コナミ「WRGPか」 ツァンディレ「このチーム大丈夫?…」【遊戯王5Dsタッグフォース】 前編
610: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 01:46:08.72 ID:uVXruDiH0
サティスファクションタウン
ブォオオーーーーーーーーーー!!!
キキキィィィーーー!
コナミ「ついた………」
ツァン「結構かかったね、もうお昼だよ」
コナミ「それならここで食って行こうか、さあ行こうぜ」ザッ
ツァン「何でこんなところに町が?荒野のど真ん中……」
コナミ「色々あんのさ」スタスタ
ツァン「サティスファクションタウン…満足町?」
コナミ「鬼柳ーー!鬼柳ーー!」
ガチャッ
鬼柳「おおコナミ、よく来たな待ってたぜ」
コナミ「おう、いきなり行くなんて言って悪かったな」
鬼柳「いいって、だいぶ復興進んだだろ、この町も」
615: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 01:50:55.37 ID:uVXruDiH0
ツァン「えっと…」
鬼柳「ん?お前は?」
コナミ「ああ、同じチームのツァンだ」
鬼柳「ああ、お前がそうか、俺は鬼柳京介、よろしくな」
ツァン「あ、うん、ボクはツァンディレ」
コナミ「鬼柳は昔のチームメイトなんだ」
ツァン「え?キミ、昔もチーム組んでたの?」
コナミ「ああ、まあな」
鬼柳「とにかく、家の中に案内するぜ、ここじゃ満足に話はできないだろ」スタスタ
コナミ「そうだな」
スタスタ
バタンッ
617: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 01:56:04.10 ID:uVXruDiH0
……………………………………………………………
ニコ「どうぞ、満足茶です」スッ
ツァン「あ、ありがとう」
鬼柳「すまねえなニコ」
ニコ「いいですよ、ふふ」
ウエスト「あ、コナミにいちゃん!久しぶり!」
コナミ「よーう、元気そうで何よりだ、親父さんは?」
ウエスト「今は仕事に行ってるよ」
コナミ「そうか」
鬼柳「この町は活気に満ち溢れてるぜ、ロットンがいた頃とはまるで違う」
コナミ「いいじゃねーか、みんな満足そうだしな」
鬼柳「ああ、俺も満足だ」ズズー………
コナミ「………」
625: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 02:01:54.62 ID:uVXruDiH0
鬼柳「……………ふう、それで、話ってのは?」
コナミ「ああ、連絡した時も言ったけど、これだよ」パッ
鬼柳「………これは…WRGP?」
コナミ「ああ、知ってるか?」
ウエスト「あ!これ知ってる!ネオドミノシティで開かれるライディング・デュエルの大会でしょ!」
コナミ「そうだ、この町にもポスターが来てるはずだぜ」
鬼柳「確かにな、見た事がある」
ニコ「CMとかでも見ますよね」
鬼柳「それで?」
コナミ「鬼柳………俺、ツァンと共に…………チームになって大会に出ないか?」
鬼柳「…………………」
ウエスト「え!すごい、鬼柳にいちゃんWRGPに出るの?」
ツァン(このお茶………ただのお茶じゃない?満足茶ってなに……?)ズズー…
630: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 02:07:32.77 ID:uVXruDiH0
鬼柳「……………くくく……」
鬼柳「…………面白い話だな…だが…」
コナミ「ダメか?」
鬼柳「大体………お前、遊星達はどうしたよ?」
コナミ「遊星達は別にチームを組んじまったんだ、ライバルになるな」
ウエスト「優勝チームには最高の名誉と賞金だって、いいなー!」
ツァン「……………熱………………」ズズッ………
コナミ「鬼柳、頼む!俺の知り合いで………強い奴なんて………他にはいないんだよ!」
鬼柳「だがな……………俺はこいつらを」
ウエスト「気にしないでよ鬼柳にいちゃん!」
ニコ「私達なら留守番くらいできますよ」
鬼柳「……………」
コナミ「そう、ついでにお前が頑張れば、サティスファクションタウンの宣伝にもなるんじゃないか?」
633: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 02:13:01.31 ID:uVXruDiH0
鬼柳「……………」
ツァン「………」
コナミ「……………鬼柳、WRGPで満足してやろうぜ!」
鬼柳「………………………へ、満足か………」
鬼柳「…よし、やってやろーじゃねーか!サティスファクションタウンを世界中に知らしめてやる!」
ウエスト「すげー!」
コナミ「やった!鬼柳、出てくれるんだな!」
鬼柳「ああ、久しぶりに燃えてきたぜ」
ニコ「頑張ってください鬼柳さん!」
ウエスト「絶対応援に行くから!」
コナミ「これで三人………!最低ラインを超えた……!良かった」
ツァン「この人が…」
鬼柳「それでコナミ、WRGPってのはどういうルールなんだ?」
コナミ「ああ、ポスターの裏面に詳しく書いてあるぜ」ペラッ
636: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 02:19:37.90 ID:uVXruDiH0
WRGPルール
3人1チームで出場する団体戦
D・ホイールのオートパイロットモードがカットされる。
チームは32チーム。予選は8つのブロックに分けられ、4チームでリーグ戦を行う。本戦のトーナメントに進めるのは予選上位2チーム、合計8チームになる。
デュエルに敗北した走者は必ずスタート地点に戻らなければならない。走者がD・ホイールの故障やケガに遭った場合でも、メンバーが手助けするために触れたりした場合は「棄権(チームの失格)」となる。
また、それまでにスタート地点に戻らない場合、勝利したチームは1周ごとにスピードカウンターを1つ増やし(最大12まで)、その後は1周経過するごとに敗北したチームのスピードカウンターが1つ減る。
これが0になった場合でも「棄権」となる。
相手ターンが終了した場合、自分がドローする前までなら後継プレイヤーにバトンタッチが可能。この際フィールド上のカード、スピードカウンターを継承し、LP4000にリセットしてスタートされる。
プレイヤーが敗北した場合でも、そのターンのエンドフェイズまでは処理が続行される。
常に先鋒→中堅→大将の順でバトンタッチが行われる。ライフを残した状態でバトンタッチしても、ゲームに再度参加することはできない。
バトンタッチすると墓地は共有されなくなり、墓地のカードや除外されたカードがない状態でスタートする。ただし、前のプレイヤーが残したカードは、墓地へ送られると現在の走者の墓地へ送られる。
第2戦以降は先攻1ターン目の概念が存在せず、最初のターンからスピードカウンターが貯まり、バトルフェイズを行うことも可能。
コナミ「………と、こんなところか」
鬼柳「なるほどな、団体戦……チームが大切になってくるわけか」
コナミ「そうだな」
ツァン「順番もよく考えなきゃね」
638: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 02:24:38.93 ID:uVXruDiH0
鬼柳「……つまり……仲間は強い方がいい………」
コナミ「ああ!、だから鬼柳に頼むんだ」
鬼柳「へ、おだてるなよ…………コナミはまあいいさ、お前が結構やる事は知ってる」
鬼柳「それよりも俺が心配なのはな………」チラッ
ツァン「む?……何よ」
鬼柳「ツァンだったな、お前、強いのか?」
ツァン「なに?…疑ってるわけ?」
鬼柳「当然だろ、チームを組もうってんだからな」
ツァン「ボクにとってはアンタの方が疑わしいんだけど?」
鬼柳「…………………へ」
コナミ「……ピリピリしてきたな」
ニコ「な、仲良くしましょうよ」
644: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 02:28:48.38 ID:uVXruDiH0
鬼柳「……」ザッ
ツァン「!な、なに?やるっての」サッ
コナミ「鬼柳、どうした?」
鬼柳「ツァン…デュエルだ、それが一番分かりやすいだろ?」
ツァン「あ……デュエルね…」
ウエスト「あ!鬼柳にいちゃんデュエルすんの?見たいー!」
コナミ「なるほどな………相手の事を知りたいならデュエルか」
ツァン「……」
鬼柳「表にでよう…………………どうした?怖気付いたか?」ザッ
ツァン「誰が、やってやろうじゃない」スッ
コナミ「おお……二人ともやる気だ」
ニコ「鬼柳さん…」
……………………………………
648: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 02:33:37.48 ID:uVXruDiH0
ヒュオオォォォォォオ…………………
カサッ…………………カサッ…………………
鬼柳「…………」カシャ
ツァン「……」カシャ
コナミ「…………………なあ、あの………よく西部劇とかで風に流されるモジャモジャなんなの?」
ニコ「……ええと……たしかタンブルウィードって言ったような気がします」
コナミ「へー……」
ウエスト「鬼柳にいちゃん!頑張れ!」
鬼柳「ああ、任せな」
コナミ「ツァンも頑張れよー!」
ツァン「手加減しないよ!」
鬼柳「おもしれえ……こいよ」
「「デュエル!!」」
649: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 02:40:21.12 ID:uVXruDiH0
ツァン「先行はボクだよ、ドロー!」シュッ 手札6
ツァン「紫煙の狼煙発動!」バッ
《紫炎の狼煙/Shien's Smoke Signal》 †
通常魔法
自分のデッキからレベル3以下の「六武衆」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
ツァン「真六武衆ーカゲキを手札に加えそのまま召喚!」バッ
《真六武衆-カゲキ/Legendary Six Samurai - Kageki》 †
効果モンスター
星3/風属性/戦士族/攻 200/守2000
このカードが召喚に成功した時、手札からレベル4以下の
「六武衆」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。
自分フィールド上に「真六武衆-カゲキ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが表側表示で存在する限り、
このカードの攻撃力は1500ポイントアップする。
カゲキ「ぬん!」
ツァン「カゲキの効果を発動!手札から六武衆の影武者を特殊召喚!」バッ
《六武衆の影武者/Kagemusha of the Six Samurai》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/地属性/戦士族/攻 400/守1800
自分フィールド上に表側表示で存在する「六武衆」と名のついたモンスター1体が
魔法・罠・効果モンスターの効果の対象になった時、
その効果の対象をフィールド上に表側表示で存在するこのカードに移し替える事ができる。
影武者「…」
コナミ「一ターン目からチューナーと非チューナーを揃えた!」
鬼柳「くるか…………」
ツァン「☆3のカゲキに☆2の影武者をチューニング!」バッ
☆3+☆2=☆5 カッ!
ツァン「シンクロ召喚!真六武衆ーシエン!」バッ
《真六武衆-シエン/Legendary Six Samurai - Shi En》 †
シンクロ・効果モンスター(制限カード)
星5/闇属性/戦士族/攻2500/守1400
戦士族チューナー+チューナー以外の「六武衆」と名のついたモンスター1体以上
1ターンに1度、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動する事ができる。
その発動を無効にし破壊する。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊する事ができる。
653: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 02:47:29.63 ID:uVXruDiH0
シエン「クハハハハ……!」
鬼柳「ほお…………」
ツァン「へへーん、カードを二枚セットしてターンエンド!」バッ 手札2
コナミ「ツァンの切り札か…」
ウエスト「かっこいいなー」
鬼柳「俺のターン!」シュッ 手札6
鬼柳「俺はモンスターをセット」バンッ
鬼柳「さらにカードを3枚セットしてターンエンド」バシッ 手札2
ツァン「ふふ…守備固め?それで勝てるの?」
鬼柳「まあな…お前のターンだ」
ツァン「ボクのターン!」シュッ 手札3
鬼柳「トラップ発動、因果切断」カチッ
《因果切断/Karma Cut》 †
通常罠
手札を1枚捨てて発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択してゲームから除外する。
この効果によって除外したモンスターと同名のカードが相手の墓地に存在する場合、
さらにその同名カードを全てゲームから除外する。
655: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 02:58:12.10 ID:uVXruDiH0
コナミ「なんだ!?」
鬼柳「手札を一枚捨て、お前のフィールドのモンスターを一体ゲームから除外する」手札シュッ
ツァン「シエンを潰す気?させないよ、シエンの効果を発動!一ターンに一度相手の魔法トラップを無効にする!」バッ
シエン「ハアァーー!」ズバッ!
