コナミ「ん?遊星どっか行くのか?」 【タッグフォース】 前編 

コナミ「ん?遊星どっか行くのか?」 【タッグフォース】 後編

コナミ「遊星達が頑張ってる、俺も頑張ろう」 【タッグフォース】 前編 

コナミ「遊星達が頑張ってる、俺も頑張ろう」 【タッグフォース】 後編 

コナミ「あれから半年、遊星達はWRGPに向けて……」【遊戯王5Dsタッグフォース】 前編 

コナミ「あれから半年、遊星達はWRGPに向けて……」【遊戯王5Dsタッグフォース】 後編 

コナミ「WRGPか」 ツァンディレ「このチーム大丈夫?…」【遊戯王5Dsタッグフォース】 前編 

コナミ「WRGPか」 ツァンディレ「このチーム大丈夫?…」【遊戯王5Dsタッグフォース】 後編

コナミ「WRGP予選開始だ」雪乃「ふふ、頑張ってねぼうや」【遊戯王5sタッグフォース】 前編 

コナミ「WRGP予選開始だ」雪乃「ふふ、頑張ってねぼうや」【遊戯王5sタッグフォース】 後編 

コナミ「WRGPで」鬼柳「更なる満足へ!」【遊戯王5Dsタッグフォース】 前編 

コナミ「WRGPで」鬼柳「更なる満足へ!」【遊戯王5Dsタッグフォース】 後編

4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/27(金) 22:38:37.41 ID:P800bqGi0


あらすじ


イリアステルの兵器のせいで異世界に飛ばされたコナミくんだった




二日後



シティのゲームセンター



遊星「二回目の攻撃だ!ジェスタークイーン!」バッ



ジェスタークイーン「ホホホホホ!」シュッ



カップラーメンマン「ぎょえぇえ……………!!」ゴシャーーーン! LP0ピー



クロウ「よっしゃぁー!」



アキ「詰めデュエルをクリアしたわ!」



イェーガー「流石ですね不動遊星!」



遊星「…………ふ、俺だけの力じゃない、アキ、ジャック、お前達のおかげだ」



ジャック「ふ」



龍亞「これで先に進めるんだね」





5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/27(金) 22:45:24.00 ID:P800bqGi0



シェリー「さあ!早くイリアステルの手がかりを出しなさい!」



イェーガー「ひぃ、わ、分かりましたよ…」スタスタ



イェーガー「こうしてこうして………アクセス……」カチッ



ヴォンッ!



遊星「…………!?」



ジャック「本当にゲームセンターからイリアステルの情報が……?」



クロウ「盲点だったぜ」



龍可「…………変なの…」



イェーガー「ここにはイリアステルに連絡を入れた会社の情報があるのです」カタカタ



ブルーノ「連絡を…」



シェリー「あやしいわね」



イェーガー「…………でました!」カタカタッ



ヴゥゥーーーーーーン………



ジャック「このロゴは……?」



アキ「モーメントエクスプレス開発機構…!?」




6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/27(金) 22:50:52.06 ID:P800bqGi0



龍可「それってすごい大企業じゃない……」



龍亞「俺も知ってるよ、モーメントを小型にしてる会社だよね」



シェリー「こんな大企業にイリアステルが…」



クロウ「だからこそって感じだろ」



ジャック「よし!この企業に乗り込むぞ!」



アキ「待って!作戦を立てないと…!」



ブルーノ「そうだね…」



イェーガー「…………ふぅむ…モーメントエクスプレス開発機構…」



龍亞「なんかドキドキしてきたー!」



龍可「遊びじゃないのよ」



遊星「ああ、一度ガレージに戻ろう」



7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/27(金) 22:59:05.13 ID:P800bqGi0


………………………………………………………


ハイウェイ



鬼柳「……」ブーーーーーーン!



ツァン「……」ブオォォーーーーーーーン!



牛尾「…………」ブオォォーーーーーーーン!



…………………………………



キキィィイィィイイ……………!



鬼柳「……………どうだ?」



牛尾「…………ダメだ…どこ探しても見つからねえよ…」



ツァン「……………ぬぅ………コナミ………」



鬼柳「やっぱりこの世界にはいないのか………」



牛尾「…………ちっ」



ツァン「…そうだね………これ以上は無駄かも……これだけ探しても見つからないと」



ツァン「…コナミが……あっちから、何とか帰ってくる事ができれば……」




8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/27(金) 23:08:48.99 ID:P800bqGi0


鬼柳「まあ俺はあいつは帰って来ると思うぜ、多分そろそろな」



牛尾「…………ああ、そうだな」



ツァン「………そうだね、アパートに行ってみようか」



ブオォォーーーーーーーン!

……………………………………………………………………



コナミのアパート



鬼柳「………やっぱり変わってないな」



ツァン「うん、まだ残ってはいるようだけど…」



スタスタ…



カンカンカンカンカン……



鬼柳「これだけほっとけば埃まみれだと思うぜ」



ツァン「ちょっとは掃除しないとねー」ガチャッ



雪乃「あら、ごきげんよう」サッサッ



鬼柳「!お前……」



10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/27(金) 23:19:04.21 ID:P800bqGi0



ツァン「うわ…藤原さん、コナミのアパートに来てたの」



雪乃「ええ、ゴミが溜まってるから掃除しないと」サッサッ



鬼柳「鍵かかってないからなー、このアパート」



雪乃「この大量にあるフィギュアとかカードホルダーとか、場所とって邪魔ね、捨てましょう」ガサガサッ



鬼柳「いつの間にかいろいろゴミを溜め込んでたんだな…………あいつ」



ツァン「水晶玉とかゲタとかもあるね…」



鬼柳「アイテムターミナル結構やってるなあいつ……金も無いくせに」



ツァン「店長が家賃が二ヶ月分溜まってるって言ってた」



鬼柳「大変だな、二個から結構金をもらって来たから俺はホテル代は問題無いけどな」



鬼柳「もし払えなかったら弥生の奴ブチ切れるからな」



スタスタ…



ツァン「……………ベッドの下とか」ちらっ



ツァン「………………何だ、なにも無い」





13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/27(金) 23:25:17.10 ID:P800bqGi0

………………………………


精霊界



コナミ「…………」



カイバーマン「…………」




コナミー LP4000 手札2 ジェネクス・ウンディーネ ジェネクス・コントローラー リバース1


カイバーマン LP2700 手札3



コナミ「俺はカードを一枚セットしてターン終了!」バッ 手札1



カイバーマン「ふぅん、俺のターン!」シュッ 手札4



セームベル「コナミー、頑張れよー」



三沢「ふむ……………」



コナミ「カイバーマン、ブルーアイズがいない今、何ができる!」



カイバーマン「ブルーアイズを一体倒したくらいで調子に乗るな、まだこれからだ」



三沢「本気で行くのか…カイバーマン」



16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/27(金) 23:32:39.76 ID:P800bqGi0



カイバーマン「俺は手札から、死者蘇生を発動!」バッ




《死者蘇生/Monster Reborn》 †
通常魔法
自分または相手の墓地のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。



セームベル「ししゃしょしぇ……ししゃそしぇ……ぬうぅー!」



三沢「死者蘇生だよ」



セームベル「むっ、なによー!偉ソーに!」ぺしっぺしっ



三沢「ぐうっ…け、蹴るな!」



カイバーマン「これにより、墓地から青眼の白龍を特殊召喚する!」



青眼「ギャアァアア!」攻3000



コナミ「うっ……また来たか!トラップ発動、捨て身の宝札!」カチッ



《捨て身の宝札/Card of Sacrifice》 †
通常罠
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター2体以上の攻撃力の合計が、
相手フィールド上に表側表示で存在する攻撃力が一番低いモンスターよりも低い場合、
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
このカードを発動するターン、
自分はモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができず、
表示形式を変更する事もできない。



コナミ「俺のフィールドのジェネクスコントローラーとウンディーネの攻撃力の合計は2600、ブルーアイズの3000より低い!」



コナミ「よって二枚ドローする!」シュッ 手札3



カイバーマン「ふぅん」


17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/27(金) 23:39:45.13 ID:P800bqGi0


三沢「前のターン、シンクロ召喚をしなかったのはこのためか」



セームベル「むー?」



カイバーマン「それがどうした、俺は伝説の白石を召喚!」バッ




《伝説の白石/The White Stone of Legend》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/ドラゴン族/攻 300/守 250
このカードが墓地へ送られた時、デッキから「青眼の白龍」1体を手札に加える。



白石「…………」



コナミ「チューナーモンスターか…!」



カイバーマン「シンクロを行うのは貴様だけでは無い、フハハハハハハ!」




カイバーマン「俺は☆8のブルーアイズに☆1の白石をチューニング!」


☆8+☆1=☆9


カァァッ!



三沢「出るぞ…!」



コナミ「おぉ?…」




18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/27(金) 23:49:19.93 ID:P800bqGi0


カイバーマン「フハハハハハハハ!強靭にして無敵、シンクロ召喚!蒼眼の銀龍!」


《蒼眼の銀龍/Azure-Eyes Silver Dragon》 †
シンクロ・効果モンスター
星9/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000
チューナー+チューナー以外の通常モンスター1体以上
このカードが特殊召喚に成功した時に発動する。
自分フィールド上のドラゴン族モンスターは次のターンの終了時まで、
カードの効果の対象にならず、カードの効果では破壊されない。
また、1ターンに1度、自分のスタンバイフェイズ時に発動できる。
自分の墓地の通常モンスター1体を選択して特殊召喚する。



銀龍「ギャァアァーーーーーン!」攻2500



コナミ「なんかブルーアイズっぽいのが来た……!」



セームベル「おおー」




カイバーマン「再び白石の効果、三体目のブルーアイズを手札に加える!」シュッ 手札3



コナミ「これで手札にブルーアイズが二体か…!」



カイバーマン「魔法カード、古のルールを発動!」ガッ!



《古のルール/Ancient Rules》 †
通常魔法
手札からレベル5以上の通常モンスター1体を特殊召喚する。



カイバーマン「手札からブルーアイズを特殊召喚する!」



コナミ「!」



20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/27(金) 23:57:07.87 ID:P800bqGi0


カイバーマン「現れろーーーーーー!!」バッ




青眼「ガァァアーーーー!」



三沢「銀龍と青眼が…………」



三沢「銀龍が特殊召喚された時、次のターンのエンドフェイズまで自分フィールドのドラゴンは効果で破壊されず対象にもならない…」



セームベル「なんてこったー」



三沢「だがその効果が適用されるのは銀龍だけだ……」



カイバーマン「三沢の言う通り、銀龍の後に出てきたブルーアイズに耐性は無い」



カイバーマン「だかそれがどうした!ブルーアイズ!ジェネクスコントローラーを攻撃だ!」



ジジジジシ………!!



カイバーマン「滅びのバーストストリーーーーーム!!」



ドシュウゥゥウゥーーーーーーーーーーーーン!!!!



ドギャァアァッ!!


コナミ「づぁあぁ………!?」LP4000→2400 ゴアァ……!



21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/28(土) 00:02:59.09 ID:+si12BZV0



カイバーマン「フハハハハハハハ!さらに、銀龍よ、ジェネクスウンディーネを攻撃!」バッ



ドシュウウウゥゥーーーーーーー!!!



ズドオォーーーン!



コナミ「!……おおおう………!!!!」LP2400 →1100



カイバーマン「フハハハハハハハハーーー!!!!!」



セームベル「やっぱりやばーい!」



三沢「一気に2900のダメージか…」



コナミ「くぅうぅ……………!」



カイバーマン「思い知ったか、我がドラゴンの実力!」



カイバーマン「貴様はブルーアイズを一体倒しただけで勝ったような余裕を見せたが、恥を知れ!」



カイバーマン「デュエルをなめるな貴様!」



コナミ「……ぬうぅ…………確かに………!」



コナミ「わかった!もう油断はしないぜカイバーマン!」



カイバーマン「ふぅん………ならば挑んで来い、ターン終了だ」



27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/28(土) 21:50:28.09 ID:+si12BZV0

コナミ「ドロー!」シュッ 手札4


コナミ LP1100 手札4 リバース1


カイバーマン LP2700 手札1 蒼眼の銀龍 青眼の白龍



三沢「しかし蒼眼と青眼……二体のドラゴンはそう簡単には三倒せないぞ…」



三沢「しかもコナミのデッキ……まとまりが無い…」



セームベル「何とかしろー!」



コナミ「くそ……」



カイバーマン「手札4枚で何ができる」



コナミ「……モンスターをセット!さらにカードを二枚セットする!」バッ



コナミ「ターンエンドだ…」手札1



カイバーマン「ふぅん、守りを固めただけか」



カイバーマン「そんなものが通用するか!ドロー!」シュッ 手札2








28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/28(土) 21:56:19.19 ID:+si12BZV0



カイバーマン「この瞬間!蒼眼の銀龍の効果発動!」バッ



コナミ「!?」



カイバーマン「我が墓地のブルーアイズを、特殊召喚する!」バッ



《蒼眼の銀龍/Azure-Eyes Silver Dragon》 †
シンクロ・効果モンスター
星9/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000
チューナー+チューナー以外の通常モンスター1体以上
このカードが特殊召喚に成功した時に発動する。
自分フィールド上のドラゴン族モンスターは次のターンの終了時まで、
カードの効果の対象にならず、カードの効果では破壊されない。
また、1ターンに1度、自分のスタンバイフェイズ時に発動できる。
自分の墓地の通常モンスター1体を選択して特殊召喚する。



キュオオォオーーーン!


