1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:02:00.19 ID:L0dPZ1cE0
キーンコーンカーンコーン
のび太「ルン♪ルン♪今日は宿題が無いから早く帰って寝よ~っと!」
「おいのび太ぁ!!」
のび太「!!」
ジャイアン「いつもの河川敷で野球の試合やるから絶対来いよな!!」
スネオ「来なかったら承知しないぞぉ!!」
のび太「え~、そんなぁ~」
ジャイアン「なんだとぉ!!俺達と野球すんのがそんなに嫌かぁ!?」
のび太「そそそそそんなことないよぉ」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:03:10.38 ID:L0dPZ1cE0
ジャイアン「よぉし!じゃあすぐに来いよな!行くぞ、スネオ!!」
スネオ「あぁ~待ってよ、ジャイア~ン」
のび太「・・・・・・」
―――
――
―
のび太「はぁ~、なんで僕の有意義な放課後があの2人に邪魔されなきゃならないんだぁ」
のび太「・・・こんなときは、ドラえもんに頼るほかないよね」
のび太「そうと決まれば、はやく家に帰らないとっ」
ブロロロロ・・・
のび太「・・・ん?トラックの音かな・・・この道狭いのにぃ・・・やだなぁ・・・」
ブブ、ブオオオオオオ
のび太「!?なっなんでいきなりスピード上げてっ・・・」
スネオ「あぁ~待ってよ、ジャイア~ン」
のび太「・・・・・・」
―――
――
―
のび太「はぁ~、なんで僕の有意義な放課後があの2人に邪魔されなきゃならないんだぁ」
のび太「・・・こんなときは、ドラえもんに頼るほかないよね」
のび太「そうと決まれば、はやく家に帰らないとっ」
ブロロロロ・・・
のび太「・・・ん?トラックの音かな・・・この道狭いのにぃ・・・やだなぁ・・・」
ブブ、ブオオオオオオ
のび太「!?なっなんでいきなりスピード上げてっ・・・」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:05:19.54 ID:L0dPZ1cE0
ブオオオオオオオ
のび太「隠れるところっ・・・しまった、この道の両脇は壁しかっ・・・!!」
ブオオオオオオオオオオ
のび太「わっわわっ」
ブオオオオオオオオオオオオオオ
のび太「わあああ―」
ドゴオオオオォォォォン
グチュ・・・ボトボト・・・
―――
――
―
出木杉「ところでしずか君、これから僕の家で一緒に明日の授業の予習をやらないか?」
出木杉「今日は宿題も出なかったし・・・」
のび太「隠れるところっ・・・しまった、この道の両脇は壁しかっ・・・!!」
ブオオオオオオオオオオ
のび太「わっわわっ」
ブオオオオオオオオオオオオオオ
のび太「わあああ―」
ドゴオオオオォォォォン
グチュ・・・ボトボト・・・
―――
――
―
出木杉「ところでしずか君、これから僕の家で一緒に明日の授業の予習をやらないか?」
出木杉「今日は宿題も出なかったし・・・」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:06:35.74 ID:L0dPZ1cE0
しずか「ええ、いいわよ。出木杉さんとやれば一人でやるよりも捗りそうだし」
出木杉「じゃあ行こうか」
ドゴオオオオォォォォン
しずか「?・・・なんの音かしら」
出木杉「もしかして何かの事故かな・・・」
ブウウウウウン
しずか「!?出木杉さん、危ない!!」
出木杉「えっ」
ドンッ パキャッ グキッ ドシャッ
出木杉「・・・!」ピクピク
しずか「出木杉さんっ!しっかりしてっ!」
出木杉「じゃあ行こうか」
ドゴオオオオォォォォン
しずか「?・・・なんの音かしら」
出木杉「もしかして何かの事故かな・・・」
ブウウウウウン
しずか「!?出木杉さん、危ない!!」
出木杉「えっ」
ドンッ パキャッ グキッ ドシャッ
出木杉「・・・!」ピクピク
しずか「出木杉さんっ!しっかりしてっ!」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:07:23.03 ID:L0dPZ1cE0
ヒュッ カンッ カラン・・・
しずか「・・・?なにかしら、これ―」カッ
ドオオオオオオオン
ベチャッ・・・ゴトッ・・・
―――
――
―
ジャイアン「おーっれーはジャイアーン!」
スネオ「ちょっとうるさいよジャイアァン・・・」
ジャイアン「なに言ってんだスネオぉ!これでも俺が歌を披露するときの半分以下の声量だぜ!?」
スネオ「(ジャイアンの歌は声量と音程が絶望的だからなぁ・・・)」
ドゴオオオオォォォォン
ジャイアン「ん?何だぁ今の音は」
スネオ「どこかの家の塀にでもトラックが衝突したんじゃなぁい?www」
ジャイアン「まっさかぁ・・・」
しずか「・・・?なにかしら、これ―」カッ
ドオオオオオオオン
ベチャッ・・・ゴトッ・・・
―――
――
―
ジャイアン「おーっれーはジャイアーン!」
スネオ「ちょっとうるさいよジャイアァン・・・」
ジャイアン「なに言ってんだスネオぉ!これでも俺が歌を披露するときの半分以下の声量だぜ!?」
スネオ「(ジャイアンの歌は声量と音程が絶望的だからなぁ・・・)」
ドゴオオオオォォォォン
ジャイアン「ん?何だぁ今の音は」
スネオ「どこかの家の塀にでもトラックが衝突したんじゃなぁい?www」
ジャイアン「まっさかぁ・・・」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:09:27.04 ID:L0dPZ1cE0
ドオオオオオオオン
スネオ「!?」
ジャイアン「いっ、一体何が・・・・・・」
ギョーン ギョーン
スネオ「え」
ジャイアン「・・・なんだぁ、今の間のヌケた音は」
スネオ「ねぇジャイアン。なんか変だよこの辺r・・・」
ジャイアン「ん?・・・わっなんだその顔!?」
スネオ「わっくぁらぁああ」
ババンッ ベチャッ・・・
ジャイアン「うっ・・・あわわわっヌぅわぁんじゃいkj」
バンッ ピチャッ・・・
スネオ「!?」
ジャイアン「いっ、一体何が・・・・・・」
ギョーン ギョーン
スネオ「え」
ジャイアン「・・・なんだぁ、今の間のヌケた音は」
スネオ「ねぇジャイアン。なんか変だよこの辺r・・・」
ジャイアン「ん?・・・わっなんだその顔!?」
スネオ「わっくぁらぁああ」
ババンッ ベチャッ・・・
ジャイアン「うっ・・・あわわわっヌぅわぁんじゃいkj」
バンッ ピチャッ・・・
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:10:57.36 ID:L0dPZ1cE0
「・・・2人をそっちに送る」
「・・・あぁそうだ。もうこれ以上送らなくていい」ピッ
「ふぅ・・・まぁ・・・後はあの部屋の住人達がが上手くやってくれるだろう・・・」
―――
――
―
のび太「・・・えっ?」
のび太「なんだここ・・・?」
のび太はどこかのマンションの一室にいた。
なんの変哲もない部屋。変わっている所があるとすれば・・・
のび太「なんだこの黒い玉・・・でかいなぁ・・・」
のび太「・・・そういえば、僕死んだんじゃ・・・」
ジジジジジ
のび太「!?」
のび太「なんだ・・・この光線・・・!な、なんか出てきたっ」
「・・・あぁそうだ。もうこれ以上送らなくていい」ピッ
「ふぅ・・・まぁ・・・後はあの部屋の住人達がが上手くやってくれるだろう・・・」
―――
――
―
のび太「・・・えっ?」
のび太「なんだここ・・・?」
のび太はどこかのマンションの一室にいた。
なんの変哲もない部屋。変わっている所があるとすれば・・・
のび太「なんだこの黒い玉・・・でかいなぁ・・・」
のび太「・・・そういえば、僕死んだんじゃ・・・」
ジジジジジ
のび太「!?」
のび太「なんだ・・・この光線・・・!な、なんか出てきたっ」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:12:21.31 ID:L0dPZ1cE0
それは見慣れた人物の姿であった
のび太「しずかちゃん・・・?」
しずか「・・・のび太・・・さん・・・?」
しずか「!ねぇっ、大変なの!!出木杉さんがっ!出木杉さんがっ!!」
のび太「!?・・・出木杉がどうかしたの!?」
しずか「くる、車に轢かれてっ・・・それでっ・・・」
ジジジジ・・・
しずか「きゃあっ!なにっ!?何なのっ!?」
のび太「僕にもっ・・・わからないんだっ・・・」
ジジジジジ
しずか「・・・?・・・出木杉さんっ・・・?」
出木杉「・・・あ、あれ?僕は車に轢かれて・・・ん?2人ともどうしたの?」
のび太「しずかちゃん・・・?」
しずか「・・・のび太・・・さん・・・?」
しずか「!ねぇっ、大変なの!!出木杉さんがっ!出木杉さんがっ!!」
のび太「!?・・・出木杉がどうかしたの!?」
しずか「くる、車に轢かれてっ・・・それでっ・・・」
ジジジジ・・・
しずか「きゃあっ!なにっ!?何なのっ!?」
のび太「僕にもっ・・・わからないんだっ・・・」
ジジジジジ
しずか「・・・?・・・出木杉さんっ・・・?」
出木杉「・・・あ、あれ?僕は車に轢かれて・・・ん?2人ともどうしたの?」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:13:36.52 ID:L0dPZ1cE0
しずか「????なな、何なのよこれっ。そっそもそも何処なのここ!?」
出木杉「・・・あっ、小学校」
出木杉「ほら、窓の外・・・」
のび太「本当だ・・・てことは、最近学校の近くにできた5階建てのマンションかな、ここは・・・」
しずか「・・・でも、なんでここに私たちが・・・?」
出木杉「そもそも僕は、死んだはずじゃ・・・」
のび太「・・・出木杉達も死んだの・・・?」
出木杉「!?・・・もしかして、野比君も・・・?」
のび太「・・・うん・・・」
しずか「・・・もしかして、夢なんじゃないかしらこれ・・・」
のび太「でも・・・そんな感じはしないよ・・・」
出木杉「・・・とにかく、いったん落ち着こう・・・」
出木杉「・・・あっ、小学校」
出木杉「ほら、窓の外・・・」
のび太「本当だ・・・てことは、最近学校の近くにできた5階建てのマンションかな、ここは・・・」
しずか「・・・でも、なんでここに私たちが・・・?」
出木杉「そもそも僕は、死んだはずじゃ・・・」
のび太「・・・出木杉達も死んだの・・・?」
出木杉「!?・・・もしかして、野比君も・・・?」
のび太「・・・うん・・・」
しずか「・・・もしかして、夢なんじゃないかしらこれ・・・」
のび太「でも・・・そんな感じはしないよ・・・」
出木杉「・・・とにかく、いったん落ち着こう・・・」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:14:16.09 ID:L0dPZ1cE0
出木杉「僕たちは死んだはずなのに何故か学校近くのマンションの一室と思われる場所にいて・・・」
出木杉「そしてこの部屋には家具等は一切無く、あるのは直径1m程度の黒い球体のみ・・・」
しずか「なんなのコレ・・・」
出木杉「・・・わからない・・・」
のび太「ね、ねえ・・・窓に触れないんだけど・・・」
しずか「えっ・・・」
出木杉「ホントだ・・・どうして・・・」
しずか「・・・もしかして、この部屋から出られないんじゃ・・・」
のび太「!?」
出木杉「そんな・・・・・・」
ジジジジジ
