1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 19:09:26.38 ID:gqtFM1U70
サーシェス「おーさじ!いい子にしてたかー!?」ナデナデ
さじのすけ「うん!」
絹江「おかえりなさいあなた」
サーシェス「ただいま絹江」
さじのすけ「とーちゃん足くさい!」
サーシェス「えっ本当か?」クンクン
サーシェス「んー……………マンダム!」オエッ
絹江「バカなことしてないでお風呂に入ってください」
さじのすけ「うん!」
絹江「おかえりなさいあなた」
サーシェス「ただいま絹江」
さじのすけ「とーちゃん足くさい!」
サーシェス「えっ本当か?」クンクン
サーシェス「んー……………マンダム!」オエッ
絹江「バカなことしてないでお風呂に入ってください」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 19:11:15.22 ID:gqtFM1U70
ザザーン
さじのすけ「とーちゃんのマンモスすごいんだゾ!」
サーシェス「へへへ!マンモスか、そうだよな。こうでなくちゃいけないよなあ!」モジャッ
さじのすけ「うふーん…たくましいのねアナタ♡」
サーシェス「さじのすけも将来はこんなふうになるんだぞー!」
アハハハハ・・・
絹江「ふふ…」トントン
さじのすけ「とーちゃんのマンモスすごいんだゾ!」
サーシェス「へへへ!マンモスか、そうだよな。こうでなくちゃいけないよなあ!」モジャッ
さじのすけ「うふーん…たくましいのねアナタ♡」
サーシェス「さじのすけも将来はこんなふうになるんだぞー!」
アハハハハ・・・
絹江「ふふ…」トントン
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 19:15:57.73 ID:gqtFM1U70
サーシェス「おー!美味そうだな!」
絹江「みんな一杯頑張ってるからね。体力つけなくちゃ」
さじのすけ「いただきますだゾ!」
サーシェス・絹江「いただきまーす!」
絹江「みんな一杯頑張ってるからね。体力つけなくちゃ」
さじのすけ「いただきますだゾ!」
サーシェス・絹江「いただきまーす!」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 19:20:52.10 ID:gqtFM1U70
絹江「さじのすけ?お父さんを起こしてきてくれる?」
さじのすけ「ほっほーい!」
タタタ…
さじのすけ「とーちゃん!」
サーシェス「…ぐおおお…ぐおおお………うふっ……」
さじのすけ「起きないんだゾ…そして気持ち悪いんだゾ…」
さじのすけ「…そうだ!あれを持ってくるんだゾ」
テテテ…
サーシェス「…うっぷおおお!!?」ガバッ
さじのすけ「効果抜群なんだゾ…」
サーシェス「…俺の靴下か…一発で目が覚めた」
絹江「おはようございますアナタ」
サーシェス「おはよう絹江」
さじのすけ「ほっほーい!」
タタタ…
さじのすけ「とーちゃん!」
サーシェス「…ぐおおお…ぐおおお………うふっ……」
さじのすけ「起きないんだゾ…そして気持ち悪いんだゾ…」
さじのすけ「…そうだ!あれを持ってくるんだゾ」
テテテ…
サーシェス「…うっぷおおお!!?」ガバッ
さじのすけ「効果抜群なんだゾ…」
サーシェス「…俺の靴下か…一発で目が覚めた」
絹江「おはようございますアナタ」
サーシェス「おはよう絹江」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 19:25:11.90 ID:gqtFM1U70
サーシェス「じゃあいってくる!」
絹江「いってらっしゃい!」
さじのすけ「かーちゃん行ってくるゾ!」
絹江「気を付けるのよー!」
絹江「さあ、私も仕事仕事」
絹江「いってらっしゃい!」
さじのすけ「かーちゃん行ってくるゾ!」
絹江「気を付けるのよー!」
絹江「さあ、私も仕事仕事」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 19:29:27.65 ID:gqtFM1U70
㈱KPSA飲料
部下「係長!大変です!」
サーシェス「どうした?」
部下「フランスの直営店の向かいにライバル企業が出店するそうです!」
サーシェス「なんだとッ!?」
サーシェス「商売の邪魔ばっかしやがって…」
サーシェス「すぐに会議を開く!決算前に対策を立てるぞ!」
部下「し、しかし係長は先日も残業を…」
サーシェス「商売人は戦ってナンボなんだよ!人を集めろ!」
部下「…はい!!!」ダッ
サーシェス「こちとらボーナスがかかってんだ」
サーシェス「いただくぜ…」
サーシェス「ボーナス!!!」
部下「係長!大変です!」
サーシェス「どうした?」
部下「フランスの直営店の向かいにライバル企業が出店するそうです!」
サーシェス「なんだとッ!?」
サーシェス「商売の邪魔ばっかしやがって…」
サーシェス「すぐに会議を開く!決算前に対策を立てるぞ!」