青眼「ギャオォオオォ!」



三沢「フィールドに二体目のブルーアイズ……!」



コナミ「簡単に出てきやがって………!」



カイバーマン「フハハハハハハハハ!セットモンスター一体程度、瞬殺してくれる!」



コナミ「く……トラップ発動、DNA定期健診!」カチッ



《DNA定期健診/DNA Checkup》 †
通常罠
自分フィールド上に裏側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
相手はモンスターの属性を2つ宣言する。
選択したモンスターをめくって確認し宣言された属性だった場合、
相手はデッキからカードを2枚ドローする。
違った場合、自分はデッキからカードを2枚ドローする。





30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/28(土) 22:01:59.30 ID:+si12BZV0


コナミ「お前が俺のセットモンスターの属性を二つ宣言して当てろ、外したら俺が二枚ドロー、当たったらお前が二枚ドローだ!」



カイバーマン「手札増強のためのギャンブルカードか、面白い」



コナミ「外せー……!外せー…………!」



三沢「なるほど、デッキがまとまっていないのもデメリットばかりでは無いと言う事か」



セームベル「?」



カイバーマン「…………」



コナミ「…………」



カイバーマン「…………炎属性と………地属性だ!」



コナミ「……正解はーーーー………!」ペラっ



タスケルトン「タスケルトンッ!」



《タスケルトン/Bacon Saver》 †
効果モンスター
星2/闇属性/アンデット族/攻 700/守 600
モンスターが戦闘を行うバトルステップ時、
墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
そのモンスターの攻撃を無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
「タスケルトン」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。



カイバーマン「!闇か………」



コナミ「二枚ドロー!!」シュッ 手札3



カイバーマン「ちっ」


三沢「運はいいな…」

36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/28(土) 22:07:44.92 ID:+si12BZV0


カイバーマン「……だがこのターンで決めてやる!いけ!銀龍!」バッ



銀龍「カァアアア!」バシュウゥーーーーーンン!! 攻2500



タスケルトン「タスケルトッッ……!!?」守600 ズギャォォ!!



コナミ「くぅうぅ……!」



三沢「壁モンスターがやられた!」



セームベル「コナミー!どーすんのー!」



コナミ「あと、ブルーアイズが二体か………!」



カイバーマン「フハハハハハハハハ!所詮我が魂を破る事など、できなかったというわけだ!」



カイバーマン「くらえ!青眼のダイレクトアタック!滅びのバーストストリーム!」バッ



青眼「ギャオォオオォ!」攻3000

ドシュウウウゥゥーーーーーーー!!!



コナミ「トラップ発動、物理分身!」カチッ



《物理分身/Physical Double》 †
通常罠
相手のターンでのみ発動する事ができる。
指定した相手モンスターと同じレベル・種族・属性・攻撃力・守備力を持つ
「ミラージュトークン」を1体特殊召喚する。
ターン終了時にこのトークンを破壊する。


カイバーマン「なに……!?」



38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/28(土) 22:13:21.89 ID:+si12BZV0


コナミ「ブルーアイズと同じステータスを持つミラージュトークンを俺のフィールドに特殊召喚する!」



ミラージュトークン「…………ヒャヒャ」攻3000 グニャリ



カイバーマン「俺の青眼の真似を………!?」



三沢「コナミのフィールドにも攻撃力3000が………!」



カイバーマン「くっ……小賢しい事を!」



コナミ「これで相打ちになっちまうぜー!?」



カイバーマン「だが、ブルーアイズは二体いる!いけ、滅びのバーストストリーム!」バッ


ドシュウウウゥゥーーーーーーー!!!



三沢「相打ち狙いか……!」



セームベル「攻撃力が一緒だとどっちもやられちゃうんだよねー!」



コナミ「トラップ発動ー!」カチッ



カイバーマン「!?またか!」



《安全地帯/Safe Zone》 †
永続罠
フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターは相手の効果の対象にならず、
戦闘及び相手の効果では破壊されない。
また、選択したモンスターは相手プレイヤーに直接攻撃する事はできない。
このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターがフィールド上から離れた時このカードを破壊する。





43: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/28(土) 22:20:26.85 ID:+si12BZV0


ピキイーーーーン!



コナミ「ミラージュトークンは戦闘では破壊されない!」


ドギャァアァッ!!



青眼「ギャェオォオオ!!?」ドオーーーン!



カイバーマン「ブルーアイズだけが破壊されてしまった……!?」



三沢「このターン、ミラージュトークンは破壊できないぞ!」



カイバーマン「おのれぇええ……………ターン終了!」手札2



ミラージュトークン「じゃーな!」キュウゥウン…


コナミ「ミラージュトークンはエンドフェイズに破壊される……」


セームベル「あー、せっかくの3000攻撃力がー…」


三沢「安全地帯も一緒に墓地に行ったか…」



コナミ「俺のターン!」シュッ 手札4




46: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/28(土) 22:32:03.15 ID:+si12BZV0


セームベル「あれー?ミラージュトークン破壊されるのー?」


三沢「ミラージュトークン自身の効果で破壊される効果は、安全地帯では無効にはできないのさ」


コナミ「………地砕きを発動!」バッ


《地砕き/Smashing Ground》 †
通常魔法
相手フィールド上に表側表示で存在する守備力が一番高いモンスター1体を破壊する。


コナミ「お前のフィールドで最も守備力が高い銀龍が破壊される!」



銀龍「ギャオォオオォ!」守3000 ドオーーーン!



カイバーマン「くっ……俺の銀龍が……!」



コナミ「よし!復活はもうねえぞー!」



コナミ「俺は切り込み隊長を召喚!」バッ


《切り込み隊長/Marauding Captain》 †
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1200/守 400
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は表側表示で存在する他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択できない。
このカードが召喚に成功した時、
手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できる。


隊長「ふっ」




47: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/28(土) 22:37:18.43 ID:+si12BZV0


コナミ「切り込み隊長の効果発動!手札から☆4以下のモンスターを特殊召喚できる!」



コナミ「現れろ!召喚師セームベル!」バッ




《召喚師セームベル/Saambell the Summoner》 †
効果モンスター
星2/風属性/魔法使い族/攻 600/守 400
自分のメインフェイズ時、
このカードと同じレベルのモンスター1体を手札から特殊召喚する事ができる。
この効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り1度しか使用できない。


セームベル「あー!あたしーー!」攻600 ポンッ



カイバーマン「そこの小娘か…」



セームベル「ついにあたしの出番ねー!」



コナミ「セームベル、効果を発動だ!」



セームベル「よーし、手札からあたしと同じ☆のモンスターを特殊召喚だよ!」


コナミ「レアル・ジェネクス・コーディネイター!」バッ



《レアル・ジェネクス・コーディネイター/R-Genex Overseer》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/魔法使い族/攻 200/守 100
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
手札からレベル3以下の「ジェネクス」と名のついた
モンスター1体を特殊召喚できる。


コーディネイター「ウッシャー」


三沢「あの娘が……」




51: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/28(土) 22:42:26.54 ID:+si12BZV0

ミス セームベル守備表示という事で… 守400



カイバーマン「チューナー…」


コナミ「俺は☆3の切り込み隊長に☆2のコーディネイターをチューニング!」バッ


☆3+☆2=☆5

カァアアアッ



コナミ「シンクロ召喚!AOJカタストル!」バッ



A・O・J カタストル/Ally of Justice Catastor》 †
シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/機械族/攻2200/守1200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードが闇属性以外のフィールド上に表側表示で存在する
モンスターと戦闘を行う場合、
ダメージ計算を行わずそのモンスターを破壊する。


カタストル「ヒャハハハーーー!」攻2200



カイバーマン「何だ……こいつは………!?」



コナミ「カタストルはカイバーマン、お前の天敵だ!」



カイバーマン「く…!?」



コナミ「こいつは闇属性以外のモンスターと戦う時、無条件で勝利する!」



三沢「ブルーアイズは光属性……これはいい」



54: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/28(土) 22:50:21.15 ID:+si12BZV0



コナミ「手札は使い切っちまったが…カタストルで決着をつけてやるぜ…!」



コナミ「いけカタストル!ブルーアイズをぶっ倒せ!」バッ



カタストル「アラヨットー!」ズビーーー!!



青眼「ギャオォオオォ!!?」ドゴアァアアーーーン!!



セームベル「やったー!全部倒したー!」



カイバーマン「ぜ、全滅………ブルーアイズが………!」



三沢「勝てるぞ…コナミ!」



コナミ「俺はターン終了だ!」手札0


カイバーマン「……ふぅん………ここまで俺を追い詰めるとは」



カイバーマン「だが、俺は負けん!ドロー!」シュッ 手札3



カイバーマン「手札から魔法カード、トレードインを発動!」バッ



《トレード・イン/Trade-In》 †
通常魔法
手札からレベル8モンスター1体を捨てて発動できる。
デッキからカードを2枚ドローする。



カイバーマン「ブルーアイズを墓地に送り、二枚ドロー!」シュッ 手札3



コナミ「そうか……結構前に手札に加えていたな……」



55: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/28(土) 22:56:29.03 ID:+si12BZV0


カイバーマン「……フハハハハハ」



コナミ「?!いきなり笑い始めたぞ………」



三沢「何を引いたんだ…………?」


セームベル「ふははははー!!」



カイバーマン「貴様に見せてやろう、我がデッキの最強モンスター!」



コナミ「!最強?!………ブルーアイズじゃねーのかよ!」



カイバーマン「ブルーアイズの最終進化系だ」



三沢「最終進化………初めて見る」



セームベル「えっとー………やばそー?」



コナミ「墓地に三体ブルーアイズがいるじゃねーか、どうやって進化させるんだよ!」



カイバーマン「墓地からであろうと、このカードならば進化できる!」



カイバーマン「龍の鏡を発動!」バッ


《龍の鏡/Dragon's Mirror》 †
通常魔法
自分のフィールド上または墓地から、
融合モンスターカードによって決められたモンスターをゲームから除外し、
ドラゴン族の融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。
(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)




62: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/28(土) 23:01:24.02 ID:+si12BZV0


カイバーマン「墓地のブルーアイズを三体、除外することで融合!」バッ



グニャァアアアアァァア………


コナミ「ブルーアイズの三体融合………!?マジですか!?」


三沢「三体融合………!」



カイバーマン「ふははははは!現れろ……!融合召喚!」



カイバーマン「青眼の究極竜!」




《青眼の究極竜/Blue-Eyes Ultimate Dragon》 †
融合モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻4500/守3800
「青眼の白龍」+「青眼の白龍」+「青眼の白龍」


究極竜「ギャアァアァァアーーーーーーーーー!!!!!」攻4500



セームベル「ひゃーーー!やばーい!!」



コナミ「うおおおお……?首が三つになった!」



カイバーマン「これが……究極の竜………アルティメットドラゴンだ!」



三沢「威圧感が…凄い…!」



コナミ「へ………へ、だが光属性じゃあ、カタストルの勝ちだぜ!」





67: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/28(土) 23:10:49.95 ID:+si12BZV0



カイバーマン「ふぅん………そのくらい気付いている」



カイバーマン「手札から、システム・ダウンを発動!」バッ




《システム・ダウン/System Down》 †
通常魔法
1000ライフポイントを払う。
相手フィールド上と相手の墓地の機械族モンスターを
全てゲームから除外する。



三沢「機械族メタカード……!?」



コナミ「なにー!?」


カイバーマン「俺のモンスター達がカタストル及びAOJに弱いことなどはなから知っている!対策はできているのだ!」



カイバーマン「LP1000をコストに、貴様のフィールド、墓地の機械族はすべて除外される!」 LP2700→1700



グニャァアアアアァァア………!!


プシューーーーーーー!



カタストル「グエェエ………!」



コナミ「か、カタストルーーー!」



セームベル「ひゃああああ……!」





69: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/28(土) 23:15:37.10 ID:+si12BZV0


三沢「ま、まずいことになった」


コナミ「くうぅう…………!」



セームベル「フィールドにあたししかいないよー……まさかあたしがやられるの…!?」



カイバーマン「残りは小娘だけだな、潰しておくか」



カイバーマン「いけ!アルティメットドラゴン!アルティメット・バーーーースト!!」



ドキュアアアアァァアーーーーーーーーー!!!!



セームベル「ひゃーーーーーーーー!」



コナミ「ぼ、墓地のタスケルトンの効果を発動!」バッ


《タスケルトン/Bacon Saver》 †
効果モンスター
星2/闇属性/アンデット族/攻 700/守 600
モンスターが戦闘を行うバトルステップ時、
墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
そのモンスターの攻撃を無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
「タスケルトン」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。



タスケルトン「タスケルトンーー!」ボヨーン!