のび太「!? また来た!!」
しずか「これって・・・もしかして・・・」
スネオ「ん?なんだ、みんなして」
出木杉「そしてこの部屋には家具等は一切無く、あるのは直径1m程度の黒い球体のみ・・・」
しずか「なんなのコレ・・・」
出木杉「・・・わからない・・・」
のび太「ね、ねえ・・・窓に触れないんだけど・・・」
しずか「えっ・・・」
出木杉「ホントだ・・・どうして・・・」
しずか「・・・もしかして、この部屋から出られないんじゃ・・・」
のび太「!?」
出木杉「そんな・・・・・・」
ジジジジジ
のび太「!? また来た!!」
しずか「これって・・・もしかして・・・」
スネオ「ん?なんだ、みんなして」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:15:10.72 ID:L0dPZ1cE0
出木杉「骨川君まで・・・」
スネオ「・・・なんだここ・・・なんでこんなマンションに・・・」
のび太「スネオ!お前も死んだのか!?」
スネオ「僕が死んだ?何言ってるんだよのび・・・太・・・」
のび太「スネオ・・・やっぱりお前も・・・」
ジジジジジ
スネオ「わっ、わああ!」
しずか「一体何人来るの!?」
のび太「・・・ジャイアン・・・」
ジャイアン「んん?なんでお前らが・・・そういやスネオぉ・・・お前頭が吹っ飛んで死んだんじゃ・・・」
スネオ「え・・・やっぱ僕頭が・・・ん?・・・これは現実・・・?ユメ・・・?」
出木杉「骨川君、落ち着いてっ」
スネオ「・・・なんだここ・・・なんでこんなマンションに・・・」
のび太「スネオ!お前も死んだのか!?」
スネオ「僕が死んだ?何言ってるんだよのび・・・太・・・」
のび太「スネオ・・・やっぱりお前も・・・」
ジジジジジ
スネオ「わっ、わああ!」
しずか「一体何人来るの!?」
のび太「・・・ジャイアン・・・」
ジャイアン「んん?なんでお前らが・・・そういやスネオぉ・・・お前頭が吹っ飛んで死んだんじゃ・・・」
スネオ「え・・・やっぱ僕頭が・・・ん?・・・これは現実・・・?ユメ・・・?」
出木杉「骨川君、落ち着いてっ」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:16:06.53 ID:L0dPZ1cE0
出木杉「信じたくないけど、これは現実のようだ・・・」
スネオ「あわわわわっわわ・・・ママ・・・ママ・・・ママーーー!」
ジャイアン「うわああああああああああん!母ちゃああああああああん!!」
「これで全員かしら?」
のび太「!?」
「そうみたいですな」
「ちゃんとのびちゃんが来てくれてよかったわ~」
「うちの静香もいるわねっ」
「まったく、兄さん心配だったぜ」
しずか「この声は・・・!!」
バチバチバチ
出木杉「!!・・・なにもないところから・・・」
スネオ「先生っ!?それにスネ吉兄さんも!!」
スネオ「あわわわわっわわ・・・ママ・・・ママ・・・ママーーー!」
ジャイアン「うわああああああああああん!母ちゃああああああああん!!」
「これで全員かしら?」
のび太「!?」
「そうみたいですな」
「ちゃんとのびちゃんが来てくれてよかったわ~」
「うちの静香もいるわねっ」
「まったく、兄さん心配だったぜ」
しずか「この声は・・・!!」
バチバチバチ
出木杉「!!・・・なにもないところから・・・」
スネオ「先生っ!?それにスネ吉兄さんも!!」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:17:09.64 ID:L0dPZ1cE0
しずか「ママっ!?」
のび太「ママぁっ!?それにみんななんだその変な格好は!」
ジャイアン「まるで戦隊ヒーローみたいだな・・・」
出木杉「・・・先生、教えてください。一体どういうことなんですか・・・」
先生「・・・さて、何から話せばいいものか・・・」
のび太「この部屋はなんなんです!?」
しずか「ここからは出られないんですか!?」
スネオ「この黒い玉は何なの!?」
ジャイアン「なんで俺達死んだんだぁ!?」
たまこ「のびちゃん、ここは死んだ人間が生き返る部屋なの・・・」
のび太「死んだ・・・人間が・・・?」
スネオ「バ・・バカな・・・」
のび太「ママぁっ!?それにみんななんだその変な格好は!」
ジャイアン「まるで戦隊ヒーローみたいだな・・・」
出木杉「・・・先生、教えてください。一体どういうことなんですか・・・」
先生「・・・さて、何から話せばいいものか・・・」
のび太「この部屋はなんなんです!?」
しずか「ここからは出られないんですか!?」
スネオ「この黒い玉は何なの!?」
ジャイアン「なんで俺達死んだんだぁ!?」
たまこ「のびちゃん、ここは死んだ人間が生き返る部屋なの・・・」
のび太「死んだ・・・人間が・・・?」
スネオ「バ・・バカな・・・」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:19:16.72 ID:L0dPZ1cE0
先生「でも、現に君たちは一度死んでここにいるだろ?」
出木杉「・・・ということは、先生たちも一度死んだんですね?」
先生「まぁ、そういうことだな」
出木杉「僕たちよりもずっと前に」
のび太「!!」
先生「・・・なかなか鋭いねぇ」
出木杉「さっきの突然の出現、そして全員の統一された黒いスーツ」
出木杉「これらは全て、あの黒い玉と関係してるとしか思えません」
出木杉「この状況では尚更ね」
先生「そう、私たちは約1年半前から『コレ』に参加しているんだ」
先生「まぁ、強制的ではあるがね・・・」
スネ吉「昔は私たち以外にも多くのメンバーがいたんだがね・・・」
スネ吉「みんな死んでしまったよ・・・・・・」
出木杉「・・・ということは、先生たちも一度死んだんですね?」
先生「まぁ、そういうことだな」
出木杉「僕たちよりもずっと前に」
のび太「!!」
先生「・・・なかなか鋭いねぇ」
出木杉「さっきの突然の出現、そして全員の統一された黒いスーツ」
出木杉「これらは全て、あの黒い玉と関係してるとしか思えません」
出木杉「この状況では尚更ね」
先生「そう、私たちは約1年半前から『コレ』に参加しているんだ」
先生「まぁ、強制的ではあるがね・・・」
スネ吉「昔は私たち以外にも多くのメンバーがいたんだがね・・・」
スネ吉「みんな死んでしまったよ・・・・・・」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:21:01.17 ID:L0dPZ1cE0
しずか「・・・何を言っているの・・・?」
しずか母「この部屋に招かれたものはね、定期的にミッションに参加して生き残らなきゃいけないの」
しずか母「さもなくば死が待っているのよ・・・」
しずか「ミッション・・・・・・死・・・・・・?」
スネオ「そのミッションが終わらないとここから出られないんですかぁ!?」
しずか母「ええ、その通りよ」
スネオ「そんなぁ・・・・・・」
出木杉「・・・では、この黒い玉は何なのですか?」
先生「もうすぐわかるさ」
出木杉「・・・・・・」
直後、空虚なワンルームの沈黙を破る場違いな音楽が響き渡った
ジャイアン「!・・・この曲は・・・」
スネオ「ラジオ体操・・・・・・?」
しずか母「この部屋に招かれたものはね、定期的にミッションに参加して生き残らなきゃいけないの」
しずか母「さもなくば死が待っているのよ・・・」
しずか「ミッション・・・・・・死・・・・・・?」
スネオ「そのミッションが終わらないとここから出られないんですかぁ!?」
しずか母「ええ、その通りよ」
スネオ「そんなぁ・・・・・・」
出木杉「・・・では、この黒い玉は何なのですか?」
先生「もうすぐわかるさ」
出木杉「・・・・・・」
直後、空虚なワンルームの沈黙を破る場違いな音楽が響き渡った
ジャイアン「!・・・この曲は・・・」
スネオ「ラジオ体操・・・・・・?」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:21:48.41 ID:L0dPZ1cE0
あーたーらしーいーあーっさがきった
先生「いよいよ・・・だな・・・」
先生の意味深な呟きとほぼ同時に部屋の住人である4人の顔つきが変わった
―――
――
―
「遂に始まるのか・・・」
「まさか20世紀の場所で殲滅する羽目になるとは・・・」
「しかし、量産型の子守用ネコ型ロボットにあんな機能を極秘に付け加えていたとは・・・」
「トーキョーマツシバ・・・恐ろしい会社だ・・・」
「22世紀はなんとか守れたが・・・20世紀で事を起こされたら22世紀は存在しなくなる・・・」
「転送準備を急ぐぞ、トーキョーマツシバも既に20世紀に向かっているはずだ・・・」
―――
――
―
先生「いよいよ・・・だな・・・」
先生の意味深な呟きとほぼ同時に部屋の住人である4人の顔つきが変わった
―――
――
―
「遂に始まるのか・・・」
「まさか20世紀の場所で殲滅する羽目になるとは・・・」
「しかし、量産型の子守用ネコ型ロボットにあんな機能を極秘に付け加えていたとは・・・」
「トーキョーマツシバ・・・恐ろしい会社だ・・・」
「22世紀はなんとか守れたが・・・20世紀で事を起こされたら22世紀は存在しなくなる・・・」
「転送準備を急ぐぞ、トーキョーマツシバも既に20世紀に向かっているはずだ・・・」
―――
――
―
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:22:22.96 ID:L0dPZ1cE0
ジャイアン「『てめぇ達の命は無くなりました』・・・?」
スネオ「『新しい命をどう使おうと私の勝手です・・・』」
出木杉「『・・・という理屈な訳だす』・・・なんだこのいい加減な日本語・・・」
しずか「あっ なんか出てきたっ」
のび太「!・・・え、なに・・・これ・・・」
先生「・・・・・・」
のび太「やっつけに行けって・・・嘘・・・でしょ・・・」
たまこ「のびちゃん・・・これはミッションなの・・・倒さなきゃ・・・ダメなのよ・・・」
のび太「そんな・・・だって・・・これは・・・・・・」
スネオ「『新しい命をどう使おうと私の勝手です・・・』」
出木杉「『・・・という理屈な訳だす』・・・なんだこのいい加減な日本語・・・」
しずか「あっ なんか出てきたっ」
のび太「!・・・え、なに・・・これ・・・」
先生「・・・・・・」
のび太「やっつけに行けって・・・嘘・・・でしょ・・・」
たまこ「のびちゃん・・・これはミッションなの・・・倒さなきゃ・・・ダメなのよ・・・」
のび太「そんな・・・だって・・・これは・・・・・・」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:25:09.70 ID:L0dPZ1cE0
――
アオダヌキ星人
特徴 重い
正義感が強い
好きなもの ドラ焼き
メスネコ
口癖 こんにちは、ぼくドラえもんです
のび太くん!
ぼく、知らな~い
――
のび太「ドラえもんじゃないか!!」
先生「・・・実は、こうなることを我々は1ヶ月前から知らされていたんだ」
のび太「だ、誰に・・・?」
先生「・・・この黒い玉の制作者・・・未来の人にな・・・」
しずか「未来の人・・・?」
スネ吉「彼の名は・・・・・・セワシ・・・」
アオダヌキ星人
特徴 重い
正義感が強い
好きなもの ドラ焼き
メスネコ
口癖 こんにちは、ぼくドラえもんです
のび太くん!
