ディヴァイン「おじさんは服役中なんだ…」コナミ「圧倒的自業自得」【タッグフォース 前編
368: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/18(日) 20:13:37.48 ID:Elt67W8l0
…………………
ジャンク市場 某所
ザッザッザッザ………
鬼柳「………」
ツァン「……広いところに出たね」
コナミ「着いたのか?本拠地に」
マリア「は、はい……そのはずですけど」
ザッザッザ……
男「おや、入信希望者かな?」
ツァン「あ……教祖っぽい服着た人がいるよ」
マリア「あ、あの……」
男「ほほほ……連絡は受けています、ささこちらへ」
369: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/18(日) 20:23:07.39 ID:Elt67W8l0
男「む……ほかにも人が……友達も連れてきたのですか?」
マリア「あ………えっと……」
男「全然かまいませんよ、ほほほほ、満足の神様は来るものを拒みません」
コナミ「へー……やさしいんだな」
男「そりゃあもう……みなを満足させることが目的ですから」
ツァン「で………誰の断りを得てそんなことやってるのよ」
男「勿論満足の神様と、すべての満足のカリスマである鬼柳京介様の了承を得ております」
男「彼の顔写真の間で一日一回の黙とうは欠かせませんよ」
鬼柳「ああああああん?」ザッ
男「げええええ!!鬼柳京介!!?」
370: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/18(日) 20:33:03.33 ID:Elt67W8l0
コナミ「あそこに鬼柳の顔写真のでっかいパネルがあるぜ」
ツァン「勝手に祀られてる……ぷぷっ……」
マリア「鬼柳さん……」
鬼柳「てめえ……勝手に満足を……」
男「な、なぜアンタがここに……!!?」
男「町長で忙しいから……ネオドミノシティには来られないはずだ!」
ツァン「化けの皮剥がれんの早……」
鬼柳「お前らの宣伝が俺の町にまで来たんだよ……いい度胸じゃねーか」
男「チームサティスファクションの………うわ……!コナミまでいるじゃないか……!」
男「あの破天荒チームが……二人もだと……」
371: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/18(日) 20:53:33.65 ID:Elt67W8l0
コナミ「どうしますか鬼柳の兄貴……?こいつらホンマァ……」
男「く……くそ……!」
鬼柳「満足で金もうけしようとしたお前に……情状酌量の余地はないぜ」
鬼柳「満足の悪魔はお前たちを許さないと言っている」さっ
オーガドラグーン「……」ズズズ………
男「ひ………」
鬼柳「痛い目を見たくなければ、今までの被害者に金を返し、謝罪しろ」
鬼柳「『私たちは満足を騙ったインチキ宗教です』となあぁあーーーー!!」
ゴオオオオオ……!!
ツァン「…………あ、あそこにデュエルディスク屋がある……見てきていい?」
コナミ「すっかり飽きてるし……」
373: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/18(日) 21:04:37.87 ID:Elt67W8l0
男「く………ネオドミノシティだけで宣伝してりゃあ……」
鬼柳「この情報社会では時間の問題だろうがな」
マリア「………やっぱり……インチキだったんですね……」
鬼柳「さあ………今すぐ俺たちの前で満足教を解体してもらおうか……」
男「なら鬼柳さん………デュエルで決めましょう………」」
鬼柳「?……」
男「デュエルで勝ったら……満足教を認めてもらいます」
コナミ「おいおい………鬼柳とデュエルだって?」
コナミ「………どう考えても無茶だぜ」
鬼柳「俺に勝てると思うか?」
376: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/18(日) 21:21:15.65 ID:Elt67W8l0
男「ふふ……ふふ、もちろん代打バッターは用意させてもらいますよ」
鬼柳「そんなことをしても無駄だと思うが……まあいいだろう」
鬼柳「そのデュエル、この鬼柳京介が受けよう、お前らに満足を教えてやる」
男「ふふふ………鬼柳さん……あなたが強いのは承知しています」
男「ですがデッキは広く知れ渡っている、対策は取れる」
コナミ「そうか……インフェルニティは弱点も多いから」
ツァン「ユニコーンにも封殺されたしね……」
鬼柳「構わねえよ、それくらいならな」
男「そうですか、では連絡を取るので少しお待ちを、突然の事だったんでね」
プルルルル…………
379: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/18(日) 21:33:44.30 ID:Elt67W8l0
………………
20分後
コナミ「刃物が飛び出るデュエルディスクか…流石サテライト」 ジャゴッ
ツァン「一回ちゃんと取りしまったほうがいいよこれ……鈍器として使えるデュエルディスクだって……重!」ズシッ
コナミ「デュエルディスク用ラメとかあるぞ、ツァンどうだ?」
ツァン「うーん……趣味じゃないなぁ」
鬼柳「懐かしいな……このデュエルアンカー」ガシャッ
マリア「あ……誰か来たみたいです」
男「助っ人が登場しました、鬼柳さん始めましょうか」
鬼柳「ん?ああ」ザッ
381: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/18(日) 21:52:50.46 ID:Elt67W8l0
シド「よおぉ………突然助っ人とはな」
男「シドさん、電話で話した通り鬼柳さんと戦ってください、この満足教の未来がかかっているんです」
シド「噂の宗教、本当に始めるとはな、っへへへ、貰うもん貰えるなら俺は構わねえけどよ」
鬼柳「あいつが対戦相手か……滅茶苦茶マーカーがあるな」
ツァン「絵にかいたような強面……」
コナミ「あ……あいつ知ってるぞ、シドだ、旧サテライト時代に盗みやってよくセキュリティに捕まってたな」
ツァン「………………あ、僕も思い出した」
鬼柳「知り合いかよ?意外だな」
ツァン「いや、違うよ、結構前にDホイール連続窃盗事件があったでしょ?ニュースで話題になっていたやつ」
ツァン「あれの首謀者に顔が似てる………名前もそんな感じだったはず」
418: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/21(水) 20:01:11.72 ID:jbTA+U1O0
シド「だがあのサティスファクションの鬼柳が相手じゃすこし骨だな」チラッ
鬼柳「じゃあ、さっさと始めようぜ」
男「しかし彼のインフェルニティは……」
シド「ああ、対策はばっちりだぜ……へへへへへへ、すっかり腑抜けちまったあいつにサテライト流デュエルの恐ろしさを思い出してもらうとするか」
コナミ「約束は守れよ、デュエルの不文律だ」
男「わかってますよ、鬼柳さんに負けたらきっぱりと満足教は解体させていただきます」
ツァン「鬼柳に勝てると思ってるの……世界一だよ?」
シド「キングってわけか………元キングにならないように気を付けろよ、へへへ……」
ガシャッ
鬼柳「行くぞ!」
マリア「あの人顔怖い………」びくびく
419: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/21(水) 20:08:10.35 ID:jbTA+U1O0
シド「じゃあデュエルといこうか、先攻後攻はこのコインで決めさせてもらうぜ」サッ
シド「表だったら俺が先行、裏ならお前が先行だ」
鬼柳「いいだろう」
ピー――――――ンぱしっ
シド「……わるいなぁ……表だ、先攻は貰ったぜ」
コナミ「………あのコインどっちも表じゃね?」
ツァン「え?まさかぁ……」
マリア「鬼柳さんに私の運の悪さが伝染しちゃいましたぁ……」
鬼柳「些末なことだぜ、こんなもん」
シド(奴らの位置からは遠くて見えないだろうがどちらも表なんだよなこれは…ダーティプレイも忘れちまったか)
シド「俺は先行一ターン目に……」ザッ 手札5
420: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/21(水) 20:14:50.82 ID:jbTA+U1O0
シド「聖なるあかりを召喚してやる!」バッ
《聖なるあかり/Consecrated Light》 †
効果モンスター
星1/光属性/天使族/攻 0/守 0
このカードは闇属性モンスターとの戦闘では破壊されず、
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
闇属性モンスターは攻撃宣言できず、
お互いに闇属性モンスターを召喚・特殊召喚できない。
あかり「わあっ」攻0
ツァン「!聖なるあかり……?まさか!?」
シド「こいつがいる限り闇属性モンスターは攻撃できねえんだなぁ、わるいな鬼柳」
コナミ「インフェルニティはすべてが闇属性で構成されている……天敵じゃねーか……」
マリア「あんなモンスターを使われるなんて……私の運が……やっぱり……」
鬼柳「やはりな……アンチデッキを組んできたか」
シド「まさか汚ねえとはいわないよなぁ……へへへ、カードをセットしてターン終了だ!」バッ 手札3
422: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/21(水) 20:24:33.01 ID:jbTA+U1O0
ツァン「く……まずいかもね……」
コナミ「鬼柳……」
鬼柳「俺のターン。ドロー」シュッ 手札6
鬼柳「デーモンの斧を聖なるあかりに装備させる!」バッ
《デーモンの斧》 †
装備魔法
(1):装備モンスターの攻撃力は1000アップする。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた時、
自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードをデッキの一番上に戻す。
あかり「!」攻1000
シド「狂っちまったか、俺のモンスターを強化とは」
鬼柳「もう一枚、装備カード堕落を発動!」バッ
《堕落/Falling Down》 †
装備魔法
自分フィールド上に「デーモン」という名のついたカードが存在しなければ
このカードを破壊する。
このカードを装備した相手モンスターのコントロールを得る。
相手のスタンバイフェイズ毎に、自分は800ポイントダメージを受ける。
バチバチバチバチバチバチバチバチ……
428: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/21(水) 20:36:55.37 ID:jbTA+U1O0
鬼柳「聖なるあかりのコントロールは貰った」
シド「!なに……」
鬼柳「聖なるあかりをリリースし、モンスターをアドバンス召喚でセット!」バッ
ツァン「!よし……聖なるあかりを駆除した……」
鬼柳「カードを一枚セットしてターン終了だ」手札3
シド「ち……まずいな……ドロー」シュッ 手札4
シド(セットカードのスキルドレインでまだインフェルニティは抑えられるからな……高攻撃力で攻めるか)
シド「俺はジェネティックワーウルフを召喚!」バッ
《ジェネティック・ワーウルフ/Gene-Warped Warwolf》 †
通常モンスター
星4/地属性/獣戦士族/攻2000/守 100
遺伝子操作により強化された人狼。
本来の優しき心は完全に破壊され、
闘う事でしか生きる事ができない体になってしまった。
その破壊力は計り知れない。
ワーウルフ「はああっ」
430: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/21(水) 20:42:59.87 ID:jbTA+U1O0
コナミ「☆4で攻撃力2000って……すげーな」
ツァン「なかなかいいカードもってるね……」
鬼柳「くるか?」
シド「攻撃だワーウルフ!」バッ
ドゴ――――ン!!
