1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:17:50.38 ID:oJdFYUlV0 BE:687936724-2BP(189)
岡部「いや、それは分かるが」

ダル「PSPだお」

岡部「それも分かる」

ダル「もー、いい所だったのにー。画面見りゃ分かるでしょ常考、モンハンだお」

岡部「モンハン?」

ダル「えっ?もしかしてオカリンってばモンハン知らないの?情弱なの?」

岡部「ば、馬鹿者ッ!この狂ぅ気のマッドサイエンティストに知らない事など…」

岡部「どういうゲームなのだ」

ダル「オカリン…、最近大人になったね。簡単に説明するとモンスターを退治して」

ダル「剥ぎ取った素材を元に武器や防具を作って、更に強いモンスターを倒すんだお」

岡部「ふむふむ…、それで?」

2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:18:18.74 ID:oJdFYUlV0
ダル「いや、大体そんなとこだお」

岡部「なに?ゲームなんだから、ラスボスとかエンディングとかあるだろう?」

ダル「んー、あるっちゃあるんだけど、そこからが本番みたいな?」

岡部「キリが無さそうだな…」

ダル「でもやってみるとハマるんよ、オカリンもやってみ?PSP持ってたっしょ?」

岡部「…フゥーハッハッハッハッハァッ!!!それだっ!!」

ダル「い、いきなりどしたんよ?展開が早過ぎてついていけないお」

岡部「最近ラボメンの集まりが悪いと思っていたのだが、これで解決だっ!!」

岡部「ラボメンでモンハンをやるぞっ!」

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:18:57.24 ID:oJdFYUlV0
岡部「…という訳だ」

ダル「んー、確かに4人まで通信できてメンバーが8人だから丁度いいけど」

紅莉栖「そもそも集まりが悪いのはあんたがガジェットの案を出さないからであってだな」

フェイリス「ニャニャーン!フェイリスは賛成ニャ♪モンハンは皆でやるに限るニャ!」

まゆり「まゆしぃはしたことないけど、楽しそうだから賛成なのです~」

ダル「まゆ氏、今のしたことないってとこもう一度、切なそうに」

まゆり「…?まゆしぃはしたことないのです…」

紅莉栖「言わせるなHE  !!」

ルカ子「あの…ボクも賛成です…実は少しやってたり…」

まゆり「へぇ~るかくんは経験者なんだね~、頼もしいのです」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:19:27.21 ID:oJdFYUlV0
鈴羽「ん~、あたしはPSP持ってないからなー」

萌郁「……」カチカチ

ヴーヴー
件名:私も 本文:持ってないよ~><

岡部「どうやら指圧師もそのようだな」

ダル「その辺は大丈夫だお!予備が2台あるから阿万音氏と桐生氏もできるお!」

岡部「よし、決まりだな!来週までに各自ソフトを調達すること!」

岡部「助手はセレセブなんだから本体も実費で手に入れるんだぞ」

紅莉栖「あら、何言っているの。私は経験者よ。やりまくりよ?あと助手って言うな」

岡部「なん…だと…?」

ダル「あれ、知らんかったのオカリン」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:19:51.50 ID:oJdFYUlV0
岡部「と、ともかく経験者が4人、初心者4人ならばバランスも丁度良いではないか」

紅莉栖「ま、そうなるわね。じゃあ私はまゆりに基本的な操作を教えるわ」

まゆり「わぁい、クリスちゃん先生だ~」

ダル「じゃ、じゃあ僕は阿万音氏と桐生氏を…ゴクリ…」

萌郁「……」カチカチ

ヴーヴー
件名:知り合いに 本文:モンハンしてる人がいるからその人に教えてもらうね(^^)/

岡部「らしいぞ」

ダル「うぐぅ…こうなったら阿万音氏を最強の戦士に育てるし!」

鈴羽「おー、頼もしいじゃん橋田至!まかせたよー!」

岡部「さて、俺は…」

ルカ子「あ、あの」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:20:36.98 ID:oJdFYUlV0
岡部「頼んだぞ!フェイリス!!」