部下「し、しかし係長は先日も残業を…」
サーシェス「商売人は戦ってナンボなんだよ!人を集めろ!」
部下「…はい!!!」ダッ
サーシェス「こちとらボーナスがかかってんだ」
サーシェス「いただくぜ…」
サーシェス「ボーナス!!!」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 19:33:02.13 ID:gqtFM1U70
サーシェス「ただいまー…」
絹江「おかえりなさいアナタ」
サーシェス「起きてたのか!こんな遅くまで…」
絹江「いいえ。私はあなたの妻だもの」
サーシェス「…すまないな。さじのすけは?」
絹江「さっき寝たわ。『とーちゃんが帰ってくるまで待ってる!』って言ってたんだけれど」
サーシェス「ちょっと見て来るよ」
絹江「ごはん用意しておくわね」
サーシェス「ありがとう」
絹江「おかえりなさいアナタ」
サーシェス「起きてたのか!こんな遅くまで…」
絹江「いいえ。私はあなたの妻だもの」
サーシェス「…すまないな。さじのすけは?」
絹江「さっき寝たわ。『とーちゃんが帰ってくるまで待ってる!』って言ってたんだけれど」
サーシェス「ちょっと見て来るよ」
絹江「ごはん用意しておくわね」
サーシェス「ありがとう」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 19:38:00.53 ID:gqtFM1U70
ギィ…
サーシェス「…さじのすけ」
さじのすけ「…すー…すー…」
サーシェス「ただいまさじのすけ…」ナデナデ
さじのすけ「んー…とーちゃん…」
サーシェス「…!?起きてるのか?」
さじのすけ「ムニャ…」
サーシェス「寝言か」
サーシェス「……」
サーシェス「…さじのすけ」
さじのすけ「…すー…すー…」
サーシェス「ただいまさじのすけ…」ナデナデ
さじのすけ「んー…とーちゃん…」
サーシェス「…!?起きてるのか?」
さじのすけ「ムニャ…」
サーシェス「寝言か」
サーシェス「……」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 19:43:59.40 ID:gqtFM1U70
テクテク・・・
絹江「用意できたわよ。どうする?ビールにする?」
サーシェス「…いや…」
絹江「大丈夫、飲みましょ。私はお茶にしようかしら」
サーシェス「…」ギ…ペタン
プシュッ
サーシェス「…」ゴクゴク
サーシェス「ぷはっ」
絹江「…」
サーシェス「…?どうした?」
絹江「あ…あのね?」
サーシェス「ん?」
絹江「二人目が…できたみたいなの///」
サーシェス「!!!!!」
絹江「用意できたわよ。どうする?ビールにする?」
サーシェス「…いや…」
絹江「大丈夫、飲みましょ。私はお茶にしようかしら」
サーシェス「…」ギ…ペタン
プシュッ
サーシェス「…」ゴクゴク
サーシェス「ぷはっ」
絹江「…」
サーシェス「…?どうした?」
絹江「あ…あのね?」
サーシェス「ん?」
絹江「二人目が…できたみたいなの///」
サーシェス「!!!!!」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 19:46:50.57 ID:gqtFM1U70
サーシェス「えっ ほっ…本当か!?」
絹江「…///」コク
サーシェス「はっ はは…」
絹江「喜んで…くれる?」
サーシェス「当たり前じゃねーか!」だきっ
絹江「あっ」
サーシェス「いつもありがとうなあ絹江…」
絹江「ど…どうしたの?」
サーシェス「…」ぎゅう
絹江「…」ぎゅう
絹江「…///」コク
サーシェス「はっ はは…」
絹江「喜んで…くれる?」
サーシェス「当たり前じゃねーか!」だきっ
絹江「あっ」
サーシェス「いつもありがとうなあ絹江…」
絹江「ど…どうしたの?」
サーシェス「…」ぎゅう
絹江「…」ぎゅう
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 19:49:23.60 ID:gqtFM1U70
さじのすけ「すぅ…」
絹江「ふわぁ…。あら、読書?」
サーシェス「うん、ちょっとな」ペラペラ
絹江「そろそろ電気消しましょ?さすがに眠いわ」
サーシェス「…」
絹江「…」カチッ
サーシェス「あっ ごめん!」パタン
絹江「おやすみなさいアナタ」
サーシェス「おやすみ絹江」
絹江「ふわぁ…。あら、読書?」
サーシェス「うん、ちょっとな」ペラペラ
絹江「そろそろ電気消しましょ?さすがに眠いわ」
サーシェス「…」
絹江「…」カチッ
サーシェス「あっ ごめん!」パタン
絹江「おやすみなさいアナタ」
サーシェス「おやすみ絹江」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 19:54:28.36 ID:gqtFM1U70
さじのすけ「すぅすぅ…」
絹江「すぅ…すぅ…」
サーシェス「…」
サーシェス「……」
サーシェス「………」
サーシェス(…決めた!!!)
