コナミ「WRGPで」鬼柳「更なる満足へ!」【遊戯王5Dsタッグフォース】 前編

562: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/16(月) 22:17:04.38 ID:xZoleOIx0

…………………………………………………………………



遊星「今こそやるんだ………!アクセルシンクロを!」



プラシド「なにをする気だ………懲りずにシンクロ召喚か……?」



プラシド「何度貴様らは過ちを繰り返す、シンクロ召喚こそ、貴様ら人間の最大の過ちだと気付かないか……!」



遊星「☆8のスターダストドラゴンに、☆2のフォーミュラシンクロンをチューニング!」



☆8+☆2=☆10

キュウウウウウウーーーーーーーーン!




ブルーノ「やるのか……遊星…!」



プラシド「お前はゼロリバースの惨劇を忘れたか!?」



プラシド「貴様の父、不動博士が引き起こしたあの事件を!」



遊星「!………くっ…アクセルシンクロォーーーーーーー!」



ギュアアァアアーーーーーーーーーーー!!



遊星「集いし夢の結晶が…………!」



パキューーーーーーーン!!



スターダスト「…」


フォーミュラシンクロン「…………」


遊星「な……………?」





563: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/16(月) 22:22:11.76 ID:xZoleOIx0


ブルーノ「なに………?」



遊星「アクセルシンクロが…………失敗!?」



遊星「馬鹿な…………なんでできなかったんだ…!?」



プラシド「なんだ?何かするんじゃなかったのか?」



遊星「く…………………!」



プラシド「ははははは!もしかして貴様、石板のカードを使うつもりだったな!」



プラシド「しかし不発に終わった、というわけだ!」



遊星「……………………」



プラシド「やはり貴様には使いこなせない代物だったようだな、くくくく……」



バリリリーーーーー!!! ドゴーーーン! ドゴーーーン!



遊星「くっ……シティが………!や、やめろぉーーーーーーーー!!!」



プラシド「貴様も人類も、まとめて吹き飛ばしてやる!」



………………………………………………………………………………



565: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/16(月) 22:30:06.89 ID:xZoleOIx0


ガシャーーーーーーーーーン!パリンパリン!



コナミ「あぶねーーーー!」



雪乃「シティがめちゃくちゃだわ………!」



ツァン「このおおぉ…………!」



ゴースト「シティの心配より、我が身の心配をするんだな!」



雪乃「ツァンさん………本当に何か作戦はあるの……?」



コナミ「ツァンを信じようぜ」



ブオォオオォォーーーーーーーー



ゴースト「バトルフェイズだ!覚悟しろピンク頭!」



ツァン「ピンク頭って、これヘルメットの色だから!」




コナミ「地毛は?」



ツァン「…………ピンクだけど!」


ブオォオオォォーーーーーーーー



ゴースト「機皇帝スキエル!六武衆ーキザンを攻撃!」



566: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/16(月) 22:34:56.28 ID:xZoleOIx0



スキエル「!」キューーーーン! 攻撃4700



キザン「く……!」攻1800



ヤリザ「キザン、サヨナラでござる!」



キザン「貴様………」



ドシューーーーーーーーーーーーーーー!!



雪乃「ツァンさん、喰らえば終わりよ!」



コナミ「躱せーーーーーーーーー!」



ツァン「かかったね、トラップ発動、ミラーフォース!」カチッ




《聖なるバリア -ミラーフォース-/Mirror Force》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールド上に攻撃表示で存在するモンスターを全て破壊する。



ゴースト「なに!」



雪乃「!これなら敵を全滅できる!」


ピキーーーーーーン!




569: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/16(月) 22:41:28.12 ID:xZoleOIx0


ツァン「これなら無敵の機皇帝を無力化できる!」



ジュルルルルーーーーーーーン!



ゴースト「機皇帝をなめるな、トラップ発動!ハイレート・ドロー!」カチッ




《ハイレート・ドロー》
通常罠
自分フィールド上に存在するトークン以外の機械族モンスターを全て破壊して墓地に送る。
破壊したモンスター2体につき1枚、自分のデッキからカードをドローする。



ドゴーーーーーーーン!



コナミ「なんだ?!」



雪乃「分からないわ………だけど、機皇帝は消滅した…!」



ツァン「…………」


ゴースト「機皇帝はミラーフォースを喰らったわけではない、私のトラップの効果で破壊されたのだ!」



ゴースト「自分フィールドの機械族モンスターを全て破壊する、その後二体につき一枚、カードをドローする!」シュッ 手札6



ツァン「ドロー効果………」



コナミ「だが機皇帝がぶっ飛んだのは事実だ!」




571: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/16(月) 22:48:21.41 ID:xZoleOIx0



ゴースト「おまえ達は機皇帝の真の恐ろしさを知らない」



雪乃「え…?」



ゴースト「さらにトラップ発動、リミット・リバース!」カチッ


《リミット・リバース/Limit Reverse》 †
永続罠
自分の墓地の攻撃力1000以下のモンスター1体を選択し、
表側攻撃表示で特殊召喚する。
そのモンスターが守備表示になった時、そのモンスターとこのカードを破壊する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。


ゴースト「墓地のスカイ・コアを特殊召喚!」



スカイ・コア「……」攻0



コナミ「なんだ……………?」



ツァン「成る程……あれを効果破壊するとスキエルが復活するってわけ……」



ゴースト「sp-ライトニング・ロッドを発動!」バッ sc6



《Sp-ライトニング・ロッド/Sp Lightning Rod》 †
通常魔法
Spカウンターが2つ以上ある時に発動する事ができる。
自分フィールド上のモンスター1体を破壊する。



雪乃「自分のモンスターを破壊する!?」


ゴシャーーーーーーーーーーーン!




572: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/16(月) 22:57:53.36 ID:xZoleOIx0



コナミ「自分からスカイコアを破壊だとーーーー!?」



ゴースト「現れろ!スキエル∞、T、A、C、G!」



スキエル「キューーン!」攻2200 ガシャーーーン!



ツァン「そんな…………!」



ゴースト「わかったか、機皇帝は不死身だ!」



ゴースト「カードを二枚セットしてターン終了!」バッ 手札3



雪乃「またシンクロを封じられてしまったわ………」



コナミ「俺のターン!」シュッ 手札3



コナミsc6→7
ツァンsc2→3
ゴーストsc6→7



コナミ「奴のパーツさえ消して行けば、攻撃力は下がる、ブラッド・ヴォルスを召喚!」バッ


《ブラッド・ヴォルス/Vorse Raider》 †
通常モンスター
星4/闇属性/獣戦士族/攻1900/守1200
悪行の限りを尽くし、それを喜びとしている魔獣人。
手にした斧は常に血塗られている。



ヴォルス「…」ドドドドドド……





573: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/16(月) 23:08:23.85 ID:xZoleOIx0



コナミ「さらに一撃必殺侍を反転召喚!」バタンッ



《一撃必殺侍/Sasuke Samurai #4》 †
効果モンスター
星4/風属性/戦士族/攻1200/守1200
このカードが戦闘を行う場合、
ダメージ計算の前にコイントスで裏表を当てる。
当たった場合、相手モンスターを効果によって破壊する。


一撃必殺「へっ」



コナミ「一回目のバトルはスキエルGに止められるが、次の攻撃は決まる…!」



コナミいけ、ブラッド・ヴォルス!スキエルAを攻撃!」バッ



ヴォルス「ァァァァァアーーー!」シュバッ!


スキエルA「…………」攻1000



ゴースト「トラップ発動、ミラーフォース!」カチッ



《聖なるバリア -ミラーフォース-/Mirror Force》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールド上に攻撃表示で存在するモンスターを全て破壊する。


ツァン「!?」



コナミ「お前もかよ……!」


ピキーーーーーーン!



ゴアァァァーーーーーン!




ヤリザ「ぎゃああ!」


キザン「ぐっは!」



コナミ「くそ……!全滅しちまった……」



ツァン「ぼ、ボクのモンスターまで………」


575: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/16(月) 23:18:40.33 ID:xZoleOIx0



コナミ「………ターン終了!」手札2


ツァン「……ボクのターン」シュッ 手札3


コナミsc7→8
ツァンsc3→4
ゴーストsc7→8



ツァン「…………」



雪乃「……ここにきてモンスター0はマズイわ…」



ゴースト「一体程度の壁モンスターじゃ守りきれないけどな!」



ツァン(……こ、ここにきて………出せるカードが無い……)



ツァン「………スピードワールド2の効果……scを4払って相手に手札のsp一枚につき800Pのダメージを与える」スッ



バリリリリリリ!



ゴースト「ぐ…………」LP2200→1400



ツァン「……ターン終了」手札3



コナミ「なぬ!?」


雪乃「モンスターを出さない?……いや、出せないのね」




576: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/16(月) 23:29:37.91 ID:xZoleOIx0



ゴースト「なにもできないかピンク頭!ははははは!」シュッ 手札4



コナミsc8→9
ツァンsc0→1
ゴーストsc8→9


ゴースト「終わりだピンク頭、スキエル!貫け!」



スキエル「キュウウウウウウン!」攻2200



ツァン「ああぁ………くっ……」LP1800



雪乃「ツァンさんが!コナミ、このままじゃツァンさんが死んでしまう!」



コナミ「ああ……トラップ発動、蘇りし魂!」カチッ




《蘇りし魂/Soul Resurrection》 †
永続罠
自分の墓地から通常モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。



コナミ「ブラッド・ヴォルスを守備表示で特殊召喚!」



ヴォルス「!」守1200



ゴースト「出現するのは貴様のフィールド、かまうか!」



雪乃「コナミ……!」



スキエル「キュウウウウウウン!」



コナミ「慌てるな、トラップ発動!ギブ&テイク!」カチッ



《ギブ&テイク/Give and Take》 †
通常罠
自分の墓地に存在するモンスター1体を
相手フィールド上に守備表示で特殊召喚し、
そのレベルの数だけ自分フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体のレベルをエンドフェイズ時まで上げる。


577: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/16(月) 23:33:52.40 ID:xZoleOIx0



ツァン「!」



ゴースト「さらにトラップだと」



コナミ「俺の墓地のモンスターを相手フィールドに特殊召喚する!」



コナミ「ツァンのフィールドに現れろ、一撃必殺侍!」バッ



一撃必殺「ひっ」守1200



ゴースト「なんだと………!?」



雪乃「成る程、バトルロイヤルルールならではの戦法を……」



ツァン「ぼ、ボクのフィールドにモンスターを……」



コナミ「凌げツァン!」




578: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/16(月) 23:51:14.40 ID:xZoleOIx0


ヴォルス「…」☆4→☆8



コナミ「一撃必殺侍は戦闘したモンスターを二分の一で破壊する、どうするゴースト!」



ゴースト「少々焦ったが、貴様その程度か、通用しない!デモンズチェーン、発動!」カチッ



《デモンズ・チェーン/Fiendish Chain》 †
永続罠
フィールド上の効果モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターは攻撃できず、効果は無効化される。
選択したモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。


ジャララララララララ!!



一撃必殺侍「ああうっ」



雪乃「ああ!?」



コナミ「一撃必殺侍が鎖に……!…」



ツァン「効果が無効に………!」



ゴースト「はははははは!」




579: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/17(火) 00:02:15.54 ID:Ow/mUf9q0



ゴースト「いけ、スキエル!」


ギュアアァアアーーーーーーーーーーー!!



一撃必殺侍「ああああーーーーー!?」


ゴアァァアーーーーン!!!



ツァン「くうぅぅうっ………!」


雪乃「だ、ダメだわ…………ツァンさんは凌ぎきれない、パーツの攻撃が飛んで来る!」



ゴースト「ピンク頭のLPは1800、A、T、C、Gの攻撃力の合計は2200、終わりだ!」



ツァン「コナミ………!ゴメン…………!ボクはここまで………」



雪乃「ツァンさん!……ううっ…!……」



ゴースト「スキエルT、攻撃だ!」





580: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/17(火) 00:11:00.72 ID:Ow/mUf9q0



コナミ「ゴーストめ…………………俺をみくびるな!」



ゴースト「ああん!?」



コナミ「トラップ発動、ミス・リバイブ!」カチッ



《ミス・リバイブ/Foolish Revival》 †
通常罠
相手の墓地のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを相手フィールド上に
表側守備表示で特殊召喚する。



ゴースト「なにいいい………!?」



雪乃「!コナミ…………まだ助ける策が…!?」



ツァン「ええ……っ…………!?」



コナミ「ツァンの墓地の六武衆の影武者を蘇生させる!」



ゴバーーーーー!