カイバーマン「!?アルティメット・バーストが弾かれた……!」



コナミ「タスケルトンを除外することで……バトルを無効にする…!」



セームベル「ふぅーー……肝冷やしたー」



72: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/28(土) 23:21:16.43 ID:+si12BZV0


カイバーマン「……まあいい、次のターン、確実に貴様は終わりだ、カードを一枚セットしてターンエンド!」バッ 手札0



コナミ「くぅう……俺の、ターン!」」シュッ 手札1


セームベル「コナミー、やばいよー……」



三沢「究極竜をどうやって倒す…手札一枚で…!?」



コナミ「………カードを一枚セットしてターン終了!」バッ 手札0



カイバーマン「ふぅん、苦し紛れのリバースカードか、無意味だ!」



カイバーマン「俺のターン!」シュッ 手札1



セームベル「うひゃー……」守400


カイバーマン「その小娘が守備表示ならば、このターン敗北は無いと思っているな…?」


コナミ「………」



カイバーマン「残念だがもう逃げられん!トラップ発動、最終突撃命令!」カチッ




《最終突撃命令/Final Attack Orders》 †
永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、
フィールド上に存在する表側表示モンスターは全て攻撃表示となり、
表示形式は変更できない。


コナミ「それは……!」



74: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/28(土) 23:29:04.26 ID:+si12BZV0




カイバーマン「すべてのモンスターは攻撃表示になり、守備にはできない!」


セームベル「!?あららー?」攻600 クルンッ



三沢「セームベルが攻撃表示に………!」


コナミ「セームベル!気合で守備になれ!」



セームベル「ぎぎぎぎ………!む、無理だこれー!」



カイバーマン「これで究極竜から逃げられん……!」



究極竜「ギャオオォオ……」攻4500



カイバーマン「最後だコナミ!」



コナミ「ま………まだだ…!トラップ発動!魂の氷結…!」カチッ



《魂の氷結/Frozen Soul》 †
通常罠
自分のライフポイントが相手のライフポイントより
2000以上少ない時に発動する事ができる。
相手の次のバトルフェイズをスキップする。


コナミ「このターンの……バトルフェイズをスキップする!」


カイバーマン「!貴様………まだ……」



三沢「カイバーマンはバトルを行えない…」


カイバーマン「くっ………!バトルだ…!」



コナミ「スキップ効果発動!」


カイバーマン「…………ぬうぅう…貴様……なぜその小娘を守る!」



セームベル「ひぃーー………」攻600



コナミ「こいつは………このデュエルの俺の切り札だ……!」



セームベル「え?」


カイバーマン「なに……?」


75: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/28(土) 23:35:49.84 ID:+si12BZV0


カイバーマン「そいつが切り札だと……?」


三沢「何を言ってるんだ…」



セームベル「コナミ……あたし切り札?」



コナミ「ああ」



カイバーマン「面白い………ならばやってみろ、カードを一枚セットしてターン終了!」バッ 手札0



コナミ「俺のターン!」



セームベル「どーゆーことー?」



コナミ「デッキ編集してた時……新しくいれたカードだ……」



コナミ「そいつを引けば………この状況を打開できる…」



カイバーマン「この状況を……?フハハハハハハハハ!昂ぶる!昂ぶるぞ!」



コナミ「…………ドロー!」シュッ 手札1



コナミ「……」



セームベル「ドキドキ」



三沢「何を引こうとしているんだ……」



コナミ「………カードを一枚セットしてターン終了!」バッ 手札0







76: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/28(土) 23:36:47.75 ID:+si12BZV0


ミス すいません

魂の氷結は発動できませんでした


79: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/28(土) 23:46:42.44 ID:+si12BZV0

魂の氷結は別の何かで脳内補完してください



カイバーマン「ふぅん、またセットカードか……ドロー!」シュッ 手札1 LP1700



コナミ「…………来るか」LP1100


セームベル「うひー…」



カイバーマン「最終突撃命令で守備にできない以上……もう逃げられはしない!」



カイバーマン「貴様の戦いは見事だった……だがここまでだ!」



コナミ「…………どうかな!」



カイバーマン「ふふ………何かやれるのか……いくぞ!アルティメットドラゴンの攻撃!」



ジジジジシ………!!



三沢「来るぞ……!」



カイバーマン「アルティメット・バーーーーースト!」



ドシュウウウゥゥーーーーーーー!!!



セームベル「ひゃああぁああぁあーーー!?」



コナミ「この時を待ってたぜ!」



カイバーマン「!?」



コナミ「トラップカード、発動!」カチッ




《大番狂わせ/A Major Upset》 †
通常罠
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する
レベル2以下のモンスター1体をリリースして発動する。
フィールド上に表側表示で存在するレベル7以上の
特殊召喚したモンスターを全て持ち主の手札に戻す。


コナミ「大番狂わせだ!」



カイバーマン「何だと…………」


83: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/28(土) 23:51:42.76 ID:+si12BZV0


三沢「何だ…あれは」


コナミ「☆2以下のモンスターをリリースして発動!」



コナミ「おい、セームベル、あっちいってろ」



セームベル「え?あたしの出番おわり、わかったー!」タッタッタッ!



コナミ「俺はセームベルをリリース!」


コナミ「そして………アルティメットドラゴンをエクストラデッキに戻す!」



カイバーマン「あ、アルティメットドラゴンを………!?」



ギュウウゥゥウウウーーーーーーン!!!



究極竜「ギャオオォオ!!?」


カイバーマン「ば、馬鹿な……!!」



コナミ「セームベルはこのために必要だったんだよ、これでモンスターは消える!」



バシュウゥィーーーーーンン!!


シュウゥゥウゥゥウゥゥウゥゥ…………



三沢「………ど、どうなった……!」



セームベル「カイバーマン様のモンスター、倒せたー?」

84: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/28(土) 23:56:17.49 ID:+si12BZV0



コナミ「……よし……アルティメットドラゴン……消滅……!」



カイバーマン「………まさか………」



カイバーマン「まさか……ここまでやるとはな」



コナミ「…カイバーマン……」



カイバーマン「………だが、フィールドを見ろ」



コナミ「え?」


ブルーアイズ「ギャアァアァァア!」


ブルーアイズ「ギャアァアァァアオオ!」



コナミ「!?な……ブルーアイズが二体フィールドに……!?」



三沢「!なんだって……除外されていたじゃないか…!」



セームベル「あれれー!?」



コナミ「カイバーマン……!」



カイバーマン「貴様の大番狂わせにチェーンして、手札から速攻魔法を発動した」



カイバーマン「この次元誘爆をな」スッ


《次元誘爆/Dimension Explosion》 †
速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する融合モンスター1体を
融合デッキに戻す事で発動する事ができる。
お互いにゲームから除外されているモンスターを2体まで選択し、
それぞれのフィールド上に特殊召喚する。


コナミ「次元誘爆……!?」



86: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/29(日) 00:01:49.74 ID:/fmKudD10


カイバーマン「大番狂わせよりも一手速く、俺がアルティメットドラゴンをコストにしたのだ!」


カイバーマン「そして、お互いに除外されているモンスターを二体まで、特殊召喚する!」



コナミ「………し、システム・ダウンはこのために………!」



カイバーマン「いいや…次元誘爆を引いたのはこのターンだ、正直に言おう、偶然だった」



カイバーマン「だが最強のデュエリストとは…偶然すら味方とする!」



コナミ「う……………ぐうぅ………!」



カイバーマン「貴様も除外されているモンスターをフィールドに出せ!」



コナミ「そ、そうだ………!まだデュエルは終わらねえ!俺はカタストルを特殊召喚だ!」バッ



カタストル「ハッハー!」



三沢「あれは…闇属性以外には負けないモンスター…」



カイバーマン「それだけか?」



コナミ「最終突撃命令があるんじゃ攻撃表示になっちまうだろ、こいつだけだ!」




91: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/29(日) 00:07:44.26 ID:/fmKudD10



カイバーマン「ふぅん………さて、俺のバトルフェイズを続行だ!」


コナミ「何だと……?」



セームベル「戦えば王様のモンスターは負けちゃうよー?」



カイバーマン「リバースカード発動!禁じられた聖杯!」カチッ


《禁じられた聖杯/Forbidden Chalice》 †
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は
400ポイントアップし、効果は無効化される。



コナミ「効果を無効にするだとー!?」



カタストル攻2200→2600



三沢「あんなカードを伏せているとは…!」



カイバーマン「貴様はよく戦った、だが一歩先を行ったのは俺だ!」


カイバーマン「いけ!青眼の白龍!滅びのバーストストリーーーーーーム!!」バッ



ジジジジシ………!!



バシュウゥィーーーーーンン!!


カタストル「ぐえぇぇ!?」ゴシャアァ!!


コナミ「く………っ…!」LP1100→700




94: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/29(日) 00:14:42.97 ID:/fmKudD10


カイバーマン「とどめのブルーアイズ!ダイレクトアタックだ、滅びのバーストストリーーーーーーーム!」バッ


ドシュウゥウーーーーーン!!!


コナミ「ぐっはあああっ……!!!?」LP700→0ピーーーー



ギュオオォオォオーーーン!



セームベル「あららー!」



三沢「ダメだったか……!」



セームベル「大丈夫ーー!?」タッタッタッ



カイバーマン「……………ふぅん………」カシャッ



コナミ「ぐうぅ………っく………」ズリ…



セームベル「結構無事だねー…」



カイバーマン「また、俺の勝ちだな」



三沢「流石だなカイバーマン…」





96: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/29(日) 00:19:54.28 ID:/fmKudD10


カイバーマン「フハハハハハハハハ!強靭、無敵、最強!」


セームベル「二回も負けちゃったねー…」



三沢「だが…あのデッキで良くやったよ」



コナミ「く………くっそおぉ…………ーーー!!」



コナミ「カイバーマン……!また、俺の完敗だ!」



カイバーマン「一回目よりは、なかなか良かったぞ」



カイバーマン「貴様の未来のロード、楽しみになってきた」



セームベル「わー…王様が褒めてる……」



三沢「これは珍しい……」



コナミ「くそおぉ………俺は諦めねえぜ……絶対次元の裂け目を手に入れる……!」



カイバーマン「その気持ちは変わらんか…二度も叩きのめされておいて」



コナミ「ああ、これくらいじゃどうってことないぜ!」



99: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/29(日) 00:24:50.96 ID:/fmKudD10



カイバーマン「ふぅん………気に入った」



コナミ「……え?」



カイバーマン「貴様の未来………見届けたくなったぞ」



セームベル「む?」



カイバーマン「………………三沢、次元の裂け目をくれてやれ」



三沢「!?いいのか」



コナミ「!?おおぉおー!?」



カイバーマン「構いはいない、この男のロードはここで止まりはしないのだからな」



コナミ「か、カイバーマン……!!お前というモンスターは…!」



カイバーマン「ふぅん………」



セームベル「流石は王様ー!」



三沢「コナミをよほど気に入ったようだな……」




103: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/29(日) 00:31:00.19 ID:/fmKudD10


コナミ「やったぜーーー!カイバーマン、お前いい奴だなー!」


カイバーマン「フハハハハハハハハ!当然だ、俺は正義の味方カイバーマン!」



カイバーマン「粉砕!」



コナミ「玉砕!」



セームベル「だいかっさーーーーーい!」



みんな「ワハハハハハハハハハ!!!」



三沢「次元の裂け目は………11枚あるし……一枚くらいならいいかな…」ゴソゴソ…

………………………………………………………………



カイバーマン「コナミ、次元の裂け目をディスクにセットするのだ」



カイバーマン「そうすることで貴様の世界と繋がるだろう」



コナミ「おお…」



三沢「これが次元の裂け目だ」すっ



コナミ「サンキュー三沢!」ガシッ







107: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/29(日) 00:38:15.69 ID:/fmKudD10


カイバーマン「そして………こいつを持っていけ」すっ


コナミ「え……このカードは…」



蒼眼の銀龍


コナミ「!これ、いいのか!?大切なものだろ?」



カイバーマン「ふぅん、このカードが貴様といたいと言うのだ、仕方あるまい」



コナミ「……ああ、わかった…ありがたく使わせてもらうぜ!」すっ



カイバーマン「そうしろ、そいつも喜ぶ」



セームベル「よかったねー」



カイバーマン「………………………そうだ、これも持っていけ」すっ



コナミ「おいおい、プレゼント多すぎだぜ……悪いよなんか…」



コナミ「……?このカード、何も書いてないぞ、しかもフレームが黒いじゃないか…みたことねえな」



カイバーマン「俺もそのカードがなんなのかはわからん、だが、そのカードも貴様が持っていた方がいい」



カイバーマン「おそらくシンクロとは別次元の力がその黒いカードには込められている…」



コナミ「……へー、これが…わかった、これも受け取るぜ」



114: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/29(日) 00:43:37.06 ID:/fmKudD10


三沢「俺もその黒いカードは見たことが無いな」



コナミ「まあ、多分大丈夫だ、悪い感じはしないからな」カサッ



カイバーマン「さあ……そろそろ行くのだな」



三沢「君の世界の仲間も待っているだろう」


コナミ「ああ!よし……発動!次元の裂け目!」


バシッ

グニャアァアァアアァアァ…………!!!



コナミ「おお……!裂け目ができた!」



セームベル「ここから別の世界にいけるんだー」



三沢「なれないと軽く酔うから気を付けろ」



コナミ「酔うの?!うわあぁー……」



カイバーマン「その程度で音を上げるな!」



セームベル「ふふふー」



 

153: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/29(日) 22:48:40.32 ID:/fmKudD10


モーメントエクスプレス開発機構



遊星「な……なんだ!?」



クラーク「ふふ………不動遊星…シェリールブラン、あなた達の事はすでに気付いていましたよ」



遊星「!お前………」



クラーク「マーカーを消したようだが、指紋までは変えられまい…迂闊だったな」



遊星「く…………」



遊星「シェリー!ブルーノ!ここから出るんだ!」ダッ



シェリー「っ!」ダッ



ブルーノ「うわわ!」ダッ



ウィーン……



クラーク「くくく………逃がしはしない、イリアステルを嗅ぎ回っている連中には消えてもらう」



………………………………………………



154: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/29(日) 22:56:09.08 ID:/fmKudD10


タツタッタッタッタッ……!!