鬼柳「なに?」
コナミ「トラップが無効に……!」
ツァン「ざーんねん、甘いよ、永続魔法、六武衆の結束を発動!」バッ
《六武衆の結束/Six Samurai United》 †
永続魔法
「六武衆」と名のついたモンスターが召喚・特殊召喚される度に、
このカードに武士道カウンターを1つ置く(最大2つまで)。
また、武士道カウンターが乗っているこのカードを墓地へ送る事で、
このカードに乗っていた武士道カウンターの数だけデッキからカードをドローする。
鬼柳「トラップ発動、サンダー・ブレイク」カチッ
《サンダー・ブレイク/Raigeki Break》 †
通常罠
手札を1枚捨て、フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
選択したカードを破壊する。
ツァン「え?!」
鬼柳「俺の手札を一枚捨て、お前のシエンを破壊する」シュッ 手札0
コナミ「また除去にきた!」
ツァン「何としてもってわけ!?トラップ発動!六尺瓊勾玉!」カチッ
《六尺瓊勾玉/Musakani Magatama》 †
カウンター罠
自分フィールド上に「六武衆」と名のついたモンスターが
表側表示で存在する場合のみ発動する事ができる。
相手が発動した、
カードを破壊する効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。
659: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 03:03:34.16 ID:uVXruDiH0
パキィーーーーーン!
ツァン「相手の破壊効果を無効にする!」
ウエスト「また防がれたー!」
コナミ「流石だなツァン……」
ツァン「ボクを甘く見たね、六武衆ーヤリザを召喚!」バッ
《六武衆-ヤリザ/The Six Samurai - Yariza》 †
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1000/守 500
自分フィールド上に「六武衆-ヤリザ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊できる。
ヤリザ「ははははー!初陣でござる!」
コナミ「違うだろ」
鬼柳「トラップ発動、インフェルニティ・ブレイク」カチッ
《インフェルニティ・ブレイク/Infernity Break》 †
通常罠
自分の手札が0枚の場合に発動できる。
自分の墓地の「インフェルニティ」と名のついた
カード1枚を選択してゲームから除外し、
相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
ツァン「ええ!?」
664: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 03:08:47.22 ID:uVXruDiH0
鬼柳「手札0の時、墓地のインフェルニティを一枚除外し、お前のカードを一枚破壊する」
鬼柳「俺は墓地のインフェルニティ・ドワーフを除外」スッ
バリリリリリリーーーーーー!!!
シエン「ぬううううぅ……!?」
コナミ「三たび潰しにきやがったーー!」
ツァン「く……!シエンの効果を発動!ヤリザを身代わりに破壊を無効にする!」バッ
ヤリザ「なああああああぁああぁあ!!?」ドオオォオーーーーン!
コナミ「し、しかしシエンは潰せない………!」
ツァン「あ…………危な……………」
鬼柳「ち………………」
ツァン「しつこいね…でもこれでキミの手札は0!無理が祟ったね!」
鬼柳「…………」
ウエスト「来た………来た……」
ツァン「シエンでセットモンスターを攻撃!」バッ
667: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 03:13:15.12 ID:uVXruDiH0
シエン「しぇああああーーー!」ズバアッ!! 攻2500
ガキィイイイーーーーン!
コナミ「!ぬ?」
ニコ「これは……?」
ツァン「え…嘘!シエンで倒せないモンスター…?」
シエン「ぐう…………?」
インフェルニティ・ガーディアン「………」
鬼柳「手札0の時、インフェルニティ・ガーディアンは無敵の壁になる」
《インフェルニティ・ガーディアン/Infernity Guardian》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1200/守1700
自分の手札が0枚の場合、フィールド上に表側表示で存在する
このカードは戦闘及びカードの効果では破壊されない。
コナミ「鬼柳の守備モンスターは無敵の壁か………!」
ウエスト「でたー!ハンドレスコンボ!」
ツァン「手札0の時って……………そのためにじゃあ!?」
鬼柳「俺のデッキは手札0でこそ真価を発揮する」
ツァン「………そんなモンスターが………」
671: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 03:20:13.75 ID:uVXruDiH0
ツァン「く…………どうしよう……」手札1
ツァン(六武衆の結束のカウンターは1………まだ使いたくない……でも破壊されるかも………いや、手札は0………大丈夫!)
ツァン「ターンエンド!」手札1
鬼柳「俺のターン!」シュッ 手札1
鬼柳「俺はインフェルニティ・デーモンを特殊召喚!」バッ
《インフェルニティ・デーモン/Infernity Archfiend》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守1200
自分の手札が0枚の場合にこのカードをドローした時、
このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
また、このカードが特殊召喚に成功した時、自分の手札が0枚の場合、
デッキから「インフェルニティ」と名のついたカード1枚を
手札に加える事ができる。
デーモン「ウォオオオオオ…………」
ツァン「特殊召喚!?」
鬼柳「インフェルニティ・デーモンは手札0でドローされた時、特殊召喚ができる」
鬼柳「さらに、手札0でこいつが特殊召喚された時、デッキからインフェルニティと名のついたカードを一枚、手札に加える事ができる」シャッ
鬼柳「俺はインフェルニティ・ネクロマンサーを手札に加えそのまま召喚!」バッ
《インフェルニティ・ネクロマンサー/Infernity Necromancer》 †
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻 0/守2000
このカードは召喚に成功した時、守備表示になる。
また、自分の手札が0枚の場合、このカードは以下の効果を得る。
1ターンに1度、自分の墓地から「インフェルニティ・ネクロマンサー」以外の
「インフェルニティ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。
ネクロマンサー「ひひ」守2000
鬼柳「こいつは召喚時守備表示になる」
726: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 21:09:12.25 ID:uVXruDiH0
鬼柳「そしてネクロマンサーの効果を発動、手札0の時、墓地のインフェルニティを蘇生する」
鬼柳「俺は墓地のインフェルニティ・ビートルを蘇生」バッ
《インフェルニティ・ビートル/Infernity Beetle》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/昆虫族/攻1200/守 0
自分の手札が0枚の場合、このカードをリリースする事で、
デッキから「インフェルニティ・ビートル」を2体まで特殊召喚する。
ビートル「ブーーーーーン」
鬼柳「インフェルニティ・ビートルの効果発動、このモンスターをリリースしてデッキから同名カードを2体まで特殊召喚できる」スッ
ビートル「プーーーーーン」シュゥン!
ビートル×2「プーーーーーン」バッ
コナミ「カブトムシが増えやがった」
ツァン「ちょ、ちょっと…………何で手札1枚からフィールドにモンスターが埋め尽くされるわけ!?」
鬼柳「これがハンドレスコンボだ、満足させてくれよ」
ウエスト「いいぞ鬼柳にいちゃんー!」
728: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 21:16:57.21 ID:uVXruDiH0
ツァン「く………だけどどのモンスターもシエンを超えられないじゃん!」
鬼柳「インフェルニティ・ビートルはチューナーモンスターだ、俺は☆4のインフェルニティ・デーモンと☆3のインフェルニティ・ネクロマンサーに☆2のインフェルニティ・ビートルをチューニング!」バッ
☆4+☆3+☆2=☆9カッ
コナミ「☆9のシンクロ召喚か!」
鬼柳「シンクロ召喚、ミスト・ウォーム!」バッ
《ミスト・ウォーム/Mist Wurm》 †
シンクロ・効果モンスター
星9/風属性/雷族/攻2500/守1500
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
相手フィールド上のカードを3枚まで選択して持ち主の手札に戻す。
ミスト・ウォーム「アァアーーームォオオオーーーーーーー」
ツァン「うわ………!」
ウエスト「なんだあれー!?」
鬼柳「ミスト・ウォームのシンクロ召喚時、お前のフィールドのカードを3枚まで手札に戻す」
ツァン「三枚も!てか全部じゃん!」
コナミ「シエンと結束とリバースカードか…………決まったか?」
738: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 21:25:57.67 ID:uVXruDiH0
ウエスト「鬼柳にいちゃんのフィールドのミスト・ウォームが攻撃力2500、ガーディアンが1200、ビートルが1200、合計は4900だ!」
鬼柳「………くく、こんなもんで満足か?」
ミストウォーム「シャーーー~!!!」キュオオォォ!
ツァン「くうううぅうう………!トラップカード、六武衆推参!を発動!」カチッ
《六武衆推参!/Return of the Six Samurai》 †
通常罠
自分の墓地の「六武衆」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズ時に破壊される。
コナミ「ちゃんと「!」まで言うとは、流石だ」
ツァン「墓地の六武衆を一体蘇生する、よろしく影武者!」バッ
《六武衆の影武者/Kagemusha of the Six Samurai》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/地属性/戦士族/攻 400/守1800
自分フィールド上に表側表示で存在する「六武衆」と名のついたモンスター1体が
魔法・罠・効果モンスターの効果の対象になった時、
その効果の対象をフィールド上に表側表示で存在するこのカードに移し替える事ができる。
影武者「…………」守1800
ヒュンヒュンッ!
ツァン「くっ………シエンがエクストラデッキに、結束が手札に戻ってきちゃった……」スッ 手札2
742: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 21:32:33.11 ID:uVXruDiH0
鬼柳「………壁モンスターを残したか、俺はインフェルニティ・ガーディアンを攻撃表示に変更」シュッ
鬼柳「ミスト・ウォームで六武衆の影武者を攻撃!」バッ
ウォーム「シャッハーーーーー!!」ドバーン!
影武者「ぐっへ」ザザァアン
ツァン「うぅ…………!」
鬼柳「さらに、インフェルニティ・ビートルとガーディアンでダイレクトアタック!」バッ
ビートル「ブーーーン!」攻1200
ガーディアン「ガハハハーーーーー」攻1200
ツァン「うううぅあああ………!」LP4000→1600 ズザアアァ!!
