◆ 大聖堂敷地内


晴明「あ、改め、て……そ、その。安倍晴明……で、です。はい」

清子「晴明ね。ん……何か、『せいこ』と『せいめい』で紛らわしいな」

   「まあ、いいや。ところで何で晴明はここに?」

晴明「え、えと……」


晴明(何かあったっけ、ここに来た理由)


1.なんとなく……?

2.ステンドグラスを見に

3.じつはここになぞのちょうきょだいあんこくそしきがー(棒)

4.自由安価

↓2

464: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/03(月) 23:00:31.30 ID:kSWbmzsqO
1

466: ◆/7w/ijckWc 2014/11/03(月) 23:06:37.87 ID:IhoegENIo


晴明「な……なんと、なく……?」

   「と、としか、言いようが、その……ないです」

清子「ふーん……じゃ、あたしと同じか」

   「ま、でもそういうことってあるもんだよな。心の向くまま、っていうか」

   「んー……でも、何となくってのも……別に理由があるような気がすんだよな」

晴明「ふぇ?」

清子「なんてーの? 人を引きつける何か、っていうかさ……」

   「なんとなく、強迫観念じみた『何か』を感じた、っていうか……」


467: ◆/7w/ijckWc 2014/11/03(月) 23:12:24.48 ID:IhoegENIo

晴明「は、はぁ……」

清子「実は全て特定の何者かの仕業なのだとかいうアレじゃないけど」

   「『何か』があるかもしれないから、ちょっとここに来てしまう。で、何も無いから帰る」

   「……そういう何かがある、ような気がするんだけど、あたしの気のせいかな」


晴明(厨二病……)

   (じゃあないと思うけど。実際そういうものはある、と思うし……)


清子「何度か足を運んでるんだけど、結局何も無いんだよな」

晴明「……ま、まあ……色々と、その、怪しい、なんて……噂は、されて、ますけど」

468: ◆/7w/ijckWc 2014/11/03(月) 23:18:14.03 ID:IhoegENIo


清子「だから……かなぁ?」

晴明「だ、だから……じゃ、ない、でしょうか」

   「ゴシップ誌も……その、色々、書いてます、し……」

清子「ま、気になるっちゃ気になるわーな」

   「でも、何となくそういうのとは違うような気が……」


晴明(……じゃあ、何なんだろう)

   (路地裏に入ってミカさんを見た時のような違和感……)

   (とは別種のもの、だろうけど……確かに、何か、あるような……?)


469: ◆/7w/ijckWc 2014/11/03(月) 23:22:13.50 ID:IhoegENIo


清子「………………」フゥ

   「考えてても仕方ないか。ところで晴明、どこの学校?」

晴明「え、えと。『↓2(学校名)』……です」



ついでに清子の学校も決定コンマ一桁

1~4:晴明と同じ学校
5~9:祝呼や楓と同じ学校
0  :お嬢様学校
↓1


470: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/03(月) 23:24:20.65 ID:bqXroWito
ほい

471: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/03(月) 23:25:39.11 ID:G35WRIBn0
アポリア

472: ◆/7w/ijckWc 2014/11/03(月) 23:29:23.94 ID:IhoegENIo


晴明「私立アポリア学園高校……です……」

清子「え、あの有名校? 意外にスゴいのな……」


晴明(友達いなくて勉強ばっかしてたんスよHAHAHA! とか言えない)


清子「てことはデュエルとか強いの?」

晴明「ど、どう……なんでしょう……?」


晴明(勉強できることとデュエルができることはイコールじゃないし……)

   (それに、ここ最近負け続きだし……本当、どうなんだろうね)


473: ◆/7w/ijckWc 2014/11/03(月) 23:31:55.07 ID:IhoegENIo


晴明(というか、デュエルの話題を振ってきたということは、清子さんはデュエルがしたんだろうか)

   (活発そうな人だし、さっきから結構フレンドリーだし……)

   (勿論、信者でもないのに礼拝堂にいたっていう共通項から親近感が沸いたってだけかもしれないけど)

   (どうしよう?)



1.デュエルを提案

2.とりあえず今日は連絡先の交換まで

3.自由安価

↓2

475: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/03(月) 23:32:53.71 ID:kSWbmzsqO
1

493: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 21:11:57.98 ID:EihOkXAho
┌(┌^o^)┐




晴明「……わ、分からない、です……ちょっと」

清子「まあ、そうだよな。勝率って言っても相対的なものだし……」

晴明「だ、だから……その、です、ね」

清子「ん?」

晴明「デュ……デュエル、し、して、みます……か?」

   「ここ、自由に、その……デュエルして、いい……みたい、ですし」

清子「なるほどね……」

   「うん、そういうことならやろうじゃない。デッキはあるよね?」

晴明「あ、は、はい」


494: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 21:15:54.43 ID:EihOkXAho


◆ 大聖堂敷地内広場


清子「準備は?」

晴明「で、でき……ました。はい」 ガシャン

清子「分かった。それじゃあ、始めるか」 ガシャン

   「手加減はいらない。あたしも、手加減なんてしないからな」

晴明「は、はい……! で、では」



 ――――デュエル!


495: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 21:18:37.76 ID:EihOkXAho


先攻:安倍晴明


晴明「わ、私から……みたいです。えと、モンスターと、カードをセット……で、エンド……です」

清子「慎重だな……あたしのターン!」

手札:5→6

清子「あたしは、スケール8の《時読みの魔術師》と、スケール4の《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》で、ペンデュラムスケールをセッティング!」

晴明(ペンデュラムモンスター……!)

清子「早速だけど、行かせてもらう! ペンデュラム召喚!」

   「来いよ、《フーコーの魔砲石》!」


《フーコーの魔砲石/Focault's Cannon》

ペンデュラム・通常モンスター
星5/闇属性/魔法使い族/攻2200/守1200
【Pスケール:青2/赤2】
(1):このカードを発動したターンのエンドフェイズに、
フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。


496: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 21:22:53.61 ID:EihOkXAho


晴明(ペンデュラムデッキ……かな?)

清子「じゃあ、とりあえず……その裏守備モンスターに攻撃!」

清子「時読みの効果により、あたしのペンデュラムモンスターの攻撃時、罠カードは発動できない!」


《時読みの魔術師/Timegazer Magician》

ペンデュラム・効果モンスター
星3/闇属性/魔法使い族/攻1200/守 600
【Pスケール:青8/赤8】
自分フィールドにモンスターが存在しない場合にこのカードを発動できる。
(1):自分のPモンスターが戦闘を行う場合、
相手はダメージステップ終了時まで罠カードを発動できない。
(2):もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カード
または「オッドアイズ」カードが存在しない場合、
このカードのPスケールは4になる。
【モンスター効果】
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
1ターンに1度、自分のPゾーンのカードは相手の効果では破壊されない。


ドゴオオオオン!


晴明「に、ニードルワームの効果……発動、です」

清子「!?」


497: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 21:25:31.90 ID:EihOkXAho


晴明「デッキの上から5枚を……墓地へ、お願いします」

清子「で、デッキ破壊かよ……!」


清子
デッキ→墓地
《冥府の使者ゴーズ》
《七星の宝刀》
《グリザイユの牢獄》
《オーバーウェルム》
《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》

デッキ残り:34→29


清子「……だけど、この程度ならな! カードをセットして、ターンエンド」

   「そしてこのエンドフェイズ、オッドアイズの効果を発動する!」


《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン/Odd-Eyes Pendulum Dragon》

ペンデュラム・効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
【Pスケール:青4/赤4】
「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」の(1)(2)のP効果は
それぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のPモンスターの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージを0にできる。
(2):自分エンドフェイズに発動できる。
このカードを破壊し、デッキから攻撃力1500以下のPモンスター1体を手札に加える。
【モンスター効果】
(1):このカードが相手モンスターと戦闘を行う場合、
このカードが相手に与える戦闘ダメージは倍になる。


499: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 21:30:46.23 ID:EihOkXAho


清子「オッドアイズ自身を破壊することで、デッキから攻撃力1500以下のペンデュラムモンスターをサーチする」

   「あたしが選択すんのは攻撃力1200の《星読みの魔術師》だ」

清子
デッキ残り:29→28

清子「更に、破壊されたオッドアイズはエクストラデッキに戻る」

場→EX
《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》

清子「ターンエンド」


晴明(……デッキ破壊って分かってるからこそ、速攻狙いってことかな)

   (でも、さっき見えた《オーバーウェルム》……アドバンス召喚を多用するデッキってこと?)

   (……ともかく、このままデッキ破壊していけば見えてくるはず)


500: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 21:33:15.41 ID:EihOkXAho


晴明「私の……ターンです」 手札3→4

   「……《浅すぎた墓穴》を発動。互いに、墓地のモンスターを……裏守備状態で、特殊召喚、します」

   「……ニードルワームを蘇生、します」

清子「なら、あたしはゴーズを蘇生させる」


《冥府の使者ゴーズ/Gorz the Emissary of Darkness》

効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2700/守2500
自分フィールド上にカードが存在しない場合、
相手がコントロールするカードによってダメージを受けた時、
このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
この方法で特殊召喚に成功した時、受けたダメージの種類により以下の効果を発動する。
●戦闘ダメージの場合、自分フィールド上に「冥府の使者カイエントークン」
(天使族・光・星7・攻/守?)を1体特殊召喚する。
このトークンの攻撃力・守備力は、この時受けた戦闘ダメージと同じ数値になる。
●カードの効果によるダメージの場合、
受けたダメージと同じダメージを相手ライフに与える。


502: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 21:39:20.19 ID:EihOkXAho


晴明「……《レベル制限B地区》、発動、です」


《レベル制限B地区/Level Limit - Area B》

永続魔法
フィールド上のレベル4以上のモンスターは守備表示になる。


清子「……フーコーは守備表示になる」

晴明「で、では……モンスターと、カードをセットして……ターンエンド。です」


503: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 21:42:10.81 ID:EihOkXAho


清子「じゃあ……あたしのターン!」 シャッ

手札:3→4

清子「あたしはスケール1の星読みをセッティング!」

   「これでレベル2から7のモンスターの同時召喚が可能だ!」

   「あたしはエクストラデッキのオッドアイズをペンデュラム召喚する!」


キュイイイイイイイイン!


清子「そして、ゴーズを反転召喚……だが、二体とも守備表示になるか」

   「ま、どうでもいいさ。あたしは手札から《冥界の宝札》を発動!」

晴明「!」


《冥界の宝札/Precious Cards from Beyond》

永続魔法
2体以上の生け贄を必要とする生け贄召喚に成功した時、
デッキからカードを2枚ドローする。


504: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 21:45:28.52 ID:EihOkXAho


清子「オッドアイズとフーコーをリリース!」

   「現れろ、《可変機獣 ガンナードラゴン》!」


《可変機獣 ガンナードラゴン/Fusilier Dragon, the Dual-Mode Beast》

効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2800/守2000
このカードは生け贄なしで通常召喚する事ができる。
その場合、このカードの元々の攻撃力・守備力は半分になる。


清子「オッドアイズとフーコーはエクストラに戻る!」


場→EX
《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》
《フーコーの魔砲石》


清子「更に冥界の宝札の効果で2枚ドロー!」

手札:2→4
デッキ:27→25


晴明(ひ、ひぇぇぇ……)

506: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 21:48:29.82 ID:EihOkXAho


晴明「で、ですけど……ガンナードラゴンは、守備表示に、なります」

清子「承知の上! ガンナードラゴンとゴーズでオーバーレイ!」

   「現れろ、《迅雷の騎士ガイアドラグーン》!」


《迅雷の騎士ガイアドラグーン/Gaia Dragon, the Thunder Charger》

エクシーズ・効果モンスター
ランク7/風属性/ドラゴン族/攻2600/守2100
レベル7モンスター×2
このカードは自分フィールド上のランク5・6のエクシーズモンスターの上に
このカードを重ねてエクシーズ召喚する事もできる。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。


晴明「え、エクシーズの……貫通効果……」

清子「エクシーズモンスターにレベルは存在しない。よってレベル制限B地区の効果も無効になる!」


507: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 21:50:04.31 ID:EihOkXAho


清子(ニードルワームだってわかりきってる方を攻撃するよりは……)


清子「バトルだ! ガイアドラグーンでもう一体のリバースモンスターを攻撃!」


晴明(……!)


ガッシャアアアアアン!


508: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 21:51:58.82 ID:EihOkXAho


晴明「め、メタモルポットの効果、発動です……!」

清子「えっ」

晴明「て、手札を全て捨てて5枚ドロー。私は……手札ゼロ、ですので、このまま、ドローしますね」

清子「……え、えええ……」


晴明
手札:0→5
デッキ:39→34

清子
手札:4→0→5
デッキ:25→20

手札→墓地
《ハードアームドラゴン》
《終焉の焔》
《ペンデュラム・バック》
《金満な壺》


511: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 21:54:48.15 ID:EihOkXAho


清子「な、何このちょっとした卑怯臭さ」

晴明「わ、私、貫通……ダメージで、もうLP半分なんですけど」

晴明
LP:4000→2000

清子「……ま、まあいいか。あたしはカードを1枚伏せて、ターンエンド」

晴明「で、では。私の……ターン、です」


512: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 21:57:19.34 ID:EihOkXAho


晴明(さて、さっき伏せたカードは《手札抹殺》……)

   (……元々手札使いの荒いデッキだから、カモフラージュできたようなものだけど……)

   (ここで手札交換代わりに、使っておくのがいいとは思ってる)

   (問題は、その目的……)

   (清子さんのデッキはちょうど半分。ここからデッキ破壊を加速させるか……)

   (それとも、攻撃に転ずるか……)


《手札抹殺》の目的

1.デッキ破壊を加速する

2.場をかき乱して攻勢に転ずる

↓2

514: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/06(木) 21:58:10.29 ID:VMSYAN1ao

518: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 22:13:13.63 ID:EihOkXAho


晴明(こいつが私のやりかた!)

   (そこの青い柱に閉じこもってるホ ップル(時読み星読み)も括目せよ! なんつって)


晴明「ふ、伏せておいた……《手札抹殺》を、発動、します……!」

清子「えっ」


晴明
手札→墓地
《シールド・ワーム》
《ドラグニティ-ファランクス》
《ドラグニティ-アキュリス》
《ウォーム・ワーム》

デッキ:33→29


清子
手札→墓地
《時読みの魔術師》
《フーコーの魔砲石》
《招来の対価》
《レスキューラット》


519: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 22:16:22.75 ID:EihOkXAho


清子
デッキ:20→16

清子(ラットォォォォォォォォ!!)


晴明「さ、更に……ニードルワームを反転召喚します。」

   「デッキを上から5枚、墓地に、送ってください」

清子「…………」


晴明(な、なぜか血の涙を流しているように見える……?)


清子
デッキ→墓地
《ペンデュラム・バック》
《フーコーの魔砲石》
《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》
《冥府の使者ゴーズ》
《星読みの魔術師》

デッキ:16→11

520: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 22:18:19.09 ID:EihOkXAho
※ 清子は「可愛いもの好き」


晴明「あ、《悪夢の鉄檻》を……発動、します」


《悪夢の鉄檻/Nightmare's Steelcage》

通常魔法
全てのモンスターは(相手ターンで数えて)2ターンの間攻撃できない。
2ターン後このカードを破壊する。


ガシャコォォン


晴明「そして、モンスターをセット……して、ターン、エンドです」


523: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 22:25:35.59 ID:EihOkXAho


清子「あたしのターンだ……!」

手札:4→5
デッキ:11→10


清子(……! 来た、勝負をかけられるカード!)

   (問題はあの《悪夢の鉄檻》……あれさえ無ければ攻撃もできる)

   (手札は……よし。これなら……!)


清子「あたしは《貪欲な壺》を発動。五枚のモンスターをデッキに戻し、2枚ドロー!」


墓地→デッキ
《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》2
《フーコーの魔砲石》2
《レスキューラット》

デッキ:10→15→13
手札:5→4→6


524: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 22:28:30.75 ID:EihOkXAho


清子「行くよ。ペンデュラム召喚! 現れろ!」


手札→場
《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》

EX→場
《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》
《フーコーの魔砲石》


晴明(お、オッドアイズが二体も……!)


525: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 22:30:43.72 ID:EihOkXAho


清子「あたしはフーコーとオッドアイズ1体をリリースし、《カオスハンター》をアドバンス召喚!」


《カオスハンター/Chaos Hunter》

効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2500/守1600
相手がモンスターの特殊召喚に成功した時、
手札を1枚捨てる事でこのカードを手札から特殊召喚する。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手はカードをゲームから除外する事ができない。


場→EX
《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》
《フーコーの魔砲石》


ピシィィィィッ!


526: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 22:32:23.72 ID:EihOkXAho


清子「更にこのアドバンス召喚時、《イリュージョン・スナッチ》を特殊召喚する。同時に冥界の宝札の効果で2枚ドロー!」


《イリュージョン・スナッチ/Illusory Snatcher》

効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2400/守1000
自分がモンスターのアドバンス召喚に成功した時、
このカードを手札から特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したこのカードの種族・属性・レベルは、
アドバンス召喚したそのモンスターと同じになる。

清子
手札:3→5
デッキ:13→11


晴明(……? な、何で、今のペンデュラム召喚で全部出さずに……?)

   (どっちにしてもB地区の効果で守備表示になるから)

   (いざという時に再利用できるように、エクストラデッキに戻した……ってこと?)


527: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 22:34:17.83 ID:EihOkXAho


晴明(い、いや、それよりも! レベル7モンスターが3体……!)


清子「オッドアイズとスナッチの二体でオーバーレイ!」

   「出でよ、《幻獣機ドラゴサック》!」


《幻獣機(げんじゅうき)ドラゴサック/Mecha Phantom Beast Dracossack》 †

エクシーズ・効果モンスター
ランク7/風属性/機械族/攻2600/守2200
レベル7モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
自分フィールド上に「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)2体を特殊召喚する。
自分フィールド上にトークンが存在する限り、
このカードは戦闘及びカードの効果では破壊されない。
また、1ターンに1度、自分フィールド上の
「幻獣機」と名のついたモンスター1体をリリースして発動できる。
フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。


ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


529: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 22:37:37.59 ID:EihOkXAho


晴明「ひ……ひえっ……」

清子「ドラゴサックのORUを一つ取り除き、幻獣機トークンを2体精製する!」


幻獣機(げんじゅうき)トークン/Mecha Phantom Beast Token
トークン
星3/風属性/機械族/攻  0/守 0


清子「そして、ドラゴサックの効果を発動! 『幻獣機』モンスター1体をリリースし、カードを1枚破壊する!」

   「幻獣機トークンをリリースし、《悪夢の鉄檻》を破壊!」


ガッシャアアアアアアアアアアアン!

530: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 22:42:04.89 ID:EihOkXAho


晴明(マズい!)


