよ!?」
レオン「…だからっ!…だから全てを知る必要があるんだよ!!すべてを知り、叡智を持って行く先を決める…。そして人類にはそれが出来る筈だ!どうせ出来ないとか言い訳を言って、逃げ回るのか?冗談じゃねぇ!」
レオン「…なぁユミル…。俺はマジでお前の事が好きなんだよ…その…実は優しい所も、聡明な所もホントに尊敬してる!だから頼むよ…力を貸してくれっ…!救ってやりたい奴も居るんだっ…」
ユミル「…何でだ…?何でそこまで出来る…?何で関係ねぇ世界の為に体張れるんだよっ!?」
レオン「お前がクリスタの為に体張れるのと同じ理由だろ…?初めて会った時から言ってたはずだ…ユミルが好きだって…。ユミルがいるこの世界を少しでも明るい世界にしたいんだよ!」
ユミル「…ハッ!結局お前も死に急ぎ野郎と一緒で変わり種かよ…参ったね…どうも年取ると涙腺が緩くなるらしい…」ポロポロ
レオン「……………」スッ ギュッ
ユミル「…分かった…私に出来る事なら協力するよ…その…ありがとなっ…レオン…」
レオン「俺はオレがやるべきだと思った事をやるだけだ!」
ユミル「あぁ…さっきの話だが、人間から巨人になった奴ってのは夜でも動けるんだ。ただし、知能は持っていない」
レオン「知能を持つには…人を喰わなきゃならねぇんだろ?」
ユミル「あぁどうやらそうらしい…で、5年前に奴らが壁を壊してくれたお陰で私も壁内に入ってこれたんだ」
レオン「そうか…なんとも因果な能力だな(その時に奴らの仲間を喰った訳か…)」
ユミル「で、その奴らってのは104期の中に居るんだったな?…誰なんだ?」
レオン「…超大型巨人がベルトルトで、鎧の巨人がライナーだ…」
ユミル「マジかよ…よりによってライナー達だと?」
レオン「あぁ…。俺達の世界の話はそうなってる…更にアニも二人の仲間だ…」
ユミル「っ!?…じゃ同期の中に三人も巨人が居るってのか?いや…私を含めて四人か…」
レオン「いや…五人だ…。後一人はまだ自分の能力に気づいてないがな」
ユミル「…っ!?誰なんだよ?」
レオン「エレンだ」
34: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:30:52 ID:LhVbvTf20
ユミル「はぁ?!そりゃマジか!?巨人をこの世から一匹残らず駆逐してやる!とか吐かしてる奴が巨人なのかよ?笑えねぇぞ…」
レオン「尤も、本人は気付いていないがな…どうやらエレンの父親が関係してるらしいが、行方不明で全く詳細が掴めん」
ユミル「じゃあどのタイミングで巨人化するんだ?」
レオン「…トロスト区の壁が壊された時に、104期も当然駆り出された…その際にアルミンを庇って巨人に喰われた」
レオン「それで、巨人の腹の中で巨人化したって訳だ…ただ…力の練度にはライナー達とは大きく差がある」
レオン「エレンは時々自我を失う事も有った。三人やユミルみたいに扱いこなしていない印象だな」
ユミル「そうか…」
レオン「あの三人は故郷に帰るんだと言っていた…何で故郷に帰るのに壁内の人類を滅ぼす必要があるんだ?」
レオン「それに、奴らは[座標]とか言ってエレンを連れ去ろうとしてる…で、その時にお前も一緒に連れて行かれちまうって訳だ」
レオン「[座標]ってのは何となく分かったんだ…巨人を操る能力みたいなんだがな…奴らは一体何を恐れているんだ?」
ユミル「それは…世界にあまり時間が残されていないからだ…」
レオン「時間?」
ユミル「あぁそうだ。結局ライナー達の故郷が有る国が、私の国と戦争していた国な訳だが、私達の国…まぁ領地も、この壁内の土地も元は一つの国だったんだ…」
ユミル「時の統治者…オーディン・ロキ・イズン…この三賢者と呼ばれる者達がある時を境に決裂したんだ…そこから国は3つに分かれた…。そして元々三賢者が一つの国を治めていた時からその国は特殊だった…」
レオン「巨人の力か……」
ユミル「あぁ…そして決裂した際に、この壁内の土地に移動してきたイズン一族は巨人を従える事が出来る能力を持っていた…そしてオーディン一族…つまりライナー達のご先祖は巨人を作り出す能力を持っていたって訳だ」
レオン「…お前らの国は何も持って無かったのか?」
ユミル「どうやら私達のご先祖様のロキは…追放に近かったらしくてな…だから奴らの言う、[座標]や巨人化の力も持ってなかったって訳だ」
ユミル「そして、オーディンの一族は巨人を大量に量産し、2つの国を攻め落とそうした…とはいえ、イズンが居ないと巨人をコントロールすることが出来ない…だから自分の国の人間を巨人にして、知性を持たせて従わせようとしたんだ」
レオン「だからライナー達も巨人に狙われてたのか…」
ユミル「で、攻められたイズン一族は攻めて来た大量の巨人を従わせ、あの強大な壁を築いた…何故イズンが壁を築いて引きこもったのかは分からんがな」
レオン「尤も、本人は気付いていないがな…どうやらエレンの父親が関係してるらしいが、行方不明で全く詳細が掴めん」
ユミル「じゃあどのタイミングで巨人化するんだ?」
レオン「…トロスト区の壁が壊された時に、104期も当然駆り出された…その際にアルミンを庇って巨人に喰われた」
レオン「それで、巨人の腹の中で巨人化したって訳だ…ただ…力の練度にはライナー達とは大きく差がある」
レオン「エレンは時々自我を失う事も有った。三人やユミルみたいに扱いこなしていない印象だな」
ユミル「そうか…」
レオン「あの三人は故郷に帰るんだと言っていた…何で故郷に帰るのに壁内の人類を滅ぼす必要があるんだ?」
レオン「それに、奴らは[座標]とか言ってエレンを連れ去ろうとしてる…で、その時にお前も一緒に連れて行かれちまうって訳だ」
レオン「[座標]ってのは何となく分かったんだ…巨人を操る能力みたいなんだがな…奴らは一体何を恐れているんだ?」
ユミル「それは…世界にあまり時間が残されていないからだ…」
レオン「時間?」
ユミル「あぁそうだ。結局ライナー達の故郷が有る国が、私の国と戦争していた国な訳だが、私達の国…まぁ領地も、この壁内の土地も元は一つの国だったんだ…」
ユミル「時の統治者…オーディン・ロキ・イズン…この三賢者と呼ばれる者達がある時を境に決裂したんだ…そこから国は3つに分かれた…。そして元々三賢者が一つの国を治めていた時からその国は特殊だった…」
レオン「巨人の力か……」
ユミル「あぁ…そして決裂した際に、この壁内の土地に移動してきたイズン一族は巨人を従える事が出来る能力を持っていた…そしてオーディン一族…つまりライナー達のご先祖は巨人を作り出す能力を持っていたって訳だ」
レオン「…お前らの国は何も持って無かったのか?」
ユミル「どうやら私達のご先祖様のロキは…追放に近かったらしくてな…だから奴らの言う、[座標]や巨人化の力も持ってなかったって訳だ」
ユミル「そして、オーディンの一族は巨人を大量に量産し、2つの国を攻め落とそうした…とはいえ、イズンが居ないと巨人をコントロールすることが出来ない…だから自分の国の人間を巨人にして、知性を持たせて従わせようとしたんだ」
レオン「だからライナー達も巨人に狙われてたのか…」
ユミル「で、攻められたイズン一族は攻めて来た大量の巨人を従わせ、あの強大な壁を築いた…何故イズンが壁を築いて引きこもったのかは分からんがな」
35: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:32:29 ID:LhVbvTf20
レオン「その能力があれば戦えるような気もするな…もしかすると従わせる事が出来る巨人は限りが有るとか?知性持ちは無理だとかな」
ユミル「まぁ結局、最大の敵は知性巨人だからな…無駄に血を流すよりは引きこもりを選んだんだろ」
レオン「じゃそもそも巨人は人からの他には何から出来るんだ!?」
ユミル「それは私も分からん…結局のところ、私だって言い伝えでしか知らないんだからな。そもそも二種類ってのも推測でしか無いだろ?もしかしたら知性巨人と無知性巨人の違いは紙一重なのかもしれないしな…」
ユミル「んで、私達の国のロキは巨人の力は一切持っていなかったが、戦術や弱点は知っていた…だからなんとか戦えていたが、まぁそんな消耗戦じゃ勝ち目なんて有る訳ねぇわな」
ユミル「結局何も分からないまま使命を背負っていた私は…皆の為に死んであげたって訳だ…」
ユミル「尤も…お前の話を聞く限りじゃ、結局やられて皆、巨人にされちまったみてぇだけどな」
レオン「そのイズンの末裔がクリスタとエレンって訳か…しかしヒストリアとエレンってどういう繋がりなんだ?」
ユミル「さぁな私もそこまでは分からねぇよ…お前に聞くまでエレンが[座標]だなんて知らなかったしな」
レオン「成る程な…じゃライナー達は[座標]を手に入れて巨人の脅威を取り去りたい訳か」
レオン「しかし、世界の時間ってのはどういう事なんだ?」
ユミル「…壁は何で出来ている?そして壁はどれほどの大きさだ?」
レオン「……?………っ!!!まさか!?」
ユミル「これは言い伝えだが、そろそろ長い眠りから目覚める頃だ。恐らく、その巨人復活の謎に一枚噛んでるのが王政やレイス家、さらにはウォール教だろう…もしかすると、王政=レイス家かもしれん」
ユミル「だから王政だってエレンやクリスタを狙うはずだ…自分らの命が掛かってる訳だしな」
レオン「…なんっ…だとっ…?」
ユミル「さて…どうするよ?私のスーパーヒーローさんよ?」
レオン「…………あの……お腹痛いんで帰っていいですかね?」アセッ
レオン「………………」
ユミル「……………」スッ
ユミル「………………」ゴスッ バキッ ドゴォッ
チョッ!!ジョウダンダロッ!ユミル!! テメェハコロス!!!
レオン「……ガフッ…」ボロッ
ユミル「ハァハァ……。オラ…立てよ…」
レオン「ズミマゼンでしたっ!!もう勘弁しで下ざい!」
ユミル「まぁ結局、最大の敵は知性巨人だからな…無駄に血を流すよりは引きこもりを選んだんだろ」
レオン「じゃそもそも巨人は人からの他には何から出来るんだ!?」
ユミル「それは私も分からん…結局のところ、私だって言い伝えでしか知らないんだからな。そもそも二種類ってのも推測でしか無いだろ?もしかしたら知性巨人と無知性巨人の違いは紙一重なのかもしれないしな…」
ユミル「んで、私達の国のロキは巨人の力は一切持っていなかったが、戦術や弱点は知っていた…だからなんとか戦えていたが、まぁそんな消耗戦じゃ勝ち目なんて有る訳ねぇわな」
ユミル「結局何も分からないまま使命を背負っていた私は…皆の為に死んであげたって訳だ…」
ユミル「尤も…お前の話を聞く限りじゃ、結局やられて皆、巨人にされちまったみてぇだけどな」
レオン「そのイズンの末裔がクリスタとエレンって訳か…しかしヒストリアとエレンってどういう繋がりなんだ?」
ユミル「さぁな私もそこまでは分からねぇよ…お前に聞くまでエレンが[座標]だなんて知らなかったしな」
レオン「成る程な…じゃライナー達は[座標]を手に入れて巨人の脅威を取り去りたい訳か」
レオン「しかし、世界の時間ってのはどういう事なんだ?」
ユミル「…壁は何で出来ている?そして壁はどれほどの大きさだ?」
レオン「……?………っ!!!まさか!?」
ユミル「これは言い伝えだが、そろそろ長い眠りから目覚める頃だ。恐らく、その巨人復活の謎に一枚噛んでるのが王政やレイス家、さらにはウォール教だろう…もしかすると、王政=レイス家かもしれん」
ユミル「だから王政だってエレンやクリスタを狙うはずだ…自分らの命が掛かってる訳だしな」
レオン「…なんっ…だとっ…?」
ユミル「さて…どうするよ?私のスーパーヒーローさんよ?」
レオン「…………あの……お腹痛いんで帰っていいですかね?」アセッ
レオン「………………」
ユミル「……………」スッ
ユミル「………………」ゴスッ バキッ ドゴォッ
チョッ!!ジョウダンダロッ!ユミル!! テメェハコロス!!!
レオン「……ガフッ…」ボロッ
ユミル「ハァハァ……。オラ…立てよ…」
レオン「ズミマゼンでしたっ!!もう勘弁しで下ざい!」
36: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:34:23 ID:LhVbvTf20
ユミル「ったく…で?真面目な話どうすんだよ?」
レオン「ボロッ(…死ぬかと思った…)とりあえず、成績上位陣とアルミンには話すべきかなと思う」
ユミル「あぁ~成る程な…でもまずはアルミンにしといた方がいいんじゃないか?混乱してもしょうがねぇしよ」
レオン「あぁ…それもそうだな」
ユミル「じゃ消灯近いし、そろそろ戻るか」
レオン「そうだな…ユミル」スッ
ユミル「……なんで腕広げてんだ?」ササッ
レオン「これからお互い頑張ろうぜ!のハグ」キリッ
ユミル「はぁ~…。お前どんだけ子供なんだよ?」ガシガシ
レオン「だってまだ子供だもの」テヘッ
ユミル「あぁ…そうだった…なっ!」グイッ
レオン「……うぉっ?」ガシッ
ユミル「これから頑張ろうぜっ!!」ギュッ
レオン「あぁ…(やっぱいい匂いするな//)」ギュッ
ユミル「…上手く行けば最後まで相手してやるよ//」ボソッ
レオン「ッ!?フッ…。任せろ!」スッ
ユミル「…何で前屈みなんだ…?まぁいいやオヤスミ//」
レオン「オヤスミ//」
レオン(ユミル…最後にフラグ立ててくれやがって…あれは…ダメなやつじゃね…?)
―――――
――――
ー男子宿舎ー
ライナー「さーって!そろそろ消灯だし寝るか!」
アルミン「待って!まだレオンが戻ってきてないよ?」
エレン「ホントだ…迷ってんか?」
ガチャッ
レオン「ただいま~遅くなってゴメンよ!」
ライナー「おう!探しに行こうと思った所だ!迷ってたら大変だと思ってな」
レオン「心配かけて悪かったな!」
ジャン「よぉ真面目君!俺はジャン・キルシュタイン!よろしくな」
マルコ「また君は馬鹿にしたような事言って…俺はマルコ・ボッド!ゴメンよ…レオン…だよね?本人に悪気は無いんだ」
レオン「ボロッ(…死ぬかと思った…)とりあえず、成績上位陣とアルミンには話すべきかなと思う」
ユミル「あぁ~成る程な…でもまずはアルミンにしといた方がいいんじゃないか?混乱してもしょうがねぇしよ」
レオン「あぁ…それもそうだな」
ユミル「じゃ消灯近いし、そろそろ戻るか」
レオン「そうだな…ユミル」スッ
ユミル「……なんで腕広げてんだ?」ササッ
レオン「これからお互い頑張ろうぜ!のハグ」キリッ
ユミル「はぁ~…。お前どんだけ子供なんだよ?」ガシガシ
レオン「だってまだ子供だもの」テヘッ
ユミル「あぁ…そうだった…なっ!」グイッ
レオン「……うぉっ?」ガシッ
ユミル「これから頑張ろうぜっ!!」ギュッ
レオン「あぁ…(やっぱいい匂いするな//)」ギュッ
ユミル「…上手く行けば最後まで相手してやるよ//」ボソッ
レオン「ッ!?フッ…。任せろ!」スッ
ユミル「…何で前屈みなんだ…?まぁいいやオヤスミ//」
レオン「オヤスミ//」
レオン(ユミル…最後にフラグ立ててくれやがって…あれは…ダメなやつじゃね…?)
―――――
――――
ー男子宿舎ー
ライナー「さーって!そろそろ消灯だし寝るか!」
アルミン「待って!まだレオンが戻ってきてないよ?」
エレン「ホントだ…迷ってんか?」
ガチャッ
レオン「ただいま~遅くなってゴメンよ!」
ライナー「おう!探しに行こうと思った所だ!迷ってたら大変だと思ってな」
レオン「心配かけて悪かったな!」
ジャン「よぉ真面目君!俺はジャン・キルシュタイン!よろしくな」
マルコ「また君は馬鹿にしたような事言って…俺はマルコ・ボッド!ゴメンよ…レオン…だよね?本人に悪気は無いんだ」
37: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:35:30 ID:LhVbvTf20
レオン「俺はレオン・パルマー!気にしてないから大丈夫だ!よろしくな!ジャン!マルコ!」
コニー「俺はコニー・スプリンガー!よろしくな!」
ベルトルト「僕は…ベルトルト・フーバー。よろしくね」
レオン「よろしくな!コニー!ベルトルト!」
ライナー「さて自己紹介も終わった所で寝るとするか!明日も早いからな」
全員「おぉ~う」
―――――
――――
―――
ー女子宿舎ー
クリスタ「ねぇアニ…ユミル見なかった?もう消灯時間なのに帰ってこないの…」
アニ「…さぁ。…そういえば、レオンとか言う奴に呼び出されてたね」
クリスタ「レオンに?どうしたんだろ?(まさか…//)」
ガチャッ
ユミル「ただいまぁ~」
クリスタ「ユミル!遅かったね?」
ユミル「おぉ悪かったな!ちょっと用があってよ」
クリスタ「レオンと会ってたんでしょ…?」ボソッ
ユミル「なんだ知ってたのか?色々相談されてたんだよ。皆に何処まで話すかとかよ」
クリスタ「ふぅ~ん…それだけ?」ニヤニヤ
ユミル「ッ!?…それだけだよっ!何だその顔は?//」
クリスタ「そうなんだ…。まぁいいけど」ニヤニヤ
ユミル「…お前絶対誤解してるd…アニ「盛り上がってる所悪いけど、明かり消していいかい?もう寝たいんだ」
ミカサ「zzz」
クリスタ「ゴメンねアニ!いいよ!もう寝よう!」
クリスタ「またゆっくり聞かせてね!オヤスミ!」ボソッ
ユミル「おいっ!…ったく…」
―――――
――――
―――
ー食堂ー
-朝食-
ガヤガヤ
ミカサ「エレン、アルミンおはよう」
コニー「俺はコニー・スプリンガー!よろしくな!」
ベルトルト「僕は…ベルトルト・フーバー。よろしくね」
レオン「よろしくな!コニー!ベルトルト!」
ライナー「さて自己紹介も終わった所で寝るとするか!明日も早いからな」
全員「おぉ~う」
―――――
――――
―――
ー女子宿舎ー
クリスタ「ねぇアニ…ユミル見なかった?もう消灯時間なのに帰ってこないの…」
アニ「…さぁ。…そういえば、レオンとか言う奴に呼び出されてたね」
クリスタ「レオンに?どうしたんだろ?(まさか…//)」
ガチャッ
ユミル「ただいまぁ~」
クリスタ「ユミル!遅かったね?」
ユミル「おぉ悪かったな!ちょっと用があってよ」
クリスタ「レオンと会ってたんでしょ…?」ボソッ
ユミル「なんだ知ってたのか?色々相談されてたんだよ。皆に何処まで話すかとかよ」
クリスタ「ふぅ~ん…それだけ?」ニヤニヤ
ユミル「ッ!?…それだけだよっ!何だその顔は?//」
クリスタ「そうなんだ…。まぁいいけど」ニヤニヤ
ユミル「…お前絶対誤解してるd…アニ「盛り上がってる所悪いけど、明かり消していいかい?もう寝たいんだ」
ミカサ「zzz」
クリスタ「ゴメンねアニ!いいよ!もう寝よう!」
クリスタ「またゆっくり聞かせてね!オヤスミ!」ボソッ
ユミル「おいっ!…ったく…」
―――――
――――
―――
ー食堂ー
-朝食-
ガヤガヤ
ミカサ「エレン、アルミンおはよう」
38: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:36:11 ID:LhVbvTf20
エレン「おっす」
アルミン「おはようミカサ」
レオン「おはようミカサ!」
ミカサ「おはよう」
クリスタ「おはようみんな!」
レオン「おはようクリスタ」
アルミン「二人共おはよう」
エレン「おーっす」
クリスタ「レオン?昨日ユミルと遅くまで何話してたの?」ボソッ
レオン「…?何って…これから皆に何処まで話すかとか?」ボソッ
ユミル「なぁーに二人でこそこそ話てんだよ?」
レオン「ユミルおはよう。別に大した話はしてないよ」
クリスタ「そうだよ!」
アルミン(最近この三人仲いいなぁ…クリスタはレオンとかの方がいいのかな…?)
カーンカーン
エレン「ッ!?ヤバイ!急ぐぞ!今日は立体機動の訓練だぞ?」
レオン「そうか!」
????
???
??
ー演習場ー
-森-
キース「今日は立体機動の訓練だ!各自三人一組でチームを組んだら出発しろ!」
キース「お前はまずはここからだ!的に向かってアンカーを射出して、感覚を磨け!お前は遅れているんだ!間に合わないようなら即刻、開拓地行きだ!」
レオン「ハッ!!」
レオン(半年も遅れてるからな…気合入れねぇとマジで落第だぞ…)
レオン(良し!まずは右からだ!)パシュッ スカッ
レオン(ぐっ…左!)パシュッ スカッ
レオン(………まぁまだ最初だしな…)ハハハ…
???
??
アルミン「おはようミカサ」
レオン「おはようミカサ!」
ミカサ「おはよう」
クリスタ「おはようみんな!」
レオン「おはようクリスタ」
アルミン「二人共おはよう」
エレン「おーっす」
クリスタ「レオン?昨日ユミルと遅くまで何話してたの?」ボソッ
レオン「…?何って…これから皆に何処まで話すかとか?」ボソッ
ユミル「なぁーに二人でこそこそ話てんだよ?」
レオン「ユミルおはよう。別に大した話はしてないよ」
クリスタ「そうだよ!」
アルミン(最近この三人仲いいなぁ…クリスタはレオンとかの方がいいのかな…?)
カーンカーン
エレン「ッ!?ヤバイ!急ぐぞ!今日は立体機動の訓練だぞ?」
レオン「そうか!」
????
???
??
ー演習場ー
-森-
キース「今日は立体機動の訓練だ!各自三人一組でチームを組んだら出発しろ!」
キース「お前はまずはここからだ!的に向かってアンカーを射出して、感覚を磨け!お前は遅れているんだ!間に合わないようなら即刻、開拓地行きだ!」
レオン「ハッ!!」
レオン(半年も遅れてるからな…気合入れねぇとマジで落第だぞ…)
レオン(良し!まずは右からだ!)パシュッ スカッ
レオン(ぐっ…左!)パシュッ スカッ
レオン(………まぁまだ最初だしな…)ハハハ…
???
??
39: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:37:11 ID:LhVbvTf20
レオン(ゼェゼェ…)パシュッ スカッ
キース「おい…貴様は先程から何を遊んでいる…?」
レオン「…ハッ!申し訳ありません!(マズイ…予想以上にムズいぞこれ…)」
キース「壁外で巨人の餌になりたいのか?(焦りが余計に無駄な力みをを生んでいるな…)」
レオン「いえっ!」
キース「貴様は武術の心得が有るのだろう?慣れない事をする時はどうするべきかよく考える事だ」
レオン「ハッ!ありがとうございます!(…?何だって?落ち着けって事か…?)
レオン(まぁ…確かに焦ってやたらめったら射出してたな…)
レオン(コォォォ…スウッ…。良し!)パシュッ ザシュッ
レオン(おっしゃ!もういっちょ!)パシュッ ザシュッ
レオン(成る程…分かっちまえば簡単だが、どうしても目や、手で狙いを付けようとしちまうからダメだったんだ…これは腰から射出するんだからな…)
レオン(分かっちまえば…)パシュッ ザシュッ
レオン(いいねぇ)パシュッ ザシュッ
レオン(これ…飛んだら怒られんのかな?…一回だけ…)カチッ
レオン ギュイーン!(速えぇ!?しかもバランスが…!)ガンッ
レオン(ってぇ!なんとか足で抑えられたが…まぁ飛べたな)
キース「貴様!何を勝手な事をやっている!」
レオン「申し訳ありません!誤って巻き取ってしまいました!」
キース「今後気をつけろっ!…的には当たるようになったのか?」
レオン「ハイッ!目標への狙いは問題有りません!」
キース「そうか…ならば今度はこっちだ!」
キース「この森の中をどんなルートでも構わん!飛び回ってろ!ただし、チンタラやっていたらワイヤーを切り落とすぞ!!恐怖心と視点に慣れるためだ!」
レオン「ハッ!」
レオン(いきなり飛べって…まぁ遅れてる訳だしな…ガンガンいくぜ!)
――――
―――
レオン「…………」パシュッ ギュイーン
キース(ほぉ…流石に体幹がしっかりしているな…もう無駄な力が抜けている)
レオン(大分慣れてきたのはいいが…普段使わない筋肉だから結構キツイな…少し流すか…)シュー
キース「おい…貴様は先程から何を遊んでいる…?」
レオン「…ハッ!申し訳ありません!(マズイ…予想以上にムズいぞこれ…)」
キース「壁外で巨人の餌になりたいのか?(焦りが余計に無駄な力みをを生んでいるな…)」
レオン「いえっ!」
キース「貴様は武術の心得が有るのだろう?慣れない事をする時はどうするべきかよく考える事だ」
レオン「ハッ!ありがとうございます!(…?何だって?落ち着けって事か…?)
レオン(まぁ…確かに焦ってやたらめったら射出してたな…)
レオン(コォォォ…スウッ…。良し!)パシュッ ザシュッ
レオン(おっしゃ!もういっちょ!)パシュッ ザシュッ
レオン(成る程…分かっちまえば簡単だが、どうしても目や、手で狙いを付けようとしちまうからダメだったんだ…これは腰から射出するんだからな…)
レオン(分かっちまえば…)パシュッ ザシュッ
レオン(いいねぇ)パシュッ ザシュッ
レオン(これ…飛んだら怒られんのかな?…一回だけ…)カチッ
レオン ギュイーン!(速えぇ!?しかもバランスが…!)ガンッ
レオン(ってぇ!なんとか足で抑えられたが…まぁ飛べたな)
キース「貴様!何を勝手な事をやっている!」
レオン「申し訳ありません!誤って巻き取ってしまいました!」
キース「今後気をつけろっ!…的には当たるようになったのか?」
レオン「ハイッ!目標への狙いは問題有りません!」
キース「そうか…ならば今度はこっちだ!」
キース「この森の中をどんなルートでも構わん!飛び回ってろ!ただし、チンタラやっていたらワイヤーを切り落とすぞ!!恐怖心と視点に慣れるためだ!」
レオン「ハッ!」
レオン(いきなり飛べって…まぁ遅れてる訳だしな…ガンガンいくぜ!)
――――
―――
レオン「…………」パシュッ ギュイーン
キース(ほぉ…流石に体幹がしっかりしているな…もう無駄な力が抜けている)
レオン(大分慣れてきたのはいいが…普段使わない筋肉だから結構キツイな…少し流すか…)シュー
40: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:37:46 ID:LhVbvTf20
男「遅い!」ガンッ
レオン(ッ!?誰かタックルしてきやがった…教官か!?そういや闇討ちも有るって書いてあったな…)
レオン「…おもしれぇ…!全開だぜッ!!」ギュイーン
――――
―――
キース「今日はここまで!!解散!」
訓練兵一同「ハッ!!」
キース「…誰か余裕がある者はそいつに肩を貸してやれ…」
レオン「ゼェゼェ…。(ヤバイ…飛ばし過ぎた…足が動かねぇ)」
ライナー「おいおい…無茶しやがって」…ヨット
レオン「ありがとな…ライナー」
ライナー「気にするな!仲間だろ!」
レオン「あぁ!(…ライナー)」
―――――
――――
ー食堂ー
-夕食-
ガヤガヤ
レオン(…マジで疲れた…飯も食いたくない…しかもマジで美味くないしな…)
エレン「レオン?大丈夫かよ?」
アルミン「僕も最初の内はそうだったよ…辛いと思うけどご飯はちゃんと食べないと持たないよ?」
レオン「あぁそうだな…ありがとなアルミン」
サシャ「あれれ~?レオン食べないんですか?私にくれるって事ですか?」
クリスタ「ダメだよ!勝手にとっちゃ!」
ユミル「おいおい…何へばってんだよ?…私があ~んしてやろうか?」ニヤッ
レオン「あぁ…じゃそうしてくれ…」アーンッ
アルミン「…おぉ」
クリスタ「~ッ//」
ユミル「…なッ!?冗談に決まってんだろ?!//」バシッ
レオン「イテッ!…なんだよ…。期待したのに…」
エレン「何だ?そんなに疲れてんのか?大丈夫かよ?」
クリスタ「レオンもこう言ってるし、やってあげれば?」ニコッ
レオン(ッ!?誰かタックルしてきやがった…教官か!?そういや闇討ちも有るって書いてあったな…)
レオン「…おもしれぇ…!全開だぜッ!!」ギュイーン
――――
―――
キース「今日はここまで!!解散!」
訓練兵一同「ハッ!!」
キース「…誰か余裕がある者はそいつに肩を貸してやれ…」
レオン「ゼェゼェ…。(ヤバイ…飛ばし過ぎた…足が動かねぇ)」
ライナー「おいおい…無茶しやがって」…ヨット
レオン「ありがとな…ライナー」
ライナー「気にするな!仲間だろ!」
レオン「あぁ!(…ライナー)」
―――――
――――
ー食堂ー
-夕食-
ガヤガヤ
レオン(…マジで疲れた…飯も食いたくない…しかもマジで美味くないしな…)
エレン「レオン?大丈夫かよ?」
アルミン「僕も最初の内はそうだったよ…辛いと思うけどご飯はちゃんと食べないと持たないよ?」
レオン「あぁそうだな…ありがとなアルミン」
サシャ「あれれ~?レオン食べないんですか?私にくれるって事ですか?」
クリスタ「ダメだよ!勝手にとっちゃ!」
ユミル「おいおい…何へばってんだよ?…私があ~んしてやろうか?」ニヤッ
レオン「あぁ…じゃそうしてくれ…」アーンッ
アルミン「…おぉ」
クリスタ「~ッ//」
ユミル「…なッ!?冗談に決まってんだろ?!//」バシッ
レオン「イテッ!…なんだよ…。期待したのに…」
エレン「何だ?そんなに疲れてんのか?大丈夫かよ?」
クリスタ「レオンもこう言ってるし、やってあげれば?」ニコッ
41: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:38:39 ID:LhVbvTf20
ジャン「何だぁ?真面目君はユミルが好きなのかぁ?」
マルコ「おいっ!ジャン!」
コニー「えっ!?そうなのか?」
レオン「え?そうだよ?俺はユミルが好きなの」モグモグ
サシャ「へぇ~てっきりクリスタかと思ってました」
ジャン「……… は?」
マルコ「…へぇ!」
アルミン「そういう事…」
クリスタ「…//」
ミカサ「……………」モグモグ
エレン「お前ユミルが好きなのかぁ」
ユミル「お前!!意味分かんねぇ事言ってんじゃねぇぞ!?」アセッ
レオン「別に意味分からなくは無いだろ?そのまんまだ」
ユミル「…はぁ…。そうかい…そりゃどうもありがとよ」
エレン「じゃユミルはどうなんだ?」
アルミン(エレンッ!?ここでそれ聞く!?)
ユミル「別に好きでも嫌いでもねぇよっ//(多分な…)」
ミカサ「ところでエレン…明日の休日はどうするの?」
エレン「あぁ…自主練でもする予定だけど?」
ミカサ「そう…じゃ私も付き合う」
エレン「いや別にいいよ」
ミカサ「」
アルミン「あはは…(君はワザとやってるのかい?)」
レオン「(明日休みだっけか…)アルミン!明日何か用事あるか?」
ユミル「ッ!!(明日か…)」
アルミン「ん?明日は特に用事は無いけど?」
レオン「じゃ明日さ…少し分からない事があるから教えてもらいたいんだけど」
アルミン「えっと…もし立体機動とかの話であればジャンとか、エレンの方がうまいよ…?」
レオン「いや座学の事なんだ…後、恥ずかしいから出来れば二人っきりでやりたい」
エレン「なんだよ…俺も一緒にやろうと思ったのに…」
マルコ「おいっ!ジャン!」
コニー「えっ!?そうなのか?」
レオン「え?そうだよ?俺はユミルが好きなの」モグモグ
サシャ「へぇ~てっきりクリスタかと思ってました」
ジャン「……… は?」
マルコ「…へぇ!」
アルミン「そういう事…」
クリスタ「…//」
ミカサ「……………」モグモグ
エレン「お前ユミルが好きなのかぁ」
ユミル「お前!!意味分かんねぇ事言ってんじゃねぇぞ!?」アセッ
レオン「別に意味分からなくは無いだろ?そのまんまだ」
ユミル「…はぁ…。そうかい…そりゃどうもありがとよ」
エレン「じゃユミルはどうなんだ?」
アルミン(エレンッ!?ここでそれ聞く!?)
ユミル「別に好きでも嫌いでもねぇよっ//(多分な…)」
ミカサ「ところでエレン…明日の休日はどうするの?」
エレン「あぁ…自主練でもする予定だけど?」
ミカサ「そう…じゃ私も付き合う」
エレン「いや別にいいよ」
ミカサ「」
アルミン「あはは…(君はワザとやってるのかい?)」
レオン「(明日休みだっけか…)アルミン!明日何か用事あるか?」
ユミル「ッ!!(明日か…)」
アルミン「ん?明日は特に用事は無いけど?」
レオン「じゃ明日さ…少し分からない事があるから教えてもらいたいんだけど」
アルミン「えっと…もし立体機動とかの話であればジャンとか、エレンの方がうまいよ…?」
レオン「いや座学の事なんだ…後、恥ずかしいから出来れば二人っきりでやりたい」
エレン「なんだよ…俺も一緒にやろうと思ったのに…」
42: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:39:33 ID:LhVbvTf20
レオン「スマン!エレン!…やっぱり恥ずかしいだろ…?お前は明日ミカサと愛の特訓でもしてろよ」
エレン「はぁ!?なんだよ愛の特訓って!?」
アルミン「あはは!うん!僕で良ければ喜んで!」
レオン「サンキュー!じゃ明日起きたら!」
アルミン「分かった!じゃそろそろ戻ろうか…わっ!?」ドンッ
訓練兵「って…」
アルミン「ゴメンね!大丈夫だった?」
訓練兵「ってぇな!気を付けろよ!」ドンッ
アルミン「ッ…!」ヨロッ
エレン「おい!アルミンは謝っただろうがっ!」
ミカサ「…そう…。今のはアルミンに謝るべき」
アルミン「いいんだ!エレン、ミカサ…もう行こう?」
レオン(うわぁ…この間対人格闘でノシた奴じゃん…。ここまでやられキャラなのか…ドンマイッ!)
訓練兵1「…お前!この間はよくもやってくれたな!?」
レオン「(うわぁ…)そもそもあれは訓練だろうが…」
訓練兵2「新入りの癖にスカしやがって…」
訓練兵1「まぁ…ユミルみたいなブスを好きだとか吐かしてる位だからな!変人なんだろ!」
訓練兵2「ぎゃはは!それは言えてるな!」
ユミル「………」
クリスタ「…ちょっt!モガッ!」
ユミル「いいからほっとけ…」
クリスタ「でも…!」
ユミル「言いたい奴には言わせておけばいいんだ。まぁそれにあながち嘘じゃないしなっ!」
レオン「…?イマイチ意味が分からんな…。俺の中でブスの定義ってのが三つ有ってな」
訓練兵1・2「は?」
レオン「一つが、自分の事しか考えてない奴」
レオン「二つ目が、常に自分が正しいと思ってる奴」
レオン「三つ目が、イマイチ空気が読めてない奴」
レオン「ユミルはどれにも当てはまらないから、ブスじゃないな」
ユミル「…………」
エレン「はぁ!?なんだよ愛の特訓って!?」
アルミン「あはは!うん!僕で良ければ喜んで!」
レオン「サンキュー!じゃ明日起きたら!」
アルミン「分かった!じゃそろそろ戻ろうか…わっ!?」ドンッ
訓練兵「って…」
アルミン「ゴメンね!大丈夫だった?」
訓練兵「ってぇな!気を付けろよ!」ドンッ
アルミン「ッ…!」ヨロッ
エレン「おい!アルミンは謝っただろうがっ!」
ミカサ「…そう…。今のはアルミンに謝るべき」
アルミン「いいんだ!エレン、ミカサ…もう行こう?」
レオン(うわぁ…この間対人格闘でノシた奴じゃん…。ここまでやられキャラなのか…ドンマイッ!)
訓練兵1「…お前!この間はよくもやってくれたな!?」
レオン「(うわぁ…)そもそもあれは訓練だろうが…」
訓練兵2「新入りの癖にスカしやがって…」
訓練兵1「まぁ…ユミルみたいなブスを好きだとか吐かしてる位だからな!変人なんだろ!」
訓練兵2「ぎゃはは!それは言えてるな!」
ユミル「………」
クリスタ「…ちょっt!モガッ!」
ユミル「いいからほっとけ…」
クリスタ「でも…!」
ユミル「言いたい奴には言わせておけばいいんだ。まぁそれにあながち嘘じゃないしなっ!」
レオン「…?イマイチ意味が分からんな…。俺の中でブスの定義ってのが三つ有ってな」
訓練兵1・2「は?」
レオン「一つが、自分の事しか考えてない奴」
レオン「二つ目が、常に自分が正しいと思ってる奴」
レオン「三つ目が、イマイチ空気が読めてない奴」
レオン「ユミルはどれにも当てはまらないから、ブスじゃないな」
ユミル「…………」
43: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 08:40:22 ID:LhVbvTf20
一旦ここまでで!
44: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:11:35 ID:auma0kAI0
再開します!
クリスタ「…………」
レオン「どちらかと言えば、ユミルよりもお前らの方が今の条件に当てはまってるな!」
レオン「しかもお前らは纏う空気までブサイクだし…でもまぁ…生まれつきだろうから気にすること無いぞ?」
アルミン「ブフッ!」プルプル
エレン「くっ…!」プルプル
訓練兵1「てっ…テメェ…!」
訓練兵2「ふざけんな!」
レオン「…?ふざけてないぞ?本気でそう思ってるよ…まぁそれよりよ…」ガシッ
訓練兵1「っ!?」
レオン「こんな事で減点されても、お互いつまらねぇだろ?…それに…また落とされたいのかよ?」ボソッ
訓練兵1「チッ…!覚えてろよ!」
訓練兵2「あっ…おい!待てよ!」
レオン「捨て台詞までやられキャラなのな…」
ユミル「お前も馬鹿だねぇ…」
レオン「は?何でだよ!?」
ユミル「あんな奴ら言わせておけばいいだろ?逆恨みされても面倒だろうが!」
レオン「…あぁ…。別に自分の事が言われてるならそうするけどさ…好きな奴バカにされたら腹立つだろ?」
アル・クリ「おぉぉ!」
ユミル「……はぁ?//カッコつけてんじゃねぇよ!!」
レオン「俺は男だぜ?それに…最初からずっとカッコつけてんじゃん!」ドヤァ
ユミル「……ッ!//」
クリスタ(照れてる…)
アルミン「さて…落ち着いた所で本当に戻ろうか!」
ユミル「そうだっ!!さっさと寝ろ!」
レオン「はいはい…オヤスミ!」
――――
―――
――
クリスタ「…………」
レオン「どちらかと言えば、ユミルよりもお前らの方が今の条件に当てはまってるな!」
レオン「しかもお前らは纏う空気までブサイクだし…でもまぁ…生まれつきだろうから気にすること無いぞ?」
アルミン「ブフッ!」プルプル
エレン「くっ…!」プルプル
訓練兵1「てっ…テメェ…!」
訓練兵2「ふざけんな!」
レオン「…?ふざけてないぞ?本気でそう思ってるよ…まぁそれよりよ…」ガシッ
訓練兵1「っ!?」
レオン「こんな事で減点されても、お互いつまらねぇだろ?…それに…また落とされたいのかよ?」ボソッ
訓練兵1「チッ…!覚えてろよ!」
訓練兵2「あっ…おい!待てよ!」
レオン「捨て台詞までやられキャラなのな…」
ユミル「お前も馬鹿だねぇ…」
レオン「は?何でだよ!?」
ユミル「あんな奴ら言わせておけばいいだろ?逆恨みされても面倒だろうが!」
レオン「…あぁ…。別に自分の事が言われてるならそうするけどさ…好きな奴バカにされたら腹立つだろ?」
アル・クリ「おぉぉ!」
ユミル「……はぁ?//カッコつけてんじゃねぇよ!!」
レオン「俺は男だぜ?それに…最初からずっとカッコつけてんじゃん!」ドヤァ
ユミル「……ッ!//」
クリスタ(照れてる…)
アルミン「さて…落ち着いた所で本当に戻ろうか!」
ユミル「そうだっ!!さっさと寝ろ!」
レオン「はいはい…オヤスミ!」
――――
―――
――
45: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:12:27 ID:auma0kAI0
ー翌朝ー
アルミン「ふぁ~あ…レオンおはよう!」
レオン「おっはー」
アルミン「あれっ?エレンとか皆は?」
レオン「みんなもう出かけたよ」
アルミン「そっかぁ…早いねぇ」
レオン「まぁたまの休みだしな!それより早く飯食って勉強会しようぜ!」
アルミン「そうだね!」
~~~~~~~~~~
ー食堂ー
アルミン「流石に殆ど人も居ないね」
レオン「そうだな」
アルミン「でも…昨日は驚いたよ…。まさかレオンがユミルの事が好きだったなんて…」
レオン「そうか?って言っても皆も好きだぞ?」
アルミン「それはまた違うでしょ…僕はてっきりクリスタの事が好きなのかと思ってたから…」
レオン「まぁ確かに可愛いよな!でもクリスタは俺よりも、アルミンの方がお似合いだって」
アルミン「ッ!?何言ってるんだよ!?//」
レオン「だってアルミンはクリスタの事が好きなんだろ?」
アルミン「…気づいてたの?…恥ずかしいなぁ//」
レオン「何で?好きな人が居た方が、何でも頑張れるじゃん?」
レオン「特にこの世界じゃさ…。好きな奴を助ける為に強くなりたいってのも、十分すぎる理由だと思うぜ?」
アルミン「そうかもしれないね…ところでこの話は皆知ってるのかな…?」
レオン「さぁ?知らないんじゃないか?」
アルミン「流石に噂になっちゃったらクリスタにも悪いしね…」
レオン「そうかなぁ…?まぁでも、いずれ気持ちは伝えるんだろ?」
アルミン「~~ッ//まぁいずれ…は…」ゴニョゴニョ
レオン「大丈夫だよ!自信持てって!(でも実際どうかなぁ…最後はユミルラブみたいになってた気がするが…)」
アルミン「う…うん…。…ってそういえばこんな話じゃないだろ!?」
レオン「でも振ってきたのはアルミンじゃん」
アルミン「くっ…!はぁ…まぁいいや…。ところでどの辺が分からないの?使うノートの都合も有るからさ」
アルミン「ふぁ~あ…レオンおはよう!」
レオン「おっはー」
アルミン「あれっ?エレンとか皆は?」
レオン「みんなもう出かけたよ」
アルミン「そっかぁ…早いねぇ」
レオン「まぁたまの休みだしな!それより早く飯食って勉強会しようぜ!」
アルミン「そうだね!」
~~~~~~~~~~
ー食堂ー
アルミン「流石に殆ど人も居ないね」
レオン「そうだな」
アルミン「でも…昨日は驚いたよ…。まさかレオンがユミルの事が好きだったなんて…」
レオン「そうか?って言っても皆も好きだぞ?」
アルミン「それはまた違うでしょ…僕はてっきりクリスタの事が好きなのかと思ってたから…」
レオン「まぁ確かに可愛いよな!でもクリスタは俺よりも、アルミンの方がお似合いだって」
アルミン「ッ!?何言ってるんだよ!?//」
レオン「だってアルミンはクリスタの事が好きなんだろ?」
アルミン「…気づいてたの?…恥ずかしいなぁ//」
レオン「何で?好きな人が居た方が、何でも頑張れるじゃん?」
レオン「特にこの世界じゃさ…。好きな奴を助ける為に強くなりたいってのも、十分すぎる理由だと思うぜ?」
アルミン「そうかもしれないね…ところでこの話は皆知ってるのかな…?」
レオン「さぁ?知らないんじゃないか?」
アルミン「流石に噂になっちゃったらクリスタにも悪いしね…」
レオン「そうかなぁ…?まぁでも、いずれ気持ちは伝えるんだろ?」
アルミン「~~ッ//まぁいずれ…は…」ゴニョゴニョ
レオン「大丈夫だよ!自信持てって!(でも実際どうかなぁ…最後はユミルラブみたいになってた気がするが…)」
アルミン「う…うん…。…ってそういえばこんな話じゃないだろ!?」
レオン「でも振ってきたのはアルミンじゃん」
アルミン「くっ…!はぁ…まぁいいや…。ところでどの辺が分からないの?使うノートの都合も有るからさ」
46: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:13:09 ID:auma0kAI0
レオン「……………」
アルミン「レオン?」
レオン「あぁ…。とりあえず宿舎に戻ろうか」
アルミン「…?うん」
~~~~~~~~~~
ー男子宿舎ー
レオン「さてと…何処が分からないかだよな?…まぁ言っちまえば全部かな?」
アルミン「えっ?今までの事全部分からないの?…流石に範囲が広いなぁ…」アハハ
レオン「あぁ…俺には全く分からねぇよ…。これからどうするべきか…どう動くのが正しいのか…。」
レオン「だからアルミンに相談したいんだ…」
アルミン「…レオン?どうしたの?何か変だよ…?」
レオン「なぁアルミン…今まで仲間だと思ってた奴らがさ…実は人類最大の敵でした!なんて事になったらどうする?」
アルミン「…えっ?それってどういう…」
レオン「なぁアルミン?正解を導き出す頭脳で教えてくれよ…お前は104期の中に壁を壊した巨人が居るって言ったらどうするんだ?」
アルミン「ははは…レオンもそういう冗談言うんだね?でも…ちょっと笑えないよ…?」
レオン「冗談でもなんでもねぇよ…アルミン…奴らは知能が有りそうだって話は知ってるんだよな?何で奴らはいきなり壁を壊したと思ったら、今度は五年も姿を見せない?」
レオン「別にそのまま一気に壊してもいいだろ?何でこの五年間、音沙汰無しなんだ?」
アルミン「そんな事…僕に言われても…」
レオン「いや…アルミンなら一瞬でも考えた筈だ!…奴らはこの壁の中に潜伏する為に壁を壊したのかもしれないと…だがそんな事は在って欲しく無かった…」
レオン「勿論お前を責めている訳じゃない…!それが普通の反応だし、仮にそれを声高々に宣言しても聞き入れてもらえなかったろうしな」
レオン「だが今は違うぞ?その可能性を一瞬でも考える事の出来たアルミンだからこそ…。今、俺が言っている事が分かるはずだ!」
アルミン「…信じたくなかった…。もしかしたら、一緒に壁の中で巨人と…しかも人類の敵そのものである巨人と暮らしているなんて…」
アルミン「ねぇ…君の言っている事は本当なの…?本当に僕達の同期の中に超大型巨人が?そもそも…君は一体何者なの?」
レオン「あぁ…本当だ…。しかも超大型巨人だけじゃない…鎧の巨人も潜伏している…」
アルミン「レオン?」
レオン「あぁ…。とりあえず宿舎に戻ろうか」
アルミン「…?うん」
~~~~~~~~~~
ー男子宿舎ー
レオン「さてと…何処が分からないかだよな?…まぁ言っちまえば全部かな?」
アルミン「えっ?今までの事全部分からないの?…流石に範囲が広いなぁ…」アハハ
レオン「あぁ…俺には全く分からねぇよ…。これからどうするべきか…どう動くのが正しいのか…。」
レオン「だからアルミンに相談したいんだ…」
アルミン「…レオン?どうしたの?何か変だよ…?」
レオン「なぁアルミン…今まで仲間だと思ってた奴らがさ…実は人類最大の敵でした!なんて事になったらどうする?」
アルミン「…えっ?それってどういう…」
レオン「なぁアルミン?正解を導き出す頭脳で教えてくれよ…お前は104期の中に壁を壊した巨人が居るって言ったらどうするんだ?」
アルミン「ははは…レオンもそういう冗談言うんだね?でも…ちょっと笑えないよ…?」
レオン「冗談でもなんでもねぇよ…アルミン…奴らは知能が有りそうだって話は知ってるんだよな?何で奴らはいきなり壁を壊したと思ったら、今度は五年も姿を見せない?」
レオン「別にそのまま一気に壊してもいいだろ?何でこの五年間、音沙汰無しなんだ?」
アルミン「そんな事…僕に言われても…」
レオン「いや…アルミンなら一瞬でも考えた筈だ!…奴らはこの壁の中に潜伏する為に壁を壊したのかもしれないと…だがそんな事は在って欲しく無かった…」
レオン「勿論お前を責めている訳じゃない…!それが普通の反応だし、仮にそれを声高々に宣言しても聞き入れてもらえなかったろうしな」
レオン「だが今は違うぞ?その可能性を一瞬でも考える事の出来たアルミンだからこそ…。今、俺が言っている事が分かるはずだ!」
アルミン「…信じたくなかった…。もしかしたら、一緒に壁の中で巨人と…しかも人類の敵そのものである巨人と暮らしているなんて…」
アルミン「ねぇ…君の言っている事は本当なの…?本当に僕達の同期の中に超大型巨人が?そもそも…君は一体何者なの?」
レオン「あぁ…本当だ…。しかも超大型巨人だけじゃない…鎧の巨人も潜伏している…」
47: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:14:12 ID:auma0kAI0
アルミン「そん…な…。今まで一緒に訓練してきた仲間に…人類の反撃の為に訓練してきた仲間に…元凶がいるなんて…」
レオン「…それで俺の正体だが…落ち着いて聞いてくれよ?実は……」
――――――
―――――
――――
―――
――
レオン「~~~~~訳なんだよ…」
アルミン「…そんな話を信じろって言うのかい?」
レオン「まぁな…信じられないって言うより、信じたくないって気持ちはよく分かるが…今説明した通り世界にもう時間が無い!そしてアルミンが居なければ人類の未来が暗くなってしまう…だから力を貸して欲しい!」
アルミン「…でもこの世界がどうなろうと、君には関係無いはずだよね?何故そこまでやれるの?」
レオン「…ユミルにも言ったが…これが俺の使命だと思ってるからだ!訓練兵時代に飛ばされたのもこうする為だと思ってるしな」
レオン「それに俺は知っての通りユミルが好きだしよ…あの三人だって助けられるもんなら助けてやりたいんだよ!」
アルミン「…スゴイね…レオンは…。僕は結局…臆病者以外にはなれそうにないや…。僕なんかが居ても役に立たないよ!…その話が本当だとしたら…どうせ世界は終わってしまうんだ!!」
アルミン「僕達が世界なんて救える訳がないよ!…どうやっても…」
アルミン「ここの人類を救うには壁外の人類を見捨てなくちゃいけないなんて…それじゃあ結局あの二人がやった事と変わらないじゃないか…!」
レオン「…勿論あの二人がやった事は許される事じゃない!…でもあいつらは大人に騙されて利用されていた訳だ…壁内の人間は悪魔だ!ってな…あの時まだ二人は十歳そこそこだ。何も知らずにいいように使われちまった」
レオン「だが二人は罪を受け入れきれなかった…ライナーなんかは二重人格みたいになっちまった程だ」
レオン「それでも二人はやり切ろうとした訳だ…あいつらも自分の国の人類の為にだ!」
アルミン「…………」
レオン「やる前から諦めたっていい事なんて一つもないぜ?考えるんだよ!どうすれば最善なのか…一番自分が望む未来をな…」
レオン「アルミンの夢はなんだよ?…エレンやミカサと一緒に外の世界を見に行くんじゃねぇのか?…その為にはどうすればいい?その頭脳で考えるのが先だろ?それとも世界の終わる瞬間までそうやって逃げんのかよ!?」
アルミン「そうだ…僕は見るんだ…!エレンやミカサと一緒に…海や…氷の大地…砂の雪原…炎の水を…」
レオン「…それで俺の正体だが…落ち着いて聞いてくれよ?実は……」
――――――
―――――
――――
―――
――
レオン「~~~~~訳なんだよ…」
アルミン「…そんな話を信じろって言うのかい?」
レオン「まぁな…信じられないって言うより、信じたくないって気持ちはよく分かるが…今説明した通り世界にもう時間が無い!そしてアルミンが居なければ人類の未来が暗くなってしまう…だから力を貸して欲しい!」
アルミン「…でもこの世界がどうなろうと、君には関係無いはずだよね?何故そこまでやれるの?」
レオン「…ユミルにも言ったが…これが俺の使命だと思ってるからだ!訓練兵時代に飛ばされたのもこうする為だと思ってるしな」
レオン「それに俺は知っての通りユミルが好きだしよ…あの三人だって助けられるもんなら助けてやりたいんだよ!」
アルミン「…スゴイね…レオンは…。僕は結局…臆病者以外にはなれそうにないや…。僕なんかが居ても役に立たないよ!…その話が本当だとしたら…どうせ世界は終わってしまうんだ!!」
アルミン「僕達が世界なんて救える訳がないよ!…どうやっても…」
アルミン「ここの人類を救うには壁外の人類を見捨てなくちゃいけないなんて…それじゃあ結局あの二人がやった事と変わらないじゃないか…!」
レオン「…勿論あの二人がやった事は許される事じゃない!…でもあいつらは大人に騙されて利用されていた訳だ…壁内の人間は悪魔だ!ってな…あの時まだ二人は十歳そこそこだ。何も知らずにいいように使われちまった」
レオン「だが二人は罪を受け入れきれなかった…ライナーなんかは二重人格みたいになっちまった程だ」
レオン「それでも二人はやり切ろうとした訳だ…あいつらも自分の国の人類の為にだ!」
アルミン「…………」
レオン「やる前から諦めたっていい事なんて一つもないぜ?考えるんだよ!どうすれば最善なのか…一番自分が望む未来をな…」
レオン「アルミンの夢はなんだよ?…エレンやミカサと一緒に外の世界を見に行くんじゃねぇのか?…その為にはどうすればいい?その頭脳で考えるのが先だろ?それとも世界の終わる瞬間までそうやって逃げんのかよ!?」
アルミン「そうだ…僕は見るんだ…!エレンやミカサと一緒に…海や…氷の大地…砂の雪原…炎の水を…」
48: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:14:44 ID:auma0kAI0
レオン「諦めんのは何時でも出来るだろ?一人じゃ無理だけどさ…俺達は仲間が居るだろ?…俺達で世界を変えようぜ!!俺達も、あいつらも幸せになれる世界によ!…って言ってもまだ俺とユミルしか居ないけどなっ!」ニッ
アルミン「…分かった!僕もやるよ!何かを変えるには…何かを捨てなくちゃ…レオンは何か作戦は有るの?」
レオン「まぁ作戦って程じゃないけど…まずは成績上位者を引き込んで…更に、あの三人をこっちに引き込む」
アルミン「……え?」
アルミン「…正気なの?あの三人は元凶だよ…?そもそも協力する筈無いじゃないかっ!」
レオン「いや…奴らは罪悪感に苛まれている。そこで折衷案が出てくればこちらに来る筈だ!どちらにしても、一度三人と話す必要が有る」
レオン「ただ…この世界の住人は奴らのせいで地獄を見ているからな…そこで相談な訳だ!アルミンが反対なら今の話は無しだ」
レオン「ある意味じゃ周りを説得するのが一番大変だしな」
アルミン「…僕は…。すまないけど…少し時間をくれないかな?ゆっくり考えたい…」
レオン「あぁ勿論!明日にでも考えを聞かせてくれ!とりあえず今の事をユミルに話してくるよ」
アルミン「分かった」
~~~~~~~~~
ー宿舎渡り廊下ー
レオン(…しまった…どうやって呼び出せば…)
レオン(でも今は夜じゃないし…入っても意外と大丈夫なんじゃね?)