《タルワール・デーモン/Beast of Talwar》 †
通常モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2400/守2150
そのタルワールは、悪魔族でも剣術の達人しか持つ事を許されていない。
シド「うおおおっ……!?」LP4000→3850 ザザッ
シド「なんだそいつは……!」
鬼柳「そいつじゃ攻撃力が足りねえな!」
シド「インフェルニティモンスターじゃないのかよ……ターン終了」手札3
431: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/21(水) 20:49:43.75 ID:jbTA+U1O0
コナミ「あれは……見たことあるモンスターだな」
ツァン「インフェルニティじゃない……?」
コナミ「チームサティスファクションのころの……デーモンデッキだ」
ツァン「デーモン………鬼柳、そんなデッキ持ってたんだ……」
マリア「……」はらはら
鬼柳「インフェルニティを抑えようって魂胆が見え見えなんだよ、そんな不満足な手が通用するか」シュッ 手札4
鬼柳「ジェノサイド・キングデーモンを召喚!」バッ
《ジェノサイドキングデーモン/Terrorking Archfiend》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻2000/守1500
自分フィールド上に「デーモン」という名のついた
モンスターカードが存在しなければこのカードは召喚・反転召喚できない。
このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に800ライフポイントを払う。
このカードが相手のコントロールするカードの効果の対象になり、
その処理を行う時にサイコロを1回振る。
2・5が出た場合、その効果を無効にし破壊する。
このカードが戦闘で破壊した効果モンスターの効果は無効化される。
キングデーモン「ォオオオオ!」
コナミ「!鬼柳も攻撃力2000……」
433: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/21(水) 20:56:27.31 ID:jbTA+U1O0
シド「な、なんだとおぉ……!話しがちがうじゃねえか!」
男「ま、まさかインフェルニティを封印するとは………!?」
鬼柳「タルワールデーモンを攻撃表示に変更し、バトルフェイズだ」
鬼柳「タルワールデーモン!ジェネティックワーウルフを攻撃!」
ザシュウウッ
シド「ちいィい……」LP3850→3450 ザザッ
鬼柳「ジェノサイドキングデーモンで直接攻撃!炸裂!五臓六腑!」
バサササッサササササササッ!!
シド「ぐおおおおおおっ……!?」LP3450→1450 ゴオオオオオ……
コナミ「いい感じだな……」
ツァン「うん、向こうは対インフェルニティのカードを投入してるせいでデーモンデッキには対応できてない」
434: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/21(水) 21:02:49.70 ID:jbTA+U1O0
鬼柳「ターンエンドだ」手札3
シド「くう…」シュッ 手札4
シド「だがインフェルニティじゃないならあの大量展開はできないってわけだ……真っ向勝負で片づけてやる」
鬼柳「やれるもんならな」
シド「まずはサイクロンでセットカードを破壊する!」バッ 手札3
ゴゴゴオオオオオオオッ……
ヘイト・バスター
鬼柳「………」
シド「アサルトホイール召喚!」バ
アサルト・ホイール効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻2300/守 0
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
このカードが攻撃したバトルフェイズ終了時から
次の自分のターンのスタンバイフェイズ時まで、
このカードの攻撃力を0にする。
アサルト「……」ドドドドドド
コナミ「攻撃力2300……!マジかよ……」
435: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/21(水) 21:09:24.02 ID:jbTA+U1O0
シド「ジェノサイドキングデーモンを攻撃だ!」バッ
鬼柳「!」
ドゴシャッ!
鬼柳「っ……」LP4000→3700 ォオオ……
シド「アサルトホイールの攻撃力は俺のスタンバイフェイズまで0になるぜ」
アサルト「……」攻2300→0
ツァン「!……そんな無防備な……」
シド「カードを一枚セットしてターン終了だ」バッ 手札1
コナミ「罠か…露骨だが」
鬼柳「ドロー」シュッ 手札4
437: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/21(水) 21:19:47.45 ID:jbTA+U1O0
鬼柳「罠か……だがブラフかもな」
コナミ「タルワールデーモンで攻撃すれば勝ちだが……」
ツァン「攻撃するね……鬼柳なら」
マリア「攻撃なんて……怖いです………カウントダウンを待ったほうがいいです……」
鬼柳「トリックデーモンを召喚!」バッ
《トリック・デーモン/Archfiend Heiress》 †
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 0
このカードがカードの効果によって墓地へ送られた場合、
または戦闘によって破壊され墓地へ送られた場合、
デッキから「トリック・デーモン」以外の
「デーモン」と名のついたカード1枚を手札に加える事ができる。
「トリック・デーモン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
鬼柳「!攻撃だタルワールデーモン!」
シャザアアアアアアッ!
シド「トラップ発動、拷問車輪!」カチ
《拷問車輪/Nightmare Wheel》 †
永続罠
相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
このカードがフィールド上に存在する限り、
選択したモンスターは攻撃できず、表示形式の変更もできない。
選択したモンスターがフィールド上に存在する限り、
自分のスタンバイフェイズ毎に、相手ライフに500ポイントダメージを与える。
そのモンスターがフィールド上から離れた時、このカードを破壊する。
438: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/21(水) 21:26:44.46 ID:jbTA+U1O0
ギャシャンッ!
鬼柳「!……」
タルワール「ぅおおおおお………」
シド「そいつの攻撃は無効にさせてもらったぜ……!」
鬼柳「なら攻撃だ!トリックデーモン!」バッ
ドゴシャアアッ!
シド「うおおおおっ……!」LP1450→450
ツァン「なかなかやるね……デーモンデッキ、相手が大したことないって言うのもあるけど」
コナミ「危なげないな」
鬼柳「カードを一枚セットしターンエンド」バッ 手札2
シド「っくそ……鬼柳の野郎……!」
439: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/21(水) 21:33:24.93 ID:jbTA+U1O0
シド「俺のターン!」シュッ手札2
シド「死者蘇生発動!」バッ
コナミ「!死者蘇生……」
ツァン「聖なるあかりを………?」
シド「アサルトホイールを蘇生する!」
シド「さらにキャノンホイールを召喚!」バッ
《キャノン・ホイール》
チューナー(効果モンスター)
レベル2/地属性/機械族/攻撃力500/守備力0
このカードがシンクロモンスターのシンクロ召喚に使用され墓地へ送られた場合、
相手に500ポイントのダメージを与える。
鬼柳「チューナーか……おもしれえかかってこいよ!」
シド「☆4のアサルトホイールにキャノンホイールをチューニング!」バッ
☆4+☆2=☆6
カアッ
440: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/21(水) 21:38:29.53 ID:jbTA+U1O0
シド「シンクロ召喚、コンバットホイール!」
《コンバット・ホイール》
シンクロ・効果モンスター
レベル6/地属性/機械族/攻撃力2500/守備力1200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
相手ターンのバトルフェイズ中にのみ、手札を1枚捨てて発動できる。
このカードの攻撃力は、自分フィールド上に表側表示で存在する
このカード以外のモンスターの攻撃力の半分の合計分、
このターンのエンドフェイズまでアップし、
相手はこのカード以外のモンスターを攻撃対象に選択できない。
この効果を発動したターン、このカードが破壊された時、
自分フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
コンバット「……」っどっどっどっどっど……
コナミ「シンクロ召喚……攻撃力2500か……」
ツァン「なかなか……面白いモンスターだね……」
鬼柳「狙いは……捕獲されているタルワールデーモンではなく……」
ズキュウ――――ン!!!