コナミ「鬼柳、流石だ…………さっきから俺流石としか言ってないな」
ウエスト「いいぞーーー!」
ニコ「ツァンさんも頑張って!」
ツァン「くっそおお………………」
鬼柳「くく………………ターンエンド」手札0
743: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 21:42:42.02 ID:uVXruDiH0
ツァン「ボクのターン、ドロー!」シュッ 手札3
鬼柳「手札三枚で、この状況を変えられるか?俺なら手札0でもできるぜ」
コナミ(そりゃお前とツァンはデッキが違うから………)
ツァン「……ち、ちょっとはやるみたいだけど、ボクだってここで終わらないよ」
ツァン「六武衆の結束を再発動!」バッ
《六武衆の結束/Six Samurai United》 †
永続魔法
「六武衆」と名のついたモンスターが召喚・特殊召喚される度に、
このカードに武士道カウンターを1つ置く(最大2つまで)。
また、武士道カウンターが乗っているこのカードを墓地へ送る事で、
このカードに乗っていた武士道カウンターの数だけデッキからカードをドローする。
ツァン「そして、六武衆のご隠居を特殊召喚!」バッ
《六武衆のご隠居/Elder of the Six Samurai》 †
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻 400/守 0
相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
ご隠居「………寝み…」守0
ツァン「このモンスターは相手にだけモンスターが存在している時、手札から特殊召喚ができる」
鬼柳「……」
ツァン「さらに、六武衆の師範を特殊召喚!」バッ
《六武衆の師範
/Grandmaster of the Six Samurai》 †
効果モンスター
星5/地属性/戦士族/攻2100/守 800
自分フィールド上に「六武衆」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
このカードが相手のカードの効果によって破壊された時、
自分の墓地の「六武衆」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える。
「六武衆の師範」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。
師範「かああぁ………!」
745: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 21:51:01.03 ID:uVXruDiH0
コナミ「また特殊召喚か」
ツァン「このモンスターは自分フィールドに六武衆がいる時、特殊召喚できる」
ツァン「ここで六武衆の結束の効果を発動!六武衆が召喚、特殊召喚されるたびに武士道カウンターがこのカードに乗る、最高二個で現在二個」
ツァン「六武衆の結束を墓地に送る事で、乗っていたカウンターの数だけドローする!」シュッ 手札2
ウエスト「手札が尽きないねー」
ツァン「六武衆の御霊代を召喚!」バッ
《六武衆の御霊代/Spirit of the Six Samurai》 †
ユニオンモンスター
星3/地属性/戦士族/攻 500/守 500
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に装備カード扱いとして
自分フィールド上の「六武衆」と名のついたモンスターに装備、
または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚できる。
この効果で装備カード扱いになっている場合のみ、
装備モンスターの攻撃力・守備力は500ポイントアップする。
装備モンスターが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
自分はデッキからカードを1枚ドローする。
(1体のモンスターが装備できるユニオンは1枚まで。
装備モンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。)
御霊代「………」
鬼柳「………なんだ?」
ツァン「御霊代は場の六武衆に装備する事ができる、師範に御霊代を装備!」バッ
ガシャアーーーン!
師範「うおおおお…………」攻2100→2600
コナミ「ミスト・ウォームを超えた!」
747: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 21:59:46.92 ID:uVXruDiH0
ツァン「装備モンスターの攻守は500Pアップする、そして真六武衆ーキザンを特殊召喚!」バッ
《真六武衆-キザン/Legendary Six Samurai - Kizan》 †
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1800/守 500
自分フィールド上に「真六武衆-キザン」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
自分フィールド上にこのカード以外の「六武衆」と名のついた
モンスターが表側表示で2体以上存在する場合、
このカードの攻撃力・守備力は300ポイントアップする。
キザン「………ヤリザのクソ野郎………覚えてやがれ………」ブツブツ
ツァン「………このモンスターは自分の場に六武衆がいる時、特殊召喚ができる、さらに、二体以上いる時、攻守を300Pアップさせる」
キザン「……………どうやって暗殺してやるか………」攻180→2100 ブツブツ
コナミ「つ、ツァンのフィールドがえらい事に」
鬼柳「………やるじゃないか」
ツァン「ふふ、見た?今度はボクの番よ、師範でミスト・ウォームを攻撃!」バッ!
師範「キエエェェエーーーー!!」シュバッ 攻2600
ミスト「グハ…………」攻2500
鬼柳「……」LP4000→3900
748: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 22:08:03.32 ID:uVXruDiH0
ツァン「よし、装備カードの御霊代の効果発動、装備モンスターが相手モンスターを破壊した時、一枚ドローできる!」シュッ手札1
ツァン「まだまだ、キザンでインフェルニティ・ネクロマンサーを攻撃!」バッ!
キザン「……………………ハーーーー!!!」ズバッ 攻2100
ネクロマンサー「グフ………」守2000
キザン「へ……………この調子でヤリザも……」ブツブツ
ツァン(ボクの知らないところでデッキ内で喧嘩が発生してるみたい………)
コナミ(ブツブツ言ってるあいつも精霊か…………)
ツァン「ビートルを残しておくのは危険かな、速攻魔法、六武衆の荒行を発動!」
《六武衆の荒行/Asceticism of the Six Samurai》 †
速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターと同じ攻撃力を持つ、
同名カード以外の「六武衆」と名のついたモンスター1体を自分のデッキから特殊召喚する。
このターンのエンドフェイズ時、選択したモンスターを破壊する。
750: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 22:15:59.05 ID:uVXruDiH0
コナミ「どんどん行くな………」
ツァン「フィールドの六武衆と同じ攻撃力の六武衆をデッキから特殊召喚できる、キザンの攻撃力、2100と同じ攻撃力の六武衆の師範を特殊召喚!」バッ!
師範「うぉおおぉ……」攻2100 シュバッ
コナミ「師範が二体も……」
ツァン「追撃だよ!師範でインフェルニティ・ビートルを攻撃!」バッ!
師範「キエエェェエーーーー!」シュバッ
ビートル「ブーーーーン!?」攻1200 パックリ
鬼柳「く……………!」LP3900→3000
ツァン「残るガーディアン……あれは倒せないな……ターンエンド!」
ツァン「エンドフェイズ、六武衆の荒行で特殊召喚された師範は破壊される」
師範「…………」シューーーン
コナミ「今度はツァンのフィールドがモンスターだらけだな……師範とキザンとご隠居と装備されてる御霊代か……」
鬼柳「おもしれえ………満足しがいがある」
753: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 22:22:11.15 ID:uVXruDiH0
ツァン「へーん、なにが満足よ、アンタに勝ち目があるの?そのガーディアンだっていつまでもつか分からないよ?」
鬼柳「ああ…………俺のドロー次第じゃ決定するな、俺の勝利……」
ツァン「え?……」
コナミ「手札0でも余裕だな鬼柳…………逆転のカードを引けるか?」
ウエスト「鬼柳にいちゃんなら大丈夫!サティスファクションのリーダーだもん!」
ツァン「………………」
鬼柳「見せてやる……ドロー!」シュッ
コナミ「……!」
ツァン「…………」
鬼柳「…………………ははははは」
コナミ「?どうした鬼柳!」
ツァン「まさか…?」
鬼柳「悪いな…………俺が引いたのは、インフェルニティ・デストロイヤー」スッ
757: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 22:28:14.21 ID:uVXruDiH0
鬼柳「ガーディアンをリリースし、アドバンス召喚!」
ツァン「鉄壁のガーディアンをリリース?どうなって………」
コナミ「ツァン、聞けツァン」
ツァン「ん?何よ」
コナミ「インフェルニティ・デストロイヤーは手札0で相手モンスターを破壊した時、1600Pのダメージを与える効果があるんだ」
《インフェルニティ・デストロイヤー/Infernity Destroyer》 †
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2300/守1000
自分の手札が0枚の場合、
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
相手ライフに1600ポイントダメージを与える。
デストロイヤー「うううおおおお」
ツァン「………………」LP1600
ツァン「……………うそ」
コナミ「本当」
鬼柳「満足しろよ、インフェルニティ・デストロイヤーで六武衆のご隠居を攻撃!」バッ!
758: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 22:33:59.83 ID:uVXruDiH0
ドオオォオーーーーン!!
ツァン「ええぇえーーーーーーー!!!?不完全燃焼ーー!」LP1600→0ピーーー
鬼柳「ふ、いい満足だった」カシャッ
ウエスト「鬼柳にいちゃんがかったーーーー!」
ツァン「くっそー…………ぉおおお……満足の使い方最後の方おかしかったし……!……」ガクッ
コナミ「………ツァン」スタスタ
コナミ「…………こういうことも……………ある!」ぽんっ
ツァン「…………ううう………」
コナミ「正直紙一重だった」
ツァン「……………」
鬼柳「おい、ツァン」スタスタ
ツァン「……………なに?」
鬼柳「お前が強いことはわかったよ、これから、よろしくな」スッ
ツァン「あ……………く………ま、まあ、鬼柳もなかなかやるじゃない、よろしくね」ギュッ
コナミ「仲直りか………良かった」
782: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/16(金) 01:53:11.85 ID:1aOjGE4z0
………………………
コナミ「さて、晴れてチームとなった俺たちだ」
鬼柳「ああ」
ツァン「仕方ないから出てあげるよ」
コナミ「俺たちならいけるぜ」
ツァン「甘いって………WRGPって世界中のプロチームが出場するんだよ?」
鬼柳「プロか………面白えじゃねーか」
ウエスト「いけるよ、新生チームサティスファクションなら!」
コナミ「新生サティスファクションか………」
鬼柳「いい名前だな」
ツァン「…………………え!?ちょ、それチーム名にする気!?」
ウエスト「いいと思うけど」
ツァン「えー、やめてくれない………」
783: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/16(金) 01:58:56.14 ID:1aOjGE4z0
鬼柳「あ、そうだ、ツァン、お前に渡したいものがあるんだ」
ツァン「なによ?」
鬼柳「満足ジャケットだ、受け取ってくれ」スッ
ツァン「満足………ジャケ…………ット」サッ
ツァン「なに…………?これ」
コナミ「新しく作ったのか」
鬼柳「ああ、この町で流行らせようと思ってよ」
ツァン「だ、だっさーーー、なにこれ!」
コナミ「ダサいとかいうなって、着てみ、気にいるかも」
ツァン「拒否っ!」サッ
鬼柳「おいおい、このジャケット俺たちのトレードマークにしようと思ってんだけどな」
ツァン「!!?や、やめなさいよっ!絶対嫌だから!そうするってんならボクはチームを降りる!」
コナミ「この嫌われよう………鬼柳、このジャケットダメだわ」
鬼柳「何だよ………ちっ…」スッ
785: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/16(金) 02:03:35.55 ID:1aOjGE4z0
セルジオ「あ、鬼柳さん、コナミさん、こんにちは」スタスタ
