前スレ>>982からの続き
エマ「……なんであなたが頑張らないといけないの?」
あなた「え、いや……だって私のメンタルの問題だし……」
エマ「……違うよ」
エマ「だって無理だよ。みんなに、あんなことされたらメンタルなんて関係ないよ」
あなた「そ、そう?それにあんなことっていったってそんなに大したものじゃ……ほら、現に今私ピンピンしてるし」
エマ「……カラダは、そうだね」
エマ「だって…………わたしが提案したんだもん。精神的に虐めようって」
あなた「…………え?」
エマ「……なんであなたが頑張らないといけないの?」
あなた「え、いや……だって私のメンタルの問題だし……」
エマ「……違うよ」
エマ「だって無理だよ。みんなに、あんなことされたらメンタルなんて関係ないよ」
あなた「そ、そう?それにあんなことっていったってそんなに大したものじゃ……ほら、現に今私ピンピンしてるし」
エマ「……カラダは、そうだね」
エマ「だって…………わたしが提案したんだもん。精神的に虐めようって」
あなた「…………え?」
26: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/01(土) 11:30:11.60 ID:Rv4HZ5sG
彼方「え、エマちゃん!それは……」
エマ「スクールアイドルを続けるため外の人にバレないように肉体的じゃなくてココロを虐めようって」
エマ「たしかに……わたしの口でみんなに言ったんだ」ポロポロ
エマ「……だから、服の上からじゃわからないような場所や心を重点的にやったの」
エマ「他にもわたしは────
あなた「も、もういいよエマさん!」
エマ「ダメだよ。わたしのした事は全部話さないと」
あなた「いいって!そんなことしなくても!」
エマ「ううん」
エマ「───日本を出る前に、全部聞いてほしいの」
エマ「スクールアイドルを続けるため外の人にバレないように肉体的じゃなくてココロを虐めようって」
エマ「たしかに……わたしの口でみんなに言ったんだ」ポロポロ
エマ「……だから、服の上からじゃわからないような場所や心を重点的にやったの」
エマ「他にもわたしは────
あなた「も、もういいよエマさん!」
エマ「ダメだよ。わたしのした事は全部話さないと」
あなた「いいって!そんなことしなくても!」
エマ「ううん」
エマ「───日本を出る前に、全部聞いてほしいの」
211: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/02(日) 20:01:38.30 ID:6ttvVIqv
あなた「え……!?」
彼方「エマちゃん!?」
あなた「日本を出るって……どういう……こと?」
あなた「さ、里帰りってことだよね……前みたいに」
エマ「……このタイミングで里帰りなんて呑気なこと言わないよ」
あなた「じゃ、じゃあなんで……」
エマ「……ごめんね。こんなの、ずるいよね。逃げるのと一緒だよ」
彼方「……」
璃奈「……」ウツムキ
214: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/02(日) 20:11:10.09 ID:6ttvVIqv
エマ「わたしが日本に来た理由は動画で見たような素敵な……誰かの心をぽかぽかするスクールアイドルになる為……」
エマ「家族に必死に話して、それでこの日本まで来て……それなのにわたしがやったのは……」
エマ「ぽかぽかなんかじゃないよ、誰かを癒すどころか……傷付けて……」
エマ「こんなのじゃ、もうファンのみんなにも、憧れてたスクールアイドルにも……家族にも顔見せられないよ」
エマ「……スイスの家にも、もう戻れない」
あなた「!?そ、そんなこと……!!」
彼方「妹さんたちが悲しんじゃうよ……」
エマ「……無理だよ」
エマ「だってわたしは、家族と同じくらい……ううん、あなたや同好会のみんなのことはもう家族だと思ってた」
エマ「家族に、酷いことしたわたしが……妹や弟の前になんかたてないよ」
エマ「家族に必死に話して、それでこの日本まで来て……それなのにわたしがやったのは……」
エマ「ぽかぽかなんかじゃないよ、誰かを癒すどころか……傷付けて……」
エマ「こんなのじゃ、もうファンのみんなにも、憧れてたスクールアイドルにも……家族にも顔見せられないよ」
エマ「……スイスの家にも、もう戻れない」
あなた「!?そ、そんなこと……!!」
彼方「妹さんたちが悲しんじゃうよ……」
エマ「……無理だよ」
エマ「だってわたしは、家族と同じくらい……ううん、あなたや同好会のみんなのことはもう家族だと思ってた」
エマ「家族に、酷いことしたわたしが……妹や弟の前になんかたてないよ」
216: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/02(日) 20:29:21.80 ID:6ttvVIqv
エマ「……璃奈ちゃんも、本当の妹みたいに思ってる」
璃奈「!!」
エマ「だけど今のわたしは璃奈ちゃんに……お姉ちゃんみたいなことはできそうにないもん」
あなた「……嫌だよ」
あなた「私、エマさんのいない同好会なんて嫌だよ!」
あなた「いままで何回エマさんに助けてもらったか……エマさんは本当に癒しなのに」
あなた「私にはエマさんが必要なの!」
エマ「!!」
エマ「……わたしがいなくてもあなたのこと癒してくれる子なんて多分、いくらでもいるよ」
あなた「エマさんじゃないとダメ!これは譲れないよ!」
璃奈「!!」
エマ「だけど今のわたしは璃奈ちゃんに……お姉ちゃんみたいなことはできそうにないもん」
あなた「……嫌だよ」
あなた「私、エマさんのいない同好会なんて嫌だよ!」
あなた「いままで何回エマさんに助けてもらったか……エマさんは本当に癒しなのに」
あなた「私にはエマさんが必要なの!」
エマ「!!」
エマ「……わたしがいなくてもあなたのこと癒してくれる子なんて多分、いくらでもいるよ」
あなた「エマさんじゃないとダメ!これは譲れないよ!」
218: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/02(日) 20:42:18.67 ID:6ttvVIqv
あなた「前に私のこと必要って言ってくれたけど私にもエマさんは必要なんだよ!」
エマ「……」
彼方「そ、そうだよエマちゃん!たしかに……私たち酷いことしちゃったけどエマちゃんだけ遠いところに行っちゃうなんて……」
璃奈「……私はどうなってもいいから、いかないでほしい」
エマ「……」
あなた「それに……もしどこか行っても絶対探し出して連れ戻すからね!私は本気だよ!」
エマ「…………」
あなた「だからエマさん……エマさんも私のこと必要だって言ってよ!」
エマ「!」
エマ「……」
彼方「そ、そうだよエマちゃん!たしかに……私たち酷いことしちゃったけどエマちゃんだけ遠いところに行っちゃうなんて……」
璃奈「……私はどうなってもいいから、いかないでほしい」
エマ「……」
あなた「それに……もしどこか行っても絶対探し出して連れ戻すからね!私は本気だよ!」
エマ「…………」
あなた「だからエマさん……エマさんも私のこと必要だって言ってよ!」
エマ「!」
219: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/02(日) 20:57:47.47 ID:6ttvVIqv
エマ「わ……」
あなた「んーー~!!」
あなた「!!」
あなた「じゃあもうこれはお願いじゃなくて命令!」
彼方「!?」
エマ「えっ……」
あなた「エマさんは私のメイドさんなんでしょ?じゃあご主人様の命令には絶対だよね!?」
エマ「あ、あれはあの時だけ……」
あなた「そんなこと言われてないもん!だから私またご主人様!」
エマ「え、ええ!?」
あなた「んーー~!!」
あなた「!!」
あなた「じゃあもうこれはお願いじゃなくて命令!」
彼方「!?」
エマ「えっ……」
あなた「エマさんは私のメイドさんなんでしょ?じゃあご主人様の命令には絶対だよね!?」
エマ「あ、あれはあの時だけ……」
あなた「そんなこと言われてないもん!だから私またご主人様!」
エマ「え、ええ!?」
221: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/02(日) 21:18:24.85 ID:6ttvVIqv
あなた「申し訳ないって思ってるならエマさんには学校でもメイド服を着てもらうね!」
エマ「え……!?」
あなた「ほら、これで精神的な辱めは私と同じでしょ?これでお互い様になるよ」
エマ「え……あ……」
璃奈(チャンスに乗じて趣味に走ってる……)
璃奈(でもちょっと前みたいな元気に戻ってきてるからいいのかな……)
エマ「でもこんなことじゃ……」
あなた「いいから、はいこれ!持ってるから、メイド服」
エマ「な、なんで!?」
あなた「気にしないで」
スッ
エマ「えっと……」タジ
あなた(エマさんはこう見えて結構自分を通すところあるから、流されっぱなしじゃダメだ。こっちもグイグイいくくらいじゃないと止められない)
あなた(若干趣味に走ってるのは否定しないけど)
エマ「え……!?」
あなた「ほら、これで精神的な辱めは私と同じでしょ?これでお互い様になるよ」
エマ「え……あ……」
璃奈(チャンスに乗じて趣味に走ってる……)
璃奈(でもちょっと前みたいな元気に戻ってきてるからいいのかな……)
エマ「でもこんなことじゃ……」
あなた「いいから、はいこれ!持ってるから、メイド服」
エマ「な、なんで!?」
あなた「気にしないで」
スッ
エマ「えっと……」タジ
あなた(エマさんはこう見えて結構自分を通すところあるから、流されっぱなしじゃダメだ。こっちもグイグイいくくらいじゃないと止められない)
あなた(若干趣味に走ってるのは否定しないけど)
225: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/02(日) 21:51:28.76 ID:6ttvVIqv
……
エマ「こ、これ……前のより、肌が……///」
あなた「そう?前からそんな感じだったような気がするけど……」
あなた(本当はことりちゃんに頼んで改造してもらったんだけど)
パシャッ
エマ「え……!?」
あなた「こんな恥ずかしい写真ばら撒かれたら困るよね?」
エマ「え、え……」
あなた(ばら撒くわけないけど、精神的辱めっていうていだから……)
エマ(うぅ……恥ずかしいなぁ……でも、あの子はもっと辛かったんだからわたしがこのくらいで根を上げてどうするの!)
エマ(もっと恥ずかしいことして自分を追い込まないと!)
エマ「こ、これ……前のより、肌が……///」
あなた「そう?前からそんな感じだったような気がするけど……」
あなた(本当はことりちゃんに頼んで改造してもらったんだけど)
パシャッ
エマ「え……!?」
あなた「こんな恥ずかしい写真ばら撒かれたら困るよね?」
エマ「え、え……」
あなた(ばら撒くわけないけど、精神的辱めっていうていだから……)
エマ(うぅ……恥ずかしいなぁ……でも、あの子はもっと辛かったんだからわたしがこのくらいで根を上げてどうするの!)
エマ(もっと恥ずかしいことして自分を追い込まないと!)
238: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/02(日) 23:54:22.60 ID:6ttvVIqv
エマ「ご、ご主人様……何でもいうこと聞きます……どうかご命令ください……///」orz
あなた「ちょ、ちょっと!?流石にそれはやりすぎだよ!!」
あなた(こ、これじゃ本当に虐めてるみたいで辛いよ)
エマ「いえ、主従……?関係は大切なことなので……」
エマ「むしろ……させてください!」
あなた(……今はエマさんの好きにさせてみようかな。流石に……人前で土下座はさせないようにしないと)
エマ「……///」ドキドキ
あなた「じゃあ先ずは……えっと……(何命令しよう……程よくエマさんの罪悪感が薄くなるようなやつで尚且つハードすぎない命令……)」
あなた「ちょ、ちょっと!?流石にそれはやりすぎだよ!!」
あなた(こ、これじゃ本当に虐めてるみたいで辛いよ)
エマ「いえ、主従……?関係は大切なことなので……」
エマ「むしろ……させてください!」
あなた(……今はエマさんの好きにさせてみようかな。流石に……人前で土下座はさせないようにしないと)
エマ「……///」ドキドキ
あなた「じゃあ先ずは……えっと……(何命令しよう……程よくエマさんの罪悪感が薄くなるようなやつで尚且つハードすぎない命令……)」
239: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/02(日) 23:57:51.19 ID:6ttvVIqv
あなた「じゃあまず椅子を用意して……
エマ「はい!」シュババ
エマ「どうぞ!ご主人様!」
あなた「え……?エマさん……?椅子は……?」
エマ「わたしが椅子です」
あなた「えっっ」
エマ(しずくちゃんがこの子をよく椅子にしてる光景……楽しく見てたから今度はわたしがやらないと……)
エマ「はい!」シュババ
エマ「どうぞ!ご主人様!」
あなた「え……?エマさん……?椅子は……?」
エマ「わたしが椅子です」
あなた「えっっ」
エマ(しずくちゃんがこの子をよく椅子にしてる光景……楽しく見てたから今度はわたしがやらないと……)
244: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/03(月) 00:35:05.09 ID:ya8zwh8r
エマ「どうぞ、座ってくださいご主人様」
あなた「え……えっと……」
あなた(いや、エマさん自身がこれが辱めだと思ってるんだ。だったら言う通りにした方がいいよね)
あなた(うん。決して私から提案したわけじゃない)
あなた「……では」スッ
ポヨン
あなた「ぅぉっ」
エマ「えっ……顔じゃなくていいの……?」
あなた「!?い、いやそれは……」
エマ「しずくちゃんは顔だったから同じことの方が……」
あなた「う、ううん!私はこっち《胸》の方がいいから」
エマ「は、はい……」
あなた(顔に乗っかられると結構大勢辛いしね……)
あなた「え……えっと……」
あなた(いや、エマさん自身がこれが辱めだと思ってるんだ。だったら言う通りにした方がいいよね)
あなた(うん。決して私から提案したわけじゃない)
あなた「……では」スッ
ポヨン
あなた「ぅぉっ」
エマ「えっ……顔じゃなくていいの……?」
あなた「!?い、いやそれは……」
エマ「しずくちゃんは顔だったから同じことの方が……」
あなた「う、ううん!私はこっち《胸》の方がいいから」
エマ「は、はい……」
あなた(顔に乗っかられると結構大勢辛いしね……)
247: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/03(月) 00:47:44.09 ID:ya8zwh8r
……
テクテク
しずく「あ!かすみさん!」タタタ
かすみ「……」
しずく「学校に来てなかったみたいだから心配したよ。どうしたの?」
かすみ「……」
しずく「(……?)それでね、かすみさん。先輩なんだけど……」
かすみ「!!!」ビクッ
グルン
かすみ「……セン……パイ?」
しずく「!?かすみ……さん……る」
テクテク
しずく「あ!かすみさん!」タタタ
かすみ「……」
しずく「学校に来てなかったみたいだから心配したよ。どうしたの?」
かすみ「……」
しずく「(……?)それでね、かすみさん。先輩なんだけど……」
かすみ「!!!」ビクッ
グルン
かすみ「……セン……パイ?」
しずく「!?かすみ……さん……る」
259: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/03(月) 09:59:02.65 ID:ya8zwh8r
あなた(座り心地……思った以上に……)
あなた(こうやって椅子にさせる人の楽しさがわかったような……いや!そんな気持ちわかっちゃダメなんだけど!)
エマ「あの……」
あなた「あ、えっと……もうちょっとこのままで」
あなた(これはエマさんの罪悪感を無くすためだから……仕方がないよ)
エマ「い、いつまでもどうぞ……!!」
璃奈(なんだろう、これ)
彼方「……いいなぁ」ボソ
あなた(こうやって椅子にさせる人の楽しさがわかったような……いや!そんな気持ちわかっちゃダメなんだけど!)
エマ「あの……」
あなた「あ、えっと……もうちょっとこのままで」
あなた(これはエマさんの罪悪感を無くすためだから……仕方がないよ)
エマ「い、いつまでもどうぞ……!!」
璃奈(なんだろう、これ)
彼方「……いいなぁ」ボソ
261: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/03(月) 10:47:52.97 ID:ya8zwh8r
彼方「ねえ……私も脱ぐよ」
あなた「えっ!?彼方さん何言って……」
彼方「私がエマちゃんと一緒になってあなたを虐めてたのは知ってるでしょ?なれ私も同じことしないと……」
彼方「ね?ね?ご奉仕させてよ……」
彼方「私、どんなことも喜んでやるよ」
エマ「ダメだよ!彼方ちゃん……これはわたしだけが背負う問題だから」
彼方「エマちゃんだけにいい……そんな辛いこと背負わせられないよ!」
あなた「え、えぇと……」
璃奈「私も、何でもする。ペットでも何でも好きにして欲しい」
あなた「ちょ、ちょっと落ち着いてよ二人とも!二人のことはもうさっき話していいってことになったじゃん!」
あなた「えっ!?彼方さん何言って……」
彼方「私がエマちゃんと一緒になってあなたを虐めてたのは知ってるでしょ?なれ私も同じことしないと……」
彼方「ね?ね?ご奉仕させてよ……」
彼方「私、どんなことも喜んでやるよ」
エマ「ダメだよ!彼方ちゃん……これはわたしだけが背負う問題だから」
彼方「エマちゃんだけにいい……そんな辛いこと背負わせられないよ!」
あなた「え、えぇと……」
璃奈「私も、何でもする。ペットでも何でも好きにして欲しい」
あなた「ちょ、ちょっと落ち着いてよ二人とも!二人のことはもうさっき話していいってことになったじゃん!」
265: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/03(月) 11:06:59.88 ID:ya8zwh8r
……
あなた(結局押されて三人に色々な奉仕受けちゃった……でも罪悪感に潰されちゃうのを避けるためなら断れないよね……)
あなた(エマさんもまだ落ち込んでるだろうしもうしばらく半年くらいはメイドさんになってもらった方がいいかな……)
あなた(璃奈ちゃんも、二人と共通のご奉仕すれば気まずさも自然と解消してまた前みたいになってくれると思うし……間違った判断ではなかった……よね?)
あなた(……かすみちゃんいたらQU4RTZ完成だな?)
あなた「…………」
あなた(って何想像してるんだろ……私もちょっと疲れてきたのかな……結構歩き回って神経使って会話してたし……)
あなた(結局押されて三人に色々な奉仕受けちゃった……でも罪悪感に潰されちゃうのを避けるためなら断れないよね……)
あなた(エマさんもまだ落ち込んでるだろうしもうしばらく半年くらいはメイドさんになってもらった方がいいかな……)
あなた(璃奈ちゃんも、二人と共通のご奉仕すれば気まずさも自然と解消してまた前みたいになってくれると思うし……間違った判断ではなかった……よね?)
あなた(……かすみちゃんいたらQU4RTZ完成だな?)
あなた「…………」
あなた(って何想像してるんだろ……私もちょっと疲れてきたのかな……結構歩き回って神経使って会話してたし……)
268: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/03(月) 11:28:25.34 ID:ya8zwh8r
あなた(でもかすみちゃん……やっぱり心配だな……朝酷いことしちゃったし……)
あなた「!っと……そうだった。せっかく璃奈ちゃんにスマホ直してもらったんだから連絡取れないかな」
スッスッ
あなた(お、LINE開けた……ってうわっ!……すごいなこりゃ)
中須かすみ 99+
桜坂しずく 84
天王寺璃奈 99+
三船栞子 10
宮下愛 99+
朝香果林 74
エマさん 99+
近江彼方 99+
高坂穂乃果 99+
南ことり 5
園田海未 99+
星空凛 10
小泉花陽 25
西木野真姫 99+
東條希 99+
矢澤にこ 99+
絢瀬絵里 99+
高海千歌 99+
渡辺曜 99+
桜内梨子 44
ルビィちゃん 99+
国木田花丸 2
ヨハネちゃん 99+
黒澤ダイヤ 3
松浦果南 10
鞠莉さん 99+
遥ちゃん 36
ランジュちゃん 1
あなた(みんなからこんなにきてたなんて……全部見てたら凄い時間かかりそう……)
あなた(とりあえずかすみちゃんと連絡取って……移動中にμ'sやAqoursの子にはメッセで事情伝えてと……)
プルルル
プルルル
あなた「!っと……そうだった。せっかく璃奈ちゃんにスマホ直してもらったんだから連絡取れないかな」
スッスッ
あなた(お、LINE開けた……ってうわっ!……すごいなこりゃ)
中須かすみ 99+
桜坂しずく 84
天王寺璃奈 99+
三船栞子 10
宮下愛 99+
朝香果林 74
エマさん 99+
近江彼方 99+
高坂穂乃果 99+
南ことり 5
園田海未 99+
星空凛 10
小泉花陽 25
西木野真姫 99+
東條希 99+
矢澤にこ 99+
絢瀬絵里 99+
高海千歌 99+
渡辺曜 99+
桜内梨子 44
ルビィちゃん 99+
国木田花丸 2
ヨハネちゃん 99+
黒澤ダイヤ 3
松浦果南 10
鞠莉さん 99+
遥ちゃん 36
ランジュちゃん 1
あなた(みんなからこんなにきてたなんて……全部見てたら凄い時間かかりそう……)
あなた(とりあえずかすみちゃんと連絡取って……移動中にμ'sやAqoursの子にはメッセで事情伝えてと……)
プルルル
プルルル
281: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/03(月) 15:16:56.56 ID:ya8zwh8r
あなた(かすみちゃん出ないなぁ……冷たく当たったから怒ってるのかな……)
あなた(歩夢ちゃんは……家も近いし後にするとして……せつ菜ちゃんと愛ちゃんかな)
あなた(愛ちゃんには一度逃げられちゃったからちゃんと話さないと)
ポチポチ
You:愛ちゃん
You:話があります
You:会えますか
あなた「ヨシ……ってなんか固い文になっちゃったな……」
あなた「わ、既読早い」
……
……
あなた「……既読から10分経っても返事がない……」
あなた(歩夢ちゃんは……家も近いし後にするとして……せつ菜ちゃんと愛ちゃんかな)
あなた(愛ちゃんには一度逃げられちゃったからちゃんと話さないと)
ポチポチ
You:愛ちゃん
You:話があります
You:会えますか
あなた「ヨシ……ってなんか固い文になっちゃったな……」
あなた「わ、既読早い」
……
……
あなた「……既読から10分経っても返事がない……」
282: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/03(月) 15:31:19.97 ID:ya8zwh8r
You:おーい
You:📞
You:愛ちゃん
You:おーい
あなた(だ、ダメだ……既読は付くのに……)
あなた「見てくれてるのになんで……そんなに私に会いたくないのかな……」
あなた「……」
あなた(エマさんはああ言ってたけど、愛ちゃんも……相当落ち込んでるんだろうなぁ)
あなた(怖かったからなぁ)
You:📞
You:愛ちゃん
You:おーい
あなた(だ、ダメだ……既読は付くのに……)
あなた「見てくれてるのになんで……そんなに私に会いたくないのかな……」
あなた「……」
あなた(エマさんはああ言ってたけど、愛ちゃんも……相当落ち込んでるんだろうなぁ)
あなた(怖かったからなぁ)
286: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/03(月) 20:10:34.45 ID:ya8zwh8r
あなた「じゃあせつ菜ちゃんは……」スッスッ
あなた「……あれ?」
スッスッ
あなた「せつ菜ちゃんが見当たらない……?」
あなた「履歴は……あ!」
あなた「unknown……これって……」
あなた(え!?アカウント消したの……!?せつ菜ちゃん……)
あなた(どうしよう、連絡取れないよ……)
あなた(あ、でも学校には来てるから教室に行けば会えるのかな……)
あなた(とりあえず二年生教室の階に行こう!運が良ければ三人まとめて会えるかも!)
タタタ
あなた「……あれ?」
スッスッ
あなた「せつ菜ちゃんが見当たらない……?」
あなた「履歴は……あ!」
あなた「unknown……これって……」
あなた(え!?アカウント消したの……!?せつ菜ちゃん……)
あなた(どうしよう、連絡取れないよ……)
あなた(あ、でも学校には来てるから教室に行けば会えるのかな……)
あなた(とりあえず二年生教室の階に行こう!運が良ければ三人まとめて会えるかも!)
タタタ
288: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/03(月) 20:22:05.99 ID:ya8zwh8r
……
あなた「え!?来てない!?」
歩夢のクラスメイト「うん、何も聞いてないみたいで先生も家に電話かけたんだけど繋がらないって……」
あなた「繋がらないって……」
あなた(でも確かに違和感はあった。歩夢ちゃんが元に戻っていたなら私のこと起こしに来てたはず……)
あなた(電話は……)
プルルル
『お掛けになった番号は現在電波の────
あなた「電源切ってる……?」
ポチポチ
あなた「……スクスタの最終ログインが昨日になってる……ということは今日の朝にはもうスマホは開いてないってことか……」
あなた「え!?来てない!?」
歩夢のクラスメイト「うん、何も聞いてないみたいで先生も家に電話かけたんだけど繋がらないって……」
あなた「繋がらないって……」
あなた(でも確かに違和感はあった。歩夢ちゃんが元に戻っていたなら私のこと起こしに来てたはず……)
あなた(電話は……)
プルルル
『お掛けになった番号は現在電波の────
あなた「電源切ってる……?」
ポチポチ
あなた「……スクスタの最終ログインが昨日になってる……ということは今日の朝にはもうスマホは開いてないってことか……」
294: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/03(月) 20:44:05.90 ID:ya8zwh8r
あなた(家にいるのかな……今から家に戻るのはちょっと……だし帰った時に様子を見てみようかな)
あなた「次はせつ菜ちゃんの教室だね」タタ
ガラ
あなた「せっ………菜々ちゃん!」
菜々「……」ペラペラ
あなた「ほっ……よかった~菜々ちゃんいた~」
テクテク
あなた「菜々ちゃんに話があって……ここじゃちょっと人もいるしどこかで……」
菜々「あの……なんですか?読書中なんですけど」
あなた「えっ……?」
菜々「邪魔をしないでください。それにあなたは音楽科でしょう?意味もなく他の科の生徒が移動してこないでくれますか」
菜々「他の方の妨げになるので」
あなた「え、え、え?」
あなた「??????」
あなた「次はせつ菜ちゃんの教室だね」タタ
ガラ
あなた「せっ………菜々ちゃん!」
菜々「……」ペラペラ
あなた「ほっ……よかった~菜々ちゃんいた~」
テクテク
あなた「菜々ちゃんに話があって……ここじゃちょっと人もいるしどこかで……」
菜々「あの……なんですか?読書中なんですけど」
あなた「えっ……?」
菜々「邪魔をしないでください。それにあなたは音楽科でしょう?意味もなく他の科の生徒が移動してこないでくれますか」
菜々「他の方の妨げになるので」
あなた「え、え、え?」
あなた「??????」
297: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/03(月) 20:57:48.04 ID:ya8zwh8r
ガタッ
菜々「……」
あなた「……?」
菜々「はぁ……」
テクテクテク
ガラッ
バタン
あなた「……」ボ-ゼン
ポチポチ
プル
ガチャ
璃奈『どうしたのご主人様』
あなた「璃奈ちゃん、効果って……全員切れてるんだよね?何人か切れてないとかって……」
璃奈『それはない、例外なく全人類に適用されている』
あなた「そっか……うん、わかった」
ピッ
あなた「………………え?」
菜々「……」
あなた「……?」
菜々「はぁ……」
テクテクテク
ガラッ
バタン
あなた「……」ボ-ゼン
ポチポチ
プル
ガチャ
璃奈『どうしたのご主人様』
あなた「璃奈ちゃん、効果って……全員切れてるんだよね?何人か切れてないとかって……」
璃奈『それはない、例外なく全人類に適用されている』
あなた「そっか……うん、わかった」
ピッ
あなた「………………え?」
301: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/03(月) 21:10:32.88 ID:ya8zwh8r
あなた「効果切れてるって……」
あなた(あの菜々ちゃんの冷たい声、冷たい瞳は……前の、あの時の菜々ちゃんと変わってない……)
『〝大嫌い〟です』
あなた「……っ」フラ
あなた(だめ……せっかくいい感じになってきたんだから耐えないと!)グッ
あなた(菜々ちゃんは……せつ菜ちゃんはあんな目をしない!絶対に何か理由があるんだ!)
