コナミ「遊星達が頑張ってる、俺も頑張ろう」 【タッグフォース】 前編
566: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/10(水) 22:13:59.36 ID:atg0SSSS0
ルドガー「私の先行だ、ドロー」シャッ 手札6
ルドガー「カードを一枚セットする」バッ
ルドガー「ターンエンドだ」手札5
遊星(バトルロイヤルルールでは全てのプレイヤーは一巡目に攻撃できない…)
遊星「俺のターン!」シュッ 手札6
遊星「俺は…マッシブ・ウォリアーを召喚!」バッ
《マッシブ・ウォリアー/Fortress Warrior》 †
効果モンスター
星2/地属性/戦士族/攻 600/守1200
このカードの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
このカードは1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない。
マッシブ「ウス」
遊星「ターン終了だ」手札5
コナミ「俺のターンだ!」シュッ 手札6
コナミ「俺は舌魚を召喚!」バッ
《舌魚/Tongyo》 †
通常モンスター
星4/水属性/魚族/攻1350/守 800
他の魚を長い舌で捕まえ、エネルギーを吸収する。
舌魚「ぎょっ」
コナミ「ターン終了!」手札5
567: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/10(水) 22:26:30.64 ID:atg0SSSS0
ルドガー「ふ、私のターンだ!」シュッ 手札6
遊星(このターンから攻撃が可能だ…来るか?)
ルドガー「私はDTスパイダーコクーンを特殊召喚!」バッ
《 DT スパイダー・コクーン》
ダークチューナー(効果モンスター)
レベル5/闇属性/昆虫族/攻撃力0/守備力0
このカードをシンクロ素材とする場合、ダークシンクロモンスターの
シンクロ召喚にしか使用できない。
相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
ルドガー「このモンスターは相手のフィールドにのみモンスターが存在する場合に特殊召喚できる」
コナミ「へー………攻撃力0なんか怖くねーんだよ!」
ルドガー「慌てるな……ふふふふ………さらにダーク・スパイダーを召喚!」バッ
《ダーク・スパイダー/Dark Spider》 †
効果モンスター
星1/闇属性/昆虫族/攻 0/守 0
1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在する昆虫族モンスター1体の
レベルをエンドフェイズ時まで2つ上げる事ができる。
スパイダー「シャー」
コナミ「また攻撃力0か…」
遊星「いや………この展開は」
ルドガー「ダーク・スパイダーの効果を発動!スパイダーコクーンのレベルを2つ上げる事ができる!」バッ
スパイダーコクーン「くぇ」☆5→☆7
568: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/10(水) 22:33:11.62 ID:atg0SSSS0
コナミ「レベル変更だと………これってまさか」
ルドガー「私は☆1のダーク・スパイダーに☆7のスパイダーコクーンをダークチューニング!」バッ
☆7-☆1=☆6
ズズズズズズズズ カッ!
ルドガー「闇と闇重なりしとき、冥府の扉は開かれる……光無き世界へ!ダークシンクロ!いでよ、地底のアラクネー!」バッ
《地底のアラクネー/Underground Arachnid》 †
ダークシンクロ・効果モンスター
星6/地属性/昆虫族/攻2400/守1200
チューナー以外のモンスター1体-ダークチューナー
このカードはシンクロ素材とする
チューナー以外のモンスター1体のレベルからダークチューナーのレベルを引き、
その数値が-6に等しい場合のみシンクロ召喚することができる。
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで
魔法・罠カードを発動する事ができない。
1ターンに1度、相手フィールド上に存在するモンスター1体を
装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備する事ができる。
このカードが破壊される場合、代わりに装備したモンスターを破壊する。
アラクネー「シャーーーー」
コナミ「うおおお!?キモい!」
遊星「またこいつか……!」
龍亞「うへえええ………でっかい蜘蛛だぁ…!」
雪乃「……………!」ギューー
あげは「?どうしたの藤原さん、さっきから目をそんなに固く閉じて……」
雪乃「蜘蛛だけは………蜘蛛だけは勘弁して頂戴………!」ギューー
569: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/10(水) 22:39:46.20 ID:atg0SSSS0
遊星「く……まさかこの早い段階でダークシンクロとは…!」
ルドガー「不動遊星……こいつの恐ろしさはよく知っているだろう?」
コナミ「なんだ……?」
ルドガー「地底のアラクネーの効果を発動!遊星のマッシブ・ウォリアーを吸収しろ!」バッ
アラクネー「シャーーー!」シュッ
マッシブ「ウオ……!」べちゃっ
コナミ「ああ!マッシブ・ウォリアーに蜘蛛の糸が!」
アラクネー「シャーーーー!!」
ガシィイン!
遊星「く………マッシブ・ウォリアーが奪われてしまった……!」
ルドガー「ふふふふ………こいつは戦闘ダメージを無効にする厄介なモンスターだからな」
龍可「遊星のフィールドがガラ空きに!」
ルドガー「いくぞ、アラクネーで遊星にダイレクトアタック!ダーク・ネット!」バッ
アラクネー「シャーーーー!!」シュッ 攻2400
龍亞「いきなり2400のダメージはやばいよー!」
570: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/10(水) 22:51:35.76 ID:atg0SSSS0
コナミ「遊星ーー!」
遊星「俺は!手札の速攻のかかしを墓地に捨て、効果を発動する!」シュッ
《速攻のかかし/Swift Scarecrow》 †
効果モンスター
星1/地属性/機械族/攻 0/守 0
相手モンスターの直接攻撃宣言時、このカードを手札から捨てて発動する。
その攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する。
遊星「ルドガー!貴様のバトルフェイズは終了する!」手札4
ルドガー「なるほど……地縛神を意識した構成に変えてきたか………ターンエンドだ」手札4
遊星「俺のターン!」シュッ 手札5
遊星「地底のアラクネー………厄介なモンスターだ」
遊星「ここは…………よし…俺は手札からボルト・ヘッジホッグを墓地に送り、クイック・シンクロンを特殊召喚する!」バッ
《クイック・シンクロン/Quickdraw Synchron》 †
チューナー(効果モンスター)
星5/風属性/機械族/攻 700/守1400
このカードは手札のモンスター1体を墓地へ送り、手札から特殊召喚できる。
このカードは「シンクロン」と名のついたチューナーの代わりにシンクロ素材とする事ができる。
このカードをシンクロ素材とする場合、
「シンクロン」と名のついたチューナーをシンクロ素材とする
モンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。
クイック「はっ」
遊星「そして、ボルト・ヘッジホッグは俺のフィールドにチューナーモンスターがいる場合に墓地から特殊召喚できる!」バッ
《ボルト・ヘッジホッグ/Quillbolt Hedgehog》 †
効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 800/守 800
自分のメインフェイズ時、このカードが墓地に存在し、
自分フィールド上にチューナーが存在する場合、
このカードを墓地から特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。
ボルト「ちゅー」
ルドガー「う…………」
遊星「俺は☆2のボルト・ヘッジホッグに☆5のクイック・シンクロンをチューニング!」カッ
☆2+☆5=☆7
カッ
遊星「集いし叫びが、木霊の矢となり空を裂く!光り差す道となれ!」
571: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/10(水) 23:00:42.90 ID:atg0SSSS0
龍亞「きたきたー!遊星もシンクロ召喚だー!」
遊星「シンクロ召喚!いでよ、ジャンク・アーチャー!」バッ
《ジャンク・アーチャー/Junk Archer》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/地属性/戦士族/攻2300/守2000
「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、相手フィールド上に存在する
モンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターをゲームから除外する。
この効果で除外したモンスターは、
このターンのエンドフェイズ時に同じ表示形式で相手フィールド上に戻る。
アーチャー「ちゃあああぁーーー!」
コナミ「おお!」
ルドガー「ふん、我が地底のアラクネーには破壊耐性がある、そもそも貴様のジャンク・アーチャーは攻撃力でアラクネーに優ってはいない!」ビッ
遊星「それはどうかな」 手札3
ルドガー「なに……!?」カンコーン☆
遊星「ジャンク・アーチャーの効果を発動!お前のアラクネーをゲームから除外する!ディメンジョン・シュート!」
アーチャー「ちゃっ!」シュバッ!
アラクネー「グウウウウ!?」ズブッグニャアアァ……!
ルドガー「なんと……………!?」
コナミ「よし!これでヤローはガラ空きだ!やっちまえ!」
遊星「ルドガー!まだ俺はこのターン、通常召喚をおこなってはいない!」
ルドガー「なにぃ……………!?」
遊星「ジャンク・シンクロンを召喚!」バッ
《ジャンク・シンクロン/Junk Synchron》 †
チューナー(効果モンスター)
星3/闇属性/戦士族/攻1300/守 500
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の
レベル2以下のモンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
575: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/10(水) 23:09:14.11 ID:atg0SSSS0
ジャンクシンクロン「はあっ」
遊星「このモンスターが召喚に成功した時、墓地の☆2以下のモンスター一体を守備表示で特殊召喚できる!」
龍亞「え?遊星の墓地に☆2以下なんて……ボルト・ヘッジホッグは自分の効果で除外されてるし…」
あげは「いや………」
雪乃「ねえ青葉さん、蜘蛛は消えたかしら?」ギュー
あげは「え?あ、うん……今のところは」
雪乃「ふう……まぶたが疲れたわ」ぱちっ
遊星「お前に奪われていたマッシブ・ウォリアーはアラクネーが除外された事により俺の墓地に送られていた、それを復活させる!」バッ
マッシブ「ウェー」ズズッ
遊星「☆2のマッシブ・ウォリアーに☆3のジャンク・シンクロンをチューニング!」カッ
☆2+☆3=☆5
遊星「集いし星が新たな力を呼び起こす、光り差す道となれ!いでよ、ジャンク・ウォリアー!」
《ジャンク・ウォリアー/Junk Warrior》 †
シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/戦士族/攻2300/守1300
「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
このカードの攻撃力は自分フィールド上に存在する
レベル2以下のモンスターの攻撃力を合計した数値分アップする。
ウォリアー「ふぁああぁ!!」
578: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/10(水) 23:19:24.55 ID:atg0SSSS0
コナミ「すげー!一ターンで攻撃力2300が二体!」
ルドガー「なんだと…………!」LP8000
龍亞「やったー!大ダメージを与えられるぞ!」
遊星「覚悟しろルドガー!ジャンク・ウォリアーで攻撃!スクラップフィスト!」バッ
ウォリアー「ざゃああぁーーー!」ゴアアアアッ!
ルドガー「ぬううぅ!!」がきぃぃいいぃぃん!! LP8000→5700
コナミ「よし!」
遊星「さらに………」
ルドガー「おっと、リバースカードを発動する!」バッ
遊星「!?」
ルドガー「無抵抗の真相!」カチッ
コナミ(あ、俺もそれもってる)
《無抵抗の真相/Wolf in Sheep's Clothing》 †
通常罠
相手モンスターの直接攻撃によって自分が戦闘ダメージを受けた時、
手札のレベル1モンスター1体を相手に見せて発動する。
相手に見せたモンスター1体と、自分のデッキに存在する同名モンスター1体を
自分フィールド上に特殊召喚する。
ルドガー「私は手札のダーク・スパイダーを選択!手札とデッキのダーク・スパイダーを守備表示で特殊召喚する!」
ダーク・スパイダー「サカサカサ……」守0 ×2
龍亞「あー!惜しいなー!」
遊星「ならば、ジャンク・アーチャーでダーク・スパイダーを攻撃!スクラップ・アロー!」
しゅっ!
ダーク・スパイダー「ぐぇ」ズブウウゥ!
ルドガー「ぬうう………だがダメージは無い」
遊星「俺は、カードを2枚セットしてターンエンドだ」バッ 手札0
581: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/10(水) 23:32:23.95 ID:atg0SSSS0
ルドガー「そして、この瞬間我がアラクネーは再びフィールドに戻る」
グニャアアァ
アラクネー「シャーーーー」
コナミ「俺のターン!」しゅっ 手札6
遊星「すまないコナミ、アラクネーを残してしまった」
コナミ「心配するな、すぐ潰してやるぜ」
雪乃「見てないわ私は………蜘蛛は見てない……」ギューー
あげは(また、まぶた閉じちゃった……)
コナミ「俺はジェネクス・コントローラーを召喚!」バッ
《ジェネクス・コントローラー/Genex Controller》 †
チューナー(通常モンスター)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守1200
仲間達と心を通わせる事ができる、数少ないジェネクスのひとり。
様々なエレメントの力をコントロールできるぞ。
ルドガー「く………またチューナーモンスターか」
コナミ「いくぜ!☆4の舌魚に☆3のジェネクス・コントローラーをチューニング!」バッ
カッ
☆4+☆3=☆7
コナミ「シンクロ召喚!A・ジェネクス・トライフォース!」
《A・ジェネクス・トライフォース/Genex Ally Triforce》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2500/守2100
「ジェネクス」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードのシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの属性によって、
このカードは以下の効果を得る。
●地属性:このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
●炎属性:このカードが戦闘によってモンスターを破壊した場合、
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
●光属性:1ターンに1度、自分の墓地の光属性モンスター1体を選択して、
裏側守備表示で特殊召喚できる。
トライフォース「今回ハ効果ガ使エネーゾ!クソガー!」カシャンッ
コナミ「こいつは素材モンスターによって効果が決まる、今回は何も無いけどな!」
遊星「だがアラクネーの攻撃力は超えた!」
582: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/10(水) 23:38:25.16 ID:atg0SSSS0
コナミ「いけ!トライフォース!アラクネーを攻撃だ!」バッ
トライフォース「オラーー!」バキッ! 攻2500
アラクネー「ぐふっ」攻2400
ルドガー「ぐ……!」LP5700→5600 ズオッ
コナミ「見たかってんだ!カードを一枚セットする!」バシッ!
コナミ「ターンエンド」手札4
ルドガー「ふ、私のターン!」シュッ!
ルドガー「残念だが……ここまでだ、不動遊星、コナミ………地縛神に葬られろ」
遊星「!地縛神だと……」
コナミ「まさか召喚できるってのか!」
龍亞「う…………あいつの地縛神が…………」
龍可「どうしよう………嫌な気分……」
牛尾「なにぃ……………」
604: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/11(木) 21:47:55.99 ID:XNySmfCR0
ルドガー「私はフィールド魔法、死皇帝の陵墓を発動する!」カシャンッ 手札3
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………!!!!!
遊星「く………!フィールド魔法…!」
コナミ「舞台が整ったって訳か……!」
《死皇帝の陵墓/Mausoleum of the Emperor》 †
フィールド魔法
お互いのプレイヤーは、アドバンス召喚に必要な
モンスターの数×1000ライフポイントを払う事で、
リリースなしでそのモンスターを通常召喚できる。
ズズゥゥン!
あげは「このフィールドは……………」
龍可「1リリースを1000LPと引き換えにできるフィールド……」
ルドガー「私はフィールド魔法の効果を発動!2000LPを支払う………!」LP5600→3600
ルドガー「我が運命の光に潜みし亡者達の魂よ………流転なるこの世界に暗黒の真実を導くため、我に力を与えよ……」
ルドガー「地縛神 Uruを召喚!」バッ
《地縛神 Uru/Earthbound Immortal Uru》 †
効果モンスター 星10/闇属性/昆虫族/攻3000/守3000
このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、
「地縛神」と名のつくカードを召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができない。
フィールド上にフィールド魔法が表側表示で存在しない場合、
このカードの以下の効果は無効となり、このカードはエンドフェイズ時に破壊される。
●このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
●相手モンスターはこのカードを攻撃対象にする事ができない。
●このカードは相手の魔法・罠カードの効果を受けない。
●1ターンに1度、このカード以外の自分フィールド上のモンスター1体をリリースする事で、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、
エンドフェイズ時までコントロールを得る。
Uru「シャアアァァ……………!!!」
606: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/11(木) 22:01:18.79 ID:XNySmfCR0
龍亞「出たああぁ………!!!」
牛尾「マーサ達を生贄にしやがった地縛神………!」
龍可「遊星………!コナミ!」
あげは「でかい蜘蛛………!藤原さん、目は開けない方がいいよ!」
藤原「り、了解したわ……」ギューー
遊星「く………………」
コナミ「ヤロー……一ターンで召喚しやがるとは……」
ルドガー「行くぞ!Uruの効果を発動!私のフィールドのダーク・スパイダーをリリースする事で遊星、貴様のジャンク・アーチャーを我がものとする!」バッ
ダーク・スパイダー「しゃー」シュウウゥゥ……
遊星「なに!?俺のジャンク・アーチャーを!?」
牛尾「まずいぞ!ジャンク・アーチャーの効果は相手モンスターを除外する、これをあいつに利用されたら…!」
コナミ「あっという間に俺たちは終わるぞ!」
遊星「トラップ発動!シンクロ・バリアー!」カチッ
《シンクロ・バリアー/Synchro Barrier》 †
通常罠
自分フィールド上に存在するシンクロモンスター1体をリリースして発動する。
次のターンのエンドフェイズ時まで、自分が受ける全てのダメージを0にする。
遊星「俺はジャンク・アーチャーをリリースする!」バッ
アーチャー「チャーーーー」シュンッ
あげは「うまいよ!コントロール奪取を防ぎつつダメージも無効にした!」
ルドガー「…………ふ、リリース・エスケープというわけか、仕方が無い、コナミ!貴様のトライフォースを攻撃する!ヘル・スレッド!」バッ
コナミ「うげ!」
Uru「じゃっ!!」ブシュッ! 攻3000
トライフォース「グエエエエエエェ!キタネェ………!」ドゴオォォオン! 攻2500
608: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/11(木) 22:14:58.53 ID:XNySmfCR0
ルドガー「ダメージは無いか、私はカードを2枚セットして、ターンエンドだ」バッ 手札0
遊星「俺のターン!」シュッ 手札1
遊星「俺は、ニトロ・シンクロンを召喚!」バッ
《ニトロ・シンクロン/Nitro Synchron》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/炎属性/機械族/攻 300/守 100
このカードが「ニトロ」と名のついたシンクロモンスターの
シンクロ召喚に使用され墓地へ送られた場合、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。
ニトロ「イエイ」
遊星「☆5のジャンク・ウォリアーに☆2のニトロ・シンクロンをチューニング!」バッ
☆5+☆2=☆7
遊星「集いし思いが、ここに新たな力となる!光り差す道となれ!」
遊星「燃え上がれ、ニトロ・ウォリアー!」バッ
《ニトロ・ウォリアー/Nitro Warrior》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/炎属性/戦士族/攻2800/守1800
「ニトロ・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分のターンに自分が魔法カードを発動した場合、
このカードの攻撃力はそのターンのダメージ計算時のみ1度だけ
1000ポイントアップする。
また、このカードの攻撃によって相手モンスターを破壊した
ダメージ計算後に発動できる。
相手フィールド上に表側守備表示で存在するモンスター1体を選択して攻撃表示し、
そのモンスターにもう1度だけ続けて攻撃できる。
ニトロ・ウォリアー「ウオォオォオオオ!」
龍亞「いいぞー!遊星ー!」
遊星「ニトロ・シンクロンの効果を発動!このモンスターがニトロ・ウォリアーのシンクロ素材となった時、一枚ドローする!」シュッ
手札1
ルドガー「む…………」
遊星「俺は魔法カード、調律を発動!」バシッ
《調律/Tuning》 †
通常魔法
自分のデッキから「シンクロン」と名のついたチューナー1体を
手札に加えてデッキをシャッフルする。
その後、自分のデッキの上からカードを1枚墓地へ送る。
609: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/11(木) 22:29:42.65 ID:XNySmfCR0
遊星「デッキから、ロード・シンクロンを手札に加える!」シュインッ シャシャシャシャ!