絹江「すぅ…すぅ…」
サーシェス「…」
サーシェス「……」
サーシェス「………」
サーシェス(…決めた!!!)
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 19:59:13.22 ID:gqtFM1U70
㈱KPSA飲料
???社長「や…辞める!!!?」
サーシェス「はい。妻が二人目を身ごもったことですし、いい機会です。家族とともにいる時間を、もっととりたいのです」
???社長「…」
サーシェス「…」
???社長「わかった!」
???社長「キミは今まで実にわが社に尽くしてくれた。そのすぐれた能力が惜しくないというのはウソになるが」
???社長「キミの性格も知っている。頑固なところも」
???社長「…家族とともにいてあげたまえ」
サーシェス「ありがとうございます!」バッ
???社長「や…辞める!!!?」
サーシェス「はい。妻が二人目を身ごもったことですし、いい機会です。家族とともにいる時間を、もっととりたいのです」
???社長「…」
サーシェス「…」
???社長「わかった!」
???社長「キミは今まで実にわが社に尽くしてくれた。そのすぐれた能力が惜しくないというのはウソになるが」
???社長「キミの性格も知っている。頑固なところも」
???社長「…家族とともにいてあげたまえ」
サーシェス「ありがとうございます!」バッ
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 20:02:01.51 ID:gqtFM1U70
部下「…行ってしまいましたね、係長。あ、いえ、サーシェスさん。よろしかったのですか?」
???社長「ふっ…この先多くの困難が待ち受けているのを知ってなお…澄み切った眼差しだった」
???社長「到底引き留めることはできんよ」
部下「そういうあなたも清々しい顔ですよ。リボンズ社長」
リボンズ「!…そうかい」
部下「ええ」
リボンズ「…実を言うとね」
リボンズ「私にもグループ本社から異動命令が出ている。キミも一緒にだ」
部下「え?」
リボンズ「連邦グループの飲料事業社KPSAから、本来の事業である家電事業部に異動だそうだ」
部下「…ソレスタルビーイング社にですか!!?」
リボンズ「そういうことさ。来てくれるね?ヒリング」
ヒリング「もちろんです。アナタと一緒なら」
???社長「ふっ…この先多くの困難が待ち受けているのを知ってなお…澄み切った眼差しだった」
???社長「到底引き留めることはできんよ」
部下「そういうあなたも清々しい顔ですよ。リボンズ社長」
リボンズ「!…そうかい」
部下「ええ」
リボンズ「…実を言うとね」
リボンズ「私にもグループ本社から異動命令が出ている。キミも一緒にだ」
部下「え?」
リボンズ「連邦グループの飲料事業社KPSAから、本来の事業である家電事業部に異動だそうだ」
部下「…ソレスタルビーイング社にですか!!?」
リボンズ「そういうことさ。来てくれるね?ヒリング」
ヒリング「もちろんです。アナタと一緒なら」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 20:07:28.49 ID:gqtFM1U70
絹江「や…辞めた!?」
サーシェス「おう。辞めて来た」
絹江「……」フラフラ
さじのすけ「とーちゃん万年係長卒業おめでとうなんだゾ!」
サーシェス「ありがとうさじのすけ!」
さじのすけ「お祝いついでにエクシア仮面のフィギュアが欲しいんだゾ」
サーシェス「祝われる側があげるのかよ…」
絹江「…」バンッ
サーシェス「」ビクッ
絹江「どうするの…」
サーシェス「え?」
サーシェス「おう。辞めて来た」
絹江「……」フラフラ
さじのすけ「とーちゃん万年係長卒業おめでとうなんだゾ!」
サーシェス「ありがとうさじのすけ!」
さじのすけ「お祝いついでにエクシア仮面のフィギュアが欲しいんだゾ」
サーシェス「祝われる側があげるのかよ…」
絹江「…」バンッ
サーシェス「」ビクッ
絹江「どうするの…」