レオン(でもなぁ…変 の烙印を押されるのは避けたいよなぁ)
女訓練兵「あらっ?レオン…だっけ?どうしたの?そんな所で」
レオン「おぉ!調度良かった!ユミル居るかな?もし居たら悪いんだけど、呼んできてくれない?」
女訓練兵「ユミル?居たと思ったけど…ちょっと待ってて!」ダッ
レオン(見たこと無い子だけどいい子だな)
ユミル「なんだよ!折角クリスタとイチャイチャしてたのによ!」
レオン「そいつは悪かったな…いやアルミンに話したからさ…」
ユミル「そうか…とりあえず場所変えるぞ」
~~~~~~~~~~~
ー宿舎裏ー
ユミル「で?アルミンはなんて?」
レオン「流石に混乱してたよ…でも協力してくれるってさ」
ユミル「そうか…どこまで話したんだ?」
アルミン「…分かった!僕もやるよ!何かを変えるには…何かを捨てなくちゃ…レオンは何か作戦は有るの?」
レオン「まぁ作戦って程じゃないけど…まずは成績上位者を引き込んで…更に、あの三人をこっちに引き込む」
アルミン「……え?」
アルミン「…正気なの?あの三人は元凶だよ…?そもそも協力する筈無いじゃないかっ!」
レオン「いや…奴らは罪悪感に苛まれている。そこで折衷案が出てくればこちらに来る筈だ!どちらにしても、一度三人と話す必要が有る」
レオン「ただ…この世界の住人は奴らのせいで地獄を見ているからな…そこで相談な訳だ!アルミンが反対なら今の話は無しだ」
レオン「ある意味じゃ周りを説得するのが一番大変だしな」
アルミン「…僕は…。すまないけど…少し時間をくれないかな?ゆっくり考えたい…」
レオン「あぁ勿論!明日にでも考えを聞かせてくれ!とりあえず今の事をユミルに話してくるよ」
アルミン「分かった」
~~~~~~~~~
ー宿舎渡り廊下ー
レオン(…しまった…どうやって呼び出せば…)
レオン(でも今は夜じゃないし…入っても意外と大丈夫なんじゃね?)
レオン(でもなぁ…変 の烙印を押されるのは避けたいよなぁ)
女訓練兵「あらっ?レオン…だっけ?どうしたの?そんな所で」
レオン「おぉ!調度良かった!ユミル居るかな?もし居たら悪いんだけど、呼んできてくれない?」
女訓練兵「ユミル?居たと思ったけど…ちょっと待ってて!」ダッ
レオン(見たこと無い子だけどいい子だな)
ユミル「なんだよ!折角クリスタとイチャイチャしてたのによ!」
レオン「そいつは悪かったな…いやアルミンに話したからさ…」
ユミル「そうか…とりあえず場所変えるぞ」
~~~~~~~~~~~
ー宿舎裏ー
ユミル「で?アルミンはなんて?」
レオン「流石に混乱してたよ…でも協力してくれるってさ」
ユミル「そうか…どこまで話したんだ?」
49: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:15:18 ID:auma0kAI0
レオン「全部話したよ。俺の事も…この世界の事も…あの三人の事も……」
ユミル「…そうか…。これからの事はどうするんだ?」
レオン「とりあえず成績上位者を引き込むのと…あの三人も引き込まないか?って相談した」
ユミル「ッ!?…流石にそりゃ無理じゃねぇか?三人はともかく…エレンとかはどうするんだよ?」
レオン「だからアルミンが反対するなら無しだって言ってある…。色んな意味で鍵を握るのはエレンって事になるしな…。アルミンの返事は明日、聞く事になってる」
ユミル「…お前も大胆な事言い出すな…。だが奴らがこっちなら大分有利だな」
レオン「いや…逆に奴らが来なければこの戦いはかなり厳しいな…それに最終的には全兵団に付いてもらう訳だしな」
ユミル「あぁー…まぁそうなりゃいいがな…」
レオン「他に方法は無いだろ?もうこれは人類対巨人じゃない…誰が敵か分からなくなる!更に壁外の人類に、巨人…こりゃ総力戦だよ」
ユミル「…何か話してるだけで気が遠くなってきた…」
レオン「……俺もだ…。だがもうやるしか無いぞ?二年後の情報を知ってる以上、黙ってる手は無いだろ?」
ユミル「そうだな…クリスタはどうする?」
レオン「彼女はお前に任せる…が、ちゃんと伝えろよな?真実をだ」
ユミル「…まぁこのまま黙ってるのも無理だしな…。でも…あいつは耐えられるだろうか…?」
レオン「…ッ!?ユミルッ!やるしかねぇよ…全員で明日を掴むんだ!」
ユミル「分かってるよっ!!…だが…あまりにm…クリスタ「私は平気だよ!!」
レオン「ッ!?クリスタ!?」
ユミル「…女神が立ち聞きとは関心しないな…」
クリスタ「…ゴメンね!ただ…最近二人がおかしいから…少し気になっちゃって…」
クリスタ「ねぇ…さっきの話…詳しく聞かせてよ!どういう事なの?」
ユミル「…それはな…」チラッ
レオン「………」コクッ
ユミル「分かった…全て話すよ…………」
―――――――
――――――
―――――
――――
―――
――
ユミル「…そうか…。これからの事はどうするんだ?」
レオン「とりあえず成績上位者を引き込むのと…あの三人も引き込まないか?って相談した」
ユミル「ッ!?…流石にそりゃ無理じゃねぇか?三人はともかく…エレンとかはどうするんだよ?」
レオン「だからアルミンが反対するなら無しだって言ってある…。色んな意味で鍵を握るのはエレンって事になるしな…。アルミンの返事は明日、聞く事になってる」
ユミル「…お前も大胆な事言い出すな…。だが奴らがこっちなら大分有利だな」
レオン「いや…逆に奴らが来なければこの戦いはかなり厳しいな…それに最終的には全兵団に付いてもらう訳だしな」
ユミル「あぁー…まぁそうなりゃいいがな…」
レオン「他に方法は無いだろ?もうこれは人類対巨人じゃない…誰が敵か分からなくなる!更に壁外の人類に、巨人…こりゃ総力戦だよ」
ユミル「…何か話してるだけで気が遠くなってきた…」
レオン「……俺もだ…。だがもうやるしか無いぞ?二年後の情報を知ってる以上、黙ってる手は無いだろ?」
ユミル「そうだな…クリスタはどうする?」
レオン「彼女はお前に任せる…が、ちゃんと伝えろよな?真実をだ」
ユミル「…まぁこのまま黙ってるのも無理だしな…。でも…あいつは耐えられるだろうか…?」
レオン「…ッ!?ユミルッ!やるしかねぇよ…全員で明日を掴むんだ!」
ユミル「分かってるよっ!!…だが…あまりにm…クリスタ「私は平気だよ!!」
レオン「ッ!?クリスタ!?」
ユミル「…女神が立ち聞きとは関心しないな…」
クリスタ「…ゴメンね!ただ…最近二人がおかしいから…少し気になっちゃって…」
クリスタ「ねぇ…さっきの話…詳しく聞かせてよ!どういう事なの?」
ユミル「…それはな…」チラッ
レオン「………」コクッ
ユミル「分かった…全て話すよ…………」
―――――――
――――――
―――――
――――
―――
――
51: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:16:26 ID:auma0kAI0
レオン「あぁ!クリスタのその底抜けの優しさが必要なんだよ!この地獄みてぇな世界じゃな」
レオン「だが…今!お前はお前にしか出来ない戦い方を教わった筈だ!この地獄を変えられるのは俺達しかいないんだ!!俺達と一緒に…世界を変えようぜ?」
レオン「それにお前が来てくれなきゃ、誰がユミルを窘めるんだ?」ニヤッ
ユミル(こいつッ!…さっきのわざとかよ…!)
ユミル「あぁ!立場とかそんなのを抜きにしても私らはお前が必要だ!」
クリスタ「二人共…ありがとう!私もやるよ!皆が頑張ってるのに私だけサボってられないもんっ!…それにユミルは…私が居なくちゃダメみたいだしね!」ニコッ
ユミル「ダハハハ!」
レオン「その通りだ!」
レオン「…それにさっきはゴメンな…。あんな言い方しちゃって」
ユミル「そうだな!!罰として水汲み当番代わってもらおうか」ニヤッ
クリスタ「何でユミルが言うのよ…気にしないでレオン!私があんな自分勝手な事言ったのが悪いんだもん!私こそゴメンね!」
レオン「いや…そう言ってもらえると助かる」
ユミル「じゃ後はまた明日だな!私らは戻ってイチャイチャの続きするからよ」
レオン「あぁ悪かったな!また明日な」
クリスタ「また明日ね!」
~~~~~~~~~~~
ー男子宿舎ー
レオン「ただいまぁって誰も居ねぇか…」
アルミン「おかえり!レオン」
レオン「うぉっ!居たのかアルミン」
アルミン「うん…ずっと考えてたよ…」
レオン「そうか…。辛いだろうが頑張ってくれ…でもアルミンがどっちの意見でも俺は賛成だからな!!」
アルミン「ありがと…少し書庫に行ってるね」
レオン「分かった」
レオン(そりゃ悩むよな…頭の良いアルミンの事だ…どうするべきかなんて分かってるんだろう…。)
レオン(しかもあいつらの事情も分かってしまった…。本音と本音がぶつかってるのか…)
レオン「だが…今!お前はお前にしか出来ない戦い方を教わった筈だ!この地獄を変えられるのは俺達しかいないんだ!!俺達と一緒に…世界を変えようぜ?」
レオン「それにお前が来てくれなきゃ、誰がユミルを窘めるんだ?」ニヤッ
ユミル(こいつッ!…さっきのわざとかよ…!)
ユミル「あぁ!立場とかそんなのを抜きにしても私らはお前が必要だ!」
クリスタ「二人共…ありがとう!私もやるよ!皆が頑張ってるのに私だけサボってられないもんっ!…それにユミルは…私が居なくちゃダメみたいだしね!」ニコッ
ユミル「ダハハハ!」
レオン「その通りだ!」
レオン「…それにさっきはゴメンな…。あんな言い方しちゃって」
ユミル「そうだな!!罰として水汲み当番代わってもらおうか」ニヤッ
クリスタ「何でユミルが言うのよ…気にしないでレオン!私があんな自分勝手な事言ったのが悪いんだもん!私こそゴメンね!」
レオン「いや…そう言ってもらえると助かる」
ユミル「じゃ後はまた明日だな!私らは戻ってイチャイチャの続きするからよ」
レオン「あぁ悪かったな!また明日な」
クリスタ「また明日ね!」
~~~~~~~~~~~
ー男子宿舎ー
レオン「ただいまぁって誰も居ねぇか…」
アルミン「おかえり!レオン」
レオン「うぉっ!居たのかアルミン」
アルミン「うん…ずっと考えてたよ…」
レオン「そうか…。辛いだろうが頑張ってくれ…でもアルミンがどっちの意見でも俺は賛成だからな!!」
アルミン「ありがと…少し書庫に行ってるね」
レオン「分かった」
レオン(そりゃ悩むよな…頭の良いアルミンの事だ…どうするべきかなんて分かってるんだろう…。)
レオン(しかもあいつらの事情も分かってしまった…。本音と本音がぶつかってるのか…)
52: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:17:07 ID:auma0kAI0
~~~~~~~~~~
ー書庫ー
アルミン(分かってるんだ…レオンの話を聞く限りじゃ戦力は多いに越した事はない…)
アルミン(でもあいつらは…僕達を裏切っていたんだ!それに…壁さえ壊されなければ…お爺ちゃんは死ななかったのに!)
アルミン(…同じか…。お爺ちゃんがいいように王政に使われてしまったのと…彼らもまた向こうの世界で良いように使わてしまったんだ…)
アルミン(でも…僕は彼らを許せるのか…?エレンや皆を説得しなければならない…人類が生きる為にという名目で…)
アルミン(その為には僕は彼らを許し…信用しなければならない…。出来るのか?僕に…)
アルミン(人類の安寧の為に、安寧を脅かす巨人の力が必要だなんて…僕はどうすればいいの?…お爺ちゃん…)スウ
――――
―――
――
祖父「アルミンは本当に賢い…だからきっと答えに迷うことはないだろう…」
アルミン「そうかなぁ…?」
祖父「だがこれからの人生で…答えが分かっても、迷う時は必ず来る。…そんな時は自分に従いなさい」
アルミン「え?どういう事?」
祖父「頭では無く…自分の心に……………」
アルミン「待って!お爺ちゃんまだ話したい事が…!」
――
―――
――――
アルミン「…はっ!?…夢か…。…そうだよ…もう答えは出てるじゃないか!」
~~~~~~~~~
ー食堂ー
-夕食-
エレン「いやぁ腹減ったなぁ…そういやアルミンはどうしたんだ?」
ミカサ「そういえば居ない」
エレン「さっき宿舎にも居なかったしな…あ!おいっ!レオン!」
レオン「おぉエレン!お帰り!どうしたんだ?」
エレン「おう!ただいま!…それよりアルミン見なかったか?」
レオン「アルミン?あいつなら書庫に行くとかって…」
アルミン「どうしたの?二人共?」
エレン「アルミン!いやお前が居ないなって話になってさ」
アルミン「ゴメンね!ちょっと書庫で調べ物してて」
ー書庫ー
アルミン(分かってるんだ…レオンの話を聞く限りじゃ戦力は多いに越した事はない…)
アルミン(でもあいつらは…僕達を裏切っていたんだ!それに…壁さえ壊されなければ…お爺ちゃんは死ななかったのに!)
アルミン(…同じか…。お爺ちゃんがいいように王政に使われてしまったのと…彼らもまた向こうの世界で良いように使わてしまったんだ…)
アルミン(でも…僕は彼らを許せるのか…?エレンや皆を説得しなければならない…人類が生きる為にという名目で…)
アルミン(その為には僕は彼らを許し…信用しなければならない…。出来るのか?僕に…)
アルミン(人類の安寧の為に、安寧を脅かす巨人の力が必要だなんて…僕はどうすればいいの?…お爺ちゃん…)スウ
――――
―――
――
祖父「アルミンは本当に賢い…だからきっと答えに迷うことはないだろう…」
アルミン「そうかなぁ…?」
祖父「だがこれからの人生で…答えが分かっても、迷う時は必ず来る。…そんな時は自分に従いなさい」
アルミン「え?どういう事?」
祖父「頭では無く…自分の心に……………」
アルミン「待って!お爺ちゃんまだ話したい事が…!」
――
―――
――――
アルミン「…はっ!?…夢か…。…そうだよ…もう答えは出てるじゃないか!」
~~~~~~~~~
ー食堂ー
-夕食-
エレン「いやぁ腹減ったなぁ…そういやアルミンはどうしたんだ?」
ミカサ「そういえば居ない」
エレン「さっき宿舎にも居なかったしな…あ!おいっ!レオン!」
レオン「おぉエレン!お帰り!どうしたんだ?」
エレン「おう!ただいま!…それよりアルミン見なかったか?」
レオン「アルミン?あいつなら書庫に行くとかって…」
アルミン「どうしたの?二人共?」
エレン「アルミン!いやお前が居ないなって話になってさ」
アルミン「ゴメンね!ちょっと書庫で調べ物してて」
53: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:17:57 ID:auma0kAI0
レオン(よく顔つきが変わるとか言うが…本当に有るんだな…答えが出たんだな…アルミン!)
エレン「いや別に謝ることはねぇよ!さっさと飯食って寝ようぜ?」
レオン「そうだな!ところで二人は今日ずっと何やってたんだ?」
ミカサ「二人で愛の特訓をしていた」
エレン「おいっ!変な言い方するなよっ!普通にランニングしたり組手したりしてただけじゃねぇか!!」
アルミン「そんなに照れるなよエレン!」
エレン「別に照れてねぇよ!!」
ミカサ「でもエレンは本当に最近強くなった」
エレン「うーん…アニとの対人格闘の効果が出てきてるのか?」
エレン「いつかミカサも負かしてやるからな!!」
ミカサ「楽しみにしておく」
エレン「それにレオンにも教わらなくちゃいけねぇし!」
レオン「おぉそうだな!」
エレン「でもよ…レオンとアニってどっちが強いんだろうな?」
レオン「さぁな…やっぱりアニの方が強いんじゃないか?」
アニ「…私が何だって?」
エレン「うぉっ!びっくりさせるなよ…。ただレオンとアニってどっちが強のかなって話になってさ」
アニ「…そんな話か…下らないね。あんな物はただのお遊びだ…役に立ちゃしないよ」
エレン「そうかなぁ…?でもお前はあの技出す時、生き生きしてるぜ?」
アニ「ッ!?べっ…別にそんな事無い」
レオン「(うわぁ…ツンデレラだ…)まぁでもアニも意外と乙女って事だろ?」
アニ「は?意外ってのはどういう事?私はどう見てもか弱い乙女だろ?」
アル・エレ(そこかよっ!!)
レオン「いや…別に大した意味では…」
エレン「ならよ!明日対人格闘あるんだし、二人で勝負してみてくれよっ!!」
アニ「下らないって言ってるだろ?どっちが強いかなんてさ」
レオン「そうだよ!アニは乙女なんだから、怪我でもしたら大変だろ?」
アニ「…なんだい?私はあんたに負けるって言いたいの?」
レオン「(…こいつ面倒くせぇな!)んな事言ってねぇだろ!?」
エレン「いや別に謝ることはねぇよ!さっさと飯食って寝ようぜ?」
レオン「そうだな!ところで二人は今日ずっと何やってたんだ?」
ミカサ「二人で愛の特訓をしていた」
エレン「おいっ!変な言い方するなよっ!普通にランニングしたり組手したりしてただけじゃねぇか!!」
アルミン「そんなに照れるなよエレン!」
エレン「別に照れてねぇよ!!」
ミカサ「でもエレンは本当に最近強くなった」
エレン「うーん…アニとの対人格闘の効果が出てきてるのか?」
エレン「いつかミカサも負かしてやるからな!!」
ミカサ「楽しみにしておく」
エレン「それにレオンにも教わらなくちゃいけねぇし!」
レオン「おぉそうだな!」
エレン「でもよ…レオンとアニってどっちが強いんだろうな?」
レオン「さぁな…やっぱりアニの方が強いんじゃないか?」
アニ「…私が何だって?」
エレン「うぉっ!びっくりさせるなよ…。ただレオンとアニってどっちが強のかなって話になってさ」
アニ「…そんな話か…下らないね。あんな物はただのお遊びだ…役に立ちゃしないよ」
エレン「そうかなぁ…?でもお前はあの技出す時、生き生きしてるぜ?」
アニ「ッ!?べっ…別にそんな事無い」
レオン「(うわぁ…ツンデレラだ…)まぁでもアニも意外と乙女って事だろ?」
アニ「は?意外ってのはどういう事?私はどう見てもか弱い乙女だろ?」
アル・エレ(そこかよっ!!)
レオン「いや…別に大した意味では…」
エレン「ならよ!明日対人格闘あるんだし、二人で勝負してみてくれよっ!!」
アニ「下らないって言ってるだろ?どっちが強いかなんてさ」
レオン「そうだよ!アニは乙女なんだから、怪我でもしたら大変だろ?」
アニ「…なんだい?私はあんたに負けるって言いたいの?」
レオン「(…こいつ面倒くせぇな!)んな事言ってねぇだろ!?」
54: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:18:41 ID:auma0kAI0
アニ「はぁ…。明日私と勝負しな!いいね?」ギロッ
レオン「…分かりました…(何で俺がこんな目に…)」
エレン「おぉ!これは興味あるぞ!」
レオン(ったく…呑気な事言いやがって)
アルミン「…レオン?」ボソッ
レオン「ん?どうした?アルミン」
アルミン「…さっきの答えが出た…少し外で話さない?」
レオン「分かった」
レオン「わりぃ!先に宿舎戻ってるわ!アルミンに聞きたい事思い出した!」
アルミン「そうみたいだから、先に戻るね」
エレン「お~」
ミカサ「お休みアルミン」
アルミン「お休み」
~~~~~~~~~~
ー訓練棟中庭ー
アルミン「…悩んだけど決めたよ…あの三人をいきなりは許せないと思うけど…でも世界を救うには彼らの力は必要だ!!」
アルミン「だからレオン!彼らを説得してこっちに引き入れよう!」
レオン「…いいのか?アルミン…。お爺ちゃんの仇みたいなものだろ?」
アルミン「…それも確かにあるけど…夢でお爺ちゃんに言われたんだ!迷った時は心に従えって!だから…僕はこうするべきだと思ったから…」
レオン「そうか…ありがとう!じゃまずは皆の説得だな…」
アルミン「あぁ…でも皆だって分かってくれるさ…。きっと…」
レオン「よし!じゃ明日からハードだな!エレンのせいでアニと勝負しなくちゃいけなくなったし…とりあえず今日は早く寝ようぜ!」
アルミン「そうだね!宿舎に戻ろう!」
~~~~~~~~~~
ー男子宿舎ー
コニー「明日からまた訓練かぁ」
ジャン「全くだ…しかも明日は兵站訓練じゃねぇか?」
マルコ「立派な憲兵になる為に頑張ろうよ!」
ジャン「へいへい…」
レオン「…分かりました…(何で俺がこんな目に…)」
エレン「おぉ!これは興味あるぞ!」
レオン(ったく…呑気な事言いやがって)
アルミン「…レオン?」ボソッ
レオン「ん?どうした?アルミン」
アルミン「…さっきの答えが出た…少し外で話さない?」
レオン「分かった」
レオン「わりぃ!先に宿舎戻ってるわ!アルミンに聞きたい事思い出した!」
アルミン「そうみたいだから、先に戻るね」
エレン「お~」
ミカサ「お休みアルミン」
アルミン「お休み」
~~~~~~~~~~
ー訓練棟中庭ー
アルミン「…悩んだけど決めたよ…あの三人をいきなりは許せないと思うけど…でも世界を救うには彼らの力は必要だ!!」
アルミン「だからレオン!彼らを説得してこっちに引き入れよう!」
レオン「…いいのか?アルミン…。お爺ちゃんの仇みたいなものだろ?」
アルミン「…それも確かにあるけど…夢でお爺ちゃんに言われたんだ!迷った時は心に従えって!だから…僕はこうするべきだと思ったから…」
レオン「そうか…ありがとう!じゃまずは皆の説得だな…」
アルミン「あぁ…でも皆だって分かってくれるさ…。きっと…」
レオン「よし!じゃ明日からハードだな!エレンのせいでアニと勝負しなくちゃいけなくなったし…とりあえず今日は早く寝ようぜ!」
アルミン「そうだね!宿舎に戻ろう!」
~~~~~~~~~~
ー男子宿舎ー
コニー「明日からまた訓練かぁ」
ジャン「全くだ…しかも明日は兵站訓練じゃねぇか?」
マルコ「立派な憲兵になる為に頑張ろうよ!」
ジャン「へいへい…」
55: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:19:17 ID:auma0kAI0
ガチャッ
レオン「ただいまぁ」
アルミン「ただいま」
エレン「お帰り!何だ?何処行ってたんだ?」
レオン「いやぁ聞いてたら眠くなっちまって…顔洗ってきた」
エレン「はぁ?お前そんなんで大丈夫かよ?」
アルミン「でもレオンは物分かりがいいし飲み込みが早いから、教えてても楽だよ」
レオン「でも今日はサンキューなアルミン!」
アルミン「ううん!また何かあれば聞いて?」
ライナー「じゃそろそろ寝るかぁ?」
全員「おやすみー」
~~~~~~~~~~~
ー少し戻して女子宿舎ー
アニ「………あ…ユミル」
ユミル「何だ?お前から話しかけてくるなんて珍しいな」
アニ「いや…。成り行きで明日あんたの彼氏と対人格闘で勝負する事になったから…一応言うだけ言っとこうってね」
クリスタ「えっ!?いつの間に付き合ってたの?」
ミカサ「知らなかった」
ユミル「おいおい!私は別にあいつとは付き合ってなんかいねぇよっ!!勝負でも何でも好きにすればいいだろ?!」
アニ「そうかい…何かこの間、好きだの嫌いだの騒いでたからてっきりね。悪かったよ」
ユミル「ったく…急に話し掛けてきたと思ったら変な事言うんじゃねぇよ!」アセッ
ミカサ「珍しくユミルが焦っている」
クリスタ「本当だね」クスッ
ユミル「~~ッ//もう寝るっ!」バサッ
クリスタ「おやすみー」
―――――
――――
―――
――
レオン「ただいまぁ」
アルミン「ただいま」
エレン「お帰り!何だ?何処行ってたんだ?」
レオン「いやぁ聞いてたら眠くなっちまって…顔洗ってきた」
エレン「はぁ?お前そんなんで大丈夫かよ?」
アルミン「でもレオンは物分かりがいいし飲み込みが早いから、教えてても楽だよ」
レオン「でも今日はサンキューなアルミン!」
アルミン「ううん!また何かあれば聞いて?」
ライナー「じゃそろそろ寝るかぁ?」
全員「おやすみー」
~~~~~~~~~~~
ー少し戻して女子宿舎ー
アニ「………あ…ユミル」
ユミル「何だ?お前から話しかけてくるなんて珍しいな」
アニ「いや…。成り行きで明日あんたの彼氏と対人格闘で勝負する事になったから…一応言うだけ言っとこうってね」
クリスタ「えっ!?いつの間に付き合ってたの?」
ミカサ「知らなかった」
ユミル「おいおい!私は別にあいつとは付き合ってなんかいねぇよっ!!勝負でも何でも好きにすればいいだろ?!」
アニ「そうかい…何かこの間、好きだの嫌いだの騒いでたからてっきりね。悪かったよ」
ユミル「ったく…急に話し掛けてきたと思ったら変な事言うんじゃねぇよ!」アセッ
ミカサ「珍しくユミルが焦っている」
クリスタ「本当だね」クスッ
ユミル「~~ッ//もう寝るっ!」バサッ
クリスタ「おやすみー」
―――――
――――
―――
――
56: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:20:09 ID:auma0kAI0
ー訓練場ー
キース「これより各自ペアを組み、訓練を始めろ!!」
レオン「(面倒だけど折角だしな…)よっしゃ!アニ組もうぜ!」
アニ「ふぅ…。しょうが無いね…さっさと構えな」スッ
エレン「おいっ!いよいよ始まるぞ!!」
ザワザワ ドッチダ?
レオン「悪いけど手加減とかは出来ないからな?」ニヤッ
アニ「フッ…冗談…」ダッ
レオン(来たっ!)スッ
アニ(甘いっ!)バッ
レオン(ッ!フェイントかよ?!)ガッ
アニ「今のを防ぐとはやるじゃないか」
レオン「まぁな…(やべぇ…アニさん…本気ですか…?)」
アニ「まだまだ行くよ!」ババッ
レオン(チッ!…悪いが回ってもらうぞ)バシッ
アニ(ッ!?マズっ…)グラッ
レオン「そぉい!」グルン
アニ(ッ!やるね…だけど…)スタッ
アニ(甘いよ!)バキッ
レオン(受け身取って回し蹴りかよ!?)グラッ
アニ(一気に行く…!)ザッ
レオン(ッ!マズイ…防戦一方だ…)ガッ バキッ ドカッ
エレン「やっぱアニの方が強いのかぁ」クルッ
レオン(女性だと発勁は前からじゃ打てねぇしな…しゃあねぇ…)
アニ(これで終わりだっ!)ブンッ
レオン(来たっ!後ろ回し蹴りっ!失敗したら俺がやられる…!決める!)
レオン(スマン!アニっ!)ドンッ
アニ「がはッ…!」ドサッ
ワッー アニガタオレタゾ!
エレン(えっ!?今の一瞬で何があったんだ?!)クルッ
レオン「ハァハァ…しんどかったぜ…」
エレン「なぁ!レオン!今何やったんだ?」
レオン「ん?…まぁ簡単にいえば心臓を殴ったんだ」
エレン「はぁ?何だそりゃ?」
レオン「まぁ説明は後だ…アニを医務室に連れて行く」
エレン「…あぁ」
ミカサ「エレン…空いているのなら私と組もう」
――――
―――
キース「これより各自ペアを組み、訓練を始めろ!!」
レオン「(面倒だけど折角だしな…)よっしゃ!アニ組もうぜ!」
アニ「ふぅ…。しょうが無いね…さっさと構えな」スッ
エレン「おいっ!いよいよ始まるぞ!!」
ザワザワ ドッチダ?
レオン「悪いけど手加減とかは出来ないからな?」ニヤッ
アニ「フッ…冗談…」ダッ
レオン(来たっ!)スッ
アニ(甘いっ!)バッ
レオン(ッ!フェイントかよ?!)ガッ
アニ「今のを防ぐとはやるじゃないか」
レオン「まぁな…(やべぇ…アニさん…本気ですか…?)」
アニ「まだまだ行くよ!」ババッ
レオン(チッ!…悪いが回ってもらうぞ)バシッ
アニ(ッ!?マズっ…)グラッ
レオン「そぉい!」グルン
アニ(ッ!やるね…だけど…)スタッ
アニ(甘いよ!)バキッ
レオン(受け身取って回し蹴りかよ!?)グラッ
アニ(一気に行く…!)ザッ
レオン(ッ!マズイ…防戦一方だ…)ガッ バキッ ドカッ
エレン「やっぱアニの方が強いのかぁ」クルッ
レオン(女性だと発勁は前からじゃ打てねぇしな…しゃあねぇ…)
アニ(これで終わりだっ!)ブンッ
レオン(来たっ!後ろ回し蹴りっ!失敗したら俺がやられる…!決める!)
レオン(スマン!アニっ!)ドンッ
アニ「がはッ…!」ドサッ
ワッー アニガタオレタゾ!
エレン(えっ!?今の一瞬で何があったんだ?!)クルッ
レオン「ハァハァ…しんどかったぜ…」
エレン「なぁ!レオン!今何やったんだ?」
レオン「ん?…まぁ簡単にいえば心臓を殴ったんだ」
エレン「はぁ?何だそりゃ?」
レオン「まぁ説明は後だ…アニを医務室に連れて行く」
エレン「…あぁ」
ミカサ「エレン…空いているのなら私と組もう」
――――
―――
57: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:20:59 ID:auma0kAI0
レオン「教官!レオンハート訓練兵を気絶させてしまったので、医務室に運びたいのですが!」
キース「…レオンハートをか?…分かった!連れて行け!」
レオン「ハッ!」
キース(レオンハートを落とすとは…格闘術ではアッカーマンと張れるかもしれんな…)
~~~~~~~~~
ー医務室ー
アニ「ん…ここは…」
レオン「おぉ起きたか!大丈夫か?」
アニ「…あんた…何者なの?」
レオン「えっ!?…何者って…?」
アニ「変な技知ってるし、さっきも急に意識が無くなった…」
レオン「…まぁ変な技使うのはお互い様だろ?悪かったな殴って…あぁでもしないと止められそうになかったからさ」
アニ「…まぁそうかもしれないね…。別に訓練なんだから気にしなくていいよ」
アニ「でも何だったんだい?さっきのは…?」
レオン「いや…心臓を殴ったんだよ…。心臓に衝撃が加わると、一瞬血液の循環が止まる…そうすると脳に一瞬だけ酸素が行き渡らずに失神するって訳だ」
アニ「…でも心臓まで衝撃って届くもんなのかい?」
レオン「いや…普通にやったんじゃ無理だな!発勁って言って運動エネルギーを胸では無くて、心臓に打ち込む感覚…かな…?」
アニ「…へぇ…」
レオン「アニの格闘術は誰かに教わったのか?」
アニ「…お父さんから…」
レオン「へぇ~すげぇお父さんだな!」
アニ「…そうでもないよ…」ボソッ
レオン「えっ?何だって?」
アニ「何でもない…とりあえず悪かったね…。もう戻るよ」
レオン「…?あぁ分かった」
キース「…レオンハートをか?…分かった!連れて行け!」
レオン「ハッ!」
キース(レオンハートを落とすとは…格闘術ではアッカーマンと張れるかもしれんな…)
~~~~~~~~~
ー医務室ー
アニ「ん…ここは…」
レオン「おぉ起きたか!大丈夫か?」
アニ「…あんた…何者なの?」
レオン「えっ!?…何者って…?」
アニ「変な技知ってるし、さっきも急に意識が無くなった…」
レオン「…まぁ変な技使うのはお互い様だろ?悪かったな殴って…あぁでもしないと止められそうになかったからさ」
アニ「…まぁそうかもしれないね…。別に訓練なんだから気にしなくていいよ」
アニ「でも何だったんだい?さっきのは…?」
レオン「いや…心臓を殴ったんだよ…。心臓に衝撃が加わると、一瞬血液の循環が止まる…そうすると脳に一瞬だけ酸素が行き渡らずに失神するって訳だ」
アニ「…でも心臓まで衝撃って届くもんなのかい?」
レオン「いや…普通にやったんじゃ無理だな!発勁って言って運動エネルギーを胸では無くて、心臓に打ち込む感覚…かな…?」
アニ「…へぇ…」
レオン「アニの格闘術は誰かに教わったのか?」
アニ「…お父さんから…」
レオン「へぇ~すげぇお父さんだな!」
アニ「…そうでもないよ…」ボソッ
レオン「えっ?何だって?」
アニ「何でもない…とりあえず悪かったね…。もう戻るよ」
レオン「…?あぁ分かった」
58: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:21:31 ID:auma0kAI0
~~~~~~~~~~
ー食堂ー
-昼食-
ガヤガヤ
エレン「しかしさっきは驚いたなぁ…アニが攻めてたと思ったら急に倒れてんだもん」
アルミン「結局、レオンが勝ったの?」
エレン「そうみたいだな…アニは気絶してたし」
ガチャッ
レオン「ふぃ~疲れたぁ」
アルミン「お疲れ!」
エレン「なぁさっきの何だったんだよ?」
レオン「いやだから…心臓に衝撃を与えて気絶させたんだって」
アルミン「そんな事が可能なの?…まぁ現に起こってる訳だけども」
レオン「体の使い方だな…効果的に対象に力が加わる様にする訳だ!」
エレン「スゲェ!!俺にも早く教えてくれよなっ!!」
レオン「おぉ分かったよ!」
エレン「ミカサだってそんな事出来ないもんな!」
ミカサ「…試した事が無いからなんとも言えないけれど」
ミカサ「体の使い方なら私の方が上…私は完璧にコントロール出来る」
レオン「ははは…。ミカサなら納得出来るな!」
レオン(こっちは門で一瞬だけしか全開に出来ないのに、こいつは自由自在な訳だもんな…チートキャラめ…◯藤かお前は!)
エレン「あぁそうかよ!」
アルミン「あはは!…それでアニは?平気だったの?」
レオン「あぁ!もう平気だって…あそこで飯食ってるだろ?」
アルミン「本当だね!じゃあ良かった!」
カーンカーン
アルミン「…次はいよいよ兵站行進だね…」
エレン「あぁ…そういやそうだったな」
レオン「(あの走ってくやつか…)やっぱりキツイの?」
アルミン「僕は体力がないからね…」
エレン「とりあえず急ごうぜ!」
~~~~~~~~~
ー屋外演習場ー
キース「ここから西の森まで行進する!そしてその森で兵站拠点を設営し、明日の朝にこちらに向けて出発する予定だ!!」
キース「夜の森は深い!付いて来れない者は死ぬかもしれん!気を抜くな!」
――――
―――
ー食堂ー
-昼食-
ガヤガヤ
エレン「しかしさっきは驚いたなぁ…アニが攻めてたと思ったら急に倒れてんだもん」
アルミン「結局、レオンが勝ったの?」
エレン「そうみたいだな…アニは気絶してたし」
ガチャッ
レオン「ふぃ~疲れたぁ」
アルミン「お疲れ!」
エレン「なぁさっきの何だったんだよ?」
レオン「いやだから…心臓に衝撃を与えて気絶させたんだって」
アルミン「そんな事が可能なの?…まぁ現に起こってる訳だけども」
レオン「体の使い方だな…効果的に対象に力が加わる様にする訳だ!」
エレン「スゲェ!!俺にも早く教えてくれよなっ!!」
レオン「おぉ分かったよ!」
エレン「ミカサだってそんな事出来ないもんな!」
ミカサ「…試した事が無いからなんとも言えないけれど」
ミカサ「体の使い方なら私の方が上…私は完璧にコントロール出来る」
レオン「ははは…。ミカサなら納得出来るな!」
レオン(こっちは門で一瞬だけしか全開に出来ないのに、こいつは自由自在な訳だもんな…チートキャラめ…◯藤かお前は!)
エレン「あぁそうかよ!」
アルミン「あはは!…それでアニは?平気だったの?」
レオン「あぁ!もう平気だって…あそこで飯食ってるだろ?」
アルミン「本当だね!じゃあ良かった!」
カーンカーン
アルミン「…次はいよいよ兵站行進だね…」
エレン「あぁ…そういやそうだったな」
レオン「(あの走ってくやつか…)やっぱりキツイの?」
アルミン「僕は体力がないからね…」
エレン「とりあえず急ごうぜ!」
~~~~~~~~~
ー屋外演習場ー
キース「ここから西の森まで行進する!そしてその森で兵站拠点を設営し、明日の朝にこちらに向けて出発する予定だ!!」
キース「夜の森は深い!付いて来れない者は死ぬかもしれん!気を抜くな!」
――――
―――
59: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:22:06 ID:auma0kAI0
アルミン「ハァハァ……。くっ!」
キース「どうした?!遅れているぞ!貴様は装備を外すか!?もう休憩か!?」
キース(アルレルトの課題は体力か…座学は非常に優秀だと聞いているが…)
レオン「おい…アルミン…大丈夫…か?」ハァハァッ
アルミン「レオンこそ…辛そうだよ?」
レオン「俺こんなに…重い物持って…走った事…ねぇし…」
アルミン「僕に合わせなくても平気さ…!きっと追いつくから!」
レオン「そうか…じゃ俺はもう少し頑張って…みるよ」シャァ
~~~~~~~~
ー兵站拠点ー
エレン「おぉ来た来た!」
レオン「ゼェゼェ…やっと着いた…」ガシャンッ
エレン「アルミンは?」
レオン「絶対…追いつくから先に…行ってって」ハァハァ
エレン「そうか…あいつも頑固だからな…」
ミカサ「…エレンは人のこと言えない…」
ユミル「おーおー…ずいぶんお疲れじゃねぇか」ニヤッ
レオン「こんなに重い物持って…こんなに走った事ねぇもんよ…」
ユミル「かぁ~情けねぇな!こんな二十キロ位で…ッ!?」
クリスタ「もうっ!私だってキツかったもん!…どうしたの?」
ユミル「…どういう事だ?クリスタ…ちょっと持ってみろ」
クリスタ「…?キャッ…!重…いっ…!」
ユミル「あぁ…リュックの中身の砂袋が…私らの倍入ってる…」
エレ・ミカ「え!?」
レオン「えっ!?」
ユミル「ってお前も知らなかったのかよっ!?」
レオン「そりゃそうだろ!?皆と同じ装備だと思ってたさ」
クリスタ「でも…誰がこんな事を…?まさか…いやがr…キース「私だ…」
一同「っ!?」バッ
キース「此奴は貴様らよりも訓練の練度が低い…だから人の倍やるのは当然の事だ!!」
キース「どうした?!遅れているぞ!貴様は装備を外すか!?もう休憩か!?」
キース(アルレルトの課題は体力か…座学は非常に優秀だと聞いているが…)
レオン「おい…アルミン…大丈夫…か?」ハァハァッ
アルミン「レオンこそ…辛そうだよ?」
レオン「俺こんなに…重い物持って…走った事…ねぇし…」
アルミン「僕に合わせなくても平気さ…!きっと追いつくから!」
レオン「そうか…じゃ俺はもう少し頑張って…みるよ」シャァ
~~~~~~~~
ー兵站拠点ー
エレン「おぉ来た来た!」
レオン「ゼェゼェ…やっと着いた…」ガシャンッ
エレン「アルミンは?」
レオン「絶対…追いつくから先に…行ってって」ハァハァ
エレン「そうか…あいつも頑固だからな…」
ミカサ「…エレンは人のこと言えない…」
ユミル「おーおー…ずいぶんお疲れじゃねぇか」ニヤッ
レオン「こんなに重い物持って…こんなに走った事ねぇもんよ…」
ユミル「かぁ~情けねぇな!こんな二十キロ位で…ッ!?」
クリスタ「もうっ!私だってキツかったもん!…どうしたの?」
ユミル「…どういう事だ?クリスタ…ちょっと持ってみろ」
クリスタ「…?キャッ…!重…いっ…!」
ユミル「あぁ…リュックの中身の砂袋が…私らの倍入ってる…」
エレ・ミカ「え!?」
レオン「えっ!?」
ユミル「ってお前も知らなかったのかよっ!?」
レオン「そりゃそうだろ!?皆と同じ装備だと思ってたさ」
クリスタ「でも…誰がこんな事を…?まさか…いやがr…キース「私だ…」
一同「っ!?」バッ
キース「此奴は貴様らよりも訓練の練度が低い…だから人の倍やるのは当然の事だ!!」
60: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:22:43 ID:auma0kAI0
ユミル「しかし…倍はいくらなんでも危険では…?」
クリスタ「ちょっと!ユミル!」ボソッ
キース「…ほぅ?ならば今度は貴様が代わりに倍背負うか?」
ユミル「くっ…」
レオン「ユミルッ!…教官のお心遣いに感謝致します!!」
キース「…うむっ!」ザッ
エレン「しかし…教官も結構キツイ事するな…」
ミカサ「だけど教官の言っている事も一理ある…」
レオン「そうだな…!…しっかし重かったよ…背が縮んだかもしれねぇ…」
エレン「お前は少し位縮んだ方がいいだろ?」ニカッ
レオン「あはは!でもユミルも庇ってくれてありがとな!」
ユミル「べっ…別にお前の為じゃねぇよ!//」
クリスタ「もうっ!素直じゃないんだから!」
ミカサ「…アルミンが戻った」
アルミン「ゼェゼェ…ゲホッ」
クリスタ「お疲れ様!アルミン大丈夫?はいっ!タオル!」ニコッ
アルミン「(…神様…)ありがとう…クリスタ!」ニコッ
ユミル「…おいっ!デレデレしてんじゃねぇぞ!」
ミカサ「…今はそっとして置くべき」ガシッ
ユミル「おいっ!ミカサ!離せ!」バタバタ
レオン「まぁまぁ…ユミルには俺がいるだろ?」キリッ
ユミル「うっせ!」バシッ
レオン「イテッ!…素直じゃねぇなぁ」
―――――
――――
キース「全員集まったな!…各自テントを張り就寝せよっ!!」
レオン「…どうせだから一緒に寝るか?」
ユミル「ふざけんなっ!バカッ!!//」
――――――
―――――
――――
クリスタ「ちょっと!ユミル!」ボソッ
キース「…ほぅ?ならば今度は貴様が代わりに倍背負うか?」
ユミル「くっ…」
レオン「ユミルッ!…教官のお心遣いに感謝致します!!」
キース「…うむっ!」ザッ
エレン「しかし…教官も結構キツイ事するな…」
ミカサ「だけど教官の言っている事も一理ある…」
レオン「そうだな…!…しっかし重かったよ…背が縮んだかもしれねぇ…」
エレン「お前は少し位縮んだ方がいいだろ?」ニカッ
レオン「あはは!でもユミルも庇ってくれてありがとな!」
ユミル「べっ…別にお前の為じゃねぇよ!//」
クリスタ「もうっ!素直じゃないんだから!」
ミカサ「…アルミンが戻った」
アルミン「ゼェゼェ…ゲホッ」
クリスタ「お疲れ様!アルミン大丈夫?はいっ!タオル!」ニコッ
アルミン「(…神様…)ありがとう…クリスタ!」ニコッ
ユミル「…おいっ!デレデレしてんじゃねぇぞ!」
ミカサ「…今はそっとして置くべき」ガシッ
ユミル「おいっ!ミカサ!離せ!」バタバタ
レオン「まぁまぁ…ユミルには俺がいるだろ?」キリッ
ユミル「うっせ!」バシッ
レオン「イテッ!…素直じゃねぇなぁ」
―――――
――――
キース「全員集まったな!…各自テントを張り就寝せよっ!!」
レオン「…どうせだから一緒に寝るか?」
ユミル「ふざけんなっ!バカッ!!//」
――――――
―――――
――――
61: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:23:23 ID:auma0kAI0
ー翌日ー
ー兵站拠点ー
レオン「ふぁ~あっと…アルミン?…何処行くんだ…?」
アルミン「……………」
レオン「おはようアルミン!早いな!」
アルミン「あぁレオン!おはよう!」
レオン「…どうした?考え事か?」
アルミン「…あぁちょっとね…。今こうして普通に過ごしている分には全然分からないなって…世界が残り少ないなんてさ」
レオン「……俺が教えた事…恨んでいるか?」
アルミン「まさか!何も知らないまま、死ぬなんてゴメンだよ!」
レオン「…流石アルミンだ…!持ち得る全てを使ってこの地獄に凹みを入れてやろうぜ!」
アルミン「そうだね!そしたら…皆で探険だ!!」
エレン「あっ!そんな所に居たのか!もう出発だってよ!」
レオン「えっ!?朝ごはんは?!」
アルミン「そうか…レオンは知らないんだね…。」
エレン「兵站行進の時は、野戦糧食をかじりながら帰るんだよ」
レオン「…じゃあサシャとコニーにイノシシでも狩らせようぜ!」
アルミン「あはは!それはいいかもね!」
エレン「ほらっ!馬鹿言ってないで行くぞ!」
レオン「…またあの荷物背負って帰るのか…」
アルミン「でも後は帰るだけだ!頑張ろうよ!」
レオン「おうっ!そうだな!」
~~~~~~~~~~
ー屋外演習場ー
キース「よしっ!では昼食まで各自体を休めて午後からは立体機動の訓練だ!遅れるな!」
訓練兵一同「ハッ!!」
レオン「実際…食欲なんて湧かねぇよ…」
アルミン「…でも食べなきゃ持たないよ?」
サシャ「それはつまり…私にくれるって事ですか?」
レオン「…どっから出てきたんだよ…」
クリスタ「ダメだよ!サシャ!私の半分あげるから」
ユミル「ダメだ!お前もちゃんと食え!!サシャも我慢しやがれ!」
ユミル「ところでお前ら大丈夫か?ずいぶんバテてるみたいだが」
レオン「フッ…愚問だな」キリッ
ー兵站拠点ー
レオン「ふぁ~あっと…アルミン?…何処行くんだ…?」
アルミン「……………」
レオン「おはようアルミン!早いな!」
アルミン「あぁレオン!おはよう!」
レオン「…どうした?考え事か?」
アルミン「…あぁちょっとね…。今こうして普通に過ごしている分には全然分からないなって…世界が残り少ないなんてさ」
レオン「……俺が教えた事…恨んでいるか?」
アルミン「まさか!何も知らないまま、死ぬなんてゴメンだよ!」
レオン「…流石アルミンだ…!持ち得る全てを使ってこの地獄に凹みを入れてやろうぜ!」
アルミン「そうだね!そしたら…皆で探険だ!!」
エレン「あっ!そんな所に居たのか!もう出発だってよ!」
レオン「えっ!?朝ごはんは?!」
アルミン「そうか…レオンは知らないんだね…。」
エレン「兵站行進の時は、野戦糧食をかじりながら帰るんだよ」
レオン「…じゃあサシャとコニーにイノシシでも狩らせようぜ!」
アルミン「あはは!それはいいかもね!」
エレン「ほらっ!馬鹿言ってないで行くぞ!」
レオン「…またあの荷物背負って帰るのか…」
アルミン「でも後は帰るだけだ!頑張ろうよ!」
レオン「おうっ!そうだな!」
~~~~~~~~~~
ー屋外演習場ー
キース「よしっ!では昼食まで各自体を休めて午後からは立体機動の訓練だ!遅れるな!」
訓練兵一同「ハッ!!」
レオン「実際…食欲なんて湧かねぇよ…」
アルミン「…でも食べなきゃ持たないよ?」
サシャ「それはつまり…私にくれるって事ですか?」
レオン「…どっから出てきたんだよ…」
クリスタ「ダメだよ!サシャ!私の半分あげるから」
ユミル「ダメだ!お前もちゃんと食え!!サシャも我慢しやがれ!」
ユミル「ところでお前ら大丈夫か?ずいぶんバテてるみたいだが」
レオン「フッ…愚問だな」キリッ
62: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:24:02 ID:auma0kAI0
アルミン「まぁなんとか…」
ユミル「…頼むぜ?しっかりしてくれよな?」ボソッ
レオン「あぁ」
アルミン「うん!」
~~~~~~~~~
ー演習場ー
-森-
キース「では各自三人組を作り訓練を開始しろ!」
レオン「よっしゃ!今日から合流だぜ!」
ミカサ「…よろしく」
アルミン「よろしくね!」
レオン「知ってる二人で良かったよ!慣れてないから上手くねぇけどよろしく!」
ミカサ「では行こう」パシュッ
――――
―――
レオン(しかしミカサはやっぱり別格だな…)シュー
ミカサ「………」ザシュッ
レオン(斬撃は深いし、スピードも早い…あいつだけ最早別ゲーだな…)
アルミン「レオン!あまりボーッとしてると危ないよ!」シュー
レオン「っ!?…悪い!アルミン!…こっから競争しようぜ!」パシュッ
アルミン「ッ!!いいよ!夕食のパン一個掛けよう!」パシュッ
レオン「よっしゃ!」ギューン
アルミン(早い…!まだ慣れてない筈なのに…油断出来ないぞ!)
-------
-----
キース「では今日はここ迄とする!解散っ!!」
訓練兵一同「ハッ!」
~~~~~~~~~~
ー食堂ー
-夕食-
アルミン「負けちゃったよ…」
レオン「最後は運が良かったよ」
アルミン「偶々レオンが方向転換した方に模型が有るなんて…」
レオン「アンカーが変な所に刺さっちまってさ!焦ったぜ」
アルミン「はは…。…はい!約束のパンだよ!」
レオン「いや…パンはいいからこの後やって貰いたい事が有る…」
ユミル「…頼むぜ?しっかりしてくれよな?」ボソッ
レオン「あぁ」
アルミン「うん!」
~~~~~~~~~
ー演習場ー
-森-
キース「では各自三人組を作り訓練を開始しろ!」
レオン「よっしゃ!今日から合流だぜ!」
ミカサ「…よろしく」
アルミン「よろしくね!」
レオン「知ってる二人で良かったよ!慣れてないから上手くねぇけどよろしく!」
ミカサ「では行こう」パシュッ
――――
―――
レオン(しかしミカサはやっぱり別格だな…)シュー
ミカサ「………」ザシュッ
レオン(斬撃は深いし、スピードも早い…あいつだけ最早別ゲーだな…)
アルミン「レオン!あまりボーッとしてると危ないよ!」シュー
レオン「っ!?…悪い!アルミン!…こっから競争しようぜ!」パシュッ
アルミン「ッ!!いいよ!夕食のパン一個掛けよう!」パシュッ
レオン「よっしゃ!」ギューン
アルミン(早い…!まだ慣れてない筈なのに…油断出来ないぞ!)