フェイリス「ニャニャ♪がってん承知ニャ!」

ルカ子「……」

岡部「よし、じゃあこれにて解…」

紅莉栖「ちょっと待った」

岡部「む、何か意見でもあるのか」

紅莉栖「意見というか提案だけど、せっかくこの人数で遊ぶんだし、担当する武器を決めたらどうかな」

紅莉栖「集まるのは来週でしょ?初心者なら一つの武器に慣れるのがやっとだろうし…」

紅莉栖「で、それなら別々の武器を持ち寄って戦った方が楽しいんじゃないかなって思ったの」

岡部「ふむ、遊ぶ友達が居なくて協力プレイにずっと憧れていた人間の貴重な意見だ、採用しよう」

紅莉栖「なっ!べ、別に協力プレイしたことないとか、そんなことないんだからねっ!」

ダル「ツンデレ乙」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:22:07.94 ID:oJdFYUlV0
岡部「ともかくだ、助手よ。モンハンにはどんな武器があるのだ」

紅莉栖「助手言うな!えーっと、ざっと書くわよ」キュポッ キュキュッキューッ

「片手剣 大剣 双剣 太刀 ヽ(*゚д゚)ノハンマー 狩猟笛 ガンランス ランス
  ライトボウガン ヘヴィボウガン 弓 」キュキューキュッ

紅莉栖「こんな感じね」

フェイリス「ニャー♪フェイリスは片手剣ニャ~!」

ダル「漢は黙って浪漫砲(ガンランス)だろ常考」

ルカ子「ボクは…た、太刀…です…」

紅莉栖「私は双剣」

ダル「牧瀬氏の乱舞で僕の竜撃砲がヤバい!」

紅莉栖「黙れHE  !!」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:23:09.22 ID:oJdFYUlV0
紅莉栖「とりあえず経験者の武器は被っていないようね」

まゆり「はいはーい!まゆしぃはかわいいからハンマーにするのです!」

紅莉栖「絵は適当に落書きしただけなんだけどね…」

ダル「(まゆり兄貴オッスオッス…)」

岡部「ふむ、まゆりはハンマーで決定か。助手よ、各武器の特徴を頼む」

紅莉栖「助手言うな!えーっと、大剣は一撃のダメージが大きいのが特徴ね」

紅莉栖「大きな剣は盾の代わりにもなるの。その代わり、抜刀状態での動きが遅い」

紅莉栖「狩猟笛は旋律を奏でる事で自分は勿論、味方のステータスを強化できるわ」

紅莉栖「状態異常や体力の回復なんてのも可能よ、でも操作が少しトリッキーかな」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:24:08.31 ID:oJdFYUlV0
紅莉栖「次はランス、長い槍と大きな盾を備えてる、突進ができるのも大きな特徴ね」

紅莉栖「あと回避が他の武器(前転回避)と違ってステップ移動、私は難しくて苦手」

鈴羽「あたしはランスにする!突進ってとこが秀逸。迷ったら攻めるがモットーだからね!」

岡部「バイト戦士はランスで決定だな。助手よ、続けてくれ」

紅莉栖「だから助手じゃないって言っとろーが」

萌郁「……」カチカチ

ヴーヴー
件名:武器 本文:私はライトボウガンにするね(*^^)v

岡部「む、説明も受けずに決めるとは、本当にそれでいいのか?」

萌郁「…コクリ」

岡部「ならば指圧師はライトボウガンか…ん?」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:25:06.42 ID:oJdFYUlV0
岡部「…選んでないのは俺だけではないかっ!!」

ダル「え…?今更?」

フェイリス「キョーマ~早く決めるニャ」

岡部「フゥーハッハッハッハッハァッ!!」

岡部「この最凶の狩猟者に相応しい武器、それは……大剣だ!!」

岡部「(というか、それくらいしか“それっぽい”武器が残ってないじゃないか…)」

岡部「すべては運命石の扉の選択!」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:25:29.10 ID:oJdFYUlV0
紅莉栖「じゃ、解散ね。私はこの後用事があるから」

まゆり「まゆしぃはフェリスちゃんとバイトに行くのです」

フェイリス「ニャ!」

ルカ子「ボクも境内の掃除があるので…」

鈴羽「あ、そろそろ店長が戻ってくる時間じゃん」

萌郁「ボソッ…取材…」

岡部「ダルよ…」

ダル「僕は買いたいパーツがあるから出かけるお」

シーン…

岡部「…俺だ。“機関”からラボメンの分断攻撃を受けている」

岡部「あぁ、一刻も早くモンハンで絆を深める必要がある、エル・プサイ・コングルゥ」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:27:03.36 ID:oJdFYUlV0
~次の週~