遊星「そしてデッキから一枚を墓地に送る」シュッ イクイップ・シュート
牛尾「どうするんだ遊星………」
遊星「行くぞルドガー!俺はニトロ・ウォリアーでお前にダイレクトアタックだ!」バッ
ルドガー「やはりな、地縛神は攻撃できない、ならば私を倒すと…」
ニトロ「ウオォオォオオオ!」攻2800→3800
龍可「!?ニトロ・ウォリアーの攻撃力が上がったわ!」
遊星「ニトロ・ウォリアーは、魔法カードを発動したターン、バトル中一度だけ攻撃力を1000上げることができる!」
龍亞「やった!あいつのLPは3600!」
遊星「終わりだルドガー!ダイナマイト・ナックル!」バッ
ルドガー「甘いぞ遊星!永続トラップ発動!地縛神の咆哮!」カチッ
《地縛神の咆哮/Roar of the Earthbound》 †
永続罠
相手モンスターの攻撃宣言時、攻撃モンスターの攻撃力が
自分フィールド上に表側表示で存在する「地縛神」と名のついたモンスターの
攻撃力より低い場合、その攻撃モンスター1体を破壊し、
破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
コナミ「!なんだと!」
ルドガー「この効果でUru以下の攻撃力のモンスターの攻撃は自爆となる!」
遊星「なに………!?」
龍亞「いや!ニトロ・ウォリアーの攻撃力はUruより上の3800!問題は無いよ!」
ルドガー「残念だがニトロ・ウォリアーの攻撃力上昇はダメージ計算時、攻撃を宣言した時にはまだ攻撃力は2800のままだ、そうだろう?遊星」
遊星「く……………!その通りだ!」
龍亞「えぇ………?そんな…!」
610: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/11(木) 22:45:18.49 ID:XNySmfCR0
ルドガー「よって地縛神の咆哮の効果は有効!消えろニトロ・ウォリアー!」バッ
ドゴオォォオン!
牛尾「あ!遊星のニトロ・ウォリアーが………!」
遊星「ぐあ………………!く…だが!シンクロ・バリアーの効果はまだ切れていない、俺へのダメージは0だ!」
ルドガー「おっと、そうだった…だがお前の切り札は消えたぞ、ふふふふ………」
あげは「なんて事………あの永続トラップ、かなり厄介………」
牛尾「ああ……あれがある限り地縛神唯一の弱点、プレイヤーへの直接攻撃が封じられちまうからな……!」
遊星「く…………ターンエンドだ!」手札1
コナミ「俺のターン!」シュッ 手札5
ルドガー「こうなった以上、地縛神は無敵だ、無駄な抵抗は辞める事だな」
コナミ「うるさいわ!」
あげは「でも…………あいつの言う通り、早くなんとかしないと」
コナミ「へ………こうなった以上、やる事は一つだ、畳み掛ける!」
コナミ「俺は切り込み隊長を召喚!」バッ
《切り込み隊長/Marauding Captain》 †
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1200/守 400
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は表側表示で存在する他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択できない。
このカードが召喚に成功した時、
手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できる。
コナミ「こいつの召喚時、☆4以下のモンスターをさらに召喚できる!ジェネクス・ウンディーネを召喚!」バッ
《ジェネクス・ウンディーネ/Genex Undine》 †
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻1200/守 600
このカードが召喚に成功した時、
デッキから水属性モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「ジェネクス・コントローラー」1体を手札に加える。
ウンディーネ「ウィィーーース…」
613: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/11(木) 23:02:32.02 ID:XNySmfCR0
コナミ「そして魔法カード、ツイスターを発動!」バッ
《ツイスター/Twister》 †
速攻魔法
500ライフポイントを払って発動できる。
フィールド上に表側表示で存在する魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
コナミ「俺たちのLPを500払う!」バッ LP3500
遊星「よし、あのカードは魔法、トラップカードを一枚破壊できる!」
あげは「サイクロンじゃないのがコナミらしいね……」
龍可「はは………」
コナミ「地縛神の弱点をつかせてもらうぜ!俺は死皇帝の陵墓を破壊するー!」バッ
ルドガー「ぐ!」
牛尾「そうだ!その手があった!」
ゴオオオォォォォォォオオオオォォオオォ!!!
ルドガー「させぬ!トラップ発動、地縛波!」
《地縛波/Earthbound Wave》 †
カウンター罠
自分フィールド上に「地縛神」と名のついたモンスターが
存在する場合に発動できる。
相手が発動した魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。
ルドガー「ツイスターは無効だ!」
コナミ「うぐぅ……!?」
625: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/11(木) 23:46:01.50 ID:XNySmfCR0
遊星「くそ…………」
ルドガー「フィールド魔法は破壊させぬ!」
あげは「あぁ…!チャンスだったのに…!」
牛尾「ちくしょう!」ダンッ
コナミ「うぅ…………!ならば!切り込み隊長で攻撃だ!」
ルドガー「ふ、地縛神の咆哮を発動!切り込み隊長を破壊しお前に600Pのダメージを与える!」
ズドォォオオオオォオオォォォォン!
コナミ「ぐああぁぁああああ!」LP3500→2900
龍亞「えぇ!?な、なんでそんな」
龍可「地縛神の咆哮の効果は一ターンに一度だけだから…」
コナミ「続いてジェネクス・ウンディーネで攻撃だ!「?バッ
ウンディーネ「だぁーー!」ドウッ!
ルドガー「ちぃ…………!」LP3600→2400 ゴアアアアッ
626: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/11(木) 23:55:48.42 ID:XNySmfCR0
コナミ「よし………!やった…!」
ルドガー「く……………ふん」
遊星「だが……………このままじゃ次のターン……」
コナミ「ターンエンドだ…!」手札2
ルドガー「ふ、ふふふふ!私のターンだ!」シュッ 手札1
ルドガー「血迷ったなコナミ、LPを3000以下にするとは……これでダイレクトアタックが決まれば終わる」
遊星「く………………」
コナミ「……」LP2900
龍亞「うぅ…………」
牛尾「コナミ…………!そのリバースカードに秘策があるんだよな……!」
ルドガー「いくぞ!Uruで攻撃だ!ヘル・スレッド!」バッ
Uru「シャァァ!」攻3000
龍可「コナミ!遊星!」
628: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/12(金) 00:06:32.28 ID:rN/JB5wb0
遊星「ぐ……!」
コナミ「トラップ発動!闇よりの罠!」カチッ
《闇よりの罠/Trap of Darkness》 †
通常罠
自分が3000ライフポイント以下の時、
1000ライフポイントを払う事で発動する。
自分の墓地に存在する通常罠カード1枚を選択する。
このカードの効果は、その通常罠カードの効果と同じになる。
その後、選択した通常罠カードをゲームから除外する。
遊星「!コナミ……」
コナミ「LPを1000払って発動する!この効果は俺の墓地の通常トラップと同じ効果となる!」LP2900→1900
ルドガー「なにぃ……………!?」」
コナミ「俺が発動するのは、シンクロ・バリアー!」バッ
遊星「俺のシンクロ・バリアーを!?」
龍亞「そうか!遊星とコナミの墓地は共有している!」
《シンクロ・バリアー/Synchro Barrier》 †
通常罠
自分フィールド上に存在するシンクロモンスター1体をリリースして発動する。
次のターンのエンドフェイズ時まで、自分が受ける全てのダメージを0にする。
コナミ「俺達が受けるダメージは次ターンのエンドフェイズ時まで0になる!」
630: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/12(金) 00:18:24.25 ID:rN/JB5wb0
がきぃいいぃぃぃぃん!!
ルドガー「ぬうう…………またも凌いだか」
遊星「よし!ありがとうコナミ!」
コナミ「ふう……危なかったな」
龍亞「よし!いいぞーコナミ!」
牛尾「…………ヒヤヒヤするぜ」
ルドガー「………カードを一枚をセットしてターンエンドだ」バッ 手札0
遊星「俺のターンだ!」シュッ 手札2
龍亞「遊星……!なんとかして……!」
遊星「……」
ルドガー「ふふ……………打つ手なしか遊星」
遊星「っ………………」
牛尾「手札2枚じゃきついか………!」
コナミ「…………」
631: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/12(金) 00:29:17.13 ID:rN/JB5wb0
今回はここまででー
現在状況
ルドガー 手札0 死皇帝の陵墓 地縛神Uru 地縛神の咆哮 リバースカード1 LP2400
遊星 手札2 リバースカード1
LP1900
コナミ手札2 ジェネクス・ウンディーネ
655: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/13(土) 00:20:05.89 ID:tptXLKa60
遊星「まだだ!俺は魔法カードを発動!ワン・フォー・ワン!」バッ
《ワン・フォー・ワン/One for One》 †
通常魔法(制限カード)
手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
手札・デッキからレベル1モンスター1体を特殊召喚する。
龍亞「まだ遊星は諦めてないよ!」
ルドガー「ほう、その不屈の闘志は父親譲りと言うわけか」
コナミ「遊星の親父……?」
ルドガー「まさかこうやって私と戦っているのが不動博士の息子とは、ふふふふ、運命を感じるよ」
遊星「俺は貴様との運命なんて認めない!」
ルドガー「そうか……………まあ、それでもいいだろう」
遊星「貴様はどれだけの人の命をもて遊べば気が済む!」
ルドガー「ふん……………」
遊星「俺は手札のロード・シンクルンを捨てる!」シャッ
657: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/13(土) 01:05:14.43 ID:tptXLKa60
遊星「そしてワン・フォー・ワンの効果を発動する!」
遊星「現れろ、ミスティック・パイパー!」バッ
《ミスティック・パイパー/Mystic Piper》 †
効果モンスター
星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0
このカードをリリースして発動する。
自分のデッキからカードを1枚ドローする。
この効果でドローしたカードをお互いに確認し、
レベル1モンスターだった場合、自分はカードをもう1枚ドローする。
「ミスティック・パイパー」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
パイパー「ピューーーーーー」
遊星「そして、ミスティック・パイパーの効果発動!このモンスターをリリースする事でカードを一枚ドローする!」シュッ 手札1
ルドガー「ドローで望みを繋げたか」
遊星「よし!ルドガー!俺の最終戦略だ、受けてみろ!」
遊星「リバースカードオープン!シンクロ・スピリッツ!」カチッ
シンクロ・スピリッツ
通常罠
自分の墓地に存在するシンクロモンスター1体を選択してゲームから除外する。
さらに、除外したモンスターのシンクロ召喚に使用したモンスター一組が
自分の墓地に揃っていれば、この一組を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
遊星「俺はジャンク・ウォリアーをゲームから除外!そしてシンクロ素材一組を墓地から復活する!」シュッ
龍亞「ジャンク・ウォリアーの素材ってなんだっけ?」
龍可「ジャンク・シンクロンとマッシブ・ウォリアーよ」
マッシブ「ウス」
ジャンク・シンクロン「うぇい」
遊星「そしてシールド・ウォリアーを召喚!」バッ
《シールド・ウォリアー/Shield Warrior》 †
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻 800/守1600
戦闘ダメージ計算時、自分の墓地に存在するこのカードを
ゲームから除外して発動する事ができる。
自分フィールド上に存在するモンスターはその戦闘では破壊されない。
660: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/13(土) 01:59:41.96 ID:tptXLKa60
コナミ「遊星のフィールドにモンスターが三体!」
牛尾「これは………」
遊星「☆3のシールド・ウォリアーと☆2のマッシブ・ウォリアーに、☆3のジャンク・シンクロンをチューニング!」
カッ!
☆3+☆2+☆3=☆8
遊星「集いし闘志が、怒号の魔神を呼びさます、光り差す道となれ!」
あげは「またシンクロ召喚……!」
ルドガー「☆8、スターダストか」
遊星「残念だが俺が呼ぶのはスターダスト・ドラゴンじゃない!」
ルドガー「なに……………?」
662: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/13(土) 02:06:24.39 ID:tptXLKa60
遊星「シンクロ召喚!粉砕せよ、ジャンク・デストロイヤー!」バッ
《ジャンク・デストロイヤー/Junk Destroyer》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/地属性/戦士族/攻2600/守2500
「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
このカードのシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの数まで
フィールド上のカードを選択して破壊できる。
デストロイヤー「ウオオオォオオオオ!!」
ルドガー「このモンスターは………!?」
龍亞「すげー!かっこいいよ遊星!」
遊星「このモンスターはシンクロ召喚された時、チューナー以外の素材の数まで相手のカードを破壊する!」
ルドガー「なんだと…!」
コナミ「と言う事は………」
あげは「二枚のカードを破壊できる!」
遊星「くらえルドガー!おれは貴様の死皇帝の陵墓と地縛神の咆哮を破壊する!タイダル・エナジー!」
デストロイヤー「フオオォォオオ!!」ギュオオォッ!!ドシュウウ!
663: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/13(土) 02:13:35.64 ID:tptXLKa60
龍可「やった、これでフィールド魔法が消えれば……!」
龍亞「エンドフェイズに地縛神は消える!」
牛尾「遊星達の勝ちだ!」
ルドガー「甘いぞ遊星ぃ!トラップ発動!バイ=マーセの癇癪!」カチッ
バイ=マーセの癇癪
カウンター罠
自分フィールド上に「地縛神」と名のついたモンスターが
表側表示で存在する場合のみ発動する事ができる。
相手の効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊する。
遊星「!な………!?」
ルドガー「ははははは!これでジャンク・デストロイヤーの効果は無効となり破壊される!」バッ
ドォオオオオオ!!!
デストロイヤー「ぐあぁぁああぁぁーー!」ドオオォォン!
あげは「そんな…………!」
龍亞「遊星の最後の手段が!」
牛尾「やろう………!あんなものを………!」
ルドガー「ははははは、残念だったな遊星……私が一枚上手だった」
遊星「ぐ……………俺の手札は0……フィールドも空………ターンエンドだ」
664: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/13(土) 02:24:24.18 ID:tptXLKa60
ルドガー「安心しろ!すぐに不動博士と同じところに送ってやる!はははははは!」
遊星「すまない…………!みんな…!」
ルドガー「これも運命だったのだ、受け入れるのだな」
コナミ「お前の運命なんて知ったこっちゃねえぞ!」
ルドガー「ぬ?」
遊星「コナミ…!」
コナミ「まだおれのターンがある、勝った気でいるなよ」
龍亞「コナミィ…………」
遊星「そうだ…………コナミ、頼む………!お前に託すしかない」
コナミ「任せておけ遊星」
ルドガー「ふ………お前もモーメントの一部になりたいようだな」
遊星「ルドガー………………!お前は忘れている、あのゼロ・リバースのせいで、狂わされた多くの人生がある事を!」
遊星「あの事故で残された人間がどれだけ辛い目にあってきたかを!」
龍可「………」
遊星「親父の研究がなければ…………17年前の事故は起きないですんだ………」
665: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/13(土) 02:35:27.64 ID:tptXLKa60
遊星「あの事故が………クロウやジャック………おそらくコナミの両親の命を奪った!」
コナミ「え!?そ、そうなの?………俺親の顔見た事ないからわかんねーけど………」
ルドガー「…………」
遊星「あれさえ……ゼロ・リバースさえ無ければ!みんな温かい両親がいて、幸せな日々を送れたはずなんだ!」
遊星「なのに………どうしてあいつらは俺を仲間だと認めてくれる!?何も言わずに俺に笑いかけてくれる!?」
遊星「俺を……俺を憎んで当たり前のあいつらが…………!」
牛尾「…………」
遊星「俺はどうしたらいい!?あいつらにどうやって償えばいいんだ!」
遊星「答えろ!答えてみろ!ルドガーー!」グスッ
ルドガー「……………………………それが……お前の心の闇か」
あげは「17年前のあの事故は…………チャンピオンのお父さんが…」
コナミ「…………なあ、遊せ「その質問には俺が答えるぜ遊星!」………え?」
遊星「?……クロウ!」
666: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/13(土) 02:50:59.73 ID:tptXLKa60
龍亞「あ、クロウ!どこ行ってたのさ!」
コナミ「おい、俺も答えたかったんだけど!」
クロウ「遊星、俺は親がいない事をお前や親父さんのせいにした事は一度もねえ!」
遊星「………………………クロウ」
クロウ「まじで一度もねぇ!マジで!」
コナミ「ああ、遊星、俺もねぇから安心しろ」
クロウ「俺はお前と出会えた事に感謝をしてるんだ!それだけが事実だ!」
コナミ「ああ、俺もだ」
クロウ「だから、お前がそんな事に責任を追う必要はねえよ!」
遊星「……」
クロウ「勝て!遊星、コナミ!俺達のためにも!」
コナミ「クロウ………」
遊星「………………………クロウ、ありがとう」
遊星「………ルドガー……俺はもう迷わない!俺を照らすのは……かけがえのない仲間達だ!」
668: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/13(土) 03:01:51.08 ID:tptXLKa60
コナミ「俺のターン!」シュッ 手札3
コナミ「遊星………お前の気持ちは理解した、いくぞ!」
遊星「ああ、コナミ……頼む!」
コナミ「俺は魔法カード、黙する死者を発動!」バッ
《黙する死者/Silent Doom》 †
通常魔法
自分の墓地に存在する通常モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを表側守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは
フィールド上に表側表示で存在する限り攻撃する事ができない。
コナミ「俺は墓地のジェネクス・コントローラーを蘇生する!」バッ
コントローラー「ウィン」
ルドガー「何をするつもりだ……!」
コナミ「見せてやるぜ!俺は☆3のジェネクス・ウンディーネに☆3のジェネクス・コントローラーをチューニング!」バッ
カッ
☆3+☆3=☆6
遊星「このシンクロは……………!?」
牛尾「なんだ………!」
669: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/13(土) 03:09:24.80 ID:tptXLKa60
コナミ「なんか俺も遊星みたいな口上欲しいな…………えーと…集いし……」ブツブツ………
カアアアアッ!