-------
-----
キース「では今日はここ迄とする!解散っ!!」
訓練兵一同「ハッ!」
~~~~~~~~~~
ー食堂ー
-夕食-
アルミン「負けちゃったよ…」
レオン「最後は運が良かったよ」
アルミン「偶々レオンが方向転換した方に模型が有るなんて…」
レオン「アンカーが変な所に刺さっちまってさ!焦ったぜ」
アルミン「はは…。…はい!約束のパンだよ!」
レオン「いや…パンはいいからこの後やって貰いたい事が有る…」
63: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:24:46 ID:auma0kAI0
アルミン「…ッ!いよいよだね?」
レオン「あぁ…食べ終わったら、成績上位陣をあの三人を除いて集めてくれ…三人に怪しまれないようにな」
アルミン「分かった!」
レオン「皆には、俺からよりもアルミンからの方がいいと思うからな」
~~~~~~~~
ー宿舎裏ー
ジャン「んだよ…話ってよ」
マルコ「さぁ…アルミンが言うんだから大事な話じゃないのかな?」
コニー「でもよあんまり難しい話だと分からねぇよな?」
サシャ「困りましたねぇ…食料庫に行かなければならないのですが…」
クリスタ「サシャっ!またそんな事してたの?ダメじゃない!」
ユミル「バカは放っとけよ…」
エレン「大事な話ってなんだろうな?」
ミカサ「…分からない…成績上位が集まってるようにも見えるけれど…」
レオン「…………」
アルミン「…疲れてるところゴメンね!…今日はどうしても皆に話しておかなければならない事が有るんだ!」
ユミル「…………」
クリスタ「…………」
ジャン「どうしたんだよ?そんなに畏まってよ?」
アルミン「………この世界の秘密についてだ」
全員「は?」
ユミル「…………」
クリスタ「…………」
マルコ「えぇ~と…どういう事なの?急に」
アルミン「この世界は…もうすぐ…地獄になっちゃうんだ!」
ジャン「ハッ!何を今更言ってんだよ?…ここはとっくに地獄じゃねぇか!!」
アルミン「そういう事じゃないんだよ…ジャン…。この壁内も…巨人に蹂躙されてしまう日が近いって事だ!」
ジャン「何言ってんだ…?お前…?冗談言う為に集めたのなら帰るぞ!?」
レオン「あぁ…食べ終わったら、成績上位陣をあの三人を除いて集めてくれ…三人に怪しまれないようにな」
アルミン「分かった!」
レオン「皆には、俺からよりもアルミンからの方がいいと思うからな」
~~~~~~~~
ー宿舎裏ー
ジャン「んだよ…話ってよ」
マルコ「さぁ…アルミンが言うんだから大事な話じゃないのかな?」
コニー「でもよあんまり難しい話だと分からねぇよな?」
サシャ「困りましたねぇ…食料庫に行かなければならないのですが…」
クリスタ「サシャっ!またそんな事してたの?ダメじゃない!」
ユミル「バカは放っとけよ…」
エレン「大事な話ってなんだろうな?」
ミカサ「…分からない…成績上位が集まってるようにも見えるけれど…」
レオン「…………」
アルミン「…疲れてるところゴメンね!…今日はどうしても皆に話しておかなければならない事が有るんだ!」
ユミル「…………」
クリスタ「…………」
ジャン「どうしたんだよ?そんなに畏まってよ?」
アルミン「………この世界の秘密についてだ」
全員「は?」
ユミル「…………」
クリスタ「…………」
マルコ「えぇ~と…どういう事なの?急に」
アルミン「この世界は…もうすぐ…地獄になっちゃうんだ!」
ジャン「ハッ!何を今更言ってんだよ?…ここはとっくに地獄じゃねぇか!!」
アルミン「そういう事じゃないんだよ…ジャン…。この壁内も…巨人に蹂躙されてしまう日が近いって事だ!」
ジャン「何言ってんだ…?お前…?冗談言う為に集めたのなら帰るぞ!?」
64: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:25:20 ID:auma0kAI0
ミカサ「…ジャン…。アルミンはこんなつまらない冗談は言わない。…でも…意味が分からないのは本当…。アルミン?もう少し分かりやすく教えてもらえる?」
アルミン「(何処から話せば…)うん…。まず…二年後の卒団の時にもう一度壁が壊されるらしいんだ…超大型巨人によって…」
全員「え?」
エレン「おい…アルミン…お前どうしたんだ?変だぞ?さっきから…」
レオン「アルミン…やっぱり俺が話した方がいいな…先ずは俺の説明が先だろう…」
アルミン「あぁ…頼む」
レオン「まぁ今言った通り先ずは俺の方から説明が有る…」
レオン「俺は…元々この世界の住人じゃない…!そしてこの先、この世界に起こる事を知っている!だからアルミンに相談してこの地獄を止める方法を考えていた!」
レオン「だがそれには…お前らの協力が不可欠なんだ!だから協力してくれ!」
コニー「なぁ…あいつが何言ってるのか分からないのは、俺が馬鹿だからじゃないよな?」
サシャ「う~ん…流石に理解出来ませんねぇ…」
ジャン「おいっ!お前らいい加減にしろよ?何がしたいんださっきから!この世界の住人じゃない?未来が分かる?そんな事言われてハイそうですか!なんて言える訳ねぇだろ!」
ユミル「残念ながらそいつの言ってる事は本当だ…私達が助けた時もそういう話になったが…見た事も無い格好をしていたし、同期しか知り得ない、サシャのアダ名まで知っていた」
サシャ「えぇっ!何ですか?!アダ名って!」
クリスタ「それに教官の事も知っていたし、エレンの適正検査の時の事まで知ってたの…」
エレン「マジかよ…」
レオン「まぁ教官達も半信半疑だったらしくてな…昨日まで監視がついてたよ…今日はもう居ねぇみたいだがな」
マルコ「じゃあ…君は何処から来たんだい?」
レオン「恐らく…この世界から言えば…遠い過去からかな…」
レオン「俺達の世界は、この世界よりもっと文明は発達しているし…巨人もいない…当然壁に囲まれてもいない」
マルコ「ッ!?」
エレン「本当か!?じゃ海とか…氷の大地とか見た事あるのか!?」
アルミン「(何処から話せば…)うん…。まず…二年後の卒団の時にもう一度壁が壊されるらしいんだ…超大型巨人によって…」
全員「え?」
エレン「おい…アルミン…お前どうしたんだ?変だぞ?さっきから…」
レオン「アルミン…やっぱり俺が話した方がいいな…先ずは俺の説明が先だろう…」
アルミン「あぁ…頼む」
レオン「まぁ今言った通り先ずは俺の方から説明が有る…」
レオン「俺は…元々この世界の住人じゃない…!そしてこの先、この世界に起こる事を知っている!だからアルミンに相談してこの地獄を止める方法を考えていた!」
レオン「だがそれには…お前らの協力が不可欠なんだ!だから協力してくれ!」
コニー「なぁ…あいつが何言ってるのか分からないのは、俺が馬鹿だからじゃないよな?」
サシャ「う~ん…流石に理解出来ませんねぇ…」
ジャン「おいっ!お前らいい加減にしろよ?何がしたいんださっきから!この世界の住人じゃない?未来が分かる?そんな事言われてハイそうですか!なんて言える訳ねぇだろ!」
ユミル「残念ながらそいつの言ってる事は本当だ…私達が助けた時もそういう話になったが…見た事も無い格好をしていたし、同期しか知り得ない、サシャのアダ名まで知っていた」
サシャ「えぇっ!何ですか?!アダ名って!」
クリスタ「それに教官の事も知っていたし、エレンの適正検査の時の事まで知ってたの…」
エレン「マジかよ…」
レオン「まぁ教官達も半信半疑だったらしくてな…昨日まで監視がついてたよ…今日はもう居ねぇみたいだがな」
マルコ「じゃあ…君は何処から来たんだい?」
レオン「恐らく…この世界から言えば…遠い過去からかな…」
レオン「俺達の世界は、この世界よりもっと文明は発達しているし…巨人もいない…当然壁に囲まれてもいない」
マルコ「ッ!?」
エレン「本当か!?じゃ海とか…氷の大地とか見た事あるのか!?」
65: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:25:55 ID:auma0kAI0
レオン「あぁ!砂の雪原も炎の水もあるぞ!遠くの物も見れる機械が有ってな!その場所に居なくても見れるし、更には遠くの奴と会話も出来るんだ!」
エレン「マジかよ…!スゲェ!!」
ジャン「そんな事で信じられるかよ!何か証拠を見せろよ!」
レオン「証拠って言ってもなぁ…まぁこれが…さっき言った電話ってやつだ!同じ機械を持ってれば、何処に居ても会話できる!」
マルコ「なんだこれ…変な形だな…でも真っ暗で何も見えないね」
レオン「あぁ…充電が切れちまったんだ…立体機動のガスと同じで無限に使える訳じゃないんだ」
ジャン「ハッ!話にならねぇな…」
エレン「おいっ!!ジャン!あんな機械この壁の中にはねぇだろうが!いつ迄駄々こねてんだ!」
ジャン「ケッ!…外の話された位で懐柔されやがって…だから怪しいって言ってんだろうが!」
エレン「あぁ!?どういう事だよ!」
ジャン「こいつが壁外から来たスパイってのも考えられるだろっ!?俺達に嘘の情報を与えて撹乱させて逆にこっちを攻撃するつもりかもしれねぇ」
アルミン「ジャンッ!レオンはそんな奴じゃ…」
ジャン「そんな奴じゃ無いってか?何処までそいつの事知ってんだよ?何も知らねぇだろ?何処から来たのかも…何もよ…!」
アルミン(マズイな…話がどんどんそれていくっ…!)
マルコ「…まぁ確かに…ジャンの言う事も尤もだけど…君は…何者なの?」
レオン「何者ねぇ…それは俺が決める事じゃねぇだろ?お前らが今抱いている感情が答えじゃねえか?…俺が今ここで敵じゃないっ!って言った所で、状況は変わらないだろうしな」
レオン「要はお前らが信じられるか…られないかだ…。ジャンの言ってる事は尤もだと思うぞ?」
レオン「…とりあえずさっきの話の続きをするからよ…一回聞いて、その後で判断してくれ」
――――――――
―――――――
――――――
―――――
――――
――
エレン「マジかよ…!スゲェ!!」
ジャン「そんな事で信じられるかよ!何か証拠を見せろよ!」
レオン「証拠って言ってもなぁ…まぁこれが…さっき言った電話ってやつだ!同じ機械を持ってれば、何処に居ても会話できる!」
マルコ「なんだこれ…変な形だな…でも真っ暗で何も見えないね」
レオン「あぁ…充電が切れちまったんだ…立体機動のガスと同じで無限に使える訳じゃないんだ」
ジャン「ハッ!話にならねぇな…」
エレン「おいっ!!ジャン!あんな機械この壁の中にはねぇだろうが!いつ迄駄々こねてんだ!」
ジャン「ケッ!…外の話された位で懐柔されやがって…だから怪しいって言ってんだろうが!」
エレン「あぁ!?どういう事だよ!」
ジャン「こいつが壁外から来たスパイってのも考えられるだろっ!?俺達に嘘の情報を与えて撹乱させて逆にこっちを攻撃するつもりかもしれねぇ」
アルミン「ジャンッ!レオンはそんな奴じゃ…」
ジャン「そんな奴じゃ無いってか?何処までそいつの事知ってんだよ?何も知らねぇだろ?何処から来たのかも…何もよ…!」
アルミン(マズイな…話がどんどんそれていくっ…!)
マルコ「…まぁ確かに…ジャンの言う事も尤もだけど…君は…何者なの?」
レオン「何者ねぇ…それは俺が決める事じゃねぇだろ?お前らが今抱いている感情が答えじゃねえか?…俺が今ここで敵じゃないっ!って言った所で、状況は変わらないだろうしな」
レオン「要はお前らが信じられるか…られないかだ…。ジャンの言ってる事は尤もだと思うぞ?」
レオン「…とりあえずさっきの話の続きをするからよ…一回聞いて、その後で判断してくれ」
――――――――
―――――――
――――――
―――――
――――
――
66: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:26:35 ID:auma0kAI0
レオン「…これが世界の向かう道だ…」
エレン「…なんだそりゃ…?じゃ今迄…仲間だと思ってた奴が…壁を壊した奴だってのか…?しかも俺やユミルが巨人?世界が?…訳分からねぇ!」
ミカサ「エレン落ち着いて…。レオン。流石にその冗談は笑えない。今直ぐに訂正するべき」
コニー「……全く話についていけねぇ…サシャはどうだ?」
サシャ「…………私もです…」
ジャン「もういいだろ?こんな馬鹿な話に付き合う必要はねぇよ…。ライナー達が巨人だなんてあるはずねぇだろ?」
マルコ「…流石にこれは…」
クリスタ「ユミル…どうする?」
ユミル「チッ……」
アルミン「皆…待ってくれ!僕はこの話を信じてるんだ…だってもし壁を壊した奴らが潜伏してないとしたら…五年前に全ての壁を壊してた筈だ!」
アルミン「…信じたくないから目を背けてたけど…もしこの壁に潜んで…今の[座標]とかを探す為に壁内に侵入して来たとしたら…壁外にも内地にも行ける兵士として潜むはずだ…!」
レオン「聞いた話じゃ…超大型も鎧も急に居なくなったみたいだな…壁を破壊した後に避難民として、紛れ込むのは容易だったろう…混乱してたしな」
ジャン「…………」
マルコ「…………」
コニー「…………」
サシャ「…………」
エレン「…今の話が本当なら…。あいつらをぶっ殺せば母さんの仇が取れるって訳だな…?」
アルミン「…エレン…」
エレン「ははは!笑えるよな!最大の敵を今迄仲間だと思ってたなんてよ!……あいつらは俺がぶっ殺す!!精一杯苦しめて…殺してやる!」
レオン(マズイな…やはりエレンは後回しにするべきだったか…?)
レオン「…それで?その後はどうする?」
エレン「あぁっ?」
レオン「仮にあいつらをぶっ殺したとして…その後だよ。壁外の人類にはどうやって対抗する?…のんびりしてる内に壁の巨人が目覚めちまうかもしれねぇな…」
レオン「…そしたら壁内の人類は全滅だぞ?…そんな未来がお前の望みなのか?」
エレン「……………」
アルミン「ねぇエレン…。いつか三人で一緒に世界を探険しようって言ったよね…?」
アルミン「今まではその夢はかなり遠くて…薄暗かったけど…レオンが持って来てくれた情報のお陰で…かなり近づいた気がしないかい?」
エレン「…なんだそりゃ…?じゃ今迄…仲間だと思ってた奴が…壁を壊した奴だってのか…?しかも俺やユミルが巨人?世界が?…訳分からねぇ!」
ミカサ「エレン落ち着いて…。レオン。流石にその冗談は笑えない。今直ぐに訂正するべき」
コニー「……全く話についていけねぇ…サシャはどうだ?」
サシャ「…………私もです…」
ジャン「もういいだろ?こんな馬鹿な話に付き合う必要はねぇよ…。ライナー達が巨人だなんてあるはずねぇだろ?」
マルコ「…流石にこれは…」
クリスタ「ユミル…どうする?」
ユミル「チッ……」
アルミン「皆…待ってくれ!僕はこの話を信じてるんだ…だってもし壁を壊した奴らが潜伏してないとしたら…五年前に全ての壁を壊してた筈だ!」
アルミン「…信じたくないから目を背けてたけど…もしこの壁に潜んで…今の[座標]とかを探す為に壁内に侵入して来たとしたら…壁外にも内地にも行ける兵士として潜むはずだ…!」
レオン「聞いた話じゃ…超大型も鎧も急に居なくなったみたいだな…壁を破壊した後に避難民として、紛れ込むのは容易だったろう…混乱してたしな」
ジャン「…………」
マルコ「…………」
コニー「…………」
サシャ「…………」
エレン「…今の話が本当なら…。あいつらをぶっ殺せば母さんの仇が取れるって訳だな…?」
アルミン「…エレン…」
エレン「ははは!笑えるよな!最大の敵を今迄仲間だと思ってたなんてよ!……あいつらは俺がぶっ殺す!!精一杯苦しめて…殺してやる!」
レオン(マズイな…やはりエレンは後回しにするべきだったか…?)
レオン「…それで?その後はどうする?」
エレン「あぁっ?」
レオン「仮にあいつらをぶっ殺したとして…その後だよ。壁外の人類にはどうやって対抗する?…のんびりしてる内に壁の巨人が目覚めちまうかもしれねぇな…」
レオン「…そしたら壁内の人類は全滅だぞ?…そんな未来がお前の望みなのか?」
エレン「……………」
アルミン「ねぇエレン…。いつか三人で一緒に世界を探険しようって言ったよね…?」
アルミン「今まではその夢はかなり遠くて…薄暗かったけど…レオンが持って来てくれた情報のお陰で…かなり近づいた気がしないかい?」
67: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:27:05 ID:auma0kAI0
アルミン「少なくても今…この世界の未来を知ってるのは僕達しか居ないよ?」
アルミン「それは…レオンの言ってる事が本当かは分からないけど…でも…もし敵ならこんな事言う必要ないじゃないか!!」
ジャン「…………」
マルコ「……………」
レオン「俺はさ…この世界に飛ばされたのは、やっぱり使命だと思ってるんだ…地獄を変える為のさ」
レオン「なぁエレン?お前の夢は巨人を全滅させる事じゃないだろ…?この狭い壁の中を出て…ミカサやアルミンと外の世界を…探険するんだろ?」
エレン「俺は…」
レオン「その為には…生き残らなきゃならない…ここに居る全員でだ!そしてその為にどうすればいいかを考える…!」
コニー「…………」
レオン「…あまりに強大な力の前では、策など徒労だと笑われるかもしれない…。だが…!それでも…!人類はまだ敗北していない!」
サシャ「…………」
レオン「常に前に進もうと努力している!昨日より今日!今日より明日!そして…それを可能にしているのは人類の叡智だ!」
ミカサ「……………」
レオン「今…俺が変な事を言ってる様にしか聞こえないかもしれん…。だがな…俺が話しているのは未来の話だ!聞こえが良いだけの過去の話とは訳が違う!もし俺の話を聞いて一緒に未来が見たい奴は力を貸してくれ!」
クリスタ「皆…私からもお願い!…私は…ずっと自分なんて生まれて来なければよかったって思ってた…。でも皆に出会えて…ユミルに出会えて私は変われた…だから皆で明日を生きたいの!協力して!」
ユミル「クリスタがここ迄言ってんだ…協力しない奴はいねぇだろ?」ギロッ
コニー「あー別に協力するのはいいんだけどさ…何をすればいいんだ?」ポリポリ
ユミル「流石コニーはブレねぇな…今はそれでいいさ」
サシャ「私だって!明日皆で美味しい物たくさん食べたいです!」
マルコ「ジャン…君は現状を正しく認識する事に長けているから…今何をするべきか明確に分かるだろ?」
ジャン「…別にあいつを信用した訳じゃねぇ…ただ切実な人間の声が聞こえたってだけだ…」
アルミン「みんな…」
レオン「…この空気を壊したくないが…協力を得られた上で早速お願いがある…」
アルミン「それは…レオンの言ってる事が本当かは分からないけど…でも…もし敵ならこんな事言う必要ないじゃないか!!」
ジャン「…………」
マルコ「……………」
レオン「俺はさ…この世界に飛ばされたのは、やっぱり使命だと思ってるんだ…地獄を変える為のさ」
レオン「なぁエレン?お前の夢は巨人を全滅させる事じゃないだろ…?この狭い壁の中を出て…ミカサやアルミンと外の世界を…探険するんだろ?」
エレン「俺は…」
レオン「その為には…生き残らなきゃならない…ここに居る全員でだ!そしてその為にどうすればいいかを考える…!」
コニー「…………」
レオン「…あまりに強大な力の前では、策など徒労だと笑われるかもしれない…。だが…!それでも…!人類はまだ敗北していない!」
サシャ「…………」
レオン「常に前に進もうと努力している!昨日より今日!今日より明日!そして…それを可能にしているのは人類の叡智だ!」
ミカサ「……………」
レオン「今…俺が変な事を言ってる様にしか聞こえないかもしれん…。だがな…俺が話しているのは未来の話だ!聞こえが良いだけの過去の話とは訳が違う!もし俺の話を聞いて一緒に未来が見たい奴は力を貸してくれ!」
クリスタ「皆…私からもお願い!…私は…ずっと自分なんて生まれて来なければよかったって思ってた…。でも皆に出会えて…ユミルに出会えて私は変われた…だから皆で明日を生きたいの!協力して!」
ユミル「クリスタがここ迄言ってんだ…協力しない奴はいねぇだろ?」ギロッ
コニー「あー別に協力するのはいいんだけどさ…何をすればいいんだ?」ポリポリ
ユミル「流石コニーはブレねぇな…今はそれでいいさ」
サシャ「私だって!明日皆で美味しい物たくさん食べたいです!」
マルコ「ジャン…君は現状を正しく認識する事に長けているから…今何をするべきか明確に分かるだろ?」
ジャン「…別にあいつを信用した訳じゃねぇ…ただ切実な人間の声が聞こえたってだけだ…」
アルミン「みんな…」
レオン「…この空気を壊したくないが…協力を得られた上で早速お願いがある…」
68: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:27:36 ID:auma0kAI0
アルミン「…あの三人を仲間に引き入れる!」
エレン「…は?正気かアルミン?あいつらは…害虫だぞ!!一緒に暮らしてたってだけで吐き気がすんのによ…仲間にするだと?!冗談じゃねぇ!!」
ジャン「…いくらなんでもそいつは無理だろ…あいつらが協力するなら最初から壁なんか壊したりしねぇよ!」
レオン「いや…あいつらも大人に利用されていただけだ…!お前らと訓練してる内に情が芽生えている…ライナーなんかは罪悪感に耐え切れず二重人格になる程だ」
エレン「だからなんだよ!?だから許してあげましょうってか?!反省してるし、後悔してるから勘弁してあげましょうってか?!…ふざけんな!!あいつらのせいで…母さんは死んだんだ…!」
エレン「そもそもお前は何も失って無いからそんな事が言えるんだよ!…訳の分からねぇ世界から来て、何も知らねぇでふざけたこと吐かすな!!」
ジャン「…………」
マルコ「…………」
アルミン「エレン!何もそんな言い方…」
レオン「いいんだ…アルミン。その通りだからな…」
レオン「勿論この世界を地獄に変えたのはあいつらだし、被害を被ったのもお前らだ…だから反対の人間が居るならこの話は無しだ!」
アルミン「…でも…。でもっ…!考えてみて欲しい…。もうすぐ何が敵なのか分からない状態になる…!王政、ウォール教、巨人、壁外の人類…これだけの組織が敵になる可能性がある…」
アルミン「その時に戦力は多い方がいい…巨人体を操れるなら尚更だ!」
レオン「勿論時期が来れば全兵団にも働きかける…!まさに総力戦だ!もう…巨人対人類っていう構図じゃ無くなってくる」
アルミン「結局、あの三人を許さずに兵団に突き出したって未来は変わらない…人類は滅んでしまう…でも戦えば勝てるかもしれない!」
アルミン「そもそも協力してくれるかは分からないけど…レオンの話を聞く限りでは十分に可能性は有ると思う!」
レオン「あぁ…!折衷案が出れば飲みたい筈だ!それ程までにあいつらは追い詰められてる!」
エレン「…冗談じゃねぇぞ!…絶対に許さねぇ…!あいつらは俺が殺してやる!」
ジャン「おいっ!エレン!気持ちは分かるがよ…今はそんな事言ってる場合じゃねぇだろ!?」
マルコ「先ずは三人に確かめよう…。確かめて…協力を得られそうなら…力を貸してもらおう…」
アルミン「ジャン…マルコ…」
エレン「…は?正気かアルミン?あいつらは…害虫だぞ!!一緒に暮らしてたってだけで吐き気がすんのによ…仲間にするだと?!冗談じゃねぇ!!」
ジャン「…いくらなんでもそいつは無理だろ…あいつらが協力するなら最初から壁なんか壊したりしねぇよ!」
レオン「いや…あいつらも大人に利用されていただけだ…!お前らと訓練してる内に情が芽生えている…ライナーなんかは罪悪感に耐え切れず二重人格になる程だ」
エレン「だからなんだよ!?だから許してあげましょうってか?!反省してるし、後悔してるから勘弁してあげましょうってか?!…ふざけんな!!あいつらのせいで…母さんは死んだんだ…!」
エレン「そもそもお前は何も失って無いからそんな事が言えるんだよ!…訳の分からねぇ世界から来て、何も知らねぇでふざけたこと吐かすな!!」
ジャン「…………」
マルコ「…………」
アルミン「エレン!何もそんな言い方…」
レオン「いいんだ…アルミン。その通りだからな…」
レオン「勿論この世界を地獄に変えたのはあいつらだし、被害を被ったのもお前らだ…だから反対の人間が居るならこの話は無しだ!」
アルミン「…でも…。でもっ…!考えてみて欲しい…。もうすぐ何が敵なのか分からない状態になる…!王政、ウォール教、巨人、壁外の人類…これだけの組織が敵になる可能性がある…」
アルミン「その時に戦力は多い方がいい…巨人体を操れるなら尚更だ!」
レオン「勿論時期が来れば全兵団にも働きかける…!まさに総力戦だ!もう…巨人対人類っていう構図じゃ無くなってくる」
アルミン「結局、あの三人を許さずに兵団に突き出したって未来は変わらない…人類は滅んでしまう…でも戦えば勝てるかもしれない!」
アルミン「そもそも協力してくれるかは分からないけど…レオンの話を聞く限りでは十分に可能性は有ると思う!」
レオン「あぁ…!折衷案が出れば飲みたい筈だ!それ程までにあいつらは追い詰められてる!」
エレン「…冗談じゃねぇぞ!…絶対に許さねぇ…!あいつらは俺が殺してやる!」
ジャン「おいっ!エレン!気持ちは分かるがよ…今はそんな事言ってる場合じゃねぇだろ!?」
マルコ「先ずは三人に確かめよう…。確かめて…協力を得られそうなら…力を貸してもらおう…」
アルミン「ジャン…マルコ…」
69: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:28:07 ID:auma0kAI0
コニー「えっと…あいつらが裏切ってた…って事なのか…?でもあいつらも故郷の為にやったって…?俺は馬鹿だからよく分からねぇけど…あいつらが居ねぇと人類が終わっちまうんなら…」
サシャ「…私は正直まだ信じられません…ですが…私もコニーと同じ気持です!」
クリスタ「コニー…サシャ…」ウルッ
アルミン「…エレン…?この戦いが終わったら…思いっきり外を探険しようよ…ミカサと…この仲間達と一緒に…。その為には…分かるだろ…?」ポロポロ
ミカサ「私は…エレンに付いて行く…何処迄も」
エレン「……うぅっ…海や…氷の大地…砂の雪原…それを皆で見に行くんだ…」ポロポロ
エレン「分かった…許せねぇとは思うが…人類滅亡よりはマシだ…!戦わなければ勝てない…!」グスッ
ミカサ「エレンっ!!」ギュッ
レオン「よしっ!全員一致でいいな!…今俺達は全員で未来を見ている…この世界を変える最初の一歩を踏み出したんだ!!」
レオン「こうなりゃ何が何でもあいつらには協力してもらわねぇとなっ!!」
アルミン「あぁ!絶対にだ!」
レオン「とりあえず今日のところは戻ろう…エレン?あいつらには明日話す…今日は何事も無いように接してくれよ?」
エレン「…あぁ…努力するよ…」
――――――
―――――
――――
ライナー「なんだ?レオン話って?」
ベルトルト「僕に相談なんて珍しいね…ライナーならともかく」
レオン「いやさ…お前らに相談というか…お願いというか…」
ザッ
ユミル「おぅ!レオン…連れてきたぜ」
アニ「……………」
ライナー(アニまで…?何だ!?)
レオン「さてと…役者が揃った所で始めるか…」
ライナー「…何を始めるんだ?」
レオン「そう怖い顔するなよ…ライナー。言ったろ?お願いが有るって」
レオン「率直に言う…お前ら三人には仲間になってもらいたい」
ライナー「…………」ピクッ
サシャ「…私は正直まだ信じられません…ですが…私もコニーと同じ気持です!」
クリスタ「コニー…サシャ…」ウルッ
アルミン「…エレン…?この戦いが終わったら…思いっきり外を探険しようよ…ミカサと…この仲間達と一緒に…。その為には…分かるだろ…?」ポロポロ
ミカサ「私は…エレンに付いて行く…何処迄も」
エレン「……うぅっ…海や…氷の大地…砂の雪原…それを皆で見に行くんだ…」ポロポロ
エレン「分かった…許せねぇとは思うが…人類滅亡よりはマシだ…!戦わなければ勝てない…!」グスッ
ミカサ「エレンっ!!」ギュッ
レオン「よしっ!全員一致でいいな!…今俺達は全員で未来を見ている…この世界を変える最初の一歩を踏み出したんだ!!」
レオン「こうなりゃ何が何でもあいつらには協力してもらわねぇとなっ!!」
アルミン「あぁ!絶対にだ!」
レオン「とりあえず今日のところは戻ろう…エレン?あいつらには明日話す…今日は何事も無いように接してくれよ?」
エレン「…あぁ…努力するよ…」
――――――
―――――
――――
ライナー「なんだ?レオン話って?」
ベルトルト「僕に相談なんて珍しいね…ライナーならともかく」
レオン「いやさ…お前らに相談というか…お願いというか…」
ザッ
ユミル「おぅ!レオン…連れてきたぜ」
アニ「……………」
ライナー(アニまで…?何だ!?)
レオン「さてと…役者が揃った所で始めるか…」
ライナー「…何を始めるんだ?」
レオン「そう怖い顔するなよ…ライナー。言ったろ?お願いが有るって」
レオン「率直に言う…お前ら三人には仲間になってもらいたい」
ライナー「…………」ピクッ
70: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:28:40 ID:auma0kAI0
ベルトルト「…………」
アニ「……………」
ライナー「ハ…ハハハッ!何だそんな事か!今さら何言ってる?…俺達はとっくに仲間だろ?」
ユミル「……………」
レオン「…そうだな…。ただ今度はゴッコじゃない…本当の仲間だ!」
アニ「下らないね…。そんな事なら帰るよ…」
レオン「まぁそう焦るなよ…」
レオン「…女型の巨人」
アニ「…………は?」ピタッ
ライナー「おいっ!レオン!さっきから変だぞ?何言ってるんだ?」
レオン「だから…。仲間になってもらいたいって言ってんだよ…鎧の巨人…超大型巨人…!」
ライナー「…なっ…何を…」
ベルトルト「……何を言って…」
レオン「スマンが…俺はお前ら三人の正体を知っている…だから力を貸して欲しいって言ってんだ!」
ベルトルト「もうダメだ!ライナー…殺すしか無い!」ボソッ
ライナー「いやっ!待て…」ボソッ
ライナー「面白い冗談だが…仮に俺達がそうなら…お前らの敵になるんだぞ?何故そんな事が言える?」
レオン「そりゃこの世界はもう時間が残されていないからな…なりふり構ってられないだろ?」
ライナー「…お前何者だ?」
レオン「…実は俺はこの世界の住人じゃなくてな…。異世界から飛ばされてきたんだが…この世界の未来を少し知っていてな…。で、知ってるからにはこの地獄みてぇな所を変えられねぇかと思ってよ」
ライナー「…そこまで分かってるならっ!もう…どうにもならない事も分かる筈だ…」
レオン「へぇ~すんなり信じるんだな…」
ライナー「ここ迄やられりゃ疑いようが無ぇだろ?」
レオン「だが…どうにもならないってのは少し違うんじゃねぇか?どうにもしないって事だろ?」
ライナー「…ならなねぇよ!!もう俺達は何万の人間を殺しちまった…今更話と違うなんて…言える訳ねぇだろ!!」
ベルトルト「……………」
アニ「……………」
アニ「……………」
ライナー「ハ…ハハハッ!何だそんな事か!今さら何言ってる?…俺達はとっくに仲間だろ?」
ユミル「……………」
レオン「…そうだな…。ただ今度はゴッコじゃない…本当の仲間だ!」
アニ「下らないね…。そんな事なら帰るよ…」
レオン「まぁそう焦るなよ…」
レオン「…女型の巨人」
アニ「…………は?」ピタッ
ライナー「おいっ!レオン!さっきから変だぞ?何言ってるんだ?」
レオン「だから…。仲間になってもらいたいって言ってんだよ…鎧の巨人…超大型巨人…!」
ライナー「…なっ…何を…」
ベルトルト「……何を言って…」
レオン「スマンが…俺はお前ら三人の正体を知っている…だから力を貸して欲しいって言ってんだ!」
ベルトルト「もうダメだ!ライナー…殺すしか無い!」ボソッ
ライナー「いやっ!待て…」ボソッ
ライナー「面白い冗談だが…仮に俺達がそうなら…お前らの敵になるんだぞ?何故そんな事が言える?」
レオン「そりゃこの世界はもう時間が残されていないからな…なりふり構ってられないだろ?」
ライナー「…お前何者だ?」
レオン「…実は俺はこの世界の住人じゃなくてな…。異世界から飛ばされてきたんだが…この世界の未来を少し知っていてな…。で、知ってるからにはこの地獄みてぇな所を変えられねぇかと思ってよ」
ライナー「…そこまで分かってるならっ!もう…どうにもならない事も分かる筈だ…」
レオン「へぇ~すんなり信じるんだな…」
ライナー「ここ迄やられりゃ疑いようが無ぇだろ?」
レオン「だが…どうにもならないってのは少し違うんじゃねぇか?どうにもしないって事だろ?」
ライナー「…ならなねぇよ!!もう俺達は何万の人間を殺しちまった…今更話と違うなんて…言える訳ねぇだろ!!」
ベルトルト「……………」
アニ「……………」
71: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:29:11 ID:auma0kAI0
レオン「それだってそうしなければ…お前らの故郷が助からないって聞かされてたからだろ?」
レオン「先ずはお前らの事を話してくれよ…」
ライナー「そうだ…もうすぐこの世界は地獄に変わっちまう…壁の中の巨人が目覚めるからだ…」
ライナー「そうなれば…[座標]を知っている可能性の高い、ウォール教の奴らが攻めてくる可能性がある…」
ライナー「そんな事になれば…いずれ人類は戦争で滅亡だ!」
ライナー「…ならば目覚める前に壁内の人間を滅ぼして[座標]を手に入れる!そうすれば[座標]が此方側に移り人類滅亡は免れるからだ…」
ライナー「それで国王は人口だって大して多くない壁内を攻撃し…平和を実現しようとした…」
ライナー「そこで俺達の故郷に国から白羽の矢が立った…俺達の故郷は巨人化実験で優秀な村だったからな…それに俺達の村では元々、反壁内教育がされていたよ…。壁内の人間は悪魔だ!ってな具合にな…。俺達がやる事は正義だと…本当に思っていたよ…」
ライナー「だが…!実際は違った…。今迄…聞いてきた様な事実は無くて…同期もバカみてぇに良い奴ばかり…気が狂いそうだったよ…。もしかしたらもう狂ってたかもしれん…」
ライナー「本当に俺達がやった事は正義なんだろうか…?毎日毎日夢に見たよ…!あいつらに殺される夢を…!だがもう…俺達にはどうする事も出来ない!」ポロポロ
ベルトルト「……………」グスッ
アニ「……………」グスッ
ライナー「レオン…ユミル…お前達にはここで死んでもらわなきゃならん…!」
ライナー「もう何が正しいのか俺には分からん!…だが…戦士として自分で始めた事に対し最後まで責任を持つ…!」
ベルトルト「ライナーッ…!やるんだな!?今…ここでっ!」ジャキッ
ライナー「あぁ…!勝負は今っ!此処で決めるっ!」ジャキッ
ユミル「マズイぞ!奴ら本気だ!」ボソッ
レオン「…お前等は…あいつらの仲間じゃねぇのか?」
ライナー「…何だと!?」
レオン「…確かにお前らがやった事は許されん…!だけどさ…今迄仲間として接してきた事が…全て嘘な訳じゃねぇだろ?」
ベルトルト「…………」
アニ「…………」
ライナー「…じゃあどうしろって言うんだよ!?ここで止めた所で…地獄になっちまうのは変わらねぇ!…もうどうにも…ならねぇ…」
レオン「先ずはお前らの事を話してくれよ…」
ライナー「そうだ…もうすぐこの世界は地獄に変わっちまう…壁の中の巨人が目覚めるからだ…」
ライナー「そうなれば…[座標]を知っている可能性の高い、ウォール教の奴らが攻めてくる可能性がある…」
ライナー「そんな事になれば…いずれ人類は戦争で滅亡だ!」
ライナー「…ならば目覚める前に壁内の人間を滅ぼして[座標]を手に入れる!そうすれば[座標]が此方側に移り人類滅亡は免れるからだ…」
ライナー「それで国王は人口だって大して多くない壁内を攻撃し…平和を実現しようとした…」
ライナー「そこで俺達の故郷に国から白羽の矢が立った…俺達の故郷は巨人化実験で優秀な村だったからな…それに俺達の村では元々、反壁内教育がされていたよ…。壁内の人間は悪魔だ!ってな具合にな…。俺達がやる事は正義だと…本当に思っていたよ…」
ライナー「だが…!実際は違った…。今迄…聞いてきた様な事実は無くて…同期もバカみてぇに良い奴ばかり…気が狂いそうだったよ…。もしかしたらもう狂ってたかもしれん…」
ライナー「本当に俺達がやった事は正義なんだろうか…?毎日毎日夢に見たよ…!あいつらに殺される夢を…!だがもう…俺達にはどうする事も出来ない!」ポロポロ
ベルトルト「……………」グスッ
アニ「……………」グスッ
ライナー「レオン…ユミル…お前達にはここで死んでもらわなきゃならん…!」
ライナー「もう何が正しいのか俺には分からん!…だが…戦士として自分で始めた事に対し最後まで責任を持つ…!」
ベルトルト「ライナーッ…!やるんだな!?今…ここでっ!」ジャキッ
ライナー「あぁ…!勝負は今っ!此処で決めるっ!」ジャキッ
ユミル「マズイぞ!奴ら本気だ!」ボソッ
レオン「…お前等は…あいつらの仲間じゃねぇのか?」
ライナー「…何だと!?」
レオン「…確かにお前らがやった事は許されん…!だけどさ…今迄仲間として接してきた事が…全て嘘な訳じゃねぇだろ?」
ベルトルト「…………」
アニ「…………」
ライナー「…じゃあどうしろって言うんだよ!?ここで止めた所で…地獄になっちまうのは変わらねぇ!…もうどうにも…ならねぇ…」
72: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:29:46 ID:auma0kAI0
レオン「だから俺達と来いって言ってんだ!!お前らが仲間になれば手の打ち様も有る筈だ!!」
レオン「考えるんだよ!もう俺達は何も知らないガキじゃねぇ!俺達も…お前らも…自由になる権利は皆生まれながらに平等な筈だ!」
ライナー「……くっ!…無理だ…。俺達はあいつらを裏切っていた…そんな都合のいい事…言える訳がねぇ」
ジャン「…そうだな…。今更そんな事言われてもな…」
ライナー「ッ!?ジャン…」
コニー「でもよ…お前らにも事情が有ったみたいだしな…」
マルコ「本当に悪いと思ってるなら…これからの行動で示して貰わないとね」
ベルトルト「コニー…マルコ」グスッ
アルミン「ライナー、ベルトルト、アニ…。君達の事は昨日…レオンに聞いたよ…。確かに君達のやった事は許される事じゃない…!でも今はそんな場合じゃないのも事実だ…」
クリスタ「先ずは皆で世界を救おうよ!…罪滅ぼしはその後でもいいでしょ?ねっ!アニ!」
アニ「クリスタ…」グスッ
レオン「こいつらはこう言ってるがお前らはどうする?」
ライナー「……俺達みたいな奴でも…仲間だと言ってくれるのか…?」
アルミン「君達は生きている事が罰になる…その罪悪感からは逃れられないだろうからね…。でも…少なくともこのまま逃げるよりはまともに生きれるはずだ!!」
ベルトルト「…でもっ!僕たちは沢山の人達の人生を奪った…!」
エレン「あぁ…!その通りだ…!」
ベルトルト「……エレンッ…」ビクッ
エレン「お前らのせいで母さんは死んだんだっ…!だからこそお前らには協力してもらう…。人類の反撃の為にっ…!それがお前らの罰だ…」
レオン「…ようやくお前達を見つけたよ…」
ライナー「…くっ…」ポロポロ
ベルトルト「…うぅ……」ポロポロ
アニ「…………」ポロポロ
アルミン「協力…してくれるね?ライナー、ベルトルト、ア二…」
ライナー「あぁ俺達に出来る事なら!」
ベルトルト「うんっ!」
アニ「あぁ」
アルミン「さて…そうと決まればやる事は山積みだ!」
レオン「考えるんだよ!もう俺達は何も知らないガキじゃねぇ!俺達も…お前らも…自由になる権利は皆生まれながらに平等な筈だ!」
ライナー「……くっ!…無理だ…。俺達はあいつらを裏切っていた…そんな都合のいい事…言える訳がねぇ」
ジャン「…そうだな…。今更そんな事言われてもな…」
ライナー「ッ!?ジャン…」
コニー「でもよ…お前らにも事情が有ったみたいだしな…」
マルコ「本当に悪いと思ってるなら…これからの行動で示して貰わないとね」
ベルトルト「コニー…マルコ」グスッ
アルミン「ライナー、ベルトルト、アニ…。君達の事は昨日…レオンに聞いたよ…。確かに君達のやった事は許される事じゃない…!でも今はそんな場合じゃないのも事実だ…」
クリスタ「先ずは皆で世界を救おうよ!…罪滅ぼしはその後でもいいでしょ?ねっ!アニ!」
アニ「クリスタ…」グスッ
レオン「こいつらはこう言ってるがお前らはどうする?」
ライナー「……俺達みたいな奴でも…仲間だと言ってくれるのか…?」
アルミン「君達は生きている事が罰になる…その罪悪感からは逃れられないだろうからね…。でも…少なくともこのまま逃げるよりはまともに生きれるはずだ!!」
ベルトルト「…でもっ!僕たちは沢山の人達の人生を奪った…!」
エレン「あぁ…!その通りだ…!」
ベルトルト「……エレンッ…」ビクッ
エレン「お前らのせいで母さんは死んだんだっ…!だからこそお前らには協力してもらう…。人類の反撃の為にっ…!それがお前らの罰だ…」
レオン「…ようやくお前達を見つけたよ…」
ライナー「…くっ…」ポロポロ
ベルトルト「…うぅ……」ポロポロ
アニ「…………」ポロポロ
アルミン「協力…してくれるね?ライナー、ベルトルト、ア二…」
ライナー「あぁ俺達に出来る事なら!」
ベルトルト「うんっ!」
アニ「あぁ」
アルミン「さて…そうと決まればやる事は山積みだ!」
73: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:30:55 ID:auma0kAI0
ライナー「…あぁ!そうだな!具体的に何か案はあるのか?」
レオン「……フッ…愚問だな…。既に十二個の案が思い浮かんでいる」キリッ
レオン「…アルミンが」
ライナー「流石だなっ!アルミン!」
アルミン「…えっ!?僕?!まだそんなに考えられる訳無いだろ?!」
レオン「……………」
ライナー「……お前…」
レオン「んっ…!…先ずは確認だ!お前等がトロスト区の壁を破壊する日を卒団の日にしたのは何故だ?」
コニー「…話そらしたよな…?」
サシャ「…そらしましたね…」
ベルトルト「それは…調査兵団が不在かつ、壁上固定砲整備で立体機動を装備できるからだ」
アルミン「やっぱりか…。それで詳しい日時…巨人復活の日は分からないのかい?」
ライナー「あぁ…俺達もなんとか調べようとしているが…」
レオン「クリスタにのみ知る権利が有るんだろう?」
ユミル「だがクリスタは何も知らないって話になった筈だっ!」
クリスタ「…………」
レオン「分かってるよ。なにも疑っている訳じゃないさ」
アルミン「どちらにしても…ここは卒団しなくちゃ話は進まないよね?」
エレン「…どっちにしたって…巨人は駆逐しなきゃいけねぇんだろ?」
ライナー「……まぁそうなるかな…。壁外の巨人は俺達も襲われる」
ベルトルト「…ただ…。巨人は元々…人間っていうのは知ってるんだよね?」
ジャン「あぁ…昨日レオンから全部聞いたよ」
マルコ「正直…何が正しいのか分からないけど…人類が滅びるのは阻止しなくちゃいけない!」
レオン「先ずは卒団までは今迄通りだ…!この話を知ってるのはこのメンバーだけってのを徹底しなければならない!」
アルミン「そうだね!何処から情報が漏れるか分からない以上…そうする他ない」
ミカサ「でも…私達だけでは流石に手に負えない」
アルミン「卒団近くなったら動き出そう…全兵団にも掛け合わなくちゃならない!」
レオン「……フッ…愚問だな…。既に十二個の案が思い浮かんでいる」キリッ
レオン「…アルミンが」
ライナー「流石だなっ!アルミン!」
アルミン「…えっ!?僕?!まだそんなに考えられる訳無いだろ?!」
レオン「……………」
ライナー「……お前…」
レオン「んっ…!…先ずは確認だ!お前等がトロスト区の壁を破壊する日を卒団の日にしたのは何故だ?」
コニー「…話そらしたよな…?」
サシャ「…そらしましたね…」
ベルトルト「それは…調査兵団が不在かつ、壁上固定砲整備で立体機動を装備できるからだ」
アルミン「やっぱりか…。それで詳しい日時…巨人復活の日は分からないのかい?」
ライナー「あぁ…俺達もなんとか調べようとしているが…」
レオン「クリスタにのみ知る権利が有るんだろう?」
ユミル「だがクリスタは何も知らないって話になった筈だっ!」
クリスタ「…………」
レオン「分かってるよ。なにも疑っている訳じゃないさ」
アルミン「どちらにしても…ここは卒団しなくちゃ話は進まないよね?」
エレン「…どっちにしたって…巨人は駆逐しなきゃいけねぇんだろ?」
ライナー「……まぁそうなるかな…。壁外の巨人は俺達も襲われる」
ベルトルト「…ただ…。巨人は元々…人間っていうのは知ってるんだよね?」
ジャン「あぁ…昨日レオンから全部聞いたよ」
マルコ「正直…何が正しいのか分からないけど…人類が滅びるのは阻止しなくちゃいけない!」
レオン「先ずは卒団までは今迄通りだ…!この話を知ってるのはこのメンバーだけってのを徹底しなければならない!」
アルミン「そうだね!何処から情報が漏れるか分からない以上…そうする他ない」
ミカサ「でも…私達だけでは流石に手に負えない」
アルミン「卒団近くなったら動き出そう…全兵団にも掛け合わなくちゃならない!」
74: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:31:27 ID:auma0kAI0
レオン「その時に他の人間に伝えるかどうかは考えよう…」
ジャン「でもよ…そんな話信じるかねぇ…?」
アルミン「信じてもらえる様にするしかないよ…!どっちにしても壁内で争っている時間は無いだろうし…」
サシャ「でも…本当に私達は勝てるのでしょうか…?」
レオン「なぁ~に!心配いらねぇよ!なんて言ったってよ…最高の頭脳と!」ビシッ
アルミン「…………」
レオン「最高の力がここにある!」ビシッ
ミカサ「…………」
レオン「更に!エヴ…じゃない…巨人を五人も独占してる!この顔触れなら…敵も裸足で逃げ出すさ」
サシャ「…!そうですよね!」
アルミン「先ずは何事もない様に訓練に励む!そして力を蓄えたら…人類の反撃だっ!!」
エレン「あぁ…!やってやるぜ…!!」
レオン「やられたらやり返す…倍が(ry」
アルミン「各自、何か気付いた事があれば都度相談しよう!…難しいかもしれないけど…明日から夫々いつも通りにね…?」
ユミル「あぁ…そうだな…!」
クリスタ「わ…分かった!」
~~~~~~~~~~
ー男子宿舎ー
コニー「何かここ二日で大分疲れたな…」
マルコ「まぁ一気に色々あったしね…」
ライナー「お前ら…本当にすまないっ!!」バッ
ベルトルト「僕もだっ!!」バッ
ライナー「謝って済む問題じゃないのは分かってる!だから…もしこの戦いが終わっても俺達の事が憎ければ…お前らの手で…殺してくれ…!」
ジャン「…ハッ!その言葉忘れるなよ?俺達は…なにもお前らを許した訳じゃねぇ…!精々活躍して…そこの死に急ぎ野郎に殺されねぇ様にな!!」
ライナー「あぁ…!勿論だ!」
エレン「真面目にやらねぇと…項を削ぎ落とすからな!!」
ベルトルト「エレン…すまない…」
コニー「でもよ…考えてみれば…エレンも…その…巨人なんだろ?」
ジャン「でもよ…そんな話信じるかねぇ…?」
アルミン「信じてもらえる様にするしかないよ…!どっちにしても壁内で争っている時間は無いだろうし…」
サシャ「でも…本当に私達は勝てるのでしょうか…?」
レオン「なぁ~に!心配いらねぇよ!なんて言ったってよ…最高の頭脳と!」ビシッ
アルミン「…………」
レオン「最高の力がここにある!」ビシッ
ミカサ「…………」
レオン「更に!エヴ…じゃない…巨人を五人も独占してる!この顔触れなら…敵も裸足で逃げ出すさ」
サシャ「…!そうですよね!」
アルミン「先ずは何事もない様に訓練に励む!そして力を蓄えたら…人類の反撃だっ!!」
エレン「あぁ…!やってやるぜ…!!」
レオン「やられたらやり返す…倍が(ry」
アルミン「各自、何か気付いた事があれば都度相談しよう!…難しいかもしれないけど…明日から夫々いつも通りにね…?」
ユミル「あぁ…そうだな…!」
クリスタ「わ…分かった!」
~~~~~~~~~~
ー男子宿舎ー
コニー「何かここ二日で大分疲れたな…」
マルコ「まぁ一気に色々あったしね…」
ライナー「お前ら…本当にすまないっ!!」バッ
ベルトルト「僕もだっ!!」バッ
ライナー「謝って済む問題じゃないのは分かってる!だから…もしこの戦いが終わっても俺達の事が憎ければ…お前らの手で…殺してくれ…!」
ジャン「…ハッ!その言葉忘れるなよ?俺達は…なにもお前らを許した訳じゃねぇ…!精々活躍して…そこの死に急ぎ野郎に殺されねぇ様にな!!」
ライナー「あぁ…!勿論だ!」
エレン「真面目にやらねぇと…項を削ぎ落とすからな!!」
ベルトルト「エレン…すまない…」
コニー「でもよ…考えてみれば…エレンも…その…巨人なんだろ?」
75: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:32:01 ID:auma0kAI0
アルミン「……………」
エレン「…そうみたいだが…俺には全く分からねぇ…」
アルミン「巨人に喰われた時に巨人化したって聞いたけど…そうだろ?レオン?」
レオン「あぁ…巨人に喰われた時に巨人になって…腹から出てきた…」
エレン「……俺にも何が何だかサッパリなんだ…」
アルミン「…ほらっ!!今はそれが分かっただけでもいいじゃないか!明日からまた訓練もあるし…もう休もう!」
マルコ「そうだね!」
~~~~~~~~~~~
ー女子宿舎ー
クリスタ「疲れた…。色んな事が一気に分かったね…」
アニ「あのっ…さ…。騙してて本当にゴメン!!」
ユミル「…まぁお前は今の所何もしてないだろ?」
アニ「でも…私は…皆を…」
ミカサ「…アニはもう味方なんでしょう?違う?」
アニ「…あぁ!もう裏切らないよ…!」
ユミル「ミカサにしてはいい事言うじゃねぇか…。それに関しては私も悪かったと思ってる…。私も隠してた訳だしな…」
クリスタ「でも…ユミルも味方だもんねっ!」
ユミル「あぁ…!そうだ…そこは信用してくれっ!」
ミカサ「ところでクリスタ…あなたの名前が違う事も驚いた…。本名はもう使わないの?」
ユミル「……………」
クリスタ「卒団までは内緒だから…ここを卒団したら…ヒストリア・レイスとして胸を張って生きるよ!!」
ユミル「そうか…良かった…。なら明日も早いしもう寝ようぜ!」
ミカサ「えぇ…」
――――――――
――――――
――――
―――
エレン「…そうみたいだが…俺には全く分からねぇ…」
アルミン「巨人に喰われた時に巨人化したって聞いたけど…そうだろ?レオン?」
レオン「あぁ…巨人に喰われた時に巨人になって…腹から出てきた…」
エレン「……俺にも何が何だかサッパリなんだ…」
アルミン「…ほらっ!!今はそれが分かっただけでもいいじゃないか!明日からまた訓練もあるし…もう休もう!」
マルコ「そうだね!」
~~~~~~~~~~~
ー女子宿舎ー
クリスタ「疲れた…。色んな事が一気に分かったね…」
アニ「あのっ…さ…。騙してて本当にゴメン!!」
ユミル「…まぁお前は今の所何もしてないだろ?」
アニ「でも…私は…皆を…」
ミカサ「…アニはもう味方なんでしょう?違う?」
アニ「…あぁ!もう裏切らないよ…!」
ユミル「ミカサにしてはいい事言うじゃねぇか…。それに関しては私も悪かったと思ってる…。私も隠してた訳だしな…」
クリスタ「でも…ユミルも味方だもんねっ!」
ユミル「あぁ…!そうだ…そこは信用してくれっ!」
ミカサ「ところでクリスタ…あなたの名前が違う事も驚いた…。本名はもう使わないの?」
ユミル「……………」
クリスタ「卒団までは内緒だから…ここを卒団したら…ヒストリア・レイスとして胸を張って生きるよ!!」
ユミル「そうか…良かった…。なら明日も早いしもう寝ようぜ!」
ミカサ「えぇ…」
――――――――
――――――
――――
―――
76: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:32:43 ID:auma0kAI0
ー翌日ー
-食堂-
ミカサ「おはよう。エレン、アルミン」
アルミン「おはよう!ミカサ!」
エレン「おーす!」
アルミン「やっぱり…昨日のメンバーが固まってるね」
ミカサ「でも…他は知らない事もあるから仕方ない…」
アルミン「そうだね。情報交換するには丁度いいか」
エレン「そうだよな!ところで…レオンはどうしたんだ?」
アルミン「朝から見てないね…ユミルっ!」
ユミル「あ?どうしたよアルミン」
アルミン「レオン見なかった?」
ユミル「ハッ…!見てないね!」
アルミン「……?」
クリスタ「アルミンおはよう!…ユミルがゴメンね!実はね…」
アルミン「おはようクリスタ!…何かあったの?」
――――
―――
レオン「おはよう!ユミル!クリスタ!」
ユミル「うーすっ」
クリスタ「おはよう!レオン!早いね!」
レオン「…まぁね」
ユミル「何だ?話が大きくなりすぎて寝れなかったのか?」ニヤッ
レオン「あぁ~…まぁそんなとこかな?」ハハハッ
クリスタ「大丈夫だよっ!皆で協力して行くってなったじゃない!」
ユミル「お~お~。私のクリスタは優しいね!」ダキッ
クリスタ「ちょっとぉ!やめてよ~」
女訓練兵「…あのぉ…。レオン?ちょっといいかな…?」
レオン「…?別に平気だけど…何か?」
女訓練兵「ここじゃちょっと…。だから…外に行かない?」
レオン「ん…分かった」ガタ
レオン(…何だ?…まさか!?生まれて初めての…告白?!)ニヤニヤ
レオン「ゴメン!少し行ってくる」
ユミル「…………」チッ
クリスタ「うっ…うん…(ユミルが不機嫌に…もうっ!何でレオンもニヤニヤしてるのよっ!)
――
―――-
-食堂-
ミカサ「おはよう。エレン、アルミン」
アルミン「おはよう!ミカサ!」
エレン「おーす!」
アルミン「やっぱり…昨日のメンバーが固まってるね」
ミカサ「でも…他は知らない事もあるから仕方ない…」
アルミン「そうだね。情報交換するには丁度いいか」
エレン「そうだよな!ところで…レオンはどうしたんだ?」
アルミン「朝から見てないね…ユミルっ!」
ユミル「あ?どうしたよアルミン」
アルミン「レオン見なかった?」
ユミル「ハッ…!見てないね!」
アルミン「……?」
クリスタ「アルミンおはよう!…ユミルがゴメンね!実はね…」
アルミン「おはようクリスタ!…何かあったの?」
――――
―――
レオン「おはよう!ユミル!クリスタ!」
ユミル「うーすっ」
クリスタ「おはよう!レオン!早いね!」
レオン「…まぁね」
ユミル「何だ?話が大きくなりすぎて寝れなかったのか?」ニヤッ
レオン「あぁ~…まぁそんなとこかな?」ハハハッ
クリスタ「大丈夫だよっ!皆で協力して行くってなったじゃない!」
ユミル「お~お~。私のクリスタは優しいね!」ダキッ
クリスタ「ちょっとぉ!やめてよ~」
女訓練兵「…あのぉ…。レオン?ちょっといいかな…?」
レオン「…?別に平気だけど…何か?」
女訓練兵「ここじゃちょっと…。だから…外に行かない?」
レオン「ん…分かった」ガタ
レオン(…何だ?…まさか!?生まれて初めての…告白?!)ニヤニヤ
レオン「ゴメン!少し行ってくる」
ユミル「…………」チッ
クリスタ「うっ…うん…(ユミルが不機嫌に…もうっ!何でレオンもニヤニヤしてるのよっ!)