あなた(話さないと……)
フラフラ
ガラ
愛「あ……」
あなた「!?」
愛「な、何で……君がここに……」
あなた「愛ちゃん……」
愛「っ!」バッ
あなた「待って!」ガシッ
愛「!?」
あなた「今度は離さないよ……!!」グググ
あなた(あの菜々ちゃんの冷たい声、冷たい瞳は……前の、あの時の菜々ちゃんと変わってない……)
『〝大嫌い〟です』
あなた「……っ」フラ
あなた(だめ……せっかくいい感じになってきたんだから耐えないと!)グッ
あなた(菜々ちゃんは……せつ菜ちゃんはあんな目をしない!絶対に何か理由があるんだ!)
あなた(話さないと……)
フラフラ
ガラ
愛「あ……」
あなた「!?」
愛「な、何で……君がここに……」
あなた「愛ちゃん……」
愛「っ!」バッ
あなた「待って!」ガシッ
愛「!?」
あなた「今度は離さないよ……!!」グググ
303: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/03(月) 21:19:21.64 ID:ya8zwh8r
あなた「ぐぎぎ……」ギュ-ッ
愛(正直、簡単に振り解けるけど……)
愛(それやると、この子にショック与えちゃうよね……もうこれ以上は……)
愛「……わかった、逃げないから離して」
あなた「ほんと?」
愛「ホントだよ、アタシ、君に嘘なんか……」
愛「……」ウツムキ
愛「……逃げないよ」
あなた「うん」パッ
プルプル
あなた(うぅ……腕の握力全部使っちゃったよ……)
キョロキョロ
あなた「とりあえず……移動しよっか。どっちの教室でもないし」
愛「……うん」
愛(正直、簡単に振り解けるけど……)
愛(それやると、この子にショック与えちゃうよね……もうこれ以上は……)
愛「……わかった、逃げないから離して」
あなた「ほんと?」
愛「ホントだよ、アタシ、君に嘘なんか……」
愛「……」ウツムキ
愛「……逃げないよ」
あなた「うん」パッ
プルプル
あなた(うぅ……腕の握力全部使っちゃったよ……)
キョロキョロ
あなた「とりあえず……移動しよっか。どっちの教室でもないし」
愛「……うん」
317: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/04(火) 21:29:06.10 ID:ia+pe4oe
テクテク
愛「……ここならいいかな」
あなた「うん、誰も来ないし……」
~~~
愛『あー、期待してもここ誰も来ないからね笑』
愛『ま、誰来ても大丈夫か笑笑』
あなた『うぅ……』ボロ
~~~
あなた「その、愛ちゃんは……知ってるんだよね、原因というか……なんでみんながああなっちゃったか」
愛「……まあ、ね。朝、璃奈に直接聞いて確信したよ」
愛「こんなことできるの、あの子くらいでしょ?あはは……」
愛「……ここならいいかな」
あなた「うん、誰も来ないし……」
~~~
愛『あー、期待してもここ誰も来ないからね笑』
愛『ま、誰来ても大丈夫か笑笑』
あなた『うぅ……』ボロ
~~~
あなた「その、愛ちゃんは……知ってるんだよね、原因というか……なんでみんながああなっちゃったか」
愛「……まあ、ね。朝、璃奈に直接聞いて確信したよ」
愛「こんなことできるの、あの子くらいでしょ?あはは……」
318: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/04(火) 21:48:26.60 ID:ia+pe4oe
愛「……朝、逃げちゃったけど君が来てくれてよかったよ」
愛「アタシ、あのまま君が来なかったら璃奈のこと……」ブル
愛「サイテーだよ……ホントに」
あなた「そんな!愛ちゃんは璃奈ちゃんにそんなことしないよ!」
愛「……するよ、アタシは」
愛「君が、一番知ってるよね」
あなた「あれは……」
愛「……」スッ
あなた「!」ビクッ
愛「……あはは、そうなるのも……無理ないくらいのことしちゃったからね」
愛「アタシ、あのまま君が来なかったら璃奈のこと……」ブル
愛「サイテーだよ……ホントに」
あなた「そんな!愛ちゃんは璃奈ちゃんにそんなことしないよ!」
愛「……するよ、アタシは」
愛「君が、一番知ってるよね」
あなた「あれは……」
愛「……」スッ
あなた「!」ビクッ
愛「……あはは、そうなるのも……無理ないくらいのことしちゃったからね」
319: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/04(火) 22:10:27.85 ID:ia+pe4oe
あなた「でもそれは……好感度が反転したからで……」
愛「……こんな形で言うのはすごく、すごくみっともないし、君にとっては気持ちのいいことじゃないと思うけどさ……」
愛「アタシ、君のことが好き。好き……っていうか大好きで」
愛「他のみんなも好きだけど、君に対する想いは違うの」
あなた「愛ちゃん……」ドキ
あなた「気持ちはすっごく嬉しいよ。でも、だからこそ仕方がないんじゃないかな……大好きが反転したらああなるのは……」
愛「違うよ」
愛「つまりアタシは……嫌いな人にはああいうことする人間ってことじゃん」
あなた「!」
愛「自分がそんな人間だったことが悲しくて……許せないの」
愛「……こんな形で言うのはすごく、すごくみっともないし、君にとっては気持ちのいいことじゃないと思うけどさ……」
愛「アタシ、君のことが好き。好き……っていうか大好きで」
愛「他のみんなも好きだけど、君に対する想いは違うの」
あなた「愛ちゃん……」ドキ
あなた「気持ちはすっごく嬉しいよ。でも、だからこそ仕方がないんじゃないかな……大好きが反転したらああなるのは……」
愛「違うよ」
愛「つまりアタシは……嫌いな人にはああいうことする人間ってことじゃん」
あなた「!」
愛「自分がそんな人間だったことが悲しくて……許せないの」
327: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/04(火) 23:55:39.18 ID:ia+pe4oe
愛「アタシはさ……今まで嫌い、とか苦手って思う人に会ったことないんだ」
愛「どんな子でも絶対良いところがあって、どんな子でも友達になれるって思ってたの」
あなた「愛ちゃんの素敵なところだと思うよ。どんな子でもちゃんと分かり合ってみようって思えるのは中々難しいことだし」
愛「だからアタシは……今回初めて人を心から大っ嫌いって思った。あんな感情、本当に生まれて初めてだった……」
愛「気持ち悪い、うざい、邪魔、イライラする……いままで、そんな感情誰にも持ったことなかった……」
あなた「……」
愛「アタシは、そういう嫌いな子がいたらどんな酷い事をしても大丈夫だって考えるような性根の腐ったやつだったんだよ」
愛「好感度反転……だっけ?それって好き嫌いが逆になるだけで根っこの人間性は何も変わってないでしょ?」
あなた「それは……」
愛「どんな子でも絶対良いところがあって、どんな子でも友達になれるって思ってたの」
あなた「愛ちゃんの素敵なところだと思うよ。どんな子でもちゃんと分かり合ってみようって思えるのは中々難しいことだし」
愛「だからアタシは……今回初めて人を心から大っ嫌いって思った。あんな感情、本当に生まれて初めてだった……」
愛「気持ち悪い、うざい、邪魔、イライラする……いままで、そんな感情誰にも持ったことなかった……」
あなた「……」
愛「アタシは、そういう嫌いな子がいたらどんな酷い事をしても大丈夫だって考えるような性根の腐ったやつだったんだよ」
愛「好感度反転……だっけ?それって好き嫌いが逆になるだけで根っこの人間性は何も変わってないでしょ?」
あなた「それは……」
331: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/05(水) 00:15:12.54 ID:SKUMCupa
愛「しかも、さ……もっとアタシが嫌なのは……」
愛「友達を、利用したことなんだよ……」
あなた「!!」ズキッ
愛「嫌いな子を、自分で虐める。それは……許されないけど、一人の責任になる」
愛「でもアタシは……関係のない友達を利用して、君を囲うように虐めるように指示して」
愛「……みる?アタシのLINE。本当に色々な子に君に対する嫌がらせのお願い送ってるんだよ……?」
愛「中には君のことをそもそも知らない、話したことのない子だっていた。その子たちは好感度反転も何も関係ない」
愛「ただアタシが頼んだからやったってだけで……」
愛「……………こんなの、アタシただの犯罪者の首謀者だよ」ギリ
愛「友達を、利用したことなんだよ……」
あなた「!!」ズキッ
愛「嫌いな子を、自分で虐める。それは……許されないけど、一人の責任になる」
愛「でもアタシは……関係のない友達を利用して、君を囲うように虐めるように指示して」
愛「……みる?アタシのLINE。本当に色々な子に君に対する嫌がらせのお願い送ってるんだよ……?」
愛「中には君のことをそもそも知らない、話したことのない子だっていた。その子たちは好感度反転も何も関係ない」
愛「ただアタシが頼んだからやったってだけで……」
愛「……………こんなの、アタシただの犯罪者の首謀者だよ」ギリ
334: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/05(水) 00:43:28.59 ID:SKUMCupa
愛「……君にしたことの重さ、そして偽善まみれの自分の正体。……もう無理だよ、アタシ……」
愛「あ……あぁ……──────」
愛「……もう、し────
あなた「っ!?愛ちゃん!!!!」ドン!
ドサッ
あなた「はぁ……はぁ……!いま、なんて言おうとしたの!?」
あなた「そんな……絶対言わないで!!」
愛「……」
愛「……なんで、アタシはそうなるべき人間だよ」
愛「……馬乗りされちゃってるね、アタシ」
愛「……〝あの時〟は、君がこうやって突っ伏されてたよね」
あなた「っっっっ!!??!?!?」ビクビクッ
ドクン
~~~
愛「あ……あぁ……──────」
愛「……もう、し────
あなた「っ!?愛ちゃん!!!!」ドン!
ドサッ
あなた「はぁ……はぁ……!いま、なんて言おうとしたの!?」
あなた「そんな……絶対言わないで!!」
愛「……」
愛「……なんで、アタシはそうなるべき人間だよ」
愛「……馬乗りされちゃってるね、アタシ」
愛「……〝あの時〟は、君がこうやって突っ伏されてたよね」
あなた「っっっっ!!??!?!?」ビクビクッ
ドクン
~~~
336: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/05(水) 00:52:35.31 ID:SKUMCupa
あなた「やだ!はな……!!離してっ!!離してぇ!」ガシガシ
愛「うひゃー、暴れるね~。釣ったばかりの魚かい!ってね」
愛「ぶっちゃけ一人でも余裕で抑えられると思うけど念のためよろしくね二人とも」
「は~い」
「にしても弱すぎでしょ力、小学生かよ笑」
あなた「離して!お願いします!やだあ!」ブンブン
愛「ちょっとちょっと、そんなに嫌がらないでよ。そこら辺の変なやつじゃなくて愛さんのお友達が相手するんだからさ~」
愛「……あれ、もしかして……〝ハジメテ〟?」
あなた「!!!」ビクッ
愛「ふ~~~ん……」ニタニタ
愛「うひゃー、暴れるね~。釣ったばかりの魚かい!ってね」
愛「ぶっちゃけ一人でも余裕で抑えられると思うけど念のためよろしくね二人とも」
「は~い」
「にしても弱すぎでしょ力、小学生かよ笑」
あなた「離して!お願いします!やだあ!」ブンブン
愛「ちょっとちょっと、そんなに嫌がらないでよ。そこら辺の変なやつじゃなくて愛さんのお友達が相手するんだからさ~」
愛「……あれ、もしかして……〝ハジメテ〟?」
あなた「!!!」ビクッ
愛「ふ~~~ん……」ニタニタ
337: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/05(水) 01:10:08.12 ID:SKUMCupa
愛「音楽科だしとっくに経験済みかと思ってたけど……へぇ~」
愛「よかったね、ハジメテだって」ポン
「いいの愛ちゃん?もらっちゃって……」
愛「いーっていーって!バンバンいこうぜ!」
あなた「や……やだ……やめて……」ポロポロ
愛「大丈夫だって、痛くないよ、多分。むしろ気持ちよくなれるかもだし君にとっちゃお得じゃない?」
愛「……ただ痛いことされるよりいいよね」
あなた「ひっ……」
愛「あ、せっかくだし……」
プルルル
愛「あ、しずくー?今ね、あの子の初体験を────
愛「ってうわ!?ちょ、急に怒鳴んないでよ!びっくりするなーもう」
愛「……え?あー、いや、それはちょっと愛さんにはよくわかんないかなーって」
愛「……とにかく、じゃあしずくはいいんだね?もうヤッちゃうから!それじゃ!」ピッ
愛「ふぅ……しずくってばよく分かんないなぁ(純潔だからこそ美しいんです、純潔なものを純潔のまま汚すのが美しいって……美術みたいなこと言わないでよね~)」
愛「ま、いいや。お待たせ……っていつのまにか」
「我慢できなくて……」
あなた「あ……あぁ……」ポロポロ
愛「あはは、けっこーかわいー下着つけてるじゃん?もしかして れるってわかってて勝負してきちゃったりする?」
愛「よかったね、ハジメテだって」ポン
「いいの愛ちゃん?もらっちゃって……」
愛「いーっていーって!バンバンいこうぜ!」
あなた「や……やだ……やめて……」ポロポロ
愛「大丈夫だって、痛くないよ、多分。むしろ気持ちよくなれるかもだし君にとっちゃお得じゃない?」
愛「……ただ痛いことされるよりいいよね」
あなた「ひっ……」
愛「あ、せっかくだし……」
プルルル
愛「あ、しずくー?今ね、あの子の初体験を────
愛「ってうわ!?ちょ、急に怒鳴んないでよ!びっくりするなーもう」
愛「……え?あー、いや、それはちょっと愛さんにはよくわかんないかなーって」
愛「……とにかく、じゃあしずくはいいんだね?もうヤッちゃうから!それじゃ!」ピッ
愛「ふぅ……しずくってばよく分かんないなぁ(純潔だからこそ美しいんです、純潔なものを純潔のまま汚すのが美しいって……美術みたいなこと言わないでよね~)」
愛「ま、いいや。お待たせ……っていつのまにか」
「我慢できなくて……」
あなた「あ……あぁ……」ポロポロ
愛「あはは、けっこーかわいー下着つけてるじゃん?もしかして れるってわかってて勝負してきちゃったりする?」
343: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/05(水) 01:28:19.28 ID:SKUMCupa
愛「みられてコーフンしてんでしょ?」
あなた「し、して……きゃっ!」ビクッ
あなた「さ、触らないで……!!」
愛「その気になるまで準備しないとね~」
あなた「やだ……やだ…やめて……愛ちゃん……」
…
愛「お~、準備できたって感じだね」
あなた「……」
あなた「……」
愛「でも反応なくなっちゃったなー、それはちょいつまらない」
愛「ま!いいや!じゃ、ヤッちゃって!」
「……」ゴクリ
あなた「……」
あなた「……」ツ-
あなた「し、して……きゃっ!」ビクッ
あなた「さ、触らないで……!!」
愛「その気になるまで準備しないとね~」
あなた「やだ……やだ…やめて……愛ちゃん……」
…
愛「お~、準備できたって感じだね」
あなた「……」
あなた「……」
愛「でも反応なくなっちゃったなー、それはちょいつまらない」
愛「ま!いいや!じゃ、ヤッちゃって!」
「……」ゴクリ
あなた「……」
あなた「……」ツ-
360: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/05(水) 11:34:15.36 ID:SKUMCupa
あなた「……(ハジメテは……好きな人とがよかったなぁ……)」
「んじゃ脱がすね」
シュルシュル
愛「おー、●●●じゃん」
愛「じゃ愛さんは撮ってるから────
ガサッ
愛「! 誰!?」ビクッ
ザッ
ランジュ「────アナタたち、何やってるの?」
愛「げ……」
あなた「!!!」
「んじゃ脱がすね」
シュルシュル
愛「おー、●●●じゃん」
愛「じゃ愛さんは撮ってるから────
ガサッ
愛「! 誰!?」ビクッ
ザッ
ランジュ「────アナタたち、何やってるの?」
愛「げ……」
あなた「!!!」
367: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/05(水) 12:04:24.97 ID:SKUMCupa
あなた「ら、ランジュちゃん……」
ランジュ「ねぇ愛、何でこの子の服が脱がされてるの?」
愛「暑いからね~」
ランジュ「アタシ、つまらない冗談は嫌いよ」
ランジュ「それに……泣いてるじゃない、この子」
愛「……」
ランジュ「……」
愛「もー!怖いなぁランジュってば、遊びだよただの」
愛「ねっ!」
あなた「っ……うん、そうなの……ごめんね、誤解させちゃって」
ランジュ「遊び?……なんだ、そうだったの?もー、紛らわしいんだから~」
愛「ごめんごめん~」
愛「じゃ、アタシらは行くね。みんな」
「はーい」パッ
「りょー」パッ
あなた「わ……」
「初モノ……」ショボ
ランジュ「拜拜、愛」
ランジュ「あ……それと……」
ランジュ「アタシの親が誰かは分かってるわよね」
愛「……」
テクテク
…
ランジュ「大丈夫?無問題ラ?」
あなた「……」
ランジュ「ねぇ愛、何でこの子の服が脱がされてるの?」
愛「暑いからね~」
ランジュ「アタシ、つまらない冗談は嫌いよ」
ランジュ「それに……泣いてるじゃない、この子」
愛「……」
ランジュ「……」
愛「もー!怖いなぁランジュってば、遊びだよただの」
愛「ねっ!」
あなた「っ……うん、そうなの……ごめんね、誤解させちゃって」
ランジュ「遊び?……なんだ、そうだったの?もー、紛らわしいんだから~」
愛「ごめんごめん~」
愛「じゃ、アタシらは行くね。みんな」
「はーい」パッ
「りょー」パッ
あなた「わ……」
「初モノ……」ショボ
ランジュ「拜拜、愛」
ランジュ「あ……それと……」
ランジュ「アタシの親が誰かは分かってるわよね」
愛「……」
テクテク
…
ランジュ「大丈夫?無問題ラ?」
あなた「……」
372: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/05(水) 12:35:07.63 ID:SKUMCupa
あなた「ご、ごめ……ごめん……」
ランジュ「な、なんでアナタが謝るのよ!」
あなた「……」ポロポロ
ランジュ「ラ!?な、泣かないでよ!」アタフタ
ランジュ「に、肉食べる?」スッ
あなた「大丈夫……」
ランジュ「……何があったの?愛は……」
あなた「……愛ちゃんは……」
あなた「……なにも、してないよ」
ランジュ「……そう」
ランジュ「アタシは、愛のこと好きだし、疑いたくはない。アナタのことだって信頼してるから……うん、そうね。これ以上は聞かない」
ランジュ「とりあえず服着ないと、風邪引いちゃうわよ」
あなた「うん……ありがとう」
ランジュ「な、なんでアナタが謝るのよ!」
あなた「……」ポロポロ
ランジュ「ラ!?な、泣かないでよ!」アタフタ
ランジュ「に、肉食べる?」スッ
あなた「大丈夫……」
ランジュ「……何があったの?愛は……」
あなた「……愛ちゃんは……」
あなた「……なにも、してないよ」
ランジュ「……そう」
ランジュ「アタシは、愛のこと好きだし、疑いたくはない。アナタのことだって信頼してるから……うん、そうね。これ以上は聞かない」
ランジュ「とりあえず服着ないと、風邪引いちゃうわよ」
あなた「うん……ありがとう」
378: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/05(水) 13:01:42.40 ID:SKUMCupa
~~~
あなた「あ、あの……とき、は……ランジュちゃんがきたから、何もされてないから……わ、私は……」オドオド
愛「……何もされてない、か……」
愛「そうやって震えてるってことはかなりの精神的苦痛を味合わせたのは事実だし……そもそも……立派な強 未遂だよ」
愛「……ランジュが来なかったら、きっと……」
愛「怖い、なんてもんじゃないよね……自分より力の強い四人に脱がされて、 れかけるなんて……」
あなた「……怖かった。もう、ダメかと思った」
あなた「……多分、ランジュちゃんが助けに来なかったら私は……完全に〝壊れた〟と思う」
あなた「あ、あの……とき、は……ランジュちゃんがきたから、何もされてないから……わ、私は……」オドオド
愛「……何もされてない、か……」
愛「そうやって震えてるってことはかなりの精神的苦痛を味合わせたのは事実だし……そもそも……立派な強 未遂だよ」
愛「……ランジュが来なかったら、きっと……」
愛「怖い、なんてもんじゃないよね……自分より力の強い四人に脱がされて、 れかけるなんて……」
あなた「……怖かった。もう、ダメかと思った」
あなた「……多分、ランジュちゃんが助けに来なかったら私は……完全に〝壊れた〟と思う」
389: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/05(水) 14:10:53.46 ID:SKUMCupa
あなた「……ほんとに、知らない人だったら未遂でも立ち直れなかったと思うけど……」
あなた「愛ちゃんだったから、反転のせいだからって思えたから……私は耐えれたよ」
愛「っ……」
愛「……ごめん、ごめんなさい」
愛「それでも、君が無事だったとしてもアタシに罪がないなんてことは絶対にない」
愛「……法で裁くのも、できない」
あなた「!?ほ、法って……!何言ってるの愛ちゃん!そんなこと……」
愛「でもそれじゃ……ダメだよね。君からしたらアタシが何の報いも受けないのはスッキリしないはずだよ。……大丈夫って表面上言っても、絶対あるはずなんだ、そういう気持ち」
あなた「……!!」
愛「……」
ブチ、ビリリ
あなた「!!?!??」
愛「……こんなことじゃ気は収まらないだろうけど……」
愛「君には……アタシをメチャクチャに〝壊す〟権利があるんだよ」プルン
あなた「あ、愛ちゃん……?何を……」ゴクリ
あなた「愛ちゃんだったから、反転のせいだからって思えたから……私は耐えれたよ」
愛「っ……」
愛「……ごめん、ごめんなさい」
愛「それでも、君が無事だったとしてもアタシに罪がないなんてことは絶対にない」
愛「……法で裁くのも、できない」
あなた「!?ほ、法って……!何言ってるの愛ちゃん!そんなこと……」
愛「でもそれじゃ……ダメだよね。君からしたらアタシが何の報いも受けないのはスッキリしないはずだよ。……大丈夫って表面上言っても、絶対あるはずなんだ、そういう気持ち」
あなた「……!!」
愛「……」
ブチ、ビリリ
あなた「!!?!??」
愛「……こんなことじゃ気は収まらないだろうけど……」
愛「君には……アタシをメチャクチャに〝壊す〟権利があるんだよ」プルン
あなた「あ、愛ちゃん……?何を……」ゴクリ
398: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/05(水) 15:10:26.96 ID:SKUMCupa
あなた「……」
愛「……」
あなた(人気のない場所で、愛ちゃんを押し倒してるような形で……しかも愛ちゃんの とした は全て曝け出されてて……)
あなた(……側から見たら言い逃れできないような)
愛「……なんでもいいんだ。いくら弄っても、汚しても……」
愛「……ハジメテも、適当に奪ってもいいよ。……なんなら、そこら辺にいる子捕まえて せてもいい」
あなた「そんな……」
愛「……君にシてもらったら、単純に悦んじゃいそうだし、さ……」
愛「大丈夫、どんなことされても、どんな子にやられてもアタシから提案したってことにするから……」
愛「アタシが 乱ど変 って周りに思われるだけで君には迷惑かけないよ」
あなた「あ、愛ちゃん!?」
愛「……」
あなた(人気のない場所で、愛ちゃんを押し倒してるような形で……しかも愛ちゃんの とした は全て曝け出されてて……)
あなた(……側から見たら言い逃れできないような)
愛「……なんでもいいんだ。いくら弄っても、汚しても……」
愛「……ハジメテも、適当に奪ってもいいよ。……なんなら、そこら辺にいる子捕まえて せてもいい」
あなた「そんな……」
愛「……君にシてもらったら、単純に悦んじゃいそうだし、さ……」
愛「大丈夫、どんなことされても、どんな子にやられてもアタシから提案したってことにするから……」
愛「アタシが 乱ど変 って周りに思われるだけで君には迷惑かけないよ」
あなた「あ、愛ちゃん!?」
403: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/05(水) 16:33:22.74 ID:SKUMCupa
あなた「……めちゃくちゃとか、そういうのはやらないよ」
あなた「傷つけたくもないし、汚したくもない」
あなた「……ましてや他の誰かになんて絶対に嫌だ」
あなた「私以外の誰かに愛ちゃんが穢されるなんてところ見れない、私は辛い、耐えられない」
愛「え……」
あなた「こんな状況で……愛ちゃんをどうこうだなんてしたくないよ……お互いに何のしがらみもなく、幸せになりたいもん」
愛「……」
パァン!!
あなた「!?」
愛「……」
ドゴッ!!