清子「あたしはガイアドラグーンに《ストイック・チャレンジ》を装備する」


《ストイック・チャレンジ/Stoic Challenge》

装備魔法
エクシーズ素材を持っているエクシーズモンスターにのみ装備可能。
装備モンスターの攻撃力は
自分フィールド上のエクシーズ素材の数×600ポイントアップし、
相手モンスターとの戦闘によって相手ライフに与える戦闘ダメージは倍になる。
また、装備モンスターは効果を発動できない。
このカードは相手のエンドフェイズ時に墓地へ送られる。
このカードがフィールド上から離れた時、装備モンスターを破壊する。
「ストイック・チャレンジ」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。


清子「この効果によって、ガイアドラグーンの攻撃力は1200アップし……3800!」


《迅雷の騎士ガイアドラグーン》
攻撃力:2600→4400


532: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 22:46:12.59 ID:EihOkXAho
 


晴明「で、でも、効果の発動は……!」

清子「甘いって! ストイック・チャレンジは『効果を発動できない』だけで、永続効果を無効にするとまでは言っていない!」


晴明(……ホントこの辺のルール難しいなぁ!)


清子(……さぁて、この状況だと怖いのは「あのカード」だけど……)

   (入ってる確率は高い。けど、絶対じゃない――――攻撃して確かめる!)


清子「バトル! ガイアドラグーンでニードルワームに攻撃!」


晴明(……!! この攻撃を受けたら負ける!)

   (よく考えよう。清子さんのデッキはアドバンス召喚主体で……)

   (私が今発動するべきカードは――――――!!)


1.《皆既日蝕の書》

2.《Vain-裏切りの嘲笑》

3.《虹クリボー》

↓2

534: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/06(木) 22:49:36.58 ID:fesSnK6Oo
3

536: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 22:51:39.71 ID:EihOkXAho



晴明「……《虹クリボー》の効果を発動します……!」

清子「――――!」











清子「カウンター罠発動! 《オーバーウェルム》!」


538: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 22:54:18.93 ID:EihOkXAho


晴明「あ…………あっ……!!」

清子「どうやら賭けはあたしの勝ち。カオスハンターをアドバンス召喚したときに気付いてれば分からなかったけど……」

   「《オーバーウェルム》はモンスターと罠の効果を無効にするカウンター罠だ」


《オーバーウェルム/Overwhelm》

カウンター罠
自分フィールド上にレベル7以上のアドバンス召喚したモンスターが
表側表示で存在する場合に発動する事ができる。
罠カードまたは効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊する。


清子「虹クリボーの効果は、これで無効。ガイアドラグーンの攻撃は通る!」


540: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 22:56:14.51 ID:EihOkXAho


晴明「くぅ……!」

清子「これで終わり! ガイアドラグーンでニードルワームに攻撃!」


ドガッシャアアアアアアアアアアン!


ピィ――――――――


晴明
LP:2000→0


546: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 23:05:08.54 ID:EihOkXAho


晴明「…………」ヘタッ

清子「おおい、晴明! 大丈夫か?」

晴明「あっ……そ、その。だ、だいじょぶ、です」

   「え、えっと、その、あ、ありがとうございました。でゅ、デュエル、してくれて」

清子「あ、いや。別にいいよ。あたしも催促したようなもんだし……」

   「それに……ま、結構強かったよ、晴明」

   「デッキ破壊っていうだけで敬遠してたけど、まあ、何だ。いい感じの緊張感持てるしな」


547: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 23:09:35.70 ID:EihOkXAho


晴明「……そ、そう、ですか」

清子「晴明、このあたりに住んでるんだろ?」

   「あたしもこの辺で住んでるんだ。また、機会があればデュエルしよう」

晴明「え……」

   「え。あ、その、えと、その、え……っと」

   「あ、あの。わ、私で……いい、ん、ですか?」


清子(……赤面してんのちょっと可愛いな)


549: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 23:12:04.42 ID:EihOkXAho


清子「うん。だって、デッキ破壊って滅多に見ないだろ?」

   「あたし自身、いい経験にもなるし……」

   「余計なお世話かもしんないけど、デュエル相手は多いに越したことないじゃん」

晴明「あっ、うん、いや、えと、違う、は、はい! そ、そうですね!」

清子「番号交換しとこうぜ。あたし、普段はカードショップの……あそこ、分かるかな」

   「『スイッチ』ってショップにいるからさ、何かあったら言ってくれ。力になるよ」

晴明「はい。あ、はい。そ、その……えと」

   「あ、ありがとう……ございますっ」


◆「交友関係」に「三善清子」が追加されました。普段はカードショップ「スイッチ」に向かえば会うことができます。
  また、場合によっては大聖堂周辺でも会うことができます。


550: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 23:15:04.38 ID:EihOkXAho
 
◆ 一日が終了しました

晴明(あ……っと、もうこんな時間だ)

   (今日は……また、なんというか忙しい一日だったなあ)

   (ミカさんと出会い、清子さんとも出会い……)

   (立て続けにデュエルしたりして、ちょっと疲れた……)

   (うん、でもちょっと楽しかったな)

   (ミカさんからの提案も、これから考えていくことにしよう)

   (どんな内容かも気になるし……路地裏に行けばミカさんと会えるって言ってたね)

   (さて、帰ろっか)


551: ◆/7w/ijckWc 2014/11/06(木) 23:16:21.96 ID:EihOkXAho
現在のステータスを表示します




名前:安倍晴明
性別:女
年齢:15
職業:学生
特徴:腐女子で根暗。しかし、根はすごく良い子。
デッキ:【デッキデス】

その他の所持カード
「ドラグニティ」

●交友関係
土御門楓:近所のカードショップ「スイッチ」のバイトさん。親しみやすい人。
好感度:2

音繰路祝呼:カードショップ「スイッチ」の常連。デキる人な外見だが、実のところ結構普通の高校生。ただしバイだとか。
好感度:4

只野一也:晴明の通う学校の男子生徒。誰に対しても分け隔てなく接することのできる少年。見た目は平々凡々。
好感度:0

三善清子:大聖堂で出会った学生。鋭敏な感覚を持っているらしく、大聖堂にちょっとした疑いを持っている。
好感度:0

ミカ・アシュロン:路地裏で出会った女性。その正体については未だ分かっていない。
好感度:0

560: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 21:02:18.03 ID:UGVJynaJo


 ◆ 寮/晴明の部屋


晴明(友達が増えたよ! やったねせいめいちゃん!)

   (でも本当にそれは友達なのかな? 私が一方的にそう思ってるだけじゃないの?)

   (そんなことないYO! ちょっとしたきっかけがあれば皆友達SA!)

   (……やめよ。どれだけ面倒くさいこと考えてるんだろうか私は……)

   (もうちょっとこう、考えるべきことあるじゃないか。私の今後の目標とか……)

   (ま、第一に、本当に友達って呼べるような相手を見つけることかな)

   (大きな問題は今のところ……無いよね。よね)

   (ミカさんの件を少し考えなきゃいけないくらいかな?)


561: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 21:03:21.23 ID:UGVJynaJo


晴明(じゃ、今日の放課後はどうしようか?)


放課後、向かう場所は?


1.カードショップ
2.寮
3.学校
4.時計塔広場
5.大聖堂
6.劇場
7.裏路地
8.その他(自由安価)

↓2


563: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/07(金) 21:10:35.08 ID:dKim6zzPo
6

564: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 21:21:49.91 ID:UGVJynaJo
>>562
1も最近の環境ロクに知らないので、《砂漠の光》以外に表側表示にできるカードってことで選択した感じです








 ◆ ピタゴラス・劇場

ピタゴラスには巨大な劇場が存在している。

映画、演劇、その他の娯楽作品の観覧に際して利用されることが多く、市民の出入りも活発だ。

そうした一方、この場所にはもう一つの顔がある。それが、政財界の大物が、談合のために用いる会議場だ。

文字通りの交流の場となることもあれば、裏取引の現場に偶然にも出くわすということがある。

そうした場合に待ち受ける結末は――――語るまでも無いだろう。

薄暗く、公演の最中ならば、VIP用の客席からの声など聞こえない。

故にこの場所は、ある意味陰謀の発信地とも言える場所だった。


565: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 21:26:27.80 ID:UGVJynaJo


晴明(ま、私にはそーゆーのまるで関係ないけどね)

   (下手にそういうことに関わる気は無いし)

   (普通に利用する分にはただの映画館・演劇場ってだけだし)

   (今日も劇場は賑わってる。さて、今日の私がここに来た理由は――――)




1.映画を見に来た

2.(中学以前の)知り合いの演劇を見に

3.自由安価

↓2


567: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/07(金) 21:30:12.69 ID:dKim6zzPo
3.死角の席によく居るホ カップルを見に

570: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 21:33:32.62 ID:UGVJynaJo


晴明(――――実はここの死角、ホ ップルがよくいるという噂を聞く)

   (映画? まあ嫌いじゃない。お約束のハッピーエンドのやつね)

   (わざわざ鬱い創作物見たくないよ。最後の最後でハッピーエンド、ならいいけどね)

   (まあそれはいい。肝心なのはホ だ)

   (映画の内容や……! 社会の陰謀なぞ……! どうでもよいのだァーッ!)


571: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 21:39:13.77 ID:UGVJynaJo


◆ 劇場・二階席付近


晴明(フフフ……本当に映画を見たければこんなところに来る人間はあまりいない)

   (ここだと画面から相当遠いし……混んでる時も三階くらいが一番いいんじゃないかな)

   (でも劇場の迫力ってのも侮れないもので、ここにいても内容が入ってくることは多々ある)

   (そして……この周辺は、いわゆる「薄暗い場所」ッ!)

   (特定の曜日、時間、時刻……それだけの要素があって初めて、この場にホ ップルは現れる!)

   (なお、普段は普通のカップルが盛っているポイントだ。爆発しろ)

   (いや、他の観客の迷惑になるな。思いっきり足の小指ぶつけろ。   折れろ)


572: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 21:44:22.33 ID:UGVJynaJo


モゾモゾ…


晴明(……何らかの影を確認。おお、これが……!)

   (いや待て私、落ち着け……ゆっくりだ。元々そういう行動は得意だろう私)

   (教室を出ていく時のように素早く! 静かに! そして気取られぬように!)

   (我は影……何物にも悟られぬ淡い影……ニンジャのように静かに……)


モゾモゾ…ボソボソ…


晴明(……あれは……壁に手を当てて……う、うおおおおおお! 迫ってるってことは一種の壁ドン! ※)

  ※ 壁殴りに非ず


573: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 21:49:05.69 ID:UGVJynaJo


晴明(ふ、ふふふ……いや、落ち着こう私。今この場では何も語るべきでない)

   (隠密行動こそ最優先……そして何よりも重要なのは、脳内HDDにこの痴態を焼き付けること――――)

   (……って、あれ? なんだかおかしくね? いつまで壁にいんのさ)

   (飲み込んで僕のEX-カリバーンは? なんと奇遇な! は!? おい、本番はよ!!)

   (……おかしい。映画の上映時間はだいたい2時間……もう前半の佳境には差し掛かってる)

   (暗がりと音響でよく聞こえないけど、あれは本当にホ ップルなのか?)

   (もうちょっと近づいてみるべきか? それともちょっと下がって――――)


1.近づいてみる

2.なんか違うから帰る

3.自由安価

↓2

575: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/07(金) 21:50:18.37 ID:YNlObgwSO
1

576: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 21:55:36.94 ID:UGVJynaJo


→1.近づいてみる


晴明(近づくしかあるめぇ。この状況を逃してられるものか!)

   (私の全隠密スキルをつぎ込んで近づき、様子を確かめてやる!)


サッ シュタッ サッ ザザッ シュイン

ゴソゴソ…


晴明(あ、あと数メートル……ここまで来たら、目視でも確認できる)

   (声も、多分そろそろ聞こえ出す位置だ……問題は、私が確認される可能性が高まることだけど)

   (恥ずかしがってもらってもいいんだよ。何せ私はただその場に居合わせただけの普通の女子高生)

   (内面まで図り知ることはできまいし、何より劇場で  っていた方が悪い!)

   (ハハハハハ! さあ、 態を見せよ!  声を聞かせよ! 我は腐海の女王なり!)


577: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 22:02:42.12 ID:UGVJynaJo


ボソボソ…


???「……ということです。なので、例の件は『結社』の方に……」

???「ふん。奴らの考えることだ。気にしなくてもいい。ところで、別件についてだが……」

???「あの件ですか。例のゴシップ記事の記者は始末いたしました。近日中に発表されるでしょう」

     「問題は……一般人が『巣窟』に出入りしていたという件ですが」

???「捨て置け。万が一嗅ぎ回るようなら始末しろ。私が許す」

???「承知しました。例の連中についてはいかがいたします?」

     「『オリジナル』は未だ抽出しきれておりません。このまま反抗を許すのは……」

???「案ずるな。『因子』を持つ者は目星を付けている」

     「実用化に成功すれば奴らは用済みになる」

ボソボソ…
ゴソゴソ…



晴明「 」

579: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 22:06:56.64 ID:UGVJynaJo


晴明「 」

晴明「 」


晴明(――――え? 何今の話)

   (え、えっと……多分あれ、アレ……その、「企業」の裏? みたいな……アレだよね)

   (き、記者を始末した……? し、始末って、まさか……こ、ころ……)

   (い、いや、懲戒処分のことだ。きっとそうだ。そう思うしかない)

   (それより、あの人たちが言うところによると……「巣窟」って場所に出入りしている一般人は)

   (何かを嗅ぎ回っていた場合に、始末される可能性がある、らしい)

   (……というか、この話。聞いたらマズい系統のアレだよね、確実に……!)


580: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 22:13:39.55 ID:UGVJynaJo


ボソボソ…

???「しかしこの姿勢は……どうにかなりませんか」

???「こうした方が、わざわざ近づこうと思う者もいるまい」

     「『そういう』関係なのだと勘違いさせておくだけのこと」

     「映画のスパイもよく使う手だろう?」

ボソボソ…


晴明(逃げよう)

   (もう完全に一般人の私には荷の重すぎるっぽい問題だ、これ)

   (聞かなかったことに……するのはちょっとどうかと思うけど)

   (とにかくここから逃げ出さなきゃ、どうにだってならない……)



↓1 突然ですがコンマ

00~33:??
34~66:????
67~99:?????

581: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 22:15:07.85 ID:mHDPwW+a0
1

582: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 22:21:51.10 ID:UGVJynaJo


67~99:逃げ切れる


晴明(……世の中には理がある)

   (なんというかそれは「確実なこと」だ。コーラを飲んだらゲップをするくらいに……)

   (こういう状況、私の周囲に小石や小枝のようなものが存在していて)

   (音を立ててしまい、気付かれる可能性というのは非常に高いはず!)

   (というわけで、十全に注意した上で……あ、お菓子の袋)

   (こっちには誰かの置き忘れたパンフレット……ええい、邪魔邪魔)

   (これでオーケー。来た道は覚えてるし……オタッシャデー!) シュタタタタタッ


???「? 今、何かいたような……」

???「映画の音だろう。敏感になりすぎだ。ほら、今ニンジャがシュタタタタッと……」


 ◆ 劇場から抜け出すことができました
 ◆ 何らかの陰謀が進行しているようです


584: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 22:24:38.47 ID:UGVJynaJo


晴明(危なかった。あのままあの場所にいたら多分マズかった……)

   (早めに出てきたおかげで時間はあると思う。どこか行こうかな?)


どこへ行く?

1.カードショップ
2.寮
3.学校
4.時計塔広場
5.大聖堂
6.劇場(現在は×)
7.裏路地
8.その他(自由安価)

↓2

586: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 22:25:26.27 ID:8C6CA+f9O
1

587: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 22:28:49.07 ID:UGVJynaJo


◆ カードショップ「スイッチ」


ウィーン

楓「いらっしゃーい! ってあれ。せーちゃんどうしたの? なんか疲れてるみたいだけど」

晴明「い、いえ……」


晴明(立て続けにわけわかんないことが起きてどうしたもんかって気疲れだと思います、はい……)

   (まあ、でも一息つける場所に来られたし……今からどうしよう?)


どうする?

1.対戦相手を探す
2.カードを購入する
3.知り合いとコミュ
4.自由安価

↓2

589: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/07(金) 22:30:16.18 ID:0/QpgxGwo
2

590: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 22:34:13.00 ID:UGVJynaJo


晴明「か、楓さん。ちょっと……」

楓「ん。どうしたの?」

晴明「か、カード……その、買おうかと、思って……です」

楓「オーケー! そんじゃ、今回はどうしよっか?」


1.特定のカードが欲しい(後で安価によって指定します)
2.指定したデッキのパーツが欲しい(デッキタイプを指定)
3.むしろ新しいデッキが作りたい(デッキを指定)
4.おすすめを聞く(行動消費なし)
5.その他(安価指定)

↓2

592: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/07(金) 22:36:37.17 ID:cbNQrKbpO
2
酒呑ネクロとか

594: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 22:41:10.90 ID:UGVJynaJo


晴明(……えーっと、こないだ、雑誌に載ってたのは……)

   (「あなたもできる! 究極のデッキ破壊」とか「アンデット族を使ってみませんか」……)

   (確か、《酒呑童子》ってモンスターを使って、《ネクロフェイス》と一緒にデッキ破壊……だったような)


《酒呑童子(しゅてんどうじ)/Shutendoji》 †

効果モンスター
星4/地属性/アンデット族/攻1500/守 800
1ターンに1度、次の効果から1つを選択して発動する事ができる。
●自分の墓地に存在するアンデット族モンスター2体を
ゲームから除外する事で、自分のデッキからカードを1枚ドローする。
●ゲームから除外されている
自分のアンデット族モンスター1体をデッキの一番上に戻す。


《ネクロフェイス/Necroface》
効果モンスター(制限カード)
星4/闇属性/アンデット族/攻1200/守1800
このカードが召喚に成功した時、
ゲームから除外されているカード全てをデッキに戻してシャッフルする。
このカードの攻撃力は、この効果でデッキに戻したカードの枚数×100ポイントアップする。
このカードがゲームから除外された時、
お互いはデッキの上からカードを5枚ゲームから除外する。

595: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 22:46:55.69 ID:UGVJynaJo
>>593
説明無かったけどできますよー
デッキが複数ある場合、デュエルごとに選択していく形式になります







晴明「《酒呑童子》と、《ネクロフェイス》……それと、各種除外関連のカード、とか、ありますか……?」

楓「えっぐ。いや、あるけどね。どっちもちょっと割高だよ」

晴明「う、うーん。こ、このくらいなら……うん」


晴明(負けてもDPは貯まる。祝呼さん、ミカさん、清子さんとのデュエルで、このくらいは貯まってたね)


晴明「じゃ、じゃあ……その、それ、で……?」

楓「でも大丈夫なの? ネクロフェイスも封印の黄金櫃も今制限カードで、構築しづらい……ってか、ほぼ不可能だと思うんだけど」

晴明「えっ」

597: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 22:52:34.88 ID:UGVJynaJo


晴明「えっ、あの、ほ、ホント……です?」

楓「ホントもホント……ていうか、デュエル誌って意外と見るべきとこ見てなかったりするよ」

  「ほんの数か月前もいくつか誤植してたし……準制限を三積みしたり、制限カードを準制限と勘違いしたり……」

  「あと、ダブルガイをキラートマトで特殊召喚しようとしたりね」


晴明(そ、そうなのか……ちょっと鵜呑みにしてたな)

   (一応、ネクロフェイスが1枚。黄金櫃も1枚。その他のパーツもあるみたいだけど……)

   (デッキパワーは相当低いみたい。そりゃそうだよね。使い回ししづらいいもの)

   (それでもいいならここで買うこともできるけど……どうしよう?)