――
―――-
77: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:33:25 ID:auma0kAI0
クリスタ「って事があったの…」
アルミン「へぇ~。それで少し不機嫌なわけだ…」
クリスタ「うん…そうみt…ユミル「クリスタ!余計な事言ってんじゃねぇよ!」
ユミル「別に私は普通だよ!何で不機嫌にならなくちゃいけないんだ?」
アルミン(うわぁ…明らかに…)
クリスタ(不機嫌じゃない…)
~~~~~~~~~~
ー食堂裏ー
レオン「………………」ボーッ
―――――
――――
―――
女訓練兵『ゴメンね!呼び出しちゃって…』
レオン『別に平気だよ。気にしないで』
レオン(うわぁ…十三年生きてきて…初めてのシチュエーションだぜ!でもなぁ…今は付き合ってる場合じゃねぇしなぁ…)
レオン(そもそも俺にはユミルがいるしなぁ…。でも…断るにしても何て言ってk)ニヤニヤ
女訓練兵『って…ちょっと?聞いてる?』
レオン『あぁゴメン!…それで何の話だっけ?』キリッ
女訓練兵『いやだからさ……。アルミンって…今…付き合ってる人とかって居るのかなって…』
レオン『』
レオン『…何だって?』
女訓練兵『もうっ!何回も言わせないでよっ…!アルミンって…今付き合ってるh…レオン『ストーップ!』
レオン『(聞き間違いじゃなかった…)何でそれを俺に聞くの…?』
女訓練兵『だって…いつも一緒に居る二人は怖いんだもん…最近レオンもよく居るじゃない?だから…』
レオン『(…いやいやいや!君の方が怖いよ!何これ!?テンプレ?死ぬの?)…そっか…。アルミンは…今付き合ってる人は居ないと思うよ…?』
女訓練兵『…ッ!?じゃあ…今好きな人とかって居るのかな…?//』
レオン『(それぐらい自分で調べろっ!…まぁクリスタが好きらしいけどな!!)う~ん…そういう話は聞かないなぁ…』
女訓練兵『そっか!!ありがとっ!今度挑戦してみる!』
レオン『うんっ!頑張って!』
――
―――
――――
レオン「………食堂戻るか…」
アルミン「へぇ~。それで少し不機嫌なわけだ…」
クリスタ「うん…そうみt…ユミル「クリスタ!余計な事言ってんじゃねぇよ!」
ユミル「別に私は普通だよ!何で不機嫌にならなくちゃいけないんだ?」
アルミン(うわぁ…明らかに…)
クリスタ(不機嫌じゃない…)
~~~~~~~~~~
ー食堂裏ー
レオン「………………」ボーッ
―――――
――――
―――
女訓練兵『ゴメンね!呼び出しちゃって…』
レオン『別に平気だよ。気にしないで』
レオン(うわぁ…十三年生きてきて…初めてのシチュエーションだぜ!でもなぁ…今は付き合ってる場合じゃねぇしなぁ…)
レオン(そもそも俺にはユミルがいるしなぁ…。でも…断るにしても何て言ってk)ニヤニヤ
女訓練兵『って…ちょっと?聞いてる?』
レオン『あぁゴメン!…それで何の話だっけ?』キリッ
女訓練兵『いやだからさ……。アルミンって…今…付き合ってる人とかって居るのかなって…』
レオン『』
レオン『…何だって?』
女訓練兵『もうっ!何回も言わせないでよっ…!アルミンって…今付き合ってるh…レオン『ストーップ!』
レオン『(聞き間違いじゃなかった…)何でそれを俺に聞くの…?』
女訓練兵『だって…いつも一緒に居る二人は怖いんだもん…最近レオンもよく居るじゃない?だから…』
レオン『(…いやいやいや!君の方が怖いよ!何これ!?テンプレ?死ぬの?)…そっか…。アルミンは…今付き合ってる人は居ないと思うよ…?』
女訓練兵『…ッ!?じゃあ…今好きな人とかって居るのかな…?//』
レオン『(それぐらい自分で調べろっ!…まぁクリスタが好きらしいけどな!!)う~ん…そういう話は聞かないなぁ…』
女訓練兵『そっか!!ありがとっ!今度挑戦してみる!』
レオン『うんっ!頑張って!』
――
―――
――――
レオン「………食堂戻るか…」
78: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:34:03 ID:auma0kAI0
~~~~~~~~~~~
アルミン「あっ!お帰り!早く食べないと時間無いよ?」
レオン「…あぁ…ありがと」
アルミン「(暗っ!!)ねぇクリスタ…?」ボソッ
クリスタ「何?アルミン」ボソッ
アルミン「レオンがかなり暗いんだけど…」
クリスタ「ね…どうしたのかな…?」
サシャ「(う~ん…やっぱり皆…どこかよそよそしいですね…。よしっ!)あれっ?レオン…食欲が無いんですか?手伝いましょうか?」
ユミル「おぉサシャ!そうしてやれ!そいつは愛情でお腹一杯だとよ!」ケッ
クリスタ「ちょっと!?ユミルっ!?」
サシャ「……?どういう事ですか?誰かにお腹一杯…愛情を貰ったんですか?」
レオン「…ちげぇよっ!!」
サシャ「ッ!!」ビクッ
クリスタ「ッ!!」ビクッ
ライナー「どうした…?急に大きな声出して」
レオン「……実はさ…」
―――
――
―
レオン「~~ってな訳でさ…」ハァ
全員「…………プッ…」
ギャハハハハッ
レオン「ッ!?」
ジャン「…ブハハハッ…!レオン…お前やるなぁ…」ブフッ
マルコ「ダ…メだよ…!ジャン…そんなに…笑ったら…」プルプル
アルミン「そういうマルコも……笑…ってるじゃないか…」プルプル
クリスタ「もうっ…!皆っ!笑ったら…ダメだ…よ!」プルプル
エレン「なぁ…何がそんなに面白いんだ?」
ミカサ「分からない」
コニー「俺もだ…」
ライナー「ドンマイッ!レオン!」ブフッ
ベルトルト「…………」プルプル
アニ「………くっ…」プルプル
アルミン「あっ!お帰り!早く食べないと時間無いよ?」
レオン「…あぁ…ありがと」
アルミン「(暗っ!!)ねぇクリスタ…?」ボソッ
クリスタ「何?アルミン」ボソッ
アルミン「レオンがかなり暗いんだけど…」
クリスタ「ね…どうしたのかな…?」
サシャ「(う~ん…やっぱり皆…どこかよそよそしいですね…。よしっ!)あれっ?レオン…食欲が無いんですか?手伝いましょうか?」
ユミル「おぉサシャ!そうしてやれ!そいつは愛情でお腹一杯だとよ!」ケッ
クリスタ「ちょっと!?ユミルっ!?」
サシャ「……?どういう事ですか?誰かにお腹一杯…愛情を貰ったんですか?」
レオン「…ちげぇよっ!!」
サシャ「ッ!!」ビクッ
クリスタ「ッ!!」ビクッ
ライナー「どうした…?急に大きな声出して」
レオン「……実はさ…」
―――
――
―
レオン「~~ってな訳でさ…」ハァ
全員「…………プッ…」
ギャハハハハッ
レオン「ッ!?」
ジャン「…ブハハハッ…!レオン…お前やるなぁ…」ブフッ
マルコ「ダ…メだよ…!ジャン…そんなに…笑ったら…」プルプル
アルミン「そういうマルコも……笑…ってるじゃないか…」プルプル
クリスタ「もうっ…!皆っ!笑ったら…ダメだ…よ!」プルプル
エレン「なぁ…何がそんなに面白いんだ?」
ミカサ「分からない」
コニー「俺もだ…」
ライナー「ドンマイッ!レオン!」ブフッ
ベルトルト「…………」プルプル
アニ「………くっ…」プルプル
79: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:34:45 ID:auma0kAI0
サシャ「レオン!元気出して下さい!パンを一欠あげますから!(少しレオンが可哀想ですが…まぁ結果オーライですね!)」
レオン「……(こいつら…)」
クリスタ「(はぁ~可笑しい…)でもね!実はユミルがずっと不機嫌だったんだよ?」ボソッ
レオン「ッ!?ユミルが?」チラッ
ユミル「ッ!」サッ
レオン「(こいつらは後で対人格闘でお仕置きするとして…)ユミル?」
ユミル「…何だよ?」
レオン「何怒ってたんだよ?」
ユミル「は?私が?別に怒ってねぇよ」
レオン「怒ってんじゃん…」
ユミル「しつこいねぇ…。しつこい男は嫌われるぞ?」
レオン「お前はしつこい奴は嫌なのか?」
ユミル「…あぁ!嫌いだね」
レオン「じゃ分かったよ…ユミルに嫌われたらそれこそ目も当てられん」スッ
ユミル「…おいっ!」
レオン「…しつこい奴は嫌いなんじゃないのか?」ニヤッ
ユミル「じゃ向こう行け!」ゲシッ
レオン「イテッ…冗談だよ…どうした?」
ユミル「お前さ…私みたいなのの何処が良い訳?」
レオン「は?」
ユミル「ッ!…何でもねぇ…忘れろ!//」
レオン「…全部好きだけど…強いて言うならそういう所かな?」キリッ
ユミル「あ?//」
レオン「前にも言ったけど…口は悪いけどすごく優しくて…何気に照れ屋な所とか…かな?(後は…スタイルいいしな…)」ニヤニヤ
ユミル「お前…今…変な事考えてただろ?…まぁお前が物好きな事はよく分かったよ…。ありがとな…//」ボソッ
レオン「えっ?何だって?」
ユミル「何でもねぇよ!…急がねぇと遅れるぞ!」
レオン「…?あぁ!」
レオン「……(こいつら…)」
クリスタ「(はぁ~可笑しい…)でもね!実はユミルがずっと不機嫌だったんだよ?」ボソッ
レオン「ッ!?ユミルが?」チラッ
ユミル「ッ!」サッ
レオン「(こいつらは後で対人格闘でお仕置きするとして…)ユミル?」
ユミル「…何だよ?」
レオン「何怒ってたんだよ?」
ユミル「は?私が?別に怒ってねぇよ」
レオン「怒ってんじゃん…」
ユミル「しつこいねぇ…。しつこい男は嫌われるぞ?」
レオン「お前はしつこい奴は嫌なのか?」
ユミル「…あぁ!嫌いだね」
レオン「じゃ分かったよ…ユミルに嫌われたらそれこそ目も当てられん」スッ
ユミル「…おいっ!」
レオン「…しつこい奴は嫌いなんじゃないのか?」ニヤッ
ユミル「じゃ向こう行け!」ゲシッ
レオン「イテッ…冗談だよ…どうした?」
ユミル「お前さ…私みたいなのの何処が良い訳?」
レオン「は?」
ユミル「ッ!…何でもねぇ…忘れろ!//」
レオン「…全部好きだけど…強いて言うならそういう所かな?」キリッ
ユミル「あ?//」
レオン「前にも言ったけど…口は悪いけどすごく優しくて…何気に照れ屋な所とか…かな?(後は…スタイルいいしな…)」ニヤニヤ
ユミル「お前…今…変な事考えてただろ?…まぁお前が物好きな事はよく分かったよ…。ありがとな…//」ボソッ
レオン「えっ?何だって?」
ユミル「何でもねぇよ!…急がねぇと遅れるぞ!」
レオン「…?あぁ!」
80: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:35:18 ID:auma0kAI0
――――――
―――――
ー訓練場ー
キース「対人格闘の訓練を始める!分かっていると思うが…手を抜いている者は即!開拓地行きだ!始めろ!」
レオン(さっき笑ってた奴ら全員ぶん投げてやる…)ケケケッ
エレン「レオン!俺と組もうぜ!」
レオン「おぉエレンか!いいぜ!(まぁエレンは笑わなかったしな…)」
エレン「この間の技教えてくれよ!」
レオン「おぅ!…って言ってもな…実は特殊な事をしている訳じゃないんだ」
レオン「簡単に言えばあのパンチは、すごく正確な正拳突きって事になる」
エレン「…??」
レオン「大抵の奴は殴るって行為の際に、力を殆ど逃しちまってる。だから相手に当たる頃には威力も低くなる」
エレン「あぁなる程…。じゃあ正確なパンチってのはどうやって打てばいいんだ?」
レオン「連躯って言ってな。要は足・腰・肩・肘・拳…この部位に正確に力を移していけば力の分散を極力減らすことが出来る」
レオン「先ずはここからだな!人間は思っているよりも高い攻撃力を持ってるんだぜ?足腰を鍛えてるお前ならスゲェパンチが打てるよ!」
エレン「おぉ!試してみるぜ!サンキューな!」
レオン「多分ミカサとかなら簡単にやってのけると思うがな…と、言うよりも…あいつはもう出来てるのかもしれん…」
エレン「……あいつは何でもやっちまうからな…。でも…あいつは俺が守るって決めたんだ…!」ボソッ
ミカサ「エレン?…呼んだ?」
エレン「ッ!?…呼んでねぇよ!訓練に集中しろ!」
ミカサ「そう…。でも相手が伸びてしまった…」
ライナー「」
レオン「うわぁ…」
エレン「……!ならレオンとやってみろよ!」
レオン(何?この子…なんて事言うの?殺す気なの?)
ミカサ「…エレンがそう言うなら…。レオン?お願い出来るだろうか?」
レオン「」
―――――
ー訓練場ー
キース「対人格闘の訓練を始める!分かっていると思うが…手を抜いている者は即!開拓地行きだ!始めろ!」
レオン(さっき笑ってた奴ら全員ぶん投げてやる…)ケケケッ
エレン「レオン!俺と組もうぜ!」
レオン「おぉエレンか!いいぜ!(まぁエレンは笑わなかったしな…)」
エレン「この間の技教えてくれよ!」
レオン「おぅ!…って言ってもな…実は特殊な事をしている訳じゃないんだ」
レオン「簡単に言えばあのパンチは、すごく正確な正拳突きって事になる」
エレン「…??」
レオン「大抵の奴は殴るって行為の際に、力を殆ど逃しちまってる。だから相手に当たる頃には威力も低くなる」
エレン「あぁなる程…。じゃあ正確なパンチってのはどうやって打てばいいんだ?」
レオン「連躯って言ってな。要は足・腰・肩・肘・拳…この部位に正確に力を移していけば力の分散を極力減らすことが出来る」
レオン「先ずはここからだな!人間は思っているよりも高い攻撃力を持ってるんだぜ?足腰を鍛えてるお前ならスゲェパンチが打てるよ!」
エレン「おぉ!試してみるぜ!サンキューな!」
レオン「多分ミカサとかなら簡単にやってのけると思うがな…と、言うよりも…あいつはもう出来てるのかもしれん…」
エレン「……あいつは何でもやっちまうからな…。でも…あいつは俺が守るって決めたんだ…!」ボソッ
ミカサ「エレン?…呼んだ?」
エレン「ッ!?…呼んでねぇよ!訓練に集中しろ!」
ミカサ「そう…。でも相手が伸びてしまった…」
ライナー「」
レオン「うわぁ…」
エレン「……!ならレオンとやってみろよ!」
レオン(何?この子…なんて事言うの?殺す気なの?)
ミカサ「…エレンがそう言うなら…。レオン?お願い出来るだろうか?」
レオン「」
81: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:36:44 ID:auma0kAI0
レオン「(腹くくるか…)あぁ…!いいぜ?お前も退屈してただろ?本気を出せる相手が居なくてよ…?」
レオン「…本気を出さなきゃならない相手が目の前に居るんだぜ…やらねぇ手はねぇよな?お互いによ…」ニヤッ
ミカサ「それは楽しみ」
レオン「行くぜ?最初っから…」
ミカサ「クライマックス…」
ザワザワ オイッ!ミカサトレオンダッテヨ!マジカ!ザワザワ
――――
―――
レオン「ゼェゼェ……」
ミカサ「ハァハァ……」
ジャン「おいおい…。ミカサとやりあってるぞ…?」
アルミン「ミカサが肩で息してる所なんて初めて見たよ…」
レオン「(ヤバイ…死ぬ…マジで…何なのこの人…)ゼェゼェ…中々やるじゃねぇか…」
ミカサ「(こんな事初めてだ…)ハァハァ…どうも」
レオン「ハァァァ…!時間も無いし一気に行くぞ?これを防ぎ切ればお前の勝ちだ…」
レオン(行くぜっ…解門!)ドクンッ ダッ
ミカサ(ッ!?早い!)ガシィッ
ミカサ「ぐっ…」
レオン(ウォォォォォ)ドカッ ビュッ ガキッ ゴスッ
ミカサ(…止まらない!?このままでは…防ぎ切れない…)
ザワザワ オイ…アレスゲェナ…
レオン(ぐっ…倒れねぇか…?もう…限界だぞ…)ドゴォ
ミカサ「がっ…!(脇腹に…)」
エレン「マズイぞ!ミカサのガードが下がっちまった!」
レオン「貰ったぁ!!」ブンッ
ミカサ(間に合わない…なら…!)ゴォッ
ユミル「ミカサの奴…捨て身でカウンター取りに行ったぞ!」
レオン(チッ!)ピタッ
ミカサ(…ッ!?)ボゴォッ
レオン「がはっ…!」ドサッ
ミカサ「…………」
ザワザワ ヤッパリミカサカァ
ジャン「…何か最後変じゃなかったか?」
レオン「…本気を出さなきゃならない相手が目の前に居るんだぜ…やらねぇ手はねぇよな?お互いによ…」ニヤッ
ミカサ「それは楽しみ」
レオン「行くぜ?最初っから…」
ミカサ「クライマックス…」
ザワザワ オイッ!ミカサトレオンダッテヨ!マジカ!ザワザワ
――――
―――
レオン「ゼェゼェ……」
ミカサ「ハァハァ……」
ジャン「おいおい…。ミカサとやりあってるぞ…?」
アルミン「ミカサが肩で息してる所なんて初めて見たよ…」
レオン「(ヤバイ…死ぬ…マジで…何なのこの人…)ゼェゼェ…中々やるじゃねぇか…」
ミカサ「(こんな事初めてだ…)ハァハァ…どうも」
レオン「ハァァァ…!時間も無いし一気に行くぞ?これを防ぎ切ればお前の勝ちだ…」
レオン(行くぜっ…解門!)ドクンッ ダッ
ミカサ(ッ!?早い!)ガシィッ
ミカサ「ぐっ…」
レオン(ウォォォォォ)ドカッ ビュッ ガキッ ゴスッ
ミカサ(…止まらない!?このままでは…防ぎ切れない…)
ザワザワ オイ…アレスゲェナ…
レオン(ぐっ…倒れねぇか…?もう…限界だぞ…)ドゴォ
ミカサ「がっ…!(脇腹に…)」
エレン「マズイぞ!ミカサのガードが下がっちまった!」
レオン「貰ったぁ!!」ブンッ
ミカサ(間に合わない…なら…!)ゴォッ
ユミル「ミカサの奴…捨て身でカウンター取りに行ったぞ!」
レオン(チッ!)ピタッ
ミカサ(…ッ!?)ボゴォッ
レオン「がはっ…!」ドサッ
ミカサ「…………」
ザワザワ ヤッパリミカサカァ
ジャン「…何か最後変じゃなかったか?」
82: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:37:16 ID:auma0kAI0
アルミン「う~ん…どうだろう?」
クリスタ「やっぱりレオンも強いね!でも…ミカサには勝てないか」
ユミル「あぁそうみたいだな!(いや…。今のは…あのバカ…)」
アニ(へぇ…)
~~~~~~~~
ー医務室ー
レオン「う~ん…」
エレン「おっ!?起きたか?」
レオン「おぉ…体中イテェよ…」
アルミン「まぁミカサとあれだけやり合えばね…意識とかは大丈夫?」
レオン「あぁ!大丈夫だ…。ありがとな!二人とも!」
エレン「気にすんなよ!」
アルミン「ミカサが食堂で席を取っておいてくれてる筈だ…早く行かないと時間が無くなっちゃうよ?」
レオン「あぁ!行こうぜ?」
~~~~~~~~~~
ー食堂ー
-夕食-
ザワザワ
ミカサ「レオン…調子はどう?」
レオン「なんとも無いぜ?」
ミカサ「…そう…。ご免なさい…レオン。訓練とはいえ怪我を負わせてしまった…」
レオン「訓練なんだから気にするなって!…それよりも俺も悪かったよ…色んな所…本気で殴っちまった…」
ミカサ「それも訓練。気にしないで欲しい…それに最後の攻撃を…躊躇っていた様に感じた…。その…顔への…」
エレン「あれやっぱりワザと止めたのか?!」
レオン「…スマン!ミカサ!…やっぱいざとなると…こんな綺麗な顔なんて殴れねぇよ…」
ミカサ「その…ありがとう…?//」
レオン「あぁ!決して馬鹿にした訳じゃ無いからな!お互いこの話はもう無しだ!」
ミカサ「えぇ…分かった」
エレン「何だよ…もしかしたら勝ってたかもしれねぇのによ…」
アルミン「う~ん…難しい所だけど…そこもレオンの優しさじゃない?」
クリスタ「やっぱりレオンも強いね!でも…ミカサには勝てないか」
ユミル「あぁそうみたいだな!(いや…。今のは…あのバカ…)」
アニ(へぇ…)
~~~~~~~~
ー医務室ー
レオン「う~ん…」
エレン「おっ!?起きたか?」
レオン「おぉ…体中イテェよ…」
アルミン「まぁミカサとあれだけやり合えばね…意識とかは大丈夫?」
レオン「あぁ!大丈夫だ…。ありがとな!二人とも!」
エレン「気にすんなよ!」
アルミン「ミカサが食堂で席を取っておいてくれてる筈だ…早く行かないと時間が無くなっちゃうよ?」
レオン「あぁ!行こうぜ?」
~~~~~~~~~~
ー食堂ー
-夕食-
ザワザワ
ミカサ「レオン…調子はどう?」
レオン「なんとも無いぜ?」
ミカサ「…そう…。ご免なさい…レオン。訓練とはいえ怪我を負わせてしまった…」
レオン「訓練なんだから気にするなって!…それよりも俺も悪かったよ…色んな所…本気で殴っちまった…」
ミカサ「それも訓練。気にしないで欲しい…それに最後の攻撃を…躊躇っていた様に感じた…。その…顔への…」
エレン「あれやっぱりワザと止めたのか?!」
レオン「…スマン!ミカサ!…やっぱいざとなると…こんな綺麗な顔なんて殴れねぇよ…」
ミカサ「その…ありがとう…?//」
レオン「あぁ!決して馬鹿にした訳じゃ無いからな!お互いこの話はもう無しだ!」
ミカサ「えぇ…分かった」
エレン「何だよ…もしかしたら勝ってたかもしれねぇのによ…」
アルミン「う~ん…難しい所だけど…そこもレオンの優しさじゃない?」
83: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:38:05 ID:auma0kAI0
クリスタ「凄い…顔は殴らないなんて…!レオンは優しいね!ユミル?」
ユミル「ハッ…それで自分がやられてたら世話ねぇだろ…」
クリスタ「またそういう事言う…」
エレン「ところでよ…レオンは所属兵団は何処にするんだ?」
レオン「それはお前…駐屯兵団だろ?」キリッ
エレン「…そうかぁ…そうだよな」
レオン「…ちょうどいいからその話もするか…皆っ!飯食い終わったら、裏に来てくれ」
~~~~~~~~~~
~食堂裏~
ジャン「何だ?何かあったのか?」
コニー「非常事態か?」
レオン「いやぁそういう訳でも無いんだがな…皆は所属兵団どこにするのかなぁってさ」
ジャン「そんなもん憲兵団に決まってんだろ?」
マルコ「僕も憲兵団がいいなぁ」
アルミン「でも…どうして急に?」
レオン「さっきその話になったからさ…ちょうどいいかなって」
エレン「俺は調査兵団だぜ!!」
ジャン「流石死に急ぎ野郎だな?」ハッ!
エレン「何だと?」
レオン「はいはい…仲がいいのは分かったから…」
エレ・ジャ「はぁ?!何処がだよっ?!」
レオン「ハァ…。それで話の腰を折って悪いが…エレンとクリスタには駐屯兵団に行ってもらいたい」
エレン「はぁ!?何でだよ?」
ユミル「成る程な…」
アルミン「…そっか」
サシャ「…え?どういう事ですか?」
コニー「………?」
ライナー「この前の話では二人が鍵になりそうだったからな…」
アルミン「うん…王政が敵かもしれないのに、内地になんて行かせられないね」
クリスタ「でもエレンは?壁外だよ?」
ユミル「ハッ…それで自分がやられてたら世話ねぇだろ…」
クリスタ「またそういう事言う…」
エレン「ところでよ…レオンは所属兵団は何処にするんだ?」
レオン「それはお前…駐屯兵団だろ?」キリッ
エレン「…そうかぁ…そうだよな」
レオン「…ちょうどいいからその話もするか…皆っ!飯食い終わったら、裏に来てくれ」
~~~~~~~~~~
~食堂裏~
ジャン「何だ?何かあったのか?」
コニー「非常事態か?」
レオン「いやぁそういう訳でも無いんだがな…皆は所属兵団どこにするのかなぁってさ」
ジャン「そんなもん憲兵団に決まってんだろ?」
マルコ「僕も憲兵団がいいなぁ」
アルミン「でも…どうして急に?」
レオン「さっきその話になったからさ…ちょうどいいかなって」
エレン「俺は調査兵団だぜ!!」
ジャン「流石死に急ぎ野郎だな?」ハッ!
エレン「何だと?」
レオン「はいはい…仲がいいのは分かったから…」
エレ・ジャ「はぁ?!何処がだよっ?!」
レオン「ハァ…。それで話の腰を折って悪いが…エレンとクリスタには駐屯兵団に行ってもらいたい」
エレン「はぁ!?何でだよ?」
ユミル「成る程な…」
アルミン「…そっか」
サシャ「…え?どういう事ですか?」
コニー「………?」
ライナー「この前の話では二人が鍵になりそうだったからな…」
アルミン「うん…王政が敵かもしれないのに、内地になんて行かせられないね」
クリスタ「でもエレンは?壁外だよ?」
84: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:38:39 ID:auma0kAI0
ユミル「…調査兵団だぜ?死なれでもしたらどうするんだよ?」
クリスタ「…あっ…」
レオン「そういう事だ…」
マルコ「ねぇ…!もし昨日レオンが言っていたのが本当だとしたら…僕達の席次とかも知ってるんじゃない?」
コニー「そっか!レオン!どうなんだ!?」
レオン「あぁ…知ってるよ」
サシャ「教えて下さい!私は内地に行けるんですか?」
レオン「まぁ教えても構わないが…あくまであちら側の話だからな?このメンバーに上位に入ってもらわねぇと話が終わっちまうからよ…」
ジャン「そんなの分かってるよ!」
レオン「まず首席は想像通りミカサだ…次にライナー、ベルトルト、アニ、エレン、ジャン、マルコ、コニー、サシャ、クリスタ…この順番だな」
アルミン「スゴイね…今の成績上位と変わらないじゃない!」
ジャン「くっ…!俺が死に急ぎ野郎の後だと!?」
サシャ「私も入ってますね!」
クリスタ「…何で私が…?」
マルコ「じゃあ向こうの僕も憲兵団に入ったんだね?」
レオン「……いや…。今の中で憲兵になったのはアニだけだ…」
アニ「………」
ジャン「何?!じゃ俺は何処に行ったんだ?」
コニー「俺もだよ!」
マルコ「…僕やジャンは何処に入ったの?」
レオン「アニ以外は全員調査兵団に入ったよ」
全員「えぇ~!!」
エレン「マジかよ…」
ジャン「何してんやがんだ!?向こうの俺は!」
コニー「スゲェなぁ!流石天才!」
サシャ「しかしマルコは意外でしたね!…私もですが…」
マルコ「う~ん…。向こうで何かあったの…?」
アルミン(…訓練兵最後の日に壁が…まさか!?)
レオン「あぁ…解散式の翌日に壁を壊されて…トロスト区奪還作戦中に…マルコは…戦死した…」
ベルトルト「ゴメンッ!!」バッ
ライナー「すまないっ!!」バッ
クリスタ「…あっ…」
レオン「そういう事だ…」
マルコ「ねぇ…!もし昨日レオンが言っていたのが本当だとしたら…僕達の席次とかも知ってるんじゃない?」
コニー「そっか!レオン!どうなんだ!?」
レオン「あぁ…知ってるよ」
サシャ「教えて下さい!私は内地に行けるんですか?」
レオン「まぁ教えても構わないが…あくまであちら側の話だからな?このメンバーに上位に入ってもらわねぇと話が終わっちまうからよ…」
ジャン「そんなの分かってるよ!」
レオン「まず首席は想像通りミカサだ…次にライナー、ベルトルト、アニ、エレン、ジャン、マルコ、コニー、サシャ、クリスタ…この順番だな」
アルミン「スゴイね…今の成績上位と変わらないじゃない!」
ジャン「くっ…!俺が死に急ぎ野郎の後だと!?」
サシャ「私も入ってますね!」
クリスタ「…何で私が…?」
マルコ「じゃあ向こうの僕も憲兵団に入ったんだね?」
レオン「……いや…。今の中で憲兵になったのはアニだけだ…」
アニ「………」
ジャン「何?!じゃ俺は何処に行ったんだ?」
コニー「俺もだよ!」
マルコ「…僕やジャンは何処に入ったの?」
レオン「アニ以外は全員調査兵団に入ったよ」
全員「えぇ~!!」
エレン「マジかよ…」
ジャン「何してんやがんだ!?向こうの俺は!」
コニー「スゲェなぁ!流石天才!」
サシャ「しかしマルコは意外でしたね!…私もですが…」
マルコ「う~ん…。向こうで何かあったの…?」
アルミン(…訓練兵最後の日に壁が…まさか!?)
レオン「あぁ…解散式の翌日に壁を壊されて…トロスト区奪還作戦中に…マルコは…戦死した…」
ベルトルト「ゴメンッ!!」バッ
ライナー「すまないっ!!」バッ
85: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:39:10 ID:auma0kAI0
ユミル「今、お前らが詫ても仕方ねぇだろ…」
ジャン「……なっ……」
コニー「マルコが…?」
クリスタ「戦死?」
レオン「すまない…言わなければよかったな…」
マルコ「いや…!…言ってもらえてよかったよ!お陰で訓練にも身が入るし…何より僕はまだ死んでない!!」
アルミン「そうだよっ!!そんな最悪の未来を回避する為に僕達は動き出したじゃないか!」
エレン「あぁ…そうだ!そんなの無かった事にしちまえばいいんだ!!」
アニ「でも…何でまたライナー達は調査兵団に行ったんだい?」
レオン「それは恐らくだが…ライナーは戦士と兵士が大分混同しちまってたみたいなんだよ…こちらの世界よりも酷くな…」
ベルトルト「成る程ね…。それで兵士のライナーが調査兵団行きを希望した…。まぁそんな状態のライナーを放っとく訳にはいかないもんね」
レオン「恐らくそんな所だと思うぞ?…後はエレンを監視しやすいってのもあったと思うがな…」
ジャン「じゃ俺や…コニーにサシャは何でだ?」
レオン「ジャンはマルコが死んで大分変わったよ…。壁外で女型の巨人との交戦時には、本陣の撤退の時間を稼ごうってアルミンやライナーを説得したりな!」
ジャン「…俺が…か?」
コニー「スゲェな!ジャン!見直したぜ!」
マルコ「僕の死も無駄じゃ無かったんだね…」ハハハ
レオン「あぁ…!んで、コニーやサシャはエレンの演説で心打たれたみたいだけどな!」
エレン「俺が演説なんかしたのか?」
レオン「解散式の晩にジャンと喧嘩をした時にな…。『俺は巨人を駆逐して…狭い壁の中を出る!それで…外の世界を探険するんだ…!諦めたって…いい事なんか何も無い!』ってな具合だよ」
エレン「…何か照れるな…//」
ジャン「ハッ…向こうでも死に急ぎかよ!」
レオン「それを聞いたお陰で調査兵団希望者がかなり増えたんだ…だが…次の日にそんな思いを打ち砕く事が起こった…」
マルコ「超大型巨人の再襲撃…」
ベルトルト「…………」
ジャン「……なっ……」
コニー「マルコが…?」
クリスタ「戦死?」
レオン「すまない…言わなければよかったな…」
マルコ「いや…!…言ってもらえてよかったよ!お陰で訓練にも身が入るし…何より僕はまだ死んでない!!」
アルミン「そうだよっ!!そんな最悪の未来を回避する為に僕達は動き出したじゃないか!」
エレン「あぁ…そうだ!そんなの無かった事にしちまえばいいんだ!!」
アニ「でも…何でまたライナー達は調査兵団に行ったんだい?」
レオン「それは恐らくだが…ライナーは戦士と兵士が大分混同しちまってたみたいなんだよ…こちらの世界よりも酷くな…」
ベルトルト「成る程ね…。それで兵士のライナーが調査兵団行きを希望した…。まぁそんな状態のライナーを放っとく訳にはいかないもんね」
レオン「恐らくそんな所だと思うぞ?…後はエレンを監視しやすいってのもあったと思うがな…」
ジャン「じゃ俺や…コニーにサシャは何でだ?」
レオン「ジャンはマルコが死んで大分変わったよ…。壁外で女型の巨人との交戦時には、本陣の撤退の時間を稼ごうってアルミンやライナーを説得したりな!」
ジャン「…俺が…か?」
コニー「スゲェな!ジャン!見直したぜ!」
マルコ「僕の死も無駄じゃ無かったんだね…」ハハハ
レオン「あぁ…!んで、コニーやサシャはエレンの演説で心打たれたみたいだけどな!」
エレン「俺が演説なんかしたのか?」
レオン「解散式の晩にジャンと喧嘩をした時にな…。『俺は巨人を駆逐して…狭い壁の中を出る!それで…外の世界を探険するんだ…!諦めたって…いい事なんか何も無い!』ってな具合だよ」
エレン「…何か照れるな…//」
ジャン「ハッ…向こうでも死に急ぎかよ!」
レオン「それを聞いたお陰で調査兵団希望者がかなり増えたんだ…だが…次の日にそんな思いを打ち砕く事が起こった…」
マルコ「超大型巨人の再襲撃…」
ベルトルト「…………」
86: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:39:49 ID:auma0kAI0
レオン「そうだ…。その時に…マルコだけじゃなく多くの仲間が死んだ…エレンの班で生き残ったのはアルミンだけだ…」
サシャ「えっ!?じゃあ…トーマスやナック…ミリウスやミーナもですか?」
レオン「あぁそうだ…!エレンは巨人化のお陰で助かったがな…」
ミカサ「あの…一つ聞いてもいい?私はその時…エレン達が襲わた時に…何をしていたの?」
ユミル「ミカサがいてあっけなく全滅ってのも考えにくいよな」
レオン「ミカサは精鋭班に回されたんだよ…新兵は中衛に当たったんっだが、ミカサは駐屯兵団精鋭班と、後衛に付いていたんだ」
ミカサ「そう…。やはりエレンは私が守らないと…今度は…絶対に死なせはしない!」
レオン「いや…それはお前の事だろ?」
ミカサ「……?」
レオン「エレンがお前が居ないと死ぬんじゃなくて…お前がエレンが居ないと生きていけないんだろ?」
エレン「…………」
ミカサ「……それは否定しない…。だけどエレンは私が守らないと…!」
レオン「そうやってすぐエレンのせいにする…。お前はアルミンからその報告を受けた時に冷静さを失った…。そのせいで自らの命だけでは無く、同期の命まで蔑ろにしたんだよ…」
ジャン「…ミカサがか?」
ミカサ「…どういう事?」
レオン「…撤退の鐘がなった時点で訓練兵にも生き残りが何人か居たんだ」
レオン「だが…補給所に補給部隊が籠城しちまって…巨人が群がっていてガスの補給が出来ずに…壁が登れなかったんだ…」
レオン「そこで後衛から支援に飛んで来たミカサが、アルミンから報告を受けた…。それで、本部に突っ込んで巨人を蹴散らして行くしか無いって話を皆にしたんだよ…例え一人でもやってみせる!ってな…」
レオン「まぁなんとか冷静を装ってはいたが…。やはり無理してたんだな…。先導して突っ込んで行ったはいいが、滅茶苦茶にガスを吹かしてガス切れを起こした」
レオン「そして巨人に囲まれてしまった…。皆を先導しておきながら自分勝手に動いて、更には命さえ簡単に放棄した…」
ミカサ「…………」
アルミン「…………」
レオン「…ただまぁ最終的には巨人化したエレンに助けられた訳だがな…」
サシャ「えっ!?じゃあ…トーマスやナック…ミリウスやミーナもですか?」
レオン「あぁそうだ…!エレンは巨人化のお陰で助かったがな…」
ミカサ「あの…一つ聞いてもいい?私はその時…エレン達が襲わた時に…何をしていたの?」
ユミル「ミカサがいてあっけなく全滅ってのも考えにくいよな」
レオン「ミカサは精鋭班に回されたんだよ…新兵は中衛に当たったんっだが、ミカサは駐屯兵団精鋭班と、後衛に付いていたんだ」
ミカサ「そう…。やはりエレンは私が守らないと…今度は…絶対に死なせはしない!」
レオン「いや…それはお前の事だろ?」
ミカサ「……?」
レオン「エレンがお前が居ないと死ぬんじゃなくて…お前がエレンが居ないと生きていけないんだろ?」
エレン「…………」
ミカサ「……それは否定しない…。だけどエレンは私が守らないと…!」
レオン「そうやってすぐエレンのせいにする…。お前はアルミンからその報告を受けた時に冷静さを失った…。そのせいで自らの命だけでは無く、同期の命まで蔑ろにしたんだよ…」
ジャン「…ミカサがか?」
ミカサ「…どういう事?」
レオン「…撤退の鐘がなった時点で訓練兵にも生き残りが何人か居たんだ」
レオン「だが…補給所に補給部隊が籠城しちまって…巨人が群がっていてガスの補給が出来ずに…壁が登れなかったんだ…」
レオン「そこで後衛から支援に飛んで来たミカサが、アルミンから報告を受けた…。それで、本部に突っ込んで巨人を蹴散らして行くしか無いって話を皆にしたんだよ…例え一人でもやってみせる!ってな…」
レオン「まぁなんとか冷静を装ってはいたが…。やはり無理してたんだな…。先導して突っ込んで行ったはいいが、滅茶苦茶にガスを吹かしてガス切れを起こした」
レオン「そして巨人に囲まれてしまった…。皆を先導しておきながら自分勝手に動いて、更には命さえ簡単に放棄した…」
ミカサ「…………」
アルミン「…………」
レオン「…ただまぁ最終的には巨人化したエレンに助けられた訳だがな…」
87: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:40:32 ID:auma0kAI0
レオン「結局いつも助けられてるのはお前なんだよ…ミカサ!」
ミカサ「わ…私は…ただ…」
クリスタ「レオンッ!もういいじゃない…こっちでは気を付ければいいんだよ!ミカサ!」
レオン「エレンが巨人に攫われた時も冷静さを失い、無茶な追い込みを掛けて…逆に潰されそうになった所をリヴァイ兵長に助けられ…兵長に怪我をさせている」
ミカサ「ッ…!」
クリスタ「ねぇ!もういいじゃない!アルミンも止めてよ!」
アルミン「………(これからミカサの力は絶対に必要だ…。だけど…今のままでは…。ミカサはエレンが絡むと冷静で居られない…)」
レオン「エレンが巨人の事となると逆上するのと同じで、ミカサもエレンの事となると冷静さを著しく失う…そんな事ではこの先…戦えない…」
ミカサ「…エレンは私に残された唯一の家族…!私はっ…!二度も家族を失った…もうこれ以上失いたくないっ!」
レオン「だったらもっと冷静になれ!そのままじゃ…結局エレンもアルミンも助けられないぞ?…感情に身を任せるな!…勝利の女神は何時だって…考えるのを止めていない奴に微笑むもんだぜ?」ドヤッ
アルミン(…うわぁ…。折角良い事言ったのに…)
エレン「…なぁミカサ…?俺はそんなに頼りないか?…そりゃ成績はお前よりずっと下だけどよ…お前を助けたあの日から…俺はお前を守れるようにって努力して来たつもりだ…!」
エレン「…もっと俺を頼ってくれよ!信用してくれっ…!俺も冷静でいられる様に努力するから…お前も努力してくれよ!…生き残って…皆で外に行こうぜ?」
ミカサ「エレン…!分かった…。私も冷静にで居られるように努力する」
レオン「(…誰も告白しろなんて言ってねぇよ!)まぁ…ミカサの力は絶対に必要だ…どうせエレンは調査兵団行きは譲らねぇだろ?」
エレン「あぁ…!これだけは絶対に譲れねぇ…状況が変わったとは言え…自分だけ安全な所で指なんか咥えてられねぇよ!!」
コニー「…………」
サシャ「…………」
アルミン「…はぁ…。レオン?こうなったらエレンはテコでも動かないよ?…でも…僕もエレンと同じ気持…かな?」
レオン「…そう言うと思ったよ…。じゃ夫々で班に別れようぜ?」
レオン「先ず憲兵団には…内地を視察してもらいたいから…出来ればユミルにも行ってもらいたいんだがな…」
ユミル「ハッ!ゴメンだね!私がクリスタと離れる訳が無いだろうがっ!!」
ミカサ「わ…私は…ただ…」
クリスタ「レオンッ!もういいじゃない…こっちでは気を付ければいいんだよ!ミカサ!」
レオン「エレンが巨人に攫われた時も冷静さを失い、無茶な追い込みを掛けて…逆に潰されそうになった所をリヴァイ兵長に助けられ…兵長に怪我をさせている」
ミカサ「ッ…!」
クリスタ「ねぇ!もういいじゃない!アルミンも止めてよ!」
アルミン「………(これからミカサの力は絶対に必要だ…。だけど…今のままでは…。ミカサはエレンが絡むと冷静で居られない…)」
レオン「エレンが巨人の事となると逆上するのと同じで、ミカサもエレンの事となると冷静さを著しく失う…そんな事ではこの先…戦えない…」
ミカサ「…エレンは私に残された唯一の家族…!私はっ…!二度も家族を失った…もうこれ以上失いたくないっ!」
レオン「だったらもっと冷静になれ!そのままじゃ…結局エレンもアルミンも助けられないぞ?…感情に身を任せるな!…勝利の女神は何時だって…考えるのを止めていない奴に微笑むもんだぜ?」ドヤッ
アルミン(…うわぁ…。折角良い事言ったのに…)
エレン「…なぁミカサ…?俺はそんなに頼りないか?…そりゃ成績はお前よりずっと下だけどよ…お前を助けたあの日から…俺はお前を守れるようにって努力して来たつもりだ…!」
エレン「…もっと俺を頼ってくれよ!信用してくれっ…!俺も冷静でいられる様に努力するから…お前も努力してくれよ!…生き残って…皆で外に行こうぜ?」
ミカサ「エレン…!分かった…。私も冷静にで居られるように努力する」
レオン「(…誰も告白しろなんて言ってねぇよ!)まぁ…ミカサの力は絶対に必要だ…どうせエレンは調査兵団行きは譲らねぇだろ?」
エレン「あぁ…!これだけは絶対に譲れねぇ…状況が変わったとは言え…自分だけ安全な所で指なんか咥えてられねぇよ!!」
コニー「…………」
サシャ「…………」
アルミン「…はぁ…。レオン?こうなったらエレンはテコでも動かないよ?…でも…僕もエレンと同じ気持…かな?」
レオン「…そう言うと思ったよ…。じゃ夫々で班に別れようぜ?」
レオン「先ず憲兵団には…内地を視察してもらいたいから…出来ればユミルにも行ってもらいたいんだがな…」
ユミル「ハッ!ゴメンだね!私がクリスタと離れる訳が無いだろうがっ!!」
88: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:41:23 ID:auma0kAI0
クリスタ「ちょっと!?ユミル!?」
レオン「…知ってた…。じゃ取り敢えず、マルコを班長にして、ベルトルト、ライナー、アニ、ジャン、サシャ、コニーでいいか?」
サシャ「…あのぉ~…私は調査兵団に行こうかと…」
コニー「あぁ!俺もだ!今サシャと話したんだけどよ…さっきのエレンの話に賛成しちまったんだよ…」
エレン「…お前ら…いいのかよ?…俺達は死ねないんだぞ?」
コニー「死なないように訓練しようぜ!!」
サシャ「そうですよ!全部終わらせたら…外の世界に美味しい物を探しに行きましょう!」
ミカサ「心配いらない…皆で協力して生き延びる…!」
ライナー「俺も同感だ!エレンの護衛は多い方がいいだろ?」
レオン「そりゃミカサの他にライナーもいりゃ心強いがな…」
ライナー「心配いらん…俺は巨人だからな!簡単には死なんさ…!この力を仲間の為に使いたい!」
ベルトルト「…ぼっ…僕だって!」
レオン「いや…それなら余計にベルトルトは内地に行ってもらいたい…どうなるか分からない以上、ある程度の戦力は内地にも必要だ!」
ベルトルト「……そっか…」
アニ「こいつの面倒は私がしっかり見ておくよ」
ジャン「俺も行くぞっ!!こうなりゃ意地でも真相にたどり着いてやる…!それに…死に急ぎ野郎のブレーキはミカサだけじゃ大変だろうしな!」
エレン「何だと!?」
アルミン「まぁまぁ…エレン。ジャン…ありがとう…」
ジャン「礼を言われる覚えはねぇよ…俺には只…今やるべき事が分かるだけだ!」
レオン「よしっ!なら憲兵団には、マルコ、アニ、ベルトルト」
レオン「調査兵団に、ミカサ、ライナー、エレン、アルミン、サシャ、コニー、ジャン」
レオン「駐屯兵団に、クリスタ、ユミル、俺…」
レオン「各班長はマルコ、ライナー、ユミルでいいな?」
ユミル「おいっ!何で私が班長なんだよ!?お前がやれ!!」
レオン「へいへい…分かりましたって…」
レオン「まぁ先ずはこのメンバーで上位に入ってもらわねぇと話にならねぇからな?」
エレン「おう!」
コニー「やってやるぜ!」
クリスタ「絶対に皆で生き残って…未来に行こうっ!!」
全員「おうっ!!」
―――――
――――
―――
レオン「…知ってた…。じゃ取り敢えず、マルコを班長にして、ベルトルト、ライナー、アニ、ジャン、サシャ、コニーでいいか?」
サシャ「…あのぉ~…私は調査兵団に行こうかと…」
コニー「あぁ!俺もだ!今サシャと話したんだけどよ…さっきのエレンの話に賛成しちまったんだよ…」
エレン「…お前ら…いいのかよ?…俺達は死ねないんだぞ?」
コニー「死なないように訓練しようぜ!!」
サシャ「そうですよ!全部終わらせたら…外の世界に美味しい物を探しに行きましょう!」
ミカサ「心配いらない…皆で協力して生き延びる…!」
ライナー「俺も同感だ!エレンの護衛は多い方がいいだろ?」
レオン「そりゃミカサの他にライナーもいりゃ心強いがな…」
ライナー「心配いらん…俺は巨人だからな!簡単には死なんさ…!この力を仲間の為に使いたい!」
ベルトルト「…ぼっ…僕だって!」
レオン「いや…それなら余計にベルトルトは内地に行ってもらいたい…どうなるか分からない以上、ある程度の戦力は内地にも必要だ!」
ベルトルト「……そっか…」
アニ「こいつの面倒は私がしっかり見ておくよ」
ジャン「俺も行くぞっ!!こうなりゃ意地でも真相にたどり着いてやる…!それに…死に急ぎ野郎のブレーキはミカサだけじゃ大変だろうしな!」
エレン「何だと!?」
アルミン「まぁまぁ…エレン。ジャン…ありがとう…」
ジャン「礼を言われる覚えはねぇよ…俺には只…今やるべき事が分かるだけだ!」
レオン「よしっ!なら憲兵団には、マルコ、アニ、ベルトルト」
レオン「調査兵団に、ミカサ、ライナー、エレン、アルミン、サシャ、コニー、ジャン」
レオン「駐屯兵団に、クリスタ、ユミル、俺…」
レオン「各班長はマルコ、ライナー、ユミルでいいな?」
ユミル「おいっ!何で私が班長なんだよ!?お前がやれ!!」
レオン「へいへい…分かりましたって…」
レオン「まぁ先ずはこのメンバーで上位に入ってもらわねぇと話にならねぇからな?」
エレン「おう!」
コニー「やってやるぜ!」
クリスタ「絶対に皆で生き残って…未来に行こうっ!!」
全員「おうっ!!」
―――――
――――
―――
89: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:41:55 ID:auma0kAI0
団長「本日諸君らは訓練兵団を卒団する!その中で最も成績の良かった者上位十名を発表する!」
団長「首席 ミカサ・アッカーマン!次席 ライナー・ブラウン!三席 ベルトルト・フーバー!四席 アニ・レオンハート!五席 エレン・イェーガー!六席 ジャン・キルシュタイン!七席 マルコ・ボット!八席 コニー・スプリンガー!九席 サシャ・ブラウス!十席 ユミル・プリミーティブ!以上十名!」
団長「諸君らには三つの選択肢が有る!!…だが!憲兵団に入れるのは、上位十名のみだ!後日、改めて配属兵科を問う!…本日はこれにて訓練兵団解散式を終了する!…解散!!」
訓練兵一同「ハッ!」
~~~~~~~~
ー食堂ー
レオン「いやぁ~!無事に卒団出来て良かったぜ!」
アルミン「レオンは別にギリギリでも無いと思うけどな…」
ユミル「まぁ正直…格闘術以外は平凡だしな!」
エレン「でもレオンの馬術は中々だったと思うぞ?」
クリスタ「最初は焦ったけど…最後は良くなってたよね!」
レオン「まぁ馬術があそこまで難しいとは思わなかったよ…」
――――
―――
――
ーとある日の馬術訓練ー
レオン「よしっ!行くぜ!黒王号!」グイッ
クリスタ「ちょっと!ダメだよ!そんなに乱暴にしたら!」
レオン「ハイヨーシルバー!」バシッ ヒヒーン
レオン「おわっ…とと…。…私の辞書に不可能の文字は無い!」キリッ ナポレオンノポーズ
クリスタ「だからダメだってば!」
ユミル「~~~ッ!バカだ…バカが居るぞ!ブハッ」クククッ
コニー「あいつ何してんだ?」
レオン「大丈夫だって…うわぁ…」ドサッ
クリスタ「ほらぁ…!だから言ったじゃない!もうっ!」
レオン「イテテ…悪かったよ…黒王号」
キース「何を遊んでいる?パルマー訓練兵…」
レオン「」
――
―――
――――
クリスタ「レオンが罰走してたのってあれが最初で最後じゃない?」
レオン「いやさ…向こうだと中々馬に乗る機会って無くてさ…。一度乗ったらやりたかったんだよね//ナポレオンのポーズ//」
エレン「ナポレオン?」
アルミン「本で読んだことがあるけど…確かもう二千年以上も前の偉人だよね?…でも空想上の人物だって聞いたけど…」
レオン「まぁ俺らの世界で言えばそんなに昔でもないしな…実在する人物らしいよ?」
クリスタ「何をやっていた人なの?」
アルミン「……戦争の英雄だって聞いたけど…。すごく勢力を伸ばしたらしいんだ…戦いの天才だったみたい」
レオン「軍人としては非常に優秀だったみたいだが…結局、他国との外交が上手く行かないと武力行使に出るって言う人みたいだがな」
クリスタ「じゃあ…自分の言う事を聞かない人間は殺しちゃうの…?酷い…」
ユミル「…………」
団長「首席 ミカサ・アッカーマン!次席 ライナー・ブラウン!三席 ベルトルト・フーバー!四席 アニ・レオンハート!五席 エレン・イェーガー!六席 ジャン・キルシュタイン!七席 マルコ・ボット!八席 コニー・スプリンガー!九席 サシャ・ブラウス!十席 ユミル・プリミーティブ!以上十名!」
団長「諸君らには三つの選択肢が有る!!…だが!憲兵団に入れるのは、上位十名のみだ!後日、改めて配属兵科を問う!…本日はこれにて訓練兵団解散式を終了する!…解散!!」
訓練兵一同「ハッ!」
~~~~~~~~
ー食堂ー
レオン「いやぁ~!無事に卒団出来て良かったぜ!」
アルミン「レオンは別にギリギリでも無いと思うけどな…」
ユミル「まぁ正直…格闘術以外は平凡だしな!」
エレン「でもレオンの馬術は中々だったと思うぞ?」
クリスタ「最初は焦ったけど…最後は良くなってたよね!」
レオン「まぁ馬術があそこまで難しいとは思わなかったよ…」
――――
―――
――
ーとある日の馬術訓練ー
レオン「よしっ!行くぜ!黒王号!」グイッ
クリスタ「ちょっと!ダメだよ!そんなに乱暴にしたら!」
レオン「ハイヨーシルバー!」バシッ ヒヒーン
レオン「おわっ…とと…。…私の辞書に不可能の文字は無い!」キリッ ナポレオンノポーズ
クリスタ「だからダメだってば!」
ユミル「~~~ッ!バカだ…バカが居るぞ!ブハッ」クククッ
コニー「あいつ何してんだ?」
レオン「大丈夫だって…うわぁ…」ドサッ
クリスタ「ほらぁ…!だから言ったじゃない!もうっ!」
レオン「イテテ…悪かったよ…黒王号」
キース「何を遊んでいる?パルマー訓練兵…」
レオン「」
――
―――
――――
クリスタ「レオンが罰走してたのってあれが最初で最後じゃない?」
レオン「いやさ…向こうだと中々馬に乗る機会って無くてさ…。一度乗ったらやりたかったんだよね//ナポレオンのポーズ//」
エレン「ナポレオン?」
アルミン「本で読んだことがあるけど…確かもう二千年以上も前の偉人だよね?…でも空想上の人物だって聞いたけど…」
レオン「まぁ俺らの世界で言えばそんなに昔でもないしな…実在する人物らしいよ?」
クリスタ「何をやっていた人なの?」
アルミン「……戦争の英雄だって聞いたけど…。すごく勢力を伸ばしたらしいんだ…戦いの天才だったみたい」
レオン「軍人としては非常に優秀だったみたいだが…結局、他国との外交が上手く行かないと武力行使に出るって言う人みたいだがな」
クリスタ「じゃあ…自分の言う事を聞かない人間は殺しちゃうの…?酷い…」
ユミル「…………」
90: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:42:32 ID:auma0kAI0
アルミン「…どうだろう…?何時だって争う時は夫々が正しいと思っている訳だからね…」
レオン「当時では何処の国でも独裁者が仕切っていて、法が形骸化していた時代に、『法の前では万人が平等』とかの法典を纏めたのも彼だしな…」
アルミン「それに…僕達がこれからやろうとしている事は…正に『革命』と言っても過言じゃない訳だし…」
クリスタ「でも…それは私達が生きる為に…」
レオン「同じ事だよ…クリスタ。夫々しょうが無いって納得しようとしている訳だ…少し前までなら巨人が問答無用で『悪』だったが今は…違うだろ?今までの固定観念は捨てなくちゃいけない!」
アルミン「もうこれからは…戦争だよ…勝った方が正義になる…!戦って勝つしか無いんだ…」
ユミル「そうだな…勝たなくちゃ何も残らねぇぞ?」
クリスタ「うん…そうだよね…!やるしか無いよ!」
レオン「…折角の解散式なのに暗くなっちまったな…スマン!」
エレン「じゃあ話題を変えてよ……」
クリスタ「こう…パァっとした話がいいよね!」
レオン「ユミル?少し外に出ないか?」ボソッ
ユミル「あ?…まぁ別に構わないが…」
~~~~~~~
ー食堂裏ー
ユミル「どうしたんだ?改まって」
レオン「…ついにここまで来たなと思ってよ…」
ユミル「…そうだな。お前に話を聞いた時には最初は焦ったがな…こんな馬鹿な奴も居るんだなってよ」フッ
レオン「何だよ…馬鹿ってよ…。変えられるかもしれない地獄を放っとけないだろ!」
ユミル「…まぁ感謝してるよ…。お前は遠い過去から…未来を持って来てくれた」
レオン「じゃあ…そろそろご褒美くれてもいいんじゃねぇか?」ニヤッ
ユミル「何だよ?…また抱きしめてくれってか?」
レオン「う~ん…そうだなぁ…っと」グイッ
ユミル「うぉっ!…何だよ!?…でも私が見上げるのなんて…ライナーかベルトルさん位だったからな…変な感じだ…」
レオン「あらそう?じゃご褒美にその口唇を頂こうかな…?」キリッ スッ
ユミル「ちょ…待てっ!じゃあってなんっ~~~ッ…!」
レオン「……………」
レオン「当時では何処の国でも独裁者が仕切っていて、法が形骸化していた時代に、『法の前では万人が平等』とかの法典を纏めたのも彼だしな…」
アルミン「それに…僕達がこれからやろうとしている事は…正に『革命』と言っても過言じゃない訳だし…」
クリスタ「でも…それは私達が生きる為に…」
レオン「同じ事だよ…クリスタ。夫々しょうが無いって納得しようとしている訳だ…少し前までなら巨人が問答無用で『悪』だったが今は…違うだろ?今までの固定観念は捨てなくちゃいけない!」
アルミン「もうこれからは…戦争だよ…勝った方が正義になる…!戦って勝つしか無いんだ…」
ユミル「そうだな…勝たなくちゃ何も残らねぇぞ?」
クリスタ「うん…そうだよね…!やるしか無いよ!」
レオン「…折角の解散式なのに暗くなっちまったな…スマン!」
エレン「じゃあ話題を変えてよ……」
クリスタ「こう…パァっとした話がいいよね!」
レオン「ユミル?少し外に出ないか?」ボソッ
ユミル「あ?…まぁ別に構わないが…」
~~~~~~~
ー食堂裏ー
ユミル「どうしたんだ?改まって」
レオン「…ついにここまで来たなと思ってよ…」
ユミル「…そうだな。お前に話を聞いた時には最初は焦ったがな…こんな馬鹿な奴も居るんだなってよ」フッ
レオン「何だよ…馬鹿ってよ…。変えられるかもしれない地獄を放っとけないだろ!」
ユミル「…まぁ感謝してるよ…。お前は遠い過去から…未来を持って来てくれた」
レオン「じゃあ…そろそろご褒美くれてもいいんじゃねぇか?」ニヤッ
ユミル「何だよ?…また抱きしめてくれってか?」
レオン「う~ん…そうだなぁ…っと」グイッ
ユミル「うぉっ!…何だよ!?…でも私が見上げるのなんて…ライナーかベルトルさん位だったからな…変な感じだ…」
レオン「あらそう?じゃご褒美にその口唇を頂こうかな…?」キリッ スッ
ユミル「ちょ…待てっ!じゃあってなんっ~~~ッ…!」
レオン「……………」
91: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:43:05 ID:auma0kAI0
ユミル「………ぷはっ!離せっ!」バシッ
レオン「イテッ…何だよ…いい感じだったのに…」
ユミル「ハァハァ…。何処がだよ!いきなり…キスしてきやがって!」
レオン「まぁまぁ…いいじゃねぇか!減るもんじゃねぇし」ハハハッ
ユミル「…そぉいう問題じゃねぇんだよ…!」メキメキッ
レオン「~~~ッ!がっ…ギ…ブッ!」パシパシ
ユミル「…ったく」スッ
レオン「ゲホッ…。急に悪かったよ…。少し焦っててさ…」
ユミル「あぁ?何にだよ?」
レオン「…俺はさっきお前が言っていた通り…兵士として大して優秀じゃ無い…。だからこの先…生き残れるか分からねぇ…。だから…今の内にせめてキスだけでもって思ったんだが…。すまない…!勝手過ぎたな…」
ユミル「ハッ!何だよ?珍しく余裕無いじゃねぇか」
レオン「俺は最初から余裕なんて無かったさ…ただカッコつけてただけだ…」
ユミル「…まぁ確かにそんな自分勝手なキスをされても困る…。何より…ここ迄私らを先導しておいていきなり死ぬなんて洒落にならねぇぞ?」
レオン「あぁ…!そうだよな!なんとしても生き延びて…元の世界に帰るんだ!」
ユミル「そうしてもらえると助かるね…!じゃねぇと夢見が悪いからな…っと」グイッ
レオン「あらっ…!」
ユミル「絶対…生き残れよ…」スッ
レオン「~~~ッ!」
~~~~~~~~~~
ー茂みー
クリスタ「あぁ~!またキスしてるよ!」ボソ
アルミン「そうだね…でも覗きっていいのかなぁ…」ボソ
クリスタ「だって…少し気になるじゃない…」ボソ
アルミン「そうだけど…(まぁクリスタと居られるからいいか//)」ボソ
~~~~~~~~~
レオン「…ぷはっ!…ありがとう…ユミル!//」
ユミル「気が済んだか?…続きはまた今度だ…。クリスタ!出てきていいぞ?」ニヤッ
クリスタ「ッ!!」ビクッ
アルミン「ッ!!」ビクッ
レオン「イテッ…何だよ…いい感じだったのに…」
ユミル「ハァハァ…。何処がだよ!いきなり…キスしてきやがって!」
レオン「まぁまぁ…いいじゃねぇか!減るもんじゃねぇし」ハハハッ
ユミル「…そぉいう問題じゃねぇんだよ…!」メキメキッ
レオン「~~~ッ!がっ…ギ…ブッ!」パシパシ
ユミル「…ったく」スッ
レオン「ゲホッ…。急に悪かったよ…。少し焦っててさ…」
ユミル「あぁ?何にだよ?」
レオン「…俺はさっきお前が言っていた通り…兵士として大して優秀じゃ無い…。だからこの先…生き残れるか分からねぇ…。だから…今の内にせめてキスだけでもって思ったんだが…。すまない…!勝手過ぎたな…」
ユミル「ハッ!何だよ?珍しく余裕無いじゃねぇか」
レオン「俺は最初から余裕なんて無かったさ…ただカッコつけてただけだ…」
ユミル「…まぁ確かにそんな自分勝手なキスをされても困る…。何より…ここ迄私らを先導しておいていきなり死ぬなんて洒落にならねぇぞ?」
レオン「あぁ…!そうだよな!なんとしても生き延びて…元の世界に帰るんだ!」
ユミル「そうしてもらえると助かるね…!じゃねぇと夢見が悪いからな…っと」グイッ
レオン「あらっ…!」
ユミル「絶対…生き残れよ…」スッ
レオン「~~~ッ!」
~~~~~~~~~~
ー茂みー
クリスタ「あぁ~!またキスしてるよ!」ボソ
アルミン「そうだね…でも覗きっていいのかなぁ…」ボソ
クリスタ「だって…少し気になるじゃない…」ボソ
アルミン「そうだけど…(まぁクリスタと居られるからいいか//)」ボソ
~~~~~~~~~
レオン「…ぷはっ!…ありがとう…ユミル!//」
ユミル「気が済んだか?…続きはまた今度だ…。クリスタ!出てきていいぞ?」ニヤッ
クリスタ「ッ!!」ビクッ
アルミン「ッ!!」ビクッ
92: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:43:49 ID:auma0kAI0
レオン「アルミンまで…!ったく…俺達がキスで終わらなかったらどうするんだ?」
クリスタ「ッ!//」
ユミル「調子に乗んじゃねぇよ!」バシッ
レオン「イタッ…!」
アルミン「ゴメンよ…!邪魔するつもりは無かったんだ…//まさか気付いてたなんて…」
ユミル「当たり前だろ?ったく…もう戻ろうぜ?」
レオン「おう!(ってかユミル…フラグ立て過ぎじゃね?何なの?俺死ぬの?)」
―――――
――――
―――
ー翌朝ー
-食堂-
ガヤガヤ
クリスタ「みんなおはよう!」
アルミン「おはよう!クリスタ」
レオン「おはよー」
エレン「おーっす!」
ライナー「いよいよ今日で訓練兵の仕事は最後だな…」
アルミン「おはようライナー!…そうだね…これから本格的に行動開始だ…!」
アニ「それについてだけど…実際兵団とかにはどう接触するの?」
レオン「そこなんだよ…まぁ調査兵団の団長と駐屯兵団の指令なら無下にはしないと思うけど…」
エレン「団長と指令なんて知ってるのか?」
レオン「俺の世界じゃ割と出てくるからな…。ただ…いきなり新兵が謁見させろって言った所でなぁ…」
アルミン「難しいよね…。…あっ!ハンネスさんはどうだろう?」
エレン「あぁ!成る程な!あの呑んだくれも今や駐屯部隊長様だしな!」
ユミル「ハンネス?誰だそりゃ?」
アルミン「僕達の保護者代わりをしてもらってた人だよ!今は駐屯兵団の隊長をやってるんだ!」
アニ「でも…こんな話信用してもらえるの…?」
レオン「どっちにしても兵団を説得しなくちゃいけない訳だしな!やるしか無いだろ?」
クリスタ「ッ!//」
ユミル「調子に乗んじゃねぇよ!」バシッ
レオン「イタッ…!」
アルミン「ゴメンよ…!邪魔するつもりは無かったんだ…//まさか気付いてたなんて…」
ユミル「当たり前だろ?ったく…もう戻ろうぜ?」
レオン「おう!(ってかユミル…フラグ立て過ぎじゃね?何なの?俺死ぬの?)」
―――――
――――
―――
ー翌朝ー
-食堂-
ガヤガヤ
クリスタ「みんなおはよう!」
アルミン「おはよう!クリスタ」
レオン「おはよー」
エレン「おーっす!」
ライナー「いよいよ今日で訓練兵の仕事は最後だな…」
アルミン「おはようライナー!…そうだね…これから本格的に行動開始だ…!」
アニ「それについてだけど…実際兵団とかにはどう接触するの?」
レオン「そこなんだよ…まぁ調査兵団の団長と駐屯兵団の指令なら無下にはしないと思うけど…」
エレン「団長と指令なんて知ってるのか?」
レオン「俺の世界じゃ割と出てくるからな…。ただ…いきなり新兵が謁見させろって言った所でなぁ…」
アルミン「難しいよね…。…あっ!ハンネスさんはどうだろう?」
エレン「あぁ!成る程な!あの呑んだくれも今や駐屯部隊長様だしな!」
ユミル「ハンネス?誰だそりゃ?」
アルミン「僕達の保護者代わりをしてもらってた人だよ!今は駐屯兵団の隊長をやってるんだ!」
アニ「でも…こんな話信用してもらえるの…?」
レオン「どっちにしても兵団を説得しなくちゃいけない訳だしな!やるしか無いだろ?」
93: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:44:24 ID:auma0kAI0
アニ「ッ!そうだね」
レオン「そうと決まったら早速、夜にでもハンネスさんに協力を要請しようぜ?」
アルミン「うんっ!僕も一緒に行くよ!」
レオン「そうしてくれ!アルミンが説明すれば説得力も上がるしな」
エレン「頼んだぜ!アルミンッ!」
レオン「さて…。このメンバーに言っておきたい事がある…。今日から…俺達が知ってる出来事から別の方向に舵を切る!自分達の手でだ!…この先どう転ぶか分からんが…俺達の目的は何だ?」
エレン「外の世界に探険に行く!」
アルミン「うんっ!」
ミカサ「エレンに付いて行く」
サシャ「外に美味しい物を探しに行きます!」
コニー「母ちゃん達が安心して暮らせる世界にする!」
ジャン「知らなねぇ事を知る!」
マルコ「真の王を見つける!」
ライナー「この力で…贖罪する!」
ベルトルト「………」コクッ
アニ「あぁ!」
クリスタ「皆で未来を見に行く!」
ユミル「クリスタを幸せにする!」
レオン「一見バラバラに見えるが…全員が明日を見てるだろ?…やってやろうぜ?俺達が…この世界を変えるんだ!」
全員「おうっ!!」
アルミン「取り敢えず固定砲整備に行こうか!夜になったら、僕とレオンでハンネスさんに話に行くよ」
レオン「そうだな!」
レオン(ここからは分岐だ…俺が干渉した事で歴史が変わった可能性がある…気を引き締めねぇと!)