コナミ「あ!もう召喚される……くそ、シンクロ召喚!A・ジェネクス・トライアーム!」バッ
《A・ジェネクス・トライアーム/Genex Ally Triarm》 †
シンクロ・効果モンスター
星6/闇属性/機械族/攻2400/守1600
「ジェネクス・コントローラー」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードのシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの属性によって、
以下の効果を1ターンに1度、手札を1枚捨てて発動できる。
●風属性:相手の手札をランダムに1枚墓地へ送る。
●水属性:フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
●闇属性:フィールド上の光属性モンスター1体を選択して破壊し、
デッキからカードを1枚ドローする。
トライアーム「ウッシャアァァーーーーー!!」
あげは「トライアーム……?」
ルドガー「このモンスターは………」
コナミ「トライアームは素材のモンスターの属性によって様々な効果を発揮する!ジェネクス・ウンディーネは水属性!」
コナミ「水属性の効果は手札を一枚捨てて相手の魔法トラップカードを一枚破壊する!」
ルドガー「なんだと………………!?」
クロウ「よしっ!やったぜコナミ!」
遊星「流石だ……!」
670: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/13(土) 03:16:14.96 ID:tptXLKa60
コナミ「俺はトライアームの効果を発動する!」シュッ 手札1
コナミ「消えろ!地縛神の咆哮!」バッ
トライアーム「アレヲブチ壊セバイインダナ!」キュオオォオオオオ………ドシュウウゥウウゥ!!!
地縛神の咆哮 ドオオオォオオオォオォオォン!!
ルドガー「くあぁ…………!私のカードが……………!」
あげは「これであいつを守る壁は消えた………!」
龍亞「いっけぇーーー!コナミー!」
龍可「コナミ………!」
ルドガー「馬鹿な…………!破れるのか!?私が………!」LP2400
トライアーム「フウウゥウウ………」攻2400
コナミ「ルドガー!これが俺達の…………」ちらっ
遊星「絆の力だ!ダーク・シグナーなどに負けはしない!」
コナミ「そう言う事だ!」
クロウ「よっしゃあぁ!!」
672: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/13(土) 03:22:23.51 ID:tptXLKa60
コナミ「くらえ!A・ジェネクス・トライアームでルドガーにダイレクトアタック!」バッ
トライアーム「ハアアァァーーーーーー!」ドウウッ!
ルドガー「ぐ…………うああぁああぁああぁあーーーー!」ドオオォオォオォン!! LP2400→0 ピーー
あげは「やったーーーー!」
雪乃「ふふ、信じてたわよ、コナミ」ぱちっ
龍亞「遊星達の勝ちだーーーー!」
牛尾「よしっ…………!」
ルドガー「ぐはあぁあ………………」ズシャッ
遊星「ふう……………コナミ、助かった……お前がいてくれなかったら負けていた」
コナミ「へへ、水臭いこの言うなって」
遊星「俺と………これからも仲間でいてくれるか…………?」
コナミ「当たり前だぜ、ジャックだってクロウだってそう言うだろうよ」
遊星「………………ありがとう」ぐっ
694: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/13(土) 21:40:57.82 ID:tptXLKa60
ルドガー「く…………ふふ、見事だ遊星…そしてコナミよ」シュウウゥゥウ……
遊星「ルドガー……」
コナミ「おとなしくしろ、勝負はついたんだ」
ルドガー「ふ………ふふ、お前達をこのまま帰す訳にはいかない!」グイイィィッッ!!!
カァアアァァッ!
牛尾「爆弾!?」
あげは「危ない!」
遊星「なに!?」
コナミ「うっ…!」
ドオオオォオオオォオォオォン!!
遊星「うわああぁぁぁぁぁーーーーーーーーー!!!!」ガラガラガラ
クロウ「遊星!」
コナミ「危ねえぇぇ!!」シャッ! スタッ
龍亞「ちゃっかりコナミは助かってるし!」
雪乃「近くに足場があって助かったわね」
龍可「でも遊星が………!」
牛尾「モーメントの中に落ちちまった!」
ルドガー「ふふふふ……………」シュウウゥゥウ……………
クロウ「遊星!大丈夫かー!?」
700: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/13(土) 23:17:23.26 ID:tptXLKa60
………………………………………………………………………………………………………
ジャック「カーリー!本気で俺と戦うつもりか!?」
カーリー「ええ、私達は運命で決められているのよ、デュエルをすることを!」
カーリー「まさか……私とは戦えないなんて言わないわよね?」
ジャック「バカを言え!誰であろうと、この俺に弓を引くと言うのならばへし折るのがジャック・アトラスだ!」
カーリー「ふふ、では始めましょう、運命のデュエルを!」
ブオォォオオォオーーーーーーーーー!!
………………………………………………………………………………………………………
遊星「……」
遊星「…………う、ここは………?」
カァアァアァアァァ………………
遊星「く………俺は死んだのか……?この光は……?」
「……」
遊星「?だれだ?そこに誰かいるのか?」
「……遊星」
701: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/13(土) 23:22:30.08 ID:tptXLKa60
遊星「俺の名を……あなたは……?」
カァアァアァアァァ………………
遊星「く…………待ってくれ!」タタタッ
「……」
遊星「………やはり、父さんか?」
「……」
遊星「父さん、なぜ俺の前に現れた?俺は何をすればいい?」
「……日没までに遊星……すべての制御装置を止めるのだ……タイムリミットだ…」
遊星「なに!?日没までに………?」
カァアァアァアァァ!!!
遊星「うああぁ………!!」
…………………………………………………………………………………………………………………………………………
ゴオオオオォォオオオオオ!
龍亞「うわ!モーメントがいきなり活発に………!」
龍可「ゆ、遊星は……………?」
コナミ「無事なのか?!」
あげは「………あ!あれ見て!」
遊星「…」フワフワフワ…………
雪乃「モーメントの気流に押されて戻ってきたわ!」
クロウ「遊星………!」
704: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/13(土) 23:27:20.96 ID:tptXLKa60
遊星「…………」どさっ
クロウ「おい!遊星!起きろ!」ゆさゆさ
牛尾「まさか死んでないなろうな……」
龍亞「やめろよおっちゃーん!」
遊星「…………う」パチ…
コナミ「お!目覚めたぞ」
遊星「…………みんな…………そうか…………俺は助かったのか…?」
クロウ「ああ、モーメントな押されて戻ってきたんだ」
遊星「モーメントに………………父さん…」
龍可「?どうしたの」
遊星「いや、何でもない、行こう」スッ
コナミ「え?ずいぶん急いでんな、もう少し休んでいけよ」
遊星「いや……………時間がないんなだ、日没までにケリをつけないと……!」
あげは「日没までに………あと2時間くらいしかないよ」
705: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/13(土) 23:35:55.80 ID:tptXLKa60
遊星「そうか、よし!急ぐぞ!」
クロウ「よくわかんねーけど……わかったよ!」
コナミ「よし、どこに行く?」
キイイイィィィイイイン!
「!!!?」
龍可「う、アザが……!」キイイイィ
遊星「これは………?」キイイイィィィイ
コナミ「遊星にアザが集まった時と同じだ………!」
クロウ「誰かが赤き竜の力をもとめてるんだ!」
雪乃「残った二人のうちどちらが………?」
遊星「この感じ………………」
龍可「ジャックだわ………!」
……………………………………………………………………………………
ジャック「俺に………力を貸してくれるのか……?」キィイイィイイ……
ジャック「……………よし!」
ジャック「俺は☆8のレッド・デーモンズ・ドラゴンと☆1のバトル・フェーダーに、☆1のセイヴァードラゴンをチューニング!」
カアァァアアアァァ!!!
☆8+☆1+☆1=☆10
カーリー「これは……!?」
ジャック「研磨されし孤高の光、真の覇者となりて大地を照らす!光輝け!」
ズオオオオォォォォ!
708: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/13(土) 23:41:45.99 ID:tptXLKa60
ジャック「シンクロ召喚!大いなる魂!セイヴァー・デモン・ドラゴン!」バッ
《セイヴァー・デモン・ドラゴン/Majestic Red Dragon》 †
シンクロ・効果モンスター
星10/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守3000
「救世竜 セイヴァー・ドラゴン」+「レッド・デーモンズ・ドラゴン」
+チューナー以外のモンスター1体
このカードはカードの効果では破壊されない。
このカードが攻撃した場合、
ダメージ計算後にフィールド上に守備表示で存在するモンスターを全て破壊する。
1ターンに1度、エンドフェイズ時まで、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択してその効果を無効にし、
そのモンスターの攻撃力分このカードの攻撃力をアップできる。
エンドフェイズ時、このカードをエクストラデッキに戻し、
自分の墓地の「レッド・デーモンズ・ドラゴン」1体を選択して特殊召喚する。
デモンドラゴン「ウオオオォオオオォ!!!!」
カーリー「このモンスターは……!?」
ジャック「カーリー!お前は俺が救い出してやる!」
………………………………………………………………………………………………………………
龍亞「どうするの遊星…………ジャックのところに行く?」
遊星「………いや、ジャックは大丈夫だ……あいつは負けない」
クロウ「何で来た!って怒りそうだしなー」
コナミ「いまの「何で来た!」って結構似てたぞ」
クロウ「マジ?」
龍可「そんな話今はいいでしょ」
遊星「それよりも………アキが心配だ」
牛尾「ああ、深影さんもな」
709: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/13(土) 23:49:30.43 ID:tptXLKa60
クロウ「よし、それならその十六夜アキの所に早く行こうぜ!」ブウウゥウウゥウウウウゥ……
コナミ「よっしゃ!」ブウウゥウウゥウウウウゥ……
牛尾「あ、車あっちに置きっぱなしだ……」スタスタ
牛尾「……………ん」スタスタ
マーサ「あれ………私は……なんでここに?」
ラリー「ええと………たしか遊星と……………あれぇ……」
「なんだ?ここどこだ……」 「寝てたのかな……?」 「嫌な夢見た…………」
牛尾「…………あ!マーサ達………あいつを倒したから………」
遊星「どうやらラリーも他の人々も元に戻ったみたいだな」
牛尾「ああ、良かった………」
遊星「話をしたい所だが………済まないが牛尾、今は急いでるんだ」
牛尾「ああ…………あとででいいさ、ダーク・シグナーを倒してからでな…」
遊星「よし…………………行くぞ」ブウウゥウウゥウウウウゥ……
牛尾「ああ、待ってろ、車を持ってくる!」タタッ
………………………………………………………………………………………………………
710: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/13(土) 23:59:49.90 ID:tptXLKa60
………………………………………………………………………………………………………
カーリー「これで…………いいのよ………」LP0 ピーーー
がしゃああぁぁあぁぁぁんん!!
ジャック「カーーーリーーーーー!!!なぜだ!なぜ自分から……!」ブオォオーーー!
カーリー「あぐ……………」ドサアァッ
キキィイィィイ!
ジャック「しっかりしろカーリー!死ぬな………!」ダダッ
カーリー「うぅ………………」
ジャック「おい、カーリー!」ギュッ
カーリー「ジャック………どこにいるの?」
ジャック「ここだ!ここにいるぞ!」
カーリー「おかしいな……………何も………見えない…」
ジャック「しっかりするんだ!眼鏡を……!」チャッ
カーリー「ごめんなさいジャック……………」
ジャック「なにを…………」
712: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 00:06:36.52 ID:vGs5QmWI0
カーリー「私………ジャックみたいに頑張ってる人応援するの…好きだった…」
カーリー「なのに…………自分勝手な…幸せを望んだりしたから………」
ジャック「何を言う!誰にでも幸せを願う権利はある………!」
ジャック「それが…それが罪だと言うならば…………!」
ジャック「俺だって同罪だ!」
カーリー「ジャック…………最後まで優しい…………ありがとう」シュウゥウ……
ジャック「最後…………!?カーリー、消えて…………」
カーリー「ジャック………………きっと世界を救ってね……………」スッ
ジャック「!カー……………リー」ギュッ
カーリー「私……………応援しちゃうんだから………………」シュウゥゥウウウゥゥ
ジャック「く……………消えるの……か……カーリー……」
カーリー「さよな…………ら…………」シュウゥゥウウウゥゥ……………………
ジャック「…………ぁ…………ぐ…………!」ガクッ
714: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 00:12:04.03 ID:vGs5QmWI0
ダンッ!!
ジャック「く……おのれ………ダーク・シグナー…………!」
シグナー「許しはしない………カーリー……まっていろ…ジャック・アトラスが…………世界を救ってやる…!」
…………………………………………………………………………………………………………
ブオォオォオォオオーーーーーーーーーー!!!!!
キキィイィィイィイイィィ!
遊星「ここだ………アキはここでデュエルを行っている………」スッ
コナミ「なんだここ……潰れた遊園地か?」
龍亞「不気味な所だなー………」
龍可「アキさん………大丈夫かな…………」
牛尾「みんなで手分けして探すぞ!」ダダッ
クロウ「よしっ!」ダダッ
コナミ「俺はあっちだ!」
タタタタ………………
……………………………………………………………………………………………………………………
「………く、くくくく………アキがいるのはここか………」
「まっていろアキ………私が目を覚まさせてやる………」スタスタスタ………
717: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 00:14:43.44 ID:vGs5QmWI0
735: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 21:52:54.34 ID:vGs5QmWI0
深影「ふう……………ダーク・シグナーはどこに……アキさんはもう戦っているのかしら」スタスタ
深影「こんな所に一人で……不気味だわ」スタスタスタ
「あの」
深影「!?誰……!」くるっ
「あ、すみません驚かして、私はゴドウィンの使いのものです」
深影「長官の………?」
「はい、シグナーのみなさんをサポートせよとの命令で」
深影「そう………気をつけなさい、ダーク・シグナーはどこにいるかわからない」スタスタ
「はい、心得ております」スタスタ………
深影「私はあっちを探します、あなたはそっちを探しなさい」スタスタ
「分かりました」スタスタ
「………」
「……………バカが」ニヤ
深影「え?………」スッ
「ファイアーボール発動」バッ
ボオオォォオオオ!!
深影「え?!きゃあぁああぁーーーー!」ドゴオォォォオン!
736: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 21:57:44.94 ID:vGs5QmWI0
遊星「……………」スタスタ…
龍亞「あ、遊星!見つかった!?アキ姉ちゃん」タタッ
遊星「いや、どこにいるのか…………地上絵も出ていないしな…」
龍亞「うーん…あっち探してみるよ!」タッ
遊星「ああ……」スタスタ
「あの…」
遊星「!あんたは………?」
「私、ゴドウィン長官の使いのものです」
遊星「ゴドウィンの……?」
「はい、あなた達をサポートするために来ました」
遊星「そうか、気を付けてくれ、どこに敵がいるか分からない」スタスタ
「はい、…………………ん?今あの建物で物音が!」ピッ
遊星「なに!?本当か!」タタッ
「たぶん………」スタスタ………
737: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 22:04:58.78 ID:vGs5QmWI0
ガチャッ!バタン
遊星「誰かいるのか!?」
遊星「これは……下は金網になっている………………ん!?」
深影「…」くたっ
遊星「深影さん!?」がしゃっ
遊星「おい、どうした深影さん!しっかりしろ!」ガシャガシャッ
「……………ファイアーボール発動」バッ
ドシュウウゥウウゥ!!!
遊星「!?うおっ!」サッ ドゴオォォォオ!!
「ち………」
遊星「な、何をする!お前………何者だ!」
「どうでもいいだろう、そんなことは………お前らはここで死ぬからな」バッ サイコソード
遊星「それは……貴様…サイコ・デュエリストか!」
「お前等にアキは渡さない!はあぁあーーー!」タタタッ
ブンッ
遊星「くっ!」サッ
「はあっ!」シュンッ
遊星「ぐはっ……!!」ドゴッ!
ドサッ………
「く、くくくくく!ははははははは!貴様も落ちろ!!」げしっ
ガシャアァン!
遊星「ぐぁ………!俺も……落とされたか………!」
738: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 22:14:34.75 ID:vGs5QmWI0
「お前らはここで溺死しろ、はははははは!」カチッ
ジャババババババーーーー!!!!
遊星「う!水が……このままでは溺れ死ぬ………」
「はははははは!」スタスタ………バタンッ
遊星「!まて、何者だ!……行ってしまったか」
遊星「深影さん!起きろ!大丈夫か!?」ゆさゆさ
深影「…………………う………ここは……?」
ジョジョジョジョジョーーーーーー!!!!
深影「え!?なに……この状況は!」
遊星「俺たちはこのままじゃ溺れ死んでしまうんだ…!」
深影「そ、そんな……………」
………………………………………………………………………………………………………………………………
牛尾「深影さんはどこだ?無事だろうなぁ?」スタスタ
牛尾「……………ん?なんだこれ…」スッ
牛尾「あ!治安維持局のID……!いったい誰が…」パカッ
牛尾「!!これは深影さんのだ!しかもジャック・アトラスのシールなんか貼ってぇーーー!」
牛尾「くうぅーー!……許せんジャック・アトラスめ!」
740: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 22:20:54.14 ID:vGs5QmWI0
牛尾「今度会ったらガツンと言ってやる……いや、でも深影さんにぶっ飛ばされるか………?」
「誰かーーー!助けてーーー!アトラスさまーーー!」
牛尾「!?こ、この声は………!」
タタタタタタタタッ!