ぼく、知らな~い
――
のび太「ドラえもんじゃないか!!」
先生「・・・実は、こうなることを我々は1ヶ月前から知らされていたんだ」
のび太「だ、誰に・・・?」
先生「・・・この黒い玉の制作者・・・未来の人にな・・・」
しずか「未来の人・・・?」
スネ吉「彼の名は・・・・・・セワシ・・・」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:27:07.04 ID:L0dPZ1cE0
のび太「なっ・・・・・・」
スネ吉「ちなみに君たちをここへ召喚したのは・・・彼とその仲間達だ・・・」
のび太「で、でもどうして・・・そんなことを・・・・・・」
スネ吉「・・・実は―――」
のび太はスネ吉の言葉に耳を疑った。
スネ吉の口から語られたのは、ドラえもんが革命戦争用の兵器として作られていたこと。
そして、トーキョーマツシバの遠隔操作によっていつでも四次元ポケットから地球破壊爆弾を
強制的に排出し、その場で爆破することができるということ。
それを止めるにはドラえもんを完全に破壊しないとならないということであった。
スネ吉「この町は戦場になる・・・だから、君たちの生存確率を少しでも上げるために・・・」
のび太「そんな・・・なんで・・・なんでだよぉ・・・」
ジャイアン「のび太・・・」
一瞬の静寂。
しかしその静寂は、黒い玉が開くことによって破られてしまった。
スネ吉「ちなみに君たちをここへ召喚したのは・・・彼とその仲間達だ・・・」
のび太「で、でもどうして・・・そんなことを・・・・・・」
スネ吉「・・・実は―――」
のび太はスネ吉の言葉に耳を疑った。
スネ吉の口から語られたのは、ドラえもんが革命戦争用の兵器として作られていたこと。
そして、トーキョーマツシバの遠隔操作によっていつでも四次元ポケットから地球破壊爆弾を
強制的に排出し、その場で爆破することができるということ。
それを止めるにはドラえもんを完全に破壊しないとならないということであった。
スネ吉「この町は戦場になる・・・だから、君たちの生存確率を少しでも上げるために・・・」
のび太「そんな・・・なんで・・・なんでだよぉ・・・」
ジャイアン「のび太・・・」
一瞬の静寂。
しかしその静寂は、黒い玉が開くことによって破られてしまった。
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:28:55.50 ID:L0dPZ1cE0
先生「みんな、そのアタッシュケースに入ったスーツを着るんだ!武器も忘れずに!」
のび太「ドラえもん・・・ドラえもん・・・・・・」
しずか「・・・・・・」
ジャイアン「うわっ・・・ひ、人が入ってる・・・」
スネオ「なんなんだこの男・・・・・・」
スネ吉「僕らは『球男』って呼んでるよ」
のび太「球男・・・・・・」
出木杉「・・・よし」スッ
ジャイアン「お、おい!出木杉・・・お前・・・」
出木杉「僕は・・・ドラえもんより世界を救いたいよ・・・」
スネオ「・・・・・・」スッ
ジャイアン「ス、スネオ・・・お前まで」
のび太「ドラえもん・・・ドラえもん・・・・・・」
しずか「・・・・・・」
ジャイアン「うわっ・・・ひ、人が入ってる・・・」
スネオ「なんなんだこの男・・・・・・」
スネ吉「僕らは『球男』って呼んでるよ」
のび太「球男・・・・・・」
出木杉「・・・よし」スッ
ジャイアン「お、おい!出木杉・・・お前・・・」
出木杉「僕は・・・ドラえもんより世界を救いたいよ・・・」
スネオ「・・・・・・」スッ
ジャイアン「ス、スネオ・・・お前まで」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:30:56.43 ID:L0dPZ1cE0
スネオ「・・・・・・ジャイアン」ボソッ
ジャイアン「・・・・・・そうだよな・・・世界を救うんだ・・・」
しずか「たけしさんまで・・・」
のび太「ドラえもん・・・ドラえもん・・・」
のび太「・・・・・・守ってやる」ボソッ
しずか「のび太さん・・・・・・?」
のび太「・・・・・・」スッ
しずか「・・・・・・」スッ
出木杉「・・・ん?『おぼっちゃま2号』?なんでこんな落書きが・・・」
スネオ「・・・これには『出木杉くん』って・・・もしかしてそれぞれ専用のなの?」
スネ吉「あぁ、そのスーツはオーダーメイドなんだっ」
しずか「・・・『のぞかれま』・・・ねぇ・・・」
―――
――
―
ジャイアン「・・・・・・そうだよな・・・世界を救うんだ・・・」
しずか「たけしさんまで・・・」
のび太「ドラえもん・・・ドラえもん・・・」
のび太「・・・・・・守ってやる」ボソッ
しずか「のび太さん・・・・・・?」
のび太「・・・・・・」スッ
しずか「・・・・・・」スッ
出木杉「・・・ん?『おぼっちゃま2号』?なんでこんな落書きが・・・」
スネオ「・・・これには『出木杉くん』って・・・もしかしてそれぞれ専用のなの?」
スネ吉「あぁ、そのスーツはオーダーメイドなんだっ」
しずか「・・・『のぞかれま』・・・ねぇ・・・」
―――
――
―
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:32:34.79 ID:L0dPZ1cE0
しずか母「みんな着替えたわねっ」
先生「それじゃ、初参加の君たちにこれから起こることを簡潔に言っておこう」
先生「・・・今回のターゲットはドラえもんだけではあるが・・・」
先生「トーキョーマツシバとの全面戦争になる恐れがある」
のび太「トーキョーマツシバ・・・も、もしかして僕たちだけで!?」
先生「いんや、世界中の黒い玉の部屋の戦士達がこの町に集まる」
先生「だから君たちは生き延びる事だけ考えなさい。我々もサポートするから」
のび太「・・・・・・はい・・・・・・」
しずか「・・・・・・」
ジジジジジ
スネ吉「おっ」
たまこ「転送が始まったわ!」
先生「それじゃ、初参加の君たちにこれから起こることを簡潔に言っておこう」
先生「・・・今回のターゲットはドラえもんだけではあるが・・・」
先生「トーキョーマツシバとの全面戦争になる恐れがある」
のび太「トーキョーマツシバ・・・も、もしかして僕たちだけで!?」
先生「いんや、世界中の黒い玉の部屋の戦士達がこの町に集まる」
先生「だから君たちは生き延びる事だけ考えなさい。我々もサポートするから」
のび太「・・・・・・はい・・・・・・」
しずか「・・・・・・」
ジジジジジ
スネ吉「おっ」
たまこ「転送が始まったわ!」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:34:57.70 ID:L0dPZ1cE0
しずか母「フウッ フウッ」
出木杉「ドラえもんは・・・敵・・・ドラえもんは・・・」
スネオ「・・・・・・」
先生「絶対に・・・生き残る・・・・・・」
ジャイアン「ドラえもん・・・・・・」
しずか「・・・・・・」
のび太「・・・絶対・・・・・・守ってみせる・・・・・・」
―――
――
―
ドラえもん「・・・遅い」
時計の針は7時を示していた。
ドラえもん「のび太君、どうしたのかな・・・」
ドラえもん「も、もしかして・・・なにか事故に巻き込まれたんじゃ・・・・・・」
ドラえもん「・・・探してみようか」
出木杉「ドラえもんは・・・敵・・・ドラえもんは・・・」
スネオ「・・・・・・」
先生「絶対に・・・生き残る・・・・・・」
ジャイアン「ドラえもん・・・・・・」
しずか「・・・・・・」
のび太「・・・絶対・・・・・・守ってみせる・・・・・・」
―――
――
―
ドラえもん「・・・遅い」
時計の針は7時を示していた。
ドラえもん「のび太君、どうしたのかな・・・」
ドラえもん「も、もしかして・・・なにか事故に巻き込まれたんじゃ・・・・・・」
ドラえもん「・・・探してみようか」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:37:26.74 ID:L0dPZ1cE0
ガタッ
ドラえもん「!まさか、ねずみ!?」ガクブル
ドラえもん「どどどどどうしよう・・・」
「・・・・・・」カチッ
ドラえもん「!・・・・・・」ドサッ
「・・・しっぽを引けば機能が停止・・・ねぇ・・・・・・」
「まぁ、暴れられることがないから一番の安全策だしな」
「それにしてもあのガキ・・・遠隔操作ができないようにプロテクトなんか掛けやがって・・・」
「もうじき母船がこの時代に来る・・・それの解除はそこでやるぞ」
「あのプロテクトの解除には22世紀のスーパーコンピュータが多量に必要だからな・・・」
ズズズズズズズズズ・・・
「!・・・来たか・・・急ぐぞ」
―――
――
―
ドラえもん「!まさか、ねずみ!?」ガクブル
ドラえもん「どどどどどうしよう・・・」
「・・・・・・」カチッ
ドラえもん「!・・・・・・」ドサッ
「・・・しっぽを引けば機能が停止・・・ねぇ・・・・・・」
「まぁ、暴れられることがないから一番の安全策だしな」
「それにしてもあのガキ・・・遠隔操作ができないようにプロテクトなんか掛けやがって・・・」
「もうじき母船がこの時代に来る・・・それの解除はそこでやるぞ」
「あのプロテクトの解除には22世紀のスーパーコンピュータが多量に必要だからな・・・」
ズズズズズズズズズ・・・
「!・・・来たか・・・急ぐぞ」
―――
――
―
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:40:03.96 ID:L0dPZ1cE0
スネ吉「・・・・・・ここは・・・」
たまこ「小学校の校庭・・・」
しずか母「確か転送場所は空き地だってセワシさんが・・・・・・まさか・・・・・・!」
先生「もうドラえもんはトーキョーマツシバに・・・・・・!」
ジャイアン「・・・?俺らと同じ格好した奴がたくさんいるけど・・・」
出木杉「日本人しかいないね・・・・・・」
のび太「・・・・・・」
スネオ「本当に始まるんだね・・・・・・」
出木杉「・・・・・・ん?」
しずか「出木杉さん、どうしたの?」
出木杉「いや、遠くの空になにか光が・・・」
のび太「飛行機・・・には見えないな・・・」
たまこ「小学校の校庭・・・」
しずか母「確か転送場所は空き地だってセワシさんが・・・・・・まさか・・・・・・!」
先生「もうドラえもんはトーキョーマツシバに・・・・・・!」
ジャイアン「・・・?俺らと同じ格好した奴がたくさんいるけど・・・」
出木杉「日本人しかいないね・・・・・・」
のび太「・・・・・・」
スネオ「本当に始まるんだね・・・・・・」
出木杉「・・・・・・ん?」
しずか「出木杉さん、どうしたの?」
出木杉「いや、遠くの空になにか光が・・・」
のび太「飛行機・・・には見えないな・・・」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:42:17.03 ID:L0dPZ1cE0
ズズズズズズズズズ・・・
先生「あ、あれは・・・」
スネ吉「彼の言っていた要塞・・・か・・・」
ズズズズズズズズズ・・・
ジャイアン「なんだぁありゃあ!」
スネオ「でかい・・・!」
ズズズズズズズズズズズ
「なンッだッアレッ」
「UFOみたいだな・・・」
「でも足が付いてるッ」
「霞ヶ浦を覆うくらいのでかさだなぁ・・・あれ」
のび太「・・・なんてことだ・・・」
「ちゅうもーーーく!!」
のび太「!!」
先生「あ、あれは・・・」
スネ吉「彼の言っていた要塞・・・か・・・」
ズズズズズズズズズ・・・
ジャイアン「なんだぁありゃあ!」
スネオ「でかい・・・!」
ズズズズズズズズズズズ
「なンッだッアレッ」
「UFOみたいだな・・・」
「でも足が付いてるッ」
「霞ヶ浦を覆うくらいのでかさだなぁ・・・あれ」
のび太「・・・なんてことだ・・・」
「ちゅうもーーーく!!」