遊星「くそ……!すでに俺たちは嗅ぎつかれていた…!」タツタッタッタッタッ



ブルーノ「迂闊だったね…!」タツタッタッタッタッ



シェリー「………!」



プシュウゥーーー……



遊星「扉が閉まった……!」



ブルーノ「こっちに行こう!」ダッ!



………………………………………………



遊星「くそ……!どうすれば…」



シェリー「あのシャトルの中に隠れるのよ!」ダッ



ブルーノ「よし!」ダッ



プシュウゥーーー……


遊星「!!何」


ブルーノ「閉じ込められた………」



遊星「罠か………」




158: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/29(日) 23:04:19.70 ID:/fmKudD10


ジジジジシジジジジシ……………!!


ウィィイィイィィーーーーン……


遊星「何だ……!?」



ブルーノ「シャトルが動く………!」



シェリー「な、なに………?」



ヴォン


クラーク『ふふふふ……』



遊星「クラーク!」


シェリー「あたし達をどうする気!?」



クラーク『君たちには消えてもらう……シャトルごと異次元に送り込んでね』



ブルーノ「異次元…!?」



遊星「お前達はイリアステルと関係あったんだな!」



クラーク『ええ………ですが君たちにはいう事はありません』



ジジジジシ……………!!



ブルーノ「やばい………シャトルが異空間に放り込まれる……!」


160: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/29(日) 23:13:12.48 ID:/fmKudD10


クラーク『ふふ………そのシャトルを動かすには制御カードが必要です』



クラーク『ですが、あなた達にそのカードはありません、起動を外れシャトルは破壊されます』



遊星「く……!貴様…」


ブルーノ「ダメだ……動けない!」カタカタカタカタ……!



クラーク『それでは、ごきげんよう』ピッ


シェリー「待ちなさい!」



グオオオオォォォーー………ン…!


遊星「くっ……!」


バシュウゥィーーーーーンン!!



クラーク『ハハハハハーーーーーーー!!』



……………………………………………


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!



遊星「くぅう……!ここは」


ブルーノ「どうやら本当に異空間に放り出されたみたいだね……」



シェリー「く……やはり、イリアステルの……」




161: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/29(日) 23:20:18.28 ID:/fmKudD10


遊星「このままでは軌道を外れてしまう……ブルーノ!」ダッ



ブルーノ「出来るだけの事はやってみよう!」ダッ



シェリー「………これが異空間……」



遊星「…………く………!」カタカタカタカタ……


ブルーノ「…………だ、ダメだ………!反応しない!」カタカタカタカタ



遊星「やはり………制御カードとやらがなくては……!」カタカタカタカタ



シェリー「…………!制御カード……?」スッ


Z-ONE


シェリー「まさか……!」カチッ



シュウウウーーーン……!



遊星「!動いた……」



シェリー「やはり!お父様からもらったこのカード……!」


ブルーノ「制御カードだったんだ!」



ギュオオォオォオーーーン!



164: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/29(日) 23:26:09.36 ID:/fmKudD10


遊星「シャトルが制御された……!」



ブルーノ「これで元の世界に戻れるね…!」



シェリー「ふぅ…………お父様……」



パリーーーーーン!!


遊星「!!窓が」


ギュオオォオォオーーー!!


シェリー「うあぁぁぁぁーーーーー!?」ゴアッ



遊星「シェリーが外に!」



ブルーノ「やばい!」


ガシッ



シェリー「ゆ、遊星………!」



遊星「シェリー!は、離すな………!」ぐぐぐぐ……!



シェリー「く………………ぐぐ………!」



ゴアッ

ズリズリ……………


遊星「だ、ダメだ………!滑る…!」



167: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/29(日) 23:30:52.94 ID:/fmKudD10


ブルーノ「遊星!」



シェリー「くうぅ…………!ゆ、遊星……!あたしの代わりに………!仇を…!」


ずるっ



ギュオオォオォオーーー!!


遊星「シェリーーーーー!!!」



シェリー「ああああぁぁぁあぁーーーーーー!」ゴアッ



ブルーノ「くうぅ…バリケードを…!」カタカタカタカタ


バシュウンッ!



遊星「……………シェリー……!」



ブルーノ「異空間に放り出されてしまった……!」



遊星「くそおぉ………!コナミに続き……シェリーまで…………!」



遊星「俺は………!俺は……!」



………………………………………………


コナミ「さて、そろそろいくぜ……」



カイバーマン「ここからならば異次元の気流が貴様の世界まで送ってくれるだろう」



三沢「ああ、流れに身を任せるんだ」



171: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/29(日) 23:39:11.45 ID:/fmKudD10


セームベル「よーし!行こうか!」



コナミ「…………お前さ……ついて来る気?」



セームベル「うん!」



コナミ「おいおい……この世界に戻れないかもしれないんだぞ」



セームベル「この世界に未練なんか無いからさー、いーよ、コナミの世界楽しそー」



コナミ「ええー……」



三沢「まあ、いいじゃないか、俺だってもう3年は元の世界に帰ってないし」


セームベル「いーのいーの!」



カイバーマン「ふぅん」



コナミ「まあいいか!お前がそういうならな!」



コナミ「よっしゃーーー!行くぞっ!」



セームベル「イエーイ!」



ダンッ!



ゴオォーーーーー!!



172: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/29(日) 23:44:54.89 ID:/fmKudD10

ゴオォーーーーー!!


コナミ「おおーーーー!?流される!」


セームベル「あはははー!」



ゴォオーーーーーーー!



コナミ「!シャトルだ?…こんなところに!」


セームベル「なんだーーー?」



コナミ「まあいいや、掴まって行こうぜ、楽だし」ガシッ



ギュオオォオォオーーー!!



バシュウゥィーーーーーン!


コナミ「おーーー速い速い!」



セームベル「あ、あの光は?」



コナミ「?お、もしかして俺の世界への入口じゃね?」



ギュオオォオォオーーーン!



………………………………………………………………………



176: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/29(日) 23:49:41.67 ID:/fmKudD10


コナミ「………ん?ネオドミノシティじゃない」



セームベル「?何あの浮いてる城みたいなのー?」



コナミ「おお……!何だあれ………ていうかここはどこだ…?」



遊星「な、何だ………この空間は」



ブルーノ「あの城は………」



不動博士「遊星……あれを近づけてはダメだ」


遊星「!?父さん、どういう事だ!」



不動博士「止めるんだ……!」


遊星「待っ……!」


バシュウゥィーーーーーンン!!


……………………………………



ネオドミノシティ


湾岸


グニャアァーーーー!!



177: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/29(日) 23:57:07.09 ID:/fmKudD10


コナミ「!おおー!ここはネオドミノシティだ!」


セームベル「すごーい!」



ザバアァアアアァーーーーーーン!!!



バシャアァアァアァ!!



コナミ「!海の上だーーーー!」ヒューーーー



ザバーーーーン!



コナミ「ごはあぁっ!?」バシャーーン!



セームベル「あたしは浮けるーー」



ダダダダダダダダダダダダダ!!!



ジャック「ここに俺たちを痣が呼んでいるのか……!」ダダダダダダダダ



クロウ「こんな湾岸になんだよ…!」ダダダダダダダダ



龍亞「遊星達に何かあったんじゃ……!」ダダダダダダダダ



ツァン「一体なによ…!」タッタッタッ



鬼柳「モーメントエクスプレス開発機構で何かあったのか…!」タッタッタッ


雪乃「ハアハア……お姉さんはこんなに走りたくないのに……」タッタッタッ



183: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 00:04:50.96 ID:5tXPmq2e0



アキ「あ、あれは…シャトル!?」



龍可「何でシャトルが……?」



ジャック「何なのだ………」



イェーガー「なぜこんなところにシャトルが浮いているのです?」



プカァァアァ……………



クロウ「……何が入ってんだ……」


プシュウゥーーー……ガタンッ



遊星「………く…ここは……ネオドミノシティ……」



ブルーノ「…戻ってこれたんだね…僕たち…!」



スタスタ…


ジャック「遊星!」



龍亞「何で遊星とブルーノが!?」



ツァン「モーメントエクスプレス開発機構に行ったんじゃないの?」



鬼柳「何でシャトル………」



雪乃「謎ね…」


185: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 00:11:35.61 ID:5tXPmq2e0


遊星「ジャック……みんな…」


ブルーノ「どうしてここに?」



クロウ「なるほど、シグナーの痣はお前のところに呼んでいたんだな」



イェーガー「無事で何よりです」



アキ「で………何かわかった?」



遊星「ああ………ガレージで話そう……」



龍可「…………!?な、何あれ!空に…!」



ジャック「ん?……!空中に城が…!?」



遊星「!?あれは…!」



龍亞「え?なに…?」



ツァン「何をいっているの?城…?」



アキ「あ、あれよツァンさん、空中に浮いている城…!」



ツァン「あ、あれ?……えっと………」



イェーガー「私にも見えませんが……」



雪乃「お姉さんにも見えないわ……」



鬼柳「…………!俺にも見えるぞ……うっすらと…!」




192: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 00:21:02.98 ID:5tXPmq2e0


遊星「あれは………あの空間で見た城……!」


遊星(父さんは止めろといっていた……一体…)



ジャック「おそらく…シグナーだけが見ることができるんだろう…!」



龍亞「ええー、ちぇっ、なんだずるいなー!」



ツァン「シグナー?」



雪乃「そういえば…ツァンさんは知らないのね」



鬼柳「何で俺にも見えるんだ…?」



雪乃「あなた…元ダークシグナーだったからじゃない?」



鬼柳「そ……そうか…………」



アキ「なんか…気味が悪いわ……」


しゅうぅん………



クロウ「消えた………」


龍可「何だったの……?」



遊星「………………とにかく、ガレージに戻ろう」



ブルーノ「そうだね」




ザバァアアーーー……ン!



龍亞「うああ、な、なんだ!?」



イェーガー「何かが海から……」


コナミ「ゲホッ……!ウェエホッ……!ああ…………溺れるかと思った……」ザバァアア…



196: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 00:28:36.19 ID:5tXPmq2e0


遊星「…………」


ジャック「………」



ブルーノ「…………」


クロウ「………」


アキ「……」


イェーガー「あ、あなたは………」


龍亞「………」


龍可「………」


ツァン「………」


雪乃「……」



鬼柳「………」



コナミ「ぶはぁあ………ここは……湾岸エリアか………」バシャバシャ…



セームベル「あははーー!ビチョビチョじゃーん」



コナミ「仕方ねーだろ……しかし……うまく帰ってこれたな…」



コナミ「次元の裂け目のおかげだ………」



201: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 00:37:03.44 ID:5tXPmq2e0


コナミ「………んお?遊星、みんな、何でこんなところに…」



遊星「こ………コナミ………!!」



クロウ「本物か……!?本物だよな……!」



龍亞「コナミ………コナミが帰ってきた………!」



ジャック「なぜ海から………?!」



鬼柳「…久しぶりに揃ったぜ………チーム……満足…が!」



ツァン「………」



コナミ「なんだよツァン、久しぶりだな」



ツァン「ふっ」ペシーーン!



コナミ「がふぁっ!?」ズザザザーーー!!



ツァン「!!……さ、さわれるよ!藤原さん!本物だよ!」



雪乃「本当に本物なのね……!?夢じゃ……ないのね……!」




225: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 20:36:19.89 ID:5tXPmq2e0




龍亞「コナミーーー!生きてて良かったー!」ギュー



コナミ「そう簡単に死ぬ俺じゃないから、濡れるから抱きつくなよ龍亞」



クロウ「コナミーーー!済まなかった……!俺たちはお前を除け者にぃいぃぃぃいあああぁぁ!」ボロボロ



コナミ「は?除け者?なんの話だ………?」



龍可「うえぇぇえぇぇん……!」ギュー



遊星「よく戻ってきてくれた………!」



ジャック「俺たちを心配させるな!」



アキ「良かった………ふふ……」



雪乃「全く……もう離さないわ、首輪でも付けておこうかしら」ギュー…



鬼柳「異次元からよく帰ってきたなコナミ!流石だ!」



コナミ「ぐ………苦しい……!ちょっ…離れろ意識が…飛ぶ……ヤババナイト…」ギュー………



ツァン「心配させるんじゃないわよ…!本当にもう!」グスッ



セームベル「コナミ人気者ー?」



ツァン「………………ん?」




228: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 20:49:26.41 ID:5tXPmq2e0


コナミ「おい、龍亞!離れろって」バッ



龍亞「うっ、ご、ごめんね…へへ」



雪乃「………」ギュー



コナミ「後ろからしがみつくな……!雪乃か?苦しい離れろおおぉ………!」ぐぐ……



雪乃「同化できないかしら?」ギュー



コナミ「できるか!ゴホッゴホッ」バッ



ツァン「……………」



セームベル「?おねーさん、なにー?」



ヤリザ「…………コナミ殿と一緒についてきた精霊のようでござるな」



セームベル「あ、あんたも精霊ー?」



ヤリザ「そうでござる」



遊星「これで鬼柳のチームは揃ったな」



鬼柳「ああ、WRGPを棄権しないですみそうだ」






230: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 20:58:06.80 ID:5tXPmq2e0


………………………………………………


遊星「考えたんだが………もう一度モーメントエクスプレス開発機構に行こう」



クロウ「わかった」



アキ「遊星、何かわかったの?」



遊星「読み通りあそこはイリアステルと繋がっていた」



ジャック「ビンゴだったというわけだ」



龍亞「へー」



セームベル「コナミー」



コナミ「?なんだよ」



セームベル「ピンクのおねーさんが話があるってー」



コナミ「ピンク…ツァンか、なんだ?」



ツァン「セームベルから聞いた、あんた異次元でずっとセームベルの家にいたんだって?」



コナミ「ああ、食事作ってくれたりしたんだ」ナデナデ



セームベル「なでんなー」



ツァン「ふーん………………この  コン!」



コナミ!?」




232: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 21:05:26.84 ID:5tXPmq2e0

………………………


モーメントエクスプレス開発機構


クラーク「不動遊星達を葬りました」



ホセ『愚か者…奴らにはまだ利用価値があるというのに…』



クラーク「えっ!?」



ルチアーノ『ま、いいけどね、どうやら帰ってきたようだし』



クラーク「なんだって!?」



ホセ『とにかく、ばれてしまった以上、そこは消さなければな」



クラーク「!?ま、待ってください……!」


プラシド『それなら俺がやっておいた』



ルチアーノ『あ、プラシド、ずいぶん早い回復だね』



プラシド『遊星を殺すまで俺は死なん、とにかく、貴様は用済みだ』



クラーク「ま、まってくれ!う、うわああああぁーー!!!」


シュウゥウゥウゥーーーーン!!!