ガチャッバタンッ
牛尾「ここか!」
遊星「!牛尾、よく来た!」ジャバババ…
深影「牛尾捜査官……!」
牛尾「深影さんに遊星!?………なんだこのピンチは……!」
遊星「牛尾、見ての通り、このままじゃ俺たちは溺れ死ぬ…………早く開けてくれ!」
牛尾「あ、ああ!」タタッ
鉄パイプ
牛尾「あれだ!」ガシッ
ギギギギギ………………!!!!
牛尾「んぐぐぐぁあああぁ…………!!!!」ぐぐぐぐ………!
遊星「頑張れ牛尾!」
741: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 22:28:47.95 ID:vGs5QmWI0
………………………………………………………………………………………………………………
コナミ「与作はぁー」スタスタ
あげは「歌ってる場合じゃないでしょ!」スタスタ
雪乃「日没までもう時間が無いのよ、全く…お姉さんも焦ってきたわ……」スタスタ
コナミ「……………すみません」スタスタ
「……………ん?」
コナミ「お?なんだあんたは………そんな暑そうな服着て」
「………ち、まだいたか……」
あげは「?………」
「ファイアーボール発動!」バッ
ドシューーーーーーン!
雪乃「え?」
あげは「なに……?」
コナミ「!!危なぁああぁーーーーーー!!」バッ
ガシッ ぐいっ
雪乃あげは「!?」
ドゴオォォォオーーーーン!
ザザアアァァァッ!!
「ほう、初見で躱したか」
雪乃「ぅ………」
あげは「な、なんなの…………?」
コナミ「ふう…怪我ないかお前ら………」
744: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 22:40:53.19 ID:vGs5QmWI0
雪乃「ええ………まさか今の……本物?」
コナミ「そうだろうな、後ろ見てみ、命中した場所に穴空いてるだろ」スッ
あげは「そ、そんな…………どういうこと……?この人がダーク・シグナー……?」
コナミ「さあ……?おい!何者だおまえ!」
「……お前達と関わっている暇は無い、緊急テレポート発動!」バッ
シュンッ!
あげは「!消えた………!?」
コナミ「なんだぁ………?」
雪乃「あの感じ……………サイコ・デュエリストだわ……おそらく」
コナミ「サイコ・デュエリスト…?たしかそれって十六夜も………」
あげは「十六夜アキさんも?」
コナミ「ああ、あいつもそんな力を持ってたな…」
雪乃「そういえば彼女、アカデミアで不思議な力を使って人々を傷つけたって話を聞いた事があるわ」
コナミ「まあ、今は改心したようだから」
あげは「同類ってことは………あの人十六夜さんを狙ってるんじゃない?」
コナミ「…………………なんかヤバイ気がする」タタッ
746: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 22:51:26.76 ID:vGs5QmWI0
………………………………………………………………………………………………………………………
ミスティ「さあ、あなたのターンよ」
アキ「た……戦えない………!今の話が本当なら……トビーを殺した…私をミスティが恨むのは当然…………!」
ミスティ「ふふ、トビーと同じ目にあわせてあげるわ……!あなたをね…」
アキ「う……………わ…私は……もう…!」カタカタ……
……………………………………………………………………………………
ナオミ「はあー……たく、何この鏡の迷宮………お姉様がどこにいるのか見失っちゃったわ…」スタスタ
ナオミ「こうしてる間にもお姉様はピンチかもしれないっていうのに……」スタスタ
ナオミ「うーん……………こっちの道ね」スタスタ
「む………?」
ナオミ「!………何?………あんたは…」
「…………………キミは………アキの友達か?」
ナオミ「え?お姉様の…?まあそんなところよ、いずれランクアップするつもりだけど」
「?……………まあいい、私はアキの血族者でね…アキを探してるんだが……」
ナオミ「……………あんた、怪しいわね……男ってだけでもうマイナスなのにその厚着………」
「…………………」
ナオミ「まあいいわ、私には触らないでね…私もアキお姉様を探してるの」スタスタ
「…………………バカめ」スッ
747: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 22:58:06.90 ID:vGs5QmWI0
ナオミ「お姉様ー?どこにいるんですかー?」スタスタ
「…………………死ね、ファイアーボール………」スッ
ナオミ「あ!アキお姉様発見!」タッ
「!?なに……!」タタッ
アキ「私は…私はもう………」フラッ
ミスティ「どうしたの?諦めるのかしら?」
アキ「あぁ……………」グラッ
「!アキが倒れこむ先に……ガラスの破片が…!」ダッ!
ぐらああぁぁぁぁああぁぁぁ…………
「アキ!」(よし、間に合う)
ナオミ「あんた邪魔!」ドッ
「なにい……!?」グラッ
ナオミ「お姉様!危ない!」ガシッ
アキ「………う?……な、ナオミ?」
ナオミ「しっかりしてください!」
「…………く…この小娘……!」
748: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 23:07:37.37 ID:vGs5QmWI0
ミスティ「あら?お友達かしら」
ナオミ「あなたがお姉様を……………って!ええ!?ミスティ・ローラ!?」
アキ「ナオミ…………逃げて…」
ナオミ「ま、まさかミスティ・ローラが敵なんですか…?この大女優が……?」
ミスティ「あら、嬉しいこと言ってくれるわね…」
アキ「あなたを………巻き込むわけにはいかない…」ググッ
ナオミ「お姉様………そんな…………こんな戦いって…」
「アキ!しっかりしろ!」タタッ
アキ「…あなたは?」
ディヴァイン「私だよアキ…」スッ
アキ「!ディヴァイン………あなた…生きてたの?!」
ディヴァイン「ああ、怪我は負ったがな」
ナオミ「あんた………アキお姉様にくっつきすぎよ」
ディヴァイン「アキ、今こそ君の封印を解こう」
アキ「封印………………?」
ディヴァイン「ああ、キミは力が強大すぎた、だから私が封じていたんだ………」
アキ「……………」
ディヴァイン「呼び覚ます言葉は………冥界への入り口は魔女の島にある」ボソッ
アキ「!!!…………!」ギュオオオオオォォォオオ!!!!
750: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 23:13:32.02 ID:vGs5QmWI0
ドオオオォォォオオオオオォォ………!
ナオミ「!?な、なに……?お姉様……」
アキ「……………」ゴゴゴゴゴ………
ナオミ「あんた!お姉様に何したのよ!」
ディヴァイン「は、ははははは!アキ、解放されたお前はダーク・シグナーを遥かに凌駕する…!存分に暴れるんだ!」タタッ
アキ「………………!!!」ゴゴゴゴゴ………!
ドオオオォォォオオオオオォ…………
ミスティ「ぐ………!?」
ナオミ「お、お姉様!落ち着いて……!」
アキ「………はああああぁ!!!」バッ
ナオミ「吹き飛ぶ………うわっ……!」
コナミ「再び危なああぁあああぁあぁー!!!」バッ
ぐいっ
ナオミ「!?あんた…!」
ドオオオォォォオオオオオォォーーーーン!!
シュウウウゥゥウゥゥ…………!
…………………………………………………………………………………………………………
753: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 23:25:13.02 ID:vGs5QmWI0
牛尾「ぐぐぐぐ……!!」ギギギギギ……
遊星「頑張ってくれ牛尾!」
牛尾「きや、すでにMAXパワーでやってるぞ!」ギギギギギ……!
遊星「腰に力を使え!」
牛尾「うるせぇー!ぐうううぅ……!歪んでるせいで開かないんだよ……!」ギギギギギ……!!!
ジャバババババ……!!
遊星「く…このままじゃ溺れる……!」チャプッ
深影「うぅ………助けてアトラス様ー!」
牛尾「ぐう……!?な、なんで………!」ギギギギギ……!
牛尾「なんでジャックなんだぁーー!!」ぐぐぐぐ……!!
バガアァァアアァンンッ!!
遊星「!やったぞ牛尾!ありがとう!」ザバッ
牛尾「はあー……はあー……」
深影「はぁ………はぁ………」
牛尾「深影さん………コート使ってください、冷えたでしょ?」サッ
深影「ありがとう牛尾くん………ふう……」ぱさっ
遊星「!…………あれはトカゲの地上絵……………!」
………………………………………………………………………………………………………………………
758: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 23:36:41.55 ID:vGs5QmWI0
ズズズズズズズズ………
アキ「………」ゴゴゴゴゴ………
ミスティ「私はあなたを許さない……」ズズズズズズズズ………
ナオミ「げほっげほっ、あ、あんたいきなり飛びかかってくるんじゃないわよ!」
コナミ「く………いや、助かっただろ俺のおかげで!礼くらいしようぜ!?」
ナオミ「ふん……!アキお姉様ならきっと私には被害が及ばないようにしてたわよ」
コナミ「おい、十六夜の顔見てみ、お姉様っていうより……兄貴って感じだぞあの凛々しさは…何があったんだ?」
アキ「ふ……ふふふふふふふ!」 https://livedoor.blogimg.jp/maxut/imgs/0/c/0c95742f.jpg
コナミ「………あんなんだったっけあいつ…………?」
ナオミ「ああ……凛々しいわお姉様………!素敵です」
コナミ「…………そうですか」
コナミ「とにかく、もう少し離れないと危険だぞ!」グッ タタッ
龍亞「あれがアキ姉ちゃん……?」
龍可「なんか怖い………」
ナオミ「ちょっと、気安く触らないで欲しいわ、全く!」タタッ
761: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 23:45:27.20 ID:vGs5QmWI0
近くの建物
ディヴァイン「そうだアキ………!全てを破壊しろ、私達でアルカディア・ムーブメントを再興するのだ!はははは!」
…………………………………………………………………………………………………………
遊星「アキーー!」タタッ
龍亞「あ、遊星!」
遊星「何が起こってるんだ……?この現象は……」
龍可「わかんない……昔のアキさんに戻っちゃったみたい………」
アキ「ふ、ふふふふふ、燃やし尽くす……全てを…」
ミスティ「黒薔薇の魔女の本性が出たわね、トビーを殺した本性が……」
遊星「そうか…………ミスティは弟を殺された恨みで………く、アキが本当にやったのか…?」
龍可「それも分からない…………確かめる方法もないし……」
遊星「く……………………ん?」
遊星「あいつは…………!そうか…………奴が黒幕か……!」タタタッ
龍亞「遊星、どこ行くの?!」
コナミ「ん、遊星だ、………ついて行ってみるか…」タタッ
雪乃「あら、コナミ、どこに行くのかしら?」
782: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 00:25:24.53 ID:8cfu5cTc0
ディヴァイン「全てを壊せ!アキ、お前ならダーク・シグナーなど恐るるに足らん!」
カンカンカンカンカンカン!!
ディヴァイン「ん?なんだ……」
バゴーーーーーーーン!!
遊星「はっ!」ゴロゴロスタッ
ディヴァイン「!貴様は…………」
コナミ「でた!満足式突入法!」カンカンカン………
遊星「ディヴァイン!貴様の変装だったのか!」
…………………………………………………………………………………………………………
アキ「ふふ……私の前に立ちはだかるというのなら、あなたを排除する!」
ミスティ「……………!」ズッ!
ボオオォォオオオ!!
龍亞「うわあ!地上絵が出たぁ!」
ナオミ「う……!お姉様…!」
龍可「ナオミさん!危ない!早くこっちに来て!」
………………………………………………………………………………………………………………
ディヴァイン「見つかってしまったか、くく……」
遊星「お前の目的はなんだ!なぜここに現れた!」
783: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 00:36:48.79 ID:8cfu5cTc0
コナミ「遊星!どうした!」タタッ
遊星「コナミ、この男がアキをおかしくしたんだ…」
ディヴァイン「私がするのは復讐さ、ダーク・シグナーどもへのな」
遊星「死んだんじゃなかったのか!?」
ディヴァイン「私がそう簡単に死ぬものか、まああれだけの高さから落とされたんだ、このざまだけどな」スッ
コナミ「う、顔半分がズタズタに………」
ディヴァイン「私をこんな目に合わせたダーク・シグナーは許せない、アキの力を使い葬ってやる!」
遊星「アキは生まれ変わったんだ!貴様の思い通りにさせるものか!」
ディヴァイン「生まれ変わっただと?そんなもの、私が少し手を下せば自在にコントロールできるのさ」
コナミ「マインドコントロールってヤツか?」
ディヴァイン「アキは心に深い傷を負っている、弱っているのさ、その弱い部分をちょっとくすぐってやるだけでいい」
ディヴァイン「あっという間に元通りさ、私に依存していたころのアキにな、くくく……」
遊星「人の心をコントロールするなんて許せない!やめるんだ!」
ディヴァイン「そんなことを言われる筋合いはない、ファイアーボール!」バッ
ドシュウウウゥゥゥウゥ!!!
遊星「くっ!」サッ
コナミ「あぶなっ!」サッ
ドオォーーーーン!
784: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 00:50:18.19 ID:8cfu5cTc0
パラパラパラ………!
コナミ「く………ファイアーボールを使いこなすとは……奴はマリオか?!」
ディヴァイン「躱したか、なかなかの身体能力だ」
遊星「ディヴァイン!貴様……」(
ディヴァイン「強力なサイコパワーを持っていたばかりに孤独を抱えていたアキの心……そこを刺激するだけさ、はははは!」
ディヴァイン「ミスティもあわれだな、弟のトビーを殺された恨みでダーク・シグナーとなりサイコ・テュエリストに戦いを挑む……泣ける姉弟愛じゃないか」
ディヴァイン「まあ、所詮アキにやられる運命だがね、はははははは!」
遊星「………!まさか、ミスティがダーク・シグナーになるように仕向けたのはお前か!」
コナミ「なんだと………?!」
ディヴァイン「流石の私もそこまでは予測していなかった、だがサイコパワーを試したい私にとっては格好の舞台になった訳だ」
コナミ「こいつさっきから人を何だと思ってんだ!」
遊星「………………………ふ、そこまでは……か、語るに落ちたなディヴァイン!やはりお前はトビーの死に関係しているんだな!?」ピッ
コナミ「え……?」
ディヴァイン「くく………だったらどうする?」
785: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 01:01:34.34 ID:8cfu5cTc0
…………………………………………………………………………………………………………………………
ミスティ「見せてあげるわ……!私はバッド・エンド・クイーンドラゴンをリリース!」シュオオオオォ!!
龍可「ま、まさか」
龍亞「地縛神がでるよぉ………!」
ナオミ「何………?これは……」
牛尾「おい!大丈夫かお前ら!」タタッ
深影「デュエルはどうなったの!?」タタッ
龍亞「地縛神が出てくるよ!」
ミスティ「いでよ!地縛神Ccarayhua!」バッ!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
Ccarayhua「シュォオォォオオオオォオオォォオォ!!!」
アキ「………………ふ」ニヤ
龍亞「うわあぁああ!!今度はトカゲだぁ……!」
あけは「なんか不気味な……!」
ナオミ「なにあれ……!?アキお姉様…!」タッ
牛尾「おい!あぶねえぞ!行くな!」ガシッ
ナオミ「うるさいっ!離しなさい汚い!アキお姉様のピンチに私が黙ってられるわけないじゃない!」ぐいぐいっ
雪乃「落ち着きなさい大庭さん」
牛尾「く……!こいつなかなかの力だ……!仕方ねえ、許せ!当身!」とんっ
ナオミ「うっ………」かくっ
龍亞「あ!すげー……」
深影「まあ………緊急時だから仕方ないわね」
786: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 01:13:39.72 ID:8cfu5cTc0
…………………………………………………………………………………………………………………………
コナミ「うお……地縛神だ…」ズズ…
遊星「コナミ!危ない!」
ドシュウウウゥゥゥウゥ!!!
コナミ「ぐ!デュエルディスク盾!」サッ
ドオオオォォーーン!
コナミ「危ない危ない……」
ディヴァイン「お前達も一緒に始末してやる」スッ
遊星(奴はトビーの死に関係している………まさか………!?)
遊星「ディヴァイン!お前が仕組んだことなんだろう!?トビーを殺し、アキに責任をなすりつけたんだ!」カチッ
ディヴァイン「くく…………気付かれたなら仕方ない、そうさ私がトビーを殺した、私がやったのさ、一年前にね」
コナミ「こいつ軽い口調で……!」
ディヴァイン「実験に耐えられずに死んだのさ、強いサイコ・デュエリストが私には必要だったからね」
ディヴァイン「あの小僧はダメだ、その点アキは素晴らしい素材だった、私の期待をいつも答えてくれる!ははははは!」
コナミ「この野郎がぁーー!」ダッ
遊星「許さん!」ダッ
ディヴァイン「ふ…ファイアーボール!」バッ
ドシュウウウゥゥゥウゥ!!!
ドオオオォォーーーーーーーーン!!!
コナミ「ぐああぁあ!!」ザザァ!
遊星「ぐううぅ……!」ガシッ ブラン………
787: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 01:24:45.79 ID:8cfu5cTc0
コナミ「うあ、遊星がピンチだ!」ダッ!
ディヴァイン「動くな邪魔だ、闇の呪縛!」バッ
ガチャアアァアアァァアァン!
コナミ「ぐはぁああ……!何だこの鎖は……!」ギチギチギチ……
ディヴァイン「おとなしくしていろ、くくく」
遊星「こ、コナミ……!」ググッ
ディヴァイン「まったくしぶといな君たちは、まあ………今度こそ完全に消えてもらう、サイコ・ソード」シュッ
遊星「く………!……………ふ…ふふふ………」
ディヴァイン「………?何を笑っている?」
遊星「俺のデュエルディスクは手作りでね!マルチデュエル用の音声ネットワークをONにしておいた!」
ディヴァイン「……………?」
遊星「今までのお前の暴露話、全てミスティに聞こえているぞ!」
ディヴァイン「なに…………」チラ
ミスティ「…………………」ゴゴゴゴゴ…
ミスティ「………………!ディヴァインンン………!お前がトビーを殺したのね………!」」
ディヴァイン「はははは!それがどうしたぁ!?」
ディヴァイン「お前の弟が無能だったせいだ、私の役に立たない人間など必要ないのだよ!」
コナミ「てめぇえぇ!!!」ギチギチギチ……
ミスティ「…許さない……………!!」
788: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 01:31:32.10 ID:8cfu5cTc0
Ccarayhua「ウォオォオオォォォォォ!!!」
ディヴァイン「ん?」
べろおおおおぉぉおぉぉぉぉぉぉぉん!