のび太「!!」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:43:10.43 ID:L0dPZ1cE0
「ちゅうもーーーく!!」
しずか「あ、あの人って・・・・・・」
のび太「セワシ・・・・・・!」
セワシ「君たちの部屋のブラックボールは我々が制御している!だから我々に逆らうことはできない!!」
校庭の朝礼台の前にはセワシと6人の大人、そしてパソコンが繋がった黒く輝く球。
セワシ「君たちには今からあの要塞の中で戦ってもらう!」
セワシ「我々も無駄に戦力を消費したくはない!なるべく生きて帰るように!!」
「ざッけンなテメェ!!」
「いきなり何言ッてんだァ!!」
セワシ「・・・君たちも自分の頭の中に爆弾が入っていることは知っているだろう!!」
しずか「なっ・・・」
先生「・・・・・・」
しずか「あ、あの人って・・・・・・」
のび太「セワシ・・・・・・!」
セワシ「君たちの部屋のブラックボールは我々が制御している!だから我々に逆らうことはできない!!」
校庭の朝礼台の前にはセワシと6人の大人、そしてパソコンが繋がった黒く輝く球。
セワシ「君たちには今からあの要塞の中で戦ってもらう!」
セワシ「我々も無駄に戦力を消費したくはない!なるべく生きて帰るように!!」
「ざッけンなテメェ!!」
「いきなり何言ッてんだァ!!」
セワシ「・・・君たちも自分の頭の中に爆弾が入っていることは知っているだろう!!」
しずか「なっ・・・」
先生「・・・・・・」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:46:10.07 ID:L0dPZ1cE0
セワシ「今君たちは我々の管理下の中にある!これがどういうことか分かるだろう!!」
出木杉「・・・今の話は・・・本当ですか・・・?」
先生「・・・・・・」
出木杉「先生!!」
先生「すまない・・・君たちが混乱すると思って・・・」
出木杉「・・・・・・」
スネオ「そんな・・・・・・ママーーー!」
のび太「くっ・・・・・・」
「なら俺の頭吹ッ飛ばしてみろぉ!!」
のび太「!!」
のび太の横にいたスキンヘッドの青年が双銃身の巨大な銃をセワシ達に向けてそう言い放った
先生「き、きみ!よしなさいっ!!」
「うるせぇ!!」
先生「っ・・・・・・!」
出木杉「・・・今の話は・・・本当ですか・・・?」
先生「・・・・・・」
出木杉「先生!!」
先生「すまない・・・君たちが混乱すると思って・・・」
出木杉「・・・・・・」
スネオ「そんな・・・・・・ママーーー!」
のび太「くっ・・・・・・」
「なら俺の頭吹ッ飛ばしてみろぉ!!」
のび太「!!」
のび太の横にいたスキンヘッドの青年が双銃身の巨大な銃をセワシ達に向けてそう言い放った
先生「き、きみ!よしなさいっ!!」
「うるせぇ!!」
先生「っ・・・・・・!」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:47:29.55 ID:L0dPZ1cE0
セワシ「・・・・・・やれ」
「あぁ?」
セワシの命令と同時に朝礼台の前にいた一人の大人がパソコンをいじり始めた
直後―――僅かな破裂音とともに青年の頭が消し飛ぶ
まわりに飛び散った彼の頭部の欠片の一部がのび太達の身体にへばり付いた
のび太「うっ・・・・・・」
しずか「きゃあああぁぁぁああ」
ジャイアン「・・・・・・」ゲボオォッォ
スネオ「」
出木杉「・・・汚いなぁ・・・」
セワシ「・・・現在アオダヌキ星人の所在地は敵の母船であること以外不明だ!」
セワシ「しかしあの要塞の中には敵の母船のマップデータがある!!」
「あぁ?」
セワシの命令と同時に朝礼台の前にいた一人の大人がパソコンをいじり始めた
直後―――僅かな破裂音とともに青年の頭が消し飛ぶ
まわりに飛び散った彼の頭部の欠片の一部がのび太達の身体にへばり付いた
のび太「うっ・・・・・・」
しずか「きゃあああぁぁぁああ」
ジャイアン「・・・・・・」ゲボオォッォ
スネオ「」
出木杉「・・・汚いなぁ・・・」
セワシ「・・・現在アオダヌキ星人の所在地は敵の母船であること以外不明だ!」
セワシ「しかしあの要塞の中には敵の母船のマップデータがある!!」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:48:41.87 ID:L0dPZ1cE0
セワシ「それを手に入れることで我々は苦も無くターゲットの近くへ向かうことができる!」
セワシ「だからまず諸君と私をそのマップデータの保管された場所に転送する!!」
セワシ「そこで敵がどんなものかも知ってもらいたい!もちろん殲滅が最優先だ!!」
セワシ「では、今から転送を開始する!!」
ジジジジジ
「ざけンなッ」
「てめぇらふざけんじゃねぇぞ!!」
「ああああああああああ」
先生「みんな・・・・・・行くぞ・・・・・・!」
たまこ「・・・・・・」ドキン ドキン
スネ吉「フゥー・・・フゥー・・・」
しずか母「・・・・・・」ガクガク
セワシ「だからまず諸君と私をそのマップデータの保管された場所に転送する!!」
セワシ「そこで敵がどんなものかも知ってもらいたい!もちろん殲滅が最優先だ!!」
セワシ「では、今から転送を開始する!!」
ジジジジジ
「ざけンなッ」
「てめぇらふざけんじゃねぇぞ!!」
「ああああああああああ」
先生「みんな・・・・・・行くぞ・・・・・・!」
たまこ「・・・・・・」ドキン ドキン
スネ吉「フゥー・・・フゥー・・・」
しずか母「・・・・・・」ガクガク
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:49:23.89 ID:L0dPZ1cE0
出木杉「ハァッ・・・ハァッ・・・」
しずか「うっ・・・ぐうっ・・・・・・」
のび太「・・・・・・」
ジャイアン「死んでたまるかっ・・・死んでたまるかっ・・・」
スネオ「ママーーーママーーー」
「・・・セワシさんを含む全員の転送が終了しました」
「・・・よし、セワシさんが任務を終えたら全員を各部屋に戻せ」
「わかりました」
「・・・アメリカや中華合衆国の未来人よりも先に敵の母船への侵入経路を確保したいですね・・・」
「まぁ・・・あの要塞にはAD(アオダヌキ)もいないだろうしな」
「くそっ・・・このブラックボールを作ったのはセワシさんなのに・・・」
「制作権のはく奪・・・チャイナのやりそうなことだ・・・」
しずか「うっ・・・ぐうっ・・・・・・」
のび太「・・・・・・」
ジャイアン「死んでたまるかっ・・・死んでたまるかっ・・・」
スネオ「ママーーーママーーー」
「・・・セワシさんを含む全員の転送が終了しました」
「・・・よし、セワシさんが任務を終えたら全員を各部屋に戻せ」
「わかりました」
「・・・アメリカや中華合衆国の未来人よりも先に敵の母船への侵入経路を確保したいですね・・・」
「まぁ・・・あの要塞にはAD(アオダヌキ)もいないだろうしな」
「くそっ・・・このブラックボールを作ったのはセワシさんなのに・・・」
「制作権のはく奪・・・チャイナのやりそうなことだ・・・」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:50:35.15 ID:L0dPZ1cE0
「アメリカもCEOの座を狙ってウチの本社にクラッキング仕掛けてきやがったし・・・」
「証拠も残さなかったから訴えた俺らが悪者みたいに・・・・・・」
「・・・とにかく我々は、地球破壊爆弾の発動を阻止することだけ考えよう・・・」
―――
――
―
セワシ「・・・情報管理センター・・・・・・よし、ちゃんと転送されたな」
「普通の街じゃねえかッ」
「なンだこのでけぇ建物・・・」
「300mはあンじゃねぇか?」
「人が見当ンねぇなあ・・・」
「広いなぁここ・・・・・・」
「ここマジであの要塞の中かよッ」
のび太「・・・この要塞の中に・・・ドラえもんが・・・・・・」
「証拠も残さなかったから訴えた俺らが悪者みたいに・・・・・・」
「・・・とにかく我々は、地球破壊爆弾の発動を阻止することだけ考えよう・・・」
―――
――
―
セワシ「・・・情報管理センター・・・・・・よし、ちゃんと転送されたな」
「普通の街じゃねえかッ」
「なンだこのでけぇ建物・・・」
「300mはあンじゃねぇか?」
「人が見当ンねぇなあ・・・」
「広いなぁここ・・・・・・」
「ここマジであの要塞の中かよッ」
のび太「・・・この要塞の中に・・・ドラえもんが・・・・・・」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:52:49.21 ID:L0dPZ1cE0
出木杉「・・・野比くん、ここは母船ではないみたいだよ」
のび太「えっ・・・あっ・・・そんなこと言ってたな・・・・・・」
出木杉「(・・・ドラえもんのことで頭が一杯だったんだな・・・)」
しずか「嫌だぁ・・・・・・嫌だぁ・・・・・・」
出木杉「しずか君、しっかり・・・」
ジャイアン「スネオぉ!ビビってんじゃねぇよ!」
スネオ「そんなこと言ったってぇ~・・・」
セワシ「諸君!私は今からこの情報センターの中に入り、敵の母船のマップデータを手に入れる!」
セワシ「諸君らには、建物外からやってくるであろう機械兵の殲滅を頼みたい!!」
セワシ「相手はこちらを殺しに来る!諸君らもその気持ちで行くように!!」
先生「・・・・・・」ドキンドキン
ズン・・・ズン・・・
セワシ「・・・来たぞぉ!」
のび太「えっ・・・あっ・・・そんなこと言ってたな・・・・・・」
出木杉「(・・・ドラえもんのことで頭が一杯だったんだな・・・)」
しずか「嫌だぁ・・・・・・嫌だぁ・・・・・・」
出木杉「しずか君、しっかり・・・」
ジャイアン「スネオぉ!ビビってんじゃねぇよ!」
スネオ「そんなこと言ったってぇ~・・・」
セワシ「諸君!私は今からこの情報センターの中に入り、敵の母船のマップデータを手に入れる!」
セワシ「諸君らには、建物外からやってくるであろう機械兵の殲滅を頼みたい!!」
セワシ「相手はこちらを殺しに来る!諸君らもその気持ちで行くように!!」
先生「・・・・・・」ドキンドキン
ズン・・・ズン・・・
セワシ「・・・来たぞぉ!」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:54:31.76 ID:L0dPZ1cE0
のび太「!!」
ズン・・・ズン・・・
スネ吉「おいおい・・・なんだありゃあ・・・」
ズン・・・ズン・・・
しずか母「20mはあるわね・・・・・・」
ズン・・・ズン・・・
たまこ「なにあれ・・・右手にバズーカ砲・・・?」
ズン・・・ズン・・・
出木杉「・・・四方から来てる・・・多すぎて数えられない・・・!」
ズン・・・ズン・・・
しずか「ハアッ・・・フウッ・・・フウッ・・・・・・」
ズンッ ズンッ
のび太「ドラえもんを・・・助けるんだ・・・絶対・・・絶対・・・」
ズンッ
ズン・・・ズン・・・
スネ吉「おいおい・・・なんだありゃあ・・・」
ズン・・・ズン・・・
しずか母「20mはあるわね・・・・・・」
ズン・・・ズン・・・
たまこ「なにあれ・・・右手にバズーカ砲・・・?」
ズン・・・ズン・・・
出木杉「・・・四方から来てる・・・多すぎて数えられない・・・!」
ズン・・・ズン・・・
しずか「ハアッ・・・フウッ・・・フウッ・・・・・・」
ズンッ ズンッ
のび太「ドラえもんを・・・助けるんだ・・・絶対・・・絶対・・・」
ズンッ
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:55:34.09 ID:L0dPZ1cE0
セワシ「君たちならこの数ぐらいどうってことないはずだ!」
セワシ「撃てッ!!撃てッ!!」