ホセ『過去は塗り替えられる……これでいい…モーメントエクスプレス開発機構などというものは最初からなくなった』




234: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 21:11:19.76 ID:5tXPmq2e0

………………………

飛行機内


ドラガン「………」


ブレイブ「………」



ハラルド「………」ペラッ ペラッ



キューーーーーーン!


グオォーーーーーン!!


ドラガン「………?今の違和感………」



ブレイブ「なんだ?…俺も感じたぜ」


CA「?いかがなさいました…?」



ブレイブ「今の……」



ハラルド「いや、何でもない、ブレイブ、座れ」



CA「?」スタスタ


ハラルド「おそらく、歴史が書き換えられた」スッ



ドラガン「!……デュエルマガジンの見出しが変わってる……」


ブレイブ「誰も気付いてねえぞ…」



ハラルド「どうやら…星界の三極神が我々を守ってくれたようだ…」





236: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 21:17:52.22 ID:5tXPmq2e0

………………………

ポッポタイムガレージ



ミゾグチ「そんな……!お嬢様が……!?」ガクッ



遊星「すまないミゾグチ………」


ブルーノ「ごめん………」



ツァン「今度はシェリーさんが異次元に……」



ミゾグチ「くっ………!遊星……お嬢様の仇を…!」



遊星「ああ!必ずイリアステルは倒す!」



コナミ「なんだ?また誰かが異次元にいっちまったのか…きっと大丈夫だ、俺だって帰ってこれたんだから!」



雪乃「コナミ……あまり無理しないで…」



キュオォオーーーーン!!


グオォーーーーーン!!


遊星「!?」



ジャック「!この、歪みは……!?」



アキ「っ……!?なに………」



鬼柳「違和感が……」


ツァン「地震……だったのかな……?」


クロウ「多分な……」






237: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 21:24:35.98 ID:5tXPmq2e0

………………………

カードショップKURUMIZAWA


キューーーーーーン!


ゴォオーーーーン!!


レイン「…!……これは……」



あげは「!?なに…?じ、地震……?」



岬「おいおい……何だ今のは………」


店長「びっくりした…」



ゆま「あぅう………怖かったです…」



三郎「にゃ」



レイン(………歴史改竄…………私が近くにいたから………このショップの人には…影響が無かった………)



レイン「……そろそろ……潮時………?」



………………………



ポッポタイムガレージ


カタカタカタカタ……



ブルーノ「!?大変だ!決勝トーナメントの出場チームが変わってる!」



遊星「なんだと!」


コナミ「!?どういうことだ!」



240: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 21:30:50.03 ID:5tXPmq2e0

カタカタカタカタ……



ブルーノ「これ……!」


ジャック「……なんだと)


ミゾグチ「私とお嬢様のチームが消えている……!」


クロウ「代わりに入ってるのは………チーム・ニューワールド!?」



イェーガー「ど、どうなっているのです!?」



ツァン「ニューワールドなんて…聞いたことないよ!」



雪乃「何が起こっているの………」



遊星「!ニューワールドのメンバー………ホセ!ルチアーノ……そしてプラシド…!?」



鬼柳「イリアステルの奴らじゃねえか!」



コナミ「イリアステルって…ゴースト操ってた奴らだろ…マジか……」



遊星「……あいつら…大会に出場すると入っていた……これは……」



ブルーノ「………過去が……改竄されている……?」



遊星「そう考えるしか……ない…」



イェーガー「なんとー!?」




241: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 21:38:48.45 ID:5tXPmq2e0


クロウ「マジかよ…」



アキ「過去が変わるなんて……こんな事が」



遊星「!まずい、もしかするとモーメントエクスプレス開発機構が………!」



………………………


ブオォオォーーーーーーーーーン!!!!


キキィィィイィーー!!


遊星「…………遅かった…」



ブルーノ「綺麗さっぱり…無くなってる」



ジャック「馬鹿な、数時間で巨大な建物が消えるなど、あり得るのか!?」



鬼柳「もともと無かったことにしたんじゃねえか?」



ツァン「こんな事ができるなんて……」



ミゾグチ「くそ……!手がかりが…!」



コナミ「なんてこったい…………」



244: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 21:49:10.73 ID:5tXPmq2e0


再び

ポッポタイムガレージ



遊星「…………」


コナミ「………」



ジャック「…」


クロウ「奴らの手がかりが消えちまった今…どうする?」



鬼柳「おいおい……これはチャンスだぜ…なんか知らんが奴らわざわざWRGPに出てきやがったんだ!」



鬼柳「大会で奴らをぶっ潰して満足する、これしかねえ!」



遊星「ああ……俺も同意見だ、WRGPでイリアステルを倒すんだ!」



イェーガー「なるほど……!」



ブルーノ「あいつら……世界最強クラスのライディングチームって事になってるよ…」カタカタカタカタ



アキ「みんな…変だとは思わないのかしら…?」



雪乃「確かに、いきなりそんな事言われてもチーム・ニューワールドなんて知るわけないし」



ジャック「過去が改竄されたと言っただろう、おそらく違和感などないだろうな…」



龍亞「なんで…俺たちは改竄されなかったの?」



遊星「……赤き竜の力だ」



クロウ「そうか………赤き竜が俺たちを守ってくれたんだな…」



246: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 21:55:09.96 ID:5tXPmq2e0

ツァン「赤き竜………?」



コナミ「シグナーじゃない俺たちも近くにいたから守られたんだな」



遊星「多分な」



ガチャッ!


牛尾「遊星ー!」



コナミ「牛尾ー!?」



イェーガー「!牛尾課長補佐!?私は見つかるとやばいです…!隠れますよー!」シュンッ



遊星「どうした?」



牛尾「WRGPが…中止になるかもしれねえ…!」



ジャック「な……なぁにぃーーー!?どういう事だ!」



深影「………先のゴースト事件で危険じゃないかという意見が出たんです」



ブルーノ「そんな……」



アキ「このまま中止になれば…イリアステルとは戦えないわ……!」




247: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 22:03:15.46 ID:5tXPmq2e0


コナミ「牛尾!お前がなんとかしろー!」



牛尾「俺の意見なんか右から左だよ…」



ツァン「まずいよ…」



深影「ゴドウィン長官がいない今…副長官のイェーガーも行方をくらましているし…」



クロウ「長官がいない……?」



遊星「奴ら…一人二役は無理と踏んで長官の座を捨てたのか…」



イェーガー「そういう事なら任せなさい!」バーーーーン!



牛尾「!?イェーガー副長官!?」



深影「今までどこに!」



イェーガー「私が長官となりましょう!絶対にWRGPを中止にはさせません!」



コナミ「おおー!どんぐりピエロさんかっこいいー!」



イェーガー「イッヒッヒッヒッ!」




250: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 22:08:48.95 ID:5tXPmq2e0


クロウ「いいのか?イリアステルを敵に回すんだぞ?」


イェーガー「覚悟を決めました!私も戦います!」



ジャック「ふん、やっと覚悟を決めたか」



イェーガー「ささ、治安維持局に帰りますよ!」スタスタ


牛尾「は、はあ…」



深影「…」


バタンッ




遊星「……………サイは投げられた」



龍亞「やるしかないね……!」



鬼柳「チーム・満足も燃えてきたぜ………!」



ツァン「い、イリアステルに負けるわけにはいかないもんね……!」



コナミ「…………………………賞金目的で出始めたWRGPがとんでもない事になってきた…」



雪乃「慣れっこでしょう」


251: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 22:12:26.83 ID:5tXPmq2e0



次の展開を決めます……!


1 遊星&アキ編
2海野幸子編
3青葉あげは編
4デュエルアカデミア編
5ツァンディレ編


>>254

254: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 22:13:42.67 ID:buTDCULqo
4

269: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 23:33:45.99 ID:5tXPmq2e0



二日後


コナミのアパート 午前8時



コナミ「ふぁぁ…………」



コナミ(あの後アパートに帰ってみたら店長にめっちゃ怒られた…あげはとゆまには泣かれた…罪悪感ば半端なかった)


コナミ(恵も怒ってるみたいだったが顔にあまり変化がないから分からなかった、岬にはボコられた)



コナミ「………ま、クビにならなかっただけ良かったよな…」


バシャバシャ…



コナミ「つい早起きしちまった……何しようか…」



コナミ「WRGPは結局イェーガーが頑張ったから続行になって……決勝トーナメントの抽選会は一週間後だし」



コナミ「バイトもないし………久しぶりに暇ってやつだな!」



セームベル「おはよー!」ぽんっ



コナミ「セームベル…朝からうるさいぞ」



セームベル「ねーねー、あたし色んなところ見てみたい!いこーよ!」



コナミ「んあ、そうだな……お前はまだ何も知らないしな……………ていうかお前腹減るの?」



セームベル「減るっちゃ減るー」



コナミ「なんだそりゃ」



275: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 23:41:48.91 ID:5tXPmq2e0


カフェ・ラジーン


コナミ「…ま、朝はまずゆっくりするだろ…」



ステファニー「ご注文は?」



コナミ「えーと………ツクシーアプリコット(400円)で」



ステファニー「はーい」スタスタ


コナミ「………金がないから一番安いのしか飲めねぇ………」



セームベル「ほえーー、おぉーーー」キョロキョロ



コナミ「お前の世界とはずいぶん違うだろ…」



セームベル「うん、なんだこれー」



コナミ「しばらく眺めてろよ」



ジャック「…………ふぅ」ズズー……



コナミ「お、ジャック」



ジャック「む?コナミか、貴様もティータイムか」



コナミ「まあな…ていうかお前が飲んでるのって…」



ジャック「当然ブルーアイズマウンテンだ、俺の朝はこれから始まる」




279: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 23:48:07.66 ID:5tXPmq2e0

コナミ「ブルーアイズ…………カイバーマン……」



コナミ「またクロウの稼いだ金を勝手に使っているのか」



ジャック「人聞きの悪いことをいうな」ズズー……



コナミ「事実やん」



ステファニー「おまたせしましたー、ツクシーアプリコットです」カタッ



コナミ「お、きたか」



ジャック「そんな安いものを飲んでいるのか、ひもじい奴め」



コナミ「金がねぇんだよ、仕方ないだろ」



セームベル「ふー、ふー、ずずーー……」



コナミ「あ!勝手に飲むな!」



セームベル「へへー」



ジャック「?誰も飲んでないぞ」



コナミ「あ、ああ、そうだな……」


……………



ジャック「おかわりだ!」



ステファニー「はーい♪」


コナミ「三杯め………9000円………!馬鹿な…」



ジャック「王者のティータイムはこうでなくてはな!」




283: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 23:52:55.79 ID:5tXPmq2e0


コナミ「信じられねえ金の使い方だ………」



ジャック「ふはははは!」



セームベル「すごーい」



クロウ「おらあぁああーーーーー!!!」バキィッ!



ジャック「グハアァアァァェアアア!?」ドガシャァーーー!



コナミ「クロウ!見てたのか!」



クロウ「ああ、俺たちのガレージのすぐ近くだからな、カフェ・ラジーンはよぉぉ……朝起きたらジャックがいねえんだ…」



クロウ「まさかっ!?て思ったぜ………!ジャック、てめぇまたブルーアイズマウンテンをがぶ飲みしてやがったな!」



ジャック「ぐ…………俺には必要なのだ!」



クロウ「一体何杯めだこらぁ!」



コナミ「三杯目だぞ…」



クロウ「三杯……………9000………円…………」



クロウ「ジャックァアアアーーーーー!!!」ダッ!



ジャック「ぬぉぉ!?貴様やる気か!」




285: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/09/30(月) 23:58:38.58 ID:5tXPmq2e0

ガシャァン!ゴキャァーン!