愛「うっ……」
あなた「愛ちゃん!?何やってるの!?やめて!」ガシッ
愛「あはは……アタシ、とことん腐った人間だなぁ……」
愛「この期に及んで、自分に都合のいい幻聴が聞こえるなんて」
バキッ!
あなた「愛ちゃん!自分を殴るのはやめてよ!」
あなた「傷つけたくもないし、汚したくもない」
あなた「……ましてや他の誰かになんて絶対に嫌だ」
あなた「私以外の誰かに愛ちゃんが穢されるなんてところ見れない、私は辛い、耐えられない」
愛「え……」
あなた「こんな状況で……愛ちゃんをどうこうだなんてしたくないよ……お互いに何のしがらみもなく、幸せになりたいもん」
愛「……」
パァン!!
あなた「!?」
愛「……」
ドゴッ!!
愛「うっ……」
あなた「愛ちゃん!?何やってるの!?やめて!」ガシッ
愛「あはは……アタシ、とことん腐った人間だなぁ……」
愛「この期に及んで、自分に都合のいい幻聴が聞こえるなんて」
バキッ!
あなた「愛ちゃん!自分を殴るのはやめてよ!」
404: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/05(水) 16:50:40.38 ID:SKUMCupa
あなた「幻聴じゃないよ!愛ちゃんとはいいムードで合意の上がいいからこんな……負い目を感じて差し出されても……」
あなた「逆に困るよ!」
愛「!?」ビクッ
愛「こま……あ、アタシ、また君を困らせて……」
愛「違うの、アタシに出来るのは……他の子より多少良いカラダだと思ってるから、それを使ってもらえれば少しはって思って……」
あなた「そんな……〝使う〟だなんて……そんな言い方しないでよ」
愛「……そもそも使うほどでもないカラダだったってことだよね……何自惚れてたんだろう」
あなた「そんなことないよ!!二年生は歩夢ちゃんやせつ菜ちゃんが凄いだけで、愛ちゃんも全然いい身体してるよ!」
あなた(実際、エマさんと彼方さんの後じゃなかったら、変な線が切れて腕が動いてたかもしれないし)
あなた「逆に困るよ!」
愛「!?」ビクッ
愛「こま……あ、アタシ、また君を困らせて……」
愛「違うの、アタシに出来るのは……他の子より多少良いカラダだと思ってるから、それを使ってもらえれば少しはって思って……」
あなた「そんな……〝使う〟だなんて……そんな言い方しないでよ」
愛「……そもそも使うほどでもないカラダだったってことだよね……何自惚れてたんだろう」
あなた「そんなことないよ!!二年生は歩夢ちゃんやせつ菜ちゃんが凄いだけで、愛ちゃんも全然いい身体してるよ!」
あなた(実際、エマさんと彼方さんの後じゃなかったら、変な線が切れて腕が動いてたかもしれないし)
409: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/05(水) 17:33:28.07 ID:SKUMCupa
愛「……」
あなた(愛ちゃん、きっともう自分でもよく分からなくなっちゃってるんだ)
あなた(人一倍人情に熱い愛ちゃんだもん、やっぱり苦しみもその分強いんだろうなぁ……)
あなた(……でもやっぱり、おかしいよ)
あなた(愛ちゃんはああ言ってたけど、本当に好感度が反転しただけであそこまで過激になるなんて……)
あなた(他のみんなにしてもそう。いくら憎くて、嫌いな相手でも……)
ガササ
璃奈「いた。ご主人……様……」
あなた「!?璃奈ちゃん!?」ビクッ
愛「璃奈……」
璃奈「……」←(改造メイド服)
あなた「……」←(愛を押し倒している)
愛「……」←(涙を流しながら押し倒され、上半身丸出し)
あなた(愛ちゃん、きっともう自分でもよく分からなくなっちゃってるんだ)
あなた(人一倍人情に熱い愛ちゃんだもん、やっぱり苦しみもその分強いんだろうなぁ……)
あなた(……でもやっぱり、おかしいよ)
あなた(愛ちゃんはああ言ってたけど、本当に好感度が反転しただけであそこまで過激になるなんて……)
あなた(他のみんなにしてもそう。いくら憎くて、嫌いな相手でも……)
ガササ
璃奈「いた。ご主人……様……」
あなた「!?璃奈ちゃん!?」ビクッ
愛「璃奈……」
璃奈「……」←(改造メイド服)
あなた「……」←(愛を押し倒している)
愛「……」←(涙を流しながら押し倒され、上半身丸出し)
413: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/05(水) 20:50:42.29 ID:SKUMCupa
璃奈「……見境ない」
あなた「誤解だよ!」
愛「……」
愛「……はは、璃奈には手、出したんだね」
愛「……つまりアタシのカラダの魅力はそれ以下ってことか……」
あなた「そういうことじゃないよ!愛ちゃんだって良いもの持ってるよ!」
あなた「……ってそうじゃなくて……璃奈ちゃん、どうしたの?私に用?……というかよくここが分かったね」
璃奈「GPSを埋め込んでたから。それに……いざとなれば校内の監視カメラでも探せる」
あなた(だから虐められてる期間どこに隠れても誰かしら来たんだ……)
あなた「誤解だよ!」
愛「……」
愛「……はは、璃奈には手、出したんだね」
愛「……つまりアタシのカラダの魅力はそれ以下ってことか……」
あなた「そういうことじゃないよ!愛ちゃんだって良いもの持ってるよ!」
あなた「……ってそうじゃなくて……璃奈ちゃん、どうしたの?私に用?……というかよくここが分かったね」
璃奈「GPSを埋め込んでたから。それに……いざとなれば校内の監視カメラでも探せる」
あなた(だから虐められてる期間どこに隠れても誰かしら来たんだ……)
417: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/05(水) 21:06:36.73 ID:SKUMCupa
璃奈「ご奉仕終えた後、怖いけど改めて調べたの。スイッチのこと」
あなた「!」
璃奈「もう触りたくも、見たくもなかったけど……やっぱり私も違和感を覚えた」
あなた「璃奈ちゃんも……?」
璃奈「うん。やっぱりおかしいと思った。本当に好感度反転させるだけなのか。元々は失敗作だから何か他の効果もないのかって」
璃奈「これを調べられたらご主人様も他の子と話しやすくなると思ったから……」
璃奈「……」チラ
璃奈「……愛さんも、一緒でよかった」
愛「……」
あなた「!」
璃奈「もう触りたくも、見たくもなかったけど……やっぱり私も違和感を覚えた」
あなた「璃奈ちゃんも……?」
璃奈「うん。やっぱりおかしいと思った。本当に好感度反転させるだけなのか。元々は失敗作だから何か他の効果もないのかって」
璃奈「これを調べられたらご主人様も他の子と話しやすくなると思ったから……」
璃奈「……」チラ
璃奈「……愛さんも、一緒でよかった」
愛「……」
419: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/05(水) 21:25:33.35 ID:SKUMCupa
璃奈「……あれはただ好感度を反転させるものではなかった」
あなた「……!!」
璃奈「好感度は確かに反転する。だけどそれ以外にもあったの。効果は……」
璃奈「……」
璃奈「……………」
あなた「……璃奈ちゃん……?」
璃奈「……スイッチを押した者に対して、愛情が強ければ強い人間ほど……反転した好感度とは別に〝悪意〟が付与されるものだった」
あなた「!?あ、悪意……!?」
璃奈「その悪意はその人が元々持っていたものではなく、スイッチに込められていた負のエネルギーが変換されて無理やり挿入された為、人格を歪めるような現象が起きてしまった」
愛「!!」
あなた「なっ……」
璃奈「シミュレーターを通して調べたことだから間違いない」
あなた「……」
あなた「……!!」
璃奈「好感度は確かに反転する。だけどそれ以外にもあったの。効果は……」
璃奈「……」
璃奈「……………」
あなた「……璃奈ちゃん……?」
璃奈「……スイッチを押した者に対して、愛情が強ければ強い人間ほど……反転した好感度とは別に〝悪意〟が付与されるものだった」
あなた「!?あ、悪意……!?」
璃奈「その悪意はその人が元々持っていたものではなく、スイッチに込められていた負のエネルギーが変換されて無理やり挿入された為、人格を歪めるような現象が起きてしまった」
愛「!!」
あなた「なっ……」
璃奈「シミュレーターを通して調べたことだから間違いない」
あなた「……」
425: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/05(水) 21:50:47.04 ID:SKUMCupa
璃奈「私はこのスイッチを作る時、負の感情が強く働いていた。おそらく、それで……」
あなた「……」
愛「っ、そんなの……!」ガバッ
あなた「うわっ!?」
ガッ
璃奈「うっ」
愛「そんな……うぅ……!そんな適当な作り方するからアタシはあんなこと……この子も、傷つくことなんて……」
璃奈「……ごめんなさい」
あなた「愛ちゃん!」
愛「……わかってる。りなりーだってわざとやるわけない。……だけど事実を知ってわけわからなくなったんだよ……」
愛「怒りの矛先が……」
あなた「矛先って……もうこんなの完全に事故だよ!後付けで悪意なんて入れられて、元々の性格も歪んじゃうならどうしようもないじゃん!」
あなた「愛ちゃんはやっぱり私の知ってる通り、優しくて友達想いの良い子だって証明されたんだよ!」
あなた「……」
愛「っ、そんなの……!」ガバッ
あなた「うわっ!?」
ガッ
璃奈「うっ」
愛「そんな……うぅ……!そんな適当な作り方するからアタシはあんなこと……この子も、傷つくことなんて……」
璃奈「……ごめんなさい」
あなた「愛ちゃん!」
愛「……わかってる。りなりーだってわざとやるわけない。……だけど事実を知ってわけわからなくなったんだよ……」
愛「怒りの矛先が……」
あなた「矛先って……もうこんなの完全に事故だよ!後付けで悪意なんて入れられて、元々の性格も歪んじゃうならどうしようもないじゃん!」
あなた「愛ちゃんはやっぱり私の知ってる通り、優しくて友達想いの良い子だって証明されたんだよ!」
428: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/05(水) 22:07:04.60 ID:SKUMCupa
愛「……」ポロポロ
パタ
ショワ……
あなた「!!?!?」
愛「あ……なんか、ヤバい……。色々わけわかんなくなって、君に優しくされて……腰抜けちゃった」
あなた「ちょちょ!!」
あなた「璃奈ちゃん!一緒に囲んで……!こんなとこ他の誰かに見られたら終わっちゃうよ!」
璃奈「う、うん!」アタフタ
パタ
ショワ……
あなた「!!?!?」
愛「あ……なんか、ヤバい……。色々わけわかんなくなって、君に優しくされて……腰抜けちゃった」
あなた「ちょちょ!!」
あなた「璃奈ちゃん!一緒に囲んで……!こんなとこ他の誰かに見られたら終わっちゃうよ!」
璃奈「う、うん!」アタフタ
432: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/05(水) 22:17:58.79 ID:SKUMCupa
……
ピチョ……ピチョ…
あなた(池を作ってしまった……人も来ない場所だし……大丈夫……だよね?)
愛「……ごめんね」
あなた「仕方ないよ……心配しないで、誰にも言わないから」
あなた「愛ちゃんはさ、責任感強いし、頭もいいし優しいから色々考えすぎちゃったんだよ。それで多分ストレスも疲れも朝からすごいと思うんだ」
あなた「だからさ、今日は一旦ゆっくり休んだほうがいいと思う」
愛「で、でも……」
あなた「いいから休む!……また後日全員集まって話そうよ」
愛「……分かった」
ピチョ……ピチョ…
あなた(池を作ってしまった……人も来ない場所だし……大丈夫……だよね?)
愛「……ごめんね」
あなた「仕方ないよ……心配しないで、誰にも言わないから」
あなた「愛ちゃんはさ、責任感強いし、頭もいいし優しいから色々考えすぎちゃったんだよ。それで多分ストレスも疲れも朝からすごいと思うんだ」
あなた「だからさ、今日は一旦ゆっくり休んだほうがいいと思う」
愛「で、でも……」
あなた「いいから休む!……また後日全員集まって話そうよ」
愛「……分かった」
433: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/05(水) 22:39:25.03 ID:SKUMCupa
愛「……あ」
あなた「あ……」チラ
(破り捨てられた衣服、水浸しになったスカート、●●●)
あなた「……どうしよう」
あなた(私が服を取りに行く……っていっても今の愛ちゃんをこの姿で残しておくわけにはなぁ……)
璃奈「私の制服ならあるけど……」
あなた「無理でしょ……」
璃奈「悲しい」
あなた「うーん……」ガサゴソ
あなた「ジャージだけ貸せるんだけど……体操服も下着もないからなぁ……」
愛「!!!」
あなた「あ……」チラ
(破り捨てられた衣服、水浸しになったスカート、●●●)
あなた「……どうしよう」
あなた(私が服を取りに行く……っていっても今の愛ちゃんをこの姿で残しておくわけにはなぁ……)
璃奈「私の制服ならあるけど……」
あなた「無理でしょ……」
璃奈「悲しい」
あなた「うーん……」ガサゴソ
あなた「ジャージだけ貸せるんだけど……体操服も下着もないからなぁ……」
愛「!!!」
435: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/05(水) 22:55:40.27 ID:SKUMCupa
…
スッ
シュルル
愛「あっ……」ピクッ
あなた「ど、どうしたの愛ちゃん?」
愛「う、ううん……なんでもない……」
愛(せ、先端がジャージの硬い生地に擦れて……///し、下の方もちゃんと拭けてないから変な感じが……うぅ)モジモジ
あなた「送っていきたいけど……私はまだちょっと学校に用があるから」
愛「う、ううん大丈夫……一人で、帰れるから」
あなた「でも辛そうだし……やっぱりまだ……」
愛「だ、大丈夫!(たしかにまだ色々混乱してるけど……今は感覚が……)」
スッ
シュルル
愛「あっ……」ピクッ
あなた「ど、どうしたの愛ちゃん?」
愛「う、ううん……なんでもない……」
愛(せ、先端がジャージの硬い生地に擦れて……///し、下の方もちゃんと拭けてないから変な感じが……うぅ)モジモジ
あなた「送っていきたいけど……私はまだちょっと学校に用があるから」
愛「う、ううん大丈夫……一人で、帰れるから」
あなた「でも辛そうだし……やっぱりまだ……」
愛「だ、大丈夫!(たしかにまだ色々混乱してるけど……今は感覚が……)」
444: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/06(木) 21:13:14.32 ID:TuldC5xQ
……
あなた「愛ちゃん震えながら歩いて行ったね……やっぱりまだ不安なんだ、一人にするべきじゃなかったかな……」
璃奈「多分、震えてるのは違う理由の方が強いと思う」
あなた「?」
璃奈「ノー ノー でエマさんのジャージ着たらどう?」
あなた「多分震える」
璃奈「そういうこと」
あなた「なるほど……」
璃奈(愛さん……辛かったはずだから少しくらい幸せになっても良いよね)
あなた「でも愛ちゃんはしばらくフォローが必要そうだし気を付けないとね」
璃奈「うん。私も……話してみる」
あなた「うん……二人が気まずい雰囲気になってると私の頭まで壊れそうだから仲直りしてほしいな」
あなた「愛ちゃん震えながら歩いて行ったね……やっぱりまだ不安なんだ、一人にするべきじゃなかったかな……」
璃奈「多分、震えてるのは違う理由の方が強いと思う」
あなた「?」
璃奈「ノー ノー でエマさんのジャージ着たらどう?」
あなた「多分震える」
璃奈「そういうこと」
あなた「なるほど……」
璃奈(愛さん……辛かったはずだから少しくらい幸せになっても良いよね)
あなた「でも愛ちゃんはしばらくフォローが必要そうだし気を付けないとね」
璃奈「うん。私も……話してみる」
あなた「うん……二人が気まずい雰囲気になってると私の頭まで壊れそうだから仲直りしてほしいな」
446: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/06(木) 22:09:14.56 ID:TuldC5xQ
あなた「あ!そうだ!その……せつ菜ちゃんのことなんだけど……」
璃奈「?」
~間~
あなた「てわけで、様子がおかしいんだ」
璃奈「うーん、でも効果は絶対に切れているはずなんだけど……」
あなた「話もろくにできないんだよ」
璃奈「信じられない……あのせつ菜さんが」
あなた「どうすればいいんだろう」
あなた「それに歩夢ちゃんは後でいいとしてかすみちゃんもどうにかして話さないとだし!」
璃奈「?」
~間~
あなた「てわけで、様子がおかしいんだ」
璃奈「うーん、でも効果は絶対に切れているはずなんだけど……」
あなた「話もろくにできないんだよ」
璃奈「信じられない……あのせつ菜さんが」
あなた「どうすればいいんだろう」
あなた「それに歩夢ちゃんは後でいいとしてかすみちゃんもどうにかして話さないとだし!」
449: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/06(木) 22:27:55.31 ID:TuldC5xQ
しずく「あっ!先輩!」
あなた「!」ビクッ
あなた「あっ……しずくちゃん」
しずく「璃奈さんも……」
璃奈「あ、うん……」
あなた「どうしたの?しずくちゃん」
しずく「はい、その……先程かすみさんを見かけたんですけど」
あなた「かすみちゃん!?どこにいたの!?」
しずく「さっきは中庭の方にいたんですけど少ししたら消えてしまって……」
しずく「それで色々聞いて回ってみたんですけどどうやら学園内のあらゆる場所で目撃情報がありまして」
あなた「学園を徘徊してるってこと……?一体何のために……」
しずく「わかりません。……ただ、あんなかすみさん見るの初めてで、私、どうしていいのか分からず……」
あなた「!」ビクッ
あなた「あっ……しずくちゃん」
しずく「璃奈さんも……」
璃奈「あ、うん……」
あなた「どうしたの?しずくちゃん」
しずく「はい、その……先程かすみさんを見かけたんですけど」
あなた「かすみちゃん!?どこにいたの!?」
しずく「さっきは中庭の方にいたんですけど少ししたら消えてしまって……」
しずく「それで色々聞いて回ってみたんですけどどうやら学園内のあらゆる場所で目撃情報がありまして」
あなた「学園を徘徊してるってこと……?一体何のために……」
しずく「わかりません。……ただ、あんなかすみさん見るの初めてで、私、どうしていいのか分からず……」
450: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/06(木) 22:38:12.21 ID:TuldC5xQ
あなた「し、しずくちゃんが気にすることはないよ!」
しずく「いえ、先輩を苦しめただけではなく……親友を助けることができないなんて……」ポロポロ
あなた「しずくちゃん悪くないって……!」
しずく「いえ、罪深いです。ですので私、戒めとしてメイドになります」キッ
あなた「え?」
しずく「無能な私ですが……頑張って罪滅ぼしのご奉仕しますので……」
あなた(なんでいきなりそういう話になったんだ……?)
しずく「服の方は自分で何とかするので」
あなた「?、??」
しずく「いえ、先輩を苦しめただけではなく……親友を助けることができないなんて……」ポロポロ
あなた「しずくちゃん悪くないって……!」
しずく「いえ、罪深いです。ですので私、戒めとしてメイドになります」キッ
あなた「え?」
しずく「無能な私ですが……頑張って罪滅ぼしのご奉仕しますので……」
あなた(なんでいきなりそういう話になったんだ……?)
しずく「服の方は自分で何とかするので」
あなた「?、??」
452: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/06(木) 22:57:15.24 ID:TuldC5xQ
しずく「彼方さんとエマさん、それに璃奈さんだけず……だなんて、そんなのダメです。私だって先輩にちゃんとした形として償いたいんです」
しずく「それとも……他の方はよくて、私ではメイドにすらなれないということでしょうか……」ウルウル
あなた「そ、そんなことないよ!多分しずくちゃんなんて一、二を争うくらいしっくりくると思うよ!」
しずく「なら……!!」
あなた「いや……でも……」
あなた(メイドがこれ以上増えても……元々エマさんだけの予定だったし……かといってしずくちゃんの想いを突き返すようなこともしたくないし……)
あなた「……!!」💡
あなた「しずくちゃん」
あなた「〝おすわり〟」
しずく「!!!!」
シュバッ
しずく「わんっ♡」
璃奈「!?」
あなた(これならセーフかな……?)
しずく「それとも……他の方はよくて、私ではメイドにすらなれないということでしょうか……」ウルウル
あなた「そ、そんなことないよ!多分しずくちゃんなんて一、二を争うくらいしっくりくると思うよ!」
しずく「なら……!!」
あなた「いや……でも……」
あなた(メイドがこれ以上増えても……元々エマさんだけの予定だったし……かといってしずくちゃんの想いを突き返すようなこともしたくないし……)
あなた「……!!」💡
あなた「しずくちゃん」
あなた「〝おすわり〟」
しずく「!!!!」
シュバッ
しずく「わんっ♡」
璃奈「!?」
あなた(これならセーフかな……?)
464: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/07(金) 21:36:31.51 ID:GGJiiIx2
あなた「罰を受けたいだなんて言ったんだから……人間のままでいられるわけないもんね」
しずく「わんっ」
しずく「はっはっはっ」
あなた(……だけど思った以上にノリノリだな……)
しずく「うぅ~」ヌギヌギ
あなた「!?しずくちゃん!?何やってるの!?」
しずく「わうっ♡」
あなた「ごめん、分からない」
璃奈「『犬なのに服を着てるのはおかしいじゃないですか』って言ってる」
あなた「分かるんだ……。っていや、そこまでしなくても……(私がしずくちゃんにやられてる時も〝一応〟全裸にはなってないよ……)」
しずく「うぅ……」ションボリ
あなた(……きっと負い目で人格が変わっちゃったんだ……これからゆっくり優しく元のしずくちゃんに戻してあげるからね……)
……
しずく「わんっ」
しずく「はっはっはっ」
あなた(……だけど思った以上にノリノリだな……)
しずく「うぅ~」ヌギヌギ
あなた「!?しずくちゃん!?何やってるの!?」
しずく「わうっ♡」
あなた「ごめん、分からない」
璃奈「『犬なのに服を着てるのはおかしいじゃないですか』って言ってる」
あなた「分かるんだ……。っていや、そこまでしなくても……(私がしずくちゃんにやられてる時も〝一応〟全裸にはなってないよ……)」
しずく「うぅ……」ションボリ
あなた(……きっと負い目で人格が変わっちゃったんだ……これからゆっくり優しく元のしずくちゃんに戻してあげるからね……)
……
465: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/07(金) 21:37:49.17 ID:GGJiiIx2
その頃
???
ザクッ
ザクッ
歩夢「……」
ザクッ
ザクッ
歩夢「………………」
ザクッ
歩夢「…」
……
…
???
ザクッ
ザクッ
歩夢「……」
ザクッ
ザクッ
歩夢「………………」
ザクッ
歩夢「…」
……
…
474: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/07(金) 22:06:39.09 ID:GGJiiIx2
あなた(うーん……かすみちゃん見つからないなぁ)
あなた(やっぱりしずくちゃんについてきてもらった方が探しやすかったかなぁ。かすみちゃんが今のしずくちゃん見たらなんか混乱しそうだから離れたけど)
テクテク
演劇部部長「ん、やあ」
あなた「あ、部長さん!」
演劇部部長「いやいや、あなたもでしょ」
あなた「あっ……あはは、そうでした(あれ、そういえば部長ってどうなってるんだろ……)」
演劇部部長「誰か探してるの?」
あなた「あ、えっと……かすみちゃんを」
演劇部部長「かすみんなら今さっきすれ違ったよ。まだ追いつけるんじゃないかな。あっちの方」
あなた「!!!ありがとうございます!」シュバッ
タタタ
あなた(やっぱりしずくちゃんについてきてもらった方が探しやすかったかなぁ。かすみちゃんが今のしずくちゃん見たらなんか混乱しそうだから離れたけど)
テクテク
演劇部部長「ん、やあ」
あなた「あ、部長さん!」
演劇部部長「いやいや、あなたもでしょ」
あなた「あっ……あはは、そうでした(あれ、そういえば部長ってどうなってるんだろ……)」
演劇部部長「誰か探してるの?」
あなた「あ、えっと……かすみちゃんを」
演劇部部長「かすみんなら今さっきすれ違ったよ。まだ追いつけるんじゃないかな。あっちの方」
あなた「!!!ありがとうございます!」シュバッ
タタタ
475: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/07(金) 22:13:20.89 ID:GGJiiIx2
かすみ「……」モゾモゾ
かすみ「……」ガサガサ
あなた(いた!かすみちゃんだ!……でもあんな草むらで何してるんだろ)
コソコソ
あなた「かすみちゃん?」ニュッ
かすみ「!!?!?」ビビクッ
あなた「わっ、ごめんね!そんな驚くとは思わなくて」
かすみ「ぁ……先輩……」
あなた「今朝はごめんね、それで話が……かすみちゃん?」
かすみ「……だめ、まだ集め終わってない、こんなんじゃ私……」ブツブツ
かすみ「……」ガサガサ
あなた(いた!かすみちゃんだ!……でもあんな草むらで何してるんだろ)
コソコソ
あなた「かすみちゃん?」ニュッ
かすみ「!!?!?」ビビクッ
あなた「わっ、ごめんね!そんな驚くとは思わなくて」
かすみ「ぁ……先輩……」
あなた「今朝はごめんね、それで話が……かすみちゃん?」
かすみ「……だめ、まだ集め終わってない、こんなんじゃ私……」ブツブツ
477: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/07(金) 22:29:57.16 ID:GGJiiIx2
あなた「集める……?」
あなた「……!!かすみちゃん、それ……」
かすみ「あっ……!」バッ
あなた「……それを集めてたんだね」
あなた「そっか、破けてバラバラになってたんだね」
かすみ「あ……あぁ……私が、私が捨てちゃったから……でも、こんな……」
あなた「……大丈夫だよかすみちゃん。曲ならまた作れば良いし。どんな感じかは大体覚えてるから」
かすみ「……ダメなんです……先輩が私たちのために直接書いてくれたものじゃないと……先輩の想いがこもったあれじゃないと……」
かすみ「私……顔向けできません。だから、あんなに怒って……」
あなた「……!!かすみちゃん、それ……」
かすみ「あっ……!」バッ
あなた「……それを集めてたんだね」
あなた「そっか、破けてバラバラになってたんだね」
かすみ「あ……あぁ……私が、私が捨てちゃったから……でも、こんな……」
あなた「……大丈夫だよかすみちゃん。曲ならまた作れば良いし。どんな感じかは大体覚えてるから」
かすみ「……ダメなんです……先輩が私たちのために直接書いてくれたものじゃないと……先輩の想いがこもったあれじゃないと……」
かすみ「私……顔向けできません。だから、あんなに怒って……」
478: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/07(金) 22:44:09.80 ID:GGJiiIx2
あなた「朝はちょっとまだかすみちゃんが怖かったからあんな態度とっちゃっただけだから……」
かすみ「……怖かったんですね」
あなた「あ……」
かすみ「……そうですよね。私、覚えてます。先輩に言ったこと全部、一言一句違えず」
かすみ「……やってきた嫌がらせも」
かすみ「………水かけて、画鋲や刃物を下駄箱に細工したり……」
あなた「あはは、大丈夫だよ。あの時はそれくらいならかわいいくらいだったからかすみちゃんの嫌がらせは癒しだったよ~」
かすみ「嘘です!!」
あなた「う、嘘じゃないよ……」
かすみ「……これ、見てください」スッ
かすみ「……怖かったんですね」
あなた「あ……」
かすみ「……そうですよね。私、覚えてます。先輩に言ったこと全部、一言一句違えず」
かすみ「……やってきた嫌がらせも」
かすみ「………水かけて、画鋲や刃物を下駄箱に細工したり……」
あなた「あはは、大丈夫だよ。あの時はそれくらいならかわいいくらいだったからかすみちゃんの嫌がらせは癒しだったよ~」
かすみ「嘘です!!」
あなた「う、嘘じゃないよ……」
かすみ「……これ、見てください」スッ
480: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/07(金) 22:54:03.49 ID:GGJiiIx2
あなた「動画……?」
~~~
『むひひ~、今日はあの無能さんの隠し動画とっちゃいまーすいえ~い』
『お、来ましたね』
テクテク
あなた『……』
ガチャ
あなた『……』
ハキ
グチュッ
あなた『っい゛!!?!?!?!?』
グラッ
バタ!