「うッうおおおおおおおおおおおおお」
「わああああああああああああああ」
ギョーン ギョーン ギョーン ギョーン
ジャイアン「あああああああああああ」ギョーン ギョーン
ババンッ バンッ ドンッ ドドン
機械兵「・・・・・・」
キュイイイイイイイイイイイイン
スネオ「わっわわ」
先生「みんな避けろーーー!!」
機械兵の武器から飛び出したのは円盤状のカッターであった
ザクッ ブシャアアアアアア
セワシ「撃てッ!!撃てッ!!」
「うッうおおおおおおおおおおおおお」
「わああああああああああああああ」
ギョーン ギョーン ギョーン ギョーン
ジャイアン「あああああああああああ」ギョーン ギョーン
ババンッ バンッ ドンッ ドドン
機械兵「・・・・・・」
キュイイイイイイイイイイイイン
スネオ「わっわわ」
先生「みんな避けろーーー!!」
機械兵の武器から飛び出したのは円盤状のカッターであった
ザクッ ブシャアアアアアア
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:56:11.84 ID:L0dPZ1cE0
「あぁあ無理だああああああ」
「死ぬうううううう」
しずか「いやあああああああああああああ」
のび太「死ぬかよおおおおおおおおお」ギョーン ギョーン
ババンッ バン
のび太「くそっ・・・効いてんのかこれっ」
スネ吉「フウッ」ギョーン ギョーン ギョーン ギョーン
ドン ドン ドンッ ドドン
スネオ「す、凄い・・・・・・」
スネ吉「まっ、この銃が凄いだけだけどなっ」
スネオ「・・・そっ、そういえば先生たちはっ?」
スネ吉「多分ステルス使って透明になってんだよ」ギョーン ギョーン
スネオ「僕にもできるっ!?」
スネ吉「ああ、その腕に付けたコントローラーをいじればいいんだ」ギョーン ギョーン
「死ぬうううううう」
しずか「いやあああああああああああああ」
のび太「死ぬかよおおおおおおおおお」ギョーン ギョーン
ババンッ バン
のび太「くそっ・・・効いてんのかこれっ」
スネ吉「フウッ」ギョーン ギョーン ギョーン ギョーン
ドン ドン ドンッ ドドン
スネオ「す、凄い・・・・・・」
スネ吉「まっ、この銃が凄いだけだけどなっ」
スネオ「・・・そっ、そういえば先生たちはっ?」
スネ吉「多分ステルス使って透明になってんだよ」ギョーン ギョーン
スネオ「僕にもできるっ!?」
スネ吉「ああ、その腕に付けたコントローラーをいじればいいんだ」ギョーン ギョーン
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:56:55.71 ID:L0dPZ1cE0
スネオ「よしっ・・・」グリッ グリッ
スウゥゥ・・・
スネ吉「おおっ視えないぞっ」
スネオ「すごいやっこれなら安全に戦えるかも・・・」ギョーン ギョーン
先生「(25・・・26・・・27・・・28・・・)」カチッ カチッ カチッ カチッ
先生「(よし、ロックオン完了!一気にいくぞい!)」ギョーン ギョーン
ドドドドドドドドドドドンッ ドドドドドドドドドドドンッ
出木杉「うおっ」
のび太「一気にあんなに・・・凄い・・・・・・」
「こいつらッ ステルスには反応出来てねぇッ!」
「楽勝なンじゃねぇかッ!?」
「一気にいくぞッ」
「ン・・・・・・おい、アレ・・・・・・」
「あ?」
スウゥゥ・・・
スネ吉「おおっ視えないぞっ」
スネオ「すごいやっこれなら安全に戦えるかも・・・」ギョーン ギョーン
先生「(25・・・26・・・27・・・28・・・)」カチッ カチッ カチッ カチッ
先生「(よし、ロックオン完了!一気にいくぞい!)」ギョーン ギョーン
ドドドドドドドドドドドンッ ドドドドドドドドドドドンッ
出木杉「うおっ」
のび太「一気にあんなに・・・凄い・・・・・・」
「こいつらッ ステルスには反応出来てねぇッ!」
「楽勝なンじゃねぇかッ!?」
「一気にいくぞッ」
「ン・・・・・・おい、アレ・・・・・・」
「あ?」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:57:38.19 ID:L0dPZ1cE0
「あの黒い機械兵達の後ろ・・・」
「あッ」
ジャイアン「フゥー・・・フゥー・・・んん?」
スネ吉「白い・・・機械兵・・・?」
漆黒の小さな戦士たちが黒い機械に混ざった真逆の色彩を認めた直後、
そこから白い光が広がり始めた
「なッ・・・ンだッ・・・・・・」
「害は・・・無さそうだな・・・・・・」
バチバチバチッ
「えっ」
先生「・・・!ステルスが・・・!」
たまこ「どうしてっコントローラーがっ・・・動かないっ!」
しずか母「銃の液晶も消えてる・・・!」
先生「ロックオンはもうできない・・・」
「あッ」
ジャイアン「フゥー・・・フゥー・・・んん?」
スネ吉「白い・・・機械兵・・・?」
漆黒の小さな戦士たちが黒い機械に混ざった真逆の色彩を認めた直後、
そこから白い光が広がり始めた
「なッ・・・ンだッ・・・・・・」
「害は・・・無さそうだな・・・・・・」
バチバチバチッ
「えっ」
先生「・・・!ステルスが・・・!」
たまこ「どうしてっコントローラーがっ・・・動かないっ!」
しずか母「銃の液晶も消えてる・・・!」
先生「ロックオンはもうできない・・・」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:58:09.18 ID:L0dPZ1cE0
バチバチッ
スネオ「スッステルスがっ」
スネ吉「落ち着けっ!スーツが壊されたわけじゃないっ!」
スネオ「うっうん・・・」
のび太「なんなんだ・・・あの白い機械兵・・・」
しずか「・・・嫌な予感がするわ・・・」
出木杉「・・・・・・」
直後、機械兵が一瞬戦士達の視界から消えた
そうかと思えば多量の小さな人形が空を舞っていた
その人形、否、人間達の四肢は通常では有り得ない方向を向いていた
先生「なっ・・・早っ・・・・・・」
ジャイアン「先生っ!」
先生「!・・・っ」グキャ ミシッ・・・
ドサッ
スネオ「スッステルスがっ」
スネ吉「落ち着けっ!スーツが壊されたわけじゃないっ!」
スネオ「うっうん・・・」
のび太「なんなんだ・・・あの白い機械兵・・・」
しずか「・・・嫌な予感がするわ・・・」
出木杉「・・・・・・」
直後、機械兵が一瞬戦士達の視界から消えた
そうかと思えば多量の小さな人形が空を舞っていた
その人形、否、人間達の四肢は通常では有り得ない方向を向いていた
先生「なっ・・・早っ・・・・・・」
ジャイアン「先生っ!」
先生「!・・・っ」グキャ ミシッ・・・
ドサッ
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 22:59:11.66 ID:L0dPZ1cE0
ジャイアン「う・・・うおおおおおおっ!!」ギョーン ギョーン
ジャイアン「クソッ 早いッ」
スネオ「・・・・・・無理だ・・・こんなの・・・」
―――
――
―
セワシ「・・・あぁ、そうだ。『腕だけ』転送してくれ」
端末に向けて放ったその言葉の後すぐ、セワシの両腕に巨大な機械の腕がレーザーを通して転送された
セワシ「まったく・・・こんな分厚い扉を作りやがって・・・・・・」
ガァァン ガキイィィィン ガンッ
セワシ「フゥー・・・・・・あった、これだな・・・」
セワシはメインコンピュータと自分の携帯端末を繋いで情報をコピーした
セワシ「よし、転送を開始してくれ・・・なに?クラッキング?復旧には・・・15分か・・・」
セワシ「わかった。なるべく早急に頼むぞ」
ジャイアン「クソッ 早いッ」
スネオ「・・・・・・無理だ・・・こんなの・・・」
―――
――
―
セワシ「・・・あぁ、そうだ。『腕だけ』転送してくれ」
端末に向けて放ったその言葉の後すぐ、セワシの両腕に巨大な機械の腕がレーザーを通して転送された
セワシ「まったく・・・こんな分厚い扉を作りやがって・・・・・・」
ガァァン ガキイィィィン ガンッ
セワシ「フゥー・・・・・・あった、これだな・・・」
セワシはメインコンピュータと自分の携帯端末を繋いで情報をコピーした
セワシ「よし、転送を開始してくれ・・・なに?クラッキング?復旧には・・・15分か・・・」
セワシ「わかった。なるべく早急に頼むぞ」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 23:00:53.38 ID:L0dPZ1cE0
セワシ「・・・しょうがない、準備運動でもするか・・・・・・」
―――
――
―
「なンだこいつらぁ!速ぇ!!」
「痛ッてええええ!!あああ!!腕があああ!!」
出木杉「白い機械兵の攻撃を避けつつ黒い機械兵のカッターにも当たってはいけない・・・」
のび太「そりゃキツいぜっ!」ギョーン ギョーン
しずか「くっ・・・ロックオンもできないしっ・・・」
スネオ「ハアッハアッハアッ」
しずか母「死にたくない・・・死にたくない・・・・・・」ブツブツ
しずか「ママっ!!危ないっ!!」
しずか母「・・・!」
瞬間、巨大なカッターがしずか母の胴と首を切り離した
しずか「あ、ああああぁ」
―――
――
―
「なンだこいつらぁ!速ぇ!!」
「痛ッてええええ!!あああ!!腕があああ!!」
出木杉「白い機械兵の攻撃を避けつつ黒い機械兵のカッターにも当たってはいけない・・・」
のび太「そりゃキツいぜっ!」ギョーン ギョーン
しずか「くっ・・・ロックオンもできないしっ・・・」
スネオ「ハアッハアッハアッ」
しずか母「死にたくない・・・死にたくない・・・・・・」ブツブツ
しずか「ママっ!!危ないっ!!」
しずか母「・・・!」
瞬間、巨大なカッターがしずか母の胴と首を切り離した
しずか「あ、ああああぁ」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 23:02:10.04 ID:L0dPZ1cE0
のび太「しずかちゃんっ!しっかりして!!」
しずか「ママ・・・・・・ママ・・・・・・」
しずか「わあああああああああぁぁあっあ」バシュッ バシュッ バシュッ
出木杉「しずか君っ落ち着いてっ!」
しずか「殺してやるっ殺してやるっ殺してやるっ殺してやるっ殺してやるっ殺してやるっ」
バシュッ バシュッ バシュッ バシュッ
Yガンの乱射。それは幸運な事に白い機械兵2体の動きを僅かな時間封じ込めることができた
しずか「スネ吉さんっ撃って!!」
スネ吉「おうっ」ギョーン ギョーン ギョーン ギョーン
ドドンッ ドドンッ
しずか「ハァ・・・ハァ・・・」
出木杉「!しずか君!!後ろ!!!」
しずか「!―――」
しずか「ママ・・・・・・ママ・・・・・・」
しずか「わあああああああああぁぁあっあ」バシュッ バシュッ バシュッ
出木杉「しずか君っ落ち着いてっ!」
しずか「殺してやるっ殺してやるっ殺してやるっ殺してやるっ殺してやるっ殺してやるっ」
バシュッ バシュッ バシュッ バシュッ
Yガンの乱射。それは幸運な事に白い機械兵2体の動きを僅かな時間封じ込めることができた
しずか「スネ吉さんっ撃って!!」
スネ吉「おうっ」ギョーン ギョーン ギョーン ギョーン
ドドンッ ドドンッ
しずか「ハァ・・・ハァ・・・」
出木杉「!しずか君!!後ろ!!!」
しずか「!―――」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 23:03:02.06 ID:L0dPZ1cE0
直後、耳障りな金属音が辺りに響く
しずか「・・・・・・?」
しずかが目を開けると、そこには見たことのある後ろ姿があった
のび太「セワシ・・・・・・」
セワシ「・・・・・・」
そこから始まる2体の白い機械兵と巨大な腕を装備したセワシの肉弾戦
あまりの速さに戦士達は残像を微かにとらえるので精いっぱいであった