鬼柳「っ……くう……!?」LP3700→3200
シド「キャノンホイールの効果で500のダメージを食らってもらうぜ」
441: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/21(水) 21:50:04.19 ID:jbTA+U1O0
拷問車輪で鬼柳に500のダメージがあった…… LP3200→2700
鬼柳「っ………ち、おもしれえ」
シド「攻撃対象はトリックデーモン!」
ゴシャァアア―――――――ン!!
鬼柳「っくうううっ……!?」LP2700→1200 ザザアアアッ
コナミ「!」
ツァン「あちゃあ……」
シド「はははは、ターン終了だ」手札0
鬼柳「……ドロー!」シュッ 手札3
鬼柳「リビングデッドの呼び声発動!」カチ
《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》 †
永続罠
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。
鬼柳「っ………ち、おもしれえ」
シド「攻撃対象はトリックデーモン!」
ゴシャァアア―――――――ン!!
鬼柳「っくうううっ……!?」LP2700→1200 ザザアアアッ
コナミ「!」
ツァン「あちゃあ……」
シド「はははは、ターン終了だ」手札0
鬼柳「……ドロー!」シュッ 手札3
鬼柳「リビングデッドの呼び声発動!」カチ
《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》 †
永続罠
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。
442: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/21(水) 22:00:39.43 ID:jbTA+U1O0
トリックデーモンの効果でインフェルノクインデーモンを手札に加えてました
鬼柳「甦れ、キングデーモン!」バッ
キングデーモン「オオオオ……!」攻2000
シド「攻撃力2500のコンバットホイールにどう立ち向かうつもりだぁ?」
鬼柳「そして魔法カード、ディスカバードアタックを発動!」バッ
《ディスカバード・アタック/Checkmate》 †
通常魔法
自分フィールド上に存在する「デーモン」という名のついたモンスター1体を生け贄に捧げる。
このターン自分フィールド上の「ジェノサイドキングデーモン」1体は
相手プレイヤーに直接攻撃をする事ができる。
鬼柳「タルワールデーモンをリリース!これでジェノサイドキングデーモンはお前に直接攻撃できる!」
シド「な!?」
ジェノサイドキングデーモン「………」っどっどっどっどっどっどっど……
ザシュウッ!!
シド「ぐはああぁっ……!!?」LP450→お ピー――――
鬼柳「甦れ、キングデーモン!」バッ
キングデーモン「オオオオ……!」攻2000
シド「攻撃力2500のコンバットホイールにどう立ち向かうつもりだぁ?」
鬼柳「そして魔法カード、ディスカバードアタックを発動!」バッ
《ディスカバード・アタック/Checkmate》 †
通常魔法
自分フィールド上に存在する「デーモン」という名のついたモンスター1体を生け贄に捧げる。
このターン自分フィールド上の「ジェノサイドキングデーモン」1体は
相手プレイヤーに直接攻撃をする事ができる。
鬼柳「タルワールデーモンをリリース!これでジェノサイドキングデーモンはお前に直接攻撃できる!」
シド「な!?」
ジェノサイドキングデーモン「………」っどっどっどっどっどっどっど……
ザシュウッ!!
シド「ぐはああぁっ……!!?」LP450→お ピー――――
467: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/22(木) 19:51:48.88 ID:Z+oSbEkg0
……………………
男「シドさん……負けてるじゃないですか」
シド「っく…!うるせえぞ!てめえの情報が間違ってたせいだろうが!」
マリア「流石は鬼柳さん…」
コナミ「まさかインフェルニティを封印するとは思わなかった」
鬼柳「へ、まあこんなもんだ」
ツァン「でもすこし危なかったよね」
鬼柳「おい!約束だぞ、インチキ宗教は解体してもらう!」
鬼柳「真の満足を思い知っただろ!」
男「くそぉおおお…………!!」
468: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/22(木) 20:03:22.32 ID:Z+oSbEkg0
~~~~~~~~~~~~
マリア「今日は本当にありがとうございました……」
鬼柳「気にすんな」
コナミ「あんたのおかげであいつらの場所が分かったわけだしな」
ツァン「……日が傾いてきた」
マリア「じゃあ私、ノーマネーさんにまたしばらく泊めてもらえるようお願いすることにします」
鬼柳「不幸にめげんなよ、どうしてもつらくなったらサティスファクションタウンに来い」
鬼柳「このチケットをやろう、こいつがあればサティスファクションタウンのサービスが割引きでうけられる」
鬼柳「俺の所にくれば飯くらいなら奢ってやる」
マリア「あ、ありがとうございますぅ………!鬼柳さん……」
ツァン(こいつ妾にする気じゃ……)
469: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/22(木) 20:09:24.35 ID:Z+oSbEkg0
次の展開は
1KURUMIZAWA(レイン)
2ツァンディレVSプロデュエリスト
↓2
474: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/22(木) 20:19:27.63 ID:Z+oSbEkg0
……………
数日後
KURUMIZAWA
レイン「……」ぼー
「店員さん、ほしいカードがあるんですけど」
レイン「!……はい……鍵は……あった」チャラッ
ざっざっざっざ……
「えっと、奈落の落とし穴をお願いします」
レイン「はい……」カチャッ がラッ
レイン「……3600DPになります」
ピピッ……
レイン「……お買い上げありがとうございました……またのご来店をお待ちしております」
…………
レイン「……」
476: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/22(木) 20:28:02.35 ID:Z+oSbEkg0
岬「よう、レイン」
レイン「………いらっしゃいませ」
岬「おう、ほしいカードがあるんだが見つからねえんだ、検索かけてくれ」
レイン「………」こくっ
岬「ハーピィの羽根帚ってカードだ」
レイン「………それなら、売り切れ」
岬「なに?マジかよ……」
レイン「マジ……最近大人気のカード……在庫の二十枚、制限復帰の日に全部売れた」
レイン「次の入荷は一か月後……」
岬「そうか………大嵐が禁止になっちまったからな…どうしても必要なんだが」
レイン「12000DPという高額にもかかわらず飛ぶように売れたから……」
478: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/22(木) 20:35:23.41 ID:Z+oSbEkg0
岬「わかった……別のところ当たってみるわ」
レイン「またのお越しを………」
カランカラン
岬「ん?」
コナミ「おお?岬、カードを買いに来たのか」
岬「こっちの台詞だよ、お前もまさかハーピイの羽根帚を買いに来たのか?」
コナミ「なにそのカード」
岬「…………まあいいや」
レイン「いらっしゃい……ませ」
コナミ「よう、店長は?」
レイン「買い出し……」
479: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/22(木) 20:43:19.75 ID:Z+oSbEkg0
三郎「zzzz……」
コナミ「そうか、頑張ってんな恵」
岬「もうすこし表情豊かにしたほうがいいと思うがな」
コナミ「でも初めて会った時に比べたら十分豊かになっただろ」
岬「そうか……?」
コナミ「ちょっと笑ってみ?」
レイン「……に」に…………………………………こ……
コナミ「口角がわずかに上がってるぞ、みろ」
岬「はあ………遠目じゃわかんねーよ」
レイン「スマイル…………0円………」
コナミ「その通りだ!」
480: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/22(木) 20:56:36.15 ID:Z+oSbEkg0
岬「で、なにをしにきやがったんだ?」
コナミ「DPが結構たまったから、カード買ってみようかと思ってな」
岬「お前がカードを買うのか、珍しいな」
コナミ「つーか初めてだし、ドキドキしてきた」
レイン「………何P?」
コナミ「えーと……2600Pだ、アイテムターミナルとかやってたからなかなかたまらなくてな」
レイン「………おすすめは、発売したばかりの新パック……一回500P」
コナミ「そうか……六武衆みたいなテーマカードばっかりだと最悪だよな……集めないとデッキ作れないし」
岬「ま、数枚は混じってくるだろうな」
コナミ「………よし、そのおすすめパック5つ買おう、2500DPでな」
レイン「お買い上げ……ありがとうございました……」
ピッ
482: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/22(木) 21:03:33.96 ID:Z+oSbEkg0
…………………
コナミ「………」
岬「見事に4パック……シリーズカードばっかりだな」
レイン「ご愁傷様……」
コナミ「くそ……」
岬「5パック買ったんだから一枚くらいレアカードが入っててもいいんだがな」
コナミ「よし……最後の一パック開けるぜ……」
ぴりっ
コナミ「………」
コナミ「おお……!?これは」
1死者蘇生
2真魔獣 ガーゼット
↓1
485: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/22(木) 21:12:25.85 ID:Z+oSbEkg0
《真魔獣 ガーゼット/Legendary Maju Garzett》 †
特殊召喚・効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドのモンスターを全てリリースした場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードの攻撃力は、このカードを特殊召喚するために
リリースしたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
コナミ「ガーゼットか……いや違う」
コナミ「なんにせよ、最上級モンスターなんて初めてだぜ」
岬「結局レアカードは0か、運が無いな」
レイン「いや………そのガーゼットはノーマルレアと呼ばれるカード」
コナミ「どこも光ってないが……」
レイン「見た目は普通のノーマルだけど……レアカード並みに出にくい……」
岬「ほー………そんなもんがあるのか」
コナミ「とりあえずデッキに入れてみるかなぁ……」
489: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/22(木) 21:19:02.94 ID:Z+oSbEkg0
コナミ「……よし、岬、デュエルしようぜ」
岬「なに?デュエル……」
コナミ「この俺のデッキに勝つことができるかな……?」
岬「おもしれえ……デュエル番長に喧嘩売るたぁな……かかってこいや」
レイン「……デュエルスペース……使用一回……50DP」
コナミ「え?使用料とるようになったのか?」
レイン「……………ジョーク」
岬「……変わったなお前」
コナミ「驚かるぜ………しゃあ来い!岬、WRGPの優勝者の力を見せてやる!」
岬「ビビんじゃねえぞ!俺の嵐を呼ぶデュエルを見てなぁ!」
レイン(嵐を呼ぶ……)
490: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/22(木) 21:20:51.20 ID:Z+oSbEkg0
勝者は? (特に意味はない)
コンマ00~30でコナミ勝利
↓1
494: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/22(木) 21:27:10.93 ID:Z+oSbEkg0
……………
コナミ「サーマル・ジェネクスで攻撃!」
ドゴ―――ン!!!