岡部「フゥーハッハッハッハッハァッ!!」

紅莉栖「うるさい」

岡部「はい」

岡部「ではこれより第831回円卓会議を始める!」

ダル「オカリンオカリン、前置きはいいからさっさと遊ぼうよ、みんな待ってんだしさ」

岡部「落ちつけダルよ、ただプレイするだけではつまらぬと思わぬか…?」

ダル「kwsk」

岡部「クックック…よく聞け…チーム対抗タイムアタック、その名もオペレーション・ヴァルハラ!」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:27:25.97 ID:oJdFYUlV0
岡部「そぉしてぇ~負けたティームは勝ったチームにメシをご馳走するのどぅわ!」

ダル「そういう事なら賛成だお!腹が熱くなるな…」

鈴羽「げっ、私あんまし余裕ないんだけど」

岡部「心配無用、金額の上限は設定してある、いざとなったら助手が全額…」

紅莉栖「払わんわ!」

紅莉栖「ともかく、あんたにしてはいいアイディアね。で、チーム分けはどうするの?」

まゆり「じゃじゃーん!トゥットゥルー♪まゆしぃBOXで~す」

岡部「まゆりが作った2つの箱にくじが入れてある、それを経験者と初心者に分かれて引くのだ」

まゆり「これはね~、うーぱの形になってるんだよ~♪」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:28:13.55 ID:oJdFYUlV0
岡部「という訳で引くぞ」

ズボッ

紅莉栖「(うっ、取り出し口が…)」

ダル「(どう見てもうーぱの尻です、本当にありがとうございました)」

岡部「全員引いたな?では開けるぞ」

Aチーム:岡部、紅莉栖、ルカ子、萌郁
Bチーム:まゆり、ダル、フェイリス、鈴羽

岡部「…助手よ、まずお前に言っておかねばならぬ事がある」

紅莉栖「何よ」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:29:15.50 ID:oJdFYUlV0
岡部「くれぐれも足を引っ張ってくれるなよ」

紅莉栖「その言葉、そっくりそのままあんたに返す」

ルカ子「ま、まぁまぁお二人とも…」

萌郁「……」

ダル「うおおおお!フェイリスたんと同じチームだお!これは勝つる」

フェイリス「マユシィの腕前がどうなったか気になるニャー♪」

まゆり「えっへっへ~、私はクリスちゃんが丁寧に教えてくれたからバッチリだよ~」

鈴羽「あたしはみんなの足を引っ張らないように頑張るよ」

ダル「なに言ってるんだお!僕が一から育てたんだから大活躍できること間違いナシ!」

鈴羽「…うんっ、ありがとう橋田至」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:29:55.85 ID:oJdFYUlV0
岡部「しまった、俺とした事が。クエストを決めてなかった…」

ダル「それならG級のリオレウスかリオレイアの希少種とかどうよ、塔だし」

紅莉栖「橋田に賛成ね。同じ場所からスタートで戦う場所も一つだけ。運の要素が絡んでこない」

岡部「ならばリオレイアだ」

紅莉栖「と言いますと」

岡部「何を隠そう、素材が欲しい」

ラボメン一同「……」

岡部「とにかくだ、クエストも決まったしあとは出発するだけだ!準備はいいか!?」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:30:34.36 ID:oJdFYUlV0
紅莉栖「オッケー」

ルカ子「い、行けますっ!」

萌郁「……」カチカチ

ヴーヴー
件名:いつでも 本文:大丈夫だよ><

まゆり「トゥットゥッルー♪」

フェイリス「頑張るニャ!」

ダル・鈴羽「オーキードーキー」

岡部「では行くぞ!いざ参らん!!」

ファーフー♪

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:32:25.58 ID:oJdFYUlV0
{制限時間は50分です}

Aチーム

岡部「ククク…奇跡の祭典の始まりドゥワッ!?」バシュッ

岡部「指圧師!なぜ俺を撃った!!」

萌郁「間違えた…」

紅莉栖「バカやってないでさっさとモンスターのところに行くわよ」

ルカ子「(アイルーのご飯忘れてた…)」

岡部「レイアめ、まずこいつを喰らえ!シャインング・ボール(閃光玉)だ!跳べよおおおおお」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:33:13.16 ID:oJdFYUlV0
Bチーム