そして・・・・・・
スネオ「ニイさんっ!!あいつが狙ってる!!」
スネ吉「っ・・・・・・」
向かい合う白い悪魔と黒い戦士
スネ吉「フウッ・・・フウッ・・・フッ」
先制はスネ吉。双銃身の巨大な銃を片手に高速で動く影に乱射を繰り返す
スネ吉「くそっ当たんねぇ!!」
しずか「・・・・・・?」
しずかが目を開けると、そこには見たことのある後ろ姿があった
のび太「セワシ・・・・・・」
セワシ「・・・・・・」
そこから始まる2体の白い機械兵と巨大な腕を装備したセワシの肉弾戦
あまりの速さに戦士達は残像を微かにとらえるので精いっぱいであった
そして・・・・・・
スネオ「ニイさんっ!!あいつが狙ってる!!」
スネ吉「っ・・・・・・」
向かい合う白い悪魔と黒い戦士
スネ吉「フウッ・・・フウッ・・・フッ」
先制はスネ吉。双銃身の巨大な銃を片手に高速で動く影に乱射を繰り返す
スネ吉「くそっ当たんねぇ!!」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 23:03:45.87 ID:L0dPZ1cE0
ジャイアン「俺たちも加勢するぞ!」ギョーン ギョーン
しずか「あああああああああ」バシュッ バシュ バシュッ
スネオ「うおおおおおおおおおお」ギョーン ギョーン ギョーン
のび太「アイツ・・・一番速い・・・・・・!」
出木杉「!・・・野比君・・・アレ・・・」
のび太「・・・・・・っ・・・嘘・・・」
地べたに転がった無数の黒の中にたまこの姿があった
のび太「うわあああああ!ママッ!ママッ!!」
出木杉「くっ・・・・・・」
―――
――
―
ガァァァン ガキイイイィィン
セワシ「・・・・・・・」
しずか「あああああああああ」バシュッ バシュ バシュッ
スネオ「うおおおおおおおおおお」ギョーン ギョーン ギョーン
のび太「アイツ・・・一番速い・・・・・・!」
出木杉「!・・・野比君・・・アレ・・・」
のび太「・・・・・・っ・・・嘘・・・」
地べたに転がった無数の黒の中にたまこの姿があった
のび太「うわあああああ!ママッ!ママッ!!」
出木杉「くっ・・・・・・」
―――
――
―
ガァァァン ガキイイイィィン
セワシ「・・・・・・・」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 23:04:44.10 ID:L0dPZ1cE0
セワシがおもむろに機械の腕の手のひらを広げると、そこから白い光線が飛び出した
光線を避けようとしてよろける機械兵、そして振られるセワシの機械の右腕―――
表情など無い形だけの頭部は、粉々に飛び散った
ジジジジジ
セワシ「ん?・・・やっとか・・・」
―――
――
―
スネ吉「おおおおおぉぉお!!」ギョーン ギョーン
空振り――1発も当たらない
スネ吉「クソッ!クソッ!」ギョーン ギョーン
スネ吉「おおおおお―――ごふっ・・・・・・」グキャッ
ジャイアン「!」
スネオ「ニイさんっ!!」
光線を避けようとしてよろける機械兵、そして振られるセワシの機械の右腕―――
表情など無い形だけの頭部は、粉々に飛び散った
ジジジジジ
セワシ「ん?・・・やっとか・・・」
―――
――
―
スネ吉「おおおおおぉぉお!!」ギョーン ギョーン
空振り――1発も当たらない
スネ吉「クソッ!クソッ!」ギョーン ギョーン
スネ吉「おおおおお―――ごふっ・・・・・・」グキャッ
ジャイアン「!」
スネオ「ニイさんっ!!」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 23:05:41.51 ID:L0dPZ1cE0
しずか「くっ・・・」バシュッ バシュッ
スネ吉「ヒューーー・・・・・・ヒューーー・・・・・・」ガクガク
スネオ「しっかりしてよぉ!!」
ジジジジジ
のび太「!!」ギョーン
出木杉「終わったのか!?」
スネ吉「・・・・・・」ガクガク
スネオ「死なないでェ!!」
ジジジジジ
スネオ「えっ!?転送っ!??」
スネ吉「・・・・」スッ
スネオ「!・・・このでかい銃を僕に・・・?」
スネ吉「・・・」コクッ
スネ吉「ヒューーー・・・・・・ヒューーー・・・・・・」ガクガク
スネオ「しっかりしてよぉ!!」
ジジジジジ
のび太「!!」ギョーン
出木杉「終わったのか!?」
スネ吉「・・・・・・」ガクガク
スネオ「死なないでェ!!」
ジジジジジ
スネオ「えっ!?転送っ!??」
スネ吉「・・・・」スッ
スネオ「!・・・このでかい銃を僕に・・・?」
スネ吉「・・・」コクッ
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 23:06:30.95 ID:L0dPZ1cE0
スネオ「ニイさんっ!この銃はニイさんのだっ!!まだニイさんが使わなきゃだめだ!!」
スネ吉「・・」
スネオ「ニイさ―――」
―――
――
―
スネオ「―――んっ!!」
出木杉「ここは・・・最初の部屋じゃないか・・・」
しずか「ママッ・・・ママッ・・・・・・」
のび太「・・・ドラえもん・・・どこにいるんだよ・・・」
ジャイアン「・・・なんなんだよっ・・・」
ち~ん・・・
のび太「!!」
スネ吉「・・」
スネオ「ニイさ―――」
―――
――
―
スネオ「―――んっ!!」
出木杉「ここは・・・最初の部屋じゃないか・・・」
しずか「ママッ・・・ママッ・・・・・・」
のび太「・・・ドラえもん・・・どこにいるんだよ・・・」
ジャイアン「・・・なんなんだよっ・・・」
ち~ん・・・
のび太「!!」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 23:41:17.84 ID:L0dPZ1cE0
ジャイアン「『それぢわちいてんをはじぬる』・・・」
――
出木杉くん 35てん
やる気なさすぎ
TOTAL 35てん
あと65てんでクリア
――
出木杉「なんだこれっ・・・」
ジャイアン「100点取ればっ・・・終わるのか・・・?」
スネオ「そんなことよりっ!ニイさんを出せっ!!出せよっ!!」
のび太「っ!また表示が・・・・・・」
――
出木杉くん 35てん
やる気なさすぎ
TOTAL 35てん
あと65てんでクリア
――
出木杉「なんだこれっ・・・」
ジャイアン「100点取ればっ・・・終わるのか・・・?」
スネオ「そんなことよりっ!ニイさんを出せっ!!出せよっ!!」
のび太「っ!また表示が・・・・・・」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 23:42:36.24 ID:L0dPZ1cE0
――
ごうだ たしけ 80てん
暴れすぎ
TOTAL 80てん
あと20てんでクリア
――
出木杉「すごいっ・・・」
ジャイアン「・・・素直に喜べんな・・・」
――
のぞかれま 5てん
さくらんしすぎ
撃ちすぎ
TOTAL 5てん
あと95てんでクリア
――
ごうだ たしけ 80てん
暴れすぎ
TOTAL 80てん
あと20てんでクリア
――
出木杉「すごいっ・・・」
ジャイアン「・・・素直に喜べんな・・・」
――
のぞかれま 5てん
さくらんしすぎ
撃ちすぎ
TOTAL 5てん
あと95てんでクリア
――
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 23:44:01.64 ID:L0dPZ1cE0
しずか「・・・ママッ・・・ママッ・・・」
のび太「・・・・・・」
――
おぼっちゃま2号 10てん
おぼっちゃま1号にたよりすぎ
TOTAL 10てん
あと90てんでクリア
――
スネオ「ニイさんっ・・・ううっ・・・・・・」
ジャイアン「スネオ・・・・・・」
のび太「最後は僕か・・・」
――
ノビ TOTAL 100てん
100てんめにゅ~へ
――
のび太「・・・・・・」
――
おぼっちゃま2号 10てん
おぼっちゃま1号にたよりすぎ
TOTAL 10てん
あと90てんでクリア
――
スネオ「ニイさんっ・・・ううっ・・・・・・」
ジャイアン「スネオ・・・・・・」
のび太「最後は僕か・・・」
――
ノビ TOTAL 100てん
100てんめにゅ~へ
――
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 23:44:56.61 ID:L0dPZ1cE0
ジャイアン「!!すっすげっ・・・」
出木杉「『100てんめにゅ~』って・・・なんだ・・・?」
しずか「・・・・・・あっ・・・」
黒い玉に表示される2つの選択肢
――
1.より強力な武器を与えられる
2.MEMORYの中から人間を再生する
――
のび太「っ!?」
しずか「・・・・・・これって・・・!」
スネオ「!!のび太っ!ニイさんをっ!!生き返らせてくれ!!」
しずか「・・・・・・」
のび太「・・・ママ・・・・・・」
出木杉「『100てんめにゅ~』って・・・なんだ・・・?」
しずか「・・・・・・あっ・・・」
黒い玉に表示される2つの選択肢
――
1.より強力な武器を与えられる
2.MEMORYの中から人間を再生する
――
のび太「っ!?」
しずか「・・・・・・これって・・・!」
スネオ「!!のび太っ!ニイさんをっ!!生き返らせてくれ!!」
しずか「・・・・・・」
のび太「・・・ママ・・・・・・」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 23:46:27.56 ID:L0dPZ1cE0
出木杉「・・・どうするんだい、野比くん・・・」
のび太「・・・2番だ・・・今すぐ用意してくれ・・・・・・」
スネオ「っ!!おいっ!!のび太ァ!!!」
しずか「のび太さん・・・自分のお母さんを再生しなくていいの・・・・・・?」
のび太「・・・人間の命って・・・そんなチープなもんじゃないだろっ・・・・・・」
スネオ「くうっ・・・・・・おいっ!!球男っ!!ニイさんを返せっ!!先生を出せっ!!」
反応はない
スネオ「ううっ・・・ぐっ・・・・・・ふっ・・・・・・」
のび太は淡々と武器を取りに銃器以外の武器やバイクが格納されている奥の部屋へと入っていった
のび太「こいつがあれば・・・・・・一人でも・・・・・・」
―――
――
―
のび太「・・・2番だ・・・今すぐ用意してくれ・・・・・・」
スネオ「っ!!おいっ!!のび太ァ!!!」
しずか「のび太さん・・・自分のお母さんを再生しなくていいの・・・・・・?」
のび太「・・・人間の命って・・・そんなチープなもんじゃないだろっ・・・・・・」
スネオ「くうっ・・・・・・おいっ!!球男っ!!ニイさんを返せっ!!先生を出せっ!!」
反応はない
スネオ「ううっ・・・ぐっ・・・・・・ふっ・・・・・・」
のび太は淡々と武器を取りに銃器以外の武器やバイクが格納されている奥の部屋へと入っていった
のび太「こいつがあれば・・・・・・一人でも・・・・・・」
―――
――
―
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 23:47:49.89 ID:L0dPZ1cE0
ジャイアン「・・・あれから5分・・・まだ外にでれねぇぞ・・・」
出木杉「・・・また、どこかに転送されるんじゃないかな・・・」
しずか「嫌・・・・・・嫌よそんなの・・・・・・」ガクガク
スネオ「ニイさんの・・・形見・・・」
自分の手にある双銃身の巨大な銃を見ながらスネオが呟く
それを光の無い目で見つめるのび太
のび太「・・・・・・」
直後、ブラックボールから響く聞き覚えのある声
『諸君、聞こえるか』
球体の表面に浮かぶのはセワシの顔
セワシ『我々は遂にアオダヌキ星人の居場所を完全に突き止めたっ』
セワシ『それは、宇宙空間にある敵の母船の機械治療室だ』
のび太「・・・宇宙・・・・・・」
出木杉「・・・また、どこかに転送されるんじゃないかな・・・」