岬「うおおおおっ………!!?」ザザッ LP0 ピー――
コナミ「や、やった………!」
コナミ「ショップでは勝てないという負のジンクスをついに破ったぜぇえええ!」
岬「っくそ………やるようになったじゃねえか……」
レイン「……結局ガーゼットは使わなかったけど」
コナミ「来なかったから仕方がない」
岬「まだまだか……俺も」
コナミ「まあ優勝者だからな、精進せよ」
岬「こいつ………」
551: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/24(土) 14:29:44.94 ID:efM7aE9W0
………………………
岬「ふぁあ……つい長時間だべっちまったな」
コナミ「もう昼か」
レイン「……………稼ぎ時……」
コナミ「店長はいないのか?」
レイン「そろそろ……帰ってくる……そしたら……交代」
コナミ「ふーん」ごくごく……
岬「そういやコナミよ……KCグランプリには出ないのか」
コナミ「KC……何だっけかそれ」
岬「今度ネオドミノシティで行われるデュエル大会だよ、海馬コーポレーションがCMやってんだろ」
コナミ「デュエル大会………フォーチュンカップやWRGP……よくやるな」
554: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/24(土) 14:44:30.81 ID:efM7aE9W0
レイン「あそこにポスターも……貼ってある……」さっ
レイン「……プロデュエリストも……たくさん出場する……結果この店はがっぽり……」
コナミ「ジャックとかも来るかもな」
岬「たしか……一般人も審査次第で出場できるはずだな」
コナミ「まあ……気が向いたらな、仕事もあるし」
レイン「………岬は……今なにをしてる……?」
岬「ああ、とりあえず姉御のところで修行中だ」
コナミ「姉御………ノーマネーか」
レイン「………」
556: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/24(土) 14:52:37.52 ID:efM7aE9W0
レイン「……三郎に……餌をあげないと」さっ
コナミ「ふむ……相変わらずいいもの食ってやがる」
岬「マーサハウスじゃ飯の量が少なかったな」
コナミ「手島とかどうしてる?」
岬「変わりねえ、ダークネスの事はマーサたちは覚えてないらしい」
コナミ「ダークネスか………」
カランカラン……
店長「ただいまー」
コナミ「お、店長、帰ってきたな」
恵「お帰り………………」
557: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/24(土) 15:01:21.92 ID:efM7aE9W0
…………
繁華街
岬「相変わらずあの店長のロイド眼鏡は趣味がわりーな」
コナミ「またちょっと太ったな」
レイン「コレステロール値も………高め」
コナミ「……で、レインこれから暇なのか」
レイン「…………お腹……減った」
岬「お前も腹減るんだな」
レイン「……その発言は………失礼………」
コナミ「そうだ、まったく、カフェラジーンでも行こうぜ」
レイン「わかった………行く…」
コナミ「岬は?」
岬「ああ……暇だから付き合ってやるよ」
558: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/24(土) 15:10:10.34 ID:efM7aE9W0
………ザッザッザッザ……
レイン「……ふふふ……」
コナミ「ん……?なんだ、何笑ってんだ?」
岬「思い出し笑いか」
レイン「今が………幸せだから………」
コナミ「ああー……」
岬「ゾーンの野郎に言いなりだったもんな……」
レイン「マスターには……感謝してる……私の生みの親だから……」
レイン「でも………私はこの街にいたほうが……幸せ」
レイン「思い出が……いっぱい………あるから」
コナミ「ゾーンか………あいつのことなにもわかんねえからな、俺は」
コナミ「気づいたら遊星が倒してたし……遊星に聞いてもあまり教えてくれないし」
レイン「マスターは………やさしい人……」
コナミ「まあ……お前がそう言うならそうなんだろうな」
587: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/26(月) 11:50:44.12 ID:fpePr/er0
鬼柳(天の声)「藤原雪乃をもっと知りたい、クイズ藤原雪乃の100のこと」
コナミ「……」
ツァン「………」
クロウ「……」
龍亞「……」
鬼柳「第一問」ジャンッ♪
鬼柳「藤原の好物は?」
コナミ「………」
ツァン「………え?なにこれ、もう始まってるの?」
クロウ「なんだこりゃ…」
龍亞「んーと……」
588: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/26(月) 11:59:05.39 ID:fpePr/er0
ツァン「プロとしての仕事があるって言うからネオドミノシティテレビ局に来てみたら」
ツァン「なんなのよ!」
クロウ「俺も全く同じだぜ」
コナミ「俺もわかんねえ…鬼柳に呼ばれたんだが」
龍亞「なんか鬼柳がサティスファクションタウンの宣伝に使うらしいよ」
鬼柳「そのとおりだ」
ツァン「つーか鬼柳!どこにいんのよ」
鬼柳「俺は天の声として姿を現すわけにはいかない」
ツァン「………」
クロウ「とりあえず……このクイズに付き合ってやろうぜ」
龍亞「そうだね」
589: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/26(月) 12:11:07.54 ID:fpePr/er0
コナミ「それより雪乃はどこだよ……」
コナミ「だが好物なら俺知ってるぜ…いつも食ってたからな」さらさら
ツァン「まあボクも……見当はつくよ」さらさら
クロウ「…あいつのことよく知らねえよ………」さらさら
龍亞「なんか楽しいなー……龍可も連れてくればよかった」さらさら
鬼柳「……回答オープン」デンデン♪
コナミ「肉まん」 ツァン「肉まん」 クロウ「フカヒレスープ」 龍亞「カレー」
鬼柳「正解の発表です」
ぱっ
雪乃『……』
コナミ「あ、雪乃」
ツァン「ちょっと紗がかかってる……」
Q、藤原の好物は
雪乃「肉まん」
クロウ「間髪入れずかよ」
592: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/26(月) 12:32:43.72 ID:fpePr/er0
ピンポーン
コナミ「よっし!」
ツァン「優勝するとなんかもらえんの……?」
クロウ「金持ちってのはみんなフカヒレが好きじゃねえのかよ」
龍亞「偏見だよー……」
鬼柳「第二問」デンッ
鬼柳「藤原の趣味は?」
コナミ「趣味………デュエルじゃないのか」
クロウ「デュエルはライフワークだろ」
ツァン(趣味…アカデミア時代もほとんど喋れなかったからちんぷんかんぷん……)
龍亞「趣味かー……えーと」
さらさら……
鬼柳「回答オープン」デンデン♪
コナミ「卓球」 ツァン「自分磨き」 クロウ「エステ」 龍亞「サッカー」
ツァン「いや、藤原さんは卓球サッカーしないでしょ」
龍亞「わ、わからないよ?」
コナミ「好きかもしれないだろ、そっちだって自分磨きって」
ツァン「まあもろ主観だけどさ」
593: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/26(月) 12:46:12.21 ID:fpePr/er0
鬼柳「正解の発表です」
雪乃『……』
Q、藤原の趣味は?