コナミ「うわああ……クロウがマジギレした…」



セームベル「ずずー………」



コナミ「もう飲んでいいよ…ってそれどころじゃない、やめろクロウ!ジャックがヤバイから!」



クロウ「このやろおぉ…………!」



ジャック「ぐ………決着をつけてやる……!」



ステファニー「ブルーアイズマウンテン三杯目でーす…………あり?」



クロウ「悪いがキャンセルだ!持って帰ってくれ!」



ステファニー「ええー!?」



ジャック「ふざけるな!よこせ!」



ジャック「…………ずずーー…………」



ジャック「……………ふぅう………やはりいい豆を使っている…」コトッ



クロウ「てめえぇーーーーーーーーー!」ガターーーン!!



ジャック「うおおおお!?」




293: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 00:03:46.11 ID:izgs3OZX0


ガシャァン!ゴキャァーン!ガキィン!



コナミ「リアルファイトが朝っぱらから………ずずー……」



コナミ「…………やっぱりわかんねえ…このコーヒーに3000円も価値あるか…?」



セームベル「あー、勝手に飲んでる」



コナミ「いいんだよ、ジャックが飲んじまってもう戻せないんだから」



遊星「何の騒ぎだ…?」



コナミ「あ、遊星も起きたか、クロウがジャックの浪費にブチ切れた」



遊星「ジャック…またやったのか…」



コナミ「何回もやってるのか……ブルーノは?」



遊星「寝ている、昨日は徹夜だったからな」



コナミ「ふーん……」



クロウ「てめえは働けぇーーー!」



ジャック「世間が俺の価値を理解できんのだから仕方あるまい!」




300: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 00:09:32.31 ID:izgs3OZX0



ワーーーーーワーーーー


セームベル「楽しいねー、この世界」



遊星「ところで今暇か?コナミ」



コナミ「え、ああ」


遊星「データ作成を手伝って欲しいんだ」



コナミ「まあ………やるコトないし、いいぞ」



遊星「助かる、きてくれ」スタスタ



コナミ「えー?この騒ぎをスルーか?」



遊星「いつものコトだ」



コナミ「そうなんだ………チーム・サティスファクションの時でももう少し静かだったのにな…」



セームベル「ねーねー」



コナミ「あ、お前忘れてた、自由に見て来いよ、飽きたら俺のアパートに帰って来い、場所わかるか?」



セームベル「わかるー、ていうか自分のカードがある場所は把握できるしー」フワァァーーー



コナミ「…………行ったか」





301: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 00:13:56.78 ID:izgs3OZX0


………………………………


ポッポタイムガレージ 正午


遊星「…………」カタカタカタカタ……



コナミ「…………」カタカタカタカタ……



コナミ「……腹減ったからラーメン貰っていい?」カタカタカタカタ



遊星「ああ、好きにしてくれ」カタカタカタカタ



コナミ「ふううーーー………とりあえずここまで進んだぞ」


遊星「ん……………十分だ、ありがとう」



コナミ「…………ピリ辛レットデーモンズヌードルしかねえ………おしるこヌードルは?」



遊星「あれは人気だからな……」



コナミ「確かに…」



ブルーノ「ふあぁ………おはよう、遊星」



遊星「起きたかブルーノ」



コナミ「俺もいるぞ」



ブルーノ「あら、いらっしゃい」





303: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 00:20:28.98 ID:izgs3OZX0


遊星「もう昼だったか、俺も休憩だ…」カタッ



コナミ「そういえばいつもいる龍亞龍可十六夜は?」ズルルルーーー



ブルーノ「今日からWRGP休暇が終わってアカデミアだよ」



コナミ「ああ、学校行ってるのか…」



遊星「最近ここにいつもいたからな、久しぶりに静かだ…」



ブルーノ「さて…僕もラーメン食べようかな」スタスタ



コナミ(雪乃やあげは達も学校か……)ズルルルーー



コナミ「…辛…」



バターーーン!!



遊星「!?」



龍亞「遊星ーーーー!大変だよー!」



コナミ「噂をすれは…なんだ?」





304: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 00:25:20.98 ID:izgs3OZX0


龍可「まってよ龍亞ー」ハアハア…



ブルーノ「そんなに急いで…どうしたんだい?」



コナミ「ミルクでも飲め、これ遊星のか?」スッ



遊星「ああ」



龍亞「ありがとうコナミ!」ゴクゴク


…………………………


遊星「それで?」



龍亞「大変なんだよ!」



コナミ「それはさっき聞いた」



龍亞「教頭のハイトマン先生が…成績の悪い生徒を大量に退学にするっていうんだ!」



遊星「退学………?なぜ?」



龍可「エリートだけがアカデミアにいればいいっていうのよ…ひどいわ!」



コナミ「それはヤダな…」



306: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 00:30:46.08 ID:izgs3OZX0


ブルーノ「うーん……」



龍可「龍亞がこのままじゃ退学になっちゃうかも……!どうしよう!」



龍亞「うう…俺だって頑張ってるのにさ!」



アキ「私からもお願い遊星…」



遊星「アキ…来ていたのか…」



アキ「高等部も危ないの……ジャッカル岬さんが激怒してしまって」



コナミ「…………岬ィ」



ブルーノ「ひどいね」


コナミ「できない奴を切り落とすってのは気に入らないな」



遊星「ああ、俺もだ、そんなのは間違っている」


龍亞「遊星!助けてよー!」



龍可「お願い………!」



309: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 00:35:41.75 ID:izgs3OZX0


遊星「だが…………俺も午後にエンジン修理の予定が…」



龍亞「ええー、そんなー!?」



龍可「急だったもんね………」


アキ「予定があったの………」



遊星「すまない…………」


龍亞「!じ、じゃあブルーノ来てくれない!?」



ブルーノ「ごめん、僕も遊星を手伝わないといけないんだ……」



龍亞「あう……………」



ブルーノ「ごめんね…」



龍可「………となると」



龍亞「コナミ………お願いだよー……」



コナミ「ええー?アカデミアだろ……あの、あれだ……日課のジョギングいかないと」スタスタ



ガシィッ



アキ「あなた暇よね?」



コナミ「………………」




310: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 00:42:28.88 ID:izgs3OZX0


龍可「コナミが来てくれると私心強い!」



龍亞「おれもー!」



アキ「あたしも嬉しいわ」ギリギリ…



コナミ「痛ただただ!関節はやめろよ!」



遊星「コナミ、俺からも頼む」



ブルーノ「君しかいないんだ……」



コナミ「うぐぅ…………わ、わかったよ………」



龍亞「!ありがとうコナミー!」



コナミ「俺が行ってもしょうがないと思うけど…」



アキ「うまく交渉するわ」



遊星「ブルーノ、そろそろ」



ブルーノ「あ、うん、時間だね」




311: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 00:42:57.03 ID:izgs3OZX0


龍可「コナミが来てくれると私心強い!」



龍亞「おれもー!」



アキ「あたしも嬉しいわ」ギリギリ…



コナミ「痛ただただ!関節はやめろよ!」



遊星「コナミ、俺からも頼む」



ブルーノ「君しかいないんだ……」



コナミ「うぐぅ…………わ、わかったよ………」



龍亞「!ありがとうコナミー!」



コナミ「俺が行ってもしょうがないと思うけど…」



アキ「うまく交渉するわ」



遊星「ブルーノ、そろそろ」



ブルーノ「あ、うん、時間だね」




338: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 23:23:44.06 ID:izgs3OZX0

…………………

アカデミア前



コナミ「はぁー」スタスタ



龍亞「急がないと!」



龍可「ハイトマン先生を止めないと……!」



アキ「あたし達の教室にいるはずよ!」タッ



コナミ「やーれやれ」スタスタ



あげは「……あ、十六夜さん、あとコナミ…?」



コナミ「!あげは……何で今頃登校して来たんだ、もう午後だぞ」



あげは「ちょっと熱っぽかったから午前中は休んだの、何でキミがここにいるの?」



アキ「ハイトマン先生が暴走を始めたのよ」



あげは「うえ………まさかまたエリート至上主義……?」



龍亞「成績悪い生徒を退学にするっていうんだ!」



あげは「ええー!?」







339: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 23:34:45.19 ID:izgs3OZX0




アカデミア


タッタッタッタッタッタッ……!!


コナミ「どこにいるんだハイトマンとかいうのは…!」



アキ「さっきは私の教室にいたのだけれど…!」タッタッタッ



龍可「……………あっ!」



あげは「!ボクのクラスが騒がしいよ…?」



龍亞「ここにいるのかな!」ガラッ



ガヤガヤガヤガヤ…………!


コナミ「ん……………?」


岬「どういうことだよてめえぇ!」



ハイトマン「お前は退学だといっているのです、落ちこぼれは一回では聞き取れないのですか!?」



岬「あぁぁ!!?」



加藤先生「酷すぎますよハイトマン先生!」



340: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 23:48:50.97 ID:izgs3OZX0


ハイトマン「今学期に入り、アカデミアの偏差値が下がりまくっています!他校の模範たるネオドミノシティアカデミアがこんな事でどうするんですかー!」


ハイトマン「お前みたいな落ちこぼれはアカデミアに必要ありません、退学です!」



岬「てめえにそんな事言われる筋合いねぇよ!」



ひなた「ひどいよ!岬ちゃん最近頑張ってるのに!」



ゆま「そうです!岬さんデュエル実習の成績だっていいじゃないですか!」


ナオミ「納得いかないわ!」



ハイトマン「シャラップ!筆記の方はズダボロ!これではどうしようもないです!」



岬「ぐ………」



ツァン「…………」



ツァン「………」(ボクも庇護した方がいいかな……いやでも恥ずかしいし………)



ツァン「……」(取り巻きの子達も最近近寄ってこなくなったし……仏頂面やめたいなあ……)



ツァン「……」(今さらキャラ変えなんてできないし……くぅぅ……)



ヤリザ「ツァン殿……半ぼっちに逆戻り………」



ツァン「うるさいぃ…………」




342: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/02(水) 00:01:03.92 ID:qudsEyNu0


ハイトマン「とにかく!退学は決定です、エリートしかアカデミアは必要としていません!」


ハイトマン「今から読み上げる生徒は全員退学!」



加藤「ハイトマン先生…!」



ガヤガヤ…………ザワザワ


ジャッカルさんだけじゃないのかよ… 誰だよ……



ハイトマン「ジャッカル岬、お前は確定です!」


岬「く、テメ…!」


幸子「……………」


ハイトマン「そこの澄まし顔で我関せずと言わんばかりの!海野幸子さん、あなたも退学です!」



幸子「!?何ですって……!どういう事!説明しなさい!」


ハイトマン「あなたは…圧倒的に出席日数がたりませーん!」


幸子「それは説明済みでしょう!会社が忙しいと!」



ハイトマン「テストの日も休んで結局受けずじまい、という事があり過ぎです!」



ハイトマン「成績もつけられないほどです!これだけ来ないなら退学してもいいでしょう」



幸子「ふざけた事を………!」



343: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/02(水) 00:08:47.42 ID:qudsEyNu0


幸子「認めませんわ!そんな事は!」



ハイトマン「うるさいですね、ハイ次、宮田ゆまさん!」



ゆま「!?あうぅ……?」



ハイトマン「デュエル実習の成績が良くないです、あなたも退学」



ゆま「そんなぁ……」



ひなた「異議あり!ゆまちゃん仮面つけるようになってから成績いいよ!」



ハイトマン「前半の失点を取り戻せていませーん、残念でした!」



ゆま「ま、待ってくださいい………!」



雪乃「……………宮田さん…」



幸子「ふざけた事を!貴方だけがそんな事をのたまったところでどうにもなりませんわ!」



ハイトマン「フッフッフ…この件については、校長も承認ずみです」



岬「なんだとぉお………!?」



幸子「絶対に認めないわ……!」




344: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/02(水) 00:15:52.27 ID:qudsEyNu0


加藤先生「ハイトマン先生!やめてください!」



ハイトマン「悪いのは成績が悪い奴らです、エリートのみアカデミアにいればいいんです」



加藤先生「どんな子でも自由にデュエルを学ぶ事ができる、それがアカデミアじゃないんですか!?」



ハイトマン「古臭い考えですね、そんな考え方だから偏差値が下がるんです」



ガラララッ!



アキ「ちょっと待って!」



ハイトマン「んう?」



ゆま「あ、十六夜さん…」



ひなた「隣のクラスのアキちゃんじゃん!」



ツァン「……………十六夜さん…」



ハイトマン「ふぅーん、なんですか?」


アキ「私は認めない!」



ハイトマン「おやおや……貴女のような優秀な生徒こそ、私の考えに賛同してくれると思ったのですが」



あげは「ぼ、ボクもダメだと思います!」



346: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/02(水) 00:26:13.63 ID:qudsEyNu0


ハイトマン「青葉さん……あなたは特に良くもなく悪くもなく、パッとしない成績ですね」


あげは「う…」



アキ「とにかく!撤回しなさい」



龍亞「そうだ!こんなの無茶苦茶だ!」



龍可「あたしもそう思う!」



岬「お前ら…………」



ゆま「龍亞くん龍可ちゃん……うぅ…」



ハイトマン「ぞろぞろと……決定は決定です!」



ハイトマン「大体デュエリストレベルが低いからデュエルにも勝てず、ろくにカードも扱えず、そんな奴らに授業してやるだけ無駄なのです!」


岬「この野郎おぉお…!」



ゆま「私達だって頑張っているんですよぉ!」



ハイトマン「はっ……無駄な努力でしたね」



ナオミ「!あんた…!」ガタッ



コナミ「じゃあて お前は強いのかよ!」ガラッ



ハイトマン「!?!何者?」




354: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/02(水) 00:34:11.56 ID:qudsEyNu0

ミス↑ コナミ「じゃあ、お前は強いのかよ!」 でした




ツァン「?!またあいつは…………」



雪乃「コナミ?………なんでここに」



幸子「庶民…………!」



ゆま「コナミさん!」



ナオミ「………どこにでも現れるわね…」



ハイトマン「なんですかあなたは…?」



ひなた「あ!ツァンさんと一緒にWRGPに出てる…」



コナミ「チーム・満足のコナミだ」



ツァン「………!!」(やめなさいよぉお………こんなところで………!!)