コナミ「あ、おっさん元気そうだな」
鬼柳「仕事は終わりかい?」
セルジオ「はい、今日のところは」
ウエスト「おかえり父ちゃん!」
ニコ「今日はもう太陽も沈みますし、みなさん泊まっていったらどうですか?」
コナミ「あ、いいの?」
ニコ「ええ、どうぞ」
コナミ「じゃあ、そうさせてもらおうかな」
鬼柳「そうだな」
ツァン「えー、でもボク……」
コナミ「どうした?」
ツァン「いや、親が門限に厳しくてさ、破ると怒られるんだ」
鬼柳「そうなのか」
786: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/16(金) 02:09:10.07 ID:1aOjGE4z0
ツァン「うー、今から帰ればギリギリ……」
コナミ「でもな、その頃には真っ暗だぜ?帰って危険だと思うが」
ツァン「………一応連絡とってみるね」ピッピッ
プルルルルルルルル……………
コナミ「学生は大変だなー……親も子が可愛いんだろうが……」
鬼柳「俺たちは親の顔知らねえもんな」
コナミ「マーサしか思いつかねえわ」
鬼柳「俺もだ、あの孤児院懐かしいぜ」
コナミ「たまにいってみろ、マーサ喜ぶぞ」
鬼柳「ああ」
………………
ツァン「ふー」ピッ
コナミ「どうだった?」
ツァン「なんかお父さん、今日は家に帰らないらしいんだ、だから門限破っても黙っててくれるってさ」
コナミ「母親か?」
ツァン「うん、お母さんは厳しくないから」
788: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/16(金) 02:14:45.54 ID:1aOjGE4z0
ニコ「なら泊まっていってくださいよ、料理も作っちゃいましたし」
ツァン「あ、それなら………お願いします」
セルジオ「ゆっくりして行ってくださいね」
コナミ「あーーー、ふかふかソファー落ち着くー」モフモフ
ツァン「ちょ、場所取りすぎ!」
鬼柳「俺達が座れねえだろうが」
ウエスト「コナミにいちゃん、俺ともデュエルしようよー!」
コナミ「いいぞ、あとでなー」モフモフ
鬼柳「時間ができたし、WRGPに向けての作戦会議でもやろうぜ」
ツァン「鬼柳………結構のりのりだね」
鬼柳「祭りは楽しむものだからな、だがサティスファクションタウンの宣伝も忘れねえぞ」
鬼柳「ニコ、パソコン借りるぜ」
ニコ「どうぞ」
789: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/16(金) 02:22:47.87 ID:1aOjGE4z0
………………
鬼柳「……はるほどな」カタカタカタ……
コナミ「どうした」ヌッ
鬼柳「俺たちみたいな奴らがWRGPに出ようと思っても、やっぱりそう簡単にはいかないみたいだな」
ツァン「どういうこと?」
鬼柳「チームユニコーン……こういう有名なプロチームは推薦をもらってるから一発で予選に行ける」
鬼柳「だが俺たちは無名だ、篩いにかけられる」
コナミ「チームユニコーン?ツァン、知ってるか?」
ツァン「知ってるよ、WRGPでも優勝候補って言われてるじゃん、テレビでもマンダムのCMに出演してるし」
コナミ「oh………マンダム……」
鬼柳「話しを戻すぞ、具体的には二週間後に選考会が行われるんだ、そこで認められなきゃならない」カタカタカタ
コナミ「まじか…………みんな出たがるんだなー」
ツァン「選考会って、何するの?」
鬼柳「分からねえ、場所はネオドミノシティスタジアムだ…」カタカタカタ……
791: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/16(金) 02:28:51.47 ID:1aOjGE4z0
ウエスト「みんな、風呂湧いたって、入っちゃいなよ!」
鬼柳「ああ」
コナミ「おっと、誰が入る?」
ツァン「ボク!あんた達の後なんかやだし!」
コナミ「ひどい言われようだな…」
鬼柳「この年代の女子ってのはこんなもんさ」
ニコ「あ、着替えどうぞ」サッ
ツァン「あ、ありがとう」スッ
スタスタ……
コナミ「……………そういう年頃?」
鬼柳「そういう年頃だ」
……………………………
792: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/16(金) 02:41:08.22 ID:1aOjGE4z0
風呂場
ツァン「ふぅ……………」チャポーーン
ツァン「あーー……………」(人の家に泊まるのって何気に初めてかも)
ツァン「WRGPかー…………まさか出ることになるなんてなー………」
ツァン「嫌ってわけじゃないけど…緊張するな………」
ツァン「………………コナミは…どうしてボクを誘ったのかな…?」
ツァン「………“お前が俺の知り合いで一番頼りになるんだ”……とか?」キリッ
ツァン「………………////////!!!!」ブクブクブク……
………………
鬼柳「なんか風呂場からブツブツ聞こえるぞ」
コナミ「ツァンが何か独り言言ってるのか?そういうのは聞こえないふりしてあげるのが優しさだ」
…………………
ツァン「///////……………」ブクブク………
ツァン「………ふう……体洗お…………」ザバッ
793: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/16(金) 02:47:38.72 ID:1aOjGE4z0
ザバアァーーーーーーー…………
ツァン「………」ゴシゴシ…
ツァン「…………………ん?」ムニ…
ツァン「…あー……………またちょっと成長してる……」
ヤリザ「ツァンどのは成長期でござるからな、そりゃ身長も胸も成長するでござるよ」
ツァン「それはわかるけどさー……」
ヤリザ「何か?」
ツァン「いや、同年代の子と比べても………ボク大きい気がするんだよね…」
ヤリザ「ほおー、左様でござるか」
ツァン「ちょっと恥ずかしいかな………っていうのもあるなあ………」
ヤリザ「いいじゃないでござるか、個性でござるよ」
ツァン「最近男子生徒がやらしい目でボクを…………………」
ヤリザ「……………………」
ツァン「…………………」
ヤリザ「…………………」
ツァン「……………………………ア……ン…タ……」
797: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/16(金) 02:56:25.87 ID:1aOjGE4z0
……………………………
勝手に風呂場まで入ってくるんじゃないわよーーーーー!!
鬼柳「!?な、何だよでかい声出して、どうしたツァンの奴」
コナミ「…………若いと突然叫びたくなるだろ、それじゃね?」
鬼柳「…………そうか?」
ニコ「わ、私見てきますね…」タッ
……………………………
ツァン「ま、まさか風呂場にまで侵入するなんて、アンタ…それでも武士!?」
ヤリザ「拙者は主を守るためにここにきたのでござる」
ツァン「う、うるさい!早く消えなさいよ!」サッ
ヤリザ「今頃隠されても………すでに見てしまったでござるよ」
ツァン「アンタァアアア…………!!!で、デッキからすぐに抜いてやる!」
ヤリザ「ん?な、なんと!?勘弁して欲しいでござる!」
ツァン「だったら今すぐデッキに帰れ!」ワーーー!
ヤリザ「御意っ!」シュンッ
799: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/16(金) 03:04:11.41 ID:1aOjGE4z0
ツァン「はー、はー、き、消えた………」
ツァン「あの●●侍………一ヶ月デッキから抜いてやる……!」
ニコ「あ、あの、ツァンさん、大丈夫ですか?」
ツァン「!あ、うんうん、大丈夫、ごめんね大声出して」
ニコ「いえいえ、ごゆっくり」
ツァン「はあー…………人の家で騒がしくしちゃった…………最悪」
……………………………
コナミ「ニコ、ツァンはどうだった?」
ニコ「問題はないそうです」
コナミ「そうか…」
……………………………
10分後
ツァン「……………でたよ」ホカホカ…
コナミ「あ、出たか」
鬼柳「じゃ、次は俺が入るぜ」スタスタ
ツァン「………」スタスタ……
コナミ「?おい、デッキ持ってどこ行くんだよ、外はもう暗いぞ」
ツァン「…………お仕置き」スタスタ
バタンッ
コナミ「…………?」
817: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/16(金) 22:22:40.77 ID:1aOjGE4z0
そして
深夜
ウエスト「………」スースー
ニコ「………」クー………
セルジオ「………zzzz」
鬼柳「……………マジかよ…トリシューラ制限復帰?……………満足してきたぜ…」カタカタ……
コナミ「おい鬼柳、そろそろ寝たらどうだ?明日きついぞ」
鬼柳「ああ………そうだな、寝るか」カチッ ウィーーーン…………
ツァン「……………」(何でボクがコナミに鬼柳と一緒に寝なきゃなんないの……?!)ドキドキ
コナミ「ツァンはもう寝ちまったから、起こさないようにな」
鬼柳「ああ………」モゾモゾ…
コナミ「………………」
鬼柳「……………zzz」
コナミ「……………zzzzzz」
ツァン(こいつら寝るの早っ!)
818: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/16(金) 22:27:52.25 ID:1aOjGE4z0
1時間後
鬼柳「……………zzzzzz」
コナミ「zzzz…………」
ツァン「………………zz」
ヤリザ(寒いでござる………中にいれてほしいでござる……!)カサカサッ
キザン「一生そこにいやがれ」
ヤリザ(貴様……!)ダンッ
鬼柳「………………zz」
コナミ「…………………ぅーーん……」ゴロッ
ツァン「………………zz…」
コナミ「…………zzzzzz」ギュッ
ツァン「………?……ふぁあ………何……?」
コナミ「……zzzzzz」ギュウゥゥウ…………
ツァン「…んー…?…………コナミ…………抱き付いて…………」
ツァン「………………!!!??」ドキーン!
822: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/16(金) 22:37:24.41 ID:1aOjGE4z0
ツァン「……な…………なぁあ………!」
コナミ「…………zz」ギュウゥ……
ツァン「だ、抱きしめ………ちょ………動けな……/////」
ツァン「強すぎ………ちょ………起きてんでしょ………」モゾモゾ
コナミ「zzz……」
ツァン「うぅう……ね……寝てる…………?/////」
ツァン「抱き枕じゃないっつの………!もうぅ…………!」モゾモゾ
コナミ「………zzzz」
ツァン「…………あ、あったかい………///」
ツァン「…………ぅうぅう…………////」ギュッ…
ヤリザ(見るでござるキザン!ツァン殿のピンチ!)
キザン「ほっとけばいいのだ、貴様はそこで凍え死ね…」
ヤリザ(死ねぬ……!制限入りするまでは………!)
824: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/16(金) 22:43:51.63 ID:1aOjGE4z0
次の日
ガチャッ
鬼柳「ふああああ………!今日も満足な朝だ…!」ぐぐ…
コナミ「ああ………雨じゃなくて良かった」ぐっ……
ツァン「………お、お早う」スタスタ
コナミ「ああツァン、よく眠れたか?」
ツァン「……………////あ、あんたらのいびきがうるさいから眠れなかったわよ!」プイッ
コナミ「マジに?済まなかった!」
鬼柳「自分では気付かないもんだな……悪い」
ツァン「……………////」
ヤリザ「ツァン殿………さ、寒かったでござる………許してくだされ……!」
ツァン「……………アンタ、もうふざけるんじゃないわよ?」
ヤリザ「もちろんでござる………!ふざけることなど……!」
ツァン「………ふう……仕方ない、許してあげるよ、罰として一週間コストだけどね」
ヤリザ「一週間………わ、分かったでござる………」
826: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/16(金) 22:48:47.57 ID:1aOjGE4z0
ニコ「鬼柳さん、シティに行くんですね?」
鬼柳「ああ、WRGPが終わるまでな、サティスファクションタウンを頼んだぞ」
セルジオ「任せてください、鬼柳さんも、優勝目指して頑張ってくださいね」
ウエスト「絶対応援行くからね!」
鬼柳「絶対に満足させてやるからな……待ってろ!」ぐっ
コナミ「鬼柳、そろそろ行こうぜ」ブウゥウゥゥウ…………
ツァン「早めに受付しないとね」ブウゥウゥゥウ…………
鬼柳「よし!チーム・newサティスファクション!行くぜ!」ブウゥウゥゥウ…………
ブオォォォーーーーーーーーーーーー!!!!!
ツァン「その名前は嫌だからね!」ブオォォォーーーーーーーーー!!!!!
コナミ「いやっふぉーーーーーーーー!!」ブオォーーーーーー!!!
……………………………………………………
835: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/16(金) 23:06:21.83 ID:1aOjGE4z0
ネオドミノシティ
ブオォォォーーーーーーーーーーーー!!!!!
コナミ「帰ってきたなー」
鬼柳「久しぶりのシティだぜ」
ツァン「長かったなー」
コナミ「これからどうする?」
ツァン「ボクは帰るね、なんかあったら呼んで」
コナミ「ああ、WRGP関連の事があったら呼ぶぞ」
ブオォォォーーーーーーーーーーーー!!!!!