しずか「嫌・・・・・・嫌よそんなの・・・・・・」ガクガク
スネオ「ニイさんの・・・形見・・・」
自分の手にある双銃身の巨大な銃を見ながらスネオが呟く
それを光の無い目で見つめるのび太
のび太「・・・・・・」
直後、ブラックボールから響く聞き覚えのある声
『諸君、聞こえるか』
球体の表面に浮かぶのはセワシの顔
セワシ『我々は遂にアオダヌキ星人の居場所を完全に突き止めたっ』
セワシ『それは、宇宙空間にある敵の母船の機械治療室だ』
のび太「・・・宇宙・・・・・・」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 23:49:22.50 ID:L0dPZ1cE0
セワシ『では、今からさっきの戦闘で成績が優秀だったものを我々と共に母船へと転送するっ!』
ジャイアン「!!」
セワシ『成績不良だった者は地上での戦闘に備えて我々の用意した巨大ロボットに各自転送するっ!!』
セワシ『空からミサイル状の物体、もしくはその形をした機械兵が来たら迎撃、殲滅しろっ!』
セワシ『では今から10分後に各自転送を開始するっ!!』
セワシの顔が消えると、球体の表面にはカウントが表示され、カウントダウンが開始された
しずか「嫌ぁ・・・・・・死にたくないよぉ・・・・・・」ガクガク
ジャイアン「成績優秀者・・・のび太は確実だな・・・・・・」
のび太「・・・おそらく、ジャイアンもね・・・・・・」
スネオ「・・・・・・」ガクガク
出木杉「・・・骨川君・・・?」
ジャイアン「!!」
セワシ『成績不良だった者は地上での戦闘に備えて我々の用意した巨大ロボットに各自転送するっ!!』
セワシ『空からミサイル状の物体、もしくはその形をした機械兵が来たら迎撃、殲滅しろっ!』
セワシ『では今から10分後に各自転送を開始するっ!!』
セワシの顔が消えると、球体の表面にはカウントが表示され、カウントダウンが開始された
しずか「嫌ぁ・・・・・・死にたくないよぉ・・・・・・」ガクガク
ジャイアン「成績優秀者・・・のび太は確実だな・・・・・・」
のび太「・・・おそらく、ジャイアンもね・・・・・・」
スネオ「・・・・・・」ガクガク
出木杉「・・・骨川君・・・?」
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 23:50:36.87 ID:L0dPZ1cE0
スネオ「・・・わあああぁぁぅ!!死ぬ!!僕は次のミッションで確実に死ぬっ!!」
スネオ「神なんていないっ!!悪いことは重なるんだっ!!確率論なんか・・・無視して・・・!」
スネオ「もう・・・ダメだ・・・ダメなんだ・・・」
しずか「・・・・・・・」
出木杉「・・・あっ・・・外・・・要塞が・・・離れてく・・・・・・」
のび太「ホントだっ・・・」
ジャイアン「まさか敵が俺たちが母船に来ることに気づいたんじゃ・・・・・・」
のび太「・・・・・・フウッ・・・・・・」
しずか「・・・!!見て!!地上にっ」
ジャイアン「あれはっ・・・・・・」
地上には続々と200~300mほどの巨大な黒い塊が転送されていた
しずか「巨大ロボットって・・・・・・アレのことなのね・・・・・・」
スネオ「・・・・・・」ガクガク
スネオ「神なんていないっ!!悪いことは重なるんだっ!!確率論なんか・・・無視して・・・!」
スネオ「もう・・・ダメだ・・・ダメなんだ・・・」
しずか「・・・・・・・」
出木杉「・・・あっ・・・外・・・要塞が・・・離れてく・・・・・・」
のび太「ホントだっ・・・」
ジャイアン「まさか敵が俺たちが母船に来ることに気づいたんじゃ・・・・・・」
のび太「・・・・・・フウッ・・・・・・」
しずか「・・・!!見て!!地上にっ」
ジャイアン「あれはっ・・・・・・」
地上には続々と200~300mほどの巨大な黒い塊が転送されていた
しずか「巨大ロボットって・・・・・・アレのことなのね・・・・・・」
スネオ「・・・・・・」ガクガク
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 23:51:57.58 ID:L0dPZ1cE0
のび太「とにかく・・・みんな、生き残るんだ!!絶対にっ、諦めるなっ!!」
スネオ「のび太・・・次に100点取ったら・・・さっきの戦闘で死んだ誰かを再生してくれ・・・頼む・・・」
のび太「そこまで言うなら・・・でも・・・」
ジャイアン「・・・?」
のび太「僕が死んだ時は、決して再生しないでくれ」
出木杉「!!」
しずか「のび太さん・・・本気・・・なの・・・?」
のび太「・・・僕は命は一度きりのものだとママから教えられた」
のび太「例えそれがどんなに理不尽な死だったとしても・・・それが人生なんだって・・・」
のび太「だから・・・僕は誰も再生したくないし、自分も誰かに再生してほしくない・・・」
のび太「みんなごめん・・・勝手なこと言って・・・でも、この気持ちは変わらないよ・・・」
スネオ「のび太・・・次に100点取ったら・・・さっきの戦闘で死んだ誰かを再生してくれ・・・頼む・・・」
のび太「そこまで言うなら・・・でも・・・」
ジャイアン「・・・?」
のび太「僕が死んだ時は、決して再生しないでくれ」
出木杉「!!」
しずか「のび太さん・・・本気・・・なの・・・?」
のび太「・・・僕は命は一度きりのものだとママから教えられた」
のび太「例えそれがどんなに理不尽な死だったとしても・・・それが人生なんだって・・・」
のび太「だから・・・僕は誰も再生したくないし、自分も誰かに再生してほしくない・・・」
のび太「みんなごめん・・・勝手なこと言って・・・でも、この気持ちは変わらないよ・・・」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 23:53:18.64 ID:L0dPZ1cE0
出木杉「・・・そうか・・・わかったよ・・・野比くん・・・」
ジャイアン「のび太・・・お前がそう思うんならそれでいいんだよっ」
しずか「・・・・・・」
スネオ「のび太・・・」
のび太「みんな・・・ありがとうっ」
ジジジ・・・
スネオ「・・・きたっ」
しずか「みんな、死なないでねっ・・・」
ジャイアン「当たり前だろっ!なぁっ!!」
出木杉「・・・うんっ」
のび太「・・・生きて・・・帰ろう・・・!!」
―――
――
―
ジャイアン「のび太・・・お前がそう思うんならそれでいいんだよっ」
しずか「・・・・・・」
スネオ「のび太・・・」
のび太「みんな・・・ありがとうっ」
ジジジ・・・
スネオ「・・・きたっ」
しずか「みんな、死なないでねっ・・・」
ジャイアン「当たり前だろっ!なぁっ!!」
出木杉「・・・うんっ」
のび太「・・・生きて・・・帰ろう・・・!!」
―――
――
―
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 23:55:50.72 ID:L0dPZ1cE0
しずか「・・・暗い・・・何も見えない・・・・・・」
しずか「くっ・・・身動きも・・・取れないっ・・・」
直後、目の前の暗闇が徐々に晴れていく
しずか「・・・・・・!!」
眼前には高層ビルから見下ろしたような夜景、そして至る所で制止した二足歩行型の黒い機械
しずか「ホントにあの中なのね・・・・・・」
しずか「のび太さん・・・・・・みんな・・・・・・」
同刻―――
のび太「ここが・・・敵の母船・・・・・・」
ジャイアン「長い廊下だな・・・」
出木杉「・・・僕もこっちか・・・・・・」
「ちゅうもーーーく!!」
場にこだまする聞き飽きた声
しずか「くっ・・・身動きも・・・取れないっ・・・」
直後、目の前の暗闇が徐々に晴れていく
しずか「・・・・・・!!」
眼前には高層ビルから見下ろしたような夜景、そして至る所で制止した二足歩行型の黒い機械
しずか「ホントにあの中なのね・・・・・・」
しずか「のび太さん・・・・・・みんな・・・・・・」
同刻―――
のび太「ここが・・・敵の母船・・・・・・」
ジャイアン「長い廊下だな・・・」
出木杉「・・・僕もこっちか・・・・・・」
「ちゅうもーーーく!!」
場にこだまする聞き飽きた声
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 23:56:52.11 ID:L0dPZ1cE0
セワシ「この廊下の先にアオダヌキ星人のいる機械治療室があるッ」
セワシ「今から我々が先陣を切ってそこへ突入する!諸君には援護を頼みたいっ」
「ふッざけンな!!」
「早く帰らせろぉおおおお」
「誰がてめぇらの命令なンか聞くかッ」
セワシ「・・・君たちの頭には爆弾があることを思い出させてやろうか?」
それを聞いて徐々に静まる戦士達
セワシ「・・・では行くぞっ」
セワシと3名の側近達が50mほど先の機械治療室に向かって歩き出した
それに続いてゆく黒の集団
のび太「(・・・この先にドラえもんが・・・・・・!)」
セワシ「(・・・おかしい・・・何故人どころか機械兵もいないんだ・・・?)」
セワシ「(・・・いったい・・・・・・)」
セワシ「今から我々が先陣を切ってそこへ突入する!諸君には援護を頼みたいっ」
「ふッざけンな!!」
「早く帰らせろぉおおおお」
「誰がてめぇらの命令なンか聞くかッ」
セワシ「・・・君たちの頭には爆弾があることを思い出させてやろうか?」
それを聞いて徐々に静まる戦士達
セワシ「・・・では行くぞっ」
セワシと3名の側近達が50mほど先の機械治療室に向かって歩き出した
それに続いてゆく黒の集団
のび太「(・・・この先にドラえもんが・・・・・・!)」
セワシ「(・・・おかしい・・・何故人どころか機械兵もいないんだ・・・?)」
セワシ「(・・・いったい・・・・・・)」
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 23:58:36.84 ID:L0dPZ1cE0
扉の前に着くとハードスーツを着たセワシの側近が扉を殴打し始めた
ジャイアン「(ドラえもん・・・)」
出木杉「・・・・・・」
セワシ「(ドラえもん・・・けじめは僕がつけるから・・・・・・)」
扉は7回目の打撃で完全に破壊された
セワシ「いた・・・奴だ・・・・・・」
流れるように部屋に入る戦士達
破壊された扉の向こう側には、1台の鉄のベッドがあり、その周りを様々な機械が囲んでいた
そして―――鉄の寝具の上には仰向けになった青くて丸みを帯びた物体が1つ―――
のび太「ドラ・・・えもん・・・・・・!」
セワシ「・・・」ギョーン ギョーン
のび太「っ!!」
ジャイアン「あの野郎っ・・・・・・!」
ジャイアン「(ドラえもん・・・)」
出木杉「・・・・・・」
セワシ「(ドラえもん・・・けじめは僕がつけるから・・・・・・)」
扉は7回目の打撃で完全に破壊された
セワシ「いた・・・奴だ・・・・・・」
流れるように部屋に入る戦士達
破壊された扉の向こう側には、1台の鉄のベッドがあり、その周りを様々な機械が囲んでいた
そして―――鉄の寝具の上には仰向けになった青くて丸みを帯びた物体が1つ―――
のび太「ドラ・・・えもん・・・・・・!」
セワシ「・・・」ギョーン ギョーン
のび太「っ!!」
ジャイアン「あの野郎っ・・・・・・!」
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 00:00:58.23 ID:OE5i56Ij0
出木杉「・・・・・・?」
ドラえもんに何の変化もない
すると突然、戦士達が入った扉の横の壁が爆発した
「わッ」
「なッなンだッ!?」
セワシ「まさか・・・攻撃を跳ね返したのか・・・・・・?」
直後、部屋のスピーカーから大音量の警戒音が鳴る
のび太「!?」
警報!警報!現在プロテクト解除中の型番R―01 FR001―MKⅡが攻撃を受けた!