サーシェス「え?」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 20:12:31.44 ID:gqtFM1U70
絹江「これから二人目も生まれるのに!生活どうするの!」
さじのすけ「お?二人目…?」
サーシェス「い、いやそれは。退職金いっぱいもらったし」
絹江「その先どうするのよぅ…今の時代転職も難しいのに」グスッ
さじのすけ「か、かーちゃん…」
サーシェス「ところがぎっちょん!」
サーシェス「次の職、もう面接を申し込んであるんだなーこれが」
絹江「え?」
サーシェス「これだこれ」スッ
絹江「あ…昨日読んでた…」
さじのすけ「これ何て読むの?」
サーシェス「保育に自信のある方募集、だ」
絹江「あなた、自信あるの…?」
サーシェス「うん、実を言えばな。その、少年を……導く……のが、得意というか。心得ているんだ」
絹江「今、すごく言葉を選んだわね」
さじのすけ「お?二人目…?」
サーシェス「い、いやそれは。退職金いっぱいもらったし」
絹江「その先どうするのよぅ…今の時代転職も難しいのに」グスッ
さじのすけ「か、かーちゃん…」
サーシェス「ところがぎっちょん!」
サーシェス「次の職、もう面接を申し込んであるんだなーこれが」
絹江「え?」
サーシェス「これだこれ」スッ
絹江「あ…昨日読んでた…」
さじのすけ「これ何て読むの?」
サーシェス「保育に自信のある方募集、だ」
絹江「あなた、自信あるの…?」
サーシェス「うん、実を言えばな。その、少年を……導く……のが、得意というか。心得ているんだ」
絹江「今、すごく言葉を選んだわね」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 20:18:52.31 ID:gqtFM1U70
絹江「幼稚園と…保育園?の職員を募集しているのね」
サーシェス「家族が増えるんだ。ちゃんと育児も憶えたいからな」
絹江「あなた…」
さじのすけ「二人目ってなんなんだゾ!」
サーシェス「それはなー!さじのすけがお兄ちゃんになるってことだ!」
絹江「妹か、弟ができるってことなのよ」
さじのすけ「ほほー…さては二人目が生まれるんですな?」
絹江「ふふ。そういうこと」
サーシェス「家族が増えるんだ。ちゃんと育児も憶えたいからな」
絹江「あなた…」
さじのすけ「二人目ってなんなんだゾ!」
サーシェス「それはなー!さじのすけがお兄ちゃんになるってことだ!」
絹江「妹か、弟ができるってことなのよ」
さじのすけ「ほほー…さては二人目が生まれるんですな?」
絹江「ふふ。そういうこと」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 20:21:55.52 ID:gqtFM1U70
チュンチュン…
絹江「忘れ物はない?」
サーシェス「ああ。受験票も筆記用具も持った」
アルケー「ワン!」
さじのすけ「とーちゃんがんばるんだゾ!」
サーシェス「ああ。じゃあ、行ってくる!」
2人+1匹「いってらっしゃーい!」
絹江「忘れ物はない?」
サーシェス「ああ。受験票も筆記用具も持った」
アルケー「ワン!」
さじのすけ「とーちゃんがんばるんだゾ!」
サーシェス「ああ。じゃあ、行ってくる!」
2人+1匹「いってらっしゃーい!」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 20:32:43.14 ID:gqtFM1U70
さじのすけ「ところで、かーちゃん」
絹江「何?」
さじのすけ「とーちゃん、どこで働くつもりなんだゾ?」
絹江「えーと、ちょっと待ってね」
絹江「たしかどこかで聞いたことのある名前だったんだけど…」
絹江「………あ!思い出した!」
さじのすけ「ほほーい!」
絹江「あのね」
さじのすけ「うんうん」
絹江「ギンガナム幼稚園ていうらしいわよ」
絹江「何?」
さじのすけ「とーちゃん、どこで働くつもりなんだゾ?」
絹江「えーと、ちょっと待ってね」
絹江「たしかどこかで聞いたことのある名前だったんだけど…」
絹江「………あ!思い出した!」
さじのすけ「ほほーい!」
絹江「あのね」