ディヴァイン「なに!?うわあぁぁぁあああぁぁ!!」
遊星「う、これは………!?」
コナミ「ぎゃあ……!地縛神の舌がディヴァインに……!」
ディヴァイン「や、やめろ……うああああぁあぁぁあ!!!」シャアァァ…………
Ccarayhua「オオォオオォォォォ!!」パクンッ
龍亞「わああぁーー!食べちゃったー!」
あげは「ひいぃ……!」
龍可「う……!」
牛尾「マジか………!?」
雪乃「……!」ギュウゥウゥ……
コナミ「あ、あ………あっけねー……あいつ……」パキィィン!
コナミ「あ、鎖も外れた」カシャン…
遊星「ディヴァインがやられたからだ………まさか地縛神が動くとは…」
ミスティ「……………トビー……仇はうったわ…」
789: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 01:43:48.93 ID:8cfu5cTc0
アキ「………………」
ミスティ「アキさん………ごめんなさい、トビーが死んだのはあなたのせいでは無かったわ…」
アキ「え…………あ、…」
ミスティ「私にはもう、戦う理由は無い……サレンダーするわ」スッ…
ズオオオオオォォォォオオ!!!
ミスティ「ぐ!?うううぅうう…………!!」
アキ「!?ミスティ!」
コナミ「あ!出たぞ冥界の王!まただ!」
遊星「く…!また強制的にデュエルをさせる気か……!」
ミスティ「ぐううぅうう………!!!?」
アキ「ミスティ………!」
遊星「ミスティ!お前の復讐は終わったんだ!」
ミスティ「も………もう、私には止められない……! くぅううう……!」
アキ「邪神なんかに負けないで!ミスティ!」
ミスティ「くぅう…………………我がデュエルを進めよう……!」ズズズ……
龍亞「ああ!乗っ取られちゃった!」
あげは「これは…………」
790: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 01:54:31.51 ID:8cfu5cTc0
…………………………………………………………………………………………………………………………
アキ「ブラックローズドラゴンの効果を発動!フィールドを全て破壊する!ブラックローズ・ガイル!」バッ
ミスティ「ほぉ………貴様はこの女を助けないと………?」
アキ「私が倒すのはミスティじゃない、地縛神!」
ローズドラゴン「オオオオォオオオォーーーー!!」ドオオォォーーーーー!!!
ミスティ「トラップ発動!デス・ゲイザー!」カチッ
コナミ「なんだ!?」
アキ「く……」
ミスティ「この効果で破壊される我のカード一枚につき300P、貴様にダメージを与える!」
ゴオォォォォォオオォオオ!!!!
雪乃「!十六夜さん!」
龍可「アキさん!」
アキ「ミスティ……!トラップ発動!リフレクト・ネイチャー!」カチッ
コナミ「!あれは効果ダメージを相手に移し替えるトラップカード!」
牛尾「十六夜へのダメージがミスティに跳ね返るって訳か!」
ミスティ「な……!ぐ……ぐぁぁぁぁああぁぁ!!!」ドオオォォーーーーー!!! LP0ピー
791: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 02:01:39.63 ID:8cfu5cTc0
シュウウゥゥウウウゥゥゥゥウウウ…………
コナミ「十六夜が勝った!」
遊星「やったぞアキ!」
アキ「はぁ……はぁ………ミスティ…………」ダッ
ミスティ「ふふ…………これでいいのよ………アキさん……世界を救って………?」
アキ「ミスティ!消えないで!お願い……!」
ミスティ「私は………後悔してないわ……トビーの仇が……うてたのだから……」シュウウウゥゥウゥゥ
龍亞「体が………」
コナミ「助けられねえのか……?くそ…」スタスタ……
ミスティ「………!?あなた、トビー……!?」
コナミ「え………?」
アキ「!?」
雪乃「!?」
ミスティ「………いえ、似てるけど…少し違うわね……髪型とか………」
コナミ「え!?俺があんたの弟に似てんの!?」
ミスティ「さ……最後に……顔を…よく見せてくれないかしら………」シュウウウゥゥウゥゥ
コナミ「あ、ああ………」スッ
ミスティ「ふふ…………とびー……お姉ちゃんも……そっちに行くから…ね…」シュウウウゥゥウゥゥ………
アキ「!…………………く………ミスティ……!」
コナミ「………なんか俺も悲しくなって来た………」
793: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 02:16:09.39 ID:8cfu5cTc0
…………………………………………………………………………………………………………………………
遊星「これで………全てのダーク・シグナーを倒した…」
牛尾「世界は救われたのか………?」
龍亞「実感無いや………」
コナミ「そういやクロウは全然出てこなかったけど」キョロキョロ
クロウ「オーーーイ!お前ら!大変だ!」
遊星「!クロウ、遅かったな」
コナミ「まったく、もう終わっちまったぞ?」
龍可「どうしたのよクロウ?」
アキ「…………」グスッ
ナオミ「お姉様、傷心でしたなら私が慰めます……どうか泣かないでください」
アキ「………ありがとう、ナオミ」
雪乃「後味が悪い戦いだったわ……」
クロウ「シティ方向をみろ!なんだあれ!?」ビッ
牛尾「シティ方向………?」
カアァアァアアァァァァァアアァァァ!!
コナミ「なんだあぁ……!?」
あげは「あれって……地上絵………!?」
遊星「い、いや…………少し違う………!なぜシティに……?!」
……………………………………………………………
近くの茂み
ディヴァイン「はあ……はあ……!……こ、ここは…!?私は助かったのか……!?」
ディヴァイン「ふ…………くくくくく……!そうか…ミスティが死んだから…」
ディヴァイン「まだだ……私の復讐は終わらんぞ………はははは!……」シュンッ
794: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 02:26:58.91 ID:8cfu5cTc0
810: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 20:38:00.71 ID:8cfu5cTc0
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
牛尾「!?地震か…?」
遊星「これは………」
コナミ「あ!あれをみろ!」ピッ
冥界の王「うぉおぉぉぉおぉ…………!!」ズズズズズズズズ………
クロウ「なんだあの化け物はぁ………!?」
龍亞「ドロドロしてるよ…………しかも少しずつシティに向かってない?!」
雪乃「う…………まさか…あれが封印されていたっていう」
遊星「…………冥界の王………それじゃあ、俺たちは間に合わなかったのか……!?」
龍可「どうしよう………ん?」
クリボン「クリ………」
龍可「クリボン?…………うぅ……!?」
龍亞「どうしたの龍可!?」
龍可「あれを………行かせちゃいけない………!止めなきゃ…」
ズズズズズズズズ………
ナオミ「あの光の柱に向かっているようね………」
コナミ「封印から解かれちまったアイツを……どうするんだ!?」
811: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 20:45:29.88 ID:8cfu5cTc0
カァァーーーーーーーーー!!
遊星「う!?」
龍可「!………アザが…!」
アキ「アザが光り始めた……」
牛尾「ん?あれはなんだ!?」
赤き竜「ウオオォォオォーーーーーン」
遊星「赤き竜!なぜここに……!?」
雪乃「日現実的な事だらけね……」
コナミ「かなり今更だぞそれ…」
ギュウウゥゥゥゥウウウウゥゥン!
「うわぁああーーーーーー!!!」シューーーン
シューーーーーーーーーーン
牛尾「な………ここはどこだ……!?」
遊星「赤き竜の中だ………俺たちを何処かに運んでいるんだ…」
ジャック「く…いきなりなんだ!?」
クロウ「あ!ジャック、お前も飛ばされたか!」
コナミ「身体が浮いてなんか不思議な気分だ…」
あげは「うわあぁー……!飛んでるよー!」
龍可「私達に何を求めてるの……?赤き竜……」
シューーーーーーーーーーーン!
813: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 20:57:00.92 ID:8cfu5cTc0
シティ
キィイイイーーーーン………
遊星「う………ここは…」スタッ
アキ「シティだわ………私達は…シティに連れてこられた………」
ジャック「一体どうなっているのだ!」
クロウ「ダーク・シグナーは全員倒しただろーが!」
龍亞「早くあのドロドロを止めないと………!」
コナミ「………ん?あれは?」ピッ
ゴドウィン「どうやら…ダークシグナーとの戦いには勝利したようですね」スッ
雪乃「!治安維持局長官…?」
遊星「ゴドウィン!…」
ゴドウィン「だが冥界の門を閉ざす事はできなかった…」
遊星「ゴドウィン!教えてくれ、俺たちは負けてしまったのか!?」
ゴドウィン「はい、この世界はもう………終わりです」
遊星「なんだと…………?」
814: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 21:10:33.42 ID:8cfu5cTc0
ゴドウィン「…刻一刻と冥界の王はこちらに向かっています…」
遊星「!なぜだ!……なぜここに向かってくる!?」
ゴドウィン「それは、この神殿が神聖なる儀式の場だからです」
ジャック「儀式だと……?」
ゴドウィン「そう、儀式のために私が赤き竜の力を使いあなた達をこの地に呼んだ」
アキ「?……」
ゴドウィン「……」スッ
遊星「!それは、ドラゴンヘッドのアザを持つ腕……!?」
ジャック「それはお前の腕なのか!?」
ゴドウィン「ちがいます、これは我が兄ルドガーのもの」
遊星「それをなぜお前が持っている!?」
ゴドウィン「ふふふ…………」キィイイイーーーーン!
コナミ「!?その背中のアザは……!」
遊星「まさかお前は…」
ゴドウィン「ふふふふ………うぉおおおぉおおぉ!!!」バリリリッ! ムキッ
龍亞「うわぁ!」
コナミ「いきなりバンプアップしやがった…!」
816: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 21:18:22.72 ID:8cfu5cTc0
ゴドウィン「そう………私は、ダークシグナーとなった!」ズズズズズズズズ!
あげは「な…………?」
ジャック「馬鹿な……!?」
ゴドウィン「くくくくく…………はあっ!」ガシャァッ!!
牛尾「アザの腕を………義腕を引き抜いてから……!」
雪乃「自分にはめた………!?」
遊星「ゴドウィン!お前はなにをしている!?」
ゴドウィン「我は………神となる!!」ゴアッ
クロウ「神ぃ………!?」
ゴドウィン「邪神の力と赤き竜の力…………二つの神の力で……究極の神となるのだぁ!!!」
コナミ「危ないおっさんだな!」
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!
遊星「う!神殿がせり上がる……!」ズズズズズズズズ………!
ジャック「離れろ!」
ゴドウィン「はははははは!」
817: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 21:30:33.06 ID:8cfu5cTc0
ズズウウゥゥウウゥンン………!!
………………………………………………………………………………………………………………
カードショップKURUMIZAWA
店長「うん!?なんだ?……地震か………?」グラグラ…
レイン恵「………………?」
三郎「にゃ……………?」
………………………………………………………………………………………………………
アンジェラ「えー……突如現れた謎の光は未だ原因が判明しておらず……」
ガヤガヤガヤ………
ゆま「なんか嫌な予感がします………」
……………………………………………………………………………………………………………
ゴドウィン「くくくくく…………これより、冥界王を迎える儀式を行う!」バッ
遊星「儀式……!?」
ゴドウィン「儀式はコンドルの地上絵を使用したライディングデュエルによって執り行われる!」
ゴドウィン「そう!神である我がシグナーである君達を完膚なきまでに叩き潰す事で冥界の王を迎える!」
遊星「ゴドウィン!なぜだ!」
クロウ「おまえが遊星に頼んだんだろが!ダークシグナーを倒せって!」
ゴドウィン「さあどうします?そろそろ冥界の王がやって来ますよ?」
遊星「く……………」
818: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 21:38:42.06 ID:8cfu5cTc0
遊星「このデュエルに勝ったら、冥界の王は……?」
ゴドウィン「消えるでしょう、だが、それは我がさせない!神たる我が!」
遊星「!!ゴドウィン!そのデュエル受けて立つ!」
ジャック「貴様など蹴散らしてくれる!」
クロウ「俺も行くぜ!あいにく俺はシグナーじゃねえ、だが……サテライトのガキどものためなら何でもするぜ!」
クロウ「例えそれが無謀な事でも……あの伝説のDホイーラーが飛んだようになぁ!」
ゴドウィン「ふ…………」
遊星「勝負だゴドウィン!俺たち三人で冥界の王の復活を止めてみせる!」
ブオオオオオォオーーーーーーーーー!!!!
龍亞「遊星!ジャック!クロウ!」
龍可「頑張って……!」
牛尾「頼むぜお前ら!」
深影「アトラス様……!」
アキ「………遊星」
コナミ「よっしゃいけぇーー!」
あげは「ねえ、キミは行かないの?」
コナミ「え?ああ……なんか嫌な予感がするからここに残ってる」
あげは「?なにそれ……」
819: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 21:46:44.42 ID:8cfu5cTc0
ゴドウィン「あなた達にはそれぞれ4000のLP、私にはその三倍の12000LP……ファーストターンはそれぞれ攻撃できない」
ゴドウィン「異存はありませんね?」
クロウ「ねえよ!」ブオオオオオォオーーーーーーーーー!!!
ジャック「行くぞ!これが俺たちの……!」
遊星「最後の戦いだ!」ブオオオオオォオーーーーーーーーー!!!!
バッ!!!
ダンッ!
ブオオオオオォオーーーーーーーーー!!!!
コナミ「お、あの地上絵空中でも乗れるのか…」
雪乃「そのようね…」
「「「「デュエル!!!」」」」
ゴドウィン「これよりこのフィールドはスピード・ワールドに支配されます」バッ
ドオオオォーーーーーーーーン!
クロウ「先行は鉄砲玉のクロウ様だ!」シュッ ブオオォオーーーーー!!!!
820: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 21:54:37.70 ID:8cfu5cTc0
龍亞「始まっちゃった……!」ドキドキ
龍可「世界の運命をかけたデュエル………!」
牛尾「遊星…………!ジャック、クロウ……頑張ってくれ……!」
アキ「………LP12000をどう削るのか………」
ナオミ「いざとなったら私がお姉様は守ります」
アキ「ナオミ、無茶はしないで」
コナミ「三対一ってかなり有利な気がするけどな…………」
あげは「あの人の自信………よほど強いんだよ………」
雪乃「そうね………いきなり筋肉量も増えたし…」
コナミ「おい雪乃、いい男探してると言ってもゴドウィンはダメだぞ、マッスルな男はカッコいいのは解るが、敵だし」
雪乃「わ、私はそんなつもりで言った訳じゃないわ…!」ペシッペシッ
コナミ「いたっ…」
………………………………………………………………………………………………………………
821: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 22:09:35.65 ID:8cfu5cTc0
遊星「ゴドウィン!どうしてお前がダークシグナなどに!?」
ゴドウィン「17年前、旧モーメントの力を兄、ルドガーが解き放った…兄はシグナーとダークシグナ……二つの神を身体に宿していた」
ゴドウィン「兄の身体をダークシグナーの力が占領しようとしていた……そこで兄は考えた…」
ゴドウィン「ドラゴンヘッドの左腕を切り落とし、弟の私に託す事で運命にその決着を任せようとした」
ゴドウィン「私はこの力で、5000年周期に起こるこの戦いを終結させる事を誓った!神となって!」
ゴドウィン「冥界の王の力で世界を滅ぼし、赤き竜の力で世界を再生する!我が神だぁあ!!」
遊星「ふざけるなゴドウィン!!」
クロウ「マーサやサテライトのガキども……罪の無い奴らがどうして滅ぼされなくちゃいけねえんだ!」
ジャック「このジャック・アトラス!貴様の妄想に付き合う暇などない!」
遊星「お前は間違っている!運命を突き破るのは神の力じゃない!俺たち一人一人が抗い、戦い勝ち取る物だ!」
ゴドウィン「ふ…なにをもって戦うと?」
遊星「それは………!俺たち仲間の絆だ!」
ゴオォォォォォーーーーーーーーーーーーー!!!
822: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 22:15:02.22 ID:8cfu5cTc0
コナミ「なんか良く聞こえなかったが……いい事を遊星が言ったのは分かるな……!」
あげは「よく聞いておきなよまったく………」
牛尾「………!」
龍亞「遊星………………!」
龍可「私達もついてるわ……!」
アキ「仲間の絆……………」
ナオミ「流石はチャンピオン……男の割にはいい事を言うわね」
キィイイイーーーーン!!
コナミ「………………」キョロキョロ
雪乃「……?何をさがしているのかしら?」
コナミ「いや…………俺の予想ではそろそろなんだよ………」キョロキョロ
雪乃「………?」
コナミ「……………!!…野郎!やっぱり来やがったかー!」
あげは「!?え」
龍亞「どうしたの……!?」
牛尾「お、おい、何を」
ブオオオオオォオーーーーーーーーー!!!!
雪乃「コナミ……?!」
824: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 22:25:33.66 ID:8cfu5cTc0
ブオオオオオォオーーーーーーーーー!!!!
ダンッ!
ブオオオオオォオーーーーーーーーーーーー!!!!
龍可「!?コナミが地上絵の中に……!?」
深影「何をしているのコナミ!?」
ナオミ「ちょっ意味がわかんない、もう、相変わらずバカね…!!」
アキ「な……?!遊星達を追いかけて行ったの………?」
龍亞「わ、わかんない………『来やがったか』って言ってたけど…」
雪乃「何をしているの………?!……無茶はしないで……」
………………………………………………………………………………………………………………
シュンッ
ディヴァイン「ふう、ここだな……ゴドウィンの居場所は……」スタッ
ディヴァイン「これは…………コンドルの地上絵か…くくく……なるほどな…不動遊星達とデュエルをしているのか」
ディヴァイン「動きやすくて助かる……私のシグナー共への復讐はまだ終わっていないからな…」
ディヴァイン「せいぜい夢中になっていろ………サイコパワーで全員クラッシュさせてやる」シュッ ファイアーボール
ディヴァイン「そして最後はゴドウィン……貴様だ……はははは!」
ディヴァイン「後ろからサイコ・ソードで切り刻んでやる………緊急テレポートを発動…」スッ
ブオオオオオォオーーーーーーーーー!!!!
ディヴァイン「ん?」
825: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/16(火) 22:41:16.77 ID:8cfu5cTc0
コナミ「待ってもらおうかー!」ブオオオオーーーーー!!!!
ディヴァイン「あいつは……、ち、デュエルに参加してなかったか」スッ
キキキイイィィイイッッ!!