―――――
――――
レオン「とまぁ意気込んでみたものの…ハンネス隊長には何処で会えるんだ?」
アルミン「駐屯兵団本部に居ると思うんだけど…」
レオン「成る程ね…。あそこの建物だったよな?」
アルミン「うん!一先ずあそこで聞いてみようよ!」
女「キャッー!止めて下さいっ!!」
レオン「そうと決まったら早速、夜にでもハンネスさんに協力を要請しようぜ?」
アルミン「うんっ!僕も一緒に行くよ!」
レオン「そうしてくれ!アルミンが説明すれば説得力も上がるしな」
エレン「頼んだぜ!アルミンッ!」
レオン「さて…。このメンバーに言っておきたい事がある…。今日から…俺達が知ってる出来事から別の方向に舵を切る!自分達の手でだ!…この先どう転ぶか分からんが…俺達の目的は何だ?」
エレン「外の世界に探険に行く!」
アルミン「うんっ!」
ミカサ「エレンに付いて行く」
サシャ「外に美味しい物を探しに行きます!」
コニー「母ちゃん達が安心して暮らせる世界にする!」
ジャン「知らなねぇ事を知る!」
マルコ「真の王を見つける!」
ライナー「この力で…贖罪する!」
ベルトルト「………」コクッ
アニ「あぁ!」
クリスタ「皆で未来を見に行く!」
ユミル「クリスタを幸せにする!」
レオン「一見バラバラに見えるが…全員が明日を見てるだろ?…やってやろうぜ?俺達が…この世界を変えるんだ!」
全員「おうっ!!」
アルミン「取り敢えず固定砲整備に行こうか!夜になったら、僕とレオンでハンネスさんに話に行くよ」
レオン「そうだな!」
レオン(ここからは分岐だ…俺が干渉した事で歴史が変わった可能性がある…気を引き締めねぇと!)
―――――
――――
レオン「とまぁ意気込んでみたものの…ハンネス隊長には何処で会えるんだ?」
アルミン「駐屯兵団本部に居ると思うんだけど…」
レオン「成る程ね…。あそこの建物だったよな?」
アルミン「うん!一先ずあそこで聞いてみようよ!」
女「キャッー!止めて下さいっ!!」
94: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:45:01 ID:auma0kAI0
レオン「ッ!?闇夜を切り裂く乙女の声!?」
アルミン「本当だ!…あっ!あそこの路地裏に誰か引きずり込まれたよ!?」
レオン「マズイッ!アルミンは兵士を呼んできてくれ!」ダッ
アルミン「分かった!…やり過ぎちゃダメだよっ?」ダッ
レオン「…他にもっとあるだろ…?分かってるよ!」
~~~~~~~~~
ー路地裏ー
男「手間掛けさせやがって…!黙って身ぐるみ置いてきな!」ジリッ
女「止めて下さいっ!…この服は…母の形見なんです!」グスッ
男「だから何だってんだっ!!…お前ごと攫って売り飛ばしても構わねぇんだぜ?」ニヤッ
レオン「とぉ~っ!」バキッ
男「グハッ!」ズサッー
レオン「ったく…。馬鹿かお前は」
レオン「お怪我は有りませんか?」キリッ
女「ハイッ!…本当に…有難うございますっ!!」グスッ
レオン「兵士として当然の事をした迄です!」キリリッ
女「本当になんてお礼を申し上げたらいいk…男「テメェ…!」
レオン「…あら?随分しつこいね…。下っていて下さい」スッ
男「テメェ…兵士か?…俺の食い扶持取り上げやがってぇ…!」シャキンッ
レオン「はぁ…。救いようのねぇクズが…」
――――
―――
アルミン「ハァハァ…。ハンネスさん!早く!」ダッ
ハンネス「ハァハァ…。ちょっ…ちょっと待ってくれよ!」ダッ
アルミン「あそこの路地だよ!」
ハンネス「分かった!」ダッ
レオン「チョーレッパダン!!」ドゴッ
男「ゴフッ!」ドサッ
ハンネス「うわっ!」ズサッ
アルミン「あ~あ…」
男「」
レオン「おぉ!アルミン!ありがとな!」
アルミン「本当だ!…あっ!あそこの路地裏に誰か引きずり込まれたよ!?」
レオン「マズイッ!アルミンは兵士を呼んできてくれ!」ダッ
アルミン「分かった!…やり過ぎちゃダメだよっ?」ダッ
レオン「…他にもっとあるだろ…?分かってるよ!」
~~~~~~~~~
ー路地裏ー
男「手間掛けさせやがって…!黙って身ぐるみ置いてきな!」ジリッ
女「止めて下さいっ!…この服は…母の形見なんです!」グスッ
男「だから何だってんだっ!!…お前ごと攫って売り飛ばしても構わねぇんだぜ?」ニヤッ
レオン「とぉ~っ!」バキッ
男「グハッ!」ズサッー
レオン「ったく…。馬鹿かお前は」
レオン「お怪我は有りませんか?」キリッ
女「ハイッ!…本当に…有難うございますっ!!」グスッ
レオン「兵士として当然の事をした迄です!」キリリッ
女「本当になんてお礼を申し上げたらいいk…男「テメェ…!」
レオン「…あら?随分しつこいね…。下っていて下さい」スッ
男「テメェ…兵士か?…俺の食い扶持取り上げやがってぇ…!」シャキンッ
レオン「はぁ…。救いようのねぇクズが…」
――――
―――
アルミン「ハァハァ…。ハンネスさん!早く!」ダッ
ハンネス「ハァハァ…。ちょっ…ちょっと待ってくれよ!」ダッ
アルミン「あそこの路地だよ!」
ハンネス「分かった!」ダッ
レオン「チョーレッパダン!!」ドゴッ
男「ゴフッ!」ドサッ
ハンネス「うわっ!」ズサッ
アルミン「あ~あ…」
男「」
レオン「おぉ!アルミン!ありがとな!」
95: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:45:38 ID:auma0kAI0
アルミン「…うん…。またこんなに痛めつけて…」ウワァ
ハンネス「ご苦労だったな!訓練兵!」バッ
レオン「ハッ!有難うございます!(ハンネスさん…イメージまんまだな…)」バッ
女「有難うございました!」ペコッ
ハンネス「怖かったでしょう…。遅くなってしまい申し訳ありませんでした!…帰りは兵士に遅らせます!」
女「有難うございます。そちらの方が助けて下さったので助かりました!本当に有難うございました!」ペコッ
レオン「いえっ!お気を付けて!」バッ
――――
―――
ハンネス「さてと…で?話って何だ?アルミン?」
レオン「ッ!?あなたがハンネス隊長でしたか!失礼しました!」バッ
ハンネス「そう固くならなくてもいいぞ?君も話があるのか?」
アルミン「うん…。そうなんだ…少し三人で話がしたいんだけど…」
ハンネス「どうした?改まって…。なら俺の執務室に行こうか!」
~~~~~~~~~
ー駐屯兵団本部ー
-隊長執務室-
ハンネス「さて…どうしたんだ?エレンやミカサと何かあったか?」
アルミン「そういう訳じゃ無いんだけど…」
レオン「実は…ハンネス隊長にお願いがあって参りました!」
ハンネス「俺に?君が?」
レオン「はい…私からと言うよりも…我々からのと言った方がいいですが」
ハンネス「…?」
アルミン「ハンネスさん…今から話す事は真実として聞いてもらいたい…。実は…」
――――――
―――――
――――
―――
ハンネス「ご苦労だったな!訓練兵!」バッ
レオン「ハッ!有難うございます!(ハンネスさん…イメージまんまだな…)」バッ
女「有難うございました!」ペコッ
ハンネス「怖かったでしょう…。遅くなってしまい申し訳ありませんでした!…帰りは兵士に遅らせます!」
女「有難うございます。そちらの方が助けて下さったので助かりました!本当に有難うございました!」ペコッ
レオン「いえっ!お気を付けて!」バッ
――――
―――
ハンネス「さてと…で?話って何だ?アルミン?」
レオン「ッ!?あなたがハンネス隊長でしたか!失礼しました!」バッ
ハンネス「そう固くならなくてもいいぞ?君も話があるのか?」
アルミン「うん…。そうなんだ…少し三人で話がしたいんだけど…」
ハンネス「どうした?改まって…。なら俺の執務室に行こうか!」
~~~~~~~~~
ー駐屯兵団本部ー
-隊長執務室-
ハンネス「さて…どうしたんだ?エレンやミカサと何かあったか?」
アルミン「そういう訳じゃ無いんだけど…」
レオン「実は…ハンネス隊長にお願いがあって参りました!」
ハンネス「俺に?君が?」
レオン「はい…私からと言うよりも…我々からのと言った方がいいですが」
ハンネス「…?」
アルミン「ハンネスさん…今から話す事は真実として聞いてもらいたい…。実は…」
――――――
―――――
――――
―――
96: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:46:15 ID:auma0kAI0
アルミン「という訳なんだ…。だから指令に口を利いて欲しいっ!」ガバッ
ハンネス「ちょっ…ちょっと待ってくれ!アルミン!…お前…何言ってるか分かってんのか…?」
アルミン「分かってるよ!でも…もう動き出さなくちゃいけないんだ!」
ハンネス「そりゃ…お前が嘘を付くような奴じゃないってのは分かってる…。だが…これはいくらなんでも…。仮に俺が信用しても兵団は信用しないぞ?」
レオン「どちらにしても時間が有りません!…なんとか説得を試みるしか道は無いと思います」
ハンネス「レオン…だったな?君が違う世界から飛んで来たってのも然ることながら…更に人類の最大の仇が壁内にいて…エレンが巨人だと…?流石に理解するのには無理があるよ」
アルミン「それは分かってるよ…でも僕達はハンネスさんしか頼れる人が居ないんだ!」
レオン「馬鹿げた事だと思われるかもしれませんが…我々が生き残る為には兵団の協力が必要不可欠なんです!」
ハンネス「しかし…こんな事を上に挙げたら…下手すれば内乱罪で兵団会議…いや兵法会議もあるかもしれんぞ!?」
レオン「…万が一そのような事態に発展してしまった場合は…私が裁きを受けます!」
アルミン「レオンッ!?何を…」
レオン「考えても見ろよ…アルミン。俺は元々この世界の住人じゃないんだ…この世界を救うとか言って仲間割れさせてる訳にもいかねぇしなっ」
アルミン「でも…そんな事って…」
レオン「おいおい…。まだそうなるって決まった訳じゃ無いだろ?」
ハンネス「はぁ…。分かった…。お前らの話の真偽は俺には分からん!だが…指令に話は通す。もしかしたら指令から召集が掛かるかもしれないから、そのつもりでいてくれ!」
アルミン「ありがとう!ハンネスさん!」
レオン「有難うございます!ハンネス隊長!絶対ご迷惑は掛けないようにします!」
ハンネス「お前らが嘘を吐いてるようには見えんしな…人類が勝利出来るならその方が良いに決まってるんだ!ただ…力にはあまりなれないかもしれないが…出来る事はやるからな!」
レオン「有難うございます!私は駐屯兵団配属ですので、今後もよろしくお願い致します!」バッ
アルミン「ご協力感謝致します!!」バッ
レオン「最後にもう一つだけ…。今日の話は上官の間で止めておいて頂けませんか?…まだ無用の混乱は避けたいので…」
ハンネス「同感だな!…まぁ信じる奴もいないと思うが…。まっ!取り敢えず今日の所は帰れ!」
ハンネス「結構遅くなっちまった…。気を付けて帰れよ?」
レオ・アル「ハッ!」バッ
ハンネス「ちょっ…ちょっと待ってくれ!アルミン!…お前…何言ってるか分かってんのか…?」
アルミン「分かってるよ!でも…もう動き出さなくちゃいけないんだ!」
ハンネス「そりゃ…お前が嘘を付くような奴じゃないってのは分かってる…。だが…これはいくらなんでも…。仮に俺が信用しても兵団は信用しないぞ?」
レオン「どちらにしても時間が有りません!…なんとか説得を試みるしか道は無いと思います」
ハンネス「レオン…だったな?君が違う世界から飛んで来たってのも然ることながら…更に人類の最大の仇が壁内にいて…エレンが巨人だと…?流石に理解するのには無理があるよ」
アルミン「それは分かってるよ…でも僕達はハンネスさんしか頼れる人が居ないんだ!」
レオン「馬鹿げた事だと思われるかもしれませんが…我々が生き残る為には兵団の協力が必要不可欠なんです!」
ハンネス「しかし…こんな事を上に挙げたら…下手すれば内乱罪で兵団会議…いや兵法会議もあるかもしれんぞ!?」
レオン「…万が一そのような事態に発展してしまった場合は…私が裁きを受けます!」
アルミン「レオンッ!?何を…」
レオン「考えても見ろよ…アルミン。俺は元々この世界の住人じゃないんだ…この世界を救うとか言って仲間割れさせてる訳にもいかねぇしなっ」
アルミン「でも…そんな事って…」
レオン「おいおい…。まだそうなるって決まった訳じゃ無いだろ?」
ハンネス「はぁ…。分かった…。お前らの話の真偽は俺には分からん!だが…指令に話は通す。もしかしたら指令から召集が掛かるかもしれないから、そのつもりでいてくれ!」
アルミン「ありがとう!ハンネスさん!」
レオン「有難うございます!ハンネス隊長!絶対ご迷惑は掛けないようにします!」
ハンネス「お前らが嘘を吐いてるようには見えんしな…人類が勝利出来るならその方が良いに決まってるんだ!ただ…力にはあまりなれないかもしれないが…出来る事はやるからな!」
レオン「有難うございます!私は駐屯兵団配属ですので、今後もよろしくお願い致します!」バッ
アルミン「ご協力感謝致します!!」バッ
レオン「最後にもう一つだけ…。今日の話は上官の間で止めておいて頂けませんか?…まだ無用の混乱は避けたいので…」
ハンネス「同感だな!…まぁ信じる奴もいないと思うが…。まっ!取り敢えず今日の所は帰れ!」
ハンネス「結構遅くなっちまった…。気を付けて帰れよ?」
レオ・アル「ハッ!」バッ
97: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:46:50 ID:auma0kAI0
~~~~~~~~~
アルミン「なんとか第一関門は突破だね!」
レオン「あぁ…。後は兵団がどう動いてくるかだな…」
アルミン「でも…レオン一人で背負う必要なんて無いよ!僕達皆で背負わなきゃ!」
レオン「…どっちにしろ兵団会議へ召喚されたら俺が出なくちゃならねぇんだ…俺だってむざむざ殺される訳にはいかねぇからよ!」
アルミン「ッ!…そうだね…。取り敢えずは兵団の動き次第か…」
レオン「あぁ!明日は所属兵科を決める日だしな…その時に何かアクションがあるかもしれねぇ」
――――――
――――
ー男子宿舎ー
ライナー「あいつら…上手く行ったかな…」
マルコ「まぁあの二人なら下手は打たないと思うけど…」
ライナー「…そうだよな!」
ガチャッ
アルミン「ただいまぁ~」ボフッ
レオン「ただいま」ボフッ
マルコ「お疲れ二人共!で…どうだった?」
アルミン「ハンネスさんが指令に話を通してくれるって!」
エレン「あの呑んだくれもやるじゃねぇか!」
アルミン「そんな言い方したらダメだよ!…でも…もしかしたら…」
ライナー「どうした?」
レオン「なんて事はねぇよ!もしかしたら俺が兵法会議に掛けられるかもしれねぇって位だ」
ジャン「はぁ?なんて事あるだろ!?兵法会議がどんなもんか知らねぇのかよ!?」
レオン「騒いだ所でどうにもならなぇだろ?…俺だって死にたい訳じゃねんだ…。なんとか納得させてやるぜ!」
マルコ「…まぁまだそうなるって決まった訳でもないしね!」
ライナー「そうだな!先ずは様子見だな」
レオン「あぁ!そういう事だ」
エレン「そうと決まれば明日に備えてもう寝ようぜ?」
アルミン「うんっ!…って明日は休みじゃないか…」
ジャン「…この部屋で寝るのも今日で最後だもんな…」
マルコ「そうだね…。じゃあ明かり消すよ?皆お休み」フゥ
全員「お休みー」
レオン(実際…兵団を納得させる事なんて出来るのか…?いや…!やるしかねぇんだ!…言い出しっぺが弱気でどうする!やってやんよ!俺やってやんよ!)
――――――
――――
―――
アルミン「なんとか第一関門は突破だね!」
レオン「あぁ…。後は兵団がどう動いてくるかだな…」
アルミン「でも…レオン一人で背負う必要なんて無いよ!僕達皆で背負わなきゃ!」
レオン「…どっちにしろ兵団会議へ召喚されたら俺が出なくちゃならねぇんだ…俺だってむざむざ殺される訳にはいかねぇからよ!」
アルミン「ッ!…そうだね…。取り敢えずは兵団の動き次第か…」
レオン「あぁ!明日は所属兵科を決める日だしな…その時に何かアクションがあるかもしれねぇ」
――――――
――――
ー男子宿舎ー
ライナー「あいつら…上手く行ったかな…」
マルコ「まぁあの二人なら下手は打たないと思うけど…」
ライナー「…そうだよな!」
ガチャッ
アルミン「ただいまぁ~」ボフッ
レオン「ただいま」ボフッ
マルコ「お疲れ二人共!で…どうだった?」
アルミン「ハンネスさんが指令に話を通してくれるって!」
エレン「あの呑んだくれもやるじゃねぇか!」
アルミン「そんな言い方したらダメだよ!…でも…もしかしたら…」
ライナー「どうした?」
レオン「なんて事はねぇよ!もしかしたら俺が兵法会議に掛けられるかもしれねぇって位だ」
ジャン「はぁ?なんて事あるだろ!?兵法会議がどんなもんか知らねぇのかよ!?」
レオン「騒いだ所でどうにもならなぇだろ?…俺だって死にたい訳じゃねんだ…。なんとか納得させてやるぜ!」
マルコ「…まぁまだそうなるって決まった訳でもないしね!」
ライナー「そうだな!先ずは様子見だな」
レオン「あぁ!そういう事だ」
エレン「そうと決まれば明日に備えてもう寝ようぜ?」
アルミン「うんっ!…って明日は休みじゃないか…」
ジャン「…この部屋で寝るのも今日で最後だもんな…」
マルコ「そうだね…。じゃあ明かり消すよ?皆お休み」フゥ
全員「お休みー」
レオン(実際…兵団を納得させる事なんて出来るのか…?いや…!やるしかねぇんだ!…言い出しっぺが弱気でどうする!やってやんよ!俺やってやんよ!)
――――――
――――
―――
98: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:47:54 ID:auma0kAI0
ー翌朝ー
-食堂-
ガヤガヤ
ミカサ「皆おはよう」
エレン「おっす」
アルミン「おはよ」
レオン「はよー」
アルミン「…ここでご飯を食べるのも今日で最後だね」
エレン「あぁ…長かったぜ!明日からやっと調査兵団だ!」
ミカサ「やっぱり気持ちは変わらないのね…」
エレン「当たり前だろ!巨人は殺さなくちゃいけない事には変わりねぇんだ!」
アルミン「…まぁそうなんだけどね…。ただ…分かってると思うけど…」
エレン「分かってるさ…奴らが人間かもしれないなんて事は…!でも…やらなくちゃこっちが喰われちまう!」
ミカサ「そう。何であろうとエレンが殺されるのは阻止する」
レオン「…まぁこればかりはどうにもならん…エレン?俺達の未来はお前に懸っているんだ…!冷静さを見失わないでくれよ?」
エレン「あぁ…分かってるよ!」
レオン「ミカサも…エレンを守る為に力は使ってもらわなくちゃいけないが、冷静にな?」
ミカサ「分かっている」
レオン「アルミン。お前の頭脳は頼りになる…。頼むぜ?」
アルミン「出来る限りの事をするよ!」
ユミル「お~お~!随分と朝から暗いじゃねぇか?」
クリスタ「皆おはよう!」
アルミン「おはよう!二人共」
レオン「おはようさん!いやちょっと作戦会議をさ…」
ユミル「そうかい…で?昨日はうまく行ったのか?」
アルミン「うんっ!ハンネスさんはピクシス指令に話を通してくれるって!」
-食堂-
ガヤガヤ
ミカサ「皆おはよう」
エレン「おっす」
アルミン「おはよ」
レオン「はよー」
アルミン「…ここでご飯を食べるのも今日で最後だね」
エレン「あぁ…長かったぜ!明日からやっと調査兵団だ!」
ミカサ「やっぱり気持ちは変わらないのね…」
エレン「当たり前だろ!巨人は殺さなくちゃいけない事には変わりねぇんだ!」
アルミン「…まぁそうなんだけどね…。ただ…分かってると思うけど…」
エレン「分かってるさ…奴らが人間かもしれないなんて事は…!でも…やらなくちゃこっちが喰われちまう!」
ミカサ「そう。何であろうとエレンが殺されるのは阻止する」
レオン「…まぁこればかりはどうにもならん…エレン?俺達の未来はお前に懸っているんだ…!冷静さを見失わないでくれよ?」
エレン「あぁ…分かってるよ!」
レオン「ミカサも…エレンを守る為に力は使ってもらわなくちゃいけないが、冷静にな?」
ミカサ「分かっている」
レオン「アルミン。お前の頭脳は頼りになる…。頼むぜ?」
アルミン「出来る限りの事をするよ!」
ユミル「お~お~!随分と朝から暗いじゃねぇか?」
クリスタ「皆おはよう!」
アルミン「おはよう!二人共」
レオン「おはようさん!いやちょっと作戦会議をさ…」
ユミル「そうかい…で?昨日はうまく行ったのか?」
アルミン「うんっ!ハンネスさんはピクシス指令に話を通してくれるって!」
99: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:48:26 ID:auma0kAI0
クリスタ「じゃあ…!駐屯兵団はなんとかなりそうなの?」
アルミン「…それはまだ何とも言えない…。真偽の判断は上に任せるみたい」
ユミル「ケッ…私らは命削るってのに協力しない気かよ…」
レオン「そりゃしょうが無いだろ?誰だっていきなりあんな話信じろって方が無理が有るって!」
ユミル「チッ!…わーってるよ!」
クリスタ「でも…今日で一旦はバラバラだね…」
ユミル「大丈夫だって!私が一緒だろっ?」
クリスタ「そうね!レオンもいるし!」
アルミン「皆で程よくバラけてるから丁度いいかもね」
ミカサ「アルミン」ボソッ
アルミン「どしたの?」ボソッ
ミカサ「今日は最後の休日…クリスタを街に誘ったら?」
アルミン「ッ!?いきなり何さ!?//もうっ!//」パクパク
ミカサ「…?だってアルミンはクリスタのk…アルミン「わー!わー!//」
エレン「ッ!?どうしたんだ?いきなり」
クリスタ「何かあったの?アルミン?」
アルミン「ゴメンね急に!何でも無いんだ…(まさかミカサにバレてるとは…僕って分かり易いのかな…?)」アハハ
ミカサ「…今日アルミンが街に行きたいらしい」
アルミン「いやちょっ!」
エレン「よしっ!じゃ一緒に行こうぜ!アルミン!」
ミカサ「エレンは今日は私と特訓。だからダメ」
エレン「はぁ?何でお前に決められなくちゃいけないんだよ!?」
レオン「(ッ!成る程ね…)そうだなエレンはそうした方がいいな!」
クリスタ「じゃあ一緒に行こうよ!…私も買いたい物有るんだっ!」
アルミン「えっ!?本当に!?なら是非ご一緒s…ユミル「なら私がっ!付いて行ってやるよ!クリスタ!」ギロッ
アルミン「ッ!?」
クリスタ「じゃあ三人で一緒に行きましょうか!」
アルミン「それもそうだね…」アハハ
レオン「(任せろ!)…あぁ~ユミルは俺に付き合わねぇか?」
ユミル「やだね」
レオン(即答かよっ!)
アルミン「…それはまだ何とも言えない…。真偽の判断は上に任せるみたい」
ユミル「ケッ…私らは命削るってのに協力しない気かよ…」
レオン「そりゃしょうが無いだろ?誰だっていきなりあんな話信じろって方が無理が有るって!」
ユミル「チッ!…わーってるよ!」
クリスタ「でも…今日で一旦はバラバラだね…」
ユミル「大丈夫だって!私が一緒だろっ?」
クリスタ「そうね!レオンもいるし!」
アルミン「皆で程よくバラけてるから丁度いいかもね」
ミカサ「アルミン」ボソッ
アルミン「どしたの?」ボソッ
ミカサ「今日は最後の休日…クリスタを街に誘ったら?」
アルミン「ッ!?いきなり何さ!?//もうっ!//」パクパク
ミカサ「…?だってアルミンはクリスタのk…アルミン「わー!わー!//」
エレン「ッ!?どうしたんだ?いきなり」
クリスタ「何かあったの?アルミン?」
アルミン「ゴメンね急に!何でも無いんだ…(まさかミカサにバレてるとは…僕って分かり易いのかな…?)」アハハ
ミカサ「…今日アルミンが街に行きたいらしい」
アルミン「いやちょっ!」
エレン「よしっ!じゃ一緒に行こうぜ!アルミン!」
ミカサ「エレンは今日は私と特訓。だからダメ」
エレン「はぁ?何でお前に決められなくちゃいけないんだよ!?」
レオン「(ッ!成る程ね…)そうだなエレンはそうした方がいいな!」
クリスタ「じゃあ一緒に行こうよ!…私も買いたい物有るんだっ!」
アルミン「えっ!?本当に!?なら是非ご一緒s…ユミル「なら私がっ!付いて行ってやるよ!クリスタ!」ギロッ
アルミン「ッ!?」
クリスタ「じゃあ三人で一緒に行きましょうか!」
アルミン「それもそうだね…」アハハ
レオン「(任せろ!)…あぁ~ユミルは俺に付き合わねぇか?」
ユミル「やだね」
レオン(即答かよっ!)
100: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:49:25 ID:auma0kAI0
クリスタ「ッ!…ユミルッ!私は平気だからレオンと行ってきなよ!」
ユミル「ダメだ!何かあったらどうする!?」
レオン「まだこちらの動きは漏れてない筈だし、大丈夫だろ…?それに…自由に歩ける日もそう多くないかもしれないんだぜ?」
ユミル「…アルミンじゃお前を守れるとは思えねぇ」
アルミン「うっ…!」グサッ
ミカサ「アルミンなら心配いらない…。アルミンは何時だって正解を知っている」
エレン「そうだぞ!アルミンを馬鹿にするなよっ!」
ユミル「いや…そういう問題じゃねぇんだよ!」
レオン「まぁまぁ…。じゃ途中まで一緒に行くってのはどうだ?街中まで行ったら別れると…。それなら安心だろ?」
クリスタ「私だって子供じゃないんだから大丈夫だよ!」
ユミル「…チッ!分かったよ!」
レオン「なら着替えたら門に集合でいいか?(やったぜ!今日でキメるっ!!)」
クリスタ「うんっ!」
アルミン「分かった!」
~~~~~~~~~~
ートロスト区 大通りー
レオン「いやぁ~!街なんて久しぶりに来たよ!」
アルミン「レオンはあまり出かけなかったもんね」
クリスタ「ところでアルミンは今日は何買いに来たの?」
アルミン「(ッ!しまった…何も考えてない…)いや…ノートとかちょっと買って行こうかなって!」ハハッ
レオン「アルミンはクリスタと街に来たかったんだよ」
クリスタ「えっ!?//…そうなの?//」
アルミン「ちょっとっ!レオン!?何言ってるのさ!?」アセッ
クリスタ「…アルミンは私と出かけるの嫌だったの…?」
アルミン「そんな訳無いじゃないかっ!その…すごく楽しいよ//」ゴニョゴニョ
ユミル「ケッ!何をムニャムニャ言ってんだよ!」ゲシッ
アルミン「あいたっ!」
ユミル「ダメだ!何かあったらどうする!?」
レオン「まだこちらの動きは漏れてない筈だし、大丈夫だろ…?それに…自由に歩ける日もそう多くないかもしれないんだぜ?」
ユミル「…アルミンじゃお前を守れるとは思えねぇ」
アルミン「うっ…!」グサッ
ミカサ「アルミンなら心配いらない…。アルミンは何時だって正解を知っている」
エレン「そうだぞ!アルミンを馬鹿にするなよっ!」
ユミル「いや…そういう問題じゃねぇんだよ!」
レオン「まぁまぁ…。じゃ途中まで一緒に行くってのはどうだ?街中まで行ったら別れると…。それなら安心だろ?」
クリスタ「私だって子供じゃないんだから大丈夫だよ!」
ユミル「…チッ!分かったよ!」
レオン「なら着替えたら門に集合でいいか?(やったぜ!今日でキメるっ!!)」
クリスタ「うんっ!」
アルミン「分かった!」
~~~~~~~~~~
ートロスト区 大通りー
レオン「いやぁ~!街なんて久しぶりに来たよ!」
アルミン「レオンはあまり出かけなかったもんね」
クリスタ「ところでアルミンは今日は何買いに来たの?」
アルミン「(ッ!しまった…何も考えてない…)いや…ノートとかちょっと買って行こうかなって!」ハハッ
レオン「アルミンはクリスタと街に来たかったんだよ」
クリスタ「えっ!?//…そうなの?//」
アルミン「ちょっとっ!レオン!?何言ってるのさ!?」アセッ
クリスタ「…アルミンは私と出かけるの嫌だったの…?」
アルミン「そんな訳無いじゃないかっ!その…すごく楽しいよ//」ゴニョゴニョ
ユミル「ケッ!何をムニャムニャ言ってんだよ!」ゲシッ
アルミン「あいたっ!」
101: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:50:03 ID:auma0kAI0
クリスタ「ッ!!なんて事するのよ!平気?アルミン?…もうここまででいいでしょ!私達は買い物してくるからっ!帰りは夫々帰りましょ!!…行こっ?アルミンッ!」プイッ
ユミル「おいっ!クリスタ!」
レオン「…ドンマイ!」ポンッ
ユミル「…………」ガスッ
レオン「アタッ!…そんな怒んなよ…。気を取り直して俺達も街見て歩こうぜ?」
ユミル「ったく…クリスタもあんな奴の何処がいいんだ?」
レオン「アルミンは優良株だろ?頭はスゴイいいしな!」
ユミル「それだけじゃねぇかっ!」
レオン「大丈夫だって!そうカリカリすんなよ?折角のデートだろ?」ニヤリ
ユミル「あ?デートだ?じゃ私は帰らせてもらうぜ!」クルッ
レオン「ちょっ…!待てって!そりゃ無いだろ?俺は凄く楽しいのに!」ガシッ
ユミル「…はぁ…。分かったから離せよ…。じゃ取り敢えず茶屋にでも行こうぜ?」
レオン「おぅ!」
~~~~~~~~
ー訓練兵団書庫ー
マルコ「……………」ペラッ
アニ(居た…マルコ…)
アニ「あ~…ここ…いいかい?」スッ
マルコ「あぁアニ。勿論っ!」ニコッ
アニ「…珍しいね…。アイツと一緒に居ないのは…」
マルコ「…ジャン?今日は多分家に帰ってるんだと思うよ?…それよりも…アニも珍しいね。僕に話し掛けてくるなんて」
アニ「そう?…実はあんたに話しておきたい事があってさ…」
マルコ「俺に?何かな?」
アニ「この間の…レオンの話なんだけどさ…その…あんたは向こうじゃ死んじまったって話だろ…?」
マルコ「あぁ~…そうみたいだね…。もしかして話ってそれ?」
アニ「あぁ…あんたが死んだのは…多分私のせいだから…ずっと謝ろうと思ってたんだ…」
マルコ「う~ん…。でも正直あの話もイマイチ…こうピンと来ないんだよね…。実際俺は生きてる訳だしね」
ユミル「おいっ!クリスタ!」
レオン「…ドンマイ!」ポンッ
ユミル「…………」ガスッ
レオン「アタッ!…そんな怒んなよ…。気を取り直して俺達も街見て歩こうぜ?」
ユミル「ったく…クリスタもあんな奴の何処がいいんだ?」
レオン「アルミンは優良株だろ?頭はスゴイいいしな!」
ユミル「それだけじゃねぇかっ!」
レオン「大丈夫だって!そうカリカリすんなよ?折角のデートだろ?」ニヤリ
ユミル「あ?デートだ?じゃ私は帰らせてもらうぜ!」クルッ
レオン「ちょっ…!待てって!そりゃ無いだろ?俺は凄く楽しいのに!」ガシッ
ユミル「…はぁ…。分かったから離せよ…。じゃ取り敢えず茶屋にでも行こうぜ?」
レオン「おぅ!」
~~~~~~~~
ー訓練兵団書庫ー
マルコ「……………」ペラッ
アニ(居た…マルコ…)
アニ「あ~…ここ…いいかい?」スッ
マルコ「あぁアニ。勿論っ!」ニコッ
アニ「…珍しいね…。アイツと一緒に居ないのは…」
マルコ「…ジャン?今日は多分家に帰ってるんだと思うよ?…それよりも…アニも珍しいね。僕に話し掛けてくるなんて」
アニ「そう?…実はあんたに話しておきたい事があってさ…」
マルコ「俺に?何かな?」
アニ「この間の…レオンの話なんだけどさ…その…あんたは向こうじゃ死んじまったって話だろ…?」
マルコ「あぁ~…そうみたいだね…。もしかして話ってそれ?」
アニ「あぁ…あんたが死んだのは…多分私のせいだから…ずっと謝ろうと思ってたんだ…」
マルコ「う~ん…。でも正直あの話もイマイチ…こうピンと来ないんだよね…。実際俺は生きてる訳だしね」
102: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:52:09 ID:auma0kAI0
マルコ「だから…アニもそんなに自分を責めないで欲しいな」
アニ「…でも…私達のせいで何人も死んだ…!使命の為とは言え…」
マルコ「…アニは…まだ俺達を殺そうとか考えてるの?」
アニ「ッ!?そんなわけ無いじゃないか!」
マルコ「なら…今の所はそれでいいんじゃないか?俺達だって急に君達を許せるかって話だけど…取り敢えず今は俺達が生き延びる事が先決だろ?」
マルコ「ライナーとベルトルトは言ってたよ…。この争いが終わっても自分達が憎ければ殺してくれって…そこまでの覚悟が有る奴らなら
…少しは信じられる…!だからアニもそこまで考えてくれているのなら、俺達の為に力を使って欲しい!」
アニ「…ありがとう…!マルコ」グスッ
マルコ「俺達は憲兵団だ…。明日から宜しくね!アニ!」ニコッ
アニ「あぁ!宜しく!」
~~~~~~~~~
ー屋台通りー
ユミル「大体…デートならまともな予定を考えておけよ!」モグモグ
レオン「…それは失礼しました(何言ってやがる!たらふく買わせやがって…!)」
ユミル「あ?なんか不満そうだな…?」
レオン「ッ!?そんな事は有りませんよ!?ユミルに喜んでもらえて至極幸せさ!」キリッ
ユミル「…まぁ私もそんなに…嫌じゃなかったしな…」ボソッ
レオン「えっ?何だって?」
ユミル「何でもねぇよ!…それよりこれからどうするんだ?」
レオン「う~ん…。そうだなぁ(これは…死亡フラグをへし折るチャンス!)」
レオン「少し…あそこの椅子に座って休憩しないか?」スッ
ユミル「随分年寄りクセェな…。まっ!それでもいいか」
レオン(いい感じに持ち込んで…キメてやる!そうすれば死亡フラグは粉々だっ!…緊張してきたな…)
ユミル「何ボケっとしてんだ?早く座れよ」
レオン「あっ…あぁ!」スッ
ユミル「しかし…こうして見てみると信じられねぇよな…これから戦争かもなんてよ…」
レオン「アルミンも同じ事を言ってたよ…。俺達が明日を生きる為に犠牲にしなくちゃいけない物って…どれ位有るんだろうな…」
ユミル「…そんな事考えても仕方がねぇだろ?やれる事をやるしかねぇよ!自分達が生き残るために」
アニ「…でも…私達のせいで何人も死んだ…!使命の為とは言え…」
マルコ「…アニは…まだ俺達を殺そうとか考えてるの?」
アニ「ッ!?そんなわけ無いじゃないか!」
マルコ「なら…今の所はそれでいいんじゃないか?俺達だって急に君達を許せるかって話だけど…取り敢えず今は俺達が生き延びる事が先決だろ?」
マルコ「ライナーとベルトルトは言ってたよ…。この争いが終わっても自分達が憎ければ殺してくれって…そこまでの覚悟が有る奴らなら
…少しは信じられる…!だからアニもそこまで考えてくれているのなら、俺達の為に力を使って欲しい!」
アニ「…ありがとう…!マルコ」グスッ
マルコ「俺達は憲兵団だ…。明日から宜しくね!アニ!」ニコッ
アニ「あぁ!宜しく!」
~~~~~~~~~
ー屋台通りー
ユミル「大体…デートならまともな予定を考えておけよ!」モグモグ
レオン「…それは失礼しました(何言ってやがる!たらふく買わせやがって…!)」
ユミル「あ?なんか不満そうだな…?」
レオン「ッ!?そんな事は有りませんよ!?ユミルに喜んでもらえて至極幸せさ!」キリッ
ユミル「…まぁ私もそんなに…嫌じゃなかったしな…」ボソッ
レオン「えっ?何だって?」
ユミル「何でもねぇよ!…それよりこれからどうするんだ?」
レオン「う~ん…。そうだなぁ(これは…死亡フラグをへし折るチャンス!)」
レオン「少し…あそこの椅子に座って休憩しないか?」スッ
ユミル「随分年寄りクセェな…。まっ!それでもいいか」
レオン(いい感じに持ち込んで…キメてやる!そうすれば死亡フラグは粉々だっ!…緊張してきたな…)
ユミル「何ボケっとしてんだ?早く座れよ」
レオン「あっ…あぁ!」スッ
ユミル「しかし…こうして見てみると信じられねぇよな…これから戦争かもなんてよ…」
レオン「アルミンも同じ事を言ってたよ…。俺達が明日を生きる為に犠牲にしなくちゃいけない物って…どれ位有るんだろうな…」
ユミル「…そんな事考えても仕方がねぇだろ?やれる事をやるしかねぇよ!自分達が生き残るために」
103: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:53:53 ID:auma0kAI0
レオン「分かってるさ…戦わなくちゃ勝てねぇからな!ところでさっ…」
ユミル「あ?何だよ?」
レオン「俺はまだまだ子供だからさ…。何かをやる時にはつい対価を求めちまうんだよな…」
ユミル「知ってるよ!んな事はよ!ずっとそうじゃねぇか!」
レオン「だから…三年前のあの約束を…前借りしたいんだけど…?」ニヤッ
ユミル「……はい?何の事だよ?(三年前…?…ッ!まさか…!)」
レオン「またまた~!惚けちゃってぇ~!最後まで相手してくれるんだろ?」キリッ
ユミル「~~ッ!もう時効だろっ!?それに…私みたいな奴とじゃなくてだな…その…」ゴニョゴニョ
レオン「俺は大マジだぜ?ユミルがいいんだよ!って言っても…お前が嫌なら無理強いはしないさ…」
ユミル「はぁ…。その言い方は卑怯だぞ?でもまぁ…クリスタが笑って暮らせるかも知れない情報が…私の体で済むなら安いもんだな!」ニヤッ
レオン「…じゃあお前は…ユミルは笑えないのか…?」
ユミル「はぁ?何でいきなり私のh…レオン「俺はっ!」
ユミル「ッ!」ビクッ
レオン「俺は…ユミルも笑ってられる世界にしたいんだ…!なぁ…クリスタに何やかんや言ってる割に…お前も少し自虐的過ぎないか?」
ユミル「ハッ…!私はクソみたいな人間だからな…アイツさえ幸せならそれでいいんだ!」
レオン「それがクリスタの不幸になってもか?…少し考えれば分かるだろ?お前が幸せじゃないのに、自分が喜べる様な器用な人間じゃ無いだろ!クリスタはよ!?」
レオン「…お前は自分の命を軽視してる嫌いがある…クリスタと同じだろ?お前自身も守るべき一人の人間だ!」
ユミル「…私は汚い人間なんだよ…!生きる為に何だってやった!だから…」
レオン「お前には楔が必要だな…!簡単に命を投げ出さ無い様にだ!」グイッ
ユミル「ッ!?おいっ!そんなに引っ張んなよ!何処行くんだっ!?」
レオン「宿だ」
ユミル「はぁ!?ちょっ…ちょっと待て!さっき無理強いはしないって言ったろうがっ!」
レオン「お前には俺の想いを乗せる…。そして…俺はお前の想いを背負う!…そうすりゃお互い簡単には死ねないだろ?」ニヤッ
レオン「どうしても嫌なら…この手を振り切って逃げてくれよ…。そしたら俺はそれ以上は追わないよ」
ユミル「……だから…その言い方は卑怯だっての…」グスッ
ユミル「あ?何だよ?」
レオン「俺はまだまだ子供だからさ…。何かをやる時にはつい対価を求めちまうんだよな…」
ユミル「知ってるよ!んな事はよ!ずっとそうじゃねぇか!」
レオン「だから…三年前のあの約束を…前借りしたいんだけど…?」ニヤッ
ユミル「……はい?何の事だよ?(三年前…?…ッ!まさか…!)」
レオン「またまた~!惚けちゃってぇ~!最後まで相手してくれるんだろ?」キリッ
ユミル「~~ッ!もう時効だろっ!?それに…私みたいな奴とじゃなくてだな…その…」ゴニョゴニョ
レオン「俺は大マジだぜ?ユミルがいいんだよ!って言っても…お前が嫌なら無理強いはしないさ…」
ユミル「はぁ…。その言い方は卑怯だぞ?でもまぁ…クリスタが笑って暮らせるかも知れない情報が…私の体で済むなら安いもんだな!」ニヤッ
レオン「…じゃあお前は…ユミルは笑えないのか…?」
ユミル「はぁ?何でいきなり私のh…レオン「俺はっ!」
ユミル「ッ!」ビクッ
レオン「俺は…ユミルも笑ってられる世界にしたいんだ…!なぁ…クリスタに何やかんや言ってる割に…お前も少し自虐的過ぎないか?」
ユミル「ハッ…!私はクソみたいな人間だからな…アイツさえ幸せならそれでいいんだ!」
レオン「それがクリスタの不幸になってもか?…少し考えれば分かるだろ?お前が幸せじゃないのに、自分が喜べる様な器用な人間じゃ無いだろ!クリスタはよ!?」
レオン「…お前は自分の命を軽視してる嫌いがある…クリスタと同じだろ?お前自身も守るべき一人の人間だ!」
ユミル「…私は汚い人間なんだよ…!生きる為に何だってやった!だから…」
レオン「お前には楔が必要だな…!簡単に命を投げ出さ無い様にだ!」グイッ
ユミル「ッ!?おいっ!そんなに引っ張んなよ!何処行くんだっ!?」
レオン「宿だ」
ユミル「はぁ!?ちょっ…ちょっと待て!さっき無理強いはしないって言ったろうがっ!」
レオン「お前には俺の想いを乗せる…。そして…俺はお前の想いを背負う!…そうすりゃお互い簡単には死ねないだろ?」ニヤッ
レオン「どうしても嫌なら…この手を振り切って逃げてくれよ…。そしたら俺はそれ以上は追わないよ」
ユミル「……だから…その言い方は卑怯だっての…」グスッ
104: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:54:46 ID:auma0kAI0
~~~~~~~~
ー宿ー
レオン「ってカッコつけたはいいが…。いざとなると…緊張しますね?//俺…その…初めてですし…」
ユミル「…私だってそうだっての!//後その敬語止めろっ!」
レオン「えっ!?ユミルもそうなの?…いやぁ…姉御肌だからてっきりね…//」
ユミル「とっ…取り敢えず!風呂入ってくる!」ダッ ガチャッ
レオン(いやぁついにここまで来たぜ…!しかしマジでどうするかな…。…あっ!一緒に風呂入ろう!)ニヤリ
ー風呂場ー
ユミル(マジで来ちまった…。でも…不思議と嫌な気持ちはしねぇな…やっぱ私はアイツの事…)
ガラッ
ユミル「ッ!?」
レオン「やっほー!…来ちゃった…//」
ユミル「来ちゃったじゃねぇよ!//」バッ
レオン「別に隠さなくてもいいだろ?どうせ全部見るんだし…//」スッ
ユミル「そういう問題じゃっ~~~ッ…!ぷはっ!」ガバッ
ユミル「いきなりキスすんなよっ//」バシッ
レオン「イテッ…!でもさ…お前の口唇は止めろなんて言わなかったぜ?…お前の口唇とお前の言葉…どっちを信用すればいいんだ?」ニヤッ
ユミル「~~ッ//私は先出るからなっ!」バッ
レオン「は~い!」
レオン(よしっ!…いつもより念入りに洗っておかないとな!)ゴシゴシ
ーベッドー
ユミル(結構生きてきたが…こんなに緊張するのは初めてかもしれん…)
レオン「ユミル?」ギシッ
ユミル(来たっ!)ガバッ
レオン「そんなに勢いよく隠れなくてもいいだろ?…入るぞ?」スッ
ユミル「……あぁ」
レオン「よっ…と。なぁ抱きしめていい?」スッ
ユミル「ッ!」ビクッ
レオン「暖かいな…しかも…柔らかいし」ギュッー
ー宿ー
レオン「ってカッコつけたはいいが…。いざとなると…緊張しますね?//俺…その…初めてですし…」
ユミル「…私だってそうだっての!//後その敬語止めろっ!」
レオン「えっ!?ユミルもそうなの?…いやぁ…姉御肌だからてっきりね…//」
ユミル「とっ…取り敢えず!風呂入ってくる!」ダッ ガチャッ
レオン(いやぁついにここまで来たぜ…!しかしマジでどうするかな…。…あっ!一緒に風呂入ろう!)ニヤリ
ー風呂場ー
ユミル(マジで来ちまった…。でも…不思議と嫌な気持ちはしねぇな…やっぱ私はアイツの事…)
ガラッ
ユミル「ッ!?」
レオン「やっほー!…来ちゃった…//」
ユミル「来ちゃったじゃねぇよ!//」バッ
レオン「別に隠さなくてもいいだろ?どうせ全部見るんだし…//」スッ
ユミル「そういう問題じゃっ~~~ッ…!ぷはっ!」ガバッ
ユミル「いきなりキスすんなよっ//」バシッ
レオン「イテッ…!でもさ…お前の口唇は止めろなんて言わなかったぜ?…お前の口唇とお前の言葉…どっちを信用すればいいんだ?」ニヤッ
ユミル「~~ッ//私は先出るからなっ!」バッ
レオン「は~い!」
レオン(よしっ!…いつもより念入りに洗っておかないとな!)ゴシゴシ
ーベッドー
ユミル(結構生きてきたが…こんなに緊張するのは初めてかもしれん…)
レオン「ユミル?」ギシッ
ユミル(来たっ!)ガバッ
レオン「そんなに勢いよく隠れなくてもいいだろ?…入るぞ?」スッ
ユミル「……あぁ」
レオン「よっ…と。なぁ抱きしめていい?」スッ
ユミル「ッ!」ビクッ
レオン「暖かいな…しかも…柔らかいし」ギュッー
105: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:55:23 ID:auma0kAI0
ユミル(ヤバイ…!心臓の音が聞こえてるかもしれねぇ!)ドキドキ
レオン「なぁ…俺の心臓の音聞こえるか…?今ヤバイ位に高鳴ってるよ…」
ユミル「…私もだよ…。同じ事考えてた…」ハハッ
レオン「…こっち向いてくれよ」
ユミル「……」スッ
レオン「お前の想いは俺が受け取る…だから俺の想いも受け取ってくれ…」スッ
ユミル「あぁ…分かったよ…」スッ
―――――
――――
―――
レオン「そろそろ戻るか…?配属兵科の聞き取りがあるしな」
ユミル「あぁ…そうだな!」
レオン「あの…ユミル?…ありがとな…!凄く良かったよ…//」
ユミル「あ…あぁ!私も…その…良かったよ//」
~~~~~~~
ー屋台通りー
レオン「クリスタ達はもう帰ったのかな?」
ユミル「どうだかな…。帰ったら謝らねぇと…」
レオン「まぁそんなに落ち込まなくてもいいんじゃ…ん?」
アルミン「…………」
クリスタ「…………」
ユミル「おぉクリスタ!さっきは悪かったよ…アルミンも…!だからそんなに怒るなって!」
クリスタ「えっ!?べっ…別に怒ってないですよ?ねぇ?」アセッ
アルミン「うんっ!そうだよ!怒ってないですよ?ユミルさん」アセッ
ユミル「…お前らどうしたんだ?」
レオン「俺達が宿から出て来たのを見ちまったのかも…」ボソッ
ユミル「なっ!?…クリスタ?何か見たのか…?」
クリスタ「なっ何も見てないよ!?安心して?」
アルミン「うんっ!僕は口は堅いから!…あっ!」
レオン「やっぱり…」
ユミル「…いや…。誤解…だぞ?別にあそこで何かした訳でも無いしよ?」アセッ
アルミン「そうだよねっ!そういう事にしておこうよ!クリスタ!」
レオン「なぁ…俺の心臓の音聞こえるか…?今ヤバイ位に高鳴ってるよ…」
ユミル「…私もだよ…。同じ事考えてた…」ハハッ
レオン「…こっち向いてくれよ」
ユミル「……」スッ
レオン「お前の想いは俺が受け取る…だから俺の想いも受け取ってくれ…」スッ
ユミル「あぁ…分かったよ…」スッ
―――――
――――
―――
レオン「そろそろ戻るか…?配属兵科の聞き取りがあるしな」
ユミル「あぁ…そうだな!」
レオン「あの…ユミル?…ありがとな…!凄く良かったよ…//」
ユミル「あ…あぁ!私も…その…良かったよ//」
~~~~~~~
ー屋台通りー
レオン「クリスタ達はもう帰ったのかな?」
ユミル「どうだかな…。帰ったら謝らねぇと…」
レオン「まぁそんなに落ち込まなくてもいいんじゃ…ん?」
アルミン「…………」
クリスタ「…………」
ユミル「おぉクリスタ!さっきは悪かったよ…アルミンも…!だからそんなに怒るなって!」
クリスタ「えっ!?べっ…別に怒ってないですよ?ねぇ?」アセッ
アルミン「うんっ!そうだよ!怒ってないですよ?ユミルさん」アセッ
ユミル「…お前らどうしたんだ?」
レオン「俺達が宿から出て来たのを見ちまったのかも…」ボソッ
ユミル「なっ!?…クリスタ?何か見たのか…?」
クリスタ「なっ何も見てないよ!?安心して?」
アルミン「うんっ!僕は口は堅いから!…あっ!」
レオン「やっぱり…」
ユミル「…いや…。誤解…だぞ?別にあそこで何かした訳でも無いしよ?」アセッ
アルミン「そうだよねっ!そういう事にしておこうよ!クリスタ!」
106: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:56:12 ID:auma0kAI0
クリスタ「そうよね!何も見なかった事にしましょう!」
ユミル「ちょっ…分かってねぇじゃねぇか!」
レオン「まぁいいじゃねぇか!隠す様な事でもねぇだろ?」ハハハッ
ユミル「ハハハじゃねぇよ!」ゲシッ
レオン「あいた!」
アルミン「それよりそろそろ帰らないと…。新兵勧誘式があるみたいだしね!」
クリスタ「そうね!帰りましょ?」
――――
―――
ー訓練兵団 壇上前広場ー
ザワザワ
エレン「おっ!アルミン達が帰ってきたぞ?」オーイ
アルミン「やぁエレン!間に合ってよかったよ」フゥ
ミカサ「クリスタとユミルもおかえりなさい」
クリスタ「ただいま!ミカサ!」
ユミル「おう!」
レオン「走ったら疲れたな…」ハァ
アルミン「…まぁレオンは体力使ったしね…」クスッ
レオン「…お前ひょっとして性k…アルミン「あっ!調査兵団のスミス団長が出て来たよっ!」
レオン「いや聞けよ」
団長「私は調査兵団団長、エルヴィン・スミス。調査兵団の活動方針を王に託された立場にある」