フェイリス「ニャフフッ♪まずはフェイリスに任せるニャン!」

ダル「おーっと!フェイリス選手果敢にも一人で突っ込んだー!?」

フェイリス「ニャンニャン♪」ニャーニャービリビリッ

ダル「あの武器はメラルーツールG!!麻痺させるつもりだおっ!そこにシビれる憧れるぅ!」

フェイリス「ニャンニャン♪」ニャーニャービリビリッ

フェイリス「みんな近づくニャ!もう少しで痺れるのニャン!」

まゆり「さすがフェリスちゃんなのです」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:34:06.34 ID:oJdFYUlV0
Aチーム
ルカ子「あぅ…」

紅莉栖「おい」

岡部「……」

紅莉栖「閃光玉使われるとリオレイアが尻尾振り回しをしまくるせいで近づけないんだが」

岡部「誤算だった…」

紅莉栖「そもそも何も考えとらんだろ…」

萌郁「……」ドシュッドシュッ

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:35:00.12 ID:oJdFYUlV0
Bチーム
ダル「麻痺したおっ!今だ阿万音氏!!」

鈴羽「オーキードーキー、尻尾を切るんだね!」

フェイリス「フェイリスも手伝うニャン」ニャーニャー

まゆり「まゆしぃはレイアちゃんの頭をオッスオッスするのです」ガッシガッシ

ダル「あぁ…次は竜撃砲だ…」シュィーン…チュドーン!!

鈴羽「おっ、椎名まゆりが気絶させたね」

フェイリス「このまま尻尾をちょん切ってやるニャン♪」

ダル「フェイリスたんにちょん切られたい…」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:35:57.63 ID:oJdFYUlV0
Aチーム
萌郁「…麻痺」

紅莉栖「ナイス萌郁さん!岡部なんかとは比べ物にならないわ」

岡部「でかした指圧師、後はこの鳳凰院凶真に任せるがいいっ!」

岡部「発動!狂戦士の舞い(デンプシー・ロール)!!」ブンブンブンブン

紅莉栖「ちょおおおおおお!!なに私をふっ飛ばしとるんだ馬鹿岡部っ!」

ルカ子「と、とにかく尻尾を…あっ…」

紅莉栖「あぁ…漆原さんも…。岡部ぇぇぇー!!」ドゴッ

岡部「ヌォフッ」メコッ

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:36:53.55 ID:oJdFYUlV0
Bチーム

鈴羽「尻尾打ち取ったよー!」スパーン

フェイリス「フェイリスはお先に剥ぎ剥ぎしちゃうニャン♪」

まゆり「まゆしぃも剥ぎ剥ぎする~♪」

ダル「おぉん…二人とも剥ぎ剥ぎってとこもう一度よろ」

鈴羽「レイアが突進してきてるっ!危ないッ!」ドドドドドドドド

フェイリス「ニャニャッ!?」

ダル「味方を突進でふっ飛ばすことで助けるファインプレーですね分かります」

まゆり「ありがとうスズさん、おかげで助かったよー」

フェイリス「ありがとうニャン!ちなみに逆鱗だったニャ~♪」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:37:33.75 ID:oJdFYUlV0
Aチーム
岡部「助手よ」

紅莉栖「……」ズバッズバババババッズバッ

岡部「なぜ私はスタート地点に居るのだ」

ルカ子「し、尻尾…尻尾…」ザッシュザシュッ

岡部「あの…」

萌郁「……」ドシュッドシュッ

紅莉栖「岡部」

岡部「はい」

紅莉栖「スタート地点から出てこなくていいから」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:38:56.33 ID:oJdFYUlV0
Bチーム
フェイリス「2回目の麻痺ニャ!」