コナミ「ふう………やっぱり来ると思ったぜ……ミスティは死んで…地縛神も消滅したからな」
コナミ「お前も生き返ってると俺は思ってた!」
ディヴァイン「ここに来れたのはお前だけか……くくくく、お前ごときに何ができる?シグナーでもないお前に」
コナミ「遊星達のデュエルを邪魔しようってんならそれをさらに邪魔してやる、お前の思い通りに行くか!」カシャッ
ディヴァイン「おいおい、私と戦う気か?アルカディア・ムーブメント総帥の私に、お前ごときが何とかなるとでも…?」
コナミ「肩書きにビビる俺じゃないんでね、サテライト出身者にはそんなもん通用しねえんだよ!」
ディヴァイン「やれやれ………まあいい、うるさいお前をサイコ・デュエルで切り刻んでから奴等に復讐するのもいいだろう」カシャッ
コナミ「させるか、根性叩き直してやる……!」
ディヴァイン「サイコ・デュエル…………楽しんで逝ってくれよ?」
「「デュエル!!」」
835: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/18(木) 22:44:22.09 ID:3iDZvyAw0
………………………………………………………………………………………………………………………………
ゴドウィン「伝説のDホイーラーは学んだ、運命には抗えないと…」
クロウ「……」
ゴドウィン「だが、それは凡人だからだ、下らない人間だからだ!」
ジャック「…」
ゴドウィン「運命を変えるには、人を超え神となる!その時初めて奇跡は起こるのだと!」
遊星「…………な…!?」キィイィイィィィン
シュウウゥウゥウーーーーーン!!
ジャック「!馬鹿な…!?」
アキ「アザが…消えた?」
龍可「何……?」
ゴドウィン「ハハハハハハハ!」キィイィイィィィン!
遊星「そんな……全てのアザがゴドウィンに集結した…!」
ゴドウィン「ハハハハ……!我が!究極の神だぁ!」
クロウ「ちぃ………!カードを2枚セットしてターンエンドだ!」バッ
………………………………………………………………………………………………
836: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/18(木) 22:58:36.51 ID:3iDZvyAw0
ディヴァイン「………ふん、ゴドウィンめ……ヤケにテンションが高いじゃないか」
ディヴァイン「シグナーだダークシグナーだ…………私には関係のない事だ」
ディヴァイン「お前だってそうだろう?シグナーでもなければゴドウィンに因縁も無い、本来無関係だ」
ディヴァイン「私が奴らを皆殺しにしたところでな………」
コナミ「お前と俺は考え方が違うようだぜ、俺にとって遊星、ジャック、クロウはサテライトからの仲間だ」
コナミ「仲間のピンチに黙ってられるか!当たり前だろが!」
ディヴァイン「仲間………ははははは!仲間など必要あるか!確かにお前とは考え方がまったく違うようだな」
コナミ「ああ」
ディヴァイン「話し合いではどうにもならない事を理解した、仕方ないな」
ディヴァイン「お前の先行だかかってこい、力の差を思い知らせてやる」スッ
コナミ「お前はここで止める、俺のターン!」シュッ 手札6
コナミ「俺はブラッド・ヴォルスを召喚!」バッ
《ブラッド・ヴォルス/Vorse Raider》 †
通常モンスター
星4/闇属性/獣戦士族/攻1900/守1200
悪行の限りを尽くし、それを喜びとしている魔獣人。
手にした斧は常に血塗られている。
ヴォルス「あぁぁああああ!!!」
コナミ「鬼柳に返し忘れたカードだが……大切に使っていくぜ」
コナミ「カードを2枚セットしてターンエンドだ!」バッ 手札3
837: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/18(木) 23:06:19.98 ID:3iDZvyAw0
ディヴァイン「ふん、私のターン」シュッ 手札6
ディヴァイン「私は緊急テレポートを発動する」バッ
《緊急テレポート/Emergency Teleport》 †
速攻魔法
自分の手札・デッキからレベル3以下の
サイキック族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは
このターンのエンドフェイズ時にゲームから除外される。
ディヴァイン「デッキからクレボンスを特殊召喚」バッ
《クレボンス/Krebons》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/サイキック族/攻1200/守 400
このカードが攻撃対象に選択された時、
800ライフポイントを払って発動できる。
その攻撃を無効にする。
クレボンス「けけけ……」
ディヴァイン「そして手札からメンタルプロテクターを召喚」バッ
《メンタルプロテクター/Mind Protector》 †
効果モンスター
星3/光属性/サイキック族/攻 0/守2200
このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に500ライフポイントを払う。
この時に500ライフポイント払えない場合はこのカードを破壊する。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
サイキック族モンスター以外の攻撃力2000以下のモンスターは
攻撃宣言をする事ができない。
プロテクター「クククク………」
コナミ「チューナーと非チューナーが並んだか…」
ディヴァイン「私は☆3のメンタルプロテクターに☆2のクレボンスをチューニング」サッ
☆3+☆2=☆5 カァッ!
ディヴァイン心の深淵に燃え上がる我が憎しみの炎よ……黒き怒濤となりてこの世界を蹂躙せよ、シンクロ召喚!現れろ…………マジカル・アンドロイド!」
《マジカル・アンドロイド/Magical Android》 †
シンクロ・効果モンスター
星5/光属性/サイキック族/攻2400/守1700
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分のエンドフェイズ時、自分フィールド上の
サイキック族モンスター1体につき、自分は600ライフポイント回復する。
アンドロイド「はぁっ!」
838: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/18(木) 23:18:00.21 ID:3iDZvyAw0
コナミ「攻撃力2400か…!」
ディヴァイン「いくぞ!マジカル・アンドロイドでブラッド・ヴォルスを攻撃!」
アンドロイド「はあぁー!」ブオォッ!
コナミ「かかったな!革命-トリック・バトルを発動!」カチッ
革命-トリック・バトル
永続罠
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスターと
相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスターが戦闘を行う場合、
攻撃力の低いモンスターは戦闘では破壊されず、
攻撃力の高いモンスターが戦闘によって破壊される。
コナミ「このカードがある限り、攻撃力で優っているモンスターが戦闘で破壊されちまうのさ!」
アンドロイド 攻2400
ブラッド・ヴォルス攻1900
コナミ「返り討ちにしろブラッド・ヴォルス!」
ディヴァイン「速攻魔法カードを発動!サイクロン!」バッ
《サイクロン/Mystical Space Typhoon》 †
速攻魔法
フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
コナミ「なに!?」
ディヴァイン「貴様のトリック・バトルは無効だバカめ!」
ギュオオオォォォーーーーーー!!!
バリィィンン!!
コナミ「ぐぁ…!トリック・バトルが破壊された?!」
アンドロイド「はぁーーーー!」バシュウゥッ!!
ヴォルス「あぁぐあっ!!」ドォォオオン!
コナミ「ぐはぁあーーー!?」LP4000→3500 ズザァァアァァアアァッ!!
コナミ「ぐ…………これがサイコ・デュエルか………いってぇ……」
ディヴァイン「まだまだこれからだ、私のサイコ・パワーを全開にしているからな、くくく…」
839: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/18(木) 23:41:10.30 ID:3iDZvyAw0
ディヴァイン「私はカードを1枚セットしてターンを終了、この瞬間マジカル・アンドロイドの効果が発動、私のLPを600P回復する」 LP4000→4600 手札2
ディヴァイン「どうする?マジカル・アンドロイドを破壊しなければ私のLPは天井知らずに回復するぞ、くくく」
コナミ「ち…………マジカル・アンドロイドを破壊しないとな……ドロー!」シュッ 手札4
コナミ「俺はネコ耳族を召喚!」バッ
《ネコ耳族/Cat's Ear Tribe》 †
効果モンスター
星1/地属性/獣戦士族/攻 200/守 100
相手ターン時のみこのカードと戦闘する相手モンスターの
元々の攻撃力はダメージステップ時に200になる。
ネコ「にゃ」
ディヴァイン「たしかそいつは、相手ターンで相打ちにするような効果があったな、どうするつもりだ?」
コナミ「俺は渾身の一撃を発動!」バッ
《渾身の一撃/Full-Force Strike》 †
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
このターン、選択したモンスターは戦闘では破壊されず、
その攻撃によって発生するお互いへの戦闘ダメージは0になる。
また、このターン、選択したモンスターが相手モンスターを攻撃した場合、
ダメージ計算後にその相手モンスターを破壊する。
コナミ「これでマジカル・アンドロイドを破壊できる!」
ディヴァイン「なるほどな、そんな策か」
コナミ「行け、ネコ耳族!渾身の一撃だ!」
ネコ耳族「ニャー!」ダダダダッ
840: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/18(木) 23:54:10.99 ID:3iDZvyAw0
ディヴァイン「甘い!私は手札のタイム・エスケーパーを墓地に捨て、効果を発動する!」シュッ
《タイム・エスケーパー/Time Escaper》 †
効果モンスター
星2/地属性/サイキック族/攻 500/守 100
このカードを手札から捨て、
自分フィールド上に表側表示で存在する
サイキック族モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを次の自分のスタンバイフェイズ時までゲームから除外する。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。
アンドロイド「ふふふ…」グニャアァ…!
コナミ「マジカル・アンドロイドが消えやがった……!?」
ディヴァイン「マジカル・アンドロイドは次の私のターンまでタイムワープしたのさ、攻撃は届かない」
コナミ「くそ……!渾身の一撃の効果を受けたネコ耳族はこのターン…ダメージは与えられない…!」
ディヴァイン「私にそんな単調な攻撃が通用するか、くく………」
コナミ「………俺はカードを一枚セットしてターンを終了する…!」バッ 手札1
ディヴァイン「私のターンだ、スタンバイフェイズにマジカル・アンドロイドは姿を現す」バッ 手札2
アンドロイド「ふふふ…」」グニャアァ…!
コナミ「厄介な奴だ……!」
ディヴァイン「私はテレキ・アタッカーを召喚!」バッ
《テレキアタッカー/Telekinetic Shocker》 †
効果モンスター
星4/地属性/サイキック族/攻1700/守 700
サイキック族モンスターが破壊される場合、
500ライフポイントを払い代わりにこのカードを破壊する事ができる。
テレキ「ウキキ……」
ディヴァイン「痛みを与えてやる…まずテレキ・アタッカーで相打ちにもっていき、マジカル・アンドロイドでダイレクトアタックを仕掛ける!」
コナミ「!……」ぐっ
ディヴァイン「いけ、テレキ・アタッカー!」バッ
テレキ「ウキキキキーーー!」ダッ!
841: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/19(金) 00:04:05.42 ID:FyrDcZsy0
コナミ「安全地帯発動!ネコ耳族は破壊されない!」カチッ
《安全地帯/Safe Zone》 †
永続罠
フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターは相手の効果の対象にならず、
戦闘及び相手の効果では破壊されない。
また、選択したモンスターは相手プレイヤーに直接攻撃する事はできない。
このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターがフィールド上から離れた時このカードを破壊する。
ディヴァイン「なに…!?」
テレキ「ウキキキキーーー!」攻1700→200
ネコ耳族「にゃー」攻200
バキィイィィィン!
テレキ「ぐっ!」ドォオーン!
ディヴァイン「く………!テレキ・アタッカーが無駄死にか……!」
コナミ「どうだ!?安全地帯がある限りてめーの攻撃は全て返り討ちだ!」
ディヴァイン「このままではマジカル・アンドロイドでも倒せないか……ターンを終了する」LP4600→5200
コナミ「このターンこそ……!アンドロイドを倒さねえと…回復を止めねえと…ドロー!」シュッ 手札2
コナミ「…俺はジェネクス・ウンディーネを召喚!」バッ
《ジェネクス・ウンディーネ/Genex Undine》 †
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻1200/守 600
このカードが召喚に成功した時、
デッキから水属性モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「ジェネクス・コントローラー」1体を手札に加える。
ウンディーネ「ウッス」
コナミ「効果を発動する、デッキから舌魚を墓地に捨てる事で、ジェネクス・コントローラーをデッキから手札に加える!」シュッ
ディヴァイン「低レベルザコモンスターめ」
862: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/19(金) 20:07:31.62 ID:FyrDcZsy0
ディヴァイン「それで、肝心のマジカル・アンドロイドは破壊できるのか?」
コナミ「そして……カードを一枚セットする、ターン終了だ」バッ 手札1
ディヴァイン「く……くくく、結局は口だけか、ドロー!」シュッ 手札2
ディヴァイン「いけ、マジカル・アンドロイド!ジェネクス・ウンディーネに攻撃だ!」
アンドロイド「はあぁ!」ボオォォッ! 攻2400
ウンディーネ「…!?ヤバイ……?!」攻1200
コナミ「させるか!まんまと引っかかりやがったな、トラップ発動!奇策!」カチッ
《奇策/Nitwit Outwit》 †
通常罠
手札からモンスター1体を捨て、
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力は、捨てたモンスターの元々の攻撃力分ダウンする。
ディヴァイン「奇策だと…?!」
コナミ「手札のジェネクス・コントローラーを捨ててマジカル・アンドロイドの攻撃力をコントローラーの攻撃力1400P下げる!」シュッ
アンドロイド「うぅ…!?」攻撃力2400→1000
ウンディーネ「ア、勝テル、オラーー!」バシィッ!
ディヴァイン「ぐぁ……!」LP5200→5000 ピッ
コナミ「マジカル・アンドロイド敗れたり!」
ディヴァイン「ち………小僧が…!」
864: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/19(金) 20:21:30.79 ID:FyrDcZsy0
ディヴァイン「…………私はエンドフェイズ、超能力再生を発動する」カチッ
《超能力治療/Metaphysical Regeneration》 †
通常罠
このカードはエンドフェイズ時にのみ発動する事ができる。
自分はこのターン墓地へ送られたサイキック族モンスターの数
×1000ライフポイント回復する。
ディヴァイン「この効果でLPを1000P回復してターン終了だ」手札2 LP5000→6000
コナミ「また回復か、だが今はガラ空きだ、ドロー!」シュッ 手札1
コナミ「ジェネクス・ウンディーネでダイレクトアタック!」バッ
ウンディーネ「オラーー!」ベシィッ!
ディヴァイン「ぐぁ…………!!」LP6000→4800
コナミ「ネコ耳族は安全地帯でダイレクトアタックはできない、ターン終了だ!」
ディヴァイン「私のターンだ!」シュッ 手札3
ディヴァイン「小僧、遊びは終わりだ、私にはやるべき事があるのでね!」
コナミ「やる事?」
ディヴァイン「ゴドウィンの抹殺、不動遊星達への復讐さ」
コナミ「…………いや、させるかそんな事!」
ディヴァイン「私は魔法カード、ミラクルシンクロフュージョンを発動!」バッ
《ミラクルシンクロフュージョン/Miracle Synchro Fusion》 †
通常魔法
自分のフィールド上・墓地から、
融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターをゲームから除外し、
シンクロモンスターを融合素材とするその融合モンスター1体を
融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
また、セットされたこのカードが
相手のカードの効果によって破壊され墓地へ送られた時、
自分はデッキからカードを1枚ドローする。
コナミ「フュージョンだと?」
866: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/19(金) 20:30:23.02 ID:FyrDcZsy0
ディヴァイン「私は墓地のマジカル・アンドロイドとメンタルプロテクターを融合する!」
グニャアァアアァーーーーー!
コナミ「何……墓地のモンスターで融合を……?」
ディヴァイン「サイキック族最強のモンスターを見せてやる、現れろ!アルティメット・サイキッカー!」バッ
《アルティメットサイキッカー/Ultimate Axon Kicker》 †
融合・効果モンスター
星10/光属性/サイキック族/攻2900/守1700
サイキック族シンクロモンスター+サイキック族モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
このカードはカードの効果では破壊されない。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
また、このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、
破壊したモンスターの攻撃力分だけ自分のライフポイントを回復する。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!
アルティメット「オォヴオォオオォォオオオォオオオッッ!!!」ドォォオオン!
コナミ「なぁ……!?」
……………………………………………………………………………………………
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!
龍亞「遊星………、ジャックにクロウ……頑張れー!」
あげは「コナミはどこに向かったんだろう……?」
牛尾「この地上絵でかいからな……まったく、遊星達が必死に戦っているってのに…」
龍可「で、でも…コナミだって考え無しで勝手な行動は取らないと思う…」
ナオミ「どうかしら?…案外チャンピオン達を追いかけて行っただけかも」
龍亞「む…コナミはそんな勝手な奴じゃないよ!」
867: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/19(金) 20:42:10.42 ID:FyrDcZsy0
雪乃「………!あれはなにかしら?」
アキ「え?…………!!あれは…アルティメット・サイキッカー…!」
龍可「え…?なんであんなところにモンスターが…!?」
牛尾「なに?………おい、あれはコナミだ、あんな所でデュエルしてやがるぞ…!」
深影「なんですって……!?相手は?」
龍亞「………」ジィィ……………
龍亞「!あれ、ディヴァインだ…!」
アキ「ディヴァイン!?」
牛尾「まだ生きてやがったのか…!」
あげは「ミスティさんの地縛神に食べられたはずなのに…」
龍可「狙いは…やっぱり遊星かな……?」
ナオミ「という事は…あいつはチャンピオン達の邪魔をさせないために……」
雪乃「でも……アルティメット・サイキッカーなんて…」
アキ「あれはディヴァインの真の切り札……ディヴァインが戦う以上サイコ・デュエルだろうし……大丈夫かしら…?」
バサッ!バサッ!バサッ!
龍亞「!?あ、冥界の王がなんか飛ばして来たよ!」
龍可「あれは……鳥?……遊星達をクラッシュさせるつもりよ!」
牛尾「ぐう……!?あっちこっちで…!」
ブオォーーーーーン!