影武者「ぬう」守1800


《六武衆の影武者/Kagemusha of the Six Samurai》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/地属性/戦士族/攻 400/守1800
自分フィールド上に表側表示で存在する「六武衆」と名のついたモンスター1体が
魔法・罠・効果モンスターの効果の対象になった時、
その効果の対象をフィールド上に表側表示で存在するこのカードに移し替える事ができる。



581: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/17(火) 00:22:26.16 ID:Ow/mUf9q0


ゴースト「貴様アア……………!」



雪乃「六武衆の影武者の守備力1800を超える攻撃力を持つモンスターは、スキエルパーツにはいない…!」



ツァン「も、もしかして………凌いだ…!?」



ゴースト「リバースカードを3枚も消費して………しぶとい通り越してしつこいな貴様!」



コナミ「褒め言葉だ!」



ゴースト「……ち、バトルフェイズを終了する…!」



ツァン「は、はあぁぁぁ……………ーーーた、助かった…………」



雪乃「ツァンさん、大丈夫?」



ツァン「う、うん………それにしても……!こ、コナミ………あ、ありがとう……!」



コナミ「気にするな、ここから反撃だ…!」




ツァン「うん………!こいつには負けられないよ!」




582: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/17(火) 00:34:56.51 ID:Ow/mUf9q0



………………………………………


遊星「スターダストが………ワイゼルに吸収されてしまった………!」



プラシド「貴様のシンクロモンスター、貢物として確かにもらったぞ!」



遊星「くそぉ………」



ワイゼル「………」攻5000



ブルーノ「攻撃力5000……………!」



遊星「どうすれば……!?この街を………仲間を守らなくては…………!」




遊星「……みんな……!力を………俺にかしてくれ…!」



………………………………………



龍可「…いたっ!」キイイイイィーン


クロウ「ぐ…………!この痛みは……!」キイイイイィーン



龍亞「え、どうしたの!?」



………………………………………



ジャック「ぐああ………こ、これは」キイイイイィーン



鬼柳「ん?どうしたジャック!」


………………………………………



アキ「ゆ、遊星が苦しんでいる…………!」キイイイイィーン





592: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/17(火) 22:32:18.90 ID:Ow/mUf9q0



遊星「……………」キイイイイィーン



遊星「とにかく…………スターダストを奪い返さないことには…!」



プラシド「ハァーーハハハハハハ!!」



ブルーノ「心に迷いがあったのだ………だから失敗した…」



遊星「どうやれば………」



…………………………………………………



ゴールド「カードを二枚セットしてターン終了だ!」バッ 手札2



コナミ「俺のターン!」シュッ 手札2→3


コナミsc9→10
ツァンsc1→2
ゴーストsc9→10



コナミ「この時を待ってたぜ……!」



ゴースト「?」



コナミ「スピードワールド2の効果を発動!scを10取り除くことでカードを一枚破壊する!」sc10→0



コナミ「消えろスキエル!」



バリバリバリバリ………!!!




593: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/17(火) 22:42:18.91 ID:Ow/mUf9q0



ツァン「よーし!効果なら!」



ゴースト「馬鹿め、スキエルは効果の対象にならない!」バッ

機皇帝スキエル ∞:Meklord Emperor Skiel
星1/風属性/機械族/攻 0/守 0
このカードの攻撃力・守備力は、このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「ワイゼル」・「グランエル」・「スキエル」と名のついたモンスターの攻撃力分アップする。
このカードは相手のカードの効果の対象にならない。
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスターを
装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備することができる。
このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
「機皇帝」と名のついたモンスターは自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。



ピキーーーーーーン!


コナミ「なに!?「



雪乃「あんな効果まであるなんて………!」



ゴースト「機皇帝は無敵だ!」



コナミ「無敵だと………!そんなわけあるか…!」



コナミ「カードを二枚セットする!」バッ



コナミ「ターン終了、ツァン、頼む!」




596: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/17(火) 22:59:37.69 ID:Ow/mUf9q0



ツァン「ボクのターン!」シュッ 手札4


コナミsc0→1
ツァンsc2→3
ゴーストsc10→11



ツァン「六武衆ーザンジを召喚!」バッ


《六武衆-ザンジ/The Six Samurai - Zanji》 †
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1800/守1300
自分フィールド上に「六武衆-ザンジ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードが攻撃したモンスターをダメージステップ終了時に破壊する。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊できる。



ザンジ「………」



雪乃「チューナーと非チューナーが揃ったわ」



ゴースト「懲りずにシンクロか、貴様らにはそれしかないだろうがな」



ツァン「☆4のザンジに☆2の影武者をチューニング!」バッ



☆4+☆2=☆6
カッ



ツァン「事象の地平より推参せよ、重力の闘士!」



597: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/17(火) 23:07:19.16 ID:Ow/mUf9q0


ツァン「シンクロ召喚、グラヴィティ・ウォリアー!」バシッ


《グラヴィティ・ウォリアー/Gravity Warrior》 †
シンクロ・効果モンスター
星6/地属性/戦士族/攻2100/守1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、このカードの攻撃力は
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターの数×300ポイントアップする。
1ターンに1度、相手のバトルフェイズ時に相手フィールド上に
守備表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを表側攻撃表示にする。
このターンそのモンスターが攻撃可能な場合には攻撃しなければならない。


グラヴィティウォリアー「ふっ……」


ゴースト「攻撃力2100程度とはな…」



ツァン「まだまだ、グラヴィティウォリアーの効果発動!相手フィールドのモンスター一体につき300P攻撃力をアップさせる!」



グラヴィティウォリアー攻2100→3900


コナミ「でたー、3900だー!」



雪乃「うまく決まれば決着をつけられるわ…!」



ゴースト「トラップ発動、サンダーブレイク!」カチッ



《サンダー・ブレイク/Raigeki Break》 †
通常罠
手札を1枚捨て、フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
選択したカードを破壊する。


ゴースト「死ね!シンクロモンスター!」手札1 シュッ



コナミ「させるか、安全地帯発動!」カチッ


《安全地帯/Safe Zone》 †
永続罠
フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターは相手の効果の対象にならず、
戦闘及び相手の効果では破壊されない。
また、選択したモンスターは相手プレイヤーに直接攻撃する事はできない。
このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターがフィールド上から離れた時このカードを破壊する。



ゴースト「!貴様ーーー!」




600: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/17(火) 23:25:44.88 ID:Ow/mUf9q0



スカーーーーーーー



ツァン「!…これで…サンダーブレイクの効果でグラヴィティウォリアーは破壊されない!」



ゴースト「邪魔ばかりしやがって………気にいらん…!」



コナミ「機皇帝なんか怖くねーんだよ!」



雪乃「危ない………」



ゴースト「だが、攻撃力を上げたところでスキエルGの無力化効果がある!結局は無駄だ!」



スキエル「……」攻2200



グラヴィティウォリアー「……」攻3900



ツァン「……く……………!」



コナミ「かまうなツァン!攻撃だ!」



ツァン「!……コナミ」




601: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/17(火) 23:38:09.47 ID:Ow/mUf9q0



ツァン「……………」


コナミ「いける、俺を信じて行け!」



雪乃「どういう事?」



コナミ「これが多分ラストチャンス、逃したらおわりだ!」



ゴースト「ふん………やってみろ」



ツァン「………………しょうがないな……信じてあげるよ!」



ゴースト「ほおぉ…………無駄な戦いだ」



コナミ「…」


ツァン「グラヴィティウォリアー!行け!」




グラヴィティウォリアー「ああーーーー!」シュッ



603: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/17(火) 23:47:21.75 ID:Ow/mUf9q0


ツァン「スキエル∞を攻撃ーーーーー!!」



ズシャアァァァァーーーー!!


ゴースト「ははははは!スキエルGーーーーーー!!」



スキエルG「ギャリリン!」



雪乃「だめ、止められるわ!」



コナミ「いや、貫く!」



ゴースト「馬鹿をいうな!どうにもならんわ!」



ツァン「!………」



コナミ「威風堂々を発動ーーーーーーーー!!」カチッ




《威風堂々/Chivalry》 †
カウンター罠
バトルフェイズ中のみ発動する事ができる。
相手が発動した効果モンスターの効果を無効にし破壊する。



ゴースト「!?」



スキエルG「!?」バキィーーーン!



雪乃「スキエルGが壊れたわ!」



ツァン「グラヴィティウォリアーーーーーーーーー!」



605: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/17(火) 23:52:33.91 ID:Ow/mUf9q0



ゴースト「なんだとおぉおーーーーーーー!?」



バギャァアァァン!!


スキエル「………!!?」バチ、バチ………!



ツァン「!…………これは…」



雪乃「貫いたわ………!スキエルを!」



コナミ「…………」



ドゴアァアアーーーン!ガシャーーーーーーーーーン!



ゴースト「くああぁあぁーーーーーーーー!!!?」LP1400→0ピー



ツァン「……!き、決まったーーーー!」



コナミ「しゃあーーーー!!」



雪乃「機皇帝を破壊したわ!」



………………………………………………………………………………


遊星「レスキューウォリアーの効果でなんとかスターダストは奪い返した……」



遊星「やるんだ………アクセルシンクロ!」



607: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/17(火) 23:58:33.61 ID:Ow/mUf9q0



プラシド「ふん……手品でスターダストを取り戻したか、だが俺のターンになれば結局は吸収だ」



プラシド「いくぞ!ワイゼル!スターダストを吸収だ!」



ワイゼル「!」カッ キューーーーーン!



ブルーノ「このままではまた吸収される、遊星!」



遊星「………消すんだ………迷いを…」



遊星「………もう二度と、悲劇は繰り返させない!」



遊星「俺は☆8のスターダストに☆2のフォーミュラシンクロンをチューニング!」バッ



プラシド「俺のターンにシンクロだと………!?」



遊星「………うおおおぉぉぉーーーーーーーー!」


キュゥウウウーーーーーーーーン!!!



ゴオォォォオーーーー!



遊星「………風の中に溶けていく……………俺が…………」ゴオォォォオーーーー!




遊星「…………………」



遊星「………シューティングスター・ドラゴン…?」



609: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/18(水) 00:03:24.24 ID:ltz7QMN10


遊星「……………!」ぴちゃーーーーん…



遊星「クリアマインド!」キューーーーーーーーン!



遊星「集いし夢の結晶が新たな進化の扉を開く……光差す道となれ!」



ギュアアーーーーーーン!!!


パシュン!



プラシド「!?消えた」



ゴオォォォオーーーーーーーーーー


プラシド「後ろから………!?」



遊星「アクセルシンクロ!生来せよ、シューティングスタードラゴン!!」


シューティングスター「アォオォーーーーーーーーーーン!!」



シュバーーーーーーーン!!



プラシド「なに…………!?」



611: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/18(水) 00:07:56.88 ID:ltz7QMN10



…………………


ブルーノ「ついにやったか!遊星!」


……………


ジャック「……あれは、遊星だ」



鬼柳「遊星…………あのドラゴンは」


…………



クロウ「ついにやったんだな、アクセルシンクロを!」



龍可「暖かい光…」


龍亞「うわ!なにあのドラゴン!」



……………………


アキ「……………遊星」



ナオミ「なに?あのドラゴンは……悪い感じはしないけど…」



………………………………………

シェリー「急ぐわよミゾグチ!」


ミゾグチ「御意」


ブォオォォオーーーーーーー!


………………………………………


遊星「シューティングスタードラゴン!やっとお前のスピードに追いついたぜ!」


シューティングスター「キュオォォーーーーーーー」



612: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/18(水) 00:13:28.59 ID:ltz7QMN10



キラキラキラキラキラキラ………



プラシド「なるほど………それが石板のモンスター……面白い!」



遊星「このモンスターで、貴様を倒す!」



プラシド「俺をなめるな!貴様など認めない!」



………………………………………


ホセ「ぬうう………」



ルチアーノ「あらら、ヤバそうなの出てきちゃったよ、プラシドこのままやられてバラバラにならないかな」



ルチアーノ「ヒャヒヒヒヒヒ!!」



………………………………………



コナミ「あのドラゴン………遊星だ…」



ツァン「すごーい………」



雪乃「なんて輝き………」



ゴースト「き、キサまらアァーーーーーーー!!!」バチ…バチ…



コナミ「ん!?やろう、しぶとい!」



613: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/18(水) 00:18:36.52 ID:ltz7QMN10


ゴースト「逃がさん………!貴様らハ……殺ス!」



ツァン「ボロボロになっても命令を守ってるよ…!」



コナミ「あいつのDホイールはぶっ壊れてるだろ、さっさと行こうぜ」


ブウウゥゥ……


ツァン「逃げるのが一番だね」ブウウゥ……………ン



雪乃「ん?なにかしようとしてるわ!」



ゴースト「最終兵器…………喰らわシテやる…………!」バチバチ……!バチ……!