ダル「了解だお!まゆ氏がもう一度気絶させたら罠張るおっ!」

まゆり「まゆしぃは頑張るのですっオッスオッス」ガッシガッシ

鈴羽「気絶したよ!」

ダル「僕の捕獲用麻酔玉よレイアに届け!!リオレイア希少種へ届け!」

テッテレッテーテレテレテテーレー♪

まゆり「トゥットゥッルットゥー♪」

ダル「うはっ!乙っ!」

鈴羽「あはは、楽しかったね!」

フェイリス「ニャッフフー♪おつかれニャ♪」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:40:00.10 ID:oJdFYUlV0
紅莉栖「さて、あんたのせいで大敗北だったわけだが」

岡部「なんだと?俺は」

紅莉栖「……」ジッ

岡部「はい」

紅莉栖「で、勝利チームは何がお望み?」

まゆり「えっとねー、まゆしぃはジューシーからあげナンバーワンが食べたいのです」

ダル「おごりならキッチンジローのメンチカツっしょ常考」

鈴羽「じゃーあたしもそれで」

フェイリス「う~ん…どうしようかニャ~」

岡部「クリスティーナがリアルファイトに持ち込まなければ…ブツブツ…」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:41:00.78 ID:oJdFYUlV0
紅莉栖「何?なんか言った?」

フェイリス「ニャニャ~」

岡部「助手がリアルファイトしてこなければダメージソースである俺が離脱しなくても済んだだろう…」

紅莉栖「はぁ?あんたがパーティプレイの基本を身につけてないのが悪いんでしょ?」

ルカ子「あ、あの…喧嘩は…」

フェイリス「…決めたニャ!!フェイリスは逆に食べものをごちそうしてあげるニャ!」

ダル「それってどういうことだお?」

フェイリス「ニャッフッフー♪みんな、まずはメイクイーン+ニャン2に来るニャ!」

岡部「ふむ、一息つきたかったところだし丁度いい、移動しようではないか」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:41:39.85 ID:oJdFYUlV0
岡部「おい、一体これはなんだ」

フェイリス「メイクイーン+ニャン2特製、ラブラブパフェにゃ♪」

岡部「違う、どうして対面にクリスティーナが座っているのか聞いてるのだ!」

紅莉栖「一体どういう事?説明してもらえるかしら」

フェイリス「フェイリスが考えてるときに喧嘩してるのが悪いニャー♪」

フェイリス「だからラブラブパフェを一緒に食べて仲良くなってもらうのニャン!」

紅莉栖「まったく説明になっとらんが…」

まゆり「まゆしぃも賛成なのですー♪オカリン、クリスちゃん!残しちゃダメだよ?」

岡部「ぐぅ…背に腹はかえられん…」

ルカ子「(いいなぁ…)」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:42:59.44 ID:oJdFYUlV0
紅莉栖「(岡部と一緒にパフェ食べるなんて…。まったく、恋人同士じゃあるまいし…)」

紅莉栖「(ってこれ周りから見たらカップルと思われてもおかしくないじゃないっ!)」

紅莉栖「(…岡部と一緒にパフェ…一緒に…パフェ…岡部と…)」モグモグ

岡部「ムシャ…助手よ…頼むからもっと食べてくれ…このチェリーを恵んでやろう…」スッ

紅莉栖「えっ!?あっ、うん」パクッ

岡部「えっ」

萌郁「……」パシャッ

ダル「これは伝説の“あーん”と呼ばれる…リア充爆発だお…」

鈴羽「あはは!お熱いねーご両人」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:44:07.10 ID:oJdFYUlV0
フェイリス「そこまで仲良くなってくれるなんて、ご馳走したかいがあったニャ♪大満足ニャ♪」

紅莉栖「(ぅぅ…気が動転してついつい…恥ずかしいよぅ…でも岡部に…)」モグモグ

岡部「(こいつは餌付けされた動物か…)」ムッシャムッシャ

紅莉栖「(甘い…おいしい…岡部…甘い…岡部…おいしい…岡部…)」モグモグ

岡部「助手よ、このパイナップルを…」スッ

紅莉栖「えっ!?あっ、うん」パク

萌郁「……」パシャッ

岡部「(おもしろい…)」

紅莉栖「(~~~~~~!!岡部が…、フォークが…、間接キス…しちゃった…)」

ダル「なんか普通にムカついてきたお」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:45:03.69 ID:oJdFYUlV0
~ラボ~