雪乃『趣味……そうねえ……最近はまっているという意味では……』
雪乃『ダーツかしら』
コナミ「わかんねーよ……」
ツァン「いつやってるんだろう……」
クロウ「今更だけどなんで俺が回答者だよ」
龍亞「ダーツかー……俺よくわからないや」
……………
鬼柳「第19問、藤原は何秒水中息止めができる?」
コナミ「息止めか……俺は7分くらいいけるが……」
クロウ「俺は4分が限界だ」
ツァン「普通に考えてよね……」
597: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/26(月) 12:57:33.53 ID:fpePr/er0
龍亞「うーん……全然わかんない、適当でいいや」
さらさら
鬼柳「回答オープン」
コナミ「3分」 ツァン「45秒」 クロウ「1分33秒」 龍亞「22秒」
ツァン「だから普通に考えろって言ってんじゃん!」
コナミ「え……普通3分はいくだろ」
ツァン「いくか!人体を過信しすぎだよ!」
クロウ「お前何分くらいだ?」
ツァン「……最後に試した時には2分20秒だったよ」
コナミ「そんなもんか、まだまだだな」
ツァン「凄まじいタイムだとおもうんだけどな……健康診断でも鋼鉄の肺って言われたし」
クロウ「修羅場をくぐると人は強くなるんだな」
龍亞「すげー……」
鬼柳「正解の発表です」
599: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/26(月) 13:04:38.04 ID:fpePr/er0
Q、藤原は水中息止めを何秒できる?
雪乃『考えてみれば初めての経験かも……』
雪乃「ふふふ……この水槽に顔を入れればいいのね?』
ざばっ……
………………………
1分32秒後
雪乃『………ブクブクブクブクブクブク』
クロウ「おいあいつ死なないか?」
コナミ「まだ1分ちょっとくらいだろ、余裕余裕」
ツァン「いや死ぬよ!充分すぎるって、もういいよ藤原さん!」
龍亞「なんであんなに頑張ってるんだろう……」
雪乃『ブクブクブクブクブクブクブクブク……っはぁあ……!」バシャアッ
正解、1分47秒
コナミ「………」
ツァン「………水泳選手?……」
600: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/26(月) 13:17:13.69 ID:fpePr/er0
雪乃『っふふふ……ちょっと頑張りすぎちゃったかしら』ハーハー
クロウ「ま、あんなもんか」
龍亞「俺も今日のお風呂で試してみよっかな」
コナミ「龍亞、そういえば親の所に帰らないでいいのか?ダークネス事件からそろそろ一か月たつぞ」
龍亞「うん、でも今度のKCグランプリに出場するから、終わるまではネオドミノシティにいるよ」
ツァン「あ、龍亞もKCグランプリに?ボクも出るんだ」
クロウ「奇遇だな、俺もだ、まあプロだからな」
龍亞「へー……戦ってみたいな」
コナミ「お前ら大会に出るのか……俺も出ようかなぁ……」
……………
鬼柳「第25問、藤原の好きなモンスターカードは?」
コナミ「好きなモンスターカード……無理だ、オレの知らないカードである可能性が高すぎる……」
ツァン「藤原さんは儀式カードを使うから……そのへんかな」
クロウ「ああー……儀式か……わかんねえ」
龍亞「俺の好きなカード書こうっと……」
さらさら……
602: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/26(月) 13:30:31.11 ID:fpePr/er0
鬼柳「回答オープン」
コナミ「ゾーク」 ツァン「マンジュゴッド」 クロウ「サクリファイス」 龍亞「パワーツールドラゴン」
コナミ「龍亞は自分に正直だな」
龍亞「へへへ、まあね」
ツァン「サクリファイスが好きな藤原さんってどうなの……?」
クロウ「いや……いい効果持ってるだろ、そういう意味でだよ」
コナミ「ゾークは良く使ってるし……たぶん可能性はある」
鬼柳「正解の発表です」
Q、藤原の好きなモンスターカードは?
雪乃『モンスターカード……そうね……』
雪乃『格闘戦士アルティメーターなんていいわよね……ふふ、あの筋肉……男らしいわ』
正解 格闘戦士アルティメーター
コナミ「もろ外見で判断しやがった……」
ツァン「………無理だー」
クロウ「どうなってんだ……」
631: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/29(木) 14:51:34.16 ID:6V63VoP50
………………………
鬼柳「これで、100問すべての質問が終了いたしました」
コナミ「ああー、終わったか」
ツァン「午後から大切な試合だっていうのに、疲れた…」
クロウ「ほとんど正解できなかったぜ……」
龍亞「おれもー……」
鬼柳「優勝者を発表します」
鬼柳「優勝者は……………」
ダダダダダダダダダダダダダダダダ……ダン
コナミ 13 ツァン 10 クロウ 4 龍亞 5
コナミ「よっしゃあああああ!」
ツァン「そんな喜ぶ…?」
632: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/29(木) 15:09:22.03 ID:6V63VoP50
鬼柳「優勝者のコナミには藤原からご褒美があるので別室へ」
コナミ「マジか、わかった」ザッ
ツァン「ご褒美って?」
龍亞「ああ!」
クロウ「 いことすんなよ!」
コナミ「任せろ!」
……………………
ガチャッ
コナミ「雪乃ー」
雪乃「あら………ふふふ、やっぱり一位は貴方ね、信じていたわ」
コナミ「ああ、お前と一番一緒にいるからな」
雪乃「ふふふ……ご褒美だけど、なにがいいかしら」
雪乃「私の熱い接吻でも構わないんだけど……」
………
クロウ「すげえよな……やっぱり、自分のキスがご褒美になると思ってる自信がすげえ」
ツァン「美人だからね……」
633: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/29(木) 15:37:08.11 ID:6V63VoP50
…………
雪乃「でも放送するからって鬼柳から過激なのは禁止されてるの、世の男性を嫉妬させてしまうわ」
コナミ「そうか、まあいいけどよ、何くれるんだ」
雪乃「そうね、私の髪をくくってる輪っかをあげるわ」さっ
コナミ「え………?」
雪乃「新しいの買おうと思っていたから」
コナミ「へー……ありがとよ」
雪乃「ファンの人は喉から手が出るほどほしい一品よ……ふふふ、おめでとう」
……………
クロウ「微妙な顔してんな」
龍亞「まあ貰っても使い道ないしね」
ツァン「ツインテールじゃない藤原さんは初めて見たよ」
鬼柳「…………………はいOK!ご苦労だったなお前ら!」
634: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/29(木) 15:44:41.76 ID:6V63VoP50
ツァン「はー……終わったー」
クロウ「鬼柳、これテレビで放送すんのか?」
鬼柳「ああ、さすがに地方放送だがな」
龍亞「ちゃんとやれてるかなー……ドキドキする」
スタスタ……
コナミ「終わりか、緊張したぜ」
雪乃「ふふ……私は楽しかったわ」
クロウ「随分体張ってたじゃないかよ」
雪乃「鬼柳のおねがいだから、チームメイトとして聞いてあげようと思って」
鬼柳「助かったぜ、お前ほどの人気女優がノーギャラで出演してくれてな」
コナミ「鬼柳はこのあとどうする?」
鬼柳「スタッフと編集やらいろいろやることがあるんだ」
コナミ「大変だなー」
635: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/29(木) 15:56:11.57 ID:6V63VoP50
……………
ネオドミノシティ
コナミ「これからどうする、まだ昼だぜ」
クロウ「俺は暇だな……試合明日だからな」
龍亞「俺もー」
雪乃「コナミ、これから一緒に新しいリングを買いに行きましょう」
コナミ「ああそうだな、いいぞ、新しいの必要だもんな」
ツァン「む………」
コナミ「ん?一緒に行くか?」
ツァン「う……ボクはこれからスタジアムで試合があるんだ」
コナミ「え?おいおい、急がなくていいのかよ」
ツァン「もう行こうと思う、遅れるわけにはいかないから」
クロウ「それなら応援に行くか?」
638: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/29(木) 16:28:43.22 ID:6V63VoP50
コナミ「そうだな、いいか雪乃?」
雪乃「ええ、今日は長いものね」
龍亞「いいね、でもチケットないとスタジアムに入れないよ?」
ツァン「ボクが最前列のチケットあげるよ、あまりまくってるからさ」ぴらっ
コナミ「流石選手だな!」
クロウ「お前の試合大人気らしいじゃねーか、プロデュエリストランキングもどんどん上がっていってるし」
雪乃「そうね、ツァンさんはかわいいし、男性人気も高いわ、ファンクラブもできるほどにね」
ツァン「ふふん………まあ当然ね」
ツァン「この試合に勝てばランキング一桁になるから、クロウもすぐに抜いてあげるよ」
クロウ「お前も一桁になるのか、うかうかしてらんねえな……」
640: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/29(木) 16:49:10.44 ID:6V63VoP50
…………………
ネオドミノシティスタジアム
わあああぁ―――――――――!!
わああーーーーーーーー!!
MC「今日もデュエルの時間がやってきたぞぉーーーーー!!!」
MC「本日の第一試合は、驚異的スピードでランキングとファンを獲得しているプロデュエリスト、ツァンディレ選手対伝説のカードDーHEROを使いこなすトッププロ、ケイト・モヘア!」
コナミ「めっちゃ人いるなー」
クロウ「大したエンターテイナーだぜ」
雪乃「ケイトモヘアさん………彼女もなかなか人気だものね」
龍亞「D-HEROってめずらしいよね……E-HEROならよく見るんだけど」
わああああーーーー!!!
MC「おっと……!選手が現れるぞ!」
ブオオオオ―――――――――――――!!!