どうする?

1.いいや、買っちゃえ

2.少し考え直します

↓2

599: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 22:54:00.24 ID:mHDPwW+a0
制限さえなければ ぐぬぬぬ

602: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 23:00:27.98 ID:UGVJynaJo


晴明「す、すみません、ちょっと……考え、直します、ね」

楓「ん。ちなみに今のリミットレギュレーションはこんな感じだよ」

つ http://www.yugioh-card.com/japan/event/shop_duel/limit_regulation.php

晴明「あ、ど、どうも。ありがとう……ございます、はい」


晴明(……それじゃあ、どうしようか?)


どうする?

1.特定のカードが欲しい(後で安価によって指定します)
2.指定したデッキのパーツが欲しい(デッキタイプを指定)
3.むしろ新しいデッキが作りたい(デッキを指定)
4.おすすめを聞く
5.もうちょっと考える(相談タイム)
6.その他(安価指定)

※ 制限カード等により構築困難なデッキは、今回のように事前に選択肢が入ります

↓2

604: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/07(金) 23:02:01.79 ID:dKim6zzPo
3・ハンデス、例えば聖刻リチュアとか

607: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 23:11:47.47 ID:UGVJynaJo


晴明(……んー……デッキを考えるところに戻ろうかな)

   (たとえば、私が今デッキ破壊を使ってるのは、戦術として有効なのに皆に使ってもらえてないからだ)

   (そういうところから考えてくと……んー……何だろ。デッキデス……ハンデス?)

   (手札破壊かぁ。これも結構有用な戦術のはずなんだけどね……)

   (でも、ハンデスそれ自体も、結構な種類があるよね。デッキ破壊と違って、ビートダウンが主だし)

   (Xセイバー、《リチュア・ガストクラーケ》……あ、ガストクラーケは制限カードだ……)

   (【追い剥ぎハンデス】、【フェンリルハンデス】、【指名ハンデス】、【トマハン】、【除去ハン】……)

   (いわゆる【聖刻リチュア】なんかは、今ハンデスの要素が薄くなってるみたいだけど……どうしよう?)

   (どんなデッキが組みたいかな?)


※ 申し訳ありませんが《イビリチュア・ガストクラーケ》が制限カードになっており【聖刻リチュア】のハンデス要素が少々薄いため、選択する形式を取ります。


↓3 では、どんなデッキを組む?

610: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/07(金) 23:18:17.05 ID:0jZ9aGt80
見たことないんでフェンリルハンデス

611: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 23:31:15.02 ID:UGVJynaJo


晴明(フェンリルハンデス……)

   (《フェンリル》のドローロック能力を利用したハンデスデッキだね)


《フェンリル/Fenrir》
効果モンスター
星4/水属性/獣族/攻1400/守1200
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の水属性モンスター2体をゲームから除外して特殊召喚する。
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
次の相手ターンのドローフェイズをスキップする。


晴明(ハンデス用のカードは《追い剥ぎゴブリン》なんかの汎用的なカードを使うとして……)


《追い剥ぎゴブリン/Robbin' Goblin》

永続罠
自分フィールド上に存在するモンスターが相手ライフに
戦闘ダメージを与えた時、相手の手札をランダムに1枚捨てる。

612: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 23:35:59.82 ID:UGVJynaJo


晴明(フェンリルの墓地コストを考えると、構築は【水属性】デッキに近いかたちになると思う)

   (《スクリーチ》の採用は、確定的だとしても……)


《スクリーチ/Skreech》

効果モンスター
星4/水属性/爬虫類族/攻1500/守 400
このカードが戦闘によって破壊された場合、
デッキから水属性モンスター2体を墓地へ送る。


晴明(それ以外のカードの採用枠を考えなきゃいけないね)

   (どんなカードを入れてみようかな。水属性のカード……)



●どんな水属性カードを投入する?

1.指定する(カードやカテゴリ名も指定してくださ

2.指定しない(>>1が汎用的なカードを投入します)

↓2

614: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 23:46:37.14 ID:8C6CA+f9O
ペンソル、ムーラングレイス、欲を言えばアトランティスやガガギゴ

615: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 23:51:56.25 ID:UGVJynaJo


晴明(水属性といえば《伝説の都 アトランティス》……)


《伝説の都 アトランティス/A Legendary Ocean》

フィールド魔法
このカードのカード名は「海」として扱う。
このカードがフィールド上に存在する限り、
フィールド上の水属性モンスターの攻撃力・守備力は200ポイントアップする。
また、お互いの手札・フィールド上の水属性モンスターのレベルは1つ下がる。


晴明(これと相性がいいのは「ガガギゴ」シリーズのカードかな)

   (特に《ギガ・ガガギゴ》の高攻撃力とレベルはいい感じだったよね)


《ギガ・ガガギゴ/Giga Gagagigo》
通常モンスター
星5/水属性/爬虫類族/攻2450/守1500

617: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 23:54:24.15 ID:UGVJynaJo


晴明(展開を食い止めるために《ペンギン・ソルジャー》と……)


《ペンギン・ソルジャー/Penguin Soldier》

効果モンスター
星2/水属性/水族/攻 750/守 500
リバース:フィールド上のモンスターを
2体まで選択して持ち主の手札に戻す事ができる。


晴明(珍しいカードだし……あるかどうかは分からないけど)

   (ハンデスの加速のために《氷霊神ムーラングレイス》も入れられそう) メモカリカリ


《氷霊神(ひょうれいしん)ムーラングレイス/Moulinglacia the Elemental Lord》

効果モンスター
星8/水属性/海竜族/攻2800/守2200
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の水属性モンスターが5体の場合のみ特殊召喚できる。
このカードが特殊召喚に成功した時、
相手の手札をランダムに2枚選んで捨てる。
「氷霊神ムーラングレイス」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードがフィールド上から離れた場合、
次の自分のターンのバトルフェイズをスキップする。


618: ◆/7w/ijckWc 2014/11/07(金) 23:58:59.28 ID:UGVJynaJo
>>616
カテゴリデッキにはあまり入らないんじゃないでしょうか
水属性デッキなら採用が検討できるといったところかと。一応、>>1に任せた場合は汎用カードの中に入れていました。






晴明(それから、汎用性のためにこれとこれと……)カリカリ

   (よし、できた!)


晴明「す、すみませ、ん、楓さん。こ、こんな感じで、カードが欲しいんです、けど」

楓「はーい。ふーん、ほうほう、なるほどねー……」

  「せーちゃん、実はいじめっ子の素質があったりしない?」

晴明「……」ブンブン

楓「冗談冗談。フェンリルハンデス向けのカード……倉庫にあるかなぁ。ちょっと待っててねー」

619: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 00:06:03.27 ID:o31CSOFDo


◆ しばらく後


楓「お待たせー!」 ドサッ

晴明「け、結構……枚数、あります、ね」

楓「《フェンリル》自体が、そんなメジャーなカードでなし……」

  「ドローロックはかけられるけどステータスは低めだし、墓地コストも二体要求して重いし」

  「専用デッキじゃないとお目にはかからないからね、このカード自体はそんなに値段高くないよ」

  「それ以外のカードがちょっち高いかもしんないけどね。水属性の汎用だと……」

祝呼「水属性と聞いて!」バッ

楓「フリースペースに帰れ」

  「で、見積もりがこう」


晴明(パスタ買い置きしなきゃ)

622: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 00:16:09.00 ID:o31CSOFDo


晴明「じゃ、じゃあ、これ、御代……です」

楓「はーい、毎度あり!」

  「しかしフェンリルハンデスかぁ……シューコとは相性悪いかも?」

祝呼「あら、そうかしら?」クスッ


晴明(この人だと突然出てきてもおかしくないと思えてしまうのはなぜだろう……)


楓「だってそうじゃん? 降魔鏡と万華鏡である程度場を整えられるしさー」

  「その時点で儀式ネクロスが手札にあれば、それこそフェンリルを倒すのだって難しくないし」

  「セーコ……って分かるかな? あっちは冥界の宝札とEXデッキのペンデュラムモンスターで自給自足できるし」

祝呼「サーチを多用するデッキなんかには、少し相性が悪いかもしれないわね」

   「あと、ドローフェイズに頼らずある程度手札を整えられるデッキ……」

   「楓ちゃんのデッキは、そうね……」


↓2 楓さんのデッキを決定します

624: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 00:19:37.21 ID:r7WloApQO
ライトロード

626: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 00:24:04.96 ID:o31CSOFDo


祝呼「【ライトロード】だし、デッキ破壊でいいんじゃないかしら」

楓「……天敵だよ。いや、ホント」

祝呼「ま、でも《裁きの龍》なんかを手札から叩き落とせたら、主導権を握ることはできそうだけれどね」


《裁きの龍(ジャッジメント・ドラグーン)/Judgment Dragon》 †

効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2600
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の「ライトロード」と名のついたモンスターが
4種類以上の場合のみ特殊召喚できる。
自分のメインフェイズ時に、
1000ライフポイントを払って発動できる。
このカード以外のフィールド上のカードを全て破壊する。
また、自分のエンドフェイズ毎に発動する。
自分のデッキの上からカードを4枚墓地へ送る。


祝呼「でもデッキ破壊でいいと思うわ。普通に」

晴明「ですよねー」


627: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 00:28:34.70 ID:o31CSOFDo


◆ 一日が終了しました

◆ ショップに行って交流したので、二人の好感度が僅かに上昇しました

土御門楓:2→3

音繰路祝呼:4→5



◆ 晴明の所持デッキが増えました

デッキ:【デッキ破壊】→【デッキ破壊】【フェンリルハンデス】

デッキが二つ以上に増えたので、デュエルの前にデッキを選択することになります

634: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 20:36:24.56 ID:s7/gqUnko
ID変わってるけど実家から戻ったのでPC変わってます





 ◆ 寮

晴明(デッキが増えたよ! やったね晴明ちゃん!)

   (……小芝居はもういいや。ま、ともかく実質的には水属性ビートダウンが増えたってことで)

   (正確に言えばロックしてからビートするわけだけど。これはこれで)

   (しかし、すっごいこと聞いてしまったような気がするなぁ……私は今後無事で済むのか?)

   (……考えても仕方ないよね。とりあえず、やることをやってこう)



本日の行先は?

1.カードショップ「スイッチ」
2.寮
3.学校
4.時計塔広場
5.大聖堂
6.劇場
7.裏路地
8.その他(自由安価)

↓2

636: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 20:39:25.27 ID:euScrCQlo
2

637: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 20:47:43.86 ID:s7/gqUnko


晴明(……今日のところは早めに帰ろうかなぁ)

   (暇になったら外に出るってことにしてもいいし……)

   (放課後は一旦寮に帰ろう。何か準備してから外に出たって構わないしね)


◆ 放課後 寮


晴明(ただいまー……っと)

   (今日も勉強の方は順調……と。今日の分の宿題も学校にいる間に終わらせたし……・)

   (じゃあ、どうしよっかな。ちなみに待ってても来客は無いと確信してる)


どうする?

1.食堂の方に行ってみようかな
2.談話室とか、行ってみようかな
3.そんな晴明ちゃんに来客が!
4.自由安価

↓2

639: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 20:51:27.38 ID:bJysS0SlO
3

640: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 20:58:46.67 ID:s7/gqUnko


ピーンポーン


晴明「!?」


晴明(な……何だ……!? ら、来客ッ!? そんな馬鹿な!)

   (この部屋の存在自体が幻じゃないかと噂されてる中で……来客……だと……!?)

   (実はこれは幻聴ではなかろうか……? い、いや、インターフォンがチカチカ光ってる。つまり来客は事実……)

   (だッ、だとして……何だ? どこぞの新興宗教やセールスの勧誘?)

   (わ……分からん……だ、誰だ……? 何の目的で……?)

   (い、一応クラスの人間と寮にいる人のことは頭に入ってる。ドアモニターでそっと確かめてみるべきか……)


どんなキャラが来訪してきた?
学校が違う楓、祝呼、清子以外のキャラクター。新キャラも有り
新キャラの場合は>>453のテンプレ使用お願いします

↓3

643: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 21:04:43.86 ID:qeghNcAqo
名前:北条 昴
性別:男
年齢:15
職業:学生
特徴:温和で人懐きの良い小動物の様な癒され系
デッキ:暗黒界、場合によっては鮭とか握手とかしてくる

644: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 21:13:45.44 ID:s7/gqUnko


?「…………」ウーン

  「部屋間違えたかなぁ……」


晴明(……誰? あ、いや、この学校の生徒だってことは知ってるけど)

   (同じ階でよく見はするよね。てことは同じ一年生……)

   (顔はショタ系……か。美少年ってほどでもないかもしれないけど、なんていうか洋菓子みたいな甘さがある感じ)

   (……というか、何の用だろう。元々、私自身学校内の生徒と接点が……あ、只野君はあるか)

   (でもそれ以外何も無いよなぁ。何だろ……と、とりあえず、出てみるか……)


645: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 21:18:57.47 ID:s7/gqUnko


ガチャッ


晴明「……は、はい……」

?「あ、いた!」

晴明「え……え、えと。まあ、い、いました、けど、はい。今日。ええ。」

   「そ、その。ど、どちら様……?」

?「あ、ごめんなさい。僕、北条昴って言います」

昴「安倍晴明さん……ですよね?」

  「実は……」


昴君が訪ねてきた理由は?

1.今日、学校で落し物してましたよ
2.昨日、劇場で見かけたのが気になって
3.自由安価

↓2


647: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 21:19:41.88 ID:uRocFpEkO
2

649: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 21:27:19.32 ID:s7/gqUnko


昴「昨日のことなんだけど……」

晴明「」ビクッ

昴「劇場に行ってました? 何だか、慌てて外に出てきてたような気がして……」

  「どこかで見たような、なんて思ってたら、学校にいたから気になって」

晴明「え、え、えと。その、ええ。えと。確かに、劇場には、いました、けど……・」

昴「あ、やっぱり。何か見てたんですか?」


晴明(ホ ップルの噂を聞く→意気込んで観に行く→なんか全然違うもの見かけたんですけど)

   (→これ明らかに何かの陰謀じゃね?→聞いたらヤバい話じゃね?→逃げよう→無事に逃げ帰れた←今ココ)

   (……オイ、これどう説明するんだよ)

   (確かに、「何か」を見に行った。そして見たのは……うん……)

651: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 21:35:34.93 ID:s7/gqUnko


晴明(――――さて、ここで、北条君が来た理由はいくつか思いつく)

   (この「北条昴」君があの組織のエージェントか何かで、私のことを捕捉して来訪したという可能性)

   (次に、あの組織に対抗する、また別の組織のエージェントという可能性)

   (どっちにしても可能性は相当低いけども。万が一に真実ならかなりヤバい)

   (で、常識的にはこれが最大の可能性。普通の一般人。ホントに気になってただけ)

   (望むべくは最後の可能性だね。いや間違いなく。で、他は……ヤバい)

   (別組織のエージェントだったりした時、それがスカウトなのか否かって部分もあるし)

   (もしも私のことを消しに来たんなら、それは最大の危機だよ。逃げるっきゃないよ)


コンマ(敵対確率13%)

01~05、11~15:組織のエージェント(敵対)
31~33:別組織(友好)
91~93:別組織(非友好)
それ以外:一般人

↓1

652: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 21:36:07.70 ID:hMikug5S0
へーい

653: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 21:40:24.90 ID:s7/gqUnko


コンマ70:敵でも組織関係者でもないよ!


昴「えっと……もしかして、間違えてえ、   な映画とか、見ちゃって……」

晴明「ふぇ!? え、その……う、うん。いや、はい。うん。そ、そうです……ね」

昴「ちょっと劇場のシアター番号って分かりにくいよね。僕も前、それでちょっと……えへへ」


晴明(……この反応からすると、北条君は一般人みたいだね)

   (セーフ。いや、マジでセーフ)

   (これで敵対でもしてたら、寮から出てって野宿とかホントにありえてた。うん)


654: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 21:45:21.05 ID:s7/gqUnko


昴「あの、安倍さんって、映画が好きだったりする?」

晴明「え? 映画、まあ、その」


晴明(ヤッ……べぇ……こ、この少年、純粋な子だ……)

   (万が一にも「ホ が好きデース」なんて言おうものなら、私の社会的信用は地に墜ちる……!)

   (じゃなくても、へ、下手なことは言えない……この純真さを傷つけてはダメだ……)


晴明「す、好きです。よ。その。色々、見たり……」

   「お、お金、少しある時だけ、です。ですけど」

昴「へぇー……何かおすすめの映画とかあったり?」


晴明(突っ込んだ話をしないでええええええええええ)


656: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 21:52:53.39 ID:s7/gqUnko


晴明「そ、そです、ね……えと。き、気になった映画をです、その、見るので……」

   「特定の、映画なんかは……あまり、です。はい」

昴「そっかー……ちょっと残念」


晴明(心が痛い)


晴明「ほ、北条君は……ええと、その。ですね。何で、劇場に……?」

昴「僕? えっとね」


1.演劇に出てた
2.映画好きだから
3.自由安価

↓2


658: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 21:56:32.54 ID:bJysS0SlO
1

659: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 22:02:38.47 ID:s7/gqUnko


昴「実は僕、劇団の団員で……昨日やってた演劇に出てたんだ」

晴明「え、そ、そうなん……ですか」

昴「まだ端役しかもらえてないけどねー……」

  「でも、いつかは主役を貰って、あの大舞台で演じてみたいなぁ」


晴明(ぐわああああ浄化されるぅぅ)


晴明(……い……一瞬存在の危機に陥ったけど……ど、どうしようか)

   (デュエルしてみるってのも選択肢だね。新しいデッキもあるし。相性の問題もあるけど……)

   (もしくは連絡先だけ交換しておいて、また今度ということにしてもいいかもしれない)

   (北条君は寮生だから、会う機会は多いだろうし)


1.デュエルを挑んでみる
2.連絡先だけ交換しておく
3.自由安価

↓2


661: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 22:04:16.25 ID:hMikug5S0
2

662: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 22:10:06.10 ID:s7/gqUnko


晴明(……うーん、ここのところ連戦で疲れてるし)

   (突然デュエルっていうのも失礼かもね。ちょっと気になって訪問しにきただけだし……)

昴「あっ、ご、ごめんなさい。突然押しかけちゃって……」

  「これ、僕の部屋番号……と、連絡先」

  「何か困ったことでもあったら、遠慮なく言ってね!」

晴明「え。あ、ど、ども」

昴「演劇や映画に興味があるっていうときもね。それじゃあ!」


◆「交友関係」に「北条昴」が追加されました


663: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 22:12:47.16 ID:s7/gqUnko


晴明(……さて。突然の訪問者という珍事は終えたけど……)

   (これからどうしよっか。まだ少し時間はある……)


どこかに行く?