ガシャン!


ツァン「!?な、なんかヤバそう……」



コナミ「なんだ、腹からキャノン砲が………や、やべえ…!」



キュウウゥゥゥゥゥ……………ン!


雪乃「コナミ、早くDホイールをだして!」


ゴースト「オソい……!」



614: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/18(水) 00:24:26.72 ID:ltz7QMN10



バチバチバチバチ……!



ゴースト「異次元砲だ、受けてミロ………!」



コナミ「な、てめ、やめろぉーーーーーー!」



ツァン「だ、ダメだ、間に合わないよ!」



雪乃「躱すのよ!」



ゴースト「はあアァアァアアァアぁあああーーーーー!!」シュドォーーーーーーン!



ギュアァアアアァーーーーーー!!!



コナミ「くそったれ!どけお前ら!」ドンッ



雪乃「うっ!?」グラッ



ツァン「ちょ、コナミ!危なっ!!」



バシュウゥウウーーーーーーーン!!!



コナミ「!!?ぐっはああ……………!?」ドゴーーーーーーーン!!



バシューーーーーーーーンッ!!



雪乃「!!コナミ……!…え…!?」




615: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/18(水) 00:32:27.11 ID:ltz7QMN10



シュウゥゥ……………



ゴースト「……ハ、ハハハハはははは!!」ガチャンッ



ツァン「コ、コナミ……?どこ行ったの?!………消え………?」



雪乃「貴方…!コナミをどうしたの!?」



ゴースト「あいつは異次元砲を喰らった…!この次元二は、モウいない!」



ツァン「…じ、次元………?!そ、それって…………?」



雪乃「わ、分かるように………説明しなさい!」



ゴースト「説明シテヤるよ……へ、へへへへ……アイツは……この世カら消えタんだよ!」バチ……!バチ……!



ゴースト「イリアステルの秘密兵器…………を、喰らっタカラ……………な!」



ツァン「!?……ウソ……?!そ、そんな非現実的な事……!信じられないよ!」



ゴースト「イマサらそこを否定するか……?非現実的な事ナドすでにいくつも起こってルだろうが!ハハハハ!」






650: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 22:23:31.09 ID:4urFXpVZ0


ゴースト「せいゼイ絶望しやガれぇえぇェエェ!!」



ツァン「戻しなさい!このっ、今すぐコナミを!」



ゴースト「戻す方法ナんかねえぇェェよ!はははハハはは!はっハっガガガガ……!!!」



バチ……!バチ……!



ドゴーーーーーーーーーーン!!!



ツァン「あぐっ………!?爆発した………!?」



パラパラ…………


シュゥゥゥ………ゥゥ……




ツァン「………………………………そんな…ぅぐっ……!」



ガクッ



ツァン「こんな………ことって……!」





651: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 22:35:06.81 ID:4urFXpVZ0



ツァン「…………うっ………っ………!」



ツァン「コナミ…………っ……ああぁ……………!」



雪乃「…………………………」



雪乃「……………………」



………………………………………………



遊星「シューティングスタードラゴンの効果を発動!」



遊星「デッキを5枚めくり、その中のチューナーの数だけシューティングスタードラゴンは攻撃ができる!」



ワイゼル「だが、ワイゼルG3とスキエルC5には攻撃を無効にする効果がある!」



ワイゼル「この鉄壁の布陣を超えられるというのか!」



キィィィイイィィィインン………!


遊星「超えてみせる!行くぞ、一枚目ドロー!」



遊星「チューナーモンスター、ジャンク・シンクロン!」




653: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 22:42:04.07 ID:4urFXpVZ0


キィイーーーーン


遊星「二枚目ドロー!チューナーモンスター、ニトロ・シンクロン!」



キィイィィィン!



遊星「三枚目ドロー!チューナーモンスター、エフェクト・ヴェーラー!」



キィィィイイィィィイン!



遊星「四枚目ドロー!チューナーモンスター、チェンジ・シンクロン!」



キュゥィイィィィィイィィーーーン!!



遊星「五枚目……………………ドロー!」



………………カッ!



遊星「チューナーモンスター、異次元の精霊!」



キュウゥウゥーーーーーーーーーーーーン!!



ワイゼル「馬鹿な!五回の連続攻撃だと!?」



遊星「これが……俺たちの力だ!」



遊星「行け!シューティングスタードラゴン、ワイゼルを攻撃!スターダスト・ミラージュ!」バッ





656: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 22:48:23.81 ID:4urFXpVZ0



シューティングスター「キュウゥウゥーーーーーーーーーーーーン!!」シュゴーーー!



プラシド「く……ワイゼルG3の効果!攻撃を無効にする!」



ギャリリリィン!



遊星「二回目の攻撃だ!」



シューティングスター「キァァアアーーーーーー!」ギュアアーーーーーーン!!!



プラシド「スキエルC5!効果発動!」



ギャリィィン!



遊星「三回目だ、シューティングスタードラゴン!!」



ギュルルルルァァァーーーーーーーーーーーー!!



ドゴシャァアアァンン!



プラシド「ぐあぁぁっ……!!?」



遊星「四回目、五回目の攻撃だ!喰らえ!」



キューーーーーーーーーーーン!


ギャガァァーーーーン!! ボゴォオォォーーーーーーーーン!




プラシド「ぐあぁぁぁ!!?バカな…この俺が人間に遅れを取るだと……………………!!?」






659: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 22:56:30.59 ID:4urFXpVZ0


ドッゴォーーーーーーーーーーーーーーン!!



プラシド「うあぁぁああぁーーーー!!?」 ズアアアアアアァーーー!



ブチィッッ!!



ギャザァアァアァァァァ…………!!!


ゴトッ



プラシド「…………」シュゥゥゥ……


遊星「……か、……勝った………」



遊星「!?胴体がちぎれ………」キキィィ………



遊星「大丈夫か!?」タタッ



ホセ「ふふふ……この男に、敗者の情はいらん」



遊星「!?………」



遊星「……上か」



660: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 23:03:23.41 ID:4urFXpVZ0



ホセ「君に情けをかけられたことを知ったら、この男は大層傷付く…この年頃の男とはそういうものだろう」



遊星「………!?お前は龍亞と龍可を襲った…!」



ルチアーノ「あの時は小手調べだったけどね、ヒヒ」



ルチアーノ「それにしてもプラシド、ディアブロまで動かしたってのにとんだ無駄骨だったな」



ルチアーノ「僕のカードはさっき回収したけど、ムカついたからお前のデッキは没収させてもらうぜ、ヒヒヒヒ」



ルチアーノ「この様子じゃ、しばらく復活しそうにないしね」ガサガサ



プラシド「…………」




ブォォーーーーーーー!



ジャック「遊星ー!」タタッ



クロウ「何だそいつらは!」タタッ



ブルーノ「…………」



ホセ「ジャック・アトラス、クロウ・ホーガン………役者は揃ったな、ふふ」





662: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 23:09:40.14 ID:4urFXpVZ0



ホセ「これはシティとサテライトが統合した事を象徴するモニュメント、ここでお前達と出会うとは、運命とは皮肉なものだな」



クロウ「今回の事件は、てめえらの仕業か!?」



ジャック「誰だ、お前ら!」



ブォォーーーーーーー!キキィィ………!



鬼柳「許さねえぞ!」



遊星「あ、鬼柳」



ホセ「まだ名乗ってなかったな、失礼、ワシ達はイリアステルの三皇帝」



遊星「イリアステルの三皇帝………?」



鬼柳「俺たちは伝説のチーム、サティスファクション」



ジャック「イリアステルだと?」



ホセ「ワシがリーダーのホセ」



ルチアーノ「え?あんたリーダーだったの?ま、いいや、んじゃあ僕が副リーダーのルチアーノ」



ルチアーノ「そしてこのポンコツが、一番下っ端のプラシドさ!ヒャハハハハハ」



プラシド「………」



665: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 23:16:01.23 ID:4urFXpVZ0



遊星「お前達の目的はなんだ!なぜこんな事を!」



ホセ「我々の目的は…未来を変える事だ」



遊星「未来…?」


ジャック「ふん!そんなもの、貴様に言われるまでもなく俺たちが自分で決める!」



ルチアーノ「それができねーから僕たちがやってきたんだっての、バーカ」



ジャック「!貴様」



ルチアーノ「お前らの迎える未来はろくなもんじゃないんだよ」



鬼柳「どういうことだ!」



クロウ「てめえらは未来を知ってるとでも言うんじゃねえだろうな!」



ルチアーノ「それが知ってるんだな」



遊星「なに?」


ホセ「ルチアーノが言っていることは本当だ」


鬼柳(あいつ声こもっててよく聞こえねえ…)




668: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 23:26:18.57 ID:4urFXpVZ0



ホセ「イリアステルとは、神が作り上げた歴史を修正する組織なのだ」



遊星「修正……?」



ホセ「貴様らがどれだけあがこうと、我々を捉える事はできん」



クロウ「何だと……?じゃあ今までの人類はてめえらの言うままに足跡を刻んできたってのかよ!」



ルチアーノ「その通り!ヒャハハハハハ」



鬼柳「そんな馬鹿な…………」



遊星「ふざけるな、お前達の思い通りにはさせるか!」



ジャック「その通りだ!」





669: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 23:32:57.68 ID:4urFXpVZ0





ブォォーーーーーーー!



「ついに見つけたわ、イリアステル!」


ホセ「ん?」



ルチアーノ「?」


キューーーーーーーーーーン!



遊星「!シェリー!」



ジャック「あいつ……挑む気か……!?」



ギャルァァーーーーーーーン!



シェリー「お父様の仇…!」



ミゾグチ「ぬあぁっ!!」



ホセ「……………ぬんっ!」



…………………………



シェリー「ああっ!?」ガシャン!



ミゾグチ「お嬢様!」バッ!




ドゴーーーーーーーーーン!!



ミゾグチ「……ふう…」


シェリー「く………」



671: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 23:46:43.87 ID:4urFXpVZ0


遊星「馬鹿な……なんて身体能力……ミゾグチほどの手練れが…!」




鬼柳「ヤバイな…」



ホセ「フン、我々は欲深な人間どもが道を外れそうになる度、影から歴史を修正してきた…」



ホセ「だが、どうあがいても避けられない未来があることを知った」



遊星「避けられない未来……?」




ホセ「そうだ遊星、お前の父が開発したモーメントがさらなる災いをもたらす未来だ!」



遊星「!?」




ホセ「モーメントが開発された時、我々はルドガーゴドウィンを使いモーメントそのものを消滅させようとした…」




ホセ「しかしそれは全て無駄な努力だった、ゼロリバースも無意味だったからだ」



ホセ「そこで我々は、この世界に新たな修正を加えることにした」


鬼柳「修正…?」



ホセ「ネオドミノシティを消滅させる……」



遊星「何だと!」


ジャック「そんな大嘘を信じろと言うのか!?」



672: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 23:52:50.51 ID:4urFXpVZ0


ルチアーノ「信じる信じないは勝手だ、遊星、お前の呪いはまだ終わってなんかないんだぜ」



遊星「俺の呪い……………?」



シェリー「…そんなことはさせない!」


ダダッ!



遊星「シェリー!?やめろ、奴らは強すぎる!」



シェリー「はああー!」シュバッ!



ホセ「フン……」バキッ



シェリー「あぐっ!?」



ギリギリ………


ホセ「こんな手段で挑んで来るとは……貴様本物のデュエリストでは無いな」ギリギリ………



ミゾグチ「お嬢様!」



シェリー「う………うおお……!」ギュルッ!



遊星「!?腕ひしぎ……!」



鬼柳「!?」


ジャッククロウ「!?」



ギリギリギリギリ……


シェリー「腕だけでも………殺る…!」ギリギリギリギリ……




673: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 23:56:48.49 ID:4urFXpVZ0




ホセ「どこまでも愚かなものよ…」


ギギギギギギ………!