『ぷっwww聞きました今の汚い叫び声。倒れ方もダサくないですか?』
『上履きの底に画鋲を仕込んでさらにその上にカモフラージュの薄い中敷を貼って気づけないようにしたんですけど大成功!』
あなた『あっ……ぅあ……』ピクピク
ググ
グ……チョオ…
あなた『っっっっっっっぁ……』ハァ……ハァ…
『うわぁ……あんなところで抜かないでくださいよ……下駄箱のところ汚れちゃうじゃないですか……って自分で掃除させればいっか』
~~~
『むひひ~、今日はあの無能さんの隠し動画とっちゃいまーすいえ~い』
『お、来ましたね』
テクテク
あなた『……』
ガチャ
あなた『……』
ハキ
グチュッ
あなた『っい゛!!?!?!?!?』
グラッ
バタ!
『ぷっwww聞きました今の汚い叫び声。倒れ方もダサくないですか?』
『上履きの底に画鋲を仕込んでさらにその上にカモフラージュの薄い中敷を貼って気づけないようにしたんですけど大成功!』
あなた『あっ……ぅあ……』ピクピク
ググ
グ……チョオ…
あなた『っっっっっっっぁ……』ハァ……ハァ…
『うわぁ……あんなところで抜かないでくださいよ……下駄箱のところ汚れちゃうじゃないですか……って自分で掃除させればいっか』
482: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/07(金) 23:13:40.82 ID:GGJiiIx2
あなた『っ……くっ……』プルプル
『ぷぷっ、みてください。プルプル震えながら足引きずって歩いてますよ?ハンターに追い詰められた害獣みたいですw』
…
ガチャ
『どこに行くのかと思えば保健室かぁ~つまんないなぁ……。先生もいないみたいだし』
『ま、音だけ拾ってみますね』
カチャ……カチャ……
あなた『~~~つぅ……いっ……』
ペリペリ…
あなた『っぐ……』
あなた『ぃ……たい……っいたっ……』グス
あなた『いたいよぅ……うぅ……ひぐっ』ポロポロ
あなた『なん、で……っこんなひどいことするの……』ヒグッ
あなた『ぅ……!お゛……っぐ……お゛っ……え゛っ゛』ビチャビチャ
『うわっ!嘘でしょ!?……最悪、こんな汚い音配信できないじゃん……やーめよ』
プツン
~~~
『ぷぷっ、みてください。プルプル震えながら足引きずって歩いてますよ?ハンターに追い詰められた害獣みたいですw』
…
ガチャ
『どこに行くのかと思えば保健室かぁ~つまんないなぁ……。先生もいないみたいだし』
『ま、音だけ拾ってみますね』
カチャ……カチャ……
あなた『~~~つぅ……いっ……』
ペリペリ…
あなた『っぐ……』
あなた『ぃ……たい……っいたっ……』グス
あなた『いたいよぅ……うぅ……ひぐっ』ポロポロ
あなた『なん、で……っこんなひどいことするの……』ヒグッ
あなた『ぅ……!お゛……っぐ……お゛っ……え゛っ゛』ビチャビチャ
『うわっ!嘘でしょ!?……最悪、こんな汚い音配信できないじゃん……やーめよ』
プツン
~~~
489: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/08(土) 00:12:32.07 ID:2IGgwKQv
あなた「あ……」
あなた「あはは、見られてたんだ。お見苦しいところ見せちゃったなぁ……」
あなた「その後も大変だったんだよ?しずくちゃんに足の裏が痛いなら四つん這いならできますよねって言われて校内をしずくちゃん乗せて歩かされたりして……」
かすみ「……なんで、そんな……もっと辛そうにしてください、もっと私のこと憎んだ顔で見てくださいよ……」
かすみ「じゃないと本当に私……」
あなた「……ごめん、それはできない」
あなた「私はあの時のことを……悪い夢だったって思うようにしてるの」
あなた「そう思わないと……多分みんなと前みたいに笑い合えないって……」
あなた「私はただ前みたいな同好会の日常を取り戻せれば良いの」
あなた(……あれ、でもよく考えたらメイドとペットの時点で前みたいなことは……いや、そこら辺はいっか)
あなた「あはは、見られてたんだ。お見苦しいところ見せちゃったなぁ……」
あなた「その後も大変だったんだよ?しずくちゃんに足の裏が痛いなら四つん這いならできますよねって言われて校内をしずくちゃん乗せて歩かされたりして……」
かすみ「……なんで、そんな……もっと辛そうにしてください、もっと私のこと憎んだ顔で見てくださいよ……」
かすみ「じゃないと本当に私……」
あなた「……ごめん、それはできない」
あなた「私はあの時のことを……悪い夢だったって思うようにしてるの」
あなた「そう思わないと……多分みんなと前みたいに笑い合えないって……」
あなた「私はただ前みたいな同好会の日常を取り戻せれば良いの」
あなた(……あれ、でもよく考えたらメイドとペットの時点で前みたいなことは……いや、そこら辺はいっか)
496: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/08(土) 12:48:47.84 ID:2IGgwKQv
かすみ「戻れませんよ……同好会を救ってくれた先輩を邪魔者扱いして、追い出して部長面してたんですよ……?」
かすみ「そんな私が前みたいに先輩の曲で笑顔にステージに立つことなんて……」
かすみ「あ……あああああ!!!」ガリガリガリ
あなた「かすみちゃん!だめだよ!そんな頭掻いちゃ!髪の毛傷んじゃうよ!?」
かすみ「そんなのどうでもいいんです!整えてた髪も肌も何もかも全部先輩にかわいいって言われるためだけだったんですから……もう私がそんなこと言われる資格はないんです」
かすみ「私なんてもう……」
あなた「そんなことないよ!かすみちゃんのことはいつでも、今でもかわいいって思ってるよ!」
あなた「それにかすみちゃんはちょっと責任感強すぎるんだよ!良いことなんだけど……そんなに思い詰めないでよ」
あなた「他の子もまぁ……色々されたしみんな最初は思い詰めてたけど……今は笑ってくれたり、奉仕してくれてるからさ」
あなた「かすみちゃんもあんまり気にしないでよ」
かすみ「……先輩……」
かすみ「そんな私が前みたいに先輩の曲で笑顔にステージに立つことなんて……」
かすみ「あ……あああああ!!!」ガリガリガリ
あなた「かすみちゃん!だめだよ!そんな頭掻いちゃ!髪の毛傷んじゃうよ!?」
かすみ「そんなのどうでもいいんです!整えてた髪も肌も何もかも全部先輩にかわいいって言われるためだけだったんですから……もう私がそんなこと言われる資格はないんです」
かすみ「私なんてもう……」
あなた「そんなことないよ!かすみちゃんのことはいつでも、今でもかわいいって思ってるよ!」
あなた「それにかすみちゃんはちょっと責任感強すぎるんだよ!良いことなんだけど……そんなに思い詰めないでよ」
あなた「他の子もまぁ……色々されたしみんな最初は思い詰めてたけど……今は笑ってくれたり、奉仕してくれてるからさ」
あなた「かすみちゃんもあんまり気にしないでよ」
かすみ「……先輩……」
498: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/08(土) 13:17:30.14 ID:2IGgwKQv
あなた「かすみちゃん的にはやっぱりモヤモヤすると思うんだけど……私的には科学の力だから仕方がないって感じだし……」
かすみ「……科学?」
あなた「うん。璃奈ちゃんの……
~間~
フラ……
かすみ「……」
あなた「わっ!ちょっと!どこ行く気!?」
かすみ「りな子と……〝話し合い〟してきます」
あなた「目がそういう感じじゃないんだけど……」
かすみ「今回はいくら友達のりな子でも……やって良いことと悪いことくらい、あるはずです……」
あなた「じ、事故だから!作ろうとして作ったやつじゃないし、さらにそれをたまたま押しちゃったから!」
あなた「それに璃奈ちゃんも反省してメイドさんになってるから許してあげて!」
かすみ「なんで反省してメイドさんになるんです……?」
かすみ「……科学?」
あなた「うん。璃奈ちゃんの……
~間~
フラ……
かすみ「……」
あなた「わっ!ちょっと!どこ行く気!?」
かすみ「りな子と……〝話し合い〟してきます」
あなた「目がそういう感じじゃないんだけど……」
かすみ「今回はいくら友達のりな子でも……やって良いことと悪いことくらい、あるはずです……」
あなた「じ、事故だから!作ろうとして作ったやつじゃないし、さらにそれをたまたま押しちゃったから!」
あなた「それに璃奈ちゃんも反省してメイドさんになってるから許してあげて!」
かすみ「なんで反省してメイドさんになるんです……?」
502: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/08(土) 13:43:19.71 ID:2IGgwKQv
あなた「え?」
あなた(……確かにそうだけど。まあ元々エマさんだけの予定だったけどその場に彼方さんと璃奈ちゃんいたしユニットだし……)
あなた(あ、そうだ。かすみちゃんも合わせてようやくQU4RTZの完成じゃん。……ここまできたらユニットでかすみちゃんだけ仲間外れにするわけにはいかないよね)
あなた「……」
あなた「……みんな、思うところがあるはずだし……そこの溝を少しでも埋めるために必要なこと……だからかな」
かすみ「なるほど……」ゴクリ
あなた(それっぽいこと言えたかな?)
あなた「かすみちゃんも今は辛いはずだから、少しづつご奉仕して元気になる……のが良いと思うよ」
かすみ「でも私にできるのかな……」
あなた(……確かにそうだけど。まあ元々エマさんだけの予定だったけどその場に彼方さんと璃奈ちゃんいたしユニットだし……)
あなた(あ、そうだ。かすみちゃんも合わせてようやくQU4RTZの完成じゃん。……ここまできたらユニットでかすみちゃんだけ仲間外れにするわけにはいかないよね)
あなた「……」
あなた「……みんな、思うところがあるはずだし……そこの溝を少しでも埋めるために必要なこと……だからかな」
かすみ「なるほど……」ゴクリ
あなた(それっぽいこと言えたかな?)
あなた「かすみちゃんも今は辛いはずだから、少しづつご奉仕して元気になる……のが良いと思うよ」
かすみ「でも私にできるのかな……」
514: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/08(土) 22:38:00.70 ID:2IGgwKQv
しずく「できるよ」
かすみ「しず子……」
しずく「かすみさん。そんな弱気なかすみさんなんてらしくないよ」
しずく「先輩はどんな私たちでも受け止めてくれる。なら私たちも怯えたりしないで全力でいくしかないよ」
かすみ「でも私……ご奉仕なんてわかんないよ」
しずく「それでいいんだよ。手探りでも新しい自分を見つけてく……それも先輩と一緒に。それって凄く素敵なことじゃない?」
かすみ「新しい自分……」
かすみ「……」
かすみ「……ありがとう、しず子」
しずく「ううん。いいの、かすみさんと先輩が悲しい顔しているのは私も嫌だから……また同好会のみんなで楽しく過ごしたいからアドバイスしただけ」
あなた(しずくちゃん……四つん這いで首輪さえしてなければもっとカッコ良く見えたんだろうけど……)
あなた(でもありがとう、しずくちゃん。私一人だったら説得しきれなかったかもしれない。かすみちゃんをよく知るしずくちゃんだからこそだよ)
かすみ「しず子……」
しずく「かすみさん。そんな弱気なかすみさんなんてらしくないよ」
しずく「先輩はどんな私たちでも受け止めてくれる。なら私たちも怯えたりしないで全力でいくしかないよ」
かすみ「でも私……ご奉仕なんてわかんないよ」
しずく「それでいいんだよ。手探りでも新しい自分を見つけてく……それも先輩と一緒に。それって凄く素敵なことじゃない?」
かすみ「新しい自分……」
かすみ「……」
かすみ「……ありがとう、しず子」
しずく「ううん。いいの、かすみさんと先輩が悲しい顔しているのは私も嫌だから……また同好会のみんなで楽しく過ごしたいからアドバイスしただけ」
あなた(しずくちゃん……四つん這いで首輪さえしてなければもっとカッコ良く見えたんだろうけど……)
あなた(でもありがとう、しずくちゃん。私一人だったら説得しきれなかったかもしれない。かすみちゃんをよく知るしずくちゃんだからこそだよ)
522: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/09(日) 00:15:56.17 ID:hafrwLF1
かすみ「……先輩。私がしてきたことはやっぱり許されないことだし、罪悪感でいっぱいです」
かすみ「だから、いっぱいご奉仕して……してしまったことを塗りつぶすくらい先輩に尽くしていきたいです!」
かすみ「お願いします!私にご奉仕させてください!」バッ ペコ
しずく「ああ……いい……」
あなた(……ぼろぼろの姿で涙目の後輩にこんなこと言わせて頭下げられてるって……大丈夫なのか……?)
あなた(いや、うちは自由な校風がモットーだからそこら辺は無問題だよね……?)
あなた「……かすみちゃん」
かすみ「は、はい!」
ポン
あなた「辛かったよね……よしよし、もう安心していいからね……嫌なことを忘れるくらい夢中に奉仕してくれればかすみちゃんも楽になれるよ」
かすみ「う……ああ……先輩~~~!!!」ズビズビ
あなた「うんうん、こういう感じのかすみちゃんが一番かわいいよ。あと先輩じゃなくてご主人様ね」
かすみ「だから、いっぱいご奉仕して……してしまったことを塗りつぶすくらい先輩に尽くしていきたいです!」
かすみ「お願いします!私にご奉仕させてください!」バッ ペコ
しずく「ああ……いい……」
あなた(……ぼろぼろの姿で涙目の後輩にこんなこと言わせて頭下げられてるって……大丈夫なのか……?)
あなた(いや、うちは自由な校風がモットーだからそこら辺は無問題だよね……?)
あなた「……かすみちゃん」
かすみ「は、はい!」
ポン
あなた「辛かったよね……よしよし、もう安心していいからね……嫌なことを忘れるくらい夢中に奉仕してくれればかすみちゃんも楽になれるよ」
かすみ「う……ああ……先輩~~~!!!」ズビズビ
あなた「うんうん、こういう感じのかすみちゃんが一番かわいいよ。あと先輩じゃなくてご主人様ね」
528: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/09(日) 00:37:47.65 ID:hafrwLF1
ガチャ
ことり「はぁ……はぁ…お待たせ~」
あなた「ことりちゃん!」
ことり「追加のメイド服持ってきたよ~」
ことり「それとホントにごめんね……?ことり、あなたのこと嫌いなったんじゃないの……ほんとなの……」ウルウル
あなた「!」キュンキュン
あなた「だ、大丈夫だよ~。間違ってブロックしちゃっただけだもんね~?あるある~」
ことり「それでもあなたのこと傷つけちゃったのはホントのことだし……はいっ、どうぞ」スッ
あなた「?これは……?」
ことり「〝特別チケット〟です♥︎」
ことり「これを持ってきてくれたら……あなたに〝本物〟のメイドのご奉仕、しちゃいます♥︎」ボソッ
あなた「!!?!?」
ことり「それじゃあことりは帰りますねっ、お待ちしてます♥︎ご主人様♥︎」フリフリ
バタン
あなた「う……うおおおおおおお!!!」
かすみ(先輩を喜ばせるにはあれを超えないと……)メモメモ
しずく(ことりさん……なんて力なの……?先輩をこうも容易く籠絡するなんて……負けてられない!)
ことり「はぁ……はぁ…お待たせ~」
あなた「ことりちゃん!」
ことり「追加のメイド服持ってきたよ~」
ことり「それとホントにごめんね……?ことり、あなたのこと嫌いなったんじゃないの……ほんとなの……」ウルウル
あなた「!」キュンキュン
あなた「だ、大丈夫だよ~。間違ってブロックしちゃっただけだもんね~?あるある~」
ことり「それでもあなたのこと傷つけちゃったのはホントのことだし……はいっ、どうぞ」スッ
あなた「?これは……?」
ことり「〝特別チケット〟です♥︎」
ことり「これを持ってきてくれたら……あなたに〝本物〟のメイドのご奉仕、しちゃいます♥︎」ボソッ
あなた「!!?!?」
ことり「それじゃあことりは帰りますねっ、お待ちしてます♥︎ご主人様♥︎」フリフリ
バタン
あなた「う……うおおおおおおお!!!」
かすみ(先輩を喜ばせるにはあれを超えないと……)メモメモ
しずく(ことりさん……なんて力なの……?先輩をこうも容易く籠絡するなんて……負けてられない!)
535: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/09(日) 01:05:11.03 ID:hafrwLF1
果林「……」テクテク
果林「!?」ギョッ
エマ「あ、果林ちゃん」
彼方「やっほ~」
果林「え、エマ……それに彼方まで……あなた達その格好……というか彼方来てたのね」
彼方「心配かけてごめんね……」
エマ「わたしが起こさなくても果林ちゃんもちゃんと学校来てたんだね」
果林「お、起きれるわよ!」
エマ「これでもうわたしがいなくても平気だね」
果林「え?」
エマ「これからは朝はご主人様のところ行かないとだから果林ちゃんのお世話できなくなっちゃうし……でもそれで果林ちゃんが遅刻したらモヤモヤするから……」
エマ「でも今日ちゃんと来れたってことは大丈夫だね!安心したよ」
果林「え……?は……?」
果林「!?」ギョッ
エマ「あ、果林ちゃん」
彼方「やっほ~」
果林「え、エマ……それに彼方まで……あなた達その格好……というか彼方来てたのね」
彼方「心配かけてごめんね……」
エマ「わたしが起こさなくても果林ちゃんもちゃんと学校来てたんだね」
果林「お、起きれるわよ!」
エマ「これでもうわたしがいなくても平気だね」
果林「え?」
エマ「これからは朝はご主人様のところ行かないとだから果林ちゃんのお世話できなくなっちゃうし……でもそれで果林ちゃんが遅刻したらモヤモヤするから……」
エマ「でも今日ちゃんと来れたってことは大丈夫だね!安心したよ」
果林「え……?は……?」
537: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/09(日) 01:19:59.54 ID:hafrwLF1
果林「ご、ご主人様って……誰が……」
彼方「そんなの決まってるじゃない。あの子だよ~」
エマ「うん。わたしと彼方ちゃん。あと璃奈ちゃんはあの子の専属メイドになったの」
果林「は……?」
エマ「……わたしたちはあの子に消えない傷をつけちゃった。一度はもういなくなるしかないって思った」
彼方「だけどあの子はこんな私たちでも必要だって言ってくれたの。……だったら私たちも全力でご奉仕して癒してあげたい。そう思ったの」
果林「それは……あの子から言ってきたの?」
エマ「うん!」
果林(なんでもするって言った私にはそんなこと言わなかったのに……なんでエマと彼方は……同じ三年生でしょう?スタイルだって負けてない!そもそも璃奈ちゃんだって……)
彼方「そんなの決まってるじゃない。あの子だよ~」
エマ「うん。わたしと彼方ちゃん。あと璃奈ちゃんはあの子の専属メイドになったの」
果林「は……?」
エマ「……わたしたちはあの子に消えない傷をつけちゃった。一度はもういなくなるしかないって思った」
彼方「だけどあの子はこんな私たちでも必要だって言ってくれたの。……だったら私たちも全力でご奉仕して癒してあげたい。そう思ったの」
果林「それは……あの子から言ってきたの?」
エマ「うん!」
果林(なんでもするって言った私にはそんなこと言わなかったのに……なんでエマと彼方は……同じ三年生でしょう?スタイルだって負けてない!そもそも璃奈ちゃんだって……)
539: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/09(日) 01:30:16.33 ID:hafrwLF1
果林「!(ユニット!?ユニットの問題!?なら……)」
ピポピポ
プルルル
ガチャ
果林「愛!?」
愛『あっ……!か、カリン……お、大きな声出さないで……び、びっくりして…んっ……』
果林「……?何してるの?」
愛『だ、大丈夫……それより、どうしたの……?』
果林「愛、……あの子に……会った?」
愛『!!』
果林「私たちはあの子に……」
愛『うん……』
果林「愛、あなたもしかしてメイドになってたりする?」
愛『ううん。……アタシは、メイドにはなれなかったよ』
果林「!!(やっぱり……なんで?どうして?私たちのユニットだってエマ達に負けてないはずなのに……どうしてメイドがダメなの?)」
ピポピポ
プルルル
ガチャ
果林「愛!?」
愛『あっ……!か、カリン……お、大きな声出さないで……び、びっくりして…んっ……』
果林「……?何してるの?」
愛『だ、大丈夫……それより、どうしたの……?』
果林「愛、……あの子に……会った?」
愛『!!』
果林「私たちはあの子に……」
愛『うん……』
果林「愛、あなたもしかしてメイドになってたりする?」
愛『ううん。……アタシは、メイドにはなれなかったよ』
果林「!!(やっぱり……なんで?どうして?私たちのユニットだってエマ達に負けてないはずなのに……どうしてメイドがダメなの?)」
540: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/09(日) 01:39:54.59 ID:hafrwLF1
果林(それともやっぱり私と愛のしてきたことは……あの子にとってメイドになるくらいじゃ許されないことだったのかしら……)
果林(……でも、私だってきちんとした形で、せいい……?を込めたい!)
果林「愛もそう思うでしょ!?」
愛『うひっ!?お、大声はやめてってば……///』
果林「……愛、さっきからあなた変よ?具合でも悪いの?」
愛『ち、違うよ。今……あの子に包まれててそれで……』
果林「は……?」
果林(……でも、私だってきちんとした形で、せいい……?を込めたい!)