さじのすけ「うんうん」
絹江「ギンガナム幼稚園ていうらしいわよ」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 20:36:50.76 ID:gqtFM1U70
ディアナ「補欠採用にもたくさんの応募がありましたね」
ギンガナム「フフフ。どんな人物が来ますかなあ…」
ディアナ「真剣に選ばせていただきましょう」
ギンガナム「フハハハハハハ―ッ!!!!!」
バッ
ギンガナム「育児はいいぞッ!!!!」
ギンガナム「みんな来おおぉぉぉぉぉぉぉぉぉい!!!!!!」
ギンガナム「フフフ。どんな人物が来ますかなあ…」
ディアナ「真剣に選ばせていただきましょう」
ギンガナム「フハハハハハハ―ッ!!!!!」
バッ
ギンガナム「育児はいいぞッ!!!!」
ギンガナム「みんな来おおぉぉぉぉぉぉぉぉぉい!!!!!!」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 20:42:34.36 ID:gqtFM1U70
待合室
サーシェス「やっぱ面接はスーツでねえとなぁ!」ビシッ
『次の方どうぞー』
サーシェス「行くか…」スクッ
『お入りください』
サーシェス「ちょいさー!」ガラガラッ
ギンガナム「ほぉう…ドアを開けるいい動きだ。貴様ギンガナム隊の隊員にならんかぁ…?」
サーシェス「うおぉぉぉ俺はアリーアル・サーシェスだぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ディアナ「お座りください」
サーシェス「やっぱ面接はスーツでねえとなぁ!」ビシッ
『次の方どうぞー』
サーシェス「行くか…」スクッ
『お入りください』
サーシェス「ちょいさー!」ガラガラッ
ギンガナム「ほぉう…ドアを開けるいい動きだ。貴様ギンガナム隊の隊員にならんかぁ…?」
サーシェス「うおぉぉぉ俺はアリーアル・サーシェスだぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ディアナ「お座りください」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 20:47:58.47 ID:gqtFM1U70
ディアナ「なかなか派手な入室でしたわね」ジトッ
サーシェス「キレイなもんだな面接官ってのは!そうだろお譲ちゃん!」
サーシェス「ヘッヘヘ、別に無傷で合格しようだなんて思っちゃいねぇ!」
サーシェス「印象が悪けりゃ謝罪するまでよ!」ペコリ
ディアナ「よしなに」
ギンガナム「今現在のご職業はなんですかな?」
サーシェス「そいつは企業秘密ということで…」
ディアナ「どうか、正直に答えてくださいませんか?」
サーシェス「無職です。家族が好きで好きでたまらない、人間のプリミティブな衝動に殉じて生きる、昨日退職した無職です…」
ギンガナム「正直な男だよ…彼は!」
サーシェス「キレイなもんだな面接官ってのは!そうだろお譲ちゃん!」
サーシェス「ヘッヘヘ、別に無傷で合格しようだなんて思っちゃいねぇ!」
サーシェス「印象が悪けりゃ謝罪するまでよ!」ペコリ
ディアナ「よしなに」
ギンガナム「今現在のご職業はなんですかな?」
サーシェス「そいつは企業秘密ということで…」
ディアナ「どうか、正直に答えてくださいませんか?」
サーシェス「無職です。家族が好きで好きでたまらない、人間のプリミティブな衝動に殉じて生きる、昨日退職した無職です…」
ギンガナム「正直な男だよ…彼は!」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 20:59:12.62 ID:gqtFM1U70
サーシェス(同情されてるぜ!かわいそうになあ!俺!)
ディアナ「では、次の質問です…」
サーシェス(何問持ってやがんだ!?けどなあ!回答できるんだよ!」
サーシェス(いただくぜ…内定!)
ディアナ「では、次の質問です…」
サーシェス(何問持ってやがんだ!?けどなあ!回答できるんだよ!」
サーシェス(いただくぜ…内定!)