ハイトマン「ふん……部外者ですね、何の用です?」


コナミ「そこの岬の保護者役もしてるぜ」



岬「はっ…バーカ」



コナミ「さっきから聞いてりゃ、お前、デュエル強いのかよ!」



355: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/02(水) 00:43:17.99 ID:qudsEyNu0


ハイトマン「強い…?このルドルフ・ハイトマンに向かって」



ハイトマン「私は教頭なのですよ、当然強いに決まってるじゃないですか!」



コナミ「ほぉぉう…………おもしれえ」



龍亞「?コナミ…?」



龍可「まさか」



コナミ「ハイトマン、俺とデュエルだ!」



ツァン「!?」(何言ってんのよ…!)



雪乃「………うふふふふふ…面白いわ」



ハイトマン「突然なにを言ってるんです?」



コナミ「俺が勝ったら退学は無しだ、お前が勝ったら好きにしろよ」



幸子「!庶民!何を勝手な事を……」



コナミ「久しぶりだな幸子、他に方法ねえだろ?」



幸子「く…………」



359: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/02(水) 00:51:36.17 ID:qudsEyNu0



ハイトマン「デュエル……フハハハハ!」



コナミ「お前が俺より弱ければ、アカデミア生徒の事は今後バカにできないぜ!」



ハイトマン「私をなめるな!こっちこそ落ちこぼれどもに引導を渡してやりますよ!」



アキ「という事は………?」



ハイトマン「このデュエル、受けて立ってやりますよ!」



コナミ「はははははは!かかって来いや!」



ナオミ「……あいつに任せて大丈夫?」



ゆま「コナミさんならきっとやってくれますよ!」



あげは「拾ったカード………」



岬「おいおいおいおい………」



ツァン「やれやれ………」



加藤先生「な、なんかすごい展開に……」



ハイトマン「ついて来なさい!こっちにデュエルリングがあります!」



370: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/02(水) 22:38:18.17 ID:qudsEyNu0



アカデミア 多目的ホール



コナミ「ここか………」



ハイトマン「ふっふっふっふっ………」スタスタ



ツァン「ちょっと……大丈夫なの?」



コナミ「ん、まあ大丈夫だろ、勝てると思う」



ツァン「そんな軽いノリで……」




幸子「庶民!あなた絶対勝ちなさい、負けたら許さないわ」



岬「そうだぞ、マーサにお前のせいで退学になったっていうからな!」



ゆま「お願いしますぅ………」



コナミ「う……結構大切なデュエルだったな……」プレッシャァァー



龍亞「俺まだアカデミアで勉強したいよ!頑張れコナミー!」



アキ「ホントに大丈夫…?」





371: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/02(水) 22:45:04.31 ID:qudsEyNu0


あげは「こんな事になるなんて…」



雪乃「ハイトマン先生…どんなデッキなのかしら?」



ひなた「わかんない、初めてみるよ」



ワイワイガヤガヤ…



コナミ「ふう………なんとかなるだろ!」



加藤先生「あの」



コナミ「?」



加藤先生「どうか勝ってください…あの子達の居場所を守ってあげてください…」



コナミ「………ま、まかせろよ」



ハイトマン「さっさと定位置に着きなさーい!」



コナミ「分かってる!」スタスタ




ハイトマン「私のエリートデッキを見せつけてやりましょう!」




コナミ「俺のこのリサイクルデッキに勝てるかな……」




373: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/02(水) 22:51:27.99 ID:qudsEyNu0


カシャッ シュッ

ハイトマン「デュエル!」LP4000



コナミ「俺の先行、ドロー!」シュッ 手札6



あげは「……本当に今さらだけど、コナミに任せて良かったのかな?」



ゆま「え?」



幸子「ふん……あれだけの啖呵……少しはマシなデッキになったのでしょう」



ツァン「………………」



雪乃「………………」



ゆま「コナミさーん!信じてまーす!」



龍亞「コナミィー!」



コナミ「舌魚を召喚!」バッ


《舌魚/Tongyo》 †
通常モンスター
星4/水属性/魚族/攻1350/守 800
他の魚を長い舌で捕まえ、エネルギーを吸収する。


幸子「………………………なんですって!?」ガタッ



舌魚………? 舌魚って………? ショップのストレージにたまーにある……



377: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/02(水) 22:56:43.06 ID:qudsEyNu0


ハイトマン「舌魚………ふふふふふふふ……!なんですかその低レベルモンスターは!」



幸子「庶民!まさかそのデッキ前と変わってませんの!?」



コナミ「ああ………ちょっとは変わってるけど大体は同じだ」



幸子「…………………期待した私が…バカだったわ」



コナミ「お前それは失礼だろ!」



幸子「うるさいわ!」



雪乃「落ち着いて海野さん、きっとまだ終わらないわ」



ツァン「流石に罠の一つ二つは伏せるでしょ…」



岬「てめぇ本当に大丈夫だろうな!?」



コナミ「うるせぇー!黙って見てろ!」



アキ「………やっぱり遊星にきてもらった方が良かったかしら……」




コナミ「ターンエンドだ!」



あげは「うそ!?」




381: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/02(水) 23:01:30.46 ID:qudsEyNu0


ハイトマン「ターンエンド?そいつを出しただけで…?ハハハハ!」



コナミ「何笑ってんだ、お前のターンだぜ」



岬「ふざけんなテメェー!瞬殺されるぞ!」



ツァン「リバースカードの一枚くらい出しなさいよ!」



幸子「なめてますの!」



ゆま「み、みなさん落ち着いて………」



加藤先生「本当にお願いしますよ!?」



雪乃「……………」



ブーーーーー!ブーーーーーー!



コナミ「………………なんで俺がアウェイみたいになってんだよ…」



ハイトマン「私のターン!」シュッ 手札6



ハイトマン「低レベルなどデッキに必要ないんですよ、エリートの戦いを見せてあげましょう」



コナミ「ほぉー」




384: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/02(水) 23:08:58.30 ID:qudsEyNu0



ハイトマン「手札から魔法カード、スター・ブラストを発動!」バッ



《スター・ブラスト/Star Blast》 †
通常魔法
500の倍数のライフポイントを払って発動できる。
自分の手札または自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選び、
そのモンスターのレベルをエンドフェイズ時まで、
払ったライフポイント500ポイントにつき1つ下げる。



ハイトマン「LPを500払い、手札のモンスターの☆を1減らします」LP4000→3500



コナミ「何をしてるんだ…?」



ハイトマン「ふふふふ……これでリリース無しでモンスターを召喚できます」



ひなた「ハイトマン先生の狙いは高レベルモンスターの召喚…」



ハイトマン「現れろ!サテライト・キャノン!」バッ



《サテライト・キャノン/Satellite Cannon》 †
効果モンスター
星5/光属性/機械族/攻 0/守 0
このカードはレベル7以下のモンスターとの戦闘によっては破壊されない。
自分のエンドフェイズ毎に、このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
このカードが攻撃を行った場合、このカードの効果によってアップした攻撃力は
ダメージ計算後0に戻る。



コナミ「なに…………?」



シーーーーーーーーン……



雪乃「………?モンスターが出ないわ」



コナミ「…………おい!壊れてねえかそのディスク!」

389: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/02(水) 23:14:40.15 ID:qudsEyNu0


ハイトマン「ふふふふふ………これでいいんですよ」



コナミ「はぁ……?」



ハイトマン「さらに手札から、機械複製術を発動!」バッ


《機械複製術/Machine Duplication》 †
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
攻撃力500以下の機械族モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターと同名モンスターを2体まで自分のデッキから特殊召喚する。




雪乃「機械複製術……って」



ツァン「たしか自分フィールドの攻撃力500以下の機械族モンスターと同名カードをデッキから可能な限り特殊召喚するカードだよね」



加藤先生「ハイ正解…でも肝心のモンスターが見えないわ」



コナミ「おいおいおい、何も起こってねえじゃねえか!」



あげは「どうなってるの……?」



レイン「………あのディスク……壊れてない…」



海野「!?レインさん…いたのね………」



ゆま「壊れてないって事は………えーと?」




391: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/02(水) 23:21:56.47 ID:qudsEyNu0


ハイトマン「ハハハハハハ!まだ分かりませんかー?」



コナミ「どういう事だ!」



ハイトマン「仕方ない、モニターに映し出してあげましょう」パチンッ



ヴォンヴォンヴォン……



岬「…!?………なんだ…?あの映ってる奴は…」



ナオミ「人工衛星みたいね…それが三つ……」



ツァン「なんの衛星……?アカデミアのやつかな……?」



幸子「…………!まさか」



アキ「あれがモンスターなの………?」



コナミ「え?あれが……!?」




ハイトマン「その通り!サテライト・キャノンは地上3万6000kmの静止衛星軌道に存在しているモンスターー!」



コナミ「地上3万6000kmって…………その、つまり…」



コナミ「宇宙にいるって事か…!?」



ハイトマン「正解です!」




400: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/02(水) 23:28:31.56 ID:qudsEyNu0



岬「宇宙?!バカ野郎そんなのありかよ!」



雪乃「宇宙に存在してるなんて……」



ツァン「そんなモンスターが存在するの…?」



ハイトマン「これぞアカデミア教師しか使用が許されないエリートデッキ!サテライト・キャノンは☆7以下の攻撃は受付ませーん!」



ゆま「ずるいですぅ………」




ハイトマン「低レベルの雑魚はサテライト・キャノンに近づく事もできないという事ですね!ハハハハハハ!」



幸子「まるで兵器ね……」



コナミ「だが、その攻撃力は0!何が宇宙だ、静止衛星軌道だ、こけおどしだぜ!」



ハイトマン「ふふふ、さらにとどめの魔法カード、チャージを発動します!」バッ 手札2



《チャージ》
通常魔法
自分フィールド上の「サテライト・キャノン」が表側表示で存在する場合に発動する事ができる。
そのモンスター全ての攻撃力は2000ポイントアップする。



コナミ「チャージだと!?」



アキ「まずいわ!」




401: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/02(水) 23:33:38.23 ID:qudsEyNu0


ハイトマン「これにより全てのサテライト・キャノンは攻撃力が2000Pアップします!」



……………


宇宙



サテライト・キャノン「……」ジジジジジジ……! 攻0→2000


サテライト・キャノン「……」ジジジ……! 攻0→2000



サテライト・キャノン「……」ジジジジジジ……! 攻0→2000


……………



ひなた「まずいよー……えーと、サテライト・キャノン合計攻撃力が6000、それに舌魚の1350を引くと………」



あげは「LPが0になっちゃうよ」



幸子「庶民!分かってますわね!?」



岬「それで負けたらぶっ飛ばすぞ!」



コナミ「……」



ツァン「ああああ……静かになっちゃってるよ……!」



雪乃「………くるわよ」




404: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/02(水) 23:39:11.37 ID:qudsEyNu0


ハイトマン「その魚をサテライト・キャノンの餌食にしてやりましょう、低レベルモンスターの末路です!」



コナミ「俺の舌魚をなめるなよ!」



加藤先生「……リバースカードも無いんじゃ……どうしようもないわ……」



ゆま「そんなああぁ………あう………」グスッ



龍亞「コナミを信じるんだ!」



龍可「そうよ、しつこさったら半端じゃないんだから!」



雪乃「でも…コナミのデッキに起死回生のカードなんて…………」



雪乃「……………あ」



ハイトマン「行きますよ!サテライト・キャノン!舌魚を攻撃、大気圏外射撃!」バッ


…………

宇宙


サテライト・キャノン「!!」ドシュウゥーーーーーーー!!!



…………



ギュオオオォオオーーーーーーーーーーー!!!!



ツァン「くる!宇宙から………!」






406: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/02(水) 23:44:04.86 ID:qudsEyNu0



ハイトマン「ジ・エンドですねぇー!ハハハハハハ!」



舌魚「……?」



ギュオオオォオオォーーーーーーー!!



幸子「本当に宇宙から…………!」



岬「キャノン砲がきたぞ!」



ひなた「ダメだぁぁ………」



コナミ「甘いぞハイトマン!」



ハイトマン「なぬ……?」



コナミ「俺は手札から急降下ボムを発動!」バッ


《 急降下ボム》
効果モンスター
レベル1/闇属性/機械族/攻撃力0/守備力0
手札のこのカードを墓地へ送って発動できる。
このターンのエンドフェイズ時までフィールド上に存在する
全てのモンスターの元々の攻撃力と守備力を入れ替える。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。



雪乃「やっぱり…」



ハイトマン「なんとぉーー!?」





407: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/02(水) 23:45:10.11 ID:qudsEyNu0

ミス



ハイトマン「ジ・エンドですねぇー!ハハハハハハ!」



舌魚「……?」



ギュオオオォオオォーーーーーーー!!