641: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/29(木) 17:04:01.80 ID:6V63VoP50
ギャギャギャギャギャギャギャギャッ
シュウウゥウ……
ケイト「………」シュウウ……
MC「炭酸ガスを切り裂き登場したのは、漆黒のDーホイールに跨ったケイトモヘア選手!世界ランキング8位、アトランティス大会準優勝、I2グランプリ準優勝という輝かしい経歴の持ち主だ!」
コナミ「黒光りしてるD-ホイールに乗ってるな」
クロウ「なかなかかっこいいじゃねーか」
わあああああああーーーーーーーーーーーーー!!
ケイト「……!」バッ
コナミ「む……右手を挙げて……ファンにアピールしてるのか」
クロウ「ジャックみたいなことするな……だが手はパーか」
雪乃「あれはよくケイトさんがやるパフォーマンスよ」
MC「おおおおっと!!ケイト選手指5本、つまりこの勝負5ターン以内に決着をつけるという予告だーーーーー!!」
龍亞「ええ……!ツァン姉ちゃん相手に5ターンで……!?」
643: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/29(木) 17:20:44.76 ID:6V63VoP50
わあああーーーーーーーーー!!
ブオオォ――――――――――――ッダンッ!
MC「おおおおおっ!?D-ホイールが大ジャンプで飛び込んできたぁーーーー!!」
コナミ「でたーーーー!あのD-ホイールは!」
ギャギャギャギャギャギャッ!!
ツァン「………」シュウウゥ……
MC「現れたのはツァン選手、男顔負けのダイナミックなD-ホイール捌きと可憐さを併せ持つ期待の新人プロデュエリストだあああぁーーーー!!」
クロウ「満足流だな……」
コナミ「あいつウィリーもジャックナイフもアクセルターンも習得してるからな…」
龍亞「すげー……」
どっどっどっどっどっどっどっど…………
644: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/01/29(木) 17:31:26.42 ID:6V63VoP50
MC「両選手出そろったところで、スタート地点についてくれぇええーーーー!」
おおおおおおおーーーーーーーーーー!!!
ツァン「……」どっどっどっどっど……
ケイト「…」っどっどっどっど……
ギャオオオッ!!
キキィイイイッ! シュウウゥ……
ケイト「ルーキー、随分調子がいいみたいだね」
ツァン「え?まあ……おかげさまで」
ケイト「でもここまでさ、ここから先は一筋縄ではいいかないよ」
ケイト「大体のルーキーはこの辺でプロの洗礼を受ける」
ツァン「大体の……じゃあボクはその中の僅かな例外ってことです」
ケイト「口の減らない……怖いもの知らずも若いうちさ」
ツァン(……このひとも若いと思うけど……)
663: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/01(日) 12:35:25.04 ID:YPTTODbx0
コナミ「D-HEROってどんなモンスターだ?」
龍亞「うーんと……珍しいカードだからわかんないな」
クロウ「E・HEROみたいに融合はほとんど使わない、ちらっと試合を除いたことがあるくらいだがな」
雪乃「でもツァンさんはちゃんと研究済みのはずよ、ケイトさんの過去の試合を見てモンスター効果を把握している、向こうも同じだろうけど」
コナミ「あいつツァンを5ターンで倒すって言うほどだからな……強いんだろうな」
ブウウゥゥゥウウ………
ツァン「………」
ケイト「……」
MC「スタート地点についたところで、早速デュエルを始めさせてもらうぞぉーーーーーー!!」
おおおおおーーーーーーー!!!
ツァン「フィールド魔法、スピードワールド2!セットオン!」ポチ
ケイト「……」ポチ
ドギュウウゥゥウン……………
MC「これでフィールドはスピードの世界に支配されたぁああああ!」
665: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/01(日) 12:45:28.24 ID:YPTTODbx0
MC「それではカウントダウン開始!」
ピッピッピッピッピ……
ツァン「……」ピッピッピ
ケイト「………」ピッピッピ
ピー――――――――――――――!!
MC「ライディングデュエル!アクセラレーションーーーー!!!」
おおおおおおおおおーーーーーーー!!
ブオオォ―――――――――――――!!
コナミ「スピードは互角か……!」
クロウ「先に第一コーナーを曲がったほうが先行になる……!これは……」
雪乃「ツァンさんの方が僅かに早いわ……!」
666: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/01(日) 12:56:24.46 ID:YPTTODbx0
ツァン(っ……ボクのほうが速い……どうしようか……ルール変更によって先行ドローはなくなった…先行と後攻どっちが有利かな…)
ゴオオォ―――――――――!!
ツァン(いいや先行で……!シエンを出せればだいぶ有利になるし!)
ギュウウ―――――――――――ンッ!!
ツァン「なああ!?」
ケイト「先行は貰った!」
コナミ「超加速した!?」
MC「こ、これはぁあああ!!」
クロウ「オーバーブーストシステムだ!」
ツァン「ぬ、抜かれた……」
ギャオオオッ
MC「ケイト選手曲がったーーー!!先行権を獲得!」
ケイト「デュエル!」シュッ
ツァン「まあいいや……!デュエル!」シュッ
667: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/01(日) 13:06:15.00 ID:YPTTODbx0
コナミ「だがあれを使うと最高速に制限がかかるからな」
クロウ「味な真似しやがるぜ…」
ケイト「アタイのターン、ダイヤモンドガイを召喚!」バッ
《D-HERO ダイヤモンドガイ/Destiny HERO - Diamond Dude》 †
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1400/守1600
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する時、
自分のデッキの一番上のカードを確認する事ができる。
それが通常魔法カードだった場合そのカードを墓地へ送り、
次の自分のターンのメインフェイズ時に
その通常魔法カードの効果を発動する事ができる。
通常魔法カード以外の場合にはデッキの一番下に戻す。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
ダイヤモンド「はあああっ」
ケイト「効果発動、デッキの一番上を捲り、通常魔法だった場合墓地に送ることで次のターン、その効果を使うことができる!」
シュッ
ケイト「引いたのは……SP-スピードフュージョン!通常魔法だ!」
《Sp-スピード・フュージョン》
通常魔法
自分用スピードカウンターが4つ以上ある場合に発動できる。
手札・自分フィールド上から、融合モンスターカードによって
決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
ツァン「スピードフュージョン……!?融合を……?」
ケイト「このカードを墓地へ、これで発動が確定した」シュッ
668: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/01(日) 13:11:57.07 ID:YPTTODbx0
コナミ「おいおいクロウ……融合カードをつかってきたぜ」
クロウ「そんな馬鹿な、あいつが融合を使うなんて、今まで公式試合では一度もなかったはず……」
龍亞「何を出す気だろう……」
雪乃「切り札………かしらね」
ブオオオオ―――――…
ケイト「カードを一枚セットして、ターンエンドだ」バッ 手札3
ツァン「融合……ボクの調べた限りは使ったことは無かった……面白いじゃん」
ツァン「ドロー!」シュッ 手札6
ツァン「ボクはボクのデュエルをやるだけ……真六武衆ーカゲキを召喚!」バッ
《真六武衆-カゲキ/Legendary Six Samurai - Kageki》 †
効果モンスター
星3/風属性/戦士族/攻 200/守2000
このカードが召喚に成功した時、手札からレベル4以下の
「六武衆」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。
自分フィールド上に「真六武衆-カゲキ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが表側表示で存在する限り、
このカードの攻撃力は1500ポイントアップする。
ケイト「早速キザンへの布石か!そのコンボは知ってるよ!」
ツァン「その通り、手札から六武衆の影武者を攻撃表示で召喚!」バッ
《六武衆の影武者/Kagemusha of the Six Samurai》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/地属性/戦士族/攻 400/守1800
自分フィールド上に表側表示で存在する「六武衆」と名のついたモンスター1体が
魔法・罠・効果モンスターの効果の対象になった時、
その効果の対象をフィールド上に表側表示で存在するこのカードに移し替える事ができる。
669: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/01(日) 13:18:19.35 ID:YPTTODbx0
コナミ「よし!シエンがシンクロされる!」
クロウ「インチキモンスターだぜ!」
ケイト「だが、トラップ発動!不協和音!」カチ
《不協和音/Discord》 †
永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、
お互いのプレイヤーはシンクロ召喚できない。
発動後3回目の自分のエンドフェイズ時にこのカードを墓地へ送る。
キイイイ――――――――――――ン……
ツァン「ううっ……!?そのカードは……シンクロ封じ……」
ケイト「そういうことさ、アタイの三回目のエンドフェイズまでシンクロはできないよ!」
MC「これではシエンを召喚できない!シンクロ戦術をシャットアウトだあーーー!」
コナミ「さすがに読んでるか……」
ツァン「なら……カゲキは攻撃力が1500アップしている!ダイヤモンドガイを攻撃!」
カゲキ「はああああっ!!」攻200→1700
ドッ!!
ダイヤモンド「うっぐ……!?」攻1400
670: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/01(日) 13:26:08.72 ID:YPTTODbx0
バ―――――――――――――ン!!