果林「愛もそう思うでしょ!?」
愛『うひっ!?お、大声はやめてってば……///』
果林「……愛、さっきからあなた変よ?具合でも悪いの?」
愛『ち、違うよ。今……あの子に包まれててそれで……』
果林「は……?」
550: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/09(日) 11:35:50.35 ID:hafrwLF1
果林「あ、愛?あなた何言ってるの?」
愛『ご、ごめんカリン!アタシもうイクから!切るね!』
プツン
果林「ちょっと愛!?あいー!?」
果林「……」
果林「彼方!私学校早退して愛のところ行ってくる!」
彼方「えぇ!?なんで!?」
果林「愛と相談して私たちもあの子に何かしたいの!ユニット揃えば何かできるはず!あと単純に愛の状況も気になるし」
エマ「でも果林ちゃん、筆記悪いんだし出席で少しでも稼いでおかないとって言ってたよね」
果林「聞こえない。とにかく、あなた達だけずるいわ!」
果林「それじゃあ!」
タタタタ
愛『ご、ごめんカリン!アタシもうイクから!切るね!』
プツン
果林「ちょっと愛!?あいー!?」
果林「……」
果林「彼方!私学校早退して愛のところ行ってくる!」
彼方「えぇ!?なんで!?」
果林「愛と相談して私たちもあの子に何かしたいの!ユニット揃えば何かできるはず!あと単純に愛の状況も気になるし」
エマ「でも果林ちゃん、筆記悪いんだし出席で少しでも稼いでおかないとって言ってたよね」
果林「聞こえない。とにかく、あなた達だけずるいわ!」
果林「それじゃあ!」
タタタタ
551: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/09(日) 11:41:25.90 ID:hafrwLF1
彼方「ついていかなくていいの~?果林ちゃん絶対愛ちゃんのところまで行けないよ?」
エマ「……わたしがいない間にあの子のところ行くつもりでしょ」
彼方「……」
彼方「ちぇ、バレちまったか……」
エマ「それにいいんだ、果林ちゃんも今落ち込んでるはずだからああやって必死に動いてれば自然と元気に鳴るはずだから」
彼方「そっか~」
しずく「愛さんと果林さん……お二人がどのような答えを出してくるのかとても楽しみですね」
エマ「そうだね~」
エマ「……わたしがいない間にあの子のところ行くつもりでしょ」
彼方「……」
彼方「ちぇ、バレちまったか……」
エマ「それにいいんだ、果林ちゃんも今落ち込んでるはずだからああやって必死に動いてれば自然と元気に鳴るはずだから」
彼方「そっか~」
しずく「愛さんと果林さん……お二人がどのような答えを出してくるのかとても楽しみですね」
エマ「そうだね~」
556: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/09(日) 12:00:26.07 ID:hafrwLF1
……
あなた「うーん……せつ菜ちゃん、見つからないなぁ」
かすみ「せっかく見つけてもせつ菜先輩、相手にしてくれないんですよね?」
あなた「うん……」
栞子「あの……」
かすみ「わっ!?しお子!」
栞子「か、かすみさん!?その格好は……」
かすみ「!絶対脱がないから!かすみんはもうメイドなの!生徒会長命令でも聞かないから!」キッ
栞子「い、いえ……私はもう生徒会長ではないのでそんな権限はありません。それに既に『ご奉仕同好会』などで校内でメイド姿になっている生徒はいますし……」
あなた「そんな同好会あったんだ……さすが自由な校風」
栞子(そこまで過激な服は着ていませんでしたが……この方が少しでもご気分が良くなるのなら……)
栞子「それでその……せつ菜さんのことなのですが」
あなた「!」
あなた「うーん……せつ菜ちゃん、見つからないなぁ」
かすみ「せっかく見つけてもせつ菜先輩、相手にしてくれないんですよね?」
あなた「うん……」
栞子「あの……」
かすみ「わっ!?しお子!」
栞子「か、かすみさん!?その格好は……」
かすみ「!絶対脱がないから!かすみんはもうメイドなの!生徒会長命令でも聞かないから!」キッ
栞子「い、いえ……私はもう生徒会長ではないのでそんな権限はありません。それに既に『ご奉仕同好会』などで校内でメイド姿になっている生徒はいますし……」
あなた「そんな同好会あったんだ……さすが自由な校風」
栞子(そこまで過激な服は着ていませんでしたが……この方が少しでもご気分が良くなるのなら……)
栞子「それでその……せつ菜さんのことなのですが」
あなた「!」
557: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/09(日) 12:25:54.77 ID:hafrwLF1
~間~
あなた「それ……せつ菜ちゃんが言ったの?」
栞子「はい……私も、何も言えなかったです」
栞子「せつ菜さんの言う通り、私はあなたに甘えていたのは……事実ですから」
あなた「いやいや、それはいいんだよ。栞子ちゃんはまだ一年生だし」
かすみ「しお子と私……結構グルでせ……ご主人様のこと追い詰めてたから……しお子一人でそんな落ち込むことないよ」
栞子「……あなたには本当に頭が上がりません。それにかすみさんも……」
栞子「その……私も何かあなたに捧げたいです」
あなた「えっ……」
栞子「おそらく私にはご奉仕の適性があると思うんです!」
かすみ「何その適性……」
あなた「き、気持ちだけ受け取っておくよ……」
栞子「……」シュン
あなた(栞子ちゃんに何かしたらランジュちゃんに怒られちゃいそうだし……)
あなた「それ……せつ菜ちゃんが言ったの?」
栞子「はい……私も、何も言えなかったです」
栞子「せつ菜さんの言う通り、私はあなたに甘えていたのは……事実ですから」
あなた「いやいや、それはいいんだよ。栞子ちゃんはまだ一年生だし」
かすみ「しお子と私……結構グルでせ……ご主人様のこと追い詰めてたから……しお子一人でそんな落ち込むことないよ」
栞子「……あなたには本当に頭が上がりません。それにかすみさんも……」
栞子「その……私も何かあなたに捧げたいです」
あなた「えっ……」
栞子「おそらく私にはご奉仕の適性があると思うんです!」
かすみ「何その適性……」
あなた「き、気持ちだけ受け取っておくよ……」
栞子「……」シュン
あなた(栞子ちゃんに何かしたらランジュちゃんに怒られちゃいそうだし……)
560: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/09(日) 12:53:28.87 ID:hafrwLF1
ランジュ「ラ……くしょん!」クシュン
ミア「xxxx!……汚いな、ボクに近寄らないで」
ランジュ「!?酷いわよ!」
ランジュ「急に出ちゃったんだから仕方ないじゃない!」
ミア「誰か噂でもしてたんじゃない?日本ではそういうカルチャーがあるって前に璃奈が言ってたよ」
ランジュ「ふーん……ミアのくしゃみ見たことないから璃奈に噂されたことはないのね」
ミア「……!!!!」ガ-ン
ミア「……」
ランジュ「ちょ、ジョークよ!そんなに落ち込まないでってば!」
ランジュ「……璃奈といえば」
ランジュ「同好会のみんなの曲、作るんだって?」
ミア「ああ、それなら今朝璃奈からモーニングコールがきてなかったことにしてほしいって言われたよ」
ミア「全員分作り終わってたけど璃奈がいらないって言ったから全部捨てたよ」
ランジュ「そう……」
ランジュ「……」
ミア「xxxx!……汚いな、ボクに近寄らないで」
ランジュ「!?酷いわよ!」
ランジュ「急に出ちゃったんだから仕方ないじゃない!」
ミア「誰か噂でもしてたんじゃない?日本ではそういうカルチャーがあるって前に璃奈が言ってたよ」
ランジュ「ふーん……ミアのくしゃみ見たことないから璃奈に噂されたことはないのね」
ミア「……!!!!」ガ-ン
ミア「……」
ランジュ「ちょ、ジョークよ!そんなに落ち込まないでってば!」
ランジュ「……璃奈といえば」
ランジュ「同好会のみんなの曲、作るんだって?」
ミア「ああ、それなら今朝璃奈からモーニングコールがきてなかったことにしてほしいって言われたよ」
ミア「全員分作り終わってたけど璃奈がいらないって言ったから全部捨てたよ」
ランジュ「そう……」
ランジュ「……」
576: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/10(月) 16:41:52.18 ID:20gOfCb0
栞子「で、では女中などは如何でしょうか!?」
あなた「え……それってメイドと変わらなくない……?」
栞子「服装は和風仕立てのものにするので違うと思います」
あなた「そっかぁ……」
かすみ「ほんとにそうか?」
栞子「それに私は……拙いものですが、舞も披露できます」
あなた「!!」
栞子「あなたの為の女中が、あなたの為だけに舞います。……いかがでしょう?」
あなた「……(アリだと思う)」
あなた「栞子ちゃんはそれでいいの?……無理してない?栞子ちゃんはいつも一人で無理してるから今回もそれで……」
栞子「していません!むしろずっと前からあなたに仕えたいと思っていたくらいです!」
かすみ「え」
あなた「えっ……!?」
あなた「え……それってメイドと変わらなくない……?」
栞子「服装は和風仕立てのものにするので違うと思います」
あなた「そっかぁ……」
かすみ「ほんとにそうか?」
栞子「それに私は……拙いものですが、舞も披露できます」
あなた「!!」
栞子「あなたの為の女中が、あなたの為だけに舞います。……いかがでしょう?」
あなた「……(アリだと思う)」
あなた「栞子ちゃんはそれでいいの?……無理してない?栞子ちゃんはいつも一人で無理してるから今回もそれで……」
栞子「していません!むしろずっと前からあなたに仕えたいと思っていたくらいです!」
かすみ「え」
あなた「えっ……!?」
577: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/10(月) 16:55:48.00 ID:20gOfCb0
栞子「……歪んでいた私を救ってくれたあなたにはずっとこの身を尽くして恩を返したいと思っていたんです」
栞子「……しかし今回の事件では仇どころではないものを返してしまいました。もし、チャンスを与えてくださるのならこの三船栞子、全身全霊で尽くします!」
あなた「栞子ちゃん……」
かすみ「しお子……」
かすみ「先輩……」
あなた「ご主人様」
かすみ「ご主人様……私からも、しお子にご奉仕の機会をあげてほしいです」ペコリ
栞子「か、かすみさん!?そんな、やめてください!私のためにかすみさんがそのようなことする必要は……」
かすみ「……かすみんも、しお子の気持ちわかるから」
かすみ「ただでさえ返し切れないくらいの大きな恩があったのにとんでもないことをした私を、s……ん様は必要としてくれた」
かすみ「だからしお子にも……」
栞子「かすみさん……」ポロ
栞子「……しかし今回の事件では仇どころではないものを返してしまいました。もし、チャンスを与えてくださるのならこの三船栞子、全身全霊で尽くします!」
あなた「栞子ちゃん……」
かすみ「しお子……」
かすみ「先輩……」
あなた「ご主人様」
かすみ「ご主人様……私からも、しお子にご奉仕の機会をあげてほしいです」ペコリ
栞子「か、かすみさん!?そんな、やめてください!私のためにかすみさんがそのようなことする必要は……」
かすみ「……かすみんも、しお子の気持ちわかるから」
かすみ「ただでさえ返し切れないくらいの大きな恩があったのにとんでもないことをした私を、s……ん様は必要としてくれた」
かすみ「だからしお子にも……」
栞子「かすみさん……」ポロ
583: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/10(月) 17:33:58.83 ID:20gOfCb0
あなた「……栞子ちゃんの想いは確かに受け取ったよ」
あなた「それじゃあ……なってもらうよ。女中さん」
栞子「!!!はい!!」
あなた「服は……」
栞子「家にあると思います」
あなた「そっか。……ちなみにどのくらいあるの?」
栞子「使用人は数人いますのでかなり余りがあるはずですが……」
あなた「なるほど……」ゴクリ
あなた(たまにエマさんに着てもらおうかな……あくまでも哀温ノ詩の練習で!)
栞子「それでは学校が終わったら急いで用意します!」
あなた「楽しみにしてるよ!」
あなた「それじゃあ……なってもらうよ。女中さん」
栞子「!!!はい!!」
あなた「服は……」
栞子「家にあると思います」
あなた「そっか。……ちなみにどのくらいあるの?」
栞子「使用人は数人いますのでかなり余りがあるはずですが……」
あなた「なるほど……」ゴクリ
あなた(たまにエマさんに着てもらおうかな……あくまでも哀温ノ詩の練習で!)
栞子「それでは学校が終わったら急いで用意します!」
あなた「楽しみにしてるよ!」
584: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/10(月) 17:36:57.49 ID:20gOfCb0
あなた「それじゃあ、引き続きせつ菜ちゃんを……」
あなた「って……」
菜々「……」
かすみ「いますね、思いっきり」
あなた「うん。座り込んでぼーっとしてる……あんな落ち着いてるせつ菜ちゃんみてると違和感しかないよ」
かすみ「は、はい……」
あなた「行こう、かすみちゃん」
かすみ「はい、ご主人様」
あなた(慣れてきたかな?)
テクテク
あなた「って……」
菜々「……」
かすみ「いますね、思いっきり」
あなた「うん。座り込んでぼーっとしてる……あんな落ち着いてるせつ菜ちゃんみてると違和感しかないよ」
かすみ「は、はい……」
あなた「行こう、かすみちゃん」
かすみ「はい、ご主人様」
あなた(慣れてきたかな?)
テクテク
588: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/10(月) 18:25:10.33 ID:20gOfCb0
あなた「……せつ……菜々ちゃん」
菜々「……」
かすみ「な、なんですか」
菜々「……いえ」
かすみ「うぅ……せつ菜先輩、その目、やめてくださいよ……」
かすみ「……同好会がバラバラになった時、思い出しちゃうじゃないですか……」
あなた「かすみちゃん……」
菜々「……それでいいんです。あの時のように、ロボットみたいだと言われてた私に戻れたらそれが一番……」
菜々「……」
かすみ「な、なんですか」
菜々「……いえ」
かすみ「うぅ……せつ菜先輩、その目、やめてくださいよ……」
かすみ「……同好会がバラバラになった時、思い出しちゃうじゃないですか……」
あなた「かすみちゃん……」
菜々「……それでいいんです。あの時のように、ロボットみたいだと言われてた私に戻れたらそれが一番……」
597: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/10(月) 23:07:52.08 ID:20gOfCb0
かすみ「そんなの全然せつ菜先輩らしくないですよ!もっといつもみたいにうるさいくらいなテンションで喋ってくださいよ!」
あなた「そ、そうだよ!私、せつ菜ちゃんのあの元気な笑顔みるとぽかぽかして……大好きなんだよ!」
菜々「……」カチャ
菜々「そうですか」
あなた「栞子ちゃんから聞いたよ、せつ菜ちゃの気持ち……」
菜々「……そうですか、彼女はどちらに?」
あなた「みんなのところに行ったよ。奉仕の心構えを学びに行くって」
菜々「……」
菜々「……メイド、ですか」チラ
かすみ「!」
菜々「いいご趣味ですね」
あなた(……せつ菜ちゃんだと皮肉なのか言葉通りなのか判断に迷うな……)
あなた「そ、そうだよ!私、せつ菜ちゃんのあの元気な笑顔みるとぽかぽかして……大好きなんだよ!」
菜々「……」カチャ
菜々「そうですか」
あなた「栞子ちゃんから聞いたよ、せつ菜ちゃの気持ち……」
菜々「……そうですか、彼女はどちらに?」
あなた「みんなのところに行ったよ。奉仕の心構えを学びに行くって」
菜々「……」
菜々「……メイド、ですか」チラ
かすみ「!」
菜々「いいご趣味ですね」
あなた(……せつ菜ちゃんだと皮肉なのか言葉通りなのか判断に迷うな……)
599: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/10(月) 23:32:30.04 ID:20gOfCb0
菜々「しかし何故メイドを……?」
あなた「私が好きだから。みんな私のために私の好きなものになってくれてるの。私はその想いを受け止めたい」
あなた「私も今回、充分非はある。だからみんなに何かしてもらうなんて申し訳ない気持ちもあった」
あなた「でも、非があるからこそ……みんなの私に対する謝りたいって気持ちを逃げないで受け止めよう。そう思ったの」
菜々「……それが、メイドですか」
あなた「……犬もいるけどね」
菜々「……」チラ
しずく「……」
菜々「……あなたの気持ちはわかりました」
あなた「私が好きだから。みんな私のために私の好きなものになってくれてるの。私はその想いを受け止めたい」
あなた「私も今回、充分非はある。だからみんなに何かしてもらうなんて申し訳ない気持ちもあった」
あなた「でも、非があるからこそ……みんなの私に対する謝りたいって気持ちを逃げないで受け止めよう。そう思ったの」
菜々「……それが、メイドですか」
あなた「……犬もいるけどね」
菜々「……」チラ
しずく「……」
菜々「……あなたの気持ちはわかりました」
601: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/10(月) 23:53:40.20 ID:20gOfCb0
菜々「なら……私のことはもう放っておいてください」
あなた「!?」
菜々「想いを受け止めると言いましたよね?私は……謝罪する気はありません。あなたの為に何かになろうとも思っていません」
菜々「非があると認めているなら、私に何か言う権利もありませんよね」
菜々「私のことも想ってくださるのなら……関わり合いを持ちたくない気持ちも受け止めてください」
かすみ「なっ……!!せつ菜先輩!なんてことを……!!」ガッ
あなた「待って!かすみちゃん!」ガシッ
あなた「……菜々ちゃん。それでいいんだね」
菜々「……」
あなた「!?」
菜々「想いを受け止めると言いましたよね?私は……謝罪する気はありません。あなたの為に何かになろうとも思っていません」
菜々「非があると認めているなら、私に何か言う権利もありませんよね」
菜々「私のことも想ってくださるのなら……関わり合いを持ちたくない気持ちも受け止めてください」
かすみ「なっ……!!せつ菜先輩!なんてことを……!!」ガッ
あなた「待って!かすみちゃん!」ガシッ
あなた「……菜々ちゃん。それでいいんだね」
菜々「……」
603: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/11(火) 00:14:05.78 ID:WEtrex5v
あなた「なら、これは私の個人的なこと。誰が悪いとか関係ない……」ユラ
かすみ「……?」
テクテク
あなた「ん……」
チュッ……
菜々「んむっ……!?」
かすみ「!!?!?」
かすみ「先輩様!?!?!」ガタッ
菜々「……!!?」
かすみ「……?」
テクテク
あなた「ん……」
チュッ……
菜々「んむっ……!?」
かすみ「!!?!?」
かすみ「先輩様!?!?!」ガタッ
菜々「……!!?」
609: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/11(火) 00:40:18.05 ID:WEtrex5v
スッ
あなた「……」
菜々「なっ……!?え……!?」
菜々「な、何をしているんですか!??!?!」
かすみ「そうですよ!?嘘ですよね!?先輩!!」
あなた「……せつ菜ちゃんが教えてくれたんじゃない」
あなた「……私は、せつ菜ちゃんのこと大好きなんだよ」
あなた「……個人的にせつ菜ちゃんと離れたくないんだよ」
あなた「……」
菜々「なっ……!?え……!?」
菜々「な、何をしているんですか!??!?!」
かすみ「そうですよ!?嘘ですよね!?先輩!!」
あなた「……せつ菜ちゃんが教えてくれたんじゃない」
あなた「……私は、せつ菜ちゃんのこと大好きなんだよ」
あなた「……個人的にせつ菜ちゃんと離れたくないんだよ」
610: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/11(火) 01:10:35.37 ID:WEtrex5v
菜々「な……そんな……」
菜々「なんでそんなこと……私は、私だって……!!」
菜々「でも大好きなものを自分自身で否定してしまった私にはもう、そんなことを言ってもらう資格なんてないんです。だからせつ菜にももう……」
あなた「だから!そんなことはもうどうでもいいの!」
あなた「私は菜々ちゃん、せつ菜ちゃんが大好き!ずっと一緒にいたい!それだけなの!余計なことは一切考えないで良い!」
あなた「菜々ちゃんはどうなの!?」
菜々「私は……でも……」
かすみ「もう!」ポカ
かすみ「いつまでもうじうじタイムが長いんですよ!(人のこと言えないけど)大体、せつ菜先輩はいつも暴走しすぎなんですよ」
菜々「かすみさん……」
かすみ「まあでも、かすみんは許してあげます。せつ菜先輩とは長い付き合いですし……だから」
かすみ「戻ってくださいよ……」ウルウル
菜々「!!」
菜々「……私、最近変われたって思ってたんです。もう一人で暴走なんてしない……って……」
菜々「情けないです」
菜々「勝手に暴走して……周りのことを勝手に決めつけて……自分だけの殻にこもって……ほんとう、同好会がバラバラになったあの時と何も変わっていない」
菜々「……もしかしたら、この悪癖は治らないのかもしれませんね」
菜々「なんでそんなこと……私は、私だって……!!」
菜々「でも大好きなものを自分自身で否定してしまった私にはもう、そんなことを言ってもらう資格なんてないんです。だからせつ菜にももう……」
あなた「だから!そんなことはもうどうでもいいの!」
あなた「私は菜々ちゃん、せつ菜ちゃんが大好き!ずっと一緒にいたい!それだけなの!余計なことは一切考えないで良い!」
あなた「菜々ちゃんはどうなの!?」
菜々「私は……でも……」
かすみ「もう!」ポカ
かすみ「いつまでもうじうじタイムが長いんですよ!(人のこと言えないけど)大体、せつ菜先輩はいつも暴走しすぎなんですよ」
菜々「かすみさん……」
かすみ「まあでも、かすみんは許してあげます。せつ菜先輩とは長い付き合いですし……だから」
かすみ「戻ってくださいよ……」ウルウル
菜々「!!」
菜々「……私、最近変われたって思ってたんです。もう一人で暴走なんてしない……って……」
菜々「情けないです」
菜々「勝手に暴走して……周りのことを勝手に決めつけて……自分だけの殻にこもって……ほんとう、同好会がバラバラになったあの時と何も変わっていない」
菜々「……もしかしたら、この悪癖は治らないのかもしれませんね」
615: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/11(火) 01:27:45.95 ID:WEtrex5v
菜々「……でも、あなたがそばにいてくれるのなら……私のこの暴走癖も……」
あなた「止めるよ、それか……一緒になって暴走する」
あなた「大好きな子にはそのくらい、当たり前でしょ?」
菜々「……敵いません。私よりずっとずっと、あなたの方が〝大好き〟の本質を掴んでいますね」
菜々「……これは、負けていられませんよね」カチャ
シュルシュル
あなた「!!」
かすみ「……成りましたね」
せつ菜「……」
せつ菜「この姿で、あなたの前にまた立つのが怖かった」
せつ菜「だけど……今は!!」ダキッ
あなた「!」ガシッ
チュッ
かすみ「あーっ!」
しずく「……」フム
せつ菜「お返しです!私だって……大好きな気持ちは……負けたくないです!」
あなた「うん、でも私だって負けないよ!」
あなた「せつ菜ちゃんとは一生、隣でこの戦いをしていきたいと思ってるから」
あなた「対等な関係で……ね」
せつ菜「!?い、一生……隣……!?」
かすみ「そ、それってぷろぽ────
あなた「止めるよ、それか……一緒になって暴走する」
あなた「大好きな子にはそのくらい、当たり前でしょ?」
菜々「……敵いません。私よりずっとずっと、あなたの方が〝大好き〟の本質を掴んでいますね」
菜々「……これは、負けていられませんよね」カチャ
シュルシュル
あなた「!!」
かすみ「……成りましたね」
せつ菜「……」
せつ菜「この姿で、あなたの前にまた立つのが怖かった」
せつ菜「だけど……今は!!」ダキッ
あなた「!」ガシッ
チュッ
かすみ「あーっ!」
しずく「……」フム
せつ菜「お返しです!私だって……大好きな気持ちは……負けたくないです!」
あなた「うん、でも私だって負けないよ!」
あなた「せつ菜ちゃんとは一生、隣でこの戦いをしていきたいと思ってるから」
あなた「対等な関係で……ね」
せつ菜「!?い、一生……隣……!?」
かすみ「そ、それってぷろぽ────
631: 寝落ちして投下できなかったやつ(もんじゃ) 2021/05/11(火) 10:22:47.11 ID:WEtrex5v
しずく「しっー」スッ
かすみ「むぐっ!?わん子!?何するの!」
せつ菜「一生……一生……」
あなた(ずっとみんなと一緒にいたいよ……大好きな〝みんな〟と……。それに仮にせつ菜ちゃんがご奉仕する立場になったら色々と……問題ありそうだしそういうのじゃなくてただ隣にいてくれればそれでいいよ)
せつ菜「……はい。わかりました」
せつ菜「よろしく、よろしくお願いします」
せつ菜「……あなた」
あなた「~~~せつ菜ちゃん!!」ダキッ
せつ菜「わわっ!く、苦しいですよ!」
かすみ「口ではああ言ってるにめちゃくちゃ喜んでる顔じゃないですか……。せつ菜先輩やっぱりさっきまで相当無理してたんですね。元から大人しくするなんてできる性格じゃなかったんですよ」
しずく(なんか犬っぽいですよねぇ……いえ、この位置は譲りませんけど)
あなた(けどこれでようやくみんなとの仲が戻った!後は家に帰って歩夢ちゃんと話すだけだ!)
かすみ「むぐっ!?わん子!?何するの!」
せつ菜「一生……一生……」
あなた(ずっとみんなと一緒にいたいよ……大好きな〝みんな〟と……。それに仮にせつ菜ちゃんがご奉仕する立場になったら色々と……問題ありそうだしそういうのじゃなくてただ隣にいてくれればそれでいいよ)
せつ菜「……はい。わかりました」
せつ菜「よろしく、よろしくお願いします」
せつ菜「……あなた」
あなた「~~~せつ菜ちゃん!!」ダキッ
せつ菜「わわっ!く、苦しいですよ!」
かすみ「口ではああ言ってるにめちゃくちゃ喜んでる顔じゃないですか……。せつ菜先輩やっぱりさっきまで相当無理してたんですね。元から大人しくするなんてできる性格じゃなかったんですよ」
しずく(なんか犬っぽいですよねぇ……いえ、この位置は譲りませんけど)
あなた(けどこれでようやくみんなとの仲が戻った!後は家に帰って歩夢ちゃんと話すだけだ!)
641: ID変わります(SB-Android) 2021/05/11(火) 13:51:04.01 ID:cl2+xEIH
放課後 部室
ガチャ
あなた「おお……なんか……圧巻」
エマ(メイド)
彼方(メイド)
璃奈(メイド)
かすみ(メイド)
栞子(女中)
しずく(犬)「わんっ」ハッハッ
あなた「栞子ちゃん持ってくるの早いね……」
栞子「姉さんに持ってきてもらいました」
あなた(仮にも教師を……)
エマ「……ところでご主人様、どうしてせつ菜ちゃんと腕を組んでるの?」(低音)
あなた「え?」
せつ菜「何かおかしいですか?」ニコニコ
ガチャ
あなた「おお……なんか……圧巻」
エマ(メイド)
彼方(メイド)
璃奈(メイド)
かすみ(メイド)
栞子(女中)
しずく(犬)「わんっ」ハッハッ
あなた「栞子ちゃん持ってくるの早いね……」
栞子「姉さんに持ってきてもらいました」
あなた(仮にも教師を……)
エマ「……ところでご主人様、どうしてせつ菜ちゃんと腕を組んでるの?」(低音)
あなた「え?」
せつ菜「何かおかしいですか?」ニコニコ
644: 名無しで叶える物語(SB-Android) 2021/05/11(火) 14:35:34.12 ID:cl2+xEIH
栞子「いえ、私はせつ菜さんが元気ならそれでいいと思います」
せつ菜「……すみませんでした、栞子さん」
栞子「そんな、いいんです……」
エマ「理由聞いてないよね?」
せつ菜「私はこの子と一生隣にいることにしたんです!!」
彼方「???」
あなた「……?」
せつ菜「……すみませんでした、栞子さん」
栞子「そんな、いいんです……」
エマ「理由聞いてないよね?」
せつ菜「私はこの子と一生隣にいることにしたんです!!」
彼方「???」
あなた「……?」
646: 名無しで叶える物語(SB-Android) 2021/05/11(火) 15:03:31.45 ID:cl2+xEIH
あなた「あれ……?果林さんは……?」
エマ「果林ちゃんなら愛ちゃんのところに行ったよ」
あなた「愛ちゃんの……?心配になって行ってくれたのかな……?」
璃奈「あの二人はメイドにしなくていいの?」
あなた「え?いや、……うーん……あの二人はなんか……メイドって感じしなくない?」
しずく「ではペットですか?」
あなた「うーん……」
あなた「まあけど二人とは特にそういった話なく元に戻れたから何かになってもらうとかいう必要はないんだけどね」
彼方(そのわりに果林ちゃん結構焦ってたけど……)
あなた「まあ明日になれば全員揃うはずだしその時話せば良いんじゃないかな」
エマ「果林ちゃんなら愛ちゃんのところに行ったよ」
あなた「愛ちゃんの……?心配になって行ってくれたのかな……?」
璃奈「あの二人はメイドにしなくていいの?」
あなた「え?いや、……うーん……あの二人はなんか……メイドって感じしなくない?」
しずく「ではペットですか?」
あなた「うーん……」
あなた「まあけど二人とは特にそういった話なく元に戻れたから何かになってもらうとかいう必要はないんだけどね」
彼方(そのわりに果林ちゃん結構焦ってたけど……)
あなた「まあ明日になれば全員揃うはずだしその時話せば良いんじゃないかな」
648: 名無しで叶える物語(SB-Android) 2021/05/11(火) 15:27:55.66 ID:cl2+xEIH
栞子「……その、歩夢さんは……?」
あなた「ああ、歩夢ちゃんなら帰ってから話そうと思ってて。隣だからいつでも話せるし」
かすみ「え……」
彼方「れ、連絡は取れた……?」
あなた「ううん、電源入ってないみたいで……家の方の電話も出ないみたいだし」
璃奈「……急いだ方がいいと思う」
あなた「え……?」
あなた「ああ、歩夢ちゃんなら帰ってから話そうと思ってて。隣だからいつでも話せるし」
かすみ「え……」
彼方「れ、連絡は取れた……?」
あなた「ううん、電源入ってないみたいで……家の方の電話も出ないみたいだし」
璃奈「……急いだ方がいいと思う」
あなた「え……?」
652: 名無しで叶える物語(SB-Android) 2021/05/11(火) 15:42:53.72 ID:cl2+xEIH
ガチャ
ランジュ「ねぇ、ちょっと……」
あなた「!!!!」ガタッ
ランジュ「あ……」
あなた「わ、私帰って歩夢ちゃんに会ってくるね!!それじゃあ!!」
タタタ
ランジュ「ちょ、ちょっとまっ────
ガチャ
タタタ
ランジュ「……」
ランジュ「ねぇ、ちょっと……」
あなた「!!!!」ガタッ
ランジュ「あ……」
あなた「わ、私帰って歩夢ちゃんに会ってくるね!!それじゃあ!!」
タタタ
ランジュ「ちょ、ちょっとまっ────
ガチャ
タタタ
ランジュ「……」
658: 名無しで叶える物語(SB-Android) 2021/05/11(火) 16:34:12.44 ID:cl2+xEIH
タタタ
あなた「……」
……
ピンポ-ン
ピンポ-ン
あなた「……」
ピンポ-ン
ガチャガチャ
あなた「だめだ、出ない。鍵もかかってるし……」
あなた「私の部屋のベランダから行こう」タタ
ベランダ
あなた「よっ」シュバッ
カチャカチャ……
あなた「こっちも鍵かかってる……カーテンも閉まってるし……」
コンコン
あなた「サスケー、あけてー」
「ピキ-」シュルル
カチャ
あなた「よし」カラカラ
あなた「……」
……
ピンポ-ン
ピンポ-ン
あなた「……」
ピンポ-ン
ガチャガチャ
あなた「だめだ、出ない。鍵もかかってるし……」
あなた「私の部屋のベランダから行こう」タタ
ベランダ
あなた「よっ」シュバッ
カチャカチャ……
あなた「こっちも鍵かかってる……カーテンも閉まってるし……」
コンコン
あなた「サスケー、あけてー」
「ピキ-」シュルル
カチャ
あなた「よし」カラカラ
666: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/11(火) 16:58:19.65 ID:WEtrex5v
あなた「!?なに……これ……」
あなた(歩夢ちゃんの部屋が……台風が通った後みたいに……泥棒!?)