1.カードショップ「スイッチ」
2.今日は寮で過ごす
3.学校
4.時計塔広場
5.大聖堂
6.劇場
7.裏路地
8.その他(自由安価)

↓2


665: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 22:13:41.93 ID:euScrCQlo
3

666: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 22:17:47.55 ID:s7/gqUnko


◆ 放課後:学校


カァ…カァ…


晴明(放課後、学校にとんぼがえりとかいう珍事。私にしては、だけど)

   (……というか、何で学校に来たんだっけか。今日の私の目的は……)


1.コミュ(※現在「只野一也」しかいません)

2.交友関係を広げる

3.自由安価

↓2


668: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 22:19:24.08 ID:bJysS0SlO
1

670: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 22:26:27.03 ID:s7/gqUnko


晴明(普通に交流だったりする)

   (前回の件もあり、夕方頃なら只野君は学校にいるという)

   (ま、デュエルについての情報交換と言ったところだ)


ガラッ

只野「あ、こんにちは、安倍さん」

晴明「」ペコッ

只野「こないだは普通に話しかけることができたと思ってたんだけどなぁ」

   「授業の合間とか、ちょっと話しかけづらいと思うんだけど、なんでだろうね?」


晴明(あ、すみませんそれ私のせいなんすよ)

   (普段の休み時間って、基本的に拒絶オーラ出してるからなぁ……)


671: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 22:31:43.88 ID:s7/gqUnko


只野「どう? 最近のデュエルの調子とか」

晴明「じ、実は、そんなに……その、です」

只野「芳しくないってことかな……うーん、俺もデッキ破壊についてはアドバイスできないからなぁ」

   「そういう時は、色々デッキを組み替えてみる、とかかな?」

   「あんまり役に立たない意見かもしれないけど……」

晴明「」ブンブン

   「い、意外と……的を射てる、かも、です」

只野「だったらいいんだけどね。あ、あとはプレイングとか……」

   「デュエルの中で出てきた情報に注目してみるのもアリかもしれない」

   「人のデッキについてはどうこう言えないけど、何か、ちょっとした方向性があるかもしれないから」


672: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 22:41:14.25 ID:s7/gqUnko


晴明(前の……清子さんで言えば、「光・闇属性」で、「レベル7を多用するアドバンス召喚デッキ」って感じ……かな)

   (ミカさんで言えば、「素材三体指定のランク4エクシーズ」を多用するデッキ、とか……)

   (色々と見方を変えると、確かにいいかもしれないね)


晴明「た、只野……君、は、どんな、感じ……です。か?」

只野「俺? うーん……普通かなぁ。そこそこ勝って、そこそこ負けて……」

   「あんまり面白味のない意見でゴメンね」

晴明「そ、そんなことは……ない、です。はい」

只野「でも、デュエルって面白いよな。色々、その人の大事にしてる部分とか見えたり……」

   「勝ち負けを異様に気にする人がいたり、そうじゃなくて楽しむことを全面に押し出したり」

   「デュエルや、デッキに対して何を強く想ってるかってのが見えてきたりするしね」

   「安倍さんはどんな信念がある?」


晴明(私の信念……)


1.とにかく勝つこと
2.楽しいデュエルがしたい
3.思い入れの強いデッキで戦いたい
4.実はよく分かりません

↓2

674: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 22:42:20.49 ID:bJysS0SlO
4

676: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 22:48:35.23 ID:s7/gqUnko


晴明「じ……実は、その。です、ね」

   「し、信念……とか、そういう、こと……あまり、よく、分かってない、です」

   「デュエル、楽しいな、とか、その負けて悔しいな、とか、思います、けども」

   「あまり、こう、強く、その。思うことっていうか……えと」アセアセ

只野「はは、いや、そのくらいでいいんじゃないかな」

   「プロにでもなると、そういうのが大事になることもあるけど、俺たちって学生だしね」

   「あんまり凝り固まったこと考えたって、逆に良くないって」

晴明「で、です、か」

只野「正直、こんなこと言ってはみたけど、俺もそんな強い信念なんかは無いし」

   「楽しくデュエルできればいいかなーって思う部分も多々あるよ」


677: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 22:53:33.05 ID:s7/gqUnko


只野「でも、もしかするとそれが大事になる場面っていうのも、いつか出てくるかもね」

晴明「あ、ある、です、かね……?」

只野「もしかすると、ってくらいの話だよ。確実なことは何も無いし」

   「命の危機に、とか? まあ、現実的じゃあないか。あはは」

晴明「あ、あは、は……」


◆ 只野一也の好感度が上昇しました

コンマ一桁
1,2 :3
3,4,5:4
6,7,8:5
9,0 :6
↓1

678: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 22:54:51.49 ID:ft1wU8GTO

679: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 22:58:37.59 ID:s7/gqUnko

◆好感度上昇

只野一也:0→6



晴明(少し只野君と仲良くなれたような気がする)

   (あと、デュエルについての方針の相談もした)

   (今後勝てるかどうかは分からないけど……)

   (……うん、デュエルについての信念は、今後決めていく方向で)

680: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 23:03:04.97 ID:s7/gqUnko
時間はあるのでからもうちょっとやります



◆ 一日が終了しました

◆ なお、描写をすっ飛ばして翌日の行動選択に移ります


晴明(なお、デュエルに関しての信念は無いが)

   (私自身の信念は「┌(┌^o^)┐」←これだけだ)

   (即ちホ あるところに我在り)


どこへ行く?

1.カードショップ「スイッチ」
2.寮
3.学校
4.時計塔広場
5.大聖堂
6.劇場
7.裏路地
8.その他(自由安価)

↓2

682: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 23:04:57.62 ID:4wzma+iI0
4

684: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 23:08:14.95 ID:s7/gqUnko


◆ 時計塔広場


晴明(……相変わらず、この場所は活気に溢れてる)

   (別にいいんだけどね。活気があるのはいいことだ)

   (私の気力が削がれるという一点さえ除けば……)

   (さて、時計塔広場に来てみたけども……)


どうする?

1.時計塔に行ってみる
2.知り合いについての情報収集
3.あんなところにアイスクリーム屋が
4.自由安価


687: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 23:18:29.23 ID:s7/gqUnko


 →あんなところにアイスクリーム屋が


晴明(あ、アイスクリーム屋だ……)

   (あれ、移動販売車かな。たまに見るけど……ああいうのってあんまり食べたこと無いんだよね)

   (……あれ。よく見たらバニラアイスの専門店なんだ……)

   (バニラアイスの専門店って珍しいよね。へぇ……)

   (………………ん? あの移動販売車に乗ってる人……う、ウサミミ……?)

   (ほ、他の店員さんは……つ、付けてない……? ってことは、あれは……ど、どういうことだ……?)

   (な、なんだかつい最近あんな人の話を聞いたことがある気がするぞ……具体的にはシューコさんとかから)

   (……え。てことは……あ、あの人のことだよな……ええと、ま、マジか……)


688: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 23:21:38.09 ID:s7/gqUnko


??「…………!」


晴明(?)


??「」ニコッ

   「(手招き)」


晴明(え。……ゑ?)

   (あの……あの人、わ、私に向けて手招きしてるんだよね……)

   (ま、まあ、目が合ったのは確かだけど……)

   (と。とりあえず、行ってみよう、かな……)

692: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 23:29:24.23 ID:s7/gqUnko


??「いらっしゃいませ♪」

晴明「え。うぇ。アッハイ……ど、どうも……です」


晴明(綺麗な人だなぁ……なんだか、シューコさんとタイプが似た美人さんっぽい)

   (同時に何故だか、シューコさんと同種の気配もひしひしと感じている……)


??「さっきからこっち見てたみたいだけど、どうしたのかしら?」

晴明「え。あ。いえ、あ、違う。あ、はい。です、はい」

??「ふふ……そう。じゃ、まずは落ち着きましょうか。はい、ヒッヒッフー」

晴明「……そ、それラマーズ法、では」

??「あら間違えた? まあいいってことにしましょ」

   「大会を見てたの? それとも他の人から大会のことを聞いたの?」

   「どっちにしても、知ってもらえてるだけ光栄なことね」

694: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 23:36:08.34 ID:s7/gqUnko


??「自己紹介が遅れたけど……富津氷華よ」

氷華「よろしくね、お嬢さん♪」 パチッ

晴明「は、はい……よ、よろしく、です」


晴明(……見た目に反して意外にとっつきやすい人だなぁ……)

   (楓さん? とは、また違うタイプだけど)


氷華「ところで、お嬢さんの名前は?」

晴明「あっ、そ、そう、ですね。えと、あ、安倍晴明……です。はい」

氷華「晴明ちゃんね。はい、これお近づきのしるしに。サービスしたげる」

つ バニラアイス(小)

晴明「え、あ、あの、い、いいんですか? え、えと。う、売上とか」

氷華「いいのいいの」


氷華さんの店の名前
↓2

696: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 23:40:29.81 ID:bJysS0SlO
アイスバーン

702: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 23:47:44.03 ID:s7/gqUnko


氷華「いいのよ。私ここの店長だもん」

晴明「え。うぇ……うぇ!?」


晴明(「もん」って……い、いやそれより……て、店長!?)

   (お、大人ではあるだろう、けど……け、結構若いよね)

   (二十代前半? くらいだろうし……言っちゃえば十代後半でも通じそうだし)

   (うっそん)

氷華「だからサービス。これでも、味には自信があるの」

   「おいしいと思ったら、今後も我が『アイスバーン』をよろしくね♪」


晴明(……水属性以外を対象にした《つまづき》か……)




704: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 23:52:36.56 ID:s7/gqUnko


晴明「じゃ、じゃあ……そ、その。い、いただきます、ね」

氷華「はい、どうぞー」

晴明「」モムモム

   「」ホンワカ


晴明(……フツーにおいしい)

   (甘々な感じでもなく、かと言って控え目って感じでもなし)

   (すっごく丁度いい塩梅。また食べたくなる感じ)

   (惜しむらくは、今月の私はもやしスパがデフォになってることだろうけど)


氷華「……」ニヤッ

   「おいしいでしょ?」

晴明「」コクッ


705: ◆/7w/ijckWc 2014/11/08(土) 23:58:28.86 ID:s7/gqUnko


晴明「た、ただ、その、ま、また来たいんです、けど……お、お金が」

氷華「そんな貴女に、今のバニラアイス(小)! 値段もお手頃でこのくらい」

晴明「……お、おぉ……」


晴明(……パスタを業務用にすればいける……かも)

   (あと、グラム数を一日あたり10ずつ減らしていけば……)

   (……い、いやいや。何を考えておるんだ私は。節制節制)


晴明「じゃ、じゃあ……機会があれば、その時には是非」

氷華「ちなみに、厳選したトッピングもあるからね☆」

晴明「」ゴクッ


晴明(……ハッ! い、いかん、術中にハマるところだった……!)


706: ◆/7w/ijckWc 2014/11/09(日) 00:03:05.70 ID:p5dHqmSCo


晴明(……さて、どうしようかな)

   (氷華さんは今業務中だからちょっとデュエルってのは厳しい、かも……)

   (でも、他の従業員さんに言えば手は空けられるかもしれない)

   (んー……約束を取り付けるっていうのは、アリかもしれないけど)


1.業務終了後にデュエルをする
2.今デュエルしたい
3.連絡先だけ交換する
4.自由安価

↓2

708: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/09(日) 00:04:38.13 ID:/cxVz8hIO
シューコさんに話を聞いてて…後でで良いんですけど、デュエルしたいなー…みたいな…

709: ◆/7w/ijckWc 2014/11/09(日) 00:09:27.74 ID:p5dHqmSCo


晴明「あ、そ、その。えっと、氷華……さん」

氷華「はぁい?」

晴明「え、えっと。その……シューコさんに、氷華さんの、その。話を聞いてて……」

   「後で、その、仕事が、終わったら……で良いんですけど、デュエルしたいなー……」

   「その……はい。です」

氷華「ふぅん……あの子から。へぇ……」

   「……ちょっと聞きたいんだけど、体は清いまま?」

晴明「ファッ!?」

氷華「ふふ、冗談よ、冗談」


710: ◆/7w/ijckWc 2014/11/09(日) 00:16:04.53 ID:p5dHqmSCo


氷華「いいわよ。でも、仕事が終わってから……ね」

   「これでも店長だから。皆のお給料が出せないといけないでしょ?」

晴明「は、はい。うん。そうですよね」

氷華「だから、その後で。シューコちゃんから話を聞いたってことは、『スイッチ』のことも知ってるわよね?」

   「夕方にそこでやりましょ。楓ちゃんに言えば、場所も貸してくれるでしょうし」

晴明「は、はい! ……そ、その。よろしくお願いします、ね」

氷華「ええ、こちらこそ。それじゃあ、またね晴明ちゃん」


◆ 一日が終わる前に氷華とデュエルをすることになりました
◆ 「交友関係」に「富津氷華」が追加されました


711: ◆/7w/ijckWc 2014/11/09(日) 00:20:38.99 ID:p5dHqmSCo



晴明(今日の夕方、というか時間としては夜だろうけど、デュエルをする約束を取り付けた)

   (……あのシューコさんを倒したっていう人だ。胸を借りるつもりで行こう!)

   (一応、時間はあるけど……どこかで時間を潰す?)



1.カードショップ「スイッチ」
2.寮
3.学校
4.大聖堂
5.劇場
6.裏路地
7.氷華とのデュエルまで時間を飛ばす
8.その他(自由安価)

↓2

713: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/09(日) 00:22:05.92 ID:OvI61H+zo
7

714: ◆/7w/ijckWc 2014/11/09(日) 00:25:47.71 ID:p5dHqmSCo


◆ 氷華とのデュエルまで時間を飛ばします

◆ 今回のデュエルで使用するデッキを選択してください



1.【デッキ破壊】
2.【フェンリルハンデス】

↓2


716: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/09(日) 00:27:37.00 ID:/cxVz8hIO
1

723: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 19:44:34.86 ID:9ebS83gzo


 ◆ カードショップ「スイッチ」


ウィーン

楓「いらっしゃーい」

祝呼「あら、せーちゃん。今日も来たのね」

晴明「あ、は、はい。ど、どうも……です」

楓「氷華さんとのデュエルだったよね。聞いてるよー。あの人、前の大会でも結構いいとこまで進んだみたいだし、多分強いけど……」

  「ま、やりようによっちゃ勝てるかもしれないからね、頑張ってー」

祝呼「私より先にデュエルするっていうのはちょっぴり癪だけど……」

   「やるだけやってみるといいわ。大丈夫! 負けても慰めてあげるから!」

   「夜まで! いいえ朝まで! ねっとり! しっとりと!」

楓「クルセイダーですか? ええ、はい。ちょっと変 がですね」

祝呼「冷静に警察(クルセイダー)呼ぶのやめてくれる?」


724: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 19:46:43.74 ID:9ebS83gzo


晴明「あ、あの……」

楓「どしたん?」

晴明「ひょ、氷華さんのデッキ、って……【凡骨ビート】って聞いたん、ですけど……」

   「そ、そんなに強いん、でしょうか……」

楓「んー……ど、どうだろ……」

祝呼「まあ、ある意味で超が付くほどメジャーなデッキよね」

楓「というか……うーん、シューコのデッキがロケットランチャーみたいなものだとしてさ」

晴明「はあ」

楓「氷華さんのデッキは投石器」

晴明「……? ……!?」


725: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 19:48:55.45 ID:9ebS83gzo


祝呼「ああ……言い得て妙ね。確かにそういう部分もあるような無いような……」

晴明「ど、どういう……こと、ですか?」

楓「なんていうかね、凡骨ビートって『手札を貯めて』『通常モンスターでビートダウン』っていう」

  「ある意味、デュエルモンスターズのお手本のようなデッキなのさ」

  「黎明期のデュエルモンスターズを再現してるようなもので……ね、うん」

祝呼「とはいえ、現代のカードプールを用いて補強している以上、投石器ほど古いわけじゃないわ」

   「……鉄球をブン投げてくるカタパルト?」


晴明(余計にワケが分からない……)


726: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 19:50:25.15 ID:9ebS83gzo


ウィーン


氷華「やー、今日も働いた働いた。どう? やってるー?」

楓「呑み屋じゃないんだから……こんばんは、氷華さん」

氷華「うん、こんばんは。シューコちゃんも元気してる?」

祝呼「言われるまでも無いわ。私は毎日元気よ」

   「ビンッビンなほどッ!」

楓「すみません、黄色い救急車を。はい、一台で結構ですので、ええ」

祝呼「私が悪かったわ」


728: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 19:52:55.66 ID:9ebS83gzo


晴明「こ、こんばんわ……です。氷華さん」

氷華「やほ、晴明ちゃん。デッキの用意はできてる?」

晴明「」コクン

楓「にひひ、今ちょいっと氷華さんのこと話してたとこだったよー。攻略法とか、デッキの特徴とか!」

氷華「あら、それならここに来てからでも良かったのに。弱点くらい教えてあげるわよ」

晴明「……え」

氷華「そうね、場をもたせることと大量展開はちょっと苦手かしら」

   「代わりにメタ的な効果を持ってるカードを結構投入してるけど」

   「場を制圧していく感じでもないし、まあ、基本は殴り合いって感じよ」


729: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 19:54:34.07 ID:9ebS83gzo


晴明「え。……え?」

祝呼「……気を付けなさい、せーちゃん」

晴明「しゅ、シューコさん?」

祝呼「富津氷華の本領はね、弱点がどうとか逆境がどうとか、古いカードがどうって問題じゃないの」

   「その場その場に応じたカードを引くセンスに長けてる……抜群と言っていいくらい、ね」

   「生半可なことをすると、その場で潰されて終わるわよ」

晴明「……」ゴクッ

氷華「そうやって脅さないの。こういうのは巡り合わせなんだから、ね?」


730: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 19:56:38.30 ID:9ebS83gzo


氷華「それじゃ、始めましょうか。晴明ちゃん、準備はいい?」

晴明「」コクッ

楓「よし、それじゃあ二人とも、デュエルディスクを展開してね」

  「先攻は氷華さん! それじゃあ、デュエル開始ぃー!」



732: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 19:58:32.85 ID:9ebS83gzo


氷華「じゃあ、私のターンからね」

   「モンスターをセット。カードを2枚伏せて、ターンエンドよ」


晴明(1ターン目だからか、消極的だ……)

   (私が先攻取ってれば、また違った動きなんだろうけど、私のデッキのことは知らないだろうし……仕方ないか)


晴明「私の、ターン……です」 手札5→6


晴明(なら……しばらくはちょっと、誤解しててもらおうかな。騙すようで気が引けるけど……)


晴明「私は……《ワン・フォー・ワン》を、発動、します」


《ワン・フォー・ワン/One for One》

通常魔法(制限カード)
手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
手札・デッキからレベル1モンスター1体を特殊召喚する。


733: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 20:01:00.15 ID:9ebS83gzo
>>731
おkです。ただ、時間としてはどのくらいがいいでしょうか






晴明「手札から、モンスターを墓地に送り……」


手札→墓地
《シールド・ワーム》


晴明「デッキから……《ブロック・スパイダー》を、特殊召喚、します」


《ブロック・スパイダー/Block Spider》

効果モンスター
星1/地属性/昆虫族/攻 0/守 100
「ブロック・スパイダー」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手は他の昆虫族モンスターを攻撃対象にできない。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「ブロック・スパイダー」1体を特殊召喚する。


晴明「更に、ブロック・スパイダー自身の効果、で……デッキから、もう一体、特殊召喚……します」


デッキ→場
《ブロック・スパイダー》


734: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 20:02:53.07 ID:9ebS83gzo


氷華「ブロック・スパイダー……昆虫族デッキかしら?」

晴明「も、モンスターと……カードを、セットして……ターンエンド、です」

氷華「ふぅん……私のターン!」  手札:2→3

   「私は《凡骨の意地》を発動」

晴明「!」


《凡骨の意地/Heart of the Underdog》

永続魔法
ドローフェイズにドローしたカードが通常モンスターだった場合、
そのカードを相手に見せる事で、自分はカードをもう1枚ドローする事ができる。


氷華「ただ、効果が適用されるのは次のドローフェイズから……今は準備ってとこね」


735: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 20:07:13.34 ID:9ebS83gzo


氷華「でも……動かないわけじゃないからね」

   「《バニーラ》を反転召喚!」


《バニーラ/Bunilla》
通常モンスター
星1/地属性/獣族/攻 150/守2050


楓「攻撃力の低いバニーラを反転召喚!?」

祝呼「……何かあるわね」

氷華「勿論じゃないの。《鹵獲装置》を発動。表側表示の互いのモンスターのコントロールを入れ替えるわ」

晴明「!」


《鹵獲装置/Creature Seizure》

通常魔法
お互いが自分フィールド上モンスターを1体ずつ選択し、
そのモンスターのコントロールを入れ替える。
ただしこのカードのコントローラーは
自分フィールド上に表側表示で存在する
通常モンスターを選択しなければならない。


736: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 20:11:15.12 ID:9ebS83gzo


氷華「ただし、私が受け渡すモンスターは、通常モンスターでなければならない……」

   「そして、晴明ちゃんが渡さなければならないのは、裏守備表示のモンスターでなく……」


晴明(ロックを形成しているブロック・スパイダーのうち一体……!)