ケイト「っくあ……」LP4000→3700 オオオオ……
MC「決まったあああーーーー!!!先制攻撃はツァンデイレーーー!」
おおおおおおおーーーー!!
ツァン「さらに、影武者でダイレクトアタック!」
影武者「!」攻400 ずるぅうう……
ケイト「!」LP3700→3300 ドシュッ
コナミ「よっし!」
雪乃「流石ね……世界ランク一桁相手に先制するなんて」
クロウ「だがかすり傷だぜ……」
ツァン「カードを一枚セットしてターン終了!」バッ 手札3
ケイト「アタイのターンだ」シュッ 手札4
ケイトSC1→2
ツァンSC1→2
ブオオオオ――――――――――――!!
671: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/01(日) 13:34:41.88 ID:YPTTODbx0
ツァン「先輩にこんなこというのもなんですけど……5ターン以内に決着なんて、無理ですよそれじゃ」
ケイト「ここからだよ、ダイヤモンドガイの効果発動!」
ツァン「!……スピードフュージョン……」
ケイト「そう、sp-スピードフュージョン発動!」
コナミ「なに!だがあれはscが4以上なければ使えないはずだろ!」
クロウ「ダイヤモンドガイの効果で、コストを無視してやがるんだ……」
MC「ケイト選手!sc2でスピードフュージョンを使うという離れ業だーーーー!!」
MC[しかし、何を召喚するというのか!」
ケイト「アンタは幸運さ……最後のDを初めて拝むことができるんだからね」
ツァン「最後のD……?どういう意味……」
ケイト「手札の最強のDドグマガイと究極のDBloo-Dを融合!」
ギュウウ―――ン…………
672: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/01(日) 13:40:49.54 ID:YPTTODbx0
ケイト「融合召喚、Dragoon D-END!」バッ
《Dragoon D-END/Destiny End Dragoon》 †
融合・効果モンスター
星10/闇属性/戦士族/攻3000/守3000
「D-HERO Bloo-D」+「D-HERO ドグマガイ」
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
1ターンに1度、相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択した相手モンスターを破壊し、
そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
また、自分のスタンバイフェイズ時にこのカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地の「D-HERO」と名のついたカード1枚をゲームから除外する事で、
このカードを墓地から特殊召喚する。
バチバチバチバチバチ……
ツァン「!……このモンスターは………今ことが無い……」
コナミ「うおおおお……や、やばそうなやつが出てきたぜ……!」
ケイト「ふふふふふふ……見たかい、これこそがD-HEROの最後の切り札!」
おおおおおおおーーーー!!
MC「禍々しい巨大な姿!これがDーHEROの切り札かあぁーーーーー!!!?」
龍亞「す、すげー……」
クロウ「あんな隠し玉があるとはな……」
ブオオォ―――――――――!!!
ツァン「でも……今更そんなもも……恐れはしない……ズシンも神も合体ロボットも…越えてきた!」
673: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/01(日) 13:51:00.39 ID:YPTTODbx0
Dragoon D-END「…ぉおおおお……」ドドドドドドドドドド……
ケイト「さらに通常召喚として、ダンクガイを召喚!」バッ
《D-HERO ダンクガイ/Destiny HERO - Dunker》 †
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1200/守1700
手札から「D-HERO」と名のついたカード1枚を墓地に送る事で、
相手ライフに500ポイントダメージを与える。
ダンクガイ「はあっ」
ケイト「バトルフェイズだ!ダンクガイ、影武者を攻撃!」バッ
影武者「!」攻400
ばごんっ!!!
ツァン「うああっ……!?」LP4000→3200 ォオオ……!
コナミ「次が本番だ!」
雪乃「!……」
ケイト「D-END!カゲキを攻撃だ!」バッ
ドドドドドドドド……
カゲキ「ぬおおお……!?」攻200
674: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/01(日) 13:55:40.26 ID:YPTTODbx0
雪乃「こんな攻撃を食らえば……」
コナミ「いや……大丈夫だ!」
ツァン「トラップ発動!ガードブロック!」カチ
《ガード・ブロック/Defense Draw》 †
通常罠
相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になり、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。
ピキ―――――――ン!!
ゴシャァアアアアアアアッ!!
カゲキ「ぐうおああああ……」ド――――ン
ツァン「このカードは、ボクへの戦闘ダメージを0にする!」ゴオオオオオ……
ケイト「そのトラップか……予想はしていたよ」
ツァン「そして、一枚ドロー!」シュッ 手札4
ケイト「カードを一枚セットしてターン終了さ」バッ 手札0
675: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/01(日) 14:01:00.95 ID:YPTTODbx0
ツァン「ボクのターン!」シュッ 手札5
ケイトSC2→3
ツァンSC2→3
ツァン「攻撃力3000……確かに強力、でも融合の欠点、手札消費が激しい……」
ツァン「E-ENDさえ倒してしまえばこっちが圧倒的に有利」
コナミ「シンクロできないからな……どうするか」
ツァン「おしどり夫婦の出番かな、ミズホを召喚!」バッ
《真六武衆-ミズホ/Legendary Six Samurai - Mizuho》 †
効果モンスター
星3/炎属性/戦士族/攻1600/守1000
自分フィールド上に「真六武衆-シナイ」が表側表示で存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、このカード以外の自分フィールド上に存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体をリリースする事で、
フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。
ミズホ「はああっ!」
ツァン「さらに、シナイを特殊召喚!」バッ
《真六武衆-シナイ/Legendary Six Samurai - Shinai》 †
効果モンスター
星3/水属性/戦士族/攻1500/守1500
自分フィールド上に「真六武衆-ミズホ」が表側表示で存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
フィールド上に存在するこのカードがリリースされた場合、
自分の墓地に存在する「真六武衆-シナイ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える。
676: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/01(日) 14:08:10.28 ID:YPTTODbx0
MC「これは、モンスター破壊のコンボだ!」
コナミ「!」
ツァン「ミズホの効果!シナイをリリースすることでカード一枚を破壊する!」
ケイト「く……E-ENDを破壊するつもりだね」
ミズホ「シナイ!いくそおおおお!」
シナイ「手馴れたものよ……!」シュ――――――ン……
MC「シナイの魂を剣に宿らせ、その力で敵モンスターを破壊するーーーーー!」
ミズホ「はあああああ!」ドシュゥゥゥウウーーーーー!!!
D-END「!!!?」
ボゴオオオオ――――――――――――――ン!!!!
ゴオオオオオオ………
ツァン「D-END、撃破!」
コナミ「よっしゃあ!シンクロなしでもいけるぞ!」
678: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/01(日) 14:23:41.93 ID:YPTTODbx0
ケイト「っくうう……」
ツァン「シナイの効果で墓地の影武者を手札に加えさせてもらうよ」シュッ
ツァン「つづけてミズホ!ダンクガイを攻撃!」バッ
ザシュッ!
ケイト「うううっ……!!?」LP3300→2900 オオオオオオ……
わあああああーーーーーーーーー!!
MC「見事D-ENDを破壊したツァンディレ!ケイトモヘアは万事休すかあああぁーーー!!?」
クロウ「もう奴に手札はねえ、貰ったなこの勝負!」
雪乃「…………」
ツァン「カードをセットしてボクはターン終了!」バッ 手札3
ツァン「さあ、5ターン目!D-ENDはもういない、ボクを倒せるならやってみてくださいよ!」
ケイト「D-ENDがいないだって?甘いね!」
ツァン「!……」
698: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/03(火) 15:47:53.42 ID:it0/t6N90
シュッ
ケイトsc3→4
ツァンsc3→4
ケイト「D-ENDの効果発動!」バッ 手札1
ケイト「墓地のダンクガイを除外することで、墓地から特殊召喚できる!」
ツァン「!自己再生の効果を……」
ゴゴゴゴゴゴ………
D-END「ォオオオオ……」攻3000
MC「D-ENDが復活した―!攻撃力3000で再生能力を持っている、なんというモンスターだ!」
コナミ「極神みたいなやつだな……」
クロウ「いくら倒しても復活しちまうのか……」
ブオオォ―――――――――――!!!
ケイト「リバースカードオープン、sp-オーバーブースト!」カチ
Sp-オーバー・ブースト
通常魔法
このターン自分用スピードカウンターを4つ増やす。 エンドフェイズに自分用スピードカウンターを1つにする。
ギャオォオオオオ――――――――――!!!
699: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/03(火) 15:52:30.39 ID:it0/t6N90
ケイト「これでアタイのscは4アップして8!」ゴオオ――――――――――!!