エルヴィン「毎年、調査兵団入団希望者が少ない為にこうして勧誘の時間を貰っている訳だが…率直に問う!人類の為ならば命を懸けられる!人類の自由の為に心臓を捧げられる!という者はここに残ってくれ!」
エルヴィン「隠したりはしない!我々は犠牲が他の兵団よりも圧倒的に多い!壁外調査に出れば…およそ半分は死ぬだろう!それでも!共に自由を勝ち取る為に心臓を捧げられるという者は…我々と共に戦おう!以上だ…他の兵団希望者は解散してくれ」
レオン「じゃあな!また後で!」
エレン「おう!」
アルミン「またね!クリスタとユミルも!」
クリスタ「うん…お願いね!」
ユミル「うっかり死ぬなよ?」
エレン「へっ!誰に言ってやがんだ?」
サシャ「……………」グスッ
コニー「……………」グスッ
ユミル「ちょっ…分かってねぇじゃねぇか!」
レオン「まぁいいじゃねぇか!隠す様な事でもねぇだろ?」ハハハッ
ユミル「ハハハじゃねぇよ!」ゲシッ
レオン「あいた!」
アルミン「それよりそろそろ帰らないと…。新兵勧誘式があるみたいだしね!」
クリスタ「そうね!帰りましょ?」
――――
―――
ー訓練兵団 壇上前広場ー
ザワザワ
エレン「おっ!アルミン達が帰ってきたぞ?」オーイ
アルミン「やぁエレン!間に合ってよかったよ」フゥ
ミカサ「クリスタとユミルもおかえりなさい」
クリスタ「ただいま!ミカサ!」
ユミル「おう!」
レオン「走ったら疲れたな…」ハァ
アルミン「…まぁレオンは体力使ったしね…」クスッ
レオン「…お前ひょっとして性k…アルミン「あっ!調査兵団のスミス団長が出て来たよっ!」
レオン「いや聞けよ」
団長「私は調査兵団団長、エルヴィン・スミス。調査兵団の活動方針を王に託された立場にある」
エルヴィン「毎年、調査兵団入団希望者が少ない為にこうして勧誘の時間を貰っている訳だが…率直に問う!人類の為ならば命を懸けられる!人類の自由の為に心臓を捧げられる!という者はここに残ってくれ!」
エルヴィン「隠したりはしない!我々は犠牲が他の兵団よりも圧倒的に多い!壁外調査に出れば…およそ半分は死ぬだろう!それでも!共に自由を勝ち取る為に心臓を捧げられるという者は…我々と共に戦おう!以上だ…他の兵団希望者は解散してくれ」
レオン「じゃあな!また後で!」
エレン「おう!」
アルミン「またね!クリスタとユミルも!」
クリスタ「うん…お願いね!」
ユミル「うっかり死ぬなよ?」
エレン「へっ!誰に言ってやがんだ?」
サシャ「……………」グスッ
コニー「……………」グスッ
107: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:56:51 ID:auma0kAI0
ユミル「おいレオン!…サシャとコニー…泣いてるぞ?」ハァ
レオン「…団長の話が利いちまったか…?」
エルヴィン「……君達は…死ねと言われたら死ねるのか?」
コニー「じにだくありまぜん!!」グスッ
エルヴィン「そうか…。皆いい表情だ…。では!ここに居る者を新たな調査兵として迎え入れる!これが本物の敬礼だ!心臓を捧げよ!!」バッ
一同「ハッ!」バッ
エルヴィン「よく恐怖に耐えてくれた…君達を…心より尊敬する!」
――――
―――
駐屯兵「駐屯兵団志望の者はこっちだ!これよりピクシス指令よりお話がある!」
レオン「だってよ!行こうぜ!」
ユミル「あぁ」
クリスタ「うんっ!」
ザワザワ
指令「注目っ!」
シーン
指令「ワシが駐屯兵団指令、ドット・ピクシスじゃ!明日よりお主らには駐屯兵として、壁の防衛や街の治安維持の任に就いてもらう!」
ピクシス「調査兵の様に壁外に行く訳でも、憲兵の様に王に仕える訳でもないかもしれん!だが!我々が壁や、街の防衛を行っているからこそそれらの兵団も活動出来るのだ!それを胸に刻み明日からの任務に当たって欲しい!以上!解散っ!」バッ
一同「ハッ!」バッ
ユミル「中々良い事言うオヤジじゃねぇか!」
クリスタ「ちょっと!ユミル!?オヤジじゃないでしょっ!」
レオン「まぁ噂通りの人なのかな…?」
ハンネス「おっ!いたいた…。レオンッ!」
レオン「ッ!ハンネス隊長!?」バッ
ハンネス「…例の件で指令が呼んでる…。付いて来てくれ」ボソッ
レオン「了解です!」
レオン「ユミル!クリスタ!先に行ってくれ!」
クリスタ「うんっ!じゃまた後でね」
ユミル「おう」
――――
―――
レオン「…団長の話が利いちまったか…?」
エルヴィン「……君達は…死ねと言われたら死ねるのか?」
コニー「じにだくありまぜん!!」グスッ
エルヴィン「そうか…。皆いい表情だ…。では!ここに居る者を新たな調査兵として迎え入れる!これが本物の敬礼だ!心臓を捧げよ!!」バッ
一同「ハッ!」バッ
エルヴィン「よく恐怖に耐えてくれた…君達を…心より尊敬する!」
――――
―――
駐屯兵「駐屯兵団志望の者はこっちだ!これよりピクシス指令よりお話がある!」
レオン「だってよ!行こうぜ!」
ユミル「あぁ」
クリスタ「うんっ!」
ザワザワ
指令「注目っ!」
シーン
指令「ワシが駐屯兵団指令、ドット・ピクシスじゃ!明日よりお主らには駐屯兵として、壁の防衛や街の治安維持の任に就いてもらう!」
ピクシス「調査兵の様に壁外に行く訳でも、憲兵の様に王に仕える訳でもないかもしれん!だが!我々が壁や、街の防衛を行っているからこそそれらの兵団も活動出来るのだ!それを胸に刻み明日からの任務に当たって欲しい!以上!解散っ!」バッ
一同「ハッ!」バッ
ユミル「中々良い事言うオヤジじゃねぇか!」
クリスタ「ちょっと!ユミル!?オヤジじゃないでしょっ!」
レオン「まぁ噂通りの人なのかな…?」
ハンネス「おっ!いたいた…。レオンッ!」
レオン「ッ!ハンネス隊長!?」バッ
ハンネス「…例の件で指令が呼んでる…。付いて来てくれ」ボソッ
レオン「了解です!」
レオン「ユミル!クリスタ!先に行ってくれ!」
クリスタ「うんっ!じゃまた後でね」
ユミル「おう」
――――
―――
108: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:57:39 ID:auma0kAI0
ー駐屯兵団本部ー
-指令執務室-
ハンネス「失礼します!」バッ
レオン「失礼します!」バッ
ピクシス「おぉハンネス!ご苦労じゃったな!」
ハンネス「ハッ!」
ピクシス「お主がレオンじゃな?」
レオン「ハッ!レオン・パルマーと申します!」
ピクシス「そう固くならんでもいいぞ?楽にせい」
レオン「有難うございます!」
ピクシス「さて…お主に色々と聞きたい事があっての…。今エルヴィンも来ると思うんじゃが…」
エルヴィン「失礼します!」バッ
ピクシス「丁度良い所じゃな!…さてと…何から聞いた物かの…」
エルヴィン「一体どの様なお話でしょう?指令自ら私にお話しなど…」
ピクシス「いや…実はの…。ではお主の口から直接説明してもらおうかの…」
レオン「ハッ!では…スミス団長…これから話す事は事実であり、この世界が向かうであろう未来の話です…」
エルヴィン「…聞かせてくれ…」
レオン「ハッ!実は…」
――――――
―――――
――――
―――
――
―
レオン「~~~という訳なんです…」
ピクシス「ふむ…どう思う?エルヴィンよ」
エルヴィン「俄には信じられませんね」
レオン(くっ…!そりゃそうだよな…)
ピクシス「お主が別の世界の人間で…この世界の行末を知っておると…」
エルヴィン「…そもそも壁外にもまだ人類が生息していて…壁外の人類が我々の滅亡を企てている…か」
レオン「…そうです…。我々はその最悪の世界を変える為に準備してきました!…しかし我々だけではとても手に負えません…!ですから兵団の力をお借りしたいのです!」
-指令執務室-
ハンネス「失礼します!」バッ
レオン「失礼します!」バッ
ピクシス「おぉハンネス!ご苦労じゃったな!」
ハンネス「ハッ!」
ピクシス「お主がレオンじゃな?」
レオン「ハッ!レオン・パルマーと申します!」
ピクシス「そう固くならんでもいいぞ?楽にせい」
レオン「有難うございます!」
ピクシス「さて…お主に色々と聞きたい事があっての…。今エルヴィンも来ると思うんじゃが…」
エルヴィン「失礼します!」バッ
ピクシス「丁度良い所じゃな!…さてと…何から聞いた物かの…」
エルヴィン「一体どの様なお話でしょう?指令自ら私にお話しなど…」
ピクシス「いや…実はの…。ではお主の口から直接説明してもらおうかの…」
レオン「ハッ!では…スミス団長…これから話す事は事実であり、この世界が向かうであろう未来の話です…」
エルヴィン「…聞かせてくれ…」
レオン「ハッ!実は…」
――――――
―――――
――――
―――
――
―
レオン「~~~という訳なんです…」
ピクシス「ふむ…どう思う?エルヴィンよ」
エルヴィン「俄には信じられませんね」
レオン(くっ…!そりゃそうだよな…)
ピクシス「お主が別の世界の人間で…この世界の行末を知っておると…」
エルヴィン「…そもそも壁外にもまだ人類が生息していて…壁外の人類が我々の滅亡を企てている…か」
レオン「…そうです…。我々はその最悪の世界を変える為に準備してきました!…しかし我々だけではとても手に負えません…!ですから兵団の力をお借りしたいのです!」
109: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:58:41 ID:auma0kAI0
ピクシス「…お主が言っておる事は…最早小説に出てきそうな内容じゃな」
レオン「…くっ…!分かっています!しかし!…ピクシス「だから無下には出来んな」
レオン「えっ…?」
ピクシス「そのような内容だからこそ、お主が嘘をつく理由が見当たらん」
エルヴィン「えぇ…。しかし全てを信じるのもまた難しい話ですね…」
ピクシス「そうじゃのぉ…。その巨人化出来る人間は何人おるんじゃ?」
レオン「私の知る限りでは五人居ます」
ピクシス「ほぉ…。それで…先程の壁を壊した巨人もその中に含まれておるんじゃな?」
レオン「はい…」
ピクシス「お主は…この世界が壁が壊され…ようやく偽りの平和から目が覚めたのは知っておろう?偽りとはいえど人類にとってはかけがえの無い物だった訳じゃ…」
ピクシス「その元凶と言える者達の力を使う事には何も感じんのか?…大きな力には大きな責任が伴う…。幾ら壁が壊されたとはいえ、まだ目が覚めておらん連中の方が多いんじゃぞ?」
エルヴィン「君の話を真実だと仮定しても…壁を壊した巨人が一緒に戦ってくれます!などと言った所で誰が信じるという話になってしまうな」
レオン「…それは分かります…。ですが…!我々はやらなければなりません!生き残る為にっ!壁内で争っている間に攻めて来られれば一巻の終わりですよ!?」
レオン「確かに…ここは私の世界ではありませんが…。私には守りたい人間が居ます!そして…未来を知っている私がこの世界に送られたのも…これが使命だからと感じています!」
ピクシス「ふむ…。お主の言っておる事は分かった…。元よりまともなやり方では勝ち目のない連中じゃ…!人類が勝利出来るなら…手段は選んでおれん!」
エルヴィン「そうですね。しかし…憲兵団やウォール教は黙っていないでしょう」
ピクシス「うむ…。問題はそこなんじゃよ…レオン…。この世界は力のバランスがおかしくての…貴族等の問題もある」
レオン「はい…。ですが先程も申し上げた通り、内地に内通者が居る可能性もゼロではありません…。私達の仲間に何名か憲兵団に行ってもらい探ってもらう手筈ですが…」
エルヴィン「…敵が何処に居るのか分からない状態だな。新兵が探った所でボロは出さんだろう」
レオン「えぇ…。その可能性の方が大きいです。…もし私の事を信用して下されば、巨人化出来る人間をお教えします。…これは私の保険ではありません!万が一にも…あの力を人類が失う訳にはいかないのです!謂わば…人類の保険と言っても過言ではありません!」
レオン「…くっ…!分かっています!しかし!…ピクシス「だから無下には出来んな」
レオン「えっ…?」
ピクシス「そのような内容だからこそ、お主が嘘をつく理由が見当たらん」
エルヴィン「えぇ…。しかし全てを信じるのもまた難しい話ですね…」
ピクシス「そうじゃのぉ…。その巨人化出来る人間は何人おるんじゃ?」
レオン「私の知る限りでは五人居ます」
ピクシス「ほぉ…。それで…先程の壁を壊した巨人もその中に含まれておるんじゃな?」
レオン「はい…」
ピクシス「お主は…この世界が壁が壊され…ようやく偽りの平和から目が覚めたのは知っておろう?偽りとはいえど人類にとってはかけがえの無い物だった訳じゃ…」
ピクシス「その元凶と言える者達の力を使う事には何も感じんのか?…大きな力には大きな責任が伴う…。幾ら壁が壊されたとはいえ、まだ目が覚めておらん連中の方が多いんじゃぞ?」
エルヴィン「君の話を真実だと仮定しても…壁を壊した巨人が一緒に戦ってくれます!などと言った所で誰が信じるという話になってしまうな」
レオン「…それは分かります…。ですが…!我々はやらなければなりません!生き残る為にっ!壁内で争っている間に攻めて来られれば一巻の終わりですよ!?」
レオン「確かに…ここは私の世界ではありませんが…。私には守りたい人間が居ます!そして…未来を知っている私がこの世界に送られたのも…これが使命だからと感じています!」
ピクシス「ふむ…。お主の言っておる事は分かった…。元よりまともなやり方では勝ち目のない連中じゃ…!人類が勝利出来るなら…手段は選んでおれん!」
エルヴィン「そうですね。しかし…憲兵団やウォール教は黙っていないでしょう」
ピクシス「うむ…。問題はそこなんじゃよ…レオン…。この世界は力のバランスがおかしくての…貴族等の問題もある」
レオン「はい…。ですが先程も申し上げた通り、内地に内通者が居る可能性もゼロではありません…。私達の仲間に何名か憲兵団に行ってもらい探ってもらう手筈ですが…」
エルヴィン「…敵が何処に居るのか分からない状態だな。新兵が探った所でボロは出さんだろう」
レオン「えぇ…。その可能性の方が大きいです。…もし私の事を信用して下されば、巨人化出来る人間をお教えします。…これは私の保険ではありません!万が一にも…あの力を人類が失う訳にはいかないのです!謂わば…人類の保険と言っても過言ではありません!」
110: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 19:59:25 ID:auma0kAI0
ピクシス「成る程の…。何とも突飛な話じゃが…人間の真意位は理解出来るつもりじゃ…。お主が嘘を吐いてる様にも見えんし、その理由も無いしの…。エルヴィン?お主はどうじゃ?」
エルヴィン「信じ難いと言えばそうですが…やはり彼が嘘を吐く理由もありません。それに…巨人化出来る人間が味方ならその力を利用するべきです!どちらにしても…殺す事もままならないのですから」
ピクシス「そうよの!…さて…今度はお主に信用してもらうぞ?」
レオン(流石は人類の碩学だな…この二人に話してよかった…)
レオン「ハッ!有難うございます!…力を持った人間は…104期の中に居ました…。先程の五人の中で…敵勢力のスパイとして送り込まれて来た人間は三人です」
エルヴィン「他の二人が違うという根拠は?」
レオン「一人は壁外の国の統治者の血筋だった様ですが、戦争が原因で自らの命を捧げるしか無かったそうなんです…。その時に偶然にも敵の巨人化の力を手に入れて生き延びた…。」
レオン「そして偶々彼らが攻めて来た時に乗じて壁内に侵入出来た…。折角人間に戻れたんですから、わざわざ危険を冒す理由も無いでしょう…」
レオン「そして先程の壁外の戦争の構図を教えてくれたのも彼女ですし…仮に敵ならする理由がありません!」
ピクシス「ッ!?彼女とは…女か?…どうじゃ?綺麗じゃったか?」
レオン「…巨人化の状態を見た事が無いので分かりません…」
ピクシス「そうか…残念じゃな…」
レオン「(…マジでまんまなのな)…そしてもう一人はそもそもまだ能力に気付いていません!」
エルヴィン「成る程…。では何故君は知っているんだい?」
レオン「私の知ってる未来は今とは少し異なります…。もっと言えば…未来を…我々で変えたんです!」
エルヴィン「未来を変えた?」
レオン「本当ならば…。本日…超大型巨人によって壁が壊される筈でした…。その際に彼は巨人喰われます…。そして…その時に巨人の力に目覚めました」
レオン「しかし、こちらの世界では…訓練兵時代に彼らと話し合い、味方に付ける事に成功しました。なので今日破壊される筈だった壁も無事な為、まだ能力に目覚めていない状況です」
エルヴィン「ふむ…。成る程な。得心がいったよ」
レオン「彼らも被害者だったのです…大人に良いように利用されてしまった…。向こうの国では反壁内教育が凄いらしいんです…。だから自分達のやる事は正義だと本気で思っていたと言っていました」
エルヴィン「信じ難いと言えばそうですが…やはり彼が嘘を吐く理由もありません。それに…巨人化出来る人間が味方ならその力を利用するべきです!どちらにしても…殺す事もままならないのですから」
ピクシス「そうよの!…さて…今度はお主に信用してもらうぞ?」
レオン(流石は人類の碩学だな…この二人に話してよかった…)
レオン「ハッ!有難うございます!…力を持った人間は…104期の中に居ました…。先程の五人の中で…敵勢力のスパイとして送り込まれて来た人間は三人です」
エルヴィン「他の二人が違うという根拠は?」
レオン「一人は壁外の国の統治者の血筋だった様ですが、戦争が原因で自らの命を捧げるしか無かったそうなんです…。その時に偶然にも敵の巨人化の力を手に入れて生き延びた…。」
レオン「そして偶々彼らが攻めて来た時に乗じて壁内に侵入出来た…。折角人間に戻れたんですから、わざわざ危険を冒す理由も無いでしょう…」
レオン「そして先程の壁外の戦争の構図を教えてくれたのも彼女ですし…仮に敵ならする理由がありません!」
ピクシス「ッ!?彼女とは…女か?…どうじゃ?綺麗じゃったか?」
レオン「…巨人化の状態を見た事が無いので分かりません…」
ピクシス「そうか…残念じゃな…」
レオン「(…マジでまんまなのな)…そしてもう一人はそもそもまだ能力に気付いていません!」
エルヴィン「成る程…。では何故君は知っているんだい?」
レオン「私の知ってる未来は今とは少し異なります…。もっと言えば…未来を…我々で変えたんです!」
エルヴィン「未来を変えた?」
レオン「本当ならば…。本日…超大型巨人によって壁が壊される筈でした…。その際に彼は巨人喰われます…。そして…その時に巨人の力に目覚めました」
レオン「しかし、こちらの世界では…訓練兵時代に彼らと話し合い、味方に付ける事に成功しました。なので今日破壊される筈だった壁も無事な為、まだ能力に目覚めていない状況です」
エルヴィン「ふむ…。成る程な。得心がいったよ」
レオン「彼らも被害者だったのです…大人に良いように利用されてしまった…。向こうの国では反壁内教育が凄いらしいんです…。だから自分達のやる事は正義だと本気で思っていたと言っていました」
111: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:22:10 ID:auma0kAI0
レオン「しかし…!実際は聞いていた様な事は無く相当戸惑った様です…。だからと言って許される訳ではありませんが、せめてその力で贖罪しないか?と持ちかけたんです」
ピクシス「成る程の…。もう既にこの世界はお主に一度救われている訳じゃな…?」
レオン「…その能力を持っている五人は…調査兵団に行ったエレン・イェーガー、ライナー・ブラウン…憲兵団にはアニ・レオンハート、ベルトルト・フーバー、そして駐屯兵団にはユミル・プリミーティブ…。この五名です」
エルヴィン「ユミル…?ハンジが言っていた…?」
レオン「そうですっ!恐らくイルゼ・ラングナーの手帳に書かれていたユミルの民とは、先程のユミルの話に通じると思われます!」
レオン「そして壁を壊した敵勢力として入ってきたのは…ライナー・ブラウンが鎧の巨人、ベルトルト・フーバーが超大型巨人、アニ・レオンハートが女型の巨人…っと言っても彼女はまだこちらの世界じゃ巨人化していませんが」
エルヴィン「成る程…。しかし随分戦力がバラけているな…?」
レオン「これも一応考えて決めました。今後の戦いでは先ほど申し上げた、二人が鍵になってくると思われます。そして先程の[座標]がエレン・イェーガーである可能性が高いのです」
レオン「そして…壁の秘密を知る権利が有る人間が…今期、駐屯兵団に入団したクリスタ・レンズです。本名がヒストリア・レイス…あのレイス家の令嬢です」
レオン「なので本当はイェーガー調査兵にも駐屯兵団に来てもらいたかったのですが…。仕方が無いので、護衛として巨人化出来るブラウン調査兵に入団してもらいました」
ピクシス「まさかレイス家が絡んでくるとはの…」
エルヴィン「ふむ…。では調査兵団としてはエレン・イェーガーを優先的に保護しなければならないな…」
レオン「出来ればそう願いたいです…。今期の成績上位陣は、ほぼ調査兵団ですが…兵団を上げて保護してくれれば…!イェーガー調査兵や、レイス駐屯兵を敵の手に渡す訳にはいかないのです!」
ピクシス「それでお主と…ユミル駐屯兵がヒストリア駐屯兵の護衛か…」
レオン「そうです!」
エルヴィン「事情は分かった…。ピクシス指令。この一件は私が預かってもよろしいですか?…王政等も絡んでくるとなると…万が一に備えて矢面には私が立ちます!」
ピクシス「そうか…。では頼んだぞ!スミス団長!パルマー駐屯兵!」
エルヴィン「ハッ!」バッ
レオン「ハッ!」バッ
エルヴィン「レオン…。一度この話を知ってる者を集めたいと思う。まぁ憲兵団の者は厳しいかもしれんが…他に知っている者は居るか?」
ピクシス「成る程の…。もう既にこの世界はお主に一度救われている訳じゃな…?」
レオン「…その能力を持っている五人は…調査兵団に行ったエレン・イェーガー、ライナー・ブラウン…憲兵団にはアニ・レオンハート、ベルトルト・フーバー、そして駐屯兵団にはユミル・プリミーティブ…。この五名です」
エルヴィン「ユミル…?ハンジが言っていた…?」
レオン「そうですっ!恐らくイルゼ・ラングナーの手帳に書かれていたユミルの民とは、先程のユミルの話に通じると思われます!」
レオン「そして壁を壊した敵勢力として入ってきたのは…ライナー・ブラウンが鎧の巨人、ベルトルト・フーバーが超大型巨人、アニ・レオンハートが女型の巨人…っと言っても彼女はまだこちらの世界じゃ巨人化していませんが」
エルヴィン「成る程…。しかし随分戦力がバラけているな…?」
レオン「これも一応考えて決めました。今後の戦いでは先ほど申し上げた、二人が鍵になってくると思われます。そして先程の[座標]がエレン・イェーガーである可能性が高いのです」
レオン「そして…壁の秘密を知る権利が有る人間が…今期、駐屯兵団に入団したクリスタ・レンズです。本名がヒストリア・レイス…あのレイス家の令嬢です」
レオン「なので本当はイェーガー調査兵にも駐屯兵団に来てもらいたかったのですが…。仕方が無いので、護衛として巨人化出来るブラウン調査兵に入団してもらいました」
ピクシス「まさかレイス家が絡んでくるとはの…」
エルヴィン「ふむ…。では調査兵団としてはエレン・イェーガーを優先的に保護しなければならないな…」
レオン「出来ればそう願いたいです…。今期の成績上位陣は、ほぼ調査兵団ですが…兵団を上げて保護してくれれば…!イェーガー調査兵や、レイス駐屯兵を敵の手に渡す訳にはいかないのです!」
ピクシス「それでお主と…ユミル駐屯兵がヒストリア駐屯兵の護衛か…」
レオン「そうです!」
エルヴィン「事情は分かった…。ピクシス指令。この一件は私が預かってもよろしいですか?…王政等も絡んでくるとなると…万が一に備えて矢面には私が立ちます!」
ピクシス「そうか…。では頼んだぞ!スミス団長!パルマー駐屯兵!」
エルヴィン「ハッ!」バッ
レオン「ハッ!」バッ
エルヴィン「レオン…。一度この話を知ってる者を集めたいと思う。まぁ憲兵団の者は厳しいかもしれんが…他に知っている者は居るか?」
112: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:23:23 ID:auma0kAI0
レオン「今期の成績上位者を除けば、私とレイス駐屯兵、そしてアルミン・アルレルト調査兵のみです!」
エルヴィン「分かった…。一度その人間を集める…また連絡する」ポンッ
レオン「ハッ!」
エルヴィン「では指令また後ほど!」バッ
レオン「失礼します!」バッ
ピクシス「うむっ!」バッ
~~~~~~~~~
ー駐屯兵団 宿舎ー
レオン「えっと…俺の部屋は…っと…ここか」ガチャッ
レオン(あれ?同室の奴は居ねぇのか…まぁラッキーか…。今日は疲れた…もう寝よう)ボフッ
―――――
――――
―――
ー翌朝ー
-駐屯兵団 食堂-
ザワザワ
クリスタ「あっ!レオンおはよー!」
ユミル「おぉ~」
レオン「二人共おはようさん!」
ユミル「で…?昨日はどうだったよ?」
レオン「指令と団長には一通り話したよ…。一応信用してくれたみたいだな」
クリスタ「良かった…。じゃあ兵法会議は避けられそうね!」
レオン「いや…。それはまだなんとも言えないな…」
ユミル「まぁ指令と団長が居りゃなんとかなるだろ?」
レオン「そう願いたいね…。多分後で団長から召集が掛かると思う」
クリスタ「私達に?」
レオン「あぁ…。この話を知ってる人間に改めて話を聞いておきたいらしい」
ユミル「成る程ね…。憲兵団の奴らは難しいだろうがな…」
レオン「団長もそれは言っていたよ。まぁ仕方が無いだろう」
クリスタ「いよいよ動き出したね…。頑張ろうねっ!」
ユミル「そうだな!クリスタは絶対に守るからなっ!」
レオン「じゃついでに俺も守ってくれっ!」ニコッ
ユミル「さてと…。新兵は先ず上官との顔合わせだったな…?行こうぜ」
クリスタ「うんっ!」
レオン「…いやさらっと流すなよ…」
エルヴィン「分かった…。一度その人間を集める…また連絡する」ポンッ
レオン「ハッ!」
エルヴィン「では指令また後ほど!」バッ
レオン「失礼します!」バッ
ピクシス「うむっ!」バッ
~~~~~~~~~
ー駐屯兵団 宿舎ー
レオン「えっと…俺の部屋は…っと…ここか」ガチャッ
レオン(あれ?同室の奴は居ねぇのか…まぁラッキーか…。今日は疲れた…もう寝よう)ボフッ
―――――
――――
―――
ー翌朝ー
-駐屯兵団 食堂-
ザワザワ
クリスタ「あっ!レオンおはよー!」
ユミル「おぉ~」
レオン「二人共おはようさん!」
ユミル「で…?昨日はどうだったよ?」
レオン「指令と団長には一通り話したよ…。一応信用してくれたみたいだな」
クリスタ「良かった…。じゃあ兵法会議は避けられそうね!」
レオン「いや…。それはまだなんとも言えないな…」
ユミル「まぁ指令と団長が居りゃなんとかなるだろ?」
レオン「そう願いたいね…。多分後で団長から召集が掛かると思う」
クリスタ「私達に?」
レオン「あぁ…。この話を知ってる人間に改めて話を聞いておきたいらしい」
ユミル「成る程ね…。憲兵団の奴らは難しいだろうがな…」
レオン「団長もそれは言っていたよ。まぁ仕方が無いだろう」
クリスタ「いよいよ動き出したね…。頑張ろうねっ!」
ユミル「そうだな!クリスタは絶対に守るからなっ!」
レオン「じゃついでに俺も守ってくれっ!」ニコッ
ユミル「さてと…。新兵は先ず上官との顔合わせだったな…?行こうぜ」
クリスタ「うんっ!」
レオン「…いやさらっと流すなよ…」
113: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:23:55 ID:auma0kAI0
~~~~~~~~~
ー駐屯兵団 訓練場ー
上官「俺が班長のアドルフだ!我々の班の主な任務は街の浄化…所謂治安維持だ!なのでこの班では特に対人格闘に重きが置かれることになる!」
ユミル「やったじゃねぇか…。お前の唯一の取り柄だもんな?」ニヤッ
レオン「うっ…うるせぇ!俺だって本気出せば何だって出来るわい!」
クリスタ「ちょっと二人共っ!?止めなよ!」
アドルフ「…ほぉ。貴様ら随分元気がいいな?…よしっ!先ずはお前らからだ!前へ出ろ!」
ユミル「(チッ!面倒くせぇ)ハッ!」
レオン「(…何で俺まで…)ハッ!」
アドルフ「先ずは女!お前からだ!名前は!?」
ユミル「ユミル・プリミーティブです!」
アドルフ「よぉ~し…ユミル!私から一本取ってみろ!」
ユミル「…分かりました!(ぶん殴ってやる…)」ザッ
アドルフ「(ほぉ…中々早いじゃないか…だが!)甘いわっ!」バシッ
ユミル「ぐっ!」ドサッ
アドルフ「何をしている!?早く立たんか!」パンッ
ユミル「ッ!?(叩きやがった!?)」
アドルフ「敵に倒されたまま何時まで寝てるつもりだっ!そんな事してる間に殺されるわっ!」バキッ
ユミル「ぐっ!」
クリスタ「ユミルッ!?」
レオン(ヤロォ~…!あそこ迄やるか?)
上官1「始まったよ…。アドルフさんは訓練となると人が変わるからな…」
上官2「えぇ…。この間も…あれで謹慎食らってましたもんね」
アドルフ「立てっ!早く立たんかっ!」バシッ
ユミル「ハァハァ…。(立つ側からお前がひっくり返すんだろうが!)」ヨロッ
アドルフ「フラフラだが大丈夫か!?そんな事で市民が守れるのか!?貴様は女だ…。女兵士がやられた後に何をされるのかは…想像に難しくないだろう?」ニヤッ
ユミル「チッ!」ハァハァ
ー駐屯兵団 訓練場ー
上官「俺が班長のアドルフだ!我々の班の主な任務は街の浄化…所謂治安維持だ!なのでこの班では特に対人格闘に重きが置かれることになる!」
ユミル「やったじゃねぇか…。お前の唯一の取り柄だもんな?」ニヤッ
レオン「うっ…うるせぇ!俺だって本気出せば何だって出来るわい!」
クリスタ「ちょっと二人共っ!?止めなよ!」
アドルフ「…ほぉ。貴様ら随分元気がいいな?…よしっ!先ずはお前らからだ!前へ出ろ!」
ユミル「(チッ!面倒くせぇ)ハッ!」
レオン「(…何で俺まで…)ハッ!」
アドルフ「先ずは女!お前からだ!名前は!?」
ユミル「ユミル・プリミーティブです!」
アドルフ「よぉ~し…ユミル!私から一本取ってみろ!」
ユミル「…分かりました!(ぶん殴ってやる…)」ザッ
アドルフ「(ほぉ…中々早いじゃないか…だが!)甘いわっ!」バシッ
ユミル「ぐっ!」ドサッ
アドルフ「何をしている!?早く立たんか!」パンッ
ユミル「ッ!?(叩きやがった!?)」
アドルフ「敵に倒されたまま何時まで寝てるつもりだっ!そんな事してる間に殺されるわっ!」バキッ
ユミル「ぐっ!」
クリスタ「ユミルッ!?」
レオン(ヤロォ~…!あそこ迄やるか?)
上官1「始まったよ…。アドルフさんは訓練となると人が変わるからな…」
上官2「えぇ…。この間も…あれで謹慎食らってましたもんね」
アドルフ「立てっ!早く立たんかっ!」バシッ
ユミル「ハァハァ…。(立つ側からお前がひっくり返すんだろうが!)」ヨロッ
アドルフ「フラフラだが大丈夫か!?そんな事で市民が守れるのか!?貴様は女だ…。女兵士がやられた後に何をされるのかは…想像に難しくないだろう?」ニヤッ
ユミル「チッ!」ハァハァ
114: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:24:27 ID:auma0kAI0
クリスタ「酷い…!あんな言い方っ!」
上官「アドルフさん!もういいでしょう?また謹慎食らいますよっ!」
アドルフ「…フンッ!もう下がれ!鍛え直しておけよ?新兵!私の班に雑魚はいらんっ!」
ユミル「ハッ…!(いつかぶん殴ってやる!)」ヨロッ
クリスタ「ユミルッ!?大丈夫?」
ユミル「あぁ…。平気さ…どうってことねぇよ」
レオン「お疲れ!…まぁ見てろ…」ボソッ
アドルフ「今度は貴様だ!早く出てこんかっ!」
レオン「ハッ!レオン・パルマーです!宜しくお願いします!」
アドルフ「レオンか…。さっきの奴の様にガッカリさせるなよ?」
レオン「行きますっ!」バッ
アドルフ「(フッ…。幾分マシか…?)まだまだぁ!」バシッ
レオン(掛かった…)グイッ
アドルフ「ムッ!?(何だ?腕を引かれたっ!?)」グラッ
レオン「(少し寝てもらいますよ?上官殿…)オラッ!」ドグッ
アドルフ「…がっ…」ドサッ
ユミル「あのバカッ…!上官落としやがった!」
上官1「ッ!?何だ?急に倒れたぞ?」
上官2「何をした!?レオン!」
レオン「少し打撃を加えただけですので、直に目覚めると思いますよ?」
上官1「…我々は班長を医務室に運ぶ!それまで各々組手をしていろ!(班長を一撃で?何者だアイツは…)」
一同「ハッ!」
レオン「ユミルさん!見てました?僕の活躍!」
ユミル「……オマエ馬鹿だろ!?これじゃ上官に目を付けられたかもしれねぇぞ!?」
クリスタ「でも…私は少しスッとしたよ…?」ボソッ
レオン「だって…腹立ったんだもん…」
ユミル「…ハァ…。まぁ何だ?…ありがとな…?//」ボソッ
レオン「ッ!おうっ!」
同期「君スゴイねぇ!上官を一発で倒しちゃうなんて!」
レオン「ん?まぁまぐれだよ?運が良かった」
同期「君が居ればこの班は平和だね!」
ユミル「ハァ…。こいつが一番問題かもしれねぇぞ…」ボソッ
クリスタ「ん?今何か言った?」
ユミル「何も言ってないさ!」
上官「アドルフさん!もういいでしょう?また謹慎食らいますよっ!」
アドルフ「…フンッ!もう下がれ!鍛え直しておけよ?新兵!私の班に雑魚はいらんっ!」
ユミル「ハッ…!(いつかぶん殴ってやる!)」ヨロッ
クリスタ「ユミルッ!?大丈夫?」
ユミル「あぁ…。平気さ…どうってことねぇよ」
レオン「お疲れ!…まぁ見てろ…」ボソッ
アドルフ「今度は貴様だ!早く出てこんかっ!」
レオン「ハッ!レオン・パルマーです!宜しくお願いします!」
アドルフ「レオンか…。さっきの奴の様にガッカリさせるなよ?」
レオン「行きますっ!」バッ
アドルフ「(フッ…。幾分マシか…?)まだまだぁ!」バシッ
レオン(掛かった…)グイッ
アドルフ「ムッ!?(何だ?腕を引かれたっ!?)」グラッ
レオン「(少し寝てもらいますよ?上官殿…)オラッ!」ドグッ
アドルフ「…がっ…」ドサッ
ユミル「あのバカッ…!上官落としやがった!」
上官1「ッ!?何だ?急に倒れたぞ?」
上官2「何をした!?レオン!」
レオン「少し打撃を加えただけですので、直に目覚めると思いますよ?」
上官1「…我々は班長を医務室に運ぶ!それまで各々組手をしていろ!(班長を一撃で?何者だアイツは…)」
一同「ハッ!」
レオン「ユミルさん!見てました?僕の活躍!」
ユミル「……オマエ馬鹿だろ!?これじゃ上官に目を付けられたかもしれねぇぞ!?」
クリスタ「でも…私は少しスッとしたよ…?」ボソッ
レオン「だって…腹立ったんだもん…」
ユミル「…ハァ…。まぁ何だ?…ありがとな…?//」ボソッ
レオン「ッ!おうっ!」
同期「君スゴイねぇ!上官を一発で倒しちゃうなんて!」
レオン「ん?まぁまぐれだよ?運が良かった」
同期「君が居ればこの班は平和だね!」
ユミル「ハァ…。こいつが一番問題かもしれねぇぞ…」ボソッ
クリスタ「ん?今何か言った?」
ユミル「何も言ってないさ!」
115: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:25:11 ID:auma0kAI0
~~~~~~~~~
ーカラネス区ー
-兵団合同会議所-
エルヴィン「今回の議題は今話した通りだ」
ナイル「…は?…何を言っているんだ?エルヴィン!そんな滅茶苦茶な事言われても訳が分からんぞ!?」
エルヴィン「すまない…。何処がどの様に分からないんだ?詳しく説明しよう」
ナイル「…急に兵団会議を申し立てて来たと思えば…。全てにおいて言っている事が分からないと言っているんだ!」
エルヴィン「そうか…。ではもう一度最初から詳しく話すか…」
ナイル「そういう事を言っているんじゃない!」バンッ
ピクシス「まぁそう興奮するでない…。ナイル師団長」
ナイル「指令はこの馬鹿げた話を信じるのですか?…これは国家を揺るがす行為だ!貴様…この国を転覆させるつもりかっ!?」
エルヴィン「逆だ。ナイル…。この国を守る為だ!来たる大戦に備えて我々は進撃を開始するべきだと言っているんだ!」
ナイル「…何を言っている…?遂に気でも触れたか…?壁外の人類が攻めてくるから先に攻め入る?…壁の巨人を復活させようとする動きがある?…そんな話を鵜呑みになんて出来る訳が無いだろっ!?」
ピクシス「しかし我々がまごついている間にも針は動いておるぞ?」
エルヴィン「…何故納得出来ないか教えてくれ。そこをしっかり説明する準備が有る」
ナイル「何故だとっ!?ならば何故貴様はそんな事を知っている?そもそも壁内に巨人が居ると分かっていながら何を呑気なことを言っている?…答えによっては兵法会議に召喚しなければならないぞ?」
エルヴィン「…今の兵士の中に居世界からこの世界にやってきた人間が居る。その人間は…この世界の未来を知っている人間だった」
エルヴィン「その人間は…『未来を知る自分がこの世界に飛ばされて来たのは、この世界を救う為だと思う』と言って協力を申し出てきてくれたのだ」
ナイル「…そんな三文小説の様な話を信じたのか?お前は本当にどうかしているぞ!?…まさか指令も信じている訳ではありませんよね…?」
ピクシス「しかしのぉ…奴が嘘を吐く理由もあるまい?」
エルヴィン「自分の命を危険に晒してまで嘘を吐く理由は何だ?ナイル」
ナイル「…そんな事は分からん!しかし…そんな奴の戯言に付き合ってなどいられないだろ!」
ーカラネス区ー
-兵団合同会議所-
エルヴィン「今回の議題は今話した通りだ」
ナイル「…は?…何を言っているんだ?エルヴィン!そんな滅茶苦茶な事言われても訳が分からんぞ!?」
エルヴィン「すまない…。何処がどの様に分からないんだ?詳しく説明しよう」
ナイル「…急に兵団会議を申し立てて来たと思えば…。全てにおいて言っている事が分からないと言っているんだ!」
エルヴィン「そうか…。ではもう一度最初から詳しく話すか…」
ナイル「そういう事を言っているんじゃない!」バンッ
ピクシス「まぁそう興奮するでない…。ナイル師団長」
ナイル「指令はこの馬鹿げた話を信じるのですか?…これは国家を揺るがす行為だ!貴様…この国を転覆させるつもりかっ!?」
エルヴィン「逆だ。ナイル…。この国を守る為だ!来たる大戦に備えて我々は進撃を開始するべきだと言っているんだ!」
ナイル「…何を言っている…?遂に気でも触れたか…?壁外の人類が攻めてくるから先に攻め入る?…壁の巨人を復活させようとする動きがある?…そんな話を鵜呑みになんて出来る訳が無いだろっ!?」
ピクシス「しかし我々がまごついている間にも針は動いておるぞ?」
エルヴィン「…何故納得出来ないか教えてくれ。そこをしっかり説明する準備が有る」
ナイル「何故だとっ!?ならば何故貴様はそんな事を知っている?そもそも壁内に巨人が居ると分かっていながら何を呑気なことを言っている?…答えによっては兵法会議に召喚しなければならないぞ?」
エルヴィン「…今の兵士の中に居世界からこの世界にやってきた人間が居る。その人間は…この世界の未来を知っている人間だった」
エルヴィン「その人間は…『未来を知る自分がこの世界に飛ばされて来たのは、この世界を救う為だと思う』と言って協力を申し出てきてくれたのだ」
ナイル「…そんな三文小説の様な話を信じたのか?お前は本当にどうかしているぞ!?…まさか指令も信じている訳ではありませんよね…?」
ピクシス「しかしのぉ…奴が嘘を吐く理由もあるまい?」
エルヴィン「自分の命を危険に晒してまで嘘を吐く理由は何だ?ナイル」
ナイル「…そんな事は分からん!しかし…そんな奴の戯言に付き合ってなどいられないだろ!」
116: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:25:47 ID:auma0kAI0
エルヴィン「戯言などでは無い!…我々が知らない所で…彼はこの世界を救っている…。巨人を味方に付ける事に成功したのだ!」
ナイル「何だと…?では壁を壊した巨人に助けてもらおうと言うのか!?…もう俺では話にならない様だ…。エルヴィン!その人間を兵法会議に召喚する!国家を転覆させんとする反乱分子だ!内乱罪で壁外追放を請求する!」
ピクシス「マズイぞ…。奴は本気の様じゃぞ?」ボソッ
エルヴィン「落ち着け…ナイル。折角差した希望の光を遮るつもりか?」
ナイル「…希望だと?…笑わせるな!破滅の光だ!ともかく!その人間に伝えておけ!」ガタッ
バタンッ
エルヴィン「…ふぅ。弱りましたね…。あそこ迄怯えるとは…」
ピクシス「まぁ仕方あるまい…。奴も貴族と兵団に板挟みじゃ。そのプレッシャーも相当な物じゃろう…。しかしどうする?もしダリスが非とした場合は…」
エルヴィン「…ザックレー総統は人類に利があれば受け入れる筈です。何としても彼を…そして…彼のもたらした情報を利と認めて頂くしか無いでしょう」
ピクシス「全く…。この狭い箱から出られるかも知れんというのに…。それだけで命を懸ける理由は十分じゃ…」
エルヴィン「えぇ…。今この狭い壁の中で争っている場合ではありませんからね…。ともかく私はこの件を伝えておきます。今日召集を掛ける手筈でしたから」
ピクシス「そうか…。頼んだぞ!」
エルヴィン「ハッ!」バッ
―――――
――――
―――
ー調査兵団本部ー
-会議室-
アルミン「何だか…たった一日なのに久しぶりの様な気がするね!」
ライナー「同感だ…元気だったか?お前等!」
レオン「バリバリよ!」
ユミル「ぼちぼちだな」
クリスタ「勿論っ!皆も元気だった?」
ライナー「元気だぞ!(結婚したい)」
エレン「俺も元気だったぜ!」
ジャン「へっ!お前は元気過ぎるんだよ!」
エレン「何だとっ!?」
ナイル「何だと…?では壁を壊した巨人に助けてもらおうと言うのか!?…もう俺では話にならない様だ…。エルヴィン!その人間を兵法会議に召喚する!国家を転覆させんとする反乱分子だ!内乱罪で壁外追放を請求する!」
ピクシス「マズイぞ…。奴は本気の様じゃぞ?」ボソッ
エルヴィン「落ち着け…ナイル。折角差した希望の光を遮るつもりか?」
ナイル「…希望だと?…笑わせるな!破滅の光だ!ともかく!その人間に伝えておけ!」ガタッ
バタンッ
エルヴィン「…ふぅ。弱りましたね…。あそこ迄怯えるとは…」
ピクシス「まぁ仕方あるまい…。奴も貴族と兵団に板挟みじゃ。そのプレッシャーも相当な物じゃろう…。しかしどうする?もしダリスが非とした場合は…」
エルヴィン「…ザックレー総統は人類に利があれば受け入れる筈です。何としても彼を…そして…彼のもたらした情報を利と認めて頂くしか無いでしょう」
ピクシス「全く…。この狭い箱から出られるかも知れんというのに…。それだけで命を懸ける理由は十分じゃ…」
エルヴィン「えぇ…。今この狭い壁の中で争っている場合ではありませんからね…。ともかく私はこの件を伝えておきます。今日召集を掛ける手筈でしたから」
ピクシス「そうか…。頼んだぞ!」
エルヴィン「ハッ!」バッ
―――――
――――
―――
ー調査兵団本部ー
-会議室-
アルミン「何だか…たった一日なのに久しぶりの様な気がするね!」
ライナー「同感だ…元気だったか?お前等!」
レオン「バリバリよ!」
ユミル「ぼちぼちだな」
クリスタ「勿論っ!皆も元気だった?」
ライナー「元気だぞ!(結婚したい)」
エレン「俺も元気だったぜ!」
ジャン「へっ!お前は元気過ぎるんだよ!」
エレン「何だとっ!?」
117: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:26:27 ID:auma0kAI0
ミカサ「止めなさい。訓練兵団を卒団しても変わってない…」
サシャ「でも変わらないのは大切な事ですよ?」モグモグ
コニー「…お前それ何処から持って来たんだ?」
レオン「いやぁしかし皆元気そうで良かったぜ!」
ユミル「一日で元気無くなる奴なんて居ねぇよ…」
クリスタ「…結局憲兵団の三人は来れないのかな…?」
ガチャッ
アニ「間に合ったみたいだね…」
マルコ「ふぅ…。アニは馬術も上手なんだね」
クリスタ「あっ!来た!…丁度話をしてた所なの!」
ユミル「ん?ベルトルさんは?」
マルコ「ベルトルトは丁度貴族の警護が入っちゃってて…」
レオン「そうか…。じゃあベルトルトにはマルコから伝達してくれ」
マルコ「分かったよ」
ガチャッ
エルヴィン「待たせてすまない」
一同 バッ
エルヴィン「直ってくれ…。」
一同「ハッ!」
エルヴィン「今日集まってもらったのは他でもない…。レオンがもたらした情報についてだ。君達にはいくつか確認したい事がある」
エルヴィン「先ずは一番大事な所だ…ライナー・ブラウン調査兵、アニ・レオンハート憲兵、今は居ないが…ベルトルト・フーバー憲兵…。君達は人類の敵か…味方か…そこを確認しておきたい」
アルミン(いきなり核心を突いてきた…)
ライナー「…私はっ…大罪を犯しました…。弁明をするつもりはありません!だからこそ…今はここの人類の為にこの力を使いたいと思っています!私達は子供で…何も知らなかった…。ですが今は違います!自分で考えてこの答えを出しました!」
エルヴィン「……………」
ライナー「ただ…私達がやった事が許される事では無い事も分かっています!ですから…この争いが終わったら…処刑して下さって結構です!…フーバー憲兵とも話して決めました!虫の良い話なのは分かっています!ですが…贖罪だけでもさせて下さい…!」
エレン「……………」
ライナー「この心臓は…兵団に預けますっ!!」バッ
エルヴィン「…ほう…。では君は?レオンハート憲兵」
サシャ「でも変わらないのは大切な事ですよ?」モグモグ
コニー「…お前それ何処から持って来たんだ?」
レオン「いやぁしかし皆元気そうで良かったぜ!」
ユミル「一日で元気無くなる奴なんて居ねぇよ…」
クリスタ「…結局憲兵団の三人は来れないのかな…?」
ガチャッ
アニ「間に合ったみたいだね…」
マルコ「ふぅ…。アニは馬術も上手なんだね」
クリスタ「あっ!来た!…丁度話をしてた所なの!」
ユミル「ん?ベルトルさんは?」
マルコ「ベルトルトは丁度貴族の警護が入っちゃってて…」
レオン「そうか…。じゃあベルトルトにはマルコから伝達してくれ」
マルコ「分かったよ」
ガチャッ
エルヴィン「待たせてすまない」
一同 バッ
エルヴィン「直ってくれ…。」
一同「ハッ!」
エルヴィン「今日集まってもらったのは他でもない…。レオンがもたらした情報についてだ。君達にはいくつか確認したい事がある」
エルヴィン「先ずは一番大事な所だ…ライナー・ブラウン調査兵、アニ・レオンハート憲兵、今は居ないが…ベルトルト・フーバー憲兵…。君達は人類の敵か…味方か…そこを確認しておきたい」
アルミン(いきなり核心を突いてきた…)
ライナー「…私はっ…大罪を犯しました…。弁明をするつもりはありません!だからこそ…今はここの人類の為にこの力を使いたいと思っています!私達は子供で…何も知らなかった…。ですが今は違います!自分で考えてこの答えを出しました!」
エルヴィン「……………」
ライナー「ただ…私達がやった事が許される事では無い事も分かっています!ですから…この争いが終わったら…処刑して下さって結構です!…フーバー憲兵とも話して決めました!虫の良い話なのは分かっています!ですが…贖罪だけでもさせて下さい…!」
エレン「……………」
ライナー「この心臓は…兵団に預けますっ!!」バッ
エルヴィン「…ほう…。では君は?レオンハート憲兵」
118: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:27:01 ID:auma0kAI0
ライナー「ッ!?…待って下さい!アニは…レオンハート憲兵は直接何もやっt…エルヴィン「今は彼女に聞いている」
ライナー「ぐっ…!」
アニ「私も…ブラウン調査兵やフーバー憲兵と同じ気持です…!この力を兵団に…ここの人類の為に使いたいです!…その後は…処刑して頂いて結構です…!」
ライナー「お前っ…!何言って…アニ「いいんだっ!…当然だろ」
エルヴィン「成る程…。では君達は味方と思って構わないな?」
ライ・アニ「ハッ!」バッ
アルミン(どっちにしても…彼らを無理やり殺す方法もない以上…兵団で管理した方が遥かに有意義だ…)
エルヴィン「と…いう事だ。刃を納めろ…リヴァイ、ミケ」
ユミル(ッ!?いつの間にそこに待機していたんだ!?)