コントロール入れ替え
晴明→氷華
《ブロック・スパイダー》
氷華→晴明
《バニーラ》


氷華「そして、このブロック・スパイダーをリリース」

   「《フロストザウルス》をアドバンス召喚!」


《フロストザウルス/Frostosaurus》
通常モンスター
星6/水属性/恐竜族/攻2600/守1700


ドゴォォォォォォォォン!


737: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 20:14:32.12 ID:9ebS83gzo


楓「ひゃー……転移から一気に上級モンスター出したかぁ……」


晴明(うわぁ……ロック解除された挙句に上級モンスターまで……)

   (……なるほど、シューコさんの言ってたことってこれ、かな)


氷華「バトルよ。フロストザウルスでバニーラに攻撃!」

晴明「だ、ダメージは……通しません。《砂漠の光》を、発動……します」


《砂漠の光/Desert Sunlight》

通常罠
自分フィールド上に存在するモンスターを全て表側守備表示にする。


氷華「……あら?」

晴明「す、全てのモンスターが、表側守備表示に、なりました……ので」

   「バニーラは、守備表示です。ダメージも、ありません……」

   「あ、あと。《ニードルワーム》の効果、です」

氷華「!」


739: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 20:17:36.54 ID:9ebS83gzo


祝呼「ふふ……驚いてる驚いてる。せーちゃんのあのデッキ見た人、だいたいああいう反応するわよね」

晴明「し、仕方ない……と、思ってます」

   「で、デッキの上から5枚を、墓地に……送ってください」


氷華 デッキ→墓地
《凡人の施し》
《ジェネティック・ワーウルフ》
《ラビードラゴン》
《ジャスティブレイク》
《義賊の極意書》


氷華「デッキ破壊……ロックついでにカモフラージュね、なかなか面白いこと考えるじゃない」



741: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 20:20:15.58 ID:9ebS83gzo


氷華「でも、逃がしてあげない。《銀龍の轟咆》を発動!」

晴明「え……」


《銀龍の轟咆/Silver's Cry》

速攻魔法
自分の墓地のドラゴン族の通常モンスター1体を選択して特殊召喚する。
「銀龍の轟咆」は1ターンに1枚しか発動できない。


氷華「今墓地に落とされた《ラビードラゴン》はドラゴン族の通常モンスター」

   「よってこの効果により、特殊召喚するわ」


《ラビードラゴン/Rabidragon》
通常モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻2950/守2900


晴明(ひ、ひぇぇ……!)


742: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 20:22:22.55 ID:9ebS83gzo
>>740
了解ですー




氷華「続いてラビードラゴンでブロック・スパイダーを攻撃するわ」


ドガシャアアアアアアン!


晴明「は、破壊……されます」

氷華「のちのち、もう一度ロックをかけられても面倒だしね」

   「私はこれでターンエンドするわ」


晴明(……た、ただ、正直なところ……ここで出す必要は、あったのか、と……)

   (氷華さん本人の言うところによると、メタの役割を持ったカードを投入してるって話だったよね……)

   (例えば「暴君」シリーズとか……? モンスター2体を要求するカードもあったはず、だし)

   (ぜ、全部墓地に落とせば……メタどころじゃない、かも)

743: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 20:26:22.74 ID:9ebS83gzo


晴明(もっとも、普通にやってできることでもないけど……)


晴明「じゃ、じゃあ、私の……ターン、です」  手札:2→3


晴明(! 《地獄の暴走召喚》…………)


《地獄の暴走召喚/Inferno Reckless Summon》

速攻魔法
相手フィールド上に表側表示でモンスターが存在し、自分フィールド上に
攻撃力1500以下のモンスター1体が特殊召喚に成功した時に発動する事ができる。
その特殊召喚したモンスターと同名モンスターを自分の手札・デッキ・墓地から
全て攻撃表示で特殊召喚する。
相手は相手自身のフィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、
そのモンスターと同名モンスターを相手自身の手札・デッキ・墓地から全て特殊召喚する。


745: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 20:29:26.39 ID:9ebS83gzo


晴明(手札には《死者蘇生》がある……)

   (……コンボすれば、デッキを大量に削ることができる……)

   (問題は、相手にも大量展開を許すこと。そして氷華さんの場には伏せカード……)

   (妨害もある、かも……でも、旨みは大きい。私の手札も少ないし)

   (ここで使わなきゃ次に使う機会もそんなに無さそうだけど……)




5、6分後に安価出します

748: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 20:35:36.91 ID:9ebS83gzo


1.リスクを取ってコンボを狙う

2.この場ですぐには発動しない

↓2


750: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/10(月) 20:36:56.64 ID:ohILG23Po
1

751: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 20:40:33.52 ID:9ebS83gzo


晴明(り、リターンを考えれば……リスクの大きさくらい……!)ゴクリ


晴明「し、《死者蘇生》を発動します……!」

   「せ、選択する、のは……《シールド・ワーム》、です……!」


《シールド・ワーム/Shield Worm》

効果モンスター
星4/地属性/昆虫族/攻 800/守2000
このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、守備表示になる。
さらに、自分フィールド上に表側表示で存在する
昆虫族モンスターの数だけ、相手のデッキの上からカードを墓地へ送る。


シュルルルル…


氷華「あらら……?」

晴明(妨害は無い……? こ、これなら!)


752: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 20:43:19.99 ID:9ebS83gzo


晴明「わ、私は《地獄の暴走召喚》を、は、発動、します……!」


《地獄の暴走召喚/Inferno Reckless Summon》

速攻魔法
相手フィールド上に表側表示でモンスターが存在し、自分フィールド上に
攻撃力1500以下のモンスター1体が特殊召喚に成功した時に発動する事ができる。
その特殊召喚したモンスターと同名モンスターを自分の手札・デッキ・墓地から
全て攻撃表示で特殊召喚する。
相手は相手自身のフィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、
そのモンスターと同名モンスターを相手自身の手札・デッキ・墓地から全て特殊召喚する。


晴明「こ、これで、特殊召喚した、シールド・ワームを……2体、特殊召喚、します」

氷華「カウンター罠発動するわ。《王者の看破》!」

晴明「!?」


《王者の看破/Champion's Vigilance》

カウンター罠
自分フィールド上にレベル7以上の通常モンスターが
存在する場合に発動できる。
魔法・罠カードの発動、モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚の
どれか1つを無効にし破壊する。


753: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 20:46:23.01 ID:9ebS83gzo


氷華「私の場にレベル8のラビードラゴンが存在していることで、地獄の暴走召喚の発動を無効にし、破壊するわ」

晴明「そ、そんな……!」

楓「蘇生発動させてこれは流石に意地が悪いんじゃ……」

祝呼「特殊召喚の機会は多いでしょうし、暴走召喚があることを見越した上でのことじゃないのかしら」

   「確かに意地が悪いように見えるけど……次、特殊召喚の機会があればまた暴走召喚を使えるでしょう?」


晴明(く……で、でも、シールド・ワーム1体だけは残ってる……)

   (今は耐える、しかない……さ、幸い、シールド・ワームの効果は処理される、し……)


氷華 デッキ→墓地
《絶対魔法禁止区域》
《ガード・オブ・フレムベル》


754: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 20:52:05.61 ID:9ebS83gzo


デッキ残り:29→27


晴明「か、カードを、セット……して、ターンエンド、です」

氷華「じゃあ、私のターン!」 手札:0→1

   「凡骨の意地の効果を発動するわ。私のドローカードは《ジェネティック・ワーウルフ》!」

   「よってもう一枚ドロー。今のドローカードも通常モンスター、《ラビードラゴン》!」手札:1→2

   「更にもう1枚。今度も通常モンスターね。《バニーラ》よ」手札:2→3

   「再度ドロー……」手札:3→4


デッキ残り:27→23


祝呼「来たわね、大量ドロー……」


晴明(アカン)


756: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 20:55:27.53 ID:9ebS83gzo


氷華「まだドローフェイズは続いているわ。私は《リロード》を発動」


《リロード/Reload》

速攻魔法
自分の手札を全てデッキに加えてシャッフルする。
その後、デッキに加えた枚数分のカードをドローする。


氷華「デッキに3枚戻して再度3枚ドロー。その内の1枚は通常モンスターの《アレキサンドライドラゴン》よ。もう1枚ドロー」

手札:3→4
デッキ:23→22


晴明(ドローフェイズが終わらねえ……)


氷華「これで打ち止め。ともかく、これからね。《レスキューラビット》を召喚!」


《レスキューラビット/Rescue Rabbit》

効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻 300/守 100
このカードはデッキから特殊召喚する事はできない。
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードをゲームから除外して発動する。
自分のデッキからレベル4以下の同名通常モンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。
「レスキューラビット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。


759: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 21:01:18.01 ID:9ebS83gzo


晴明(効果モンスター……? い、いや。通常モンスターサポートのモンスター!)


氷華「ラビットの効果発動! この子を除外することで、デッキからレベル4以下・同名の通常モンスターを2体特殊召喚するわ」

   「選択するのは《ジェネティック・ワーウルフ》!」


ピピピィ――――――!


《ジェネティック・ワーウルフ/Gene-Warped Warwolf》
通常モンスター
星4/地属性/獣戦士族/攻2000/守 100


晴明「も、モンスター……4体……」

氷華「これもある意味で持ち味って感じね。さて、バトルよ!」


760: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 21:05:14.83 ID:9ebS83gzo


楓「これが通ったらせーちゃんが負けちゃう!」

祝呼「……通れば、の話だけれどね」


晴明(………………!)


晴明「か、《皆既日蝕の書》を、発動、します……!」


《皆既日蝕の書/Book of Eclipse》

速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て裏側守備表示にする。
このターンのエンドフェイズ時に相手フィールド上に
裏側守備表示で存在するモンスターを全て表側守備表示にし、
相手はその枚数分だけデッキからカードをドローする。


晴明「ば、場の、モンスターを、全て、裏守備表示、にします……!」

氷華「ここで一時停止ね。いいわ。それならカードをセットしてターンエンド」


764: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 21:09:33.21 ID:9ebS83gzo


晴明「え、エンドフェイズに、皆既日蝕の書で、裏守備になっていた……モンスター、は、全て、表側表示になります」

氷華「そして、その数だけドローと。4体いるから4ドローね」

手札:2→6
デッキ:22→18


楓「あ、そういえばラビットの効果で出したモンスターって……」

祝呼「Q:このカードの効果で特殊召喚したモンスターがエンドフェイズ時に裏側守備表示になっていた場合、破壊されますか?」
   「A:いいえ、破壊されません。(11/11/14)

   「だそうよ。」


晴明(実質そのままモンスターは残したことになる……)

   (ラビードラゴンも健在。次に看破を使われると、大いに危険だ……)


765: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 21:12:48.92 ID:9ebS83gzo


晴明「わ、私の……ターン、です……!」 手札:0→1


晴明(……《一時休戦》……! こ、これがあれば、少なくとも次のターンまで猶予を延ばせる……)

   (けど、王者の看破を使われれば使い損……攻撃を受けて、負ける可能性は高い……)


晴明「……」ゴクッ


晴明(……でも、手札はこれだけ……)

   (お、お願いします! 何もないでいて……!)


晴明「い、《一時休戦》を、発動、します……!」


《一時休戦/One Day of Peace》

通常魔法(制限カード)
お互いに自分のデッキからカードを1枚ドローする。
次の相手ターン終了時まで、お互いが受ける全てのダメージは0になる。


氷華「トラップ発動!」

晴明「!!」


766: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 21:14:59.70 ID:9ebS83gzo


氷華「《決戦の火蓋》よ」


《決戦の火蓋/Cry Havoc!》

永続罠
自分の墓地のモンスターカード1枚をゲームから除外する事で、
手札から通常モンスター1体を通常召喚する事ができる。
この効果は自分ターンのメインフェイズ時にのみ発動する事ができる。


晴明「」ズコー

楓「何で今ちょっとドヤ顔しながら発動したのさ」

氷華「こうしたら驚くカナーって」

祝呼「ええ、驚いたわ。せーちゃんが思わず卒倒しそうになるくらいにはね」


晴明(し、心臓に悪い……!!)


767: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 21:17:57.86 ID:9ebS83gzo


晴明「と、ともかく、1、ドローです」


晴明
手札:0→1
デッキ:37→36

氷華
手札:6→7
デッキ:18→17


晴明(次のターンまで猶予はある……ここは、デッキを削るところかな)


晴明「さ、さっき、破壊されなかったので……ニードルワームを、反転召喚、です」


パシューン


氷華 デッキ→墓地
《バニーラ》
《アレキサンドライドラゴン》
《暴君の自暴自棄》
《王者の看破》
《凡人の施し》


768: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 21:21:02.52 ID:9ebS83gzo


デッキ残り:17→12


晴明「さ、更に、シールド・ワームも反転召喚……」

   「シールド・ワームは、反転召喚の、時も……守備表示に、なります」

   「さ、更に、昆虫族が、二体いるので、デッキから2枚を、墓地へ……お願いします」

氷華「一気に減らされちゃったわね……」


氷華 デッキ→墓地
《ラビードラゴン》
《銀龍の轟咆》

残り:12→10


769: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 21:25:57.04 ID:9ebS83gzo


晴明「か、カードを……伏せて、ターンエンド。です」

氷華「私のターン!」 

手札:7→8
デッキ:10→9


晴明(て、手札8枚……わ、私が増やしたとはいえ、結構なもんだ……)

   (もしかすると、《王者の看破》を三枚積んでる可能性はある……要注意かな)

   (それに、さっきやっぱり見えたよ……「暴君」シリーズ。普段と違ってデュエルの時ホント怖いこの人……)


氷華「そうね……ワーウルフ2体でオーバーレイ!」

晴明「へ?」


771: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 21:28:05.97 ID:9ebS83gzo


氷華「《ダイガスタ・エメラル》をエクシーズ召喚!」


《ダイガスタ・エメラル/Daigusto Emeral》

エクシーズ・効果モンスター
ランク4/風属性/岩石族/攻1800/守 800
レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の墓地のモンスター3体を選択して発動できる。
選択したモンスター3体をデッキに加えてシャッフルする。
その後、デッキからカードを1枚ドローする。
●効果モンスター以外の
自分の墓地のモンスター1体を選択して特殊召喚する。


晴明「え、えええ、エクシーズ……!?」

氷華「使い勝手がいいものね。効果も通常モンスター向きだし……」

   「それはそれとして、私は手札からアレキサンドを召喚するわ」


《アレキサンドライドラゴン/Alexandrite Dragon》
通常モンスター
星4/光属性/ドラゴン族/攻2000/守 100


772: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 21:31:03.41 ID:9ebS83gzo


氷華「更に、決戦の火蓋の効果でバニーラを除外し、もう一体アレキサンドを召喚」


晴明(うわ、うわぁ……)


氷華「更に、この二体でオーバーレイ。《プリンセス・コロン》をエクシーズ召喚!」


《プリンセス・コロン/Princess Cologne》

エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/天使族/攻 500/守2200
レベル4モンスター×2
このカードがエクシーズ召喚に成功した時、
自分の墓地の「おもちゃ箱」1体を選択して特殊召喚できる。
自分フィールド上にこのカード以外のモンスターが存在する場合、
相手はこのカードを攻撃対象にできず、カードの効果の対象にもできない。
また、自分フィールド上の通常モンスターが
戦闘またはカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
自分のデッキ・墓地から通常モンスター1体を選んで表側守備表示で特殊召喚する。


氷華「ついでにエメラルの効果を使うわ。ORUを一つ取り除き、墓地からラビードラゴンを蘇生させるわね」

ORU→墓地:《ジェネティック・ワーウルフ》


晴明「 」


773: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 21:39:00.25 ID:9ebS83gzo


氷華「居座られるのも困るし……ラビードラゴン2体で、2体の『ワーム』を攻撃しておくわ」


ドッパアアアアアアアア!


晴明「ひぃぃ……」

氷華「カードを1枚伏せて、ターンエンド」

晴明「ど、ドロー……します」


晴明(よ、容赦なさすぎる……何だこの状況……何コレ怖い)

   (て、手札は……・このドロー次第、になるはず)

   (問題は看破の存在と、場の五体のモンスター。それから氷華さんの5枚の手札だ)

   (正直、何をやらかしてくるか分からない……)

   (……いくつか、手はある。多分。それぞれの効果の隙も、無いではないし……)

   (私の場に伏せカードは1枚。手札はこのドローカード1枚……)

   (ど、どうしようか……ここでやるべきこと、は……というかできることは何だ!?)



氷華のデッキは残り9枚――――

1.氷華の手札は5枚。《手札抹殺》を狙う
2.防御策を取って遅延し、デッキの枯渇に追い込む
3.《カオスポッド》による除去とデッキ破壊

10分くらいしたら上の選択肢で安価取ります


779: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 21:50:34.84 ID:9ebS83gzo


1.氷華の手札は5枚。《手札抹殺》を狙う

2.防御策を取って遅延し、デッキの枯渇に追い込む

3.《カオスポッド》による除去とデッキ破壊


↓2

781: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/10(月) 21:51:31.91 ID:lcb4KFFTO
3

782: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 22:03:33.62 ID:9ebS83gzo


晴明(――――私のデッキの特性上、相手の場にモンスターが溜まりやすいのは分かってる)

   (だから、それに対して効果的なカードはそれなりに入れておいた)

   (それに……いや、今はこれを信じるしかない……!)