遊星「なんだ?こいつらは……!」
クロウ「く……!邪魔だ!」バッ
868: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/19(金) 20:54:22.61 ID:FyrDcZsy0
ゴドウィン「くく………冥界の王も地縛神の登場に興奮を隠せないようだ…」
ゴドウィン「はははは!究極の破壊をもたらせ!現れろ最強の地縛神、Wiraqocha Rasca!!」バッ
ドクンッドクンッドクンッ
………………………………………………………………………………………………………………
「うあああーー!?」 「ぐああーーー!?」「ぐううぅう………!」
アンジェラ「何事でしょう!?人々が次々と光となって消滅を始めました…!」
ゆま「あぁあぁ……!」シュウウウゥゥゥゥウ
………………………………………………………………………………………………………………
龍亞「うわぁーーーー!シティの人々が地縛神の生贄になっちゃったよー!」
あげは「く………………!」
龍可「遊星!勝って……!」
牛尾「クロウ!」
深影「アトラス様…!」
雪乃「コナミ………」
WiraqochaRasca「キョオォォォォオオォ!!!」
遊星「く……!地縛神………!」
クロウ「でやがったな…!インチキモンスター!」
ジャック「叩き潰してくれる!」
871: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/19(金) 21:06:48.64 ID:FyrDcZsy0
……………………………………………………………………………………………
コナミ「うおぉ………地縛神だ…………!」
ディヴァイン「………………よそ見している余裕は貴様にはないぞ!」
コナミ「なに………!?」
ディヴァイン「私はさらに、魔法カード最古式念導を発動する!」バッ
《最古式念導/Psychokinesis》 †
通常魔法
自分フィールド上にサイキック族モンスターが存在する場合、
フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
選択したカードを破壊し、
自分は1000ポイントダメージを受ける。
ディヴァイン「貴様の安全地帯を破壊する!」
コナミ「このままじゃ…トラップ発動!捨て身の宝札!」カチッ
《捨て身の宝札/Card of Sacrifice》 †
通常罠
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター2体以上の攻撃力の合計が、
相手フィールド上に表側表示で存在する攻撃力が一番低いモンスターよりも低い場合、
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
このカードを発動するターン、
自分はモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができず、
表示形式を変更する事もできない。
コナミ「俺のジェネクス・ウンディーネとネコ耳族の攻撃力合計はアルティメット・サイキッカーの2900P以下の1400P!よってカードを二枚ドローできる!」シュバッ 手札3
ドキュウゥゥウーーン!
ネコ耳族「にゃあぁ!?」ドオォオオォオオオォンン!!
コナミ「ぐお……!?安全地帯が外れたネコ耳族は破壊される…!」
ディヴァイン「貴様の防壁は消えたぞ…くく…」LP4800→3800
874: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/19(金) 21:21:31.17 ID:FyrDcZsy0
ディヴァイン「いけ、アルティメット・サイキッカー!ジェネクス・ウンディーネを攻撃だ!」バッ
アルティメット「ヴォオォーーーー!」ドウッ! 攻2900
ウンディーネ「………コレハ無理ダッテ…」攻1200
ドギュウゥーーーーン!!
コナミ「ぐはああぁ……!!」LP3500→1800 ブオオオオオォォーー!
ディヴァイン「アルティメット・サイキッカーの効果を発動、破壊したモンスターの攻撃力分、私のLPを回復する!」LP3800→5000
コナミ「か…………ぐぅ……!」
ディヴァイン「さらにアルティメット・サイキッカーは貫通効果を持ち、カード効果では破壊されない、はははは!」
コナミ「なんだと………!くそが………!」ぐぐっ…
ディヴァイン「私はターン終了だ」手札1
コナミ「また……回復しやがった……!俺のターン! 手札4
コナミ「!……このカードは…」
コナミ「よし………俺は魔物の狩人を召喚!」バッ
《魔物の狩人/Kojikocy》 †
通常モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1500/守1200
人を狩る凶悪な狩人。岩をも砕く強い力を持つ。
コナミ「さらにリバースカードオープン!魔導師の力!」カチッ
《魔導師の力/Mage Power》 †
装備魔法
装備モンスターの攻撃力・守備力は、
自分フィールド上の魔法・罠カード1枚につき
500ポイントアップする。
コナミ「魔物の狩人の攻撃力を上げる!」
狩人「うおお………!」攻1500→2000
875: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/19(金) 21:32:32.23 ID:FyrDcZsy0
コナミ「カードを一枚セット!これでさらに攻撃力はアップ!」バッ
魔物の狩人「うおお………!」攻2000→2500
ディヴァイン「2000Pになったところでなんだというんだ!」
ディヴァイン「アルティメット・サイキッカーの攻撃力は2900だ!」
コナミ「…へ、このモンスターで俺はディヴァイン!てめーの切り札をぶっ倒してやる!」
ディヴァイン「なに………!?」
コナミ「俺は手札から急降下ボムを墓地に捨て、効果を発動!」シュッ
急降下ボム
効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカードを手札から墓地に送って発動する。
エンドフェイズ時までフィールド上に表側表示で存在するモンスター全ての元々の攻撃力・守備力を入れ替える。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。
急降下ボム「フヒヒ」
ドオォーーーーーン!
ディヴァイン「!?な…なにが起こった……!?」
コナミ「これでフィールドの全てのモンスターの元々の攻守は逆転した!」
アルティメット「うぉおおぉぉおぉ!!」攻1700 守2900
魔物の狩人「うおお………!」攻2200 守2500
ディヴァイン「アルティメット・サイキッカーの攻撃力が1700に………!」
コナミ「もう怖くねぇー!いけ!アルティメット・サイキッカーをぶっ潰せ!」バッ
ズバァアァーー!
ディヴァイン「ぐああ……!?」LP5000→4500 ゴォッ!
876: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/19(金) 21:40:47.07 ID:FyrDcZsy0
ディヴァイン「馬鹿な……アルティメット・サイキッカーが……!」
コナミ「ふう………ターン終了だ」手札2
魔物の狩人「うおお………!」攻2500 守2200
ディヴァイン「く……………私のターンだ!」シュッ 手札2
コナミ「どうだディヴァイン!うつ手無しか!?」
ディヴァイン「なんだと……?私を舐めるな、次の策くらいいくらでも用意している!」
ディヴァイン「沈黙のサイコ・ウィザードを召喚!」バッ
《沈黙のサイコウィザード/Silent Psychic Wizard》 †
効果モンスター
星4/地属性/サイキック族/攻1900/守 0
このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地に存在するサイキック族モンスター1体を選択して
ゲームから除外する事ができる。
このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、
このカードの効果で除外したモンスターを特殊召喚する。
サイコ・ウィザード「はぁっ!」
コナミ「む…?」
ディヴァイン「サイコ・ウィザードと効果を発動!アルティメット・サイキッカーを除外する」
グニュゥゥン……
コナミ「自分から除外だと……?」
877: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/19(金) 21:53:03.43 ID:FyrDcZsy0
ディヴァイン「くく………そして私はサイクロンを発動する!」バッ
《サイクロン/Mystical Space Typhoon》 †
速攻魔法
フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
コナミ「またか……!!?」
ゴオオォオォオォォォオォーーーー!!
ディヴァイン「魔導師の力を破壊する!」
バリィィンン!!
コナミ「く…………!」
ディヴァイン「ははは!これで魔物の狩人の攻撃力は1500に戻った!」
ディヴァイン「サイコウィザードで魔物の狩人を攻撃!」バッ
ウィザード「ふんっ!」
コナミ「ぐあああぁ……!!」LP1800→1400 ズアアァッ!
ディヴァイン「ターンエンドだ、クククク………」手札0
コナミ「え…エンドフェイズにトラップ発動!奇跡の残照!」カチッ
《奇跡の残照/Miracle's Wake》 †
通常罠
このターン戦闘によって破壊され自分の墓地へ送られた
モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。
魔物の狩人「うぉお!」
ディヴァイン「復活したか…だが攻撃力は1500……」
コナミ「お、俺のターン…!」シュッ 手札3
878: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/19(金) 21:56:39.57 ID:FyrDcZsy0
今回はここまでで
現在状況
コナミ LP1400 魔物の狩人 手札3
ディヴァイン LP4500 サイコウィザード 手札0
https://livedoor.blogimg.jp/conbul/imgs/1/0/10005b2e.jpg アルティメット・サイキッカー
892: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/20(土) 20:46:31.24 ID:MmhhvnV/0
………………………………………………………………………………………………………………
ゴドウィン「ジャック・アトラス…貴様言ったな、どれほどのものを捨てようと人は孤独にはなれんと…」
ジャック「…」
ゴドウィン「だがそれはちがう、人は簡単に孤独になれる…それは死だ、人は死を前にした時自分には仲間など…絆など無かった事を気付かされる」
ゴドウィン「当たり前の事だ、死へと旅立つのは己一人なのだから」
遊星「ゴドウィン…」
ゴドウィン「もう一度かつてのジャック‥アトラスに戻してあげよう!」
ゴドウィン「地縛神Wiraqocha Rascaの効果を発動!ジャック、貴様のLPを1にする!ポーラスター・オベイ!」
Wiraqocha Rasca「ヴアァーー!!!」ドウゥッ!
ジャック「ぐあぁあぁーーー!!」LP1 ピー
遊星「ジャック!」
ゴドウィン「見よ、感じよ、目前に迫った死を!冥界の王よ!ジャック・アトラスを生贄に捧げよ!」バッ
冥界の王「カアァァ!!!」ブオォォオ!!
アキ「なんて力!」
龍可「エンシェント・フェアリー……!」
ジャック「ぅおおぉぉぉおぉおおお!!?」ゴァアァァ!!
ガシャアァアアァンンッ!!
ジャック「がはっっっ!!」ドサッ
遊星「ジャックーーーーー!」ブオォォオーーーーーーー
893: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/20(土) 20:53:56.25 ID:MmhhvnV/0
ゴドウィン「はははは!クロウ同様、走れないDホイーラーにターンは回ってこない!LPが1残っていようともな!」
ジャック「ぐう…………く!……」
ブオォーーーーーン!!
ジャック「遊星……お前に…託したぞ……!」
ジャック「く…………た、たとえ走れなくとも………その思いは…お前と共にある………!」
クロウ「ジ………ジャックの言うとおりだぜ………たとえLPが1だろうが……………」
クロウ「俺たちの……思いは…10000Pだぜ………!」
龍亞「頑張れ遊星ー!」
牛尾「負けんじゃねえぞー!」
龍可「コナミ……!コナミも負けないで……!」
遊星「みんなの思い…………受け取った!」ブオォーーーーー!
………………………………………………………………………………………………………………
コナミ「任せとけ!」
ディヴァイン「で?どうするつもりだ?」
894: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/20(土) 21:04:54.64 ID:MmhhvnV/0
コナミ「俺は魔物の狩人をリリース!」バッ
コナミ「そして偉大魔獣ガーゼットを召喚する!」バッ
《偉大魔獣 ガーゼット/Great Maju Garzett》 †
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードの攻撃力は、生け贄召喚時に生け贄に捧げた
モンスター1体の元々の攻撃力を倍にした数値になる。
ガーゼット「ぐるるるぅうああぁ……!」攻3000
コナミ「こいつはリリースしたモンスターの二倍の攻撃力を得ることができる!」
ディヴァイン「攻撃力……3000だと…!?」
コナミ「くらえディヴァイン!ガーゼットでサイコウィザードを攻撃だ!」
ガーゼット「ぶはぁぁ!!」ゴァアァァ!!
ガギャアァァアァン!!
ディヴァイン「!がああぁあぁ………!!」LP4500→3400
コナミ「みたか!お前に次の策は無い!」
ディヴァイン「それは、どうかな!サイコウィザードが墓地に行った時、効果で除外されていたモンスターを特殊召喚できる!」
ディヴァイン「復活しろ!アルティメット・サイキッカー!」バッ
アルティメット「ヴォオォーーーー!」攻2900
コナミ「なに………だが攻撃力はガーゼットが上だ!カードを一枚セットする、ターン終了!」バッ 手札1
ディヴァイン「私のターン!」シュッ 手札1
897: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/20(土) 21:20:46.31 ID:MmhhvnV/0
ディヴァイン「総帥をなめるな…!永続魔法カード、フューチャー・グロウを発動!」バッ
《フューチャー・グロウ/Future Glow》 †
永続魔法
自分の墓地に存在するサイキック族モンスター1体をゲームから除外して発動する。
このカードがフィールド上に存在する限り、
自分フィールド上に表側表示で存在する全てのサイキック族モンスターの攻撃力は、
このカードを発動するために除外した
サイキック族モンスターのレベル×200ポイントアップする。
ディヴァイン「私は墓地のサイコウィザードを除外する……!」
グニュゥゥン……
ディヴァイン「これにより私をサイキック族は攻撃力がサイコウィザードの☆である4の200倍アップするのだ!」
コナミ「800pって事か……!」
アルティメット「ヴォオォーーーー!」攻2900→3700
コナミ「うぐうぅ……!ガーゼットを超えやがった……!」
ディヴァイン「見たかカスめ!砕き潰してやる!攻撃だ!」バッ
アルティメット「ヴォオォーーーー!」ゴウッ!
コナミ「おぉぉ!?永続トラップ発動!デプス・アミュレット!」
《デプス・アミュレット/Depth Amulet》 †
永続罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
手札を1枚墓地へ捨て、相手モンスター1体の攻撃を無効にする。
このカードは発動後3回目の相手のエンドフェイズ時に破壊される。
コナミ「手札の炎の魔神を捨てて攻撃を無効化する!」シュッ 手札0
ガキィイィィィイィィンン!
アルティメット「グウゥゥウルル………!」
898: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/20(土) 21:28:51.51 ID:MmhhvnV/0
ディヴァイン「ちっ!……まあいい、ターンエンドだ」手札0
コナミ「く………俺のターン!」シュッ 手札1
ディヴァイン「手札1枚でどうにかなるものか」
コナミ「うぐ…………ターン終了だ!」
ディヴァイン「はははは!私のターンだ!」シュッ 手札1
ディヴァイン「私はモンスターをセットする、そしてゆけ!アルティメット・サイキッカー!」バッ
アルティメット「ヴォオォーーーー!」ブンッ!
コナミ「デプス・アミュレットを再発動だ!手札のタスケルトンを捨てて無効化する!」シュッ 手札0
ガキィイィィィイィィンン!
ディヴァイン「だろうな…だがこれで再び手札0、ターンエンドだ!」
コナミ「くそ……ドロー!」シュッ 手札1
コナミ「ガーゼットで……セットモンスターを攻撃する!」
ガーゼット「うおぉぉお!!」ゴァアァァ!!
ディヴァイン「くく………セットモンスターは静寂のサイコウィッチ!」
《静寂のサイコウィッチ/Serene Psychic Witch》 †
効果モンスター
星3/地属性/サイキック族/攻1400/守1200
フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキから攻撃力2000以下の
サイキック族モンスター1体をゲームから除外する事ができる。
次のスタンバイフェイズ時、この効果で除外したモンスターを特殊召喚する。
コナミ「なにぃ…………!?」
899: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/20(土) 21:35:28.06 ID:MmhhvnV/0
ディヴァイン「このモンスターが破壊された時、デッキの攻撃力2000以下のサイキック族を一体ゲームから除外する」
ディヴァイン「私はサイ・ガールを除外する!」シュッ
コナミ「く………ターン終了!」手札1
ディヴァイン「私のターン!」シュッ 手札1
ディヴァイン「この瞬間、サイコウィッチで除外されたモンスターを特殊召喚する!」バッ
《サイ・ガール/Esper Girl》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/地属性/サイキック族/攻 500/守 300
ゲームから除外されているこのカードが特殊召喚に成功した時、
自分のデッキの一番上のカードを裏側表示でゲームから除外する。
このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、
このカードの効果で除外した自分のカードを手札に加える。
サイ・ガール「きゃっほー」
ディヴァイン「サイ・ガールが除外から帰還した時、カードを一枚デッキの一番上から裏のまま除外する!」シュッ
ディヴァイン「私はパワー・インジェクターを召喚!」バッ
《パワー・インジェクター/Power Injector》 †
効果モンスター
星4/地属性/サイキック族/攻1300/守1400
600ライフポイントを払って発動する。
そのターン中フィールド上に表側表示で存在する
全てのサイキック族モンスターの攻撃力は500ポイントアップする。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
インジェクター「オウ……」
ディヴァイン「ははは!☆4のパワー・インジェクターに☆2のサイ・ガールをチューニング!」バッ
☆4+☆2=☆6 カッ!
コナミ「シンクロ……!?」
901: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/20(土) 21:44:56.89 ID:MmhhvnV/0
ディヴァイン「現れろ!サイコ・デビル!」バッ
《サイコ・デビル/Psychic Nightmare》 †
シンクロ・効果モンスター
星6/風属性/サイキック族/攻2400/守1800
チューナー+チューナー以外のサイキック族モンスター1体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動する事ができる。
相手の手札をランダムに1枚選択し、
そのカードの種類(モンスター・魔法・罠)を当てる。
当たった場合、このカードの攻撃力は
次の相手のエンドフェイズ時まで1000ポイントアップする。
デビル「カァアァアアアア!!!」
コナミ「く………!」
ディヴァイン「サイ・ガールが墓地に送られたため、除外されていたカードを私の手札に加える、くくくく」手札1
ディヴァイン「サイコ・デビルの効果を発動!貴様の手札を一枚私が言い当てる!当たった場合サイコ・デビルの攻撃力は次の私のターンまで1000Pアップする!」
コナミ「俺の手札を……!?」手札1
ディヴァイン「ズバリ……貴様の手札はモンスターカードだ!」
コナミ「う………正解だ……!」スッ タン・ツイスター
デビル「カァアァアアアア!!!」攻3200→4200
ディヴァイン「はははは!これで貴様のデプス・アミュレットでは防ぎきれまい!」
コナミ「攻撃力4200だとぉ………!?」
ディヴァイン「死ね!サイコ・デビルでガーゼットを攻撃!」バッ
デビル「カアア!!!」バシュウゥッ!
コナミ「く……!デプス・アミュレット発動!タン・ツイスターを墓地に捨てる事で、攻撃を無効化する!」シュッ 手札0
ガキィイィィィイィィンン!
902: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/20(土) 21:50:24.62 ID:MmhhvnV/0
ディヴァイン「想定内だ!」アルティメット・サイキッカー!」バッ
ゴァアァァ!!
ディヴァイン「砕けろ!」
コナミ「墓地のタスケルトンを除外して効果を発動する!」バッ
ディヴァイン「!?墓地だと……!」
《タスケルトン/Bacon Saver》 †
効果モンスター
星2/闇属性/アンデット族/攻 700/守 600
モンスターが戦闘を行うバトルステップ時、
墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
そのモンスターの攻撃を無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
「タスケルトン」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
タスケルトン「タスケルトーーーン!」ぼよんっ
コナミ「攻撃を一度だけ無効にする…!」
ディヴァイン「貴様………!く、まあいい!ターンを終了!」手札1
ディヴァイン「この瞬間、三回目のエンドフェイズだ!デプス・アミュレットは破壊される!」
バアァンっ!