ツァン「速い………!」
MC「おおおーーーー!!spでscを上昇させた!どうしようというのかーーーーー!!?」
コナミ「スピードワールドか?」
雪乃「いえ……これは」
ケイト「手札から、sp-パワーバトンを発動!」ガッ
Sp-パワー・バトン
通常魔法
自分用スピードカウンターが6つ以上ある場合に発動する事ができる。 自分のデッキからモンスターカード1枚を選択して墓地へ送る。 自分フィールド上に存在するモンスター1体の攻撃力は、 ダメージステップ時に、このカードの効果で墓地へ送ったモンスター1体の 攻撃力分アップする。次の自分のターン、ドローする事ができない。
クロウ「パワーバトンだと!」
ケイト「デッキからダッシュガイを墓地に送り、攻撃力分D-ENDの攻撃力を上げる!」
シュッ
《D-HERO ダッシュガイ/Destiny HERO - Dasher》 †
効果モンスター
星6/闇属性/戦士族/攻2100/守1000
1ターンに1度、自分フィールド上のモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで1000ポイントアップする。
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。
また、このカードが墓地に存在する限り1度だけ、自分のドローフェイズ時にカードをドローした時、
そのカードがモンスターだった場合、その1体をお互いに確認して自分フィールド上に特殊召喚できる。
カアアアッ!!
D-END「おおおおあああああああ!!」攻3000→5100ドドドドド……
700: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/03(火) 15:57:35.80 ID:it0/t6N90
雪乃「攻撃力5100!?……」
龍亞「うわあああ……!ミズホを攻撃されたらおしまいだよー!」
ツァン「あ……………!……」
ケイト「これで予告通り、このターンでおしまいさルーキー!」
「おおおおーーーーーーーーーーーー!!!」
ツァン「くう……!」
ケイト「バトルだD-END!ミズホを直接攻撃!」
ミズホ「!……」ドドドドドドドド…………
ゴギャアアアアンッ!!
MC「決まったああああーーーーーーーーー!!!」
ツァン「トラップ、発動!死力のタッグチェンジ!」カチ
《死力のタッグ・チェンジ/Desperate Tag》 †
永続罠
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスターが
戦闘によって破壊されるダメージ計算時、
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージを0にし、
そのダメージステップ終了時に手札からレベル4以下の
戦士族モンスター1体を特殊召喚する事ができる。
ケイト「なに……!」
701: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/03(火) 16:11:14.27 ID:it0/t6N90
ツァン「このカードでボクへのダメージは0になる!そして手札から……影武者を特殊召喚!」バッ
影武者「!」守1800
MC「トラップで身を守っていたーーーー!!ダメージは0だ!」
D-END攻5100→3000
ツァン「ふふん、残念」
ケイト「く………!しぶとい………」
コナミ「予告通りとはいかなかったようだな!」
雪乃「ひやひやしたわ……」
ケイト「………スピードワールド2の効果発動!」sc8→1 ピッ
ケイト「scを7取り除き一枚、ドローする!」シュッ 手札1
ケイト「……ダイヤモンドガイを召喚!」バ
ダイヤモンド「はっ!」
ツァン「またそのモンスター……」
ケイト「効果発動!デッキの一番上のカードを捲る……」シュッ
ケイト「引いたのは……sp-シフトダウン!発動が確定した!」シュッ
ケイト「ターンエンド……」手札0
702: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/03(火) 16:18:24.50 ID:it0/t6N90
ツァン「ドロー!」シュッ 手札3
ケイトsc1→2
ツァンsc4→5
ツァン「……よし、エニシ召喚!」バッ
《真六武衆-エニシ/Legendary Six Samurai - Enishi》 †
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1700/守 700
自分フィールド上に「真六武衆-エニシ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、
1ターンに1度、自分の墓地に存在する
「六武衆」と名のついたモンスター2体をゲームから除外する事で、
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して手札に戻す。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。
また、自分フィールド上に「真六武衆-エニシ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが表側表示で2体以上存在する場合、
このカードの攻撃力・守備力は500ポイントアップする。
エニシ「はあっ!」
コナミ「!あいつは」
雪乃「バウンス効果がある六武衆ね」
ブオォ――――――――――――!!!
ケイト「ぐ……!?」
ツァン「効果発動、墓地のミズホとシナイを除外して、D-ENDを手札に戻す!」
ズズズズズ…
703: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/03(火) 16:21:39.43 ID:it0/t6N90
シュパ――――――ン!!!
D-END「ぐおおああああああ……!!?」
MC「おおおーーーーーー!!!D-ENDがエクストラデッキにもどったあああああ!!」
コナミ「よおおおし!もう出てこられまい!」
クロウ「インチキ効果使うぜ!」
ケイト「ぐうう………侮っていたよ……アンタ、流石はWRGP優勝チーム……」
ツァン「どうも、さらに手札からキザンを召喚!」バッ
《真六武衆-キザン/Legendary Six Samurai - Kizan》 †
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1800/守 500
自分フィールド上に「真六武衆-キザン」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
自分フィールド上にこのカード以外の「六武衆」と名のついた
モンスターが表側表示で2体以上存在する場合、
このカードの攻撃力・守備力は300ポイントアップする。
キザン「ふっ」攻2100
龍亞「特殊召喚モンスターまで、すごい……」
704: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/03(火) 16:26:10.26 ID:it0/t6N90
MC「これで三体のモンスター!総攻撃のチャンスだああああ!!」
ブオオオオオオォ―――――――――――――
ツァン「影武者を攻撃表示に変更してバトル!キザンでダイヤモンドガイを攻撃!」バッ
キザン「はあああああ!!」ザシュッ
ケイト「!!」LP2900→2200 オオオオオ………
コナミ「決まった!!」
ツァン「さらにエニシ、影武者でダイレクトアタック!」
ドドドシュッ!!!
ケイト「ぬううっ………うう……!!」LP2200→100ゾゾゾゾ……
ギャギャギャギャギャ……!!!
MC「総攻撃決まったあああああ!!のこりLPは100!風前の灯だああああ!!」
ケイト「っく……だがまだだ……次のターン……二枚のドローが許される………!
705: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/03(火) 16:30:01.01 ID:it0/t6N90
おおおおおおおおーーーーー!!!
コナミ「いいぞツァンーーーー!最高ーーーー!!」
雪乃「世界トップレベルといっていいわね、彼女の強さは」
クロウ「だがまだ決まったわけじゃねえぞ!」
龍亞「あと一押しーーー!!!」
ゴオオォ―――――――――――!!
ケイト「くう……仕留めそこなったね……!」
ツァン「いや……のこり一枚の手札……これがある」
ケイト「!……」
ツァン「手札のカードはsp-シンクロリターン!」バッ
ケイト「sp!」
ツァン「そう、スピードワールド2の効果発動!」バッ sc5→1 ピッ
706: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/03(火) 16:32:53.43 ID:it0/t6N90
ケイト「なっ……」
ツァン「相手プレイヤーに800のダメ―ジを与える!」
ズキュウ――――――――――ン!!
ケイト「うあああああーーーーーー!!?」ザザザザアアアアッ LP100→0 ピー――――
ギャギャギャギャギャギャギャ!!!
MC「!……き、きまったああああーーーーーーーーー!!」
MC[勝利したのは、ツァンディレ選手ーーーーーーー!!!!」
おおおおおおおーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
コナミ「つ、つええええーーーー!!?」
雪乃「見事だったわ、ツァンさん!」
龍亞「おおおおーー!かっけーーーー!」
クロウ「よっしゃああ!」
ケイト「うぐううう……」ブシュゥゥゥウウーーーーーー!!
708: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/03(火) 16:36:44.11 ID:it0/t6N90
……………
シュゥゥゥウウ……
ツァン「勝った…………」
ケイト「く…………負けた、完全に」
ツァン「ケイトさん……」
ケイト「アタイもまだまだ未熟だったみたいだね……鍛えなおすよ:
ケイト「またデュエルしよう……次は負けないからね」
ツァン「あ、はい……こ、こちらこそ」
ケイト「ふう……」
………………………
龍亞「お疲れー!ツァン姉ちゃん!」
コナミ「流石だな……」
ツァン「ふふん、まあね、KCグランプリに向けて幸先いいスタートができたと思うよ」
クロウ「うかうかしてらんねえな俺も……」
雪乃「ふふ……熱いデュエルだったわ、体が熱くなっちゃった」
709: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/02/03(火) 16:46:54.50 ID:it0/t6N90
コナミ「試合はもうないのか?」
ツァン「うん、今日はもうおしまい」
龍亞「じゃあ遊びに行こうよ!」
クロウ「たまにはいいかもな、顔がばれないように変装すれば問題ねえし」
コナミ「ツァン、いつものサングラス持ってるのか?」
ツァン「あるよ、ほら」スチャッ
龍亞「これなら大丈夫だね」
雪乃「コナミ、私たちはデートに行く約束でしょう?」
コナミ「あ、そうか、そうだったな」
ツァン「む……」
コナミ「悪い、俺は雪乃と髪留め買いに行く」
クロウ「ああ………そうか、それなら……」
龍亞「一緒に行けばいいじゃん、俺たちもさ、ね?」
雪乃「え?」
ツァン「そ……そうだね、うん、コナミと藤原さん二人っきりにすると藤原さんが襲われるかもしれないし」
コナミ「えええー襲わんし」
雪乃「むうう………」ぷくー……
クロウ「龍亞の無邪気さには勝てねえな……」
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