まゆり「ジューシーからあげナンバーワ~ン♪」モグモグ

鈴羽「ふー、お腹いっぱいだー」

岡部「…という訳でだ、リベンジさせてもらう」

ダル「一体どういう訳だお、ゲプリ」

岡部「そもそもだな、助手が邪魔しなければ我がチームが勝利を収めていたのだ!」

紅莉栖「……」ウットリ

ダル「(牧瀬氏、どっか遠い所に逝っちゃってるお…)」

岡部「チームはそのまま、来週再戦だっ!」

ダル「僕は別に構わないお、またタダ飯GETですね分かります」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:46:17.29 ID:oJdFYUlV0
フェイリス「ニャハハッ♪またフェイリスがみっちりと特訓してあげるのニャ~♪」

岡部「いや、それには及ばぬ」

フェイリス「ニャニャ?」

岡部「ルカ子よ…頼んだぞ…」

ルカ子「えっ!えっ!?」

岡部「敵より味方に教わった方が確実だろう、チームワークも増す。だろう?ルカ子よ」

ルカ子「は、はい!!」

岡部「これが鳳凰院凶真の勝利の方程式だっ!フゥーハッハッハッハッハァッ!!」

まゆり「オカリン、るかくん、頑張ってねー」モグモグ

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:47:00.72 ID:oJdFYUlV0
~三日後~

鈴羽「おっはー!おっ、岡部倫太郎と漆原るかは朝からゲームか、頑張ってんねー」

ダル「昨日も夜の10時までずっとやってたお、廃人乙だお」

ルカ子「岡部さん、そこはダメですっ…」

岡部「ぐぬっ、ここか?ここに突っ込めばいいのか!?」

ルカ子「は、はいっ!そこです…そこにお願いします…」

岡部「よしっ!上手にハマったぞ!」

ダル「声だけ聞いてるとまるでHE  だお」

萌郁「録音…」ピポッ

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:48:07.03 ID:oJdFYUlV0
~一週間後~
岡部「フゥーハッハッハッハッハァッ!ついにこの時がやってきた」

岡部「最凶の狩猟者、鳳凰院凶真は誰にも止められはしないっ!!」

紅莉栖「(負けたらまたパフェ食べられるのかな…)」

岡部「準備はいいか!?さぁ、奇跡の祭典の始まりだっ!!」

ダル「あのー、オカリンオカリン、どう見てもるか氏が居ない件について」

岡部「なに?そう言われてみると…。さては昨日も夜遅くまで特訓していたので寝坊でも」

ヴーヴー
件名:ごめんなさい 本文:ごめんなさい凶真さん、毎晩遅くまで遊んでた事が理由で
暫くのあいだ外出禁止になってしまいました。本当にごめんなさい…。

岡部「なん…だと…?」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:51:31.95 ID:oJdFYUlV0
フェイリス「それなら仕方が無いのニャ、今日のところは普通に遊ぶかニャ~」

岡部「そんな…今日の為に…クソっ……」

鈴羽「落ち込むなよ岡部倫太郎!また来週すればいいじゃん」

岡部「ぐ…しかし…」

萌郁「…!」

岡部「……んん?…おいダルよ」

ダル「ん?なんだおオカリン」

岡部「集会所に見知らぬ奴が入って来ているのだが」

ダル「あーたまにあるお、どこか近い場所でモンハンやってるんじゃないかな」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:53:00.40 ID:oJdFYUlV0
岡部「ふむ…、名前はFB、武器はヘヴィボウガン…か…」

岡部「クッククッ…フゥーハッハッハッハッハッハッハァッ!これどぅあ!!」

岡部「こいつをこっちのチームに入れて戦う、それならば数が揃う!!」

ダル「んー、いきなり落ちるかもだぜ?つかそもそもクエスト一緒に行ってくれんの?」

岡部「問題ない!既にこいつはクエストを受けている」

ダル「うはっ、めずらしいこともあるもんだお」

萌郁「(一体なぜ?それにこの時間は…)」

フェイリス「キョーマ~、クエストは何だったかニャ?」

岡部「前回はリオレイアだったが…、今回はリオレウスだっ!」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:54:27.28 ID:oJdFYUlV0
岡部「クリスティーンナ!聞いているのか!紅莉栖!!」