晴明「も、モンスターをセット、して……ターンエンド、です……!」

氷華「私のターン!」 手札:5→6


氷華(……モンスターが来ないわね)


氷華「私は《サイクロン》を発動するわ。その伏せカードを破壊!」

晴明「――――!」


783: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 22:06:45.37 ID:9ebS83gzo


晴明「と、罠発動、です……!」

氷華「フリーチェーン……?」

晴明「《つり天井》……・! ば、場にモンスターが、6体、存在しています、ので」

   「表側表示のモンスター、を……全て、破壊……します」


《つり天井(てんじょう)/Needle Ceiling》

通常罠
フィールド上にモンスターが4体以上存在する場合に発動する事ができる。
フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊する。


氷華「!」


氷華(プリンセス・コロンまで巻き添えにされちゃ、効果は発動できないわね……)

   (正直、今の手札じゃリカバリも厳しいし……)

   (ここで止めるべき、かしら?)


氷華「最後の《王者の看破》を発動するわ。つり天井の効果を無効に!」


784: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 22:15:47.25 ID:9ebS83gzo


晴明「……!」


氷華(……次のターンにモンスターが引けるとも限らない)

   (今も、手札の中身はまっかっか……罠だらけね)

   (というか、てっきりビートダウンかと思ってたから仕方ないんだけど……)

   (サンダーエンドを出すことも無いかしら?)


氷華「バトルよ。ラビードラゴンで裏守備モンスターに攻撃!」


ズガアアアアアン!


晴明「……り、リバース効果、は、発動、です!」

   「《カオスポッド》……す、全てのモンスターを、デッキに戻し……」

   「ど、同数のモンスターが、出るまで……デッキをめくり、ます」


786: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 22:21:34.41 ID:9ebS83gzo


氷華「カオスポッド……それが晴明ちゃんの頼みの綱ってことね」

晴明「……です。こ、効果処理時点で、カオスポッドは、破壊されて……ます、ので」

   「氷華さん、の……デッキを、めくって……くだ、さい」


氷華
場→デッキ
《ラビードラゴン》2
《フロストザウルス》

場→EX
《ダイガスタ・エメラル》
《プリンセス・コロン》

ORU→墓地
《アレキサンドライドラゴン》2
《ジェネティック・ワーウルフ》

デッキ残り:8→11

晴明「え、エクストラに戻るカードは、数に……数え、ま、せん」

氷華「ええ、分かってるわ」


787: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 22:26:25.91 ID:9ebS83gzo


デッキ→公開
《ラビードラゴン》
《鹵獲装置》
《暴君の暴言》
《リロード》
《手札断殺》
《バニーラ》
《フロストザウルス》

→墓地
《ラビードラゴン》
《鹵獲装置》
《暴君の暴言》
《リロード》
《手札断殺》
《フロストザウルス》


デッキ残り:11→4


氷華「デッキの残りは4枚……《バニーラ》を特殊召喚するわ」


晴明(……こ、これで……攻撃は、全部防げた、かな……?)

   (少なくとも、場に伏せカードは無い。速攻魔法があるなら別、だけど……)


788: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 22:33:46.61 ID:9ebS83gzo


氷華「じゃあ、カードを1枚伏せて、ターンエンドよ」 手札:4

晴明「わ、私のターン、です」


晴明(デッキの残り枚数は……たしか、34枚)

   (ドラグニティやその他のカードも多く入ってるし、重要なカードはだいたい制限だ……)

   (ここで引くべきカードは……ううん、今は考えない方がいい)

   (確かに「引くべきカード」はあるけど、今引けるかなんてわからない)

   (だから、なんとか引けるように祈って――――!)シュッ


晴明「――――――――――っ」




晴明「て、《手札抹殺》を、は、発動、し、しま、します!」

氷華「――――――!」


790: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 22:36:05.88 ID:9ebS83gzo


晴明「ひょ、氷華さんの、デッキは……残り4枚、です」

氷華「私の手札も4枚……ね」

手札→墓地
《聖なるバリア -ミラーフォース-》
《奈落の落とし穴》
《ジャスティブレイク》
《魔法の筒》

デッキ残り:4→0


氷華「……制限カードだし、そうそう来ないと思って伏せてなかったのがあだになったかしら?」

晴明「か、かも……しれません」

氷華「私も、油断があったかもしれないわね。もっとも、後になって言っても言い訳でしかないけど……」

   「おめでとう、晴明ちゃん。 ―――――あなたの勝ちよ」


791: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 22:37:35.25 ID:9ebS83gzo


晴明「…………」グッ

   「ターン、エンド……です!」


氷華 デッキ:0


晴明「あ、の。あの、その。えと。あ、ありがとう、ご……ございましたっ!」

氷華「ええ……こちらこそ」


◆ 「富津氷華」とのデュエルに勝利しました

796: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 22:41:46.59 ID:9ebS83gzo


◆ 今回のデュエルの勝敗はイベント等に絡みませんので、ボーナスが選択できます

なお、今回に限らず、イベントの進行等に関わらないデュエルで勝利した場合にボーナスが取得できます


1.「交友関係」の好感度上昇(全体・効果小)
2.「交友関係」の好感度上昇(個人・効果中)
3.カード追加(デュエル中のカードプール増)
4.ヒント提示
5.自由安価(「全て」など、バランスに関わる内容は不可)

↓3

799: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/10(月) 22:47:40.05 ID:++je85i1O
2土御門

800: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 22:53:45.09 ID:9ebS83gzo
>>797
アリですよー
というかその辺の質問時間設ければ良かったかな、すみません



◆「土御門楓」の好感度が上昇します

コンマ1桁目判定
1,2,3:7
4,5,6:8
7,8,9:9
0  :10

↓1

801: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/10(月) 22:54:29.88 ID:WZ0Zh+GSO
てい

802: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 22:57:53.84 ID:9ebS83gzo

◆ 好感度が上昇しました

土御門楓:3→12



◆ 本日の行動を一度飛ばしてデュエルしているため、行動の代わりにこの場にいる人間の好感度が上昇します

一度の判定で全員分上昇

1,2,3:1
4,5,6:2
7,8,9:3
0  :4

↓1

803: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/10(月) 22:58:19.47 ID:++je85i1O

805: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 23:01:20.05 ID:9ebS83gzo


◆ 好感度が上昇しました

土御門楓:12→15

音繰路祝呼:5→8

富津氷華:0→3


808: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 23:13:58.01 ID:9ebS83gzo


◆ カードショップ「スイッチ」


楓「いやー、二人ともお疲れっ! いい勝負だったねー」

祝呼「私より先に勝つなんて生意気ね、せーちゃん。唇の一つでも奪ってあげようかしら」クスクス

晴明「え、い、いえ、え、え、遠慮……します」

楓「シューコ……あんた本当見境なしか……」

氷華「愛多き女の子ねー」ケラケラ


晴明(一つ間違えるとサイテーの悪女になると思いますけどねそれだと……)


809: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 23:15:45.84 ID:9ebS83gzo


晴明(そういえば、ここのところ勝った記憶が無かったけど……)

   (この店に来てからで言えば、初勝利ってことになるのか……)

   (へへ、えへへへ……け、結構嬉しいかも……)


楓「ん~……? せーちゃん、ちょっとニヤニヤしてない?」

氷華「あらホント」

晴明「え、あ、に、ニヤニヤして、ましたか、え、えと、その、す、すみません……」ビクッ

祝呼「いいのよ、こういう時くらい笑いなさい」

   「ヘラヘラしだすといけないけどね、嬉しいから笑うっていうのはいいことよ」


811: ◆/7w/ijckWc 2014/11/10(月) 23:20:31.59 ID:9ebS83gzo


氷華「……あら、そろそろいい時間ね。学生諸君、そろそろ帰った方がいいわよ」

楓「あ、もうこんな時間。ありがと、氷華さん」

  「シューコ、せーちゃん、そろそろ帰らないとクルセイダーに小言、言われるよ!」

祝呼「はぁ……そうね、じゃあ帰りましょうか。せーちゃん、良かったら送っていくわよハァハァ」

晴明「そ、そう、ですか……? じゃ、じゃあ」

楓「今シューコが一番危険人物っぽいんだけど」


◆ 一日が終了しました

824: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 20:33:27.91 ID:36KcARv8o


◆ 寮 / 晴明の部屋


晴明(勝った……)

   (久しぶりに勝てた……や、やばい……顔がニヤける……)

   (い、いや、別に自分の部屋なんだからニヤニヤしてたっていいんだけど)

   (それにしたって、ゴミだらけの部屋の中でニヤニヤしてたらそれはそれで犯罪チックだな……)

   (ま、まあそれはそれ。今度ももっと勝てるように頑張ろう……!)

   (……部屋の掃除も、まあ、うん)



行動を選択してください

1.カードショップ「スイッチ」
2.寮
3.学校
4.時計塔広場
5.大聖堂
6.劇場
7.裏路地
8.その他(自由安価)

↓2

826: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/12(水) 20:35:55.98 ID:T5ptn6YAO
8部屋の掃除して友達を部屋に招く準備

827: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 20:41:23.44 ID:36KcARv8o


◆ 寮 / 晴明の部屋


晴明「さて…………」パシッ


晴明(考えてもみれば、今の私の部屋はゴミ部屋同然だ)

   (シューコさん、楓さん、清子さんに、只野君と北条君。前より知り合いも随分増えたし……)

   (う、うん。もしかすると私の部屋に誰か招くなんてことも、無いこともない、かも)

   (だから、そろそろ掃除しなきゃ、なんて思うんだけど……)


・ いつから放置されてたか分からない 着
・ カビの生えたパン
・ 期限切れの食料の山
・ 無数のBL本
・ 辛うじて存続する就寝スペース


晴明(……ど、どうすればいいんだろうか……)


829: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 20:46:38.72 ID:36KcARv8o


晴明「よ、よぉし……」←ゴム手袋・マスク・ジャージ等装備


晴明(できるだけ大きいゴミ袋は持ってきた。無駄なものを捨てるには便利だ)

   (……期限切れの生ごみはもうこっちに放り込んじゃおうと思うけど……)

   (本は何とかして整理しないとなぁ。本棚も小さいから新しいのが欲しいところだけど……)

   (うーん、まずは全体像を頭の中で組み上げて、それからやるべきだよね)

   (さて、と……)


コンマ判定
99ほど部屋の掃除が上手くいき、01ほど上手くいかない
00はパーフェクト、ぞろ目でちょっとしたボーナス

↓1

830: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/12(水) 20:49:45.95 ID:7+X/BERCO
どーまんせーまん

835: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 20:56:47.06 ID:36KcARv8o


● 95→ほぼ完璧


◆ 数時間後


キラキラ……


晴明「ふぅ……」 グシグシ


晴明(すっごい時間かけながら……っていうのもあるし、掃除の仕方を調べながらっていうのもあったけど……)

   (な、なんていうか……こ、これ本当に私の部屋か……?)

   (……なんつーか、こう、なんということでしょう的に劇的な……)

   (新しく入居した時の部屋みたいだなぁ……問題は、やっぱり女の子らしさってのが欠片も無いことだけど)


836: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 21:03:59.76 ID:36KcARv8o


晴明(ど、どっちにしても、誰に見せても恥ずかしくないというか)

   (特に毒気も無いような部屋に仕上がったなぁ……ピンクのカーテンでも掛ければちょっとは変わるかな?)

   (……あ、いや、毒気ってか見せて恥ずかしいものはあった。本は端に寄せてただけだった)

   (ま、まあ、勝手に見られでもしない限り大丈夫だろうけど)

   (15歳の一人暮らしと思えば十分十分。本はクロゼットに仕舞っとこう)ドッコイショ

   (これで誰か来ても大丈夫になった、かも)ヨタヨタ

   (今後、汚さないように気を付けよう……)ドサッ

837: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 21:09:49.60 ID:36KcARv8o


晴明(はー……ようやく終わったことだし、そろそろ休憩……)

   (今はちょっと外に出る気力は無いけど、寮内のどこかに行くかなぁ)

   (しばらくゆっくりしておくのもいいと思うけど)



ここからの行動

1.知り合いに会いに行く
2.こんなタイミングで来客が
3.むしろ誰かを呼んでみる
4.談話室や食堂に行ってみる
5.自由安価

↓2

839: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/12(水) 21:13:26.05 ID:7+X/BERCO
4

840: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 21:23:00.27 ID:36KcARv8o


晴明(んー……まだ特にお腹すいてるって感じじゃない……)

   (でも、いつもは自分から外に出るって風でもないけど、今日はちょっと外に出てみたい気もする……)

   (となると、談話室にでも行ってみるのがいいかな……)



◆ 寮 / 談話室


晴明(談話室。寮に住んでる学生が頻繁に来る場所)

   (基本的に、ここでお話しする人が多いと思うけど……)

   (漫画だったり、昔の映像データ……アニメや映画だったりのディスクもあるし)

   (暇な人が来るって場合が多いんじゃないかな。私はあんまり来ないけど)

   (……ん? 誰かがいるような……)


誰がいる?
既存キャラ・新キャラ・既募集キャラのどれも可

↓3

843: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/12(水) 21:29:01.18 ID:9pHEbAI10
名前:琴吹 奏
性別:女
年齢:15
職業:学生
特徴:音楽家の家族に生まれ、自身も音楽家の道を目指している。不器用、話し下手、人見知りなので友達が少ない。
デッキ:【幻奏】

845: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 21:37:43.06 ID:36KcARv8o


?「……」オドオド…

晴明「……………………」


晴明(どっかで見たことあるような態度の人がいるゥー!?)ガビーン

   (は、、はっきり言ってしまえば、私が他人と話すときみたいな雰囲気だ……)

   (相違点は……一人で外にいるとき、私は基本開き直ってるけど……)

   (あの人は一人でいると、逆に緊張するっぽいな。基本ネクラな私と違って他人とのコミュを諦めてない感じだ)


?「………………・!」

晴明「!」


晴明(目が合った)

847: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 21:40:50.55 ID:36KcARv8o


?「……………………」ワタワタ

晴明「…………」ウーン

?「…………!」ペコリ

晴明「!」ペコリ

?「………………」アウアウ

晴明「………………」アウアウ

?「………………」苦笑い

晴明「………………」苦笑い


晴明「………………」


晴明(話が進まねぇ!!)


849: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 21:46:42.05 ID:36KcARv8o


晴明(――――どうしよう。こういう時の対処法なんて私は知らないぞ……?)

   (基本的に、と言うべきか。友達がいないせいで私はコミュ障だ)

   (最近は話し相手も何だかんだで増えたけど、だからと言って会話に慣れたわけじゃない)

   (相変わらず言葉に詰まることは多いし、テンパるし……うん、自分から話しかけるのは苦手だ)

   (どうしたらいいんだよぅ。トラップ発動、ということが日常であるとは思わないけど)

   (こ、ここで自分から話しかけるべきなのか? せ、成長を見せるべきなのか?)

   (ど、どうしてくれよう……!)


1.自分から話しかけてみる
2.相手が話しかけてくれるのを待つ
3.そんな二人に助け舟が(「交友関係」に記載のある知り合いが助け舟を出します)
4.自由安価

↓2

851: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/12(水) 21:48:46.79 ID:TJEnPTxvO
1

852: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 21:53:24.01 ID:36KcARv8o


晴明(……い、いつまでも膠着状態でいちゃいけないよね)

   (自分から話しかけてみなきゃ、何も変わらない……と、思う。思う。確証は無い)

   (でも、だ。私だって、この一週間前後で随分変われた、んじゃないかって思ってるようなそうでもないような)

   (……ど、どっちにしたってやってみなきゃ分からん! やるぞぉ……!)



晴明「あ、あ ↓ のォ ↑ !?」

?「!?」ビクビクゥッ!


晴明(声めっちゃ裏返ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!)


854: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 21:59:32.89 ID:36KcARv8o


晴明「すっ、すみ、すみすみ、すみません……!」

?「え、い、いえ、べ……別にな、なんとも」

晴明「な、何か、その。よ、用事でも……あ、あるのか、なんて、思ったり、して、その、はい……」

   「さ、さっきからこっちを……見てましたけど、な、何か用、かなぁ、って……」

?「え? あ、その……な、なんていうか、えっと……」

  「誰か、入って来たなーって思って、その、そっち見たら……」

  「なんだか、自分と似た雰囲気の人が来たなぁ、って……」

晴明「……え、と。た、確かにその……」

   「お互い色々と言葉が足りないことは、り、理解できますけど」


晴明(我ながらこの会話面倒くさいなぁ!?)

855: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 22:06:32.10 ID:36KcARv8o


晴明(見た目から、大人しそうな人だなぁ……)

   (同じ階で頻繁に見るから、多分同じ学年だろうけど)

   (しかし、この喋り方は似すぎだろ……)


?「あの、ど、どちら様……?」

晴明「……え、えと。この学校の、その、一年で……安倍、晴明……って、言います、はい」

   「あの、あなたは……?」

?「あっ、と、その、お、同じ学年の……琴吹奏」

奏「しゅっ、趣味は音楽、で、夢は音楽家っ、特技は楽器の演奏っ、だよ、です!」

晴明「え、と。その、そ、そこまでは……聞いて、ない、です。はい」

奏「えっ、あ。ご、ごめん……」

晴明「い、いえ、いえ、その、こちらこそ、差し出がましい真似を……」

860: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 22:15:44.70 ID:36KcARv8o


晴明(えっと……また別の相違点だけど。私は基本、話し言葉が敬語ってか丁寧語になるのに対して)

   (奏さんは距離感計りかねて言葉遣いどうするか分かってない状態っぽい。でも、基本はああいう口調なのかな)

   (……あれだな。脳から出力するのに凄まじい労力がかかるから、結果的に考えたことが口を突いて出る感じ)

   (私は、どっちかって言うとちょっと話し方が暗くなっちゃうけど……奏さんは焦りで口が滑ってる)

   (でも、傍から見ればあんまり変わらないなこりゃ)


晴明「しゅ、趣味が……その、音楽、って……その。どんなことを……?」

奏「え、えっとね。劇場で、ほら、たまに、演奏会とか、したり……」

  「寮の中でも、防音の部屋があったりするから、そこで、やったり……」

晴明「……ええと。た、例えば、どういう、楽器を……」

奏「んっとね……」


奏が演奏している楽器は?