幸子「本当に宇宙から…………!」



岬「キャノン砲がきたぞ!」



ひなた「ダメだぁぁ………」



コナミ「甘いぞハイトマン!」



ハイトマン「なぬ……?」



コナミ「俺は手札から急降下ボムを発動!」バッ


《 急降下ボム》
効果モンスター
レベル1/闇属性/機械族/攻撃力0/守備力0
手札のこのカードを墓地へ送って発動できる。
このターンのエンドフェイズ時までフィールド上に存在する
全てのモンスターの攻撃力と守備力を入れ替える。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。



雪乃「やっぱり…」



ハイトマン「なんとぉーー!?」



408: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/02(水) 23:49:22.99 ID:qudsEyNu0


サテライト・キャノン 攻撃力0 守備力2000



コナミ「サテライト・キャノンの攻撃力はこれで0!宇宙からの攻撃なんか怖くねぇー!」



コナミ「反撃しろ舌魚!」バッ



舌魚「ぎょー!」攻800



ブシャアァアァァァァー!!



ハイトマン「くううううーーーーー!?」LP3500→2700



龍亞「やったー!」



岬「サテライトキャノンを止めやがった!」



幸子「!っ………はああ………手があるなら最初から………」



ツァン「ヒヤヒヤするなあ…………」



ハイトマン「し、しかしぃい……サテライト・キャノンはザコには破壊されません……!」



コナミ「おっとそうだったか…」





410: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/02(水) 23:55:52.82 ID:qudsEyNu0


ハイトマン「おのれ………ザコの分際で……私はカードを一枚セットしてターンエンドです!」バッ 手札1



ハイトマン「この瞬間サテライト・キャノンの効果発動!急降下ボムの効果は切れエンドフェイズに攻撃力が1000Pアップします!」



サテライト・キャノン 攻0→1000

サテライト・キャノン攻2000→3000

サテライト・キャノン 攻2000→3000


レイン「このままじゃ……どんどん攻撃力が上がる………」



あげは「もう3000Pが二体もいるよ………」



雪乃「早くなんとかしないと…まずいわね」



アキ「ピンチは続く………」



コナミ「俺のターン!」シュッ 手札6



ハイトマン「どんなザコが来ようと…サテライト・キャノンには触れる事もできません」



コナミ「それはどうかな……」



ハイトマン「なに?」



ツァン「なんか作戦あるの………?」




417: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/03(木) 00:10:38.82 ID:1m49b9l70


コナミ「俺は手札から、悪魔への貢物を発動!」バッ




《悪魔への貢物/Faustian Bargain》 †
通常魔法
フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して墓地へ送り、
手札からレベル4以下の通常モンスター1体を特殊召喚する。


ハイトマン「なに…」


コナミ「お前の特殊召喚されたサテライト・キャノンを一体墓地に送る!」



ハイトマン「ええー!?」



コナミ「そして手札から、忍犬ワンダードッグを特殊召喚!」バッ




《忍犬ワンダードッグ/Nin-Ken Dog》 †
通常モンスター
星4/風属性/獣戦士族/攻1800/守1000
忍術を極めた犬忍者。厳しい修行により、擬人化の忍術を使う事が可能となった。



ワンダードッグ「わん!」



パッ



ゆま「モニターが一つ消えました…」



あげは「あのサテライト・キャノンが墓地に行ったんだね」




457: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/04(金) 00:27:29.36 ID:ULknx/ND0
>>428 その通りですね コナミの手札5枚で



ハイトマン「攻撃力3000のサテライト・キャノンを狙ってきましたか………!」



コナミ「これでお前のフィールドには攻撃力1000と3000のサテライト・キャノン………」



コナミ「この勝負もらった!手札のA・ジェネクス・バードマンの効果を発動!」バッ




《A・ジェネクス・バードマン/Genex Ally Birdman》 †
チューナー(効果モンスター)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守 400
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を手札に戻して発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果を発動するために手札に戻したモンスターが風属性モンスターだった場合、
このカードの攻撃力は500ポイントアップする。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。



コナミ「フィールドの舌魚を手札に戻しバードマンを特殊召喚!」バッ



バードマン「クカー」



ハイトマン「チューナーですか……!」




コナミ「そしてワンダードッグをリリース!アドバンス召喚だ!」バッ




ハイトマン「あなたも上級モンスターを…?」



岬「ここで攻撃力が高いモンスターを出すんだ…!」



458: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/04(金) 00:34:55.30 ID:ULknx/ND0



コナミ「現れろタン・ツイスター!」バッ




《タン・ツイスター/Tongue Twister》 †
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻 400/守 300
アドバンス召喚したこのカードがフィールド上から墓地へ送られた時、
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
この効果を発動した場合、このカードをゲームから除外する。




タン・ツイスター「おっす」攻400



ゆま「こ、攻撃力……………!」



ツァン「400って……………」



幸子「リリース前より下がってるじゃない!庶民!」



龍亞「攻撃力400でリリース必要………こんなモンスターがいたんだ…」



ハイトマン「攻撃力400!ハハハハハハ!あなたは何がしたいんですかー!?」



コナミ「笑ってられるのも今のうちだぜハイトマン……」




雪乃「大丈夫よ……チューナーがいるという事は……」







462: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/04(金) 00:44:08.54 ID:ULknx/ND0


コナミ「俺は☆6のタン・ツイスターに☆3のA・ジェネクス・バードマンをチューニング!」バッ



☆6+☆3=☆9


カァァッ



ハイトマン「ああ……!そうかシンクロ……………!」



アキ「シンクロ召喚で戦うのね…!」



コナミ「シンクロ召喚!レアル・ジェネクス・クロキシアン!」バ



《レアル・ジェネクス・クロキシアン/Locomotion R-Genex》 †
シンクロ・効果モンスター
星9/闇属性/機械族/攻2500/守2000
「ジェネクス」と名のついたチューナー+チューナー以外の闇属性モンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、相手フィールド上のレベルが一番高いモンスター1体のコントロールを得る。



クロキシアン「シュッポーーーーーー!久シブリダナァーーーー!!」



ハイトマン「ぬあああああ……!」



加藤先生「攻撃力2500……!」



あげは「結構高いね…」



コナミ「ここでお前がバカにしてたタン・ツイスターのイカした効果が発動!カードを二枚ドローする!」シュバッ 手札4



ツァン「手札があっという間に回復したよ!」





464: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/04(金) 00:49:05.42 ID:ULknx/ND0


ハイトマン「ぬうううう…………」



コナミ「そしてえぇーーーー!クロキシアンの効果も発動するるぜ!」



ハイトマン「え……」



コナミ「某サイコデュエリストも倒した効果だ、お前のフィールドの☆が最も高いモンスターを奪い取る!」



ハイトマン「なんですと…!?」


ひなた「☆5のサテライト・キャノンが二体………この場合」



幸子「コナミが選んで奪えるわ」



コナミ「攻撃力3000のサテライト・キャノンはもらった!」



ハイトマン「ひいーーーー!?」


………


宇宙



シュンッ


サテライト・キャノン「……」攻撃力3000

………



ハイトマン「あああああ!サテライト・キャノンが相手フィールドに………」




466: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/04(金) 00:56:47.49 ID:ULknx/ND0


ハイトマン「な、なんて事です……!」



クロキシアン「残念ダッタナー、ブハハハハハ」



コナミ「強いモンスターは倒すと苦労する、ならば貰っちまうのさ!」




ハイトマン「こんなことがぁーーー………!」



ナオミ「ハイトマン先生のフィールドには攻撃力1000のサテライト・キャノンのみ…」




コナミ「行くぞおらあぁーーーー!!」



ハイトマン「うああぁーーーーーー?!」



コナミ「クロキシアンでサテライト・キャノンを攻撃だ!」バッ



クロキシアン「宇宙マデワープ!」シュンッ


………
宇宙



クロキシアン「ヨウ」シュンッ



サテライト・キャノン攻1000



クロキシアン「オラアーーーーーーーー!」攻撃力2500 ブンッ


……


ハイトマン「り、リミッター解除を発動………!」カチッ

《リミッター解除/Limiter Removal》 †
速攻魔法
このカード発動時に、自分フィールド上に表側表示で存在する
全ての機械族モンスターの攻撃力を倍にする。
この効果を受けたモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。


……………



470: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/04(金) 01:02:36.33 ID:ULknx/ND0



サテライト・キャノン攻1000→2000



クロキシアン「?ナンカパワー上ガッタカ?ダガ関係ネェーーー!」ブンッ 攻撃力2500


ゴシャアァーーーーーーーーン!!!


………



ハイトマン「あああ…………!」LP2700→2200



コナミ「クロキシアンの☆は9だからサテライト・キャノン粉砕!」



クロキシアン「タダイマ」シュンッ



ツァン「壁モンスターは消えた…」



ゆま「まだ攻撃力3000のサテライト・キャノンがこっちには残ってます!」



岬「ぶちかませぇーーーーー!」



コナミ「とどめだ!サテライト・キャノンでハイトマンにダイレクトアタック!」バッ



ハイトマン「!?」



キュィイィーーーーン…… ジジジジジジ……!


バシュウゥーーーーーーーーーー!!!!!



ハイトマン「ああーーーーーーー!」





474: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/04(金) 01:06:46.78 ID:ULknx/ND0



ドゴオォオオォオーーーーンンン!!!!!!



ハイトマン「げっはああぁぁ……………!!!!?」LP2200→0ピーーー



コナミ「うっしゃぁーーーーーーー!勝ったーーーーー!」



雪乃「こ、コナミが……ノーダメージ……?」



アキ「ウソ………」



龍可「明日は………雷だわ………」



あげは「キミたち結構失礼だよ………」



ゆま「やったーーーー!」



龍亞「うああーーーーーー!退学免除だーーーー!」



岬「よっし…………」



幸子「…………はぁあ………良かったわ……」ホッ



ワーーーーーーーワーーーーーーー!



ハイトマン「ぐっは…………あぅう………」ガクッ




478: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/04(金) 01:11:46.99 ID:ULknx/ND0


………………………………



コナミ「ハイトマン、約束は守れよ」



加藤先生「分かってますね…?」



ハイトマン「くう………分かってますよ…退学は無しです………私が間違ってました」



龍亞「ありがとうコナミーーー!」



ゆま「流石です!」



ナオミ「流石って…………」



ツァン「あのデッキで教頭を倒すなんて…………運がいいよ」



コナミ「運も実力だ」



幸子「勝って当然よ、私の命令だもの」



岬「お前これからはテストは受けろよ……」



ひなた「良かった良かった…」




480: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/04(金) 01:20:43.59 ID:ULknx/ND0



コナミ「いやーホント良かった………負けてたら非難の嵐だったからな…」



雪乃「お疲れ様コナミ、ふふふふ……いい勝負だったわ」



コナミ「おお、WRGPもいい調子で出られるそうだ」



アキ「拾ったカード達でよくここまでやれるわね……」



コナミ「まあな、褒めてもいいんだぜ」



龍亞「特訓したもんね!」



コナミ「ん、ああ、それも大きいな」



「あの!」



コナミ「んあ?」



「私、すごく感動しました!あんなカードで教頭先生を倒すなんて!」 「俺も、舌魚買ってこようかな」 「かっこよかったー」



コナミ「ちょ、おいおい、たく仕方ねぇなー、俺を尊敬しちまったか?」




485: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/04(金) 01:30:28.50 ID:ULknx/ND0


ツァン「………」



「今度デッキを見てもらっていいですか?すごく頼りになりそう!」



コナミ「え………暇な時ならいいけど」(俺が見てもしょうがないだろ……)



「やった、連絡先を教えてください!」 「あ、あたしも知りたいー」 「今度一緒にカフェ・ラジーン行きませんか?」



コナミ「お、おおう………?」


キャピキャピキャーキャー



コナミ「なんだなんだ…………女子生徒がこんなに俺の連絡先を知りたがっている…」




コナミ「……は!まさかこれがモテ期ってやつか!?」



ツァン「…………ちょっとアンタ…」



コナミ「え?」



ツァン「なにニヤニヤしてんのよ………変 !」



コナミ「!?はああー?!」



あげは「そんな大勢に連絡先教えるのは危険だよ!や、やめた方がいいと思う!」



コナミ「ええー………?」




486: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/04(金) 01:46:04.44 ID:ULknx/ND0


ナオミ「なんであんたがこんなに女子に人気なのよ……!腹立つわ!」



雪乃「コナミ、あなたにモテ期は訪れていないわ、調子に乗ってると痛い目に合うわよ」



雪乃「連絡先なんて教えてはいけないわ、きっと悪用される、間違いないわ」



雪乃「だから誰にも連絡先を教えちゃダメよ、お姉さんとの約束よ」



雪乃「OK?」



コナミ「ぐいぐいくるな……」



雪乃「あとカフェ・ラジーンにアカデミアの生徒と二人きりで行くのもダメよ」



雪乃「奢るなんて言われればころっとついて行きそうだから言っておくわ」



雪乃「二人きりでカフェなんてふざけないでまるでデートじゃない」



雪乃「私が許さないわもし見つけたら確実に駆逐するから確実に」



雪乃「それもOK?」



コナミ「お…………………オーケー……」