鬼柳「さて………俺は……どうするかな、滞在する場所がねえや」
コナミ「ああ確かに………遊星のガレージに行けば?」
鬼柳「そうしたいが………今はライバルだからな……」
コナミ「俺の部屋は狭いしな……」
鬼柳「ま、金はあるし、その辺のホテルにでもいるさ」
コナミ「そうか、金あるのか」
鬼柳「急がねえと満席になっちまうかもしれねえ…じゃ、俺もここで分かれるぜ」
コナミ「そうか、登録は俺に任せろ、今から行ってくるぞ」
838: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/16(金) 23:12:48.35 ID:1aOjGE4z0
ブオォォォーーーーーーーーーーーー!!!!!
コナミ「………行ったか」
コナミ「さて………チーム登録はどこでやるんだ……?」ピッピッピッ
コナミ「………治安維持局か」
…………………………………………………………
治安維持局
ウィーーーン
コナミ「………」スタスタ
受付「…………!!」(またあの人きた!)
コナミ「あのー」
受付「な、なんですか?」
コナミ「WRGPのチーム登録をしたいんですけど」
受付「あ、ああ……それなら………この紙にご記入ください」カサッ
コナミ「了解、えーと……メンバーは………」サラサラ……
…………………………
コナミ「最後に……チーム名か……」
コナミ(チームサティスファクションはツァンが嫌だって言ったからな………)
コナミ「…………」サラサラサラ…
コナミ「これでお願いします」スッ
受付「分かりました……えー……チーム名は……チーム・満足でよろしいですね?」
845: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/16(金) 23:17:27.33 ID:1aOjGE4z0
コナミ「はい」
受付「………」(さっきチーム・太陽っていうのが来たし、流行ってるの?二文字)カタカタカタ……
受付「…………はい、登録完了しました」タッーン!
コナミ「ふう………間に合った」
受付「選考会が三日後正午にありますので、お忘れなきよう……」
コナミ「え?三日後?そんな早いのか……」
…………………………………………………………
外
コナミ「三日後………バイトは無いな…良かった」カチカチ…
ブウゥウゥゥウ…………
ブオォォォーーーーーーーーーーーー!!!!!
……………………………
カードショップKURUMIZAWA
キキイイィーーーー!!
846: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/16(金) 23:24:48.65 ID:1aOjGE4z0
カランカラン
コナミ「店長ー」スタスタ
店長「どうしたコナミ?」
コナミ「俺さ、WRGPに出るかもしれないんだよ」
店長「マジか?すごいな」
コナミ「もしそうなったら長期休暇を欲しいんだが」
店長「ああ……ま、分かったよ」
コナミ「サンキュー」
店長「今日はやっていけよ、たしかそろそろ交代の時間だよな」
コナミ「分かってるよ」
レイン「………にゃ」
三郎「にゃ」
……………………………
850: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/16(金) 23:35:10.50 ID:1aOjGE4z0
コナミ「今日も今日とて……暇だな……」
レイン「……アカデミアが夏季休暇に入ったから………来ると思うけど……」
コナミ「夏休み?そんな時期か……サティスファクションタウンが結構寒かったから忘れてた」
カランカラン
雪乃「コナミ、いるかしら?」
コナミ「いらっしゃーーい、あ、雪乃か」
雪乃「ふふ……あら?」すたすさ
雪乃「WRGPのポスター、どうしたのコナミ」カサッ
コナミ「俺が出場するんだよ」
雪乃「!そうなの、初耳だわ…」
レイン「………私も」
コナミ「せっかくの大会だからな」
雪乃「そうねえ………ライディング・デュエルだから私は出れないのよねえ………コナミと一緒に出たかったわ」
コナミ「危険だからな、応援頼むぜ」
852: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/16(金) 23:42:25.42 ID:1aOjGE4z0
コナミ「ま、三日後の選考会で選ばれないとだめなんだけどな」
雪乃「選考会……大変ね、チーム戦の様だけどメンバーは?チャンピオンとか?」
コナミ「いや、鬼柳って知ってるか?」
雪乃「えっと………ダークシグナーの?」
コナミ「もう違うけどな、そいつと一緒だ」
雪乃「………………………まあ、貴方が大丈夫っていうなら大丈夫なんでしょう…あと一人は?」
コナミ「ツァンだ」
雪乃「……………なんですって?」
コナミ「ツァンだよツァンディレ、友達だろ?」
雪乃「…………何故、ツァンさんが?」
コナミ「あいつDホイーラーじゃん、しかも結構強いし、いいかなと思って」
雪乃「………………そう…」
853: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/16(金) 23:48:12.16 ID:1aOjGE4z0
コナミ「……」
雪乃「……ねえ」
コナミ「ん?」
雪乃「お願いがあるのだけれど…」
コナミ「お願い?何か?」
………………………………………………………………
三日後
スタジアム
ワイワイガヤガヤ
コナミ「人が多いなー」
鬼柳「こりゃ倍率が厳しそうだ」
ツァン「選考会って……なにするのかな…?」ドキドキ
雪乃「デュエルじゃないかしら?やっぱり」
860: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/17(土) 00:01:45.35 ID:Nap3hIZ60
MC「お待たせいたしましたぁーーー!これより選考会を!始めるぞおぉーーーーー!!!」
ワアアァアァァアアーーーーーーー!!!!
コナミ「勝つのは俺たちだぁーーーーーーー!!」
鬼柳「満足させてくれよぉーーーーーー!!!」
ツァン「うるさいなー!もおー!」
雪乃「私までドキドキしてきたわ…ふふ」
ツァン「ボクもちょっと…………ていうか藤原さん」
雪乃「?」
ツァン「何でここにいるの?しかも何その格好……おへそ出しちゃって……」
雪乃「私、チーム・満足のイメージガールを引き受けたの、よろしくね、ふふ」
ツァン「い、イメージガール………?ていうか!チーム・満足って!?」
コナミ「俺たちのチーム名さ」ぐっ!
ツァン「ぎゃああーーーーーーーー!!」
866: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/17(土) 00:15:57.75 ID:Nap3hIZ60
MC「それでは呼ばれたチームはコースに集まってくれーーー!」
MC「チーム・太陽!チーム………………」
コナミ「俺達が呼ばれるには時間がありそうだな……」
鬼柳「ちょっと待つか……」
ツァン「ううぅ……………ボクが提案すれば良かった……!」
雪乃「どうやら……主催者側が用意したDホイーラーを倒すのが条件のようね……」
コナミ「そうなのか………強い奴なんだろうな……」
鬼柳「そういえば……遊星達は……?」
コナミ「あいつらは、チャンピオンとか元キングがいたからな………推薦されたんだろ」
鬼柳「そうか………」
………………………………
867: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/17(土) 00:24:36.85 ID:Nap3hIZ60
?「ひゃっはー!スカルフレイム!攻撃だぁーーーー!」バッ
ボオオォオオォオォオーーーーーーーーーーーー!!!!!
「ぎゃーーーーーー!!」LP0ピーーー
MC「おーっと!チーム・ローリング、敗北だぁーー!また今度会おうーー!」
コナミ「あのDホイーラーやるな………!」
鬼柳「ほとんどのチームが失格になってるぜ」
ツァン「そうだね……勝ち上がったのは…今のところチーム・太陽だけだよ」
雪乃「あの人、ライディング・デュエルを知り尽くしてるわね……」
鬼柳「へ、面白いじゃねーか」
MC「どんどんチームが減っているぞーー!出場目指して頑張ってくれぇーーーー!」
MC「続いてのチームは、チーム・満足!コースに来てくれーーーーーー!!!!」
コナミ「来た!俺たちだ!」
871: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/17(土) 00:34:16.50 ID:Nap3hIZ60
ブオオォオゥウゥウオォオオオ………!!
コナミ「来たぜーーーー!」
鬼柳「チーム・満足を覚えとけーーーー!!!」
ツァン「…………ううー………恥ず…………」
雪乃「ふふ」
MC「気合十分だなチーム・満足!対するは、炎のDホイーラー、炎城ムクロだぁぁ!!」
ムクロ「ヒャッハーーーーーー!!!」ブオォォォーーーーーーーーーーーー!!!!!
コナミ「来たか!」
鬼柳「てめえが相手か」
ムクロ「さあーー!三人の中から一人、選びな!そいつが俺の相手だぁ!!」
コナミ「一人、か…………」
ツァン「一人…………どうする?」
874: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/17(土) 00:39:03.62 ID:Nap3hIZ60
鬼柳「俺が行くか……」
コナミ「まてまて、俺が行こう」
ツァン「……………今回は、ボクはいいかな……」
ムクロ「……くくくくく」
ムクロ「もたもたしやがって!もういい!俺が決めるぜぇーーー!」
コナミ「は!?」
鬼柳「こいつ我慢できねえな!」
MC「おーーーっと!まさかの逆指名だ!炎城ムクローーーー!!」
コナミ「なにいい………………」
鬼柳「ち…」
ムクロ「俺の相手はぁ…………お前だぜぇーーーーーーー!!!」びっ!
コナミ「………………俺ですか!」
880: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/17(土) 00:44:55.65 ID:Nap3hIZ60
ムクロ「ついて来な赤帽子ーーーーー!!!」ブオォォォーーーーーーーーーーーー!!!!!
コナミ「へ、上等だ!」ブオォォォーーーーーーーーーーーー!!!!!
鬼柳「満足しろコナミーーーーー!」
ツァン「負けんじゃないわよ!」
雪乃「お姉さんも応援してるわ!」
ブオォォォーーーーーーーーーーーー!!!!!
MC「それではチーム・満足代表のコナミVS炎のDホイーラー炎城ムクロ!」
MC「ライディング・デュエル、アクセラレーーーション!!」
ブオォォォーーーーーーーーーーーー!!!!!
コナミ「俺の先行だああーーー!」
ムクロ「ひゃははーーーーー!!来い!」
ブオォォォーーーーーーーーーーーー!!!!!
882: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/17(土) 00:51:35.58 ID:Nap3hIZ60
コナミ「ドロー!」手札6 シュッ LP4000
コナミ「レアル・ジェネクス・アクセラレーターを召喚!」バッ
《レアル・ジェネクス・アクセラレーター/R-Genex Accelerator》 †
効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻1500/守1900
このカードがフィールド上に表側表示で存在し、
「ジェネクス」と名のついたモンスターが
自分のデッキから手札に加わった時、
そのモンスター1体を相手に見せて発動できる。
そのモンスターを手札から特殊召喚する。
アクセラレーター「マカセロ!ブィーーーン!」
コナミ「カードを二枚セットしてターンエンドだ!」バッ 手札3
ムクロ「見せてやるぜええ……!ライディング・デュエルの真髄を!!」シュッ 手札6
コナミsc0→1
ムクロsc0→1
ムクロ「モンスターをセーーット!」バッ
ムクロ「さらに一枚セットして、ターンエンド!」バッ 手札4
コナミ「守ってるだけじゃねえか!」
884: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/17(土) 00:58:00.66 ID:Nap3hIZ60
鬼柳「何だよ……守りのデッキか?」
ツァン「どうかな……あの人の感じ……」
コナミ「俺のターン!」シュッ 手札4
コナミsc1→2
ムクロsc1→2
コナミ「レアル・ジェネクス・アクセラレーターでセットモンスターを攻撃!」バッ!