紅莉栖「ふぇっ!?」

岡部「全力で勝ちに行くぞっ!その為にはお前の協力も必要だ!!」

紅莉栖「岡部…」

紅莉栖「(…うん。パフェは魅力だけど、ここは岡部の為にも)」

紅莉栖「あ、当り前よ!…そもそも、こっちのチームで一番強いのは私なのだぜ?」

岡部「うむ、頼んだぞ」

岡部「よしみんな、準備はいいな!いざ、参らん!!」

ファーフー♪

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:55:51.72 ID:oJdFYUlV0
{制限時間は50分です}

Bチーム
まゆり「頑張るのですー」

鈴羽「この前と同じ感じでやればいいんだよね?」

フェイリス「うーん、それがそうもいかないニャ…」

鈴羽「ん?どーいうこと?」

ダル「僕が説明するお、レウスは空中に飛び上がって、そのまま火球を吐いてくるんだお」

ダル「みんな近接武器だし空中には攻撃が届かないお、だから降りて来るまで待たなきゃいけないお」

フェリス「そういう事ニャ…」

まゆり「あ、レウスくん飛んじゃったのです」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:56:28.50 ID:oJdFYUlV0
Aチーム
紅莉栖「だけど、私たちのチームには遠距離武器が2人も居るわ」

紅莉栖「火球は危ないけど、それさえ避ければ空中の敵を叩けるのは大きい!」

紅莉栖「それに…上手くいけば撃ち落とす事も」

萌郁「……」バシュッバシュッ

FB「……」バシューンバシューン

ドシャーン

岡部「言ってるそばから落ちたな、でかした指圧師!!」

紅莉栖「岡部っ!溜め斬り!」

岡部「分かってるっ!斬れよおおおおおお!!!!」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:58:50.70 ID:oJdFYUlV0
Bチーム
ダル「降りてきたところに…浪漫砲だお!」シュィーンッ!チュドーン!

フェイリス「ニャニャッ!また飛んだニャッ!」

鈴羽「ぐぬぬ、卑怯だぞー!!」

まゆり「お空が好きなんだね~」

ダル「チキンレウスの名前は伊達じゃないお…」

フェイリス「ダルニャン、罠お願いニャ!閃光玉で落とすニャ!」

ダル「オーキードーキー、着地点にシビレ罠、ついでに大タルニャン」

まゆり「あはは~」

鈴羽「うわぁ…」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 21:00:43.06 ID:oJdFYUlV0
Aチーム
岡部「時に助手よ」

紅莉栖「なによ、あと助手って言うな」

岡部「飛び上がるたびに撃ち落とされているようだが、そんな簡単に落ちるものなのか?」

紅莉栖「んー、普通は落ちないわね」

岡部「指圧師は先週と変わらぬ装備、となると…」

紅莉栖「あのヘヴィボウガンね、使ったことないから詳しくはないけど…」

岡部「一体…む、また落ちたな」

紅莉栖「とにかく尻尾よっ!もうすぐ切れるはずっ!」

岡部「うむ、クリスティーナよ!行くぞ!」

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 21:01:36.94 ID:oJdFYUlV0
Bチーム
ダル「着地にシビレ罠で大タル爆弾美味しいです」

フェイリス「このまま麻痺させるニャン」

ダル「麻痺したおっ!今だ阿万音氏!!」

鈴羽「オーキードーキー、あたしに任せな!」

フェイリス「ニャニャニャン!ニャン!」ニャーニャー

まゆり「オッスオッスするのです」ガッシガッシ

ダル「良い感じだお、このまま行けばまたキッチンジローだお!」

まゆり「ジューシーからあげナンバ~ワ~ン♪」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 21:03:06.44 ID:oJdFYUlV0
Aチーム
萌郁「…麻痺」

岡部「でかした指圧師!!」

紅莉栖「岡部っ!」

岡部「斬れよおおおおおお!!!!」

テッテレッテーテレテレテテーレー♪

岡部「えっ」スカッ

紅莉栖「えっ」

FB「……」バシューンバシューン

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 21:04:04.77 ID:oJdFYUlV0
ダル「ちょっ、いくらなんでもそっち早杉じゃね?升乙だわ、画面みして?」

