歩夢｢よくおっちょこちょいとも言われちゃうし｣

かすみ｢そうなんですか？｣

歩夢｢うん だから服にゴミが付いてても気付かない時とかもあったりして｣

かすみ｢…｣ｸﾞｻｯ

歩夢｢だからね、かすみちゃんがいてくれてよかったよ｣ﾆｺ

かすみ｢…｣

歩夢｢かすみちゃん？｣

かすみ｢うわーん！歩夢先輩ー！！ごめんなさい～！！！｣

歩夢｢ええ？！｣

歩夢｢埃なんて付いてなかった～？！｣

かすみ｢はい…｣

歩夢｢じゃあかすみちゃんは何をしてたの？｣

かすみ｢いえ…その…お昼に買ったパンに貼ってあったお買い上げシールを…歩夢先輩の背中に…｣

歩夢｢…かすみちゃん？｣

かすみ｢ごごご、ごめんなさい！ちょっとしたイタズラだったんです！！｣

歩夢｢もう｣

かすみ｢…あれ？怒ってないんですか？｣

歩夢｢うん かすみちゃん自分から言ってくれたし｣

かすみ｢え｣

歩夢｢きっとわたしの話を聞いて罪悪感があったから言ってくれたんでしょ？｣

かすみ｢それは…まあ｣

歩夢｢じゃあ怒らない｣

かすみ｢歩夢先輩…｣

歩夢｢根は優しいもんね、かすみちゃん｣

かすみ｢歩夢先輩～！！！｣ｶﾞﾊﾞｯ

歩夢｢うわあっ！？｣

かすみ｢歩夢先輩も優じくで好ぎでず～！！！｣ｽﾞﾋﾞｽﾞﾋﾞ

歩夢｢もうっ｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

終