バッ
タタ
ガチャ
あなた(……でも、歩夢ちゃんの部屋以外はなんともなってない……なんで歩夢ちゃんの部屋だけ……)キョロキョロ
あなた「はっ!そうだ!歩夢ちゃんは!?」
あなた「サスケ!歩夢ちゃんはどこ!?」
サスケ「ピキ-……」シュン
あなた「どこか行ったって……学校も行かずにどこに……」
あなた(歩夢ちゃんの部屋が……台風が通った後みたいに……泥棒!?)
バッ
タタ
ガチャ
あなた(……でも、歩夢ちゃんの部屋以外はなんともなってない……なんで歩夢ちゃんの部屋だけ……)キョロキョロ
あなた「はっ!そうだ!歩夢ちゃんは!?」
あなた「サスケ!歩夢ちゃんはどこ!?」
サスケ「ピキ-……」シュン
あなた「どこか行ったって……学校も行かずにどこに……」
671: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/11(火) 18:10:34.96 ID:WEtrex5v
あなた「携帯だって連絡つかないし……ってあっ!?」
あなた「床に落ちてる……しかも、真っ二つ!?」
あなた「なんで……?」
あなた「でも困った……これじゃ本格的にどこにいるのか分からないよ……」スッスッ
プr
ガチヤ
璃奈『もしもし』
あなた「あ、璃奈ちゃん。あのね、歩夢ちゃん家にいなくて……スマホも壊れてて連絡も取れないんだ。どうにかして場所分からないかな?」
璃奈『私が性格の位置を掴めるのはGPSを埋め込んであるあなただけ……歩夢さんは分からない』
あなた「そっか……」
璃奈『でも今からあなたの団地の防犯カメラから街のカメラを辿って歩夢さんの動きを確認してみる。ちょっとだけ待ってて』
あなた「うん、お願い璃奈ちゃん。あとご主人様ね」
プツン
あなた(璃奈ちゃんのことだ……多分10分もかからないくらいで分かるはず)
あなた(それまでは……)チラ
あなた「……部屋の片付けだね。サスケ、手伝ってくれる?」
サスケ「ピキキ♪」シュルル
あなた「床に落ちてる……しかも、真っ二つ!?」
あなた「なんで……?」
あなた「でも困った……これじゃ本格的にどこにいるのか分からないよ……」スッスッ
プr
ガチヤ
璃奈『もしもし』
あなた「あ、璃奈ちゃん。あのね、歩夢ちゃん家にいなくて……スマホも壊れてて連絡も取れないんだ。どうにかして場所分からないかな?」
璃奈『私が性格の位置を掴めるのはGPSを埋め込んであるあなただけ……歩夢さんは分からない』
あなた「そっか……」
璃奈『でも今からあなたの団地の防犯カメラから街のカメラを辿って歩夢さんの動きを確認してみる。ちょっとだけ待ってて』
あなた「うん、お願い璃奈ちゃん。あとご主人様ね」
プツン
あなた(璃奈ちゃんのことだ……多分10分もかからないくらいで分かるはず)
あなた(それまでは……)チラ
あなた「……部屋の片付けだね。サスケ、手伝ってくれる?」
サスケ「ピキキ♪」シュルル
681: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/11(火) 19:08:54.49 ID:WEtrex5v
あなた「それにしても歩夢ちゃんの部屋ってこんな物少なかったっけ……?」ゴソゴソ
あなた「服とか私と買い物行くたびに買ってた(買わせてた)くらいだからもっとあったと思うんだけどなぁ……」
あなた「お、これ中2の5月9日に歩夢ちゃんが自分で選んで買ってたピンクのワンピースだ……」スゥウ
あなた(……いい匂い。やっぱり歩夢ちゃんの匂いは落ち着くなぁ……ここ最近近寄ることも出来なかったからなぁ)
あなた「うわっ……歩夢ちゃんのお気に入りのゲーム棚も中身全部飛び出しちゃってる……」
あなた(前から思ってたけどナンバリングゲームなのになんで1、3しかなかったり5だけ置いてたりするんだろ……)
サスケ「シャ-」フキフキ
プルルル
あなた「あ!璃奈ちゃん。流石に早い……」
ガチャ
あなた「もしもし」
璃奈『歩夢さんの場所わかった。歩夢さんは今────
あなた「服とか私と買い物行くたびに買ってた(買わせてた)くらいだからもっとあったと思うんだけどなぁ……」
あなた「お、これ中2の5月9日に歩夢ちゃんが自分で選んで買ってたピンクのワンピースだ……」スゥウ
あなた(……いい匂い。やっぱり歩夢ちゃんの匂いは落ち着くなぁ……ここ最近近寄ることも出来なかったからなぁ)
あなた「うわっ……歩夢ちゃんのお気に入りのゲーム棚も中身全部飛び出しちゃってる……」
あなた(前から思ってたけどナンバリングゲームなのになんで1、3しかなかったり5だけ置いてたりするんだろ……)
サスケ「シャ-」フキフキ
プルルル
あなた「あ!璃奈ちゃん。流石に早い……」
ガチャ
あなた「もしもし」
璃奈『歩夢さんの場所わかった。歩夢さんは今────
691: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/11(火) 21:05:35.99 ID:WEtrex5v
……
ザッザッ
あなた「……本当にこんなの所に……?」
あなた「……」キョロキョロ
ザッザッ
あなた(あ、足場がキツイなぁ……)
あなた「歩夢ちゃん……」
ザクッ
ザクッ
あなた「ん……?(なんだろう、この音)」
あなた(あっちから聞こえる……)ザッザッ
ザッザッ
あなた「……本当にこんなの所に……?」
あなた「……」キョロキョロ
ザッザッ
あなた(あ、足場がキツイなぁ……)
あなた「歩夢ちゃん……」
ザクッ
ザクッ
あなた「ん……?(なんだろう、この音)」
あなた(あっちから聞こえる……)ザッザッ
698: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/11(火) 21:31:48.54 ID:WEtrex5v
歩夢「……」ザクッ
歩夢「……」ザクッ
あなた「歩夢ちゃん……?」
歩夢「……」ザクッ
ジャリ
歩夢「!!」
ズボッ
ガシッ
歩夢「……あああああああああ!!!!」ブン!
歩夢「っ……」ガリガリガリ
歩夢「…」
歩夢「…………」
歩夢「……」ザクッ
ザクッ
ザクッ
699: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/11(火) 21:42:13.85 ID:WEtrex5v
あなた「あ、歩夢ちゃん……何してるの……?」
歩夢「……」ピタッ
あなた「学校にも行かないで……心配したよ。部屋もちょっと荒れてたし……」
歩夢「……」
あなた「話さなきゃいけないことは山のようにあるんだけど……とにかく一度帰ろうか。部屋の片付けも途中までしかやってないし……」
歩夢「……」
あなた「……どうしたの?歩夢ちゃん。ほら、立って。ずっとこんな所いたら汚れちゃうよ」スッ
歩夢「……」
ザクッ
ザクッ
あなた「え……」
歩夢「……」ピタッ
あなた「学校にも行かないで……心配したよ。部屋もちょっと荒れてたし……」
歩夢「……」
あなた「話さなきゃいけないことは山のようにあるんだけど……とにかく一度帰ろうか。部屋の片付けも途中までしかやってないし……」
歩夢「……」
あなた「……どうしたの?歩夢ちゃん。ほら、立って。ずっとこんな所いたら汚れちゃうよ」スッ
歩夢「……」
ザクッ
ザクッ
あなた「え……」
703: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/11(火) 22:18:09.08 ID:WEtrex5v
あなた「あ、歩夢ちゃん……?」
歩夢「……」ザクッ
ザクッ
あなた「いや……私が歩夢ちゃんがつまらないこと好きなのは知ってるけどただ穴掘るのなんて退屈すぎない……?」
あなた「ほら、家出だったらゲーム付き合うから帰ろうよ。もう暗くなってきてるし匂いも気になっちゃうよ」
歩夢「……」
あなた「……」ポリポリ
スッ
ガシッ
あなた「歩夢ちゃ────
パシッ
あなた「ん……」
歩夢「……」ツ-
ザクッ
ポタ
ザクッ
ポタ……
歩夢「……」ザクッ
ザクッ
あなた「いや……私が歩夢ちゃんがつまらないこと好きなのは知ってるけどただ穴掘るのなんて退屈すぎない……?」
あなた「ほら、家出だったらゲーム付き合うから帰ろうよ。もう暗くなってきてるし匂いも気になっちゃうよ」
歩夢「……」
あなた「……」ポリポリ
スッ
ガシッ
あなた「歩夢ちゃ────
パシッ
あなた「ん……」
歩夢「……」ツ-
ザクッ
ポタ
ザクッ
ポタ……
710: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/11(火) 23:04:49.20 ID:WEtrex5v
歩夢「………────ス」ボソ
あなた「え……?」
歩夢「……ちゃったの」
あなた「……?」
歩夢「ぱすけーす……すてちゃったの……だから、わたし、さがして……」プルプル
あなた「……!!!」
『前に使ってたやつ捨てちゃったから可愛いの探してたんだ』
歩夢「あるんだ……ここに、だから、さがさないといけないの……」ガサガサ
歩夢「なんでみつらないの……かくさないでよぉ……」ガサガサ
あなた「あ、歩夢ちゃん!素手でこんなところ掘らないで!汚れちゃうし……どんなバイ菌があるか分からないし」ガシッ
歩夢「いやぁ!」
パシン
あなた「っ……」
歩夢「どこ……どこ……みつけて、あのこのところにいかなくちゃ……」
歩夢「あれ……?でもみつけてもあのこはもう……」
歩夢「あ……いやああああああああ!!!」ボリボリボリ
あなた「え……?」
歩夢「……ちゃったの」
あなた「……?」
歩夢「ぱすけーす……すてちゃったの……だから、わたし、さがして……」プルプル
あなた「……!!!」
『前に使ってたやつ捨てちゃったから可愛いの探してたんだ』
歩夢「あるんだ……ここに、だから、さがさないといけないの……」ガサガサ
歩夢「なんでみつらないの……かくさないでよぉ……」ガサガサ
あなた「あ、歩夢ちゃん!素手でこんなところ掘らないで!汚れちゃうし……どんなバイ菌があるか分からないし」ガシッ
歩夢「いやぁ!」
パシン
あなた「っ……」
歩夢「どこ……どこ……みつけて、あのこのところにいかなくちゃ……」
歩夢「あれ……?でもみつけてもあのこはもう……」
歩夢「あ……いやああああああああ!!!」ボリボリボリ
716: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/11(火) 23:22:37.51 ID:WEtrex5v
「ちょっと、ここで何を……」
あなた「あ!!えっと、その、流行りのアニメの真似っこしてるだけなんです!嫌な事件でしたね!」
「……とにかく、危ないから早く離れて」
あなた「は、はい!すみません」ペコ
あなた「歩夢ちゃん!とにかく行こう」
歩夢「……」
歩夢「さがさないと……」
ガサガサ
歩夢「あのこに……」
あなた「……っ!」スッ
パシン!!
歩夢「……」ジンジン
あなた「歩夢ちゃん!!私はここにいるよ!!分からないの!?」
歩夢「……」
あなた「歩夢ちゃんを迎えにきたの!ほら、帰ろう!」ガシッ
歩夢「あ……」フラ
あなた「あ!!えっと、その、流行りのアニメの真似っこしてるだけなんです!嫌な事件でしたね!」
「……とにかく、危ないから早く離れて」
あなた「は、はい!すみません」ペコ
あなた「歩夢ちゃん!とにかく行こう」
歩夢「……」
歩夢「さがさないと……」
ガサガサ
歩夢「あのこに……」
あなた「……っ!」スッ
パシン!!
歩夢「……」ジンジン
あなた「歩夢ちゃん!!私はここにいるよ!!分からないの!?」
歩夢「……」
あなた「歩夢ちゃんを迎えにきたの!ほら、帰ろう!」ガシッ
歩夢「あ……」フラ
718: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/11(火) 23:34:27.80 ID:WEtrex5v
歩夢「……あ、ああ……あな、た……」
あなた「……ちょっとは落ち着いた?……ぶったのは本当にごめんね。そこは後でいくらでも何してもらってもいいから」
歩夢「わ、わたし……わたしは……あれ、わたしは……?」
歩夢「そうだ、パスケース……」
あなた「もういいんだよ!……それに、ここにあるのかも分からないのに探してたら……どのくらいの時間がかかるか分からないよ」
歩夢「でも、あれはわたしたちの……」
あなた「もう、大袈裟だよ……。私たち何年一緒にいたと思ってるの?パスケースだけじゃなくてもいっぱい思い出があるじゃん」
歩夢「…………」
歩夢「……ないの」
あなた「え?」
歩夢「もう、なにものこってないの……」
歩夢「なにも……」フラ
あなた「……ちょっとは落ち着いた?……ぶったのは本当にごめんね。そこは後でいくらでも何してもらってもいいから」
歩夢「わ、わたし……わたしは……あれ、わたしは……?」
歩夢「そうだ、パスケース……」
あなた「もういいんだよ!……それに、ここにあるのかも分からないのに探してたら……どのくらいの時間がかかるか分からないよ」
歩夢「でも、あれはわたしたちの……」
あなた「もう、大袈裟だよ……。私たち何年一緒にいたと思ってるの?パスケースだけじゃなくてもいっぱい思い出があるじゃん」
歩夢「…………」
歩夢「……ないの」
あなた「え?」
歩夢「もう、なにものこってないの……」
歩夢「なにも……」フラ
721: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/11(火) 23:41:10.67 ID:WEtrex5v
あなた「歩夢ちゃん!?」ガシッ
歩夢「……」
あなた(まともに歩くのも……)
歩夢「……なにも、ないの」
歩夢「ずっと、ずっと大切にしていた昔のアルバムも、携帯の写真データも、服も、リボンも、小物も何もかも……全部、全部全部私が自分で捨てた」
歩夢「もってて気持ちが悪いからって……」
歩夢「なんで……なんでなんでなんで!?!?!」ボリボリ
歩夢「わた、わたしがすて……!!わた……ああああああああああ!!!!!」
ペタ
歩夢「……からっぽ、もうからっぽなの……わたし」
歩夢「……」
あなた(まともに歩くのも……)
歩夢「……なにも、ないの」
歩夢「ずっと、ずっと大切にしていた昔のアルバムも、携帯の写真データも、服も、リボンも、小物も何もかも……全部、全部全部私が自分で捨てた」
歩夢「もってて気持ちが悪いからって……」
歩夢「なんで……なんでなんでなんで!?!?!」ボリボリ
歩夢「わた、わたしがすて……!!わた……ああああああああああ!!!!!」
ペタ
歩夢「……からっぽ、もうからっぽなの……わたし」
726: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/11(火) 23:56:49.24 ID:WEtrex5v
歩夢「幼稚園のとき、あなたがつくってくれたおりがみのお花」
歩夢「小学生の時に、一緒に作った工作も」
歩夢「中学の時に買ってもらった髪飾りも……ぜんぶ、わたしがすてたの……」
歩夢「それ以外にも数え切れないくらいのあなたとのおもいでがぜんぶ……」
歩夢「…………幼稚園のとき、あなたがわたしのために書いてくれたお手紙も……」
歩夢「やぶって、ゴミ箱に捨てた」
あなた「……!!!」
歩夢「あの手紙は、わたしにとっての元気の源だったの」
歩夢「落ち込んだときとか、あなたと喧嘩しちゃったときにあれを読むと勇気がもらえて……」
歩夢「……もう、ないよ……」
歩夢「もうわたし、たてないよ……」ポロポロ
歩夢「小学生の時に、一緒に作った工作も」
歩夢「中学の時に買ってもらった髪飾りも……ぜんぶ、わたしがすてたの……」
歩夢「それ以外にも数え切れないくらいのあなたとのおもいでがぜんぶ……」
歩夢「…………幼稚園のとき、あなたがわたしのために書いてくれたお手紙も……」
歩夢「やぶって、ゴミ箱に捨てた」
あなた「……!!!」
歩夢「あの手紙は、わたしにとっての元気の源だったの」
歩夢「落ち込んだときとか、あなたと喧嘩しちゃったときにあれを読むと勇気がもらえて……」
歩夢「……もう、ないよ……」
歩夢「もうわたし、たてないよ……」ポロポロ
751: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/12(水) 20:36:54.90 ID:vqY37J7g
あなた「歩夢ちゃん……」
あなた「……」
あなた「……正直、すっごく悲しいよ」
歩夢「!!」
あなた「一つ一つ、全部に私たちの想いや記憶が詰まってたやつだもん」
歩夢「そうだよ……それなのに……」
あなた「でも……もっと悲しいのは……歩夢ちゃんが私の前からいなくなっちゃうことだよ」
あなた「……歩夢ちゃんは、私を悲しくさせたいの……?」
歩夢「え……いや、そ、それは……」
歩夢「でも……」
あなた「歩夢ちゃんは……私がいるだけじゃだめなの……?」
歩夢「……!!」
あなた「……」
あなた「……正直、すっごく悲しいよ」
歩夢「!!」
あなた「一つ一つ、全部に私たちの想いや記憶が詰まってたやつだもん」
歩夢「そうだよ……それなのに……」
あなた「でも……もっと悲しいのは……歩夢ちゃんが私の前からいなくなっちゃうことだよ」
あなた「……歩夢ちゃんは、私を悲しくさせたいの……?」
歩夢「え……いや、そ、それは……」
歩夢「でも……」
あなた「歩夢ちゃんは……私がいるだけじゃだめなの……?」
歩夢「……!!」
753: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/12(水) 20:50:58.83 ID:vqY37J7g
あなた「たしかに、思い出のものたちも大切で、失いたくないよ……。でも、歩夢ちゃん自身がいなくなったら……」
あなた「歩夢ちゃんの気持ちはわかるよ。でも、私はここにいる……。ずっと歩夢ちゃんのそばにいる。ゴミ箱に捨てられるなんてことも絶対にない!」
あなた「それじゃだめなの……?」
歩夢「あ……わたしは……」
歩夢「でも、私はあんなことをしたんだよ……あなた自身のことも、すて……」
あなた「しない!!歩夢ちゃんは絶対にしない!」
歩夢「なんで言い切れるの!?現に私は宝物を捨てたんだよ!?」
あなた「それはスイッチの効果だから仕方がないんだよ!」
歩夢「……スイッチ……?」
あなた「歩夢ちゃんの気持ちはわかるよ。でも、私はここにいる……。ずっと歩夢ちゃんのそばにいる。ゴミ箱に捨てられるなんてことも絶対にない!」
あなた「それじゃだめなの……?」
歩夢「あ……わたしは……」
歩夢「でも、私はあんなことをしたんだよ……あなた自身のことも、すて……」
あなた「しない!!歩夢ちゃんは絶対にしない!」
歩夢「なんで言い切れるの!?現に私は宝物を捨てたんだよ!?」
あなた「それはスイッチの効果だから仕方がないんだよ!」
歩夢「……スイッチ……?」
759: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/12(水) 21:01:43.03 ID:vqY37J7g
~間~
歩夢「……あは」
歩夢「あはははは」
あなた「だから自分を責めなくていいんだよ。それに私は歩夢ちゃんが私のこと大好きなのは知ってたから、効果も凄いんだろうなって思ってたし」
歩夢「……うん。好きだよ」
歩夢「好き。ううん、大好き……すき、すき、すき。愛してる。絶対に離れたくない。好き……好き」
歩夢「……でも、私のこの気持ちも……結局大したことなかったんだ」
歩夢「くだらないオモチャのボタン一つでころっと変わるくらい、脆い……その程度の気持ちだったんだ」
歩夢「ふふ、ふふふふ……」
歩夢「……あは」
歩夢「あはははは」
あなた「だから自分を責めなくていいんだよ。それに私は歩夢ちゃんが私のこと大好きなのは知ってたから、効果も凄いんだろうなって思ってたし」
歩夢「……うん。好きだよ」
歩夢「好き。ううん、大好き……すき、すき、すき。愛してる。絶対に離れたくない。好き……好き」
歩夢「……でも、私のこの気持ちも……結局大したことなかったんだ」
歩夢「くだらないオモチャのボタン一つでころっと変わるくらい、脆い……その程度の気持ちだったんだ」
歩夢「ふふ、ふふふふ……」
768: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/12(水) 21:21:53.48 ID:vqY37J7g
あなた「なっ……!それは仕方がないって!みんなそうなっちゃったんだから」
歩夢「みんな……?そんなの、参考にならないよ。私は他の誰よりもあなたのこと想ってる。あなたのことが誰よりも好き」
歩夢「それなのに……」
歩夢「私は、たった一度そのボタンを押されただけであなたとの十数年間が消えたんだよ……」
歩夢「なんで……なんでなんでなんで!!」
あなた「璃奈ちゃんが作ったんだもん。効果は抗えないよ」
歩夢「……私の気持ちより、あの子……璃奈ちゃんの腕の方を信頼してるんだね」
あなた「っ!違うよ!」
あなた「私だって……歩夢ちゃんのこと、歩夢ちゃんに負けないくらい好きだよ。でもきっと、あのスイッチを使われたら私だって……」
歩夢「効かないよ。あなたは絶対に」
あなた「え……?」
歩夢「あなたは絶対に私のことを嫌いになったりしない。私には分かるんだ」
あなた「……それは」
歩夢「……押させてよ、私に。スイッチ」
歩夢「みんな……?そんなの、参考にならないよ。私は他の誰よりもあなたのこと想ってる。あなたのことが誰よりも好き」
歩夢「それなのに……」
歩夢「私は、たった一度そのボタンを押されただけであなたとの十数年間が消えたんだよ……」
歩夢「なんで……なんでなんでなんで!!」
あなた「璃奈ちゃんが作ったんだもん。効果は抗えないよ」
歩夢「……私の気持ちより、あの子……璃奈ちゃんの腕の方を信頼してるんだね」
あなた「っ!違うよ!」
あなた「私だって……歩夢ちゃんのこと、歩夢ちゃんに負けないくらい好きだよ。でもきっと、あのスイッチを使われたら私だって……」
歩夢「効かないよ。あなたは絶対に」
あなた「え……?」
歩夢「あなたは絶対に私のことを嫌いになったりしない。私には分かるんだ」
あなた「……それは」
歩夢「……押させてよ、私に。スイッチ」
774: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/12(水) 21:41:07.04 ID:vqY37J7g
あなた「だ、ダメだよ!そんなの!」
あなた「記憶があるなら覚えてるでしょ!?……私がどんなことされてたか」
あなた「みんなから嫌われて、何をされるか分からないんだよ!?私はあんな思い歩夢ちゃんにさせたくないよ……」
歩夢「みんなに嫌われても別にいいよ」
歩夢「だって、あなたは私のそばにいるもの」
あなた「歩夢ちゃん……」
歩夢「スイッチ、貸して」
あなた「絶対にだめ。そもそも……私はもう持ってない」
歩夢「……じゃあ、取ってくるよ」
あなた「だめ!」サッ
あなた「お願い歩夢ちゃん……少し落ち着いて……」
あなた「記憶があるなら覚えてるでしょ!?……私がどんなことされてたか」
あなた「みんなから嫌われて、何をされるか分からないんだよ!?私はあんな思い歩夢ちゃんにさせたくないよ……」
歩夢「みんなに嫌われても別にいいよ」
歩夢「だって、あなたは私のそばにいるもの」
あなた「歩夢ちゃん……」
歩夢「スイッチ、貸して」
あなた「絶対にだめ。そもそも……私はもう持ってない」
歩夢「……じゃあ、取ってくるよ」
あなた「だめ!」サッ
あなた「お願い歩夢ちゃん……少し落ち着いて……」
777: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/12(水) 22:43:24.25 ID:vqY37J7g
歩夢「落ち着ける……わけないよ……」
歩夢「だってそんな……!それだけで私は……!!」
あなた「それに……私だけいればいいっていうのも嘘だよ」
あなた「歩夢ちゃんに取って他のみんなはそれだけの存在なの……?」
歩夢「……」
あなた「……私は、みんなといる時の歩夢ちゃんすっごく好きだよ」
歩夢「……」
あなた「気持ちの整理は大変だと思うけど、私がちゃんと支えるし……みんなとの関係もきっと元に戻るよ」
あなた(……若干関係性は変わってるような気もしなくもないけど)
あなた「……全部、終わったことだから。ね?」
歩夢「だってそんな……!それだけで私は……!!」
あなた「それに……私だけいればいいっていうのも嘘だよ」
あなた「歩夢ちゃんに取って他のみんなはそれだけの存在なの……?」
歩夢「……」
あなた「……私は、みんなといる時の歩夢ちゃんすっごく好きだよ」
歩夢「……」
あなた「気持ちの整理は大変だと思うけど、私がちゃんと支えるし……みんなとの関係もきっと元に戻るよ」
あなた(……若干関係性は変わってるような気もしなくもないけど)
あなた「……全部、終わったことだから。ね?」
780: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/12(水) 23:00:38.66 ID:vqY37J7g
あなた「ほら、乗って」スッ
歩夢「……え……」