レオン(…流石は兵士長と分隊長と言った所か…)
アルミン(…少しでも怪しかったらここで…殺すつもりだったのか…!?)
リヴァイ「…………」ガシャ
ミケ「…………」ガシャ
リヴァイ「勘違いするなよガキども…。俺はお前達を信用した訳じゃない…変な行動を取ればすぐに俺が殺す…!覚えておけ」ギロッ
ライ・アニ「ハッ!」
リヴァイ「ライナーとか言ったか…?テメェは今直ぐにでも項を削ぎ落としてぇ所なんだ…」
ライナー「…ハッ!」
エルヴィン「止めろ…リヴァイ…。彼らの覚悟は伝わっただろう?それに…」
リヴァイ「分かってるさ…。今はそんな事を言ってる場合じゃねぇって事ぐらい…。だからテメェ等…死ぬ気で動けよ…?」
ライナー「ハッ!勿論ですっ!」
エルヴィン「後はエレン・イェーガー調査兵とユミル・プリミーティブ駐屯兵だが…。君達は問題無いのだろう?その心臓は…ここの人類に捧げていると解釈しても?」
エレン「自分は…まだ自分が巨人だという事も分からないんです…」
エルヴィン「その報告はレオンから聞いている…。君がこの先の鍵になるであろう事もな。どちらにしても…君とレンズ駐屯兵は我々が優先的に保護する必要があるとの結論に至っている」
クリスタ「ッ!」
エルヴィン「さて…君はどうだ?プリミーティブ駐屯兵」
ライナー「ぐっ…!」
アニ「私も…ブラウン調査兵やフーバー憲兵と同じ気持です…!この力を兵団に…ここの人類の為に使いたいです!…その後は…処刑して頂いて結構です…!」
ライナー「お前っ…!何言って…アニ「いいんだっ!…当然だろ」
エルヴィン「成る程…。では君達は味方と思って構わないな?」
ライ・アニ「ハッ!」バッ
アルミン(どっちにしても…彼らを無理やり殺す方法もない以上…兵団で管理した方が遥かに有意義だ…)
エルヴィン「と…いう事だ。刃を納めろ…リヴァイ、ミケ」
ユミル(ッ!?いつの間にそこに待機していたんだ!?)
レオン(…流石は兵士長と分隊長と言った所か…)
アルミン(…少しでも怪しかったらここで…殺すつもりだったのか…!?)
リヴァイ「…………」ガシャ
ミケ「…………」ガシャ
リヴァイ「勘違いするなよガキども…。俺はお前達を信用した訳じゃない…変な行動を取ればすぐに俺が殺す…!覚えておけ」ギロッ
ライ・アニ「ハッ!」
リヴァイ「ライナーとか言ったか…?テメェは今直ぐにでも項を削ぎ落としてぇ所なんだ…」
ライナー「…ハッ!」
エルヴィン「止めろ…リヴァイ…。彼らの覚悟は伝わっただろう?それに…」
リヴァイ「分かってるさ…。今はそんな事を言ってる場合じゃねぇって事ぐらい…。だからテメェ等…死ぬ気で動けよ…?」
ライナー「ハッ!勿論ですっ!」
エルヴィン「後はエレン・イェーガー調査兵とユミル・プリミーティブ駐屯兵だが…。君達は問題無いのだろう?その心臓は…ここの人類に捧げていると解釈しても?」
エレン「自分は…まだ自分が巨人だという事も分からないんです…」
エルヴィン「その報告はレオンから聞いている…。君がこの先の鍵になるであろう事もな。どちらにしても…君とレンズ駐屯兵は我々が優先的に保護する必要があるとの結論に至っている」
クリスタ「ッ!」
エルヴィン「さて…君はどうだ?プリミーティブ駐屯兵」
119: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:27:43 ID:auma0kAI0
ユミル「私も…この力は壁内の人類の為に使います!それに…私には守らなきゃいけない人間が居るんです…!」チラッ
クリスタ「…ユミル…」
エルヴィン「成る程…。まさかこれだけの巨人が壁内に居るとはな…」
アルミン「あの…一つお伺いしてもよろしいでしょうか?」
エルヴィン「何だ?」
アルミン「…私達は…訓練兵時代にレオンにこの世界の未来を聞かされて結束しました。ですが…兵団はレオンの事をよく知らない筈なのに…何故我々を信用してくれるのですか?」
エルヴィン「フッ…。まるで疑って欲しいような口ぶりだな?」
アルミン「いえっ…!もし…私が逆の立場だったら…一笑に付していたかも知れませんので…」
エルヴィン「まぁ全て信用していると言えば嘘になるが…彼が嘘を吐く理由もないだろう?命を懸けてまでな…。それに…懸命な人間の訴えは分かる。君達もそうだったんだろう?」
アルミン「ッ!?ハッ!失礼しましたっ!(スゴイ…。団長に協力を要請したのは正しかった!)」
コニー「まぁ…」
サシャ「確かにそうですね」
ジャン「…………」
マルコ「…………」
ミカサ「…………」
エルヴィン「これはピクシス指令も同じ考えだよ」
エレン「やったな!レオン!」
レオン「…あぁ」
エルヴィン「しかし…。すまない…レオン。私の力不足で…君の兵法会議召喚が決まりそうだ…。今日兵団会議に挙げたんだが…憲兵団の師団長を納得させる事が出来なかった」
アルミン「そんなっ!?じゃあ…レオンはどうなっちゃうんですか!?」
エルヴィン「憲兵団は内乱罪を適用し…壁外追放を請求するようだ…」
クリスタ「壁外追放って…?」
ユミル「…早い話が死刑だな」
ジャン「ッ!?」
ライナー「俺達の事を救ってレオンが死んでたら意味がねぇじゃねぇか…!」
アルミン「団長!どうにか…どうにか出来ないんですか!?」
クリスタ「…ユミル…」
エルヴィン「成る程…。まさかこれだけの巨人が壁内に居るとはな…」
アルミン「あの…一つお伺いしてもよろしいでしょうか?」
エルヴィン「何だ?」
アルミン「…私達は…訓練兵時代にレオンにこの世界の未来を聞かされて結束しました。ですが…兵団はレオンの事をよく知らない筈なのに…何故我々を信用してくれるのですか?」
エルヴィン「フッ…。まるで疑って欲しいような口ぶりだな?」
アルミン「いえっ…!もし…私が逆の立場だったら…一笑に付していたかも知れませんので…」
エルヴィン「まぁ全て信用していると言えば嘘になるが…彼が嘘を吐く理由もないだろう?命を懸けてまでな…。それに…懸命な人間の訴えは分かる。君達もそうだったんだろう?」
アルミン「ッ!?ハッ!失礼しましたっ!(スゴイ…。団長に協力を要請したのは正しかった!)」
コニー「まぁ…」
サシャ「確かにそうですね」
ジャン「…………」
マルコ「…………」
ミカサ「…………」
エルヴィン「これはピクシス指令も同じ考えだよ」
エレン「やったな!レオン!」
レオン「…あぁ」
エルヴィン「しかし…。すまない…レオン。私の力不足で…君の兵法会議召喚が決まりそうだ…。今日兵団会議に挙げたんだが…憲兵団の師団長を納得させる事が出来なかった」
アルミン「そんなっ!?じゃあ…レオンはどうなっちゃうんですか!?」
エルヴィン「憲兵団は内乱罪を適用し…壁外追放を請求するようだ…」
クリスタ「壁外追放って…?」
ユミル「…早い話が死刑だな」
ジャン「ッ!?」
ライナー「俺達の事を救ってレオンが死んでたら意味がねぇじゃねぇか…!」
アルミン「団長!どうにか…どうにか出来ないんですか!?」
120: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:28:47 ID:auma0kAI0
エルヴィン「…兵法会議はザックレー総統に全ての決定権が委ねられている。私に出来る事は…レオンの情報が人類にとって利する存在だと証言する事だけだ…。なんとしてもそれを認めてもらうしか無い」
エレン「じゃあ…もし認められなかったら…?」
エルヴィン「憲兵団の請求が通ってしまう」
マルコ「…そんな…」
レオン「いや…!これは逆にチャンスだぞ?」
ジャン「何がチャンスだ!?下手すりゃ…死ぬんだぞ!?」
レオン「まぁそりゃそうだけどよ…。でも総統閣下に意見陳述が出来る事なんてそうは無いぞ?…逆にそこで認められれば格段に動きやすくなる!ってこは…俺達の未来に近付くって事じゃねぇか!」
ジャン「まぁ…そりゃそうかも知れねぇけど…」
レオン「それによ?もし追放されたら…別荘でも作っておくさ!壁外調査の時にお茶でもして行ける様によ?」
アルミン「レオン…」
リヴァイ「分かってるじゃねぇか…。今俺達が喚いた所でどうにもならねぇよ」
レオン「はい…。俺だってこんな所で死ぬ訳にはいかねぇんだ!やってやるさ!」
アルミン「ですが…。レオンの話が認められれば…今度は巨人の存在が問題になるのでは?」
エルヴィン「うむ…。しかしどちらにしてもライナー達を信用する他あるまい?正直な話…無知性の巨人ですら手を焼くんだ。知性巨人を処刑する手段を模索するよりも、その力を有効活用するべきだと訴える!」
アルミン「そうですよね…。ユミルはともかくとして…エレンは何か思い当たる節は無いの?」
エレン「…すまない…。本当に何も……ぐっ…!」ガシャ
ミカサ「エレンッ!?」ダッ
エルヴィン「何だっ!?」
アルミン「発作の様です!…昔を思い出そうとするとこうなるんです…」
エレン「頭が…割れそうだっ…!」
――――――
――――
―――
エレン「じゃあ…もし認められなかったら…?」
エルヴィン「憲兵団の請求が通ってしまう」
マルコ「…そんな…」
レオン「いや…!これは逆にチャンスだぞ?」
ジャン「何がチャンスだ!?下手すりゃ…死ぬんだぞ!?」
レオン「まぁそりゃそうだけどよ…。でも総統閣下に意見陳述が出来る事なんてそうは無いぞ?…逆にそこで認められれば格段に動きやすくなる!ってこは…俺達の未来に近付くって事じゃねぇか!」
ジャン「まぁ…そりゃそうかも知れねぇけど…」
レオン「それによ?もし追放されたら…別荘でも作っておくさ!壁外調査の時にお茶でもして行ける様によ?」
アルミン「レオン…」
リヴァイ「分かってるじゃねぇか…。今俺達が喚いた所でどうにもならねぇよ」
レオン「はい…。俺だってこんな所で死ぬ訳にはいかねぇんだ!やってやるさ!」
アルミン「ですが…。レオンの話が認められれば…今度は巨人の存在が問題になるのでは?」
エルヴィン「うむ…。しかしどちらにしてもライナー達を信用する他あるまい?正直な話…無知性の巨人ですら手を焼くんだ。知性巨人を処刑する手段を模索するよりも、その力を有効活用するべきだと訴える!」
アルミン「そうですよね…。ユミルはともかくとして…エレンは何か思い当たる節は無いの?」
エレン「…すまない…。本当に何も……ぐっ…!」ガシャ
ミカサ「エレンッ!?」ダッ
エルヴィン「何だっ!?」
アルミン「発作の様です!…昔を思い出そうとするとこうなるんです…」
エレン「頭が…割れそうだっ…!」
――――――
――――
―――
121: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:29:22 ID:auma0kAI0
エレン「止めてよっ!父さんっ!何をする気なの!?」
グリシャ「エレン!腕を出しなさいっ!」
エレン「どうして?!父さんは母さんが死んでおかしくなったんだっ!!」
グリシャ「…この薬は記憶障害が起こる…。だから今話してもダメなんだっ!いいか?エレン…この鍵を見る度に思い出すんだ…!マリアを奪還し地下室に行かなければならない事を!!そこに行けば全てが分かる!」
グリシャ「この力はその時に必要になる!辛く…苦しい道程だが…ミカサやアルミンを助けたいのなら…!この力を使役しなければならない!…腕を出すんだっ!」
――
―――
――――
エレン「ハッ…!ゼェゼェ…」
ミカサ「エレンッ!?大丈夫!?」
エレン「あぁ…。なんとかな…」
エルヴィン「…何か思い出せたか?」
ミカサ「…エレンは昔を思い出そうすると発作を起こすと説明した筈ですが…?」キッ
リヴァイ「あ?だから何だ?…思い出さなきゃならん事なら仕方ねぇだろ?」
ミカサ「……チッ」
エレン「大丈夫だ…ミカサ…。忘れない内に話しておきます」
エルヴィン「辛いだろうが頼む」
エレン「…五年前のマリアが陥落した時に…父に薬を注射されました。その薬には記憶障害が起こる作用が有るらしくて…。今迄忘れていたのはその為だと思います」
アルミン「おじさんは…医者だったからね」
マルコ「でも…その注射は何の為に?」
エレン「…この力はマリアを奪還する時に必要になると言っていました…。ですから恐らく…」
リヴァイ「巨人化の薬か…」
ジャン「…おいライナーッ!巨人化ってのはそういう物なのかよ?」
ライナー「スマンが詳しくは分からん…。俺達も気付いたらこの力を持っていたんだ…」
アニ「あぁ…。いつの間にか使える様になってた」
ユミル「…………」
エルヴィン「もしかしたらライナー達もエレンと同じなのかもしれんな…。しかし父君は何故マリア奪還などと?」
エレン「家の地下室へ行けと…。地下室に行けば全てが分かると言っていました…これがそこの鍵です」
リヴァイ「成る程な…。そりゃ奪還しなけりゃ調べられねぇ」
エルヴィン「うむ…。先ずは兵法会議だが…当面の調査兵団の活動方針は決まったな」
グリシャ「エレン!腕を出しなさいっ!」
エレン「どうして?!父さんは母さんが死んでおかしくなったんだっ!!」
グリシャ「…この薬は記憶障害が起こる…。だから今話してもダメなんだっ!いいか?エレン…この鍵を見る度に思い出すんだ…!マリアを奪還し地下室に行かなければならない事を!!そこに行けば全てが分かる!」
グリシャ「この力はその時に必要になる!辛く…苦しい道程だが…ミカサやアルミンを助けたいのなら…!この力を使役しなければならない!…腕を出すんだっ!」
――
―――
――――
エレン「ハッ…!ゼェゼェ…」
ミカサ「エレンッ!?大丈夫!?」
エレン「あぁ…。なんとかな…」
エルヴィン「…何か思い出せたか?」
ミカサ「…エレンは昔を思い出そうすると発作を起こすと説明した筈ですが…?」キッ
リヴァイ「あ?だから何だ?…思い出さなきゃならん事なら仕方ねぇだろ?」
ミカサ「……チッ」
エレン「大丈夫だ…ミカサ…。忘れない内に話しておきます」
エルヴィン「辛いだろうが頼む」
エレン「…五年前のマリアが陥落した時に…父に薬を注射されました。その薬には記憶障害が起こる作用が有るらしくて…。今迄忘れていたのはその為だと思います」
アルミン「おじさんは…医者だったからね」
マルコ「でも…その注射は何の為に?」
エレン「…この力はマリアを奪還する時に必要になると言っていました…。ですから恐らく…」
リヴァイ「巨人化の薬か…」
ジャン「…おいライナーッ!巨人化ってのはそういう物なのかよ?」
ライナー「スマンが詳しくは分からん…。俺達も気付いたらこの力を持っていたんだ…」
アニ「あぁ…。いつの間にか使える様になってた」
ユミル「…………」
エルヴィン「もしかしたらライナー達もエレンと同じなのかもしれんな…。しかし父君は何故マリア奪還などと?」
エレン「家の地下室へ行けと…。地下室に行けば全てが分かると言っていました…これがそこの鍵です」
リヴァイ「成る程な…。そりゃ奪還しなけりゃ調べられねぇ」
エルヴィン「うむ…。先ずは兵法会議だが…当面の調査兵団の活動方針は決まったな」
122: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:29:57 ID:auma0kAI0
ミケ「これも会議で提案するんだろう?」
エルヴィン「恐らくそうなるな…。ではレオン…日時はまた知らせが来る。それに従ってくれ」
レオン「ハッ!」
エルヴィン「では他の者も解散してくれっ!ご苦労だった」バッ
一同「ハッ!」バッ
コニー「で結局…どうするって?」
クリスタ「…難しい事はレオンやアルミンが教えてくれるよ!」
サシャ「コニーは仕方ありませんね」フゥー
ユミル「そういう芋女はちゃんと分かってんのかよ?」
サシャ「失礼ですね!兎に角頑張ればいいんですよね!?レオン?」
レオン「うん…。まぁそうだな」
アルミン「まぁ君達は秘密兵器だからね…。詳しい事はその都度話すよ」
コニー「流石はアルミン!よく分かってるじゃねぇか!」
サシャ「秘密兵器ですかぁ…。カッコイイですね!」
レオン(流石だな…。アルミンは)チラッ
アルミン「…………」クスッ
ジャン「お前等なぁ…遊びに行く訳じゃねぇんだぞ!?」
マルコ「まぁまぁ…。一日とはいえ慣れない環境で張り詰めてたんだ…。今は糸が切れているだけだよ」
ジャン「ケッ!そんな事じゃこの先やって行けねぇよ…」
~~~~~~~~~
ーウォールシーナ内ー
-貴族邸-
ベルトルト(…僕だけ参加出来なかったけど…後でマルコ辺りが教えてくれるかな)
憲兵「オイッ!新人!」
ベルトルト「ハッ!」
憲兵「上官が部屋で呼んでいる!」
ベルトルト「ハッ!(何だ…?僕に?)」
~~~~~~~
ー応接間ー
ベルトルト「失礼します!」
上官「おぉ~悪いな!任務中に!」
エルヴィン「恐らくそうなるな…。ではレオン…日時はまた知らせが来る。それに従ってくれ」
レオン「ハッ!」
エルヴィン「では他の者も解散してくれっ!ご苦労だった」バッ
一同「ハッ!」バッ
コニー「で結局…どうするって?」
クリスタ「…難しい事はレオンやアルミンが教えてくれるよ!」
サシャ「コニーは仕方ありませんね」フゥー
ユミル「そういう芋女はちゃんと分かってんのかよ?」
サシャ「失礼ですね!兎に角頑張ればいいんですよね!?レオン?」
レオン「うん…。まぁそうだな」
アルミン「まぁ君達は秘密兵器だからね…。詳しい事はその都度話すよ」
コニー「流石はアルミン!よく分かってるじゃねぇか!」
サシャ「秘密兵器ですかぁ…。カッコイイですね!」
レオン(流石だな…。アルミンは)チラッ
アルミン「…………」クスッ
ジャン「お前等なぁ…遊びに行く訳じゃねぇんだぞ!?」
マルコ「まぁまぁ…。一日とはいえ慣れない環境で張り詰めてたんだ…。今は糸が切れているだけだよ」
ジャン「ケッ!そんな事じゃこの先やって行けねぇよ…」
~~~~~~~~~
ーウォールシーナ内ー
-貴族邸-
ベルトルト(…僕だけ参加出来なかったけど…後でマルコ辺りが教えてくれるかな)
憲兵「オイッ!新人!」
ベルトルト「ハッ!」
憲兵「上官が部屋で呼んでいる!」
ベルトルト「ハッ!(何だ…?僕に?)」
~~~~~~~
ー応接間ー
ベルトルト「失礼します!」
上官「おぉ~悪いな!任務中に!」
123: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:30:48 ID:auma0kAI0
ベルトルト「いえっ!問題有りません!」
上官「早速だが…。今日エルヴィンがお前の同期を集めてたよな?何かあったのか…?」
ベルトルト「…?私は参加していないので詳しくは分かりません!」
上官「じゃあ何で集められたかも分からないのか?」
ベルトルト「えぇ…。エルヴィン団長が話が有るとしか聞いていませんが…(何故そんな事を聞くんだ…?下手な事は言わない方がいいな…。
万が一って事もある…)」
上官「そうか…。ご苦労だった!持ち場に戻れ!」
ベルトルト「ハッ!(これは向こうにも知らせた方がいいな…)」
―――――
――――
―――
ー翌日ー
-調査兵団本部-
-団長執務室-
エルヴィン「…………」ペラッ
エルヴィン「成る程…。これはフーバー憲兵が送ってくれた物か?」
ライナー「ハッ!そうです!」
アルミン「その手紙を読む限りでは…憲兵団の中に我々の動向が気になっている者が居るという事ですよね?」
エルヴィン「うむ…。やはりレオンの言っていた通り…内地の人間も関わってくるのかもしれん…」
ライナー「では…。内地にあの二人を戻しても大丈夫なのでしょうか…?」
アルミン「…でもベルトルトは一人になっちゃうよ?」
ライナー「だが…あいつならそう簡単には…」
エルヴィン「取り敢えず二人には予定通り戻ってもらおう。ここで隠せば本格的に動いてくる恐れがある…。そうなればフーバーも危ない」
アルミン「いくら巨人とは言っても…。不意を付かれれば万が一という事も有りますからね…」
エルヴィン「あぁ…。今はまだリスクを取るタイミングでは無い!兵法会議も控えているしな」
ライナー「成る程…。会議の日程は決まったのですか?」
エルヴィン「…本人には今日通達が行くだろうが…明日に決まった」
アルミン「先ずは第一関門ですね…」
エルヴィン「あぁ…。内地の問題はその後だ…。二人にも聞かれても詳しくは話さないように伝えておいてくれ」
ライ・アル「ハッ!」
上官「早速だが…。今日エルヴィンがお前の同期を集めてたよな?何かあったのか…?」
ベルトルト「…?私は参加していないので詳しくは分かりません!」
上官「じゃあ何で集められたかも分からないのか?」
ベルトルト「えぇ…。エルヴィン団長が話が有るとしか聞いていませんが…(何故そんな事を聞くんだ…?下手な事は言わない方がいいな…。
万が一って事もある…)」
上官「そうか…。ご苦労だった!持ち場に戻れ!」
ベルトルト「ハッ!(これは向こうにも知らせた方がいいな…)」
―――――
――――
―――
ー翌日ー
-調査兵団本部-
-団長執務室-
エルヴィン「…………」ペラッ
エルヴィン「成る程…。これはフーバー憲兵が送ってくれた物か?」
ライナー「ハッ!そうです!」
アルミン「その手紙を読む限りでは…憲兵団の中に我々の動向が気になっている者が居るという事ですよね?」
エルヴィン「うむ…。やはりレオンの言っていた通り…内地の人間も関わってくるのかもしれん…」
ライナー「では…。内地にあの二人を戻しても大丈夫なのでしょうか…?」
アルミン「…でもベルトルトは一人になっちゃうよ?」
ライナー「だが…あいつならそう簡単には…」
エルヴィン「取り敢えず二人には予定通り戻ってもらおう。ここで隠せば本格的に動いてくる恐れがある…。そうなればフーバーも危ない」
アルミン「いくら巨人とは言っても…。不意を付かれれば万が一という事も有りますからね…」
エルヴィン「あぁ…。今はまだリスクを取るタイミングでは無い!兵法会議も控えているしな」
ライナー「成る程…。会議の日程は決まったのですか?」
エルヴィン「…本人には今日通達が行くだろうが…明日に決まった」
アルミン「先ずは第一関門ですね…」
エルヴィン「あぁ…。内地の問題はその後だ…。二人にも聞かれても詳しくは話さないように伝えておいてくれ」
ライ・アル「ハッ!」
124: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:31:22 ID:auma0kAI0
~~~~~~~~~
ー駐屯兵団本部ー
-食堂-
ユミル「しかしまぁ…憲兵団様の御威光は凄まじいね」
クリスタ「私達の周りに誰も近づかないね…」
レオン「まぁ今は上官も少ないしな…。触らぬ神に何とやらって所だろ?」
マルコ「ははは…。僕達はそんな風に見えるのかな…?」
ユミル「マルコはともかく…アニじゃねぇか?眉間にシワがスゲェしなっ!」ギャハハ
アニ「別に…これが普通の顔なんだけどね」
クリスタ「何でユミルはそういう事を言うの!?」
レオン「でも…確かに損してるよな!折角スゲェ美人なのによ!」
アニ「…は?」
レオン「いやだから…凄く美j…イテッ!」
レオン「何で俺の足踏んだんだよ!?ユミル!」
ユミル「悪いな!間違えた!」
レオン「はぁ?何だそりゃ?」
クリスタ「…今のはレオンが悪いと思うよ…?」
レオン「……?」
マルコ「クリスタも大変だね…」ボソッ
クリスタ「まぁね…」ボソッ
ガチャッ
憲兵「レオン!レオン・パルマーは居るか?」
ザワッ ナンダ?シンペイガヨバレテルゾ
レオン「ハッ!私です!」
憲兵「兵法会議の日時が決まった!お前はこれより我々と一緒に来てもらう!」
駐屯兵「兵法会議!?あいつ何したんだ!?」
ザワザワ
ユミル「いよいよか…。しかも連行されちまうんだな」
レオン「じゃ…ちょっくら行ってくるわ!」
クリスタ「頑張ってね!レオン!」
マルコ「大丈夫さ!認められるよ!」
アニ「…頑張りな」
レオン「おうっ!」
憲兵「最後の挨拶になるかもしれんぞ?」ニヤッ
ー駐屯兵団本部ー
-食堂-
ユミル「しかしまぁ…憲兵団様の御威光は凄まじいね」
クリスタ「私達の周りに誰も近づかないね…」
レオン「まぁ今は上官も少ないしな…。触らぬ神に何とやらって所だろ?」
マルコ「ははは…。僕達はそんな風に見えるのかな…?」
ユミル「マルコはともかく…アニじゃねぇか?眉間にシワがスゲェしなっ!」ギャハハ
アニ「別に…これが普通の顔なんだけどね」
クリスタ「何でユミルはそういう事を言うの!?」
レオン「でも…確かに損してるよな!折角スゲェ美人なのによ!」
アニ「…は?」
レオン「いやだから…凄く美j…イテッ!」
レオン「何で俺の足踏んだんだよ!?ユミル!」
ユミル「悪いな!間違えた!」
レオン「はぁ?何だそりゃ?」
クリスタ「…今のはレオンが悪いと思うよ…?」
レオン「……?」
マルコ「クリスタも大変だね…」ボソッ
クリスタ「まぁね…」ボソッ
ガチャッ
憲兵「レオン!レオン・パルマーは居るか?」
ザワッ ナンダ?シンペイガヨバレテルゾ
レオン「ハッ!私です!」
憲兵「兵法会議の日時が決まった!お前はこれより我々と一緒に来てもらう!」
駐屯兵「兵法会議!?あいつ何したんだ!?」
ザワザワ
ユミル「いよいよか…。しかも連行されちまうんだな」
レオン「じゃ…ちょっくら行ってくるわ!」
クリスタ「頑張ってね!レオン!」
マルコ「大丈夫さ!認められるよ!」
アニ「…頑張りな」
レオン「おうっ!」
憲兵「最後の挨拶になるかもしれんぞ?」ニヤッ
125: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:32:11 ID:auma0kAI0
レオン「あなた達にですか?」ニコッ
憲兵「……チッ!早く行けっ!」ドンッ
レオン「…ハッ!(押すなやっ!)」
バタンッ
クリスタ「行っちゃたね…大丈夫かなぁ」
ユミル「平気さ…。アイツは殺したって死なねぇよ」
アニ「しかし今の憲兵…何処の所属なんだろうね?」
マルコ「言われてみれば…前線の街に来るにしては年を取ってたみたいだけど…」
ユミル「憲兵だって文字通り腐るほど居るんだ…。んな事言ったら切りが無いだろ?」
アニ「…そうだね」
アルミン「あっ…!いたいた!」
クリスタ「アルミンにライナー!どうしたの?」
ライナー「いや実は…今日ベルトルトから手紙が来てな…」
アルミン「その内容をエルヴィン団長に伝えて来た帰りなんだ」
ユミル「それで?何で駐屯兵団に来るんだよ?」
ライナー「…アニとマルコに話しがあってな…。昨日ベルトルトの奴が同期が団長に呼ばれた理由を上官に聞かれたって言うんだよ」
アルミン「だから…二人にはもし戻った時に聞かれても、詳しい事は話さないでほしいんだ!」
マルコ「成る程ね…。やっぱり貴族も絡んでるのかな…?」
アルミン「それはまだなんとも言えないけど…。内地も放っては置けないね」
アニ「まぁその為に私達が憲兵になったんだ…。予定通りだろ?」
アルミン「まぁそうなんだけどさ…。まだ目立たない様にしてね?」
マルコ「分かった!今目立つのは得策じゃなさそうだし」
ライナー「くれぐれも用心してくれよな!アニ!マルコ!」
アニ「あぁ…。分かってるよ」
マルコ「ありがとう!」
クリスタ「もし…私の家が関係していたら…」
ユミル「まぁ何らかの形では関係しているだろうな…。だがお前には関係の無い事だ」
アルミン「そうだよ!クリスタが悪い訳じゃないんだ」
ライナー「そうだぞ!…ところでレオンは?」
憲兵「……チッ!早く行けっ!」ドンッ
レオン「…ハッ!(押すなやっ!)」
バタンッ
クリスタ「行っちゃたね…大丈夫かなぁ」
ユミル「平気さ…。アイツは殺したって死なねぇよ」
アニ「しかし今の憲兵…何処の所属なんだろうね?」
マルコ「言われてみれば…前線の街に来るにしては年を取ってたみたいだけど…」
ユミル「憲兵だって文字通り腐るほど居るんだ…。んな事言ったら切りが無いだろ?」
アニ「…そうだね」
アルミン「あっ…!いたいた!」
クリスタ「アルミンにライナー!どうしたの?」
ライナー「いや実は…今日ベルトルトから手紙が来てな…」
アルミン「その内容をエルヴィン団長に伝えて来た帰りなんだ」
ユミル「それで?何で駐屯兵団に来るんだよ?」
ライナー「…アニとマルコに話しがあってな…。昨日ベルトルトの奴が同期が団長に呼ばれた理由を上官に聞かれたって言うんだよ」
アルミン「だから…二人にはもし戻った時に聞かれても、詳しい事は話さないでほしいんだ!」
マルコ「成る程ね…。やっぱり貴族も絡んでるのかな…?」
アルミン「それはまだなんとも言えないけど…。内地も放っては置けないね」
アニ「まぁその為に私達が憲兵になったんだ…。予定通りだろ?」
アルミン「まぁそうなんだけどさ…。まだ目立たない様にしてね?」
マルコ「分かった!今目立つのは得策じゃなさそうだし」
ライナー「くれぐれも用心してくれよな!アニ!マルコ!」
アニ「あぁ…。分かってるよ」
マルコ「ありがとう!」
クリスタ「もし…私の家が関係していたら…」
ユミル「まぁ何らかの形では関係しているだろうな…。だがお前には関係の無い事だ」
アルミン「そうだよ!クリスタが悪い訳じゃないんだ」
ライナー「そうだぞ!…ところでレオンは?」
126: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:32:57 ID:auma0kAI0
ユミル「さっき憲兵が来て…会議の日時が決まったとかって連行されたよ」
ライナー「そうか…。いよいよだな…」
ガチャッ
憲兵「この中にレオン・パルマーは居るか!?」
ザワッ マタケンペイガキタゾ?
マルコ「上官!パルマー駐屯兵なら先程連行されましたが…」
憲兵「何?どういう事だ…?」
ユミル「オイッ!アルミンッ!こりゃ…ヤバイんじゃねぇか!?」
アルミン「ライナーッ!この事を団長に知らせてきてくれないか?」
ライナー「あ…あぁ!分かった!」ダッ
クリスタ「ねぇ…!どういう事!?」
ユミル「もしかすると…レオンは拉致されたのかもしれん」
クリスタ「えぇっ!?」
マルコ「…上官の話によると彼等が連行命令を受けていたらしいんだ…。もしこのまま連行出来ない様なら逃亡と見做すって…」
アニ「そりゃマズくないかい?」
アルミン「マズイよっ!なんとか説得しよう!」
マルコ「あぁ!」
~~~~~~~~~
ー馬車内ー
憲兵「しかし…お前は何をやらかしたんだ?えぇっ?」
レオン「私は別に何もやってはいません」
憲兵「じゃこれからやるつもりなのか?」
レオン「ですから!人類に仇なす様な真似はしませんよ!」
憲兵「…犯罪者は皆そう言うんだっ!今言えばナイル団長に計らってやってもいいぞ?」
レオン「この世界を救おうとしている…。ただそれだけですよ」
憲兵「どうやって?」
レオン「……(こいつ…何でこんなに突っ込んでくるんだ?)」
憲兵「…チッ!黙り込むんじゃねぇよ!…おっ!着いた様だな。降りろっ!」ドンッ
レオン「ぐっ…!(手縛っておきながら押すなっての!)」ドサッ
憲兵「こっちに来いっ!」グイッ
レオン「…ここは何処ですか?(…廃墟…?まさか!?マズイ気がする…)」
ライナー「そうか…。いよいよだな…」
ガチャッ
憲兵「この中にレオン・パルマーは居るか!?」
ザワッ マタケンペイガキタゾ?
マルコ「上官!パルマー駐屯兵なら先程連行されましたが…」
憲兵「何?どういう事だ…?」
ユミル「オイッ!アルミンッ!こりゃ…ヤバイんじゃねぇか!?」
アルミン「ライナーッ!この事を団長に知らせてきてくれないか?」
ライナー「あ…あぁ!分かった!」ダッ
クリスタ「ねぇ…!どういう事!?」
ユミル「もしかすると…レオンは拉致されたのかもしれん」
クリスタ「えぇっ!?」
マルコ「…上官の話によると彼等が連行命令を受けていたらしいんだ…。もしこのまま連行出来ない様なら逃亡と見做すって…」
アニ「そりゃマズくないかい?」
アルミン「マズイよっ!なんとか説得しよう!」
マルコ「あぁ!」
~~~~~~~~~
ー馬車内ー
憲兵「しかし…お前は何をやらかしたんだ?えぇっ?」
レオン「私は別に何もやってはいません」
憲兵「じゃこれからやるつもりなのか?」
レオン「ですから!人類に仇なす様な真似はしませんよ!」
憲兵「…犯罪者は皆そう言うんだっ!今言えばナイル団長に計らってやってもいいぞ?」
レオン「この世界を救おうとしている…。ただそれだけですよ」
憲兵「どうやって?」
レオン「……(こいつ…何でこんなに突っ込んでくるんだ?)」
憲兵「…チッ!黙り込むんじゃねぇよ!…おっ!着いた様だな。降りろっ!」ドンッ
レオン「ぐっ…!(手縛っておきながら押すなっての!)」ドサッ
憲兵「こっちに来いっ!」グイッ
レオン「…ここは何処ですか?(…廃墟…?まさか!?マズイ気がする…)」
127: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:33:37 ID:auma0kAI0
憲兵「貴様は知る必要は無い!」
ガチャッ ドンッ
レオン「うぉっ…!」ドサッ
憲兵「さてと…。知ってる事を教えてもらおうか…?」
レオン「何の事ですか?(…ピンチじゃね?)」
憲兵「おいおい…。そういうのは無しだ。俺は忙しいんだ…よっ!」ドゴッ
レオン「がっ…!」
憲兵「お前等がこそこそ何かやっているのは知っているんだっ!」ガスッ
レオン「ぐぅ…!だから何の事か…本当に分からないんです…!」
憲兵「何かこの世界の秘密を知っているそうじゃないか…!貴様は何を知っている!」
レオン「(貴族からの使いか…?)あなた達こそ…何故こんな事を?」
憲兵「今質問しているのは…こっちだ!」ドゴッ
レオン「がふっ…!」ハァハァ
憲兵「調査兵団や…駐屯兵団を抱き込んで何をするつもりだ?えっ?」バキッ
レオン「ぐっ…!…いずれは憲兵団も…味方にするつもりですよ?」ゼェゼェ
憲兵「そんな事をしてどうするつもりだ?」
レオン「…だからこの世界を…救う為ですよ…」フーッフーッ
憲兵「…ふざけているのか?本当の事を言った方が…身の為だぞ?」グイッ
レオン「えぇ…これは本心ですし…他の皆もそのつもりで動いていますよ?」
憲兵「…そうか…。シッ!」ドゴッ ガスッ バキッ ドスッ
レオン「がっ…!ゲェェェッ!」ビチャビチャ
憲兵「どうだ?腹の中がスッキリしたら…何か思い出したか?」
レオン「ハァハァ…。(ヤバイッ!死ぬ!早く助けて…)…吐いて思い出したんですけど…」
憲兵「おっ!何だ?」スッ
レオン「そういやまだ…飯食って無かったなぁって…」ニヤッ
憲兵「………」ビキッ スッ
レオン「…そんな固そうなイスで殴られたら…死んじゃいますよ…?」
憲兵「どっちにしてもお前は殺すつもりだ…。順番が…ズレるだけだっ!」ビュッ バキャッ
レオン「ッ…!」ガクッ
ガチャッ ドンッ
レオン「うぉっ…!」ドサッ
憲兵「さてと…。知ってる事を教えてもらおうか…?」
レオン「何の事ですか?(…ピンチじゃね?)」
憲兵「おいおい…。そういうのは無しだ。俺は忙しいんだ…よっ!」ドゴッ
レオン「がっ…!」
憲兵「お前等がこそこそ何かやっているのは知っているんだっ!」ガスッ
レオン「ぐぅ…!だから何の事か…本当に分からないんです…!」
憲兵「何かこの世界の秘密を知っているそうじゃないか…!貴様は何を知っている!」
レオン「(貴族からの使いか…?)あなた達こそ…何故こんな事を?」
憲兵「今質問しているのは…こっちだ!」ドゴッ
レオン「がふっ…!」ハァハァ
憲兵「調査兵団や…駐屯兵団を抱き込んで何をするつもりだ?えっ?」バキッ
レオン「ぐっ…!…いずれは憲兵団も…味方にするつもりですよ?」ゼェゼェ
憲兵「そんな事をしてどうするつもりだ?」
レオン「…だからこの世界を…救う為ですよ…」フーッフーッ
憲兵「…ふざけているのか?本当の事を言った方が…身の為だぞ?」グイッ
レオン「えぇ…これは本心ですし…他の皆もそのつもりで動いていますよ?」
憲兵「…そうか…。シッ!」ドゴッ ガスッ バキッ ドスッ
レオン「がっ…!ゲェェェッ!」ビチャビチャ
憲兵「どうだ?腹の中がスッキリしたら…何か思い出したか?」
レオン「ハァハァ…。(ヤバイッ!死ぬ!早く助けて…)…吐いて思い出したんですけど…」
憲兵「おっ!何だ?」スッ
レオン「そういやまだ…飯食って無かったなぁって…」ニヤッ
憲兵「………」ビキッ スッ
レオン「…そんな固そうなイスで殴られたら…死んじゃいますよ…?」
憲兵「どっちにしてもお前は殺すつもりだ…。順番が…ズレるだけだっ!」ビュッ バキャッ
レオン「ッ…!」ガクッ
128: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:34:09 ID:auma0kAI0
~~~~~~~~~
ー駐屯兵団本部ー
-指令執務室-
ピクシス「なんとか憲兵の奴等は納得させたが…状況は芳しく無いのぉ」
エルヴィン「まさか…ここ迄早く内地に動きがあるとは思いませんでした」
リヴァイ「しかし何でアイツなんだ…?クリスタやエレンとかならまだしも…」
エルヴィン「丁度良かったという事が大きのかもしれんな」
ピクシス「しかし…何故こちらの動きがバレてるんじゃ?」
ライナー「もしかしたら…ウォール教かも知れません…」
リヴァイ「あの豚共だと…?どういう事だ?」
ライナー「実は…訓練兵時代に訓練所を怪しい奴がうろついていて…それがクリスタを監視していたウォール教だったんです!」
エルヴィン「成る程…。それでウォール教から貴族に伝わったと…」
ライナー「その可能性は高いと思います!」
アルミン「何故…今になってなのでしょうか…?三年も放って置いたのに…」
エルヴィン「恐らく様子を伺っていたのだろう…。しかしここに来てこちらの動きが活発になった為に焦った…そんなところか」
ピクシス「う~む…。一先ずエレンとクリスタは護衛を付けて匿っているがの…。レオンを見付けない事には話が始まらんぞ?」
エルヴィン「尤も…向こうはまだ、エレンやクリスタの本当の価値が分かってないのでしょう…。だから先ずレオンを攫った…」
リヴァイ「…冷静に分析するのも結構だがな…。明日までに見つけなけりゃ逃亡って話になちまうぞ?そうしたら目出度く壁外追放だ…」
エルヴィン「分かっている…。ハンジとミケの班に捜索を任せているが…」
ライナー「私も合流します!自分だけじっとなんてしてられないっ!」
エルヴィン「よし…!ライナーとアルミンもハンジの班に合流しろ!」
ライ・アル「ハッ!」バッ
バンッ
ハンジ「エルヴィンッ!手掛かりを…見つけたよっ!」ゼェゼェ
エルヴィン「…先ずは落ち着け…!どうした?」
ハンジ「ふぅ…。実は使われて無い廃墟に馬車が入って行ったっていう目撃情報が入った!」
リヴァイ「…その馬車がそうだっていう根拠は何だ?」
ハンジ「勘っ!」
ー駐屯兵団本部ー
-指令執務室-
ピクシス「なんとか憲兵の奴等は納得させたが…状況は芳しく無いのぉ」
エルヴィン「まさか…ここ迄早く内地に動きがあるとは思いませんでした」
リヴァイ「しかし何でアイツなんだ…?クリスタやエレンとかならまだしも…」
エルヴィン「丁度良かったという事が大きのかもしれんな」
ピクシス「しかし…何故こちらの動きがバレてるんじゃ?」
ライナー「もしかしたら…ウォール教かも知れません…」
リヴァイ「あの豚共だと…?どういう事だ?」
ライナー「実は…訓練兵時代に訓練所を怪しい奴がうろついていて…それがクリスタを監視していたウォール教だったんです!」
エルヴィン「成る程…。それでウォール教から貴族に伝わったと…」
ライナー「その可能性は高いと思います!」
アルミン「何故…今になってなのでしょうか…?三年も放って置いたのに…」
エルヴィン「恐らく様子を伺っていたのだろう…。しかしここに来てこちらの動きが活発になった為に焦った…そんなところか」
ピクシス「う~む…。一先ずエレンとクリスタは護衛を付けて匿っているがの…。レオンを見付けない事には話が始まらんぞ?」
エルヴィン「尤も…向こうはまだ、エレンやクリスタの本当の価値が分かってないのでしょう…。だから先ずレオンを攫った…」
リヴァイ「…冷静に分析するのも結構だがな…。明日までに見つけなけりゃ逃亡って話になちまうぞ?そうしたら目出度く壁外追放だ…」
エルヴィン「分かっている…。ハンジとミケの班に捜索を任せているが…」
ライナー「私も合流します!自分だけじっとなんてしてられないっ!」
エルヴィン「よし…!ライナーとアルミンもハンジの班に合流しろ!」
ライ・アル「ハッ!」バッ
バンッ
ハンジ「エルヴィンッ!手掛かりを…見つけたよっ!」ゼェゼェ
エルヴィン「…先ずは落ち着け…!どうした?」
ハンジ「ふぅ…。実は使われて無い廃墟に馬車が入って行ったっていう目撃情報が入った!」
リヴァイ「…その馬車がそうだっていう根拠は何だ?」
ハンジ「勘っ!」
129: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:34:56 ID:auma0kAI0
リヴァイ「…確証は無いようだぞ?エルヴィン」
エルヴィン「…どちらにしても他に縋る物が無いんだ…!その情報に賭けよう」
ライナー「なら…俺達に行かせて下さいっ!」
アルミン「僕だって…役に立ちたいっ!」
ジャン「お前等だけにカッコ付けさせねぇぞ?」
アルミン「ジャン!丁度良かった!」
ハンジ「ミケの班はまだ捜索してるよ?」
エルヴィン「ミケ達には引き続き捜索にあたってもらう…。念の為にな」
ジャン「ミカサや野生児二人は向こうの班か…。俺達でやるしかねぇなっ…!」
ユミル「私も行くぜ…?」
ジャン「ユミル!?お前はクリスタの護衛じゃ…?」
ピクシス「ワシが戻した…。向こうには精鋭を付けてある!問題あるまい?」
エルヴィン「では急ごうか…。身分がバレている以上…奴等はレオンを殺すかもしれん…。私はナイルに会ってくる」
リヴァイ「…しっかり話を聞いてきた方がいいぞ?涙を流す位な…」
エルヴィン「恐らく奴は何も知らないだろう…」
ピクシス「貴族が絡んでいるとなれば恐らく…中央第一憲兵団じゃろうな」
アルミン「中央第一憲兵団…?憲兵団では無いのですか?」
エルヴィン「憲兵団の中でもエリートだけで構成される王都の憲兵団だ…。奴等は貴族直属に近いらしいが…詳しい事は分からない」
リヴァイ「可能なら一匹捕まえて来い…。色々聞きたいことが有る」
ハンジ「なら私が班長で行くよ!いいねっ?君達?」
ライナー「ハッ!よろしくお願いします!」
ユミル「なら急ぎましょう!殺さてからじゃ遅いっ!」
ジャン(あのユミルがクリスタ以外でねぇ…ユミルも女って事か)フッ
アルミン「ジャン…?どうしたの?ニヤついて…」
ジャン「ッ!?何でもねぇよっ!急ぐぞ!」
エルヴィン「…どちらにしても他に縋る物が無いんだ…!その情報に賭けよう」
ライナー「なら…俺達に行かせて下さいっ!」
アルミン「僕だって…役に立ちたいっ!」
ジャン「お前等だけにカッコ付けさせねぇぞ?」
アルミン「ジャン!丁度良かった!」
ハンジ「ミケの班はまだ捜索してるよ?」
エルヴィン「ミケ達には引き続き捜索にあたってもらう…。念の為にな」
ジャン「ミカサや野生児二人は向こうの班か…。俺達でやるしかねぇなっ…!」
ユミル「私も行くぜ…?」
ジャン「ユミル!?お前はクリスタの護衛じゃ…?」
ピクシス「ワシが戻した…。向こうには精鋭を付けてある!問題あるまい?」
エルヴィン「では急ごうか…。身分がバレている以上…奴等はレオンを殺すかもしれん…。私はナイルに会ってくる」
リヴァイ「…しっかり話を聞いてきた方がいいぞ?涙を流す位な…」
エルヴィン「恐らく奴は何も知らないだろう…」
ピクシス「貴族が絡んでいるとなれば恐らく…中央第一憲兵団じゃろうな」
アルミン「中央第一憲兵団…?憲兵団では無いのですか?」
エルヴィン「憲兵団の中でもエリートだけで構成される王都の憲兵団だ…。奴等は貴族直属に近いらしいが…詳しい事は分からない」
リヴァイ「可能なら一匹捕まえて来い…。色々聞きたいことが有る」
ハンジ「なら私が班長で行くよ!いいねっ?君達?」
ライナー「ハッ!よろしくお願いします!」
ユミル「なら急ぎましょう!殺さてからじゃ遅いっ!」
ジャン(あのユミルがクリスタ以外でねぇ…ユミルも女って事か)フッ
アルミン「ジャン…?どうしたの?ニヤついて…」
ジャン「ッ!?何でもねぇよっ!急ぐぞ!」
130: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:35:26 ID:auma0kAI0
~~~~~~~~
ー廃墟ー
憲兵「隊長っ!ご苦労様です!」バッ
隊長「…首尾はどうだ?」
憲兵「それが…口を全く割りません。それで…ついカッとしてしまい…」
隊長「まさか殺したのではあるまいな?」ギロッ
憲兵「いっ…いえっ!確認しましたが息はまだあります!」
隊長「殺すのは情報を聞き出してからだ…あのガキが何をするのかを突き止めろ…。と、あの方からの勅命だ」
憲兵「…心得ております!」
隊長「…こいつか…。本当に生きているのか?」
憲兵「ハッ!…起きろっ!」バシャッ
レオン「…ハッ…!ぐっ…!ここ…は…?」
隊長「おはよう…!お目覚めかね?レオン君?」
レオン「お早うございます…。どちら様ですか?」
隊長「私が何者かという事は君には関係の無い話だ…。君の知っている事を話してくれればそれでいいんだ…」
レオン「…例えば?」
憲兵「貴様…!まだ惚ける気かっ!」ガスッ
レオン「ぐっ…!(何か偉そうな奴が来たな…。やっぱり組織ぐるみか…?)」
隊長「我々も忙しい…。君一人に構っている時間は無いんだよ」
レオン「なら…放って置いて頂きたいですね…」
隊長「ふぅ…。強情だな」クイッ
憲兵「何を舐めた口聞いてんだっ!あ!?」ガスッ ドゴッ バキッ
レオン(ヤバイ…意識が遠くなってきた…。マジで殺されっかも…)
隊長「待て…。ここらで止めておこう。まだ死んだら困るからな…。一度休憩だ」スッ
憲兵「ハァハァ…。了解しました!こちらへどうぞ!」スッ
レオン(…壁外追放の前にこんな罰を受けるとは…。こんな死に方は惨め過ぎるだろ…!でも…手は解けそうもねぇしな…。詰んだか…)
ー廃墟ー
憲兵「隊長っ!ご苦労様です!」バッ
隊長「…首尾はどうだ?」
憲兵「それが…口を全く割りません。それで…ついカッとしてしまい…」
隊長「まさか殺したのではあるまいな?」ギロッ
憲兵「いっ…いえっ!確認しましたが息はまだあります!」
隊長「殺すのは情報を聞き出してからだ…あのガキが何をするのかを突き止めろ…。と、あの方からの勅命だ」
憲兵「…心得ております!」
隊長「…こいつか…。本当に生きているのか?」
憲兵「ハッ!…起きろっ!」バシャッ
レオン「…ハッ…!ぐっ…!ここ…は…?」
隊長「おはよう…!お目覚めかね?レオン君?」
レオン「お早うございます…。どちら様ですか?」
隊長「私が何者かという事は君には関係の無い話だ…。君の知っている事を話してくれればそれでいいんだ…」
レオン「…例えば?」
憲兵「貴様…!まだ惚ける気かっ!」ガスッ
レオン「ぐっ…!(何か偉そうな奴が来たな…。やっぱり組織ぐるみか…?)」
隊長「我々も忙しい…。君一人に構っている時間は無いんだよ」
レオン「なら…放って置いて頂きたいですね…」
隊長「ふぅ…。強情だな」クイッ
憲兵「何を舐めた口聞いてんだっ!あ!?」ガスッ ドゴッ バキッ
レオン(ヤバイ…意識が遠くなってきた…。マジで殺されっかも…)
隊長「待て…。ここらで止めておこう。まだ死んだら困るからな…。一度休憩だ」スッ
憲兵「ハァハァ…。了解しました!こちらへどうぞ!」スッ
レオン(…壁外追放の前にこんな罰を受けるとは…。こんな死に方は惨め過ぎるだろ…!でも…手は解けそうもねぇしな…。詰んだか…)
131: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:36:24 ID:auma0kAI0
ユミル「オイッ!レオンッ!大丈夫かっ!?」ボソッ
レオン「ハハハ…。幻聴が聞こえ出したよ…」
ユミル「寝惚けてる場合じゃねぇぞ!」パシッ
レオン「ッ!?ユミル!?…本物かっ!?」
ユミル「しっかりしろっ!今ハンジ分隊長達と助けに来たんだ!」
レオン「マジか!?…よくここが分かったな?」
ユミル「詳しい話は後だ…。ハンジ分隊長達は見張りを眠らせてくれてる!急いでバックレんぞ!」スッ
レオン「あぁ!…だがその前に…縄を解いたら、もう一回緩く縛ってくれないか?」
ユミル「はぁ?何言ってんだ!?」
レオン「今隊長格も来ててさ…。そいつなら何か知ってるかもしれねぇだろ?だからよ…攫ってこうぜ?」ニヤッ
ユミル「はぁ?…その怪我じゃやられるのがオチだっ!リヴァイ兵長はそう言っていたがな…。だが見張りが居たから救出を再優先にしたんだっ!」
レオン「…俺は一瞬なら痛みを遮断できる…。お前には物陰に隠れててもらって、援護してもらいたい!このままオメオメ下がれるかっ!」
ユミル「…チッ…!一瞬で決めろよな…?んっ?…戻ってきたみたいだ…」サッ
レオン「任せろっ!」スッ
憲兵「このまま喋らなかったらどうしますか?…コイツは吐かない様な気がしますが…」
隊長「…顔を見られているしな…。殺すしかあるまい?最悪は何も引き出せずって事にはなるが…コイツの同期なら何か知ってるだろう」
憲兵「…もしコイツがダメなら次って事ですね…?」
隊長「目立つのは不本意だが…。仕方あるまい」
レオン(やっぱり詳しくは何も分かってねぇみたいだな…)
憲兵「…チッ!コイツのせいでとんだ無駄骨だっ!…オラッ!起きろっ!」バシャッ
レオン「…ゲホッゲホッ…!ぐぅ…」