アクセラレーター「ヌウウオオォォオ!!」ズッ! 攻1500
ピラミッド・タートル「ぐえ……!」守1400
コナミ「倒した!」
ムクロ「ひゃははは!!かかったなぁ!」
ツァン「ピラミッド・タートルだ……アンデット族の必須モンスター……」
《ピラミッド・タートル/Pyramid Turtle》 †
効果モンスター
星4/地属性/アンデット族/攻1200/守1400
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキから守備力2000以下のアンデット族モンスター1体を
自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
ムクロ「カモーーーン!スカル・フレイム!!」バシッ
《スカル・フレイム/Skull Flame》 †
効果モンスター
星8/炎属性/アンデット族/攻2600/守2000
1ターンに1度、手札から「バーニング・スカルヘッド」1体を特殊召喚する事ができる。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行う事ができない。
また、自分のドローフェイズ時に通常のドローを行う代わりに、
自分の墓地に存在する「バーニング・スカルヘッド」1体を手札に加える事ができる。
スカルフレイム「ウォオオオオ」
コナミ「なにぃ……………!?」
902: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 00:54:40.67 ID:mWv5R+mv0
鬼柳「☆8のモンスターだと……!?」
ツァン「何やってんの!敵の作戦通りじゃない!」
コナミ「ま、まさかこんな事になるとは……ターンエンドだ」
ムクロ「俺のタァーーン!!」シュッ手札5
コナミsc2→3
ムクロsc2→3
ムクロ「スカルフレイムの恐ろしさ、見せてやるぜぇ、スカル・コンダクターの効果を手札から発動だぁーー!!!」バッ
《スカル・コンダクター/Skull Conductor》 †
効果モンスター
星4/闇属性/アンデット族/攻2000/守 0
このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、
バトルフェイズ終了時にこのカードを破壊する。
また、手札からこのカードを墓地へ送る事で、
攻撃力の合計が2000になるように
手札からアンデット族モンスターを2体まで特殊召喚する。
コナミ「なに?」
ムクロ「こいつを墓地に送り、手札から攻撃力が合計2000になるようにアンデット族を特殊召喚できる!」
ムクロ「ヒャッハーーー!バーニング・スカルヘッドを二体攻撃表示で特殊召喚だーー!」バッ 手札2
バーニング・スカルヘッド「ヒヒヒ」
《バーニング・スカルヘッド/Burning Skull Head》 †
効果モンスター
星3/炎属性/アンデット族/攻1000/守 800
このカードが手札から特殊召喚に成功した時、
相手ライフに1000ポイントダメージを与える。
また、自分フィールド上に表側表示で存在する
このカードをゲームから除外する事で、
ゲームから除外されている「スカル・フレイム」1体を墓地に戻す。
903: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 01:02:02.10 ID:mWv5R+mv0
ムクロ「そしてスカルヘッドの効果…一体につき相手に1000Pのダメージを与えるぜぇぇぇえうえおおおおおお!!!」バッ
コナミ「ぐおおおーーーーーーー!!?」LP4000→2000
鬼柳「なんだと!?」
ムクロ「はーははははは!!スカルフレイムの効果発動!手札からバーニング・スカルヘッドを一体、特殊召喚できるぜぇ!」バッ
スカルヘッド「ヒヒヒ」
コナミ「ぐはーーーーー!?」LP2000→1000
ツァン「まさか!?手札に3枚のバーニング・スカルヘッドが!」
雪乃「コナミのLPが3000も…」
ムクロ「見たかぁーー!?バーニング・スカルコンボを!」
コナミ「て……てめえ!運が良かっただけだろ!」
ムクロ「ははははは!前にも言われた事あるぜぇ、ま、運も実力よぉ!」手札1
ムクロ「カードを1枚セットしてターンエンドだ!」手札0 バシッ
ツァン「そういえば、バーニング・スカルヘッドをスカルフレイムが特殊召喚したターン、バトルフェイズは行えないんだ」
雪乃「危ない……」
904: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 01:11:31.54 ID:mWv5R+mv0
コナミ「俺のターン!」シュッ手札5
コナミsc3→4
ムクロsc3→4
鬼柳「コナミ、そろそろ反撃しないとやばいぞ!」
コナミ「わ、わかっているぜ、今度は俺の番だ!」
ムクロ「見せてもらおうじゃねぇか!」
コナミ「俺はレアル・ジェネクス・アクセラレーターの効果発動!」バッ
コナミ「デッキからジェネクスが手札に加わった時、相手に見せる事で特殊召喚ができる!」バッ
コナミ「ジェネクス・ブラストを特殊召喚!」
《ジェネクス・ブラスト/Genex Blastfan》 †
効果モンスター
星4/風属性/魔法使い族/攻1600/守1300
このカードが特殊召喚に成功した時、
デッキから「ジェネクス」と名のついた
闇属性モンスター1体を手札に加える事ができる。
ブラスト「プーーーーーーーーン」
コナミ「さらに、ジェネクス・ブラストは特殊召喚した時、デッキから闇属性のジェネクスを手札に加える事ができる!」
コナミ「ジェネクス・コントローラーを手札に」シャッ
905: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 01:16:02.29 ID:mWv5R+mv0
コナミ「現れろジェネクス・コントローラー!」バッ!
《ジェネクス・コントローラー/Genex Controller》 †
チューナー(通常モンスター)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守1200
仲間達と心を通わせる事ができる、数少ないジェネクスのひとり。
様々なエレメントの力をコントロールできるぞ。
コントローラー「ウィーーン」
ムクロ「チューナーかぁぁ、面白えーー!!」
コナミ「☆4のジェネクス・ブラストに☆3のジェネクス・コントローラーをチューニング!」バッ
☆4+☆3=☆7 カッ
コナミ「シンクロ召喚、ウインド・ファーム・ジェネクス!」バンッ
《ウィンドファーム・ジェネクス/Windmill Genex》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/風属性/機械族/攻2000/守1600
「ジェネクス・コントローラー」+チューナー以外の風属性モンスター1体以上
このカードの攻撃力はフィールド上にセットされた
魔法・罠カードの数×300ポイントアップする。
また、手札を1枚墓地へ送って発動できる。
フィールド上にセットされた魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
ウインドファーム「ハハハハ!!!」攻2000→3200
コナミ「俺とお前、お互いに二枚ずつセットしてあるから攻撃力は1200Pアップだ!」
906: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 01:24:41.31 ID:mWv5R+mv0
ムクロ「3200かー!」
コナミ「バトルだ!ウインドファーム・ジェネクスでスカルフレイムを攻撃!」
スカルフレイム「ヒヒヒーー!?」攻2600
ウインドファーム「ブオオオーーー!!!!」攻3200
ムクロ「させないぜぇえ……!トラップ発動!アストラル・バリア!」カチッ
《アストラルバリア/Astral Barrier》 †
永続罠
相手モンスターが自分フィールド上モンスターを攻撃する場合、
その攻撃を自分ライフへの直接攻撃にする事ができる。
コナミ「それは……!?」
ムクロ「お前の攻撃、俺が直接受けてやるぜぇーーー!!!」
ウインドファーム「ブオオオーーー!!!!」攻3200→2900
ブオオオーーオオォォオオォー!!!!
ムクロ「ぐはあーーーーーー!!」LP4000→1100
コナミ「何してんだ!」
雪乃「どういう事?あんなダメージを受けて……」
908: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 01:30:21.52 ID:mWv5R+mv0
ツァン「アストラルバリアがめくられてセットカードが減り、ウインドファーム・ジェネクスの攻撃力は300下がったけど…」
鬼柳「それでも2900……無視できねえダメージだ、スカルフレイムをそんなに守りたかったのか?」
ツァン「それならもっと別のカードを使うんじゃ……」
ムクロ「へっへっへっ………ビビったかぁ!?」
コナミ「ああ!ビビった!」
ムクロ「なぜこんな事をしたかというとだな……!こいつよぉ~ーー!トラップ発動!デス・アクセル!」カチッ
《デス・アクセル》
通常罠
相手モンスターの攻撃によって戦闘ダメージを受けた時に発動する。
自分が受けた戦闘ダメージ500ポイント毎に自分用スピードカウンターを1つ置く。
コナミ「スピード・カウンター増幅カードか!?」
ムクロ「そう、500につき1カウンター、つまり5カウンター上昇するぜえぇーーー!」sc4→9
ブオオオーーーーーーーーーー!!!
ムクロ「ひゃはははーーーーーー!!!このスピードをみろぉーーーー!!!」
ツァン「スピードカウンターが9まで……」
鬼柳「なんて奴……」これを狙ってやがったのか」
909: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 01:42:25.95 ID:mWv5R+mv0
コナミ「ヤロオオ………そういう事かい……!レアル・ジェネクス・アクセラレーターを守備に変える!」」バッ
アクセラレーター「ブオォーーーーー!」守1900
ムクロ「ひゃははは!バーニング・スカルヘッドをやらないのか!?」
コナミ(手札にスピード・スペルがあればアクセラレーターの攻撃とスピードワールドの効果で勝ってたんだがな……無いから!今は…………)
コナミ「ターンエンドだ!」手札4
ムクロ「俺のターン!」」シュッ 手札1
コナミsc4→5
ムクロsc9→10
ムクロ「早速良いもん引いたぜぇ……!ヒャハハハ…!」
ムクロ「スカルフレイム!ウインドファーム・ジェネクスに攻撃ぃーーー!!」バッ
スカルフレイム「ヒヒヒヒヒャャハハハハハ!!」攻2600
ウインドファーム「クルカ……!」攻2600
コナミ「く……ウインドファーム・ジェネクスは、あいつのセットカードが消えたから2600になっちまった…」
ドグシャアアァァアァァア……!!!
MC「両者相打ちーーーー!しかし、コナミのフィールドのアクセラレーターは守備力1900、バーニング・スカルヘッドでは倒せないぞーーー!?」
ムクロ「目的はスカルフレイムを墓地にやる事さ、ハハハハ!」
910: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 01:51:42.41 ID:mWv5R+mv0
コナミ「どういう事だ……?」
ムクロ「俺は三体のバーニング・スカルヘッドを守備に変え、ターンエンドだ!」バッ 手札1
コナミ「おっと、トラップ発動!奇跡の残照!」カチッ
《奇跡の残照/Miracle's Wake》 †
通常罠
このターン戦闘によって破壊され自分の墓地へ送られた
モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。
キラキラキラキラ………!
コナミ「このターン戦闘破壊されたウインドファーム・ジェネクスを復活!」バッ
ウインドファーム「ハハハハハーー!」攻2300 キラキラキラキラ………
ムクロ「ほおおーーー、面白え」
コナミ「俺のターン!」シュッ手札5
MC「ムクロのフィールドには三体のバーニング・スカルヘッド、これを潰さなければダメージは与えられない!」
コナミsc5→6
ムクロsc10→11
コナミ「………お、これは一ターン目に欲しかった……」スッ
コナミ「まあいい、レアル・ジェネクス・オラクルを召喚!」バッ!
912: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 01:57:46.21 ID:mWv5R+mv0
《レアル・ジェネクス・オラクル/R-Genex Oracle》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/闇属性/魔法使い族/攻 300/守 300
このカードが「ジェネクス」と名のついたモンスターの効果によって
自分のデッキから手札に加わった場合、
このカードを手札から特殊召喚できる。
このカードをシンクロ素材とする場合、
「ジェネクス」と名のついたモンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。
オラクル「キュウゥゥウ……」
ムクロ「ほおお………またチューナーかい!」
ツァン「さらにシンクロを…?」
コナミ「俺は☆7のウインドファーム・ジェネクスに☆1のレアル・ジェネクス・オラクルをチューニング!」バッ
☆7+☆1=☆8 カッ
コナミ「シンクロ召喚、レアル・ジェネクス・ヴィンディカイト!」ズォッ!