あなた「立てないって歩夢ちゃんは言ったけど……それなら私がおぶって歩夢ちゃん連れてくよ」
あなた「ずっとそばにいるって……そういうことなんだ」
歩夢「……」
あなた「よっ」グッ
歩夢「きゃあっ!?だ、大丈夫?あなたそんなに力……」
あなた「無問題ラ!私だってそこまでヤワじゃないよ!歩夢ちゃんなんて軽い軽い」
ザッザッ
あなた「……覚えてる?幼稚園の頃もあったよね」
あなた「遠足のピクニックで歩夢ちゃんが転んで擦りむいちゃって……痛くて泣いちゃったこと」
歩夢「……うん」
あなた「その時もこうやって私がおぶったよね」
歩夢「……うん。あの時のあなたの背中の温もりは、絶対に忘れないよ」
あなた「ほら……。形に残ってなくてもさ、私たちにはちゃんと思い出は残ってるじゃん」
あなた「私はこうして歩夢ちゃんと昔の話できるだけで……すっごく幸せって感じるよ」
歩夢「……え……」
あなた「立てないって歩夢ちゃんは言ったけど……それなら私がおぶって歩夢ちゃん連れてくよ」
あなた「ずっとそばにいるって……そういうことなんだ」
歩夢「……」
あなた「よっ」グッ
歩夢「きゃあっ!?だ、大丈夫?あなたそんなに力……」
あなた「無問題ラ!私だってそこまでヤワじゃないよ!歩夢ちゃんなんて軽い軽い」
ザッザッ
あなた「……覚えてる?幼稚園の頃もあったよね」
あなた「遠足のピクニックで歩夢ちゃんが転んで擦りむいちゃって……痛くて泣いちゃったこと」
歩夢「……うん」
あなた「その時もこうやって私がおぶったよね」
歩夢「……うん。あの時のあなたの背中の温もりは、絶対に忘れないよ」
あなた「ほら……。形に残ってなくてもさ、私たちにはちゃんと思い出は残ってるじゃん」
あなた「私はこうして歩夢ちゃんと昔の話できるだけで……すっごく幸せって感じるよ」
788: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/12(水) 23:21:42.31 ID:vqY37J7g
~間~
あなた部屋
あなた(つ、着いた……き、きつかった……でもカッコつけた手前息切らしてるところなんて見せられないよ)
あなた(というか歩夢ちゃん途中で静かになったけど眠っちゃったのかな……)
あなた「歩夢ちゃん……?とりあえず私の部屋だけど着いたよ」ユサユサ
歩夢「……うん」
あなた「あ、起きてた」
歩夢「あなたの背中、やっぱりぽかぽかして、安心して……寝ちゃいそうになったよ」
歩夢「はしたないけど、背中にぎゅーってしてあなたの匂い嗅ごうとしたんだけど……」
歩夢「……せつ菜ちゃんの匂いがしたんだ」
あなた「えっ……」
歩夢「背中だけじゃない、ちゃんと意識すると全身から」
あなた部屋
あなた(つ、着いた……き、きつかった……でもカッコつけた手前息切らしてるところなんて見せられないよ)
あなた(というか歩夢ちゃん途中で静かになったけど眠っちゃったのかな……)
あなた「歩夢ちゃん……?とりあえず私の部屋だけど着いたよ」ユサユサ
歩夢「……うん」
あなた「あ、起きてた」
歩夢「あなたの背中、やっぱりぽかぽかして、安心して……寝ちゃいそうになったよ」
歩夢「はしたないけど、背中にぎゅーってしてあなたの匂い嗅ごうとしたんだけど……」
歩夢「……せつ菜ちゃんの匂いがしたんだ」
あなた「えっ……」
歩夢「背中だけじゃない、ちゃんと意識すると全身から」
794: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/12(水) 23:36:26.61 ID:vqY37J7g
歩夢「せつ菜ちゃん……私も人のこと言えないけど、ずいぶんあなたのこと避けてたけど……仲直りできたんだね」
歩夢「どうやったの?」
あなた「え?いや……私の大好きをせつ菜ちゃんにぶつけただけだよ。やっぱりせつ菜ちゃんにはそれが一番だと思ったんだ」
歩夢「大好き……」
あなた「それで仲直りの後は前みたいに戯れてきてくれて……本当によかったよ。あんなロボットみたいなせつ菜ちゃん見てられなかったから」
歩夢「前みたいに……?」
あなた「せつ菜ちゃんは────
グラ
ドサッ
(例の体制)
あなた「あ、歩夢ちゃん……?」
歩夢「聞きたくないよ……」
歩夢「どうやったの?」
あなた「え?いや……私の大好きをせつ菜ちゃんにぶつけただけだよ。やっぱりせつ菜ちゃんにはそれが一番だと思ったんだ」
歩夢「大好き……」
あなた「それで仲直りの後は前みたいに戯れてきてくれて……本当によかったよ。あんなロボットみたいなせつ菜ちゃん見てられなかったから」
歩夢「前みたいに……?」
あなた「せつ菜ちゃんは────
グラ
ドサッ
(例の体制)
あなた「あ、歩夢ちゃん……?」
歩夢「聞きたくないよ……」
796: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/12(水) 23:52:34.91 ID:vqY37J7g
あなた(歩夢ちゃん……そっか、そばにいるって言ったのに……私がせつ菜ちゃんと戯れてたから不安になってるんだ……)
あなた「ごめんね……でも大丈夫だよ、歩夢ちゃん」
ギュ-ッ
あなた「歩夢ちゃんはやっぱり、私にとっては〝特別〟だよ」
歩夢「……ほんと……?」
あなた「うん」
あなた「私たちの関係は続いてくんだから失った分は、これからまた埋めればいいし歩夢ちゃんは何も心配しなくていいんだよ」
チュ……
歩夢「あ……」
あなた「これはその証拠。……ちょっとは空いちゃった隙間、埋められたかな?」エヘヘ
歩夢「……」ポロポロ
あなた「ごめんね……でも大丈夫だよ、歩夢ちゃん」
ギュ-ッ
あなた「歩夢ちゃんはやっぱり、私にとっては〝特別〟だよ」
歩夢「……ほんと……?」
あなた「うん」
あなた「私たちの関係は続いてくんだから失った分は、これからまた埋めればいいし歩夢ちゃんは何も心配しなくていいんだよ」
チュ……
歩夢「あ……」
あなた「これはその証拠。……ちょっとは空いちゃった隙間、埋められたかな?」エヘヘ
歩夢「……」ポロポロ
801: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/13(木) 00:08:42.33 ID:AvnNJsc8
あなた(歩夢ちゃんはみんなの中でも特に不安定だから……丁寧に、丁寧に……)
あなた(時間をかけて元に戻していこう……)
チュ
ン……チュパ
~間~
歩夢「……」スゥスゥ
あなた(……3時間くらいチュウしてたけど……やっと安心して眠ってくれた……隈も凄かったから眠ってくれてよかった……)
トコトコ
ガチャ
あなた(アルバムはもう32冊目、これは幼稚園の時に歩夢ちゃん折ったうさぎさん、あの時の手紙のお返し手紙、一緒に摘んで作った栞。髪飾り、ペンダント……)
あなた(私は、ちゃんと持ってるから。だから歩夢ちゃんも心配しないで。形あるものもちゃんと残ってるから)
あなた(時間をかけて元に戻していこう……)
チュ
ン……チュパ
~間~
歩夢「……」スゥスゥ
あなた(……3時間くらいチュウしてたけど……やっと安心して眠ってくれた……隈も凄かったから眠ってくれてよかった……)
トコトコ
ガチャ
あなた(アルバムはもう32冊目、これは幼稚園の時に歩夢ちゃん折ったうさぎさん、あの時の手紙のお返し手紙、一緒に摘んで作った栞。髪飾り、ペンダント……)
あなた(私は、ちゃんと持ってるから。だから歩夢ちゃんも心配しないで。形あるものもちゃんと残ってるから)
806: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/13(木) 00:24:12.29 ID:AvnNJsc8
チュンチュン
歩夢「……んん」
あなた「あ、おはよう歩夢ちゃん」
歩夢「おはよう……珍しいね、あなたが起きてるなんて」
あなた「あー、うん。一人で起きられるようになったんだ」
歩夢「……っそう、なんだ……」ズキ
あなた「私はもう朝ごはん食べたから歩夢ちゃんも一度家に戻って支度してきなよ。今日は朝にみんなで部室集合なんだ」
歩夢「みんな……」
あなた「やっぱり一度は集まらないとね」
歩夢「……うん」
歩夢「……んん」
あなた「あ、おはよう歩夢ちゃん」
歩夢「おはよう……珍しいね、あなたが起きてるなんて」
あなた「あー、うん。一人で起きられるようになったんだ」
歩夢「……っそう、なんだ……」ズキ
あなた「私はもう朝ごはん食べたから歩夢ちゃんも一度家に戻って支度してきなよ。今日は朝にみんなで部室集合なんだ」
歩夢「みんな……」
あなた「やっぱり一度は集まらないとね」
歩夢「……うん」
808: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/13(木) 00:31:16.72 ID:AvnNJsc8
テクテク
あなた「なんだか久しぶりだね、こうして学校行くの」
歩夢「うん、そうだね」
あなた「やっぱり誰かと一緒の方がいいね」
歩夢「うん。毎日一緒だよ」
ブロロロロ
あなた「お、ちょうどバス来た」
スッ
ピッ
歩夢「……!!」
あなた「?どうしたの歩夢ちゃん、早く乗らないと」
歩夢「あ、う、うん!」スッ
ピッ
歩夢「……便利だね、それ」
あなた「ん?ああ、うん。便利だよね、スマホに電子マネーって。すぐチャージもできて快適だよ~。あっちだとみんな電子マネーって聞いたから良い機会だから乗り換えてみたんだよ」
歩夢「……そう、なんだ」
あなた「なんだか久しぶりだね、こうして学校行くの」
歩夢「うん、そうだね」
あなた「やっぱり誰かと一緒の方がいいね」
歩夢「うん。毎日一緒だよ」
ブロロロロ
あなた「お、ちょうどバス来た」
スッ
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歩夢「……!!」
あなた「?どうしたの歩夢ちゃん、早く乗らないと」
歩夢「あ、う、うん!」スッ
ピッ
歩夢「……便利だね、それ」
あなた「ん?ああ、うん。便利だよね、スマホに電子マネーって。すぐチャージもできて快適だよ~。あっちだとみんな電子マネーって聞いたから良い機会だから乗り換えてみたんだよ」
歩夢「……そう、なんだ」
831: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/13(木) 19:16:06.40 ID:AvnNJsc8
あなた「~♪」シャカシャカ
歩夢(前はバスで音楽なんか聴かなかったのに……)
歩夢(……でも、それも仕方がないよね。私とかすみちゃんの会話聞くのも辛かったもんね……)
……
部室前
歩夢「……」
あなた「ここまできてから言うのもなんだけど……大丈夫?歩夢ちゃん」
あなた「みんなの顔見るのはちょっと辛いかもしれないけど私はもうなんとも思ってないから、歩夢ちゃんもみんなに変な気持ちにならないでほしいんだ」
歩夢「……うん。大丈夫」
歩夢(前はバスで音楽なんか聴かなかったのに……)
歩夢(……でも、それも仕方がないよね。私とかすみちゃんの会話聞くのも辛かったもんね……)
……
部室前
歩夢「……」
あなた「ここまできてから言うのもなんだけど……大丈夫?歩夢ちゃん」
あなた「みんなの顔見るのはちょっと辛いかもしれないけど私はもうなんとも思ってないから、歩夢ちゃんもみんなに変な気持ちにならないでほしいんだ」
歩夢「……うん。大丈夫」
833: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/13(木) 19:55:41.55 ID:AvnNJsc8
ガチャ
せつ菜「おはようございます!!」ダキッ
彼方「おはよ~ご主人様」
かすみ「お、おはようございますご主人様」
璃奈「おはようご主人様」
エマ「おはようございます♪ご主人様♪」スッ
栞子「おはようございます。ご主人様、それに歩夢さんも」ニコ
しずく「わんっ!」
あなた「おはようみんな!」
歩夢「は……?」
せつ菜「おはようございます!!」ダキッ
彼方「おはよ~ご主人様」
かすみ「お、おはようございますご主人様」
璃奈「おはようご主人様」
エマ「おはようございます♪ご主人様♪」スッ
栞子「おはようございます。ご主人様、それに歩夢さんも」ニコ
しずく「わんっ!」
あなた「おはようみんな!」
歩夢「は……?」
840: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/13(木) 20:19:09.59 ID:AvnNJsc8
歩夢「なに……どうなってるの……?」
歩夢「ねえ、これって……」
あなた「成り行き……かな?」
せつ菜「歩夢さん……来てくれてよかったです!辛かったですよね……わかります」
歩夢「……せつ菜ちゃんはなんでこの子と腕組んでるの?」
せつ菜「?大好きだからです!」ペカ-
あなた(せつ菜ちゃんもよかった……立ち直りが早くて)
歩夢「説明になってないよ……ん?」
しずく「はっはっはっ」
歩夢「しずくちゃん……は何をして……」
あなた「歩夢ちゃん撫でてほしいんだって」
歩夢「え……?」
あなた「撫でてあげて」
歩夢「……」ナデ…ナデ
しずく「くぅん……♪」ブンブン
歩夢「どうしちゃったのしずくちゃん……」
歩夢「ねえ、これって……」
あなた「成り行き……かな?」
せつ菜「歩夢さん……来てくれてよかったです!辛かったですよね……わかります」
歩夢「……せつ菜ちゃんはなんでこの子と腕組んでるの?」
せつ菜「?大好きだからです!」ペカ-
あなた(せつ菜ちゃんもよかった……立ち直りが早くて)
歩夢「説明になってないよ……ん?」
しずく「はっはっはっ」
歩夢「しずくちゃん……は何をして……」
あなた「歩夢ちゃん撫でてほしいんだって」
歩夢「え……?」
あなた「撫でてあげて」
歩夢「……」ナデ…ナデ
しずく「くぅん……♪」ブンブン
歩夢「どうしちゃったのしずくちゃん……」
861: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/15(土) 13:34:12.72 ID:2d5hQMx4
ガチャ!
あなた「ん?」
果林「おはよう。……ほら、愛も入って」
愛「え、えぇ……で、でもぉ……///」
果林「いいから!」クイッ
愛「わっ!?」
あなた「うぇえ!?果林さん、愛ちゃん!?なんてカッコしてるの!?」
果林「愛と話して私たちだったらどういうことすればキミが喜んでくれるか考えたのよ」
果林「答えは私たちのセクシーさを活かしたこの衣装がいいと思って作ってきたの!」
エマ「果林ちゃん……それはちょっと……」ヒキ
せつ菜「そ、そんなカラダのラインほぼ全てわかるようなピチピチ……///」
栞子「ふ、風紀が乱れます!」
璃奈「対魔忍みたい」
果林「えっ……!?き、キミはどう……?こういうの好きじゃないの……?」
あなた「……………………………」
あなた「……なんか違う気がするんだよねぇ」
果林「えぇ!?」
愛「うぅ……///だ、だから言ったじゃんカリン~!」
しずく(アリだと思うけどなぁ……)
あなた「ん?」
果林「おはよう。……ほら、愛も入って」
愛「え、えぇ……で、でもぉ……///」
果林「いいから!」クイッ
愛「わっ!?」
あなた「うぇえ!?果林さん、愛ちゃん!?なんてカッコしてるの!?」
果林「愛と話して私たちだったらどういうことすればキミが喜んでくれるか考えたのよ」
果林「答えは私たちのセクシーさを活かしたこの衣装がいいと思って作ってきたの!」
エマ「果林ちゃん……それはちょっと……」ヒキ
せつ菜「そ、そんなカラダのラインほぼ全てわかるようなピチピチ……///」
栞子「ふ、風紀が乱れます!」
璃奈「対魔忍みたい」
果林「えっ……!?き、キミはどう……?こういうの好きじゃないの……?」
あなた「……………………………」
あなた「……なんか違う気がするんだよねぇ」
果林「えぇ!?」
愛「うぅ……///だ、だから言ったじゃんカリン~!」
しずく(アリだと思うけどなぁ……)
863: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/15(土) 13:47:45.45 ID:2d5hQMx4
……
果林「着替えてきたわ……」
愛「うぅ……」
歩夢「……どうしてあんな馬鹿みたいな格好に……」
果林「……私たちだってこの子に負い目がある!他の子たちは色々な形でそれを拭おうとしてるのに私たちだけ何もしないなんて……モヤモヤするのよ」
愛「アタシは……君が喜んでくれるって聞いたから着たんだけど……」
あなた「気持ちは嬉しいんだけど……私はそうやって無理する二人を見る方が辛いよ」
あなた「他の子にも強制してるわけじゃないんだし……二人も難しいこと考えないでよ。別に二人だけ仲間外れってことじゃないんだから」
果林「でも……」
果林「着替えてきたわ……」
愛「うぅ……」
歩夢「……どうしてあんな馬鹿みたいな格好に……」
果林「……私たちだってこの子に負い目がある!他の子たちは色々な形でそれを拭おうとしてるのに私たちだけ何もしないなんて……モヤモヤするのよ」
愛「アタシは……君が喜んでくれるって聞いたから着たんだけど……」
あなた「気持ちは嬉しいんだけど……私はそうやって無理する二人を見る方が辛いよ」
あなた「他の子にも強制してるわけじゃないんだし……二人も難しいこと考えないでよ。別に二人だけ仲間外れってことじゃないんだから」
果林「でも……」
866: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/15(土) 14:00:06.08 ID:2d5hQMx4
愛「でもアタシは……アタシ自身の気持ちで君の特別になりたい!」
愛「だから……」ウルウル
あなた「……!!(思ったんだけど……いつもよりちょっとしおしおしてる愛ちゃんって……すっごくかわいくない!?)」
あなた(ギャップって言うのかな……?声もすっごくかわいいし……これは……甘えたい……というより甘えられたい!)
あなた「……」ジ-ッ
あなた「ねえ愛ちゃん……一旦私のこと〝お姉ちゃん〟って呼んでくれない?」
愛「……?うん……」
愛「おねーちゃん」
あなた「────!!」トキメキ
愛「だから……」ウルウル
あなた「……!!(思ったんだけど……いつもよりちょっとしおしおしてる愛ちゃんって……すっごくかわいくない!?)」
あなた(ギャップって言うのかな……?声もすっごくかわいいし……これは……甘えたい……というより甘えられたい!)
あなた「……」ジ-ッ
あなた「ねえ愛ちゃん……一旦私のこと〝お姉ちゃん〟って呼んでくれない?」
愛「……?うん……」
愛「おねーちゃん」
あなた「────!!」トキメキ
870: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/15(土) 14:12:43.38 ID:2d5hQMx4
瞬間あなたの脳内に溢れ出した〝存在しない記憶〟
あなた「愛ちゃんは……私の妹だったみたいだね」
愛「えっ!?」
歩夢「……?……………?」
あなた「愛ちゃん!」ダキッ
愛「ふぇっ!?///」
あなた「愛ちゃんは私の妹だよ~!」ギュ-ッ
愛「い、妹……?アタシが……」
愛「おねーちゃんの……?」
愛「…………うん!!アタシ!おねーちゃんの妹になるれ」スリスリ
果林「ちょ!ちょっと待って!妹って……キミと愛は同い年でしょ!?おかしいわよ!」
栞子「いえ、同い年の妹もおかしくはありませんよ。現に私の知り合いにもいますし」
果林「そ、そういう双子的な意味じゃなくて……第一、同い年ってわりになんか愛の雰囲気幼くなってない!?」
愛「そんなことないよ~」
果林「声質がそもそも変わってるのよ!」
あなた「愛ちゃんは……私の妹だったみたいだね」
愛「えっ!?」
歩夢「……?……………?」
あなた「愛ちゃん!」ダキッ
愛「ふぇっ!?///」
あなた「愛ちゃんは私の妹だよ~!」ギュ-ッ
愛「い、妹……?アタシが……」
愛「おねーちゃんの……?」
愛「…………うん!!アタシ!おねーちゃんの妹になるれ」スリスリ
果林「ちょ!ちょっと待って!妹って……キミと愛は同い年でしょ!?おかしいわよ!」
栞子「いえ、同い年の妹もおかしくはありませんよ。現に私の知り合いにもいますし」
果林「そ、そういう双子的な意味じゃなくて……第一、同い年ってわりになんか愛の雰囲気幼くなってない!?」
愛「そんなことないよ~」
果林「声質がそもそも変わってるのよ!」
872: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/15(土) 14:25:18.47 ID:2d5hQMx4
ちょっと出かけます。夜やります。確実に土日で終わらせます
880: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/15(土) 20:20:05.07 ID:2d5hQMx4
愛「そんなことないよ~」
愛「ね?おねーちゃん」スリスリ
あなた「うんうん!愛ちゃんは愛ちゃんだよ~!」ナデナデ
愛「えへへ~」フニャ
璃奈「……」
璃奈(愛さん……凄く責任感の強い愛さんだから落ち込みようも深刻だったけど……形はどうであれ、ああして笑顔になれてよかった……)
璃奈(私には……できなかった。やっぱりご主人様はすごい、好き)
果林「私もできるわよ!んっんん!!」コホン
果林「お姉ちゃん♡」(cv久保田未夢)
あなた「声はすごく良いんだけどなんか……アンバランス」
愛「ね?おねーちゃん」スリスリ
あなた「うんうん!愛ちゃんは愛ちゃんだよ~!」ナデナデ
愛「えへへ~」フニャ
璃奈「……」
璃奈(愛さん……凄く責任感の強い愛さんだから落ち込みようも深刻だったけど……形はどうであれ、ああして笑顔になれてよかった……)
璃奈(私には……できなかった。やっぱりご主人様はすごい、好き)
果林「私もできるわよ!んっんん!!」コホン
果林「お姉ちゃん♡」(cv久保田未夢)
あなた「声はすごく良いんだけどなんか……アンバランス」
883: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/15(土) 20:33:14.42 ID:2d5hQMx4
果林「そんな……」
あなた「それに流石に年上の妹は変だよね……」
エマ「お姉ちゃん♪」
あなた「うおー!!!アリだ!」
果林「私はどうしたらいいの……」
歩夢「なにもしなくていいよ……」
果林「!そうだわ!妹じゃないなら姉!お姉ちゃんでいいじゃない!」
あなた「お姉ちゃんかぁ……すごくトキメクけど……まだ何か……」
果林「姉もダメなら……もう母親くらいしかないわよ……」
あなた「!!母!いいんじゃないかな!?」
果林「えっ!?」
エマ「!?」
しずく「!!」
歩夢「みんなどうしちゃったの……」
あなた「それに流石に年上の妹は変だよね……」
エマ「お姉ちゃん♪」
あなた「うおー!!!アリだ!」
果林「私はどうしたらいいの……」
歩夢「なにもしなくていいよ……」
果林「!そうだわ!妹じゃないなら姉!お姉ちゃんでいいじゃない!」
あなた「お姉ちゃんかぁ……すごくトキメクけど……まだ何か……」
果林「姉もダメなら……もう母親くらいしかないわよ……」
あなた「!!母!いいんじゃないかな!?」
果林「えっ!?」
エマ「!?」
しずく「!!」
歩夢「みんなどうしちゃったの……」
892: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/15(土) 21:23:59.13 ID:2d5hQMx4
果林「そ、そんなに私老けて見える……?」
あなた「違うよ」
あなた「果林さんの大人の雰囲気に大きい 、ちょっとおっちょこちょいなところある所が逆にお母さんっぽいし」
果林「そ、そうかしら……でもキミがいいって言うなら……私、やるわ!」
あなた「ママ~!」ダキッ
果林「!!」キュン
果林「ふふ……かわいいわね……よしよし、ママが甘やかせてあげるからね~」ナデナデ
愛「おかーさん~!」ダキッ
果林「ちょ!?なんで愛まで!?」
愛「カリンがアタシのおねーちゃんのおかーさんならアタシのおかーさんでもあるでしょ?」
果林「……たしかにそうね」
彼方「納得するんだ……」
あなた「違うよ」
あなた「果林さんの大人の雰囲気に大きい 、ちょっとおっちょこちょいなところある所が逆にお母さんっぽいし」
果林「そ、そうかしら……でもキミがいいって言うなら……私、やるわ!」
あなた「ママ~!」ダキッ
果林「!!」キュン
果林「ふふ……かわいいわね……よしよし、ママが甘やかせてあげるからね~」ナデナデ
愛「おかーさん~!」ダキッ
果林「ちょ!?なんで愛まで!?」
愛「カリンがアタシのおねーちゃんのおかーさんならアタシのおかーさんでもあるでしょ?」
果林「……たしかにそうね」
彼方「納得するんだ……」
893: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/15(土) 21:28:01.15 ID:2d5hQMx4
璃奈(愛さん……ちょっと反動が大きいみたいだけど楽しそうだから……いいのかな)
エマ「……」
エマ(……なんだろう、このもやもや。嫉妬……してるのかな?)