シェリー「なに!?」ググ……



遊星「力ずくで外す気か……!?」





ググググググググ……



シェリー「くううぅう…………!」



ホセ「両親のところへいくがいい!」ブンッ



シェリー「うあああーーーーー!」



ミゾグチ「お嬢様!」ダンッ



遊星「シェリー!ミゾグチーーーー!」



バサアァッ………フワ………フワ……



ジャック「パラシュートか………」


鬼柳「おどかしやがって……」





674: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/20(金) 00:02:37.67 ID:b1tZS39d0



ミゾグチ「お嬢様……」フワフワ…



シェリー「だ、大丈夫…………く…………」フワフワ…



遊星「ホセ、ルチアーノ!ネオドミノシティを消滅させるとはどういうことだ!」



ブルーノ「……」



ホセ「それが知りたければ、WRGPを勝ち進んでこい……本戦には我々も出場する」



鬼柳「なに?てめえらも!?」



ホセ「それだけの価値がWRGPにはある」



ゴゴゴゴゴゴゴゴ……………!!



ホセ「やっとワシのデッキも来おった………」


バシュンッ!!


クロウ「!?隕石だ………!?隕石があいつのところに!」



鬼柳「何だ……!」




675: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/20(金) 00:08:30.71 ID:b1tZS39d0



ホセ「ふふふふ………みるがいい、これが、機皇帝グランエル!」バッ



ザバァーーーーーーン!!


グランエル「……………」



遊星「新たな機皇帝……!」



ホセ「チーム・5Dsよ、我々と戦いたければWRGPを勝ち上がって来い!真実はそこにある!」



鬼柳「まて、チーム・満足を忘れるんじゃねえ!」



ホセ「さらばだ…」



ルチアーノ「バイバーイ!」

グニャアァアーーーー………



遊星「あ、待て……!」




…………………………………



ブツンッ ブツンッ……


カァァァ…………


龍亞「あ、電気がついた!」



…………………………………


アキ「あ……停電が直ったわ……」



ナオミ「あ………」



677: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/20(金) 00:14:26.45 ID:b1tZS39d0



クロウ「………どうなってる…何もかももと通りだ…」



鬼柳「停電も直ってる………」



ジャック「ち、奴ら………」



ブルーノ「……」スタスタ……


遊星「!待ってくれ!あんた、何者だ!?」



ブルーノ「…」



遊星「シンクロを否定する機皇帝……シンクロの進化系アクセルシンクロ……どちらも同じ石板から力を得た……これはどういうことだ!?」



ブルーノ「………その答えは……キミ自身の手で見付け出すんだ……新たな力、シューティングスタードラゴンと共に」


ギュウゥウウーーーーーーーーーーーーン!



ブオォォーーーーーーー!


遊星「……………」



………………………………


ブルーノ「遊星………私にも分からないんだ……だが油断するな」



ブルーノ「奴らとの戦いは……始まったばかりなんだ……」




681: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/20(金) 01:07:29.90 ID:b1tZS39d0


………………………………………………


次の日

ポッポタイム ガレージ



遊星「イリアステルの証拠がない……!?」



クロウ「ああ………なんせあの時はシティが完全に麻痺してた…監視カメラにも記録がねーってよ…」



鬼柳「マジかよ……」



シェリー「どうするの遊星」



遊星「奴らと戦うためには…WRGPを続けるしかない」



アキ「でも、どんな罠が待っているか………」



ミゾグチ「ええ、この大会は奴らが仕組んだものらしいですから」



ジャック「だが他に方法がない以上、仕方あるまい!」



龍亞「そ、そうだね……!」



遊星「ああ………奴らは必ず倒す!」




682: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/20(金) 01:12:19.17 ID:b1tZS39d0



鬼柳「チーム・満足も力を貸すぜ!なあ、ツァン………」



鬼柳「…?……あれ、そういえばツァンもコナミもいねえな………」



遊星「ああ………ツァンからは今日は来れないという連絡があった……が、コナミは音沙汰なしだ…」



龍可「こんな時にどこ行ってるのよ……もー」




ジャック「まああいつはそのうち顔を出すだろ、心配することはない」



クロウ「そうだな、昨日のリアルファイトもあいつがいれば良かったんだがな」



ミゾグチ「……………それほどの……」



シェリー「…遊星達が戦うのなら、私たちもやるわ、いずれまた会いましょう」スタスタ



遊星「ああ、気をつけていけ」



ミゾグチ「それでは……」スタスタ



鬼柳「………………」



鬼柳「藤原も連絡なしか…」




684: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/20(金) 01:17:37.30 ID:b1tZS39d0


………………………………………………


ネオドミノシティ 広場



ツァン「藤原さん…………何か見つかった…?」ハア…ハア…



雪乃「いえ………どこにもいないわやっぱり……」



ツァン「く…………ヤリザ、あんた達は…?」



ヤリザ「どこにも居ないでござる……済まぬ…!切腹!……」



ツァン「そう………」



雪乃「……………でも……ここで諦めるわけにはいかないわ………泣いている暇もない……」



雪乃「今までだって……コナミは生還してきたもの……今回だって………!」



ツァン「うん……!まだ大会が残ってる……あいつ、勝手に居なくなるなんて許さないよ………!」



雪乃「引き続き探すわよツァンさん…………旧サテライト地区に行ってみましょう」



ツァン「わかった、乗って!」


ブウウゥ………



ブオォォーーーーーーー!!




685: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/20(金) 01:22:30.07 ID:b1tZS39d0



………………………………………………

カードショップKURUMIZAWA



店長「うわあぁ……昨日の事件で店がボロボロだよ…………!直さないと…!」タタタタッ



レイン「……………」



三郎「………にゃ」



レイン「………昨日………何回か発生した……次元の割れ目……………」ナデナデ



レイン「……………嫌な予感がする…………」



レイン「………………一般人があれに巻き込まれれば……帰ってくる事は………ほぼ…不可能」ナデナデ



レイン「……………コナミ………?……」



三郎「………にゃ………」



レイン「………うん………まさか……ね………」




708: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/21(土) 22:06:04.11 ID:S7pP0IE00



グニャアァアーーーーーーーーーー



グォォオオォォォン……!



コナミ「ぐおおおぉぉっ!?」キューーーン


ポイッ ドサッ!




コナミ「痛った……!く…………」



コナミ「……………こ、ここはどこだ…?」



コナミ「………そうか…ゴーストの攻撃を喰らったのか…」



コナミ「うーん………森か……どうしたものか」



ジェネクスコントローラー「ウィン…」



コナミ「あ、ジェネコン……お前ここがどこかわかる?」



ジェネコン「ウィン…?」



コナミ「…………解るわけないよな……はー…」



コナミ「…………マジでどうしよう」


709: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/21(土) 22:10:37.06 ID:S7pP0IE00



コナミ「………とりあえず歩くか……」



ザッザッザッ………



ジェネコン「ウィンー……」



ザッザッザッ………



コナミ「…………………む…?」



カサカサカサカサカサカサッ……



マンモスの墓場「うぉおおぉぉーーーーー!!!」ダダダダダッ!!



コナミ「?なんだー!?」



コナミ「骨のマンモスがこっちに向かって来やがる……!生き物か!?」



ジェネコン「ウィーーーーーン!」



コナミ「ジェネコン、どうする!?」



ジェネコン「ウィーーーーーーーーン!」バゴーーーン!



マンモスの墓場「ぎゃはぁっ!?」ゴシャッ!



コナミ「お…?倒した…」



711: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/21(土) 22:18:14.03 ID:S7pP0IE00



ボンッ!



コナミ「…………カードになった…?」ヒョイッ




《マンモスの墓場/Mammoth Graveyard》 †
通常モンスター
星3/地属性/恐竜族/攻1200/守 800
仲間のお墓を守るマンモス。墓荒らしを容赦なく攻撃。


コナミ「………デュエルモンスターだったのか………」



コナミ「攻撃力がジェネコンの方が上だったから倒せたのか…」



ジェネコン「ウィンー」



コナミ「………とりあえず貰っておくか、ゲットー」カサッ



スタスタ……



……………………………



マーダーサーカス「しゃーーーーーー!」攻1350



コナミ「お、またか…」





714: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/21(土) 22:22:04.48 ID:S7pP0IE00



ジェネコン「ウィンーーーーー!」ドガッ!



マーダーサーカス「ぐっへ!?」ボンッ




《マーダーサーカス/Crass Clown》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1350/守1400
フィールド上に守備表示で存在するこのカードが表側攻撃表示になった時、
相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して持ち主の手札に戻す。



コナミ「またまたゲットー」カサッ



………………………………………


コナミ「………!町があるな………」



コナミ「この世界にも人がいるのか…………?」



コナミ「行ってみよう……」ザッ



ズザザザザーーーー………!



ジェネコン「ウィンウィン」




716: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/21(土) 22:36:21.96 ID:S7pP0IE00


…………………………………………………………………………………


町の外れ



召喚師セームベル「暇だなー……何か面白いことないかなー……」



はにわ「ういうい」


はにわ「ういうい」




セームベル「うーん………よし、今日は鬼ごっこしよう!あたしが鬼やるからはにわ達は逃げるのね!」



はにわ「!?」


はにわ「うひゃー」タッタッタッ




セームベル「まてーーーーー!」タッタッタッ



タッタッタッ…………………

……………………………………………




セームベル「えーーーい、捕まえたっ!」バッ



はにわ「うひー!」



はにわ「ういうい……」



セームベル「あはははは、じゃあ次ははにわが鬼ね!」



セームベル「にげろーーーー!」タッタッタッ



デスグレムリン「いや、次は俺が鬼になろう…へへへへ……」ザッ



セームベル「………え?」



デスグレムリン「捕まえたら捕食するからな!ヒャッハーーーーー!!」ダッ!



セームベル「ひ、ひゃあああぁあああーーーー!!?」ダダッ


719: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/21(土) 22:41:45.91 ID:S7pP0IE00



セームベル「い、いつの間にか町の外に出てたーーーー!」タッタッタッ



はにわ「うひゃー」タッタッタッ



はにわ「うひゃー」タッタッタッ



デスグレムリン「おせーーーーんだよ!食うぞ!俺は今にもお前を腹に詰め込むぞ!」ダダダダダッ!




デスグレムリン「ハーーーハハハハハハ!!」ダダダダダッ



セームベル「きゃあーーーーーーーー!!」タッタッタッ



セームベル「だ、誰かーーーー!助けてーーーーーー!!」タッタッタッ



………………………………………………………



コナミ「……………………ん?何か声が聞こえる…」



ザザザザザザッ……!!



デスグレムリン「肉だぁあーー!!久しぶりの肉だぁあーーーーーー!!」



セームベル「あ、あたし美味しくないよーーーーーー!!」



コナミ「!?何ぞ!」


ジェネコン「ウィーーーン…?」





723: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/21(土) 22:49:48.01 ID:S7pP0IE00



セームベル「ハァ、ハァ……ん!?」



デスグレムリン「ああぁあぁあ……?なんだお前、見たことない奴だな!」ザッ!



セームベル「ほ、本当に見たことない……あんなモンスターいたっけ…?まあいいや!」



セームベル「あ、あなた!どうかあたしを助けて!」



コナミ「え……何だよ、いじめか?」



デスグレムリン「はあ?いじめじゃねーよ、食物連鎖だ!」



コナミ「食物連鎖?……」



タッタッタッギュッ



セームベル「うぅ…………あいつを退治してよー……!このままじゃあたし食べられちゃうの……!」



コナミ「ああ、そういう事か」



デスグレムリン「邪魔する気か?おい、餌になるだけだぞお前も」攻1600



コナミ「ジェネコン、いけるか!?」



ジェネコン「ギー、ムリー」攻1400



コナミ「…………し、喋られたのかお前」




727: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/21(土) 23:00:10.12 ID:S7pP0IE00


セームベル「ええー?攻撃力足らないじゃない!もぉーー!」攻600



コナミ「お前は攻撃力600か………マジで話にならねえな」



セームベル「あたしは補助系の能力なのー、か弱いあたしに戦わせる気!?」



コナミ「お前らもモンスターか………くそ……ジェネコンで対応できないとなると………」



デスグレムリン「もういいやめんどくせー、死ねっ!」バッ!



セームベル「!来たーーー!」



コナミ「おいおい………!ちょ、待てって……!」シュッ



コナミ「くそ………いけるか!?忍犬ワンダードッグ召喚!」バッ!