《レアル・ジェネクス・ヴィンディカイト/Vindikite R-Genex》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/風属性/機械族/攻2400/守1000
「ジェネクス」と名のついたチューナー+チューナー以外の風属性モンスター1体以上
相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
デッキから「ジェネクス」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。
ヴィンディカイト「キィィィーーーーーーーンン!!!」
雪乃「飛行機かしら…?」
914: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 02:06:41.41 ID:mWv5R+mv0
MC「コナミ!新たなモンスターをシンクロ召喚だぁーーー!!」
鬼柳「攻撃力2400か」
コナミ「いくぜー!ヴィンディカイトでバーニング・スカルヘッドを攻撃!」バッ!
ヴィンディカイト「キィィィーーーーーーーンン!!!」ゴアッ!!
グシャアアアアァ!!
ムクロ「一体だけか!?もっと来いよ!ヒャッハーーー!!」
コナミ「へ、ターンエンドだ!」手札4
ムクロ「俺のターン!」シュッ手札2
コナミsc6→7
ムクロsc11→12
MC「ここで炎城ムクロ!MAXスピードカウンターの12に到達ーーー!!」
ツァン「くぅう…………!」
鬼柳「やばいぜ……奴がスピードスペルを引いた瞬間……スピードワールド2の効果を二回使われてチーム・満足は終わる…」
《スピード・ワールド2/Speed World 2》 †
フィールド魔法
「Sp(スピードスペル)」と名のついた魔法カード以外の魔法カードを
発動またはセットした時、自分は2000ポイントダメージを受ける。
お互いのプレイヤーはお互いのスタンバイフェイズ時に1度、
自分用スピードカウンターをこのカードの上に1つ置く。(お互い12個まで)
自分用スピードカウンターを取り除く事で、以下の効果を発動する。
●4個:自分の手札の「Sp」と名のついたカードの枚数×800ポイントの
ダメージを相手ライフに与える。
●7個:自分のデッキからカードを1枚ドローする。
●10個:フィールド上に存在するカードを1枚破壊する。
915: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 02:12:41.35 ID:mWv5R+mv0
ムクロ「く、くくくくく……!ヒャッハーー!sp-アクセルドローを発動!」バッ!
《Sp-アクセル・ドロー/Speed Spell - Accelerator Draw》 †
通常魔法
自分用スピードカウンターが12個ある場合で、
相手用スピードカウンターが12個でない場合に発動する事ができる。
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
コナミ「スピードスペル…!?」
ツァン「どうしてスピードワールド2の効果を使わないの…!?」
雪乃「ミスかしら…?」
MC「どうした事かムクロ!プレイングミスかぁーーー!?」
ムクロ「ヒャハハハハ、再びビビったかぁ?」手札3 シュッ
コナミ「………………」
ムクロ「黙るなよ、別にお前を舐めてる訳じゃないぜぇ、より確実に勝利を目指してるのさ!」
ムクロ「俺は二体のバーニング・スカルヘッドをリリーーーース!現れろスカルフレイム!」バッ
スカルフレイム「ヒヒヒヒヒヒヒ!!」
MC「ここで二体目のスカルフレイムーーー!!何をする気なんだーー!?」
916: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 02:16:40.21 ID:mWv5R+mv0
ムクロ「ビビるんじゃねえぜ、俺はさらに!墓地のスカルフレイムをゲームから除外!」シャアッ
ツァン「墓地のスカルフレイム……!?」
コナミ「何か来る……!?」
ムクロ「カモォーーーン!スピード・キング☆スカル・フレイム!」バッ!
《スピード・キング☆スカル・フレイム/Supersonic Skull Flame》 †
効果モンスター
星10/風属性/アンデット族/攻2600/守2000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地に存在する「スカル・フレイム」1体を
ゲームから除外した場合に特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、自分の墓地に存在する「バーニング・スカルヘッド」の数
×400ポイントダメージを相手ライフに与える事ができる。
また、このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、
自分の墓地に存在する「スカル・フレイム」1体を特殊召喚する事ができる。
キング☆「ヒヒヒヒヒャッハハーーーーーーー!!!」
コナミ「こいつは………!!?」
鬼柳「進化したスカルフレイムか!」
ムクロ「ここに勝利の方程式は完成したぜぇ……!ハハハハハハ!」
コナミ「何言ってんだ!?」
ムクロ「スピードキング☆スカルフレイムの効果発動!」
917: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 02:21:39.91 ID:mWv5R+mv0
ムクロ「墓地のバーニング・スカルヘッド一体につき400Pのダメージを与えるぜぇ!!」
コナミ「墓地のバーニング・スカルヘッド……」LP1000
雪乃「現在墓地には……三体のスカルヘッドが」
MC「これはつまり!1200Pのダメージがコナミを襲うぞおぉおーー!!!」
ツァン「ええ!?」
ムクロ「楽しかったぜええ……!お前とのデュエル、くらえぇーーーー!!」バッ
ゴアァーーーーーー!!!!
コナミ「甘いぜヒャッハーーーー!」
ムクロ「なぬーーーーーー!?」
コナミ「おれは手札のハネワタを墓地に送り、効果を発動だーーーーー!!」シャッ 手札3
《ハネワタ/Hanewata》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/天使族/攻 200/守 300
このカードを手札から捨てて発動できる。
このターン自分が受ける効果ダメージを0にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
ハネワタ「フィイ………」
ムクロ「効果ダメージをこのターン0だってぇーーー!?」
919: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 02:27:04.82 ID:mWv5R+mv0
コナミ「残念でしたーー!」
ツァン「危ないなぁーーー……!」
MC「間一髪かわしたぞコナミー!」
ムクロ「ぬううう………!やるじゃねぇか!スピードワールド2を使ってもダメだったってことか!」
コナミ「そういうことだ!」
ムクロ「ならば、スピードワールド2の効果を発動だ!スピードカウンターを10個取り除き、フィールドのカードを一枚破壊するぜぇーーー!」sc12→2
コナミ「ぬううーー!?」
ムクロ「てめぇのヴィンディカイトが戦闘で対処できないのは知ってるぜ!ヴィンディカイトを破壊!」バッ
バリバリバリバリバリバリ!!
コナミ「トラップ発動!シフトチェンジ!」カチッ
《シフトチェンジ/Shift》 †
通常罠
自分フィールド上に存在するモンスター1体が
相手の魔法・罠カードの効果の対象になった時、
または相手モンスターの攻撃対象になった時に発動する事ができる。
その対象を自分フィールド上に存在する正しい対象となる他のモンスター1体に移し替える。
キュウウゥーーーーン!
アクセラレーター「ぐげぇーーーーーー!!!?」バリバリバリ!!
ムクロ「ぬうううーーーーーー!?」
コナミ「アクセラレーターが身代わりとなってくれました!」
920: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 02:33:22.35 ID:mWv5R+mv0
MC「コナミ!ムクロのスピードワールド戦術をシャットアウトだぁーーー!」
鬼柳「なんか口調もうつってるな」
ツァン「……さ、さっきボクもうっかり………」
雪乃「でも、あまり良くないわね……状況は…」
ムクロ「くっくくく……!やるなてめえ……!」
コナミ「そうか?ありがとよ」
ムクロ「だが、スピードキング☆スカルフレイムの効果は俺のターンごとに使えるぜ、次のターンで俺のの勝ちだ!」
コナミ「まだ分からねえぜ……!」
ムクロ「ヒャハハハーーー!カードを一枚セットしてターンエンドだあ!」手札0
コナミ「俺のターン!」シュッ 手札4
コナミsc7→8
ムクロsc2→3
ツァン「きた!これでコナミもスピードワールド2のバーン効果を二回使える!」
鬼柳「スピードスペルを引けば勝てる…………!」
921: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 02:36:09.65 ID:mWv5R+mv0
ここまでで
状況
コナミ 手札4 sc8 レアル・ジェネクス・ヴィンディカイト LP1000
ムクロ LP1100 手札0 スカルフレイム スピードキング☆スカルフレイム リバース1 sc3
状況
コナミ 手札4 sc8 レアル・ジェネクス・ヴィンディカイト LP1000
ムクロ LP1100 手札0 スカルフレイム スピードキング☆スカルフレイム リバース1 sc3
940: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 19:14:24.05 ID:mWv5R+mv0
ブオオオーーー!!!!
コナミ「……よし、もらった!スピードワールド2の効果を発動!」バッ!
ムクロ「なに………!?」
コナミ「スピードカウンターを4つ取り除き、手札のスピードスペル一枚につき800Pのダメージを与える!」sc8→4
ツァン「やった!スピードスペルを引いたんだ!」
鬼柳「これでコナミの勝ちだ!」
コナミ「俺の手札のスピードスペルは一枚、くらえーーー!」
バリバリバリ!!
ムクロ「くっはははははーー!予測済みだぜ!トラップ発動、地獄の扉越し銃!」カチッ
《地獄の扉越し銃/Barrel Behind the Door》 †
カウンター罠
ダメージを与える効果が発動した時に発動する事ができる。
自分が受けるその効果ダメージを相手に与える。
ギュルルルルルッ!!
コナミ「なんだと!」
941: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 19:26:16.75 ID:mWv5R+mv0
ズキュウーーーーーーーンン!!
コナミ「ぐっは!撃たれた……!」LP1000→200
ズザザザザッ……!!
MC「コナミの戦略もムクロに対策されていたー!これではスピードワールドで刺しきれない!」
雪乃「く…………」
ツァン「なんとか300Pのダメージを与えられれば!……残りは800なのに…………」
ムクロ「甘いぜ赤帽子ーーー!!」LP1100
コナミ「クソぉ…………やるじゃねえか!だが……!」
コナミ「sp-オーバー・スピードを発動!」バッ
《 Sp-オーバー・スピード》
通常魔法
自分用スピードカウンターが4つ以上ある場合に、
自分用スピードカウンターを全て取り除いて発動する。
自分の墓地に存在するレベル3以下のモンスター1体と魔法・罠カード1枚を手札に加える。
発動後自分のターンで数えて3ターン後のスタンバイフェイズまで、
自分用スピードカウンターを置く事はできない。
コナミ「スピードスペルを4つ以上取り除き、墓地の☆3以下のモンスターと魔法・トラップカードを一枚ずつ手札に加える!」sc4→0
鬼柳「あれは………」
ムクロ「だがそいつは自分のターンで数えて3ターン、スピードカウンターが増えなくなっちまうじゃねーか!」
コナミ「仕方ねーだろ!俺は墓地のハネワタと奇跡の残照を手札に加える!」カサッ
942: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 19:33:55.23 ID:mWv5R+mv0
コナミ「俺はカードを二枚セットしてターンエンドだ!」手札3 バッ
ムクロ「俺のターン!」シュッ 手札1
コナミsc0→0
ムクロsc3→4
ムクロ「いくぜぇえ……!スピードキング☆スカルフレイムの効果発動だぁーーー!」
スピードキング「ヒヒヒヒャハハハハハ!!!」
ムクロ「1200Pのダメージをくらえぇーーー!」
ゴアァァァァッ!!