ミラーセキュリティが発動されるレベルの攻撃を受けた為、本艦は5分後に南極へ緊急着陸する!
繰り返す!!現在プロテクト解除中の―――――
「えッ何それは・・・・・・」
「そりゃあないだろ・・・・・・」
ドラえもんに何の変化もない
すると突然、戦士達が入った扉の横の壁が爆発した
「わッ」
「なッなンだッ!?」
セワシ「まさか・・・攻撃を跳ね返したのか・・・・・・?」
直後、部屋のスピーカーから大音量の警戒音が鳴る
のび太「!?」
警報!警報!現在プロテクト解除中の型番R―01 FR001―MKⅡが攻撃を受けた!
ミラーセキュリティが発動されるレベルの攻撃を受けた為、本艦は5分後に南極へ緊急着陸する!
繰り返す!!現在プロテクト解除中の―――――
「えッ何それは・・・・・・」
「そりゃあないだろ・・・・・・」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 00:02:42.50 ID:OE5i56Ij0
セワシ「・・・着陸なんて生易しいものじゃないだろうな・・・・・・」
「墜落・・・させるでしょうね・・・・・・」
「セワシさん、おそらくトーキョーマツシバの連中はプロテクトの解除ができないと判断して・・・」
「コイツごと地球に落とそうってハラか!!」
セワシ「おそらく南極に落として世界中に大津波を発生させる予定だろうな・・・・・・」
「・・・多分奴らは未来に帰ったか、各要塞に散らばったかのどちらかでしょうね・・・」
「とにかくはやく戻りましょう!!」
セワシ「そうだな・・・・・・」
セワシは携帯端末で仲間に連絡を取る、しかし―――
セワシ「出ない・・・・・・」
「まさか、奴らにやられたんじゃ・・・・・・」
セワシ「・・・・・・」
―――
――
―
「墜落・・・させるでしょうね・・・・・・」
「セワシさん、おそらくトーキョーマツシバの連中はプロテクトの解除ができないと判断して・・・」
「コイツごと地球に落とそうってハラか!!」
セワシ「おそらく南極に落として世界中に大津波を発生させる予定だろうな・・・・・・」
「・・・多分奴らは未来に帰ったか、各要塞に散らばったかのどちらかでしょうね・・・」
「とにかくはやく戻りましょう!!」
セワシ「そうだな・・・・・・」
セワシは携帯端末で仲間に連絡を取る、しかし―――
セワシ「出ない・・・・・・」
「まさか、奴らにやられたんじゃ・・・・・・」
セワシ「・・・・・・」
―――
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99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 00:03:18.06 ID:OE5i56Ij0
のび太「ドラえもんッ!ドラえもんッ!!」
横たわるドラえもんの元にのび太が歩み寄る
しかし、ミラーのようなバリケードに邪魔されて近づくことができない
のび太「くそぉ・・・・・・」
ジャイアン「・・・」
出木杉「もう・・・ダメなのか・・・・・・」
「どッどうなるンだッ!?」
「うあわああああああああああああ」
「はやく転送しろぉぉおおおおお」
ジジ・・・
セワシ「!?」
ジジジジジ
横たわるドラえもんの元にのび太が歩み寄る
しかし、ミラーのようなバリケードに邪魔されて近づくことができない
のび太「くそぉ・・・・・・」
ジャイアン「・・・」
出木杉「もう・・・ダメなのか・・・・・・」
「どッどうなるンだッ!?」
「うあわああああああああああああ」
「はやく転送しろぉぉおおおおお」
ジジ・・・
セワシ「!?」
ジジジジジ
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 00:04:10.60 ID:OE5i56Ij0
「きたッ!!」
「帰れるッ!!」
「やッた!!生き残ッたンだ!!」
セワシ「・・・・・・いや、おそらくこれは・・・・・・」
出木杉「・・・っ!おいっ窓の外っ!!」
最初に転送された廊下の両脇に構えられた窓
まるで水族館の巨大な展示水槽のガラスのようなその窓の眼下には青く輝く見慣れた星があった
そして星と窓の間に黒い点が1つ・・・2つ・・・と次々に増えていく
セワシ「なんだと・・・・・・」
「あッアレ人かよッ!?」
「まさか・・・転送先ッて・・・」
セワシ「・・・終わったな・・・・・・」
「帰れるッ!!」
「やッた!!生き残ッたンだ!!」
セワシ「・・・・・・いや、おそらくこれは・・・・・・」
出木杉「・・・っ!おいっ窓の外っ!!」
最初に転送された廊下の両脇に構えられた窓
まるで水族館の巨大な展示水槽のガラスのようなその窓の眼下には青く輝く見慣れた星があった
そして星と窓の間に黒い点が1つ・・・2つ・・・と次々に増えていく
セワシ「なんだと・・・・・・」
「あッアレ人かよッ!?」
「まさか・・・転送先ッて・・・」
セワシ「・・・終わったな・・・・・・」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 00:05:57.42 ID:OE5i56Ij0
次々と宇宙空間に転送される黒い戦士達
転送されて数秒でスーツから液体が漏れ出し、直後硬直したまま動かなくなっていく・・・
そんな姿がまだ母船の中にいる人間の眼下に広がっていった・・・
ジャイアン「うっ・・・・・・てっ転送がっ・・・・・・」
のび太「ジャイアンっ!!」
ジャイアン「の、のび―――――」
ジジジジジ
出木杉「剛田君・・・」
のび太「ううっ・・・・・・」
出木杉「!・・・次は僕か・・・・・・」
のび太「出木杉っ!!」
出木杉「僕は・・・・・・まだ死にたくな―――」
ジジジジジ
転送されて数秒でスーツから液体が漏れ出し、直後硬直したまま動かなくなっていく・・・
そんな姿がまだ母船の中にいる人間の眼下に広がっていった・・・
ジャイアン「うっ・・・・・・てっ転送がっ・・・・・・」
のび太「ジャイアンっ!!」
ジャイアン「の、のび―――――」
ジジジジジ
出木杉「剛田君・・・」
のび太「ううっ・・・・・・」
出木杉「!・・・次は僕か・・・・・・」
のび太「出木杉っ!!」
出木杉「僕は・・・・・・まだ死にたくな―――」
ジジジジジ
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 00:06:44.94 ID:OE5i56Ij0
のび太「うっ・・・うう・・・・・・」
セワシ「・・・とうとう僕達2人だけだね、おじいちゃん」
のび太「・・・セワシ・・・・・・」
ジジ・・・
セワシ「おっと・・・もうか・・・・・・」
セワシ「おじいちゃん・・・ごめんね、つらい思いをさせて―――」
ジジジジジ
のび太「・・・・・・なんだよ・・・それ・・・」
ジジ・・・
のび太「・・・・・・・・・」
のび太「ドラえもん、最後に君の姿を見れただけでもよかったよ・・・」
のび太「じゃあね、ドラえもん―――――」
ジジジジジ
セワシ「・・・とうとう僕達2人だけだね、おじいちゃん」
のび太「・・・セワシ・・・・・・」
ジジ・・・
セワシ「おっと・・・もうか・・・・・・」
セワシ「おじいちゃん・・・ごめんね、つらい思いをさせて―――」
ジジジジジ
のび太「・・・・・・なんだよ・・・それ・・・」
ジジ・・・
のび太「・・・・・・・・・」
のび太「ドラえもん、最後に君の姿を見れただけでもよかったよ・・・」
のび太「じゃあね、ドラえもん―――――」
ジジジジジ
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 00:07:35.27 ID:OE5i56Ij0
―――
――
―
その後、ドラえもんを乗せた母船は南極大陸に猛スピードで衝突
その勢いで氷の大地は崩れ、大津波が世界を襲った
多くの人間は皆波にのまれてしまったが、巨大ロボットに転送された黒い玉の部屋の住人達
はほとんどが生き残ることができた・・・のかもしれない
―――終劇―――
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その後、ドラえもんを乗せた母船は南極大陸に猛スピードで衝突
その勢いで氷の大地は崩れ、大津波が世界を襲った
多くの人間は皆波にのまれてしまったが、巨大ロボットに転送された黒い玉の部屋の住人達
はほとんどが生き残ることができた・・・のかもしれない
―――終劇―――
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 00:09:42.89 ID:OE5i56Ij0
スネオ「どう?このSS。僕が書いたんだ」
のび太「・・・」
ジャイアン「・・・」
しずか「・・・」
出木杉「・・・・・・」
ドラえもん「・・・・・・」
スネオ「ん?気に入らなかったかな?僕の渾身の作品だったんだけど・・・」
『・・・渾身の作品()ねぇ・・・』
のび太「(・・・実名でこれを晒すって・・・アホちゃうか・・・?)」
おわり
のび太「・・・」
ジャイアン「・・・」
しずか「・・・」
出木杉「・・・・・・」
ドラえもん「・・・・・・」
スネオ「ん?気に入らなかったかな?僕の渾身の作品だったんだけど・・・」
『・・・渾身の作品()ねぇ・・・』
のび太「(・・・実名でこれを晒すって・・・アホちゃうか・・・?)」
おわり
引用元: ・のび太「アオダヌキ星人・・・・・・?」
コメント
コメント一覧 (1)
内容はつまらないし、夢落ちのgmだったわ
yamei-DO
が
しました
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さんログアウト
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