1.鍵盤楽器
2.弦楽器
3.管楽器
4.自由安価

↓2

862: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/12(水) 22:17:24.68 ID:7+X/BERCO
2

869: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 22:23:27.15 ID:36KcARv8o


奏「げ、弦楽器が、得意、かな……」

晴明「……弦楽器」


晴明(ええっと……ど、どんなものだ? 大まかにしか思い浮かばないんだけど……)

   (ギターとか? でもそういうのをバリバリ弾いてる姿って想像できないな)


奏「え、えっとね、弦楽器なら、べ、勉強してるから……全般、できる、よ?」

  「す、好きなのは、ハープ、とか、チェロ、だけど。ぎ、ギターも、弾こうと思えば、いけるっ」グッ

晴明「す……すごい、ですね……」


晴明(小学校の時に発表会でトライアングル叩いてた記憶しかねえ)

870: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 22:26:52.05 ID:36KcARv8o


奏「せ、晴明ちゃん、は……どういう感じ?」

晴明「……え。ど、どういう、って……いうと」

奏「しゅ、趣味とか、特技、とかっ」


  趣味:BL本収集とホ ネタ探し
  特技:スニーキング


晴明「 」

奏「え? え? な、何か私、悪いこと、言ったかな?」

晴明「……う、ううん、そ、その、色々あって……」


874: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 22:33:08.85 ID:36KcARv8o


晴明(ま……ズい……! こ、この子も相当なピュアっ子!)

   (北条君と同レベル……とまでは言わん! だが、こ、これはヤバい……)

   (コウノトリが赤ちゃんを運んでくる云々下卑た云々じゃないが……)

   (ここで私の趣味を暴露するのは、牛乳に泥水でも流し込むようなもの!)

   (と……特技、何か私に特技は無かったっけ……!?)

   (隠密行動は気付いたら習得してたようなもんだし……)

               ※ 劇場から無事に帰宅したことで習得

   (スニーキング以外! 何か思い当たる特技と、あと趣味とか……!)



BLとかスニーキング以外の晴明ちゃんの特技や趣味

↓2~3くらい

876: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/12(水) 22:35:14.43 ID:0U3+XENj0
デュエル!

877: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/12(水) 22:37:09.54 ID:XA8FBPrq0
趣味は読書です(迫真)

883: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 22:43:13.52 ID:36KcARv8o


晴明「……あとは、その。デュエル、とか。よく……します、ね」

   「デッキを……考えたり、どんなカードを、入れるか……考えたりを、頻繁に」

奏「なるほどっ、それも……そういえば、そうなる、のかな?」

  「それなら、その、わ、私も、デュエル……趣味、だよっ」


晴明(眩しい)


晴明「……特技、は……暗算、と。絵……です」

奏「えと、えと。絵が、上手い?」

晴明「」コクン

奏「」パァァァ


晴明(まぶちい)

885: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 22:44:03.32 ID:36KcARv8o
忘れてた。>>883の前にこれね




晴明「」ティン!


晴明「趣味は読書です」

奏「そ、そうなんだ? え、と。その、言葉遣いが、ちょっと、さっきと、違う、ような?」

晴明「読書です(迫真)」

奏「アッハイ」


晴明(とりあえずこうして押し通しておこう……ど、読書なことは事実だし!)


887: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 22:53:23.51 ID:36KcARv8o


奏「ってことは、その、頭、良い、方、ってことかなっ」

晴明「ん……ど、どう、でしょう。と、特待生……扱い、ですけど……」

奏「わあっ……す、すごいね、その。何て言ったらいいか、分かんないけど……その、すごいねっ」

晴明「……でも、その。成績を、保たないと……です、ね」

奏「あっ、そ、そういえば。ざ、在学中、も、いい成績出さないと、いけなかったっけ」

  「でも、すごいなっ、て思って。その、私、あんまり、成績の維持、とか。苦手だから……」

晴明「……え、えっと……ですね。その、琴吹さんが、良ければ、ですけど……」

   「べ、勉強、教えることも、できますけど」

奏「」パアァッ

889: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 22:57:19.88 ID:36KcARv8o


奏「そ、それなら。お願いしたい……かなって」

  「あ、で、でも、その、晴明ちゃんのお邪魔になったら……」

晴明「……ひ、人に教えることで、自分も、復習できるから……大丈夫、ですよ」

   「……それに……りょ、寮に、私、あんまり友達、いないですし……」

   「琴吹さんが、良ければ……教えるのも、大丈夫。です。はい」

奏「そ、それじゃあお願いしようかなぁ……」

  「わ、私も、あんまり、友達……いない、から」


晴明(シンパシーを感じた理由の根幹が見えた気がするぞぉ)

891: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 23:01:19.66 ID:36KcARv8o


晴明(さて、琴吹さんと一緒に勉強する約束を取り付けたわけだけど)

   (お互いある意味でデュエルが趣味だということで、ここでデュエルを挑むこともできるね)

   (勿論、挑まなくてもいい。実際のところ、今やらなきゃならないって理由は無いしね)

   (あ、そうそう。こうして約束したおかげで、次に琴吹さんと交流すると好感度の上りが良さそうだよ)


※ 「琴吹奏」とのコミュでの好感度の上昇率が上昇しました


どうする?

1.デュエル
2.連絡先を交換する
3.自由安価

↓2

893: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/12(水) 23:03:11.97 ID:0U3+XENj0

895: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 23:08:57.83 ID:36KcARv8o


晴明「……あ、あの。琴吹さん」

奏「?」

晴明「……もし、その。良かったら……ですけど」

   「一緒に、デュエル……しませんか……?」

奏「えっ……」


晴明(えっ、い、嫌だったりするの!?)


奏「え、う、うんっいいよっ! や、やろ!」

晴明「……あ。うん。や、やりましょうか」


晴明(あっ、なるほど。デュエルするってことがそもそも意外だったパターンね)

   (分かるわー私も多分、同じ反応するわー)

   (…………………………同じ反応しちゃうわー)


896: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 23:12:14.53 ID:36KcARv8o

◆ 琴吹奏とデュエルを行うことになりました

◆ 5分後にデッキの選択の安価を取ります

琴吹奏
デッキ:【幻奏】


晴明所持デッキ
【デッキ破壊】
【フェンリルハンデス】


899: ◆/7w/ijckWc 2014/11/12(水) 23:17:49.72 ID:36KcARv8o


◆ 今回のデュエルで使用するデッキを選択してください

1.【デッキ破壊】
2.【フェンリルハンデス】

↓2


901: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/12(水) 23:18:32.40 ID:r1Ozl/Nco
2

930: ◆/7w/ijckWc 2014/11/17(月) 21:11:26.36 ID:WOmVqTy0o


◆ 寮内 デュエルスペース


奏「そ、それじゃ、そ、そろそろ、デュエル、やろっか」

晴明「……う、うん。は、始めま、しょう」 カシャコン

奏「せ、先攻、私から、みたいだねっ」

  「それじゃあ、お、お先に……」

晴明「……え。ど、どうぞどうぞ」


932: ◆/7w/ijckWc 2014/11/17(月) 21:15:13.37 ID:WOmVqTy0o


奏「私のターン……」 手札:5

  「私は、げ、《幻奏の音女アリア》を、召喚するよっ」


《幻奏の音女アリア/Aria the Melodious Diva》

効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1600/守1200
(1):特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの「幻奏」モンスターは効果の対象にならず、
戦闘では破壊されない。


晴明(「幻奏」モンスター……。音楽繋がり、ってことなのかな)

奏「さ、更に、《幻奏の音女カノン》を、自身の効果で、特殊、召喚っ」


《幻奏の音女カノン/Canon the Melodious Diva》

効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1400/守2000
「幻奏の音女カノン」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):自分フィールドに「幻奏」モンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):1ターンに1度、自分フィールドの「幻奏」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの表示形式を変更する。


933: ◆/7w/ijckWc 2014/11/17(月) 21:18:52.26 ID:WOmVqTy0o


奏「に、二体の、天使族モンスターで、オーバーレイっ」

晴明「……!」

奏「《フェアリー・チア・ガール》を、エクシーズ、召喚っ!」


《フェアリー・チア・ガール/Fairy Cheer Girl》

エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/天使族/攻1900/守1500
天使族レベル4モンスター×2
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキからカードを1枚ドローする。
「フェアリー・チア・ガール」の効果は1ターンに1度しか使用できない。


奏「ち、チアガールの、ORUを取り除い、て……ど、ドローするね」 手札:3→4


934: ◆/7w/ijckWc 2014/11/17(月) 21:23:05.55 ID:WOmVqTy0o


奏「それじゃあ、カードを2枚セット、して、ターンエンド」

晴明「……私のターン、です」 手札:5→6

   「私は……《アトランティスの戦士》の効果を、発動……します」


《アトランティスの戦士/Warrior of Atlantis》

効果モンスター
星4/水属性/水族/攻1900/守1200
このカードを手札から墓地へ捨てて発動できる。
デッキから「伝説の都 アトランティス」1枚を手札に加える。


晴明「デッキから、《伝説の都 アトランティス》を……手札に。そして……アトランティスを、発動します」


《伝説の都 アトランティス/A Legendary Ocean》 †

フィールド魔法
このカードのカード名は「海」として扱う。
このカードがフィールド上に存在する限り、
フィールド上の水属性モンスターの攻撃力・守備力は200ポイントアップする。
また、お互いの手札・フィールド上の水属性モンスターのレベルは1つ下がる。


935: ◆/7w/ijckWc 2014/11/17(月) 21:26:53.80 ID:WOmVqTy0o


晴明(これで手札のモンスターも含め、水属性モンスターのレベルが1つ下がる……)

   (これを利用するのがアトランティスの基本戦術、だったよね)


晴明「……私は、《ギガ・ガガギゴ》を、通常召喚、します」


《ギガ・ガガギゴ/Giga Gagagigo》
通常モンスター
星5/水属性/爬虫類族/攻2450/守1500


奏「えっ……え、そ、そのモンスター、レベル5じゃ」

晴明「……あ、アトランティスの効果で、手札の水属性モンスターのレベルは、下がってます」

   「なので、レベル5の……ギガ・ガガギゴは、通常召喚……可能です」


936: ◆/7w/ijckWc 2014/11/17(月) 21:30:51.66 ID:WOmVqTy0o


晴明「更に……アトランティスの効果で、攻守が……200ポイント、上昇」


《ギガ・ガガギゴ》
攻2450/守1500→攻2650/守1700


晴明(ここは、攻めてみるところかな)


晴明「……バトル。ギガ・ガガギゴで……チア・ガールを攻撃」

奏「っ」


ズガァァァン!


奏LP:4000→3250


937: ◆/7w/ijckWc 2014/11/17(月) 21:34:08.75 ID:WOmVqTy0o


晴明「……カードを1枚、セットして……ターンエンド、です」

奏「いたた……あっ、わ、私のターンっ」 手札:2→3

  「えっと、わ、私の場に、モンスターがいない、から、《独奏の第1楽章》を発動するねっ」


《独奏の第1楽章/1st Movement Solo》

通常魔法
「独奏の第1楽章」は1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分は「幻奏」モンスターしか特殊召喚できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。
手札・デッキからレベル4以下の「幻奏」モンスター1体を特殊召喚する。


奏「こ、この効果で、《幻奏の音女セレナ》を、特殊召喚っ!」


《幻奏の音女セレナ/Serenade the Melodious Diva》

効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻 400/守1900
(1):天使族モンスターをアドバンス召喚する場合、
このカードは2体分のリリースにできる。
(2):このカードが特殊召喚に成功したターン、
自分は通常召喚に加えて1度だけ、
自分メインフェイズに「幻奏」モンスター1体を召喚できる。


938: ◆/7w/ijckWc 2014/11/17(月) 21:38:24.06 ID:WOmVqTy0o


奏「そ、そして、《幻奏の音女ソナタ》を、自身の効果で……特殊、召喚っ」


《幻奏の音女ソナタ/Sonata the Melodious Diva》

効果モンスター
星3/光属性/天使族/攻1200/守1000
(1):自分フィールドに「幻奏」モンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの天使族モンスターの攻撃力・守備力は500アップする。


奏「特殊召喚、された、ソナタがいると……て、天使族の、攻守が上昇……するよ」

《幻奏の音女セレナ》
攻 400/守1900→攻 900/守2400

《幻奏の音女ソナタ》
攻1200/守1000→攻1700/守1000


939: ◆/7w/ijckWc 2014/11/17(月) 21:41:42.85 ID:WOmVqTy0o


晴明(……確か、「幻奏」は特殊召喚テーマ)

   (今の段階だとまだまだ本領は発揮されてないみたいだけど……)

   (……一体どうなるんだろう)


奏「せ、セレナは、天使族モンスターのアドバンス召喚をする時に、二体分になれるよ」

  「二体分のリリースにして、《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》を、あ、アドバンス召喚っ!」


《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ/Shopina the Melodious Maestra》

効果モンスター
星7/光属性/天使族/攻2300/守1700
このカードの効果を発動するターン、
自分は光属性以外のモンスターの効果を発動できない。
(1):1ターンに1度、自分の墓地の
天使族・光属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。


キィィィィ――――――ン


《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》

攻2300/守1700→攻2800/守2200


940: ◆/7w/ijckWc 2014/11/17(月) 21:45:18.05 ID:WOmVqTy0o


晴明(……サルベージ効果を持ったモンスター!)


奏「ふ、フランソワの効果で、カノンを、手札に加えるねっ」


墓地→手札
《幻奏の音女カノン》


奏「い、今は、特殊召喚……いい、かな。こ、このままバトルだよっ」

  「フランソワで、ギガ・ガガギゴに攻撃っ!」


晴明(……!)


ズシャアアアアアアァッ!


晴明 LP:4000→3850


941: ◆/7w/ijckWc 2014/11/17(月) 21:48:28.27 ID:WOmVqTy0o


奏「こ、これでダイレクトアタックが……通る、かな?」

晴明「……げ、《激流蘇生》を、発動します」


《激流蘇生/Torrential Reborn》

通常罠
自分フィールド上の水属性モンスターが
戦闘またはカードの効果によって破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
その時に破壊され、フィールド上から自分の墓地へ送られたモンスターを全て特殊召喚し、
特殊召喚したモンスターの数×500ポイントダメージを相手ライフに与える。
「激流蘇生」は1ターンに1枚しか発動できない。


晴明「……今、戦闘で……破壊された、ギガ・ガガギゴを、蘇生します」

墓地→場
《ギガ・ガガギゴ》

晴明「更に……この効果で蘇生したモンスター、1体につき、500ポイントの……ダメージです」

奏「あう」 LP:3250→2750


942: ◆/7w/ijckWc 2014/11/17(月) 21:51:05.50 ID:WOmVqTy0o


奏「う、うーん。じゃあ、このまま、ターンエンド……だね」

晴明「……じゃあ、私の、ターン……です」  手札:3→4


晴明(さて、とりあえず、ここまでの流れは握れた、のかな?)

   (うーん……ビートダウン、あんまり使ったことが無いから、よく分からないなぁ)

   (デュエルモンスターズの基本ではあるんだけどね。元々がデッキ破壊ばっかり使ってたし……)

   (……なんていうか、私は攻撃よりも防御の方が得意なのかもね)

   (さて、現状の問題は、フランソワがいることかな)

   (琴吹さんのデッキは光属性で固めてるだろうし、効果の発動に問題は無い。毎ターン使ってくる)

   (で、今の時点でギガ・ガガギゴを破壊できる2800の攻撃力があって……)

   (たとえ次にソナタを破壊しても、もう一度回収して戻してくるだろうし……どうしたらいいかな?)



1.《海竜-ダイダロス》を召喚し、全体破壊を敢行
2.《深海のディーヴァ》を召喚して、シンクロ召喚を狙う
3.魔法・罠カードを駆使して対処する


五分後にこの選択肢で安価取ります

947: ◆/7w/ijckWc 2014/11/17(月) 21:57:31.45 ID:WOmVqTy0o
選択肢

1.《海竜-ダイダロス》を召喚し、全体破壊を敢行
2.《深海のディーヴァ》を召喚して、シンクロ召喚を狙う
3.魔法・罠カードを駆使して対処する

↓2

949: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/17(月) 22:01:12.94 ID:LywcxPyY0
1

954: ◆/7w/ijckWc 2014/11/18(火) 23:38:07.40 ID:TTTidFxNo
埋めついでの小ネタ




○ 主人公以外の交流


◆公立校の一角


男子生徒「うわぁぁぁぁぁぁ!」 LP:2200→0 ピィ――――

祝呼「はい、こんなところね。残念だけど、あの話は無かったことにして頂戴」

男子生徒「ぼ、僕じゃダメですか……」

祝呼「ごめんなさい。今のあなたじゃ琴線に触れないの。もう少し自分を磨いたら……ね」

男子生徒「はい……」


スタスタスタ…


955: ◆/7w/ijckWc 2014/11/18(火) 23:38:54.82 ID:TTTidFxNo


楓「もう少し自分を磨いたらね……(キリッ」

清子「ブフォッwwwwwウェwwwwww」

祝呼「馬鹿にしてんのかアンタら」


956: ◆/7w/ijckWc 2014/11/18(火) 23:44:07.52 ID:TTTidFxNo


楓「いや、だって……ウチの店であんだけ変 してるシューコが良い女みたいなこと気取ってさ」

  「どこぞの映画女優みたいなこと言い出したらそりゃー笑うって、ねえ?」

祝呼「う、うるさいわね!」

清子「いや、お前そもそも普段の言動から否定できるのかよ」

祝呼「日常と学校と違ってて何か問題でもある!?」

清子「いや、無いけどさ。シューコの場合、その……」

   「学校だと高嶺の花気取ってるけど、一皮剥けるとド変 だし」

祝呼「往来で変 変 言わないでちょうだい」


957: ◆/7w/ijckWc 2014/11/18(火) 23:44:53.89 ID:TTTidFxNo


楓「だいいち、シューコの琴線に触れるのって誰よー」

清子「ほら、大会の時のさ。あの……氷華さん。シューコの場合あの人じゃ?」

楓「あ、あとせーちゃんがいたか。どうなのさシューコー」

祝呼「ああもううっさい! 確かにその二人は気に入ってるけども!」

楓「やっぱ気に入ってんじゃん。でも二人とも全然タイプ違うよね」

清子「てか、せーちゃんって……晴明だろ? アンタまた女に目ェ付けたのかよ……」

祝呼「惹かれるものは仕方がない、でしょう?」

楓「(キリッ」

祝呼「いっぺん殴ってもいい?」


958: ◆/7w/ijckWc 2014/11/18(火) 23:45:53.95 ID:TTTidFxNo


祝呼「仕方がないじゃない……というかね、私の惹かれる相手っていうのは、一定の条件があるの」

楓「って言うと?」

祝呼「そうね、私を手玉に取れるほど、精神的に上回った立場にあるか……」

   「可愛いかよ」

清子「おい後半」

祝呼「仕方ないじゃない! 可愛いは正義!」

楓「まー、せーちゃんは基本あうあうおどおどな感じで可愛いのは分かるけどさ」

清子「あたしは付き合い浅いからよく分かんないけど……言われてみれば確かにな」

   「愛玩犬みたいな扱いされててもおかしかないって感じな」


959: ◆/7w/ijckWc 2014/11/18(火) 23:46:45.66 ID:TTTidFxNo


楓「ていうかやっぱ女の子ばっかじゃん! シューコ実はレ ?」

祝呼「だから男にも興味はあるって言ってるじゃないの」

清子「その言い方だとチト卑 だな」

祝呼「そう思ったキヨが●●なのよ」

清子「ぐぬぬ」

楓「何が問題って『も』ってとこなんだけど。女メインなとこなんだけど」


960: ◆/7w/ijckWc 2014/11/18(火) 23:47:34.29 ID:TTTidFxNo


リーンゴーン


清子「んぁ。もうこんな時間か……楓、お昼奢って」

楓「何でさ!?」

清子「だって一人バイトしてるじゃん……シューコはともかく、あたしはお小遣い制だから」

楓「じゃあお小遣いの範囲で買いなよ!」

清子「いや、ちょっと欲しいカードあって」

祝呼「こらえ性が無いわね、まったく」

清子「PモンスターもA召喚関連も必要だから仕方ないだろ」

   「かと言って今のデッキ手放す気も無いし、まー因果なもんだよ」


961: ◆/7w/ijckWc 2014/11/18(火) 23:48:19.49 ID:TTTidFxNo


楓「かと言って人に奢ってもらうの前提にしないでよー……」

清子「ゴメンって、今度また返すからさ!」

   「何なら今度またあたしの方からおごるって!」

祝呼「でもキヨってもう13回奢らせてるわよね」

楓「私まだ2回しか奢ってもらってない!」

清子「」ダッ

楓「あっ、コイツ逃げた!」


◆ 公立校の三人 終了


962: ◆/7w/ijckWc 2014/11/18(火) 23:49:20.06 ID:TTTidFxNo
二つ目、闇のゲームっぽいの





◆ 路地裏


ダダダダダ……


ミカ「……」ハァハァ

???「………………」タタタタタ


ミカ(こいつ、しつこい……!)