《忍犬ワンダードッグ/Nin-Ken Dog》 †
通常モンスター
星4/風属性/獣戦士族/攻1800/守1000
忍術を極めた犬忍者。厳しい修行により、擬人化の忍術を使う事が可能となった。



ワンダードッグ「ニンニン」



デスグレムリン「うおおおっ!?」



コナミ「おお……使えるぞ…!ワンダードッグ、よろしく!」



ワンダードッグ「うらぁっ!」ガッ



デスグレムリン「ぐふぁ……!!」ドギャスッ



ボンッ



《デスグレムリン/Des Feral Imp》 †
効果モンスター
星4/闇属性/爬虫類族/攻1600/守1800
リバース:自分の墓地のカード1枚を選択し、自分のデッキに加えてシャッフルする。


734: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/21(土) 23:07:33.60 ID:S7pP0IE00



コナミ「カードになった……ゲット!」パシッ



ワンダードッグ「さらば!」シュンッ



コナミ「おーう」



セームベル「おぉおおーーー………すごーい!あいつをやっつけちゃったー!」



はにわ「ういーーー!」



はにわ「うーい!」



コナミ「あーびびった………全く」



セームベル「なかなかやるのねあなた!」



コナミ「お前、危険だから一人で外に出るなよ、600じゃ誰にも勝てないだろ」



セームベル「わかってるよ、今回はたまたまなの」



コナミ「ふう………………しかし……これからどうしよう…」



セームベル「?何かあったの?お家に招待するからあたしが悩みを聞いてあげてもいいよ」



コナミ「……………」



………………………………………………………………………………………



738: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/21(土) 23:13:17.11 ID:S7pP0IE00



セームベルの家


ガチャッ


セームベル「どうぞー」



はにわ「ういうい」


はにわ「ういー」



コナミ「………お前、一人暮らしか?」



セームベル「そーよ、おかーさんもおとーさんもいないの」



コナミ「そうか…俺も親の顔は知らないけど、聞いて悪かったな」



セームベル「いーよ、結構楽しく行きてるから」



コナミ「ほう……」



セームベル「その辺座って、キラートマトのスープでも作ってあげるー」スタスタ



コナミ「キラートマト…………確かモンスターにいたなそんなの……」



コナミ「…………あれ食べるの?!」



セームベル「♪ーー」






744: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/21(土) 23:24:42.38 ID:S7pP0IE00


………………………………………………………………………………………


コナミ「……………」



セームベル「………それで、どーかしたの?」



コナミ「……ああ」



セームベル「助けてくれたお礼に聞いてあげるよー?」



コナミ「…………聞いて驚けよ…実は俺、別の世界から来たんだよ…」



セームベル「…………………」



セームベル「………えーー!別の世界からー!?なにそれすごーい!」



コナミ「?!……し、信じるのか?」



セームベル「え?だってたまーにあるし、そういう事今までも」



コナミ「!なに……」



セームベル「ていうかねー、今もいるよ、宮殿に」



コナミ「べ、別の世界の奴が!?」



セームベル「うん、王様といろいろ話してるんだってー」



コナミ「マジかー……………俺以外にも………そんな奴が…」



セームベル「なんて言ったっけなー……み、みしゃわ……?えーと…ぬー……なぜか覚えられないんだよねー」



コナミ「………会いてぇぇ…………………」



753: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/21(土) 23:29:33.34 ID:S7pP0IE00



セームベル「会いにいってみるー?」



コナミ「!行ける?」



セームベル「結構行けると思うよー、宮殿警備そんな固くないし」



コナミ「……………………………………そいつなら、元の世界に帰る方法を知ってるかもしれん」



ジェネコン「ウィン」



セームベル「行く?」



コナミ「ああ、場所を教えてくれ」



セームベル「へっへへー……あたしも一緒に行ってあげる」



コナミ「え?なんでだよ、いいよ別に」



セームベル「だって楽しそうじゃんー、退屈な毎日にうんざりしてたの!」



はにわ「ういうい」



はにわ「うい」



セームベル「はにわ達も行きたいって、ていうか行くって」



757: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/21(土) 23:34:06.00 ID:S7pP0IE00



コナミ「………役に立つのか?」



セームベル「ぬ?失礼しちゃう、あたし意外とやるから!」



はにわ「ういーー!」



はにわ「ういー!」



コナミ「だってさっきの有様を見る限り……」



セームベル「ぬぬぬぬぬ……!あたしの真髄は効果にあるのよー!頭きた!」



シュンッ サクッ



コナミ「!?お、お前……勝手にデッキの中にカードを入れるなよ」



セームベル「あたしのカードをいれたよー!感謝してよねー!」



コナミ「なにぃ…………ま、いいか……」



セームベル「よーし、出発!」



………………………………………………………………………………………





760: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/21(土) 23:39:59.35 ID:S7pP0IE00

宮殿前


コナミ「……ここか」



セームベル「そうだよ」



コナミ「よし」スタスタ……



セームベル「入ろー、入ろー」スタスタ



カイザーシーホース「待て」ザッ



コナミ「!な、なんだ」



カイザーシーホース「許可なく宮殿に入るんじゃない」攻1800



コナミ「…………おい、宮殿の警備は緩いんじゃねーのか!?」ヒソヒソ



セームベル「緩いよ、門番あいつだけだもん……やっちゃえ」コソコソ



カイザーシーホース「おい、なにをコソコソ……」



コナミ「…………………ブラッドヴォルス」バッ



ヴォルス「ぬんっ!」ガスッ 攻1900



カイザーシーホース「ぐえぇ………!?」ドサッ…


ボンッ


コナミ「………すまん、ゲット」パシッ





762: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/21(土) 23:47:04.51 ID:S7pP0IE00


………………………………………………


宮殿内



コナミ「広いなおい………」


セームベル「すごーい」



コナミ「すごーいじゃないよ、どっちに行けばいいんだよ…」



セームベル「んーと、あっち!」タッタッタッ



コナミ「お前を信じていいのか!?」タッタッタッ



………………………………………………



セームベル「……ふう………いっぱい敵いたね」



コナミ「お前を信じるんじゃなかった、モンスターが4体もいたぞ」カサッ



コナミ「ソードストーカー、ガジェットソルジャー、闇道化師のサギー、ミノタウルス」



セームベル「どれもパッとしないのばっかりだったね」



コナミ「お前がいうなよ」



セームベル「ひっひっひー」



スタスタ……



765: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/21(土) 23:53:09.16 ID:S7pP0IE00


王の広間



セームベル「おお!何か広いところにでたよー!」



コナミ「おお……………行き止まりだ」


セームベル「あ、わかった!ここって王様がいつも座ってるところだよ、あのイス映像でみたことある!」



コナミ「映像?ここにもテレビがあるのか?」



セームベル「当たり前じゃん、数少ないあたしの楽しみよー」



コナミ「……まあなんでもいいよ、そのみしゃわって奴を探すぞ!」



セームベル「ああー、ここには居ないねー」



コナミ「く………戻るぞ!他の部屋だ」



セームベル「やれやれー、また敵がいるよどうせー」



スタスタ……



?「待て貴様ァ!」



コナミ「んあ?」



767: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/21(土) 23:59:40.00 ID:S7pP0IE00



コナミ「な、なんだあいつは……!?みしゃわか?」



セームベル「あーー!王様ーー!」



コナミ「なに?王様…………!?」



?「ふぅん、貴様の行動は監視カメラによって全て把握済みだ」



?「見たところ、別次元からの漂流者だな」



コナミ「王様も別次元の事知ってるのか、話が早い……!」



コナミ「ああそうさ、みしゃわって奴に会いに来たんだ!」



?「なるほど…そこの小娘の入れ知恵か」



セームベル「えへへー」



コナミ「……ていうか、お前本当に王様か……?マントつけて……それっぽくねーな…」



?「失礼な奴だ……俺は紛れもなくこの国の王!」ばさっ



カイバーマン「正義の味方カイバーマンだ!」



コナミ「王で………正義の味方……?ますますわからんぞ!どっちだ!」



カイバーマン「どっちもだ」



799: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/22(日) 22:59:45.05 ID:Hc0Wq7n90



コナミ「そうなのか……」



カイバーマン「ふぅん…………そんなことはどうでもいい、貴様、なぜここに来た」



コナミ「みしゃわってやつに会って話がしたい、元の世界に帰る方法を知ってるかもしれないし」



カイバーマン「なるほどな………そういう事か」



セームベル「どんなところなの?元の世界ってー」



コナミ「え、今はそれどころじゃないんだよ」



セームベル「むー…………」



カイバーマン「確かにこの宮殿に異世界から来た男である三沢は居る」



コナミ「!おお、どこに」



三沢「ここに居るよ」すっ



セームベル「あ!カイバーマン様の後ろからいきなりでて来た…!?」



カイバーマン「ん………?貴様、いつからそこにいた」



三沢「………ずっといた」




801: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/22(日) 23:09:59.78 ID:Hc0Wq7n90



コナミ「!確かに普通の人間だ……あんたがみしゃわ、いや三沢か」



三沢「ああ、訳あって異世界を旅してるんだ」



セームベル「そーそー、みさわだったね」



カイバーマン「ふん、三沢、俺を差し置いて話をするんじゃない」



三沢「え?ああすまない」



ザッ



コナミ「カイバーマン、三沢と話しさせろよ」



カイバーマン「思い通りに行くと思うな、力で示すんだな」



コナミ「力?」



三沢「デュエルだよ、君もできるだろ?」



コナミ「!デュエルか………」



カイバーマン「まさか怖じけづくような馬の骨ではあるまい……」



805: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/22(日) 23:21:27.90 ID:Hc0Wq7n90



コナミ「よーし………俺の力……見せてやるぜ……」



セームベル「王様と戦うのー?やめた方がいいよー、すごく強いものー」



カイバーマン「ふぅん、やる気か」



カイバーマン「このモンスターも貴様と戦いたいと言っている」スッ



コナミ「?なんだそのモンスターは」



三沢「ブルーアイズ・ホワイトドラゴンだ、聞いた事くらいあるだろ?」



コナミ「ブルーアイズ………3000円のコーヒーの事か…?」



三沢「コーヒー?……」



カイバーマン「ふふ…………血が騒ぐ………」



コナミ「よくわからんが……かかって来い!」カシャッ



カイバーマン「貴様は伝説を目の当たりにする……!」カシャッ



セームベル「どきどき」




806: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/22(日) 23:27:22.65 ID:Hc0Wq7n90



コナミ「いくぜ……デュエルだ!」LP4000



カイバーマン「ハッハッハッハーーーー!!!」LP4000



コナミ「俺のターン!」シュッ 手札6



コナミ「ジェネクスコントローラーを召喚!」バッ


《ジェネクス・コントローラー/Genex Controller》 †
チューナー(通常モンスター)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守1200
仲間達と心を通わせる事ができる、数少ないジェネクスのひとり。
様々なエレメントの力をコントロールできるぞ。



コントローラー「ギー」



コナミ「カードを一枚セットしてターン終了!」バッ 手札4



カイバーマン「俺のターンだ!」シュッ 手札6



カイバーマン「ふふ…………いいことを教えてやる、三沢は異次に穴を開けるカードを持っている」



コナミ「なぬ!?」



三沢「ああ、いろんなところ旅するためにね、次元の裂け目さ」スッ



コナミ「あれがあれば元の世界に戻れるのか…!」



三沢「可能性はあるね」



コナミ「おぉお………!」






808: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/22(日) 23:32:31.84 ID:Hc0Wq7n90


カイバーマン「くくく………真剣になったか、そうでなければつまらん」



コナミ「絶対勝つ……勝てばそれを貸してくれるんだな…!」



カイバーマン「いいだろう、だがそんなことは勝ってから言え!」



カイバーマン「俺は青き眼の乙女を召喚する!」バシッ




《青き眼の乙女/Maiden with Eyes of Blue》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0
このカードが攻撃対象に選択された時に発動できる。
その攻撃を無効にし、このカードの表示形式を変更する。
その後、自分の手札・デッキ・墓地から「青眼の白龍」1体を選んで特殊召喚できる。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが
カードの効果の対象になった時に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「青眼の白龍」1体を選んで特殊召喚する。
「青き眼の乙女」の効果は1ターンに1度しか使用できない。


乙女「…………うふ」



コナミ「!攻撃力0だって………」



三沢「早速か………」



カイバーマン「カードを一枚セットしてターン終了だ」バッ 手札4



セームベル「あの女の人あたしより弱いよー」



コナミ「俺のターン」シュッ 手札5



810: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/22(日) 23:39:30.48 ID:Hc0Wq7n90



コナミ「さて………」



セームベル「チャンスだよー!やっちゃえやっちゃえ!」



コナミ「慌てるな!こんなこと前もあった……」



コナミ「…………そうだ、雪乃が言っていた…攻撃力0には気を付けろと」



カイバーマン「ふぅん」



コナミ「あいつ…………油断できないぞ多分……!ここは…」



コナミ「ジェネクス・ヒートを召喚!」バッ




《ジェネクス・ヒート/Genex Furnace》 †
効果モンスター
星5/炎属性/炎族/攻2000/守1300
自分フィールド上に「ジェネクス・コントローラー」が存在する場合、
このカードはリリースなしで召喚できる。



ヒート「ウラァァ!」



三沢「☆5をリリースなしで……?」



コナミ「こいつはコントローラーがいる時、リリースなしで召喚できる!」



コナミ「☆5のジェネクスヒートに☆3のジェネクスコントローラーをチューニング!」バッ



☆5+☆3=☆8
カッ!