コナミ「う…………!」
ディヴァイン「悪あがきしやがって!もう諦めろ!」
コナミ「いいや……俺諦めねぇよ……!」
903: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/20(土) 21:56:58.84 ID:MmhhvnV/0
コナミ「……俺の…ターン!」シュッ 手札1
コナミ「!……俺は黙する死者を発動する!」バッ
《黙する死者Silent Doom》 †
通常魔法
自分の墓地に存在する通常モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを表側守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは
フィールド上に表側表示で存在する限り攻撃する事ができない。
ディヴァイン「黙する死者……?」
コナミ「俺はジェネクス・コントローラーを蘇生する!」
コントローラー「ウェインウェイン」
ディヴァイン「何ができるというんだ、それで!」
コナミ「俺は☆6のガーゼットに☆3のジェネクス・コントローラーをチューニング!」バッ
☆6+☆3=☆9 カッ
コナミ「現れろ!レアル・ジェネクス・クロキシアン!」バッ
《レアル・ジェネクス・クロキシアン/Locomotion R-Genex》 †
シンクロ・効果モンスター
星9/闇属性/機械族/攻2500/守2000
「ジェネクス」と名のついたチューナー+チューナー以外の闇属性モンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、相手フィールド上のレベルが一番高いモンスター1体のコントロールを得る。
クロキシアン「ポーポーーー!俺ノ出番カァア!!」
ディヴァイン「なんだ……これは…!?」
904: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/20(土) 22:06:34.35 ID:MmhhvnV/0
コナミ「クロキシアンはシンクロ召喚された時、相手の☆が最も高いモンスターを奪い取る!」
ディヴァイン「なに…………?アルティメット・サイキッカーのレベルが10、サイコ・デビルは6…」
コナミ「アルティメット・サイキッカーはもらった!」
クロキシアン「ポッポー!」
アルティメット「ウオオオォオォオオ!!!?」くるんっ
ディヴァイン「私のサイキッカーを…………貴様……!!」
コナミ「よしっ!どうだディヴァイン!」
ディヴァイン「………く………ふん、だが…それがどうした、私のフィールドを離れたせいでアルティメット・サイキッカーはフューチャー・グロウの効果を受けなくなり攻撃力は800下がった!」
アルティメット「ウオオオォオォオオ…!」攻3700→2900
コナミ「!?そうだった……!」
ディヴァイン「はははは!サイコ・デビルの攻撃力は効果が消えても3200!どうする!?」
コナミ「く…………!ターンを終了する!」手札0
ディヴァイン「ははははははは!私のターンだ!」シュッ 手札2
ディヴァイン「貴様の手札は0か……デビルの効果は使えない…だが関係ない!」
910: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/20(土) 22:31:27.90 ID:MmhhvnV/0
ディヴァイン「サイコ・デビルでアルティメット・サイキッカーを攻撃!」バッ
ブオォォオ!!
アルティメット「ゥグァァアァン!!」ドーーーン!
コナミ「あぐ………!!」LP1400→1100 ゴォォォォ!!
ディヴァイン「くくく、効果破壊できないアルティメット・サイキッカーは残しておくと危険だからな」
コナミ「く…そぉおおお………!」ググ…
ディヴァイン「どうした!手札0ではもうどうしようもあるまい!」
コナミ「く………ハア…ハア………」
ディヴァイン「私はカードを一枚セットしてターンを終了する!」バッ 手札1
コナミ「俺の…ターンだ…!
ディヴァイン(残念だが…くく…私のセットカードは禁じられた聖槍…魔法、トラップでサイコ・デビルを破壊はできない……攻撃で破壊しようとしても800P下げてやる…)
《禁じられた聖槍/Forbidden Lance》 †
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は800ポイントダウンし、
このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。
ディヴァイン(貴様の道は塞がった!ハハハハ!)
915: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/20(土) 22:41:45.14 ID:MmhhvnV/0
コナミ「ぐ…………げほ……」フラッ
ディヴァイン「どうした!サイコ・デュエルの痛みでデュエルを続けられないか!?」
ディヴァイン「降参したらどうだ?もはや勝ち目は無い…」
コナミ「勝ち目がないだと……決めるな勝手に……」
コナミ「確かに俺のデッキは…寄せ集めかもしれない……が……仲間から受け継いだカードや、形見のカードを使い………今まで戦ってきたんだ……」
コナミ「俺のデッキには…逆転のカードが一枚だけ眠っている……!」
ディヴァイン「ほぉ………?ならば引いてみろ、そいつを!」
コナミ「言われなくても引くっつーの……!」スッ
ディヴァイン「貴様を潰した後、私はあそこで見物している奴らも皆殺しにするつもりだ、アキも含めてな」スッ
コナミ「なに!?てめぇ……!十六夜までだと………」
ディヴァイン「アキはもう私の思い通りにはならない、邪魔なだけだ、ならば敵に回る前に殺してやろうというのだ!はははははは!」
コナミ「ディヴァイン………!この野郎……!」
ディヴァイン「奴らを救いたければ私に勝ってみろ!その自慢のデッキでな!」
コナミ(俺には遊星みたいなアザの逆転パワーは無い……だが…)
コナミ「負けられねぇえ…!」シュバッ 手札1
916: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/20(土) 22:52:09.38 ID:MmhhvnV/0
ディヴァイン「…」
コナミ「………ディヴァイン…………」
ディヴァイン「?………」
コナミ「俺の………最終攻撃を受けてみろ!」
ディヴァイン「なに……?!」
コナミ「魔法カードを発動、シンクロキャンセル!」バッ
《シンクロキャンセル/De-Synchro》 †
通常魔法
フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスター1体を選択してエクストラデッキに戻す。
さらに、エクストラデッキに戻したそのモンスターのシンクロ召喚に使用した
シンクロ素材モンスター一組が自分の墓地に揃っていれば、
その一組を自分フィールド上に特殊召喚できる。
ディヴァイン「シンクロキャンセル………?」
コナミ「こいつの効果でクロキシアンをエクストラデッキに戻す!」
クロキシアン「シュッポー……」 シュンッ
コナミ「そして素材に使われたモンスター一組を墓地から蘇生する!」
コントローラー「ウィンウィン」攻1400
ガーゼット「ウォォオォオ!」攻0
ディヴァイン「!……まさか貴様…!」
コナミ「俺は…☆6のガーゼットに☆3のジェネクス・コントローラーを再びチューニング!」
☆6+☆3=☆9 カッ!
ディヴァイン「また………!クロキシアンを…………!」
コナミ「シンクロ召喚!レアル・ジェネクス・クロキシアン!」バッ
《レアル・ジェネクス・クロキシアン/Locomotion R-Genex》 †
シンクロ・効果モンスター
星9/闇属性/機械族/攻2500/守2000
「ジェネクス」と名のついたチューナー+チューナー以外の闇属性モンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、相手フィールド上のレベルが一番高いモンスター1体のコントロールを得る。
クロキシアン「シュッッポーーーーーーー!再ビ登場ダゼーーー!」
918: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/20(土) 23:01:07.87 ID:MmhhvnV/0
コナミ「クロキシアンはシンクロ召喚された時、てめえの最もレベルの高いモンスターを奪い取る事ができる!」
ディヴァイン「しまっ…!」(聖槍はモンスター効果に対応していない………!)
クロキシアン「シュッポー!」
サイコ・デビル「ガウゥゥウウイ!?」くるっ
ディヴァイン「サイコ・デビルが…………!」
コナミ「ディヴァイン……終わりだ…お前のLPは3400、こっちの総攻撃力は4900」
ディヴァイン「う…………!!」(攻撃力を800P下げてもまだ……致死量……だと…)
コナミ「行け!サイコ・デビル!ディヴァインにダイレクトアタックだ!」バッ
デビル「ガウゥゥウウ!」ドウゥウッ!
ディヴァイン「ぐはああぁぁぁ………!!!」LP3400→1000 ゴハアアアァアア!!
ザザザザザッ!
ディヴァイン「がは………ば、馬鹿な………総帥の私が………く…っ」
コナミ「最後の攻撃……クロキシアン!ディヴァインを攻撃だあー!」バッ
クロキシアン「ポッポーーーーーーー!!!」ゴァアァァ!!
ディヴァイン「ぐ!?ぐあぁああーーーーー!!」LP1000→0 ピー ドガジャアァアァアァン!!
ブアァァアアッッ!!
ディヴァイン「バカなぁあああぁああ…………!!」ブオッ!
920: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/20(土) 23:07:33.70 ID:MmhhvnV/0
コナミ「はぁ………はぁ………やったぞ…ぉおおお……!」
ブアァァアアッッ
コナミ「!!ディヴァインが、地上絵の外に……!落ちる……!」ダッ
ディヴァイン「うわああぁあぁあぁーーーーーーー!!?」ヒュウウウゥーーーー
コナミ「ディヴァインーーーー!!」
ヒュウウウゥーーーーーーー……
コナミ「シティに落ちると……この高さじゃ流石に耐えられない………!」
ゥウゥゥウゥゥ………………………
ザバァアーーーーッン……………
コナミ「………………ほっ、海に落ちたか………これなら助かったかもな………あんな奴でも…」
コナミ「まあ……もう戻っては来れないだろ………遊星達が戦い終わるまでは」
コナミ「ふうぅ…………よし、雪乃達の所に戻ろう」スタスタ
ブオォォオォォーーーーーーーーーーーン!!
………………………………………………………………………………………………
924: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/20(土) 23:22:53.40 ID:MmhhvnV/0
遊星「ゴドウィン!この絆がある限り、俺たちは絶望しない!お前にも分かっているはずだ!」
ゴドウィン「何をいう!完璧の孤独と絶望、その末に我はたどり着いたのだ!神にならねば世界をリセットする事などできぬと!」
遊星「ならばお前は、兄、ルドガーを忘れたというのか!?」
ゴドウィン「なに…!?」
遊星「お前はかつて運命に抗い、ダイダロスブリッジの伝説を作った、だがそれは兄ルドガーの意思を引き継ごうというお前の思いだったんじゃないのか!?」
ゴドウィン「く………それがどうしたというのだ!貴様のLPは1、冥界の王もそこまで来ている!」
ゴドウィン「貴様を倒して終わりにしてやる!」
遊星「く……!」
龍可「遊星……………」
アキ「勝って遊星……!」
雪乃「…?コナミがあそこにいないわ…」
あげは「え?!デュエルが終わったの……?」
ブオォォオォォーーーーーーーーーーー ダンッ キキィィィィ!!
コナミ「ふう、ただいま!」
牛尾「!!コナミ、てめえあんな所で!」
アキ「コナミ………ディヴァインは…?」
コナミ「え?ああ、海に落っこちた……自業自得だな」
926: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/20(土) 23:34:00.09 ID:MmhhvnV/0
アキ「そう…………ありがとうコナミ」
コナミ「え?」
アキ「ディヴァインは遊星達の邪魔をしようとしていた、あなたはそれを止めてくれたのでしょう?」
コナミ「ああ………あいつしつこい奴だったな……頭冷えればいいけど」
龍亞「やっぱり!コナミはみんなのために行動してくれてたんだ!」
ナオミ「そ……そうね、流石にこの状況でふざけたりはしないわよね………」
雪乃「ふふ……無事で良かったわ」
龍可「うん」
コナミ「とにかく、あとは遊星達が勝つだけだ!」
龍亞「頑張れーーーー!」
遊星「ゴドウィン!お前には、孤独になることなどできない!」
ゴドウィン「ふざけるな!孤独になり、兄を超えなければ!神になることなどできぬ!」
遊星「お前はルドガーと共に、運命と抗おうとしていただけだ!そしてそれが……絆なんじゃじゃないのか!?」
ゴドウィン「!?………」
キィイイーーーーーーーンンン!
ゴドウィン「う!……アザが……!」
シュウゥゥゥーーーン
928: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/20(土) 23:39:49.72 ID:MmhhvnV/0
龍可「!?」
アキ「アザが…戻った!」キィイイ!
遊星「!これは…………アザが俺たちに力を与えてくれる……!?」キィイイーーーーーーーンンン!
パキィィーーン!
遊星「!ドラゴンヘッドのアザが俺に……!」
クロウ「………ぅ……!?こいつは………」キィイイーーーーーーーンンン!
クロウ「俺が……シグナー……?」
ゴドウィン「な…なんだ……」
ゴドウィン「なんだこれは……赤き竜は…神たる我を選んだのではないのか!?」
遊星「違う!絆を選んだんだ!」
ブォオオーーーーーーーーー!
コナミ「アザが戻ったのか……」
龍可「うん……そして遊星に集まって行く…」
牛尾「なんだと………?」
アキ「遊星が赤き竜の力を使うつもりよ…!」
遊星「俺の……タァーーーン!!」シュバッ
931: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/20(土) 23:51:30.61 ID:MmhhvnV/0
………………………………………………………………………………………………
遊星「セイヴァースタードラゴンで地縛神WiraqochaRascaを攻撃!シューティングブラスターソニイイイック!!!」バッ
セイヴァー「カァアアアァーーーーーー!!!!!」ブオォォオォォーーーーーーーーー!!!
Wiraqocha Rasca「ゥオオォーーーーーー!!!!!」ドガジャアァアァアァン!
ゴドウィン「うおぉ………!不動……遊星……!」LP0ピーーー
冥界の王「うぉぉぉーー!!!」ブォオッ!
セイヴァー「キュオォォォーーーーー!!!」ドォォオーーーーーーー!!!
冥界の王「ゥアアアァァァァアァア!!!!!?」ドバアァアンンッ!
コナミ「冥界の王も倒した!」
アキ「セイヴァースターは……赤き竜の化身……?!」
龍亞「やったぁあーーーーー!!!!」
牛尾「遊星が勝ったんだぁーーーー!!!」
ドォォォォオォーーーーーーン!
………………………………………………………………………………………………………………………
遊星「………ここは?」
ゴドウィン「………兄さん………」
ルドガー「………レクス…」
遊星「ルドガー………ゴドウィン……」
ゴドウィン「私たちは……回り道をしてしまったようですね……」
ルドガー「………………ふ…」
932: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/20(土) 23:56:28.31 ID:MmhhvnV/0
遊星「ゴドウィン!」
………………………………………………………………………………………………
シュウウゥゥーーーーーーンン……
雪乃「地上絵が…消える……!?」
コナミ「神殿もだ……」
深影「あ!アトラス様が…!」
牛尾「クロウもだ!落ちちまうぞ!」
ヒュンッ! ギュオオォーーー!
あげは「セイヴァースターが受け止めたね…」
ナオミ「あれ…確実に実体化してるわね…」
龍亞「へへ、オーーーーーイ!ここだよ遊星ー!」
キラキラキラキラキラキラ…………
コナミ「全員無事か!」
キラキラキラキラキラキラ…………
933: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 00:00:35.58 ID:p801L7LY0
キラキラキラ…………
遊星「………終わったな」
クロウ「……ああ」
ジャック「ふん……………迷惑な兄弟だった………」
シューーーーン……
キラキラキラ…………
龍可「この光は………?」
コナミ「生贄の人々が復活していくぞ……!」
龍亞「よかったぁ………!」
牛尾「これで………みんな元通りか」
アキ「本当によかった…………」
シューーーーーーーーーン!
コナミ「あ、遊星達が戻ってきたぞ!」
遊星「みんな、ありがとう!」シューーーーン
………………………………………………………………………………………………
934: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 00:02:08.82 ID:p801L7LY0
949: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 15:20:06.98 ID:p801L7LY0
数週間後…
カフェ・ラジーン
アキ「ほら、これ見て、昨日届いたミスティからの絵はがきよ」スッ
龍亞「へぇー、仲良いんだね」
アキ「相変わらず忙しいみたい」
深影「そう」
龍可「ボマーさんも鬼柳さんも、当分旅から帰って来そうもないし」
雪乃「ダーク・シグナーの人たちが蘇ったのは驚いたわ」
龍亞「そういえば、遊星遅いね…」
ブォオオーーーーーーーーー!
牛尾「よう、ジャックとクロウ、コナミも来てねえな」
カーリー「何ですって!」バッ
あげは「うわ!カーリーさん、そんな所にいたの!?」
カーリー「あの4人がいないなんて怪しいじゃない!何か重大なスクープネタがあるかもしれないんだから!」
牛尾「お前こそスクープネタの宝庫じゃねえかよ」スタスタ
カーリー「だって全然覚えてないんだもん!ダーク・シグナーになってからのこと、シティの人たちも何も覚えてないっていうのよ!もぉーー!」
950: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 15:32:54.90 ID:p801L7LY0
カーリー「悔しいんだからーーー!」ギギギ…
アキ「ハハ……でも良かった、シティもサテライトの人も無事戻ってこられて」
ナオミ「そうですね、お姉様のおかげです、ふふふ」
龍亞「どこに行ったんだろう遊星達……」
龍可「うん……」
雪乃「コナミも…これからショッピングに付き合わせてあげようと思ったのだけれど…」
………………………………………………………………………………………………………………………
湾岸
クロウ「…」
ジャック「……」
遊星「‥…」
コナミ「……」
ザザーーン……
クロウ「ついに……やったんだな俺たち」
遊星「ああ…」
クロウ「夢じゃ……ねえんだな…」
ジャック「ふ…………」
コナミ「夢だったら…………どうする?」
クロウ「おどかすんじゃねえよ、これは夢じゃねえ、間違いない」
951: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 15:43:35.01 ID:p801L7LY0
ジャック「長い戦いだった」
遊星「これで………サテライトとシティは一つに繋がった」
クロウ「ダイダロスブリッジの建設も……現実になったんだな」
ジャック「だがまだ……成し遂げられていない事がある」
コナミ「ああ!」
クロウ「へっ!そんな事わかりきってるぜ!」
クロウ「俺達の決着がなぁ!」
遊星「望むところだ!」ガバッ
ブオオオォォォォォォ…………………
遊星「いくぞジャック、クロウ、コナミ!俺たちの未来へ!」
ブオオオォォォォォォーーーーーーーーーー!!!!!
キィイイーーーーーーーンンン!!
クロウ「……」
ジャック「……」
コナミ「……」
遊星「ライティングデュエル!アクセラレーション!!」
ゴォオォーーーーーーーー!!!!
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