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 21:03:25.26 ID:gqtFM1U70
ギンガナム「では最後の質問だ」
ディアナ「なぜ、前のご職業を退職されたのですか?そして育児に携わりたい理由は何ですか?」
サーシェス「俺は父親だぜ?家族と過ごす時間を増やすためだ…それになァ!子供を育てるのに、父親が参加するのは当たり前じゃねえかッ!」
ギンガナム「!」
ディアナ「!」
サーシェス「?」
ギンガナム「」キュピーン
ディアナ「」キュピーン
サーシェス(量子通信!?何話してやがんだ!?)
ディアナ「なぜ、前のご職業を退職されたのですか?そして育児に携わりたい理由は何ですか?」
サーシェス「俺は父親だぜ?家族と過ごす時間を増やすためだ…それになァ!子供を育てるのに、父親が参加するのは当たり前じゃねえかッ!」
ギンガナム「!」
ディアナ「!」
サーシェス「?」
ギンガナム「」キュピーン
ディアナ「」キュピーン
サーシェス(量子通信!?何話してやがんだ!?)
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 21:08:30.67 ID:gqtFM1U70
ギンガナム「終了の合図をあげるッ!!!」ビー
ディアナ「面接はこれにて終了です」
サーシェス「ありがとうございました」
ディアナ「面接はこれにて終了です」
サーシェス「ありがとうございました」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 21:12:38.71 ID:gqtFM1U70
テクテク
サーシェス(…やっちまった)
サーシェス(緊張しすぎて言葉づかいも乱雑だし…ハァ)
サーシェス(けど、熱意だけは…伝えられたかもしれんな。ん?)
ハッピーバーーースーーーデーーーー♪イーーイーーデーーースーーーネーーー♪
ピッ
サーシェス「もしもし?ああ、今から帰る。おう、ありがとう。…じゃあまたあとでな」ピッ
サーシェス「帰ろう、我が家に。家族の元に」
テクテク・・・
サーシェス(さぁて、合か不か。今回神はどちらを選ぶ?まっ、どちらにしても俺は家族が大好きだがな)
サーシェス「家族あっての俺だねってな」
おわり
サーシェス(…やっちまった)
サーシェス(緊張しすぎて言葉づかいも乱雑だし…ハァ)
サーシェス(けど、熱意だけは…伝えられたかもしれんな。ん?)
ハッピーバーーースーーーデーーーー♪イーーイーーデーーースーーーネーーー♪
ピッ
サーシェス「もしもし?ああ、今から帰る。おう、ありがとう。…じゃあまたあとでな」ピッ
サーシェス「帰ろう、我が家に。家族の元に」
テクテク・・・
サーシェス(さぁて、合か不か。今回神はどちらを選ぶ?まっ、どちらにしても俺は家族が大好きだがな)
サーシェス「家族あっての俺だねってな」
おわり
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 21:24:10.58 ID:gqtFM1U70
ディアナ「さて、午後からは用務員の採用試験ですよ」
ギンガナム「気合を入れていかなくてはな」
ディアナ「ええ…」
シャア「…そろそろ出発だな」スック
グエン「用務員という立場から革命を起こしてみせましょう」
グラハム「愛があるかーら♪面接するーの♪ぉぉ…♪落とっさーないでぇ…♪」
シャア「なんだその歌は?」
グラハム「00のED曲、トラストユーの替え歌だ」
グエン「いい曲ですね。まあ、実業家の私が合格できないわけがありませんが」
グラハム「職歴だけが、合否を決める要因ではないよ。では行こうか」
シャア「うむ。勝利の栄光を我らに!!!」
おわり!!!
ギンガナム「気合を入れていかなくてはな」
ディアナ「ええ…」
シャア「…そろそろ出発だな」スック
グエン「用務員という立場から革命を起こしてみせましょう」
グラハム「愛があるかーら♪面接するーの♪ぉぉ…♪落とっさーないでぇ…♪」
シャア「なんだその歌は?」
グラハム「00のED曲、トラストユーの替え歌だ」
グエン「いい曲ですね。まあ、実業家の私が合格できないわけがありませんが」
グラハム「職歴だけが、合否を決める要因ではないよ。では行こうか」
シャア「うむ。勝利の栄光を我らに!!!」
おわり!!!
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