エマ(でもそれはどっちに?ご主人様にママにしてもらった果林ちゃんに?それとも果林ちゃんを好きにしていいご主人様に?)
せつ菜「義妹に義母……ふふ、一気に家族が増えてしまいました」
しずく「くぅ~ん……」スリスリ
せつ菜「あっ!!しずくさんもちゃんと家族ですよ!!」ナデナデ
エマ「……」
エマ(……なんだろう、このもやもや。嫉妬……してるのかな?)
エマ(でもそれはどっちに?ご主人様にママにしてもらった果林ちゃんに?それとも果林ちゃんを好きにしていいご主人様に?)
せつ菜「義妹に義母……ふふ、一気に家族が増えてしまいました」
しずく「くぅ~ん……」スリスリ
せつ菜「あっ!!しずくさんもちゃんと家族ですよ!!」ナデナデ
901: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/15(土) 22:18:00.24 ID:2d5hQMx4
歩夢「こ、こんなの……こんなのおかしいよ!!」
歩夢「みんなはこれでいいの……?」
あなた「これでいいんだよ歩夢ちゃん。いや、これがいいんだよ」
あなた「まだお互いに壁はあるけど……こうやって違う関係になれば気持ちも少しは軽くなって接することができると思うんだ」
あなた「……みんなの為ってこともあるけど……私自身の為でもあるんだ」
あなた「私はやっぱりみんなのことが大好き。どんなことされても……」
あなた「大好きなままでい続けたい!だから私の我儘に付き合ってほしいんだ!」
歩夢「……」
歩夢「……じゃあ、私は……」
906: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/15(土) 22:34:45.31 ID:2d5hQMx4
あなた「……歩夢ちゃんには変わらないでほしいな」
あなた「一緒いた時間が誰よりも長いし……歩夢ちゃんはずっと私の中では変わらない幼馴染なんだ」
歩夢「……///」
あなた「みんなも聞いて。まだまだぎこちない所はお互いにあると思う。でも私はみんなのことが好き。みんなもきっとそう思ってくれてるよね」
あなた「だから……また一緒にいさせてくれるかな?」
かすみ「も、も……も゛ち゛ろ゛ん゛て゛す゛よ゛~!!せ゛ん゛は゛い゛~!!」ズビズビ
ダキ
エマ「あっ!だめだよかすみちゃん!」
彼方「ずるいぞ」
あなた「あはは、いいんだよ。かすみちゃんはこうじゃないとね。でもちゃんとご主人様って呼んでね」
あなた「かすみちゃんだけじゃない、他のみんなもいいよ」
しずく「わふっ♥︎」ダキッ
ペロ
あなた「わ、あはは!しずくちゃん!顔はくすぐったいよ~」
彼方「しずくちゃん……判断が早い!でも彼方ちゃんも~!」ダキッ
エマ「わたしも負けないもん!」ダキッ
栞子「あ……えと……えーい!」ダキッ
果林「ふふ、さすが私の子。かしこくていい子ね~」ナデナデ
エマ「え?」
璃奈「……」
愛「りなりーもおいでよ!」
璃奈「え……でも、私は……」
愛「いいから!ほら!」グイッ
璃奈「わっ……!」ダキッ
愛「ねっ?おねーちゃんきもちいいでしょ?」
璃奈「……うん。あったかい」
愛「でしょー?えへへ、一緒におねーちゃんにすりすりしよ?」
璃奈「……うん!」
せつ菜「うんうん!これも大好きの形ですよね!!」
せつ菜「やはり……この方は素敵です……共に大好きを広めていくパートナーとして……」
あなた「一緒いた時間が誰よりも長いし……歩夢ちゃんはずっと私の中では変わらない幼馴染なんだ」
歩夢「……///」
あなた「みんなも聞いて。まだまだぎこちない所はお互いにあると思う。でも私はみんなのことが好き。みんなもきっとそう思ってくれてるよね」
あなた「だから……また一緒にいさせてくれるかな?」
かすみ「も、も……も゛ち゛ろ゛ん゛て゛す゛よ゛~!!せ゛ん゛は゛い゛~!!」ズビズビ
ダキ
エマ「あっ!だめだよかすみちゃん!」
彼方「ずるいぞ」
あなた「あはは、いいんだよ。かすみちゃんはこうじゃないとね。でもちゃんとご主人様って呼んでね」
あなた「かすみちゃんだけじゃない、他のみんなもいいよ」
しずく「わふっ♥︎」ダキッ
ペロ
あなた「わ、あはは!しずくちゃん!顔はくすぐったいよ~」
彼方「しずくちゃん……判断が早い!でも彼方ちゃんも~!」ダキッ
エマ「わたしも負けないもん!」ダキッ
栞子「あ……えと……えーい!」ダキッ
果林「ふふ、さすが私の子。かしこくていい子ね~」ナデナデ
エマ「え?」
璃奈「……」
愛「りなりーもおいでよ!」
璃奈「え……でも、私は……」
愛「いいから!ほら!」グイッ
璃奈「わっ……!」ダキッ
愛「ねっ?おねーちゃんきもちいいでしょ?」
璃奈「……うん。あったかい」
愛「でしょー?えへへ、一緒におねーちゃんにすりすりしよ?」
璃奈「……うん!」
せつ菜「うんうん!これも大好きの形ですよね!!」
せつ菜「やはり……この方は素敵です……共に大好きを広めていくパートナーとして……」
910: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/15(土) 22:58:31.69 ID:2d5hQMx4
あなた(これでいいんだ……スイッチの効果中のことはみんなは何も悪くない。忘れてまた楽しく過ごそう)
あなた(効果中のことは────全部忘れて……)
ガチャ
ランジュ「……」
あなた「!!」
ミア「Good Morning……って璃奈!?」
ミア「ど、どうしたのその格好……メイド!?」
璃奈「うん」
ミア「す、凄く似合ってるよ……どうかな?お金ならいくらでも出すからボクの家に来ない?」
璃奈「いかない。お金ならいくらでも稼げるし何より私は……ご主人様といたい」
ミア「ご主人様って……ベイビーちゃんのこと!?」
璃奈「一緒になる?」
ミア「ぼ、ボクはテイラー家だよ!?……でも璃奈と一緒なら……う~ん……」
栞子「それで……何のようですかランジュ。昨日もすぐ帰ってしまって」
ランジュ「それは……この子が帰っちゃったからよ」
ランジュ「アタシは、アナタに用があるの」
あなた「私に……」
あなた(効果中のことは────全部忘れて……)
ガチャ
ランジュ「……」
あなた「!!」
ミア「Good Morning……って璃奈!?」
ミア「ど、どうしたのその格好……メイド!?」
璃奈「うん」
ミア「す、凄く似合ってるよ……どうかな?お金ならいくらでも出すからボクの家に来ない?」
璃奈「いかない。お金ならいくらでも稼げるし何より私は……ご主人様といたい」
ミア「ご主人様って……ベイビーちゃんのこと!?」
璃奈「一緒になる?」
ミア「ぼ、ボクはテイラー家だよ!?……でも璃奈と一緒なら……う~ん……」
栞子「それで……何のようですかランジュ。昨日もすぐ帰ってしまって」
ランジュ「それは……この子が帰っちゃったからよ」
ランジュ「アタシは、アナタに用があるの」
あなた「私に……」
916: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/15(土) 23:46:44.82 ID:2d5hQMx4
あなた「わ、私は……」
ランジュ「いいから。座って」
ランジュ「……ま、朝だしここで声出してもいいでしょ。ほんとは大きなところでやりたいけど……」
あなた「……?」
ランジュ「……」
ランジュ「────」スゥ
ランジュ「~~~~♪」
あなた「ぁ────この、曲は……」
ランジュ「~~~♪、~~~~♪」シュタ、ストン
出来たばかりで、振り付けなんて何も考えてなかったのにその動きは、完成されきっていた。まるではじめからこの曲と一緒に考えられたのかと思えるくらいにランジュちゃんの踊りは噛み合っていた。
ランジュ「~~~♪」
あなた「……」
ランジュ「いいから。座って」
ランジュ「……ま、朝だしここで声出してもいいでしょ。ほんとは大きなところでやりたいけど……」
あなた「……?」
ランジュ「……」
ランジュ「────」スゥ
ランジュ「~~~~♪」
あなた「ぁ────この、曲は……」
ランジュ「~~~♪、~~~~♪」シュタ、ストン
出来たばかりで、振り付けなんて何も考えてなかったのにその動きは、完成されきっていた。まるではじめからこの曲と一緒に考えられたのかと思えるくらいにランジュちゃんの踊りは噛み合っていた。
ランジュ「~~~♪」
あなた「……」
917: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/15(土) 23:52:53.44 ID:2d5hQMx4
……
ランジュ「────」フゥ
ランジュ「多謝。……どうだった?」
あなた「……」ポロポロ
座っていたはずなのに、気付いたら立ち上がり、涙を流していた。声も出せないほどに。
ランジュ「ランジュの最新の曲よ。────アナタがくれた、最高の曲」
あなた「!!!」
あなた「なん……で……だって……効果は……」
ランジュ「ええ。戻ったわ。最初は少しだけ戸惑った。だけど──────」
ランジュ「ここ最近、アナタと過ごした時間は無駄なんかじゃなかったもの」
ランジュ「────」フゥ
ランジュ「多謝。……どうだった?」
あなた「……」ポロポロ
座っていたはずなのに、気付いたら立ち上がり、涙を流していた。声も出せないほどに。
ランジュ「ランジュの最新の曲よ。────アナタがくれた、最高の曲」
あなた「!!!」
あなた「なん……で……だって……効果は……」
ランジュ「ええ。戻ったわ。最初は少しだけ戸惑った。だけど──────」
ランジュ「ここ最近、アナタと過ごした時間は無駄なんかじゃなかったもの」
924: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/16(日) 00:14:40.72 ID:chBqr2yD
ランジュ「……たしかに、アタシはアナタのことあんまり好きじゃなかったわ」
ランジュ「アタシが求めていたのはもっとキラキラしてて、華のある子だった。あのスクールアイドルフェスティバルでみた」
ランジュ「だからそもそもアナタにはあまり目にも映ってなかった。同好会のみんなの付属品。そうアタシは見ていた」
ランジュ「だけど……あのスイッチの効果で反転して、アナタとお話しして、友達として接していて分かったの」
ランジュ「アナタは付属品なんかじゃない。アナタみたいな子がいるからみんながキラキラして……そしてそういう輝いている子を前にしたアナタも……アタシの目にはキラキラして見えた」
あなた「ランジュちゃん……」
ランジュ「効果が元に戻ったかなんて関係ないわ。だってランジュはもうアナタの素敵な所を知ってるんだから。好きになっちゃうわよ」
あなた「わ、私は……」ウル
ランジュ「……でも、ランジュがアナタに酷いことしてたのもホントのこと。今更こんなこと言っても都合がいいって思っちゃうわよね」
ランジュ「アタシは香港に戻る。それが今までアナタたちを振り回したアタシにできる唯一の──────」
あなた「ダメっっ!!」タタタ
ダキッ
10人「!!?!?」
あなた「……いっちゃやだよ……ランジュちゃん……」ギュ-ッ
ランジュ「アタシが求めていたのはもっとキラキラしてて、華のある子だった。あのスクールアイドルフェスティバルでみた」
ランジュ「だからそもそもアナタにはあまり目にも映ってなかった。同好会のみんなの付属品。そうアタシは見ていた」
ランジュ「だけど……あのスイッチの効果で反転して、アナタとお話しして、友達として接していて分かったの」
ランジュ「アナタは付属品なんかじゃない。アナタみたいな子がいるからみんながキラキラして……そしてそういう輝いている子を前にしたアナタも……アタシの目にはキラキラして見えた」
あなた「ランジュちゃん……」
ランジュ「効果が元に戻ったかなんて関係ないわ。だってランジュはもうアナタの素敵な所を知ってるんだから。好きになっちゃうわよ」
あなた「わ、私は……」ウル
ランジュ「……でも、ランジュがアナタに酷いことしてたのもホントのこと。今更こんなこと言っても都合がいいって思っちゃうわよね」
ランジュ「アタシは香港に戻る。それが今までアナタたちを振り回したアタシにできる唯一の──────」
あなた「ダメっっ!!」タタタ
ダキッ
10人「!!?!?」
あなた「……いっちゃやだよ……ランジュちゃん……」ギュ-ッ
930: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/16(日) 00:37:34.93 ID:chBqr2yD
ランジュ「……その優しい所も……アナタの素敵な所よ」
ランジュ「……思えばアナタは初めて会った時から、ランジュのこと見てくれて、喜んでくれてた」
ランジュ「自分のことを見てくれて、喜んでくれる子のことも分からないでただパフォーマンスを磨くだなんて……ちょっと焦ってたみたい」
ランジュ「だから一から──────
あなた「だったら一から私とやり直せばいいよ!」
ランジュ「!!」
あなた「私は……もっとランジュちゃんと一緒にいたい。ランジュちゃんがステージに立つ姿をみたい」
あなた「……ランジュちゃんの曲が作りたい」
あなた「ううん、作らせて!!」
あなた「ていうか、作るから!!」
ランジュ「……」ポカ-ン
ランジュ「……ぷっ」
ランジュ「あはは!作るからって……強引すぎよ!」
あなた「えへへ、誰かのが移っちゃったのかな」
ランジュ「言うわね、アナタも」
ランジュ「アタシを見てくれる子にそんなこと言われたんなら……逃げるわけにはいかないじゃない」
ランジュ「────ランジュの曲を作りなさい!!」ニッ
あなた「!!──────うん!!」ニコ
ランジュ「……思えばアナタは初めて会った時から、ランジュのこと見てくれて、喜んでくれてた」
ランジュ「自分のことを見てくれて、喜んでくれる子のことも分からないでただパフォーマンスを磨くだなんて……ちょっと焦ってたみたい」
ランジュ「だから一から──────
あなた「だったら一から私とやり直せばいいよ!」
ランジュ「!!」
あなた「私は……もっとランジュちゃんと一緒にいたい。ランジュちゃんがステージに立つ姿をみたい」
あなた「……ランジュちゃんの曲が作りたい」
あなた「ううん、作らせて!!」
あなた「ていうか、作るから!!」
ランジュ「……」ポカ-ン
ランジュ「……ぷっ」
ランジュ「あはは!作るからって……強引すぎよ!」
あなた「えへへ、誰かのが移っちゃったのかな」
ランジュ「言うわね、アナタも」
ランジュ「アタシを見てくれる子にそんなこと言われたんなら……逃げるわけにはいかないじゃない」
ランジュ「────ランジュの曲を作りなさい!!」ニッ
あなた「!!──────うん!!」ニコ
933: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/16(日) 00:49:04.19 ID:chBqr2yD
ミア「ちょ!ランジュ、人を引っ張っといて何言ってるの」
ランジュ「?もちろんミアにも作ってもらうわよ」
ランジュ「最高のランジュに最高の作り手が二人もいるなんてもう怖いものなんてないじゃない」
ランジュ「そうだ!二人で作ってみるのも良さそうね!」
ミア「ベイビーちゃんとの共作か……ふーん、まぁ……面白そうかな」
あなた「え!?わ、私がミアちゃんと……!?」
ミア「ボクも色々と知りたいしお互いに良いと思うけど」
ランジュ「決まりね!!」
あなた「私……できるかな」
ランジュ「無問題ラ!アナタならできる!ランジュもついてるから!」
ランジュ「ね?」
あなた「!!……うん!」
ランジュ「?もちろんミアにも作ってもらうわよ」
ランジュ「最高のランジュに最高の作り手が二人もいるなんてもう怖いものなんてないじゃない」
ランジュ「そうだ!二人で作ってみるのも良さそうね!」
ミア「ベイビーちゃんとの共作か……ふーん、まぁ……面白そうかな」
あなた「え!?わ、私がミアちゃんと……!?」
ミア「ボクも色々と知りたいしお互いに良いと思うけど」
ランジュ「決まりね!!」
あなた「私……できるかな」
ランジュ「無問題ラ!アナタならできる!ランジュもついてるから!」
ランジュ「ね?」
あなた「!!……うん!」
938: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/16(日) 01:05:31.86 ID:chBqr2yD
……
キュッキュッキュッ
あなた「1、2……はい、おわりー」パン
かすみ「ふへ~……」
栞子「かすみさん、少しお行儀が良くありませんよ」
彼方「気持ちわかるよ~、ご主人様のメニューハードだからね~」
あなた「あはは……メイド服着てない時はいつも通りでいいって言ってるのに……変な気分になっちゃうから」
しずく「切り替えは大事ですからね」
かすみ「しず子は逆に瞬時にコロッと変われるから怖いんだよ……」
愛「おねーちゃん!今のダンスどうだったー?」
あなた「よかったよ~!」ナデナデ
愛「えへへ~」ニコニコ
璃奈「愛さんみたいに染み込んでる場合もあるから難しい問題……」
キュッキュッキュッ
あなた「1、2……はい、おわりー」パン
かすみ「ふへ~……」
栞子「かすみさん、少しお行儀が良くありませんよ」
彼方「気持ちわかるよ~、ご主人様のメニューハードだからね~」
あなた「あはは……メイド服着てない時はいつも通りでいいって言ってるのに……変な気分になっちゃうから」
しずく「切り替えは大事ですからね」
かすみ「しず子は逆に瞬時にコロッと変われるから怖いんだよ……」
愛「おねーちゃん!今のダンスどうだったー?」
あなた「よかったよ~!」ナデナデ
愛「えへへ~」ニコニコ
璃奈「愛さんみたいに染み込んでる場合もあるから難しい問題……」
949: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/16(日) 11:47:46.10 ID:chBqr2yD
彼方「……あのね、今日お弁当作ってきたんだけどよかったら……」
あなた「っ……あー、えーと……ご、ごめんね!私最近コンビニご飯や学食にハマっててさ~」
あなた「気持ちは嬉しいけど、遠慮しておくよ」
彼方「……そっか。うん、わかった」
彼方「……」
歩夢「……最近は朝ごはんも自分で作ってるもんね」
あなた「やってみると結構奥が深いよね」
ガチャ
ランジュ「きたわよ~」
あなた「ランジュちゃん!」パァ
タタ
ランジュ「今日はどこでやる?」
あなた「えーっと……えっとね」ニコニコ
10人「……」
あなた「っ……あー、えーと……ご、ごめんね!私最近コンビニご飯や学食にハマっててさ~」
あなた「気持ちは嬉しいけど、遠慮しておくよ」
彼方「……そっか。うん、わかった」
彼方「……」
歩夢「……最近は朝ごはんも自分で作ってるもんね」
あなた「やってみると結構奥が深いよね」
ガチャ
ランジュ「きたわよ~」
あなた「ランジュちゃん!」パァ
タタ
ランジュ「今日はどこでやる?」
あなた「えーっと……えっとね」ニコニコ
10人「……」
952: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/16(日) 12:18:09.92 ID:chBqr2yD
エマ「……ずるいなぁ、ランジュちゃん」ボソ
エマ「あの子のことが好きじゃなかったからって理由で仲良くなれただけなのに……」
歩夢「……仕方が……ないよ……だってあの子が一番辛い時に支えてくれたんだよ……?あの子だって好きになっちゃうよ」
歩夢「……本当は、あの子が一番辛い時は私がそばにいてあげなくちゃいけなかったのに……」
かすみ「先輩は……私たちの先輩なのに……あんな、ずるいですよ。反則技みたいに横から取っていって……」
栞子「……最近、よく本人から聞きます。……とても仲良くしているようで……ご飯もよく一緒に食べるとか……」
彼方「……もう、私の料理は食べてくれない……のかなぁ……」
彼方「……おいしく、つくれたんだけどなぁ……」ポロポロ
エマ「あの子のことが好きじゃなかったからって理由で仲良くなれただけなのに……」
歩夢「……仕方が……ないよ……だってあの子が一番辛い時に支えてくれたんだよ……?あの子だって好きになっちゃうよ」
歩夢「……本当は、あの子が一番辛い時は私がそばにいてあげなくちゃいけなかったのに……」
かすみ「先輩は……私たちの先輩なのに……あんな、ずるいですよ。反則技みたいに横から取っていって……」
栞子「……最近、よく本人から聞きます。……とても仲良くしているようで……ご飯もよく一緒に食べるとか……」
彼方「……もう、私の料理は食べてくれない……のかなぁ……」
彼方「……おいしく、つくれたんだけどなぁ……」ポロポロ
958: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/16(日) 12:43:38.35 ID:chBqr2yD
果林「私は……あの子が今幸せならそれでいいわ。自分のことより子供の幸せが一番だもの」
璃奈「……」
せつ菜「?みなさん何をそんなに落ち込んでいるんですか?」
せつ菜「あの子は何も変わっていないじゃないですか。だったら私もあの子への大好きを貫くだけです!!」
歩夢「……強いね、せつ菜ちゃんは」
歩夢「……でもせつ菜ちゃん、なんでせつ菜ちゃんは……菜々ちゃんの姿にならなくなったのかな……?」
せつ菜「…………」
璃奈「……」
せつ菜「?みなさん何をそんなに落ち込んでいるんですか?」
せつ菜「あの子は何も変わっていないじゃないですか。だったら私もあの子への大好きを貫くだけです!!」
歩夢「……強いね、せつ菜ちゃんは」
歩夢「……でもせつ菜ちゃん、なんでせつ菜ちゃんは……菜々ちゃんの姿にならなくなったのかな……?」
せつ菜「…………」
959: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/16(日) 13:02:15.19 ID:chBqr2yD
……
ランジュ「ふう、こんなところかしら」
あなた「おおー!すごい!昨日よりまた数段レベルアップしてるよ!……もしかして帰ってからも練習した?」
ランジュ「当然!寝る瞬間までシミュレーションもしてるんだから!」
あなた「それはすごく良いことだけど……あまり無理しないでね?」
ランジュ「無問題ラ!ちゃんと計算してるんだから」
あなた「さすがだね」
愛「むーっ」ムス-
愛「おねーちゃん、アタシだって練習頑張ってるもん」
あなた「うんうん、それもちゃんと分かってるよ」ナデナデ
ランジュ「最近愛の印象変わったわよねえ……それも可愛いと思うけど」
しずく「わんっ♥︎」モニユモグ
ランジュ「ふふ、お肉美味しいでしょ?いっぱい食べてね」
あなた「よかったねしずくちゃん」ナデナデ
しずく「わふっ♪」
ランジュ「ふう、こんなところかしら」
あなた「おおー!すごい!昨日よりまた数段レベルアップしてるよ!……もしかして帰ってからも練習した?」
ランジュ「当然!寝る瞬間までシミュレーションもしてるんだから!」
あなた「それはすごく良いことだけど……あまり無理しないでね?」
ランジュ「無問題ラ!ちゃんと計算してるんだから」
あなた「さすがだね」
愛「むーっ」ムス-
愛「おねーちゃん、アタシだって練習頑張ってるもん」
あなた「うんうん、それもちゃんと分かってるよ」ナデナデ
ランジュ「最近愛の印象変わったわよねえ……それも可愛いと思うけど」
しずく「わんっ♥︎」モニユモグ
ランジュ「ふふ、お肉美味しいでしょ?いっぱい食べてね」
あなた「よかったねしずくちゃん」ナデナデ
しずく「わふっ♪」
963: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/16(日) 13:28:19.09 ID:chBqr2yD
あなた「……」
同好会のみんなといる時間はとても楽しい。みんなかけがえのない存在だし、ずっと一緒にいたい。
……だけど、ランジュちゃんと過ごす時間もとても楽しくて……楽しいとは別に、居心地の良さも感じていた。まだ、どうしても不意に辛い思い出が溢れる時がある。でもそんな時にランジュちゃんがいると凄く心がぽかぽかする。
ランジュちゃんは私が落ち着くまでぎゅっと手を握っていてくれる。少し前まではこんなこと思いもしなかった。
ランジュちゃんの優しさや温もりを知ることができた。そう考えると……
あなた「……押してよかったのかなぁって……」ボソ
ランジュ「?何か言った?」
あなた「!う、ううん!なんでもない!」
ランジュ「ふーん……あ!そうだ!今日練習終わったら4人でご飯食べましょうよ!」
あなた「いいね!行こう!」
愛「やったー!ごはんだー!」
しずく「はっはっはっ♪」ブンブン
あなた「あ、ミアちゃんはいいの?」
ランジュ「ミアは最近どこかでアルバイトしてるみたい。〝本物〟に極意を教えてもらうだとかで」
あなた「?」
ランジュ「ま、気にしないでランジュたちは楽しみましょ!」ニッ
あなた「うん!!」ニコッ
同好会のみんなといる時間はとても楽しい。みんなかけがえのない存在だし、ずっと一緒にいたい。
……だけど、ランジュちゃんと過ごす時間もとても楽しくて……楽しいとは別に、居心地の良さも感じていた。まだ、どうしても不意に辛い思い出が溢れる時がある。でもそんな時にランジュちゃんがいると凄く心がぽかぽかする。
ランジュちゃんは私が落ち着くまでぎゅっと手を握っていてくれる。少し前まではこんなこと思いもしなかった。
ランジュちゃんの優しさや温もりを知ることができた。そう考えると……
あなた「……押してよかったのかなぁって……」ボソ
ランジュ「?何か言った?」
あなた「!う、ううん!なんでもない!」
ランジュ「ふーん……あ!そうだ!今日練習終わったら4人でご飯食べましょうよ!」
あなた「いいね!行こう!」
愛「やったー!ごはんだー!」
しずく「はっはっはっ♪」ブンブン
あなた「あ、ミアちゃんはいいの?」
ランジュ「ミアは最近どこかでアルバイトしてるみたい。〝本物〟に極意を教えてもらうだとかで」
あなた「?」
ランジュ「ま、気にしないでランジュたちは楽しみましょ!」ニッ
あなた「うん!!」ニコッ
964: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/05/16(日) 13:28:33.01 ID:chBqr2yD
完
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