コナミ「現れろ!サーマル・ジェネクス!」バッ




《サーマル・ジェネクス/Thermal Genex》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/炎属性/機械族/攻2400/守1200
「ジェネクス・コントローラー」+チューナー以外の炎属性モンスター1体以上
このカードの攻撃力は自分の墓地の
炎属性モンスターの数×200ポイントアップする。
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
自分の墓地の「ジェネクス」と名のついた
モンスターの数×200ポイントダメージを相手ライフに与える。


サーマル「アッチィィイ………!!」攻2400→2600


812: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/22(日) 23:44:52.81 ID:Hc0Wq7n90


カイバーマン「ほう……なかなかのモンスターだ」



コナミ「こいつならどうだ………」



セームベル「うっひゃー、暑いなー」



三沢「………」



コナミ「いけー!青き眼の乙女を攻撃だ!」バッ



サーマル「ウラァァーーー!」ギャルンッ



カイバーマン「甘いぞ!青き眼の乙女の効果を発動!攻撃を無効にし、乙女を守備表示にする!」



コナミ「!」


乙女「…うふ」守0



セームベル「止められちゃった…」



コナミ「くそ……」



カイバーマン「さらに、デッキ、手札、墓地から青眼の白龍を特殊召喚する!」



カイバーマン「デッキから現れろ…………我が最強のしもべよ……!」キィィーン



コナミ「!?………おおお……?」



813: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/22(日) 23:49:49.88 ID:Hc0Wq7n90



三沢「来るぞ……伝説の龍…!」



カイバーマン「見るがいい……そして慄くがいい…!これが、青眼の白龍!」バッ




《青眼の白龍/Blue-Eyes White Dragon》 †
通常モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
高い攻撃力を誇る伝説のドラゴン。
どんな相手でも粉砕する、その破壊力は計り知れない。



ズギューーーーン!



青眼「ガギャァァアァ………!」攻3000



コナミ「なにいぃーーーー……!?いきなり攻撃力3000……!?」



セームベル「おおー!でた、王様のお気に入りー!」



カイバーマン「はっははははははーーーー!」



コナミ「これが……ブルーアイズホワイトドラゴンか……」



カイバーマン「そうだ、目の当たりにした事を誇りに思うがいい」



コナミ「ヤバイ………ターン終了…」手札4







814: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/22(日) 23:56:05.79 ID:Hc0Wq7n90


カイバーマン「俺のターンだ!」シュッ 手札5



カイバーマン「くくくく………いつ見ても美しい…青眼の白龍」



コナミ「…………」



カイバーマン「貴様、俺をがっかりさせるな、このターンで終わるなんて事はまさか無いだろうな」



コナミ「…あ、あたりまえよ!」



カイバーマン「ふふふ…魔法発動!龍の霊廟!」バッ




《竜の霊廟/Dragon Shrine》 †
通常魔法
デッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る。
墓地へ送ったモンスターがドラゴン族の通常モンスターだった場合、
さらにデッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
「竜の霊廟」は1ターンに1枚しか発動できない。


カイバーマン「このカードはデッキからドラゴンを一体、墓地に送る、俺は青眼の白龍を送る!」シュッ



コナミ「なに!?二枚目のブルーアイズ!?」



カイバーマン「さらに、送ったのが通常モンスターだった時、さらにもう一体墓地に送る!」



カイバーマン「俺が送るのは……伝説の白石!」シュッ




《伝説の白石/The White Stone of Legend》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/ドラゴン族/攻 300/守 250
このカードが墓地へ送られた時、デッキから「青眼の白龍」1体を手札に加える。


カイバーマン「伝説の白石が墓地に送られた事により、デッキから青眼の白龍を手札に加える!」シュバッ 手札5




818: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/23(月) 00:02:44.02 ID:3VI7iJ/B0


コナミ「さ、三枚目だと………!」



セームベル「王様はあのドラゴンが好きすぎて三枚デッキにいれてるんだよー」



カイバーマン「くくくくくく…………整った…」



カイバーマン「俺はさらに魔法カード、銀龍の轟咆を発動!」カッ!




《銀龍の轟咆/Silver's Cry》 †
速攻魔法
自分の墓地のドラゴン族の通常モンスター1体を選択して特殊召喚する。
「銀龍の轟咆」は1ターンに1枚しか発動できない。



カイバーマン「このカードは、墓地の青眼を蘇生させる!」



コナミ「!蘇生するだと」



カイバーマン「墓地から蘇れ、我がしもべ!」



青眼「ガギャァァアァ!」 ゴバーン!



三沢「青眼が二体……!」



コナミ「こんなに早く……!」




カイバーマン「ははははーははは!そして正義の味方カイバーマンを召喚!」バッ




《正義の味方カイバーマン/Kaibaman》 †
効果モンスター
星3/光属性/戦士族/攻 200/守 700
このカードをリリースして発動できる。
手札から「青眼の白龍」1体を特殊召喚する。


819: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/23(月) 00:06:41.18 ID:3VI7iJ/B0


カイバーマン「はははは!」攻200



コナミ「!?お前じゃねーか!」



カイバーマン「ふぅん、当然だ、俺は精霊なのだ」



コナミ「く…………」



カイバーマン「正義の味方カイバーマンの効果を発動!リリースする事で、手札から青眼の白龍を特殊召喚する!」



シューーーーン!



コナミ「え……」



カイバーマン「あらわれろおぉーーー!!ブルーアイズ・ホワイトドラゴン!」バッ



青眼「ガギャァァアァーーー!」ドシューン!



コナミ「うげーーーー!?三体目のブルーアイズ!?」



セームベル「やばーい!すごーい!」



ズゴゴゴ……………!




820: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/23(月) 00:12:21.50 ID:3VI7iJ/B0


三沢「これはダメだ…」



コナミ「くぅう………」



カイバーマン「ふはははははは!貴様言ったな、このターンでは終わらないと、これでも同じ事が言えるか!」



コナミ「攻撃力3000が三体…………」



カイバーマン「いくぞ………青眼の攻撃を!」



青眼「ガーーーーァァアアアア!」ジジジジジジ………!



カイバーマン「滅びのバーストストリーム!」



ドシュゥウウゥーーーーーーーン!!!



サーマル「!?ヒェエェーーー!?」



ズギャボーーーーーン!!



セームベル「飛ばされるーーーーー!」ゴォォーーー



コナミ「くおおおおぉ………!!」



カイバーマン「一瞬で消し飛んだな、これがブルーアイズの力だ!」


822: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/23(月) 00:15:47.57 ID:3VI7iJ/B0



コナミ「な、なんてこった………」



三沢「まだブルーアイズは二体いるぞ!……」



カイバーマン「終わりだ!ブルーアイズ二体の攻撃!」



青眼「………!」ジジジジジジ………!



コナミ「く………来るかぁーーーー!」



セームベル「避難避難ー!」タッタッタッ



カイバーマン「フハハハハハハハ……!」



カイバーマン「滅びのバーストストリーム!!」バッ



ドシュゥウウゥーーーーーーーン!!!
ドシュゥウウゥーーーーーーーン!!!



ズギャボーーーーーン!!!!


コナミ「くああっつ……!!」ゴアァアアーーーー!


カイバーマン「強靭、無敵、最強ーーー!」




826: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/23(月) 00:25:38.25 ID:3VI7iJ/B0


セームベル「うわー、すごーい」



ゴアァアアアアアアァァ…………!



三沢「あの青年は……無事なのか…」



カイバーマン「ふぅん……意外とあっけなかったな、つまらん」



青眼「ギャァアァーーー!」



カイバーマン「ふははははは!美しいぞブルーアイズ、まさに伝説……!」



セームベル「だいじょーぶー?生きてるー?」タッタッタッ



シューーー…………



コナミ「ゲホッゲホッ…………ああ……生きてるし、まだデュエルは終わらねーぞ…!」LP4000→800



セームベル「ほんとだー!」



三沢「!………LPが0じゃないぞ」



カイバーマン「……なにい……?貴様、まだLPが残っていたのか」




コナミ「ブルーアイズ三体攻撃、なんとかしのいだぞ!」



カイバーマン「面白い………説明してもらおうか」





827: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/23(月) 00:31:51.73 ID:3VI7iJ/B0



コナミ「一回目の攻撃の時、トラップを発動していた」




《逆さ眼鏡/Reverse Glasses》 †
通常罠
フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの攻撃力を
エンドフェイズ時まで半分にする。



カイバーマン「逆さ眼鏡…………?ふぅん」



コナミ「こいつの効果で、すべてのモンスターの攻撃力は半分になった!」



三沢「そういう事か」



カイバーマン「なるほどな…」



サーマル攻2600→1300 青眼攻3000→1500



カイバーマン「最初の攻撃で200P、残りのダイレクトアタックで1500Pが二回…合計3200Pのダメージにしかならなかったという事か」



セームベル「??」



コナミ「あーーー…………アブねっ…」



カイバーマン「このターンを凌いだ事は褒めておく、ターン終了だ」手札2




828: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/23(月) 00:37:43.76 ID:3VI7iJ/B0



コナミ「俺のターン!」シュッ手札5



コナミ「だが………青眼が3体だと………どうすればいいんだよ…」



セームベル「あんなの倒せっこないよー!無理無理ー!」



コナミ「えーい、うるさい!わからんだろが!」



カイバーマン「ふはははははは!」



コナミ「魔法発動!黙する死者!」バッ



《黙する死者/Silent Doom》 †
通常魔法
自分の墓地に存在する通常モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを表側守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは
フィールド上に表側表示で存在する限り攻撃する事ができない。


コナミ「ジェネクスコントローラーを守備で蘇生する!」バッ



ジェネコン「ギー」守1200



カイバーマン「雑魚モンスターか、それをどうする?」



コナミ「ジェネコンをリリースし、偉大魔獣ガーゼットを召喚!」バッ




《偉大魔獣 ガーゼット/Great Maju Garzett》 †
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードの攻撃力は、生け贄召喚時に生け贄に捧げた
モンスター1体の元々の攻撃力を倍にした数値になる。


ガーゼット「ガアアァーーー!」



829: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/23(月) 00:41:32.33 ID:3VI7iJ/B0



コナミ「こいつはリリースしたモンスターの攻撃力を二倍にした数値を攻撃力とする、よって2800!」



カイバーマン「なかなかの言いたいが………その程度では我が青眼には勝てんな」



コナミ「さらに!装備魔法魔導師の力を発動!」バッ




《魔導師の力Mage Power》 †
装備魔法
装備モンスターの攻撃力・守備力は、
自分フィールド上の魔法・罠カード1枚につき
500ポイントアップする。



コナミ「これでガーゼットは攻撃力500Pアップだ!」



ガーゼット攻撃力2800→3300



三沢「3300P、超えたぞ!」



ガーゼット「なに…………」



コナミ「くらえ青眼!ガーゼットで青眼を攻撃だ!」バッ



ガーゼット「シヤラアァアァ!!」




831: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/23(月) 00:50:52.56 ID:3VI7iJ/B0


カイバーマン「貴様の攻撃宣言時、トラップ発動!竜魂の城!」カチッ



《竜魂の城/Castle of Dragon Souls》 †
永続罠
1ターンに1度、自分の墓地のドラゴン族モンスター1体をゲームから除外し、
自分フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで700ポイントアップする。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが墓地へ送られた時、
ゲームから除外されている自分のドラゴン族モンスター1体を選択して特殊召喚できる。
「竜魂の城」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。



コナミ「!」


カイバーマン「墓地のドラゴン族を除外し、ブルーアイズの攻撃力を700アップさせる!」



三沢「これでまた逆転……!」



コナミ「させるか!手札から速攻魔法、ツイスターを発動!」バッ


《ツイスター/Twister》 †
速攻魔法
500ライフポイントを払って発動できる。
フィールド上に表側表示で存在する魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。


カイバーマン「!」



コナミ「LPを500払い、そいつを破壊する!」バッ LP800→300



ブオォォオオォオオーーーーー!!!