隊長「…どうだ?喋る気になったか?」
レオン「~~~~すね」ボソッ
隊長「んっ?何だ?」スッ
レオン「お返ししますねって言ったんだっ!(開門…!)」ドクンッ
隊長「ッ!?何!?」バッ
レオン「遅いわっ!…オラッ!」ドゴッ
隊長「…が…はっ…」ドサッ
憲兵「ッ!?貴様…!」バッ
レオン「お前も…お礼しねぇと…なっ!」ドンッ
憲兵「ぐっ…!」ドサッ
レオン「釣りは…取っとけっ…!」ハァハァ グラッ
ユミル「オイッ!…ったく…無茶しやがって…!」ガシッ
レオン「ハハハ…。幻聴が聞こえ出したよ…」
ユミル「寝惚けてる場合じゃねぇぞ!」パシッ
レオン「ッ!?ユミル!?…本物かっ!?」
ユミル「しっかりしろっ!今ハンジ分隊長達と助けに来たんだ!」
レオン「マジか!?…よくここが分かったな?」
ユミル「詳しい話は後だ…。ハンジ分隊長達は見張りを眠らせてくれてる!急いでバックレんぞ!」スッ
レオン「あぁ!…だがその前に…縄を解いたら、もう一回緩く縛ってくれないか?」
ユミル「はぁ?何言ってんだ!?」
レオン「今隊長格も来ててさ…。そいつなら何か知ってるかもしれねぇだろ?だからよ…攫ってこうぜ?」ニヤッ
ユミル「はぁ?…その怪我じゃやられるのがオチだっ!リヴァイ兵長はそう言っていたがな…。だが見張りが居たから救出を再優先にしたんだっ!」
レオン「…俺は一瞬なら痛みを遮断できる…。お前には物陰に隠れててもらって、援護してもらいたい!このままオメオメ下がれるかっ!」
ユミル「…チッ…!一瞬で決めろよな…?んっ?…戻ってきたみたいだ…」サッ
レオン「任せろっ!」スッ
憲兵「このまま喋らなかったらどうしますか?…コイツは吐かない様な気がしますが…」
隊長「…顔を見られているしな…。殺すしかあるまい?最悪は何も引き出せずって事にはなるが…コイツの同期なら何か知ってるだろう」
憲兵「…もしコイツがダメなら次って事ですね…?」
隊長「目立つのは不本意だが…。仕方あるまい」
レオン(やっぱり詳しくは何も分かってねぇみたいだな…)
憲兵「…チッ!コイツのせいでとんだ無駄骨だっ!…オラッ!起きろっ!」バシャッ
レオン「…ゲホッゲホッ…!ぐぅ…」
隊長「…どうだ?喋る気になったか?」
レオン「~~~~すね」ボソッ
隊長「んっ?何だ?」スッ
レオン「お返ししますねって言ったんだっ!(開門…!)」ドクンッ
隊長「ッ!?何!?」バッ
レオン「遅いわっ!…オラッ!」ドゴッ
隊長「…が…はっ…」ドサッ
憲兵「ッ!?貴様…!」バッ
レオン「お前も…お礼しねぇと…なっ!」ドンッ
憲兵「ぐっ…!」ドサッ
レオン「釣りは…取っとけっ…!」ハァハァ グラッ
ユミル「オイッ!…ったく…無茶しやがって…!」ガシッ
132: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:37:09 ID:auma0kAI0
ライナー「ユミル?まだか?何してる!?」ボソッ
ユミル「おぉライナー丁度良かった!そこのおっさん運んでくれ」
ライナー「うぉっ!…こいつらが犯人か?お前がやったのかよ?」
ユミル「私じゃねぇよ…。レオンだ」
ライナー「ほぉ…。やるなぁ…ってそいつは大丈夫なのか!?」
ユミル「今は気絶してるだけだが…熱が酷い…。早く医者に見せねぇと!」
ライナー「なら急ぐぞっ!」グッ
~~~~~~~
ー廃墟前ー
見張り「」ゴフッ
ハンジ「見張りは街のゴロツキか…。組織単位なのか…一部の暴走か…?」
アルミン「しかし…ユミル達遅くないですか?…ライナーも帰ってこないですし…」
ジャン「まさか…ユミルにライナーもやられたなんて事はねぇだろうな…」
ハンジ「…確かに遅いね…。様子を見に行ってみようか」
アルミン「んっ!?待って下さい!戻ってきました!」
ユミル「遅くなり申し訳ありません!」
ハンジ「レオンは無事か!?」
ユミル「今は気絶しているだけですが…高熱が出ています!早く医者に見せなければ!」
ハンジ「よしっ!最短の診療所へ向かう!早く馬車に乗せるんだっ!」
ユミル「ハッ!」ザッ
ジャン「…ライナーが抱えてるそのおっさんは…?」
ライナー「今回の犯人の片割れだ…。レオンが落としたらしい」
ハンジ「本当か!?確保に成功したのか…」
ライナー「ハッ!その為に遅くなってしまいましたっ!」
ハンジ「まぁいい!兎に角ここを離れるぞっ!」ザッ
ライ・ジャン「ハッ!」
ユミル「おぉライナー丁度良かった!そこのおっさん運んでくれ」
ライナー「うぉっ!…こいつらが犯人か?お前がやったのかよ?」
ユミル「私じゃねぇよ…。レオンだ」
ライナー「ほぉ…。やるなぁ…ってそいつは大丈夫なのか!?」
ユミル「今は気絶してるだけだが…熱が酷い…。早く医者に見せねぇと!」
ライナー「なら急ぐぞっ!」グッ
~~~~~~~
ー廃墟前ー
見張り「」ゴフッ
ハンジ「見張りは街のゴロツキか…。組織単位なのか…一部の暴走か…?」
アルミン「しかし…ユミル達遅くないですか?…ライナーも帰ってこないですし…」
ジャン「まさか…ユミルにライナーもやられたなんて事はねぇだろうな…」
ハンジ「…確かに遅いね…。様子を見に行ってみようか」
アルミン「んっ!?待って下さい!戻ってきました!」
ユミル「遅くなり申し訳ありません!」
ハンジ「レオンは無事か!?」
ユミル「今は気絶しているだけですが…高熱が出ています!早く医者に見せなければ!」
ハンジ「よしっ!最短の診療所へ向かう!早く馬車に乗せるんだっ!」
ユミル「ハッ!」ザッ
ジャン「…ライナーが抱えてるそのおっさんは…?」
ライナー「今回の犯人の片割れだ…。レオンが落としたらしい」
ハンジ「本当か!?確保に成功したのか…」
ライナー「ハッ!その為に遅くなってしまいましたっ!」
ハンジ「まぁいい!兎に角ここを離れるぞっ!」ザッ
ライ・ジャン「ハッ!」
133: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:37:46 ID:auma0kAI0
~~~~~~~~
ーエルミハ区ー
-憲兵団本部-
ナイル「…何の用だ?エルヴィンッ!心配しなくても明日の夕刻には審議所で会うぞ?…まさか申し立てを取り下げろなどど言うのではなかろうな…?」
エルヴィン「そう興奮するな…ナイル。聞きたい事があって来たのだ」
ナイル「…何だ?」
エルヴィン「今回の審議対象である…レオン・パルマーが何者かに拉致されたのは知っているな?どうやら憲兵が関わっている様だが…何か知っているか?」
ナイル「…何…だと…?そんな話は聞いていないっ!私は何も知らないぞっ!」
エルヴィン「そうか…。では…やはり中央第一憲兵団の奴等か?」
ナイル「…私には何も言えんっ!奴等は全く分からん連中だ…!命令系統も独立しているしな」
エルヴィン「そうか…。レオンはまだ見つかっていない…。このままでは私達は何も出来ないままだぞ…?」
ナイル「…私は自分の職務を全うするだけだっ!そんな危険思想家を…野放しにしておける訳が無いだろっ?」
エルヴィン「…我々は手を取り合うべきだとは思わないか…?この百年間追い求めていた物が…今っ!全て揃いつつあるっ!何万の犠牲を出しながら欲した物だっ!」
エルヴィン「…ナイル…。我々は進撃のチャンスを手に入れつつあるんだ…今はこの狭い壁の中で争っている場合では無いぞ?」
ナイル「…そんな話しならもうお引取り願おう…。夢が叶うのがそんなに嬉しいか?ガキの頃からの…巨人を使役し自由を取り戻すなどと言う妄想が現実に成りつつあるからなっ!…そんな妄想にっ…!人類を…巻き込むんじゃ無いっ!!」ガタッ バタンッ
エルヴィン「…こんな時…君ならどう説得するんだ…?マリー…」ボソッ
~~~~~~~~
ーカラネス区ー
-診療所-
ライナー「アイツは…大丈夫なのか?」
アルミン「先生の話だと命に別状は無いだろうって…。でも肋骨が折れて、肺を傷付けてるから…絶対安静だって」
ジャン「…肺に刺さらなかったのは不幸中の幸いか…」
アルミン「うん…。問題は明日の兵法会議だ…」
ライナー「そんな状態じゃ不可能なんだから…延期しか無いだろう?」
アルミン「そんな話が通じればいいけどね…」
ーエルミハ区ー
-憲兵団本部-
ナイル「…何の用だ?エルヴィンッ!心配しなくても明日の夕刻には審議所で会うぞ?…まさか申し立てを取り下げろなどど言うのではなかろうな…?」
エルヴィン「そう興奮するな…ナイル。聞きたい事があって来たのだ」
ナイル「…何だ?」
エルヴィン「今回の審議対象である…レオン・パルマーが何者かに拉致されたのは知っているな?どうやら憲兵が関わっている様だが…何か知っているか?」
ナイル「…何…だと…?そんな話は聞いていないっ!私は何も知らないぞっ!」
エルヴィン「そうか…。では…やはり中央第一憲兵団の奴等か?」
ナイル「…私には何も言えんっ!奴等は全く分からん連中だ…!命令系統も独立しているしな」
エルヴィン「そうか…。レオンはまだ見つかっていない…。このままでは私達は何も出来ないままだぞ…?」
ナイル「…私は自分の職務を全うするだけだっ!そんな危険思想家を…野放しにしておける訳が無いだろっ?」
エルヴィン「…我々は手を取り合うべきだとは思わないか…?この百年間追い求めていた物が…今っ!全て揃いつつあるっ!何万の犠牲を出しながら欲した物だっ!」
エルヴィン「…ナイル…。我々は進撃のチャンスを手に入れつつあるんだ…今はこの狭い壁の中で争っている場合では無いぞ?」
ナイル「…そんな話しならもうお引取り願おう…。夢が叶うのがそんなに嬉しいか?ガキの頃からの…巨人を使役し自由を取り戻すなどと言う妄想が現実に成りつつあるからなっ!…そんな妄想にっ…!人類を…巻き込むんじゃ無いっ!!」ガタッ バタンッ
エルヴィン「…こんな時…君ならどう説得するんだ…?マリー…」ボソッ
~~~~~~~~
ーカラネス区ー
-診療所-
ライナー「アイツは…大丈夫なのか?」
アルミン「先生の話だと命に別状は無いだろうって…。でも肋骨が折れて、肺を傷付けてるから…絶対安静だって」
ジャン「…肺に刺さらなかったのは不幸中の幸いか…」
アルミン「うん…。問題は明日の兵法会議だ…」
ライナー「そんな状態じゃ不可能なんだから…延期しか無いだろう?」
アルミン「そんな話が通じればいいけどね…」
134: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:38:26 ID:auma0kAI0
~~~~~~~~~
ーカラネス区ー
-駐屯兵団支部-
ユミル「そんな話はおかしいですっ!」バンッ
上官「…上からの通達だ。予定通りに明日の夕刻に会議を開始するらしい…」
ユミル「ですからっ!!あんな状態でどうやって出廷すると言うんですかっ!!」バンッ
クリスタ「ちょ…ちょっとユミル…!落ち着いてっ!…イアン班長っ!どうにか…ならないのですか…?」
イアン「指令も掛け合っては下さっているみたいだが…総統のご予定等も考慮すると日時の変更は難しいみたいだ…。そもそも…アイツは何を仕出かしたんだ?」
クリスタ「それは…その…」
ユミル「今はまだ何も申し上げる訳にはいきません…!私達にも…箝口令が敷かれています…」
イアン「…そうか。兎に角…そういう事だっ!」スッ
ユミル「…クソがっ!」ガンッ
クリスタ「ユミル…。でもこのままだと…本当に…?」
ユミル「出廷出来なければ審議拒否と見做されて…目出度く壁外追放だろうよっ!」ガンッ
クリスタ「そんな…なんとかならないのかな…?」
ユミル「……私達も診療所に向かおう」
クリスタ「そうね…」
~~~~~~~~~~
ーカラネス区ー
-診療所-
アルミン「…あっ!ユミルッ!」
ユミル「おぉアルミン。レオンは…?」
アルミン「まだ…意識は戻らないよ…。会議は…?延期して貰えそうなの?」
クリスタ「それが…延期は認められないって…」
ライナー「何っ!?じゃどうするんだ?!」
ユミル「…意識が無い状態でも座らすだけ座らしとくか…?後はエルヴィン団長に任せるとか…」
アルミン「そんな無茶な…」
ジャン「実際…他に何か手でもあるのかよ?」
アルミン「……いや…」
ゴホッゴホッ
アルミン「ッ!?レオンだっ!」ダッ ガチャッ
アルミン「レオンッ!大丈夫かい?」
レオン「あぁ…アルミンか…。心配かけ…ゴホッ…!」
アルミン「無理して喋らないで良いよっ!」
ライナー「先生を呼んでくる!」ダッ
ーカラネス区ー
-駐屯兵団支部-
ユミル「そんな話はおかしいですっ!」バンッ
上官「…上からの通達だ。予定通りに明日の夕刻に会議を開始するらしい…」
ユミル「ですからっ!!あんな状態でどうやって出廷すると言うんですかっ!!」バンッ
クリスタ「ちょ…ちょっとユミル…!落ち着いてっ!…イアン班長っ!どうにか…ならないのですか…?」
イアン「指令も掛け合っては下さっているみたいだが…総統のご予定等も考慮すると日時の変更は難しいみたいだ…。そもそも…アイツは何を仕出かしたんだ?」
クリスタ「それは…その…」
ユミル「今はまだ何も申し上げる訳にはいきません…!私達にも…箝口令が敷かれています…」
イアン「…そうか。兎に角…そういう事だっ!」スッ
ユミル「…クソがっ!」ガンッ
クリスタ「ユミル…。でもこのままだと…本当に…?」
ユミル「出廷出来なければ審議拒否と見做されて…目出度く壁外追放だろうよっ!」ガンッ
クリスタ「そんな…なんとかならないのかな…?」
ユミル「……私達も診療所に向かおう」
クリスタ「そうね…」
~~~~~~~~~~
ーカラネス区ー
-診療所-
アルミン「…あっ!ユミルッ!」
ユミル「おぉアルミン。レオンは…?」
アルミン「まだ…意識は戻らないよ…。会議は…?延期して貰えそうなの?」
クリスタ「それが…延期は認められないって…」
ライナー「何っ!?じゃどうするんだ?!」
ユミル「…意識が無い状態でも座らすだけ座らしとくか…?後はエルヴィン団長に任せるとか…」
アルミン「そんな無茶な…」
ジャン「実際…他に何か手でもあるのかよ?」
アルミン「……いや…」
ゴホッゴホッ
アルミン「ッ!?レオンだっ!」ダッ ガチャッ
アルミン「レオンッ!大丈夫かい?」
レオン「あぁ…アルミンか…。心配かけ…ゴホッ…!」
アルミン「無理して喋らないで良いよっ!」
ライナー「先生を呼んでくる!」ダッ
135: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:39:06 ID:auma0kAI0
クリスタ「レオン…?大丈夫?」
レオン「クリスタ…。無事で良かったぜ…」
ユミル「…悪運だけは強いみたいだな…」ハッ
レオン「ユミル…。一応…病人なんだが…?」
クリスタ「そうだよっ!さっき迄凄く心配してたくせにっ!!」
ユミル「お前は…余計な事言うなっ!//」
アルミン「アハハ…。僕はハンネスさんに報告してくるよ」スッ
クリスタ「ッ…!私は外で待ってるねっ!」スッ
ユミル「何っ!?お前一人じゃダメだっ!」
ジャン「…俺が付いててやるよ」スッ
ユミル「ちょ…」
バタンッ
レオン「アイツ等なりに…気を使ったのかな?」
ユミル「…さぁな。…会議は予定通り行うそうだ…」
レオン「そうか…」
ユミル「そうかって…お前分かってんのかっ!?そんな喋るのもやっとな状態で…どうにかなるのかよっ!?」
レオン「いや…なるようにしかならねぇだろ…?出来る事を…精一杯やるしかねぇさ…」ゴホッゴホッ
ユミル「…チッ…!そんな呑気な事で…」
ガチャッ
先生「目を覚ましたそうですね…。気分はどうですか?」
レオン「呼吸が…少し苦しい位ですかね…」
先生「…肋骨が折れて…肺を傷付けていました。突き破らなかったのは幸いですが…絶対安静が必要ですっ!」
レオン「…明日の夕刻に…どうしても…出席しなければならない会議があるのですが…」
先生「勿論欠席して頂きますっ!…命の方が大切でしょう…?」
ユミル「その命を懸けた会議なんだよっ!!」
先生「ッ!?…どういう事ですか?」
ユミル「その会議に出席しなければ…濡れ衣で…壁外に追放されてしまうんですっ!」
先生「何ですって!?しかし…今は麻酔が効いていますが、麻酔が切れたら…痛みで立つ事もままなりませんよ!?」
レオン「…痛み止めか何かを…処方して頂けませんか…?」
先生「…しかし…何かあってからでは…」
レオン「クリスタ…。無事で良かったぜ…」
ユミル「…悪運だけは強いみたいだな…」ハッ
レオン「ユミル…。一応…病人なんだが…?」
クリスタ「そうだよっ!さっき迄凄く心配してたくせにっ!!」
ユミル「お前は…余計な事言うなっ!//」
アルミン「アハハ…。僕はハンネスさんに報告してくるよ」スッ
クリスタ「ッ…!私は外で待ってるねっ!」スッ
ユミル「何っ!?お前一人じゃダメだっ!」
ジャン「…俺が付いててやるよ」スッ
ユミル「ちょ…」
バタンッ
レオン「アイツ等なりに…気を使ったのかな?」
ユミル「…さぁな。…会議は予定通り行うそうだ…」
レオン「そうか…」
ユミル「そうかって…お前分かってんのかっ!?そんな喋るのもやっとな状態で…どうにかなるのかよっ!?」
レオン「いや…なるようにしかならねぇだろ…?出来る事を…精一杯やるしかねぇさ…」ゴホッゴホッ
ユミル「…チッ…!そんな呑気な事で…」
ガチャッ
先生「目を覚ましたそうですね…。気分はどうですか?」
レオン「呼吸が…少し苦しい位ですかね…」
先生「…肋骨が折れて…肺を傷付けていました。突き破らなかったのは幸いですが…絶対安静が必要ですっ!」
レオン「…明日の夕刻に…どうしても…出席しなければならない会議があるのですが…」
先生「勿論欠席して頂きますっ!…命の方が大切でしょう…?」
ユミル「その命を懸けた会議なんだよっ!!」
先生「ッ!?…どういう事ですか?」
ユミル「その会議に出席しなければ…濡れ衣で…壁外に追放されてしまうんですっ!」
先生「何ですって!?しかし…今は麻酔が効いていますが、麻酔が切れたら…痛みで立つ事もままなりませんよ!?」
レオン「…痛み止めか何かを…処方して頂けませんか…?」
先生「…しかし…何かあってからでは…」
136: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:39:42 ID:auma0kAI0
ユミル「先生っ!どちらにしても…行かなければ助からないんですっ!お願いしますっ!」バッ
先生「…分かりました…。命の保証は出来ませんよ…?」
レオン「結構です…。これでも…悪運は強い方でね…」ニヤッ
先生「ふぅ…。せめて今日だけでも安静にしていて下さいね!…また明日来ます」スッ
レオン「有難うございます」
ユミル「…取り敢えずもう寝ろよ。お前が仕留めた奴は、ハンジ分隊長が本部で取り調べてる」
レオン「そうか…。ユミル…!助けてくれてありがとな…」
ユミル「…私は何もしてねぇよ…」
レオン「ハンジ分隊長や…ライナー達にも伝えてくれ…」
ユミル「分かったから…もう寝ろっ!」
レオン「…お休みのキスは…?」
ユミル「…ハァ…。お休み…」チュッ
レオン「今日は…優しいな…」ニッ
ユミル「はよ寝ろっ!//」バッ
ガチャッ
クリスタ「レオンは…どう?」
ユミル「今は麻酔が効いてるから元気らしい…。切れれば痛みで立っていられないだろうってよ…」
ジャン「…じゃどうすんだ?」
ユミル「本人は…痛み止めを服用してでも出廷するつもりらしい」
ライナー「う~む…」
ジャン「…そうか…」
ユミル「じゃ取り敢えず戻るか…!また明日来よう」
ジャン「あぁ…。そうだな」
ライナー「あぁ…」
先生「…分かりました…。命の保証は出来ませんよ…?」
レオン「結構です…。これでも…悪運は強い方でね…」ニヤッ
先生「ふぅ…。せめて今日だけでも安静にしていて下さいね!…また明日来ます」スッ
レオン「有難うございます」
ユミル「…取り敢えずもう寝ろよ。お前が仕留めた奴は、ハンジ分隊長が本部で取り調べてる」
レオン「そうか…。ユミル…!助けてくれてありがとな…」
ユミル「…私は何もしてねぇよ…」
レオン「ハンジ分隊長や…ライナー達にも伝えてくれ…」
ユミル「分かったから…もう寝ろっ!」
レオン「…お休みのキスは…?」
ユミル「…ハァ…。お休み…」チュッ
レオン「今日は…優しいな…」ニッ
ユミル「はよ寝ろっ!//」バッ
ガチャッ
クリスタ「レオンは…どう?」
ユミル「今は麻酔が効いてるから元気らしい…。切れれば痛みで立っていられないだろうってよ…」
ジャン「…じゃどうすんだ?」
ユミル「本人は…痛み止めを服用してでも出廷するつもりらしい」
ライナー「う~む…」
ジャン「…そうか…」
ユミル「じゃ取り敢えず戻るか…!また明日来よう」
ジャン「あぁ…。そうだな」
ライナー「あぁ…」
137: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:40:20 ID:auma0kAI0
~~~~~~~~
ートロスト区ー
-駐屯兵団 本部-
ー女宿舎ー
クリスタ「レオン…。大丈夫かなぁ…」
ユミル「……………」
クリスタ「…?ユミル…?」
ユミル「んっ?…わりぃ。考え事してた…」
クリスタ「…ううん…。ユミルも元気出して?ね?(ユミルも…辛いよね…)」
ユミル「…クリスタ」
クリスタ「ん?何?」
ユミル「お前…強くなったよな…。本当に…」
クリスタ「えっ!?うん…。ありがとう…?どうしたの?急に…」
ユミル「…アイツはこれからも…居てもらわなくちゃいけねぇ奴だからな…」
クリスタ「アイツって…?レオン?ねぇ…どうしたの?変だよ?」
ユミル「お前さ…。胸張って生きろよ…?約束してくれ…!」
クリスタ「えっ!?ちょっ…ちょっと!ユミr…がっ…!」ドサッ
ユミル「悪いな…。クリスタ…」スッ バタンッ
~~~~~~~~~
ー調査兵団 本部ー
-団長執務室-
エルヴィン「…本気か?」
ユミル「はい…。明日の会議は私が出廷します」
エルヴィン「それで…?どうするつもりだ?」
ユミル「今回の件は…私がレオンに吹き込んだという事に…」
エルヴィン「…これからはどうする?いずれ戦争が起こるのは間違いなのだろう?」
ユミル「…そうすればもっと簡単に事が進みますよ…。実際に被害が出ればね」
リヴァイ「巨人が暴れるってのを分かっていながら…指を咥えて待ってろと…?」
ユミル「フッ…。そうでもしなければ…上は目が覚めない様ですからね…。仕方ありません」
エルヴィン「…今回レオンを拉致したのは、やはり中央憲兵だった…。しかし…今の所、情報は何も得られていない…。やはり王政は何かを知っている」
ユミル「目的は…やはりエレンや…ヒストリアなのでしょうか?」
エルヴィン「分からない…。しかし明日の会議の如何によってこの壁内の未来が大きく変わるのは間違いないだろう…。その時に先を知っているレオンが必要になる事もあり得る」
リヴァイ「…じゃあどうするんだ?この女の言う通りにするのか?この女は巨人化能力者だぞ…?正直…アイツよりも役に立つ可能性が高いと思うが?」
ユミル「…では…レオンを見殺しにすると…?」キッ
ートロスト区ー
-駐屯兵団 本部-
ー女宿舎ー
クリスタ「レオン…。大丈夫かなぁ…」
ユミル「……………」
クリスタ「…?ユミル…?」
ユミル「んっ?…わりぃ。考え事してた…」
クリスタ「…ううん…。ユミルも元気出して?ね?(ユミルも…辛いよね…)」
ユミル「…クリスタ」
クリスタ「ん?何?」
ユミル「お前…強くなったよな…。本当に…」
クリスタ「えっ!?うん…。ありがとう…?どうしたの?急に…」
ユミル「…アイツはこれからも…居てもらわなくちゃいけねぇ奴だからな…」
クリスタ「アイツって…?レオン?ねぇ…どうしたの?変だよ?」
ユミル「お前さ…。胸張って生きろよ…?約束してくれ…!」
クリスタ「えっ!?ちょっ…ちょっと!ユミr…がっ…!」ドサッ
ユミル「悪いな…。クリスタ…」スッ バタンッ
~~~~~~~~~
ー調査兵団 本部ー
-団長執務室-
エルヴィン「…本気か?」
ユミル「はい…。明日の会議は私が出廷します」
エルヴィン「それで…?どうするつもりだ?」
ユミル「今回の件は…私がレオンに吹き込んだという事に…」
エルヴィン「…これからはどうする?いずれ戦争が起こるのは間違いなのだろう?」
ユミル「…そうすればもっと簡単に事が進みますよ…。実際に被害が出ればね」
リヴァイ「巨人が暴れるってのを分かっていながら…指を咥えて待ってろと…?」
ユミル「フッ…。そうでもしなければ…上は目が覚めない様ですからね…。仕方ありません」
エルヴィン「…今回レオンを拉致したのは、やはり中央憲兵だった…。しかし…今の所、情報は何も得られていない…。やはり王政は何かを知っている」
ユミル「目的は…やはりエレンや…ヒストリアなのでしょうか?」
エルヴィン「分からない…。しかし明日の会議の如何によってこの壁内の未来が大きく変わるのは間違いないだろう…。その時に先を知っているレオンが必要になる事もあり得る」
リヴァイ「…じゃあどうするんだ?この女の言う通りにするのか?この女は巨人化能力者だぞ…?正直…アイツよりも役に立つ可能性が高いと思うが?」
ユミル「…では…レオンを見殺しにすると…?」キッ
138: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:41:19 ID:auma0kAI0
リヴァイ「…俺達が勝つ為に必要ならな…。そもそも…お前はアイツの何だ?惚れているのか?」
ユミル「…分かりません…。ただ…男で初めて自分を…見てくれた様な気がするんです…。フッ…。これを惚れている…と言うのかもしれませんね…」
リヴァイ「…だが俺達は兵士だ…。勝つ為に必要なら…仲間も切り捨てる必要がある」
ユミル「…それは…私に仰っているのですか?それとも…ご自分に?」
リヴァイ「…チッ」
エルヴィン「…この件は私が預かる。明日…もう一度ナイルに掛け合ってみよう。だからユミル…今日はもう下がりなさい…。来賓の間で休むといい」
ユミル「…分かりました…。失礼します」スッ
―――――
――――
―――
ー翌日ー
-診療所-
レオン「ハァハァ…。ぐぅっ…!…ゲホッ…!(マジで…?息が…まともに…出来ないんですけど…!イテェ…)」
ガチャッ
先生「お早うございます。…やはり寝れなかった様ですね…」
レオン「…いやぁ…快眠でし…ゲホッ…たよ…?」ゼェゼェ
先生「ハァ…。医者に強がってどうするんです…?取り敢えず点滴で、栄養剤と痛み止めを入れます…。そうすれば少しは楽になると思いますから」スッ
レオン「…有難う…ございます…」
先生「いえ。では失礼しますよ」ペコ
バタンッ
先生「……………」
―――――
――――
――
ユミル「…分かりません…。ただ…男で初めて自分を…見てくれた様な気がするんです…。フッ…。これを惚れている…と言うのかもしれませんね…」
リヴァイ「…だが俺達は兵士だ…。勝つ為に必要なら…仲間も切り捨てる必要がある」
ユミル「…それは…私に仰っているのですか?それとも…ご自分に?」
リヴァイ「…チッ」
エルヴィン「…この件は私が預かる。明日…もう一度ナイルに掛け合ってみよう。だからユミル…今日はもう下がりなさい…。来賓の間で休むといい」
ユミル「…分かりました…。失礼します」スッ
―――――
――――
―――
ー翌日ー
-診療所-
レオン「ハァハァ…。ぐぅっ…!…ゲホッ…!(マジで…?息が…まともに…出来ないんですけど…!イテェ…)」
ガチャッ
先生「お早うございます。…やはり寝れなかった様ですね…」
レオン「…いやぁ…快眠でし…ゲホッ…たよ…?」ゼェゼェ
先生「ハァ…。医者に強がってどうするんです…?取り敢えず点滴で、栄養剤と痛み止めを入れます…。そうすれば少しは楽になると思いますから」スッ
レオン「…有難う…ございます…」
先生「いえ。では失礼しますよ」ペコ
バタンッ
先生「……………」
―――――
――――
――
139: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:41:55 ID:auma0kAI0
ー昨晩ー
-診療所-
ドンドンドンッ
先生「んんっ!?急患かな…?はい」ガチャッ
ユミル「…どうも…。遅くに申し訳ありません」ペコッ
先生「…いえ…。どうかされたのですか?まぁどうぞ?」スッ
ユミル「いえ…。直ぐに済みますので…。明日の会議には出席する必要が無くなりました。ですので…点滴に睡眠薬でも混ぜてしっかり休ませて下さい」
先生「そうですか…!それは良かった!かなり無理がありましたからね…」
ユミル「ただ…この事は本人には黙っていて貰いたいです…。下手に…
プライドを刺激したくないので」
先生「成る程…。分かりました!お任せ下さい!彼は…いい恋人をお持ちで羨ましいですね…」
ユミル「ッ!?//兎に角…!そういう事でっ!失礼しますっ!」スッ
――
――――
―――――
先生(内緒にしてくれと言われたが…ふむ…。)
~~~~~~~~~~
ートロスト区ー
-審議所-
エルヴィン「対象は重傷を負っている…。今の審議は不可能だ」
ナイル「何度も言わせるなっ!総統の予定や…警護等の日程を考えれば…変更など出来る訳が無いだろう!」
リヴァイ「…ナイル…。テメェの頭は…その薄らヒゲみてぇにスカスカか?」
ナイル「何ぃ…!?兎に角っ!変更は無いっ!出廷が出来ないのであれば…審議拒否と見做すっ!」
ピクシス「…その重傷はお主等に負わされた物じゃぞ?ナイル師団長?」
ナイル「…指令まで何を仰るのですか…?我々が?違います!私達は何も関与しておりませんっ!ピクシス指令…滅多な事を仰らない方がよろしいですよ?」ザッ
エルヴィン「ナイル…!」ガシッ
ナイル「…手を離せ…!エルヴィン」
エルヴィン「我々は…何度敗北すればいいのだ…?今回の件でハッキリした筈だっ!間違いなく…王政も何か知っているぞ?」
ナイル「…仮にそうだとしてっ!どうすると言うんだ!?この狭い壁の中でどう足掻こうというのだっ!?」
エルヴィン「…マリーはどうなる?」
ナイル「何故妻が出てくる…?どういうつもりだっ!」
エルヴィン「このままでは…壁内は地獄と化す…。お前は何の為に憲兵団に入った?…マリーを守る為だろう?決めるのは誰だ…?ナイル」
ナイル「…もう…訓練兵じゃ無いんだぞ…。俺も…お前も…!」バシッ ザッ
リヴァイ「こりゃもうアイツに壁外で暮らしてもらうしかねぇな…。エルヴィンよ…」
ピクシス「…難儀よのぉ…。貴族と兵団…それに家族か…」グビッ
エルヴィン「此処迄か…」
ガチャッ
ピクシス「…ユミル…」
リヴァイ「随分お早い到着だな…」
ユミル「私は準備出来ています!それに…レオンは睡眠薬で眠っています。どちらにしても来られませんよ」
エルヴィン「分かった…。君の提案で進めよう…」
-診療所-
ドンドンドンッ
先生「んんっ!?急患かな…?はい」ガチャッ
ユミル「…どうも…。遅くに申し訳ありません」ペコッ
先生「…いえ…。どうかされたのですか?まぁどうぞ?」スッ
ユミル「いえ…。直ぐに済みますので…。明日の会議には出席する必要が無くなりました。ですので…点滴に睡眠薬でも混ぜてしっかり休ませて下さい」
先生「そうですか…!それは良かった!かなり無理がありましたからね…」
ユミル「ただ…この事は本人には黙っていて貰いたいです…。下手に…
プライドを刺激したくないので」
先生「成る程…。分かりました!お任せ下さい!彼は…いい恋人をお持ちで羨ましいですね…」
ユミル「ッ!?//兎に角…!そういう事でっ!失礼しますっ!」スッ
――
――――
―――――
先生(内緒にしてくれと言われたが…ふむ…。)
~~~~~~~~~~
ートロスト区ー
-審議所-
エルヴィン「対象は重傷を負っている…。今の審議は不可能だ」
ナイル「何度も言わせるなっ!総統の予定や…警護等の日程を考えれば…変更など出来る訳が無いだろう!」
リヴァイ「…ナイル…。テメェの頭は…その薄らヒゲみてぇにスカスカか?」
ナイル「何ぃ…!?兎に角っ!変更は無いっ!出廷が出来ないのであれば…審議拒否と見做すっ!」
ピクシス「…その重傷はお主等に負わされた物じゃぞ?ナイル師団長?」
ナイル「…指令まで何を仰るのですか…?我々が?違います!私達は何も関与しておりませんっ!ピクシス指令…滅多な事を仰らない方がよろしいですよ?」ザッ
エルヴィン「ナイル…!」ガシッ
ナイル「…手を離せ…!エルヴィン」
エルヴィン「我々は…何度敗北すればいいのだ…?今回の件でハッキリした筈だっ!間違いなく…王政も何か知っているぞ?」
ナイル「…仮にそうだとしてっ!どうすると言うんだ!?この狭い壁の中でどう足掻こうというのだっ!?」
エルヴィン「…マリーはどうなる?」
ナイル「何故妻が出てくる…?どういうつもりだっ!」
エルヴィン「このままでは…壁内は地獄と化す…。お前は何の為に憲兵団に入った?…マリーを守る為だろう?決めるのは誰だ…?ナイル」
ナイル「…もう…訓練兵じゃ無いんだぞ…。俺も…お前も…!」バシッ ザッ
リヴァイ「こりゃもうアイツに壁外で暮らしてもらうしかねぇな…。エルヴィンよ…」
ピクシス「…難儀よのぉ…。貴族と兵団…それに家族か…」グビッ
エルヴィン「此処迄か…」
ガチャッ
ピクシス「…ユミル…」
リヴァイ「随分お早い到着だな…」
ユミル「私は準備出来ています!それに…レオンは睡眠薬で眠っています。どちらにしても来られませんよ」
エルヴィン「分かった…。君の提案で進めよう…」
140: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:42:47 ID:auma0kAI0
~~~~~~~~
ー駐屯兵団 本部ー
-女宿舎-
クリスタ「…う~んっ…。ハッ…!ユミルは…?」バッ
クリスタ「居ない…。昨日は絶対におかしかった!…イアン班長は何か知ってるかな…?」
~~~~~~~~~
ー食堂ー
ザワザワ
クリスタ「あっ!イアン班長っ!」ダッ
イアン「んっ?クリスタじゃないか…。おはよう」
クリスタ「お早うございますっ!」バッ
イアン「うむ…。どうしたんだ?そんなに慌てて」
クリスタ「あの…ユミルを見かけませんでしたか!?」
イアン「ユミルって…お前といつも一緒に居た奴か?…見てないが…?リコッ!お前はどうだ?」
リコ「私も見てないね…。ミタビは?」
ミタビ「俺も知らん…。そもそも誰だか分からん」
クリスタ「そうですか…。有難うございました」バッ
クリスタ「何処に行っちゃったの?ユミル…」
クリスタ(もう後は…診療所しか無いっ!)パカラッパカラッ
~~~~~~~
ー診療所ー
クリスタ「先生っ!」ガチャッ
先生「おや…?昨日の…。どうしました?」
クリスタ「あのっ…ユミルって子来なかったですか?長身で…ソバカスがある…!」
先生「…う~ん。君の様子だと只事では無さそうですね…」
クリスタ「昨日…急に何処かに行っちゃって…!何処にも居ないんですっ!」
先生「(あの時感じた違和感はこれか…)そうですか…。実はですね…」
――――
―――
クリスタ「えっ!?(どういう事!?まさか…自分が身代わりになる気なの!?)」
先生「何か…妙に吹っ切れた顔をしていたものですから…気になってはいたのですが…」
クリスタ「そうですか…。(…それじゃあ意味が無いじゃないっ!でも…結局レオンを連れて行かないといけない訳だし…どうすれば…)」
クリスタ「あの…今レオンは…?」
先生「今は恐らく…睡眠薬が効いてきて寝ている所だと思いますが?」
クリスタ「少し…顔を見て来ても宜しいですか?」
先生「えぇ…。構いませんよ」
~~~~~~~
クリスタ「レオン…。どうすればいいと思う?ユミルが…」ポロッ
レオン「……んっ…?クリ…スタ…?…ッ!?どうしたんだ…?何で泣いてるんだ?」
クリスタ「ゴメンね…。起こしちゃって…具合はどう?」
レオン「今は痛み止めが効いてるからな…。んで?どうしたんだ?」
クリスタ「(言ったらユミルは怒るかな…でも…)レオン…ユミルがね?先生に…レオンを眠らせておく様に言ったらしいの…」
ー駐屯兵団 本部ー
-女宿舎-
クリスタ「…う~んっ…。ハッ…!ユミルは…?」バッ
クリスタ「居ない…。昨日は絶対におかしかった!…イアン班長は何か知ってるかな…?」
~~~~~~~~~
ー食堂ー
ザワザワ
クリスタ「あっ!イアン班長っ!」ダッ
イアン「んっ?クリスタじゃないか…。おはよう」
クリスタ「お早うございますっ!」バッ
イアン「うむ…。どうしたんだ?そんなに慌てて」
クリスタ「あの…ユミルを見かけませんでしたか!?」
イアン「ユミルって…お前といつも一緒に居た奴か?…見てないが…?リコッ!お前はどうだ?」
リコ「私も見てないね…。ミタビは?」
ミタビ「俺も知らん…。そもそも誰だか分からん」
クリスタ「そうですか…。有難うございました」バッ
クリスタ「何処に行っちゃったの?ユミル…」
クリスタ(もう後は…診療所しか無いっ!)パカラッパカラッ
~~~~~~~
ー診療所ー
クリスタ「先生っ!」ガチャッ
先生「おや…?昨日の…。どうしました?」
クリスタ「あのっ…ユミルって子来なかったですか?長身で…ソバカスがある…!」
先生「…う~ん。君の様子だと只事では無さそうですね…」
クリスタ「昨日…急に何処かに行っちゃって…!何処にも居ないんですっ!」
先生「(あの時感じた違和感はこれか…)そうですか…。実はですね…」
――――
―――
クリスタ「えっ!?(どういう事!?まさか…自分が身代わりになる気なの!?)」
先生「何か…妙に吹っ切れた顔をしていたものですから…気になってはいたのですが…」
クリスタ「そうですか…。(…それじゃあ意味が無いじゃないっ!でも…結局レオンを連れて行かないといけない訳だし…どうすれば…)」
クリスタ「あの…今レオンは…?」
先生「今は恐らく…睡眠薬が効いてきて寝ている所だと思いますが?」
クリスタ「少し…顔を見て来ても宜しいですか?」
先生「えぇ…。構いませんよ」
~~~~~~~
クリスタ「レオン…。どうすればいいと思う?ユミルが…」ポロッ
レオン「……んっ…?クリ…スタ…?…ッ!?どうしたんだ…?何で泣いてるんだ?」
クリスタ「ゴメンね…。起こしちゃって…具合はどう?」
レオン「今は痛み止めが効いてるからな…。んで?どうしたんだ?」
クリスタ「(言ったらユミルは怒るかな…でも…)レオン…ユミルがね?先生に…レオンを眠らせておく様に言ったらしいの…」
141: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:43:23 ID:auma0kAI0
レオン「……えっ?どういう事だ…?」
クリスタ「…それで何処にもいないのっ!昨日…胸を張って生きろっ!って言ったっきり…何処かに行っちゃったのっ!!」ポロポロ
レオン「…ったく…。あのヤロォ~…!クリスタ…?アイツは…お仕置きが必要だなっ!」ニッ
クリスタ「でも…そうしたら…レオンがっ…!まだ…朦朧としてるし…」
レオン「馬鹿だなぁ…。ヒーローは…死なねぇんだよっ…!馬で来たんだろ?…飛ばしてくれよなっ!」
クリスタ「…レオンッ…!うんっ!!」
~~~~~~~
ー審議所ー
ナイル「……………」
――――
―――
エルヴィン『小さな壁の中で争っている場合では無いぞ…?マリーはどうなる?…お前は何の為に憲兵団に入った…?』
―――
――――
ナイル(……俺はっ…!俺の使命に基づくだけだっ…!)
憲兵「団長っ!総統がお着きになる時間です!」
ナイル「分かった!正面入口で出迎えるぞっ!」ザッ
リヴァイ「…憲兵が動き出したな…。総統閣下の御出座しみたいだぞ?」
エルヴィン「…あぁ…。もう賽は振られた様だ…」
ピクシス「いよいよじゃの…。今日は…歴史が動く日にしたいものじゃな」
エルヴィン「はい。レオンでは無くユミルですが…我々が進言する事は変わりません」
ピクシス「…全てはダリス次第かの…」
ハンジ「…じゃあ…そろそろユミルを迎えに行ってくるよ」
エルヴィン「あぁ…頼むぞ」
クリスタ「…それで何処にもいないのっ!昨日…胸を張って生きろっ!って言ったっきり…何処かに行っちゃったのっ!!」ポロポロ
レオン「…ったく…。あのヤロォ~…!クリスタ…?アイツは…お仕置きが必要だなっ!」ニッ
クリスタ「でも…そうしたら…レオンがっ…!まだ…朦朧としてるし…」
レオン「馬鹿だなぁ…。ヒーローは…死なねぇんだよっ…!馬で来たんだろ?…飛ばしてくれよなっ!」
クリスタ「…レオンッ…!うんっ!!」
~~~~~~~
ー審議所ー
ナイル「……………」
――――
―――
エルヴィン『小さな壁の中で争っている場合では無いぞ…?マリーはどうなる?…お前は何の為に憲兵団に入った…?』
―――
――――
ナイル(……俺はっ…!俺の使命に基づくだけだっ…!)
憲兵「団長っ!総統がお着きになる時間です!」
ナイル「分かった!正面入口で出迎えるぞっ!」ザッ
リヴァイ「…憲兵が動き出したな…。総統閣下の御出座しみたいだぞ?」
エルヴィン「…あぁ…。もう賽は振られた様だ…」
ピクシス「いよいよじゃの…。今日は…歴史が動く日にしたいものじゃな」
エルヴィン「はい。レオンでは無くユミルですが…我々が進言する事は変わりません」
ピクシス「…全てはダリス次第かの…」
ハンジ「…じゃあ…そろそろユミルを迎えに行ってくるよ」
エルヴィン「あぁ…頼むぞ」
142: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:43:58 ID:auma0kAI0
~~~~~~~~
ー審議所ー
-兵士待合室-
ライナー「しかし…レオンは大丈夫なんだろうな…?」
アルミン「う~ん…。あの怪我じゃ…まともに喋る事もままならないんじゃないかな…?」
エレン「…証人として此処に待機って言われたけどよ…?やっぱり巨人の事とか聞かれるのかな…?」
ミカサ「…エレンは思った事を言えばいい…」
アルミン「…可能性は高いと思うよ?アニや…ベルトルトも呼ばれているしね…」
ベルトルト「もし…レオンが極刑になったら…僕達も処刑されちゃうのかな?処刑されるのは当然としても…贖罪をしてから死にたい…」
ライナー「……………」
アニ「…どうだろう。団長の話では私達を処刑する前に利用した方が有意義だって言ってくれてたけど…」
アルミン「…やっぱり総統次第だろうけどね…」
ライナー「そういえば…ユミルやクリスタは呼ばれてないのか?」
アルミン「あれっ?クリスタはともかく…ユミルは呼ばれてもいいと思うけど…」
~~~~~~~~
ー地下牢ー
憲兵1「なぁ…?今回の対象って女だったか?」
憲兵2「…連行されて来たのがコイツなんだから…そうなんじゃねぇの?」
憲兵「…まぁそれもそうか!」
ユミル(憲兵って馬鹿しか居ねぇのか…?それにしても…地下牢に入れる事はないと思うがな…。…クリスタは怒ってるかな…。急に出て来ちまったし)
ユミル(…まさか私がこんな事をね…。自分でも驚きだぜ…。まぁ…アイツ等が居ればクリスタは大丈夫だろうし、仮に壁外でも私なら生きて行けるしな…!…クリスタ…。…レオン…)
ハンジ「ユミル?…時間なんだけど…うん。取り敢えず出ようか」
ユミル「……?はい」ゴソッ
ガチャッ
クリスタ「ユミルッ!!」バッ
ユミル「クリスタッ!?お前…此処で何してんだ!?」
クリスタ「…ユミルのバカッ!!急に居なくなって…勝手過ぎるよっ…!」グスッ
ユミル「…いや…まぁそれは済まなかったよ…。でも…もう行かなくちゃならないんだ…」
レオン「お前が…呼ばれるとすれば…証人としてだな…」ハァハァ
ユミル「ッ!!?…レオンッ!?お前何で…?」
レオン「主役を差し置いて…カッコ付けやがって…。此処からは…俺の出番だ…」
ハンジ「いやぁ…さっき君を迎えに行く途中でさ…」
―――
――
ー審議所ー
-兵士待合室-
ライナー「しかし…レオンは大丈夫なんだろうな…?」
アルミン「う~ん…。あの怪我じゃ…まともに喋る事もままならないんじゃないかな…?」
エレン「…証人として此処に待機って言われたけどよ…?やっぱり巨人の事とか聞かれるのかな…?」
ミカサ「…エレンは思った事を言えばいい…」
アルミン「…可能性は高いと思うよ?アニや…ベルトルトも呼ばれているしね…」
ベルトルト「もし…レオンが極刑になったら…僕達も処刑されちゃうのかな?処刑されるのは当然としても…贖罪をしてから死にたい…」
ライナー「……………」
アニ「…どうだろう。団長の話では私達を処刑する前に利用した方が有意義だって言ってくれてたけど…」
アルミン「…やっぱり総統次第だろうけどね…」
ライナー「そういえば…ユミルやクリスタは呼ばれてないのか?」
アルミン「あれっ?クリスタはともかく…ユミルは呼ばれてもいいと思うけど…」
~~~~~~~~
ー地下牢ー
憲兵1「なぁ…?今回の対象って女だったか?」
憲兵2「…連行されて来たのがコイツなんだから…そうなんじゃねぇの?」
憲兵「…まぁそれもそうか!」
ユミル(憲兵って馬鹿しか居ねぇのか…?それにしても…地下牢に入れる事はないと思うがな…。…クリスタは怒ってるかな…。急に出て来ちまったし)
ユミル(…まさか私がこんな事をね…。自分でも驚きだぜ…。まぁ…アイツ等が居ればクリスタは大丈夫だろうし、仮に壁外でも私なら生きて行けるしな…!…クリスタ…。…レオン…)
ハンジ「ユミル?…時間なんだけど…うん。取り敢えず出ようか」
ユミル「……?はい」ゴソッ
ガチャッ
クリスタ「ユミルッ!!」バッ
ユミル「クリスタッ!?お前…此処で何してんだ!?」
クリスタ「…ユミルのバカッ!!急に居なくなって…勝手過ぎるよっ…!」グスッ
ユミル「…いや…まぁそれは済まなかったよ…。でも…もう行かなくちゃならないんだ…」
レオン「お前が…呼ばれるとすれば…証人としてだな…」ハァハァ
ユミル「ッ!!?…レオンッ!?お前何で…?」
レオン「主役を差し置いて…カッコ付けやがって…。此処からは…俺の出番だ…」
ハンジ「いやぁ…さっき君を迎えに行く途中でさ…」
―――
――
143: ◆HOZlQYR1MY 2014/04/09(水) 20:44:35 ID:auma0kAI0
ハンジ(しかし…確かに眉唾物だよね…。百年かかっても分からなかった事が急に分かり始めた…。誰でも疑うよ…。んっ?…あれは…)
クリスタ「レオンッ!?大丈夫っ?…審議所には着いたけど…」
レオン「先ずは…団長か…指令を探すか…(乗馬がこんなに効くとは…マジで朦朧としてきた…)」
ハンジ「クリスタ?と…レオンッ!?何してるのさっ!?」
クリスタ「ハンジ分隊長っ!?良かった…ユミルはここに居ますよね!?」
ハンジ「…あぁ…。レオンの身代わりを申し出てきたみたいだね…」
レオン「主役を取られちゃ…大変なんでね…。急いで追い掛けて来た訳です…」ゲホッ
ハンジ「いや…そうは言っても…。君はフラフラじゃないかっ!そんな状態で出廷しても…良い方には転ばないんじゃないの…?」
レオン「だからと言って…ユミルに擦り付ける訳にはいきませんね…。大丈夫です…物語の主人公は…死なないんですよ」ニヤッ
ハンジ「…まぁ本人が居るのならその方が良いのかもしれないけど…。時間が無い…!先ずはユミルを迎えに行こうっ!」
――
―――
ハンジ「っていう訳なのさ」
ユミル「…お前馬鹿かっ!?何の為に私がここに居ると思ってるんだよっ!?…クリスタもだぞっ?…余計な…事しやがって…」グスッ
レオン「馬鹿はお前だろうが…!クリスタは…泣いてたんだぞ?」
クリスタ「…ゴメンね…。こういう事をしたら…ユミルの覚悟を踏み躙る事になるのは分かってたんだけど…。どうしても…じっとしていられなかったの…!」グスッ
レオン「ま…説教は後だ…。先ずは頭の固い連中の…目を覚まさせてやらなきゃな…」
ユミル「…そんな状態で…出来んのかよ?」
レオン「問題無いね…。こういう時はよ…主人公補正が掛かるもんなんだよ…」
ユミル「ハッ…。意味の分からねぇ事言いやがって…」
クリスタ「レオンッ!?大丈夫っ?…審議所には着いたけど…」
レオン「先ずは…団長か…指令を探すか…(乗馬がこんなに効くとは…マジで朦朧としてきた…)」
ハンジ「クリスタ?と…レオンッ!?何してるのさっ!?」
クリスタ「ハンジ分隊長っ!?良かった…ユミルはここに居ますよね!?」
ハンジ「…あぁ…。レオンの身代わりを申し出てきたみたいだね…」
レオン「主役を取られちゃ…大変なんでね…。急いで追い掛けて来た訳です…」ゲホッ
ハンジ「いや…そうは言っても…。君はフラフラじゃないかっ!そんな状態で出廷しても…良い方には転ばないんじゃないの…?」
レオン「だからと言って…ユミルに擦り付ける訳にはいきませんね…。大丈夫です…物語の主人公は…死なないんですよ」ニヤッ
ハンジ「…まぁ本人が居るのならその方が良いのかもしれないけど…。時間が無い…!先ずはユミルを迎えに行こうっ!」
――
―――
ハンジ「っていう訳なのさ」
ユミル「…お前馬鹿かっ!?何の為に私がここに居ると思ってるんだよっ!?…クリスタもだぞっ?…余計な…事しやがって…」グスッ
レオン「馬鹿はお前だろうが…!クリスタは…泣いてたんだぞ?」
クリスタ「…ゴメンね…。こういう事をしたら…ユミルの覚悟を踏み躙る事になるのは分かってたんだけど…。どうしても…じっとしていられなかったの…!」グスッ
レオン「ま…説教は後だ…。先ずは頭の固い連中の…目を覚まさせてやらなきゃな…」
ユミル「…そんな状態で…出来んのかよ?」
レオン「問題無いね…。こういう時はよ…主人公補正が掛かるもんなんだよ…」
ユミル「ハッ…。意味の分からねぇ事言いやがって…」
コメントする