ツァン「ああぁっ!?」
雪乃「いえ、さっきのターン手札に加えた……」
コナミ「俺は手札からハネワタを墓地に送り、効果ダメージを0にするぜぇー!」シュッ 手札2
《ハネワタ/Hanewata》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/天使族/攻 200/守 300
このカードを手札から捨てて発動できる。
このターン自分が受ける効果ダメージを0にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
ハネワタ「ふぃぃ」
ムクロ「それは知ってたぜぇ………!」
943: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 19:54:11.91 ID:mWv5R+mv0
MC「炎城ムクロ、次の作戦があるのかーーー!?」
ムクロ「一ターン凌いだだけだろう、次のターンこそ終わりだぜ!」
ムクロ「カードを一枚セットしてターンエンドだぜぇー!」バッ 手札0
コナミ「俺のターンだぁー!」シュッ 手札3
ムクロsc4→5
コナミsc0→0
鬼柳「スピードスペルは使えない……だが、もう負けちまう……」
ムクロ「どうしたぁーーー!?」
コナミ「このターン……勝負…!」
コナミ「トラップ発動!補充要員!」カチッ
《補充要員/Backup Soldier》 †
通常罠
自分の墓地にモンスターが5体以上存在する場合に発動する事ができる。
自分の墓地に存在する効果モンスター以外の攻撃力1500以下の
モンスターを3体まで選択して手札に加える。
コナミ「俺の墓地に5体以上モンスターがいる時に発動、墓地の通常モンスターを3体まで手札に加える事ができる!」
コナミ「ジェネクス・コントローラーを手札に加える!」バシッ
944: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 20:04:25.60 ID:mWv5R+mv0
コナミ「そして切り込み隊長を召喚!」バッ
《切り込み隊長/Marauding Captain》 †
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1200/守 400
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は表側表示で存在する他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択できない。
このカードが召喚に成功した時、
手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できる。
隊長「ぬん」
コナミ「こいつの召喚時、手札の☆4以下のモンスターを特殊召喚できる、ジェネクス・コントローラーを特殊召喚!」バッ!
《ジェネクス・コントローラー/Genex Controller》 †
チューナー(通常モンスター)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守1200
仲間達と心を通わせる事ができる、数少ないジェネクスのひとり。
様々なエレメントの力をコントロールできるぞ。
コントローラー「ウィーーン」
ムクロ「懲りないなお前も!またか!」
コナミ「まただぜ!☆3の切り込み隊長に☆3のジェネクス・コントローラーをチューニング!」バッ!!
☆3+☆3=☆6 カッ
コナミ「シンクロ召喚、ジオ・ジェネクス!」ガッ
《ジオ・ジェネクス/Geo Genex》 †
シンクロ・効果モンスター
星6/地属性/機械族/攻1800/守2800
「ジェネクス・コントローラー」+チューナー以外の地属性モンスター1体以上
1ターンに1度、自分フィールド上にレベル4以下の
「ジェネクス」と名のついたモンスターが存在する限り、
このカードの元々の攻撃力と元々の守備力をエンドフェイズ時まで入れ替える事ができる。
945: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 20:19:07.46 ID:mWv5R+mv0
ジオ「ウオオォォーーーーン」守2800
ムクロ「守備力2800か、守りかぁーー!?!」
コナミ「くう………!カードを二枚セットしてターンエンドだ!」バッ 手札0
ツァン「な、なんて事………倒せなかった…!」
鬼柳「これは………!」
MC「コナミ、ターンをムクロに!まわしてしまったぞーーー!」
ムクロ「ヒャッハーーーー!もらったぜーー!俺のターン!」
コナミsc0→0
ムクロsc5→6
ムクロ「俺は通常のドローをスキップする事で!スカルフレイムの効果を発動だーーーーー!!」
ムクロ「墓地のバーニング・スカルヘッドを一体手札に加える!」
雪乃「とことん詰みにきたわね……」
コナミ「そんな事させるか、トラップ発動、ロスト!」カチッ
《ロスト/Disappear》 †
通常罠
相手の墓地のカード1枚をゲームから除外する。
コナミ「お前が手札に加えるつもりのバーニング・スカルヘッドを撃ち抜いてやる!」
947: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 20:31:30.37 ID:mWv5R+mv0
ズオォオオオーーーー……
ムクロ「ぬああああ……!ドローフェイズが無駄に………!」
ツァン「1000Pのバーン効果は防いだ……」
鬼柳「だがな……スピードキング☆スカルフレイムの効果はどうするんだよ…」
ムクロ「ち……だが、関係無いぜ!お前のLPは残り200、スピードキング☆スカルフレイム発動ぉぉぉおーー!!」
キング☆「ヒヒヒャハハハーーーー!」
ムクロ「一体除外されちまったが、800Pのダメージだぁー!」ズウォォ!!
コナミ「トラップ発動!デストラクト・ポーション!」カチッ
《デストラクト・ポーション/Destruct Potion》 †
通常罠
自分フィールド上に存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを破壊し、破壊したモンスターの
攻撃力分だけ自分のライフポイントを回復する。
コナミ「フィールドのジオ・ジェネクスを破壊!」
ジオ・ジェネクス「ぐっは!!」ドーーーン!
コナミ「攻撃力分俺は回復する」LP200→2000
ムクロ「LP回復だとーーーー!?」
コナミ「ぐううぅーーー!!」LP2000→1200 ズアアァッ
949: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 20:36:53.23 ID:mWv5R+mv0
ツァン「やった、凌いだ!」
雪乃「ふう………」
コナミ「このターンも仕留め損なったな!俺をー!」
ムクロ「……ヒャハハハー!!!確かに予想外だが、このターンで仕留めるのは違いないぜぇー!」
ムクロ「トラップ発動、デモンズ・チェーン!」カチッ
《デモンズ・チェーン/Fiendish Chain》 †
永続罠
フィールド上の効果モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターは攻撃できず、効果は無効化される。
選択したモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。
ジャララララララララーー!!
ガチャアアン!!
ヴィンディカイト「!!?」攻2400
コナミ「ヴィンディカイトが鎖で捕縛された……!?」
ムクロ「このカードの対象になったモンスターは効果が無効になるんだぜー!」
ムクロ「つまり!ヴィンディカイトは戦闘で破壊できるってことだぁ!」
950: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 20:43:39.06 ID:mWv5R+mv0
ツァン「炎城ムクロの場には攻撃力2600のスカルフレイムとスピードキング☆スカルフレイム……」
鬼柳「今度は戦闘で潰す気か……」
ムクロ「スピードキング☆スカルフレイムでヴィンディカイトを攻撃だぁーー!」
ズオォオオオーーー!!
コナミ「ぐううう………!!」LP1200→1000 グラァッ
ムクロ「やっとモンスターが消えたか!ヒャハハハ!とどめだ、スカルフレイムーーーー!攻撃!」バッ
スカルフレイム「ヒャッハーーーーーーー!!」
コナミ「忘れたか、トラップ発動、奇跡の残照!」カチッ
《奇跡の残照/Miracle's Wake》 †
通常罠
このターン戦闘によって破壊され自分の墓地へ送られた
モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。
キラキラキラキラ………!
ヴィンディカイト「キーーーーーーン!」
ムクロ「ああーーー!オーバースピードで加えてたかーーー!」
952: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 21:03:34.78 ID:mWv5R+mv0
コナミ「復活したヴィンディカイトは呪縛から解放されている!」
ムクロ「スカルフレイムは攻撃できないかぁあ………!ターンエンドだ!」
MC「このターンも凌いだコナミ!だがもう手札は0でフィールドにはヴィンディカイトのみ、厳しくなってきたぞぉーー!」
雪乃「脅威的に凌いではいるけど……限界ね」
ツァン「もう……ダメかな……」
鬼柳「いや…………コナミはまだ満足してねえぞ……」
コナミ「俺のターン!」シュッ 手札1
ムクロsc6→7
コナミsc0→0
ムクロ「諦めたらどうだーー!?ハハハハーーー!!!」
コナミ「…………」
ムクロ「手札一枚で逆転できるのかぁ?無理だろうがぁーーーーー!!」
コナミ「……それがそうでもないのさ!」
ムクロ「ぬ!?」
955: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 21:08:05.26 ID:mWv5R+mv0
コナミ「俺はセカンド・ブースターを召喚!」バッ
《セカンド・ブースター/Second Booster》 †
効果モンスター
星3/炎属性/機械族/攻1000/守 500
このカードをリリースし、自分フィールド上に
表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターの攻撃力は、エンドフェイズ時まで1500ポイントアップする。
鬼柳「あれは……!」
ムクロ「うぅ……!?それは…………!」
コナミ「俺の勝利の方程式も揃ったようだぜ!ムクローーー!!」
ムクロ「にぃいーーーー!?」
コナミ「俺はセカンド・ブースターの効果を発動!」バッ!
セカンド・ブースター「ウォオオォーーーン!」ガシャーーン!
ヴィンディカイト「キィィィーーーーーーーンン!!!」ガシャーーン!
コナミ「セカンド・ブースターをリリースする事で、ヴィンディカイトの攻撃力を1500Pアップする!」
ヴィンディカイト「ウォオオォーーーン!」攻2400→3900
ムクロ「さ、3600ぅーーーーーー!?」
958: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 21:13:44.96 ID:mWv5R+mv0
MC「ここにきて、ヴィンディカイト厳しくなってきたぞぉ攻撃力が3900だぁーーーー」
MC「スカルフレイムの攻撃力との差は2600!」
ムクロ「ぬぐううぅぅ…………!?」LP1100
コナミ「チェックメーーーーイト!レアル・ジェネクス・ヴィンディカイトで、スピードキング☆スカルフレイムを攻撃!」バッ!
ヴィンディカイト「ウォオォーーーーーーーン!!」ギュオォーーーーー!!
バギャォオオォーーー!!
ムクロ「ぬああーーーーーーーーー!?」LP1100→0ピーーーーー
ギャザザザザザザー!!!!
MC「ついにけっちゃーーーーーーく!炎のDホイーラー、炎城ムクロ!敗れるー~ーー!」
コナミ「これがチーム・満足だぁーーーーーー!!」バッ!
ツァン「やったぁーーー!」
鬼柳「チーム・満足を覚えとけぇーーーー!」
959: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 21:17:56.85 ID:mWv5R+mv0
………………
キュウウゥーー………ン
コナミ「ふうう………」
ムクロ「く…くくく…………ヒャハハハ!」
コナミ「ん?」
ムクロ「いい勝負だったなぁ」
コナミ「お前が言うのか、まあ、そうだな」
ムクロ「今回は負けちまった、が、次は俺が勝つぜ!」
コナミ「…………………くく、またデュエルするかは分からんけどな」
ムクロ「Dホイーラーやってりゃそのうち会うさ、また会おうぜぇ!」
コナミ「ああ」
ムクロ「俺は次のチームの相手をしなきゃならねえ、またなぁーーーー!」
ブオオオーーー!!!!
コナミ「………………よく叫ぶやつだった」
964: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/18(日) 21:23:46.56 ID:mWv5R+mv0
鬼柳「いい満足だったぜコナミ」スタスタ
ツァン「まだまだ甘いね!」スタスタ
コナミ「おう、お前ら」
コナミ「これでWRGP出場決定か?」
雪乃「そのようね、ふふ、おめでとうコナミ」
鬼柳「チーム・満足の最初の一歩目……つまづかなくてよかったな」
ツァン「チーム・満足………ねえ、今からでも別の……」
雪乃「一度登録したらもう変えられないわよ」
ツァン「くぅ………………仕方ないなぁ…………」
コナミ「今日は帰るか、そのうち連絡入るだろ」
鬼柳「ああ」
……………………
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