岡部「ええいっ剥ぎ取り終わってからにしてくれっ!」

紅莉栖「私の画面から見てみる?多分このヘヴィボウガンが原因だと思うんだけど」

ダル「こ、これは…ラオート…だお…、ある意味チートだお…」

紅莉栖「ラオート?って一体なんなの?」

フェイリス「フェイリスが解説するニャ!ラオートは老山龍砲・極+自動装填の事ニャ」

フェイリス「老(ラオ)山龍砲・極+自動(オート)装填なのニャどれくらい強いかと言うと…」

フェイリス「弱点に合わせて○を連打するだけでモンスターを討伐出来てしまう程の強さなのニャ」

紅莉栖「(…今度使ってみよう)」

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 21:06:09.12 ID:oJdFYUlV0
岡部「おいいいいいぃぃぃぃ!?!?」

ダル「どうしたんだおオカリン」

岡部「FBがレウスの死骸ごと俺を撃つせいで剥ぎ取りがっ!できんっ!」

ダル「うは、しかも散弾だお。ガチで剥ぎ取らせないつもりじゃん」

岡部「クソッ素材を目の前にして…指を咥えて眺めることしかできないのか…」

ダル「うっわー…、ずっと死骸撃ってるお、こわ」

紅莉栖「あまり関わらない方が良さそうね…」

萌郁「……」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 21:07:07.55 ID:oJdFYUlV0
岡部「ともかく、勝ちは勝ちだっ!すべては運命石の扉の選択である!」

岡部「最凶の狩猟者である事が証明されてしまったな!フゥーハッハッハッハッハァッ!」

まゆり「まゆしぃは残念なのです、ジューシーからあげナンバーワ~ン」

フェイリス「ニャ!フェイリスはみんなでワイワイ楽しめたから満足ニャ♪」

鈴羽「う~ん、もっと練習しなきゃだなー」

ダル「ま、先週ゴチになったし僕はどっちでも良かったんだけどね」

紅莉栖「で、岡部は何を要求するの?」

岡部「それは勿論…ドクターペッパーだ!1週間分を要求する!!」

萌郁「…ケバブ」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 21:09:03.32 ID:oJdFYUlV0
~メイクイーン+ニャン2~

岡部「助手よ」

紅莉栖「助手言うな、何よ」モグモグ

岡部「なぜ俺はお前とパフェを食べているのだ」ムシャムシャ

紅莉栖「なっ、先週食べたのが美味しかったからよ!」モグモグモグ

岡部「それならば一人で…」

紅莉栖「は?こんなに大きいの一人で食べられる訳ないでしょ」モグモグ

岡部「(では小さいサイズを頼めばいいだろう…だが…)」

紅莉栖「(甘い…おいしい…岡部…甘い…岡部…おいしい…岡部…)」モグモグ

岡部「(本当に美味そうに食べるなこいつは…)」

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 21:11:03.73 ID:oJdFYUlV0
岡部「助手よ、桃だ」スッ

紅莉栖「えっ!?あっ、うん」パクッ

岡部「ふっ…たまにはこういうのもありかもしれんな…」

紅莉栖「ん?何か言った?」

岡部「言っとらんが」

紅莉栖「ま、真似すんなバカ!」

萌郁「……」パシャ

ダル「リア充爆発だお…」

まゆり「まゆしぃはあのてっぺんのバナナだけでも欲しいのです…」

鈴羽「何だかんだで良いコンビだねー」

フェイリス「終わり良ければ全て良しニャ♪」

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 21:12:18.33 ID:oJdFYUlV0
以上で終わりになります

設定はMHP2ndGでした(3rdは途中で止まってます…)

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 21:12:50.21 ID:oJdFYUlV0
おまけ

萌郁「(それにしてもあれは…一体…)」

~ブラウン管工房~

天王寺「おーう、帰ったぞ綯。いい子にしてたか?」

綯「うんっ!お父さんのゲームで遊んでた」バシューンバシューン

天王寺「そうかそうか、ん?バイトはまたサボりか!?」

天王寺「ったく…」

天王寺「でも…まぁいいか。最近は上で楽しくやってるみてーだし」

天王寺「(にしても、萌郁がゲームを教えてくれだなんて頼みに来るとはな…)」

~柳林神社~
ルカ子「うぅ…凶真さんとのパフェ…くすん…」

引用元: 岡部「ダルよ、何をしているのだ」ダル「ゲーム」