カイバーマン「竜魂の城が……」



コナミ「くらえぇーーーーー!ガーゼット!」バッ



三沢「これでパワーアップはできない…!」


カイバーマン「なるほど……俺は貴様を少し侮っていた、だがここまでだ!」


コナミ「え…!?」


カイバーマン「手札のオネストの効果を発動する!」カッ!

《オネスト/Honest》 †
効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1100/守1900
自分のメインフェイズ時に、フィールド上に表側表示で存在する
このカードを手札に戻す事ができる。
また、自分フィールド上の光属性モンスターが
戦闘を行うダメージステップ時にこのカードを手札から墓地へ送る事で、
エンドフェイズ時までそのモンスターの攻撃力は、
戦闘を行う相手モンスターの攻撃力の数値分アップする。



836: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/23(月) 00:56:08.82 ID:3VI7iJ/B0



コナミ「手札から……?なんだーー!?」



三沢「これは………!?」



カイバーマン「ブルーアイズは、ガーゼットの攻撃力分パワーアップする!」



ガーゼット「!!?」攻撃力3300



青眼「ギァアアアーーーー!」攻3000→6300 キューーーーン



コナミ「ええぇーーーー!?」



セームベル「ええー、やばーい!」



カイバーマン「ガーゼットを返り討ちにしろ、青眼!」



ジジジジジジジジジ………!



コナミ「やっべ、な、なんとかならないか……?」



カイバーマン「滅びのバーストストリーーーーーーム!!」



ドシュゥウウゥーーーーーーーン!!!



ガーゼット「!?ギャアアアーーーーーー!!」



ドゴウウーーーーーーォオオォン!!



コナミ「ぐっへあーーーーー!」LP300→0ピーーー



ゴアァアアアアアアァァ…………!




839: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/23(月) 01:00:33.53 ID:3VI7iJ/B0

カイバーマン「粉砕、玉砕、大喝采!」



カイバーマン「ふはははははははーーーーーーーーー!!!」



三沢「残念だったな……」



セームベル「王様無傷だー、すごーい」



コナミ「…………」



カイバーマン「ふぅん………少しは楽しめた」カシャッ



三沢「大丈夫か?」スタスタ



カイバーマン「あの衝撃を受けたんだ、二日は目覚めまい」



セームベル「あららー」



コナミ「くそ……………いて………負けた………!」ズル……



三沢「!?意識がある!?」



カイバーマン「なに?!貴様どういうことだ」



コナミ「く…………身体は丈夫なんだよ」スクッ




842: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/23(月) 01:05:02.42 ID:3VI7iJ/B0


………………………………………………


カイバーマン「残念だが、貴様に次元の裂け目は渡せんな」



コナミ「ちきしょー!」



三沢「なあ、カイバーマン、いいじゃないか」



カイバーマン「黙っていろ、デュエリストたるもの、己の発言に責任を持つのだ!」



コナミ「…………ああ、そうだな」



カイバーマン「ふぅん………諦めるか」



セームベル「ファイトだー!頑張れー!」



コナミ「いや……いずれまたここに来るぜ!何としても次元の裂け目はもらって行く!」



三沢「!また、デュエルを挑むのか?」



コナミ「あか、カイバーマン、クビ洗って待ってろ!」



カイバーマン「ふはははははは!いつでもこい、粉砕してくれる」



セームベル「王様かっこいー」


………………………………………………


843: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/23(月) 01:09:59.50 ID:3VI7iJ/B0


セームベルの家


セームベル「残念だったねー」



コナミ「ああ…………カイバーマン只者じゃねーな」



ジェネコン「ギー、ツエー」



セームベル「王様だからねー」



コナミ「だが……リベンジの時は勝つ!……あいつのデッキは理解した……」



セームベル「リベンジするんだー、大丈夫ー?」



コナミ「まず……体を回復させないとな………」



コナミ「ちょっと寝ていいか」



セームベル「どーぞー、あたしはレインボーフィッシュの味噌煮でも作ってあげるー」スタスタ




コナミ「………zzzzz」



はにわ「ういうい」トコトコ



セームベル「こらー!邪魔しちゃダメー!」


………………………………………………


845: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/23(月) 01:17:18.39 ID:3VI7iJ/B0


ネオドミノシティ コナミ喪失から一週間後


ポッポタイムガレージ


遊星「…………みんな、集まったか」



クロウ「ああ」



ジャック「…………」



アキ「…………はあ」



龍亞「………」



龍可「本当に…………どこ行ったのかな………コナミ」



鬼柳「依然音沙汰なしか…大会本戦もあと二週間しかねーのに……あいつ、どうしちまったんだ………」



ブルーノ「…………いなくなったのは……あのゴースト事件の日からだよね」



遊星「…………ああ、その日以来見ていない………」



遊星「誰かには連絡をいれていると思ったが………無いのか…」



アキ「…………事件に巻き込まれたのかしら」



ジャック「…………ふん、事件か………奴が通り魔などにやられるのは想像できんな」





848: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/23(月) 01:22:32.22 ID:3VI7iJ/B0


クロウ「ああ………返り討ちにできるはずだぜ……ナイフ持っていよーがあいつなら…」



ブルーノ「辛い事が……あったのかもね」



アキ「…………辛い事………相談してくれれば」



龍可「………あたし達……仲間なのに」



遊星「………………」



遊星「…牛尾達にも頼んで探してもらってはいる…」



ジャック「だが見つからないんだろう?」



遊星「…ああ、アパートにもアパートにも帰ってないみたいだ」



龍亞「……………もしかしてさ」



アキ「…………?」



龍亞「………疎外感…感じてたのかもね…」



龍可「どういう事?」






851: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/23(月) 01:28:54.49 ID:3VI7iJ/B0




龍亞「俺も一時期感じてたから分かるんだ……ダークシグナーの時とか……」



龍亞「俺だけシグナーの痣が無くて………どこか仲間外れみたいな気持ちがさ………」



龍可「!そ、そんな龍亞、あたし達は仲間外れなんて……!」



龍亞「うん、それはわかってるんだ、でも心の奥底では納得できなくて……」



遊星「…………」



アキ「…………そういえば、龍亞とコナミだけおいてヘリコプターに乗ってしまったわね…」



ジャック「…………うぐ…あ、あれは急いでいたのだ…」



龍亞「ははは、でもさ、コナミもシグナーじゃなくて、コナミとは自然と分かり合えたんだ」



龍亞「沢山練習とかして……シグナーじゃなくても諦めないって事を教えてくれてさ……」



ブルーノ「…………」



クロウ「………………」







853: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/23(月) 01:37:09.94 ID:3VI7iJ/B0


鬼柳「ダークシグナー……す、すまねええ」ぐぐっ



龍亞「あ、き、鬼柳!ごめんね!」



鬼柳「い、いやいいさ…………俺は生まれ変わった……!あんな不満足な事はもうしねえ………!」



遊星「…………鬼柳」



鬼柳「安心しな……遊星、俺はお前達に感謝してるんだ」



龍亞「あはははは」



クロウ「それで?龍亞」



龍亞「え?ああ………その…」



アキ「龍亞はコナミに、特別な絆を感じていたのね…」



龍亞「え……うん………コナミが後押ししてくれたおかげで、俺はダークシグナーに、勝てたんだ…あげは姉ちゃんも一緒だけど」



龍亞「いつもコナミは俺にアドバイスとかしてくれて…バカな事とかやって……支えてくれたんだ」



龍亞「だけど俺は………俺はコナミに甘えてばっかりでさ………今思えば……」



龍亞「コナミ………心の中では辛かったのかもしれない……シグナーじゃないから…俺みたいにさ……」



龍可「………」






854: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/23(月) 01:44:22.63 ID:3VI7iJ/B0


ブルーノ「…………」



遊星「…………シグナーか………」



アキ「…………もしかして、気にしないふりしながら…じつは気にしてたの……?」



ジャック「フン………何を、奴がそんな脆いわけないだろう」



龍亞「そんなのわからないじゃん、ジャックはシグナーなんだから!」



ジャック「!?………く……」



龍可「…!……」




龍亞「………大声だしてごめん」



遊星「…………いや、龍亞、気にするな」



鬼柳「………」



龍亞「…………………俺たち……WRGPでチーム5Dsを結成したじゃん………」




龍亞「…………ナチュラルにコナミをハブりながらさ……」



クロウ「!ぐ……い、いや……そんなわけじゃ………」



龍亞「結構……傷付いてたのかも………」


859: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/23(月) 01:50:58.99 ID:3VI7iJ/B0


遊星「…………」


シーーーーーーン……



龍亞「…………それで……嫌気がさして……街を出た…なんて事も…」



鬼柳「そ、そんな訳あるか!チーム満足の結成者だぞあいつは!」



鬼柳「WRGPの決勝もあるしよ!」



龍亞「そ……そうだよね…!……」



龍可「…………………コナミ…」



クロウ「だとすると………なんであいつ消えたんだ?」



ブルーノ「カードショップに連絡したけど、全然帰ってこないって」



ジャック「…………結局謎のままか」



…………………



バターン!



遊星「!…………誰だ!」



ツァン「…………」


雪乃「……」


鬼柳「!お前ら、連絡つかないと思ったら……」



899: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/24(火) 01:53:55.86 ID:jfGIc2Hj0


アキ「今までなにやってたの」



遊星「何かあったのか…?」



ツァン「…………」


雪乃「……………」



ブルーノ「………………?」



ブルーノ「……!君達ボロボロじゃないか!」



龍亞「うわああ…………」



クロウ「!……しかもお前ら、風呂入ってないな…!ちょっと臭うぞ……!」



龍可「!ちょっとクロウ!そんな事言っちゃダメよ!」



ジャック「ふん、騒がしい、どうしたというのだ」



遊星「…………なんで黙ってるんだ、お前達…」



ツァン「………っ……ここにも……いないの……?」



アキ「…え?………」



雪乃「………コナミよ…」



904: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/24(火) 21:07:27.68 ID:jfGIc2Hj0



アキ「あなた達もコナミを探していたのね…」



遊星「俺たちも見つけられないでいるんだ……」



鬼柳「お前ら、だから連絡が取れなかったのか…」



ツァン「………………うぅっ…………」グスッ



雪乃「………っ………きっと何処かに………いるはず………ぅう………」グスッ……



龍亞「な、泣かないで二人ともー!」



龍可「と、とりあえずシャワー室入って!体を洗わないと!」




……………………………………

30分後…




ツァン「ふぅー…………スッキリ……」ゴシゴシ



雪乃「結構心も落ち着いてきたわ………」


スタスタ



鬼柳「おー出たか、着替えはそこにおいてあるってよ、十六夜のだけど」



ツァン「うん、ありがとう」


………………………………




906: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/24(火) 21:15:02.20 ID:jfGIc2Hj0



遊星「なんだと、コナミは……イリアステルの兵器を喰らった…?!」



ツァン「うん………」



ブルーノ「やっぱりあの日の事だったんだね…」



アキ「兵器って………じゃあ死んでしまったという事?」



ツァン「いや……死んでしまったというより………ゴーストの言い方だと…この世から消えたって感じだった…」



クロウ「つまりどういうこっちゃ?」



雪乃「別の次元に送られるとも言っていたわ…」



龍亞「別の次元?……なにそれ?」



ジャック「フン………意味のわからん事を、ゴーストの妄言だな」



遊星「…………いや、イリアステルの科学力は並じゃない………奴らがそう言ったのなら可能性はある…」




アキ「…………まさか…」



龍可「…でも……この世から消えてしまったと言うのなら……どこを探しても見つからない説明がつくわ……」



ツァン「ボクと藤原さんで……一週間後死に物狂いで探し回ったんだ………それでも全く見つからなかった…」






908: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/24(火) 21:23:12.70 ID:jfGIc2Hj0


ブルーノ「確かに………見つかるわけないよ」



龍亞「別の世界に行ったっていうんじゃね………」



遊星「…………………………」



ジャック「…………く……………」



クロウ「………なあ、コナミは死んでないんだよな?」



雪乃「…ええ……少なくとも私たちが最後に見た時には………」



ツァン「すごい光に包まれて、気づいたらいなくなってたんだ……」



クロウ「なるほどな………まだ生きてるかもしれねえって事か…」



クロウ「それは考え方によっちゃ幸運だよな…」



遊星「…………ああ、コナミはきっと帰ってくる……!」



ジャック「殺しても死なないような奴だ」




909: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/24(火) 21:30:50.25 ID:jfGIc2Hj0