  (“我々”の素性を知る者か……あるいは、素性など知らずにでも、イレギュラーを排除するか……)

  (どちらにしてもあの剣呑さ、あの時の少女とはまるで違う)

  (晴明……と言ったか。ええい、今思えばあのような雰囲気で敵と勘違いする馬鹿がいるか!)

  (いずれ謝らねばな……と、それよりも!) ダッ


963: ◆/7w/ijckWc 2014/11/18(火) 23:50:04.47 ID:TTTidFxNo


◆ 袋小路

ミカ「………………」

???「ここまでだな」ザッ

ミカ「………………」

???「身柄を拘束する。暴れるなよ。さもなくば―――――」


ズズズズズズズズ……


???「実力にて決着をつける」

ミカ「………………」ハァ

  「実力行使、か」


964: ◆/7w/ijckWc 2014/11/18(火) 23:51:11.53 ID:TTTidFxNo


ミカ「それこそ願ったり叶ったりだ」 ガシャッ

???「ほう、この状況から逃げないか」

ミカ「ふん、現実にダメージが発生するとでも言うのだろうが」

  「その手の文句は飽いた。伊達に斥候の任を請け負ってもいない」

  「来い、無礼者。ここで決着を付けることにしよう」

???「そうやって口だけが達者な者ほど、早死にするのだがな―――」ガシャン


    「「デュエル!」」


965: ◆/7w/ijckWc 2014/11/18(火) 23:52:21.66 ID:TTTidFxNo


???「私のターン」

    「私は手札から《火炎地獄》を発動!」

ミカ「!」


《火炎地獄/Tremendous Fire》

通常魔法
相手ライフに1000ポイントダメージを与え、
自分は500ポイントダメージを受ける。


???「ふふふ……」LP:4000→3500

ミカ「ぐっ……、貴様……!」LP:4000→3000


966: ◆/7w/ijckWc 2014/11/18(火) 23:53:08.04 ID:TTTidFxNo


???「どうしたね? 更に私は《ご隠居の猛毒薬》を発動」

    「800のダメージを喰らうがいい!」


《ご隠居の猛毒薬/Poison of the Old Man》

速攻魔法
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分は1200LP回復する。
●相手に800ダメージを与える。


ミカ「っ……あ、ぐ……!」 LP:3000→2200

???「フフ……1ターン目だと言うのに、なんというザマか」

    「盾などとほざく割には無様だな。ああ、なんという醜態か……」

ミカ「………………」


967: ◆/7w/ijckWc 2014/11/18(火) 23:53:56.06 ID:TTTidFxNo


???「まだ終わらんよ。《盗人ゴブリン》を発動」


《盗人ゴブリン/Goblin Thief》

通常魔法
相手ライフに500ポイントダメージを与え、自分は500ライフポイント回復する。


???「どうした、どうした? 顔が歪んでいるのが手に取るように分かるぞ?」 LP:3500→4000

ミカ「抜かせ……」LP:2200→1700

???「強い言葉を吐こうとするのはやめた方がいい」

     「それだけ弱く見えてしまうからな。《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》を召喚!」


《魔鏡導士リフレクト・バウンダー/Reflect Bounder》

効果モンスター
星4/光属性/機械族/攻1700/守1000
フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードが相手モンスターに攻撃された場合、
そのダメージ計算前に攻撃モンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与え、
そのダメージ計算後にこのカードを破壊する。


968: ◆/7w/ijckWc 2014/11/18(火) 23:54:48.96 ID:TTTidFxNo


ミカ「……壁モンスターか…………」

???「それだけでは終わらないよ。このモンスターに攻撃すれば、その攻撃力と同じだけのダメージを受けてもらう」

     「リフレクト・バウンダーの攻撃力は1700。相討ちを狙うにしても……その前に君のライフが尽きる」

     「さて、カードをセットしてターンエンドだ」


ミカ(兵は拙速を尊ぶ……と言うが。その論ばかりに執着してはいかんかもしれん)

  (文字通りの「拙い」結果に終わることもあるからな……)


969: ◆/7w/ijckWc 2014/11/18(火) 23:55:52.91 ID:TTTidFxNo


ミカ「私のターン」 シュッ  手札:5→6

  「私は手札からウィングスを召喚」


《光天使(ホーリー・ライトニング)ウィングス/Star Seraph Scout》

効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1200/守1800
このカードが召喚に成功した時、
手札から「光天使」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。


ミカ「更に、ウィングスの効果でセプターを特殊召喚!」


《光天使(ホーリー・ライトニング)セプター》

効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1800/守 400
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「光天使セプター」以外の「光天使」モンスター1体を手札に加える。
(2):フィールドのこのカードを含むモンスター3体以上を素材として
X召喚したモンスターは以下の効果を得る。
●このX召喚に成功した時、このカード以外のフィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、自分はデッキから1枚ドローできる。


ミカ「私はセプターの効果でブックスを手札に加える」 手札:4→5

???「エクシーズ狙いか?」


970: ◆/7w/ijckWc 2014/11/18(火) 23:56:48.75 ID:TTTidFxNo


???(無駄なことを……リフレクト・バウンダーを突破したとしても、その後ろには《魔法の筒》がある!)


《魔法の筒(マジック・シリンダー)/Magic Cylinder》

通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時、
攻撃モンスター1体を対象として発動できる。
その攻撃モンスターの攻撃を無効にし、
そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。


???(痛みに呻くがいい。苦しむがいい)

     (でなくては面白くもないからな……! このデュエルは!)


ミカ「…………ふん。この特殊召喚に成功したことで、スローネを特殊召喚!」


《光天使(ホーリー・ライトニング)スローネ》

効果モンスター(制限カード)
星4/光属性/天使族/攻 800/守2000
このカードをX召喚の素材とする場合、
モンスター3体以上を素材としたX召喚にしか使用できない。
(1):自分が「光天使」モンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。
そのドローしたカードが「光天使」モンスターだった場合、
そのモンスターを特殊召喚できる。


971: ◆/7w/ijckWc 2014/11/18(火) 23:58:00.01 ID:TTTidFxNo


ミカ「スローネの効果でカードをドロー……」 手札:4→5

  「ドローカードはスケールだ。これも特殊召喚」


《光天使(ホーリー・ライトニング)スケール》

効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1500/守 900
(1):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。
手札から「光天使」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、自分の墓地の光属性モンスター1体を選んでデッキの一番上に置く事ができる。
(2):フィールドのこのカードを含むモンスター3体以上を素材として
X召喚したモンスターは以下の効果を得る。
●X素材を持っているこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分または相手が手札からモンスターを特殊召喚する度に、
自分はデッキから1枚ドローする。
この効果は1ターンに1度しか適用できない。


ミカ「更に、スケールの効果でブックスを特殊召喚!」


《光天使(ホーリー・ライトニング)ブックス/Star Seraph Sage》

効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1600/守1400
1ターンに1度、手札の魔法カード1枚を墓地へ送って発動できる。
手札から「光天使」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。


972: ◆/7w/ijckWc 2014/11/18(火) 23:59:02.70 ID:TTTidFxNo


ミカ「スケール、スローネ、セプターの三体のモンスターでオーバーレイ! エクシーズ召喚!」

  「《ナイト・バタフライ・アサシン》ッ!」


《ナイト・バタフライ・アサシン/Night Papilloperative》

エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/戦士族/攻2600/守2000
レベル4モンスター×3
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
このカードの攻撃力はフィールド上のエクシーズ素材の数×300ポイントアップする。


???「たかが通常のエクシーズ……それも攻撃力上昇効果だと?」

     「笑わせてくれるな」

ミカ「抜かせ。セプターの効果発動!」

  「エクシーズに成功した時、破壊効果を得る。そのセットカードを破壊してもらう!」

???「何っ!?」


973: ◆/7w/ijckWc 2014/11/18(火) 23:59:53.21 ID:TTTidFxNo


場→墓地
《魔法の筒》


???「だが、まだリフレクト・バウンダーは……!」

ミカ「セプターの効果でカードを破壊後、カードを1枚ドロー」 手札:3→4

  「……まさかこの効果を使うことがあろうとはな。ブックスの効果を発動!」

  「手札の《貪欲な壺》を墓地に送り、手札からソードを特殊召喚!」

《光天使(ホーリー・ライトニング)ソード/Star Seraph Sword》

効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1400/守1000
1ターンに1度、手札の「光天使」と名のついた
モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで、
墓地へ送ったモンスターの元々の攻撃力分アップする。


974: ◆/7w/ijckWc 2014/11/19(水) 00:00:34.95 ID:fXC7GUiQo


ミカ「――――ソード、ブックス、ウィングスでオーバーレイ!」

  「光臨せよ、グローリアス・ヘイローッ!」


《No.102 光天使グローリアス・ヘイロー/Number 102: Star Seraph Sentry》

エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/天使族/攻2500/守2000
光属性レベル4モンスター×3
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力を半分にし、その効果を無効にする。
フィールド上のこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカードのエクシーズ素材を全て取り除く事ができる。
この効果を適用したターン、自分が受ける戦闘ダメージは半分になる。



???「おお、これがナンバーズ……!」

     「お前たちには勿体ないほどの美しさ……! これを、これこそを……!」


975: ◆/7w/ijckWc 2014/11/19(水) 00:01:35.63 ID:fXC7GUiQo


ミカ「黙っていろ。ヘイローのORUを取り除き、バウンダーの攻撃力を半分とする」


《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》
攻1700→攻850


ミカ「更に、この効果を受けたモンスターの効果を無効にする!」

???「な……何ぃ!?」

ミカ「侮ったな。アサシンのORUを取り除き、効果発動!」

  「場のORUの数だけ攻撃力を上昇させる。ヘイローを含め、その数は4……」

  「つまり、攻撃力は1200アップする!」


《ナイト・バタフライ・アサシン》
攻2600→攻3800


???「な……く、くそっ……!!」


976: ◆/7w/ijckWc 2014/11/19(水) 00:02:21.58 ID:fXC7GUiQo


ミカ「自らの腕に驕る者はだから脆い」

  「確かにバーンは有効だが、それだけで勝てるものとも思うな」

  「……ま、言ったところで詮無いことだな。幕を引こう」

  「行け」


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!


???「ぐわああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」 LP4000→ 0 ピィ―――――!


977: ◆/7w/ijckWc 2014/11/19(水) 00:03:39.87 ID:fXC7GUiQo


ドサッ…


ミカ「……気を失ったか」

  「まったく、物騒なものだ。よりにもよってヤツが寝込んでいる時に……」

  「いや、言っても仕方のないことだな。まったく、いつになればこのようなことを終えられるのか……」

  「……このような状況に彼女を放り込むわけにもいかんな」

  「争いなどに巻き込むわけにもいかん、彼女が路地裏に来るなら、厳戒態勢を取るべきだろうな」

  「まったく、難儀なものだ」バサッ


スタ…スタ…スタ…スタ…



◆「闇のゲーム」風、終わり


982: ◆/7w/ijckWc 2014/11/23(日) 23:45:14.75 ID:86iLnV4do

◆ 氷華さんの一日


5:00 起床

アイスクリーム屋の朝は早い。
氷華が女性であり、いち店舗を受け持つ経営者であり、人前に立つからこそ、身だしなみを整えることを忘れてはならなかった。
女性の準備は長い。この時間に起きなければ準備など終えられない


6:30 取引先との電話

氷華は経営者である。と同時に、アイスクリームを作ると言う一分野においては職人でもある。
バニラアイスというシンプルなものを作るからこそ、それを極めていくことが肝要だと氷華は思っている。
そして、原材料に拘った結果、自ら仕入れを行うという結論に落ち着くことになった。
開店は9時。それまで氷華は奔走し続ける。


983: ◆/7w/ijckWc 2014/11/23(日) 23:46:44.90 ID:86iLnV4do

8:00 出社

アイスバーンの店員は少ない。氷華自身が見定めたこれという人間だけを採用していることもあるが、
専用の車で販売するという形態をとっている以上、少人数に抑える以外に方法が無いのだ。
だが、それでも売れるし利益は出る。むしろ繁盛していると言ってもいい。
それでも各所に支店を出したり、店の規模を大きくしないのは、彼女自身が己を知っているからだろう。


9:00 開店

9時丁度、アイスバーンは開店する。時には氷華も矢面に立って販売を行う。
見目麗しい女性が街頭に立っていることもあり、売れ行きはいつでも好調だと言ってもいい。
その後、3時間ほど売り続けることになる。


984: ◆/7w/ijckWc 2014/11/23(日) 23:48:10.62 ID:86iLnV4do


12:30 昼食

アイスクリーム専門店という都合上、繁忙期というのはある程度予想できる。
単純にはデザートが欲しい時間帯。例えば10時であったり、15時であったり、ちょうど間食の欲しくなる時間帯はそうだと言える。
ただ、それでも食後すぐにデザートが欲しくなるという人も多い。氷華は5分で食事を終えてさっさと店頭に戻る。


18:00 閉店

その後、夕食前の時間帯に閉店する。夜になればクルセイダーの巡回が多く、人通りも少なくなるためだ。
外食に出る親子連れなどもいないではないが、絶対数は少なく、売り上げも見込めない。
この時間から、氷華は注文販売の集計と荷造りを始める。大概にして彼女の自宅で荷造りは行われている。


985: ◆/7w/ijckWc 2014/11/23(日) 23:49:25.63 ID:86iLnV4do


20:00 夕食

荷造りを終え、翌日のための準備を終えると夕食を取る。朝、昼の食事が粗末なことの反動か、夕食に限っては量・質共に充実している。
この時間から顧客のニーズを捉えるため、流行を探るべく情報収集にいそしむ。
なお、この時間から主に音繰路祝呼からの電話が増える。


21:00 風呂

たっぷり1時間かけて風呂に入る。美容と健康のためには必要なことだと言う。
――――なお、ここまで兎耳は一瞬たりとも外れていない。


22:00 就寝準備

ここでようやく兎耳が外れる。なお、これは一瞬のことで、次の瞬間には別の兎耳にすり替わる。
同じものを一日中装着しておくわけにもいかないが、しかし兎耳を装着していなければ落ち着かないらしい。


986: ◆/7w/ijckWc 2014/11/23(日) 23:50:08.52 ID:86iLnV4do


23:00 就寝

就寝。翌日も5時から起床する運びになる。
なお、アイスバーンは毎週火曜日が定休であり、それ以外はほぼこの生活サイクルを保っている。


祝呼「――――と、ここまで調べたんだけど」

晴明「こわい」

楓「ストーカーかアンタは」


◆ 氷華の一日 完


988: ◆/7w/ijckWc 2014/11/24(月) 00:25:25.80 ID:hylUjYKho

◆ 融合とエクシーズ

 * カードショップ「スイッチ」


晴明「………………」

祝呼「あら、どうしたのせーちゃん、そんなに難しい顔して」

晴明「……あ、シューコさん。あの、えと……こ、この前、から……シンクロ、も。使うようになって……」

祝呼「ええ。ディーヴァを使ったシンクロね」

楓「今のとこせーちゃんとこのはあんまり種類は無いけどねー」


989: ◆/7w/ijckWc 2014/11/24(月) 00:26:29.58 ID:hylUjYKho

晴明「……それで、思った、ん……ですけど。それ、以外の……召喚方法」

   「融合、と……エクシーズ、と。どっちが、どう、強いのかな……って」

祝呼「儀式の方が強いわ」

清子「アドバンス召喚のが強い」

楓「説明になってないじゃん」

清子「つったって、人によるとしか言えないじゃん。あたしもメインはアドバンス召喚だし」

祝呼「ま、エクシーズの利点は汎用性よね。特殊なカードが無くても出せるんだから」


990: ◆/7w/ijckWc 2014/11/24(月) 00:27:15.27 ID:hylUjYKho


楓「どうしても融合はそれ専用にデッキ組まなきゃいけないしね」

  「エクシーズはある程度どんなデッキにも入るし……」

祝呼「劣る、とかそういうわけじゃないのだけれど。特化すべきではあるわね」

晴明「はあ……」

清子「晴明は基本、ああいうの使わないっぽいしな」

   「というかあたしらの周囲に融合使いっているか?」

祝呼「……いる。かもしれないけれど……」

楓「エクシーズ使いとか、それ以前にまずそういうの必要無い人が圧倒的に多いよね……」


991: ◆/7w/ijckWc 2014/11/24(月) 00:28:22.13 ID:hylUjYKho


清子「そういえば、エクシーズはだいたい召喚方法統一されてるようなもんだけど」

   「融合モンスターに関しては結構特殊な召喚条件のモンスターが多いよな」

祝呼「ああ……『剣闘獣』とかね」

楓「融合要らずの融合モンスター。なんていうか矛盾してるよね」

晴明「……そ、その、発展が……エクシーズ、と、シンクロ、では」

楓「ああ……ま、でも今はかなり様態も変わってるしねー……」

  「融合モンスターって『シンクロにもエクシーズにも属さないモンスター』の総称みたいになってる気はするけど」


992: ◆/7w/ijckWc 2014/11/24(月) 00:29:09.97 ID:hylUjYKho


晴明「……そ、それで。結局、その、どっち、が……」

祝呼「分からないわ」

楓「分からないねー」

清子「分からん」

晴明「…………えー……」

祝呼「融合使いでも身近にいれば違ったかもしれないけれど」

清子「別に優劣競ったってな。カードプールの更新で強さも変わるし」

楓「結局は、自分の使ってるものが最強ってことにしとこうよ」

晴明「……えー……」

◆ 融合とエクシーズ 完


引用元: 【遊戯王】主人公「荒れ果てた世界でデュエルする」【安価・コンマ】