精霊世界 セームベルの家



コナミ「くそ……カイバーマンめ………あいつはかなり強い………どうやって倒すか……」カサッカサッ



セームベル「んー?なにしてんの、カード床に並べて」



はにわ「ういうい」トコトコ



コナミ「こらー!カードを横断するんじゃない!全く」



セームベル「ねー」




コナミ「ん?デッキを見直してるんだよ、カイバーマンをぶっ倒すために」カサッカサッ



セームベル「へー、どれどれ……」ジー



セームベル「…………あははははは!なにこれ、弱いのばっかー!」




コナミ「るっせー!大切なものなんだぞ!ていうかお前も入ってるしー!」



セームベル「でもやっぱりカイバーマン様は強いよー、あれはたまげたー」



コナミ「つぎからつぎへと高レベルモンスターが出て来るからな………うーむ……」




914: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/24(火) 21:41:22.49 ID:jfGIc2Hj0


コナミ「デッキに入れてないカードも見てみるか……何かあるかも……」ゴソゴソ



セームベル「キーメイス…闇道化師のサギー、移り気な仕立て屋……レッドポーション…戦士抹殺……などなど…」



セームベル「…………どーしようもないねー!」



コナミ「く…………!諦めるんじゃねえ………何か……あるはず」カサカサッ



セームベル「諦めが悪いねーまったく……やれやれ」



シュウゥゥゥウゥウ………



コナミ「?おい、なんか焦げ臭いぜ」



セームベル「?……………あーーー!神秘の中華鍋で焼いてたフライング・フィッシュが焦げてるーーー!」タッタッタッ



コナミ「よそ見してんじゃねーよ…」



セームベル「やばーい!」



コナミ「ふう……………ん?」カサッ



コナミ「……このカード………」



コナミ「………まさか使えるんじゃ………」





917: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/24(火) 21:49:17.53 ID:jfGIc2Hj0


………………………………………………………

さらに三日後 カードショップKURUMIZAWA



あげは「…………こ、コナミが異次元に………?」



レイン「……………」



岬「バカやろうめ………」



店長「またよくわかんない事に巻き込まれてるな………バイトにきてないのはそういうわけか」



ツァン「うん………今回はかなり深刻だよ…」



雪乃「生死不明だし…………どこにいるのかもわからない………」



レイン「…………………あの時の歪み…………まさか…本当に……」



あげは「そ…………そんな…………突然言われても……」



岬「どうするんだよ」



ツァン「店長、コナミのアパート……残しておいてほしいんだ」



店長「え?」



ツァン「きっと…………戻ってくるはずだから!」



店長「あ、ああ………分かった…」



922: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/24(火) 21:59:27.61 ID:jfGIc2Hj0


………………………………………………………


セームベルの家


tv「ワハハハハ!俺が正義の味方カイバーマンだ!」



コナミ「うるせーなー、カイバーマンの番組しかやってないのかこの国は……」



セームベル「はりきってるねー、カイバーマン様」



tv「ハーーーーーハハハハハハハハハハ!」



コナミ「高笑いしやがって………見てろ…」



ジェネコン「ギー…」



セームベル「対抗心燃やしてるねー」



コナミ「……よし、出来た………!」タンッ



セームベル「デッキ?」



コナミ「ああ、あまり変わってないけどな、だが今度こそあいつを倒してやる!」ガシャッ





924: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/24(火) 22:05:33.02 ID:jfGIc2Hj0



コナミ「カイバーマン待っとけやーーーー!!」



セームベル「おお、また宮殿に行くんだねー」



コナミ「ああ、今度こそ次元の裂け目を手に入れる」



コナミ「この家に一週間くらい……泊めてくれてありがとよ、行ってくるぜ!」ガチャッ



セームベル「よーし、いこう!」タッタッタッ



コナミ「………あ……ついて来るのか」タッタッタッ



…………………


宮殿



コナミ「乗り込むぞ!」



セームベル「うおおー!」



カイザーシーホース「待て!」



コナミ「!あ、復活してる………カードは持ってるのに……」



セームベル「そりゃするよー、あたしだってカードとあたし自身は別物でしょー」



コナミ「…………そうか」



927: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/24(火) 22:11:09.01 ID:jfGIc2Hj0


カイザーシーホース「ここを通すわけにはいかん…!」



コナミ「ならば……またブラッドヴォルスを……」スッ



カイザーシーホース「待てぃ!!」




コナミ「う!?」


セームベル「カイバーマン様ー!」



カイザーシーホース「王様………」



カイバーマン「ふぅん、性懲りも無く来たな……面白い」



コナミ「おまえを、今度こそぶっ倒す!」



カイバーマン「ふはははははは!」



三沢「きみか……よく来るね」



コナミ「あ、三沢……次元の裂け目をかしてもらうぜ!」



三沢「ああ、きみが勝ったらね…」



セームベル「みさ……みしゃ……えーと………みしゃわ!」




933: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/24(火) 22:22:05.94 ID:jfGIc2Hj0


カイバーマン「ついて来い!」バサッ



スタスタスタスタ



コナミ「よし」


スタスタ



セームベル「みしゃわ、飴食べるー?」



三沢「三沢だ………!」



スタスタスタスタ



…………


王の間



カイバーマン「ふぅん、さて、始めるか」


コナミ「ふっ!」カシャンッ



カイバーマン「ハハハハハ!」カシャンッ




944: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/24(火) 22:31:56.27 ID:jfGIc2Hj0



カイバーマン「この一週間、どれほどマシになったか見せてみるがいい」LP4000



コナミ「俺のターン!」シュッ 手札6 LP4000



コナミ「ジェネクス・ウンディーネを召喚!」バッ




《ジェネクス・ウンディーネ/Genex Undine》 †
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻1200/守 600
このカードが召喚に成功した時、
デッキから水属性モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「ジェネクス・コントローラー」1体を手札に加える。



ウンディーネ「ウシシシ」



コナミ「ウンディーネの効果を発動!デッキから舌魚を捨てる事で、デッキからジェネクス・コントローラーを手札に加える!」カサッ



カイバーマン「ふぅん」



コナミ「カードを3枚セットしてターン終了!」バッ 手札3



カイバーマン「俺のターン!」シュッ 手札6




946: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/24(火) 22:37:36.47 ID:jfGIc2Hj0



カイバーマン「正義の味方カイバーマンを召喚!」バッ




《正義の味方 カイバーマン/Kaibaman》 †
効果モンスター
星3/光属性/戦士族/攻 200/守 700
このカードをリリースして発動できる。
手札から「青眼の白龍」1体を特殊召喚する。


カイバーマン「フハハハハ!」



コナミ「来たか………!」



カイバーマン「正義の味方カイバーマンをリリース!手札から青眼の白龍を特殊召喚!」バッ


《青眼の白龍/Blue-Eyes White Dragon》 †
通常モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
高い攻撃力を誇る伝説のドラゴン。
どんな相手でも粉砕する、その破壊力は計り知れない。



青眼「ギャルァアアァ!」



セームベル「出たー……!」



三沢「ブルーアイズ…」





947: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/24(火) 22:48:22.38 ID:jfGIc2Hj0


カイバーマン「さあ、ブルーアイズを倒してみろ……」



コナミ「来てみろよ……滅びのバーストストリーム!」



カイバーマン「ふぅん………ブルーアイズ!ジェネクス・ウンディーネを攻撃!滅びのバーストストリーム!」バッ



ドシュウゥゥウゥーーーーーーーーーーーーン!!!!



コナミ「トラップ発動、奇策!」カチッ



《奇策/Nitwit Outwit》 †
通常罠
手札からモンスター1体を捨て、
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力は、捨てたモンスターの元々の攻撃力分ダウンする。


コナミ「手札のブラッドヴォルスを捨てて、ブルーアイズの攻撃力を1900Pダウンさせる!」シュッ 手札2



青眼 攻3000→1100 ズギュゥウゥン!



コナミ「返り討ちにしろ!ウンディーネ!」バッ



ウンディーネ「ウラー!!」攻1200



ガシャーーーーーン!!



カイバーマン「くうう……………!!」LP4000→3900



三沢「おお、ブルーアイズを倒した……!」



949: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/24(火) 22:57:39.86 ID:jfGIc2Hj0


カイバーマン「……少しはできるようになったか」



コナミ「余裕ぶってるがな、お前のフィールドにモンスターはいない…やばいんじゃねーのか!」



カイバーマン「ワン・フォー・ワンを発動!」バッ


《ワン・フォー・ワン/One for One》 †
通常魔法
手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
手札・デッキからレベル1モンスター1体を特殊召喚する。



コナミ「なに?」



カイバーマン「手札の伝説の白石を捨て、デッキから青き眼の乙女を攻撃表示で特殊召喚!」バッ




《青き眼の乙女/Maiden with Eyes of Blue》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0
このカードが攻撃対象に選択された時に発動できる。
その攻撃を無効にし、このカードの表示形式を変更する。
その後、自分の手札・デッキ・墓地から「青眼の白龍」1体を選んで特殊召喚できる。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが
カードの効果の対象になった時に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「青眼の白龍」1体を選んで特殊召喚する。
「青き眼の乙女」の効果は1ターンに1度しか使用できない。



乙女「うふ」



コナミ「!そいつは……」


カイバーマン「このモンスターがいれば、貴様は攻撃できまい、フハハハハ」


カイバーマン「さらに、コストで捨てた伝説の白石の効果が発動!デッキから青眼を手札に加える!」手札3


《伝説の白石/The White Stone of Legend》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/ドラゴン族/攻 300/守 250
このカードが墓地へ送られた時、デッキから「青眼の白龍」1体を手札に加える。


コナミ「手札にブルーアイズ……」


カイバーマン「ターン終了!」



952: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/24(火) 23:03:13.01 ID:jfGIc2Hj0


コナミ「俺のターン!」シュッ 手札3


セームベル「コナミー!あの女の人を攻撃しちゃダメよー!ドラゴンが出てきちゃうからー!」



コナミ「わかってるぜ………」


三沢「どうする気だ……?」


カイバーマン「くくくくく………臆するか」


カイバーマン「俺を倒すんじゃ無いのか!?」



コナミ「ジェネクス・コントローラーを召喚!」バッ



《ジェネクス・コントローラー/Genex Controller》 †
チューナー(通常モンスター)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守1200
仲間達と心を通わせる事ができる、数少ないジェネクスのひとり。
様々なエレメントの力をコントロールできるぞ。



コントローラー「ギニー」


コナミ「カイバーマン、俺は顧みない!」



カイバーマン「ほぅ?」



コナミ「ジェネクス・コントローラー!乙女に攻撃しろー!」バッ



ジェネコン「ギギーー!」攻1400



三沢「ばかな!」


セームベル「もー!なにやってるのー!」



953: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/24(火) 23:08:31.22 ID:jfGIc2Hj0


カイバーマン「フハハハハハ、青き眼の乙女の効果を発動!」


カイバーマン「攻撃を受けた時、表示形式を変更しバトルを無効にする!」



三沢「そして、デッキ、手札、墓地からブルーアイズを特殊召喚する」



カイバーマン「その通りだ!」



コナミ「俺を甘く見たなカイバーマン!」



カイバーマン「なに………?」


コナミ「トラップ発動!もの忘れ!」カチッ




《もの忘れ/Memory Loss》 †
通常罠
相手フィールド上に表側攻撃表示で存在する
モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動した効果を無効にし、そのモンスターを表側守備表示にする。


カイバーマン「もの忘れだと……!」



コナミ「乙女の効果発動を無効にし、守備表示にする!」


乙女「あら」守0 カタンッ




955: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/24(火) 23:13:16.52 ID:jfGIc2Hj0


セームベル「ドラゴンでてこないねー」



カイバーマン「馬鹿な………」


コナミ「ジェネコン!いけっ!」



ジェネコン「ギギーー!」バコーン!



三沢「カイバーマンのフィールドが空いたぞ」



コナミ「ジェネクス・ウンディーネ!カイバーマンにダイレクトアタックだ!」



ウンディーネ「ウラーーー!」攻1200



ゴキーーーーン!


カイバーマン「ぬっくあ………!」LP3900→2700



セームベル「王様のLPがいっぱいへったー!」



カイバーマン「ぬうぅ……………」



コナミ「思い知ったかカイバーマン!」


コナミ「ゴホン、ゴホン、……あ、あー………フハハハハハハハ!」



セームベル「王様の真似?ふはははははー!」




引用元: コナミ「WRGPで」鬼柳「更なる満足へ!」【遊戯王5Dsタッグフォース】